JPH08202665A - 疎結合計算機における計算機間結合装置 - Google Patents

疎結合計算機における計算機間結合装置

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JPH08202665A
JPH08202665A JP7012332A JP1233295A JPH08202665A JP H08202665 A JPH08202665 A JP H08202665A JP 7012332 A JP7012332 A JP 7012332A JP 1233295 A JP1233295 A JP 1233295A JP H08202665 A JPH08202665 A JP H08202665A
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JP
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computer
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lock
computers
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JP7012332A
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Hiroshi Yashiro
寛 屋代
Hideki Murayama
秀樹 村山
Shoichi Murase
彰一 村瀬
Satoshi Yoshizawa
聡 吉沢
Takehisa Hayashi
林  剛久
Masahiro Kitano
昌宏 北野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ネットワーク通信方式において、信頼性を保証
する一斉同報通信を高速に実現する計算機間結合装置を
安価に実現する。 【構成】疎結合計算機システムにおいて、計算機間結合
装置内に、ネットワーク上の全ての計算機から参照可能
な再送要求ロックフラグ113及びカウンタ112を持
たせ、計算機からの参照の都度カウンタ112の内容を
1だけ進める。また、一斉同報の履歴情報を全計算機内
のロック情報記憶手段108に記憶させる。 【効果】本発明によれば、少ないネットワーク資源で一
斉同報通信の信頼性を保証出来、相互排除に必要なネッ
トワークパケットを少なくする事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】疎結合計算機システムにおけるネ
ットワークの構成法及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、疎結合計算機システムにおいて、
計算機間でメッセージを互いに交換しあいながら相互排
除を実現する方式があった。例えば「分散アルゴリズ
ム、亀田恒彦・山下雅史著、近代科学社、1994」の
論文中で様々なアルゴリズムが紹介されている。これら
の分散ロック方式は、いずれも一対一のメッセージ通信
を用いて実現する方式である。これらの方式では、ロッ
クをとる可能性のある計算機に対してメッセージを送
り、全てのメッセージが返って来るのを待つ必要があ
る。例えば、Ricart-Agrawal のアルゴリズムでは、ロ
ックを要求する計算機の個数をNとすると1回のロッ
ク、アンロックを行うのに 2(N−1)個のメッセー
ジが必要になり、その内の N−1個のメッセージはロ
ックを要求した計算機に集中的に送信される。一つのノ
ードでは、処理は逐次に行われるので、ロック要求が完
了するにはロックを取り合う計算機の個数Nに比例して
大きくなるという問題がある。
【0003】前述の様に分散ロックのアルゴリズムにお
いては、ロックを設定する可能性のある全てのノードに
対してメッセージを送信する。この全てのノードに対し
てメッセージを送る操作を、ハードウェアの支援を用い
た一斉同報機能によって実現する方法がある。例えば、
現在、普及している Ethernet 等のLANでは、一斉同
報機能が提供されている。しかし、一斉同報したメッセ
ージにおいても、メッセージの到着を確認するために、
一斉同報した計算機に対して、メッセージが到着した事
を保証する必要が生じる。一斉同報を受信した計算機
が、一斉同報を送信した計算機に対して、確認応答のた
めのメッセージを送信する事も考えられるが、この方法
では、前述の様な一対一通信で問題となったのと同様に
