JPH08204677A - 光伝送装置 - Google Patents
光伝送装置Info
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- JPH08204677A JPH08204677A JP7014553A JP1455395A JPH08204677A JP H08204677 A JPH08204677 A JP H08204677A JP 7014553 A JP7014553 A JP 7014553A JP 1455395 A JP1455395 A JP 1455395A JP H08204677 A JPH08204677 A JP H08204677A
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- Japan
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- clock
- optical transmission
- synchronous clock
- transmission
- signal
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】大容量の位相変動吸収用メモリを用いることな
くビット多重処理を確実に行える光伝送装置を提供す
る。 【構成】 ビット多重/分離装置300のタイミング信
号生成部400で同期クロックCK43を生成してこのク
ロックCK43を受信光伝送信号D30,D40に重畳して各
フレーム多重/分離装置100,200にそれぞれ転送
し、各フレーム多重/分離装置100,200ではそれ
ぞれ、上記受信光伝送信号D30,D40から上記同期クロ
ックCK43を抽出し、この同期クロックCK43を用いて
STM−1信号CH1〜CH16の同期化処理およびフ
レーム多重処理を行なってその送信光伝送信号L10,L
20をビット多重/分離装置300へ送出するようにした
ものである。
くビット多重処理を確実に行える光伝送装置を提供す
る。 【構成】 ビット多重/分離装置300のタイミング信
号生成部400で同期クロックCK43を生成してこのク
ロックCK43を受信光伝送信号D30,D40に重畳して各
フレーム多重/分離装置100,200にそれぞれ転送
し、各フレーム多重/分離装置100,200ではそれ
ぞれ、上記受信光伝送信号D30,D40から上記同期クロ
ックCK43を抽出し、この同期クロックCK43を用いて
STM−1信号CH1〜CH16の同期化処理およびフ
レーム多重処理を行なってその送信光伝送信号L10,L
20をビット多重/分離装置300へ送出するようにした
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光同期通信システム
に使用される光伝送装置に関する。
に使用される光伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、世界標準の新しい同期ハイアラー
キに準拠したネットワーク構築が活発化している。これ
はSDH(Synchronous Digital Hierarchy) と呼ばれ、
現在までのところSTM−16(Synchronous Transport
Mode level 16) 、すなわち2,488.32Mbit/sの基幹伝送
システムが実用化されている。通信需要の増大に伴い、
さらに高速のSTM−64等の標準化が進められている
が、装置を実現する上での困難性が高く、実用化にはま
だ時間がかかると予想される。
キに準拠したネットワーク構築が活発化している。これ
はSDH(Synchronous Digital Hierarchy) と呼ばれ、
現在までのところSTM−16(Synchronous Transport
Mode level 16) 、すなわち2,488.32Mbit/sの基幹伝送
システムが実用化されている。通信需要の増大に伴い、
さらに高速のSTM−64等の標準化が進められている
が、装置を実現する上での困難性が高く、実用化にはま
だ時間がかかると予想される。
