JPH08201572A - 局部出力監視モニタ集合体 - Google Patents
局部出力監視モニタ集合体Info
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- JPH08201572A JPH08201572A JP7010661A JP1066195A JPH08201572A JP H08201572 A JPH08201572 A JP H08201572A JP 7010661 A JP7010661 A JP 7010661A JP 1066195 A JP1066195 A JP 1066195A JP H08201572 A JPH08201572 A JP H08201572A
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- Japan
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- monitor
- reactor
- material corrosion
- silver
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】局部出力監視モニタ集合体の外形寸法を変更せ
ず、水素注入時の広範囲な測定レンジの材料腐食環境を
連続して監視する。 【構成】原子炉の炉心に2つに分割して挿入される集合
体本体5a,5bと、これらの集合体本体5a,5bの
ぞれぞれに収納され原子炉の局部出力を監視する検出手
段6a〜6hと、集合体本体5aに収納され原子炉材料
の腐食環境を監視する第1の材料腐食モニタ10a,1
0bと、集合体本体5bに収納され第1の材料腐食モニ
タ10a,10bと測定範囲が異なる第2の材料腐食モ
ニタ9a,9bとを備えた。
ず、水素注入時の広範囲な測定レンジの材料腐食環境を
連続して監視する。 【構成】原子炉の炉心に2つに分割して挿入される集合
体本体5a,5bと、これらの集合体本体5a,5bの
ぞれぞれに収納され原子炉の局部出力を監視する検出手
段6a〜6hと、集合体本体5aに収納され原子炉材料
の腐食環境を監視する第1の材料腐食モニタ10a,1
0bと、集合体本体5bに収納され第1の材料腐食モニ
タ10a,10bと測定範囲が異なる第2の材料腐食モ
ニタ9a,9bとを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば沸騰水型原子炉
(以下、BWRと称す)の局部出力を監視するため、原
子炉圧力容器内に挿入する出力監視用センサを組み込ん
だ局部出力監視モニタ集合体に関する。
(以下、BWRと称す)の局部出力を監視するため、原
子炉圧力容器内に挿入する出力監視用センサを組み込ん
だ局部出力監視モニタ集合体に関する。
【0002】
【従来の技術】BWRでは、原子炉の局部出力を監視す
るため、原子炉出力に比例した出力が得られるセンサ
(例えば核分裂中性子検出器であって通常LPRM検出
器と称す)を原子炉圧力容器内に挿入する。このセンサ
は核分裂中性子検出器を軸方向に4個並べて局部出力監
視モニタ集合体(以下、LPRM集合体と称す)に組み
込み、その集合体を原子炉内に数十体(110万kW原
子炉で約43体)配置している。
るため、原子炉出力に比例した出力が得られるセンサ
(例えば核分裂中性子検出器であって通常LPRM検出
器と称す)を原子炉圧力容器内に挿入する。このセンサ
は核分裂中性子検出器を軸方向に4個並べて局部出力監
視モニタ集合体(以下、LPRM集合体と称す)に組み
込み、その集合体を原子炉内に数十体(110万kW原
子炉で約43体)配置している。
【0003】一方、材料の腐食環境を監視するモニタ
(以下、材料腐食モニタと称す)を原子炉内に設置し、
材料の腐食環境を監視し、且つその環境を改善すること
が望まれており、その一環として原子炉の炉心における
材料の腐食環境を連続的に監視することが切望されてい
る。
(以下、材料腐食モニタと称す)を原子炉内に設置し、
材料の腐食環境を監視し、且つその環境を改善すること
が望まれており、その一環として原子炉の炉心における
材料の腐食環境を連続的に監視することが切望されてい
る。
【0004】材料の腐食環境を監視する手段の一つとし
て、銀/塩化銀または白金などが炉水に対して示す酸化
還元電圧を測定する方法が挙げられる。この場合、材料
腐食モニタとして、基準電圧(例えば銀/塩化銀、白
金)とその監視対象となる材料とを一体とした構造のセ
ンサが用いられ、このセンサを原子炉の炉心に挿入し、
炉心での材料腐食環境を監視することが必要とされる。
て、銀/塩化銀または白金などが炉水に対して示す酸化
還元電圧を測定する方法が挙げられる。この場合、材料
腐食モニタとして、基準電圧(例えば銀/塩化銀、白
金)とその監視対象となる材料とを一体とした構造のセ
ンサが用いられ、このセンサを原子炉の炉心に挿入し、
炉心での材料腐食環境を監視することが必要とされる。
【0005】図5および図6は従来の局部出力監視モニ
タ集合体の構成を示す。図5に示すように、従来の局部
出力監視モニタ集合体は、原子炉圧力容器1の炉心2内
に挿入され、LPRM検出器6a〜6dが軸方向に4
個、上部格子板3と燃料支持板4の位置に白金電極セン
サ9a,9bおよび銀/塩化銀センサ10a,10bが
それぞれ1個ずつ、計8個のセンサで構成されている。
タ集合体の構成を示す。図5に示すように、従来の局部
出力監視モニタ集合体は、原子炉圧力容器1の炉心2内
に挿入され、LPRM検出器6a〜6dが軸方向に4
個、上部格子板3と燃料支持板4の位置に白金電極セン
サ9a,9bおよび銀/塩化銀センサ10a,10bが
それぞれ1個ずつ、計8個のセンサで構成されている。
