JPH0820116A - インクタンクの製造方法 - Google Patents
インクタンクの製造方法Info
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- JPH0820116A JPH0820116A JP6155076A JP15507694A JPH0820116A JP H0820116 A JPH0820116 A JP H0820116A JP 6155076 A JP6155076 A JP 6155076A JP 15507694 A JP15507694 A JP 15507694A JP H0820116 A JPH0820116 A JP H0820116A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インク保持部材として、タンク本体内に収容
可能かつ種々のインクに対する保存適性をもたせること
が可能な繊維を用い、それをタンク本体内に簡易に収容
してインクタンクを製造することができるインクタンク
の製造方法を提供すること。 【構成】 製造装置20によって連続的に製造される繊
維Fを容器11内に導いて収容させた後、容器11に蓋
12を接合してタンク本体10を構成する。
可能かつ種々のインクに対する保存適性をもたせること
が可能な繊維を用い、それをタンク本体内に簡易に収容
してインクタンクを製造することができるインクタンク
の製造方法を提供すること。 【構成】 製造装置20によって連続的に製造される繊
維Fを容器11内に導いて収容させた後、容器11に蓋
12を接合してタンク本体10を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タンク本体内に収容さ
れてインクを保持するインク保持部材として、繊維が用
いられたインクタンクの製造方法に関するものである。
れてインクを保持するインク保持部材として、繊維が用
いられたインクタンクの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインク記録に用いられるインクタ
ンク(ヘッドに一体化またはタンク単体が変換型)とし
て実用化されているものは、主としてインクタンク内部
を単一または複数のスポンジで充填せしめたものがあ
る。一般にスポンジ孔径は、80μm〜200μmの範
囲内のものが多く、タンク内部に占めるスポンジ自体の
容積も多い。従って、与えられたインクタンク内容量に
対してインク量を増加するにもスポンジ存在があるた
め、大幅な増加ができない。また、スポンジ内部に残っ
たまま、記録に使用できないインク量の減少にも限界が
ある。
ンク(ヘッドに一体化またはタンク単体が変換型)とし
て実用化されているものは、主としてインクタンク内部
を単一または複数のスポンジで充填せしめたものがあ
る。一般にスポンジ孔径は、80μm〜200μmの範
囲内のものが多く、タンク内部に占めるスポンジ自体の
容積も多い。従って、与えられたインクタンク内容量に
対してインク量を増加するにもスポンジ存在があるた
め、大幅な増加ができない。また、スポンジ内部に残っ
たまま、記録に使用できないインク量の減少にも限界が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インク保持
部材として用いられる多孔質体は、予め、所定の形状に
成形されているため、それを圧縮してタンク本体内に収
容したときに、その多孔質体の外表面がタンク本体の内
面に完全に沿った形態とならず、それらの間に隙間が生
じて、その部分にて所期の毛管現象が生じなくなるおそ
れがある。また、多孔質体としてのウレタンフォーム
は、インクの性質によっては保存適性が好適でない場合
があり、収容するインクの種類を制限することがある。
部材として用いられる多孔質体は、予め、所定の形状に
成形されているため、それを圧縮してタンク本体内に収
容したときに、その多孔質体の外表面がタンク本体の内
面に完全に沿った形態とならず、それらの間に隙間が生
じて、その部分にて所期の毛管現象が生じなくなるおそ
れがある。また、多孔質体としてのウレタンフォーム
は、インクの性質によっては保存適性が好適でない場合
があり、収容するインクの種類を制限することがある。
【0004】本発明の目的は、インク保持部材として、
タンク本体内に収容可能かつ使用されるインクの種類を
制限することなく保存適性をもたせることが可能な繊維
を用い、それをタンク本体内に簡易に収容してインクタ
ンクを製造することができるインクタンクの製造方法を
提供することにある。
タンク本体内に収容可能かつ使用されるインクの種類を
制限することなく保存適性をもたせることが可能な繊維
を用い、それをタンク本体内に簡易に収容してインクタ
ンクを製造することができるインクタンクの製造方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、タンク本体内に、インクを保持可能な繊維が収容さ
れたインクタンクの製造方法であって、前記繊維を前記
タンク本体の内部に収容する際に、前記繊維を繊維製造
装置によって連続的に製造しつつ、該繊維を前記タンク
本体内に導くことを特徴とする。
は、タンク本体内に、インクを保持可能な繊維が収容さ
れたインクタンクの製造方法であって、前記繊維を前記
タンク本体の内部に収容する際に、前記繊維を繊維製造
装置によって連続的に製造しつつ、該繊維を前記タンク
本体内に導くことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクタンクの製造方法において、前記繊維製造装置
から連続的に製造される繊維を一旦貯留してから前記タ
ンク本体内に導くことを特徴とする。
のインクタンクの製造方法において、前記繊維製造装置
から連続的に製造される繊維を一旦貯留してから前記タ
ンク本体内に導くことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、予め前記繊維を帯状の集合体に集合さ
せておき、該帯状の集合体を折り畳んで前記タンク本体
内に入れ込むことを特徴とする。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、予め前記繊維を帯状の集合体に集合さ
せておき、該帯状の集合体を折り畳んで前記タンク本体
内に入れ込むことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、予め前記繊維を集合させて集合体を成
しておいてから、該集合体を前記タンク本体内に所定数
入れ込むことを特徴とする。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、予め前記繊維を集合させて集合体を成
しておいてから、該集合体を前記タンク本体内に所定数
入れ込むことを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、予め、前記インクを透過可能な袋体の
内部に前記繊維を収納させておいてから、該袋体を前記
タンク本体内に所定数入れ込むことを特徴とする。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、予め、前記インクを透過可能な袋体の
内部に前記繊維を収納させておいてから、該袋体を前記
タンク本体内に所定数入れ込むことを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、内部に前記繊維を通すガイド通路が形
成されたガイド体を用い、前記ガイド体における前記ガ
イド通路の開口部を前記タンク本体内に位置させてか
ら、前記ガイド通路を通して前記繊維を前記タンク本体
内に導くことを特徴とする。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、内部に前記繊維を通すガイド通路が形
成されたガイド体を用い、前記ガイド体における前記ガ
イド通路の開口部を前記タンク本体内に位置させてか
ら、前記ガイド通路を通して前記繊維を前記タンク本体
内に導くことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、内部に前記繊維の集合体を保持可能な
保持部が形成されたガイド体を用い、前記保持部に前記
繊維の集合体を保持させてから、前記ガイド体と前記タ
ンク本体とを接近させた後、前記保持部に保持された前
記繊維の集合体を前記タンク本体内に移すことを特徴と
する。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体の内部
に収容する際に、内部に前記繊維の集合体を保持可能な
保持部が形成されたガイド体を用い、前記保持部に前記
繊維の集合体を保持させてから、前記ガイド体と前記タ
ンク本体とを接近させた後、前記保持部に保持された前
記繊維の集合体を前記タンク本体内に移すことを特徴と
する。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製造方
法において、前記繊維としてポリオレフィン系材料によ
って成る繊維を用いることを特徴とする。
3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製造方
法において、前記繊維としてポリオレフィン系材料によ
って成る繊維を用いることを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6,7または8に記載のインクタンクの製
造方法において、前記繊維として外径が異なる2種以上
の繊維を前記タンク本体内に収容することを特徴とす
る。
3,4,5,6,7または8に記載のインクタンクの製
造方法において、前記繊維として外径が異なる2種以上
の繊維を前記タンク本体内に収容することを特徴とす
る。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項1,
2,3,4,5,6,7または8に記載のインクタンク
の製造方法において、前記繊維として断面形状が異なる
2種以上の繊維を前記タンク本体内に収容することを特
徴とする。
2,3,4,5,6,7または8に記載のインクタンク
の製造方法において、前記繊維として断面形状が異なる
2種以上の繊維を前記タンク本体内に収容することを特
徴とする。
【0015】請求項11に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体内に収
容する前に、前記タンク本体内にインクを収容させるこ
とを特徴とする。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体内に収
容する前に、前記タンク本体内にインクを収容させるこ
とを特徴とする。
【0016】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のインクタンクの製造方法において、前記タンク本
体内に前記インクを収容する際に、前記タンク本体内へ