【0003】このため簡便に光ファイバ一本当たりの伝
送容量を増大させるために、ビット多重方式の光伝送装
置が実用化されつつある。図7は、このような従来の光
伝送装置の構成の一例を示すもので、2台のSDH準拠
のSTM−16型のフレーム多重/分離装置1,2とビ
ット多重/分離装置3とで構成される。
送容量を増大させるために、ビット多重方式の光伝送装
置が実用化されつつある。図7は、このような従来の光
伝送装置の構成の一例を示すもので、2台のSDH準拠
のSTM−16型のフレーム多重/分離装置1,2とビ
ット多重/分離装置3とで構成される。
【0004】フレーム多重/分離装置1,2には、それ
ぞれ動作用のクロックとして局舎内の同期クロックCK
11,CK21、予備同期クロックCK12,CK22が供給さ
れると共に、光伝送信号L3 ,L4 および16チャンネ
ルのSTM−1信号CH1〜CH16が供給される。
ぞれ動作用のクロックとして局舎内の同期クロックCK
11,CK21、予備同期クロックCK12,CK22が供給さ
れると共に、光伝送信号L3 ,L4 および16チャンネ
ルのSTM−1信号CH1〜CH16が供給される。
【0005】光送信部(OS)11,21には、それぞ
れフレーム多重/分離装置1,2の同期クロックとこの
同期クロックによって同期した16チャンネルのSTM
−1信号CH1〜CH16が供給される。光送信部(O
S)11,21は、それぞれの動作用クロックを用いて
16チャンネルのSTM−1信号CH1〜CH16をフ
レーム多重してSTM−16信号を生成し、光伝送信号
L1 ,L2 に変換して出力する。この光伝送信号L1 ,
L2 は、それぞれビット多重/分離装置3内の光受信部
(OR)31,32に送出される。
れフレーム多重/分離装置1,2の同期クロックとこの
同期クロックによって同期した16チャンネルのSTM
−1信号CH1〜CH16が供給される。光送信部(O
S)11,21は、それぞれの動作用クロックを用いて
16チャンネルのSTM−1信号CH1〜CH16をフ
レーム多重してSTM−16信号を生成し、光伝送信号
L1 ,L2 に変換して出力する。この光伝送信号L1 ,
L2 は、それぞれビット多重/分離装置3内の光受信部
(OR)31,32に送出される。
【0006】光受信部31,32は、それぞれ光伝送信
号L1 ,L2 を電気信号に変換し、STM−16信号D
1 ,D2 を再生すると共に、それぞれクロックCK1 ,
CK2 を抽出する。STM−16信号D1 ,D2 は、そ
れぞれ位相変動吸収用メモリ33,34に出力される。
また、クロックCK1 ,CK2 は、それぞれ位相変動吸
収用メモリ33,34に出力されると共に、セレクタ3
5に出力される。
号L1 ,L2 を電気信号に変換し、STM−16信号D
1 ,D2 を再生すると共に、それぞれクロックCK1 ,
CK2 を抽出する。STM−16信号D1 ,D2 は、そ
れぞれ位相変動吸収用メモリ33,34に出力される。
また、クロックCK1 ,CK2 は、それぞれ位相変動吸
収用メモリ33,34に出力されると共に、セレクタ3
5に出力される。
【0007】このセレクタ35は、必要に応じてクロッ
クCK1 ,CK2 の内、一方を選択し、クロックCK0
として出力するものである。セレクタ35で選択された
クロックCK0 は、位相変動吸収用メモリ33,34に
供給される。
クCK1 ,CK2 の内、一方を選択し、クロックCK0
として出力するものである。セレクタ35で選択された
クロックCK0 は、位相変動吸収用メモリ33,34に
供給される。
【0008】位相変動吸収用メモリ33,34は、それ
ぞれSTM−16信号D1 ,D2 をクロックCK1 ,C
K2 に同期して読み込んだ後、クロックCK0 に同期し
て読み出す。読み出されたSTM−16信号D1 ′,D
2 ′は、マルチプレクサ(MUX)36に入力される。
ぞれSTM−16信号D1 ,D2 をクロックCK1 ,C
K2 に同期して読み込んだ後、クロックCK0 に同期し
て読み出す。読み出されたSTM−16信号D1 ′,D
2 ′は、マルチプレクサ(MUX)36に入力される。
【0009】マルチプレクサ36は、STM−16信号