【0006】しかし、合計8個のセンサは図6(A),
(B)に示すような従来のLPRM集合体5に組み込む
ことができない。つまり、信号ケーブル7の8本分の径
とセンサ冷却のための水の流路を確保できる大きさが必
要であり、また、図5に示す圧力シール部11におい
て、信号ケーブル7はろう付けにより固定されているた
め、十分な接合強度を得るために、LPRM集合体5よ
り大径または断面形状を変形した構造が必要となる。
(B)に示すような従来のLPRM集合体5に組み込む
ことができない。つまり、信号ケーブル7の8本分の径
とセンサ冷却のための水の流路を確保できる大きさが必
要であり、また、図5に示す圧力シール部11におい
て、信号ケーブル7はろう付けにより固定されているた
め、十分な接合強度を得るために、LPRM集合体5よ
り大径または断面形状を変形した構造が必要となる。
【0007】したがって、このような構造で材料腐食セ
ンサを挿入する場合には、LPRM集合体5と異なる変
形LPRM集合体12が使用される。この変形LPRM
集合体12は原子炉において実績のあるLPRM集合体
5と比較して大型または特殊な形状であるため、炉水に
よって生じる変形LPRM集合体12の振動、炉心2に
おける流動の変化などを採用するに際し、十分な評価が
必要となる。なお、図6(B)において、13はTIP
管であって、中性子検出器を校正するための移動式炉内
中性子モニタ(TIP)の案内管である。
ンサを挿入する場合には、LPRM集合体5と異なる変
形LPRM集合体12が使用される。この変形LPRM
集合体12は原子炉において実績のあるLPRM集合体
5と比較して大型または特殊な形状であるため、炉水に
よって生じる変形LPRM集合体12の振動、炉心2に
おける流動の変化などを採用するに際し、十分な評価が
必要となる。なお、図6(B)において、13はTIP
管であって、中性子検出器を校正するための移動式炉内
中性子モニタ(TIP)の案内管である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原子炉
炉水へ水素注入が行われた場合、水素濃度により腐食環
境が大きく変化するため、その腐食環境を連続してモニ
タするには測定レンジの異なる複数のモニタが必要とな
る。例えば、水素濃度が十分な範囲において、白金を基
準電極に用いた腐食環境モニタは、白金が十分安定な基
準電位を示すため、対象材料の腐食電圧を高精度に測定
できるものの、水素濃度の少ない範囲では精度が悪くな
り、化学反応が異なるセンサ、例えば銀/塩化銀電極を
基準電極とするセンサをこの水素濃度では使用する必要
がある。
炉水へ水素注入が行われた場合、水素濃度により腐食環
境が大きく変化するため、その腐食環境を連続してモニ
タするには測定レンジの異なる複数のモニタが必要とな
る。例えば、水素濃度が十分な範囲において、白金を基
準電極に用いた腐食環境モニタは、白金が十分安定な基
準電位を示すため、対象材料の腐食電圧を高精度に測定
できるものの、水素濃度の少ない範囲では精度が悪くな
り、化学反応が異なるセンサ、例えば銀/塩化銀電極を
基準電極とするセンサをこの水素濃度では使用する必要
がある。
【0009】ところが、従来のLPRM集合体5の中に
これら腐食環境モニタを挿入する場合、そのモニタの信
号ケーブル7の数により、最大2個のモニタしか格納す
ることができない。また、LPRM集合体5の挿入位置
において腐食環境を監視することが望まれている位置
は、溶接箇所の多い上部格子板3および燃料支持板4の
近傍の2箇所であるが、その双方の位置に化学反応が異
なる腐食環境センサ2個を挿入することは、LPRM検
出器6が既に格納されているため、スペース上非常に困
難である。
これら腐食環境モニタを挿入する場合、そのモニタの信
号ケーブル7の数により、最大2個のモニタしか格納す
ることができない。また、LPRM集合体5の挿入位置
において腐食環境を監視することが望まれている位置
は、溶接箇所の多い上部格子板3および燃料支持板4の
近傍の2箇所であるが、その双方の位置に化学反応が異
なる腐食環境センサ2個を挿入することは、LPRM検
出器6が既に格納されているため、スペース上非常に困
難である。
【0010】よって、従来は複数のモニタを挿入できる
ようにLPRM集合体5の外形形状を変更したり、LP
RM検出器6の代わりに腐食環境モニタを多数挿入した
材料腐食モニタ用のLPRM集合体を、従来ではLPR
M集合体が挿入されていない位置に挿入するなどして対
応していた。
ようにLPRM集合体5の外形形状を変更したり、LP
RM検出器6の代わりに腐食環境モニタを多数挿入した
材料腐食モニタ用のLPRM集合体を、従来ではLPR
M集合体が挿入されていない位置に挿入するなどして対
応していた。
【0011】しかし、LPRM集合体の外形形状を変更
することは、原子炉冷却水の流路の変更となり、また材
料腐食モニタのみのセンサ集合体を挿入することは、材
料腐食モニタの挿入位置が限定されるなどの問題点があ
った。
することは、原子炉冷却水の流路の変更となり、また材
料腐食モニタのみのセンサ集合体を挿入することは、材
料腐食モニタの挿入位置が限定されるなどの問題点があ
った。
【0012】一方、これらのLPRM集合体に材料腐食
モニタを挿入するいずれの場合も、従来のLPRM検出
器の監視機能に影響を及ぼさず、また最も悪いケースと
してセンサが破壊した場合でも、原子炉に影響を与えな
い集合体構造であることが必要である。つまり、従来の
LPRM集合体の外形寸法を変更せず、LPRM集合体
内に材料腐食モニタを挿入し、原子炉材料の腐食環境を
モニタできる信頼性の高いLPRM集合体が望まれてい
る。