処理量が大きくなってしまう。
【0004】この問題を解決するために、一斉同報した
メッセージが到着し無かった時だけ、メッセージの再送
を要求する方式が提案されている。M.F.Kaashoek 他に
依る論文 "An Efficient Reliable Broadcast", Operat
ing Systems Review, Vol.23, Oct.1989, pp.5-19 で報
告されている。この方式では、一斉同報の順序を管理す
る計算機(シーケンサ)を予め決めておき、一斉同報を
発行する計算機はシーケンサのある計算機に一斉同報を
依頼する。一斉同報を受信した場合、一斉同報に対する
確認応答をせず、受信パケットの欠落が発見された時だ
け再送をシーケンサに対して要求する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例で示した方法で
は以下に示すような問題がある。
【0006】第1の問題としては、M.F.Kaashoek 他の
方法では、一度シーケンサに対してメッセージを送出す
るため、往復2つのメッセージが必要となる。また、自
計算機の出した一斉同報はどの順番にあるかは自計算機
にシーケンサとなった計算機から一斉同報が到着した時
だけにしか判らない。このため、一斉同報通信によって
ロックを実現した場合、一斉同報通信をシーケンサに依
頼し、シーケンサからの一斉同報を受信するまでの間は
ロック要求が待たされてしまう。
【0007】第2の問題としては、シーケンサでは欠落
したパケットの再送を行う必要があるため、一斉同報し
たメッセージの履歴情報を持っている必要がある。履歴
情報を持つ計算機、即ちシーケンサに障害が発生した場
合には、一斉同報のための履歴情報が失われてしまい、
メッセージの欠落に対する保証が困難になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために、本発明においては計算機間結合装置内に、接続
された全ての計算機から参照可能なフラグを少なくとも
二つ持ち、ネットワークに接続された全ての計算機から
参照可能なカウンタを少なくとも一つ持たせ、このカウ
ンタは参照の度毎にカウンタの内容を1つ増やす事を特
徴とする。このカウンタを持たせる事により、第1の問
題である一斉同報通信の番号付けの際に2つ必要だった
メッセージを一つに削減する事が出来る。第2の問題で
ある一斉同報のための履歴情報を全計算機に持たせるこ
とにより、どの計算機に障害が発生しても他の計算機で
代用出来る様にする。しかしこの場合、一斉同報通信し
た再送要求を全計算機に対して送信すると、全計算機か
ら再送パケットを受信してしまい、メッセージ数が増大
すると言う第3の問題が発生する。このような全計算機
からの再送を避けるために、全計算機から参照可能な2
つのフラグを持たせる事により、再送する計算機を一つ
に限定する。
【0009】
【作用】本発明によれば、ネットワーク通信方式におい
て、信頼性を保証する一斉同報通信を高速に実現する計
算機間結合装置を安価に実現する事が出来る。
【0010】
【実施例】図1に本発明における疎結合計算機システム
の実施例の一つを示す。疎結合計算機システムは、複数
の計算機101と計算機101を接続する計算機結合装
置110とから構成される。各計算機101は、プロセ
ッサ104、補助記憶装置105、メインメモリ10
6、ネットワークインタフェース107、ロック情報記
憶手段108から構成される。計算機結合装置110
は、各計算機101を接続するネットワークインタフェ
ース111と、ネットワークインタフェース111を相
互接続しパケットを交換するためのパケット交換網11
5、及び、各ネットワークインタフェース111を介し
て各計算機101のプロセッサ104から参照可能なカ
ウンタ112、再送要求ロックフラグ113を備えてい
る。計算機結合装置110は、一つの計算機101から
他の全ての計算機に対して、パケットを送信する一斉同
報機能を持っている。この一斉同報機能は、公知の例と
して、例えば「並列計算機構成論、富田真治著、昭晃
堂」101ページで紹介されている。カウンタ112
は、各計算機からの読み出し命令によって、カウンタの
値を読み出し、要求を出した計算機に送り返した後カウ
ンタの内容を1つ増す機能を持っており、例えば、TT
L、CMOS等の論理回路によって構成することができ
る。再送要求ロックフラグ113は、TestAndSet 機能
を備えている。TestAndSet 機能は、公知の技術であ
り、例えば「オペレーティングシステムの基礎、A.
