JPH08202830A - 文字認識システム - Google Patents
文字認識システムInfo
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- JPH08202830A JPH08202830A JP7011376A JP1137695A JPH08202830A JP H08202830 A JPH08202830 A JP H08202830A JP 7011376 A JP7011376 A JP 7011376A JP 1137695 A JP1137695 A JP 1137695A JP H08202830 A JPH08202830 A JP H08202830A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F18/00—Pattern recognition
- G06F18/20—Analysing
- G06F18/29—Graphical models, e.g. Bayesian networks
- G06F18/295—Markov models or related models, e.g. semi-Markov models; Markov random fields; Networks embedding Markov models
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- Evolutionary Computation (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】認識誤りを減少させることができる文字認識シ
ステムを提供すること。 【構成】文字列HMM記憶部25は、文字列表現したH
MMを記憶する。文字列HMMは、文字間の状態遷移に
2つ組みを加味した遷移確率とを用いたものである。イ
メージ切り分け手段31は、イメージ情報記憶装置21
から文書画像イメージを受け取り、単語イメージ領域に
分割する。特徴抽出手段32は、各単語領域のイメージ
を文字の横幅より十分に小さい幅のスリットに分割し、
各スリットで特徴シンボルを1つ出力する。マッチング
手段33は、特徴シンボル列に対して確率を最大にする
ような文字列HMMの状態との対応づけを行い、この結
果である最適状態遷移系列を利用して文字列を認識す
る。
ステムを提供すること。 【構成】文字列HMM記憶部25は、文字列表現したH
MMを記憶する。文字列HMMは、文字間の状態遷移に
2つ組みを加味した遷移確率とを用いたものである。イ
メージ切り分け手段31は、イメージ情報記憶装置21
から文書画像イメージを受け取り、単語イメージ領域に
分割する。特徴抽出手段32は、各単語領域のイメージ
を文字の横幅より十分に小さい幅のスリットに分割し、
各スリットで特徴シンボルを1つ出力する。マッチング
手段33は、特徴シンボル列に対して確率を最大にする
ような文字列HMMの状態との対応づけを行い、この結
果である最適状態遷移系列を利用して文字列を認識す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字認識システムに関
し、特に2つ組みとHMMを組み合わせた印刷英文字の
文字認識システムに関する。
し、特に2つ組みとHMMを組み合わせた印刷英文字の
文字認識システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文字認識システムは、紙に書かれ
た印刷英文字列イメージを読み取って文字コードで表現
する際に認識誤りをできるだけ少なくするため、例え
ば、特開平02―249087号公報に示されるものの
ように、まず、1文字づつの文字領域の切りだしを行っ
た上で認識を行い、次に単語辞書文献認識結果を単語辞
書などと照合して認識誤りを検出し訂正していた。
た印刷英文字列イメージを読み取って文字コードで表現
する際に認識誤りをできるだけ少なくするため、例え
ば、特開平02―249087号公報に示されるものの
ように、まず、1文字づつの文字領域の切りだしを行っ
た上で認識を行い、次に単語辞書文献認識結果を単語辞
書などと照合して認識誤りを検出し訂正していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の文字認