の前記繊維の収容時における前記インクの溶媒蒸発量分
だけ前記インクの溶媒の量を多くしておくことを特徴と
する。
記載のインクタンクの製造方法において、前記タンク本
体内に前記インクを収容する際に、前記タンク本体内へ
の前記繊維の収容時における前記インクの溶媒蒸発量分
だけ前記インクの溶媒の量を多くしておくことを特徴と
する。
【0017】請求項13に記載の発明は、タンク本体内
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体内に収
容する前に、前記タンク本体内に前記インクの溶媒を収
容することを特徴とする。
に、インクを保持可能な繊維が収容されたインクタンク
の製造方法であって、前記繊維を前記タンク本体内に収
容する前に、前記タンク本体内に前記インクの溶媒を収
容することを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1に記載のインクタンクの製造方法は、
繊維を連続的に製造しつつ、それをタンク本体内に導い
て収容することにより、一貫作業によって繊維の製造と
インクタンクの製造を実施して、繊維の保管設備等を不
要なものとする。
繊維を連続的に製造しつつ、それをタンク本体内に導い
て収容することにより、一貫作業によって繊維の製造と
インクタンクの製造を実施して、繊維の保管設備等を不
要なものとする。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクタンクの製造方法において、連続的に製造され
る繊維を一旦貯留してからタンク本体内に導くことによ
り、繊維の連続的な製造を止めることなく、インクタン
クの製造を実施可能とする。
のインクタンクの製造方法において、連続的に製造され
る繊維を一旦貯留してからタンク本体内に導くことによ
り、繊維の連続的な製造を止めることなく、インクタン
クの製造を実施可能とする。
【0020】請求項3に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維を帯状の集合体に集合させてから、それを折り
畳んでタンク本体内に収容することにより、繊維の飛散
を防止しつつ、それを確実に収容可能とする。
は、繊維を帯状の集合体に集合させてから、それを折り
畳んでタンク本体内に収容することにより、繊維の飛散
を防止しつつ、それを確実に収容可能とする。
【0021】請求項4に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維の集合体を成しておいてから、それをタンク本
体内に所定数入れ込むことにより、繊維の飛散を抑えつ
つ、それを確実に収容すると共に、その収容数をインク
タンクの種類に応じて変更することによって、種々のイ
ンクタンクに簡易に対応する。
は、繊維の集合体を成しておいてから、それをタンク本
体内に所定数入れ込むことにより、繊維の飛散を抑えつ
つ、それを確実に収容すると共に、その収容数をインク
タンクの種類に応じて変更することによって、種々のイ
ンクタンクに簡易に対応する。
【0022】請求項5に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維を袋体に収容させておいてから、その袋体をタ
ンク本体内に収容することにより、繊維の飛散を防止し
つつ、それを確実に収容可能とする。
は、繊維を袋体に収容させておいてから、その袋体をタ
ンク本体内に収容することにより、繊維の飛散を防止し
つつ、それを確実に収容可能とする。
【0023】請求項6に記載のインクタンクの製造方法
は、ガイド体のガイド通路を通して、繊維をタンク本体
内に導くことにより、繊維の飛散を防止しつつ、それを
確実にかつスムーズに収容可能とする。
は、ガイド体のガイド通路を通して、繊維をタンク本体
内に導くことにより、繊維の飛散を防止しつつ、それを
確実にかつスムーズに収容可能とする。
【0024】請求項7に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維を一旦、ガイド体に保持させた後、その繊維を
タンク本体内に収容させることにより、ガイド体によっ
て繊維の形態を一旦規制してから、それを確実にかつス
ムーズに収容可能とする。
は、繊維を一旦、ガイド体に保持させた後、その繊維を
タンク本体内に収容させることにより、ガイド体によっ
て繊維の形態を一旦規制してから、それを確実にかつス
ムーズに収容可能とする。
【0025】請求項8に記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製造方
法において、繊維としてポリオレフィン系材料によって
成る繊維を用いることによって、アルカリ性等の種々の
インクに対する保有適性をもたせたり、熱可撓性である
ことを利用して、それを集合体として固定化可能とす
る。
3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製造方
法において、繊維としてポリオレフィン系材料によって
成る繊維を用いることによって、アルカリ性等の種々の
インクに対する保有適性をもたせたり、熱可撓性である
ことを利用して、それを集合体として固定化可能とす
る。
【0026】請求項9および10に記載の発明は、請求
項1,2,3,4,5,6,7または8に記載のインク
タンクの製造方法において、繊維として、外径や断面形
状が異なる2種類以上のものを用いることにより、繊維
のインク保持力をインクタンク本体内の部位に応じて最
適に設定可能とする。
項1,2,3,4,5,6,7または8に記載のインク
タンクの製造方法において、繊維として、外径や断面形
状が異なる2種類以上のものを用いることにより、繊維
のインク保持力をインクタンク本体内の部位に応じて最
適に設定可能とする。
【0027】請求項11に記載の発明は、インクタンク
の製造方法において、繊維をタンク本体内に収容する前
に、そのタンク本体内にインクを収容することにより、
インクタンクの製造手順の自由度を得る。
の製造方法において、繊維をタンク本体内に収容する前
に、そのタンク本体内にインクを収容することにより、
インクタンクの製造手順の自由度を得る。
【0028】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のインクタンクの製造方法において、繊維の収容時
におけるインクの溶媒蒸発量分だけインクの溶媒の量を
予め多くしておくことにより、インクの変質を防止す
る。
記載のインクタンクの製造方法において、繊維の収容時
におけるインクの溶媒蒸発量分だけインクの溶媒の量を
予め多くしておくことにより、インクの変質を防止す
る。
【0029】請求項13に記載のインクタンクの製造方
法は、タンク本体内にインクの溶媒を収容してから繊維
を収容することにより、繊維の収容形態をインクの溶媒
中にて整えたり、インクに対する繊維表面のぬれ性を高
める。
法は、タンク本体内にインクの溶媒を収容してから繊維
を収容することにより、繊維の収容形態をインクの溶媒
中にて整えたり、インクに対する繊維表面のぬれ性を高
める。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0031】「第1実施例」まず、本発明の第1実施例
を図1および図2に基づいて説明する。図1は完成され
たインクタンクの断面図、図2は、その製造工程の説明
図である。
を図1および図2に基づいて説明する。図1は完成され
たインクタンクの断面図、図2は、その製造工程の説明
図である。
【0032】図1において、インクタンクのタンク本体
10は、容器11と蓋12との接合によって成り、その
タンク本体10内に、インクと、そのインクを保持可能
な繊維Fが収容されている。タンク本体1には、インク
供給口11Aと大気連通口12Aが設けられており、イ
ンク供給口11Aの内側周縁部は、タンク本体10の内
方に向って円錐状に突出する環状突部11Bが設けら
れ、さらに、その環状突部11Bにはフィルタ13が取
付けられている。本例のインクタンクは、例えば、イン
クジェット記録装置の記録ヘッドに対して交換可能に装
着されるインクカートリッジとして適用することができ
る。
10は、容器11と蓋12との接合によって成り、その
タンク本体10内に、インクと、そのインクを保持可能
な繊維Fが収容されている。タンク本体1には、インク
供給口11Aと大気連通口12Aが設けられており、イ
ンク供給口11Aの内側周縁部は、タンク本体10の内
方に向って円錐状に突出する環状突部11Bが設けら
れ、さらに、その環状突部11Bにはフィルタ13が取
付けられている。本例のインクタンクは、例えば、イン
クジェット記録装置の記録ヘッドに対して交換可能に装
着されるインクカートリッジとして適用することができ
る。
【0033】このようなインクタンクは、図2(a),
(b),(c),(d)の工程を経て製造される。
(b),(c),(d)の工程を経て製造される。
【0034】まず、図2(a)のように、容器11内
に、繊維製造装置20によって連続的に製造される繊維
Fを導き入れる。
に、繊維製造装置20によって連続的に製造される繊維
Fを導き入れる。
【0035】製造装置20は、例えば、ポリオレフィン
系のポリプロピレイン繊維を連続的に製造するものであ
って、炉21内の溶融状態の繊維材料を口金22から押
出すことによってポリプロピレン繊維Fを連続的に製造
する。
系のポリプロピレイン繊維を連続的に製造するものであ
って、炉21内の溶融状態の繊維材料を口金22から押
出すことによってポリプロピレン繊維Fを連続的に製造
する。
【0036】この製造装置20から連続して導出される
繊維Fは、ローラ31,32の間にて一旦貯留されてか
ら、対の送りローラ33,34によって送り出され、そ
して送りガイド35のガイド孔35A内にガイドされて
から、容器11内に導かれる。その際、容器11を水平
の左右方向(矢印A方向)に往復移動させると共に、送
りガイド35を図2の紙面の表裏方向に往復移動させる
ことによって、繊維Fを容器11内にほぼ均一に集積す
る。なお、製造装置20によって同時にかつ連続的に製
造される複数本の繊維Fを1つの容器11内に導き入れ
てもよく、また、それら複数本の繊維をより合わせた
上、容器11内に導き入れてもよい。
繊維Fは、ローラ31,32の間にて一旦貯留されてか
ら、対の送りローラ33,34によって送り出され、そ
して送りガイド35のガイド孔35A内にガイドされて
から、容器11内に導かれる。その際、容器11を水平
の左右方向(矢印A方向)に往復移動させると共に、送
りガイド35を図2の紙面の表裏方向に往復移動させる
ことによって、繊維Fを容器11内にほぼ均一に集積す
る。なお、製造装置20によって同時にかつ連続的に製
造される複数本の繊維Fを1つの容器11内に導き入れ
てもよく、また、それら複数本の繊維をより合わせた
上、容器11内に導き入れてもよい。
【0037】そして、所定長さ分の繊維Fを容器11内
に収容させた後、送りローラ33,34を止めてから、