N.ハーバーマン著、土井範久訳、培風館」の73ペー
ジに紹介されている。この TestAndSet 機能では、前の
ロックフラグ113の値を読み出し、もし0であれば、
ロックフラグ113の値を1とし、前の値0を読み出
す。もし、ロックフラグ113の値が1であれば、この
ままロックフラグの値を1とする。以上の操作を他の操
作に邪魔されずに、一度に出来るようにする事で、ロッ
クフラグを排他的に用いる事が可能となる。再送要求ロ
ックフラグ113は、公知の技術でありTTL、CMO
S等の論理回路によって構成することができる。ロック
情報記憶手段108は、図1に示す様に、計算機101
のシステムバスに独立に接続されていても良いし、メイ
ンメモリ106、或いは、ネットワークインタフェース
107に内蔵されていても良い。
【0011】本発明においては、ロック要求、及び、ロ
ック解除をするために、一斉同報通信機能を用いて、各
計算機101の間で通信を行い、ロック情報が全計算機
で同じになることを保証する。一般にネットワーク上の
外乱等によって、一斉同報通信のパケットの欠落がある
ため、欠落したパケットを再送する事により補償する必
要がある。このパケットの欠落を補償するために、カウ
ンタ112、再送要求ビット113を用いる。以下、本
発明において、これらのカウンタ112、再送要求ビッ
ト113を用いてロック機能が動作する様子をPAD図
を用いて、処理を説明する。
【0012】図2に本発明におけるロック情報記憶手段
108の一実施例を示す。ロック情報記憶手段108は
ロック待ちキュー201、実行カウンタ206、最新受
信カウンタ207を備えている。ロック待ちキュー20
1は、シーケンス番号202、ロックID203、ロッ
ク要求計算機番号204、要求プロセス番号205を組
とする待ち行列として構成される。実行カウンタ206
は、ロックを実行した最新の計算機番号を示し、最新受
信カウンタ207は、ロック要求を実行した最新の計算
機番号を示す。ロック待ちキュー201には、全ての計
算機101からのロック要求が含まれている。他の計算
機からのロック要求は、一斉同報通信によって通知され
る。もし、一斉同報通信のパケットがネットワーク上で
欠落しなければ、ロック要求は全ての計算機で同一にな
る。しかし、前述したように、現実のネットワークにお
いては、パケットの欠落が起こり得る。本発明の目的
は、この欠落したパケットを他の計算機のロック待ちキ
ュー201にあるパケット内容208によって補償する
技術を提供する事である。
【0013】図3に本発明で用いる一斉同報通信のパケ
ットの内容の一実施例を示す。一斉同報通信パケット3
01は、パケットヘッダ302、及び、データ303か
ら構成される。パケットヘッダ302は送付元計算機3
04、パケットの種類305、シーケンス番号306か
ら構成される。送付元計算機304は、一斉同報通信パ
ケットを送出した計算機の番号を示す。パケットの種類
305は、次の3種類あり、ロック要求、ロック解除、
再送要求がある。シーケンス番号は、計算機結合装置1
10の中のカウンタ112の値であり、この番号を用い
る事で一斉同報パケットの欠落を各計算機で検知する。
ロック識別子307は、複数種類のロックを要求するた
めに用意する。もし、全計算機で一つのロックを用いる
ならば、このロック識別子は必要ない。
【0014】以下、上述の3種類のパケットを送信、或
いは、受信する時の各計算機での処理を示す。
【0015】図4は、本発明における任意の計算機から
ロック要求を送信する際の処理フローを示したPAD図
である。ロック要求があると、まず、ステップ401に
示す様に、計算機結合装置110中のカウンタ112の
内容を一時的にメインメモリに読み出す。次にステップ
402に示すように、カウンタ112は読み出されると
同時にカウンタ112の値を1つ増やす。メインメモリ
106に読み込んだカウンタ112の値はステップ40
3で示すようにパケットヘッダ302内のシーケンス番
号306に格納する。ここで、ステップ404で、も
し、自計算機の実行カウンタ206に1を加えた値がパ
ケットヘッダ302内のシーケンス番号306と等しけ
れば、他にロック要求を発行した計算機が無い事が判る
ので、ステップ405でロック要求が成立した事をロッ
ク要求したユーザプロセスに通知する。ステップ406
では、現在、自計算機でロック要求を出し、まだ、解除
していない事を示すため、自計算機のロック待ちキュー
201にパケット管理情報209を挿入する。このロッ
ク待ちキュー201内のシーケンス番号202、ロック
