JPH08203810A - 描画装置 - Google Patents
描画装置Info
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- JPH08203810A JPH08203810A JP7012347A JP1234795A JPH08203810A JP H08203810 A JPH08203810 A JP H08203810A JP 7012347 A JP7012347 A JP 7012347A JP 1234795 A JP1234795 A JP 1234795A JP H08203810 A JPH08203810 A JP H08203810A
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- Electron Beam Exposure (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子ビーム描画装置の欠点を除去し、大面積
に高精度の線画パターンを形成し得る描画装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 移動量は大きいが位置決め精度の悪い粗動移
動手段114bと移動量は小さいが高精度に位置決めし
得る微動移動手段114aとを有する移動手段114の
前記微動移動手段114aに加工物113を載置すると
ともに微小スポットビーム10の位置を固定し、移動手
段114を移動することにより加工物113の表面に線
画パターンを加工する描画装置において、粗動移動手段
114aに対する微動移動手段114bの相対的な変位
を測定するとともに、この変位を利用して移動手段の高
精度の位置決めを行なう一方、オートフォーカス手段で
対物レンズ111をZ方向に移動させることにより、前
記微小スポットビーム10の焦点位置を常に加工物11
3の表面位置に維持し、さらに移動手段114の移動速
度に応じてビーム径可変制御手段125によりビーム径
可変装置107を制御して加工ビーム7bの径を調整す
るようにしたものである。
に高精度の線画パターンを形成し得る描画装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 移動量は大きいが位置決め精度の悪い粗動移
動手段114bと移動量は小さいが高精度に位置決めし
得る微動移動手段114aとを有する移動手段114の
前記微動移動手段114aに加工物113を載置すると
ともに微小スポットビーム10の位置を固定し、移動手
段114を移動することにより加工物113の表面に線
画パターンを加工する描画装置において、粗動移動手段
114aに対する微動移動手段114bの相対的な変位
を測定するとともに、この変位を利用して移動手段の高
精度の位置決めを行なう一方、オートフォーカス手段で
対物レンズ111をZ方向に移動させることにより、前
記微小スポットビーム10の焦点位置を常に加工物11
3の表面位置に維持し、さらに移動手段114の移動速
度に応じてビーム径可変制御手段125によりビーム径
可変装置107を制御して加工ビーム7bの径を調整す
るようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームや電子ビ
ーム等の加工ビームを加工物表面上に照射し、任意の線
画パターンを加工する描画装置、特に、広い範囲にわた
って直線・曲線の組み合わせ線画パターンを高精度にし
かも滑らかに描画する為の加工装置に関わる。
ーム等の加工ビームを加工物表面上に照射し、任意の線
画パターンを加工する描画装置、特に、広い範囲にわた
って直線・曲線の組み合わせ線画パターンを高精度にし
かも滑らかに描画する為の加工装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイス、電子デバイス、
光デバイスといった各種デバイスを製造する際、マスク
あるいはレチクルに加工された線画パターン形状を、例
えばステッパの如き露光装置により加工物表面上に投影
露光するという加工プロセスを採っており、前記線画パ
ターン形状は電子ビーム描画装置によって加工されるの
が一般的である。
光デバイスといった各種デバイスを製造する際、マスク
あるいはレチクルに加工された線画パターン形状を、例
えばステッパの如き露光装置により加工物表面上に投影
露光するという加工プロセスを採っており、前記線画パ
ターン形状は電子ビーム描画装置によって加工されるの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体デバイ
ス、電子デバイスの製造において、線画パターンの高密
度・高精度化が進む一方で、生産性の向上を目的として
ウェハ基板の大面積化が進みつつあり、大面積かつ高精
度な線画パターンを加工する為の加工装置に対するニー
ズが高まってきている。また、光デバイスの製造におい
ても、信号伝送媒体である光が、急激な曲率で伝送でき
ない、線画パターン接続部のわずかな不整合や線画パタ
ーンエッジのわずかな凹凸で散乱を起こすといった性質
を有している為、半導体デバイスや電子デバイスの製造
と同様に大面積かつ高精度に線画パターンを加工する装
置に対するニーズが高い。
ス、電子デバイスの製造において、線画パターンの高密
度・高精度化が進む一方で、生産性の向上を目的として
ウェハ基板の大面積化が進みつつあり、大面積かつ高精
度な線画パターンを加工する為の加工装置に対するニー
ズが高まってきている。また、光デバイスの製造におい
ても、信号伝送媒体である光が、急激な曲率で伝送でき
ない、線画パターン接続部のわずかな不整合や線画パタ
ーンエッジのわずかな凹凸で散乱を起こすといった性質
を有している為、半導体デバイスや電子デバイスの製造
と同様に大面積かつ高精度に線画パターンを加工する装
置に対するニーズが高い。
【0004】したがって、今後高機能デバイスの開発が
進むにつれ、前記半導体デバイス、電子デバイスの製造
に必要不可欠なマスクあるいはレチクルの製造におい
て、また今後実用化が加速すると思われる光デバイスの
製造において、大面積かつ高精度な加工装置に対するニ
ーズが益々増加するものと思われる。
進むにつれ、前記半導体デバイス、電子デバイスの製造
に必要不可欠なマスクあるいはレチクルの製造におい
て、また今後実用化が加速すると思われる光デバイスの
製造において、大面積かつ高精度な加工装置に対するニ