D1 ′とSTM−16信号D2 ′とを時分割多重し、S
TM−16信号の2倍の情報量を有する信号(2×ST
M−16)を生成し、他局に送信する。一方、他局より
送信される時分割多重信号(2×STM−16)は、デ
マルチプレクサ(DMUX)37に入力される。
D1 ′とSTM−16信号D2 ′とを時分割多重し、S
TM−16信号の2倍の情報量を有する信号(2×ST
M−16)を生成し、他局に送信する。一方、他局より
送信される時分割多重信号(2×STM−16)は、デ
マルチプレクサ(DMUX)37に入力される。
【0010】デマルチプレクサ37は、時分割多重信号
を2系統のSTM−16信号(2×STM−16)D3
,D4 に分離する。このSTM−16信号D3 ,D4
はそれぞれ光送信部(OS)38,39に入力される。
を2系統のSTM−16信号(2×STM−16)D3
,D4 に分離する。このSTM−16信号D3 ,D4
はそれぞれ光送信部(OS)38,39に入力される。
【0011】光送信部38,39は、それぞれSTM−
16信号D3 ,D4 を光伝送信号L3 ,L4 に変換して
フレーム多重/分離装置1,2へ送出する。この光伝送
信号L3 ,L4 は、それぞれフレーム多重/分離装置
1,2において光受信部(OR)12,22で受信され
て、STM−16信号に変換される。これらのSTM−
16信号は、図示しない分離部により16チャンネルの
STM−1信号CH1〜CH16に分離される。
16信号D3 ,D4 を光伝送信号L3 ,L4 に変換して
フレーム多重/分離装置1,2へ送出する。この光伝送
信号L3 ,L4 は、それぞれフレーム多重/分離装置
1,2において光受信部(OR)12,22で受信され
て、STM−16信号に変換される。これらのSTM−
16信号は、図示しない分離部により16チャンネルの
STM−1信号CH1〜CH16に分離される。
【0012】上記構成における従来の光伝送装置の動作
について説明する。2組の16チャンネルのSTM−1
信号CH1〜CH16は、それぞれフレーム多重/分離
装置1,2において、各フレーム多重/分離装置の同期
クロックCK11,CK12を用いてフレーム多重されたの
ち光伝送信号L1 ,L2 に変換され、ビット多重/分離
装置3へ送られる。この光伝送信号L1 ,L2 は、それ
ぞれ光受信部31,32により電気信号に変換され、S
TM−16信号D1 ,D2 が再生される。このSTM−
16信号D1 ,D2 は、それぞれ位相変動吸収用メモリ
33,34にそれぞれクロックCK1 ,CK2 で書き込
まれ、共にクロックCK0 で読み出されることにより、
両信号間の位相差が吸収され、それぞれ互いに同期した
STM−16信号D1 ′,D2 ′として出力される。
について説明する。2組の16チャンネルのSTM−1
信号CH1〜CH16は、それぞれフレーム多重/分離
装置1,2において、各フレーム多重/分離装置の同期
クロックCK11,CK12を用いてフレーム多重されたの
ち光伝送信号L1 ,L2 に変換され、ビット多重/分離
装置3へ送られる。この光伝送信号L1 ,L2 は、それ
ぞれ光受信部31,32により電気信号に変換され、S
TM−16信号D1 ,D2 が再生される。このSTM−
16信号D1 ,D2 は、それぞれ位相変動吸収用メモリ
33,34にそれぞれクロックCK1 ,CK2 で書き込
まれ、共にクロックCK0 で読み出されることにより、
両信号間の位相差が吸収され、それぞれ互いに同期した
STM−16信号D1 ′,D2 ′として出力される。
【0013】STM−16信号D1 ′とSTM−16信
号D2 ′とは、マルチプレクサ36により、時分割多重
されることにより、2倍の伝送速度を有する時分割多重
信号(2×STM−16)として他局に送信される。
号D2 ′とは、マルチプレクサ36により、時分割多重
されることにより、2倍の伝送速度を有する時分割多重
信号(2×STM−16)として他局に送信される。
【0014】一方、他局より送信された2倍の伝送速度
を有する時分割多重信号(2×STM−16)は、デマ
ルチプレクサ37で2系統のSTM−16信号D3 ,D
