JPH08202444A - 機械設備の異常診断方法および装置 - Google Patents
機械設備の異常診断方法および装置Info
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- JPH08202444A JPH08202444A JP949495A JP949495A JPH08202444A JP H08202444 A JPH08202444 A JP H08202444A JP 949495 A JP949495 A JP 949495A JP 949495 A JP949495 A JP 949495A JP H08202444 A JPH08202444 A JP H08202444A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】信頼性の高い異常診断方法および装置を提供す
る。 【構成】本発明は少なくとも、異常診断手段3000
と、学習手段5000と、因果関係解析手段6000
と、物理モデル作成手段7000と、モデル評価手段80
00とから構成される。 【効果】本発明によれば、神経回路モデルから得られる
異常原因の候補を極力少なくし、迅速に異常状態へ対処
できる。また、運転員の理解が深まり、類似事例への応
用診断が可能となる。さらに、真に正しい事例のみを新
たな診断知識として追加することができ信頼性の高い異
常診断ルールが追加構築できる。
る。 【構成】本発明は少なくとも、異常診断手段3000
と、学習手段5000と、因果関係解析手段6000
と、物理モデル作成手段7000と、モデル評価手段80
00とから構成される。 【効果】本発明によれば、神経回路モデルから得られる
異常原因の候補を極力少なくし、迅速に異常状態へ対処
できる。また、運転員の理解が深まり、類似事例への応
用診断が可能となる。さらに、真に正しい事例のみを新
たな診断知識として追加することができ信頼性の高い異
常診断ルールが追加構築できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電設備,熱供給設
備,通信設備,空調設備,各種生産工場などの機械設備
の状態を測定または観察し、その結果に基づいて対象設
備の異常を検出し、異常原因を推定する異常診断方法お
よび装置に関する。
備,通信設備,空調設備,各種生産工場などの機械設備
の状態を測定または観察し、その結果に基づいて対象設
備の異常を検出し、異常原因を推定する異常診断方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】異常(故障)診断装置に関する従来技術
には、「機器/設備の状態診断システム」特開平2−272
326 号(以下、従来技術1と称する)がある。この従来
技術では、対象機器または設備の特定の稼働状態に伴っ
て発生する振動情報を、稼働状態と振動情報の組にして
神経回路モデルに学習し、ある振動情報が入力されたと
き、学習結果に基づいて稼働状態を出力して診断結果と
するものである。この方法により、未経験の事例であっ
ても、神経回路モデルで学習することで、次回からの診
断が可能になる。
には、「機器/設備の状態診断システム」特開平2−272
326 号(以下、従来技術1と称する)がある。この従来
技術では、対象機器または設備の特定の稼働状態に伴っ
て発生する振動情報を、稼働状態と振動情報の組にして
神経回路モデルに学習し、ある振動情報が入力されたと
き、学習結果に基づいて稼働状態を出力して診断結果と
するものである。この方法により、未経験の事例であっ
ても、神経回路モデルで学習することで、次回からの診
断が可能になる。
【0003】また、従来技術には、「プラント機器故障
診断作業支援装置」特開平2−298892号(以下、従来技
術2と称する)に見られるように、故障診断を行うため
の知識ベースと、この知識ベースからの知識を組み込ん
で故障原因の推定を行うエキスパートシステムによる推
論機構、および神経回路網による学習機構を備えたもの
がある。
診断作業支援装置」特開平2−298892号(以下、従来技
術2と称する)に見られるように、故障診断を行うため
の知識ベースと、この知識ベースからの知識を組み込ん
で故障原因の推定を行うエキスパートシステムによる推
論機構、および神経回路網による学習機構を備えたもの
がある。
【0004】この方法により、エキスパートシステムに
よる推論機構で故障原因の究明が不可能な場合に、新し
い知識を学習機構で学習することができ、次回から、類
似の状態が生じた場合には原因の推定が可能になる。
よる推論機構で故障原因の究明が不可能な場合に、新し
い知識を学習機構で学習することができ、次回から、類
似の状態が生じた場合には原因の推定が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来技術1で
は、神経回路モデルの出力、すなわち診断結果が複数個
得られる可能性がある。その場合の出力値がそれぞれ同
程度の場合には、どれが正しい稼働状態かが識別困難で
ある。
は、神経回路モデルの出力、すなわち診断結果が複数個
得られる可能性がある。その場合の出力値がそれぞれ同
程度の場合には、どれが正しい稼働状態かが識別困難で
ある。
【0006】また、上記、従来技術1および従来技術2
ではともに、学習した状態と故障原因の関係が本当に正
しい関係であるかどうかを判断することができない。例
えば、状態を測定したセンサの異常の場合も、新しい事
例として学習または知識として登録される可能性が高
い。従って、このような場合には、次回からの類似状態
に際して誤診断をくだす結果となり、適切な対策措置を
行うことが困難である。さらに、上記従来技術では何れ
も、機器または設備の状態と測定値との直接的関係を知
り得るだけで、両者間の理論的因果関係を知ることはで
きない。従って、運転員は過去の事例を応用することが
難しく、類似事例であっても適切な診断が困難である。
ではともに、学習した状態と故障原因の関係が本当に正
しい関係であるかどうかを判断することができない。例
えば、状態を測定したセンサの異常の場合も、新しい事
例として学習または知識として登録される可能性が高
い。従って、このような場合には、次回からの類似状態
に際して誤診断をくだす結果となり、適切な対策措置を
行うことが困難である。さらに、上記従来技術では何れ
も、機器または設備の状態と測定値との直接的関係を知
り得るだけで、両者間の理論的因果関係を知ることはで
きない。従って、運転員は過去の事例を応用することが
難しく、類似事例であっても適切な診断が困難である。
【0007】本発明はこのような問題点を考慮してなさ
れたもので、本発明の第1の目的は、診断結果の候補を
極力少なくし、迅速に異常状態へ対処できる異常診断方
法および装置を提供することにある。
れたもので、本発明の第1の目的は、診断結果の候補を
極力少なくし、迅速に異常状態へ対処できる異常診断方
法および装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、機器または
設備の異常原因と測定値との間の理論的因果関係を知る
ことができ、運転員の理解を深め、類似事例への応用診
断を可能とする異常診断方法および装置を提供すること
にある。
設備の異常原因と測定値との間の理論的因果関係を知る
ことができ、運転員の理解を深め、類似事例への応用診
断を可能とする異常診断方法および装置を提供すること
にある。
【0009】また、本発明の第3の目的は、新たに経験
した事例のうち、真に正しい事例のみを新たな診断知識
として追加することにより、信頼性の高い診断ルールの
追加方法および装置を提供することにある。
した事例のうち、真に正しい事例のみを新たな診断知識
として追加することにより、信頼性の高い診断ルールの
追加方法および装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、機械設備の一箇所または複数箇所の部位の
状態を表す測定値または観察結果の少なくとも一つを入
力として、予め設定した判定条件により前記機械設備が
正常状態であるか、あるいは異常状態であるかを判定
し、異常状態と判定した場合には、前記入力から異常原
因を推定するルール化した知識を格納し、該ルール化し
