JPH08203955A - ボンディング装置 - Google Patents
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- H10W90/701—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボンディングの状態をリアルタイムで監視で
き、不良品の製造を少なくすることができるボンディン
グ装置を提供する。 【構成】 制御装置18に設けられたドライバからボン
ディングツール8を駆動する駆動モータ15に流れる電
流値がボンディング荷重の変動に追従することに着目
し、電流検出センサ23でこの電流値をサンプリングす
ると共に、評価部に24おいて、この電流値の波形の振
動中心値、振幅および振動周期を基準値と比較すること
でボンディング状態を評価するようにしたものである。
き、不良品の製造を少なくすることができるボンディン
グ装置を提供する。 【構成】 制御装置18に設けられたドライバからボン
ディングツール8を駆動する駆動モータ15に流れる電
流値がボンディング荷重の変動に追従することに着目
し、電流検出センサ23でこの電流値をサンプリングす
ると共に、評価部に24おいて、この電流値の波形の振
動中心値、振幅および振動周期を基準値と比較すること
でボンディング状態を評価するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、針状のボンディング
ツールを用いて電極端子の接続を行う、ワイヤボンディ
ング装置やシングルポイントボンディング装置等のボン
ディング装置に関するものである。
ツールを用いて電極端子の接続を行う、ワイヤボンディ
ング装置やシングルポイントボンディング装置等のボン
ディング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップをプリント基板やリードフ
レーム等の実装基板に実装する方法として、従来から、
ワイヤボンディングと称される方法がある。このワイヤ
ボンディング方法は、半導体チップと実装基板の端子あ
るいはリード同士を金製のワイヤ(金ワイヤ)を用いて
接続する方法である。
レーム等の実装基板に実装する方法として、従来から、
ワイヤボンディングと称される方法がある。このワイヤ
ボンディング方法は、半導体チップと実装基板の端子あ
るいはリード同士を金製のワイヤ(金ワイヤ)を用いて
接続する方法である。
【0003】このワイヤボンディング方法は、針状のボ
ンディングツール(キャピラリ)内に上記金ワイヤを挿
通させて行う接続方法であり、まず、このボンディング
ツールの下端面から延出された上記金ワイヤの先端部を
放電等により溶融させることで球状の「ボール」を形成
する。
ンディングツール(キャピラリ)内に上記金ワイヤを挿
通させて行う接続方法であり、まず、このボンディング
ツールの下端面から延出された上記金ワイヤの先端部を
放電等により溶融させることで球状の「ボール」を形成
する。
【0004】ついで、上記ボンディングツールを駆動
し、上記ボールを第1のボンディング点である半導体チ
ップの電極パッド上に押し付けると共に超音波振動を印
加することで接合する。
し、上記ボールを第1のボンディング点である半導体チ
ップの電極パッド上に押し付けると共に超音波振動を印
加することで接合する。
【0005】第1のボンディング点に対する接合が終了
したならば、このボンディングツールを、上記金ワイヤ
を繰り出しつつ第2のボンディング点である実装基板の
電極パッド側に移動させ、この電極パッドに対しても同
様の接合を行う。
したならば、このボンディングツールを、上記金ワイヤ
を繰り出しつつ第2のボンディング点である実装基板の
電極パッド側に移動させ、この電極パッドに対しても同
様の接合を行う。
【0006】そして、最後に上記金ワイヤをワイヤクラ
ンパでクランプし、上方に引き上げることで、この金ワ
イヤを上記第2のボンディング点に接合した部位の直上
で切断する。
ンパでクランプし、上方に引き上げることで、この金ワ
イヤを上記第2のボンディング点に接合した部位の直上
で切断する。
【0007】ワイヤボンディング方法は、このような動
作を上記半導体チップの各電極パッド毎に繰り返すこと
で、個別的な接続を行っていくものである。ところで、
近年の半導体チップは大型化、高集積化しており、これ
に応じてこの半導体チップのワイヤボンディングで接続
すべき電極パッドは多端子化、狭ピッチ化、微細化して
いるということがある。
作を上記半導体チップの各電極パッド毎に繰り返すこと
で、個別的な接続を行っていくものである。ところで、
近年の半導体チップは大型化、高集積化しており、これ
に応じてこの半導体チップのワイヤボンディングで接続
すべき電極パッドは多端子化、狭ピッチ化、微細化して
いるということがある。
【0008】したがって、ワイヤボンディングには、よ
り微細かつ正確なボンディングを行わなければならない
という要請がある。また、半導体装置の生産性を維持す
るには、一回の接続をより高速で行わなければならな
い。
り微細かつ正確なボンディングを行わなければならない
という要請がある。また、半導体装置の生産性を維持す
るには、一回の接続をより高速で行わなければならな
い。
【0009】すなわち、従来のワイヤボンディングと比
較すると、より微細な接合を高精度かつ高速で行わなけ
ればならないということがある。このようなボンディン
グを行う際には、上記金ワイヤと被接合部(第1、第2
のボンディング部)との接合性の管理が重要なポイント
となる。
較すると、より微細な接合を高精度かつ高速で行わなけ
ればならないということがある。このようなボンディン
グを行う際には、上記金ワイヤと被接合部(第1、第2
のボンディング部)との接合性の管理が重要なポイント
となる。
【0010】この接合性の良否は、上記ツールによるワ
イヤ(ボール)の押し付け状態と超音波振動の印加状態
とによって定まる。したがって、上記良好な接合性を維
持するためには、上記ツールの押し付け力および超音波
振動を管理する必要があるが、従来は、ボンディング中
のモニターは行っておらず、ボンディング後の製品を一
定時間毎に抜き取り検査することで接合性を評価し、こ