対の刃36,37を矢印B1 ,B2 方向に移動させて、
それらの間にて繊維Fを切断する(図2(b)参照)。
この間、製造装置20から導出される繊維Fは、ローラ
31,32間において貯留される。その繊維Fの貯留量
は、ローラ31,32を回転制御することによって調整
できる。
に収容させた後、送りローラ33,34を止めてから、
対の刃36,37を矢印B1 ,B2 方向に移動させて、
それらの間にて繊維Fを切断する(図2(b)参照)。
この間、製造装置20から導出される繊維Fは、ローラ
31,32間において貯留される。その繊維Fの貯留量
は、ローラ31,32を回転制御することによって調整
できる。
【0038】その後、図2(c)のように、繊維Fが収
容された容器11を蓋12によって閉じてから、同図
(d)のように、それら容器11と蓋12とを超音波な
どを用いて接合してタンク本体10を成す。なお、容器
11を蓋12によって閉じる前に、容器11内から上方
に盛り上がった繊維Fを押圧部材または加圧エアー等に
よって、下方に押圧することが望ましい。
容された容器11を蓋12によって閉じてから、同図
(d)のように、それら容器11と蓋12とを超音波な
どを用いて接合してタンク本体10を成す。なお、容器
11を蓋12によって閉じる前に、容器11内から上方
に盛り上がった繊維Fを押圧部材または加圧エアー等に
よって、下方に押圧することが望ましい。
【0039】容器11と蓋12は、熱可撓性樹脂の成形
品とすることによって、それら接合を熱溶着により容易
に行うことができる。また、容器11と蓋12を繊維F
と同一材料の熱可撓性樹脂(例えば、ポリプロピレン)
の成形品とすることにより、それらの接合面に繊維Fが
挟まれた場合であっても、それらを繊維Fと共に熱溶着
することによって、それらの接合部のシール性を保つこ
とができ、しかも、インクタンクの使用後、つまりイン
クを消費した後に、インク保持部材としての繊維Fとタ
ンク本体10とを分離することなく、それらを一括処理
(例えば、貯留するインクの沸点以上の温度で再溶融)
してリサイクルすることも可能となる。
品とすることによって、それら接合を熱溶着により容易
に行うことができる。また、容器11と蓋12を繊維F
と同一材料の熱可撓性樹脂(例えば、ポリプロピレン)
の成形品とすることにより、それらの接合面に繊維Fが
挟まれた場合であっても、それらを繊維Fと共に熱溶着
することによって、それらの接合部のシール性を保つこ
とができ、しかも、インクタンクの使用後、つまりイン
クを消費した後に、インク保持部材としての繊維Fとタ
ンク本体10とを分離することなく、それらを一括処理
(例えば、貯留するインクの沸点以上の温度で再溶融)
してリサイクルすることも可能となる。
【0040】また、容器11と蓋12との接合に前後し
て、容器11内にインクを収容し、繊維Fの相互間の隙
間に生じる毛管現象によって、それらの隙間にインクを
吸収保持させる。例えば、それらを接合してタンク本体
10を成した後に、インク供給口11A(図1参照)ま
たは図示しないインク注入口を通してタンク本体10内
にインクを収容させる。あるいは、容器11内に繊維を
導いて収容させる作業中、またはその作業の開始前もし
くはその作業の終了直後に、容器11内にインクを収容
してもよい。ただし、容器11と蓋12との接合前にイ
ンクを収容させる場合には、必要に応じてインク供給口
を閉塞しておく。
て、容器11内にインクを収容し、繊維Fの相互間の隙
間に生じる毛管現象によって、それらの隙間にインクを
吸収保持させる。例えば、それらを接合してタンク本体
10を成した後に、インク供給口11A(図1参照)ま
たは図示しないインク注入口を通してタンク本体10内
にインクを収容させる。あるいは、容器11内に繊維を
導いて収容させる作業中、またはその作業の開始前もし
くはその作業の終了直後に、容器11内にインクを収容
してもよい。ただし、容器11と蓋12との接合前にイ
ンクを収容させる場合には、必要に応じてインク供給口
を閉塞しておく。
【0041】また、容器11内にインクを収容させてか
ら繊維Fを収容させる場合には、繊維Fの保有する熱に
よってインクの溶媒が蒸発することを考慮し、その溶媒
の蒸発量分だけ、容器11内に収容する際におけるイン
ク中の溶媒の量を予め多くしておくことが望ましい。例
えば、繊維Fの熱によってインクの溶媒が20%蒸発す
る場合には、その分だけ溶媒の量を予め多くして、イン
ク濃度を薄めておけばよい。また、容器11内に、先に
インクの溶媒を収容しておいてから繊維Fを収容し、そ
の後、インクの溶質を溶媒と共にまたは溶媒なしで収容
して、結果的に最適濃度のインクを収容させるようにし
てもよい。この場合には、先に容器11内に収容された
インクの溶媒によって繊維Fが冷却されると共に、その
溶媒中にて繊維Fの収容形態が安定的に整えられること
になり、しかも、インクに対する繊維Fの表面のぬれ性
が高められて、インクとのなじみが良くなる。
ら繊維Fを収容させる場合には、繊維Fの保有する熱に
よってインクの溶媒が蒸発することを考慮し、その溶媒
の蒸発量分だけ、容器11内に収容する際におけるイン
ク中の溶媒の量を予め多くしておくことが望ましい。例
えば、繊維Fの熱によってインクの溶媒が20%蒸発す
る場合には、その分だけ溶媒の量を予め多くして、イン
ク濃度を薄めておけばよい。また、容器11内に、先に
インクの溶媒を収容しておいてから繊維Fを収容し、そ
の後、インクの溶質を溶媒と共にまたは溶媒なしで収容
して、結果的に最適濃度のインクを収容させるようにし
てもよい。この場合には、先に容器11内に収容された
インクの溶媒によって繊維Fが冷却されると共に、その
溶媒中にて繊維Fの収容形態が安定的に整えられること
になり、しかも、インクに対する繊維Fの表面のぬれ性
が高められて、インクとのなじみが良くなる。
【0042】以上のようにして、インク本体10内に繊
維Fとインクを収容して完成されたインクタンクは、例
えば、インクカートリッジとしてインクジェット記録装
置に装着されて、そのインク供給口11A(図1参照)
が記録ヘッドに連通させることによって使用に供され
る。その使用に際しては、記録ヘッドのインク吐出口か
らインクが吐出される記録動作時に、繊維Fに保持され
ているインクがインク供給口11Aを通して記録ヘッド
に供給され、また繊維Fによって生じるみかけ上の負圧
によって、タンク本体10内のインクがインク供給口1
1Aに導かれることになる。また、記録動作の停止時に
は、繊維Fのインク保持力によって、インクの漏出が防
止される。また、繊維Fが長尺であることは、繊維Fの
切断面に生じるおそれのある切断屑を最小限に抑えて、
その切断屑によるフィルタ13(図1参照)の目詰まり
等の発生を回避できることになり、しかも繊維Fを短く
細断した場合に、それがフィルタ13の目詰まりを引起
こすおそれも回避できることになる。
維Fとインクを収容して完成されたインクタンクは、例
えば、インクカートリッジとしてインクジェット記録装
置に装着されて、そのインク供給口11A(図1参照)
が記録ヘッドに連通させることによって使用に供され
る。その使用に際しては、記録ヘッドのインク吐出口か
らインクが吐出される記録動作時に、繊維Fに保持され
ているインクがインク供給口11Aを通して記録ヘッド
に供給され、また繊維Fによって生じるみかけ上の負圧
によって、タンク本体10内のインクがインク供給口1
1Aに導かれることになる。また、記録動作の停止時に
は、繊維Fのインク保持力によって、インクの漏出が防
止される。また、繊維Fが長尺であることは、繊維Fの
切断面に生じるおそれのある切断屑を最小限に抑えて、
その切断屑によるフィルタ13(図1参照)の目詰まり
等の発生を回避できることになり、しかも繊維Fを短く
細断した場合に、それがフィルタ13の目詰まりを引起
こすおそれも回避できることになる。
【0043】なお、タンク本体10と繊維Fを形成する
ための同質材料としては、有機系(例えば、アラミド、
ビニロン、アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、炭素)、無機系(例えば、ボロン、ガラ
ス(シリカ)、アルミナ、ジルコニア)、金属系(例え
ば、タングステンモチブデン、鋼、ステンレス、ベリリ
ュウム、チタン、アルミ、マグネシウム、アモルファス
(Fe−Si−B系))のいずれを用いても問題はな
い。
ための同質材料としては、有機系(例えば、アラミド、
ビニロン、アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、炭素)、無機系(例えば、ボロン、ガラ
ス(シリカ)、アルミナ、ジルコニア)、金属系(例え
ば、タングステンモチブデン、鋼、ステンレス、ベリリ
ュウム、チタン、アルミ、マグネシウム、アモルファス
(Fe−Si−B系))のいずれを用いても問題はな
い。
【0044】リサイクル前の初期の成形の容易性からは
有機系、金属系の素材が好ましく、取り扱性面では有機
系のものがより好ましい。また、リサイクル性の点で
は、分解・精製などの工程を経ずに容易にリサイクル可
能な有機系の熱可塑性樹脂類がさらに好ましい。
有機系、金属系の素材が好ましく、取り扱性面では有機
系のものがより好ましい。また、リサイクル性の点で
は、分解・精製などの工程を経ずに容易にリサイクル可
能な有機系の熱可塑性樹脂類がさらに好ましい。
【0045】より好ましい熱可塑性樹脂としては、例え
ば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ア
クリロニトリル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリア
セタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンオ
キサイド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルス
ルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
イミド、ポリアミドイミド、ポリスルフォン、ナイロ
ン、ポリイミド等を挙げることができ、またこれらの複
合物、あるいは変性物であってもよい。インクジェット
記録用のインクに対する貯蔵安定性面を重視するなら
ば、ポリチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂
が特に好ましい。なお、その他の添加物を上記樹脂成分
を上回らない範囲で混入させることは任意である。
ば、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ア
クリロニトリル、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリア
セタール、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニレンオ
キサイド、ポリフェニレンスルフィド、ポリエーテルス