ーズが益々増加するものと思われる。
【0005】従来、線画パターンの描画には電子ビーム
描画装置が用いられてきたが、前記電子ビーム描画装置
では、電子ビームを偏向する事により線画パターンを描
画する方法が採られている。この電子ビームの偏向を利
用した描画法では、描画フィールドが高々数mm角程度
である為、数mm角を越えるような広い範囲を描画する
際には、前記描画フィールド毎に加工物を搭載した移動
手段を移動させ、前記描画フィールド間のつなぎ合わせ
を行っている。この為、前記描画フィールド間のつなぎ
合わせにおいて接続不良が発生しやすいという問題があ
った。
描画装置が用いられてきたが、前記電子ビーム描画装置
では、電子ビームを偏向する事により線画パターンを描
画する方法が採られている。この電子ビームの偏向を利
用した描画法では、描画フィールドが高々数mm角程度
である為、数mm角を越えるような広い範囲を描画する
際には、前記描画フィールド毎に加工物を搭載した移動
手段を移動させ、前記描画フィールド間のつなぎ合わせ
を行っている。この為、前記描画フィールド間のつなぎ
合わせにおいて接続不良が発生しやすいという問題があ
った。
【0006】また、電子ビーム描画装置では、描画フィ
ールドが広くなり、電子ビームの偏向角が大きくなって
くると加工物表面に照射される電子ビームのビーム径が
無視できない程度に変形する為、広い範囲の描画になる
程、線画パターンの線幅が所望の幅に対して太くなると
いう問題がある。
ールドが広くなり、電子ビームの偏向角が大きくなって
くると加工物表面に照射される電子ビームのビーム径が
無視できない程度に変形する為、広い範囲の描画になる
程、線画パターンの線幅が所望の幅に対して太くなると
いう問題がある。
【0007】さらに、電子ビーム描画装置では電子ビー
ムを扱う為、線画パターン加工時の雰囲気を真空としな
ければならず、真空装置等の付帯設備が必要となる。こ
れにより装置が大型化するといった問題が発生すると共
に、メンテナンス費用が高価になる、装置本体の価格が
高価になるといった不都合があった。
ムを扱う為、線画パターン加工時の雰囲気を真空としな
ければならず、真空装置等の付帯設備が必要となる。こ
れにより装置が大型化するといった問題が発生すると共
に、メンテナンス費用が高価になる、装置本体の価格が
高価になるといった不都合があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、電子
ビーム描画装置の欠点を除去し、大面積に高精度の線画
パターンを形成し得る描画装置を提供することを目的と
する。
ビーム描画装置の欠点を除去し、大面積に高精度の線画
パターンを形成し得る描画装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、移動量は大きいが位置決め精度の悪い粗動
移動手段と移動量は小さいが高精度に位置決めし得る微
動移動手段とを有する移動手段のうち微動移動手段に加
工物を搭載し、加工ビームを前記加工物の表面上方より
照射しながら、前記加工ビームの位置は固定し、前記移
動手段を前記加工ビームの光軸と法線を成す面内で移動
させる事によって、前記加工物の表面上に線画パターン
を加工する描画装置において、前記加工物の固定位置に
対する絶対位置を測定する為の絶対位置測定手段と、前
記粗動移動手段に対する前記微動移動手段の相対的な変
位を測定する為の相対位置測定手段と、前記絶対位置測
定手段によって測定された前記加工物の絶対位置と所望
の位置との誤差を測定し、前記誤差と前記相対位置測定
手段によって測定した相対位置信号を加え合わせ、該信
号を前記粗動移動手段に入力し、さらに前記誤差を前記
微動移動手段に入力する事によって、前記移動手段を制
御する為の制御手段と、前記加工ビームの焦点位置を常
に前記加工物の表面位置に維持する為のオートフォーカ
ス手段と、前記移動手段の移動速度に応じて前記加工ビ
ームの強度を調整し、さらに加工開始点および加工終了
点に応じて前記加工ビームのon/off制御を行う強度変調
手段とを備えた事を特徴とする。
明の構成は、移動量は大きいが位置決め精度の悪い粗動
移動手段と移動量は小さいが高精度に位置決めし得る微
動移動手段とを有する移動手段のうち微動移動手段に加
工物を搭載し、加工ビームを前記加工物の表面上方より
照射しながら、前記加工ビームの位置は固定し、前記移
動手段を前記加工ビームの光軸と法線を成す面内で移動
させる事によって、前記加工物の表面上に線画パターン
を加工する描画装置において、前記加工物の固定位置に
対する絶対位置を測定する為の絶対位置測定手段と、前
記粗動移動手段に対する前記微動移動手段の相対的な変
位を測定する為の相対位置測定手段と、前記絶対位置測
定手段によって測定された前記加工物の絶対位置と所望
の位置との誤差を測定し、前記誤差と前記相対位置測定
手段によって測定した相対位置信号を加え合わせ、該信
号を前記粗動移動手段に入力し、さらに前記誤差を前記
微動移動手段に入力する事によって、前記移動手段を制
御する為の制御手段と、前記加工ビームの焦点位置を常
に前記加工物の表面位置に維持する為のオートフォーカ
ス手段と、前記移動手段の移動速度に応じて前記加工ビ
ームの強度を調整し、さらに加工開始点および加工終了
点に応じて前記加工ビームのon/off制御を行う強度変調
手段とを備えた事を特徴とする。
【0010】さらに、前記加工ビームを所定のビーム径
に変化させる事によって、前記加工物表面上に線画パタ
ーンを所望の線幅で加工するビーム径可変装置を備えた
こと、及び加工用光源としてレーザを使用したことを特
徴とする。
に変化させる事によって、前記加工物表面上に線画パタ
ーンを所望の線幅で加工するビーム径可変装置を備えた
こと、及び加工用光源としてレーザを使用したことを特
徴とする。
【0011】
(1) 本発明における描画装置では、加工ビームの位
置を固定し加工物を搭載した移動手段を移動させる事に
よって前記加工物の表面上に線画パターンを加工する。
置を固定し加工物を搭載した移動手段を移動させる事に
よって前記加工物の表面上に線画パターンを加工する。
【0012】(2) 本発明における描画装置では、絶
対位置測定手段によって測定された加工物の絶対位置と
所望の位置との誤差を測定し、前記誤差と相対位置測定
手段によって測定した相対位置信号を加え合わせ、該信
号を粗動移動手段に入力し、さらに前記誤差を微動移動
手段に入力する事によって、移動手段を大移動量かつ高