モニタを挿入するいずれの場合も、従来のLPRM検出
器の監視機能に影響を及ぼさず、また最も悪いケースと
してセンサが破壊した場合でも、原子炉に影響を与えな
い集合体構造であることが必要である。つまり、従来の
LPRM集合体の外形寸法を変更せず、LPRM集合体
内に材料腐食モニタを挿入し、原子炉材料の腐食環境を
モニタできる信頼性の高いLPRM集合体が望まれてい
る。
【0013】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、局部出力監視モニタ集合体の外形寸法を変更せ
ず、水素注入時の広範囲な測定レンジの材料腐食環境を
連続して監視することのできる局部出力監視モニタ集合
体を提供することを目的とする。
もので、局部出力監視モニタ集合体の外形寸法を変更せ
ず、水素注入時の広範囲な測定レンジの材料腐食環境を
連続して監視することのできる局部出力監視モニタ集合
体を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明の他の目的とするところは、
材料腐食モニタの破壊時にも、その影響が局部出力監視
モニタ検出器および炉心に及ばないようにした局部出力
監視モニタ集合体を提供することを目的とする。
材料腐食モニタの破壊時にも、その影響が局部出力監視
モニタ検出器および炉心に及ばないようにした局部出力
監視モニタ集合体を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明の請求項1は、原子炉の炉心に2つに分
割して挿入される集合体本体と、これらの集合体本体の
ぞれぞれに収納され原子炉の局部出力を監視する検出手
段と、上記集合体本体の一方に収納され原子炉材料の腐
食環境を監視する第1の材料腐食モニタと、上記集合体
本体の他方に収納され上記第1の材料腐食モニタと測定
範囲が異なる第2の材料腐食モニタとを備えたことを特
徴とする。
ために、本発明の請求項1は、原子炉の炉心に2つに分
割して挿入される集合体本体と、これらの集合体本体の
ぞれぞれに収納され原子炉の局部出力を監視する検出手
段と、上記集合体本体の一方に収納され原子炉材料の腐
食環境を監視する第1の材料腐食モニタと、上記集合体
本体の他方に収納され上記第1の材料腐食モニタと測定
範囲が異なる第2の材料腐食モニタとを備えたことを特
徴とする。
【0016】請求項2は、請求項1記載の2つに分割し
て挿入される集合体本体が、互いに原子炉中心軸に対し
て対称な位置に配置されたことを特徴とする。
て挿入される集合体本体が、互いに原子炉中心軸に対し
て対称な位置に配置されたことを特徴とする。
【0017】請求項3は、請求項1記載の第1の材料腐
食モニタが複数の銀/塩化銀電極センサであるととも
に、第2の材料腐食モニタが複数の白金電極センサであ
ることを特徴とする。
食モニタが複数の銀/塩化銀電極センサであるととも
に、第2の材料腐食モニタが複数の白金電極センサであ
ることを特徴とする。
【0018】請求項4は、請求項3記載の複数の銀/塩
化銀電極センサおよび複数の白金電極センサが、その両
者がそれぞれ集合体本体内において上部格子板および燃
料支持板の近傍に配置されたことを特徴とする。
化銀電極センサおよび複数の白金電極センサが、その両
者がそれぞれ集合体本体内において上部格子板および燃
料支持板の近傍に配置されたことを特徴とする。
【0019】請求項5は、請求項1,2または3記載の
集合体本体内における第1,第2の材料腐食モニタの上
部および下部に、それぞれ炉水のみを透過する仕切板を
設けたことを特徴とする。
集合体本体内における第1,第2の材料腐食モニタの上
部および下部に、それぞれ炉水のみを透過する仕切板を
設けたことを特徴とする。
【0020】請求項6は、請求項5記載の仕切板に、集
合体本体内に冷却水を循環させる炉水用孔が穿設され、
この炉水用孔の大きさを第1,第2の材料腐食モニタよ
り小さく設定したことを特徴とする。
合体本体内に冷却水を循環させる炉水用孔が穿設され、
この炉水用孔の大きさを第1,第2の材料腐食モニタよ
り小さく設定したことを特徴とする。
【0021】請求項7は、請求項1,2または3記載の
第1,第2の材料腐食モニタ近傍の集合体本体に、炉水
を流通させる孔を穿設したことを特徴とする。
第1,第2の材料腐食モニタ近傍の集合体本体に、炉水
を流通させる孔を穿設したことを特徴とする。
【0022】
【作用】本発明の請求項1においては、原子炉の炉心に
集合体本体を2つに分割して挿入したことにより、変形
局部出力監視モニタ集合体を用いることなく、従来と同
一形状の局部出力監視モニタ集合体を用いることができ
る。また、2つに分割した集合体本体のぞれぞれに、原
子炉材料の腐食環境を監視する第1の材料腐食モニタ
と、この第1の材料腐食モニタと測定範囲が異なる第2
の材料腐食モニタとを収納したことにより、水素注入時
の広い測定範囲を監視することができる。
集合体本体を2つに分割して挿入したことにより、変形
局部出力監視モニタ集合体を用いることなく、従来と同
一形状の局部出力監視モニタ集合体を用いることができ
る。また、2つに分割した集合体本体のぞれぞれに、原
子炉材料の腐食環境を監視する第1の材料腐食モニタ
と、この第1の材料腐食モニタと測定範囲が異なる第2
の材料腐食モニタとを収納したことにより、水素注入時
の広い測定範囲を監視することができる。
【0023】請求項2においては、分割して挿入される
集合体本体が、互いに原子炉中心軸に対して対称な位置
に配置されたことにより、対称な位置での腐食環境に対
応することができる。
集合体本体が、互いに原子炉中心軸に対して対称な位置
に配置されたことにより、対称な位置での腐食環境に対
応することができる。