ルフォン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテル
イミド、ポリアミドイミド、ポリスルフォン、ナイロ
ン、ポリイミド等を挙げることができ、またこれらの複
合物、あるいは変性物であってもよい。インクジェット
記録用のインクに対する貯蔵安定性面を重視するなら
ば、ポリチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂
が特に好ましい。なお、その他の添加物を上記樹脂成分
を上回らない範囲で混入させることは任意である。
【0046】上記素材から選択されて形成された繊維F
が、インクジェット記録においてより適したインク保持
部材として機能するためには、繊維Fの相互間がタンク
本体10にてランダムに複合交差していることが好まし
い。繊維Fを束のような整った形態でタンク本体10内
に収容したものは、タンク本体10内の空間を少なくす
るためにインクの充填量が低下し、インク本体10の内
容積に対するインクの収容量が少なくなる。
が、インクジェット記録においてより適したインク保持
部材として機能するためには、繊維Fの相互間がタンク
本体10にてランダムに複合交差していることが好まし
い。繊維Fを束のような整った形態でタンク本体10内
に収容したものは、タンク本体10内の空間を少なくす
るためにインクの充填量が低下し、インク本体10の内
容積に対するインクの収容量が少なくなる。
【0047】また、繊維Fの形状は、いかなる形状であ
ってもよく、例えば、インクカートリッジ内に充填され
た際のカートリッジ内の空隙容量を増加させるために
は、断面形状に凹凸部を有するものや、中空構造となっ
たものがより好ましい。
ってもよく、例えば、インクカートリッジ内に充填され
た際のカートリッジ内の空隙容量を増加させるために
は、断面形状に凹凸部を有するものや、中空構造となっ
たものがより好ましい。
【0048】繊維Fの直径および充填量は、タンク本体
10の内容積、形状等により異なるため一概に特定でき
ないが、負圧の発生を繊維F相互の間隙に依存している
ことを考慮すると、極端に大きいと負圧が低くなってタ
ンク本体10からインクが漏れ出し、また、逆に極端に
小さいと負圧が高くなりすぎてタンク本体10から記録
ヘッドへのインクが供給できなくなる。よって、タンク
本体10の内容積および繊維Fの充填量にもよるが、繊
維Fの直径は1mm〜5μmの範囲が好ましく、より好
ましくは、0.5mm〜10μmである。
10の内容積、形状等により異なるため一概に特定でき
ないが、負圧の発生を繊維F相互の間隙に依存している
ことを考慮すると、極端に大きいと負圧が低くなってタ
ンク本体10からインクが漏れ出し、また、逆に極端に
小さいと負圧が高くなりすぎてタンク本体10から記録
ヘッドへのインクが供給できなくなる。よって、タンク
本体10の内容積および繊維Fの充填量にもよるが、繊
維Fの直径は1mm〜5μmの範囲が好ましく、より好
ましくは、0.5mm〜10μmである。
【0049】タンク本体10内での繊維Fの動きを抑制
するためには、その繊維Fを蓋12などによって少なく
とも一方向に押えつけておくことが好ましい。インク供
給口11Aとの接する繊維Fの部分において、繊維相互
間に大きな隙間が発生すると、タンク本体10から記録
ヘッドへのインクの供給が絶たれる可能性がでてくるた
め、インク供給口11Aと対向する方向に繊維Fを押え
つけることがより好ましい。
するためには、その繊維Fを蓋12などによって少なく
とも一方向に押えつけておくことが好ましい。インク供
給口11Aとの接する繊維Fの部分において、繊維相互
間に大きな隙間が発生すると、タンク本体10から記録
ヘッドへのインクの供給が絶たれる可能性がでてくるた
め、インク供給口11Aと対向する方向に繊維Fを押え
つけることがより好ましい。
【0050】また、図2(a)のように繊維Fを容器1
1内に導いている最中に、刃36,37によって繊維F
を所定の長さずつ分断してもよい。その場合、刃36,
37の制御手段38は、例えば、送りローラ33,34
によって繊維Fが所定量送られる毎に、刃36,37を
作動させればよい。繊維Fを分断する長さは、例えば、
タンク本体10内の対角線L1 (図1参照)よりも大き
くすることが好ましく、この場合には、切断された繊維
Fがタンク本体10内にて折り曲げられることになり、
その分、繊維F同士が絡み合うように交差して、充分な
インク保持力が得られることになる。具体的には、繊維
Fを例えば10cmずつ分断する。また、後述するよう
に、タンク本体10内における繊維の密度勾配を変化さ
せる場合には、繊維Fの分断の長さを収容位置に応じて
変化させてもよい。なお、繊維Fを分断せずに、1本の
まま容器11内に収容させる場合には、その1本の繊維
Fの長さL2 (例えば、1m)を制御手段38に入力す
ればよい。
1内に導いている最中に、刃36,37によって繊維F
を所定の長さずつ分断してもよい。その場合、刃36,
37の制御手段38は、例えば、送りローラ33,34
によって繊維Fが所定量送られる毎に、刃36,37を
作動させればよい。繊維Fを分断する長さは、例えば、
タンク本体10内の対角線L1 (図1参照)よりも大き
くすることが好ましく、この場合には、切断された繊維
Fがタンク本体10内にて折り曲げられることになり、
その分、繊維F同士が絡み合うように交差して、充分な
インク保持力が得られることになる。具体的には、繊維
Fを例えば10cmずつ分断する。また、後述するよう
に、タンク本体10内における繊維の密度勾配を変化さ
せる場合には、繊維Fの分断の長さを収容位置に応じて
変化させてもよい。なお、繊維Fを分断せずに、1本の
まま容器11内に収容させる場合には、その1本の繊維
Fの長さL2 (例えば、1m)を制御手段38に入力す
ればよい。
【0051】「第2実施例」図3は、本発明の第2実施
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。タン
ク本体10は、前述した図1と同様に、容器11と蓋1
2とによって構成される。
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。タン
ク本体10は、前述した図1と同様に、容器11と蓋1
2とによって構成される。
【0052】本例では、予め、繊維Fを長尺の帯状の集
合体F1 に形成した上、それを折り畳んでから容器11
内に収容させる。繊維Fの素材として、例えば、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系の熱可撓性樹脂を用いた
場合には、その繊維Fを集合させてから、その表層部を
加熱して、その表層部において繊維Fの複合交差する部
分を溶着することにより、繊維Fを帯状の集合体F1 に
固定化できる。また、集合体F1 における繊維Fの集合
形態は、1本または数本の長尺繊維がランダムに複合交
差する形態、数センチメートルの短繊維が多数本ランダ
ムに複合交差する形態、または、集合体F1 の長さ方向
に沿う多数本の長尺繊維を束ねた形態等であってもよ
い。また、帯状の集合体F1 の断面形状は、断面長方形
等任意であり、タンク本体10の形状等に応じて任意に
設定する。
合体F1 に形成した上、それを折り畳んでから容器11
内に収容させる。繊維Fの素材として、例えば、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系の熱可撓性樹脂を用いた
場合には、その繊維Fを集合させてから、その表層部を
加熱して、その表層部において繊維Fの複合交差する部
分を溶着することにより、繊維Fを帯状の集合体F1 に
固定化できる。また、集合体F1 における繊維Fの集合
形態は、1本または数本の長尺繊維がランダムに複合交
差する形態、数センチメートルの短繊維が多数本ランダ
ムに複合交差する形態、または、集合体F1 の長さ方向
に沿う多数本の長尺繊維を束ねた形態等であってもよ
い。また、帯状の集合体F1 の断面形状は、断面長方形
等任意であり、タンク本体10の形状等に応じて任意に
設定する。
【0053】このような集合体F1 を容器11内に収容
する際には、まず、図3(a)のように、一旦、集合体
F1 を中空のガイド体41内に折り畳みながら収容させ
る。すなわち、対の送りローラ42,43によって集合
体F1 を同図中の下方に送りつつ、その集合体F1 を送
りガイド44のガイド孔44Aを通してガイド体41内
に導くと共に、送りガイド44を同図中の矢印C方向に
往復移動させることによって、集合体F1 を折り畳む。
その折り畳みに際しては、図示しない補助手段によっ
て、特に集合体F1 の折り返し部分に外力を加えて、そ
の折り畳みおよびガイド体41内への集合体F1 の収容
を確実なものとすることが望ましい。その補助手段とし
ては、例えば、押圧部材または加圧エアーによって、集
合体F1 を折り畳み方向や下方に押圧するものなどを用
いることができる。
する際には、まず、図3(a)のように、一旦、集合体
F1 を中空のガイド体41内に折り畳みながら収容させ
る。すなわち、対の送りローラ42,43によって集合
体F1 を同図中の下方に送りつつ、その集合体F1 を送
りガイド44のガイド孔44Aを通してガイド体41内
に導くと共に、送りガイド44を同図中の矢印C方向に
往復移動させることによって、集合体F1 を折り畳む。
その折り畳みに際しては、図示しない補助手段によっ
て、特に集合体F1 の折り返し部分に外力を加えて、そ
の折り畳みおよびガイド体41内への集合体F1 の収容
を確実なものとすることが望ましい。その補助手段とし
ては、例えば、押圧部材または加圧エアーによって、集
合体F1 を折り畳み方向や下方に押圧するものなどを用
いることができる。
【0054】そして、タンク本体10内への収容分の長
さの集合体F1 をガイド体41内へ収容した後は、図3
(b)のように、ローラ42,43を停止させると共
に、対の刃45,46を矢印D1 ,D2 方向に移動させ
て、それらの間にて集合体F1を切断する。ガイド体4
1の内部には、集合体F1 を圧縮状態として、それを保
持するための保持部41Aが設けられている。この保持
部41Aは、例えば、ガイド体41の内周面の全体また
は一部に設けた縮径部や、その内周面に設けた突部によ
って、集合体F1 を圧縮状態に保持する構成とすること
ができる。または、ガイド体41の下側開口部を塞ぐキ
ャップを備えた構成であってもよい。いずれにしても、
ガイド体41内にて集合体F1 を保持できればよい。
さの集合体F1 をガイド体41内へ収容した後は、図3
(b)のように、ローラ42,43を停止させると共
に、対の刃45,46を矢印D1 ,D2 方向に移動させ
て、それらの間にて集合体F1を切断する。ガイド体4
1の内部には、集合体F1 を圧縮状態として、それを保
持するための保持部41Aが設けられている。この保持
部41Aは、例えば、ガイド体41の内周面の全体また
は一部に設けた縮径部や、その内周面に設けた突部によ
って、集合体F1 を圧縮状態に保持する構成とすること
