JPH08204001A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH08204001A JPH08204001A JP928395A JP928395A JPH08204001A JP H08204001 A JPH08204001 A JP H08204001A JP 928395 A JP928395 A JP 928395A JP 928395 A JP928395 A JP 928395A JP H08204001 A JPH08204001 A JP H08204001A
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- film
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 層間絶縁膜のコンタクトホールにプラグが埋
め込まれるタイプの半導体装置の製造方法に関し、プラ
グを形成する際に、プラグロス、トレンチング、あるい
はシームなどの不具合を低減することができ、集積密
度、信頼性、電気抵抗、表面の平坦化などの向上を図る
ことができる半導体装置の製造方法を提供すること。 【構成】 下導電層30の表面に層間絶縁膜32を成膜
し、この層間絶縁膜32にコンタクトホール36を形成
し、このコンタクトホール36に埋め込みプラグ40を
形成し、この埋め込みプラグ40を介して、層間絶縁膜
の上に成膜される上導電層と下導電層30とを接続する
半導体装置の製造方法の改良。層間絶縁膜32の表面
に、窒素を含む酸素透過阻止層38を形成し、その後、
埋め込みプラグ40を形成する。
め込まれるタイプの半導体装置の製造方法に関し、プラ
グを形成する際に、プラグロス、トレンチング、あるい
はシームなどの不具合を低減することができ、集積密
度、信頼性、電気抵抗、表面の平坦化などの向上を図る
ことができる半導体装置の製造方法を提供すること。 【構成】 下導電層30の表面に層間絶縁膜32を成膜
し、この層間絶縁膜32にコンタクトホール36を形成
し、このコンタクトホール36に埋め込みプラグ40を
形成し、この埋め込みプラグ40を介して、層間絶縁膜
の上に成膜される上導電層と下導電層30とを接続する
半導体装置の製造方法の改良。層間絶縁膜32の表面
に、窒素を含む酸素透過阻止層38を形成し、その後、
埋め込みプラグ40を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に係り、さらに詳しくは、層間絶縁膜のコンタクトホー
ルにプラグが埋め込まれるタイプの半導体装置の製造方
法の改良に関する。
に係り、さらに詳しくは、層間絶縁膜のコンタクトホー
ルにプラグが埋め込まれるタイプの半導体装置の製造方
法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置、特にLSI,VLSI,U
LSIなどの集積回路ICの配線構造においては、下導
電層(半導体基板に形成された素子領域、下層配線、電
極なども含む)の上に形成された層間絶縁膜(表面絶縁
層も含む)にコンタクトホールを形成し、このコンタク
トホールを通して、層間絶縁膜の上に成膜された上導電
層(上層配線、電極などを含む)が下導電層に電気的に
コンタクトする多層配線構造が採用されている。
LSIなどの集積回路ICの配線構造においては、下導
電層(半導体基板に形成された素子領域、下層配線、電
極なども含む)の上に形成された層間絶縁膜(表面絶縁
層も含む)にコンタクトホールを形成し、このコンタク
トホールを通して、層間絶縁膜の上に成膜された上導電
層(上層配線、電極などを含む)が下導電層に電気的に
コンタクトする多層配線構造が採用されている。
【0003】このような多層配線構造において、半導体
装置の高速化・高集積化に伴い、そのデザインルールの
縮小化が成され、それに伴い、コンタクトホールの開口
径が微細化している。一方、層間絶縁膜の膜厚は、配線
間容量などの規制により、ある程度以上の膜厚が必要で
ある。
装置の高速化・高集積化に伴い、そのデザインルールの
縮小化が成され、それに伴い、コンタクトホールの開口
径が微細化している。一方、層間絶縁膜の膜厚は、配線
間容量などの規制により、ある程度以上の膜厚が必要で
ある。
【0004】そのため、開口径に対するコンタクトホー
ルの深さの比(アスペクト比)は増大し、それに伴い上
導電層を構成する材料のカバレッジは低下する。たとえ
ば図3に示すように、半導体基板2の表面に、層間絶縁
膜4を成膜し、その層間絶縁膜4にアスペクト比が高い
コンタクトホール6を形成し、そのコンタクトホール6
にアルミニウム配線層10をTi下地層8と共に埋め込
む場合には、アルミニウム配線層10のカバレッジが低
下する。この結果、コンタクト部に於ける接続の信頼性
が低下し、ひいては半導体装置の信頼性が低下する。
ルの深さの比(アスペクト比)は増大し、それに伴い上
導電層を構成する材料のカバレッジは低下する。たとえ
ば図3に示すように、半導体基板2の表面に、層間絶縁
膜4を成膜し、その層間絶縁膜4にアスペクト比が高い
コンタクトホール6を形成し、そのコンタクトホール6
にアルミニウム配線層10をTi下地層8と共に埋め込
む場合には、アルミニウム配線層10のカバレッジが低
下する。この結果、コンタクト部に於ける接続の信頼性
が低下し、ひいては半導体装置の信頼性が低下する。
【0005】そこで、図4に示すように、コンタクトホ
ール6内にタングステンなどの金属材料で構成されたプ
ラグ14を埋め込み、このプラグ14を介して、アルミ
ニウム配線層18と半導体基板2とを接続する方法が開
発されている。この方法は、アスペクト比が高いコンタ
クトホール6における上層配線(アルミニウム配線層)
のカバレッジの補助技術として非常に有用である。な
お、図4中、符号12は、TiとTiNとなどから成る
密着層を示し、符号16は、Tiなどで構成されるバリ
アメタル層を示す。
ール6内にタングステンなどの金属材料で構成されたプ
ラグ14を埋め込み、このプラグ14を介して、アルミ
ニウム配線層18と半導体基板2とを接続する方法が開
