JPH08201941A - 3次元画像形成方法 - Google Patents

3次元画像形成方法

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JPH08201941A
JPH08201941A JP7003431A JP343195A JPH08201941A JP H08201941 A JPH08201941 A JP H08201941A JP 7003431 A JP7003431 A JP 7003431A JP 343195 A JP343195 A JP 343195A JP H08201941 A JPH08201941 A JP H08201941A
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JP
Japan
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image
parallax
correspondence
images
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Application number
JP7003431A
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English (en)
Inventor
Toshio Nagata
敏雄 永田
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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Publication date
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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、少ない画像データによって、高画
質の3次元画像を形成することを目的とする。 【構成】 物体2に対して一直線上に配列されたカメラ
10a、10b,10cにより視差画像を生成し、隣接
するカメラ10aと10bからの一対の視差画像から仮
想カメラ11における画像を補間により生成し、同様
に、隣接するカメラ10bと10cからの一対の視差画
像から仮想カメラ12における画像を補間により生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3次元(3D)画像の形
成方法に関し、特に、多眼カメラ画像(multiple camer
a images) についてカラー・ブロック・マッチングによ
る対応性を検出し、これに基づき画像の補間を行う3次
元画像の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】3次元画像は、リモートセ
ンシング、ロボット工学及びCADのような分野におい
て、重要度を増している。また、コンスーマ・エレクト
ロニクス分野においても、3次元TVの潜在的な需要
は、HDTVよりも高いものと期待されている。これ
は、3次元TVが、2次元TVでは行えない、視差をも
った自然画像を観察者に提供することができるという利
点を持つためである。
【0003】今日利用されている3次元表示装置は、ス
テレオ技術に基づくものであり、これは、視差をもった
若干異なる2つの画像を観察者に提供するものである。
このような2つの画像(ステレオ画像)は交互にスクリ
ーンに表示され、つまり、観測者が、右または左の画像
を、それぞれ対応する目で観測することができるよう
に、液晶シャッタと同期して表示される。あるいは、左
右の画像を異なる偏向を有する光で表示し、偏向メガネ
を利用して左右の目にそれぞれ呈示するようにする。
【0004】ステレオ画像は、通常、コンピュータグラ
フィックス(CG)か、または互いに平行に配置された
2つのTVカメラによって生成される。CGを用いた場
合、視点または観察角度を観察者の要求によって容易に
変えることができる。しかし、自然画像の場合、カメラ
の位置はほとんど固定されているため、観測者の要求に
応じてこれらのパラメータを変えることは困難である。
【0005】極く自然の3次元的な知覚を得るために
は、多くの画像が必要である。テレビ番組のような動画
への用途を考えた場合、このデータ量は現実的ではな
い。3次元TVへの用途において、多眼カメラ画像が受
け入れられるようにする為には、画像の数を減らすこと
が鍵である。
【0006】
【従来技術の課題】これまでに比較的少数の視差画像か
ら任意の角度の画像を生成する補間方式が提案されてい
る。しかしながら、これらの従来技術は、画像間の対応
点の検出に、1次元すなわち水平線上のエッジ位置や画
素値等の情報しか利用しておらず、このため、視差が大
きくなると、垂直方向のエッジの対応づけが滑らかに行
われないという課題があった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、画像データを削減しつつも、画像品質の優れた3
