JPH08204539A - 信号伝送回路 - Google Patents
信号伝送回路Info
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- JPH08204539A JPH08204539A JP7008418A JP841895A JPH08204539A JP H08204539 A JPH08204539 A JP H08204539A JP 7008418 A JP7008418 A JP 7008418A JP 841895 A JP841895 A JP 841895A JP H08204539 A JPH08204539 A JP H08204539A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CMOSレベルまたはTTLレベルよりも信
号振幅の小さいIC間の信号伝送において、雑音を低減
すると共に十分な振幅の確保を行う。 【構成】 送信側IC40中のオンチップ終端抵抗手段
42,43がオン、オフし、該オン、オフの結果、伝送
線路20を介して“H”または“L”レベルの信号が受
信側IC60に伝達される。ここで、伝送線路20が終
端抵抗21〜24で終端されているので、伝送線路20
が終端電位Vtのみに接続された場合と比べて、“L”
レベル時に抵抗手段42を介して接地電位に流れる電流
を低減され、スイッチング雑音が低減する。また、オン
チップ終端抵抗手段42,43は相補的にオン、オフ
し、伝送線路20に対するオンチップ終端抵抗を形成す
るので、伝送線路20の実効的インピーダンスが下がら
ない。そのため、伝送信号の振幅を十分確保できる。
号振幅の小さいIC間の信号伝送において、雑音を低減
すると共に十分な振幅の確保を行う。 【構成】 送信側IC40中のオンチップ終端抵抗手段
42,43がオン、オフし、該オン、オフの結果、伝送
線路20を介して“H”または“L”レベルの信号が受
信側IC60に伝達される。ここで、伝送線路20が終
端抵抗21〜24で終端されているので、伝送線路20
が終端電位Vtのみに接続された場合と比べて、“L”
レベル時に抵抗手段42を介して接地電位に流れる電流
を低減され、スイッチング雑音が低減する。また、オン
チップ終端抵抗手段42,43は相補的にオン、オフ
し、伝送線路20に対するオンチップ終端抵抗を形成す
るので、伝送線路20の実効的インピーダンスが下がら
ない。そのため、伝送信号の振幅を十分確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CMOS技術によって
製造された半導体集積回路間で、2値信号を送受信する
信号伝送回路(インタフェース回路)に関するものであ
る。
製造された半導体集積回路間で、2値信号を送受信する
信号伝送回路(インタフェース回路)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;日経エレクトロニクス、[556](1992
−6−8)“100MHzに突入したマイクロプロセサ,CP
Uボード設計が変わる”P.110−113 文献2;米国特許第5,023,488 号明細書 近年、CMOS半導体集積回路間における2値信号の送
受信速度の高速化に伴い、従来使用されてきたTTLレ
ベルもしくはCMOSレベルでの信号の送受信が困難に
なっている。この理由としては、TTLレベル及びCM
OSレベルにおける送信回路の出力振幅はそれぞれ2V
以上及び約5Vと大きいため、高速動作に不利であるこ
とが、あげられる。また、スイッチング雑音またはグラ
ンドバウンス等の影響により、複数の半導体集積回路
(以下ICとする)を実装するプリント基板(例えばC
PUボード等)の設計が、著しく困難になっている。こ
れらことは、上記文献1に詳細に説明されている。
例えば、次のような文献に記載されるものがあった。 文献1;日経エレクトロニクス、[556](1992
−6−8)“100MHzに突入したマイクロプロセサ,CP
Uボード設計が変わる”P.110−113 文献2;米国特許第5,023,488 号明細書 近年、CMOS半導体集積回路間における2値信号の送
受信速度の高速化に伴い、従来使用されてきたTTLレ
ベルもしくはCMOSレベルでの信号の送受信が困難に
なっている。この理由としては、TTLレベル及びCM
OSレベルにおける送信回路の出力振幅はそれぞれ2V
以上及び約5Vと大きいため、高速動作に不利であるこ
とが、あげられる。また、スイッチング雑音またはグラ
ンドバウンス等の影響により、複数の半導体集積回路
(以下ICとする)を実装するプリント基板(例えばC
PUボード等)の設計が、著しく困難になっている。こ
れらことは、上記文献1に詳細に説明されている。
【0003】一方、文献2は高速な信号伝送を実現する
GTL(Gunning Transceiver Logic)を提案し、TT
Lレベル及びCMOSレベルより信号振幅を小さくして
伝送するインタフェース回路を提案している。文献2に
基づいた従来のインタフェース回路では、各ICで用い
る電源電位Vccよりも低い終端電位Vtに、伝送線路
の両端を終端抵抗を介して終端し、IC中の送信回路
で、例えばNMOSトランジスタをスイッチングするこ
とで、伝送線路を電位Vtと接地GND間で駆動する。
伝送線路を介して伝搬した信号が、受信回路を有したI
Cに入力される。その受信回路を有したICは、受信し
た信号をCMOSレベルに変換する。以上のようにする
ことで伝送信号の信号振幅が小さくなり、高速な信号伝
送を可能にしている。
GTL(Gunning Transceiver Logic)を提案し、TT
Lレベル及びCMOSレベルより信号振幅を小さくして
伝送するインタフェース回路を提案している。文献2に
基づいた従来のインタフェース回路では、各ICで用い
る電源電位Vccよりも低い終端電位Vtに、伝送線路
の両端を終端抵抗を介して終端し、IC中の送信回路
で、例えばNMOSトランジスタをスイッチングするこ
とで、伝送線路を電位Vtと接地GND間で駆動する。
伝送線路を介して伝搬した信号が、受信回路を有したI
Cに入力される。その受信回路を有したICは、受信し
た信号をCMOSレベルに変換する。以上のようにする
ことで伝送信号の信号振幅が小さくなり、高速な信号伝
送を可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
信号伝送回路では、次の(1)及び(2)のような課題
があった。 (1) 文献2に基づく信号伝送回路の構成では信号の
“H”レベルと“L”レベルの切り替え時に、スイッチ
ング雑音が大きい。そのため、伝送信号波形の品質が悪
化するという問題点がある。図2は、文献2に基づいた
従来の信号伝送回路を示す回路図である。プリント回路
基板に形成された伝送線路1の両端は、抵抗2,3によ
って終端電位Vtに終端されている。伝送線路1と、該
伝送線路1の任意の場所に接続された複数のIC4〜7
とが、バス形式の信号伝送回路を構成している。IC4
〜7は、送信回路、受信回路または送受信回路を有し、
それぞれのオフチップ端子が伝送線路1に接続されてい
る。例えば、IC5は送信回路を有し、IC7が受信回
路を有している。送信回路は、IC5中の図示しない論
理回路からCMOS論理レベルの入力信号が入力される
入力端子5−1と、CMOSインバータ5−2と、Nチ
ャネル型MOSFET(以下、単にNMOSという)5
−3により構成され、NMOS5−3はオープン・ドレ
イン型のオフチップ出力を形成し、そのドレインが伝送
線路1に接続されている。受信回路は、基準電位入力端
子7−1と、伝送線路1を介した伝送信号の入力端子7
−2と、入力端子7−1と入力端子7−2の電位を比較
増幅し、出力端子7−4にCMOSレベルの信号を出力
する差動型増幅回路7−3とにより、構成されている。
信号伝送回路では、次の(1)及び(2)のような課題
があった。 (1) 文献2に基づく信号伝送回路の構成では信号の
“H”レベルと“L”レベルの切り替え時に、スイッチ
ング雑音が大きい。そのため、伝送信号波形の品質が悪
化するという問題点がある。図2は、文献2に基づいた
従来の信号伝送回路を示す回路図である。プリント回路
基板に形成された伝送線路1の両端は、抵抗2,3によ
って終端電位Vtに終端されている。伝送線路1と、該
伝送線路1の任意の場所に接続された複数のIC4〜7
とが、バス形式の信号伝送回路を構成している。IC4
〜7は、送信回路、受信回路または送受信回路を有し、
それぞれのオフチップ端子が伝送線路1に接続されてい
る。例えば、IC5は送信回路を有し、IC7が受信回
路を有している。送信回路は、IC5中の図示しない論
理回路からCMOS論理レベルの入力信号が入力される
入力端子5−1と、CMOSインバータ5−2と、Nチ
ャネル型MOSFET(以下、単にNMOSという)5
−3により構成され、NMOS5−3はオープン・ドレ
イン型のオフチップ出力を形成し、そのドレインが伝送
線路1に接続されている。受信回路は、基準電位入力端
子7−1と、伝送線路1を介した伝送信号の入力端子7
−2と、入力端子7−1と入力端子7−2の電位を比較
増幅し、出力端子7−4にCMOSレベルの信号を出力
する差動型増幅回路7−3とにより、構成されている。
【0005】図2の信号伝送回路の動作原理について、
簡単に説明する。例えば5Vの電源で動作する複数のI
C4〜7において、伝送線路1に接続された複数のIC
4〜7のうち1つが択一的に出力可能状態となる。IC
5が選択され、IC5中の送信回路から伝送線路1を介
してIC7の受信回路へ2値信号が伝送される。プリン
ト回路基板に形成されたマイクロストリップ線等の伝送
線路1は、よく知られるように50〜70Ωの特性イン
ピーダンスを有している。抵抗2,3により、伝送線路
1はIC4〜7の電源電圧Vccより低い、例えば1.