識システムは、1文字づつの文字領域の切りだしを行っ
た上で認識を行い、次に単語辞書文献認識結果を単語辞
書などと照合して認識誤りを検出し訂正するのみで、文
字切りだし時や認識時に文字の出現確率を利用していな
いため、文字切りだしを誤ることにより文字数が異なっ
たり、認識を誤ることにより正解の文字が候補に選ばれ
ないことがあり、結果として出現頻度の低い文字の組み
合わせを正解に誤る場合がある。そして、このような誤
りは、単語辞書との比較などの後処理による誤りの訂正
は困難であり、そのまま認識率の低下につながるという
問題点がある。
識システムは、1文字づつの文字領域の切りだしを行っ
た上で認識を行い、次に単語辞書文献認識結果を単語辞
書などと照合して認識誤りを検出し訂正するのみで、文
字切りだし時や認識時に文字の出現確率を利用していな
いため、文字切りだしを誤ることにより文字数が異なっ
たり、認識を誤ることにより正解の文字が候補に選ばれ
ないことがあり、結果として出現頻度の低い文字の組み
合わせを正解に誤る場合がある。そして、このような誤
りは、単語辞書との比較などの後処理による誤りの訂正
は困難であり、そのまま認識率の低下につながるという
問題点がある。
【0004】本発明の目的は、文字の前後のつながりを
考慮した切りだしと認識を行うことで、出現頻度の低い
文字の組み合わせの認識候補の認識得点を相対的に下
げ、認識誤りを減少させることができる文字認識システ
ムを提供することにある。
考慮した切りだしと認識を行うことで、出現頻度の低い
文字の組み合わせの認識候補の認識得点を相対的に下
げ、認識誤りを減少させることができる文字認識システ
ムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の文字認識システ
ムは、入力装置の入力するイメージを記憶するイメージ
情報記憶部と、2つの文字の接続の出現確率を格納する
2つ組み記憶部と、認識対象文字のHMMの構成および
パラメータを格納する文字HMM記憶部と、文字列表現
のHMMの構成およびパラメータを格納する文字列HM
M記憶部と、文書イメージ中から文字が書かれている部
分を抽出し行の切りだしおよび単語の切りだしを行う単
語イメージ切り分け手段と、この単語イメージ切り分け
手段の切りだした各単語イメージについて大きさと位置
の正規化を行った後、文字の横幅より十分に小さい幅の
スリットに分割し各スリットごとに特徴シンボルを1つ
出力する特徴抽出手段と、この特徴抽出手段の出力した
一連の特徴シンボルからなる特徴シンボル列に対して確
率を最大とするようなHMMの状態との対応づけをして
文字列を認識するマッチング手段とを備える構成であ
る。
ムは、入力装置の入力するイメージを記憶するイメージ
情報記憶部と、2つの文字の接続の出現確率を格納する
2つ組み記憶部と、認識対象文字のHMMの構成および
パラメータを格納する文字HMM記憶部と、文字列表現
のHMMの構成およびパラメータを格納する文字列HM
M記憶部と、文書イメージ中から文字が書かれている部
分を抽出し行の切りだしおよび単語の切りだしを行う単
語イメージ切り分け手段と、この単語イメージ切り分け
手段の切りだした各単語イメージについて大きさと位置
の正規化を行った後、文字の横幅より十分に小さい幅の
スリットに分割し各スリットごとに特徴シンボルを1つ
出力する特徴抽出手段と、この特徴抽出手段の出力した
一連の特徴シンボルからなる特徴シンボル列に対して確
率を最大とするようなHMMの状態との対応づけをして
文字列を認識するマッチング手段とを備える構成であ
る。
【0006】本発明の文字認識システムは、前記特徴抽
出手段が、単語イメージの第1基準線と第2基準線の位
置を検出する基準線位置検出手段と、この基準線位置検
出手段の検出したそれぞれの基準線が定められた位置に
なるようにイメージの大きさと位置の正規化を行うイメ
ージ正規化手段と、このイメージ正規化手段の正規化し
たイメージを文字の横幅より十分に小さい幅のスリット
に分割し、各スリットごとに、特徴パラメータを求める
特徴パラメータ抽出手段と、前記特徴パラメータを量子
化して各スリットごとに特徴シンボルを1つ出力する量
子化手段とからなってもよい。
出手段が、単語イメージの第1基準線と第2基準線の位
置を検出する基準線位置検出手段と、この基準線位置検
出手段の検出したそれぞれの基準線が定められた位置に
なるようにイメージの大きさと位置の正規化を行うイメ