ができる。または、ガイド体41の下側開口部を塞ぐキ
ャップを備えた構成であってもよい。いずれにしても、
ガイド体41内にて集合体F1 を保持できればよい。
【0055】その後、図3(c)のように、ガイド体4
1と容器11とを対向させてから、同図(d)のよう
に、押圧部材47によってガイド体41内の集合体F1
を下方に押して、それを容器11内に移す。その後、前
述した実施例と同様に、容器11と蓋12とを接合する
(図3(e),(f)参照)と共に、それらの接合前ま
たは接合後にインクを収容する。
1と容器11とを対向させてから、同図(d)のよう
に、押圧部材47によってガイド体41内の集合体F1
を下方に押して、それを容器11内に移す。その後、前
述した実施例と同様に、容器11と蓋12とを接合する
(図3(e),(f)参照)と共に、それらの接合前ま
たは接合後にインクを収容する。
【0056】「第3実施例」図4は、本発明の第3実施
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例は、繊維Fを平板状の集合体F2 とした点において
前述した第2実施例と相異する。集合体F2 の平面形状
は任意であり、タンク本体10の形状等に応じて設定す
る。
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例は、繊維Fを平板状の集合体F2 とした点において
前述した第2実施例と相異する。集合体F2 の平面形状
は任意であり、タンク本体10の形状等に応じて設定す
る。
【0057】その集合体F2 は、ストッカー48内に集
積されていて(図4(a)参照)、図4(b)のように
下方へ押し出されることによって、一旦、ガイド体41
内に収容保持されてから、押圧部材47によって容器1
1内に移される。その後は、前述した実施例と同様に、
容器11と蓋12とを接合する(図4(e),(f)参
照)と共に、それらの接合前または接合後にインクを収
容する。
積されていて(図4(a)参照)、図4(b)のように
下方へ押し出されることによって、一旦、ガイド体41
内に収容保持されてから、押圧部材47によって容器1
1内に移される。その後は、前述した実施例と同様に、
容器11と蓋12とを接合する(図4(e),(f)参
照)と共に、それらの接合前または接合後にインクを収
容する。
【0058】「第4実施例」図5は、本発明の第4実施
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本例
では、予め、繊維Fを袋51内に収容させておいてか
ら、その袋51を容器11内に収容させる。袋51は、
インクを通すものであり、例えば、ネット状または多数
の孔が形成されている。その袋51の素材としては、繊
維Fやタンク本体10と同質の素材を用いることができ
る。例えば、袋51を熱可撓性樹脂性とした場合には、
熱溶着によって袋封じすることができる。また、袋51
内における繊維Fの収容形態は、1本または数本の長尺
繊維がランダムに複合交差する形態、数センチメートル
の短繊維が多数本ランダムに複合交差する形態、また
は、多数本の長尺繊維を束ねた形態等であってもよい。
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本例
では、予め、繊維Fを袋51内に収容させておいてか
ら、その袋51を容器11内に収容させる。袋51は、
インクを通すものであり、例えば、ネット状または多数
の孔が形成されている。その袋51の素材としては、繊
維Fやタンク本体10と同質の素材を用いることができ
る。例えば、袋51を熱可撓性樹脂性とした場合には、
熱溶着によって袋封じすることができる。また、袋51
内における繊維Fの収容形態は、1本または数本の長尺
繊維がランダムに複合交差する形態、数センチメートル
の短繊維が多数本ランダムに複合交差する形態、また
は、多数本の長尺繊維を束ねた形態等であってもよい。
【0059】繊維Fを収容した袋51を容器11内に収
容する場合には、まず、それらの袋51をストッカー5
2内に集積しておき(図5(a)参照)、それを下方へ
押し出して容器11内に落とし込む(図5(b)参
照)。その際には、容器11を水平方向に移動させて、
容器11内に対する袋51の落下位置を順次ずらして、
容器11内に袋51をほぼ均一に落とし込む。さらに、
容器11を水平方向や上下方向に振動させて、袋51を
密に収容させてもよい。また、ストッカー52を振動さ
せたり、それを移動させることによって、容器11内に
袋51を均一に落とし込むこともできる。
容する場合には、まず、それらの袋51をストッカー5
2内に集積しておき(図5(a)参照)、それを下方へ
押し出して容器11内に落とし込む(図5(b)参
照)。その際には、容器11を水平方向に移動させて、
容器11内に対する袋51の落下位置を順次ずらして、
容器11内に袋51をほぼ均一に落とし込む。さらに、
容器11を水平方向や上下方向に振動させて、袋51を
密に収容させてもよい。また、ストッカー52を振動さ
せたり、それを移動させることによって、容器11内に
袋51を均一に落とし込むこともできる。
【0060】1つの容器11に対する袋51の落下個数
は、容器11や袋の大きさ、および袋51内の繊維Fの
収容密度等に応じて予め設定しておき、その個数分だけ
の袋51を容器11内に落とし込んだ後は、前述した実
施例と同様に、容器11と蓋12とを接合する(図5
(c),(d)参照)と共に、それらの接合前または接
合後にインクを収容する。
は、容器11や袋の大きさ、および袋51内の繊維Fの
収容密度等に応じて予め設定しておき、その個数分だけ
の袋51を容器11内に落とし込んだ後は、前述した実
施例と同様に、容器11と蓋12とを接合する(図5
(c),(d)参照)と共に、それらの接合前または接
合後にインクを収容する。
【0061】「第5実施例」図6は、本発明の第5実施
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例は、繊維Fをガイド体41内に固定化せずに収容し
た点において前述した第2実施例と相異する。さらに、
本実施例では、ガイド体41の下側部分を容器11内に
位置させてから(図6(a),(b)参照)、図6
(c)のように、押圧部材47により繊維Fを下方に押
して、それを容器11内に移す。また、押圧部材47の
下側の周縁には、下方へ突出する突部47Aが設けられ
ており、その突部47Aによって、それと対向する繊維
Fの部分をより強く押圧して、図6(d)のように、容
器11と蓋12との接合面間に繊維Fが挟まれることを
防止する。容器11内に繊維Fを移した後は、前述した
実施例と同様に、容器11と蓋12とを接合すると共
に、それらの接合前または接合後にインクを収容する。
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例は、繊維Fをガイド体41内に固定化せずに収容し
た点において前述した第2実施例と相異する。さらに、
本実施例では、ガイド体41の下側部分を容器11内に
位置させてから(図6(a),(b)参照)、図6
(c)のように、押圧部材47により繊維Fを下方に押
して、それを容器11内に移す。また、押圧部材47の
下側の周縁には、下方へ突出する突部47Aが設けられ
ており、その突部47Aによって、それと対向する繊維
Fの部分をより強く押圧して、図6(d)のように、容
器11と蓋12との接合面間に繊維Fが挟まれることを
防止する。容器11内に繊維Fを移した後は、前述した
実施例と同様に、容器11と蓋12とを接合すると共
に、それらの接合前または接合後にインクを収容する。
【0062】なお、ガイド体41内における繊維Fの収
容形態、ひいてはタンク本体10内における繊維Fの収
容形態は、1本または数本の長尺繊維がランダムに複合
交差する形態、数センチメートルの短繊維が多数本ラン
ダムに複合交差する形態、または、多数本の長尺繊維を
束ねた形態等であってもよい。
容形態、ひいてはタンク本体10内における繊維Fの収
容形態は、1本または数本の長尺繊維がランダムに複合
交差する形態、数センチメートルの短繊維が多数本ラン
ダムに複合交差する形態、または、多数本の長尺繊維を
束ねた形態等であってもよい。
【0063】また、ガイド体41は、必ずしも保持41
Aが設けられていなくてもよく、例えば、図6(b)の
ようにガイド体41の下側部分を容器11内に位置させ
た後、ガイド体41の内部を通して上方から繊維Fを容
器11内に導いてもよい。その場合には、ガイド体41
の内部が繊維Fのガイド通路となる。
Aが設けられていなくてもよく、例えば、図6(b)の
ようにガイド体41の下側部分を容器11内に位置させ
た後、ガイド体41の内部を通して上方から繊維Fを容
器11内に導いてもよい。その場合には、ガイド体41
の内部が繊維Fのガイド通路となる。
【0064】「第6実施例」図7は、本発明の第6実施
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例では、前述した図5の第4実施例における袋51と
して、小径の繊維FA を収容したものと、大径の繊維F
B が入ったものとを用意し、そして、第4実施例と同様
に、それらの袋51を容器11内に落とし込んでから、
蓋12を接合する。ただし、小径の繊維FA が入った袋
51は、インク供給孔11Aとの対向位置に収容する。
そのために、まず、図7(a)のように小径の繊維FA
が入った袋51をフィルタ13の上方に収容した後、大
径の繊維FB が入った袋51を収容してから(図7
(b)参照)、蓋12を接合する(図7(c)参照)。
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例では、前述した図5の第4実施例における袋51と
して、小径の繊維FA を収容したものと、大径の繊維F
B が入ったものとを用意し、そして、第4実施例と同様
に、それらの袋51を容器11内に落とし込んでから、
蓋12を接合する。ただし、小径の繊維FA が入った袋
51は、インク供給孔11Aとの対向位置に収容する。
そのために、まず、図7(a)のように小径の繊維FA
が入った袋51をフィルタ13の上方に収容した後、大
径の繊維FB が入った袋51を収容してから(図7
(b)参照)、蓋12を接合する(図7(c)参照)。
【0065】繊維Fの毛管現象によるインクの保持力
(みかけ上の負圧を発生する)は、繊維Fの相互間に形
成される隙間の大きさに対応し、小径の繊維FA の場合
は、相互間の隙間が小さくなるためインクの保持力が強
く、また大径の繊維の場合は、相互間の隙間が大きくな
るためインクの保持力が弱い。このようなインクの保持
力は、繊維の外径の他、その断面形状によっても変化す
るため、繊維FA ,FBとして断面形状の異なるものを
用いることもできる。
(みかけ上の負圧を発生する)は、繊維Fの相互間に形
成される隙間の大きさに対応し、小径の繊維FA の場合
は、相互間の隙間が小さくなるためインクの保持力が強
く、また大径の繊維の場合は、相互間の隙間が大きくな
