JPH08201573A - 原子炉内の作業装置 - Google Patents
原子炉内の作業装置Info
- Publication number
- JPH08201573A JPH08201573A JP7008685A JP868595A JPH08201573A JP H08201573 A JPH08201573 A JP H08201573A JP 7008685 A JP7008685 A JP 7008685A JP 868595 A JP868595 A JP 868595A JP H08201573 A JPH08201573 A JP H08201573A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shroud
- contraction
- expansion
- stage expansion
- nuclear reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】作業装置は、原子炉内のシュラウドの上部に装
着して周方向に走行する周駆動部21と、屈曲部35と
多段伸縮部45を上下方向に駆動する上下駆動部22
と、多段伸縮部45をシュラウド中間胴6の外面に寄せ
るための屈曲部35と、作業端を上下方向に移動させる
多段伸縮部45からなる。 【効果】作業装置の小型化により作業性の向上と作業範
囲の拡大の効果がある。
着して周方向に走行する周駆動部21と、屈曲部35と
多段伸縮部45を上下方向に駆動する上下駆動部22
と、多段伸縮部45をシュラウド中間胴6の外面に寄せ
るための屈曲部35と、作業端を上下方向に移動させる
多段伸縮部45からなる。 【効果】作業装置の小型化により作業性の向上と作業範
囲の拡大の効果がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既設原子炉シュラウド
の外面から作業する装置に係り、特に、給水スパージ
ャ,炉心スプレイ配管,ジェットポンプ等との干渉を避
けながら点検,補修などの作業をする装置に関する。
の外面から作業する装置に係り、特に、給水スパージ
ャ,炉心スプレイ配管,ジェットポンプ等との干渉を避
けながら点検,補修などの作業をする装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の炉内作業装置は、特開昭61−1308
67号公報に記載されているように、原子炉圧力容器内の
周方向と径方向に移動する移動台車が原子炉圧力容器上
部に設けられ、かつ、移動台車に上下方向に伸縮するマ
ストが吊り下げられ、そのマストの下端部に超音波探触
子が取り付けられたもので、超音波探触子をシュラウド
外面に沿って走査し、同シュラウドの溶接部などを点検
するようになっている。またシュラウドを内面から検査
する従来の炉内点検装置は、特開平3−261897号公報に
記載されているように、上部格子板,炉心支持板等を利
用して装置本体を炉内に固定し、かつ、装置本体に収納
可能な多軸アームが設けられ、アーム先端に超音波探触
子が取り付けられたもので、超音波探触子をシュラウド
内面に沿って走査し、同シュラウドの点検をするように
なっている。
67号公報に記載されているように、原子炉圧力容器内の
周方向と径方向に移動する移動台車が原子炉圧力容器上
部に設けられ、かつ、移動台車に上下方向に伸縮するマ
ストが吊り下げられ、そのマストの下端部に超音波探触
子が取り付けられたもので、超音波探触子をシュラウド
外面に沿って走査し、同シュラウドの溶接部などを点検
するようになっている。またシュラウドを内面から検査
する従来の炉内点検装置は、特開平3−261897号公報に
記載されているように、上部格子板,炉心支持板等を利
用して装置本体を炉内に固定し、かつ、装置本体に収納
可能な多軸アームが設けられ、アーム先端に超音波探触
子が取り付けられたもので、超音波探触子をシュラウド
内面に沿って走査し、同シュラウドの点検をするように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術で
は、外側からの点検装置は、上下方向に伸縮する構成に
なっているため、超音波探触子を走査する際に、原子炉
圧力容器内に設けられた、給水スパージャ,炉心スプレ
イ配管,シュラウドヘッドボルト用ラグ,ジェットポン
プなどの炉内構造物マストが干渉してしまい、シュラウ
ドとジェットポンプとの間の狭隘部へ超音波探触子を接
近させることが困難である。
は、外側からの点検装置は、上下方向に伸縮する構成に
なっているため、超音波探触子を走査する際に、原子炉
圧力容器内に設けられた、給水スパージャ,炉心スプレ