4 に分離される。このSTM−16信号D3 ,D4 は、
それぞれ光送信部38,39により、光伝送信号L3 ,
L4 に変換されたのちフレーム多重/分離装置1,2へ
送られ、16チャンネルのSTM−1信号CH1〜CH
16に分離される。
を有する時分割多重信号(2×STM−16)は、デマ
ルチプレクサ37で2系統のSTM−16信号D3 ,D
4 に分離される。このSTM−16信号D3 ,D4 は、
それぞれ光送信部38,39により、光伝送信号L3 ,
L4 に変換されたのちフレーム多重/分離装置1,2へ
送られ、16チャンネルのSTM−1信号CH1〜CH
16に分離される。
【0015】したがって、上記構成の光伝送装置を用い
れば、2倍の伝送速度の時分割多重信号(2×STM−
16)が送受信可能となり、簡便に光ファイバ一本当た
りの伝送量を増大させることができる。
れば、2倍の伝送速度の時分割多重信号(2×STM−
16)が送受信可能となり、簡便に光ファイバ一本当た
りの伝送量を増大させることができる。
【0016】ところで、上述したように上記光伝送装置
では、位相変動吸収用メモリ33,34によって、フレ
ーム多重/分離装置1,2の同期クロックの切り換え時
等においてSTM−16信号D1 ,D2 との間に生じ得
る位相変動を吸収し、マルチプレクサ36におけるビッ
ト多重が正常に行われるようにしている。
では、位相変動吸収用メモリ33,34によって、フレ
ーム多重/分離装置1,2の同期クロックの切り換え時
等においてSTM−16信号D1 ,D2 との間に生じ得
る位相変動を吸収し、マルチプレクサ36におけるビッ
ト多重が正常に行われるようにしている。
【0017】すなわち、今仮に、一方の同期クロックC
K11,CK21に障害が発生したとすると、同期クロック
は予備同期クロックCK12あるいはCK22に切り換えら
れる。ここで、各フレーム多重/分離装置1,2が使用
している同期クロックCK11,CK12とCK21,CK22
との間の位相差は保証されていない。このため、同期ク
ロックの切り換え後に装置が新たなクロックに同期しよ
うとする場合、基準となるこの同期クロックの位相が最
悪1周期ずれていることがあり、この位相変動分を上記
メモリ33,34で吸収するようにしている。
K11,CK21に障害が発生したとすると、同期クロック
は予備同期クロックCK12あるいはCK22に切り換えら
れる。ここで、各フレーム多重/分離装置1,2が使用
している同期クロックCK11,CK12とCK21,CK22
との間の位相差は保証されていない。このため、同期ク
ロックの切り換え後に装置が新たなクロックに同期しよ
うとする場合、基準となるこの同期クロックの位相が最
悪1周期ずれていることがあり、この位相変動分を上記
メモリ33,34で吸収するようにしている。
【0018】ところが、このような従来の構成である
と、上記位相変動分の最大値、つまり同期クロックの1
周期分を吸収するのに必要な容量をメモリ33,34に
持たせなければならない。例えば、一般的な同期クロッ
クが、64K+8K(コンポジット信号)、1.544Mbit/s (バ
イポーラ信号)、2.048Mbit/s (バイポーラ信号)、お
よび2.048MHz(正弦波)等であるとすれば、吸収しなけ
ればならない位相変動量はマイクロ秒オーダとなり、そ
れに対応する容量のメモリ33,34が必要となる。し
かし、上述したようにSTM−16型のフレーム多重/
分離装置の伝送信号のビットレートは2,488.32Mbit/sで
あり、この伝送信号をマイクロ秒オーダ分メモリ33,
34に収容するためには、巨大なサイズのメモリが必要
となる。このようなメモリを実装すると装置の消費電力
は増大し、また高密度実装も困難となる。また、装置内
の信号の伝搬遅延がメモリの大きさに比例するため、伝
搬遅延の増加も無視できないものとなる。
と、上記位相変動分の最大値、つまり同期クロックの1
周期分を吸収するのに必要な容量をメモリ33,34に
持たせなければならない。例えば、一般的な同期クロッ
クが、64K+8K(コンポジット信号)、1.544Mbit/s (バ
イポーラ信号)、2.048Mbit/s (バイポーラ信号)、お