精度に制御する。
対位置測定手段によって測定された加工物の絶対位置と
所望の位置との誤差を測定し、前記誤差と相対位置測定
手段によって測定した相対位置信号を加え合わせ、該信
号を粗動移動手段に入力し、さらに前記誤差を微動移動
手段に入力する事によって、移動手段を大移動量かつ高
精度に制御する。
【0013】(3) 本発明における描画装置は、前記
加工物に照射される加工ビームの焦点位置を前記加工物
の表面位置に維持する為のオートフォーカス手段を備え
ており、加工物表面のうねりや移動手段の真直度などに
起因した焦点ずれを補正する。
加工物に照射される加工ビームの焦点位置を前記加工物
の表面位置に維持する為のオートフォーカス手段を備え
ており、加工物表面のうねりや移動手段の真直度などに
起因した焦点ずれを補正する。
【0014】(4) 本発明による描画装置は、強度変
調手段を備え前記移動手段の移動速度に応じて加工ビー
ムの強度を調節する。
調手段を備え前記移動手段の移動速度に応じて加工ビー
ムの強度を調節する。
【0015】(5) 本発明における描画装置では、ビ
ーム径可変装置を備え前記加工物表面に描画される線画
パターンの線幅を所定の太さに制御できる。
ーム径可変装置を備え前記加工物表面に描画される線画
パターンの線幅を所定の太さに制御できる。
【0016】(6) 本発明における描画装置では、加
工用光源としてレーザを使用する。
工用光源としてレーザを使用する。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
【0018】図1は、本発明の実施例に係る描画装置を
示すブロック線図である。同図に示すように、加工用光
源101(He−Cdレーザ[λ=441.6nm])
から出射した加工ビーム1は例えば音響光学素子のよう
な強度変調器102を通過して加工ビーム2となるよう
に構成してある。加工ビーム2は、ビームサンプラ10
3で透過ビーム3と反射ビーム4の2本のビームに分岐
され、前記透過ビーム3は1/2波長板106でその偏
光軸方向が偏光ビームスプリッタ109の透過偏光軸方
向と合致するように調整され、加工ビーム7となるよう
に構成してある。加工ビーム7はミラー108で図中Z
軸下方へ曲げられ加工ビーム8となり、その後偏光ビー
ムスプリッタ109、1/4波長板110を透過し、1
/4波長板110でその作用により直線偏光から円偏光
ビーム9に変換するように構成してある。円偏光ビーム
9は、対物レンズ111(焦点距離:3.61mm、開
口:0.8、倍率:50倍)で加工物113の表面上に
合焦され、微小スポットビーム10を形成するように構
成してある。
示すブロック線図である。同図に示すように、加工用光
源101(He−Cdレーザ[λ=441.6nm])
から出射した加工ビーム1は例えば音響光学素子のよう
な強度変調器102を通過して加工ビーム2となるよう
に構成してある。加工ビーム2は、ビームサンプラ10
3で透過ビーム3と反射ビーム4の2本のビームに分岐
され、前記透過ビーム3は1/2波長板106でその偏
光軸方向が偏光ビームスプリッタ109の透過偏光軸方
向と合致するように調整され、加工ビーム7となるよう
に構成してある。加工ビーム7はミラー108で図中Z
軸下方へ曲げられ加工ビーム8となり、その後偏光ビー
ムスプリッタ109、1/4波長板110を透過し、1
/4波長板110でその作用により直線偏光から円偏光
ビーム9に変換するように構成してある。円偏光ビーム
9は、対物レンズ111(焦点距離:3.61mm、開
口:0.8、倍率:50倍)で加工物113の表面上に
合焦され、微小スポットビーム10を形成するように構
成してある。
【0019】加工物113は、例えばアクチュエータに
圧電素子を、また案内要素にヒンジばねを用いた微動移
動手段114aと、例えばアクチュエータにDCモータ
を、また案内要素に転がりを用いた粗動移動手段114
bとから成り、図中X−Y方向に移動可能な移動手段1
14上に搭載されている。この移動手段114がX−Y
面内を移動する事によって、加工物113と微小スポッ
トビーム10との間に相対的な変位を生じ、加工物11
3の表面上に線画パターンを描画するように構成してあ
る。
圧電素子を、また案内要素にヒンジばねを用いた微動移
動手段114aと、例えばアクチュエータにDCモータ
を、また案内要素に転がりを用いた粗動移動手段114
bとから成り、図中X−Y方向に移動可能な移動手段1
14上に搭載されている。この移動手段114がX−Y
面内を移動する事によって、加工物113と微小スポッ
トビーム10との間に相対的な変位を生じ、加工物11
3の表面上に線画パターンを描画するように構成してあ
る。
【0020】加工物113の絶対位置は、加工物113
と共に移動手段114の上に搭載されている基準ミラー
115を基準として、例えばレーザ測長器のような絶対
位置測定手段117によって、測定ビーム11を通しX
軸及びY軸の各軸方向について高精度に測定するように
構成してある。また同時に微動移動手段114aの粗動
移動手段114bに対する相対変位を、例えば静電容量
型変位計の如き相対位置測定手段116によって測定す
るように構成してある。
と共に移動手段114の上に搭載されている基準ミラー
115を基準として、例えばレーザ測長器のような絶対
位置測定手段117によって、測定ビーム11を通しX
軸及びY軸の各軸方向について高精度に測定するように
構成してある。また同時に微動移動手段114aの粗動
移動手段114bに対する相対変位を、例えば静電容量
型変位計の如き相対位置測定手段116によって測定す
るように構成してある。
【0021】前記絶対位置測定手段117によって測定
された絶対位置信号12及び前記相対位置測定手段11
6によって測定された相対位置信号13は制御手段11
8に入力するように構成してある。
された絶対位置信号12及び前記相対位置測定手段11
6によって測定された相対位置信号13は制御手段11
8に入力するように構成してある。
【0022】図2は図1に示す描画装置のうちの制御手
段118及びその関連部分を抽出して示すブロック線図
である。
段118及びその関連部分を抽出して示すブロック線図
である。
【0023】同図に示すように、制御手段118では、
まず指令信号出力手段118aからの指令信号25と前
記絶対位置信号12とを比較し誤差信号26を生成す
る。一方、前記相対位置信号13は例えば積分器のよう