ージ正規化手段と、このイメージ正規化手段の正規化し
たイメージを文字の横幅より十分に小さい幅のスリット
に分割し、各スリットごとに、特徴パラメータを求める
特徴パラメータ抽出手段と、前記特徴パラメータを量子
化して各スリットごとに特徴シンボルを1つ出力する量
子化手段とからなってもよい。
【0007】
【作用】本発明の文字認識システムは、文字と文字の接
続の出現確率である2つ組みを遷移確率に加味した文字
列HMMを用いて文字切りだしと認識とを同時に行う。
これによって、文字の前後のつながりを考慮した切りだ
しと認識とを行い、出現頻度の低い文字の組み合わせの
認識候補の認識得点を相対的に下げて、認識誤りを減少
させている。
続の出現確率である2つ組みを遷移確率に加味した文字
列HMMを用いて文字切りだしと認識とを同時に行う。
これによって、文字の前後のつながりを考慮した切りだ
しと認識とを行い、出現頻度の低い文字の組み合わせの
認識候補の認識得点を相対的に下げて、認識誤りを減少
させている。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
る。
【0010】本発明の文字認識システム10は、イメー
ジスキャナ等のイメージを入力するための入力装置1
と、情報を記憶する記憶装置2と、プログラム制御によ
り動作するデータ処理装置3と、ディスプレイ装置等の
出力装置4とで構成している。
ジスキャナ等のイメージを入力するための入力装置1
と、情報を記憶する記憶装置2と、プログラム制御によ
り動作するデータ処理装置3と、ディスプレイ装置等の
出力装置4とで構成している。
【0011】ここで、記憶装置2は、イメージ情報記憶
部21と、コードブック記憶部22と、2つ組み記憶部
23と文字HMM記憶部24と文字列HMM記憶部25
とを備え、データ処理装置3は、単語イメージ切り分け
手段31と、特徴抽出手段32と、マッチング手段33
とを備える。
部21と、コードブック記憶部22と、2つ組み記憶部
23と文字HMM記憶部24と文字列HMM記憶部25
とを備え、データ処理装置3は、単語イメージ切り分け
手段31と、特徴抽出手段32と、マッチング手段33
とを備える。
【0012】さらにイメージ情報記憶部21は、入力装
置1から読み取られた文書イメージデータと、これの領
域情報とを格納する。コードブック記憶部22は、各ス
リットの特徴パラメータから特徴シンボルを得るための
コードブックをあらかじめ格納している。前述のコード
ブックは、特徴パラメータを低ビットで表現するための
量子化に用いるコードベクトルの集合であり、訓練用サ
ンプルの各スリットから抽出した特徴パラメータから予
め計算しておく。コードブックの求め方は、例えば、1
980年1月、アイ・イー・イー・イー・トランザクシ
ョンズ・オン・コミュニケーション第COM-28巻、第1
号、84〜95頁(IEEE Trans.Commun., COM-28, 1, pp.84-
-95, Jan. 1980.)(文献1)に記載されたLBGアルゴ
リズムを用る方法等がある。2つ組み記憶部23は、印
刷英文字列での、ある文字の次にそれぞれの文字が出現
する確率を格納する。この確率は、例えば、多くの英文
サンプル中の各文字について、それに続く文字をそれぞ
れ数え上げ、出現した数で除算することで求めることが
できる。文字HMM記憶部24は、認識の対象にする英
数文字のそれぞれに対応した文字HMMを記憶する。文
字HMMは、文字の種類によって2個から8個程度の状
態と、自己遷移と次状態への遷移のみをもつleft-to-ri
ght HMMとして構成する。出力シンボル確率や状態遷
移確率などのパラメータは、あらかじめ各HMMごと
に、多数の訓練サンプルを用いて決定する。HMMのパ
ラメータの決定方法には、例えば、1980年、電子情
報通信学会編、中川聖一著、確率モデルによる音声認
識、55--60頁(文献2)に記載されたBaum-Wealchのア
ルゴリズムを用いる方法等がある。文字列HMM記憶部
25は、文字列表現したHMMを記憶する。文字列HM
Mは、文字HMM記憶部24に記憶された各文字HMM
の最終状態からそれぞれ、各文字HMMの開始状態への
遷移を付加して構成する。ここで、文字間の遷移確率値
には、先行文字の文字HMMの最終状態から次状態への
遷移確率と、2つ組み記憶部23に記憶された、先行文
字から後続文字への2つ組みの出現確率値との積を用い