次元画像を形成可能な3次元画像形成方法を提供する。
本発明の他の目的は、多眼カメラ画像に対するカラー・
ブロック・マッチングに基く対応性検出方式を用いた3
次元画像形成方法を提供する。本発明の他の目的は、階
層サーチにより画素毎の対応性を検出し、これによって
画素を補間生成する3次元画像形成方法を提供する。本
発明の他の目的は、画像データを削減し、画像形成に要
する処理時間を短縮可能な3次元画像形成方法を提供す
る。本発明の他の目的は、既存のTV動画に適用可能な
3次元画像形成方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る3次元画像形成方法は、以下の手段を
採用する。3次元画像形成方法は、少なくとも一対の視
差画像を生成するステップと、上記一対の視差画像相互
間において、各画素間の対応性を検出するステップと、
相互に対応性がある画素を参照して、上記一対の視差画
像間に補間される画像の画素を生成するステップと、上
記一対の視差画像及び補間された画像を用いて3次元画
像形成を行うステップとを有する。
【0009】また、他の手段として、本発明の3次元画
像形成装置は、複数の視差画像を生成するステップと、
各々隣接する視差画像を対として、各対の視差画像相互
間において、各画素間の対応性を示す視差ベクトルを検
出するステップと、上記視差ベクトルの連続性から視差
画像内のオクルージョン領域を識別するステップと、オ
クルージョン領域を含む視差画像に隣接する視差画像に
ついて得られた視差ベクトルを参照して、オクルージョ
ン領域内の対応性を示すべき画素位置を表する第2の視
差ベクトルを算出するステップと、上記第2の視差ベク
トルによって特定された画素位置の画素を、隣接する視
差画像の対応する画素を補間することによって生成する
ステップと、上記視差ベクトル及び第2の視差ベクトル
によって特定された各画素を参照して、上記複数の視差
画像間に補間すべき画像を生成するステップと、上記複
数の視差画像及び補間された画像を用いて3次元画像形
成を行うステップとを有する。
【0010】本発明の好ましい態様では、多眼カメラ画
像についてカラー・ブロック・マッチングに基く対応性
検出を行い、3次元画像を形成する。即ち、隣接するカ
メラ画像における画素毎の対応性(a pixel-by-pixel c
orrespondence)を利用して、仮想カメラの位置における
画像を補間によって生成する。
【0011】また、他の態様では、計算量を減少させる
ために、階層サーチ方法(hierachical search method)
を適用する。さらに、従来のテレビ装置との両立性を維
持するため、入力画像のフォーマットは4:2:2と仮
定する。補間には、カメラの距離に応じた重み付け平均
を用いる。物体の陰に隠れて見えないようなオクルージ
ョン領域(occluded area)に対する対応性も一連の多眼
カメラ画像における視差ベクトル(disparity vector)
の連続性を利用して処理する。
【0012】
【作用】このように、本発明によれば、視差画像間の画
素毎の対応性を検出し、この検出結果に基づき視差画像
間に画像を補間するため、3次元画像を生成するに当た
って、従来のように膨大な画像データを必要とするもの
ではなく、しかも、適切な補間処理を行うことにより高
画質の画像を期待することができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。先ず、本発明の概念を図1及び2を参照して説明す
る。1組の視差画像は、図1に示すように、一直線AB
上に整列された複数の多眼カメラ1によって物体2を撮
像することにより得ることができる。カメラ間の距離が
観察者の眼球の距離に概ね等しく、そして、隣り合う一
対の画像、即ち、左右の画像が対応する目に呈示されれ
ば、これらの画像は、3次元的な感覚を提供することが
できる。なお、画像の中心に物体を保つ為に、カメラ1
は、各々の位置で回転できるようにしておかなければな
らない。このようなカメラの配置により、捉えられた画
像に歪みが生ずるが、これは前処理で補正される。前処
理の目的は、カメラの配列(図1の線AB)と平行な面
上に像を投影することにより、同じ水平線上にあるべき
各画像の画素を同じ水平線上に正しく配置し直し、歪を
取り除くことである。
【0014】極く自然の3次元的な感覚を得るために
は、約100枚の画像が必要であると言われている。最
新の圧縮技術を用いても、現存の通信回線を通じて伝送
するには、このデータ量は現実的ではない。このため、
データ削減技術が必要である。3次元画像の質を劣化さ
せることなく、幾つかのカメラ位置における画像を省略
することができれば、データを削減することができる。
【0015】本実施例は、物体2に対して一直線上に配
列されたカメラ10a、10b,10cにより視差画像
を生成し、隣接するカメラ10aと10bからの一対の
視差画像から仮想カメラ11における画像を補間により
生成し、同様に、隣接するカメラ10bと10cからの
一対の視差画像から仮想カメラ12における画像を補間