ID203、ロック要求計算機番号204は、それぞ
れ、一斉同報パケット301のシーケンス番号305、
ロック識別子307、送付元計算機304に対応する。
要求プロセス番号205は、複数の計算機から要求を受
ける場合に、どのプロセスから要求があったかを記憶す
るために用いられ、例えば、UNIXオペレーティング
システムにおけるプロセス番号で代用する事が出来る。
UNIXオペレーティングシステムのプロセス番号につ
いては、「UNIX4.3BSDの設計と実装、 S.J.L
effler 他著、中村明他訳、丸善株式会社」の25ペー
ジに詳細が記述されている。ロック待ちキュー201に
挿入する順番は、パケット内のシーケンス番号の昇順と
する。ステップ407では、自計算機のロック要求を他
の計算機に通知するため送付元計算機304に自計算機
の番号を格納し、然る後に送付元計算機304は一斉同
報通信のパケットを送信する。以上の処理によって、送
付元計算機304がロック要求を全計算機に通知し、も
し、他に要求が無ければ、他の計算機にロック要求を通
知する前に、ロックが確保出来る。
【0016】図5は、本発明における一斉同報パケット
受信処理を示すPAD図である。
【0017】一斉同報通信をステップ501で受信し、
パケットの種類をステップ502で検査する。もし、パ
ケットの種類が再送処理であれば、ステップ503にお
いて再送処理を行う。この再送処理の詳細については後
述する。もし、再送要求が無ければ、ステップ504に
おいて自計算機の最新受信カウンタ207に1を加えた
ものがパケット内のシーケンス番号306と比較し、も
し、小さければ、パケットの欠落があるものとして、ス
テップ505において、再送要求処理を行う。この再送
要求処理の詳細については後述する。ステップ506に
おいては、自計算機の最新受信カウンタ207の内容を
パケット内のシーケンス番号306とし、このパケット
まではパケットの欠落無しに受信した事を記憶する。ス
テップ507では、再び、パケットの種類を検査し、ロ
ック要求であれば、ロック待ちキュー201内にロック
要求を格納する。ロック待ちキューの挿入する位置は、
前述した様に、パケット内のシーケンス番号の昇順とす
る。ステップ507において、パケットの種類がロック
解除であった場合には、ステップ509において、ロッ
ク解除受信処理を行う。ロック解除受信処理の詳細につ
いては後述する。
【0018】図6は、本発明における再送要求処理を示
すPAD図である。再送処理においては、まず、ステッ
プ601において、自計算機の最新受信カウンタ207
に1を加えた値と受信パケット内のシーケンス番号の値
よりも小さいか否かを検査する。もし、小さければ、そ
の間のシーケンス番号を持つ一斉同報通信パケットが欠
落している事になる。以下では、欠落したパケットを他
の計算機から送信してもらう事を要求する処理である。
ステップ602では、計算機結合装置内の再送要求ロッ
クフラグ111の値を TestAndSet 機能によって検査
し、TestAndSet機能によって得られた値がもし1であれ
ば、他の計算機が再送処理中であるので、そのまま待ち
続ける。もし、TestAndSet の値が0であれば、再送処
理をしている計算機が無い事が判り、ステップ603に
進む。ステップ603では、一斉同報通信パケットの種
類を再送要求とし、自計算機の最新受信カウンタ207
の値に1加えた値をシーケンス番号として、一斉同報通
信を行う。ステップ604では他の計算機からパケット
の再送がある迄待つ処理である。自分の計算機で要求し
たロック要求は必ずロック要求処理のステップ406で
自計算機のロック要求待ちキュー201に格納されてい
る筈なので、仮に、一斉同報通信パケットが全計算機に
到着しなかった場合でも、少なくとも一つの計算機で
は、シーケンス番号に対応するロック要求のパケットを
持っている事が保証できる。ステップ604では再送さ
れたパケットを受信する処理である。このステップ60
4における再送パケット受信処理においては、再送する
計算機との一対一通信によって実現し、パケットの到着
を確認する、確認応答を再送する計算機に送り返す。ま
た、再送要求のための一斉同報通信がどの計算機に対し
ても到着しない場合が考えられるので、そのよ様な状況
を想定して、ステップ604の待ち処理の前にタイマを
かけ、もし、設定した時間が経過した場合には、ステッ
プ603を再度実行する処理もステップ604に含まれ
る。ステップ605では、再送されたパケットをロック
待ちキュー201の先頭に入れる。ステップ606で