な制御演算部118dに入力され、ここで制御演算出力
信号27が生成される。前記誤差信号26と前記制御演
算出力信号27は加算器において加算され、粗動指令信
号28となり該粗動指令信号28は例えば比例・積分・
微分要素から成る粗動制御手段118cに入力された
後、粗動制御信号15として前記粗動移動手段114b
に出力される。また、前記誤差信号26は、例えば比例
・積分・微分要素から成る微動制御手段118bに入力
された後、微動制御信号14として微動移動手段114
aに出力される。
まず指令信号出力手段118aからの指令信号25と前
記絶対位置信号12とを比較し誤差信号26を生成す
る。一方、前記相対位置信号13は例えば積分器のよう
な制御演算部118dに入力され、ここで制御演算出力
信号27が生成される。前記誤差信号26と前記制御演
算出力信号27は加算器において加算され、粗動指令信
号28となり該粗動指令信号28は例えば比例・積分・
微分要素から成る粗動制御手段118cに入力された
後、粗動制御信号15として前記粗動移動手段114b
に出力される。また、前記誤差信号26は、例えば比例
・積分・微分要素から成る微動制御手段118bに入力
された後、微動制御信号14として微動移動手段114
aに出力される。
【0024】上述した構成によって前記微動移動手段1
14aと前記粗動移動手段114bの位置を制御する事
で、前記微動移動手段114aと前記粗動移動手段11
4bの協調的な位置制御が可能となり、移動手段114
を大移動量でなおかつ高精度に移動する事ができる。
14aと前記粗動移動手段114bの位置を制御する事
で、前記微動移動手段114aと前記粗動移動手段11
4bの協調的な位置制御が可能となり、移動手段114
を大移動量でなおかつ高精度に移動する事ができる。
【0025】かくして、微小スポットビーム10と加工
物113との相対的な移動が広い範囲でなおかつ高精度
に実現できる為、描画フィールド間のつなぎ合わせを行
う事無く加工物113の表面に高精度な線画パターンを
描画する。
物113との相対的な移動が広い範囲でなおかつ高精度
に実現できる為、描画フィールド間のつなぎ合わせを行
う事無く加工物113の表面に高精度な線画パターンを
描画する。
【0026】<オートフォーカス手段>図3は図1に示
す描画装置のうちのオートフォーカス手段及びその関連
部分を抽出して示すブロック線図である。
す描画装置のうちのオートフォーカス手段及びその関連
部分を抽出して示すブロック線図である。
【0027】同図に示すように、微小スポットビーム1
0は加工物113の表面に照射された後、その一部が加
工物113の表面で反射され、表面反射ビーム16を生
成し、表面反射ビーム16は図中Z軸上方に向かい、対
物レンズ111、1/4波長板110を透過し、1/4
波長板110の作用によって円偏光の状態から、加工ビ
ーム8とは偏光軸方向が直交した直線偏光ビーム17と
なるように構成してある。直線偏光ビーム17は偏光ビ
ームスプリッタ109に入射し、直線偏光ビーム17の
偏光軸方向は偏光ビームスプリッタ109の反射偏光軸
方向と一致するように構成してある。この結果直線偏光
ビーム17は偏光ビームスプリッタ109で全て反射さ
れ反射ビーム18となる。
0は加工物113の表面に照射された後、その一部が加
工物113の表面で反射され、表面反射ビーム16を生
成し、表面反射ビーム16は図中Z軸上方に向かい、対
物レンズ111、1/4波長板110を透過し、1/4
波長板110の作用によって円偏光の状態から、加工ビ
ーム8とは偏光軸方向が直交した直線偏光ビーム17と
なるように構成してある。直線偏光ビーム17は偏光ビ
ームスプリッタ109に入射し、直線偏光ビーム17の
偏光軸方向は偏光ビームスプリッタ109の反射偏光軸
方向と一致するように構成してある。この結果直線偏光
ビーム17は偏光ビームスプリッタ109で全て反射さ
れ反射ビーム18となる。
【0028】反射ビーム18は、例えば非点収差光学系
を構成する凸レンズ119a、円筒レンズ119bを透
過する事によってビーム19を生成し、ビーム19はそ
の後4分割フォトディテクタ120に入射するように構
成してある。この結果前記4分割フォトディテクタ12
0の各光電面から光電流信号20a,20b,20c,
20dが出力される。
を構成する凸レンズ119a、円筒レンズ119bを透
過する事によってビーム19を生成し、ビーム19はそ
の後4分割フォトディテクタ120に入射するように構
成してある。この結果前記4分割フォトディテクタ12
0の各光電面から光電流信号20a,20b,20c,
20dが出力される。
【0029】図4は、図3の前記4分割フォトディテク
タ120のA−A断面におけるビーム19の断面形状を
概念的に示す説明図である。
タ120のA−A断面におけるビーム19の断面形状を
概念的に示す説明図である。
【0030】図3に示すように、ビーム19は、前記4
分割フォトディテクタ120の光電面上において、対物
レンズ111と加工物113表面との相対変位Lによっ
て断面形状が変化する。つまり、図4に示すように、前
記相対変位Lが対物レンズ111の焦点距離1と等しい
時には円形断面となり、前記相対変位Lが前記焦点距離
lよりも大きい時にはY軸方向に長軸を有する横楕円断
面形状となり、さらに前記相対変位Lが前記焦点距離1
よりも小さい時にはZ軸方向に長軸を有する縦楕円断面
形状となる。
分割フォトディテクタ120の光電面上において、対物
レンズ111と加工物113表面との相対変位Lによっ
て断面形状が変化する。つまり、図4に示すように、前
記相対変位Lが対物レンズ111の焦点距離1と等しい
時には円形断面となり、前記相対変位Lが前記焦点距離
lよりも大きい時にはY軸方向に長軸を有する横楕円断
面形状となり、さらに前記相対変位Lが前記焦点距離1
よりも小さい時にはZ軸方向に長軸を有する縦楕円断面
形状となる。
【0031】この特性を利用する為、前記光電流信号2
0a,20b,20c,20dを電流−電圧変換する事
によって強度信号Ia,Ib,Ic,Idを得、該強度
信号に対して次式(1)の演算を施すと、その演算結果
であるオートフォーカス信号Fは前記相対変位Lに対し
図5に示すようなS字形状の曲線となる。
0a,20b,20c,20dを電流−電圧変換する事
によって強度信号Ia,Ib,Ic,Idを得、該強度
信号に対して次式(1)の演算を施すと、その演算結果
であるオートフォーカス信号Fは前記相対変位Lに対し