2Vの終端電位Vtに終端される。ここで、伝送線路1
の特性インピーダンスを50Ω、各抵抗2,3のインピ
ーダンスをそれぞれ50Ω、終端電位Vtを1.2V、
及び送信回路のNMOS5−3のオン状態出力インピー
ダンスを12.5Ωとする。送信回路において、CMO
Sレベルで入力端子5−1に入力される2値信号に基づ
き、NMOS5−3がオン/オフする。これにより、伝
送線路1が“H”レベルの1.2V(=Vt)、または
“L”レベルの0.4Vのレベルで駆動される。送信回
路で設定された伝送線路1のレベルが、伝送信号として
IC7の入力端子7−2に受信される。この伝送信号の
レベルと、基準電位入力端子7−1に入力される例えば
0.8Vの基準電位とが、差動アンプA21で比較され
る。IC7は、伝送信号の“H”/“L”レベルを検出
し、CMOSレベルに増幅して出力端子7−4から出力
する。
簡単に説明する。例えば5Vの電源で動作する複数のI
C4〜7において、伝送線路1に接続された複数のIC
4〜7のうち1つが択一的に出力可能状態となる。IC
5が選択され、IC5中の送信回路から伝送線路1を介
してIC7の受信回路へ2値信号が伝送される。プリン
ト回路基板に形成されたマイクロストリップ線等の伝送
線路1は、よく知られるように50〜70Ωの特性イン
ピーダンスを有している。抵抗2,3により、伝送線路
1はIC4〜7の電源電圧Vccより低い、例えば1.
2Vの終端電位Vtに終端される。ここで、伝送線路1
の特性インピーダンスを50Ω、各抵抗2,3のインピ
ーダンスをそれぞれ50Ω、終端電位Vtを1.2V、
及び送信回路のNMOS5−3のオン状態出力インピー
ダンスを12.5Ωとする。送信回路において、CMO
Sレベルで入力端子5−1に入力される2値信号に基づ
き、NMOS5−3がオン/オフする。これにより、伝
送線路1が“H”レベルの1.2V(=Vt)、または
“L”レベルの0.4Vのレベルで駆動される。送信回
路で設定された伝送線路1のレベルが、伝送信号として
IC7の入力端子7−2に受信される。この伝送信号の
レベルと、基準電位入力端子7−1に入力される例えば
0.8Vの基準電位とが、差動アンプA21で比較され
る。IC7は、伝送信号の“H”/“L”レベルを検出
し、CMOSレベルに増幅して出力端子7−4から出力
する。
【0006】スイッチング雑音とは、ICパッケージの
ボンディングワイヤとリードピンが有するインダクタン
スにより引き起こされる雑音であり、電流変化(di/
dt)が大きいほどスイッチング雑音は大きくなる。例
えば、電位Vt=1.2Vとすると、IC5の送信回路
からIC7の受信回路に“L”レベル信号を伝送する場
合、NMOS5−3はオン状態であり、約32mAの出
力電流が、終端電位VtからNMOS5−3を通じてI
C5のGNDへ流れる。“H”レベル信号を伝送する場
合、NMOS5−3はオフ状態で出力電流は0Aであ
る。伝送信号が“L”から“H”、または“H”から
“L”にスイッチングする時には極短時間に32mAの
電流が変化する。即ち、急激な電流変化(di/dt)
が起きて、大きなスイッチング雑音が発生する。
ボンディングワイヤとリードピンが有するインダクタン
スにより引き起こされる雑音であり、電流変化(di/
dt)が大きいほどスイッチング雑音は大きくなる。例
えば、電位Vt=1.2Vとすると、IC5の送信回路
からIC7の受信回路に“L”レベル信号を伝送する場
合、NMOS5−3はオン状態であり、約32mAの出
力電流が、終端電位VtからNMOS5−3を通じてI
C5のGNDへ流れる。“H”レベル信号を伝送する場
合、NMOS5−3はオフ状態で出力電流は0Aであ
る。伝送信号が“L”から“H”、または“H”から
“L”にスイッチングする時には極短時間に32mAの
電流が変化する。即ち、急激な電流変化(di/dt)
が起きて、大きなスイッチング雑音が発生する。
【0007】(2) 伝送線路1に接続されるICの
数、つまり伝送線路に接続される送信回路もしくは受信
回路の数を多くすると、伝送される信号波形の“H”レ
ベルの振幅が不足するという課題がある。ICのオフチ
ップ入出力端子には、1端子当り約1pF〜10pF程
度の寄生容量が存在し、伝送線路1の実効的な特性イン
ピーダンスがかなり低い数値となる。これが伝送線路1
におけるインピーダンス不整合要因となって反射波が発
生し、出力波形が階段状になる。伝送線路1が長く、ま
た周波数が高くなると“H”の振幅が周波数に追従でき
なくなり、振幅不足となる。これは、受信回路における
入力電圧マージンを低下させ、最悪の場合、誤動作を引
き起こす危険がある。図3は、図2の信号伝送回路に対
するシミュレーション回路の構成を示す図であり、図4
(i)〜(iii)は、図3によるシミュレーション結果を
波形図である。
数、つまり伝送線路に接続される送信回路もしくは受信
回路の数を多くすると、伝送される信号波形の“H”レ
ベルの振幅が不足するという課題がある。ICのオフチ
ップ入出力端子には、1端子当り約1pF〜10pF程
度の寄生容量が存在し、伝送線路1の実効的な特性イン
ピーダンスがかなり低い数値となる。これが伝送線路1
におけるインピーダンス不整合要因となって反射波が発
生し、出力波形が階段状になる。伝送線路1が長く、ま
た周波数が高くなると“H”の振幅が周波数に追従でき
なくなり、振幅不足となる。これは、受信回路における
入力電圧マージンを低下させ、最悪の場合、誤動作を引
き起こす危険がある。図3は、図2の信号伝送回路に対
するシミュレーション回路の構成を示す図であり、図4
(i)〜(iii)は、図3によるシミュレーション結果を
波形図である。
【0008】図3のシミュレーション回路は、特性イン
ピーダンスZ0 、長さ1mの伝送線路10の一端に送信
回路11が接続され、もう一端は抵抗12を介して終端
電位Vtに終端される構成となっている。送信回路11
は図2に示された送信回路と同じ構成である。図4の
(i)には、送信回路11の入力信号端子13からの入
力信号の波形S13が示されている。図4の(ii),
(iii)は、特性インピーダンスZ0 が、50Ωの場合と
29.5Ωの場合のシミュレーション結果であり、送信
回路11と伝送線路10の接続点14にける信号波形S
14と、伝送線路10と抵抗12の接続点15とにおけ
る信号波形S15とを、それぞれ示している。インピー
ダンスZ0 が50Ωの場合、各信号波形S14,S15
は“L”レベル(約0.2V)から“H”レベル(1.
2V)に、直ぐに立ち上がる。しかし、インピーダンス
Z0 が29.5Ωの場合、“L”から“H”に信号レベ
ルが上昇するときに階段状に変化する。このことは、伝
送信号が伝送線路10の端部で反射を繰り返し、最終的
に“H”レベルの1.2Vに落ち着くことを示してい
る。一方、信号が“H”レベルから“L”レベルに変る
ときにも、階段状の波形となるが、“L”レベルから
“H”レベルに変化するときに比べて程度は少ない。つ
まり、反射による影響が少ない。これは、“H”レベル
を出力する場合、送信回路11の出力端がオープン状態
で、反射係数Γ=−1(全反射)になり、“L”レベル
を出力する場合には送信回路11の出力インピーダンス
が約10Ωになって、反射係数Γを−0.5程度に抑え
ることができるためである。
ピーダンスZ0 、長さ1mの伝送線路10の一端に送信
回路11が接続され、もう一端は抵抗12を介して終端
電位Vtに終端される構成となっている。送信回路11
は図2に示された送信回路と同じ構成である。図4の
(i)には、送信回路11の入力信号端子13からの入
力信号の波形S13が示されている。図4の(ii),
(iii)は、特性インピーダンスZ0 が、50Ωの場合と
29.5Ωの場合のシミュレーション結果であり、送信
回路11と伝送線路10の接続点14にける信号波形S
14と、伝送線路10と抵抗12の接続点15とにおけ
る信号波形S15とを、それぞれ示している。インピー
ダンスZ0 が50Ωの場合、各信号波形S14,S15
は“L”レベル(約0.2V)から“H”レベル(1.