発されている。この方法は、アスペクト比が高いコンタ
クトホール6における上層配線(アルミニウム配線層)
のカバレッジの補助技術として非常に有用である。な
お、図4中、符号12は、TiとTiNとなどから成る
密着層を示し、符号16は、Tiなどで構成されるバリ
アメタル層を示す。
【0006】図4に示すプラグ14の製造プロセスを、
図5に基づき説明する。図5(A)に示すように、単結
晶シリコン基板で構成される半導体基板2の表面に、半
導体素子を形成した後、その表面に酸化シリコンなどで
構成される層間絶縁膜4をCVDなどで成膜する。次
に、その層間絶縁膜4に、所定のパターンで、コンタク
トホール6を形成する。次に、図5(B)に示すよう
に、層間絶縁膜4のコンタクトホール6内に入り込むよ
うに、層間絶縁膜4の表面に密着層12をスパッタ法あ
るいはCVDなどで成膜する。密着層12は、TiとT
iNとの積層膜で構成される。
図5に基づき説明する。図5(A)に示すように、単結
晶シリコン基板で構成される半導体基板2の表面に、半
導体素子を形成した後、その表面に酸化シリコンなどで
構成される層間絶縁膜4をCVDなどで成膜する。次
に、その層間絶縁膜4に、所定のパターンで、コンタク
トホール6を形成する。次に、図5(B)に示すよう
に、層間絶縁膜4のコンタクトホール6内に入り込むよ
うに、層間絶縁膜4の表面に密着層12をスパッタ法あ
るいはCVDなどで成膜する。密着層12は、TiとT
iNとの積層膜で構成される。
【0007】次に、図5(C)に示すように、密着層1
2の表面にプラグとなる金属層14aをスパッタ法ある
いはCVD法で成膜する。金属層14aは、タングステ
ンで構成される。その後、RIEなどのドライエッチン
グにより金属層14aの全面をエッチングする。そのエ
ッチングは、層間絶縁膜4の表面を露出させるまで行
う。その結果、コンタクトホール6内にプラグ14が残
る。
2の表面にプラグとなる金属層14aをスパッタ法ある
いはCVD法で成膜する。金属層14aは、タングステ
ンで構成される。その後、RIEなどのドライエッチン
グにより金属層14aの全面をエッチングする。そのエ
ッチングは、層間絶縁膜4の表面を露出させるまで行
う。その結果、コンタクトホール6内にプラグ14が残
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造プロセスでは、金属層14aを全面エッチングする
際に、コンタクトホール内の金属材料もエッチングされ
ることになり、図6に示すように、プラグロス24、ト
レンチング22およびシーム20などが生じる。プラグ
ロス24は、層間絶縁膜4の表面に対するプラグ14の
頂部の凹みであり、トレンチング22は、密着層12の
上縁部に形成されるプラグ頂部に対する凹みであり、シ
ーム20は、プラグ14の頂部の略中央部に形成される
凹みである。
製造プロセスでは、金属層14aを全面エッチングする
際に、コンタクトホール内の金属材料もエッチングされ
ることになり、図6に示すように、プラグロス24、ト
レンチング22およびシーム20などが生じる。プラグ
ロス24は、層間絶縁膜4の表面に対するプラグ14の
頂部の凹みであり、トレンチング22は、密着層12の
上縁部に形成されるプラグ頂部に対する凹みであり、シ
ーム20は、プラグ14の頂部の略中央部に形成される
凹みである。
【0009】プラグ14にプラグロス24が発生した場
合には、図7に示すように、プラグ14の上に成膜され
るアルミニウム配線層などで構成される上層配線層18
に凹み26が形成され、この上に成膜される膜の平坦性
に支障を来す。また、トレンチング22またはシーム2
0に相当する部分に、いわゆる”巣”(空隙部)が発生
するおそれがあった。
合には、図7に示すように、プラグ14の上に成膜され
るアルミニウム配線層などで構成される上層配線層18
に凹み26が形成され、この上に成膜される膜の平坦性
に支障を来す。また、トレンチング22またはシーム2
0に相当する部分に、いわゆる”巣”(空隙部)が発生
するおそれがあった。
【0010】さらに、上層配線層18の上にさらに層間
絶縁膜が積層され、その層間絶縁膜にコンタクトホール
などのパターンを形成する際に、たとえば上層配線層1
8の凹み26の部分の直上にパターンが位置する場合、
アライメントのズレによりハレーションが発生する。こ
れにより上層配線層18以降のコンタクトホールなどの
形状が安定せず、このコンタクトホールに於ける配線材
料のカバレッジが低下する。このことは同時に、半導体
装置の信頼性も低下させることになる。
絶縁膜が積層され、その層間絶縁膜にコンタクトホール
などのパターンを形成する際に、たとえば上層配線層1
8の凹み26の部分の直上にパターンが位置する場合、
アライメントのズレによりハレーションが発生する。こ
れにより上層配線層18以降のコンタクトホールなどの
形状が安定せず、このコンタクトホールに於ける配線材
料のカバレッジが低下する。このことは同時に、半導体
装置の信頼性も低下させることになる。
【0011】そのため、上層配線層18以降の層間絶縁
膜にパターンを形成する場合には、上層配線層18に形
成された凹み26の部分の真上を避けるなどの制限が必
要となる。このことは同時に、上層配線層18以降のパ
ターンの自由度を損なうことになり、半導体装置の集積
度を上げる上で障害となっていた。
膜にパターンを形成する場合には、上層配線層18に形
成された凹み26の部分の真上を避けるなどの制限が必
要となる。このことは同時に、上層配線層18以降のパ
ターンの自由度を損なうことになり、半導体装置の集積
度を上げる上で障害となっていた。
【0012】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、層間絶縁膜のコンタクトホールにプラグが埋め込ま
れるタイプの半導体装置の製造方法に関し、プラグを形
成する際に、プラグロス、トレンチング、あるいはシー
ムなどの不具合を低減することができ、集積密度、信頼
性、電気抵抗、表面の平坦化などの向上を図ることがで
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