図5に示すようなS字形状の曲線となる。
【0032】
【数1】
【0033】図5から、該オートフォーカス信号Fは前
記相対変位Lと前記焦点距離lとが等しくなる時に0と
なるような特性を有している事がわかる。
記相対変位Lと前記焦点距離lとが等しくなる時に0と
なるような特性を有している事がわかる。
【0034】そこで、焦点ずれ演算回路121において
前記オートフォーカス信号Fを演算すると共に、前記オ
ートフォーカス信号Fを基準信号発生器123からの基
準信号21と比較する事で焦点ずれ量29を求め、前記
焦点ずれ量29を増幅器122を介して対物レンズ駆動
手段112に入力する事で対物レンズ111を図3中Z
軸方向に移動させる事によって前記相対変位Lが常に前
記焦点距離lに等しくなるように制御する。
前記オートフォーカス信号Fを演算すると共に、前記オ
ートフォーカス信号Fを基準信号発生器123からの基
準信号21と比較する事で焦点ずれ量29を求め、前記
焦点ずれ量29を増幅器122を介して対物レンズ駆動
手段112に入力する事で対物レンズ111を図3中Z
軸方向に移動させる事によって前記相対変位Lが常に前
記焦点距離lに等しくなるように制御する。
【0035】図6は前記焦点ずれ演算回路121の詳細
を示す回路図である。同図に示すように、焦点ずれ演算
回路121は、電流−電圧変換回路121a〜121
d、反転加算回路121e,121f、コンパレーター
121g,121hから構成されている。
を示す回路図である。同図に示すように、焦点ずれ演算
回路121は、電流−電圧変換回路121a〜121
d、反転加算回路121e,121f、コンパレーター
121g,121hから構成されている。
【0036】前記オートフォーカス信号Fは、前記電流
−電圧変換回路121a〜121dにおいて前記光電流
信号20a,20b,20c,20dを前記強度信号−
Ia,−Ib,−Ic,−Idに変換する。前記各強度
信号は前記反転加算回路121e,121fに入力さ
れ、ここで加算信号Ia+Ib及びIc+Idが演算さ
れる。さらに前記加算信号Ia+Ib及びIc+Idは
前記コンパレーター121gに入力され、ここで前記オ
ートフォーカス信号Fが演算される。その後、前記オー
トフォーカス信号Fは前記コンパレーター121hに入
力され、ここで基準指令出力手段123からの基準信号
21と比較される事によって焦点ずれ量29が出力され
る。
−電圧変換回路121a〜121dにおいて前記光電流
信号20a,20b,20c,20dを前記強度信号−
Ia,−Ib,−Ic,−Idに変換する。前記各強度
信号は前記反転加算回路121e,121fに入力さ
れ、ここで加算信号Ia+Ib及びIc+Idが演算さ
れる。さらに前記加算信号Ia+Ib及びIc+Idは
前記コンパレーター121gに入力され、ここで前記オ
ートフォーカス信号Fが演算される。その後、前記オー
トフォーカス信号Fは前記コンパレーター121hに入
力され、ここで基準指令出力手段123からの基準信号
21と比較される事によって焦点ずれ量29が出力され
る。
【0037】上述したオートフォーカス手段の構成か
ら、加工物113からの表面のうねり、移動手段114
の真直度誤差等に起因する前記相対変位Lの変動は除去
され、微小スポットビーム10の焦点位置が常に加工物
113の表面位置に維持される事になる為、線画パター
ンの線幅が常に一定に保たれる。
ら、加工物113からの表面のうねり、移動手段114
の真直度誤差等に起因する前記相対変位Lの変動は除去
され、微小スポットビーム10の焦点位置が常に加工物
113の表面位置に維持される事になる為、線画パター
ンの線幅が常に一定に保たれる。
【0038】<強度変調手段>図7は図1に示す描画装
置のうちの強度変調手段及びその関連部分を抽出して示
すブロック線図である。
置のうちの強度変調手段及びその関連部分を抽出して示
すブロック線図である。
【0039】同図に示すように、加工用光源101から
出射した加工ビーム1は、例えば音響光学素子のような
強度変調器102に入力され、加工ビーム2を得るよう
に構成してある。該加工ビーム2は、ビームサンプラー
103において、透過ビーム3と反射ビーム4に分岐さ
れるが、反射ビーム4はフォトディテクタ104に入射
され、反射ビーム4の強度に応じた光電流信号5を生成
するとともに、該光電流信号5はコンパレーター105
aに取り込まれ、ここで、強度指令出力手段124から
の指令信号24と比較するように構成してある。その結
果得られた信号は増幅器105bで増幅信号6に増幅さ
れた後、強度変調器102に入力される。
出射した加工ビーム1は、例えば音響光学素子のような
強度変調器102に入力され、加工ビーム2を得るよう
に構成してある。該加工ビーム2は、ビームサンプラー
103において、透過ビーム3と反射ビーム4に分岐さ
れるが、反射ビーム4はフォトディテクタ104に入射
され、反射ビーム4の強度に応じた光電流信号5を生成
するとともに、該光電流信号5はコンパレーター105
aに取り込まれ、ここで、強度指令出力手段124から
の指令信号24と比較するように構成してある。その結
果得られた信号は増幅器105bで増幅信号6に増幅さ
れた後、強度変調器102に入力される。
【0040】これにより、強度変調器102では前記光
電流信号5と前記指令信号24とが常に等しくなるよう
に加工ビーム1の強度をフィードバック制御し、強度の
安定した加工ビーム2を出力する。
電流信号5と前記指令信号24とが常に等しくなるよう
に加工ビーム1の強度をフィードバック制御し、強度の
安定した加工ビーム2を出力する。
【0041】なお、指令信号24は、強度指令出力手段
124において絶対位置信号12から演算によって求め
た速度信号に基づいて計算される。
124において絶対位置信号12から演算によって求め
た速度信号に基づいて計算される。
【0042】この為、移動手段114に速度変動が生じ
た場合でも、前記指令信号24が速度変動に応じて変化
する為、加工物113の表面に投入されるエネルギーは
常に一定に維持される事になり、一定線幅の線画パター
ンを加工する事が可能になる。
た場合でも、前記指令信号24が速度変動に応じて変化
する為、加工物113の表面に投入されるエネルギーは
常に一定に維持される事になり、一定線幅の線画パター
ンを加工する事が可能になる。
【0043】また、上述した強度変調手段では、線画パ
ターンの開始点あるいは終了点における加工ビームのON