る。
置1から読み取られた文書イメージデータと、これの領
域情報とを格納する。コードブック記憶部22は、各ス
リットの特徴パラメータから特徴シンボルを得るための
コードブックをあらかじめ格納している。前述のコード
ブックは、特徴パラメータを低ビットで表現するための
量子化に用いるコードベクトルの集合であり、訓練用サ
ンプルの各スリットから抽出した特徴パラメータから予
め計算しておく。コードブックの求め方は、例えば、1
980年1月、アイ・イー・イー・イー・トランザクシ
ョンズ・オン・コミュニケーション第COM-28巻、第1
号、84〜95頁(IEEE Trans.Commun., COM-28, 1, pp.84-
-95, Jan. 1980.)(文献1)に記載されたLBGアルゴ
リズムを用る方法等がある。2つ組み記憶部23は、印
刷英文字列での、ある文字の次にそれぞれの文字が出現
する確率を格納する。この確率は、例えば、多くの英文
サンプル中の各文字について、それに続く文字をそれぞ
れ数え上げ、出現した数で除算することで求めることが
できる。文字HMM記憶部24は、認識の対象にする英
数文字のそれぞれに対応した文字HMMを記憶する。文
字HMMは、文字の種類によって2個から8個程度の状
態と、自己遷移と次状態への遷移のみをもつleft-to-ri
ght HMMとして構成する。出力シンボル確率や状態遷
移確率などのパラメータは、あらかじめ各HMMごと
に、多数の訓練サンプルを用いて決定する。HMMのパ
ラメータの決定方法には、例えば、1980年、電子情
報通信学会編、中川聖一著、確率モデルによる音声認
識、55--60頁(文献2)に記載されたBaum-Wealchのア
ルゴリズムを用いる方法等がある。文字列HMM記憶部
25は、文字列表現したHMMを記憶する。文字列HM
Mは、文字HMM記憶部24に記憶された各文字HMM
の最終状態からそれぞれ、各文字HMMの開始状態への
遷移を付加して構成する。ここで、文字間の遷移確率値
には、先行文字の文字HMMの最終状態から次状態への
遷移確率と、2つ組み記憶部23に記憶された、先行文
字から後続文字への2つ組みの出現確率値との積を用い
る。
【0013】なおHMMのパラメータには状態の有限集
合、出力シンボルの集合、状態遷移確率の集合、出力確
率の集合、初期状態確率の集合、最終状態の集合があ
る。
合、出力シンボルの集合、状態遷移確率の集合、出力確
率の集合、初期状態確率の集合、最終状態の集合があ
る。
【0014】入力装置1によって入力された文書イメー
ジは、イメージ情報記憶部21に格納される。単語イメ
ージ切り分け手段31は、文書イメージの中から文字が
書かれている部分を抽出し、行の切りだし、単語の切り
だしを行う。そして、単語のイメージ領域情報をイメー
ジ情報記憶部21に格納する。なお、文書イメージから
の行の切りだし方法については、例えば1987年、第
35回情処全大、5K-8(文献3)に記載された方法を利
用することができる。また、単語の切りだし方法につい
ては、例えばイメージ縦方向に投影し、一定のしきい値
を越える長さの空白が検出されると、そこを単語の区切
りとみなすなどの方法がある。ここでは本発明に直接関
与しないため詳細な説明は省略する。
ジは、イメージ情報記憶部21に格納される。単語イメ
ージ切り分け手段31は、文書イメージの中から文字が
書かれている部分を抽出し、行の切りだし、単語の切り
だしを行う。そして、単語のイメージ領域情報をイメー
ジ情報記憶部21に格納する。なお、文書イメージから
の行の切りだし方法については、例えば1987年、第
35回情処全大、5K-8(文献3)に記載された方法を利
用することができる。また、単語の切りだし方法につい
ては、例えばイメージ縦方向に投影し、一定のしきい値
を越える長さの空白が検出されると、そこを単語の区切
りとみなすなどの方法がある。ここでは本発明に直接関
与しないため詳細な説明は省略する。
【0015】次に、特徴抽出手段32で、各単語イメー
ジについて、大きさと位置の正規化を行った後、文字の
横幅より十分に小さい幅のスリットに分割し、各スリッ
トごとに、特徴シンボルを一つ出力する。
ジについて、大きさと位置の正規化を行った後、文字の
横幅より十分に小さい幅のスリットに分割し、各スリッ
トごとに、特徴シンボルを一つ出力する。
【0016】さらに、特徴抽出手段32の動作につい