【0024】請求項3においては、請求項1記載の第1
の材料腐食モニタが複数の銀/塩化銀電極センサである
とともに、第2の材料腐食モニタが複数の白金電極セン
サであるため、異なる水質においても炉水の腐食電圧を
監視することができる。
の材料腐食モニタが複数の銀/塩化銀電極センサである
とともに、第2の材料腐食モニタが複数の白金電極セン
サであるため、異なる水質においても炉水の腐食電圧を
監視することができる。
【0025】請求項4においては、複数の銀/塩化銀電
極センサおよび複数の白金電極センサが、その両者がそ
れぞれ集合体本体内において上部格子板および燃料支持
板の近傍に配置されたことにより、最も溶接箇所が多
く、材料の腐食状態の監視が望まれている位置の腐食環
境を監視することができる。
極センサおよび複数の白金電極センサが、その両者がそ
れぞれ集合体本体内において上部格子板および燃料支持
板の近傍に配置されたことにより、最も溶接箇所が多
く、材料の腐食状態の監視が望まれている位置の腐食環
境を監視することができる。
【0026】請求項5においては、集合体本体内におけ
る第1,第2の材料腐食モニタの上部および下部に、そ
れぞれ炉水のみを透過する仕切板を設けたことにより、
第1,第2の材料腐食モニタが不測の現象で破壊した場
合でも、検出手段に衝突せず、検出手段の健全性を維持
することができる。
る第1,第2の材料腐食モニタの上部および下部に、そ
れぞれ炉水のみを透過する仕切板を設けたことにより、
第1,第2の材料腐食モニタが不測の現象で破壊した場
合でも、検出手段に衝突せず、検出手段の健全性を維持
することができる。
【0027】請求項6においては、仕切板に、集合体本
体内に冷却水を循環させる炉水用孔が穿設され、この炉
水用孔の大きさを第1,第2の材料腐食モニタより小さ
く設定したことにより、第1,第2の材料腐食モニタが
不測の現象で破壊した場合でも、それらが原子炉の炉心
内に流出するのを防止することができる。
体内に冷却水を循環させる炉水用孔が穿設され、この炉
水用孔の大きさを第1,第2の材料腐食モニタより小さ
く設定したことにより、第1,第2の材料腐食モニタが
不測の現象で破壊した場合でも、それらが原子炉の炉心
内に流出するのを防止することができる。
【0028】請求項7においては、第1,第2の材料腐
食モニタ近傍の集合体本体に、炉水を流通させる孔を穿
設したことにより、集合体本体内部の水質および流速を
集合体本体外部と同様とすることで、集合体本体外部の
材料の腐食環境を監視することができる。
食モニタ近傍の集合体本体に、炉水を流通させる孔を穿
設したことにより、集合体本体内部の水質および流速を
集合体本体外部と同様とすることで、集合体本体外部の
材料の腐食環境を監視することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0030】図1は本発明に係る局部出力監視モニタ集
合体の一実施例を示す構成図である。なお、従来の構成
と同一または対応する部分には図5および図6と同一の
符号を用いて説明する。
合体の一実施例を示す構成図である。なお、従来の構成
と同一または対応する部分には図5および図6と同一の
符号を用いて説明する。
【0031】図1に示すように、原子炉圧力容器1の炉
心2は、上部格子板3および燃料支持板4により固定さ
れ、炉心2には2つに分割された集合体本体としてのL
PRM集合体5a,5bが挿入されている。このLPR
M集合体5a,5bの内部には、原子炉の局部出力を監
視するための検出手段として、それぞれ4個のLPRM
検出器6a〜6d、6e〜6hが軸方向に沿って収納さ
れている。LPRM集合体5a,5b内に挿入できるセ
ンサ数は、信号ケーブル7a,7bの径によって決定さ
れ、それぞれ4個のLPRM検出器6a〜6d、6e〜
6hが収納されている場合、新たに収納できる材料腐食
モニタの個数は最大2個となり、LPRM集合体5a,
5bの上部および下部に配置される。
心2は、上部格子板3および燃料支持板4により固定さ
れ、炉心2には2つに分割された集合体本体としてのL
PRM集合体5a,5bが挿入されている。このLPR
M集合体5a,5bの内部には、原子炉の局部出力を監
視するための検出手段として、それぞれ4個のLPRM
検出器6a〜6d、6e〜6hが軸方向に沿って収納さ
れている。LPRM集合体5a,5b内に挿入できるセ
ンサ数は、信号ケーブル7a,7bの径によって決定さ
れ、それぞれ4個のLPRM検出器6a〜6d、6e〜
6hが収納されている場合、新たに収納できる材料腐食
モニタの個数は最大2個となり、LPRM集合体5a,
5bの上部および下部に配置される。
【0032】LPRM集合体5a,5bの上部に収納さ
れる材料腐食モニタは、原子炉中心軸8に対して対称な
位置に配置された白金電極センサ9aと銀/塩化銀電極
センサ10aであり、これらのセンサ9aおよび10a
は異なる測定原理が用いられ、測定範囲が異なる。ま
た、LPRM集合体5a,5bの下部には、同様にその
対称位置に白金電極センサ9bと、この白金電極センサ
9bと異なる測定範囲の銀/塩化銀電極センサ10bが
配置されている。
れる材料腐食モニタは、原子炉中心軸8に対して対称な
位置に配置された白金電極センサ9aと銀/塩化銀電極
センサ10aであり、これらのセンサ9aおよび10a
は異なる測定原理が用いられ、測定範囲が異なる。ま
た、LPRM集合体5a,5bの下部には、同様にその
対称位置に白金電極センサ9bと、この白金電極センサ
9bと異なる測定範囲の銀/塩化銀電極センサ10bが
配置されている。
【0033】ここで、白金電極センサ9aと銀/塩化銀
電極センサ10a、白金電極センサ9bと銀/塩化銀電
極センサ10bが、それぞれ原子炉中心軸8に対して対
