JPH08204244A - 超伝導装置 - Google Patents
超伝導装置Info
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- JPH08204244A JPH08204244A JP7010599A JP1059995A JPH08204244A JP H08204244 A JPH08204244 A JP H08204244A JP 7010599 A JP7010599 A JP 7010599A JP 1059995 A JP1059995 A JP 1059995A JP H08204244 A JPH08204244 A JP H08204244A
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/20—Bump connectors, e.g. solder bumps or copper pillars; Dummy bumps; Thermal bumps
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10W—GENERIC PACKAGES, INTERCONNECTIONS, CONNECTORS OR OTHER CONSTRUCTIONAL DETAILS OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/071—Connecting or disconnecting
- H10W72/072—Connecting or disconnecting of bump connectors
- H10W72/07251—Connecting or disconnecting of bump connectors characterised by changes in properties of the bump connectors during connecting
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- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】超伝導集積回路のNb電極と基板配線をワイヤ
レスボンディング法により超伝導コンタクトを維持しな
がら接続した超伝導装置において、過酷な温度サイクル
の環境に晒された場合の接続部における経時劣化を従来
よりも小さいものとし、極めて信頼性の高い超伝導装置
を提供する。 【構成】Nb電極面Aと基板配線面Bとの間に連続して
形成された超伝導性を有するPb合金5aと、前記両面
A,Bに接続して形成された接合用バンプ5bからなる
接続部材5によってNb電極面Aと基板配線面Bとを接
続したので、接合用バンプ5bとNb電極2,Pb合金
5a,基板配線4との接合力が夫々向上し、経時劣化の
弱点であるNb電極面Aにおいて、接合用バンプ5bが
接続部材5の補強材としての役目を果す。
レスボンディング法により超伝導コンタクトを維持しな
がら接続した超伝導装置において、過酷な温度サイクル
の環境に晒された場合の接続部における経時劣化を従来
よりも小さいものとし、極めて信頼性の高い超伝導装置
を提供する。 【構成】Nb電極面Aと基板配線面Bとの間に連続して
形成された超伝導性を有するPb合金5aと、前記両面
A,Bに接続して形成された接合用バンプ5bからなる
接続部材5によってNb電極面Aと基板配線面Bとを接
続したので、接合用バンプ5bとNb電極2,Pb合金
5a,基板配線4との接合力が夫々向上し、経時劣化の
弱点であるNb電極面Aにおいて、接合用バンプ5bが
接続部材5の補強材としての役目を果す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超伝導装置に関し、詳し
くはワイヤレスボンディング法、特にフリップチップボ
ンディング法又はテープキャリアボンディング法によ
り、超伝導集積回路のNb電極と、基板上の配線とを接
続する場合、超伝導接続を維持しながら接続部の信頼性
を向上させた超伝導装置に関する。
くはワイヤレスボンディング法、特にフリップチップボ
ンディング法又はテープキャリアボンディング法によ
り、超伝導集積回路のNb電極と、基板上の配線とを接
続する場合、超伝導接続を維持しながら接続部の信頼性
を向上させた超伝導装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、超伝導装置における超伝導集
積回路の電極と、基板上の配線(基板配線)とを、超伝
導性を有するバンプ材料を用いてワイヤレスボンディン
グ法により接続する方式が知られている。ここで、超伝
導集積回路の電極をNb層で形成することは、形成プロ
セスが容易であることから好まれている。さらに前記超
伝導集積回路のNb電極と基板配線とを接続する場合、
超伝導コンタクトを維持するために、超伝導集積回路の
Nb電極の上面にAu,Pd等の薄膜を形成して使用さ
れている。
積回路の電極と、基板上の配線(基板配線)とを、超伝
導性を有するバンプ材料を用いてワイヤレスボンディン
グ法により接続する方式が知られている。ここで、超伝
導集積回路の電極をNb層で形成することは、形成プロ
セスが容易であることから好まれている。さらに前記超
伝導集積回路のNb電極と基板配線とを接続する場合、
超伝導コンタクトを維持するために、超伝導集積回路の
Nb電極の上面にAu,Pd等の薄膜を形成して使用さ
れている。
【0003】またこの様な超伝導装置は、超伝導性を発
現させるための極低温から常温までの過酷な温度サイク
ル(4.2K〜273K)の環境に晒されるため、接続
部の信頼性が特に重要である。このため本願発明者等
は、超伝導集積回路のNb電極上に所定厚さのAu極薄
膜やPd極薄膜を形成することによって接合強度を向上
させ、信頼性の高い超伝導装置を提供することを先に提
案した(特開平3−12941号(特公平6−5686
0号)、特開平5−102538号)。しかし乍ら近
年、極低温から常温までの過酷な温度サイクルの環境に
晒されても、接続部における信頼性がさらに優れた超伝
導装置、すなわち、接続部における経時劣化が極めて小
さい超伝導装置が求められている。
現させるための極低温から常温までの過酷な温度サイク
ル(4.2K〜273K)の環境に晒されるため、接続
部の信頼性が特に重要である。このため本願発明者等