て、詳細に説明する。図2は特徴抽出手段のブロック図
である。
て、詳細に説明する。図2は特徴抽出手段のブロック図
である。
【0017】基準線位置検出手段321は、大きさと位
置の正規化を行うための基準を得るために、イメージか
ら、第1基準線と第2基準線位置を検出する。第1基準
線および第2基準線は、文字“m”のそれぞれ上と下に
接するような水平線である。基準線の位置の検出につい
ては本発明に直接関与しないため、詳細な説明は省略す
る。イメージ正規化手段322は、それぞれの基準線位
置が一定の座標位置にくるようにイメージの位置と大き
さを正規化する。特徴パラメータ抽出手段323は、ま
ず、正規化されたイメージを縦長のスリットイメージに
分割する。次に各スリットごとに、イメージを縦方向に
8つの領域に分割し、各領域における黒画素の割合を求
め、8次元の特徴パラメータとして出力する。量子化手
段324は、コードブック記憶部22に格納されたコー
ドブックを用いて特徴パラメータをベクトル量子化し、
そのベクトル番号を特徴シンボルとして各スリットごと
に1つ出力する。
置の正規化を行うための基準を得るために、イメージか
ら、第1基準線と第2基準線位置を検出する。第1基準
線および第2基準線は、文字“m”のそれぞれ上と下に
接するような水平線である。基準線の位置の検出につい
ては本発明に直接関与しないため、詳細な説明は省略す
る。イメージ正規化手段322は、それぞれの基準線位
置が一定の座標位置にくるようにイメージの位置と大き
さを正規化する。特徴パラメータ抽出手段323は、ま
ず、正規化されたイメージを縦長のスリットイメージに
分割する。次に各スリットごとに、イメージを縦方向に
8つの領域に分割し、各領域における黒画素の割合を求
め、8次元の特徴パラメータとして出力する。量子化手
段324は、コードブック記憶部22に格納されたコー
ドブックを用いて特徴パラメータをベクトル量子化し、
そのベクトル番号を特徴シンボルとして各スリットごと
に1つ出力する。
【0018】次に、マッチング手段33は、単語イメー
ジから得られた特徴シンボルの系列に対して、確率を最
大にするようなHMMの状態との対応づけを行い、その
結果である最適状態遷移系列を利用して文字列を認識す
る。最適状態遷移系列の算出には、例えば、1988
年、電子情報通信学会編、中川聖一著、確率モデルによ
る音声認識、44--46頁(文献2)に示されているように
ビタビアルゴリズムを使用する方法がある。求められた
最適状態遷移系列から、各文字HMMの最終状態から別
の状態への遷移を抜き出す。そして、その遷移元に対応
する文字を連結して文字列を求める。それに加えて、特
徴シンボル列の最終シンボルに対応する状態の文字を文
字列の最後に連結する。これを認識結果として出力装置
4に出力する。
ジから得られた特徴シンボルの系列に対して、確率を最
大にするようなHMMの状態との対応づけを行い、その
結果である最適状態遷移系列を利用して文字列を認識す
る。最適状態遷移系列の算出には、例えば、1988
年、電子情報通信学会編、中川聖一著、確率モデルによ
る音声認識、44--46頁(文献2)に示されているように
ビタビアルゴリズムを使用する方法がある。求められた
最適状態遷移系列から、各文字HMMの最終状態から別
の状態への遷移を抜き出す。そして、その遷移元に対応
する文字を連結して文字列を求める。それに加えて、特
徴シンボル列の最終シンボルに対応する状態の文字を文
字列の最後に連結する。これを認識結果として出力装置
4に出力する。
【0019】次に具体例を用いて動作を説明する。説明
を単純化するため、認識すべき文字集合は“e”,
“h”,“t”の3文字とし、量子化コードブックは図
3の説明図に示すような形態であるとし、2つ組み関係
を図4の説明図に示すような形態であるとし、文字HM
Mの状態数はそれぞれ2であるとし、HMMの構成およ
びパラメータを図5の文字HMMの一例を示す図の状態
および遷移確率を取るものであるとして説明する。
を単純化するため、認識すべき文字集合は“e”,
“h”,“t”の3文字とし、量子化コードブックは図
3の説明図に示すような形態であるとし、2つ組み関係
を図4の説明図に示すような形態であるとし、文字HM
Mの状態数はそれぞれ2であるとし、HMMの構成およ
びパラメータを図5の文字HMMの一例を示す図の状態
および遷移確率を取るものであるとして説明する。