れ、層間絶縁膜のコンタクトホールにプラグが埋め込ま
れるタイプの半導体装置の製造方法に関し、プラグを形
成する際に、プラグロス、トレンチング、あるいはシー
ムなどの不具合を低減することができ、集積密度、信頼
性、電気抵抗、表面の平坦化などの向上を図ることがで
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体装置の製造方法は、下導電層の
表面に層間絶縁膜を成膜し、この層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、このコンタクトホールに埋め込みプ
ラグを形成し、この埋め込みプラグを介して、前記層間
絶縁膜の上に成膜される上導電層と下導電層とを接続す
る半導体装置の製造方法であって、前記層間絶縁膜の表
面に、酸素透過阻止層を形成し、その後、前記埋め込み
プラグを形成することを特徴とする。
に、本発明に係る半導体装置の製造方法は、下導電層の
表面に層間絶縁膜を成膜し、この層間絶縁膜にコンタク
トホールを形成し、このコンタクトホールに埋め込みプ
ラグを形成し、この埋め込みプラグを介して、前記層間
絶縁膜の上に成膜される上導電層と下導電層とを接続す
る半導体装置の製造方法であって、前記層間絶縁膜の表
面に、酸素透過阻止層を形成し、その後、前記埋め込み
プラグを形成することを特徴とする。
【0014】前記酸素透過阻止層が窒素リッチな絶縁層
であり、この窒素リッチな絶縁層を、前記層間絶縁膜の
表面を窒素を含むガスを用いてプラズマ処理することに
より形成することが好ましい。前記酸素透過阻止層が窒
素リッチな絶縁層であり、この窒素リッチな絶縁層を、
前記層間絶縁膜の表面に、窒素をイオン注入することに
より形成することもできる。
であり、この窒素リッチな絶縁層を、前記層間絶縁膜の
表面を窒素を含むガスを用いてプラズマ処理することに
より形成することが好ましい。前記酸素透過阻止層が窒
素リッチな絶縁層であり、この窒素リッチな絶縁層を、
前記層間絶縁膜の表面に、窒素をイオン注入することに
より形成することもできる。
【0015】前記酸素透過阻止層は、膜中に窒素を少な
くとも10%以上含むシリコン系絶縁膜で構成すること
が好ましい。前記酸素透過阻止層は、前記層間絶縁膜に
コンタクトホールが形成される前または後に形成され
る。
くとも10%以上含むシリコン系絶縁膜で構成すること
が好ましい。前記酸素透過阻止層は、前記層間絶縁膜に
コンタクトホールが形成される前または後に形成され
る。
【0016】前記酸素透過阻止層が、層間絶縁膜のフォ
トリソグラフィー加工を行う際の反射防止膜としても機
能することが好ましい。前記プラグは、たとえば単層の
タングステンまたはタングステンを含む二種以上の積層
膜で構成される。
トリソグラフィー加工を行う際の反射防止膜としても機
能することが好ましい。前記プラグは、たとえば単層の
タングステンまたはタングステンを含む二種以上の積層
膜で構成される。
【0017】前記タングステンを含む二種以上の積層膜
が、下から順に窒化チタンおよびタングステンの二層
膜、または下から順にチタン、窒化チタンおよびタング
ステンの三層膜であることが好ましい。
が、下から順に窒化チタンおよびタングステンの二層
膜、または下から順にチタン、窒化チタンおよびタング
ステンの三層膜であることが好ましい。
【0018】
【作用】本発明に係る半導体装置の製造方法では、コン
タクトホールが形成される層間絶縁膜の表面に、たとえ
ば膜中に窒素を少なくとも10%以上含むシリコン系絶
縁膜で構成された窒素リッチな酸素透過素子層が形成し
てある。そのため、この層間絶縁膜にコンタクトホール
を形成し、コンタクトホール内に入り込むように、プラ
グとなる導電層を形成し、その導電層を全面エッチバッ
ク加工することによりプラグを形成する際に、層間絶縁
膜の表面からの酸素の放出を抑制することができる。
タクトホールが形成される層間絶縁膜の表面に、たとえ
ば膜中に窒素を少なくとも10%以上含むシリコン系絶
縁膜で構成された窒素リッチな酸素透過素子層が形成し
てある。そのため、この層間絶縁膜にコンタクトホール
を形成し、コンタクトホール内に入り込むように、プラ
グとなる導電層を形成し、その導電層を全面エッチバッ
ク加工することによりプラグを形成する際に、層間絶縁
膜の表面からの酸素の放出を抑制することができる。
【0019】従来では、プラグを形成するためのエッチ
バック加工時に、層間絶縁膜の表面が露出し、この表面
から酸素が供給され、この酸素の影響により、導電層の
エッチングレートが急増する。その結果、プラグロス、
トレンチング、シームなどが発生していた。
バック加工時に、層間絶縁膜の表面が露出し、この表面
から酸素が供給され、この酸素の影響により、導電層の
エッチングレートが急増する。その結果、プラグロス、
トレンチング、シームなどが発生していた。
【0020】本発明では、前述したように、層間絶縁膜
の表面からの酸素の供給が抑止され、酸素の存在による
エッチングレートの急増が抑止され、プラグロス、トレ
ンチング、シームなどの不具合の発生が抑制される。そ
の結果、プラグを通しての上導電層と下導電層との接続
抵抗を低減することができると共に、その信頼性が向上
する。また、プラグロスが少なくなるので、層間絶縁膜
およびプラグの上に成膜される上導電層の表面に凹みな
どが形成されず、表面の平坦性が向上する。表面の平坦
性が向上すれば、上導電層の上に成膜される層間絶縁膜
の平坦性も向上し、これにコンタクトホールなどのパタ
ーンを形成する際に、ハレーションなどを生じることな
く、良好なパターンを形成することができ、ひいては半
導体装置の集積度の向上にも寄与する。
の表面からの酸素の供給が抑止され、酸素の存在による
エッチングレートの急増が抑止され、プラグロス、トレ
ンチング、シームなどの不具合の発生が抑制される。そ
の結果、プラグを通しての上導電層と下導電層との接続
抵抗を低減することができると共に、その信頼性が向上
する。また、プラグロスが少なくなるので、層間絶縁膜
およびプラグの上に成膜される上導電層の表面に凹みな
どが形成されず、表面の平坦性が向上する。表面の平坦