/OFFも制御できるようになっている。
ターンの開始点あるいは終了点における加工ビームのON
/OFFも制御できるようになっている。
【0044】図8は本発明の他の実施例に係る描画装置
を示すブロック図である。本実施例は図1に示す実施例
にビーム径可変手段を組込んだものである。そこで、図
1と同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略す
る。
を示すブロック図である。本実施例は図1に示す実施例
にビーム径可変手段を組込んだものである。そこで、図
1と同一部分には同一番号を付し重複する説明は省略す
る。
【0045】本実施例は、図1に示した描画装置にビー
ム径可変装置107及びビーム径可変制御手段125を
追加したものであり、加工ビーム7aが該ビーム径可変
装置107を通過する事で、ビーム径をWに制御して該
ビーム径可変装置107から出力するとともに、その後
加工ビーム7bをミラー108によって図中Z軸下方に
曲げて加工ビーム8とし、さらに偏光ビームスプリッタ
109及び1/4波長板110を通過して円偏光ビーム
9とするように構成してある。円偏光ビーム9は対物レ
ンズ111に入射する事で微小スポットビーム10を生
成し加工物113の表面に照射されるが、該微小スポッ
トビーム10の該加工物113の表面上におけるビーム
径をw0 とすると、該ビーム径w0 と前記加工ビーム7
bのビーム径Wとの間に次式(2)に示す関係が成立す
る。
ム径可変装置107及びビーム径可変制御手段125を
追加したものであり、加工ビーム7aが該ビーム径可変
装置107を通過する事で、ビーム径をWに制御して該
ビーム径可変装置107から出力するとともに、その後
加工ビーム7bをミラー108によって図中Z軸下方に
曲げて加工ビーム8とし、さらに偏光ビームスプリッタ
109及び1/4波長板110を通過して円偏光ビーム
9とするように構成してある。円偏光ビーム9は対物レ
ンズ111に入射する事で微小スポットビーム10を生
成し加工物113の表面に照射されるが、該微小スポッ
トビーム10の該加工物113の表面上におけるビーム
径をw0 とすると、該ビーム径w0 と前記加工ビーム7
bのビーム径Wとの間に次式(2)に示す関係が成立す
る。
【0046】
【数2】
【0047】したがって、前記ビーム径可変装置107
によって加工ビーム7bのビーム径Wを変化させる事に
よって前記微小スポットビーム10のビーム径w0 を変
化させる事が可能となる。
によって加工ビーム7bのビーム径Wを変化させる事に
よって前記微小スポットビーム10のビーム径w0 を変
化させる事が可能となる。
【0048】ここで、図9に基づいて前記ビーム径可変
装置107の詳細を説明する。同図に示すように、該ビ
ーム径可変装置107は、例えば、直流サーボモータ、
ステッピングモータ等の駆動手段107dと、例えばエ
ンコーダのような回転量検出手段107iと、例えば歯
付きベルト伝達要素のような駆動伝達手段107cとレ
ンズ107f,107gが組み込まれた回転軸107b
と、レンズ107eが組み込まれた固定軸107aとで
構成されている。
装置107の詳細を説明する。同図に示すように、該ビ
ーム径可変装置107は、例えば、直流サーボモータ、
ステッピングモータ等の駆動手段107dと、例えばエ
ンコーダのような回転量検出手段107iと、例えば歯
付きベルト伝達要素のような駆動伝達手段107cとレ
ンズ107f,107gが組み込まれた回転軸107b
と、レンズ107eが組み込まれた固定軸107aとで
構成されている。
【0049】このような構成のビーム径可変装置107
では、駆動手段107dで発生した回転運動を、駆動伝
達手段107cを介して回転軸107bに伝達する。該
回転軸107bに伝達された回転力は該レンズ107
f,107gに取付けた、例えば、カム要素のような回
転−直線変換手段107hで直線運動に変換され、これ
によって、該レンズ107f,107gが各々独立に直
線運動するようになっている。この結果該レンズ107
e,107f,107gの相対的な位置関係を変化させ
ることができる。
では、駆動手段107dで発生した回転運動を、駆動伝
達手段107cを介して回転軸107bに伝達する。該
回転軸107bに伝達された回転力は該レンズ107
f,107gに取付けた、例えば、カム要素のような回
転−直線変換手段107hで直線運動に変換され、これ
によって、該レンズ107f,107gが各々独立に直
線運動するようになっている。この結果該レンズ107
e,107f,107gの相対的な位置関係を変化させ
ることができる。
【0050】更に、ビーム径可変装置107では出射す
る加工ビーム7bのビーム径Wが、駆動手段107dの
回転角θに対して反比例して変化するように、該回転−
直線運動変換手段107hが設計されている。したがっ
て、式(2)に示す関係からw0 はWに反比例している
為、該回転角θと該ビーム径w0 は比例関係となり該回
転角θを用いて容易に該ビーム径w0 を制御する事が可
能となる。
る加工ビーム7bのビーム径Wが、駆動手段107dの
回転角θに対して反比例して変化するように、該回転−
直線運動変換手段107hが設計されている。したがっ
て、式(2)に示す関係からw0 はWに反比例している
為、該回転角θと該ビーム径w0 は比例関係となり該回
転角θを用いて容易に該ビーム径w0 を制御する事が可
能となる。
【0051】回転量検出手段107iでは、該回転角θ
を検出し、ビーム径可変制御手段125に回転角信号3
1を出力する。該ビーム径可変制御手段125では、該
回転角信号31に基づき、上述した該回転角θと該ビー
ム径w0 の比例関係から、ビーム径w0 を推定する。ま
た、該ビーム径可変制御手段125は前記微小スポット
ビーム10の断面強度分布がガウス分布を成していると
いう仮定の基に、推定したビーム径w0 から該微小スポ
ットビーム10の中心強度I0 を次式(3)から演算す
る。
を検出し、ビーム径可変制御手段125に回転角信号3
1を出力する。該ビーム径可変制御手段125では、該
回転角信号31に基づき、上述した該回転角θと該ビー
ム径w0 の比例関係から、ビーム径w0 を推定する。ま
た、該ビーム径可変制御手段125は前記微小スポット
ビーム10の断面強度分布がガウス分布を成していると
いう仮定の基に、推定したビーム径w0 から該微小スポ
ットビーム10の中心強度I0 を次式(3)から演算す