2V)に、直ぐに立ち上がる。しかし、インピーダンス
Z0 が29.5Ωの場合、“L”から“H”に信号レベ
ルが上昇するときに階段状に変化する。このことは、伝
送信号が伝送線路10の端部で反射を繰り返し、最終的
に“H”レベルの1.2Vに落ち着くことを示してい
る。一方、信号が“H”レベルから“L”レベルに変る
ときにも、階段状の波形となるが、“L”レベルから
“H”レベルに変化するときに比べて程度は少ない。つ
まり、反射による影響が少ない。これは、“H”レベル
を出力する場合、送信回路11の出力端がオープン状態
で、反射係数Γ=−1(全反射)になり、“L”レベル
を出力する場合には送信回路11の出力インピーダンス
が約10Ωになって、反射係数Γを−0.5程度に抑え
ることができるためである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1から第4の発明の信
号伝送回路は、上記課題を解決するために、送信側の半
導体集積回路中の送信回路と、受信側の半導体集積回路
中の受信回路と、それら送信側及び受信側の半導体集積
回路に供給される電源電位よりも低い終端電位に終端抵
抗を介して終端された伝送線路とで構成され、送信側の
半導体集積回路から伝送線路を介して受信側の半導体集
積回路へ、終端電位と接地電位間の電圧よりも小さい振
幅の2値信号を伝送する構成としている。ここで、信号
伝送回路では、伝送線路の一端もしくは両端を、第1の
終端抵抗を介して終端電位に終端し、かつ第1の終端抵
抗とは異なる第2の終端抵抗を介して接地電位に終端し
ている。また、送信側の半導体集積回路には、終端電位
を供給する構成としている。一方、送信回路は、次の第
1及び第2のオンチップ終端抵抗手段を備えている。第
1のオンチップ終端抵抗手段は、送信回路における入力
信号のレベルに基づいてオン、オフしそのオン状態のと
き、伝送線路と半導体集積回路に供給された終端電位と
の間を所定のインピーダンスで接続して伝送線路のオン
チップ終端抵抗を形成する構成としている。第2のオン
チップ終端抵抗手段は、第1のオンチップ終端抵抗手段
とは相補的にオン、オフし、そのオン状態のとき伝送線
路と接地電位間を所定のインピーダンスで接続して伝送
線路のオンチップ終端抵抗を形成する構成としている。
号伝送回路は、上記課題を解決するために、送信側の半
導体集積回路中の送信回路と、受信側の半導体集積回路
中の受信回路と、それら送信側及び受信側の半導体集積
回路に供給される電源電位よりも低い終端電位に終端抵
抗を介して終端された伝送線路とで構成され、送信側の
半導体集積回路から伝送線路を介して受信側の半導体集
積回路へ、終端電位と接地電位間の電圧よりも小さい振
幅の2値信号を伝送する構成としている。ここで、信号
伝送回路では、伝送線路の一端もしくは両端を、第1の
終端抵抗を介して終端電位に終端し、かつ第1の終端抵
抗とは異なる第2の終端抵抗を介して接地電位に終端し
ている。また、送信側の半導体集積回路には、終端電位
を供給する構成としている。一方、送信回路は、次の第
1及び第2のオンチップ終端抵抗手段を備えている。第
1のオンチップ終端抵抗手段は、送信回路における入力
信号のレベルに基づいてオン、オフしそのオン状態のと
き、伝送線路と半導体集積回路に供給された終端電位と
の間を所定のインピーダンスで接続して伝送線路のオン
チップ終端抵抗を形成する構成としている。第2のオン
チップ終端抵抗手段は、第1のオンチップ終端抵抗手段
とは相補的にオン、オフし、そのオン状態のとき伝送線
路と接地電位間を所定のインピーダンスで接続して伝送
線路のオンチップ終端抵抗を形成する構成としている。
【0010】
【作用】第1から第4の発明では、以上のように信号伝
送回路を構成しているので、第1及び第2の終端抵抗に
よって伝送線路が終端電位及び接地電位に接続され、終
端電位と接地電位間の電圧よりも小さい振幅の2値信号
が、伝送線路を介して伝送される。ここで、第1及び第
2の終端抵抗によって伝送線路が終端電位及び接地電位
に接続されているので、伝送線路のニュートラルなレベ
ルが、接地電位と終端電位の中間の値になり、伝送する
信号の“H”レベルと“L”レベルの電位を両方とも下
げる。よって、送信回路を介して接地電位に流れる電流
量が少なくなる。また、第1及び第2のオンチップ終端
抵抗手段は、送信回路で“H”レベル、或いは“L”レ
ベルを設定する際に、伝送線路の終端抵抗を形成するこ
とになり、伝送線路がオープン状態とならない。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
送回路を構成しているので、第1及び第2の終端抵抗に
よって伝送線路が終端電位及び接地電位に接続され、終
端電位と接地電位間の電圧よりも小さい振幅の2値信号
が、伝送線路を介して伝送される。ここで、第1及び第
2の終端抵抗によって伝送線路が終端電位及び接地電位
に接続されているので、伝送線路のニュートラルなレベ
ルが、接地電位と終端電位の中間の値になり、伝送する
信号の“H”レベルと“L”レベルの電位を両方とも下
げる。よって、送信回路を介して接地電位に流れる電流
量が少なくなる。また、第1及び第2のオンチップ終端
抵抗手段は、送信回路で“H”レベル、或いは“L”レ
ベルを設定する際に、伝送線路の終端抵抗を形成するこ
とになり、伝送線路がオープン状態とならない。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0011】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す信号伝送回路の回
路図である。この信号伝送回路はIC間の信号伝送を伝
送線路20を介して高速で行うものであり、図1中の伝
送線路20は、例えばプリント回路基板のマイクロスト
リップ線をモデル化したものである。伝送線路20の両
端は、第1の終端抵抗である2個の抵抗21,22を介
して、電源電位Vccよりも低い終端電位Vtに終端さ
れ、かつ、第2の終端抵抗である2個の抵抗23,24
を介して接地電位GNDに終端されている。伝送線路2
0の任意の場所に、例えば4個のIC30〜60が接続
される。各IC30〜60は送信回路、受信回路または
送受信回路を備え、信号伝送に際して送信側または受信
側ICとなる。図1の例では、IC40が送信回路を備
えた送信側ICとであり、IC60が受信回路を備えた
受信側ICを構成している。IC40中に記された送信
回路の入力端子Inには、図示しないIC40中の論理
回路からCMOSレベルの入力信号INが与えられる構
成である。入力端子Inは抵抗素子制御回路41に接続
され、抵抗素子制御回路41の出力側は、第1及び第2
のオンチップ終端抵抗手段42,43が接続されてい
る。オンチップ終端抵抗手段42が、伝送線路20とI
C40に供給された終端電位Vtとの間に接続され、オ
ンチップ終端抵抗手段43は伝送線路20と接地電位G
ND間に接続されている。オンチップ終端抵抗手段42
は、抵抗素子制御回路41の出力に基づいてオン、オフ
し、オン状態のとき伝送線路20と終端電位Vtとを接
続して該伝送線路20に対するオンチップ終端抵抗を形
成するものである。オンチップ終端抵抗手段43は抵抗
素子制御回路41の出力に基づいてオン、オフし、オン
状態のとき伝送線路20と接地電位GNDを接続して該
伝送線路20に対するオンチップ終端抵抗を形成するも
のである。
路図である。この信号伝送回路はIC間の信号伝送を伝
送線路20を介して高速で行うものであり、図1中の伝
送線路20は、例えばプリント回路基板のマイクロスト
リップ線をモデル化したものである。伝送線路20の両
端は、第1の終端抵抗である2個の抵抗21,22を介
して、電源電位Vccよりも低い終端電位Vtに終端さ
れ、かつ、第2の終端抵抗である2個の抵抗23,24
を介して接地電位GNDに終端されている。伝送線路2
0の任意の場所に、例えば4個のIC30〜60が接続
される。各IC30〜60は送信回路、受信回路または
送受信回路を備え、信号伝送に際して送信側または受信
側ICとなる。図1の例では、IC40が送信回路を備
えた送信側ICとであり、IC60が受信回路を備えた
受信側ICを構成している。IC40中に記された送信
回路の入力端子Inには、図示しないIC40中の論理
回路からCMOSレベルの入力信号INが与えられる構
成である。入力端子Inは抵抗素子制御回路41に接続
され、抵抗素子制御回路41の出力側は、第1及び第2
のオンチップ終端抵抗手段42,43が接続されてい
る。オンチップ終端抵抗手段42が、伝送線路20とI
C40に供給された終端電位Vtとの間に接続され、オ
ンチップ終端抵抗手段43は伝送線路20と接地電位G
ND間に接続されている。オンチップ終端抵抗手段42
は、抵抗素子制御回路41の出力に基づいてオン、オフ
し、オン状態のとき伝送線路20と終端電位Vtとを接
続して該伝送線路20に対するオンチップ終端抵抗を形
成するものである。オンチップ終端抵抗手段43は抵抗
素子制御回路41の出力に基づいてオン、オフし、オン
状態のとき伝送線路20と接地電位GNDを接続して該
伝送線路20に対するオンチップ終端抵抗を形成するも
のである。
【0012】図5は、図1中の送信回路の構成を示す回
路図であり、この図5には抵抗素子制御手段41と第1
及び第2のオンチップ終端抵抗手段42,43とが示さ
れている。送信回路が伝送線路20に対して複数接続さ
れている場合等では、それら複数の送信回路のうち1つ
が選択され、選択された送信回路のみが出力可能状態と
なる。送信回路中の抵抗素子制御手段41は、選択信号
ENのレベルを反転するインバータ41−1と、入力信
号INとインバータ41−1の出力を入力するNORゲ
ート41−3及び入力信号INと選択信号ENを入力と
するANDゲート41−2とを、備えている。ANDゲ
ート41−2及びNORゲート41−3の出力側には、
第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段であるNMOS
42−1,43−1のゲートがそれぞれ接続されてい
る。2個のNMOS42−1,43−1の接続点が、オ
フチップ出力端子であり、それが伝送線路20に接続さ
れる。一方、IC60中の受信回路は差動アンプ61を
有している。差動アンプ61には、伝送線路20とオフ
チップ入力端子62を介した受信信号と、基準電位入力
端子63を介した基準電位とが、入力されている。差動
アンプ61の出力端子Outは、IC60中の図示しな
いCMOS論理回路に接続されている。
路図であり、この図5には抵抗素子制御手段41と第1
及び第2のオンチップ終端抵抗手段42,43とが示さ