は、超伝導集積回路のNb電極上に所定厚さのAu極薄
膜やPd極薄膜を形成することによって接合強度を向上
させ、信頼性の高い超伝導装置を提供することを先に提
案した(特開平3−12941号(特公平6−5686
0号)、特開平5−102538号)。しかし乍ら近
年、極低温から常温までの過酷な温度サイクルの環境に
晒されても、接続部における信頼性がさらに優れた超伝
導装置、すなわち、接続部における経時劣化が極めて小
さい超伝導装置が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、超伝導集積回路のNb電極
と、基板上の配線とを、超伝導性を有する接続材料(バ
ンプ材料)を用いてワイヤレスボンディング法により、
超伝導コンタクトを維持しながら接続した超伝導装置に
おいて、過酷な温度サイクルの環境に晒された場合に、
単に極薄膜形成によって超伝導コンタクトの維持に対応
する手段に比べ、接続部の信頼性の面でさらに優れた超
伝導装置、言い換えれば、接続部における経時劣化が極
めて小さい超伝導装置を提供せんとするものである。
に鑑みてなされたもので、超伝導集積回路のNb電極
と、基板上の配線とを、超伝導性を有する接続材料(バ
ンプ材料)を用いてワイヤレスボンディング法により、
超伝導コンタクトを維持しながら接続した超伝導装置に
おいて、過酷な温度サイクルの環境に晒された場合に、
単に極薄膜形成によって超伝導コンタクトの維持に対応
する手段に比べ、接続部の信頼性の面でさらに優れた超
伝導装置、言い換えれば、接続部における経時劣化が極
めて小さい超伝導装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明の超伝導装置は、請求項1においては、超
伝導集積回路のNb電極面と、基板上の配線面(基板配
線面)とを接続する接続部材が、前記Nb電極面と基板
配線面との間に連続して形成された超伝導性を有するP
b合金と、少なくとも前記Nb電極面に接続して形成さ
れた接合用バンプからなることを特徴とする。該請求項
1においては、上記Pb合金及び接合用バンプが超伝導
集積回路のNb電極に直接接続して形成されている場合
と、超伝導集積回路のNb電極上面にAu又はPdから
なる極薄膜を形成し該極薄膜を介してPb合金及び接合
用バンプが前記Nb電極に接続して形成されている場合
との双方を包含するものである。
めに、本発明の超伝導装置は、請求項1においては、超
伝導集積回路のNb電極面と、基板上の配線面(基板配
線面)とを接続する接続部材が、前記Nb電極面と基板
配線面との間に連続して形成された超伝導性を有するP
b合金と、少なくとも前記Nb電極面に接続して形成さ
れた接合用バンプからなることを特徴とする。該請求項
1においては、上記Pb合金及び接合用バンプが超伝導
集積回路のNb電極に直接接続して形成されている場合
と、超伝導集積回路のNb電極上面にAu又はPdから
なる極薄膜を形成し該極薄膜を介してPb合金及び接合
用バンプが前記Nb電極に接続して形成されている場合
との双方を包含するものである。
【0006】また請求項2は、上記Pb合金及び接合用
バンプが、超伝導集積回路のNb電極に直接接続して形
成されていることを特徴とする。該請求項2でいう「直
接接続して形成されている」とは、超伝導集積回路のN
b電極上面に極薄膜を形成せずに、上記Pb合金及び接
合用バンプを前記Nb電極上面に直接形成することをい
う。
バンプが、超伝導集積回路のNb電極に直接接続して形
成されていることを特徴とする。該請求項2でいう「直
接接続して形成されている」とは、超伝導集積回路のN
b電極上面に極薄膜を形成せずに、上記Pb合金及び接
合用バンプを前記Nb電極上面に直接形成することをい
う。
【0007】また請求項3は、上記接合用バンプが、超
伝導集積回路のNb電極面と、基板配線面との両面に接
続して形成されていることを特徴とする。
伝導集積回路のNb電極面と、基板配線面との両面に接
続して形成されていることを特徴とする。
【0008】また請求項4は、上記接合用バンプが、A
u,Ag,Pt,Pdのうちの少なくとも1種からなる
ことを特徴とする。
u,Ag,Pt,Pdのうちの少なくとも1種からなる
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】以下、本発明について詳述する。本発明は、ジ
ョセフソン接合を有する超伝導集積回路と基板配線と
を、超伝導性を有するPb合金を用いて、ワイヤレスボ
ンディング法により接続せしめた超伝導装置に関する。
本発明の代表例を図1及び図2に示す。図1において、
1はSiチップからなる超伝導集積回路、2はその超伝
導集積回路1に形成されたNb電極、3は基板、4は該
基板3上に形成された銅板配線4aの上面を超伝導性を
有する下地金属4bでめっきしてなる基板配線、5は超
伝導性を有するPb合金5aと接合用バンプ5bとから
なる接続部材である。該接続部材5は、前記Nb電極2
の上面レベル、すなわちNb電極面(図中に符号Aで示
す面)と、前記基板配線4の上面レベル、すなわち基板
配線面(図中に符号Bで示す面)との間に形成される。
図2は、図1に示す例におけるNb電極2上に極薄膜7
を形成したものであり、該例にあっては前記極薄膜7の
上面レベルがNb電極面Aに相当する。
ョセフソン接合を有する超伝導集積回路と基板配線と
を、超伝導性を有するPb合金を用いて、ワイヤレスボ
ンディング法により接続せしめた超伝導装置に関する。
本発明の代表例を図1及び図2に示す。図1において、
1はSiチップからなる超伝導集積回路、2はその超伝
導集積回路1に形成されたNb電極、3は基板、4は該
基板3上に形成された銅板配線4aの上面を超伝導性を
有する下地金属4bでめっきしてなる基板配線、5は超
伝導性を有するPb合金5aと接合用バンプ5bとから
なる接続部材である。該接続部材5は、前記Nb電極2
の上面レベル、すなわちNb電極面(図中に符号Aで示
す面)と、前記基板配線4の上面レベル、すなわち基板
配線面(図中に符号Bで示す面)との間に形成される。
図2は、図1に示す例におけるNb電極2上に極薄膜7
を形成したものであり、該例にあっては前記極薄膜7の
上面レベルがNb電極面Aに相当する。
【0010】本発明において、超伝導集積回路1の電極
2はNbで形成する。該電極2をNbで形成することは
形成プロセスが容易であるため、好ましく用いられる。
本発明においては図2に示す様に、該Nb電極2上に極