る。
【0052】
【数3】
【0053】更に、ビーム径可変制御手段125では、
ビーム径w0 が変化してもビームの中心強度I0 が変化
せず一定となるような強度補正信号32を強度指令出力
手段124に出力する。
ビーム径w0 が変化してもビームの中心強度I0 が変化
せず一定となるような強度補正信号32を強度指令出力
手段124に出力する。
【0054】強度指令出力手段124では、この入力さ
れた強度補正信号32に基づき、微小スポットビーム1
0の全強度を調整する。このため、該ビーム径w0 が変
化しても、該中心強度I0 が一定値になるように維持す
る事ができる。
れた強度補正信号32に基づき、微小スポットビーム1
0の全強度を調整する。このため、該ビーム径w0 が変
化しても、該中心強度I0 が一定値になるように維持す
る事ができる。
【0055】かくして、ビーム径可変装置107におけ
る駆動手段107dの回転角θを変化させれば、該加工
物113の表面におけるビーム径w0 が該回転角θに比
例して変化する為、該加工物113の表面に加工される
線画パターンの加工幅を変化させる事が可能になる。
る駆動手段107dの回転角θを変化させれば、該加工
物113の表面におけるビーム径w0 が該回転角θに比
例して変化する為、該加工物113の表面に加工される
線画パターンの加工幅を変化させる事が可能になる。
【0056】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて説明してきたよう
に本発明による描画装置を用いる事で、以下に示す効果
を得る事ができる。
に本発明による描画装置を用いる事で、以下に示す効果
を得る事ができる。
【0057】(1) 本発明における描画装置では、加
工ビームの位置を固定し加工物を搭載した移動手段を移
動させる事によって前記加工物の表面上に線画パターン
を加工する構成となっている為、電子ビーム描画装置に
おいて問題となる偏向角の増大に伴う線幅の変化の影響
がない。
工ビームの位置を固定し加工物を搭載した移動手段を移
動させる事によって前記加工物の表面上に線画パターン
を加工する構成となっている為、電子ビーム描画装置に
おいて問題となる偏向角の増大に伴う線幅の変化の影響
がない。
【0058】(2) 本発明における描画装置では、絶
対位置測定手段によって測定された加工物の絶対位置と
所望の位置との誤差を測定し、前記誤差と相対位置測定
手段によって測定した相対位置信号を加え合わせ、該信
号を粗動移動手段に入力し、さらに前記誤差を微動移動
手段に入力する事によって、移動手段を大移動量かつ高
精度に制御する為の制御手段を備えている為、電子ビー
ム描画装置のように描画フィールド間のつなぎ合わせの
必要も無く大面積かつ高精度な線画パターンの描画が可
能となる。
対位置測定手段によって測定された加工物の絶対位置と
所望の位置との誤差を測定し、前記誤差と相対位置測定
手段によって測定した相対位置信号を加え合わせ、該信
号を粗動移動手段に入力し、さらに前記誤差を微動移動
手段に入力する事によって、移動手段を大移動量かつ高
精度に制御する為の制御手段を備えている為、電子ビー
ム描画装置のように描画フィールド間のつなぎ合わせの
必要も無く大面積かつ高精度な線画パターンの描画が可
能となる。
【0059】(3) 本発明における描画装置は、前記
加工物に照射される加工ビームの焦点位置を前記加工物
の表面位置に維持する為のオートフォーカス手段を備え
ており、加工物表面のうねりや移動手段の真直度などに
起因した焦点ずれを補正でき、一定の幅を有する線画パ
ターンを描画する事が可能になる。
加工物に照射される加工ビームの焦点位置を前記加工物
の表面位置に維持する為のオートフォーカス手段を備え
ており、加工物表面のうねりや移動手段の真直度などに
起因した焦点ずれを補正でき、一定の幅を有する線画パ
ターンを描画する事が可能になる。
【0060】(4) 本発明による描画装置は、強度変
調手段を備えた前記移動手段の移動速度に応じて加工ビ
ームの強度を調節している為、線幅変化の無い高精度な
線画パターンを加工する事ができる。
調手段を備えた前記移動手段の移動速度に応じて加工ビ
ームの強度を調節している為、線幅変化の無い高精度な
線画パターンを加工する事ができる。
【0061】(5) 本発明における描画装置では、ビ
ーム径可変装置を備え前記加工物表面に描画される線画
パターンの線幅を所定の太さに制御できる為、線幅が徐
々に変化する直線状線画パターンの加工を容易に行う事
ができる上、大面積の塗りつぶしパターンに対しても太
い加工ビームを用いて描画を行う事によって描画時間の
短縮を図る事も可能であり効率の良い描画を実現でき
る。
ーム径可変装置を備え前記加工物表面に描画される線画
パターンの線幅を所定の太さに制御できる為、線幅が徐
々に変化する直線状線画パターンの加工を容易に行う事
ができる上、大面積の塗りつぶしパターンに対しても太
い加工ビームを用いて描画を行う事によって描画時間の
短縮を図る事も可能であり効率の良い描画を実現でき
る。
【0062】(6) 本発明における描画装置では、加
工用光源としてレーザを使用する事によって、電子ビー
ム描画装置で不都合が生じていた真空中での加工も回避
できる上、真空装置が不用となる為、安価な描画装置の
提供も可能となる。
工用光源としてレーザを使用する事によって、電子ビー
ム描画装置で不都合が生じていた真空中での加工も回避
できる上、真空装置が不用となる為、安価な描画装置の
提供も可能となる。
【図1】本発明の実施例に係る描画装置を示すブロック
線図である。
線図である。
【図2】図1に示す描画装置のうちの制御手段及びその
関連部分を抽出して示すブロック線図である。
関連部分を抽出して示すブロック線図である。
【図3】図1に示す描画装置のうちのオートフォーカス
手段及びその関連部分を抽出して示すブロック線図であ
る。
手段及びその関連部分を抽出して示すブロック線図であ
る。
【図4】図3に示すオートフォーカス手段の4分割フォ
トディテクタの光電面(A−A断面)上における加工ビ
ームの断面形状を概念的に示す説明図である。
トディテクタの光電面(A−A断面)上における加工ビ
ームの断面形状を概念的に示す説明図である。
【図5】図3に示すオートフォーカス手段におけるオー
トフォーカス信号の特性を示す特性図である。
トフォーカス信号の特性を示す特性図である。
【図6】図3に示すオートフォーカス手段における焦点