【0020】まず、2つ組みと文字HMMより文字列H
MMを構築する。ここで、例えばS2からS3への遷移確率
は、文字HMMのS2から次状態への遷移確率0.3 と、
“e”に“h”が接続する2つ組みの確率値の0.3 の積
で0.09となる。このようにして構築した文字列HMM
は、図6の確率値の計算後の文字HMMの一例を示す図
の状態になる。
MMを構築する。ここで、例えばS2からS3への遷移確率
は、文字HMMのS2から次状態への遷移確率0.3 と、
“e”に“h”が接続する2つ組みの確率値の0.3 の積
で0.09となる。このようにして構築した文字列HMM
は、図6の確率値の計算後の文字HMMの一例を示す図
の状態になる。
【0021】例えば、入力装置1から与えられたイメー
ジが単語イメージ切り分け手段31で単語イメージ領域
に分割されて、そのうちの一つが図7の入力例を示す図
のようなイメージであったとする。まず、特徴抽出手段
32の基準線位置検出手段321は、図8の基準線の説
明図に示すように単語イメージの基準線の位置を検出す
る。
ジが単語イメージ切り分け手段31で単語イメージ領域
に分割されて、そのうちの一つが図7の入力例を示す図
のようなイメージであったとする。まず、特徴抽出手段
32の基準線位置検出手段321は、図8の基準線の説
明図に示すように単語イメージの基準線の位置を検出す
る。
【0022】次に、イメージ正規化手段322は、検出
された基準線位置が一定の位置にくるようにイメージの
大きさを正規化する。次に、特徴パラメータ抽出手段3
23は、正規化されたイメージを図9のスリットの説明
図に示すように文字の横幅より十分に小さい幅のスリッ
トに分割し、各スリットで、特徴シンボルを一つ出力す
る。例えばスリット番号10では、図10の特徴抽出例
を説明するための説明図に示すように、特徴パラメータ
抽出手段323は、第1領域0.0 、第2領域0.0 、第3
領域0.3 、第4領域 0.0 ……第8領域0.0 というよう
に特徴パラメータを抽出する。これを、量子化手段32
4で、図3に示したコードブックからベクトル $(0.0,
0.0,0.3,0.0, ……,0.0) に最も近いコードベクトルを
選択し、シンボル番号2が得られる。このようにして得
られた特徴シンボル系列が“1, 1, 2, 2, 8, 3, 4,…
…,1”であったとする。マッチング手段33は、この系
列とHMM記憶部に格納された図5に示す文字HMMの
一例を示す図の状態であることを、HMMとをビタビア
ルゴリズムを用いてマッチングを行い、最適状態遷移系
列を得る。
された基準線位置が一定の位置にくるようにイメージの
大きさを正規化する。次に、特徴パラメータ抽出手段3
23は、正規化されたイメージを図9のスリットの説明
図に示すように文字の横幅より十分に小さい幅のスリッ
トに分割し、各スリットで、特徴シンボルを一つ出力す
る。例えばスリット番号10では、図10の特徴抽出例
を説明するための説明図に示すように、特徴パラメータ
抽出手段323は、第1領域0.0 、第2領域0.0 、第3
領域0.3 、第4領域 0.0 ……第8領域0.0 というよう
に特徴パラメータを抽出する。これを、量子化手段32
4で、図3に示したコードブックからベクトル $(0.0,
0.0,0.3,0.0, ……,0.0) に最も近いコードベクトルを
選択し、シンボル番号2が得られる。このようにして得
られた特徴シンボル系列が“1, 1, 2, 2, 8, 3, 4,…
…,1”であったとする。マッチング手段33は、この系
列とHMM記憶部に格納された図5に示す文字HMMの
一例を示す図の状態であることを、HMMとをビタビア
ルゴリズムを用いてマッチングを行い、最適状態遷移系
列を得る。
【0023】このようにして得られた最適状態遷移系列
が、S5, S5, S5, S5, S6, S6, S6,S6, S3, S3, S3, S3,
S3, S4, S4, S4, S4, S4, S1, S1, S1, S1, S1, S2, S
2,S2, S2, S2となったとする。この場合、各文字の最終
状態から他の状態への遷移を抜き出すと、S6からS3への
遷移とS4からS1への遷移である。この遷移の遷移元の状
態に対応する文字は、それぞれ“t”と“h”である。
これを連結し、さらに特徴シンボル列の最終シンボルと
マッチングする状態S2に対応する文字“e”を文字列の
最後に連結すると、認識文字列は、“the”となる。