薄膜7を形成して用いることも出来る。該極薄膜7を形
成する際、その厚さは200nm以下とする。200n
mを超えると超伝導コンタクトが出来なくなるため好ま
しくない。また極薄膜7の材質としては、Au又はPd
が好ましく用いられる。これらの極薄膜は蒸着法又はス
パッタ法によってNb電極2上に形成される。尚、図1
に示す様に超伝導集積回路1のNb電極2上に極薄膜7
を形成せずに、Pb合金5a及び接合用バンプ5bを該
Nb電極2に直接接続した場合と、図2に示す様に該N
b電極2上に極薄膜7を形成し、該極薄膜7を介してP
b合金5a及び接合用バンプ5bをNb電極2に間接的
に接続した場合とでは、本発明が目的とする接続部の信
頼性向上に関しては同等の効果が得られるが、極薄膜7
を形成することによりコストアップが考えれる図2の例
に比べれば、図1に示す構造のもの(請求項2に係るも
の)がより好ましく用いられる。
2はNbで形成する。該電極2をNbで形成することは
形成プロセスが容易であるため、好ましく用いられる。
本発明においては図2に示す様に、該Nb電極2上に極
薄膜7を形成して用いることも出来る。該極薄膜7を形
成する際、その厚さは200nm以下とする。200n
mを超えると超伝導コンタクトが出来なくなるため好ま
しくない。また極薄膜7の材質としては、Au又はPd
が好ましく用いられる。これらの極薄膜は蒸着法又はス
パッタ法によってNb電極2上に形成される。尚、図1
に示す様に超伝導集積回路1のNb電極2上に極薄膜7
を形成せずに、Pb合金5a及び接合用バンプ5bを該
Nb電極2に直接接続した場合と、図2に示す様に該N
b電極2上に極薄膜7を形成し、該極薄膜7を介してP
b合金5a及び接合用バンプ5bをNb電極2に間接的
に接続した場合とでは、本発明が目的とする接続部の信
頼性向上に関しては同等の効果が得られるが、極薄膜7
を形成することによりコストアップが考えれる図2の例
に比べれば、図1に示す構造のもの(請求項2に係るも
の)がより好ましく用いられる。
【0011】本発明でいう基板配線とは、プラスチック
製又はセラミックス製の基板3に超伝導性を有する配線
を備えたものをいう。好ましくは図示する様に、銅板配
線4aに超伝導性を有する下地金属4bをめっきして基
板配線4として使用する。該下地金属4bとしてPb−
Sn等のめっきが好ましく使用出来る。
製又はセラミックス製の基板3に超伝導性を有する配線
を備えたものをいう。好ましくは図示する様に、銅板配
線4aに超伝導性を有する下地金属4bをめっきして基
板配線4として使用する。該下地金属4bとしてPb−
Sn等のめっきが好ましく使用出来る。
【0012】本発明でいう接続部材とは、超伝導性を有
するPb合金5aと、接合用バンプ5bとからなるもの
をいう。超伝導性を有するPb合金とは、液体ヘリウム
温度(4.2K)で超伝導状態を発現出来るPb合金を
いう。Pb合金の加工性を考慮してPbにCu,Ga,
Ge,Se,Ag,In,Sn,Sb,Te,Au,T
l,Bi,Pd,Ptを含有したPb合金が好ましく用
いられる。該超伝導性を有するPb合金5aは、超伝導
集積回路1のNb電極2の上面レベル、すなわちNb電
極面Aと、基板配線4の上面レベル、すなわち基板配線
面Bとの間に連続して形成し超伝導性コンタクトを確保
することが必要である。接合用バンプを形成する材料と
しては、Au,Ag,Pt,Pdのうちの少なくとも1
種が好ましく用いられる。これらの材料を用いると、接
合用バンプ5bとNb電極2、接合用バンプ5bと下地
金属4b、接合用バンプ5bと超伝導性を有するPb合
金5aとの接合力が夫々確実に向上し、超伝導性を有す
るPb合金5aと接合用バンプ5bからなる接続部材5
の接合力が向上する。
するPb合金5aと、接合用バンプ5bとからなるもの
をいう。超伝導性を有するPb合金とは、液体ヘリウム
温度(4.2K)で超伝導状態を発現出来るPb合金を
いう。Pb合金の加工性を考慮してPbにCu,Ga,
Ge,Se,Ag,In,Sn,Sb,Te,Au,T
l,Bi,Pd,Ptを含有したPb合金が好ましく用
いられる。該超伝導性を有するPb合金5aは、超伝導
集積回路1のNb電極2の上面レベル、すなわちNb電
極面Aと、基板配線4の上面レベル、すなわち基板配線
面Bとの間に連続して形成し超伝導性コンタクトを確保
することが必要である。接合用バンプを形成する材料と
しては、Au,Ag,Pt,Pdのうちの少なくとも1
種が好ましく用いられる。これらの材料を用いると、接
合用バンプ5bとNb電極2、接合用バンプ5bと下地
金属4b、接合用バンプ5bと超伝導性を有するPb合
金5aとの接合力が夫々確実に向上し、超伝導性を有す
るPb合金5aと接合用バンプ5bからなる接続部材5
の接合力が向上する。
【0013】本発明において接合用バンプは、少なくと
も超伝導集積回路1のNb電極面Aに接続して形成され
ることが必要である。接合用バンプ5bの接続箇所(接
続方式)として、図3(a)〜(c)が例示出来る。図
3(a)は、接合用バンプ5bが、超伝導集積回路1の
Nb電極面Aと基板配線面Bとの両面に接続して形成さ
れ、且つNb電極面Aと基板配線面Bの間は連続して形
成された状態である。図3(b)は、接合用バンプ5b
が、超伝導集積回路1のNb電極面Aと基板配線面Bの
両面に接続して形成されているものの、Nb電極面Aと
基板配線面Bの間は連続して形成されていない状態であ
る。尚、この接続方式は図1及び図2に示すものと同じ
である。図3(c)は、接合用バンプ5bが超伝導集積
回路1のNb電極面Aのみに接続して形成された状態で
ある。図3(a)〜(c)に示す夫々の接続方式のう
ち、(a),(b)に示される様に、Nb電極面Aと基
板配線面Bの両面に接続して接合用バンプ5bが形成さ
れるものの方が、超伝導装置が温度サイクルの環境に晒
された場合の経時劣化が小さいため、より好ましく採用
される。
も超伝導集積回路1のNb電極面Aに接続して形成され
ることが必要である。接合用バンプ5bの接続箇所(接
続方式)として、図3(a)〜(c)が例示出来る。図
3(a)は、接合用バンプ5bが、超伝導集積回路1の
Nb電極面Aと基板配線面Bとの両面に接続して形成さ
れ、且つNb電極面Aと基板配線面Bの間は連続して形
成された状態である。図3(b)は、接合用バンプ5b
が、超伝導集積回路1のNb電極面Aと基板配線面Bの
両面に接続して形成されているものの、Nb電極面Aと
基板配線面Bの間は連続して形成されていない状態であ