れに基づいて上記ツールの押し付け力および超音波振動
の調整を行っている。
イヤ(ボール)の押し付け状態と超音波振動の印加状態
とによって定まる。したがって、上記良好な接合性を維
持するためには、上記ツールの押し付け力および超音波
振動を管理する必要があるが、従来は、ボンディング中
のモニターは行っておらず、ボンディング後の製品を一
定時間毎に抜き取り検査することで接合性を評価し、こ
れに基づいて上記ツールの押し付け力および超音波振動
の調整を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のワイヤボンディング方法では、以下に説明するような
解決すべき課題がある。すなわち、従来のワイヤボンデ
ィング方法では、抜取り検査による接合性の評価に基づ
いてこのワイヤボンディング装置の調整を行っているの
で、作業者が接合不良を発見するまでは、大量の不良品
を生産してしまう恐れがあり、生産の歩留まりが悪化す
るということがある。
のワイヤボンディング方法では、以下に説明するような
解決すべき課題がある。すなわち、従来のワイヤボンデ
ィング方法では、抜取り検査による接合性の評価に基づ
いてこのワイヤボンディング装置の調整を行っているの
で、作業者が接合不良を発見するまでは、大量の不良品
を生産してしまう恐れがあり、生産の歩留まりが悪化す
るということがある。
【0012】また、製品の検査だけでは接合不良の原因
を特定できないことがあり、不良発生原因の除去を迅速
に行えないということもある。さらに、一時的あるいは
突発的な原因により不良品が製造された場合には、抜取
り検査のみではそのような不良品を発見できないという
ことがあり、製品の品質が低下するということもある。
を特定できないことがあり、不良発生原因の除去を迅速
に行えないということもある。さらに、一時的あるいは
突発的な原因により不良品が製造された場合には、抜取
り検査のみではそのような不良品を発見できないという
ことがあり、製品の品質が低下するということもある。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、接合状態をリアルタイムで監視でき、不良
品の製造を少なくすることができるボンディング装置を
提供することを目的とするものである。
れたもので、接合状態をリアルタイムで監視でき、不良
品の製造を少なくすることができるボンディング装置を
提供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、ツールを具備し、このツールを駆動することで電極
端子の接続を行うボンディング装置において、上記ツー
ルを駆動する駆動用アクチュエータと、この駆動用アク
チュエータに接続された駆動回路と、駆動回路から駆動
用アクチュエータに流れる電流を検出する電流検出手段
と、この電流検出手段によって検出された電流値を所定
の基準値と比較することによってボンディングの状態を
評価する評価手段とを有することを特徴とするものであ
る。
は、ツールを具備し、このツールを駆動することで電極
端子の接続を行うボンディング装置において、上記ツー
ルを駆動する駆動用アクチュエータと、この駆動用アク
チュエータに接続された駆動回路と、駆動回路から駆動
用アクチュエータに流れる電流を検出する電流検出手段
と、この電流検出手段によって検出された電流値を所定
の基準値と比較することによってボンディングの状態を
評価する評価手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0015】第2の手段は、第1の手段のボンディング
装置において、揺動自在に保持され、揺動先端側に上記
ツールを保持し、揺動することで上記ツールを駆動する
揺動体を有し、前記駆動用アクチュエータは、この揺動
体を揺動駆動する駆動モータであることを特徴とするも
のである。
装置において、揺動自在に保持され、揺動先端側に上記
ツールを保持し、揺動することで上記ツールを駆動する
揺動体を有し、前記駆動用アクチュエータは、この揺動
体を揺動駆動する駆動モータであることを特徴とするも
のである。
【0016】第3の手段は、第2の手段のボンディング
装置において、上記揺動体内には、上記ツールを介し
て、上記リードやワイヤの接合部位に超音波振動を印加
する超音波振動印加手段が設けられていることを特徴と
するものである。
装置において、上記揺動体内には、上記ツールを介し
て、上記リードやワイヤの接合部位に超音波振動を印加
する超音波振動印加手段が設けられていることを特徴と
するものである。
【0017】第4の手段は、第1の手段のボンディング
装置において、上記評価手段は、電流値の波形の振動中
心値、振幅および振動周期を、上記比較に用いるもので
あることを特徴とするものである。
装置において、上記評価手段は、電流値の波形の振動中
心値、振幅および振動周期を、上記比較に用いるもので
あることを特徴とするものである。
【0018】第5の手段は、第1の手段のボンディング
装置において、上記評価手段は、比較の結果およびボン
ディング状態の評価を表示する表示手段を有することを
特徴とするものである。
装置において、上記評価手段は、比較の結果およびボン
ディング状態の評価を表示する表示手段を有することを
特徴とするものである。
【0019】
【作用】このような手段によれば、駆動回路からアクチ
ュエータ、駆動モータに流れる電流値を検出し、この電
流値の波形の振動中心値、振幅および振動周期を基準値
と比較することでボンディング状態を評価することがで
き、接合状態をリアルタイムで監視することができる。
ュエータ、駆動モータに流れる電流値を検出し、この電
流値の波形の振動中心値、振幅および振動周期を基準値
と比較することでボンディング状態を評価することがで
き、接合状態をリアルタイムで監視することができる。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、ワイヤボンディングの主な動作につい
てはすでに従来技術の説明で述べたので省略する。ま
ず、図1を参照し、ワイヤボンディング装置の構成につ
いて簡単に説明する。
説明する。なお、ワイヤボンディングの主な動作につい
てはすでに従来技術の説明で述べたので省略する。ま