た知識によって前記機械設備が正常状態であるか否かの
判定、および異常原因の推定を行う異常診断手段と、前
記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識の
何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因が
誤りである場合に、正しい異常原因と前記入力との関係
を学習する学習手段と、前記学習手段の学習結果を解析
して、前記正しい異常原因との関係が強い入力項目を特
定する因果関係解析手段と、前記因果関係解析手段で特
定した入力項目の測定または観察部位と、異常原因であ
る部位との間の関係を、登録された物理的または化学的
関係式の組み合わせにより構成した物理モデルと、前記
因果関係解析工程で特定した入力項目と異常原因との関
係を比較する因果関係評価手段とを備え、両者の関係に
矛盾が生じない場合に、物理モデルの関係を画面に表示
する表示手段とを具備することを特徴としている。
成するため、機械設備の一箇所または複数箇所の部位の
状態を表す測定値または観察結果の少なくとも一つを入
力として、予め設定した判定条件により前記機械設備が
正常状態であるか、あるいは異常状態であるかを判定
し、異常状態と判定した場合には、前記入力から異常原
因を推定するルール化した知識を格納し、該ルール化し
た知識によって前記機械設備が正常状態であるか否かの
判定、および異常原因の推定を行う異常診断手段と、前
記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識の
何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因が
誤りである場合に、正しい異常原因と前記入力との関係
を学習する学習手段と、前記学習手段の学習結果を解析
して、前記正しい異常原因との関係が強い入力項目を特
定する因果関係解析手段と、前記因果関係解析手段で特
定した入力項目の測定または観察部位と、異常原因であ
る部位との間の関係を、登録された物理的または化学的
関係式の組み合わせにより構成した物理モデルと、前記
因果関係解析工程で特定した入力項目と異常原因との関
係を比較する因果関係評価手段とを備え、両者の関係に
矛盾が生じない場合に、物理モデルの関係を画面に表示
する表示手段とを具備することを特徴としている。
【0011】また、好ましくは、前記因果関係解析工程
で特定した入力項目と異常原因との関係に矛盾が生じな
い場合に、前記因果関係解析手段で特定した入力項目と
異常原因との関係を異常診断知識としてルール化して前
記異常診断手段の知識に追加する診断ルール追加手段と
を備えて構成される。
で特定した入力項目と異常原因との関係に矛盾が生じな
い場合に、前記因果関係解析手段で特定した入力項目と
異常原因との関係を異常診断知識としてルール化して前
記異常診断手段の知識に追加する診断ルール追加手段と
を備えて構成される。
【0012】
【作用】前記因果関係解析手段で特定した項目の測定ま
たは観察部位と異常原因の部位との間の物理的因果関係
を、前記因果関係評価手段では物理的または化学的関係
式の組み合わせで構成する物理モデルにより、学習した
関係の妥当性を理論的に評価することが可能となる。
たは観察部位と異常原因の部位との間の物理的因果関係
を、前記因果関係評価手段では物理的または化学的関係
式の組み合わせで構成する物理モデルにより、学習した
関係の妥当性を理論的に評価することが可能となる。
【0013】前記表示手段により、この理論的関係を画
面に表示すれば物理的または化学的因果関係がわかり、
運転員の理解を深めることができる。この効果として、
完全に同一の現象ではなくとも、類似の事例が生じた際
に、理論的関係から異常原因を類推することができるよ
うになる。
面に表示すれば物理的または化学的因果関係がわかり、
運転員の理解を深めることができる。この効果として、
完全に同一の現象ではなくとも、類似の事例が生じた際
に、理論的関係から異常原因を類推することができるよ
うになる。
【0014】また、理論的に妥当性が確認された関係
は、診断ルール追加手段により新たな診断知識として、
診断ルールに追加することができる。これにより計測セ
ンサの異常などの特異的な状態を学習することなく、理
論的に正しいと評価された関係だけを診断方法に新たに
追加することができる。
は、診断ルール追加手段により新たな診断知識として、
診断ルールに追加することができる。これにより計測セ
ンサの異常などの特異的な状態を学習することなく、理
論的に正しいと評価された関係だけを診断方法に新たに
追加することができる。
【0015】また、学習手段として神経回路モデルを用
いれば、学習済みの神経回路モデルに測定また観察デー
タを入力して得られる出力を異常原因として原因推定を
行うこともできる。この場合、複数の出力(原因の候
補)が得られる可能性があるが、前記因果関係評価手段
により理論的に妥当な関係を判断して異常原因を特定す
ることができる。
いれば、学習済みの神経回路モデルに測定また観察デー
タを入力して得られる出力を異常原因として原因推定を
行うこともできる。この場合、複数の出力(原因の候
補)が得られる可能性があるが、前記因果関係評価手段
により理論的に妥当な関係を判断して異常原因を特定す
ることができる。
【0016】さらに、物理モデルの作成の際に、構成要
素に優先順位を設定しておけば、必要以上に複雑なモデ
ルを作成することがなく、モデル作成時間が短縮でき
る。
素に優先順位を設定しておけば、必要以上に複雑なモデ
ルを作成することがなく、モデル作成時間が短縮でき
る。
【0017】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。
【0018】図1は対象設備1000の異常診断装置の
構成を表している。対象設備1000の状態を、レベル,温
度,圧力,振動,音響などの各種センサで測定し、その
測定データ100はデータ処理手段2000へ送られ
る。同様に点検や補修などの観察情報も記号化データ3
00としてデータ処理手段2000へ送られる。
構成を表している。対象設備1000の状態を、レベル,温
度,圧力,振動,音響などの各種センサで測定し、その
測定データ100はデータ処理手段2000へ送られ
る。同様に点検や補修などの観察情報も記号化データ3
00としてデータ処理手段2000へ送られる。
【0019】データ処理手段2000では、各種センサ
信号をその情報の種類に応じて数値化処理、または特徴
量の抽出を行う。また、対象設備1000のオペレータ
の観察状況および定期点検などの点検データ200は入
出力装置500から入力され、この情報もデータ処理手
段2000へ送られて数値化処理または記号化処理され
る。
信号をその情報の種類に応じて数値化処理、または特徴
量の抽出を行う。また、対象設備1000のオペレータ
の観察状況および定期点検などの点検データ200は入
出力装置500から入力され、この情報もデータ処理手
段2000へ送られて数値化処理または記号化処理され
る。
【0020】データ処理手段2000で処理された情報
は異常診断手段3000へ送られる。異常診断手段30
00では、対象設備1000の状態と異常原因を「IF T
HEN」型のルールにより場合分けした診断ルールに基づい
て、異常状態の検出を行うと共に、異常時にはその原因
の推定を行う。
は異常診断手段3000へ送られる。異常診断手段30
00では、対象設備1000の状態と異常原因を「IF T
HEN」型のルールにより場合分けした診断ルールに基づい
て、異常状態の検出を行うと共に、異常時にはその原因
の推定を行う。
【0021】異常診断手段3000で異常状態と判断し
た場合には、異常状態の警報と推定した異常原因401
0を診断結果評価手段4000を介して、入出力装置5
00の表示画面に出力する。
た場合には、異常状態の警報と推定した異常原因401
0を診断結果評価手段4000を介して、入出力装置5
00の表示画面に出力する。
【0022】診断結果評価手段4000は診断結果の妥
当性を過去の経験に照らし合わせて評価する。すなわ
ち、過去に経験済みの状態であり、その時の診断結果が
正しかった場合には確信度大と評価し、その経験の回数