る。尚、この接続方式は図1及び図2に示すものと同じ
である。図3(c)は、接合用バンプ5bが超伝導集積
回路1のNb電極面Aのみに接続して形成された状態で
ある。図3(a)〜(c)に示す夫々の接続方式のう
ち、(a),(b)に示される様に、Nb電極面Aと基
板配線面Bの両面に接続して接合用バンプ5bが形成さ
れるものの方が、超伝導装置が温度サイクルの環境に晒
された場合の経時劣化が小さいため、より好ましく採用
される。
【0014】尚、図3(a)〜(c)においては、Pb
合金5a及び接合用バンプ5bが超伝導集積回路1のN
b電極2に直接接続して形成されている場合について示
したが、本発明の請求項1においては、Nb電極2上面
にAu又はPdからなる極薄膜7を形成し該極薄膜7を
介してPb合金5a及び接合用バンプ5bがNb電極2
に接続して形成されている構造をも包含し、当該構造は
図3(b)に係る接続方式についてのみ図2に示し、図
3(a),(c)に係る接続方式については便宜上省略
する。
合金5a及び接合用バンプ5bが超伝導集積回路1のN
b電極2に直接接続して形成されている場合について示
したが、本発明の請求項1においては、Nb電極2上面
にAu又はPdからなる極薄膜7を形成し該極薄膜7を
介してPb合金5a及び接合用バンプ5bがNb電極2
に接続して形成されている構造をも包含し、当該構造は
図3(b)に係る接続方式についてのみ図2に示し、図
3(a),(c)に係る接続方式については便宜上省略
する。
【0015】超伝導集積回路1のNb電極面A及び基板
配線面Bを接続部材5で接続する方法、すなわち、前記
接続部材5の形成方法の一例として、Nb電極面A,基
板配線面Bに接合用バンプ5b、Pb合金5aを順次予
備形成した後、該接合用バンプ5b、Pb合金5aが予
備形成されたNb電極面A,基板配線面Bを接合する所
謂フリップチップ接合することが挙げられる。上記Pb
合金5a及び接合用バンプ5bを予備形成する方法とし
て、図4(a)〜(c)が例示出来る。
配線面Bを接続部材5で接続する方法、すなわち、前記
接続部材5の形成方法の一例として、Nb電極面A,基
板配線面Bに接合用バンプ5b、Pb合金5aを順次予
備形成した後、該接合用バンプ5b、Pb合金5aが予
備形成されたNb電極面A,基板配線面Bを接合する所
謂フリップチップ接合することが挙げられる。上記Pb
合金5a及び接合用バンプ5bを予備形成する方法とし
て、図4(a)〜(c)が例示出来る。
【0016】図4(a)は、超伝導集積回路1のNb電
極面Aにワイヤボンディング法を用いて接合用バンプ5
bを予備形成しただけで、超伝導性を有するPb合金5
aは形成しない状態を示す。基板配線面Bにおいても同
様にして、接合用バンプ5bを予備形成出来る。図4
(b)は、超伝導集積回路1のNb電極面Aにワイヤボ
ンディング法を用いて接合用バンプ5bを予備形成し、
その後、超伝導性を有するPb合金浴にディップして、
前記予備形成された接合用バンプ5bを覆って超伝導性
を有するPb合金5aを予備形成する状態を示す。基板
配線面Bにおいても同様にして、接合用バンプ5b及び
Pb合金5aを形成出来る。図4(c)は、超伝導集積
回路1のNb電極面Aにワイヤボンディング法を用いて
接合用バンプ5bを予備形成し、さらにワイヤボンディ
ング法を用いて、超伝導性を有するPb合金で前記予備
形成された接合用バンプ5bを覆って、超伝導性を有す
るPb合金5aを予備形成する状態を示す。基板配線面
Bにおいても同様にして、接合用バンプ5b及びPb合
金5aを形成出来る。
極面Aにワイヤボンディング法を用いて接合用バンプ5
bを予備形成しただけで、超伝導性を有するPb合金5
aは形成しない状態を示す。基板配線面Bにおいても同
様にして、接合用バンプ5bを予備形成出来る。図4
(b)は、超伝導集積回路1のNb電極面Aにワイヤボ
ンディング法を用いて接合用バンプ5bを予備形成し、
その後、超伝導性を有するPb合金浴にディップして、
前記予備形成された接合用バンプ5bを覆って超伝導性
を有するPb合金5aを予備形成する状態を示す。基板
配線面Bにおいても同様にして、接合用バンプ5b及び
Pb合金5aを形成出来る。図4(c)は、超伝導集積
回路1のNb電極面Aにワイヤボンディング法を用いて
接合用バンプ5bを予備形成し、さらにワイヤボンディ
ング法を用いて、超伝導性を有するPb合金で前記予備
形成された接合用バンプ5bを覆って、超伝導性を有す
るPb合金5aを予備形成する状態を示す。基板配線面
Bにおいても同様にして、接合用バンプ5b及びPb合
金5aを形成出来る。
【0017】本発明において、Nb電極面A,基板配線
面Bを接続する際には、これら両面A,Bの少なくとも
一方において、図4(b)又は(c)に示す方法を用い
ることが好ましい。すなわち、超伝導性を有するPb合
金5aがNb電極面Aと基板配線面Bの間に連続して形
成され、接合用バンプ5bがNb電極面Aと基板配線面
Bの少なくとも一方の面に接続して形成されるようにす
るため、Nb電極面Aと基板配線面Bの少なくとも一方
の面が図4(b)又は(c)の構成をなし、他方の面が
図4(a)〜(c)のいずれかの構成をなした組み合わ
せによる方法が好ましく採用される。最も好ましい組み
合わせはNb電極面A,基板配線面Bの両面共に図4
(b)、又は図4(c)の構成とすることである。この
ようにして予備形成されたPb合金5aと接合用バンプ
5bの組み合わせを持つNb電極面Aと基板配線面B
を、熱圧着又はリフロー処理によってフリップチップ接
合して本発明の超伝導装置を得る。
面Bを接続する際には、これら両面A,Bの少なくとも
一方において、図4(b)又は(c)に示す方法を用い
ることが好ましい。すなわち、超伝導性を有するPb合
金5aがNb電極面Aと基板配線面Bの間に連続して形
成され、接合用バンプ5bがNb電極面Aと基板配線面
Bの少なくとも一方の面に接続して形成されるようにす
るため、Nb電極面Aと基板配線面Bの少なくとも一方
の面が図4(b)又は(c)の構成をなし、他方の面が
図4(a)〜(c)のいずれかの構成をなした組み合わ
せによる方法が好ましく採用される。最も好ましい組み
合わせはNb電極面A,基板配線面Bの両面共に図4
(b)、又は図4(c)の構成とすることである。この
ようにして予備形成されたPb合金5aと接合用バンプ
5bの組み合わせを持つNb電極面Aと基板配線面B
を、熱圧着又はリフロー処理によってフリップチップ接