ず、図1を参照し、ワイヤボンディング装置の構成につ
いて簡単に説明する。
【0021】このボンディング装置は、図示しない基台
を有し、この基台上にはボンディングステージ1および
ボンディング本体2が設けられている。上記ボンディン
グステージ1上には、図1に示すように、半導体チップ
3がダイボンディングされてなるプリント基板4が保持
固定されるようになっている。上記半導体チップ3の上
面およびプリント基板4の上面には、この装置によって
互いにワイヤ接続される複数個の電極パッド3a、4a
(第1、第2のボンディング点)がそれぞれ形成されて
いる。
を有し、この基台上にはボンディングステージ1および
ボンディング本体2が設けられている。上記ボンディン
グステージ1上には、図1に示すように、半導体チップ
3がダイボンディングされてなるプリント基板4が保持
固定されるようになっている。上記半導体チップ3の上
面およびプリント基板4の上面には、この装置によって
互いにワイヤ接続される複数個の電極パッド3a、4a
(第1、第2のボンディング点)がそれぞれ形成されて
いる。
【0022】また、ボンディング本体2は、上記基台上
に設けられたXYテーブル6と、このXYテーブル6に
取着されたボンディングヘッド7とからなる。以下、こ
のボンディングヘッド7の構成について説明する。
に設けられたXYテーブル6と、このXYテーブル6に
取着されたボンディングヘッド7とからなる。以下、こ
のボンディングヘッド7の構成について説明する。
【0023】図1(a)おいて8で示すのは、ワイヤボ
ンディング動作を行うボンディングツールである。この
ボンディングツール8は先端が細径に形成されてなる針
状をなし、内部には図に9で示す金ワイヤが挿通される
挿通孔(図示せず)が上下方向全長に亘って形成されて
いる。
ンディング動作を行うボンディングツールである。この
ボンディングツール8は先端が細径に形成されてなる針
状をなし、内部には図に9で示す金ワイヤが挿通される
挿通孔(図示せず)が上下方向全長に亘って形成されて
いる。
【0024】このボンディングツール8は、図に10で
示す超音波ホーンの先端に軸線を略垂直にした状態で保
持されている。そして、この超音波ホーン10の他端側
は超音波発振器11に接続されている。
示す超音波ホーンの先端に軸線を略垂直にした状態で保
持されている。そして、この超音波ホーン10の他端側
は超音波発振器11に接続されている。
【0025】この超音波発振器11内には図示しない超
音波振動子(圧電素子等)が内蔵されていて、この超音
波振動子は上記超音波ホーン10の他端に接続されてい
る。したがって、この超音波振動子に電圧を印加し、超
音波振動を発振させることで、上記超音波ホーン10を
介して、上記ボンディングツール8に超音波振動が伝達
されるようになっている。
音波振動子(圧電素子等)が内蔵されていて、この超音
波振動子は上記超音波ホーン10の他端に接続されてい
る。したがって、この超音波振動子に電圧を印加し、超
音波振動を発振させることで、上記超音波ホーン10を
介して、上記ボンディングツール8に超音波振動が伝達
されるようになっている。
【0026】また、この超音波発振器11は、図に13
で示すケーシング内に収納されており、この超音波発振
器11の側面から水平に突出されてなる回動軸14を介
して揺動自在に保持されている。すなわち、上記ボンデ
ィングツール8は、この超音波発振器11が揺動するこ
とで、上下方向に駆動されるようになっている。
で示すケーシング内に収納されており、この超音波発振
器11の側面から水平に突出されてなる回動軸14を介
して揺動自在に保持されている。すなわち、上記ボンデ
ィングツール8は、この超音波発振器11が揺動するこ
とで、上下方向に駆動されるようになっている。
【0027】一方、上記ケーシング13の側面には、上
記回動軸14に連結されてなる回転モータ15が取着さ
れており、このモータ15が作動することで、上記ボン
ディングツール8は所定の速度、加速度で上下駆動され
るようになっている。また、このモータ15は、上記ツ
ール8の下端面で上記ワイヤ9をボンディングする場合
(押し付ける場合)には、所定のボンディング荷重に相
当する力を発生させることができるように構成されてい
る。
記回動軸14に連結されてなる回転モータ15が取着さ
れており、このモータ15が作動することで、上記ボン
ディングツール8は所定の速度、加速度で上下駆動され
るようになっている。また、このモータ15は、上記ツ
ール8の下端面で上記ワイヤ9をボンディングする場合
(押し付ける場合)には、所定のボンディング荷重に相
当する力を発生させることができるように構成されてい
る。
【0028】一方、ワイヤボンディングに用いられる金
ワイヤ9は、上記ツール8の上方に設けられた図示しな
いワイヤスプールから導出され、上記ツール8内に挿通
された後、先端部をこのツール8の下端面から所定寸法
だけ露出させている。
ワイヤ9は、上記ツール8の上方に設けられた図示しな
いワイヤスプールから導出され、上記ツール8内に挿通
された後、先端部をこのツール8の下端面から所定寸法
だけ露出させている。
【0029】ワイヤボンディングを行う際には、上記ワ
イヤ9の先端部には、従来例の説明の項で説明したよう
に、放電による加熱によって球状のボール9aが形成さ
れる。
イヤ9の先端部には、従来例の説明の項で説明したよう
に、放電による加熱によって球状のボール9aが形成さ
れる。
【0030】さらに、上記ボンディングツール8の上方
には、このボンディングツール8と共に上下するワイヤ
クランパ16が設けられている。このワイヤクランパ1
6は、上記金ワイヤ9を切断する際に等にこのワイヤ9
をクランプし、上記ワイヤ9を上記ボンディングツール
8に対して移動不能に保持する役割を有する。
には、このボンディングツール8と共に上下するワイヤ
クランパ16が設けられている。このワイヤクランパ1
6は、上記金ワイヤ9を切断する際に等にこのワイヤ9
をクランプし、上記ワイヤ9を上記ボンディングツール
8に対して移動不能に保持する役割を有する。
【0031】次に、上記ボンディング装置を制御するた
めの制御系を図2に基づいて説明する。まず、上記回転