この結果を出力装置4に出力する。
が、S5, S5, S5, S5, S6, S6, S6,S6, S3, S3, S3, S3,
S3, S4, S4, S4, S4, S4, S1, S1, S1, S1, S1, S2, S
2,S2, S2, S2となったとする。この場合、各文字の最終
状態から他の状態への遷移を抜き出すと、S6からS3への
遷移とS4からS1への遷移である。この遷移の遷移元の状
態に対応する文字は、それぞれ“t”と“h”である。
これを連結し、さらに特徴シンボル列の最終シンボルと
マッチングする状態S2に対応する文字“e”を文字列の
最後に連結すると、認識文字列は、“the”となる。
この結果を出力装置4に出力する。
【0024】以上説明したような操作を入力イメージ中
の全単語に行って認識結果を得る。
の全単語に行って認識結果を得る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、入力装
置の入力するイメージを記憶するイメージ情報記憶部
と、2つの文字の接続の出現確率を格納する2つ組み記
憶部と、認識対象文字のHMMの構成およびパラメータ
を格納する文字HMM記憶部と、文字列表現のHMMの
構成およびパラメータを格納する文字列HMM記憶部
と、文書イメージ中から文字が書かれている部分を抽出
し行の切りだしおよび単語の切りだしを行う単語イメー
ジ切り分け手段と、この単語イメージ切り分け手段の切
りだした各単語イメージについて大きさと位置の正規化
を行った後、文字の横幅より十分に小さい幅のスリット
に分割し各スリットごとに特徴シンボルを1つ出力する
特徴抽出手段と、この特徴抽出手段の出力した一連の特
徴シンボルからなる特徴シンボル列に対して確率を最大
とするようなHMMの状態との対応づけをして文字列を
認識するマッチング手段とを備え、文字の前後のつなが
りを考慮した切りだしと認識とを行うことで、出現頻度
の低い文字の組み合わせの認識候補の認識得点を相対的
に下げ、認識誤りを減少させることができるという効果
が有る。
置の入力するイメージを記憶するイメージ情報記憶部
と、2つの文字の接続の出現確率を格納する2つ組み記
憶部と、認識対象文字のHMMの構成およびパラメータ
を格納する文字HMM記憶部と、文字列表現のHMMの
構成およびパラメータを格納する文字列HMM記憶部
と、文書イメージ中から文字が書かれている部分を抽出
し行の切りだしおよび単語の切りだしを行う単語イメー
ジ切り分け手段と、この単語イメージ切り分け手段の切
りだした各単語イメージについて大きさと位置の正規化
を行った後、文字の横幅より十分に小さい幅のスリット
に分割し各スリットごとに特徴シンボルを1つ出力する
特徴抽出手段と、この特徴抽出手段の出力した一連の特
徴シンボルからなる特徴シンボル列に対して確率を最大
とするようなHMMの状態との対応づけをして文字列を
認識するマッチング手段とを備え、文字の前後のつなが
りを考慮した切りだしと認識とを行うことで、出現頻度
の低い文字の組み合わせの認識候補の認識得点を相対的
に下げ、認識誤りを減少させることができるという効果
が有る。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】特徴抽出手段のブロック図である。
【図3】量子化コードブックの説明図である。
【図4】2つ組み関係の説明図である。
【図5】文字HMMの一例を示す図である。
【図6】文字HMMの確率値の計算後の一例を示す図で
ある。
ある。
【図7】入力例を示す図である。
【図8】基準線の説明図である。
【図9】スリットの説明図である。
【図10】特徴抽出例を説明するための説明図である。
1 入力装置 2 記憶装置 3 データ処理装置 4 出力装置 10 文字認識システム 21 イメージ情報記憶部 22 コードブック記憶部 23 2つ組み記憶部 24 文字HMM記憶部 25 文字列HMM記憶部 31 単語イメージ切り分け手段 32 特徴抽出手段 33 マッチング手段
Claims (2)
- 【請求項1】 入力装置の入力するイメージを記憶する
イメージ情報記憶部と、2つの文字の接続の出現確率を
格納する2つ組み記憶部と、認識対象文字のHMMの構
成およびパラメータを格納する文字HMM記憶部と、文
字列表現のHMMの構成およびパラメータを格納する文
字列HMM記憶部と、文書イメージ中から文字が書かれ