が多いほど確信度を大きく提示する。逆に、未経験の状
態、および誤診断を行った経験のある状態に対しては、
確信度を小さく提示する。いづれの場合も確信度402
0は入出力装置500へ送られ、画面に表示されて、オ
ペレータの判断指標となる。
当性を過去の経験に照らし合わせて評価する。すなわ
ち、過去に経験済みの状態であり、その時の診断結果が
正しかった場合には確信度大と評価し、その経験の回数
が多いほど確信度を大きく提示する。逆に、未経験の状
態、および誤診断を行った経験のある状態に対しては、
確信度を小さく提示する。いづれの場合も確信度402
0は入出力装置500へ送られ、画面に表示されて、オ
ペレータの判断指標となる。
【0023】診断結果が誤りであった場合、オペレータ
は入出力装置500から誤診断であることを入力し、正
しい異常原因を調査の上、正しい異常原因510を入力
する。データ処理手段2000で数値化または記号化さ
れたデータ2010と正しい異常原因510との関係を
学習手段5000により学習する。
は入出力装置500から誤診断であることを入力し、正
しい異常原因を調査の上、正しい異常原因510を入力
する。データ処理手段2000で数値化または記号化さ
れたデータ2010と正しい異常原因510との関係を
学習手段5000により学習する。
【0024】学習手段5000はまた、学習結果に基づ
いて異常原因を推定する機能を有している。従って、異
常診断手段3000の診断ルールによる診断結果の確信
度が低い場合、および診断結果が誤りであった場合に
は、オペレータの判断により、学習手段5000により
推定結果5010を入出力装置500へ表示することが
できる。
いて異常原因を推定する機能を有している。従って、異
常診断手段3000の診断ルールによる診断結果の確信
度が低い場合、および診断結果が誤りであった場合に
は、オペレータの判断により、学習手段5000により
推定結果5010を入出力装置500へ表示することが
できる。
【0025】因果関係解析手段6000では、学習手段
5000の学習結果5020を解析し、対象設備100
0の状態を表す複数のセンサ情報や観察情報のうち、異
常原因との関係が比較的強い情報を特定する。
5000の学習結果5020を解析し、対象設備100
0の状態を表す複数のセンサ情報や観察情報のうち、異
常原因との関係が比較的強い情報を特定する。
【0026】物理モデル作成手段7000では、因果関
係解析手段6000で特定した情報の測定または観察部
位と、異常原因との物理的因果関係を、伝熱,力,電気
などの物理関係式の組み合わせによって表現した物理モ
デルを構築する。本実施例では物理的関係式のみを取り
扱っているが化学反応式などの化学的関係式を組み合わ
せても良い。また、物理モデルは予め準備されているも
であっても良い。
係解析手段6000で特定した情報の測定または観察部
位と、異常原因との物理的因果関係を、伝熱,力,電気
などの物理関係式の組み合わせによって表現した物理モ
デルを構築する。本実施例では物理的関係式のみを取り
扱っているが化学反応式などの化学的関係式を組み合わ
せても良い。また、物理モデルは予め準備されているも
であっても良い。
【0027】構築された物理モデルはモデル評価手段8
000において、その定性的性質に関して実際の測定ま
たは観察データと異常原因との関係を比較し、構築した
モデルの評価を行う。
000において、その定性的性質に関して実際の測定ま
たは観察データと異常原因との関係を比較し、構築した
モデルの評価を行う。
【0028】評価結果8010は入出力装置500にて
オペレータに提示され、モデル完成または変更の指示を
受ける。モデル変更の場合はオペレータにより変更内容
520が入力され、その内容に従って物理モデル作成手段
7000ではモデルを変更し再びモデル評価手段800
0にて同様の処理を繰り返す。
オペレータに提示され、モデル完成または変更の指示を
受ける。モデル変更の場合はオペレータにより変更内容
520が入力され、その内容に従って物理モデル作成手段
7000ではモデルを変更し再びモデル評価手段800
0にて同様の処理を繰り返す。
【0029】さらに、入出力装置500からの入力53
0により、診断方式修正手段9000では学習した関係を新
たに診断ルールとして作成し、異常診断手段3000に
追加する。本実施例では、診断ルールの追加には、念の
ためオペレータの判断を仰いでいるが、自動的に追加処
理を行っても良い。
0により、診断方式修正手段9000では学習した関係を新
たに診断ルールとして作成し、異常診断手段3000に
追加する。本実施例では、診断ルールの追加には、念の
ためオペレータの判断を仰いでいるが、自動的に追加処
理を行っても良い。
【0030】次に本実施例の各機能について詳述する。
【0031】本実施例の対象設備であるディーゼルエン
ジン発電設備の概要を図2に示した。主燃料槽1100
に貯蔵された燃料は、燃料ポンプ1150で燃料小出槽
1200へ送られる。燃料小出槽1200からは燃料コック
1210を開くことにより、ディーゼルエンジン150
0へ燃料が供給される。
ジン発電設備の概要を図2に示した。主燃料槽1100
に貯蔵された燃料は、燃料ポンプ1150で燃料小出槽
1200へ送られる。燃料小出槽1200からは燃料コック
1210を開くことにより、ディーゼルエンジン150
0へ燃料が供給される。
【0032】余剰の燃料は、燃料ドレンタンク1220
へ一旦貯蔵されたあとに燃料ドレンポンプ1250によ
り燃料小出槽1200へ戻される。
へ一旦貯蔵されたあとに燃料ドレンポンプ1250によ
り燃料小出槽1200へ戻される。
【0033】エンジンの燃焼に必要な空気は、空気圧縮
機1300により加圧され空気槽1400へ貯蔵され、
空気バルブ1410を介してディーゼルエンジン150
0へ供給される。また、エンジンの排気は消音器170
0を通過したのち、系外へ排出される。
機1300により加圧され空気槽1400へ貯蔵され、
空気バルブ1410を介してディーゼルエンジン150
0へ供給される。また、エンジンの排気は消音器170
0を通過したのち、系外へ排出される。
【0034】エンジンの冷却水は冷却水タンク1900
に貯蔵されており、冷却水ポンプ1950によりディー
ゼルエンジン1500へ送られてエンジンを冷却したの
ち、冷却水タンク1900へ循環する。
に貯蔵されており、冷却水ポンプ1950によりディー
ゼルエンジン1500へ送られてエンジンを冷却したの
ち、冷却水タンク1900へ循環する。
【0035】ディーゼルエンジン1500の回転力によ
り発電機1600を駆動し電気を得ている。ディーゼル
エンジン1500および発電機1600は共通架台18
00上に設置されている。
り発電機1600を駆動し電気を得ている。ディーゼル
エンジン1500および発電機1600は共通架台18
00上に設置されている。
【0036】次に、データ処理手段2000の機能につ
いて図3を用いて説明する。
いて図3を用いて説明する。
【0037】図1に示した発電設備には、設備の状態を
監視するために種々のセンサが取付けられている。
監視するために種々のセンサが取付けられている。
【0038】音響センサ101,振動センサ102はエ
ンジン1500,発電機1600および共通架台180
0の側面に設置されている。回転数センサ103は発電
機1600の回転数をモニタしている。温度センサ10
4は冷却水,潤滑油,排気ガスの温度を計測している。
また、レベルセンサ106は主燃料槽1100,燃料小
出槽1200,冷却水タンク1900,燃料ドレンタン
ク1220,オイルパンなどの液量を計測している。さ
らに、電流・電圧センサにより発電機の出力電流および
電圧を計測している。
ンジン1500,発電機1600および共通架台180
0の側面に設置されている。回転数センサ103は発電
機1600の回転数をモニタしている。温度センサ10
4は冷却水,潤滑油,排気ガスの温度を計測している。
また、レベルセンサ106は主燃料槽1100,燃料小
出槽1200,冷却水タンク1900,燃料ドレンタン
ク1220,オイルパンなどの液量を計測している。さ
らに、電流・電圧センサにより発電機の出力電流および
電圧を計測している。
【0039】各センサから送られる測定データ100
は、その種類に応じてデータ処理手段2000で処理さ