れている。送信回路が伝送線路20に対して複数接続さ
れている場合等では、それら複数の送信回路のうち1つ
が選択され、選択された送信回路のみが出力可能状態と
なる。送信回路中の抵抗素子制御手段41は、選択信号
ENのレベルを反転するインバータ41−1と、入力信
号INとインバータ41−1の出力を入力するNORゲ
ート41−3及び入力信号INと選択信号ENを入力と
するANDゲート41−2とを、備えている。ANDゲ
ート41−2及びNORゲート41−3の出力側には、
第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段であるNMOS
42−1,43−1のゲートがそれぞれ接続されてい
る。2個のNMOS42−1,43−1の接続点が、オ
フチップ出力端子であり、それが伝送線路20に接続さ
れる。一方、IC60中の受信回路は差動アンプ61を
有している。差動アンプ61には、伝送線路20とオフ
チップ入力端子62を介した受信信号と、基準電位入力
端子63を介した基準電位とが、入力されている。差動
アンプ61の出力端子Outは、IC60中の図示しな
いCMOS論理回路に接続されている。
【0013】図6は、図1中の受信回路を示す回路図で
あり、差動アンプ61の構成例を示している。差動アン
プ61は、受信信号をゲートに入力するPチャネル型M
OSトランジスタ(以下、PMOSという)61−1
と、基準電位をゲートに入力するPMOS61−2とを
備えている。各PMOS61−1,61−2のドレイン
には、NMOS61−3,61−4のドレインがそれぞ
れ接続され、そのNMOS61−3,61−4のソース
が、接地電位GNDに接続されている。NMOS61−
3,61−4のゲートは、PMOS61−1のドレイン
に接続されている。PMOS61−1,61−2のソー
スには電流源となるPMOS61−5のドレインが接続
されている。PMOS61−5のソースが電源電位Vc
cに接続され、該PMOS61−5のゲートが接地電位
GNDに接続されている。PMOS61−2のドレイン
は、PMOS61−6のゲートとNMOS61−7のゲ
ートに共通に接続されている。PMOS61−6のソー
スが電源電位Vccに接続され、そのPMOS61−6
のドレインはNMOS61−7のドレインに接続される
と共に出力端子Outに接続されている。NMOS61
−7のソースは、接地電位GNDに接続されている。M
OSトランジスタ61−1〜61−5は、受信信号のレ
ベルと基準電位を比較して所望の電位に増幅する機能を
有し、MOSトランジスタ61−6,61−7が、CM
OSレベルの信号に変換する機能を有している。次に、
図1の信号伝送回路の動作を説明する。
あり、差動アンプ61の構成例を示している。差動アン
プ61は、受信信号をゲートに入力するPチャネル型M
OSトランジスタ(以下、PMOSという)61−1
と、基準電位をゲートに入力するPMOS61−2とを
備えている。各PMOS61−1,61−2のドレイン
には、NMOS61−3,61−4のドレインがそれぞ
れ接続され、そのNMOS61−3,61−4のソース
が、接地電位GNDに接続されている。NMOS61−
3,61−4のゲートは、PMOS61−1のドレイン
に接続されている。PMOS61−1,61−2のソー
スには電流源となるPMOS61−5のドレインが接続
されている。PMOS61−5のソースが電源電位Vc
cに接続され、該PMOS61−5のゲートが接地電位
GNDに接続されている。PMOS61−2のドレイン
は、PMOS61−6のゲートとNMOS61−7のゲ
ートに共通に接続されている。PMOS61−6のソー
スが電源電位Vccに接続され、そのPMOS61−6
のドレインはNMOS61−7のドレインに接続される
と共に出力端子Outに接続されている。NMOS61
−7のソースは、接地電位GNDに接続されている。M
OSトランジスタ61−1〜61−5は、受信信号のレ
ベルと基準電位を比較して所望の電位に増幅する機能を
有し、MOSトランジスタ61−6,61−7が、CM
OSレベルの信号に変換する機能を有している。次に、
図1の信号伝送回路の動作を説明する。
【0014】図1の信号伝送回路におけるIC30〜6
0は、例えば電源電位Vccが5Vで動作する。複数の
IC30〜60のうち1つが、選択信号ENによって出
力可能状態となる。例えば、IC40が選択されて出力
可能状態になる。ここで、伝送線路20の特性インピー
ダンスは50Ω、各終端抵抗21〜24の抵抗値はそれ
ぞれ100Ωに設定されているものとする。また、第1
及び第2のオンチップ終端抵抗手段42,43のオン状
態のときの出力インピーダンス、即ちNMOS42−
1,43−1のオン抵抗が、12,5Ωに設定されてい
るものとする。まず、IC40中のCMOS論理回路か
ら、CMOSレベルの例えば“L”の入力信号INが、
入力端子Inに与えられたとする。抵抗素子制御手段4
1は、入力信号INのレベルに基づき制御信号をオンチ
ップ終端抵抗手段42,43に与える。制御信号によっ
て、オンチップ終端抵抗手段42がオフ状態、オンチッ
プ終端抵抗手段43がオン状態となる。つまり、NMO
S42−1がオフ、NMOS43−1がオンとなる。伝
送線路20の“L”レベルの電位V0Lは、終端抵抗21
〜24と、NMOS43−1と、終端電位Vtとによっ
て設定され、約V0L=0.2Vとなる。このときには、
終端電位VtからIC40のオフチップ出力端子を介し
て、該IC40の接地電位GNDに16mAの出力電流
が流れ込む。
0は、例えば電源電位Vccが5Vで動作する。複数の
IC30〜60のうち1つが、選択信号ENによって出
力可能状態となる。例えば、IC40が選択されて出力
可能状態になる。ここで、伝送線路20の特性インピー
ダンスは50Ω、各終端抵抗21〜24の抵抗値はそれ
ぞれ100Ωに設定されているものとする。また、第1
及び第2のオンチップ終端抵抗手段42,43のオン状
態のときの出力インピーダンス、即ちNMOS42−
1,43−1のオン抵抗が、12,5Ωに設定されてい
るものとする。まず、IC40中のCMOS論理回路か
ら、CMOSレベルの例えば“L”の入力信号INが、
入力端子Inに与えられたとする。抵抗素子制御手段4
1は、入力信号INのレベルに基づき制御信号をオンチ
ップ終端抵抗手段42,43に与える。制御信号によっ
て、オンチップ終端抵抗手段42がオフ状態、オンチッ
プ終端抵抗手段43がオン状態となる。つまり、NMO
S42−1がオフ、NMOS43−1がオンとなる。伝
送線路20の“L”レベルの電位V0Lは、終端抵抗21
〜24と、NMOS43−1と、終端電位Vtとによっ
て設定され、約V0L=0.2Vとなる。このときには、
終端電位VtからIC40のオフチップ出力端子を介し
て、該IC40の接地電位GNDに16mAの出力電流
が流れ込む。
【0015】一方、IC60の受信回路では差動アンプ
61が、例えば0,6Vに設定された基準電位と伝送線
路20の電位の0.2Vとを比較し、その比較結果をC
MOS論理レベルの“L”に変換して出力端子Outか
ら出力する。続いて、CMOSレベルの“H”の入力信
号INが、入力端子Inに与えられたとする。抵抗素子
制御手段41は、入力信号INのレベルに基づいた制御
信号をオンチップ終端抵抗手段42,43に与える。制
御信号によって、オンチップ終端抵抗手段42がオン状
態、オンチップ終端抵抗手段43がオフ状態となる。つ
まり、NMOS42−1がオン、NMOS43−1がオ
フとなる。よって、IC40の接地電位GNDに流れ込
む電流は0Aとなる。このとき、IC40のオフチップ
出力端子の“H”レベルの電位V0Hは、終端抵抗21〜
24と、NMOS42−1と、終端電位Vtとによって
設定され、V0H=1.0Vとなる。この電位V0Hが伝送
線路20を伝搬し、該伝送線路20の伝送特性によって
定まる伝搬遅延時間経過後に、IC60中のオフチップ
入力端子62に入力される。IC60の受信回路は、
1.0Vの電位V0Hと基準電位の0.6Vとを比較し、
比較結果をCMOS論理レベルの“H”に変換して出力
端子Outから出力する。
61が、例えば0,6Vに設定された基準電位と伝送線
路20の電位の0.2Vとを比較し、その比較結果をC
MOS論理レベルの“L”に変換して出力端子Outか
ら出力する。続いて、CMOSレベルの“H”の入力信
号INが、入力端子Inに与えられたとする。抵抗素子
制御手段41は、入力信号INのレベルに基づいた制御
信号をオンチップ終端抵抗手段42,43に与える。制
御信号によって、オンチップ終端抵抗手段42がオン状
態、オンチップ終端抵抗手段43がオフ状態となる。つ
まり、NMOS42−1がオン、NMOS43−1がオ
フとなる。よって、IC40の接地電位GNDに流れ込
む電流は0Aとなる。このとき、IC40のオフチップ
出力端子の“H”レベルの電位V0Hは、終端抵抗21〜
24と、NMOS42−1と、終端電位Vtとによって
設定され、V0H=1.0Vとなる。この電位V0Hが伝送
線路20を伝搬し、該伝送線路20の伝送特性によって
定まる伝搬遅延時間経過後に、IC60中のオフチップ
入力端子62に入力される。IC60の受信回路は、
1.0Vの電位V0Hと基準電位の0.6Vとを比較し、
比較結果をCMOS論理レベルの“H”に変換して出力
端子Outから出力する。
【0016】その後、再びIC40中のCMOS論理回
路から、CMOSレベルの“L”の入力信号INが、入
力端子Inに与えられると、前述と同様の動作によっ
て、NMOS42−1がオフ、NMOS43−1がオン
となる。そのため、IC40のオフチップ出力端子には
0.2Vが出力され、これが伝送線路20を伝搬して、
IC60のオフチップ入力端子62へ入力される。IC
60の受信回路では差動アンプ61が、0,6Vに設定
された基準電位と伝送線路20の電位の0.2Vとを比
較し、その比較結果をCMOS論理レベルの“L”に変
換して出力端子Outから出力する。以上のように、本
実施例では、伝送線路20の両端には抵抗21〜24が
接続され、その伝送線路20が特性インピーダンスと等
しいインピーダンスで終端された状態になっている。即
ち、インピーダンス整合が成されているため、伝送線路
20上の伝搬信号に対して、歪み少ない波形を伝送する
ことができる。よって、CMOSレベルもしくはTTL
レベルでの信号伝送に比較して高速かつ低雑音の信号伝
送が可能となっている。また、図2と同様に、伝送線路
を伝搬する信号振幅が0.8Vと小さいため、CMOS
レベルもしくはTTLレベルでの信号伝送に比較して高
速の信号伝送が可能である。さらに、本実施例の信号伝