は、再送処理を終了するため、再送要求ロックビット1
13の値を0とする。最後に、ステップ607で、自計
算機の最新受信カウンタ207に1を加える。もし、カ
ウンタの値がステップ601の条件に満たなければ、再
び、ステップ602からステップ606の処理を繰り返
し、欠落したパケットを他計算機から送信してもらう。
図7は本発明における再送処理を示すPAD図である。
再送要求を受けた計算機は次の様にして、再送処理を行
う。ステップ701では、ロック待ちキュー201の中
のシーケンス番号202を走査し、再送要求のあったシ
ーケンス番号と等しいシーケンス番号202があった場
合に、ステップ702以降に進む。もし、無い場合に
は、再送処理を打ち切る。ステップ702では、ステッ
プ701で発見したシーケンス番号202に対応するパ
ケットが自計算機から送信したものであるかどうかを検
査する。対応するパケットが自計算機から送信されたも
のであれば、ステップ703において、ステップ701
で検査した結果該当したパケットを再送要求計算機に送
信する。前述した様に、ステップ701における送信処
理は、確認応答処理を含んだ一対一通信にを用いて実現
する。
【0019】図6、および、図7で示した処理によっ
て、一斉同報通信を用いたロック要求パケットが全計算
機で保持することが出来る様になるため、どの計算機が
故障してもロック情報を復旧可能となる。
【0020】図8は、本発明におけるロック解除要求の
受信処理を示したPAD図である。ステップ801で
は、実行パケットカウンタとパケット内のシーケンス番
号を検査する。もし、実行カウンタ206の値とパケッ
ト内のシーケンス番号が等しければ、ロック待ちキュー
201の先頭にロック情報がある事が判るので、その情
報を削除する。ロック待ち情報を削除する処理は、ステ
ップ802、803で示すように、ロック待ちキュー2
01からの先頭を取り除く処理で実現できる。ステップ
804で自計算機内のロック待ちキューの先頭が自計算
機からの要求であるかどうかを検査し、もし、そうであ
れば、ステップ805において、自計算機のロック要求
したプログラムにロックが獲得できたことを通知する。
なお、ステップ801で、もし、実行カウンタ206の
値とパケット内のシーケンス番号が等しく無い場合に
は、ロック要求のパケットが欠落しているため、ステッ
プ806において、再送要求処理をした後に、ステップ
801の処理を繰り返す。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、複数の計算機をネット
ワークで結合し、各計算機は独立したアドレス空間を持
ち、各計算機内のメモリ上に複数計算機間でデータを共
有するための共有データメモリを持つ疎結合計算機シス
テムにおいて、共有データの一貫性保証のための同期
と、並列プログラムを制御するための同期とのために必
要なネットワークパケットを少なくする事が出来るの
で、ネットワーク資源を有効に活用することが出来る。
また、並列プログラムを制御するための同期と共に共有
データの一貫性保証も行う事が出来るので、並列プログ
ラムを記述するプログラマの負担を軽減する事が出来
る。その結果、特に、通信時間に比して計算時間が長
く、自動的に負荷の分散が困難である様な並列処理の問
題を効率良く処理する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す疎結合計算機システム
のブロック図。
【図2】本発明に於けるロック情報記憶手段のの一実施
例を示す図。
【図3】本発明に於ける一斉同報通信パケットの一実施
例を示す図。
【図4】本発明に於けるロック時一斉同報通信パケット
の送信処理を示すPAD図。
【図5】本発明に於ける一斉同報通信パケットの受信処
理を示すPAD図。
【図6】本発明に於ける一斉同報通信パケットの再送要
求処理を示すPAD図。
【図7】本発明に於ける一斉同報通信パケットの再送処
理を示すPAD図。
【図8】本発明に於けるロック解除パケット受信時の処
理を示すPAD図。
【符号の説明】
100:疎結合計算機システム、 101:計算機、 103:システムバス、 104:プロセッサ、 105:補助記憶装置、 106:メインメモリ、 107:計算機内のネットワークインタフェース、 108:ロック情報記憶手段、 110:計算機間結合装置、 111:計算機結合装置内のネットワークインタフェー