れる。音響信号および振動信号は波形・周波数解析手段
2100にて処理される。波形解析では、波高値,平均値,
発生数などのパラメータを抽出し、周波数解析では第1
ピーク周波数,第1ピーク周波数成分,回転1次周波
数,回転1次周波数成分などのパラメータを抽出し、セ
ンサ情報2110として出力する。
は、その種類に応じてデータ処理手段2000で処理さ
れる。音響信号および振動信号は波形・周波数解析手段
2100にて処理される。波形解析では、波高値,平均値,
発生数などのパラメータを抽出し、周波数解析では第1
ピーク周波数,第1ピーク周波数成分,回転1次周波
数,回転1次周波数成分などのパラメータを抽出し、セ
ンサ情報2110として出力する。
【0040】その他のセンサ情報は数値変換処理手段2
200にて電気信号を数値データに変換し、センサ情報
2210として出力する。
200にて電気信号を数値データに変換し、センサ情報
2210として出力する。
【0041】センサ以外の観察情報即ち点検データ20
0は、オペレータにより入出力装置500から入力され
る。観察情報には部品交換情報201と点検情報202
とがある。部品交換情報201は交換した部品の番号お
よび交換日の情報であり、点検情報202は定期点検時
などの状況調査結果である。点検情報202の具体的入
力内容は、点検時に状態が悪化しているもの、または悪
化する傾向にあるものの部品番号と点検日である。オペ
レータから入力されたこれらの観察情報即ち記号化デー
タ300は記号化処理手段2300にて記号化されて観
察情報2310として出力される。
0は、オペレータにより入出力装置500から入力され
る。観察情報には部品交換情報201と点検情報202
とがある。部品交換情報201は交換した部品の番号お
よび交換日の情報であり、点検情報202は定期点検時
などの状況調査結果である。点検情報202の具体的入
力内容は、点検時に状態が悪化しているもの、または悪
化する傾向にあるものの部品番号と点検日である。オペ
レータから入力されたこれらの観察情報即ち記号化デー
タ300は記号化処理手段2300にて記号化されて観
察情報2310として出力される。
【0042】異常診断手段3000では、予め設定した
診断ルールに基づいて、機器の異常を検出し、異常原因
の推定を行う。以下に診断ルールの一例を冷却水温度に
ついて示す(図1参照)。
診断ルールに基づいて、機器の異常を検出し、異常原因
の推定を行う。以下に診断ルールの一例を冷却水温度に
ついて示す(図1参照)。
【0043】 (1)温度センサ2010(センサ番号T1 )の測定値…X℃ (2)センサ番号T1 に対応する基準値…Y1,Y2,Y3℃ (3)診断ルール ・IF「X<Y1」AND「エンジン停止中」 THEN「警告:冷却水凍結の恐れあり」 ・IF「X<Y1」AND「エンジン運転中」 THEN「異常発生(レベル1):温度測定不良(T1 )」 「異常発生(レベル3):放熱器不良」 ・IF「Y1<X<Y2」 THEN「正常」 ・IF「Y2<X<Y3」 THEN「警告:オーバーヒートの恐れあり」 ・IF「Y3<X」 THEN「異常発生(レベル3):冷却水タンク水量減少」 測定値Xと設定値(基準値)Y1,Y2,Y3 との大小関
係により、以上のような診断を行うルールとなってい
る。
係により、以上のような診断を行うルールとなってい
る。
【0044】異常原因と観測される状態との関係は、実
際には様々な場合が考えられ、上記診断ルールのように
単純ではない。しかし、考えられるケースを全部ルール
化すると、その場合の数は膨大なものとなり、診断に要
する時間が長くなる。また、異常原因の候補数が多くな
り、かえってオペレータの判断が困難になる。
際には様々な場合が考えられ、上記診断ルールのように
単純ではない。しかし、考えられるケースを全部ルール
化すると、その場合の数は膨大なものとなり、診断に要
する時間が長くなる。また、異常原因の候補数が多くな
り、かえってオペレータの判断が困難になる。
【0045】従って、確率的に発生頻度が低い事象は診
断する優先順位を下げておき、判断する診断ルールの数
をできるだけ少なくして、効率的に診断することが望ま
しい。
断する優先順位を下げておき、判断する診断ルールの数
をできるだけ少なくして、効率的に診断することが望ま
しい。
【0046】本実施例では、「IF…THEN…」型の
診断ルールを用いているが、対象設備を物理的にモデル
化し、その挙動をシミュレーションすることにより異常
原因を推定する方法でも良い。この場合にも、モデルを
複雑に構成すれば、より詳細な挙動をシミュレーション
することが可能であるが、計算に要する時間が長くなり
診断が遅くなることは同様である。
診断ルールを用いているが、対象設備を物理的にモデル
化し、その挙動をシミュレーションすることにより異常
原因を推定する方法でも良い。この場合にも、モデルを
複雑に構成すれば、より詳細な挙動をシミュレーション
することが可能であるが、計算に要する時間が長くなり
診断が遅くなることは同様である。
【0047】異常診断は、対象設備をできるだけ安定し
た状態で稼働させることが目的であるから、異常時に正
確にその原因を究明することはもちろんであるが、迅速
な復旧措置を可能にするためにも、できるだけ短時間の
診断が望まれている。
た状態で稼働させることが目的であるから、異常時に正
確にその原因を究明することはもちろんであるが、迅速
な復旧措置を可能にするためにも、できるだけ短時間の
診断が望まれている。
【0048】従って、本実施例の診断ルールは、当初、
発生確率が大きな事象のみを考慮した診断ルールとして
おき、発生確率の小さな事象は検討する優先順位を低く
している。その後は、各事象の発生頻度に応じて優先順
位を変化させる。
発生確率が大きな事象のみを考慮した診断ルールとして
おき、発生確率の小さな事象は検討する優先順位を低く
している。その後は、各事象の発生頻度に応じて優先順
位を変化させる。
【0049】さらに、予め考慮していた事象以外の事象
が生じた場合に対応できるように、本発明では、学習手
段5000を設けて、新たな異常事象を学習する。
が生じた場合に対応できるように、本発明では、学習手
段5000を設けて、新たな異常事象を学習する。
【0050】学習手段5000により学習を行う場合
は、既存の診断ルールで診断不可能な場合、または、診
断結果が誤りであった場合である。これらの場合、オペ
レータは正しい異常原因を調査の上、入出力装置500
から正しい異常原因を入力する。そして、オペレータの
判断により、その時の対象設備1000の状態と正しい
異常原因との関係を学習手段5000により学習する。
は、既存の診断ルールで診断不可能な場合、または、診
断結果が誤りであった場合である。これらの場合、オペ
レータは正しい異常原因を調査の上、入出力装置500
から正しい異常原因を入力する。そして、オペレータの
判断により、その時の対象設備1000の状態と正しい
異常原因との関係を学習手段5000により学習する。
【0051】図4に学習手段5000の実施例を示す。
本実施例では学習手段としてニューラルネットワーク
(神経回路モデル)を使用している。学習および異常原
因推定に必要なデータはデータ格納手段5100へ記録
されている。ネットワークは図4に示すように入力層,
中間層,出力層からなる3層の構成である。出力層の各
ニューロンはそれぞれ異常原因の候補に対応している。
入力層への入力データは図3に示したセンサ情報211
0,2210および観察情報2310である。
本実施例では学習手段としてニューラルネットワーク
(神経回路モデル)を使用している。学習および異常原
因推定に必要なデータはデータ格納手段5100へ記録
されている。ネットワークは図4に示すように入力層,
中間層,出力層からなる3層の構成である。出力層の各
ニューロンはそれぞれ異常原因の候補に対応している。
入力層への入力データは図3に示したセンサ情報211
0,2210および観察情報2310である。
【0052】ネットワークの学習手順は以下の通りであ
る。
る。
【0053】 (1)教師データの作成(教師データ作成手段5200) データ格納手段5100から正しい異常原因を読み込
み、該当する出力ニューロンの番号が割り当てられる。
教師データとして、該当番号の出力ニューロンへは1.