ている部分を抽出し行の切りだしおよび単語の切りだし
を行う単語イメージ切り分け手段と、この単語イメージ
切り分け手段の切りだした各単語イメージについて大き
さと位置の正規化を行った後、文字の横幅より十分に小
さい幅のスリットに分割し各スリットごとに特徴シンボ
ルを1つ出力する特徴抽出手段と、この特徴抽出手段の
出力した一連の特徴シンボルからなる特徴シンボル列に
対して確率を最大とするようなHMMの状態との対応づ
けをして文字列を認識するマッチング手段とを備えるこ
とを特徴とする文字認識システム。 - 【請求項2】 前記特徴抽出手段が、単語イメージの第
1基準線と第2基準線の位置を検出する基準線位置検出
手段と、この基準線位置検出手段の検出したそれぞれの
基準線が定められた位置になるようにイメージの大きさ
と位置の正規化を行うイメージ正規化手段と、このイメ
ージ正規化手段の正規化したイメージを文字の横幅より
十分に小さい幅のスリットに分割し、各スリットごと
に、特徴パラメータを求める特徴パラメータ抽出手段
と、前記特徴パラメータを量子化して各スリットごとに
特徴シンボルを1つ出力する量子化手段とからなること
を特徴とする請求項1記載の文字認識システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011376A JPH08202830A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 文字認識システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7011376A JPH08202830A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 文字認識システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08202830A true JPH08202830A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11776304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7011376A Pending JPH08202830A (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 文字認識システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08202830A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6738519B1 (en) | 1999-06-11 | 2004-05-18 | Nec Corporation | Character recognition apparatus |
| WO2016181468A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | 株式会社東芝 | パターン認識装置、パターン認識方法およびプログラム |
-
1995
- 1995-01-27 JP JP7011376A patent/JPH08202830A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6738519B1 (en) | 1999-06-11 | 2004-05-18 | Nec Corporation | Character recognition apparatus |
| WO2016181468A1 (ja) * | 2015-05-11 | 2016-11-17 | 株式会社東芝 | パターン認識装置、パターン認識方法およびプログラム |
| US10373028B2 (en) | 2015-05-11 | 2019-08-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Pattern recognition device, pattern recognition method, and computer program product |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980506 |