性が向上すれば、上導電層の上に成膜される層間絶縁膜
の平坦性も向上し、これにコンタクトホールなどのパタ
ーンを形成する際に、ハレーションなどを生じることな
く、良好なパターンを形成することができ、ひいては半
導体装置の集積度の向上にも寄与する。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法
を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説明する。図1
(A)〜(D)は本発明の一実施例に係る半導体装置の
製造方法を示す要部断面図、図2(A)〜(D)は本発
明の他の実施例に係る半導体装置の製造方法を示す要部
断面図である。
を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説明する。図1
(A)〜(D)は本発明の一実施例に係る半導体装置の
製造方法を示す要部断面図、図2(A)〜(D)は本発
明の他の実施例に係る半導体装置の製造方法を示す要部
断面図である。
【0022】第1実施例 図1に示す実施例は、半導体基板の表面に形成された不
純物拡散層(下導電層)と、その上に層間絶縁膜を介し
て成膜される上導電層とを、層間絶縁膜に形成されたコ
ンタクトホール内のプラグを通して電気的に導通させる
配線構造を有する半導体装置の製造方法である。この実
施例では、プラグを構成する金属材料が、層間絶縁膜側
(下側)からTi(チタン)、TiN(窒化チタン)、
W(タングステン)の三層膜構造を有している。ただ
し、以下の実施例では、TiとTiNとの積層膜を、密
着層38と称し、Wをプラグと称する。なお、プラグを
構成する金属材料としては、TiNとWとの二層膜構
造、また、TiNの代わりにチタンシリサイド、チタン
タングステン、窒化酸化チタン、スパッタ成膜によるチ
タンなどを用いることができる。
純物拡散層(下導電層)と、その上に層間絶縁膜を介し
て成膜される上導電層とを、層間絶縁膜に形成されたコ
ンタクトホール内のプラグを通して電気的に導通させる
配線構造を有する半導体装置の製造方法である。この実
施例では、プラグを構成する金属材料が、層間絶縁膜側
(下側)からTi(チタン)、TiN(窒化チタン)、
W(タングステン)の三層膜構造を有している。ただ
し、以下の実施例では、TiとTiNとの積層膜を、密
着層38と称し、Wをプラグと称する。なお、プラグを
構成する金属材料としては、TiNとWとの二層膜構
造、また、TiNの代わりにチタンシリサイド、チタン
タングステン、窒化酸化チタン、スパッタ成膜によるチ
タンなどを用いることができる。
【0023】図1に示す実施例では、同図(A)に示す
ように、単結晶シリコン基板などで構成された半導体基
板30の表面に、MOSトランジスタなどの素子を作り
込んだ後、層間絶縁膜32を成膜する。層間絶縁膜32
は、たとえば酸化シリコンなどで構成され、CVD法な
どにより成膜される。
ように、単結晶シリコン基板などで構成された半導体基
板30の表面に、MOSトランジスタなどの素子を作り
込んだ後、層間絶縁膜32を成膜する。層間絶縁膜32
は、たとえば酸化シリコンなどで構成され、CVD法な
どにより成膜される。
【0024】次に、本実施例では、層間絶縁膜32の表
面を、アンモニアガスを用いたプラズマ処理を行い、絶
縁膜32の表面を窒化することにより、絶縁膜32の表
面に窒素リッチな絶縁膜で構成される酸素透過阻止層3
4を形成する。この窒素リッチな酸素透過阻止層34を
形成するためのプラズマ処理は、平行平板型RIE装置
を用い、たとえば基板温度を650°Cとし、プロセス
ガスとして、NH3 、N2 を、それぞれ80sccm、
2000sccmの流量で供給し、高周波(RF)パワ
ー500W、圧力650Paの条件で30秒行う。
面を、アンモニアガスを用いたプラズマ処理を行い、絶
縁膜32の表面を窒化することにより、絶縁膜32の表
面に窒素リッチな絶縁膜で構成される酸素透過阻止層3
4を形成する。この窒素リッチな酸素透過阻止層34を
形成するためのプラズマ処理は、平行平板型RIE装置
を用い、たとえば基板温度を650°Cとし、プロセス
ガスとして、NH3 、N2 を、それぞれ80sccm、
2000sccmの流量で供給し、高周波(RF)パワ
ー500W、圧力650Paの条件で30秒行う。
【0025】このようにして表面窒化した層間絶縁膜3
2に、レジストを塗布し、パターニングを行った後、図
1(B)に示すように、異方性エッチングによりコンタ
クトホール36を形成する。このコンタクトホール36
を形成するためのドライエッチングは、たとえばエッチ
ングガスとしてCF4 、CHF3 、Arを、それぞれ4
sccm、25sccm、80sccmの流量で供給
し、高周波(RF)パワー400W、磁束6mT、圧力
17Paの条件で、反応性イオンエッチングにより行
う。
2に、レジストを塗布し、パターニングを行った後、図
1(B)に示すように、異方性エッチングによりコンタ
クトホール36を形成する。このコンタクトホール36
を形成するためのドライエッチングは、たとえばエッチ
ングガスとしてCF4 、CHF3 、Arを、それぞれ4
sccm、25sccm、80sccmの流量で供給
し、高周波(RF)パワー400W、磁束6mT、圧力
17Paの条件で、反応性イオンエッチングにより行
う。
【0026】次に、図1(C)に示すように、このコン
タクトホール36内に入り込むように、層間絶縁膜32
の表面に、プラグのための密着層38を成膜する。密着
層38は、たとえばチタン(Ti)と窒化チタン(Ti
N)との積層膜(Ti/TiN)で構成される。この密
着層36をTi/TiNで構成するには、まず、Ti膜
を成膜する。Ti膜は、たとえば基板温度200°Cと
し、Arを100sccmで供給し、圧力0.5Pa、
スパッタリングパワーDC2kWの条件のスパッタリン
グにより膜厚60nmで成膜される。次に、このTi膜
の上に、TiN膜を、たとえば基板温度200°Cと
し、N2 を100sccmで供給し、圧力1Pa、スパ
ッタリングパワーDC6kWのスパッタリングにより膜
厚70nmで成膜する。