称な位置に配置されているのは、現在の原子炉は中性子
分布が中心に対称になるように運転されており、腐食も
対称な位置で同じ環境になるためである。
電極センサ10a、白金電極センサ9bと銀/塩化銀電
極センサ10bが、それぞれ原子炉中心軸8に対して対
称な位置に配置されているのは、現在の原子炉は中性子
分布が中心に対称になるように運転されており、腐食も
対称な位置で同じ環境になるためである。
【0034】LPRM検出器6a〜6d、6e〜6h、
白金電極センサ9a,9bおよび銀/塩化銀電極センサ
10a,10bの各信号は、それぞれ信号ケーブル7
a,7bにより圧力シール部11a,11bを通って原
子炉圧力容器1の外部に導き出される。
白金電極センサ9a,9bおよび銀/塩化銀電極センサ
10a,10bの各信号は、それぞれ信号ケーブル7
a,7bにより圧力シール部11a,11bを通って原
子炉圧力容器1の外部に導き出される。
【0035】上記のようにLPRM集合体5a内には、
銀/塩化銀電極センサ10bより上部に配置されたLP
RM検出器6a〜6dと、銀/塩化銀電極センサ10
a,10bと、これらの信号ケーブル7aとが収納され
ている。
銀/塩化銀電極センサ10bより上部に配置されたLP
RM検出器6a〜6dと、銀/塩化銀電極センサ10
a,10bと、これらの信号ケーブル7aとが収納され
ている。
【0036】図2はLPRM集合体5aの銀/塩化銀電
極センサ10b近傍の詳細な構造を示す断面図である。
図2に示すように、銀/塩化銀電極センサ10bの上部
および下部には仕切板15a,15bがワイヤなどで信
号ケーブル7に固定されている。
極センサ10b近傍の詳細な構造を示す断面図である。
図2に示すように、銀/塩化銀電極センサ10bの上部
および下部には仕切板15a,15bがワイヤなどで信
号ケーブル7に固定されている。
【0037】図3は仕切板15aおよび15bの断面構
造を示す。図3に示すように、仕切板15aまたは15
bには、信号ケーブル7aを通過させるケーブル用孔1
6と、炉水を流す炉水用孔17とが穿設されている。こ
の炉水用孔17はLPRM集合体5a内の水流を妨げ
ず、且つ銀/塩化銀電極センサ10bの部品が通過しな
い大きさに設定されている。
造を示す。図3に示すように、仕切板15aまたは15
bには、信号ケーブル7aを通過させるケーブル用孔1
6と、炉水を流す炉水用孔17とが穿設されている。こ
の炉水用孔17はLPRM集合体5a内の水流を妨げ
ず、且つ銀/塩化銀電極センサ10bの部品が通過しな
い大きさに設定されている。
【0038】また、図2において、LPRM集合体5a
にはその内部に炉水18が流れるように孔19が多数穿
設されているものの、その孔19の径は炉水18の流入
量を妨げない範囲で、且つ銀/塩化銀電極センサ10b
の部品より小さく設定されている。孔19の位置はLP
RM集合体5a外部の材料、例えば上部格子板3または
燃料支持板4の腐食環境をより高精度に監視するため、
銀/塩化銀電極センサ10bの近傍に配設されている。
にはその内部に炉水18が流れるように孔19が多数穿
設されているものの、その孔19の径は炉水18の流入
量を妨げない範囲で、且つ銀/塩化銀電極センサ10b
の部品より小さく設定されている。孔19の位置はLP
RM集合体5a外部の材料、例えば上部格子板3または
燃料支持板4の腐食環境をより高精度に監視するため、
銀/塩化銀電極センサ10bの近傍に配設されている。
【0039】次に、本実施例の作用を説明する。
【0040】上記の構成において、水素注入が行われた
場合、水素注入量の少ない範囲においては、炉心2下部
および上部の腐食環境はLPRM集合体5a中の銀/塩
化銀電極センサ10aおよび10bにより監視する。水
素注入量が増加すると、銀/塩化銀電極センサ10aお
よび10bによる監視とともに、原子炉中心軸8に対し
て対称な位置関係にあり、ほぼ同じ材料腐食環境と考え
られるLPRM集合体5b中の白金電極センサ9aおよ
び9bにより腐食環境を監視する。
場合、水素注入量の少ない範囲においては、炉心2下部
および上部の腐食環境はLPRM集合体5a中の銀/塩
化銀電極センサ10aおよび10bにより監視する。水
素注入量が増加すると、銀/塩化銀電極センサ10aお
よび10bによる監視とともに、原子炉中心軸8に対し
て対称な位置関係にあり、ほぼ同じ材料腐食環境と考え
られるLPRM集合体5b中の白金電極センサ9aおよ
び9bにより腐食環境を監視する。
【0041】すなわち、本実施例では、LPRM集合体
5a内に2箇所の測定箇所にそれぞれ銀/塩化銀電極セ
ンサ10aおよび10bを挿入し、水素注入時の測定範
囲をカバーするために、対称な位置のLPRM集合体5
bに白金電極センサ9aおよび9bを挿入したものであ
る。
5a内に2箇所の測定箇所にそれぞれ銀/塩化銀電極セ
ンサ10aおよび10bを挿入し、水素注入時の測定範
囲をカバーするために、対称な位置のLPRM集合体5
bに白金電極センサ9aおよび9bを挿入したものであ
る。
【0042】つまり、本実施例では腐食環境モニタを原
子炉中心軸8に対して対称な位置関係にある2体のLP
RM集合体5aおよび5bに分割することにより、変形
LPRM集合体を用いることなく、従来と同一形状のL
PRM集合体5内にセンサを格納することができる。こ
のように構成することにより、水素注入など材料腐食環
境が大きく変化しないと考えられる通常の原子炉運転で
は、その測定レンジによりLPRM集合体5aおよび5
bのいずれかを連続監視するだけで、腐食環境の監視が
可能となる。
子炉中心軸8に対して対称な位置関係にある2体のLP
RM集合体5aおよび5bに分割することにより、変形
LPRM集合体を用いることなく、従来と同一形状のL