合して本発明の超伝導装置を得る。
【0018】尚、図4(b),図4(c)に示す方法を
採用する場合、予備形成されるPb合金5aと接合用バ
ンプ5bの高さの差を夫々適宜に調整することにより、
図3(a)又は図3(b)に示す接続部材5を区分して
形成することが出来る。予備形成されるPb合金5aと
接合用バンプ5bの高さの差が小さいほど、図3(a)
に示す接続部材5が形成し易くなる。また、図3(c)
に示す接続部材5を形成する場合は、基板配線面Bに接
合用バンプ5bを形成せずに図4(a)〜(c)に示す
方法を適宜組み合わせるようにすることは云うまでもな
い。
採用する場合、予備形成されるPb合金5aと接合用バ
ンプ5bの高さの差を夫々適宜に調整することにより、
図3(a)又は図3(b)に示す接続部材5を区分して
形成することが出来る。予備形成されるPb合金5aと
接合用バンプ5bの高さの差が小さいほど、図3(a)
に示す接続部材5が形成し易くなる。また、図3(c)
に示す接続部材5を形成する場合は、基板配線面Bに接
合用バンプ5bを形成せずに図4(a)〜(c)に示す
方法を適宜組み合わせるようにすることは云うまでもな
い。
【0019】また図4(a)〜(c)では、Pb合金5
a及び接合用バンプ5bをNb電極2に直接接続して形
成する場合について示したが、Nb電極2上面にAu又
はPdからなる極薄膜7を有する場合においても、上記
夫々の方法と同様にしてPb合金5a,接合用バンプ5
bを予備形成して接続部材5を形成することは云うまで
もない。
a及び接合用バンプ5bをNb電極2に直接接続して形
成する場合について示したが、Nb電極2上面にAu又
はPdからなる極薄膜7を有する場合においても、上記
夫々の方法と同様にしてPb合金5a,接合用バンプ5
bを予備形成して接続部材5を形成することは云うまで
もない。
【0020】而して、本発明では上述した様に、Nb電
極面Aと基板配線面Bを接続する接続部材5が、Nb電
極面Aと基板配線面Bの間に連続して形成された超伝導
性を有するPb合金5aと、少なくともNb電極面Aに
接続して形成された接合用バンプ5bとからなる構成を
採用することにより、得られた超伝導装置が温度サイク
ルの環境に晒された場合の経時劣化が小さくなる理由は
明らかではないが、従来の如く超伝導性を有するPb合
金を直接Nb電極上の極薄膜上に形成して超伝導コンタ
クトをとる場合に比べ、少なくともNb電極面Aに接合
用バンプ5bを接続して形成していることで、該接合用
バンプ5bが、経時劣化の弱点であるNb電極面Aにお
いて、接続部材5の補強材としての役目を充分に果して
いると考えられる。すなわち、少なくともNb電極面A
に接合用バンプ5bを接続して形成することで、少なく
とも、接合用バンプ5bとNb電極2並びに接合用バン
プ5bとPb合金5aとの接合力が夫々向上し、超伝導
性を有するPb合金5aと接合用バンプ5bとからなる
接続部材5の接合力が従来より向上するものと推定され
る。また、接合用バンプ5bが、Nb電極面Aと、基板
配線面Bとの両面に接続して形成された場合は、接合用
バンプ5bとNb電極2、接合用バンプ5bと基板配線
4、接合用バンプ5bと超伝導性を有するPb合金5a
との接合力が夫々向上し、接続部材5の接合力がさらに
向上するものと推定される。さらに、接合用バンプ5b
が、Nb電極面Aと基板配線面Bとの両面に接続して形
成され、且つNb電極面Aと基板配線面Bの間は連続し
て形成された場合は、接合用バンプ5bとNb電極2、
接合用バンプ5bと基板配線4、接合用バンプ5bと超
伝導性を有するPb合金5aとの接合力が夫々大幅に向
上し、接続部材5の接合力が大幅に向上するものと推定
される。
極面Aと基板配線面Bを接続する接続部材5が、Nb電
極面Aと基板配線面Bの間に連続して形成された超伝導
性を有するPb合金5aと、少なくともNb電極面Aに
接続して形成された接合用バンプ5bとからなる構成を
採用することにより、得られた超伝導装置が温度サイク
ルの環境に晒された場合の経時劣化が小さくなる理由は
明らかではないが、従来の如く超伝導性を有するPb合
金を直接Nb電極上の極薄膜上に形成して超伝導コンタ
クトをとる場合に比べ、少なくともNb電極面Aに接合
用バンプ5bを接続して形成していることで、該接合用
バンプ5bが、経時劣化の弱点であるNb電極面Aにお
いて、接続部材5の補強材としての役目を充分に果して
いると考えられる。すなわち、少なくともNb電極面A
に接合用バンプ5bを接続して形成することで、少なく
とも、接合用バンプ5bとNb電極2並びに接合用バン
プ5bとPb合金5aとの接合力が夫々向上し、超伝導
性を有するPb合金5aと接合用バンプ5bとからなる
接続部材5の接合力が従来より向上するものと推定され
る。また、接合用バンプ5bが、Nb電極面Aと、基板
配線面Bとの両面に接続して形成された場合は、接合用
バンプ5bとNb電極2、接合用バンプ5bと基板配線
4、接合用バンプ5bと超伝導性を有するPb合金5a
との接合力が夫々向上し、接続部材5の接合力がさらに
向上するものと推定される。さらに、接合用バンプ5b
が、Nb電極面Aと基板配線面Bとの両面に接続して形
成され、且つNb電極面Aと基板配線面Bの間は連続し
て形成された場合は、接合用バンプ5bとNb電極2、
接合用バンプ5bと基板配線4、接合用バンプ5bと超
伝導性を有するPb合金5aとの接合力が夫々大幅に向
上し、接続部材5の接合力が大幅に向上するものと推定
される。
【0021】
【実施例】以下、銅板配線4aに超伝導性を有する下地
金属4bをめっきして基板配線4とした本発明の実施例
を説明する。 (実施例1)本実施例においては、表1及び表2の接続
条件の項中に記載されるように、接続部材5の材質とし
て、超伝導性を有するPb合金5aにPb−In−Ag
を用い、接合用バンプ5bにAuを用いた。また接合用
バンプ5bの接続方式としては図3(a)〜(c)に示
す各区分中の(b)に示すもの、すなわち、接続される
面がNb電極面A(表中にはA面で記す)と基板配線面
B(表中にはB面で記す)の両面であり、且つそれら両
面(A面,B面)の間の連続性は不連続とした。さらに
Nb電極面A,基板配線面Bに夫々予備形成された接続
部材(Pb合金5a,接合用バンプ5b)をフリップチ
ップ接合する際に熱圧着を用い、且つ、Nb電極2上に
は極薄膜7を形成しないものとした。
金属4bをめっきして基板配線4とした本発明の実施例