るためインクの保持力が弱い。このようなインクの保持
力は、繊維の外径の他、その断面形状によっても変化す
るため、繊維FA ,FBとして断面形状の異なるものを
用いることもできる。
【0066】このようにして、タンク本体10内におけ
る繊維の密度勾配をインク供給口11A側に向って高め
ることにより、タンク本体10内のインクは、インク供
給口11Aに集まりやすくなり、残留するインクも少な
くなる。また、インク供給口11Aの内側周縁の突部1
1Bは、繊維FA を圧縮して、その繊維密度をさらに高
める働きがある。
る繊維の密度勾配をインク供給口11A側に向って高め
ることにより、タンク本体10内のインクは、インク供
給口11Aに集まりやすくなり、残留するインクも少な
くなる。また、インク供給口11Aの内側周縁の突部1
1Bは、繊維FA を圧縮して、その繊維密度をさらに高
める働きがある。
【0067】なお、小径の繊維FA が入った袋51は、
少なくともインク供給孔11Aとの対向位置に収容でき
ればよく、他の袋51と共に容器11内に同時に収容し
たり、また、袋51が収容されるときの容器11の形態
が、インク供給孔11Aを上方に位置させる形態の場合
には、小径の繊維FA が入った袋51を他の袋51より
も後に収容するようにしてもよい。また、外径が異なる
3種以上の繊維を入れた袋51を用意して、タンク本体
内における繊維の密度勾配をインク供給口11A側に向
って高めるように、それらの袋51を順次または同時に
収容してもよい。
少なくともインク供給孔11Aとの対向位置に収容でき
ればよく、他の袋51と共に容器11内に同時に収容し
たり、また、袋51が収容されるときの容器11の形態
が、インク供給孔11Aを上方に位置させる形態の場合
には、小径の繊維FA が入った袋51を他の袋51より
も後に収容するようにしてもよい。また、外径が異なる
3種以上の繊維を入れた袋51を用意して、タンク本体
内における繊維の密度勾配をインク供給口11A側に向
って高めるように、それらの袋51を順次または同時に
収容してもよい。
【0068】「第7実施例」図8は、本発明の第7実施
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例では、前述した第6実施例における繊維FB を袋5
1に入れずに容器11内に収容する。その繊維FB の収
容方法としては、前述した第1、または第5実施例を採
用することができる。また、繊維FB として外径の異な
る2種以上のものを容器11内に収容して、繊維の密度
勾配をインク供給口11A側に向って高めるようにして
もよい。また、繊維FB をも袋51に入れずに、前述し
た第1、または第5実施例と同様の方法によって容器1
1内に収容してもよく、その場合には、容器11内に収
容する繊維FA ,FB によって、容器11の内部形状に
応じた集合体を成した上、その集合体を容器11内に収
容するようにしてもよい。その集合体は、その表層部に
位置する繊維の複合交差部分を溶着することにより固定
化できる。
例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本実
施例では、前述した第6実施例における繊維FB を袋5
1に入れずに容器11内に収容する。その繊維FB の収
容方法としては、前述した第1、または第5実施例を採
用することができる。また、繊維FB として外径の異な
る2種以上のものを容器11内に収容して、繊維の密度
勾配をインク供給口11A側に向って高めるようにして
もよい。また、繊維FB をも袋51に入れずに、前述し
た第1、または第5実施例と同様の方法によって容器1
1内に収容してもよく、その場合には、容器11内に収
容する繊維FA ,FB によって、容器11の内部形状に
応じた集合体を成した上、その集合体を容器11内に収
容するようにしてもよい。その集合体は、その表層部に
位置する繊維の複合交差部分を溶着することにより固定
化できる。
【0069】「第8実施例」図9は、本発明の第8実施
例を説明するためのインクタンクの断面図である。本例
では、小径の繊維FA によって大径の繊維を包囲するよ
うに、それらによって集合体を成してから、その集合体
を容器11内に収容させる。その集合体は、その表層部
に位置する繊維の複合交差部分を溶着することにより固
定化できる。また、その集合体の収容方法としては、例
えば、前述した第5実施例(図6参照)の方法を採用す
ることができる。本例のインクタンクは、タンク本体1
0の内壁に沿って位置する小径の繊維FA が主にみかけ
上の負圧を発生し、その内側に位置する大径の繊維FB
は、みかけ上の負圧の発生力が弱くてインクの保持力が
低い反面、インクの残有率を低いものとする。
例を説明するためのインクタンクの断面図である。本例
では、小径の繊維FA によって大径の繊維を包囲するよ
うに、それらによって集合体を成してから、その集合体
を容器11内に収容させる。その集合体は、その表層部
に位置する繊維の複合交差部分を溶着することにより固
定化できる。また、その集合体の収容方法としては、例
えば、前述した第5実施例(図6参照)の方法を採用す
ることができる。本例のインクタンクは、タンク本体1
0の内壁に沿って位置する小径の繊維FA が主にみかけ
上の負圧を発生し、その内側に位置する大径の繊維FB
は、みかけ上の負圧の発生力が弱くてインクの保持力が
低い反面、インクの残有率を低いものとする。
【0070】「第9実施例」図10は、本発明の第9実
施例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本
実施例では、搬送ベルト70によって容器11を連続的
または断続的に矢印G方向に移動させつつ、その容器1
1内に、前述した図5の第4実施例と同様に繊維Fが収
容された袋51を落とし込み、さらに、容器11に蓋1
2を接合する。そのため、容器11の移動方向に沿って
複数のストッカー52が備えられており、それらのスト
ッカー52から、容器11内の所定位置に袋51が落と
し込まれる。
施例によるインクタンクの製造工程の説明図である。本
実施例では、搬送ベルト70によって容器11を連続的
または断続的に矢印G方向に移動させつつ、その容器1
1内に、前述した図5の第4実施例と同様に繊維Fが収
容された袋51を落とし込み、さらに、容器11に蓋1
2を接合する。そのため、容器11の移動方向に沿って
複数のストッカー52が備えられており、それらのスト
ッカー52から、容器11内の所定位置に袋51が落と
し込まれる。
【0071】「第10実施例」図11は、本発明の第1
0実施例によるインクタンクの製造工程の説明図であ
る。本実施例では、搬送ベルト70上の容器11内に、
前述した図7の第6実施例と同様に小径の繊維FA と大
径の繊維FB が収容された袋51をストッカー52−
1,52−2から落とし込み、さらに、容器11に蓋1
2を接合する。小径の繊維FA が収容された袋51は、
図示しないインク供給口との対向位置に落とし込まれ
る。
0実施例によるインクタンクの製造工程の説明図であ
る。本実施例では、搬送ベルト70上の容器11内に、
前述した図7の第6実施例と同様に小径の繊維FA と大
径の繊維FB が収容された袋51をストッカー52−
1,52−2から落とし込み、さらに、容器11に蓋1
2を接合する。小径の繊維FA が収容された袋51は、
図示しないインク供給口との対向位置に落とし込まれ
る。
【0072】「インクタンクの他の構成例」図12は、
本発明によって製造されるインクカートリッジとしての
インクタンクの他の構成例を示す断面図であり、このイ
ンクタンクの負圧発生収容部53内に、前述した各実施
例と同様にして繊維Fが収容される。
本発明によって製造されるインクカートリッジとしての
インクタンクの他の構成例を示す断面図であり、このイ
ンクタンクの負圧発生収容部53内に、前述した各実施
例と同様にして繊維Fが収容される。
【0073】本実施例のインクタンクカートリッジ1
は、インクジェット記録ヘッド2の接続管14と連結す
るための供給口8を備え、負圧発生部材としての繊維F
を収容した負圧発生部材収容部53と、この負圧発生部
材収容部53にリブ54を介して隣接するインク収容部
56とから構成されている。そのインク収容部56は、
インクカートリッジ底部55の連通部57によって負圧
発生部材収容部53と連通し、内部にインクが収容され
る。
は、インクジェット記録ヘッド2の接続管14と連結す
るための供給口8を備え、負圧発生部材としての繊維F
を収容した負圧発生部材収容部53と、この負圧発生部
材収容部53にリブ54を介して隣接するインク収容部
56とから構成されている。そのインク収容部56は、
インクカートリッジ底部55の連通部57によって負圧
発生部材収容部53と連通し、内部にインクが収容され
る。
【0074】図12中の7は負圧発生部材収容部53内
を大気と連通させる大気連通口、59はインク収容部5
6の強度を向上させるためのリブ、60はインクタンク
カートリッジ1内にインクを充填するための開口、61
はその開口60を封止するための封止材である。リブ5
4には、インク収容部56のインクと、大気連通口58
を介して負圧発生部材収容部53に導入される大気との
気液対象を行うための溝54Aが形成されている。これ
により、まず、負圧発生部材収容部53のインクが消費
され、この収容部53の液位が溝54Aに達すると、上
記気液交換によってインク収容部56のインクは連通部
57を介して収容部53側へ供給され消費され始める。
を大気と連通させる大気連通口、59はインク収容部5
6の強度を向上させるためのリブ、60はインクタンク
カートリッジ1内にインクを充填するための開口、61
はその開口60を封止するための封止材である。リブ5
4には、インク収容部56のインクと、大気連通口58
を介して負圧発生部材収容部53に導入される大気との
気液対象を行うための溝54Aが形成されている。これ
により、まず、負圧発生部材収容部53のインクが消費
され、この収容部53の液位が溝54Aに達すると、上
記気液交換によってインク収容部56のインクは連通部
57を介して収容部53側へ供給され消費され始める。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
インクタンクの製造方法は、繊維を連続的に製造しつ
つ、それをタンク本体内に導いて収容するため、一貫作
業によって繊維の製造とインクタンクの製造を実施し
て、繊維の保管設備等を不要なものとすることができ
る。
インクタンクの製造方法は、繊維を連続的に製造しつ
つ、それをタンク本体内に導いて収容するため、一貫作
業によって繊維の製造とインクタンクの製造を実施し
て、繊維の保管設備等を不要なものとすることができ
る。
【0076】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のインクタンクの製造方法において、連続的に製造され
る繊維を一旦貯留してからタンク本体内に導くことによ
り、繊維の連続的な製造を止めることなく、インクタン