PRM集合体5内にセンサを格納することができる。こ
のように構成することにより、水素注入など材料腐食環
境が大きく変化しないと考えられる通常の原子炉運転で
は、その測定レンジによりLPRM集合体5aおよび5
bのいずれかを連続監視するだけで、腐食環境の監視が
可能となる。
【0043】また、図2に示すように銀/塩化銀電極セ
ンサ10bの上下2箇所に設けた仕切板15a,15b
により銀/塩化銀電極センサ10bが不測の現象で破壊
した場合も、センサ部品が仕切板15aまたは15bを
通過することがないため、その他のLPRM検出器6a
〜6dおよび銀/塩化銀電極センサ10aの特性を悪化
させることはない。さらに、LPRM集合体5aに穿設
された孔19がセンサ部品である銀/塩化銀電極センサ
10bより小さく設定されているため、センサが破壊し
た場合にその部品がLPRM集合体5aから外部の原子
炉の炉心2に流出することがなく、センサが破壊した場
合でも原子炉に何等影響を与えないこととなる。
ンサ10bの上下2箇所に設けた仕切板15a,15b
により銀/塩化銀電極センサ10bが不測の現象で破壊
した場合も、センサ部品が仕切板15aまたは15bを
通過することがないため、その他のLPRM検出器6a
〜6dおよび銀/塩化銀電極センサ10aの特性を悪化
させることはない。さらに、LPRM集合体5aに穿設
された孔19がセンサ部品である銀/塩化銀電極センサ
10bより小さく設定されているため、センサが破壊し
た場合にその部品がLPRM集合体5aから外部の原子
炉の炉心2に流出することがなく、センサが破壊した場
合でも原子炉に何等影響を与えないこととなる。
【0044】そして、孔19の位置を銀/塩化銀電極セ
ンサ10bの近傍に設けることにより、LPRM集合体
5aの外部の水質および流速をセンサ10bの周囲に導
き、LPRM集合体5a外部、つまり燃料支持板4、上
部格子板3などの腐食環境をより高精度に監視すること
ができる。
ンサ10bの近傍に設けることにより、LPRM集合体
5aの外部の水質および流速をセンサ10bの周囲に導
き、LPRM集合体5a外部、つまり燃料支持板4、上
部格子板3などの腐食環境をより高精度に監視すること
ができる。
【0045】このように本実施例によれば、腐食環境モ
ニタをLPRM集合体中に収納する場合も、収納しない
場合でも同じ形状のもの、すなわち従来から実績のある
LPRM集合体5をそのまま使用することができ、原子
炉に対する腐食環境モニタの挿入による影響を最小限に
止めることができ、従来と同等の信頼性を確保すること
ができる。また、水素注入などを実施しない通常の運転
では、その測定レンジによって1体のLPRM集合体5
aまたは5bのみで腐食環境を監視することができる。
ニタをLPRM集合体中に収納する場合も、収納しない
場合でも同じ形状のもの、すなわち従来から実績のある
LPRM集合体5をそのまま使用することができ、原子
炉に対する腐食環境モニタの挿入による影響を最小限に
止めることができ、従来と同等の信頼性を確保すること
ができる。また、水素注入などを実施しない通常の運転
では、その測定レンジによって1体のLPRM集合体5
aまたは5bのみで腐食環境を監視することができる。
【0046】仕切板15aまたは15b、あるいは孔1
9を設けたことにより、銀/塩化銀電極センサ10bが
不測の現象で破壊した場合でも、その部品などがLPR
M集合体5aの外部に流失しないため、原子炉の運転に
は影響しない信頼性の高い材料腐食モニタ付きのLPR
M集合体を提供することができる。また、孔19の位置
を銀/塩化銀電極センサ10bの近傍に設けることによ
り、LPRM集合体5a内部の腐食環境ではなく、外
部、例えば上部格子板3などの腐食環境をより高精度に
監視することができる。
9を設けたことにより、銀/塩化銀電極センサ10bが
不測の現象で破壊した場合でも、その部品などがLPR
M集合体5aの外部に流失しないため、原子炉の運転に
は影響しない信頼性の高い材料腐食モニタ付きのLPR
M集合体を提供することができる。また、孔19の位置
を銀/塩化銀電極センサ10bの近傍に設けることによ
り、LPRM集合体5a内部の腐食環境ではなく、外
部、例えば上部格子板3などの腐食環境をより高精度に
監視することができる。
【0047】なお、本実施例では、図2に示すようにL
PRM集合体5aに収納された銀/塩化銀電極センサ1
0b近傍の構造について説明したが、LPRM集合体5
bは勿論のこと、銀/塩化銀電極センサ10a近傍の構
造についても同様である。
PRM集合体5aに収納された銀/塩化銀電極センサ1
0b近傍の構造について説明したが、LPRM集合体5
bは勿論のこと、銀/塩化銀電極センサ10a近傍の構
造についても同様である。
【0048】図4は本発明に係る局部出力監視モニタ集
合体の他の実施例を示す構成図である。なお、前記実施
例と同一の部分には同一の符号を付して説明する。本実
施例では、図4に示すようにLPRM集合体5a中に異
なる材料腐食モニタ、例えば白金電極センサ9aおよび
銀/塩化銀電極センサ10aをほぼ同じ位置に格納する
ことにより、原子炉の側面である原子炉シュラウド20
近傍の腐食環境または原子炉円周方向の腐食環境を監視
することができる。
合体の他の実施例を示す構成図である。なお、前記実施
例と同一の部分には同一の符号を付して説明する。本実
施例では、図4に示すようにLPRM集合体5a中に異
なる材料腐食モニタ、例えば白金電極センサ9aおよび
銀/塩化銀電極センサ10aをほぼ同じ位置に格納する
ことにより、原子炉の側面である原子炉シュラウド20
近傍の腐食環境または原子炉円周方向の腐食環境を監視
することができる。