0 を、それ以外の出力ニューロンへは0を与えるデー
タセットを作成する。
み、該当する出力ニューロンの番号が割り当てられる。
教師データとして、該当番号の出力ニューロンへは1.
0 を、それ以外の出力ニューロンへは0を与えるデー
タセットを作成する。
【0054】 (2)入力データの作成(入力データ作成手段5500) データ格納手段5100から図3に示した各種情報を読
み込み、各々の値に対して、所定の代表値を用いて0〜
1.0 の範囲に規格化し、入力データ5510を作成す
る。非数値情報(記号情報)は該当するニューロンへ
1.0 、それ以外を0とする。
み込み、各々の値に対して、所定の代表値を用いて0〜
1.0 の範囲に規格化し、入力データ5510を作成す
る。非数値情報(記号情報)は該当するニューロンへ
1.0 、それ以外を0とする。
【0055】(3)ネットワーク内の信号伝達(ニューラ
ルネットワーク5400) 入力データ5510はニューラルネットワーク5400
の入力層の各ニューロンへ入力され、任意に決定された
ニューロン間の結合強度すなわち重み係数により重み付
けされ中間層の各ニューロンへと出力される。中間層ニ
ューロンは入力信号の総和をシグモイド関数等の変換関
数により変換し、出力する。出力値は重み係数により重
み付けされ、出力層の各ニューロンへ入力される。出力
層ニューロンは中間層ニューロンと同様に、入力信号総
和を変換関数により変換し、出力値5410を出力す
る。
ルネットワーク5400) 入力データ5510はニューラルネットワーク5400
の入力層の各ニューロンへ入力され、任意に決定された
ニューロン間の結合強度すなわち重み係数により重み付
けされ中間層の各ニューロンへと出力される。中間層ニ
ューロンは入力信号の総和をシグモイド関数等の変換関
数により変換し、出力する。出力値は重み係数により重
み付けされ、出力層の各ニューロンへ入力される。出力
層ニューロンは中間層ニューロンと同様に、入力信号総
和を変換関数により変換し、出力値5410を出力す
る。
【0056】 (4)重み係数の修正(重み係数修正手段5300) ニューラルネットワーク5400の出力値5410と教
師データ5210の両者の誤差が小さくなるように各ニ
ューロン間の重み係数を修正する。
師データ5210の両者の誤差が小さくなるように各ニ
ューロン間の重み係数を修正する。
【0057】学習方法および重み係数修正の具体的計算
方法の一例として、バックプロパゲーション法がある。
学習方法の詳細は「Learning internal representations
byerror propagation」, Parallel Distributed Proces
sing:Explorations in theMicrostructures of Cognit
ion, Vol.1, D.E.Rumelhart and J.L.McClelland(Ed
s.), Cambridge, MA, :MIT Press, pp318−362
に記載されているので、ここでは省略する。
方法の一例として、バックプロパゲーション法がある。
学習方法の詳細は「Learning internal representations
byerror propagation」, Parallel Distributed Proces
sing:Explorations in theMicrostructures of Cognit
ion, Vol.1, D.E.Rumelhart and J.L.McClelland(Ed
s.), Cambridge, MA, :MIT Press, pp318−362
に記載されているので、ここでは省略する。
【0058】上記(3),(4)の操作を所定の回数になる
まで、あるいは、出力値5410と教師データ5210
との誤差が所定の値以下になるまで繰り返し学習を終了
する。
まで、あるいは、出力値5410と教師データ5210
との誤差が所定の値以下になるまで繰り返し学習を終了
する。
【0059】(5)学習結果の出力 学習結果に基づいて異常原因を推定する場合は、学習済
みのネットワークに得られたセンサ情報を入力し、その
時の出力値が大きい順に異常原因の候補とする。
みのネットワークに得られたセンサ情報を入力し、その
時の出力値が大きい順に異常原因の候補とする。
【0060】通常はネットワークからの出力は複数個得
られるので、どれが真の異常原因であるかを特定するこ
とは困難である。本発明では、物理モデル作成手段70
00により作成した物理モデルで、センサ情報と異常原
因の候補との関係の妥当性を理論的に評価し、矛盾の無
い異常原因を解として選ぶことが可能である。
られるので、どれが真の異常原因であるかを特定するこ
とは困難である。本発明では、物理モデル作成手段70
00により作成した物理モデルで、センサ情報と異常原
因の候補との関係の妥当性を理論的に評価し、矛盾の無
い異常原因を解として選ぶことが可能である。
【0061】以上のようにして、新たな事象を学習する
ことが可能であるが、学習した関係が正しい関係である
か、計測器の異常などによる偶発的な関係であったのか
を判断することは困難である。後者の場合、誤った関係
を学習してしまうため、次回からの類似状態に対しては
誤診断となり、適切な対策措置を行うことができなくな
る。
ことが可能であるが、学習した関係が正しい関係である
か、計測器の異常などによる偶発的な関係であったのか
を判断することは困難である。後者の場合、誤った関係
を学習してしまうため、次回からの類似状態に対しては
誤診断となり、適切な対策措置を行うことができなくな
る。
【0062】そこで、本発明では、学習結果を解析し、
測定した対象設備の状態と異常原因との物理的因果関係
を明らかにすることにより、正しい関係のみを新たに登
録することが可能である。以下にその実施例について述
べる。
測定した対象設備の状態と異常原因との物理的因果関係
を明らかにすることにより、正しい関係のみを新たに登
録することが可能である。以下にその実施例について述
べる。
【0063】まず、因果関係解析手段6000ではニュ
ーラルネットワーク5400に学習した関係を解析し、
異常原因と最も関係の強いセンサ情報を入力情報中から
特定する。
ーラルネットワーク5400に学習した関係を解析し、
異常原因と最も関係の強いセンサ情報を入力情報中から
特定する。
【0064】ニューラルネットワークでは、知識を各ニ
ューロン間の重み係数行列として保持している。そこで
入力層のi番目の入力値xiと出力層k番目の出力値y
kとの関係の強さは次式で評価できることが知られてい
る(「ニューラルネットを用いたプラント運転ルー
ル」,電気学会論文集D編,111巻1号,平成3年,
pp20〜28)。
ューロン間の重み係数行列として保持している。そこで
入力層のi番目の入力値xiと出力層k番目の出力値y
kとの関係の強さは次式で評価できることが知られてい
る(「ニューラルネットを用いたプラント運転ルー
ル」,電気学会論文集D編,111巻1号,平成3年,
pp20〜28)。
【0065】 C=ΣW3k,2j・W2j,1i(jに関する和) …(1) ここで、Wは重み係数、添え字3は出力層、2は中間
層、1は入力層を示す。(1)式を用いてCの値を比較
することにより、異常原因と関係が強い入力情報を特定
することができる。
層、1は入力層を示す。(1)式を用いてCの値を比較
することにより、異常原因と関係が強い入力情報を特定
することができる。
【0066】次に物理モデル作成手段7000では、因
果関係解析手段6000で特定した入力情報と異常原因
との関係を、物理関係式の組み合わせで表現する物理モ
デルを構築する。
果関係解析手段6000で特定した入力情報と異常原因
との関係を、物理関係式の組み合わせで表現する物理モ
デルを構築する。
【0067】図5に物理モデル作成手段7000の構成
例を示した。対象設備1000の機器構成,機器の部品
構成および機器に関係する物理式の種類を登録した機器