を説明する。 (実施例1)本実施例においては、表1及び表2の接続
条件の項中に記載されるように、接続部材5の材質とし
て、超伝導性を有するPb合金5aにPb−In−Ag
を用い、接合用バンプ5bにAuを用いた。また接合用
バンプ5bの接続方式としては図3(a)〜(c)に示
す各区分中の(b)に示すもの、すなわち、接続される
面がNb電極面A(表中にはA面で記す)と基板配線面
B(表中にはB面で記す)の両面であり、且つそれら両
面(A面,B面)の間の連続性は不連続とした。さらに
Nb電極面A,基板配線面Bに夫々予備形成された接続
部材(Pb合金5a,接合用バンプ5b)をフリップチ
ップ接合する際に熱圧着を用い、且つ、Nb電極2上に
は極薄膜7を形成しないものとした。
【0022】このような接続条件を採用した本実施例の
超伝導装置の製造方法を図5を参照して説明すれば、図
5(a)において、1はSiチップからなる超伝導集積
回路、2はNb層からなる電極、3はセラミックス製の
基板、4はその基板3上に形成した銅板配線4aに超伝
導性を有する下地金属4bをめっきしてなる基板配線で
ある。まず、超伝導集積回路1のNb電極2の上面レベ
ル、すなわちNb電極面Aに、Auからなる接合用バン
プ5bを予備形成する。該接合用バンプ5bは、ワイヤ
ボンダーのキャピラリー(図示せず)に挿通されたAu
線の先端を電気トーチで加熱することによりボール状と
し、該ボールをNb電極2上に圧着させた状態でキャピ
ラリーによりワイヤを引き上げてボールをワイヤ根元部
から切断する、所謂ボールボンディング法によりNb電
極2上に形成した。さらに、Pb−In−Agからなる
超伝導性を有するPb合金を用いて、前記同様ボールボ
ンディング法により、前記接合用バンプ5bより寸法が
大きな超伝導性を有するPb合金5aを、前記接合用バ
ンプ5bを覆ってNb電極面Aに予備形成した。次に、
基板配線4における下地金属4bの上面レベル、すなわ
ち基板配線面Bにおいても、前記と同様にして、接合用
バンプ5bと、超伝導性を有するPb合金5aとを予備
形成した。その後、図5(a)に示す構造のものを熱圧
着によりフリップチップ接合することにより、図5
(b)に示すように、超伝導性を有するPb合金5aが
超伝導集積回路1のNb電極面Aと基板配線面Bとの間
に連続して形成され、接合用バンプ5bが前記Nb電極
面Aと基板配線面Bの両方に接続され、且つ各接合用バ
ンプ5b,5bは連続していない接続部材5が形成さ
れ、これにより、該接続部材5によって超伝導集積回路
1と基板配線4とが超伝導接続を維持しながら高い信頼
性をもって接続された本実施例の超伝導装置が得られ
た。
超伝導装置の製造方法を図5を参照して説明すれば、図
5(a)において、1はSiチップからなる超伝導集積
回路、2はNb層からなる電極、3はセラミックス製の
基板、4はその基板3上に形成した銅板配線4aに超伝
導性を有する下地金属4bをめっきしてなる基板配線で
ある。まず、超伝導集積回路1のNb電極2の上面レベ
ル、すなわちNb電極面Aに、Auからなる接合用バン
プ5bを予備形成する。該接合用バンプ5bは、ワイヤ
ボンダーのキャピラリー(図示せず)に挿通されたAu
線の先端を電気トーチで加熱することによりボール状と
し、該ボールをNb電極2上に圧着させた状態でキャピ
ラリーによりワイヤを引き上げてボールをワイヤ根元部
から切断する、所謂ボールボンディング法によりNb電
極2上に形成した。さらに、Pb−In−Agからなる
超伝導性を有するPb合金を用いて、前記同様ボールボ
ンディング法により、前記接合用バンプ5bより寸法が
大きな超伝導性を有するPb合金5aを、前記接合用バ
ンプ5bを覆ってNb電極面Aに予備形成した。次に、
基板配線4における下地金属4bの上面レベル、すなわ
ち基板配線面Bにおいても、前記と同様にして、接合用
バンプ5bと、超伝導性を有するPb合金5aとを予備
形成した。その後、図5(a)に示す構造のものを熱圧
着によりフリップチップ接合することにより、図5
(b)に示すように、超伝導性を有するPb合金5aが
超伝導集積回路1のNb電極面Aと基板配線面Bとの間
に連続して形成され、接合用バンプ5bが前記Nb電極
面Aと基板配線面Bの両方に接続され、且つ各接合用バ
ンプ5b,5bは連続していない接続部材5が形成さ
れ、これにより、該接続部材5によって超伝導集積回路
1と基板配線4とが超伝導接続を維持しながら高い信頼
性をもって接続された本実施例の超伝導装置が得られ
た。
【0023】本実施例による超伝導装置の熱サイクル試
験(4.2K〜273Kの温度)を行い、4.2Kの温
度で超伝導コンタクトがとれなくなるまでの回数を測定
した。上記接続条件と測定結果を表1及び表2に示す。
験(4.2K〜273Kの温度)を行い、4.2Kの温
度で超伝導コンタクトがとれなくなるまでの回数を測定
した。上記接続条件と測定結果を表1及び表2に示す。
【0024】(実施例2〜9)接続部材5の材質、接合
用バンプ5bの接続方式、フリップチップ接合する際に
用いた熱圧着,リフロー処理の区別などを表1及び表2
の接続条件の項中記載の様にしたこと以外は実施例1と
同様にしてフリップチップ接合し、超伝導装置を作製し
た。得られた超伝導装置について実施例1と同様に熱サ
イクル試験を行った。測定結果を表2に示す。
用バンプ5bの接続方式、フリップチップ接合する際に
用いた熱圧着,リフロー処理の区別などを表1及び表2
の接続条件の項中記載の様にしたこと以外は実施例1と
同様にしてフリップチップ接合し、超伝導装置を作製し
た。得られた超伝導装置について実施例1と同様に熱サ
イクル試験を行った。測定結果を表2に示す。
【0025】(実施例10,11)超伝導集積回路1の
Nb電極2上に100nm厚さのAu又はPbからなる
極薄膜7を形成したこと以外は実施例3と同様にしてフ
リップチップ接合し、超伝導装置を作製した。得られた
超伝導装置について実施例1と同様に熱サイクル試験を
行った。接続条件と測定結果を表1及び表2に示す。
Nb電極2上に100nm厚さのAu又はPbからなる
極薄膜7を形成したこと以外は実施例3と同様にしてフ
リップチップ接合し、超伝導装置を作製した。得られた
超伝導装置について実施例1と同様に熱サイクル試験を
行った。接続条件と測定結果を表1及び表2に示す。
【0026】(比較例1,2)超伝導集積回路のNb電
極上に100nm厚さのAu又はPbからなる極薄膜を
形成し、該極薄膜を備えたNb電極と、基板配線とを、