クの製造を実施することができる。
のインクタンクの製造方法において、連続的に製造され
る繊維を一旦貯留してからタンク本体内に導くことによ
り、繊維の連続的な製造を止めることなく、インクタン
クの製造を実施することができる。
【0077】請求項3に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維を帯状の集合体に集合させてから、それを折り
畳んでタンク本体内に収容するため、繊維の飛散を防止
しつつ、それを確実に収容させることができる。
は、繊維を帯状の集合体に集合させてから、それを折り
畳んでタンク本体内に収容するため、繊維の飛散を防止
しつつ、それを確実に収容させることができる。
【0078】請求項4に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維の集合体を成しておいてから、それをタンク本
体内に所定数入れ込むため、繊維の飛散を抑えつつ、そ
れを確実に収容できると共に、その収容数をインクタン
クの種類に応じて変更することによって、種々のインク
タンクに簡易に対応することができる。
は、繊維の集合体を成しておいてから、それをタンク本
体内に所定数入れ込むため、繊維の飛散を抑えつつ、そ
れを確実に収容できると共に、その収容数をインクタン
クの種類に応じて変更することによって、種々のインク
タンクに簡易に対応することができる。
【0079】請求項5に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維を袋体に収容させておいてから、その袋体をタ
ンク本体内に収容するため、繊維の飛散を防止しつつ、
それを確実に収容することができる。
は、繊維を袋体に収容させておいてから、その袋体をタ
ンク本体内に収容するため、繊維の飛散を防止しつつ、
それを確実に収容することができる。
【0080】請求項6に記載のインクタンクの製造方法
は、ガイド体のガイド通路を通して、繊維をタンク本体
内に導くため、繊維の飛散を防止しつつ、それを確実に
かつスムーズに収容させることができる。
は、ガイド体のガイド通路を通して、繊維をタンク本体
内に導くため、繊維の飛散を防止しつつ、それを確実に
かつスムーズに収容させることができる。
【0081】請求項7に記載のインクタンクの製造方法
は、繊維を一旦、ガイド体に保持させた後、その繊維を
タンク本体内に収容させるため、ガイド体によって繊維
の形態を一旦規制してから、それを確実にかつスムーズ
に収容させることができる。
は、繊維を一旦、ガイド体に保持させた後、その繊維を
タンク本体内に収容させるため、ガイド体によって繊維
の形態を一旦規制してから、それを確実にかつスムーズ
に収容させることができる。
【0082】請求項8に記載の発明は、請求項1,2,
3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製造方
法において、繊維としてポリオレフィン系材料によって
成る繊維を用いることによって、アルカリ性等の種々の
インクに対する保有適性をもたせたり、熱可撓性である
ことを利用して、それを集合体として固定化することが
できる。
3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製造方
法において、繊維としてポリオレフィン系材料によって
成る繊維を用いることによって、アルカリ性等の種々の
インクに対する保有適性をもたせたり、熱可撓性である
ことを利用して、それを集合体として固定化することが
できる。
【0083】請求項9および10に記載の発明は、請求
項1,2,3,4,5,6,7または8に記載のインク
タンクの製造方法において、繊維として、外径や断面形
状が異なる2種類以上のものを用いることにより、繊維
のインク保持力をインクタンク本体内の部位に応じて最
適に設定することができる。
項1,2,3,4,5,6,7または8に記載のインク
タンクの製造方法において、繊維として、外径や断面形
状が異なる2種類以上のものを用いることにより、繊維
のインク保持力をインクタンク本体内の部位に応じて最
適に設定することができる。
【0084】請求項11に記載のインクタンクの製造方
法は、繊維をタンク本体内に収容する前に、そのタンク
本体内にインクを収容して、インクタンクの製造手順の
自由度を得ることができる。
法は、繊維をタンク本体内に収容する前に、そのタンク
本体内にインクを収容して、インクタンクの製造手順の
自由度を得ることができる。
【0085】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載のインクタンクの製造方法において、繊維の収容時
におけるインクの溶媒蒸発量分だけインクの溶媒の量を
予め多くしておくことにより、インクの変質を防止する
ことができる。
記載のインクタンクの製造方法において、繊維の収容時
におけるインクの溶媒蒸発量分だけインクの溶媒の量を
予め多くしておくことにより、インクの変質を防止する
ことができる。
【0086】請求項13に記載のインクタンクの製造方
法は、タンク本体内にインクの溶媒を収容してから、繊
維を収容することにより、繊維の収容形態をインクの溶
媒中にて整えたり、インクに対する繊維表面のぬれ性を
高めることができる。
法は、タンク本体内にインクの溶媒を収容してから、繊
維を収容することにより、繊維の収容形態をインクの溶
媒中にて整えたり、インクに対する繊維表面のぬれ性を
高めることができる。
【図1】本発明の第1実施例によって製造されたインク
タンクの断面図である。
タンクの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図3】本発明の第2実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図4】本発明の第3実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図5】本発明の第4実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図6】本発明の第5実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図7】本発明の第6実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図8】本発明の第7実施例によるインクタンクの製造
工程の説明図である。
工程の説明図である。
【図9】本発明の第8実施例によって製造されるタンク
の断面図である。
の断面図である。
【図10】本発明の第9実施例によるインクタンクの製
造工程の説明図である。
造工程の説明図である。
【図11】本発明の第10実施例によるインクタンクの
製造工程の説明図である。
製造工程の説明図である。
【図12】本発明によって製造されるインクタンクの他
の構成例を説明するための断面図である。
の構成例を説明するための断面図である。
10 タンク本体 11 容器 11A インク供給口 12 蓋 12A 大気連通孔 20 繊維の製造装置 41 ガイド体 41A 保持部 51 袋(袋体) F 繊維 F1 ,F2 集合体
Claims (13)
- 【請求項1】 タンク本体内に、インクを保持可能な繊
維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体の内部に収容する際に、 前記繊維を繊維製造装置によって連続的に製造しつつ、
該繊維を前記タンク本体内に導くことを特徴とするイン
クタンクの製造方法。 - 【請求項2】 前記繊維製造装置から連続的に製造され
る繊維を一旦貯留してから前記タンク本体内に導くこと
を特徴とする請求項1に記載のインクタンクの製造方
法。 - 【請求項3】 タンク本体内に、インクを保持可能な繊
維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体の内部に収容する際に、 予め前記繊維を帯状の集合体に集合させておき、 該帯状の集合体を折り畳んで前記タンク本体内に入れ込
むことを特徴とするインクタンクの製造方法。 - 【請求項4】 タンク本体内に、インクを保持可能な繊
維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体の内部に収容する際に、 予め前記繊維を集合させて集合体を成しておいてから、 該集合体を前記タンク本体内に所定数入れ込むことを特
徴とするインクタンクの製造方法。 - 【請求項5】 タンク本体内に、インクを保持可能な繊
維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体の内部に収容する際に、 予め、前記インクを透過可能な袋体の内部に前記繊維を
収納させておいてから、 該袋体を前記タンク本体内に所定数入れ込むことを特徴
とするインクタンクの製造方法。 - 【請求項6】 タンク本体内に、インクを保持可能な繊
維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体の内部に収容する際に、 内部に前記繊維を通すガイド通路が形成されたガイド体
を用い、 前記ガイド体における前記ガイド通路の開口部を前記タ
ンク本体内に位置させてから、 前記ガイド通路を通して前記繊維を前記タンク本体内に
導くことを特徴とするインクタンクの製造方法。 - 【請求項7】 タンク本体内に、インクを保持可能な繊
維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体の内部に収容する際に、 内部に前記繊維の集合体を保持可能な保持部が形成され
たガイド体を用い、 前記保持部に前記繊維の集合体を保持させてから、 前記ガイド体と前記タンク本体とを接近させた後、 前記保持部に保持された前記繊維の集合体を前記タンク
本体内に移すことを特徴とするインクタンクの製造方
法。 - 【請求項8】 前記繊維としてポリオレフィン系材料に
よって成る繊維を用いることを特徴とする請求項1,
2,3,4,5,6または7に記載のインクタンクの製
造方法。 - 【請求項9】 前記繊維として外径が異なる2種以上の
繊維を前記タンク本体内に収容することを特徴とする請
求項1,2,3,4,5,6,7または8に記載のイン
クタンクの製造方法。 - 【請求項10】 前記繊維として断面形状が異なる2種
以上の繊維を前記タンク本体内に収容することを特徴と
する請求項1,2,3,4,5,6,7または8に記載
のインクタンクの製造方法。 - 【請求項11】 タンク本体内に、インクを保持可能な
繊維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体内に収容する前に、前記タン
ク本体内にインクを収容させることを特徴とするインク
タンクの製造方法。 - 【請求項12】 前記タンク本体内に前記インクを収容
する際に、前記タンク本体内への前記繊維の収容時にお
ける前記インクの溶媒蒸発量分だけ前記インクの溶媒の