構成データベース7300と、その構成機器の接続関係
を登録した接続関係データベース7400と、伝熱,
力,電気などの物理関係式を登録した物理式データベー
ス7500と、物理関係式中で使用する物性値および定
数値を登録した定数データベース7600とを備え、構
成部位検索機能7100およびモデル作成機能7200
により物理モデルを作成する。
例を示した。対象設備1000の機器構成,機器の部品
構成および機器に関係する物理式の種類を登録した機器
構成データベース7300と、その構成機器の接続関係
を登録した接続関係データベース7400と、伝熱,
力,電気などの物理関係式を登録した物理式データベー
ス7500と、物理関係式中で使用する物性値および定
数値を登録した定数データベース7600とを備え、構
成部位検索機能7100およびモデル作成機能7200
により物理モデルを作成する。
【0068】因果関係解析手段6000で特定した入力
情報はその時の異常原因との組6010にして構成部位検索
機能7100へ入力される。構成部位検索機能7100
では、機器構成データベース7300と接続関係データ
ベース7400とから入力情報と異常原因とを結び付け
る構成要素を抽出し、第1次モデルを構築する。
情報はその時の異常原因との組6010にして構成部位検索
機能7100へ入力される。構成部位検索機能7100
では、機器構成データベース7300と接続関係データ
ベース7400とから入力情報と異常原因とを結び付け
る構成要素を抽出し、第1次モデルを構築する。
【0069】機器構成データベース7300は、図6に
示すように各機器(部品)の構成要素を異常状態の発生
確率が高い順に、LEVEL−1〜4までに分類して登
録している。
示すように各機器(部品)の構成要素を異常状態の発生
確率が高い順に、LEVEL−1〜4までに分類して登
録している。
【0070】第1次モデルの構築に際しては、このLE
VELの順番に従って、構成要素を抽出する。次に同じ
構成機器(部品)のモデル化を行う場合には、次のLEV
ELの構成要素まで考慮してモデルを作成する。このよ
うに構成要素毎にモデル作成時の優先順位を設定するこ
とにより、必要以上に複雑なモデルを作成すること無
く、モデル作成に要する時間が短縮できる。
VELの順番に従って、構成要素を抽出する。次に同じ
構成機器(部品)のモデル化を行う場合には、次のLEV
ELの構成要素まで考慮してモデルを作成する。このよ
うに構成要素毎にモデル作成時の優先順位を設定するこ
とにより、必要以上に複雑なモデルを作成すること無
く、モデル作成に要する時間が短縮できる。
【0071】また、機器構成データベース7300に
は、関係する物理式の種類を登録している(図6では、
(Eq−F1),(Eq−H1)のように表示)。
は、関係する物理式の種類を登録している(図6では、
(Eq−F1),(Eq−H1)のように表示)。
【0072】図7にLEVEL−1での第1次モデルの
構築例を示す。図6に示したように、LEVEL−1に
登録されている構成要素は冷却水タンク1900,冷却
水ポンプ1950,送水管1510,放熱器1540,
オイルパン1530,オイルポンプ1532,送油管1
531であるので、これらがモデルとして組み込まれて
いる。また、この場合、温度センサ2010および液面
レベルセンサ2020により、それぞれ冷却水温度およ
び冷却水タンクの液位を計測している。
構築例を示す。図6に示したように、LEVEL−1に
登録されている構成要素は冷却水タンク1900,冷却
水ポンプ1950,送水管1510,放熱器1540,
オイルパン1530,オイルポンプ1532,送油管1
531であるので、これらがモデルとして組み込まれて
いる。また、この場合、温度センサ2010および液面
レベルセンサ2020により、それぞれ冷却水温度およ
び冷却水タンクの液位を計測している。
【0073】次にモデル作成機能7200では、この第
1次モデルに物理式データベース7500より物理的な
関係式をあてはめて、第2次物理モデルを構築する。例
えば放熱器では、(Eq−H1)の記号に対応する次式
の熱収支式が選択される。 Ta=Q/(c・F)+Tb …(2) ここで、接続関係データベース7400に登録した情報
から、各変数を次のように定義付けする。Qは放熱器か
ら冷却水に与えられる単位時間当たりの熱量、cは冷却
水の比熱、Fは冷却水の質量流量、TaおよびTbはそ
れぞれ冷却水の出口温度および入口温度である。
1次モデルに物理式データベース7500より物理的な
関係式をあてはめて、第2次物理モデルを構築する。例
えば放熱器では、(Eq−H1)の記号に対応する次式
の熱収支式が選択される。 Ta=Q/(c・F)+Tb …(2) ここで、接続関係データベース7400に登録した情報
から、各変数を次のように定義付けする。Qは放熱器か
ら冷却水に与えられる単位時間当たりの熱量、cは冷却
水の比熱、Fは冷却水の質量流量、TaおよびTbはそ
れぞれ冷却水の出口温度および入口温度である。
【0074】また、冷却水に関しては、次のようにな
る。(Eq−F1)に対応する流量の式 F=ρ・u・A …(3) が選択され、それぞれ、ρは冷却水密度、uは冷却水平
均流速、Aは送水管断面積である。このようにして、第
1次物理モデルに物理関係式を当てはめて、第2次物理
モデルを構築する。
る。(Eq−F1)に対応する流量の式 F=ρ・u・A …(3) が選択され、それぞれ、ρは冷却水密度、uは冷却水平
均流速、Aは送水管断面積である。このようにして、第
1次物理モデルに物理関係式を当てはめて、第2次物理
モデルを構築する。
【0075】モデル評価手段8000では構築した関係
式の定性的評価を行う。学習した関係と矛盾が生じない
場合は物理モデル完成と評価し、入出力装置500へ学
習内容とモデルの内容を表示し、オペレータの確認を求
める。
式の定性的評価を行う。学習した関係と矛盾が生じない
場合は物理モデル完成と評価し、入出力装置500へ学
習内容とモデルの内容を表示し、オペレータの確認を求
める。
【0076】学習した関係と矛盾が生じる場合、また
は、オペレータによりモデルが不適切と判断された場合
は、次のLEVELの構成要素も考慮してモデルを作成
し直す。また、入出力装置500から、モデルの修正内
容を入力するようにしても良い。
は、オペレータによりモデルが不適切と判断された場合
は、次のLEVELの構成要素も考慮してモデルを作成
し直す。また、入出力装置500から、モデルの修正内
容を入力するようにしても良い。
【0077】また、モデル評価手段8000では、必要
な物性値または定数値が適切に得られる場合は、モデル
の定量的評価を行っても良い。
な物性値または定数値が適切に得られる場合は、モデル
の定量的評価を行っても良い。
【0078】モデル評価手段8000にてモデル完成と
評価され、オペレータの確認も得た場合は、オペレータ
の判断により、診断方式修正手段9000にて新たな診
断ルールとして学習内容または構築した物理モデルを追
加することができる。
評価され、オペレータの確認も得た場合は、オペレータ
の判断により、診断方式修正手段9000にて新たな診
断ルールとして学習内容または構築した物理モデルを追
加することができる。
【0079】図8に入出力装置500への学習内容とモ
デル内容の表示例を示した。
デル内容の表示例を示した。
【0080】画面上半面のウインドウ510および52
0にはそれぞれ異常原因と最も関係が強かった入力情報
を記号または番号で表示する。ウインドウ530には、
入力情報の内容を関係が強い順に((1)式のC値が大
きい順に)3個まで表示し、異常原因も表示するように
なっている。
0にはそれぞれ異常原因と最も関係が強かった入力情報
を記号または番号で表示する。ウインドウ530には、
入力情報の内容を関係が強い順に((1)式のC値が大
きい順に)3個まで表示し、異常原因も表示するように
なっている。
【0081】画面下半面には構築モデルの模式図550