イ配管,シュラウドヘッドボルト用ラグ,ジェットポン
プなどの炉内構造物マストが干渉してしまい、シュラウ
ドとジェットポンプとの間の狭隘部へ超音波探触子を接
近させることが困難である。
【0004】また、マストを吊り下げる移動台車が原子
炉圧力容器の上部に設けられる構成になっているため、
炉内深部を点検する際に、マストが長くなるため剛性が
不足し、位置精度の高い点検が困難である。
炉圧力容器の上部に設けられる構成になっているため、
炉内深部を点検する際に、マストが長くなるため剛性が
不足し、位置精度の高い点検が困難である。
【0005】さらに、内側からの検査は、上部格子板,
炉心支持板等を利用して装置本体を炉内に固定する構成
になっているため、点検する際には燃料棒を抜き取るな
どの大掛かりの作業が必要である。また、内側には上部
格子板及び炉心支持板が設置されているため、点検でき
ない部分が存在する。
炉心支持板等を利用して装置本体を炉内に固定する構成
になっているため、点検する際には燃料棒を抜き取るな
どの大掛かりの作業が必要である。また、内側には上部
格子板及び炉心支持板が設置されているため、点検でき
ない部分が存在する。
【0006】本発明の目的は、原子炉シュラウドへの取
り付け,取り外しを容易にして作業効率を向上させるこ
とと合わせ、狭隘部への適用を可能にして作業範囲の拡
大を図ることにより、シュラウドを点検,補修できる原
子炉内の作業装置を提供することにある。
り付け,取り外しを容易にして作業効率を向上させるこ
とと合わせ、狭隘部への適用を可能にして作業範囲の拡
大を図ることにより、シュラウドを点検,補修できる原
子炉内の作業装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、上記目
的を達成するため、1)圧力容器上部からワイヤなどに
より装置を炉内に吊り下げる手段、2)装置の長さを炉
心スプレイ配管とシュラウド上部フランジの間隔より短
くするための多段伸縮の手段、3)吊り下げられた装置
を圧力容器の内面に寄せる手段、4)多段伸縮部を圧力
容器内面とシュラウド上部胴の間に挿入し、これと一体
の周方向駆動部をシュラウド上部フランジに装着する手
段、5)上部フランジに装着した前記周方向駆動部によ
って炉内の周方向に走行する手段、6)前記多段伸縮部
を炉内の軸方向に伸長させるとともに前記多段伸縮部の
一部を屈曲させ、これより下の前記多段伸縮部をシュラ
ウド外面に寄せる手段、7)寄せられた前記多段伸縮部
に沿って超音波探触子,テレビカメラ,放電電極などの
作業ユニットをシュラウドの軸方向,周方向に操作し、
目的の点検,補修を作業をする手段、とを備える。
的を達成するため、1)圧力容器上部からワイヤなどに
より装置を炉内に吊り下げる手段、2)装置の長さを炉
心スプレイ配管とシュラウド上部フランジの間隔より短
くするための多段伸縮の手段、3)吊り下げられた装置
を圧力容器の内面に寄せる手段、4)多段伸縮部を圧力
容器内面とシュラウド上部胴の間に挿入し、これと一体
の周方向駆動部をシュラウド上部フランジに装着する手
段、5)上部フランジに装着した前記周方向駆動部によ
って炉内の周方向に走行する手段、6)前記多段伸縮部
を炉内の軸方向に伸長させるとともに前記多段伸縮部の
一部を屈曲させ、これより下の前記多段伸縮部をシュラ
ウド外面に寄せる手段、7)寄せられた前記多段伸縮部
に沿って超音波探触子,テレビカメラ,放電電極などの
作業ユニットをシュラウドの軸方向,周方向に操作し、
目的の点検,補修を作業をする手段、とを備える。
【0008】
【作用】点検,補修装置の長さを炉心スプレイ配管とシ
ュラウド上部フランジの間隔より短くすることにより、
炉心スプレイ配管と干渉することなく、圧力容器内面と
シュラウド上部胴の間に多段伸縮部を挿入でき、これと
一体の周方向駆動部をシュラウド上部フランジに装着で
きる。またシュラウド上部フランジに周方向駆動部を装
着することにより、シュラウド上部フランジに沿って周
方向に走行できる。また多段伸縮部を伸長させ、シュラ
ウド中間フランジ下部の位置で多段伸縮部の一部をシュ
ラウド中間胴側に屈曲させることにより、これより下の
多段伸縮部をシュラウド中間胴の外側に沿って近接でき
る。さらにこの近接された多段伸縮部を伸長させること
によって超音波探触子などの作業ユニットをシュラウド
外面に沿って上下させるとともに周方向駆動部によって
装置全体を周方向に駆動することにより、シュラウドの
外面から点検,補修作業ができる。
ュラウド上部フランジの間隔より短くすることにより、
炉心スプレイ配管と干渉することなく、圧力容器内面と
シュラウド上部胴の間に多段伸縮部を挿入でき、これと
一体の周方向駆動部をシュラウド上部フランジに装着で