モータ15は、制御装置18内に設けられたドライバ1
9に接続され、このドライバ19から所定の電流が印加
されることで作動するようになっている。
めの制御系を図2に基づいて説明する。まず、上記回転
モータ15は、制御装置18内に設けられたドライバ1
9に接続され、このドライバ19から所定の電流が印加
されることで作動するようになっている。
【0032】また、図1に示すように、上記回動軸14
には、この回動軸14の回動角度(超音波発振器11の
揺動角度)を検出する位置検出器20および回動速度
(揺動速度)を検出する速度検出器21が取り付けられ
ており、この位置検出器20および速度検出器21も上
記制御装置18に接続されている。
には、この回動軸14の回動角度(超音波発振器11の
揺動角度)を検出する位置検出器20および回動速度
(揺動速度)を検出する速度検出器21が取り付けられ
ており、この位置検出器20および速度検出器21も上
記制御装置18に接続されている。
【0033】上記位置検出器20および速度検出器21
からの検出信号は、図2に示すように、この制御装置1
8内に設けられた演算制御部22に入力されるようにな
っている。この演算制御部22は、上記位置検出器20
および速度検出器21による検出信号から、上記回動軸
14の回動角、角速度、角加速度あるいは上記ボンディ
ングツール8の高さ(位置)、速度、加速度等を求め、
これらを所定の目標値と比較し、その差を縮める方向の
作動信号を上記ドライバ19に発するようになってい
る。
からの検出信号は、図2に示すように、この制御装置1
8内に設けられた演算制御部22に入力されるようにな
っている。この演算制御部22は、上記位置検出器20
および速度検出器21による検出信号から、上記回動軸
14の回動角、角速度、角加速度あるいは上記ボンディ
ングツール8の高さ(位置)、速度、加速度等を求め、
これらを所定の目標値と比較し、その差を縮める方向の
作動信号を上記ドライバ19に発するようになってい
る。
【0034】ドライバ19は、この作動信号に基づい
て、上記回転モータ15に電流を印加することで、この
回転モータ15を作動させるようになっている。なお、
上記位置検出器20による検出は所定のサンプリングタ
イム毎に成されるようになっていて、上記演算制御部2
2は、フィードバック制御により、上記ボンディングツ
ール8に所望の動作を行わせるようになっている。
て、上記回転モータ15に電流を印加することで、この
回転モータ15を作動させるようになっている。なお、
上記位置検出器20による検出は所定のサンプリングタ
イム毎に成されるようになっていて、上記演算制御部2
2は、フィードバック制御により、上記ボンディングツ
ール8に所望の動作を行わせるようになっている。
【0035】また、上記ドライバ19と上記回転モータ
15との間には、この発明の電流検出手段として機能す
る電流検出センサ(検出抵抗)23が設けられている。
この電流検出センサ23は、上記回転モータ15のコイ
ルに流れる電流を検出し、図に24で示す評価部(評価
手段)に出力するようになっている。
15との間には、この発明の電流検出手段として機能す
る電流検出センサ(検出抵抗)23が設けられている。
この電流検出センサ23は、上記回転モータ15のコイ
ルに流れる電流を検出し、図に24で示す評価部(評価
手段)に出力するようになっている。
【0036】上記電流検出センサ23からの出力信号
(電流値)は増幅器を介して図に25で示すA/D変換
器に入力されサンプリングされる。そしてこのサンプリ
ングされた電流値は、CPU26に入力されるようにな
っている。
(電流値)は増幅器を介して図に25で示すA/D変換
器に入力されサンプリングされる。そしてこのサンプリ
ングされた電流値は、CPU26に入力されるようにな
っている。
【0037】このCPU26には、図に27で示す基準
値設定部(評価手段)が接続されている。この基準設定
部27は、ボンディングの評価に使用する基準値を生成
し、この基準値を上記CPU26に入力するようになっ
ている。
値設定部(評価手段)が接続されている。この基準設定
部27は、ボンディングの評価に使用する基準値を生成
し、この基準値を上記CPU26に入力するようになっ
ている。
【0038】このCPU26は、この基準値と、上記サ
ンプリング電流値とを比較することによってボンディン
グを評価するようになっている。以下、この評価の方法
をボンディング動作とともに説明する。
ンプリング電流値とを比較することによってボンディン
グを評価するようになっている。以下、この評価の方法
をボンディング動作とともに説明する。
【0039】この方法は、上記サンプリング電流値(モ
ータのコイルを流れる電流値)の変動からボンディング
ツール8にかかるボンディング荷重の変動を理解し、こ
れに基づいてボンディングの評価を行う方法である。
ータのコイルを流れる電流値)の変動からボンディング
ツール8にかかるボンディング荷重の変動を理解し、こ
れに基づいてボンディングの評価を行う方法である。
【0040】すなわち、上記演算制御部22から上記ド
ライバ19に一定の電流印加指令が与えられている場合
であっても、ボンディング中に上記回転モータ15にか
かる負荷が変動すると、これに応じたフィードバック制
御により上記回転モータ15のコイルに流れる電流値が
変化する。
ライバ19に一定の電流印加指令が与えられている場合
であっても、ボンディング中に上記回転モータ15にか
かる負荷が変動すると、これに応じたフィードバック制
御により上記回転モータ15のコイルに流れる電流値が
変化する。
【0041】上記回転モータ15にかかる負荷は上記ボ
ンディングツール8にかかる荷重、すなわちボンディン
グ荷重と比例することから、この上記モータ15のコイ
ルに流れる電流値を検出(サンプリング)し、その変動
を調べれば、上記ボンディング荷重、ひいてはボンディ
ングの状態を理解することができるのである。
ンディングツール8にかかる荷重、すなわちボンディン
グ荷重と比例することから、この上記モータ15のコイ
ルに流れる電流値を検出(サンプリング)し、その変動
を調べれば、上記ボンディング荷重、ひいてはボンディ
ングの状態を理解することができるのである。
【0042】図3は、上記ボンディング荷重とサンプリ