ス、 112:カウンタ、 113:再送要求ロックフラグ、 115:パケット交換網、 201:ロック待ちキュー、 202:シーケンス番号、 203:ロックID、 204:ロック要求計算機番号、 205:要求プロセス番号、 206:実行カウンタ、 207:最新受信カウンタ、 301:ネットワークパケット、 302:パケットヘッダ、 303:ネットワークパケット内のデータ、 304:一斉同報通信パケットの送付元計算機、 305:一斉同報通信パケットの種類、 306:一斉同報通信パケットのシーケンス番号、 307:一斉同報通信パケットによって実現されるロッ
ク識別子、 401〜407:ロック時一斉同報通信の処理、 501〜509:一斉同報通信パケットの受信処理、 601〜607:一斉同報通信で欠落したパケットを再
送要求する処理、 701〜703:一斉同報通信で欠落したパケットを再
送する処理、 801〜805:ロック解除受信処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉沢 聡 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 林 剛久 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 北野 昌宏 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機がネットワークで結合された疎結合
    計算機システムにおいて、各計算機間で発生する通信パ
    ケットを交換する交換ネットワークであって、ネットワ
    ークに接続されたすべての計算機から参照可能なカウン
    タを少なくとも一つ持ち、該カウンタは参照の度にカウ
    ンタの内容を1つ増し、かつ、ネットワークに接続され
    た全ての計算機から参照可能なフラグを少なくとも一つ
    持つ事を特徴とする計算機間結合装置。
  2. 【請求項2】請求項1の計算機間結合装置を持つ疎結合
    計算機システムにおいて、該計算機間結合装置に接続さ
    れた任意の一つの計算機から通信パケットを他の全ての
    計算機に対して送出する一斉同報機能を持ち、請求項1
    のカウンタで読み込んだカウンタ値を、該一斉同報の通
    信パケットに含ませる事を特徴とする計算機間結合装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2の疎結合計算機システムの計算機
    において、受信した一斉同報の通信パケットの履歴を記
    憶する手段と、受信した一斉同報の通信パケットに含ま
    れたカウンタ値を記憶する手段と、受信した一斉同報の
    通信パケットのヘッダ情報に格納されたカウンタ値の記
    憶手段とを比較する手段を持ち、該比較手段によって、
    記憶したカウンタ値とヘッダ情報のカウンタ値の差が1
    でない場合には、一斉同報の通信パケットが到着しなか
    ったと判断する事を特徴とする計算機間結合装置。
  4. 【請求項4】請求項3の疎結合計算機システムにおい
    て、カウンタ値を含む一斉同報通信パケットが受信側の
    計算機に到着しなかった場合には、一斉同報通信を用い
    て再送要求を行ない、再送要求を受信した計算機が該カ
    ウンタ値を含む一斉同報通信パケットを送出した計算機
    であった場合に、再送要求を行なった計算機に対して該
    カウンタ値を含む一斉同報通信パケットを再送する事を
    特徴とする計算機間結合装置。
JP7012332A 1995-01-30 1995-01-30 疎結合計算機における計算機間結合装置 Pending JPH08202665A (ja)

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JP (1) JPH08202665A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000148648A (ja) * 1998-11-10 2000-05-30 Toshiba Corp 通信方法および通信装置および記録媒体
JP2000259534A (ja) * 1999-03-04 2000-09-22 Toshiba Corp 送信装置、送信方法及び送信用ソフトウェアを記録した記録媒体並びに通信システム
JP2018142078A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 三菱重工業株式会社 情報処理システム及び情報処理方法

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