よび2.048MHz(正弦波)等であるとすれば、吸収しなけ
ればならない位相変動量はマイクロ秒オーダとなり、そ
れに対応する容量のメモリ33,34が必要となる。し
かし、上述したようにSTM−16型のフレーム多重/
分離装置の伝送信号のビットレートは2,488.32Mbit/sで
あり、この伝送信号をマイクロ秒オーダ分メモリ33,
34に収容するためには、巨大なサイズのメモリが必要
となる。このようなメモリを実装すると装置の消費電力
は増大し、また高密度実装も困難となる。また、装置内
の信号の伝搬遅延がメモリの大きさに比例するため、伝
搬遅延の増加も無視できないものとなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の光伝送装置では、巨大なサイズのメモリを必要とす
るため、装置の消費電力の増大や、実装密度の低下、装
置内の信号の伝搬遅延の増大などを招く問題があった。
来の光伝送装置では、巨大なサイズのメモリを必要とす
るため、装置の消費電力の増大や、実装密度の低下、装
置内の信号の伝搬遅延の増大などを招く問題があった。
【0020】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、大容量の位相変動吸収用メモリを用いること
なくビット多重処理を確実に行えるようにし、これによ
り消費電力の低減、高実装密度化および信号の伝搬遅延
の縮小を図ることが可能な光伝送装置を提供することを
目的とする。
たもので、大容量の位相変動吸収用メモリを用いること
なくビット多重処理を確実に行えるようにし、これによ
り消費電力の低減、高実装密度化および信号の伝搬遅延
の縮小を図ることが可能な光伝送装置を提供することを
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係る光伝送装置は、それぞれ、送信用
伝送信号群をフレーム多重したのち送信用光伝送信号に
変換して送出すると共にこの送信用光伝送信号と同じフ
ォーマットの受信用光伝送信号を送信用伝送信号群と同
じフォーマットの受信用伝送信号群にフレーム分離して
出力する機能を有した複数のフレーム多重/分離装置
と、複数の送信用光伝送信号を同期させた後に時分割多
重して送信用ビット多重信号を生成すると共に、この送
信用ビット多重信号と同じフォーマットの受信用ビット
多重信号を送信用光伝送信号と同じフォーマットの複数
の受信用光伝送信号に時分割分離し、それぞれフレーム
多重/分離装置に送出する機能を有したビット多重/分
離装置とを備えた光伝送装置において、ビット多重/分
離装置は、各フレーム多重/分離装置が送信用光伝送信
号を送出するために必要な同期クロックを生成するため
の同期クロック生成手段と、この同期クロック生成手段
により生成された同期クロックを各フレーム多重/分離
装置へそれぞれ転送するための同期クロック転送手段と
を備え、かつ各フレーム多重/分離装置の各々は、ビッ
ト多重/分離装置から転送された同期クロックを検出す
るための同期クロック検出手段と、送信用伝送信号群
を、自己のフレーム多重/分離装置ごとの個別クロック
に同期して読み込んだのち同期クロック検出手段により
検出された同期クロックに同期して読み出すための同期
化処理手段と、この同期化処理手段から読み出された送
信用伝送信号群を同期クロックに同期してフレーム多重
したのち送信用光伝送信号に変換してビット多重/分離
装置へ送出するためのフレーム多重送信手段とを具備し
て構成するようにした。
めに、この発明に係る光伝送装置は、それぞれ、送信用
伝送信号群をフレーム多重したのち送信用光伝送信号に
変換して送出すると共にこの送信用光伝送信号と同じフ
ォーマットの受信用光伝送信号を送信用伝送信号群と同
じフォーマットの受信用伝送信号群にフレーム分離して
出力する機能を有した複数のフレーム多重/分離装置
と、複数の送信用光伝送信号を同期させた後に時分割多
重して送信用ビット多重信号を生成すると共に、この送
信用ビット多重信号と同じフォーマットの受信用ビット
多重信号を送信用光伝送信号と同じフォーマットの複数
の受信用光伝送信号に時分割分離し、それぞれフレーム