きる。またシュラウド上部フランジに周方向駆動部を装
着することにより、シュラウド上部フランジに沿って周
方向に走行できる。また多段伸縮部を伸長させ、シュラ
ウド中間フランジ下部の位置で多段伸縮部の一部をシュ
ラウド中間胴側に屈曲させることにより、これより下の
多段伸縮部をシュラウド中間胴の外側に沿って近接でき
る。さらにこの近接された多段伸縮部を伸長させること
によって超音波探触子などの作業ユニットをシュラウド
外面に沿って上下させるとともに周方向駆動部によって
装置全体を周方向に駆動することにより、シュラウドの
外面から点検,補修作業ができる。
【0009】
【実施例】原子炉圧力容器の側断面図を図2に示す。こ
の構造の概要は、以下の通りである。圧力容器1内は冷
却水を循環するためにシュラウド6と呼ばれる隔壁があ
り、この内側には燃料棒(図示せず)を支持するための
炉心支持板5,上部格子板4がある。また再循環水はジ
ェットポンプ10により炉底部に送られた後、炉内を上
昇して燃料棒と熱交換される。一部の冷却水は再循環出
口ノズル12から一旦外部に導かれた後、再び再循環入
口ノズル(図示せず)からジェットポンプ10により炉
内を循環する。
の構造の概要は、以下の通りである。圧力容器1内は冷
却水を循環するためにシュラウド6と呼ばれる隔壁があ
り、この内側には燃料棒(図示せず)を支持するための
炉心支持板5,上部格子板4がある。また再循環水はジ
ェットポンプ10により炉底部に送られた後、炉内を上
昇して燃料棒と熱交換される。一部の冷却水は再循環出
口ノズル12から一旦外部に導かれた後、再び再循環入
口ノズル(図示せず)からジェットポンプ10により炉
内を循環する。
【0010】これらの冷却水を炉内で隔離するシュラウ
ドを上部からみた構成は、上部フランジ9,上部胴8,
中間フランジ7,中間胴6,下部フランジ13及び下部
胴14からなる。これらのうち比較的面積の大きい中間
胴6の外面は、以下の点で作業装置の接近が難しい。
1)圧力容器1内面と上部フランジ9,上部胴8との空
間の上部には、給水スパージャ2,炉心スプレイ配管3
が敷設されているため、上部からまっすぐに接近するこ
とができない。2)圧力容器1内面と上部フランジ9,
上部胴8の間隔が狭い。3)上部フランジ9,上部胴
8,中間フランジ7の面に比べて中間フランジ6の面
は、内側になるので段差が生じる。4)ジェットポンプ
10は周方向に複数本配置されているので、周方向でこ
れを回避する必要がある。5)シュラウド中間胴6とジ
ェットポンプ10の間隔が非常に狭い。6)中間フラン
ジ7とジェットポンプ10先端との上下方向の間隔が狭
い。このため、これらの制限事項に対応できる作業装置
でなければならない。
ドを上部からみた構成は、上部フランジ9,上部胴8,
中間フランジ7,中間胴6,下部フランジ13及び下部
胴14からなる。これらのうち比較的面積の大きい中間
胴6の外面は、以下の点で作業装置の接近が難しい。
1)圧力容器1内面と上部フランジ9,上部胴8との空
間の上部には、給水スパージャ2,炉心スプレイ配管3
が敷設されているため、上部からまっすぐに接近するこ
とができない。2)圧力容器1内面と上部フランジ9,
上部胴8の間隔が狭い。3)上部フランジ9,上部胴
8,中間フランジ7の面に比べて中間フランジ6の面
は、内側になるので段差が生じる。4)ジェットポンプ
10は周方向に複数本配置されているので、周方向でこ
れを回避する必要がある。5)シュラウド中間胴6とジ
ェットポンプ10の間隔が非常に狭い。6)中間フラン
ジ7とジェットポンプ10先端との上下方向の間隔が狭
い。このため、これらの制限事項に対応できる作業装置
でなければならない。
【0011】図1に示す本実施例は、超音波を利用して
点検作業をする作業装置20をシュラウドの各部9,
8,7,6に取り付けた状態を示し、特にシュラウド中
間胴6を点検作業している状態を示す。作業装置20
は、上部フランジ9に装着してこれに沿って走行する周
駆動部21と、多段伸縮部45,屈曲部35,連結部2
4をスライダ23を上下方向に駆動する上下駆動部22
とから構成される。多段伸縮部45と屈曲部35は、挿
入時は上下駆動部22内に収納され、周駆動部21を含
む上下方向の作業装置20の長さを炉心スプレイ配管3
の下端とシュラウド上部フランジ9の上端との距離以下
にして、この間から容易に挿入できるようにしてある。
また屈曲部35と多段伸縮部45を送り出す周方向の位
置は、下方に周方向に沿って複数のジェットポンプ10
が配置されているので、これと作業装置20が干渉しな
いようにこのジェットポンプ10間の空間が利用され
る。
点検作業をする作業装置20をシュラウドの各部9,
8,7,6に取り付けた状態を示し、特にシュラウド中