ングされた電流値との関係を示したグラフである。この
図を、ボンディング動作と共に説明する。まず、上記ボ
ンディングツール8から導出された上記金ワイヤ9の先
端部に図1に示すようにボール9aが形成されると、上
記ボンディングツール8は、上記回転モータ15が作動
することにより下降駆動される。この状態では、上記ボ
ンディング荷重は図3(a)に(イ)で示すように略0
である。
ングされた電流値との関係を示したグラフである。この
図を、ボンディング動作と共に説明する。まず、上記ボ
ンディングツール8から導出された上記金ワイヤ9の先
端部に図1に示すようにボール9aが形成されると、上
記ボンディングツール8は、上記回転モータ15が作動
することにより下降駆動される。この状態では、上記ボ
ンディング荷重は図3(a)に(イ)で示すように略0
である。
【0043】そして、上記ボンディングツール8が、上
記ボール9aを第1のボンディング点である半導体チッ
プ3の電極パッド3aに当接させると、上記ボンディン
グツール8は下降を停止する。このとき上記ボンディン
グツール8には反力(衝撃力)が生じるから同図に示す
ようにボンディング荷重は増大する。
記ボール9aを第1のボンディング点である半導体チッ
プ3の電極パッド3aに当接させると、上記ボンディン
グツール8は下降を停止する。このとき上記ボンディン
グツール8には反力(衝撃力)が生じるから同図に示す
ようにボンディング荷重は増大する。
【0044】一方、ボンディングツール8が停止する
と、上記回転モータ15の回転が停止するので、ボンデ
ィングツール8をさらに下降させるために上記回転モー
タ15には電流が印加される(フィードバック制御)。
このことにより、図3(b)に示すように、上記回転モ
ータ15のコイルに流れる電流値(サンプリング電流
値)は増大し、ボンディング荷重は増大する。
と、上記回転モータ15の回転が停止するので、ボンデ
ィングツール8をさらに下降させるために上記回転モー
タ15には電流が印加される(フィードバック制御)。
このことにより、図3(b)に示すように、上記回転モ
ータ15のコイルに流れる電流値(サンプリング電流
値)は増大し、ボンディング荷重は増大する。
【0045】上記電流検出センサ23は、このような電
流値の増大を上記ボンディング荷重の増大と略遅れのな
い状態(リアルタイム)で検出することができるように
なっている。
流値の増大を上記ボンディング荷重の増大と略遅れのな
い状態(リアルタイム)で検出することができるように
なっている。
【0046】上記ボール9aが上記半導体チップ3の電
極パッド3aに当接すると、そのことを上記位置検出器
20等からの出力により知ることができるから、上記演
算制御部22は、上記ドライバ19に作動信号を発し、
上記ドライバ19から上記回転モータ15に対して所望
のボンディング荷重を得ることのできる電流値を印加す
る。
極パッド3aに当接すると、そのことを上記位置検出器
20等からの出力により知ることができるから、上記演
算制御部22は、上記ドライバ19に作動信号を発し、
上記ドライバ19から上記回転モータ15に対して所望
のボンディング荷重を得ることのできる電流値を印加す
る。
【0047】なお、この所望のボンディング荷重は、図
3(a)のグラフにおいてFで示され、このボンディン
グ荷重を得ることのできる電流値は、図3(b)のグラ
フにおいてAで示されている。
3(a)のグラフにおいてFで示され、このボンディン
グ荷重を得ることのできる電流値は、図3(b)のグラ
フにおいてAで示されている。
【0048】なお、初期のボンディング荷重は、図3
(a)の最初の山によって示されるように、上記所定の
ボンディング荷重Fを越えて大きく上昇する。これは、
上記ボール9aを上記電極パッド3aに当接させたこと
によって生じる衝撃荷重と、前述したようにフィードバ
ック制御によるモータ電流印加(駆動力)によるもので
ある。
(a)の最初の山によって示されるように、上記所定の
ボンディング荷重Fを越えて大きく上昇する。これは、
上記ボール9aを上記電極パッド3aに当接させたこと
によって生じる衝撃荷重と、前述したようにフィードバ
ック制御によるモータ電流印加(駆動力)によるもので
ある。
【0049】そして、ボンディング荷重の変化は、この
最初の山を越えた後、上記所定のボンディング荷重Fを
中心にして周期振動する。このように、周期振動するの
は、上記ボンディングツール8が上記電極パッド3aに
衝突した際の振動や装置全体に機械的な振動が生じるこ
と等により上記ボンディングツール8が微小振動を生
じ、これに応じてボンディング荷重が変化するからであ
る。
最初の山を越えた後、上記所定のボンディング荷重Fを
中心にして周期振動する。このように、周期振動するの
は、上記ボンディングツール8が上記電極パッド3aに
衝突した際の振動や装置全体に機械的な振動が生じるこ
と等により上記ボンディングツール8が微小振動を生
じ、これに応じてボンディング荷重が変化するからであ
る。
【0050】一方、ボンディング荷重の変化により、制
御部22は、ボンディング荷重を安定させるために上記
回転モータ15に印加する電流値を変化させる。したが
って、上記サンプリングにより得られる電流値は、上記
ボンディング荷重の変動に略比例する。すなわち、この
サンプリング電流値は、図3(b)に示すように、上記
初期の衝撃荷重に対応する部分を除いて、上記所定の電
流値Aを中心にして周期振動を行う。
御部22は、ボンディング荷重を安定させるために上記
回転モータ15に印加する電流値を変化させる。したが
って、上記サンプリングにより得られる電流値は、上記
ボンディング荷重の変動に略比例する。すなわち、この
サンプリング電流値は、図3(b)に示すように、上記
初期の衝撃荷重に対応する部分を除いて、上記所定の電
流値Aを中心にして周期振動を行う。
【0051】そして、このときの振幅Bは回転モータ1
5に加わる負荷の変動幅、すなわち上記ボンディングツ
ールの荷重の変動幅に比例する。また、電流の変動周期
Cは、上記ボンディングツール8の荷重の変動周期に比
例する。
5に加わる負荷の変動幅、すなわち上記ボンディングツ
ールの荷重の変動幅に比例する。また、電流の変動周期
Cは、上記ボンディングツール8の荷重の変動周期に比