送回路では、次の(1)(2)(3)のような効果が得
られる。
路から、CMOSレベルの“L”の入力信号INが、入
力端子Inに与えられると、前述と同様の動作によっ
て、NMOS42−1がオフ、NMOS43−1がオン
となる。そのため、IC40のオフチップ出力端子には
0.2Vが出力され、これが伝送線路20を伝搬して、
IC60のオフチップ入力端子62へ入力される。IC
60の受信回路では差動アンプ61が、0,6Vに設定
された基準電位と伝送線路20の電位の0.2Vとを比
較し、その比較結果をCMOS論理レベルの“L”に変
換して出力端子Outから出力する。以上のように、本
実施例では、伝送線路20の両端には抵抗21〜24が
接続され、その伝送線路20が特性インピーダンスと等
しいインピーダンスで終端された状態になっている。即
ち、インピーダンス整合が成されているため、伝送線路
20上の伝搬信号に対して、歪み少ない波形を伝送する
ことができる。よって、CMOSレベルもしくはTTL
レベルでの信号伝送に比較して高速かつ低雑音の信号伝
送が可能となっている。また、図2と同様に、伝送線路
を伝搬する信号振幅が0.8Vと小さいため、CMOS
レベルもしくはTTLレベルでの信号伝送に比較して高
速の信号伝送が可能である。さらに、本実施例の信号伝
送回路では、次の(1)(2)(3)のような効果が得
られる。
【0017】(1)スイッチング雑音の改善 図1の信号伝送回路においては、伝送信号の“H”レベ
ル、“L”レベルが切り替わるときに発生する雑音(ス
イッチング雑音)が、図2の信号伝送回路に比べて改善
されている。これはIC40中の送信回路の構成と伝送
線路20の終端方法を、図2と異ならせているためであ
り、IC40の接地電位GNDに流れる電流を小さくす
ることで実現している。即ち、従来の図2の回路では、
終端電位Vt=1.2V、伝送信号の振幅0.8V、及
び伝送信号の“L”のときの出力電流が、32mAであ
るのに対し、本実施例では、伝送信号の“L”のときの
出力電流が16mAとなっている。出力電流が小さけれ
ば、伝送信号の“H”レベル,“L”レベルの切り替わ
り時における出力電流の変化量(di/dt)が小さく
なる。そのため、インダクタンスで発生するスイッチン
グ雑音が改善される。
ル、“L”レベルが切り替わるときに発生する雑音(ス
イッチング雑音)が、図2の信号伝送回路に比べて改善
されている。これはIC40中の送信回路の構成と伝送
線路20の終端方法を、図2と異ならせているためであ
り、IC40の接地電位GNDに流れる電流を小さくす
ることで実現している。即ち、従来の図2の回路では、
終端電位Vt=1.2V、伝送信号の振幅0.8V、及
び伝送信号の“L”のときの出力電流が、32mAであ
るのに対し、本実施例では、伝送信号の“L”のときの
出力電流が16mAとなっている。出力電流が小さけれ
ば、伝送信号の“H”レベル,“L”レベルの切り替わ
り時における出力電流の変化量(di/dt)が小さく
なる。そのため、インダクタンスで発生するスイッチン
グ雑音が改善される。
【0018】(2)“H”レベル振幅の改善 図7は、図2の信号伝送回路のモデルを示す図であり、
図8(i)〜(v)は、図7中の伝送線路における伝送信
号の波形図である。図7における伝送線路1の長さは4
0cmに設定している。伝送線路1には、送信回路51
−2を備えた送信側のIC51 と、各受信回路71 −
3,72 −3,…,78 −3をそれぞれ備えた受信側I
C71 ,72 ,…,78 が2cm間隔で接続している。
なお、図7中では、各IC51 ,71 ,72 ,…,78
と接地定位GND間に接続された静電容量80 ,81 ,
…,88 を示しているが、これらはICのオフチップ端
子に寄生する負荷静電容量をモデル化したものである。
静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値は、1pF〜1
0pF程度の大きさであることが一般的に知られてい
る。終端電位Vt=1.2V、伝送線路1の特性インピ
ーダンスZ0 =50Ω、伝送線路1の1mあたりの伝搬
遅延時間Td=6.7nsec/m、及び各抵抗2,3
の抵抗値をそれぞれ50Ωとした条件で、伝送線路1上
の点A,B,C,Dにおける信号波形をシミュレーショ
ン評価した。図8の(i)に示される入力信号INの波
形に対して、各点A,B,C,Dにおける信号波形は、
図8の(ii)〜(v)のようになる。なお、aで示された
波形は、各静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値を5
pFとしたときの波形であり、bは0pFとしたときの
波形である。
図8(i)〜(v)は、図7中の伝送線路における伝送信
号の波形図である。図7における伝送線路1の長さは4
0cmに設定している。伝送線路1には、送信回路51
−2を備えた送信側のIC51 と、各受信回路71 −
3,72 −3,…,78 −3をそれぞれ備えた受信側I
C71 ,72 ,…,78 が2cm間隔で接続している。
なお、図7中では、各IC51 ,71 ,72 ,…,78
と接地定位GND間に接続された静電容量80 ,81 ,
…,88 を示しているが、これらはICのオフチップ端
子に寄生する負荷静電容量をモデル化したものである。
静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値は、1pF〜1
0pF程度の大きさであることが一般的に知られてい
る。終端電位Vt=1.2V、伝送線路1の特性インピ
ーダンスZ0 =50Ω、伝送線路1の1mあたりの伝搬
遅延時間Td=6.7nsec/m、及び各抵抗2,3
の抵抗値をそれぞれ50Ωとした条件で、伝送線路1上
の点A,B,C,Dにおける信号波形をシミュレーショ
ン評価した。図8の(i)に示される入力信号INの波
形に対して、各点A,B,C,Dにおける信号波形は、
図8の(ii)〜(v)のようになる。なお、aで示された
波形は、各静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値を5
pFとしたときの波形であり、bは0pFとしたときの
波形である。
【0019】各静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値
を0pFとしたときには、各点A,B,C,Dにおける
信号波形は、“H”レベルが1.2V、“L”レベルが
約0.3Vとなり、共に設計どおりの信号振幅が得られ
る。一方、各静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値を
5pFとしたときには、A,B,C,Dの各点で“H”
レベルの信号振幅が階段状に増加していることが、確認
できる。例えば、点Bで“L”レベルから“H”レベル
に信号波形が切替わるとき、約2nsecの間は、約
0.95Vまでしか電位が上昇しない。通常、受信回路
で使用される基準電位は、0.8Vであり、“H”レベ
ルの振幅が約38%しか出ていないことになる。この状
態では、受信回路の入力電圧マージンが少なく、回路動
作の保証が困難である。また、負荷容量の条件によって
は、0.8V以上の“H”レベルが得られない場合もあ
り、2値信号の伝送が行えなくなる。この原因は、各負
荷容量の5pFが接続されたことで、伝送線路1の実効
的な特性インピーダンスが50Ω以下になり、伝送線路
1にてインピーダンス整合がとれなくなったためであ
る。このシミュレーション条件の場合、実効的な特性イ
ンピーダンスが29.5Ω程度であり、伝送線路1の端
部における反射係数Γが約0.26である。
を0pFとしたときには、各点A,B,C,Dにおける
信号波形は、“H”レベルが1.2V、“L”レベルが
約0.3Vとなり、共に設計どおりの信号振幅が得られ
る。一方、各静電容量80 ,81 ,…,88 の容量値を
5pFとしたときには、A,B,C,Dの各点で“H”
レベルの信号振幅が階段状に増加していることが、確認
できる。例えば、点Bで“L”レベルから“H”レベル
に信号波形が切替わるとき、約2nsecの間は、約
0.95Vまでしか電位が上昇しない。通常、受信回路
で使用される基準電位は、0.8Vであり、“H”レベ
ルの振幅が約38%しか出ていないことになる。この状
態では、受信回路の入力電圧マージンが少なく、回路動
作の保証が困難である。また、負荷容量の条件によって
は、0.8V以上の“H”レベルが得られない場合もあ
り、2値信号の伝送が行えなくなる。この原因は、各負
荷容量の5pFが接続されたことで、伝送線路1の実効
的な特性インピーダンスが50Ω以下になり、伝送線路
1にてインピーダンス整合がとれなくなったためであ
る。このシミュレーション条件の場合、実効的な特性イ
ンピーダンスが29.5Ω程度であり、伝送線路1の端
部における反射係数Γが約0.26である。
【0020】図9は、図1の信号伝送回路のモデルを示
す図であり、図10(i)〜(v)は、図9中の伝送線路
における伝送信号の波形図である。図9における伝送線
路20の長さも40cmに設定している。伝送線路20
には、送信回路401 −1を備えた送信側のIC401
と、各受信回路611 ,612 ,…,618 をそれぞれ
備えた受信側IC601 ,602 ,…,608 が2cm
間隔で接続されている。図9中では、各IC401 ,6
01 ,602 ,…,608 と接地定位GND間に接続さ
れた静電容量90 ,91 ,…,98 も示している。ここ
で、図7と同様に、終端電位Vt=1.2V、伝送線路
20の特性インピーダンスZ0 =50Ω、及び伝送線路
20の1mあたりの遅延時間Td=6.7nsec/m
に設定し、各終端抵抗21〜24の抵抗値を100Ωの
条件に設定して、伝送線路20上の点A,B,C,Dに
おける信号波形をシミュレーション評価した。
す図であり、図10(i)〜(v)は、図9中の伝送線路
における伝送信号の波形図である。図9における伝送線
路20の長さも40cmに設定している。伝送線路20
には、送信回路401 −1を備えた送信側のIC401
と、各受信回路611 ,612 ,…,618 をそれぞれ
備えた受信側IC601 ,602 ,…,608 が2cm
間隔で接続されている。図9中では、各IC401 ,6
01 ,602 ,…,608 と接地定位GND間に接続さ
れた静電容量90 ,91 ,…,98 も示している。ここ
で、図7と同様に、終端電位Vt=1.2V、伝送線路
20の特性インピーダンスZ0 =50Ω、及び伝送線路
20の1mあたりの遅延時間Td=6.7nsec/m
に設定し、各終端抵抗21〜24の抵抗値を100Ωの
条件に設定して、伝送線路20上の点A,B,C,Dに