多重/分離装置に送出する機能を有したビット多重/分
離装置とを備えた光伝送装置において、ビット多重/分
離装置は、各フレーム多重/分離装置が送信用光伝送信
号を送出するために必要な同期クロックを生成するため
の同期クロック生成手段と、この同期クロック生成手段
により生成された同期クロックを各フレーム多重/分離
装置へそれぞれ転送するための同期クロック転送手段と
を備え、かつ各フレーム多重/分離装置の各々は、ビッ
ト多重/分離装置から転送された同期クロックを検出す
るための同期クロック検出手段と、送信用伝送信号群
を、自己のフレーム多重/分離装置ごとの個別クロック
に同期して読み込んだのち同期クロック検出手段により
検出された同期クロックに同期して読み出すための同期
化処理手段と、この同期化処理手段から読み出された送
信用伝送信号群を同期クロックに同期してフレーム多重
したのち送信用光伝送信号に変換してビット多重/分離
装置へ送出するためのフレーム多重送信手段とを具備し
て構成するようにした。
【0022】
【作用】この結果本発明によれば、ビット多重/分離装
置で同期クロックが生成されてこの同期クロックが各フ
レーム多重/分離装置にそれぞれ供給され、各フレーム
多重/分離装置ではこの同期クロックに同期して各送信
用伝送信号の同期化処理およびフレーム多重処理が行な
われたのちビット多重/分離装置へ送られることにな
る。すなわち、各フレーム多重/分離装置からは、常に
共通の同期クロックに同期して送信用光伝送信号が送出
されることになる。このため、仮に各フレーム多重/分
離装置が使用している同期クロックが障害等により現用
から予備用に切り換わったとしても、各フレーム多重/
分離装置からビット多重/分離装置へ送られる各送信光
伝送信号間の位相差は、上記同期クロックの切り換えの
影響を全く受けることなく常に一定に保たれることにな
る。したがって、ビット多重/分離装置に設けられる位
相変動吸収用のメモリは、不要になるかまたは極めて小
容量で済むことになり、これにより装置の消費電力の低
減、高実装密度化、および信号伝搬遅延の縮少が可能と
なる。
置で同期クロックが生成されてこの同期クロックが各フ
レーム多重/分離装置にそれぞれ供給され、各フレーム
多重/分離装置ではこの同期クロックに同期して各送信
用伝送信号の同期化処理およびフレーム多重処理が行な
われたのちビット多重/分離装置へ送られることにな
る。すなわち、各フレーム多重/分離装置からは、常に
共通の同期クロックに同期して送信用光伝送信号が送出
されることになる。このため、仮に各フレーム多重/分
離装置が使用している同期クロックが障害等により現用
から予備用に切り換わったとしても、各フレーム多重/
分離装置からビット多重/分離装置へ送られる各送信光
伝送信号間の位相差は、上記同期クロックの切り換えの
影響を全く受けることなく常に一定に保たれることにな
る。したがって、ビット多重/分離装置に設けられる位
相変動吸収用のメモリは、不要になるかまたは極めて小
容量で済むことになり、これにより装置の消費電力の低
減、高実装密度化、および信号伝搬遅延の縮少が可能と
なる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。なお、図1において前記図7と同一部
分には同一符号を付して示し詳しい説明は省略する。図
1はこの発明の一実施例に係る光伝送装置の構成を示す
もので、図7に示した従来の構成とは、フレーム多重/
分離装置100,200内にそれぞれポインタ処理回路
(SA)130,230と、ビット多重/分離装置30
0内にタイミング信号生成部(以下、TSGと略称す
る)400を付加した点と、セレクタ35を省いた点が
主として異なる。
詳細に説明する。なお、図1において前記図7と同一部
分には同一符号を付して示し詳しい説明は省略する。図
1はこの発明の一実施例に係る光伝送装置の構成を示す
もので、図7に示した従来の構成とは、フレーム多重/
分離装置100,200内にそれぞれポインタ処理回路
(SA)130,230と、ビット多重/分離装置30
0内にタイミング信号生成部(以下、TSGと略称す
る)400を付加した点と、セレクタ35を省いた点が