例する。
【0052】すなわち、上記サンプリング電流値の振幅
B、変動周期Cおよび振動中心値を見れば、実際のボン
ディング荷重の変動を知ることができる。上記CPU2
6は、これらの値を、上記基準値設定部27で設定され
た基準値と比較することで、ボンディングの評価を行う
ようになっている。
B、変動周期Cおよび振動中心値を見れば、実際のボン
ディング荷重の変動を知ることができる。上記CPU2
6は、これらの値を、上記基準値設定部27で設定され
た基準値と比較することで、ボンディングの評価を行う
ようになっている。
【0053】次に、基準値の設定について説明する。ボ
ンディング条件が変動すると、ボンディングツール8の
挙動が通常の場合と変化するからボンディング荷重にも
変動が生じ、これに応じてサンプリング電流値の波形も
変化する。
ンディング条件が変動すると、ボンディングツール8の
挙動が通常の場合と変化するからボンディング荷重にも
変動が生じ、これに応じてサンプリング電流値の波形も
変化する。
【0054】すなわち、ボンディングツール8の挙動の
変化が大きい場合には、電流値振動の中心となる値が、
上記所定の電流値Aから大きくシフトしたり、上記振動
の振幅Bが非常に大きくなったり周期Cが長くなったり
短くなったりする。
変化が大きい場合には、電流値振動の中心となる値が、
上記所定の電流値Aから大きくシフトしたり、上記振動
の振幅Bが非常に大きくなったり周期Cが長くなったり
短くなったりする。
【0055】このようにボンディングツール8の挙動の
変化が大きい場合には、上記ボール9a(ワイヤ9)と
電極パッド3a、4aとの間で十分な接合強度が得られ
なかったり、接合に時間がかかったり、押圧により潰さ
れたボール9aの形状が規格外となって隣り合う電極パ
ッド3aとの間でショートの問題が生じることが考えら
れる。
変化が大きい場合には、上記ボール9a(ワイヤ9)と
電極パッド3a、4aとの間で十分な接合強度が得られ
なかったり、接合に時間がかかったり、押圧により潰さ
れたボール9aの形状が規格外となって隣り合う電極パ
ッド3aとの間でショートの問題が生じることが考えら
れる。
【0056】このようなことを防止する観点から上記基
準値設定部27では、正常なボンディングを行っている
場合におけるサンプリング電流値の波形に基づいて、正
常なボンディングが行われていることの基準となる振動
中心電流値の許容範囲、振幅の許容範囲および周期の許
容範囲(これらを基準値と称する)を定める。
準値設定部27では、正常なボンディングを行っている
場合におけるサンプリング電流値の波形に基づいて、正
常なボンディングが行われていることの基準となる振動
中心電流値の許容範囲、振幅の許容範囲および周期の許
容範囲(これらを基準値と称する)を定める。
【0057】そして、上記CPU26では、サンプリン
グされた電流値の波形から得られる振動中心電流値、振
幅B、周期Cの各値と、上記基準値とを比較し、上記各
値が上記基準値の範囲外である場合には、ボンディング
不良が生じたものと判断する。
グされた電流値の波形から得られる振動中心電流値、振
幅B、周期Cの各値と、上記基準値とを比較し、上記各
値が上記基準値の範囲外である場合には、ボンディング
不良が生じたものと判断する。
【0058】このCPU26は、上記演算制御部22に
接続されていて、上記ボンディング不良が生じたものと
検出したならば、そのことに基づいて上記演算制御部2
2に命令を発し、上記ボンディング動作を停止させるよ
うにする。
接続されていて、上記ボンディング不良が生じたものと
検出したならば、そのことに基づいて上記演算制御部2
2に命令を発し、上記ボンディング動作を停止させるよ
うにする。
【0059】また、このCPU26は、そのときの上記
サンプリング電流値の波形を記憶し、これを図2に30
で示すモニター等に表示するようにする。作業者は、こ
れを見ることにより、経験により、不良発生要因を理解
することができるから、その不良発生要因を除去する。
例えば、振幅Bが大きすぎる場合には機械の振動が主な
原因であるから、取り付け不良や、部品の経時変化等を
調査する。
サンプリング電流値の波形を記憶し、これを図2に30
で示すモニター等に表示するようにする。作業者は、こ
れを見ることにより、経験により、不良発生要因を理解
することができるから、その不良発生要因を除去する。
例えば、振幅Bが大きすぎる場合には機械の振動が主な
原因であるから、取り付け不良や、部品の経時変化等を
調査する。
【0060】そして、不良要因を除去したならば、再び
装置を作動させ、ワイヤボンディングを継続させるよう
にする。このような構成によれば、以下に説明する効果
を得ることができる。
装置を作動させ、ワイヤボンディングを継続させるよう
にする。このような構成によれば、以下に説明する効果
を得ることができる。
【0061】第1に、接合不良(ボンディング不良)が
発生した場合に、ただちに装置を停止させることがで
き、同様の接合不良が連続して発生することを有効に防
止できる効果がある。
発生した場合に、ただちに装置を停止させることがで
き、同様の接合不良が連続して発生することを有効に防
止できる効果がある。
【0062】すなわち、接合不良が生じる要因として
は、上記プリント基板4を保持しているボンディングス
テージ1が何らかの原因で振動したり、上記プリント基
板4の固定が十分でない場合、また、経時変化による上
記超音波発振器11や超音波ホーン10の「がた」、さ
らに部品交換時の取り付け不良等が挙げられる。そし
て、このような要因により、所望のボンディング荷重
(超音波振動も含む)が接合部に伝えられない場合に上
記接合不良が生じる。
は、上記プリント基板4を保持しているボンディングス
テージ1が何らかの原因で振動したり、上記プリント基
板4の固定が十分でない場合、また、経時変化による上
記超音波発振器11や超音波ホーン10の「がた」、さ
らに部品交換時の取り付け不良等が挙げられる。そし
て、このような要因により、所望のボンディング荷重
(超音波振動も含む)が接合部に伝えられない場合に上
記接合不良が生じる。
【0063】そして、上述した要因がボンディング荷重
に及ぼす影響が大きい場合には、前述したように、押し