量を多くしておくことを特徴とする請求項11に記載の
インクタンクの製造方法。 - 【請求項13】 タンク本体内に、インクを保持可能な
繊維が収容されたインクタンクの製造方法であって、 前記繊維を前記タンク本体内に収容する前に、前記タン
ク本体内に前記インクの溶媒を収容することを特徴とす
るインクタンクの製造方法。
Priority Applications (25)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155076A JPH0820116A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | インクタンクの製造方法 |
| ES95110497T ES2162881T3 (es) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Contenedor de tinta, cabezal para chorros de tinta con contenedor para la tinta, aparato para la impresion por chorros de tinta con contenedor para la tinta y metodo de fabricacion del contenedor para la tinta. |
| CA002253015A CA2253015C (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| EP00109521A EP1027994B1 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| SG1995000807A SG34993A1 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container ink jet head having ink container ink jet apparatus having ink container and manufacturing method for ink container |
| DE69533631T DE69533631T2 (de) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Tintenbehälter, damit versehener Tintenstrahldruckkopf, Tintenstrahlgerät mit einem solchen Tintenbehälter und Herstellungsverfahren des Tintenbehälters |
| CA002153301A CA2153301C (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| DE69533629T DE69533629T2 (de) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Tintenbehälter, damit versehenerTintenstrahldruckkopf, Tintenstrahlgerät mit einem solchen Tintenbehälter und Herstellungsverfahren des Tintenbehälters |
| SG1997004505A SG67459A1 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container ink jet head having ink container ink jet apparatus having ink container and manufacturing method for ink container |
| EP01107297A EP1110737B1 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| EP00109520A EP1025998B1 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| EP95110497A EP0691207B1 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| ES00109521T ES2187407T3 (es) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Contenedor de tinta, cabezal de impresion por chorros de tinta que tiene contenedor de tinta, aparato para la impresion por chorros de tinta que tiene contenedor de tinta y metodo de fabricacion de un contenedor de tinta. |
| CA002339555A CA2339555C (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| AU24852/95A AU697516B2 (en) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| DE69523672T DE69523672T2 (de) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Tintenbehälter, Tintenstrahldruckkopf damit versehen, Tintenstrahlgerät mit einem solchen Tintenbehälter und Herstellungsverfahren des Tintenbehälters |
| DE69529630T DE69529630T2 (de) | 1994-07-06 | 1995-07-05 | Tintenbehälter, Tintenstrahldruckkopf damit versehen, Tintenstrahlgerät mit einem solchen Tintenbehälter und Herstellungsverfahren des Tintenbehälters |
| CN95115034A CN1061606C (zh) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | 油墨盒和具有油墨盒的喷墨装置 |
| CNB001064495A CN1139494C (zh) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | 墨盒和喷墨记录装置 |
| KR1019950019756A KR0156614B1 (ko) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | 잉크 용기, 잉크 용기를 갖는 잉크 제트 헤드, 잉크 용기를 갖는 잉크 제트 장치 및 잉크 용기 제조 방법 |
| US08/498,870 US6137512A (en) | 1994-07-06 | 1995-07-06 | Ink container |
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| HK98112857.0A HK1011661B (en) | 1994-07-06 | 1998-12-05 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| US09/636,644 US6412932B1 (en) | 1994-07-06 | 2000-08-16 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
| US10/123,257 US6578957B2 (en) | 1994-07-06 | 2002-04-17 | Ink container, ink jet head having ink container, ink jet apparatus having ink container, and manufacturing method for ink container |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6155076A JPH0820116A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | インクタンクの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0820116A true JPH0820116A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15598135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6155076A Pending JPH0820116A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | インクタンクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0820116A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10109428A (ja) * | 1996-08-14 | 1998-04-28 | Seiko Epson Corp | インクカートリッジ |
| US6502931B2 (en) * | 1998-05-11 | 2003-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid container |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6155076A patent/JPH0820116A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10109428A (ja) * | 1996-08-14 | 1998-04-28 | Seiko Epson Corp | インクカートリッジ |
| US6502931B2 (en) * | 1998-05-11 | 2003-01-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Liquid container |
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