を表示し、ウインドウ540にはモデルに使用した物理
関係式を各構成要素の近傍に表示している。マウスカー
ソル570を用いて画面上のボタンスイッチ560をク
リックすると、図9に示す画面が表示される。この画面
では、異常原因と測定したセンサ情報との関係を、物理
関係式を参照しながら、順を追って表示している。これ
により、オペレータは異常原因とセンサ情報との理論的
関係を理解することが容易になる。
を表示し、ウインドウ540にはモデルに使用した物理
関係式を各構成要素の近傍に表示している。マウスカー
ソル570を用いて画面上のボタンスイッチ560をク
リックすると、図9に示す画面が表示される。この画面
では、異常原因と測定したセンサ情報との関係を、物理
関係式を参照しながら、順を追って表示している。これ
により、オペレータは異常原因とセンサ情報との理論的
関係を理解することが容易になる。
【0082】以上のように、本発明では、必要に応じて
詳細モデルを作成するので、不必要な計算時間をかける
ことなく効率的に物理モデルの構築が可能である。ま
た、学習した関係の妥当性を、物理モデルにより確認す
ることができるので、誤った知識を学習して登録するこ
とがなくなり、診断の信頼性が向上する。
詳細モデルを作成するので、不必要な計算時間をかける
ことなく効率的に物理モデルの構築が可能である。ま
た、学習した関係の妥当性を、物理モデルにより確認す
ることができるので、誤った知識を学習して登録するこ
とがなくなり、診断の信頼性が向上する。
【0083】さらに、学習した新たな関係の物理的意味
を把握することができるので、オペレータの理解が深ま
り、その他の問題に対する応用思考が期待できるように
なる効果もある。
を把握することができるので、オペレータの理解が深ま
り、その他の問題に対する応用思考が期待できるように
なる効果もある。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、物理モデルにより診断
結果の妥当性を確認するので、神経回路モデルから得ら
れる異常原因の候補を極力少なくし、迅速に異常状態へ
対処できる。
結果の妥当性を確認するので、神経回路モデルから得ら
れる異常原因の候補を極力少なくし、迅速に異常状態へ
対処できる。
【0085】また、機器または設備の異常原因と測定値
との間の理論的因果関係を知ることができ、運転員の理
解が深まり、類似事例への応用診断が可能となる。
との間の理論的因果関係を知ることができ、運転員の理
解が深まり、類似事例への応用診断が可能となる。
【0086】さらに、本発明によれば、新たに経験した
事例のうち、真に正しい事例のみを新たな診断知識とし
て追加することができ、信頼性の高い診断ルールの追加
が可能である。
事例のうち、真に正しい事例のみを新たな診断知識とし
て追加することができ、信頼性の高い診断ルールの追加
が可能である。
【図1】本発明の実施例を表す図。
【図2】対象設備の構成例を示す図。
【図3】データ処理手段の実施例を示す図。
【図4】学習手段の実施例を示す図。
【図5】物理モデル作成手段の実施例を示す図。
【図6】機器構成データの登録例を示す図。
【図7】物理モデル作成例を示す図。
【図8】学習結果と物理モデルの表示画面例を示す図。
【図9】学習事象の因果関係の表示画面例を示す図。
100…測定データ、200…点検データ、300…記
号化データ、500…入出力装置、1000…対象設
備、2000…データ処理手段、3000…異常診断手
段、4000…診断結果評価手段、5000…学習手
段、6000…因果関係解析手段、7000…物理モデ
ル作成手段、8000…モデル評価手段、9000…診
断方式修正手段。
号化データ、500…入出力装置、1000…対象設
備、2000…データ処理手段、3000…異常診断手
段、4000…診断結果評価手段、5000…学習手
段、6000…因果関係解析手段、7000…物理モデ
ル作成手段、8000…モデル評価手段、9000…診
断方式修正手段。
Claims (15)
- 【請求項1】機械設備の一箇所または複数箇所の部位の
状態を表す測定値または観察結果の少なくとも一つを入
力として、該機械設備の異常を検出し、異常原因を推定
する異常診断方法において、 前記入力に基づいて、予め設定した判定条件により前記
機械設備が正常状態であるか、あるいは異常状態である
かを判定し、異常状態と判定した場合には、前記入力と
異常原因との関係を予めルール化した知識によって異常
原因を推定する異常診断工程と、 前記異常診断工程で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、正しい異常原因と前記入力との関
係を学習する学習工程と、 前記学習工程の学習結果を解析して、前記正しい異常原
因との関係が強い入力項目を特定する因果関係解析工程
と、 前記因果関係解析工程で特定した入力項目の測定または
観察部位と、異常原因である部位との間の関係を、登録
された物理的または化学的関係式の組み合わせにより構
成した物理モデルと、前記因果関係解析工程で特定した
入力項目と異常原因との関係を比較する因果関係評価工
程とを具備し、 両者の関係に矛盾が生じない場合に、前記物理モデルを
表示画面に表示することを特徴とする異常診断方法。 - 【請求項2】機械設備の一箇所または複数箇所の部位の
状態を表す測定値または観察結果の少なくとも一つを入
力として、該機械設備の異常を検出し、異常原因を推定
する異常診断方法であって、異常原因を推定するルール
化した知識を追加する診断ルール追加方法において、 前記入力に基づいて、予め設定した判定条件により前記
機械設備が正常状態であるか、あるいは異常状態である
かを判定し、異常状態と判定した場合には、前記入力と
異常原因との関係を予めルール化した知識によって異常
原因を推定する異常診断工程と、 前記異常診断工程で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、正しい異常原因と前記入力との関
係を学習する学習工程と、 前記学習工程の学習結果を解析して、前記正しい異常原
因との関係が強い入力項目を特定する因果関係解析工程
と、 前記因果関係解析工程で特定した入力項目の測定または
観察部位と、異常原因である部位との間の関係を、登録
された物理的または化学的関係式の組み合わせにより構
成した物理モデルと、前記因果関係解析工程で特定した
入力項目と異常原因との関係を比較する因果関係評価工
程とを具備し、 両者の関係に矛盾が生じない場合に、前記因果関係解析
工程で特定した入力項目と異常原因との関係を異常診断
知識としてルール化して前記異常診断工程の知識に追加
することを特徴とする診断ルール追加方法。 - 【請求項3】請求項1記載の異常診断方法において、 前記機械設備を構成要素毎に分類して登録した構成機器
情報と、前記構成機器情報に登録された構成要素の接続
順序を登録した接続関係情報から、 前記因果関係解析工程で特定した入力項目の測定または
観察部位と、異常原因である部位との間の構成要素を抽
出し、それぞれの構成要素に対応する物理的または化学
的関係式を選択して、該物理的または化学的関係式の組
み合わせにより、 前記因果関係評価工程の物理モデルを自動構築すること
を特徴とする異常診断方法。 - 【請求項4】請求項2記載の診断ルール追加方法におい
て、 前記機械設備を構成要素毎に分類して登録した構成機器
情報と、前記構成機器情報に登録された構成要素の接続
順序を登録した接続関係情報から、 前記因果関係解析工程で特定した入力項目の測定または
観察部位と、異常原因である部位との間の構成要素を抽
出し、それぞれの構成要素に対応する物理的または化学
的関係式を選択して、該物理的または化学的関係式の組
み合わせにより、 前記因果関係評価工程の物理モデルを自動構築すること
を特徴とする診断ルール追加方法。 - 【請求項5】請求項3記載の異常診断方法において、 前記機械設備の構成機器情報として、構成要素に優先順
位を設定し、該優先順位の低い構成要素は前記物理モデ