潰されたボール9a(9)の形状が規格外となったり接
合強度が低下するということがある。
に及ぼす影響が大きい場合には、前述したように、押し
潰されたボール9a(9)の形状が規格外となったり接
合強度が低下するということがある。
【0064】従来例では、ボンディング状態の評価は所
定個数のワイヤボンディングを行った後の抜取り検査で
行っていたため、作業者が上記接合不良を発見するまで
は、同様の接合不良を有するワイヤボンディングを連続
して行ってしまう可能性があった。また、一時的あるい
は突発的な要因により接合不良が生じた場合には、上記
抜き取り検査では発見できない恐れがあった。
定個数のワイヤボンディングを行った後の抜取り検査で
行っていたため、作業者が上記接合不良を発見するまで
は、同様の接合不良を有するワイヤボンディングを連続
して行ってしまう可能性があった。また、一時的あるい
は突発的な要因により接合不良が生じた場合には、上記
抜き取り検査では発見できない恐れがあった。
【0065】この発明では、上記ボンディング荷重の変
動と、モータ15に印加する電流値の変動が略比例する
ことに鑑み、この電流値をサンプリングすることでボン
ディング荷重をリアルタイムでモニターできるようにし
た。そして、この電流値の波形を基準値と比較すること
により、ボンディング状態を評価するようにしたので、
上記ボンディング不良の発生をただちに検出し、それに
基づいて装置を停止させることができる。このことによ
り同様の不良が続けて発生することを有効に防止するこ
とができる。
動と、モータ15に印加する電流値の変動が略比例する
ことに鑑み、この電流値をサンプリングすることでボン
ディング荷重をリアルタイムでモニターできるようにし
た。そして、この電流値の波形を基準値と比較すること
により、ボンディング状態を評価するようにしたので、
上記ボンディング不良の発生をただちに検出し、それに
基づいて装置を停止させることができる。このことによ
り同様の不良が続けて発生することを有効に防止するこ
とができる。
【0066】また、一時的な要因により接合不良が発生
した場合でも、このような不良を効果的に除去すること
ができる効果がある。第2に、サンプリング電流値の波
形から、経験に基づいて、どのような不良が発生したか
を予想することができるので、上述した不良発生要因を
迅速に排除することができる効果がある。
した場合でも、このような不良を効果的に除去すること
ができる効果がある。第2に、サンプリング電流値の波
形から、経験に基づいて、どのような不良が発生したか
を予想することができるので、上述した不良発生要因を
迅速に排除することができる効果がある。
【0067】すなわち、従来例では、単に上記ワイヤ9
と電極パッド3a、4aとの接合強度を調べていただけ
であったので、詳しく調べなければ不良要因を発見する
ことができず、その不良要因の除去に時間がかかってい
た。
と電極パッド3a、4aとの接合強度を調べていただけ
であったので、詳しく調べなければ不良要因を発見する
ことができず、その不良要因の除去に時間がかかってい
た。
【0068】しかし、この発明では、不良発生時の電流
値の波形を見ることができ、さらに、波形の振動中心
値、振幅、振動周期の3つの値のうちどの値が基準値か
ら外れているかを見ることにより、経験に基づき、不良
要因の見当をつけることができる。このことにより不良
要因の除去を迅速に行うことができる効果がある。
値の波形を見ることができ、さらに、波形の振動中心
値、振幅、振動周期の3つの値のうちどの値が基準値か
ら外れているかを見ることにより、経験に基づき、不良
要因の見当をつけることができる。このことにより不良
要因の除去を迅速に行うことができる効果がある。
【0069】このように、この発明は、上記第1、第2
の効果を有する結果、ワイヤボンディングの歩留まり、
生産性および可動率を向上させることができる。そし
て、一点一点の接合を正確かつ確実に行えるので、近年
の半導体チップの電極パッドの多端子、狭ピッチおよび
微細化の傾向にも有効に対応することができる効果があ
る。
の効果を有する結果、ワイヤボンディングの歩留まり、
生産性および可動率を向上させることができる。そし
て、一点一点の接合を正確かつ確実に行えるので、近年
の半導体チップの電極パッドの多端子、狭ピッチおよび
微細化の傾向にも有効に対応することができる効果があ
る。
【0070】なお、この発明は、上記一実施例に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。例えば、上記一実施例は、ワイヤボン
ディング装置であったが、この装置に限定されるもので
はなく、他の同様の装置、例えば、同様に針状のボンデ
ィングツールを超音波振動させることによって半導体部
品のインナーリードやアウタリードを個別的に接合する
シングルポイントボンディング装置にも適用することが
できる。
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。例えば、上記一実施例は、ワイヤボン
ディング装置であったが、この装置に限定されるもので
はなく、他の同様の装置、例えば、同様に針状のボンデ
ィングツールを超音波振動させることによって半導体部
品のインナーリードやアウタリードを個別的に接合する
シングルポイントボンディング装置にも適用することが
できる。
【0071】また、上記一実施例では、上記ボンディン
グツール8を駆動するために回転モータ15を用いてい
たが、これに限定されるものではなく圧電素子等のアク
チュエータやリニアモータであっても良い。このような
圧電素子であっても、負荷の変動により起電力を生じさ
せるので、上記一実施例と同様の効果を得ることができ
る。
グツール8を駆動するために回転モータ15を用いてい
たが、これに限定されるものではなく圧電素子等のアク
チュエータやリニアモータであっても良い。このような
圧電素子であっても、負荷の変動により起電力を生じさ
せるので、上記一実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、この発明は、駆動回
路からボンディングツールを駆動するアクチュエータ、
駆動モータに流れる電流値がボンディング荷重の変動に