により生成する。このように、図1に示すような中間に
位置するカメラを削除し、隣り合う一対のカメラから得
られた一対のステレオ画像を用いて、削除されたカメラ
位置11、12における画像を補間するものである。そ
して、この補間に必要な情報は、左右の視差画像間の画
素毎の対応性である。
【0016】以下に、画素毎の対応性の検出、及び画像
の補間を行うためのアルゴリズムを説明する。図2に示
すように、1組の視差画像は一対のステレオ画像に相当
する。第1段階では、隣接する一対のステレオ画像の対
応性を検出し、第2段階では、オクルージョン(occlus
ion)領域の対応性を検出する。
【0017】図3は、本実施例に係る対応性検出方法を
示すブロック図である。先ず、第1ステップ101にお
いて、画像を2回サブサンプルすることにより、解像度
が1/16及び1/4の層を生成する。ここで、既存の
TVとの両立性を考慮して、画像フォーマットを4:
2:2とするため、Y成分について水平方向及び垂直方
向の双方でサブサンプルし、1/4層を生成する。他
方、Cb及びCr成分について垂直方向でだけサブサン
プルし、1/4層を生成する。次に、3つの成分(Y,
Cb,Cr)について水平及び垂直の双方向で再びサブ
サンプルし、1/16層を生成する。
【0018】第2ステップ102において、ソーベル・
オペレータ(Sobel operator) を用い、フルサイズのY
成分(720×480)についてのエッジ(edge) 画像
を検出する。なお、エッジとは、画像において、ルミナ
ンス(輝度)が急峻に変化する部分の意である。次に、
このフルサイズのエッジ画像を用い、夫々隣合う2×2
及び4×4画素の論理和を局所的に実施することによ
り、1/4層と1/16層のエッジ画像を生成する。
【0019】第3ステップ103ないし第5ステップ1
05は、階層サーチによるブロックマッチングの処理を
示すものである。本実施例において、ブロックのマッチ
ングは、計算を少なくし、かつ、平坦な領域(例えば、
壁などのようにエッジのない領域)で誤った対応性を摘
出するのを避けるために、エッジポイント(edge poin
t) だけを対象にする。これは3つの層全部に対して言
えることである。階層サーチ法は、より高い(またはよ
り小さいサイズの)層で検出された対応性を使って、よ
り低い(またはより大きいサイズの)層の対応性を検出
するものであり、こうして、対応した点の間の座標の差
から視差ベクトルが求められる。
【0020】このため、先ず、1/16層のエッジ画像
において、エッジ回りのブロックのマッチングが行われ
る(ステップ103)。例えば、左側の画像のあるエッ
ジポイントについてのサーチを行う場合、当該エッジポ
イントを中心とするブロックを想定し、右側の1/16
層のエッジ画像内の対応する位置に前記ブロックと同じ
高さで一定の幅をもったサーチ領域を画定し、該サーチ
領域内のブロックを1画像づつ左右に移動させることに
より領域内のブロックとのマッチングが行われ、マッチ
ング位置を示す視差ベクトルが求められる。ブロックの
大きさは、画像の詳細さに応じて、7×7から11×1
1の範囲で選択する。こうして、各エッジポイントを含
むブロックについてのマッチングが行われ、視差ベクト
ルが算出される。
【0021】次に、1/16層で検出された視差ベクト
ルの周りで、1/4層についての更に細かいサーチが実
施される(ステップ104)。最後に、1/4層におい
て得られた視差ベクトルを参照し、フル解像度の層(fu
ll resolution layer)について、詳細なサーチが行われ
る。
【0022】また、ステレオ画像は、上述したように、
前処理によって各画像の水平線を予め調整しているた
め、水平の視差しか存在せず、従って、ブロックマッチ
ングにおけるサーチは、水平方向にのみ行えば良い。つ
まり、1つの画像から次の画像へのサーチが、1つの方
向、例えば左から右への順序に沿って行なわれる。式
(1)に、本実施例におけるサーチの判断基準を示す。
ここで、Wはブロックの矩形窓であり、その中心がエッ
ジ点である。添字R及びLは、それぞれ右側及び左側の
画像の成分を表わす。この式では、クロミナンス(色)
情報(Chrominanceinformation)を活用している。つま
り、赤や灰色の色彩についての階調において、その差を
識別できない場合があるため、特に高い層にとってクロ
ミナンス情報は重要なものとなる。他方、式(1)にク
ロミナンス情報を用いる欠点は、誤差の評価の為に3倍
の計算を要することである。更に、水平方向のクロミナ
ンスのフル解像度がルミナンス(Y)の解像度の半分で
あるため、フルサイズのクロミナンス情報を利用するこ
とができない。この為、式(1)の第2項及び第3項
は、1/16層についてのみ評価する。また、aの値は
1/16層について0.5と設定する。フル解像度の層
と1/4層については、aを0とし、Y成分だけを用い
てマッチングを行う。
【0023】適合するブロックが、最小の誤差値Emin
(pmin )を与えるブロックとして検出される。
【数1】 ここでpmin は視差ベクトルである。