ルの構成要素として採用せず、前記優先順位が高い構成
要素だけで、前記物理モデルを構築することを特徴とす
る異常診断方法。 - 【請求項6】請求項4記載の診断ルール追加方法、 前記機械設備の構成機器情報として、構成要素に優先順
位を設定し、該優先順位の低い構成要素は前記物理モデ
ルの構成要素として採用せず、前記優先順位が高い構成
要素だけで、前記物理モデルを構築することを特徴とす
る診断ルール追加方法。 - 【請求項7】請求項1または請求項3または請求項5記
載の異常診断方法において、 前記学習工程の前記入力項目と異常原因との関係の学習
に、ニューラルネットワークを使用し、該ネットワーク
の重み係数を解析することにより、前記異常原因との関
係が強い入力項目を特定することを特徴とする異常診断
方法。 - 【請求項8】請求項2または請求項4または請求項6記
載の診断ルール追加方法において、 前記学習工程の前記入力項目と異常原因との関係の学習
に、ニューラルネットワークを使用し、該ネットワーク
の重み係数を解析することにより、前記異常原因との関
係が強い入力項目を特定することを特徴とする診断ルー
ル追加方法。 - 【請求項9】機械設備の一箇所または複数箇所の部位の
状態を表す測定値または観察結果の少なくとも一つを入
力として、該機械設備の異常を検出し、異常原因を推定
する異常診断装置において、 前記入力に基づいて、予め設定した判定条件により前記
機械設備が正常状態であるか、あるいは異常状態である
かを判定し、異常状態と判定した場合には、前記入力か
ら異常原因を推定するルール化した知識を格納し、該ル
ール化した知識によって前記機械設備が正常状態である
か否かの判定、および異常原因の推定を行う異常診断手
段と、 前記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、正しい異常原因と前記入力との関
係を学習する学習手段と、 前記学習手段の学習結果を解析して、前記正しい異常原
因との関係が強い入力項目を特定する因果関係解析手段
と、 前記因果関係解析手段で特定した入力項目の測定または
観察部位と、異常原因である部位との間の関係を、登録
された物理的または化学的関係式の組み合わせにより構
成した物理モデルと、前記因果関係解析工程で特定した
入力項目と異常原因との関係を比較する因果関係評価手
段とを備え、 両者の関係に矛盾が生じない場合に、前記物理モデルを
表示する表示手段とを具備すること、を特徴とする異常
診断装置。 - 【請求項10】機械設備の一箇所または複数箇所の部位
の状態を表す測定値または観察結果の少なくとも一つを
入力として、該機械設備の異常を検出し、異常原因を推
定する異常診断装置であって、異常原因を推定するルー
ル化した知識を追加する診断ルール追加装置において、 前記入力に基づいて、予め設定した判定条件により前記
機械設備が正常状態であるか、あるいは異常状態である
かを判定し、異常状態と判定した場合には、前記入力か
ら異常原因を推定するルール化した知識を格納し、該ル
ール化した知識によって前記機械設備が正常状態である
か否かの判定、および異常原因の推定を行う異常診断手
段と、 前記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、正しい異常原因と前記入力との関
係を学習する学習手段と、 前記学習手段の学習結果を解析して、前記正しい異常原
因との関係が強い入力項目を特定する因果関係解析手段
と、 前記因果関係解析手段で特定した入力項目の測定または
観察部位と、異常原因である部位との間の関係を、登録
された物理的または化学的関係式の組み合わせにより構
成した物理モデルと、前記因果関係解析工程で特定した
入力項目と異常原因との関係を比較する因果関係評価手
段とを備え、 両者の関係に矛盾が生じない場合に、前記因果関係解析
手段で特定した入力項目と異常原因との関係を異常診断
知識としてルール化して前記異常診断手段の知識に追加
する手段とを具備することを特徴とする診断ルール追加
装置。 - 【請求項11】請求項9記載の異常診断装置において、 前記機械設備を構成要素毎に分類して登録した構成機器
情報と、前記構成機器情報に登録された構成要素の接続
順序を登録した接続関係情報とを格納する手段と、 前記構成機器情報と前記接続関係情報とから、前記因果
関係解析手段で特定した入力項目の測定または観察部位
と、異常原因である部位との間の構成要素を抽出し、そ
れぞれの構成要素に対応する物理的または化学的関係式
を選択して、前記因果関係評価手段の物理モデルを自動
構築する手段とを具備することを特徴とする異常診断装
置。 - 【請求項12】請求項2記載の診断ルール追加装置にお
いて、 前記機械設備を構成要素毎に分類して登録した構成機器
情報と、前記構成機器情報に登録された構成要素の接続
順序を登録した接続関係情報とを格納する手段と、 前記構成機器情報と前記接続関係情報とから、前記因果
関係解析手段で特定した入力項目の測定または観察部位
と、異常原因である部位との間の構成要素を抽出し、そ
れぞれの構成要素に対応する物理的または化学的関係式
を選択して、前記因果関係評価手段の物理モデルを自動
構築する手段とを具備することを特徴とする診断ルール
追加装置。 - 【請求項13】請求項9または請求項11記載の異常診
断装置において、 前記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、機械設備の正しい状態または正し
い異常原因をキーボード入力またはマウス操作またはラ
イトペン入力または音声入力またはその他の入力手段に
より入力する手段を具備することを特徴とする異常診断
装置。 - 【請求項14】請求項10または請求項12記載の異常
診断装置において、 前記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、機械設備の正しい状態または正し
い異常原因をキーボード入力またはマウス操作またはラ
イトペン入力または音声入力またはその他の入力方法に
より入力する手段を具備することを特徴とする異常診断
装置。 - 【請求項15】請求項11または請求項13記載の診断
ルール追加装置において、 前記異常診断手段で、前記入力が前記ルール化した知識
の何れにも該当しない場合、または、推定した異常原因
が誤りである場合に、機械設備の正しい状態または正し
い異常原因をキーボード入力またはマウス操作またはラ
イトペン入力または音声入力またはその他の入力方法に
より入力する手段を具備することを特徴とする診断ルー
ル追加装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949495A JPH08202444A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 機械設備の異常診断方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP949495A JPH08202444A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 機械設備の異常診断方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202444A true JPH08202444A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11721798
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP949495A Pending JPH08202444A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 機械設備の異常診断方法および装置 |
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