間胴6を点検作業している状態を示す。作業装置20
は、上部フランジ9に装着してこれに沿って走行する周
駆動部21と、多段伸縮部45,屈曲部35,連結部2
4をスライダ23を上下方向に駆動する上下駆動部22
とから構成される。多段伸縮部45と屈曲部35は、挿
入時は上下駆動部22内に収納され、周駆動部21を含
む上下方向の作業装置20の長さを炉心スプレイ配管3
の下端とシュラウド上部フランジ9の上端との距離以下
にして、この間から容易に挿入できるようにしてある。
また屈曲部35と多段伸縮部45を送り出す周方向の位
置は、下方に周方向に沿って複数のジェットポンプ10
が配置されているので、これと作業装置20が干渉しな
いようにこのジェットポンプ10間の空間が利用され
る。
【0012】挿入時の作業装置20の状態を図3に示
す。作業装置20は、圧力容器の上部からワイヤなどで
吊り下げられ、図2の炉心スプレイ配管3とシュラウド
上部フランジ9の間で垂直状態で圧力容器1内面にポー
ルなどで寄せられた後、圧力容器1内面とシュラウド上
部胴8の間に降ろされ、図3の周駆動部21が上部フラ
ンジ9上に乗せられ、装着される。上下駆動部22のス
ライダ23と屈曲部35に連結した連結部24は、モー
タ25によってボールねじ26を回転させることによっ
て上下方向に移動できる。これにより連結部24に連結
している屈曲部35と多段伸縮部45も上下方向に移動
できる。すなわちスライダ23を上部に移動させた状態
で搬入し、所定の位置に装着後に下部に移動させ、屈曲
部35を中間フランジ7の下で動作させて図1に示すよ
うに多段伸縮部45をシュラウド中間胴6に寄せれば、
ジェットポンプ10との狭隘部を多段伸縮部45が通過
できる。他方、周駆動部21は、図3のようにつば付き
車輪28を上部フランジ9上に乗せるとともに対向する
抱込み車輪27をエアシリンダ29で上部フランジ9の
内面側の側面に押しつけ、二つの車輪28,27で挟み
込むようにして装着する。次につば付き車輪28をモー
タ(図示せず)で駆動すれば、上部フランジ9上を周方
向に移動できる。
す。作業装置20は、圧力容器の上部からワイヤなどで
吊り下げられ、図2の炉心スプレイ配管3とシュラウド
上部フランジ9の間で垂直状態で圧力容器1内面にポー
ルなどで寄せられた後、圧力容器1内面とシュラウド上
部胴8の間に降ろされ、図3の周駆動部21が上部フラ
ンジ9上に乗せられ、装着される。上下駆動部22のス
ライダ23と屈曲部35に連結した連結部24は、モー
タ25によってボールねじ26を回転させることによっ
て上下方向に移動できる。これにより連結部24に連結
している屈曲部35と多段伸縮部45も上下方向に移動
できる。すなわちスライダ23を上部に移動させた状態
で搬入し、所定の位置に装着後に下部に移動させ、屈曲
部35を中間フランジ7の下で動作させて図1に示すよ
うに多段伸縮部45をシュラウド中間胴6に寄せれば、
ジェットポンプ10との狭隘部を多段伸縮部45が通過
できる。他方、周駆動部21は、図3のようにつば付き
車輪28を上部フランジ9上に乗せるとともに対向する
抱込み車輪27をエアシリンダ29で上部フランジ9の
内面側の側面に押しつけ、二つの車輪28,27で挟み
込むようにして装着する。次につば付き車輪28をモー
タ(図示せず)で駆動すれば、上部フランジ9上を周方
向に移動できる。
【0013】次に屈曲部35の詳細を図4から説明す
る。シュラウド上部胴8の側面に沿って取り付けられた
上下駆動部22によってスライダ23を下端近くまで駆
動し、これに連結した屈曲部35をシュラウド中間フラ
ンジ7の下部に位置決めする。屈曲部35は、スライダ
23に並行して取り付けられた2組のエアシリンダ26
と、2組の各々のリンク32,31,30とこれらを連
結する連結部24から構成され、この下端にはホルダ4
4を介して多段伸縮部45が連結されている。上下駆動
部22によって駆動されるときはエアシリンダ26はシ
ャフト33を縮めた状態にしておくため、多段伸縮部4
5は2点鎖線で示すようにエアシリンダ26のほぼ下に
ある。屈曲部35をシュラウド中間フランジ7の下部に
位置決めした後、エアシリンダ26のシャフト33を伸
長させると、実線で示すようにリンク32,31は開脚
し、リンク30と多段伸縮部45をシュラウド中間胴6
の近くに寄せることができる。
る。シュラウド上部胴8の側面に沿って取り付けられた
上下駆動部22によってスライダ23を下端近くまで駆
動し、これに連結した屈曲部35をシュラウド中間フラ
ンジ7の下部に位置決めする。屈曲部35は、スライダ
23に並行して取り付けられた2組のエアシリンダ26
と、2組の各々のリンク32,31,30とこれらを連
結する連結部24から構成され、この下端にはホルダ4