【0024】次に、隣合う一対のステレオ画像から中間
の画像を補間する方法を説明する。図4において、左右
のカメラ20a,20b間の距離がLであるとし、これ
らの2つのカメラの間に仮想カメラ21を配置したと仮
定する。左側及び右側のカメラから測った仮想カメラの
距離を、それぞれDL 及びDR とする。対応性はエッジ
ポイントに対してだけ検出されるが、オクルージョンの
ために対応性をもたない幾つかのエッジポイントがあ
る。画素毎の対応性を求めるために、2つの対応した点
を結ぶ水平線分上にある点も対応性を持つものと仮定す
る(図5参照)。
【0025】図5は、PL1L2とPR1R2の間の線の対
応性を用いてPL 及びPR の間の点の対応性を求める方
法を説明する図である。求めるべきPL 及びPR のx座
標は、短い方の線上の点を長い方の線上に線形写像する
ことによって決定される。点PL1 , L2 , R1 , R2 ,
L 及びPR のx座標を、それぞれxPL1 , xPL2 ,
R1 , xPR2 , xPL 及びxPR とする。|xPL2−x
L1|<|xPR2−xPR1|と仮定すると、xPL1は次
式に示すように、xPR から導き出される。
【数2】
【0026】また、不等号が逆になれば、上の式で左側
及び右側の添字L及びRを入れ替えなければならない。
このようにして検出された対応する点の左右の画像の各
画素値を、それぞれp L 及びpR とすると、補間される
画素値PI は、次式で表わされる。
【0027】
【数3】 但し
【数4】L=DR +DL (4) ここで、Aは、0<A<1を満足する定数である。
【0028】式(3)及び(4)に示されるように、2
つのカメラ間の任意の位置にある画像は、補間によって
生成可能であることが明らかであろう。また、対応性検
出過程で解決しなければならない問題は、オクルージョ
ンである。1つの物体に対する視線が特定の観察角度で
他の物体によって覆われる時、オクルージョンが生じ
る。一般に、オクルージョンとされた物体は、異なる観
察点から観測することができる。このことは、一連の画
像の視差ベクトル(disparity vector) の連続性を活用
することによって、オクルージョン領域についての対応
性を求めることができることを意味している。
【0029】図6に示された視差画像を例にしてオクル
ージョン処理を説明する。図6(a)に示すように、一
列に配置された多眼カメラ61、・・・65を仮定し、
図6(b)ないし(f)は、各々多眼カメラ61ないし
65の画像であるとする。図6(b),(c),(e)
及び(f)に丸で囲った領域70は、図6(d)では物
体71の陰となって見ることがでいない。前述した対応
性の検出アルゴリズムは、カメラ62、63に対応する
一対の画像(c)と(d)、及びカメラ63、64に対
応する一対の画像(d)と(e)について、丸で囲った
領域70に対する対応性を検出することができない。つ
まり、図5の点PL 又はPR の内の一方が存在しないの
で、補間された画像に重大な歪みが生ずる。
【0030】本実施例では、オクルージョンの点に対す
る対応性を求めるために、一連の視差ベクトルの連続性
を調べる。図7に示すように、先ず、カメラ61と62
により撮像された画像(b)と(c)間の対応性検出に
より視差ベクトルV1 が検出される。次に、画像(c)
と(d)間の対応が検出できなかった時、言換えれば、
視差ベクトルV2 を定めることができない時、V1 と大
体同じベクトル値を持つベクトルV4 (V1 4 )が見
付かるまで、前のベクトルV1 を隣りの画像(d)にま
で延長をする。その後、2つの点P2 及びP4 の間で式
(1)に定められた誤差値を計算する。この誤差値が閾
値より小さければ、ベクトルV2 及びV 3 は次に示すよ
うに、P2 及びP4 のx座標によって定められる。
【0031】
【数5】 ここで、式(1)の評価の為、1/16層についてだけ
クロミナンス情報を用い、1/4層とフル解像度の層に
ついては、ルミナンス項だけが評価される。
【0032】補間では、オクルージョンの点の画素値を
式(3)の右辺の第1項又は第2項によって計算しなけ
ればならない。オクルージョンの点が見えるかどうか
は、仮想カメラの位置に依存することに注意されたい。
また、オクルージョンの点が見えるかどうかの曖昧さを
避ける為、補間は、視差ベクトルの値から得られる奥行
情報を用いて、奥行方向の遠点から近点へと行なうべき
である。即ち、補間は小さい視差ベクトルを持つ点から
開始され、大きな視差ベクトルを持つ点へと進む。こう
して、遠方に於けるオクルージョンによる歪みは、オク
ルージョンが存在しない近距離の画素値によって上書き
され、是正することができる。
【0033】このように、本実施例では、3次元画面に
おける空間的なサンプリングのギャップを埋めるための
補間アルゴリズムを説明した。このアルゴリズムは、ブ
ロックのマッチングに基づいており、これは、誤ったベ
クトルを抽出するのを避ける為に、階層サーチの最上層
でクロミナンス情報を用いる。そして、ルミナンス情報
を用いて、2番目及び3番目の層に対するベクトルの手