【0049】また、白金電極センサ9bおよび銀/塩化
銀電極センサ10bも原子炉中心軸8に対して対称なL
PRM集合体5b中のほぼ同じ位置に格納したことによ
り、それぞれの位置における腐食環境を正確に監視する
ことができ、製作、その位置による誤差要因を排除し、
測定データの信頼性を向上させることができる。その他
の構成および作用は前記実施例と同様であるので、その
説明を省略する。
銀電極センサ10bも原子炉中心軸8に対して対称なL
PRM集合体5b中のほぼ同じ位置に格納したことによ
り、それぞれの位置における腐食環境を正確に監視する
ことができ、製作、その位置による誤差要因を排除し、
測定データの信頼性を向上させることができる。その他
の構成および作用は前記実施例と同様であるので、その
説明を省略する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、原子炉の炉心に集合体本体を2つに分割して
挿入したことにより、変形局部出力監視モニタ集合体を
用いることなく、従来と同一形状の局部出力監視モニタ
集合体を用いることができる。また、2つに分割した集
合体本体のぞれぞれに、原子炉材料の腐食環境を監視す
る第1の材料腐食モニタと、この第1の材料腐食モニタ
と測定範囲が異なる第2の材料腐食モニタとを収納した
ことにより、水素注入時の広い測定範囲を監視すること
ができる。したがって、材料腐食モニタの挿入による影
響を最小限に止めることができ、従来と同等に信頼性を
確保することができる。
によれば、原子炉の炉心に集合体本体を2つに分割して
挿入したことにより、変形局部出力監視モニタ集合体を
用いることなく、従来と同一形状の局部出力監視モニタ
集合体を用いることができる。また、2つに分割した集
合体本体のぞれぞれに、原子炉材料の腐食環境を監視す
る第1の材料腐食モニタと、この第1の材料腐食モニタ
と測定範囲が異なる第2の材料腐食モニタとを収納した
ことにより、水素注入時の広い測定範囲を監視すること
ができる。したがって、材料腐食モニタの挿入による影
響を最小限に止めることができ、従来と同等に信頼性を
確保することができる。
【0051】請求項2によれば、分割して挿入される集
合体本体が、互いに原子炉中心軸に対して対称な位置に
配置されたことにより、対称な位置での腐食環境に対応
することができる。
合体本体が、互いに原子炉中心軸に対して対称な位置に
配置されたことにより、対称な位置での腐食環境に対応
することができる。
【0052】請求項3によれば、請求項1記載の第1の
材料腐食モニタが複数の銀/塩化銀電極センサであると
ともに、第2の材料腐食モニタが複数の白金電極センサ
であるため、異なる水質においても炉水の腐食電圧を監
視することができる。
材料腐食モニタが複数の銀/塩化銀電極センサであると
ともに、第2の材料腐食モニタが複数の白金電極センサ
であるため、異なる水質においても炉水の腐食電圧を監
視することができる。
【0053】請求項4によれば、複数の銀/塩化銀電極
センサおよび複数の白金電極センサが、その両者がそれ
ぞれ集合体本体内において上部格子板および燃料支持板
の近傍に配置されたことにより、最も溶接箇所が多く、
材料の腐食状態の監視が望まれている位置の腐食環境を
監視することができる。
センサおよび複数の白金電極センサが、その両者がそれ
ぞれ集合体本体内において上部格子板および燃料支持板
の近傍に配置されたことにより、最も溶接箇所が多く、
材料の腐食状態の監視が望まれている位置の腐食環境を
監視することができる。
【0054】請求項5によれば、集合体本体内における
第1,第2の材料腐食モニタの上部および下部に、それ
ぞれ炉水のみを透過する仕切板を設けたことにより、第
1,第2の材料腐食モニタが不測の現象で破壊した場合
でも、検出手段に衝突せず、検出手段の健全性を維持す
ることができる。
第1,第2の材料腐食モニタの上部および下部に、それ
ぞれ炉水のみを透過する仕切板を設けたことにより、第
1,第2の材料腐食モニタが不測の現象で破壊した場合
でも、検出手段に衝突せず、検出手段の健全性を維持す
ることができる。
【0055】請求項6によれば、仕切板に、集合体本体
内に冷却水を循環させる炉水用孔が穿設され、この炉水
用孔の大きさを第1,第2の材料腐食モニタより小さく
設定したことにより、第1,第2の材料腐食モニタが不
測の現象で破壊した場合でも、それらが原子炉の炉心内
に流出するのを防止することができる。
内に冷却水を循環させる炉水用孔が穿設され、この炉水
用孔の大きさを第1,第2の材料腐食モニタより小さく
設定したことにより、第1,第2の材料腐食モニタが不
測の現象で破壊した場合でも、それらが原子炉の炉心内
に流出するのを防止することができる。
【0056】請求項7によれば、第1,第2の材料腐食
モニタ近傍の集合体本体に、炉水を流通させる孔を穿設
したことにより、集合体本体内部の水質および流速を集
合体本体外部と同様とすることで、集合体本体外部の材
料の腐食環境を高精度に監視することができる。
モニタ近傍の集合体本体に、炉水を流通させる孔を穿設
したことにより、集合体本体内部の水質および流速を集
合体本体外部と同様とすることで、集合体本体外部の材
料の腐食環境を高精度に監視することができる。
【図1】本発明に係る局部出力監視モニタ集合体の一実
施例を示す構成図。
施例を示す構成図。
【図2】図1の局部出力監視モニタ集合体の銀/塩化銀
電極センサ近傍の詳細な構造を示す断面図。
電極センサ近傍の詳細な構造を示す断面図。
【図3】図2における仕切板を示す横断面図。
【図4】本発明に係る局部出力監視モニタ集合体の他の
実施例を示す構成図。
実施例を示す構成図。
【図5】従来の局部出力監視モニタ集合体を示す構成
図。
図。