おける信号波形をシミュレーション評価した。
【0021】図10の(i)は、入力信号INの波形で
あり、各点A,B,C,Dにおける信号波形は、図10
の(ii)〜(v)のようになる。なお、aで示された波形
は、各静電容量90 ,91 ,…,98 の容量値を5pF
としたときの波形であり、bは0pFとしたときの波形
である。各静電容量90 ,91 ,…,98 の容量値を0
pFとしたとき、各点A,B,C,Dでの伝送波形は
“H”レベルが1.0V、“L”レベルが約0.1Vと
なり、共に設計どおりの信号振幅が得られる。これに対
して、各静電容量90 ,91 ,…,98 の容量値を5p
Fとしたときには、A,B,C,Dの各点で“H”レベ
ルの信号振幅が階段状に増加していることが、図10で
も確認できる。しかしながら、図8の各伝送波形より
も、“H”レベルの信号振幅が改善されていることが、
確認できる。例えば、点Bにおける波形では、“L”か
ら“H”にレベルが切り替わってから約2nsec間
は、約0.9Vまで電位が上昇する。本実施例の場合の
受信回路の基準電位は、0.6Vが使用されるので、
“H”レベルの振幅は、約75%でている。即ち、受信
回路の入力電圧マージンが改善されている。受信回路の
“H”レベル信号に対する入力電圧マージンの改善は、
本発明における送信回路の出力インピーダンスが、
“H”レベル出力時でも“L”レベル出力時でも、約1
0Ωに設定されているために、実現されている。即ち、
本実施例では第1,第2のオンチップ終端抵抗手段4
2,43を設けているので、従来の回路に比べて、
“H”レベル出力時の送信回路接続点でのインピーダン
ス整合を改善しているのである。
あり、各点A,B,C,Dにおける信号波形は、図10
の(ii)〜(v)のようになる。なお、aで示された波形
は、各静電容量90 ,91 ,…,98 の容量値を5pF
としたときの波形であり、bは0pFとしたときの波形
である。各静電容量90 ,91 ,…,98 の容量値を0
pFとしたとき、各点A,B,C,Dでの伝送波形は
“H”レベルが1.0V、“L”レベルが約0.1Vと
なり、共に設計どおりの信号振幅が得られる。これに対
して、各静電容量90 ,91 ,…,98 の容量値を5p
Fとしたときには、A,B,C,Dの各点で“H”レベ
ルの信号振幅が階段状に増加していることが、図10で
も確認できる。しかしながら、図8の各伝送波形より
も、“H”レベルの信号振幅が改善されていることが、
確認できる。例えば、点Bにおける波形では、“L”か
ら“H”にレベルが切り替わってから約2nsec間
は、約0.9Vまで電位が上昇する。本実施例の場合の
受信回路の基準電位は、0.6Vが使用されるので、
“H”レベルの振幅は、約75%でている。即ち、受信
回路の入力電圧マージンが改善されている。受信回路の
“H”レベル信号に対する入力電圧マージンの改善は、
本発明における送信回路の出力インピーダンスが、
“H”レベル出力時でも“L”レベル出力時でも、約1
0Ωに設定されているために、実現されている。即ち、
本実施例では第1,第2のオンチップ終端抵抗手段4
2,43を設けているので、従来の回路に比べて、
“H”レベル出力時の送信回路接続点でのインピーダン
ス整合を改善しているのである。
【0022】図7で用いられた送信回路51 −2では、
“L”レベル出力時の出力インピーダンスが約8Ωで反
射係数Γが約0.56であり、“H”レベル出力時の出
力インピーダンスは開放状態で反射係数Γが1.0(全
反射)である。そのため、“H”レベル→“L”レベル
に切り替わるときには振幅が十分得られるのに対し、
“L”レベル→“H”レベルに切り替わるときには極端
に振幅が不足し、結果として受信回路における入力マー
ジン不足を引き起こしていた。図9で使用されている送
信回路401 −1では、出力インピーダンスが“H”レ
ベル出力時も“L”レベル出力時も、いずれも出力イン
ピーダンスが約8Ωと等しい。そのため、“H”レベル
→“L”レベルに切り替わるときと“L”レベル→
“H”レベルに切り替わるときとで、信号波形は同じ挙
動を示す。よって、従来例の図8のように、“H”レベ
ルのときだけ、極端に信号振幅が不足することはない。
基準電位の0.6Vを中心に、“H”レベルと“L”レ
ベルとも同じ振幅が得られる。
“L”レベル出力時の出力インピーダンスが約8Ωで反
射係数Γが約0.56であり、“H”レベル出力時の出
力インピーダンスは開放状態で反射係数Γが1.0(全
反射)である。そのため、“H”レベル→“L”レベル
に切り替わるときには振幅が十分得られるのに対し、
“L”レベル→“H”レベルに切り替わるときには極端
に振幅が不足し、結果として受信回路における入力マー
ジン不足を引き起こしていた。図9で使用されている送
信回路401 −1では、出力インピーダンスが“H”レ
ベル出力時も“L”レベル出力時も、いずれも出力イン
ピーダンスが約8Ωと等しい。そのため、“H”レベル
→“L”レベルに切り替わるときと“L”レベル→
“H”レベルに切り替わるときとで、信号波形は同じ挙
動を示す。よって、従来例の図8のように、“H”レベ
ルのときだけ、極端に信号振幅が不足することはない。
基準電位の0.6Vを中心に、“H”レベルと“L”レ
ベルとも同じ振幅が得られる。
【0023】(3)デューティの安定性の向上 図8の(ii)〜(v)のように、従来回路ではインピーダ
ンス不整合時に、伝送信号の立ち上がりと立ち下がりの
波形は、アンバランスである。つまり、信号の立ち上が
り時間と立ち下がり時間が異なり、受信信号の立ち上が
り時間が、立ち下がり時間に比べて大きくなってしま
う。そのため、従来の図2の信号伝送回路においては、
インピーダンス整合がされているときは良好なデューテ
ィが得られても、インピーダンス不整合時にはデューテ
ィ変動が生じる。このデューティ不良が原因となって、
最悪の場合回路動作に支障をきたすことも考えられる。
この場合、伝送線路20に接続される負荷静電容量の大
きさ、及び伝送線路1の長さに影響を受ける。本実施例
では、“H”レベル出力時と“L”レベル出力時の送信
回路の出力インピーダンスが等しいため、伝送信号の立
ち上がりと立ち下がりの波形が、図10の(ii)〜(v)
のように同じ挙動を示す。即ち、例えば、インピーダン
ス不整合時にも、立ち上がり波形と立ち下がり波形が対
称となり、立ち上がり時間と立ち下がり時間が等しくな
る。よって、デューティの安定性が向上する。
ンス不整合時に、伝送信号の立ち上がりと立ち下がりの
波形は、アンバランスである。つまり、信号の立ち上が
り時間と立ち下がり時間が異なり、受信信号の立ち上が
り時間が、立ち下がり時間に比べて大きくなってしま
う。そのため、従来の図2の信号伝送回路においては、
インピーダンス整合がされているときは良好なデューテ
ィが得られても、インピーダンス不整合時にはデューテ
ィ変動が生じる。このデューティ不良が原因となって、
最悪の場合回路動作に支障をきたすことも考えられる。
この場合、伝送線路20に接続される負荷静電容量の大
きさ、及び伝送線路1の長さに影響を受ける。本実施例
では、“H”レベル出力時と“L”レベル出力時の送信
回路の出力インピーダンスが等しいため、伝送信号の立
ち上がりと立ち下がりの波形が、図10の(ii)〜(v)
のように同じ挙動を示す。即ち、例えば、インピーダン
ス不整合時にも、立ち上がり波形と立ち下がり波形が対
称となり、立ち上がり時間と立ち下がり時間が等しくな
る。よって、デューティの安定性が向上する。
【0024】第2の実施例 図11は、本発明の第2の実施例を示す送信回路の回路
図である。本実施例の信号伝送回路では、図1の第1の
実施例における送信側IC40中の送信回路、つまり図
5に示される送信回路の構造を、図11に変更してい
る。図11の送信回路は、図5と同様の構成の抵抗素子
制御手段41を備えている。抵抗素子制御手段41の出
力側に第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段44,4
5が接続されている。第1及び第2のオンチップ終端抵
抗手段44,45は、第1の実施例におけるオンチップ
終端抵抗手段42,43と同様の機能を有しているが、
構造が異なっている。即ち、オンチップ終端抵抗手段4
4は、ドレインが終端電位Vtに接続された第1のMO
SトランジスタであるNMOS44−1と、そのNMO
S44−1のソースと出力端子間に直列に接続された第
1の抵抗素子である抵抗44−2を備えている。NMO
S44−1のゲートに、抵抗素子制御手段41中のAN
Dゲート41−2の出力が接続されている。一方、オン
チップ終端抵抗手段45は、ソースが接地電位に接続さ
れた第2のMOSトランジスタであるNMOS45−1
と、そのNMOS45−1のドレインと出力端子間に直
列に接続された第2の抵抗素子である抵抗45−2を備
えている。NMOS45−1のゲートに、抵抗素子制御
手段41中のNORゲート41−3の出力が接続されて
いる。
図である。本実施例の信号伝送回路では、図1の第1の
実施例における送信側IC40中の送信回路、つまり図
5に示される送信回路の構造を、図11に変更してい
る。図11の送信回路は、図5と同様の構成の抵抗素子
制御手段41を備えている。抵抗素子制御手段41の出
力側に第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段44,4
5が接続されている。第1及び第2のオンチップ終端抵
抗手段44,45は、第1の実施例におけるオンチップ
終端抵抗手段42,43と同様の機能を有しているが、
構造が異なっている。即ち、オンチップ終端抵抗手段4
4は、ドレインが終端電位Vtに接続された第1のMO
SトランジスタであるNMOS44−1と、そのNMO
S44−1のソースと出力端子間に直列に接続された第
1の抵抗素子である抵抗44−2を備えている。NMO
S44−1のゲートに、抵抗素子制御手段41中のAN
Dゲート41−2の出力が接続されている。一方、オン
チップ終端抵抗手段45は、ソースが接地電位に接続さ
れた第2のMOSトランジスタであるNMOS45−1
と、そのNMOS45−1のドレインと出力端子間に直
列に接続された第2の抵抗素子である抵抗45−2を備
えている。NMOS45−1のゲートに、抵抗素子制御
手段41中のNORゲート41−3の出力が接続されて
いる。
【0025】第1の実施例で説明したように、第1及び
第2のオンチップ終端抵抗手段42,43は、オン状態
の時に12.5Ωとなるように設定する必要がある。と
ころが、近年の微細化技術では、各NMOS42−1,
43−1のゲート長を精度よく安定した値で製造するこ