タクトホール36内に入り込むように、層間絶縁膜32
の表面に、プラグのための密着層38を成膜する。密着
層38は、たとえばチタン(Ti)と窒化チタン(Ti
N)との積層膜(Ti/TiN)で構成される。この密
着層36をTi/TiNで構成するには、まず、Ti膜
を成膜する。Ti膜は、たとえば基板温度200°Cと
し、Arを100sccmで供給し、圧力0.5Pa、
スパッタリングパワーDC2kWの条件のスパッタリン
グにより膜厚60nmで成膜される。次に、このTi膜
の上に、TiN膜を、たとえば基板温度200°Cと
し、N2 を100sccmで供給し、圧力1Pa、スパ
ッタリングパワーDC6kWのスパッタリングにより膜
厚70nmで成膜する。
【0027】次に、この密着層38を成膜した後の半導
体基板30を、基板温度650°C、加熱時間30秒の
条件で、RTA(Rapid Thermal Anneal)処理する。次
に、この密着層38の上に、プラグとなる導電層40a
を成膜する。この導電層40aは、タングステンなどの
金属で構成される。タングステンから成る導電層40a
を成膜するには、たとえば基板温度を420°Cとし、
WF6 、H2、Arを、それぞれ40sccm、400
sccm、2250sccmで供給し、圧力10.66
kPaのCVDにより膜厚600nmに成膜する。
体基板30を、基板温度650°C、加熱時間30秒の
条件で、RTA(Rapid Thermal Anneal)処理する。次
に、この密着層38の上に、プラグとなる導電層40a
を成膜する。この導電層40aは、タングステンなどの
金属で構成される。タングステンから成る導電層40a
を成膜するには、たとえば基板温度を420°Cとし、
WF6 、H2、Arを、それぞれ40sccm、400
sccm、2250sccmで供給し、圧力10.66
kPaのCVDにより膜厚600nmに成膜する。
【0028】このようにしてコンタクトホール36を埋
め込むように、導電層40aを成膜した後、この導電層
40aを異方性エッチングによる全面エッチバック処理
を行い、図1(D)に示すように、コンタクトホール3
6内にプラグ40を残す。このプラグ40は、プラズマ
発生源と半導体装置に向かうイオンエネルギーとを制御
するドライエッチング装置により、第1から第3までの
エッチングを連続的に行うことにより形成する。
め込むように、導電層40aを成膜した後、この導電層
40aを異方性エッチングによる全面エッチバック処理
を行い、図1(D)に示すように、コンタクトホール3
6内にプラグ40を残す。このプラグ40は、プラズマ
発生源と半導体装置に向かうイオンエネルギーとを制御
するドライエッチング装置により、第1から第3までの
エッチングを連続的に行うことにより形成する。
【0029】まず、第1のエッチングにより、残り膜厚
が200nmになるまで、たとえばタングステンで構成
される導電層40aを全面的にエッチングする。このタ
ングステン膜を除去するためのエッチングは、たとえば
エッチングガスとして、SF 6 、Arを、それぞれ11
0sccm、90sccmで供給し、高周波(RF)パ
ワー275W、圧力46.55kPaのRIE(反応性
イオンエッチング)により行う。このエッチング時に
は、クリーニングガスとしてHeを、たとえば5scc
mで、半導体基板の裏面より供給する。
が200nmになるまで、たとえばタングステンで構成
される導電層40aを全面的にエッチングする。このタ
ングステン膜を除去するためのエッチングは、たとえば
エッチングガスとして、SF 6 、Arを、それぞれ11
0sccm、90sccmで供給し、高周波(RF)パ
ワー275W、圧力46.55kPaのRIE(反応性
イオンエッチング)により行う。このエッチング時に
は、クリーニングガスとしてHeを、たとえば5scc
mで、半導体基板の裏面より供給する。
【0030】次に、第2のエッチングにより、タングス
テン膜を、密着層38のTiN膜との界面まで全面的に
エッチングする。このタングステン膜のエッチングは、
たとえばエッチングガスとして、SF6 、Arを、それ
ぞれ40sccm、20sccmで供給し、RFパワー
100W、圧力30kPaの条件のRIEにより行う。
このエッチング時には、クリーニングガスとして、He
を、たとえば10sccmで、半導体基板の裏面より供
給する。
テン膜を、密着層38のTiN膜との界面まで全面的に
エッチングする。このタングステン膜のエッチングは、
たとえばエッチングガスとして、SF6 、Arを、それ
ぞれ40sccm、20sccmで供給し、RFパワー
100W、圧力30kPaの条件のRIEにより行う。
このエッチング時には、クリーニングガスとして、He
を、たとえば10sccmで、半導体基板の裏面より供
給する。
【0031】次に、第3のエッチングにより、密着層3
8を構成するTiN膜、Ti膜を、層間絶縁膜32との
界面まで全面的にエッチングする。この密着層38を除
去するためのエッチングは、たとえばエッチングガスと
して、Cl2 、Arを、それぞれ5sccm、75sc
cmで供給し、RFパワー250W、圧力7kPaで、
スパッタエッチングが支配的なドライエッチングにより
行う。この第3のエッチングを実施している際に、図1
(D)に示すように、層間絶縁膜34の表面が露出す
る。
8を構成するTiN膜、Ti膜を、層間絶縁膜32との
界面まで全面的にエッチングする。この密着層38を除
去するためのエッチングは、たとえばエッチングガスと
して、Cl2 、Arを、それぞれ5sccm、75sc
cmで供給し、RFパワー250W、圧力7kPaで、
スパッタエッチングが支配的なドライエッチングにより
行う。この第3のエッチングを実施している際に、図1
(D)に示すように、層間絶縁膜34の表面が露出す
る。
【0032】従来では、層間絶縁膜の表面が露出し、こ
の表面から酸素が供給され、この酸素の影響により、導
電層のエッチングレートが急増する。その結果、プラグ
ロス、トレンチング、シームなどが発生していた。本実
施例では、層間絶縁膜32の表面に形成された酸素透過
阻止層34の存在により、層間絶縁膜32の表面からの
酸素の供給が抑止され、酸素の存在によるタングステ