追従することに着目し、この電流値の波形の振動中心
値、振幅および振動周期を基準値と比較することでボン
ディング状態を評価するようにしたものである。
路からボンディングツールを駆動するアクチュエータ、
駆動モータに流れる電流値がボンディング荷重の変動に
追従することに着目し、この電流値の波形の振動中心
値、振幅および振動周期を基準値と比較することでボン
ディング状態を評価するようにしたものである。
【0073】このような構成によれば、ボンディングの
状態をリアルタイムで評価することができ、ボンディン
グ不良が発生した場合には、装置を停止させることで同
様の不良が連続して発生することを有効に防止すること
ができる。
状態をリアルタイムで評価することができ、ボンディン
グ不良が発生した場合には、装置を停止させることで同
様の不良が連続して発生することを有効に防止すること
ができる。
【0074】また、表示手段に表示された比較の結果を
見ることで、不良の原因を類推することができ、不良原
因の除去を迅速に行える。これらのことにより、製品の
歩留まり、品質および生産性を向上させることができる
効果がある。
見ることで、不良の原因を類推することができ、不良原
因の除去を迅速に行える。これらのことにより、製品の
歩留まり、品質および生産性を向上させることができる
効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示す概略斜視図。
【図2】同じく、制御系を示すブロック図。
【図3】同じく、サンプリングした電流値とボンディン
グ荷重との関係を示すグラフ
グ荷重との関係を示すグラフ
8…ボンディングツール(ツール)、11…超音波発振
器(揺動体)、15…駆動モータ(駆動用アクチュエー
タ)、18…制御装置(駆動回路)、19…ドライバ
(駆動回路)、23…電流検出センサ(検出手段)、2
4…評価部(評価手段)。
器(揺動体)、15…駆動モータ(駆動用アクチュエー
タ)、18…制御装置(駆動回路)、19…ドライバ
(駆動回路)、23…電流検出センサ(検出手段)、2
4…評価部(評価手段)。
Claims (5)
- 【請求項1】 ツールを具備し、このツールを駆動する
ことで電極端子の接続を行うボンディング装置におい
て、 上記ツールを駆動する駆動用アクチュエータと、 この駆動用アクチュエータに接続された駆動回路と、 駆動回路から駆動用アクチュエータに流れる電流を検出
する電流検出手段と、 この電流検出手段によって検出された電流値を所定の基
準値と比較することによってボンディングの状態を評価
する評価手段とを具備したことを特徴とするボンディン
グ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のボンディング装置におい
て、 揺動自在に保持され、揺動先端側に上記ツールを保持
し、揺動することで上記ツールを駆動する揺動体を有
し、 前記駆動用アクチュエータは、この揺動体を揺動駆動す
る駆動モータであることを特徴とするボンディング装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載のボンディング装置におい
て、 上記揺動体内には、上記ツールを介して、上記リードや
ワイヤの接合部位に超音波振動を印加する超音波振動印
加手段が設けられていることを特徴とするボンディング
装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のボンディング装置におい
て、 上記評価手段は、電流値の波形の振動中心値、振幅およ
び振動周期を、上記比較に用いるものであることを特徴
とするボンディング装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のボンディング装置におい
て、 上記評価手段は、比較の結果およびボンディング状態の
評価を表示する表示手段を有することを特徴とするボン
ディング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009795A JPH08203955A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | ボンディング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7009795A JPH08203955A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | ボンディング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08203955A true JPH08203955A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11730145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7009795A Pending JPH08203955A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | ボンディング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JPH08203955A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109804461A (zh) * | 2016-10-08 | 2019-05-24 | 华封科技有限公司 | 半导体封装设备及其控制方法和控制装置 |
| WO2024195812A1 (ja) * | 2023-03-22 | 2024-09-26 | 株式会社新川 | ワイヤボンディング装置及び該装置の較正方法 |
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1995
- 1995-01-25 JP JP7009795A patent/JPH08203955A/ja active Pending
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