4を介して多段伸縮部45が連結されている。上下駆動
部22によって駆動されるときはエアシリンダ26はシ
ャフト33を縮めた状態にしておくため、多段伸縮部4
5は2点鎖線で示すようにエアシリンダ26のほぼ下に
ある。屈曲部35をシュラウド中間フランジ7の下部に
位置決めした後、エアシリンダ26のシャフト33を伸
長させると、実線で示すようにリンク32,31は開脚
し、リンク30と多段伸縮部45をシュラウド中間胴6
の近くに寄せることができる。
【0014】逆に作業装置20を回収する場合は、エア
シリンダ26のシャフト33を縮めればリンク31,3
2は閉脚し、多段伸縮部45は上下駆動部22の下方へ
移動する。この後、上下駆動部22によりスライダ23
を上部に移動させることにより、屈曲部35と多段伸縮
部45を上下駆動部22内に格納できる。
シリンダ26のシャフト33を縮めればリンク31,3
2は閉脚し、多段伸縮部45は上下駆動部22の下方へ
移動する。この後、上下駆動部22によりスライダ23
を上部に移動させることにより、屈曲部35と多段伸縮
部45を上下駆動部22内に格納できる。
【0015】次に多段伸縮部45の詳細を図5により説
明する。屈曲部のリンク30とホルダ44を介して支持
される多段伸縮部45は、第一のアーム40と第二のア
ーム50からなり、この例では1モータ60で二つのス
ライダ41,53を同時に駆動する。すなわち、モータ
60を駆動するとその回転がギヤ61を介してねじ42
と一体になったナット46を回転させるので、このナッ
ト46はこれと噛み合うねじ42上を移動し、スライダ
41を移動させる。他方、モータ60の同じ回転がギヤ
62,63,シャフト64,ギヤ68,69,43を介
して反対側のナット47にも伝達されるので、両側から
の駆動によりスライダ41は上下方向に移動できる。
明する。屈曲部のリンク30とホルダ44を介して支持
される多段伸縮部45は、第一のアーム40と第二のア
ーム50からなり、この例では1モータ60で二つのス
ライダ41,53を同時に駆動する。すなわち、モータ
60を駆動するとその回転がギヤ61を介してねじ42
と一体になったナット46を回転させるので、このナッ
ト46はこれと噛み合うねじ42上を移動し、スライダ
41を移動させる。他方、モータ60の同じ回転がギヤ
62,63,シャフト64,ギヤ68,69,43を介
して反対側のナット47にも伝達されるので、両側から
の駆動によりスライダ41は上下方向に移動できる。
【0016】モータ60の回転は、ギヤ61,64,6
5,66,67を介して2本のねじ51にも伝達される
ので、これと噛み合う2個のナット52が移動し、スラ
イダ53を上下方向に移動させるので、これに取り付け
られている超音波探触子70も上下方向に移動できる。
この上下方向の移動に加えて、多段伸縮部45全体を周
駆動部21を駆動することによって周方向にも移動でき
るので、シュラウド中間胴6の全面について遠隔点検作
業ができる。
5,66,67を介して2本のねじ51にも伝達される
ので、これと噛み合う2個のナット52が移動し、スラ
イダ53を上下方向に移動させるので、これに取り付け
られている超音波探触子70も上下方向に移動できる。
この上下方向の移動に加えて、多段伸縮部45全体を周
駆動部21を駆動することによって周方向にも移動でき
るので、シュラウド中間胴6の全面について遠隔点検作
業ができる。
【0017】本実施例の多段伸縮部45の構成を1モー
タ60で二つのスライダ41,53を駆動する方式につ
いて説明したが、これを、それぞれに配置した二つのモ
ータで駆動することもできるし、各軸2本のねじ42,
51を使用せずに、それぞれを1本のねじと1本あるい
は2本のスライド用アームにしても同様の目的を達成す
ることができる。またシュラウド中間胴とジェットポン
プとの狭隘部を通過させる場合は、多段伸縮部の厚さに
よる影響だけでなく周方向の幅が広くなると、実質的に
厚くなったと同じことになる。そこで、この場合はシュ
ラウド中間胴外面の曲率に合わせて、多段伸縮部の幅方
向に曲率をもたせることが有効になる。また伸縮段数を
2段について説明したが、これに限定されるものでなく
目的に応じて段数を増やすことも可能である。さらにね
じとナットの組合せの駆動機構について説明したが、例
えば、多段エアシリンダで伸長させ、空気圧を制御しな
がらモータでアームのトップワイヤを巻取って収縮させ
る方式の組合せで伸縮動作をさせることも可能である。
タ60で二つのスライダ41,53を駆動する方式につ
いて説明したが、これを、それぞれに配置した二つのモ
ータで駆動することもできるし、各軸2本のねじ42,
51を使用せずに、それぞれを1本のねじと1本あるい