とが困難であり、それらNMOS42−1,43−1の
オン抵抗がばらつくことがある。図11の構造の送信回
路では、NMOS44−1のオン抵抗と抵抗44−2の
抵抗値の合成抵抗と、NMOS45−1のオン抵抗と抵
抗45−2の抵抗値の合成抵抗とが、それぞれ12.5
Ωに設定される。例えば、NMOS44−1,45−1
のオン抵抗の値を十分低く設計し、各抵抗44−2,4
5−2を拡散抵抗で構成する。これにより、NMOS4
4−1,45−1の仕上がりにおけるオン抵抗がばらつ
いても、各第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段4
4,45のオン状態における抵抗値の変動が、それぞれ
小さくなる。図11の送信回路を用いた信号伝送回路
も、第1の実施例の信号伝送回路と同様に動作する。以
上のように、本実施例では、各第1及び第2のオンチッ
プ終端抵抗手段44,45を、NMOS44−1,45
−1とそれに直列の抵抗44−2,45−2とでそれぞ
れ構成しているので、第1の実施例に記載の効果(1)
(2)(3)を、確実にすることができる。
第2のオンチップ終端抵抗手段42,43は、オン状態
の時に12.5Ωとなるように設定する必要がある。と
ころが、近年の微細化技術では、各NMOS42−1,
43−1のゲート長を精度よく安定した値で製造するこ
とが困難であり、それらNMOS42−1,43−1の
オン抵抗がばらつくことがある。図11の構造の送信回
路では、NMOS44−1のオン抵抗と抵抗44−2の
抵抗値の合成抵抗と、NMOS45−1のオン抵抗と抵
抗45−2の抵抗値の合成抵抗とが、それぞれ12.5
Ωに設定される。例えば、NMOS44−1,45−1
のオン抵抗の値を十分低く設計し、各抵抗44−2,4
5−2を拡散抵抗で構成する。これにより、NMOS4
4−1,45−1の仕上がりにおけるオン抵抗がばらつ
いても、各第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段4
4,45のオン状態における抵抗値の変動が、それぞれ
小さくなる。図11の送信回路を用いた信号伝送回路
も、第1の実施例の信号伝送回路と同様に動作する。以
上のように、本実施例では、各第1及び第2のオンチッ
プ終端抵抗手段44,45を、NMOS44−1,45
−1とそれに直列の抵抗44−2,45−2とでそれぞ
れ構成しているので、第1の実施例に記載の効果(1)
(2)(3)を、確実にすることができる。
【0026】第3の実施例 図12は、本発明の第3の実施例を示す信号伝送回路の
回路図であり、図1と共通する要素には共通の符号が付
されている。第1及び第2の実施例における伝送線路2
0は、終端抵抗21〜24を用い、プリント回路基板上
で終端電位Vt及び接地電位GNDに接続していた。こ
の第3の実施例の信号伝送回路では、終端抵抗21〜2
4に相当する第3及び第4の抵抗素子21a〜24aを
IC中に形成している。図12の信号伝送回路の伝送線
路20には、送信回路、受信回路、あるいは送受信回路
を備えた複数のIC70〜100が接続される。例え
ば、IC70は送信側のICとなるものであり、図1の
IC40と同様の送信回路を備えている。また、IC1
00は受信側のICとなるものであり、IC60と同様
の受信回路を備えている。IC70内には、さらに、オ
フチップ出力端子と終端電位Vt間に接続された第3の
抵抗素子21aと、オフチップ出力端子と接地電位GN
D間に接続された第4の抵抗素子23aとが、設けられ
ている。IC100には、オフチップ入力端子と終端電
位Vt間に接続された第3の抵抗素子22aと、オフチ
ップ入力端子と接地電位GND間に接続された第4の抵
抗素子24aとが、設けられている。
回路図であり、図1と共通する要素には共通の符号が付
されている。第1及び第2の実施例における伝送線路2
0は、終端抵抗21〜24を用い、プリント回路基板上
で終端電位Vt及び接地電位GNDに接続していた。こ
の第3の実施例の信号伝送回路では、終端抵抗21〜2
4に相当する第3及び第4の抵抗素子21a〜24aを
IC中に形成している。図12の信号伝送回路の伝送線
路20には、送信回路、受信回路、あるいは送受信回路
を備えた複数のIC70〜100が接続される。例え
ば、IC70は送信側のICとなるものであり、図1の
IC40と同様の送信回路を備えている。また、IC1
00は受信側のICとなるものであり、IC60と同様
の受信回路を備えている。IC70内には、さらに、オ
フチップ出力端子と終端電位Vt間に接続された第3の
抵抗素子21aと、オフチップ出力端子と接地電位GN
D間に接続された第4の抵抗素子23aとが、設けられ
ている。IC100には、オフチップ入力端子と終端電
位Vt間に接続された第3の抵抗素子22aと、オフチ
ップ入力端子と接地電位GND間に接続された第4の抵
抗素子24aとが、設けられている。
【0027】抵抗素子21a〜24aは、例えば、所定
のオン抵抗(100Ω)を有するMOSトランジスタも
しくは拡散抵抗等の構成素子で、IC中に形成すること
が可能である。これらは、図1における終端抵抗21〜
24とほぼ同様の働きをする。以上のように、本実施例
では、第1及び第2の実施例における終端抵抗21〜2
4に対応する抵抗素子21a〜24aをIC中に形成し
ている。そのため、例えば、プリント基板上に実装され
る終端抵抗の抵抗部品を削除することができ、プリント
基板の実装効率が向上する。また、抵抗部品の削減がで
きるので、コストの低減が実現できる。なお、本発明
は、上記実施例に限定されず種々の変形が可能である。
その変形例としては、例えば次のようなものがある。
のオン抵抗(100Ω)を有するMOSトランジスタも
しくは拡散抵抗等の構成素子で、IC中に形成すること
が可能である。これらは、図1における終端抵抗21〜
24とほぼ同様の働きをする。以上のように、本実施例
では、第1及び第2の実施例における終端抵抗21〜2
4に対応する抵抗素子21a〜24aをIC中に形成し
ている。そのため、例えば、プリント基板上に実装され
る終端抵抗の抵抗部品を削除することができ、プリント
基板の実装効率が向上する。また、抵抗部品の削減がで
きるので、コストの低減が実現できる。なお、本発明
は、上記実施例に限定されず種々の変形が可能である。
その変形例としては、例えば次のようなものがある。
【0028】(I) 第1〜第3の実施例では、CMO
S技術によるIC間の信号伝送の例を示しているが、B
iCMOS技術を適用したIC間の信号伝送も可能であ
る。 (II) 図1及び図12に示した回路は、どちらも伝送
線路20の両端が、終端電位Vtに接続されたバス形式
の信号伝送回路であるが、point to pointまたはpoint
to multipoint の伝送を行うことも可能である。 図13は、信号伝送回路の変形例を示す回路図であり、
point to multipoint形式の信号伝送回路の場合を示し
ている。図13では伝送線路120の一端に送信回路1
31を有する送信側のIC130が接続され、伝送線路
120の他端が終端電位Vtに接続されている。伝送線
路120には受信側のIC140〜160が、接続され
ている。各IC140〜160は、受信回路141〜1
61を有している。IC130からのみ、IC140〜
160へ信号を伝送する。
S技術によるIC間の信号伝送の例を示しているが、B
iCMOS技術を適用したIC間の信号伝送も可能であ
る。 (II) 図1及び図12に示した回路は、どちらも伝送
線路20の両端が、終端電位Vtに接続されたバス形式
の信号伝送回路であるが、point to pointまたはpoint
to multipoint の伝送を行うことも可能である。 図13は、信号伝送回路の変形例を示す回路図であり、
point to multipoint形式の信号伝送回路の場合を示し
ている。図13では伝送線路120の一端に送信回路1
31を有する送信側のIC130が接続され、伝送線路
120の他端が終端電位Vtに接続されている。伝送線
路120には受信側のIC140〜160が、接続され
ている。各IC140〜160は、受信回路141〜1
61を有している。IC130からのみ、IC140〜
160へ信号を伝送する。
【0029】(III) 伝送線路20を介して伝送する信
号の“H”レベル、“L”レベル、及び基準電位は用途
に合わせて設定することができる。例えば、図1の信号
伝送回路において、終端電位Vtとオンチップ終端抵抗
手段42,43のインピーダンスを変更することで、
“H”レベル、“L”レベル、及び基準電位を設定でき
る。終端電位Vt=1.2V、オンチップ終端抵抗手段
42,43のインピーダンスを12.5Ωとすると、基
準電位の0.6Vを中心して“H”レベルが1.0V、
“L”レベルが0.2Vの信号を伝送することができ
る。同様に、終端電位Vt=1.0V、オンチップ終端
抵抗手段42,43のインピーダンスを6.25Ωとす
ると、基準電位の0.5Vを中心して“H”レベルが
0.9V、“L”レベルが0.1Vの信号を伝送するこ
とができる。 (IV) 第1の実施例では、第1及び第2のオンチップ終
端抵抗手段42,43をNMOS42−1,43−1を
用いていたが、PMOSに変更することが可能である。
同様に、第2の実施例でも、第1及び第2のオンチップ
終端抵抗手段42,43にNMOS44−1,45−1
を用いたが、PMOSを用いることが可能である。
号の“H”レベル、“L”レベル、及び基準電位は用途
に合わせて設定することができる。例えば、図1の信号
伝送回路において、終端電位Vtとオンチップ終端抵抗
手段42,43のインピーダンスを変更することで、
“H”レベル、“L”レベル、及び基準電位を設定でき
る。終端電位Vt=1.2V、オンチップ終端抵抗手段
42,43のインピーダンスを12.5Ωとすると、基
準電位の0.6Vを中心して“H”レベルが1.0V、
“L”レベルが0.2Vの信号を伝送することができ
る。同様に、終端電位Vt=1.0V、オンチップ終端
抵抗手段42,43のインピーダンスを6.25Ωとす
ると、基準電位の0.5Vを中心して“H”レベルが
0.9V、“L”レベルが0.1Vの信号を伝送するこ
とができる。 (IV) 第1の実施例では、第1及び第2のオンチップ終
端抵抗手段42,43をNMOS42−1,43−1を
用いていたが、PMOSに変更することが可能である。
同様に、第2の実施例でも、第1及び第2のオンチップ
終端抵抗手段42,43にNMOS44−1,45−1
を用いたが、PMOSを用いることが可能である。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第4