超伝導性を有するPb合金(Pb−In−Ag)のみか
らなる接続材料により、熱圧着を用いてフリップチップ
接合して超伝導装置を作製した。得られた超伝導装置に
ついて実施例1と同様に熱サイクル試験を行った。測定
結果を表2に示す。
極上に100nm厚さのAu又はPbからなる極薄膜を
形成し、該極薄膜を備えたNb電極と、基板配線とを、
超伝導性を有するPb合金(Pb−In−Ag)のみか
らなる接続材料により、熱圧着を用いてフリップチップ
接合して超伝導装置を作製した。得られた超伝導装置に
ついて実施例1と同様に熱サイクル試験を行った。測定
結果を表2に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】以上の結果から、超伝導集積回路のNb電
極面と、基板上の配線面とを接続する接続部材が、前記
Nb電極面と基板配線面の間に連続して形成された超伝
導性を有するPb合金と、少なくとも前記Nb電極面に
接続して形成された接合用バンプからなる本発明の実施
例1〜11は、超伝導コンタクト不良発生迄の熱サイク
ル数がいずれも130回以上であり、超伝導接続を維持
しながら高い信頼性をもって接続された超伝導装置であ
ることが分かる。
極面と、基板上の配線面とを接続する接続部材が、前記
Nb電極面と基板配線面の間に連続して形成された超伝
導性を有するPb合金と、少なくとも前記Nb電極面に
接続して形成された接合用バンプからなる本発明の実施
例1〜11は、超伝導コンタクト不良発生迄の熱サイク
ル数がいずれも130回以上であり、超伝導接続を維持
しながら高い信頼性をもって接続された超伝導装置であ
ることが分かる。
【0030】またPb合金及び接合用バンプが、超伝導
集積回路のNb電極に直接接続して形成されている実施
例3と、Nb電極上のAu又はPd極薄膜を介して前記
Nb電極に接続して形成されている実施例10,11と
を比べた場合、超伝導コンタクト不良発生迄の熱サイク
ル数はいずれも180回以上であり、本発明が目的とす
る接続部の信頼性向上に関しては双方共に十分満足して
いることが分かる。尚、Nb電極上の極薄膜の有無につ
いての対比は、上記の如く接合用バンプの接続方式が図
3に示す(a)〜(c)の各区分中(b)の場合のみ示
したが、図3(a),(c)に示す接続方式においても
同様の傾向にあることが確認できた。
集積回路のNb電極に直接接続して形成されている実施
例3と、Nb電極上のAu又はPd極薄膜を介して前記
Nb電極に接続して形成されている実施例10,11と
を比べた場合、超伝導コンタクト不良発生迄の熱サイク
ル数はいずれも180回以上であり、本発明が目的とす
る接続部の信頼性向上に関しては双方共に十分満足して
いることが分かる。尚、Nb電極上の極薄膜の有無につ
いての対比は、上記の如く接合用バンプの接続方式が図
3に示す(a)〜(c)の各区分中(b)の場合のみ示
したが、図3(a),(c)に示す接続方式においても
同様の傾向にあることが確認できた。
【0031】さらに、接合用バンプが、超伝導集積回路
のNb電極面と、基板配線面との両面に接続して形成さ
れている実施例1〜3、5〜11は、超伝導コンタクト
不良発生迄の熱サイクル数はいずれも170回以上であ
り、接合用バンプが超伝導集積回路のNb電極面と基板
配線面のどちらか一方に接続して形成されている場合
(実施例4)に比べ、接続部の信頼性向上に関しより効
果的であることが分かる。
のNb電極面と、基板配線面との両面に接続して形成さ
れている実施例1〜3、5〜11は、超伝導コンタクト
不良発生迄の熱サイクル数はいずれも170回以上であ
り、接合用バンプが超伝導集積回路のNb電極面と基板
配線面のどちらか一方に接続して形成されている場合
(実施例4)に比べ、接続部の信頼性向上に関しより効
果的であることが分かる。
【0032】さらにまた、接合用バンプが超伝導集積回
路のNb電極面と基板配線面との両面に接続して形成さ
れ、且つNb電極面と基板配線面の間は連続して形成さ
れた場合(実施例2)は、超伝導コンタクト不良発生迄
の熱サイクル数は200回であり、接合用バンプがNb
電極面と基板配線面Bの両面に接続して形成されている
ものの、Nb電極面と基板配線面の間は連続して形成さ
れていない場合(実施例1、3、5〜11)に比べ、接
続部の信頼性向上に関しさらに効果的であることが分か
る。
路のNb電極面と基板配線面との両面に接続して形成さ
れ、且つNb電極面と基板配線面の間は連続して形成さ
れた場合(実施例2)は、超伝導コンタクト不良発生迄
の熱サイクル数は200回であり、接合用バンプがNb
電極面と基板配線面Bの両面に接続して形成されている
ものの、Nb電極面と基板配線面の間は連続して形成さ
れていない場合(実施例1、3、5〜11)に比べ、接
続部の信頼性向上に関しさらに効果的であることが分か
る。
【0033】これに対し、超伝導集積回路のNb電極上
に形成した極薄膜によって超伝導コンタクトの維持に対
応する比較例1,2にあっては、超伝導コンタクト不良
発生迄の熱サイクル数は夫々60回、100回であり、
前記極薄膜を形成せずに超伝導コンタクトの維持に対応
する旧来の超伝導装置に比べれば接続部の信頼性が向上
しているものの、本発明の課題に対しては不十分である
ことが分かる。
に形成した極薄膜によって超伝導コンタクトの維持に対
応する比較例1,2にあっては、超伝導コンタクト不良
発生迄の熱サイクル数は夫々60回、100回であり、
前記極薄膜を形成せずに超伝導コンタクトの維持に対応
する旧来の超伝導装置に比べれば接続部の信頼性が向上
しているものの、本発明の課題に対しては不十分である
ことが分かる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、請求項1
においては、Nb電極面と基板配線面との間に連続して
形成された超伝導性を有するPb合金と、少なくとも前
記Nb電極面に接続して形成された接合用バンプからな
る接続部材によって、超伝導集積回路のNb電極面と基
板上の配線面とを接続した新規な構成を採用したので、
従来の如く超伝導性を有するPb合金を直接Nb電極上
の極薄膜上に形成して超伝導コンタクトをとる場合に比
べ、前記接合用バンプが、経時劣化の弱点であるNb電
極面において接続部材の補強材としての役目を果す。よ
って、超伝導性を発現させるための極低温から常温まで
の過酷な温度サイクル(4.2K〜273K)の環境に
晒された場合の接続部の経時劣化が従来に比べてさらに