は2本のスライド用アームにしても同様の目的を達成す
ることができる。またシュラウド中間胴とジェットポン
プとの狭隘部を通過させる場合は、多段伸縮部の厚さに
よる影響だけでなく周方向の幅が広くなると、実質的に
厚くなったと同じことになる。そこで、この場合はシュ
ラウド中間胴外面の曲率に合わせて、多段伸縮部の幅方
向に曲率をもたせることが有効になる。また伸縮段数を
2段について説明したが、これに限定されるものでなく
目的に応じて段数を増やすことも可能である。さらにね
じとナットの組合せの駆動機構について説明したが、例
えば、多段エアシリンダで伸長させ、空気圧を制御しな
がらモータでアームのトップワイヤを巻取って収縮させ
る方式の組合せで伸縮動作をさせることも可能である。
【0018】シュラウド中間胴の点検することについて
説明したが、これに限定されるものでなく、上部胴,下
部胴あるいはこれらと各フランジとの溶接部を点検でき
ることは言うまでもない。下部胴の場合、下部フランジ
との間に段差があるので、新たな第二の屈曲部を多段伸
縮部に設け、第二の多段伸縮部を屈曲させ、これを下部
胴に寄せ、目的の作業をすることもできる。
説明したが、これに限定されるものでなく、上部胴,下
部胴あるいはこれらと各フランジとの溶接部を点検でき
ることは言うまでもない。下部胴の場合、下部フランジ
との間に段差があるので、新たな第二の屈曲部を多段伸
縮部に設け、第二の多段伸縮部を屈曲させ、これを下部
胴に寄せ、目的の作業をすることもできる。
【0019】この原子炉内の作業装置は、超音波による
点検以外にも、作業ユニットの超音波探触子を変えれ
ば、テレビカメラによる目視点検もできるし、水中放電
による補修など、他の作業をすることも可能である。
点検以外にも、作業ユニットの超音波探触子を変えれ
ば、テレビカメラによる目視点検もできるし、水中放電
による補修など、他の作業をすることも可能である。
【0020】本実施例によれば、以下の効果がある。
【0021】1)多段伸縮型アームにすることにより、
作業装置の上下方向の長さを短くできる。このため、炉
心スプレイ配管とシュラウド上部フランジ間の空間を利
用でき、圧力容器内壁面とシュラウド上部胴の間に垂直
な状態で吊り下ろすことが可能になる。これにより作業
装置をシュラウド上部フランジに容易に装着できる。こ
のように搬入,搬出作業が容易になる。これに伴って作
業時間も短縮できる。
作業装置の上下方向の長さを短くできる。このため、炉
心スプレイ配管とシュラウド上部フランジ間の空間を利
用でき、圧力容器内壁面とシュラウド上部胴の間に垂直
な状態で吊り下ろすことが可能になる。これにより作業
装置をシュラウド上部フランジに容易に装着できる。こ
のように搬入,搬出作業が容易になる。これに伴って作
業時間も短縮できる。
【0022】2)上下駆動部によって屈曲部と多段伸縮
部を下降させ、所定の位置で屈曲させることにより、シ
ュラウドに段差があっても多段伸縮部をシュラウド中間
胴の外面に寄せることができる。
部を下降させ、所定の位置で屈曲させることにより、シ
ュラウドに段差があっても多段伸縮部をシュラウド中間
胴の外面に寄せることができる。
【0023】3)シュラウド中間胴の外面に沿って伸縮
部を伸長あるいは収縮させることに加えて周駆動部によ
り、ジェットポンプなどの障害物を回避して、シュラウ
ドの上下方向,周方向に超音波探触子を走査でき、シュ
ラウド中間胴の全面の点検ができる。
部を伸長あるいは収縮させることに加えて周駆動部によ
り、ジェットポンプなどの障害物を回避して、シュラウ
ドの上下方向,周方向に超音波探触子を走査でき、シュ
ラウド中間胴の全面の点検ができる。
【0024】4)多段伸縮部をシュラウド中間胴の周方
向に配列することにより、機構の厚さを薄くできる。ま
た配列に中間胴と同じ同心円の曲率にすることにより、
相対的に機構の厚さを薄くできる。このため、ジェット
ポンプなどとの干渉を回避して超音波探触子を走査する
ことができる。
向に配列することにより、機構の厚さを薄くできる。ま
た配列に中間胴と同じ同心円の曲率にすることにより、
相対的に機構の厚さを薄くできる。このため、ジェット
ポンプなどとの干渉を回避して超音波探触子を走査する
ことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、作業装置の小型化でき
るので、搬入,搬出の作業効率が向上するとともに狭隘
部も走行できるので、作業範囲を拡大できる。
るので、搬入,搬出の作業効率が向上するとともに狭隘
部も走行できるので、作業範囲を拡大できる。
【図1】原子炉内シュラウドに本発明の作業装置を取り
付けた斜視図。
付けた斜視図。
【図2】原子炉内の主要構造物を示す部分断面図。