の発明によれば、伝送線路の一端または両端を終端電位
及び接地電位に終端する第1及び第2の終端抵抗を備
え、送信回路における入力信号のレベルに基づいてオ
ン、オフし、そのオン状態のとき伝送線路と終端電位或
いは接地電位間を接続して伝送線路のオンチップ終端抵
抗を形成する第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段を
設けている。そのため、送信回路で伝送する信号るレベ
ルを“H”レベル、“L”レベルに切り替える際に、接
地電位に流れる電流量を低減することができ、スイッチ
ング雑音が低くなる。また、“H”レベル、“L”レベ
ルいずれのレベルの信号を伝送する場合も、伝送線路の
インピーダンス整合が確保され、伝送信号の“H”レベ
ルの振幅を十分確保できる。さらに、伝送信号における
デューティが安定する。
の発明によれば、伝送線路の一端または両端を終端電位
及び接地電位に終端する第1及び第2の終端抵抗を備
え、送信回路における入力信号のレベルに基づいてオ
ン、オフし、そのオン状態のとき伝送線路と終端電位或
いは接地電位間を接続して伝送線路のオンチップ終端抵
抗を形成する第1及び第2のオンチップ終端抵抗手段を
設けている。そのため、送信回路で伝送する信号るレベ
ルを“H”レベル、“L”レベルに切り替える際に、接
地電位に流れる電流量を低減することができ、スイッチ
ング雑音が低くなる。また、“H”レベル、“L”レベ
ルいずれのレベルの信号を伝送する場合も、伝送線路の
インピーダンス整合が確保され、伝送信号の“H”レベ
ルの振幅を十分確保できる。さらに、伝送信号における
デューティが安定する。
【図1】本発明の第1の実施例を示す信号伝送回路の回
路図である。
路図である。
【図2】従来の信号伝送回路を示す回路図である。
【図3】図2の信号伝送回路に対するシミュレーション
回路の構成を示す図である。
回路の構成を示す図である。
【図4】図3によるシミュレーション結果を示す波形図
である。
である。
【図5】図1中の送信回路の構成を示す回路図である。
【図6】図1中の受信回路を示す回路図である。
【図7】図2の信号伝送回路のモデルを示す図である。
【図8】図7中の伝送線路における伝送信号の波形図で
ある。
ある。
【図9】図1の信号伝送回路のモデルを示す図である。
【図10】図9中の伝送線路における伝送信号の波形図
である。
である。
【図11】本発明の第2の実施例を示す送信回路の回路
図である。
図である。
【図12】本発明の第3の実施例を示す信号伝送回路の
回路図である。
回路図である。
【図13】信号伝送回路の変形例を示す回路図である。
20 伝送線路 21〜24 第1及び第
2の終端抵抗 21a〜24a 第3及び第
4の抵抗素子 30〜100 IC 42,43,44,45 オンチップ
終端抵抗手段 42−1,43−1,44−1,45−1 NMOS 44−2,45−2 第1及び第
2の抵抗素子
2の終端抵抗 21a〜24a 第3及び第
4の抵抗素子 30〜100 IC 42,43,44,45 オンチップ
終端抵抗手段 42−1,43−1,44−1,45−1 NMOS 44−2,45−2 第1及び第
2の抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 H03K 17/16 H 9184−5K 19/003 Z
Claims (4)
- 【請求項1】 送信側の半導体集積回路中の送信回路
と、受信側の半導体集積回路中の受信回路と、前記送信
側及び前記受信側の半導体集積回路に供給される電源電
位よりも低い終端電位に終端抵抗を介して終端された伝
送線路とで構成され、前記送信側の半導体集積回路から
前記伝送線路を介して前記受信側の半導体集積回路へ、
前記終端電位と接地電位間の電圧よりも小さい振幅の2
値信号を伝送する信号伝送回路において、 前記伝送線路の一端もしくは両端は、第1の終端抵抗を
介して前記終端電位に終端しかつ前記第1の終端抵抗と
は異なる第2の終端抵抗を介して前記接地電位に終端し
た構成とし、 前記送信側の半導体集積回路には、前記終端電位を供給
する構成とし、 前記送信回路は、該送信回路における入力信号のレベル
に基づいてオン、オフし、そのオン状態のとき前記伝送
線路と前記半導体集積回路に供給された前記終端電位と
の間を所定のインピーダンスで接続して前記伝送線路の
オンチップ終端抵抗を形成する第1のオンチップ終端抵
抗手段と、該第1のオンチップ終端抵抗手段とは相補的
にオン、オフし、そのオン状態のとき前記伝送線路と前
記接地電位間を所定のインピーダンスで接続して前記伝
送線路のオンチップ終端抵抗を形成する第2のオンチッ
プ終端抵抗手段とを備えたことを特徴とする信号伝送回
路。 - 【請求項2】 前記第1及び第2のオンチップ抵抗手段
は、前記オン状態のときのインピーダンスが前記各所定
のインピーダンスとなるようにそれぞれ設定されたMO
Sトランジスタであることを特徴とする請求項1記載の
信号伝送回路。 - 【請求項3】 前記第1及び第2のオンチップ終端抵抗
手段は、 前記入力信号のレベルによって相補的にオン、オフする
第1及び第2のMOSトランジスタと、前記第1及び第
2のトランジスタにそれぞれ直列に接続された第1及び
第2の抵抗素子を備え、 前記第1のMOSトランジスタのオン抵抗と前記第1の
抵抗素子の合成抵抗と、前記第2のMOSトランジスタ
のオン抵抗と前記第2の抵抗素子の合成抵抗とを、前記
所定のインピーダンスにそれぞれ設定したことを特徴と
する請求項1記載の信号伝送回路。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の終端抵抗は、前記送
信側の半導体集積回路もしくは前記受信側の半導体集積
回路に形成された第3及び第4の抵抗素子であることを
特徴する請求項1、2、または3記載の信号伝送回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7008418A JPH08204539A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 信号伝送回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7008418A JPH08204539A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 信号伝送回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08204539A true JPH08204539A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11692588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7008418A Withdrawn JPH08204539A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 信号伝送回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08204539A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100480612B1 (ko) * | 2001-10-19 | 2005-03-31 | 삼성전자주식회사 | 메모리 시스템의 능동 종단저항 제어장치 및 방법 |
| KR100495660B1 (ko) * | 2002-07-05 | 2005-06-16 | 삼성전자주식회사 | 온-다이 종결 회로를 구비한 반도체 집적 회로 장치 |
| JP2005235374A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-09-02 | Samsung Electronics Co Ltd | メモリ装置及びメモリシステム |
| US7106092B2 (en) | 2002-10-23 | 2006-09-12 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device with bus terminating function |
| KR100882117B1 (ko) * | 2002-12-23 | 2009-02-05 | 주식회사 하이닉스반도체 | 온 다이 터미네이션 회로 |
| US7894260B2 (en) | 2003-01-03 | 2011-02-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Synchronous semiconductor memory device having on-die termination circuit and on-die termination method |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7008418A patent/JPH08204539A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7116128B2 (en) | 2002-10-23 | 2006-10-03 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device with bus terminating function |
| US7221184B2 (en) | 2002-10-23 | 2007-05-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device with bus terminating function |
| US7358759B2 (en) | 2002-10-23 | 2008-04-15 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device with bus terminating function |
| US7375545B2 (en) | 2002-10-23 | 2008-05-20 | Renesas Technology Corp. | Semiconductor device with bus terminating function |
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