ン、TiまたはTiNのエッチングレートの急増が抑止
され、プラグロス、トレンチング、シームなどの不具合
の発生が抑制される。その結果、プラグを通しての上導
電層と下導電層(本実施例の場合、不純物拡散層)との
接続抵抗を低減することができると共に、その信頼性が
向上する。また、プラグロスが少なくなるので、層間絶
縁膜34およびプラグ40の上に成膜される上導電層の
表面に凹みなどが形成されず、表面の平坦性が向上す
る。表面の平坦性が向上すれば、上導電層の上に成膜さ
れる層間絶縁膜の平坦性も向上し、これにコンタクトホ
ールなどのパターンを形成する際に、ハレーションなど
を生じることなく、良好なパターンを形成することがで
き、ひいては半導体装置の集積度の向上にも寄与する。
の表面から酸素が供給され、この酸素の影響により、導
電層のエッチングレートが急増する。その結果、プラグ
ロス、トレンチング、シームなどが発生していた。本実
施例では、層間絶縁膜32の表面に形成された酸素透過
阻止層34の存在により、層間絶縁膜32の表面からの
酸素の供給が抑止され、酸素の存在によるタングステ
ン、TiまたはTiNのエッチングレートの急増が抑止
され、プラグロス、トレンチング、シームなどの不具合
の発生が抑制される。その結果、プラグを通しての上導
電層と下導電層(本実施例の場合、不純物拡散層)との
接続抵抗を低減することができると共に、その信頼性が
向上する。また、プラグロスが少なくなるので、層間絶
縁膜34およびプラグ40の上に成膜される上導電層の
表面に凹みなどが形成されず、表面の平坦性が向上す
る。表面の平坦性が向上すれば、上導電層の上に成膜さ
れる層間絶縁膜の平坦性も向上し、これにコンタクトホ
ールなどのパターンを形成する際に、ハレーションなど
を生じることなく、良好なパターンを形成することがで
き、ひいては半導体装置の集積度の向上にも寄与する。
【0033】前記第1実施例の変形として、図1(A)
に示す酸素透過阻止層34を、層間絶縁膜32の表面に
対する窒素のイオン注入法により形成することもでき
る。その際のイオン注入条件としては、特に限定されな
いが、注入すべき不純物として、窒素を用い、好ましく
は10〜20KeV、ドーズ量1.0×1015〜1.0
×1016/cm2 の条件である。
に示す酸素透過阻止層34を、層間絶縁膜32の表面に
対する窒素のイオン注入法により形成することもでき
る。その際のイオン注入条件としては、特に限定されな
いが、注入すべき不純物として、窒素を用い、好ましく
は10〜20KeV、ドーズ量1.0×1015〜1.0
×1016/cm2 の条件である。
【0034】また、そのイオン注入は、図1(B)に示
すように、コンタクトホール36の形成後であってもよ
く、その場合には、斜めイオン注入により窒素のイオン
注入を行うことが好ましい。斜めイオン注入を行うこと
により、窒素リッチな酸素透過阻止層34が表面部分の
みでなく、コンタクトホール36の側壁部分35にも形
成され、しかも半導体基板30の表面にイオン注入され
ないからである。側壁部分35にも酸素透過阻止層34
が形成されることにより、その部分からの酸素の供給も
抑制され、さらに好ましい。
すように、コンタクトホール36の形成後であってもよ
く、その場合には、斜めイオン注入により窒素のイオン
注入を行うことが好ましい。斜めイオン注入を行うこと
により、窒素リッチな酸素透過阻止層34が表面部分の
みでなく、コンタクトホール36の側壁部分35にも形
成され、しかも半導体基板30の表面にイオン注入され
ないからである。側壁部分35にも酸素透過阻止層34
が形成されることにより、その部分からの酸素の供給も
抑制され、さらに好ましい。
【0035】第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。この第2
実施例は、前記第1実施例に比較し、図2(A)に示す
工程が相違するのみであり、その他の構成は、前記第1
実施例と同様なので、共通する部分の説明は一部省略す
る。
実施例は、前記第1実施例に比較し、図2(A)に示す
工程が相違するのみであり、その他の構成は、前記第1
実施例と同様なので、共通する部分の説明は一部省略す
る。
【0036】本実施例では、半導体基板30の表面に形
成されたMOSトランジスタなどの素子領域の上に、酸
化シリコン膜などで構成される層間絶縁膜32を成膜し
た後、その表面に、膜中に窒素を少なくとも10%以上
含む窒素リッチな絶縁膜、たとえば窒酸化シリコン(S
ix Oy Nz )膜などで構成される酸素透過阻止膜42
を全面に成膜する。
成されたMOSトランジスタなどの素子領域の上に、酸
化シリコン膜などで構成される層間絶縁膜32を成膜し
た後、その表面に、膜中に窒素を少なくとも10%以上
含む窒素リッチな絶縁膜、たとえば窒酸化シリコン(S
ix Oy Nz )膜などで構成される酸素透過阻止膜42
を全面に成膜する。
【0037】この酸素透過阻止膜42を構成する窒酸化
シリコン膜は、平行平板型プラズマCVD装置を用い、
たとえば基板温度を360°Cとし、SiH4 、N2 O
を、それぞれ50sccm、25sccmの流量で供給
し、高周波(RF)パワー190W、圧力325Paの
条件で、膜厚20nm程度に成膜する。この条件によ
り、膜中に窒素を少なくとも10%以上含むSix Oy
Nz 膜を成膜することができる。
シリコン膜は、平行平板型プラズマCVD装置を用い、
たとえば基板温度を360°Cとし、SiH4 、N2 O
を、それぞれ50sccm、25sccmの流量で供給
し、高周波(RF)パワー190W、圧力325Paの
条件で、膜厚20nm程度に成膜する。この条件によ
り、膜中に窒素を少なくとも10%以上含むSix Oy
Nz 膜を成膜することができる。
【0038】このようにして、層間絶縁膜32の表面
に、酸素透過阻止膜42を成膜した後、図2(B)に示
すように、コンタクトホール36を形成し、それ以降
は、図2(C),(D)に示すように、図1に示す実施
例と同様なプロセスでプラグ40を形成する。
に、酸素透過阻止膜42を成膜した後、図2(B)に示
すように、コンタクトホール36を形成し、それ以降