【図3】シュラウド上部に奔走値を取り付けた状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図4】本発明の作業装置の屈曲部機構の動作状態を示
す側面図。
す側面図。
【図5】本発明の一実施例の伸縮機構部の構成を示す側
面図。
面図。
6…シュラウド中間胴、8…シュラウド上部胴、9…シ
ュラウド上部フランジ、20…作業装置、21…周駆動
部、22…上下駆動部、23…スライダ、24…連結
部、35…屈曲部、45…多段伸縮部。
ュラウド上部フランジ、20…作業装置、21…周駆動
部、22…上下駆動部、23…スライダ、24…連結
部、35…屈曲部、45…多段伸縮部。
Claims (5)
- 【請求項1】原子炉の圧力容器の上部から下ろされて炉
内構造材の点検,補修作業をする装置において、シュラ
ウドの上部フランジに装着して前記上部フランジの周方
向に走行する周駆動部と、前記シュラウドの上部胴の外
面と前記圧力容器の内面との間に設置される上下駆動部
と、前記上下駆動部に収納される屈曲部と、前記屈曲部
に接続し、前記屈曲部によって前記シュラウドの中間胴
の外面に寄せられる多段伸縮部と、前記多段伸縮部に収
納されて前記シュラウドを点検,補修する作業ユニット
とから構成されることを特徴とする原子炉内の作業装
置。 - 【請求項2】請求項1において、前記上下駆動部によっ
て屈曲部と多段伸縮部を上下できるようにした原子炉内
の作業装置。 - 【請求項3】請求項1において、前記多段伸縮部を前記
シュラウドの周方向に積層するように配置した原子炉内
の作業装置。 - 【請求項4】請求項1において、前記多段伸縮部を前記
シュラウドの外面と同心円の曲率になるように配置した
原子炉内の作業装置。 - 【請求項5】原子炉圧力容器の上部から下ろされて炉内
構造材の点検,補修作業をする装置において、シュラウ
ド上部フランジに装着して前記フランジの周方向に走行
する周駆動部と、前記シュラウドの上部胴外面と圧力容
器内面との間に設置される上下駆動部と、前記上下駆動
部に収納される第一の屈曲部と、前記第一の屈曲部に接
続され、前記第一の屈曲部によって前記シュラウドの中
間胴の外面に寄せられる前記第一の多段伸縮部と、前記
第一の多段伸縮部に収納される第二の屈曲部と、前記第
二の屈曲部によって前記シュラウドの下部胴の外面に寄
せられる第二の多段伸縮部と、前記第二の多段伸縮部に
収納されて前記シュラウドを点検,補修する作業ユニッ
トとから構成されることを特徴とする原子炉内の作業装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7008685A JPH08201573A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 原子炉内の作業装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7008685A JPH08201573A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 原子炉内の作業装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08201573A true JPH08201573A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11699784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7008685A Pending JPH08201573A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 原子炉内の作業装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08201573A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009098105A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Toshiba Corp | 原子炉内点検補修装置およびその制御方法 |
| JP2012021891A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Toshiba Corp | 原子炉内配管作業装置および原子炉内配管作業方法 |
| JP2012037299A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Toshiba Corp | 原子炉内構造物作業装置および原子炉内構造物作業方法 |