小さく、極めて信頼性の高い超伝導装置を提供すること
ができた。
においては、Nb電極面と基板配線面との間に連続して
形成された超伝導性を有するPb合金と、少なくとも前
記Nb電極面に接続して形成された接合用バンプからな
る接続部材によって、超伝導集積回路のNb電極面と基
板上の配線面とを接続した新規な構成を採用したので、
従来の如く超伝導性を有するPb合金を直接Nb電極上
の極薄膜上に形成して超伝導コンタクトをとる場合に比
べ、前記接合用バンプが、経時劣化の弱点であるNb電
極面において接続部材の補強材としての役目を果す。よ
って、超伝導性を発現させるための極低温から常温まで
の過酷な温度サイクル(4.2K〜273K)の環境に
晒された場合の接続部の経時劣化が従来に比べてさらに
小さく、極めて信頼性の高い超伝導装置を提供すること
ができた。
【0035】また請求項2の様に、上記Pb合金及び接
合用バンプが超伝導集積回路のNb電極に直接接続して
形成された場合は、Nb電極上に極薄膜を形成すること
なく接続部の経時劣化を従来に比べてさらに小さくする
ことができ、上記Pb合金及び接合用バンプがNb電極
上の極薄膜を介してNb電極に接続して形成されている
場合に比べ、より低コストで上述の効果が得られる利点
がある。
合用バンプが超伝導集積回路のNb電極に直接接続して
形成された場合は、Nb電極上に極薄膜を形成すること
なく接続部の経時劣化を従来に比べてさらに小さくする
ことができ、上記Pb合金及び接合用バンプがNb電極
上の極薄膜を介してNb電極に接続して形成されている
場合に比べ、より低コストで上述の効果が得られる利点
がある。
【0036】さらに請求項3の様に、上記接合用バンプ
が、超伝導集積回路のNb電極面と、基板配線面との両
面に接続して形成された場合は、接合用バンプとNb電
極、接合用バンプと基板配線、接合用バンプと超伝導性
を有するPb合金との接合力が夫々向上し、よって、接
合用バンプが超伝導集積回路のNb電極面と基板配線面
のどちらか一方に接続して形成されている場合に比べ、
超伝導性を有するPb合金と接合用バンプからなる接続
部材の接合力がより向上し、極めて信頼性の高い超伝導
装置を提供できる。
が、超伝導集積回路のNb電極面と、基板配線面との両
面に接続して形成された場合は、接合用バンプとNb電
極、接合用バンプと基板配線、接合用バンプと超伝導性
を有するPb合金との接合力が夫々向上し、よって、接
合用バンプが超伝導集積回路のNb電極面と基板配線面
のどちらか一方に接続して形成されている場合に比べ、
超伝導性を有するPb合金と接合用バンプからなる接続
部材の接合力がより向上し、極めて信頼性の高い超伝導
装置を提供できる。
【図1】本発明に係る超伝導装置の一実施例を示す要部
拡大断面図。
拡大断面図。
【図2】本発明に係る超伝導装置の他の実施例を示す要
部拡大断面図。
部拡大断面図。
【図3】接合用バンプの接続方式の区分を示す要部拡大
断面図。
断面図。
【図4】超伝導性を有するPb合金及び接合用バンプを
Nb電極面に予備形成する方法の区分を示す要部拡大断
面図。
Nb電極面に予備形成する方法の区分を示す要部拡大断
面図。
【図5】超伝導性を有するPb合金及び接合用バンプを
予備形成したNb電極面と基板配線面をフリップチップ
接合する状態を示す要部拡大断面図。
予備形成したNb電極面と基板配線面をフリップチップ
接合する状態を示す要部拡大断面図。
1:超伝導集積回路 2:Nb電極 3:基板 4:基板配線 4a:銅板配線 4b:下地金属 5:接続部材 5a:超伝導性を有するPb合金 5b:接合用バンプ 7:Nb電極上の極薄膜 A:Nb電極面 B:基板配線面
Claims (4)
- 【請求項1】 超伝導集積回路のNb電極面と、基板上
の配線面とを接続する接続部材が、前記Nb電極面と基
板配線面との間に連続して形成された超伝導性を有する
Pb合金と、少なくとも前記Nb電極面に接続して形成
された接合用バンプからなることを特徴とする超伝導装
置。 - 【請求項2】 上記Pb合金及び接合用バンプが、超伝
導集積回路のNb電極に直接接続して形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の超伝導装置。 - 【請求項3】 上記接合用バンプが、超伝導集積回路の
Nb電極面と、基板配線面との両面に接続して形成され
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の超
伝導装置。 - 【請求項4】 上記接合用バンプが、Au,Ag,P
t,Pdのうちの少なくとも1種からなることを特徴と
する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の超伝導装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7010599A JPH08204244A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 超伝導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7010599A JPH08204244A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 超伝導装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08204244A true JPH08204244A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11754716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7010599A Pending JPH08204244A (ja) | 1995-01-26 | 1995-01-26 | 超伝導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08204244A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-01-26 JP JP7010599A patent/JPH08204244A/ja active Pending
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