は、図2(C),(D)に示すように、図1に示す実施
例と同様なプロセスでプラグ40を形成する。
【0039】本実施例においても、前記第1実施例と同
様に、層間絶縁膜32の表面に形成された酸素透過阻止
膜42の存在により、層間絶縁膜32の表面からの酸素
の供給が抑止され、酸素の存在によるタングステン、T
iまたはTiNのエッチングレートの急増が抑止され、
プラグロス、トレンチング、シームなどの不具合の発生
が抑制される。その結果、プラグを通しての上導電層と
下導電層(本実施例の場合、不純物拡散層)との接続抵
抗を低減することができると共に、その信頼性が向上す
る。また、プラグロスが少なくなるので、層間絶縁膜3
4およびプラグ40の上に成膜される上導電層の表面に
凹みなどが形成されず、表面の平坦性が向上する。表面
の平坦性が向上すれば、上導電層の上に成膜される層間
絶縁膜の平坦性も向上し、これにコンタクトホールなど
のパターンを形成する際に、ハレーションなどを生じる
ことなく、良好なパターンを形成することができ、ひい
ては半導体装置の集積度の向上にも寄与する。
様に、層間絶縁膜32の表面に形成された酸素透過阻止
膜42の存在により、層間絶縁膜32の表面からの酸素
の供給が抑止され、酸素の存在によるタングステン、T
iまたはTiNのエッチングレートの急増が抑止され、
プラグロス、トレンチング、シームなどの不具合の発生
が抑制される。その結果、プラグを通しての上導電層と
下導電層(本実施例の場合、不純物拡散層)との接続抵
抗を低減することができると共に、その信頼性が向上す
る。また、プラグロスが少なくなるので、層間絶縁膜3
4およびプラグ40の上に成膜される上導電層の表面に
凹みなどが形成されず、表面の平坦性が向上する。表面
の平坦性が向上すれば、上導電層の上に成膜される層間
絶縁膜の平坦性も向上し、これにコンタクトホールなど
のパターンを形成する際に、ハレーションなどを生じる
ことなく、良好なパターンを形成することができ、ひい
ては半導体装置の集積度の向上にも寄与する。
【0040】前記第2実施例の変形として、酸化透過阻
止膜42を、層間絶縁膜32にコンタクトホールなどの
パターン加工を行うためのフォトリソグラフィー加工時
の反射防止膜を兼ねるSix Oy Nz 膜、Six Ny で
構成し、その膜厚および光学定数を、下地膜の種類に応
じて、レジスト膜中の定在波効果を最少にするように決
定しても良い。反射防止膜は、たとえば、SiX OY N
Z あるいはSiX NYで構成され、SiH4 、N2 O、
N2 、NH3 等を用いて、たとえばCVD法または反応
性スパッタ法、または、ECRプラズマCVDあるいは
バイアスECRプラズマCVDなどのプラズマCVD法
により成膜される。
止膜42を、層間絶縁膜32にコンタクトホールなどの
パターン加工を行うためのフォトリソグラフィー加工時
の反射防止膜を兼ねるSix Oy Nz 膜、Six Ny で
構成し、その膜厚および光学定数を、下地膜の種類に応
じて、レジスト膜中の定在波効果を最少にするように決
定しても良い。反射防止膜は、たとえば、SiX OY N
Z あるいはSiX NYで構成され、SiH4 、N2 O、
N2 、NH3 等を用いて、たとえばCVD法または反応
性スパッタ法、または、ECRプラズマCVDあるいは
バイアスECRプラズマCVDなどのプラズマCVD法
により成膜される。
【0041】これらの反射防止膜は、窒素を含んでいる
ことから、本発明での酸素透過阻止膜としても用いるこ
とができる。特に、Six Oy Nz は、成膜条件(特に
SiH4 の流量比)を変えることにより、波長248n
mあるいはその他の波長においての光学定数のn(屈折
率の実数部)、k(屈折率の虚部)を大きく変化させる
ことができる。このため、下地膜の種類に応じて光学定
数および膜厚を変化させることで、最適な反射防止膜と
して好ましく用いることができる。
ことから、本発明での酸素透過阻止膜としても用いるこ
とができる。特に、Six Oy Nz は、成膜条件(特に
SiH4 の流量比)を変えることにより、波長248n
mあるいはその他の波長においての光学定数のn(屈折
率の実数部)、k(屈折率の虚部)を大きく変化させる
ことができる。このため、下地膜の種類に応じて光学定
数および膜厚を変化させることで、最適な反射防止膜と
して好ましく用いることができる。
【0042】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、層間絶縁膜の表面に酸素透過阻止層が形成してある
ことから、この層間絶縁膜のコンタクトホールにプラグ
を形成する際に、層間絶縁膜の表面からの酸素の供給が
抑止され、酸素の存在によるエッチングレートの急増が
抑止され、プラグロス、トレンチング、シームなどの不
具合の発生が抑制される。その結果、プラグを通しての
上導電層と下導電層との接続抵抗を低減することができ
ると共に、その信頼性が向上する。また、プラグロスが
少なくなるので、層間絶縁膜およびプラグの上に成膜さ
れる上導電層の表面に凹みなどが形成されず、表面の平
坦性が向上する。表面の平坦性が向上すれば、上導電層
の上に成膜される層間絶縁膜の平坦性も向上し、これに
コンタクトホールなどのパターンを形成する際に、ハレ
ーションなどを生じることなく、良好なパターンを形成
することができ、ひいては半導体装置の集積度の向上に
も寄与する。
ば、層間絶縁膜の表面に酸素透過阻止層が形成してある
ことから、この層間絶縁膜のコンタクトホールにプラグ
を形成する際に、層間絶縁膜の表面からの酸素の供給が
抑止され、酸素の存在によるエッチングレートの急増が
抑止され、プラグロス、トレンチング、シームなどの不
具合の発生が抑制される。その結果、プラグを通しての
上導電層と下導電層との接続抵抗を低減することができ
ると共に、その信頼性が向上する。また、プラグロスが
少なくなるので、層間絶縁膜およびプラグの上に成膜さ
れる上導電層の表面に凹みなどが形成されず、表面の平
坦性が向上する。表面の平坦性が向上すれば、上導電層
の上に成膜される層間絶縁膜の平坦性も向上し、これに
コンタクトホールなどのパターンを形成する際に、ハレ