| JP2012037368A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | ジェットポンプ計測配管のクランプ装置据付装置及び据付方法 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP7008685A patent/JPH08201573A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009098105A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Toshiba Corp | 原子炉内点検補修装置およびその制御方法 |
| JP2012021891A (ja) * | 2010-07-15 | 2012-02-02 | Toshiba Corp | 原子炉内配管作業装置および原子炉内配管作業方法 |
| JP2012037299A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Toshiba Corp | 原子炉内構造物作業装置および原子炉内構造物作業方法 |
| JP2012037368A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd | ジェットポンプ計測配管のクランプ装置据付装置及び据付方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5675036B2 (ja) | 原子炉の検査、保守及び修理のための装置及び方法 | |
| JP5688383B2 (ja) | シュラウドサポートの補修方法及びその補修装置 | |
| US7092477B2 (en) | BWR inspection manipulator | |
| JP4112891B2 (ja) | 原子炉内移動装置 | |
| US6240155B1 (en) | Preventive maintenance apparatus for structural members in a nuclear pressure vessel | |
| JP3514875B2 (ja) | 遠隔炉内作業装置および方法 | |
| US20120269311A1 (en) | In-reactor piping work device and in-reactor piping work method | |
| JP2859125B2 (ja) | 原子炉容器内の予防保全方法及びその予防保全装置 | |
| JP6245665B2 (ja) | 原子炉内のアクセスが制約された領域でセンサ位置を制御する装置および方法 | |
| US8848857B2 (en) | Preventive maintenance/repair device and preventive mainenance/repair method for cylindrical structure | |
| JPH08201573A (ja) | 原子炉内の作業装置 | |
| US9318226B2 (en) | Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds | |
| JP7389196B2 (ja) | 往復移動装置 | |
| JP4262450B2 (ja) | 原子炉狭隘部の補修システム | |
| JP3779416B2 (ja) | 原子炉圧力容器内構造物の予防保全設備 | |
| JPH0763884A (ja) | 原子炉内遠隔作業装置 | |
| EP2907140B1 (en) | Apparatus and method to inspect, modify, or repair nuclear reactor core shrouds | |
| JP2001296385A (ja) | 作業装置および作業方法 | |
| JP4987388B2 (ja) | アニュラス部への機器アクセス装置 | |
| JPH0540189A (ja) | 原子炉内部検査装置 | |
| JP4746273B2 (ja) | 炉内作業システム | |
| JP2001013287A (ja) | 原子炉用配管のみがき装置 | |
| JP3132623B2 (ja) | シュラウドの予防保全装置及び予防保全方法 | |
| CN120830784A (zh) | 一种基于长输供热系统的网点监测装置 | |
| JPS6275397A (ja) | 原子炉制御棒駆動装置の洗浄装置 |