直しを行っている。オクルージョン領域に対する対応性
も、相次ぐ一連の画像を活用した視差ベクトルの連続性
を利用して処理している。
【0034】図8は本実施例の3次元表示方法を利用し
たシステムの構成例である。画像を幾つかのカメラによ
って捉え、これらの視差画像をコントローラ81内のデ
ィスクに記憶する。視差ベクトルが前述した方法によっ
て予め計算され、同じようにディスクに記憶される。偏
向眼鏡を備えた視点位置追跡装置82(アイ・ポジショ
ン・トラッカー)が、観察者の目の位置を検出し、その
位置をコントローラ81へ送る。コントローラ81が、
一対のステレオ画像を発生し、プロジェクタ83を介し
てそれをスクリーン84に表示する。表示される画像の
観察角度が、観察者の目の位置の変化に従って更新され
る。
【0035】以上、本発明の一実施例に関し詳述した
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、視差画像間の画素毎の
対応性を検出し、この検出結果に基づき視差画像間に画
像を補間するため、少ない多眼カメラ画像から3次元画
像を生成することができ、従来のように膨大な画像デー
タを必要とするものではない。その結果、データ伝送ま
たは処理に要する時間も短縮可能である。しかも、適切
な補間処理を行うことにより高画質の画像を期待するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多眼カメラによる画像生成を説明する図、
【図2】本発明の概念である補間を利用した画像生成を
説明する図、
【図3】本発明の実施例に係るステレオ画像における対
応性検出のステップを示すブロック図、
【図4】本発明の実施例に係る画像補間を説明する図、
【図5】画像補間における画素毎の対応性検出方法を説
明する図、
【図6】視差画像におけるオクルージョン領域を説明す
る図、
【図7】オクルージョン領域に対する対応性検出方法を
説明する図、
【図8】本実施例に係る3D表示システムの一例を示す
図。
【符号の説明】
1、10a、10b、10c、20a、20b カメラ 2、71 物体 11、12 仮想カメラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一対の視差画像を生成し、 上記一対の視差画像相互間において、各画素間の対応性
    を検出し、 相互に対応性がある画素を参照して、上記一対の視差画
    像間に補間される画像の画素を生成し、 上記一対の視差画像及び補間された画像を用いて3次元
    画像形成を行うことを特徴とする3次元画像形成方法。
  2. 【請求項2】 請求項第1項において、上記各画素間の
    対応性を検出するステップは、上記一対の視差画像をサ
    ブサンプリングし、サブサンプリングして得られた低解
    像度の層相互間において各画素間の第1の対応性を検出
    し、該第1の対応性の検出結果を利用して上記一対の視
    差画像相互間の画素の対応性を検出する階層サーチステ
    ップを含むことを特徴とする3次元画像形成方法。
  3. 【請求項3】 請求項第2項において、上記階層サーチ
    ステップは、上記一対の視差画像についてエッジ画像を
    生成し、該エッジ画像により上記第1の対応性を検出す
    るステップを含むことを特徴とする3次元画像形成方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項第3項において、上記階層サーチ
    ステップは、さらに上記一対の視差画像の色差情報を考
    慮して上記第1の対応性を検出するステップを含むこと
    を特徴とする3次元画像形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項第1項の3次元画像形成方法は、
    物体に対して複数の撮像装置を配列し、各撮像装置から
    視差画像を生成することを特徴とする3次元画像形成方
    法。
  6. 【請求項6】 複数の視差画像を生成し、 各々隣接する視差画像を対として、各対の視差画像相互
    間において、各画素間の対応性を示す視差ベクトルを検
    出し、 上記視差ベクトルの連続性から視差画像内のオクルージ
    ョン領域を識別し、 オクルージョン領域を含む視差画像に隣接する視差画像
    について得られた視差ベクトルを参照して、オクルージ
    ョン領域内の対応性を示すべき画素位置を表す第2の視
    差ベクトルを算出し、 上記第2の視差ベクトルによって表された画素位置の画
    素を、隣接する視差画像の対応する画素を補間すること
    によって生成し、 上記視差ベクトル及び第2の視差ベクトルによって特定
    された各画素を参照して、上記複数の視差画像間に補間
    すべき画像を生成し、 上記複数の視差画像及び補間された画像を用いて3次元
    画像形成を行うことを特徴とする3次元画像形成方法。
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