主として異なる。
【0024】まず、TSG400について説明する。図
2は、TSG400の具体的な構成を示すもので、TS
G400はセレクタ410とPLL回路420とからな
る。セレクタ410は、局舎内の現用同期クロックCK
41および予備用同期クロックCK42が供給され、この2
つの同期クロックの内、一方の同期クロックをPLL回
路420に選択出力する。
2は、TSG400の具体的な構成を示すもので、TS
G400はセレクタ410とPLL回路420とからな
る。セレクタ410は、局舎内の現用同期クロックCK
41および予備用同期クロックCK42が供給され、この2
つの同期クロックの内、一方の同期クロックをPLL回
路420に選択出力する。
【0025】PLL回路420は、位相比較器421、
ループフィルタ422、電圧制御水晶発振器(以下、V
CXOと略称する)423および分周回路424で構成
される。
ループフィルタ422、電圧制御水晶発振器(以下、V
CXOと略称する)423および分周回路424で構成
される。
【0026】位相比較器421は、上記セレクタ410
の選択出力クロックと後述の分周クロックが供給され、
両クロックの位相差に対応したデューティを持つ位相差
信号をループフィルタ422に出力する。このループフ
ィルタ422は、上記位相差信号を平滑化することで、
選択出力クロックと分周クロックとの位相差に比例した
電圧信号を生成し、VCXO423に出力する。
の選択出力クロックと後述の分周クロックが供給され、
両クロックの位相差に対応したデューティを持つ位相差
信号をループフィルタ422に出力する。このループフ
ィルタ422は、上記位相差信号を平滑化することで、
選択出力クロックと分周クロックとの位相差に比例した
電圧信号を生成し、VCXO423に出力する。
【0027】VCXO423は、上記電圧信号に応じた
周波数のクロックを発振するもので、発振したクロック
を分周回路424に出力する。この分周回路424は、
上記クロックを分周した分周クロックを生成すると共
に、互いに分周関係を持つ2つの分周信号、クロックC
K43,CK44を生成する。
周波数のクロックを発振するもので、発振したクロック
を分周回路424に出力する。この分周回路424は、
上記クロックを分周した分周クロックを生成すると共
に、互いに分周関係を持つ2つの分周信号、クロックC
K43,CK44を生成する。
【0028】このような構成により、TSG400は、
局舎内の現用同期クロックCK41および予備用同期クロ
ックCK42が供給され、この2つの同期クロックの内、
一方を基準クロックとしたクロックCK43,CK44を生
成する。このクロックCK44は、従来の構成のセレクタ
35が出力するクロックCK0 に代わり、位相変動吸収
用メモリ330,340に読出用クロックとして出力さ
れる。また、クロックCK43は、光送信部(OS)38
0,390に出力される。
局舎内の現用同期クロックCK41および予備用同期クロ
ックCK42が供給され、この2つの同期クロックの内、
一方を基準クロックとしたクロックCK43,CK44を生
成する。このクロックCK44は、従来の構成のセレクタ
35が出力するクロックCK0 に代わり、位相変動吸収
用メモリ330,340に読出用クロックとして出力さ
れる。また、クロックCK43は、光送信部(OS)38
0,390に出力される。
【0029】次に、光送信部380の構成を示す図3を
参照して、光送信部380について説明する。光送信部
390については、光送信部380と同様の構成である
ことより説明を省略する。
参照して、光送信部380について説明する。光送信部
390については、光送信部380と同様の構成である
ことより説明を省略する。
【0030】光送信部380は、光送信器381および
光変調器382で構成され、それぞれSTM−16信号
D3 およびクロックCK43が供給される。光送信器38
1は、STM−16信号D3 を光信号に変換し、光変調
器382に出力する。光変調器382は、クロックCK
43により上記光信号を振幅変調して光伝送信号L30とし
て出力するもので、これにより上記クロックCK43は光