【図6】(A),(B)は一般の局部出力監視モニタ集
合体の詳細を示す縦断面図,横断面図。
合体の詳細を示す縦断面図,横断面図。
【符号の説明】 1 原子炉圧力容器 2 炉心 3 上部格子板 4 燃料支持板 5a,5b LPRM集合体(集合体本体) 6a〜6h LPRM検出器(検出手段) 7a,7b 信号ケーブル 8 原子炉中心軸 9a,9b 白金電極センサ(第2の材料腐食モニタ) 10a,10b 銀/塩化銀センサ(第1の材料腐食モ
ニタ) 11a,11b 圧力シール部 12 変形LPRM集合体 15a,15b 仕切板 16 ケーブル用孔 17 炉水用孔 18 炉水 19 孔 20 原子炉シュラウド
ニタ) 11a,11b 圧力シール部 12 変形LPRM集合体 15a,15b 仕切板 16 ケーブル用孔 17 炉水用孔 18 炉水 19 孔 20 原子炉シュラウド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 直敬 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内
Claims (7)
- 【請求項1】 原子炉の炉心に2つに分割して挿入され
る集合体本体と、これらの集合体本体のぞれぞれに収納
され原子炉の局部出力を監視する検出手段と、上記集合
体本体の一方に収納され原子炉材料の腐食環境を監視す
る第1の材料腐食モニタと、上記集合体本体の他方に収
納され上記第1の材料腐食モニタと測定範囲が異なる第
2の材料腐食モニタとを備えたことを特徴とする局部出
力監視モニタ集合体。 - 【請求項2】 2つに分割して挿入される集合体本体
は、互いに原子炉中心軸に対して対称な位置に配置され
たことを特徴とする請求項1記載の局部出力監視モニタ
集合体。 - 【請求項3】 第1の材料腐食モニタは、複数の銀/塩
化銀電極センサであるとともに、第2の材料腐食モニタ
は複数の白金電極センサであることを特徴とする請求項
1記載の局部出力監視モニタ集合体。 - 【請求項4】 複数の銀/塩化銀電極センサおよび複数
の白金電極センサは、その両者がそれぞれ集合体本体内
において上部格子板および燃料支持板の近傍に配置され
たことを特徴とする請求項3記載の局部出力監視モニタ
集合体。 - 【請求項5】 集合体本体内において第1,第2の材料
腐食モニタの上部および下部に、それぞれ炉水のみを透
過する仕切板を設けたことを特徴とする請求項1,2ま
たは3記載の局部出力監視モニタ集合体。 - 【請求項6】 仕切板には、集合体本体内に冷却水を循
環させる炉水用孔が穿設され、この炉水用孔の大きさを
第1,第2の材料腐食モニタより小さく設定したことを
特徴とする請求項5記載の局部出力監視モニタ集合体。 - 【請求項7】 第1,第2の材料腐食モニタ近傍の集合
体本体に、炉水を流通させる孔を穿設したことを特徴と
する請求項1,2または3記載の局部出力監視モニタ集
合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7010661A JPH08201572A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 局部出力監視モニタ集合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7010661A JPH08201572A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 局部出力監視モニタ集合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08201572A true JPH08201572A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11756429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7010661A Pending JPH08201572A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 局部出力監視モニタ集合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08201572A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101135227B1 (ko) * | 2009-09-25 | 2012-04-12 | 한국수력원자력 주식회사 | 소형 국부부식 감시장치 및 감시방법 |
| JP2015227814A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社東芝 | 局所出力領域中性子検出器集合体および局所出力領域中性子検出器集合体組立て方法 |
-
1995
- 1995-01-26 JP JP7010661A patent/JPH08201572A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101135227B1 (ko) * | 2009-09-25 | 2012-04-12 | 한국수력원자력 주식회사 | 소형 국부부식 감시장치 및 감시방법 |
| JP2015227814A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社東芝 | 局所出力領域中性子検出器集合体および局所出力領域中性子検出器集合体組立て方法 |
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