ずれ量を演算する為の焦点ずれ演算回路を詳細に示す回
路図である。
ずれ量を演算する為の焦点ずれ演算回路を詳細に示す回
路図である。
【図7】図1に示す描画装置のうちの強度変調手段及び
その関連部分を抽出して示すブロック線図である。
その関連部分を抽出して示すブロック線図である。
【図8】本発明の他の実施例に係る描画装置を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】図8におけるビーム径可変装置の詳細な構成図
である。
である。
【符号の説明】 101 加工用光源 102 強度変調器 103 ビームサンプラー 104 フォトディテクタ 105 コンパレーター 106 1/2波長板 107 ビーム径可変装置 107a 固定軸 107b 回転軸 107c 駆動伝達手段 107d 駆動手段 107e レンズ 107f レンズ 107g レンズ 107h 回転−直線変換手段 107i 回転量検出手段 108 ミラー 109 偏光ビームスプリッター 110 1/4波長板 111 対物レンズ 112 対物レンズ駆動装置 113 加工物 114a 微動移動手段 114b 粗動移動手段 115 基準ミラー 116 相対位置測定手段 117 絶対位置測定手段 118 制御手段 119a 凸レンズ 119b 円筒レンズ 120 4分割フォトディテクタ 121 焦点ずれ演算回路 122 増幅器 123 基準信号発生器 124 強度指令出力手段 125 ビーム径可変制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 9/02 H H01L 21/30 541 Q (72)発明者 津野 武志 神奈川県横浜市金沢区幸浦一丁目8番地1 三菱重工業株式会社基盤技術研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】 移動量は大きいが位置決め精度の悪い粗
動移動手段と移動量は小さいが高精度に位置決めし得る
微動移動手段とを有する移動手段のうちの微動移動手段
に加工物を搭載し、加工ビームを前記加工物の表面上方
より照射しながら、前記加工ビームの位置は固定し、前
記移動手段を前記加工ビームの光軸と法線を成す面内で
移動させる事によって、前記加工物の表面上に線画パタ
ーンを加工する描画装置において、 前記加工物の固定位置に対する絶対位置を測定する為の
絶対位置測定手段と、 前記粗動移動手段に対する前記微動移動手段の相対的な
変位を測定する為の相対位置測定手段と、 前記絶対位置測定手段によって測定された前記加工物の
絶対位置と所望の位置との誤差を測定し、前記誤差と前
記相対位置測定手段によって測定した相対位置信号を加
え合わせ、該信号を前記粗動移動手段に入力し、さらに
前記誤差を前記微動移動手段に入力する事によって、前
記移動手段を制御する為の制御手段と、 前記加工ビームの焦点位置を常に前記加工物の表面位置
に維持する為のオートフォーカス手段と、 前記移動手段の移動速度に応じて前記加工ビームの強度
を調整し、さらに加工開始点および加工終了点に応じて
前記加工ビームのon/off制御を行う強度変調手段とを備
えた事を特徴とする描画装置。 - 【請求項2】 前記加工ビームを所定のビーム径に変化
させる事によって、前記加工物表面上に線画パターンを
所望の線幅で加工する為のビーム径可変装置を備えた事
を特徴とする[請求項1]に記載の描画装置。 - 【請求項3】 加工用光源としてレーザを使用したこと
を特徴とする[請求項1]又は[請求項2]に記載の描
画装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7012347A JPH08203810A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 描画装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7012347A JPH08203810A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 描画装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08203810A true JPH08203810A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11802757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7012347A Withdrawn JPH08203810A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 描画装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08203810A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2003010803A1 (ja) * | 2001-07-26 | 2004-11-18 | セイコーエプソン株式会社 | 露光装置、露光方法、半導体装置の製造方法、電気光学装置、及び電子機器 |
| US7057193B2 (en) | 2002-08-30 | 2006-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Exposure apparatus |
| JP2009147254A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-02 | Jeol Ltd | 電子ビーム描画装置の描画方法及び電子ビーム描画装置 |
| JP2013011779A (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-17 | National Formosa Univ | 製造工程装置 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP7012347A patent/JPH08203810A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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