ーションなどを生じることなく、良好なパターンを形成
することができ、ひいては半導体装置の集積度の向上に
も寄与する。
【図1】図1(A)〜(D)は本発明の一実施例に係る
半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。
半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図2】図2(A)〜(D)は本発明の他の実施例に係
る半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。
る半導体装置の製造方法を示す要部断面図である。
【図3】図3はカバレッジが悪い例を示すコンタクトホ
ール部分の要部断面図である。
ール部分の要部断面図である。
【図4】図4はプラグを用いたコンタクトホール部分を
示す要部断面図である。
示す要部断面図である。
【図5】図5(A)〜(D)は従来例に係るプラグの形
成プロセスを示す要部断面図である。
成プロセスを示す要部断面図である。
【図6】図6はプラグの問題点を示す要部断面図であ
る。
る。
【図7】図7はプラグの問題点を示す要部断面図であ
る。
る。
30… 半導体基板 32… 層間絶縁膜 34… 酸素透過阻止層 36… コンタクトホール 38… 密着層 40… プラグ 40a… プラグ形成用導電層 42… 酸素透過阻止膜
Claims (8)
- 【請求項1】 下導電層の表面に層間絶縁膜を成膜し、
この層間絶縁膜にコンタクトホールを形成し、このコン
タクトホールに埋め込みプラグを形成し、この埋め込み
プラグを介して、前記層間絶縁膜の上に成膜される上導
電層と下導電層とを接続する半導体装置の製造方法であ
って、前記層間絶縁膜の表面に、酸素透過阻止層を形成
し、その後、前記埋め込みプラグを形成することを特徴
とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記酸素透過阻止層が窒素リッチな絶縁
層であり、この窒素リッチな絶縁層が、前記層間絶縁膜
の表面を、窒素を含むガスを用いたプラズマ処理するこ
とにより形成される請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項3】 前記酸素祖透過阻止層が窒素リッチな絶
縁層であり、この窒素リッチな絶縁層が、前記層間絶縁
膜の表面に、窒素をイオン注入することにより形成され
る請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記酸素透過阻止層は、膜中に窒素を少
なくとも10%以上含むシリコン系絶縁膜で構成する請
求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記酸素透過阻止層は、前記層間絶縁膜
にコンタクトホールが形成される前または後に形成され
る請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項6】 前記酸素透過阻止層が、前記層間絶縁膜
のフォトリソグラフィー加工を行う際の反射防止膜とし
ても機能する請求項1〜5のいずれかに記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項7】 前記プラグが、単層のタングステンまた
はタングステンを含む二種以上の積層膜で構成される請
求項1〜6に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 前記タングステンを含む二種以上の積層
膜が、下から順に窒化チタンおよびタングステンの二層
膜、または下から順にチタン、窒化チタンおよびタング
ステンの三層膜である請求項7に記載の半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP928395A JPH08204001A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP928395A JPH08204001A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08204001A true JPH08204001A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11716156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP928395A Pending JPH08204001A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08204001A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183919A (ja) * | 2003-12-23 | 2005-07-07 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体素子の製造方法 |
| JP2011009636A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Oki Semiconductor Co Ltd | ビアホールの形成方法 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP928395A patent/JPH08204001A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183919A (ja) * | 2003-12-23 | 2005-07-07 | Hynix Semiconductor Inc | 半導体素子の製造方法 |
| JP2011009636A (ja) * | 2009-06-29 | 2011-01-13 | Oki Semiconductor Co Ltd | ビアホールの形成方法 |
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