伝送信号L30に重畳されて伝送される。
光変調器382で構成され、それぞれSTM−16信号
D3 およびクロックCK43が供給される。光送信器38
1は、STM−16信号D3 を光信号に変換し、光変調
器382に出力する。光変調器382は、クロックCK
43により上記光信号を振幅変調して光伝送信号L30とし
て出力するもので、これにより上記クロックCK43は光
伝送信号L30に重畳されて伝送される。
【0031】このような構成を採る理由は、STM−1
6信号が2,488.32Mbit/sと高速であり、それに比べてク
ロックCK43の周波数が低いためである。すなわち、光
送信部380,390は、それぞれクロックCK43を光
伝送信号120,220に重畳し、光伝送信号L30,L
40として、光受信部(OR)120,220に出力す
る。
6信号が2,488.32Mbit/sと高速であり、それに比べてク
ロックCK43の周波数が低いためである。すなわち、光
送信部380,390は、それぞれクロックCK43を光
伝送信号120,220に重畳し、光伝送信号L30,L
40として、光受信部(OR)120,220に出力す
る。
【0032】次に、光受信部120の具体的な構成を示
す図4を参照して、光受信部120について説明する。
光受信部220については、光受信部120と同様の構
成であることより説明を省略する。
す図4を参照して、光受信部120について説明する。
光受信部220については、光受信部120と同様の構
成であることより説明を省略する。
【0033】受信部120は、光電変換器121、増幅
器122、バンドパスフィルタ(以下、BPFと略称す
る)123および識別再生回路124で構成される。光
電変換器121は、光伝送信号L30を電気信号に変換
し、増幅器122はこの電気信号を増幅し、BPF12
3および識別再生回路124に出力する。
器122、バンドパスフィルタ(以下、BPFと略称す
る)123および識別再生回路124で構成される。光
電変換器121は、光伝送信号L30を電気信号に変換
し、増幅器122はこの電気信号を増幅し、BPF12
3および識別再生回路124に出力する。
【0034】BPF123は、上記増幅された電気信号
から上記重畳されているクロックCK43を抽出する。識
別再生回路124は、上記増幅された電気信号からST
M−16信号を再生する。
から上記重畳されているクロックCK43を抽出する。識
別再生回路124は、上記増幅された電気信号からST
M−16信号を再生する。
【0035】すなわち、光受信部120,220は、そ
れぞれ光伝送信号L30,L40からSTM−16信号を再
生すると共に、重畳されているクロックCK43を抽出
し、ポインタ処理回路(SA)130,230に出力す
る。
れぞれ光伝送信号L30,L40からSTM−16信号を再
生すると共に、重畳されているクロックCK43を抽出
し、ポインタ処理回路(SA)130,230に出力す
る。
【0036】次に、ポインタ処理回路130の具体的な
構成を示す図5を参照して、ポインタ処理回路130に
ついて説明する。ポインタ処理回路230については、
ポインタ処理回路130と同様の構成であることより説
明を省略する。
構成を示す図5を参照して、ポインタ処理回路130に
ついて説明する。ポインタ処理回路230については、
ポインタ処理回路130と同様の構成であることより説
明を省略する。
【0037】ポインタ処理回路130は、PLL回路1
31と同期化処理回路132とで構成される。PLL回
路131は、基準クロックとしてクロックCK43が供給
され、クロックCK43に同期したクロックCK43′を発
振する。このクロックCK43′は、光送信部(OS)1
10と同期化処理回路132に出力される。
31と同期化処理回路132とで構成される。PLL回
路131は、基準クロックとしてクロックCK43が供給
され、クロックCK43に同期したクロックCK43′を発
振する。このクロックCK43′は、光送信部(OS)1
10と同期化処理回路132に出力される。
【0038】さらに、同期化処理回路132には、フレ
ーム多重/分離装置100の同期クロック(CK11また
はCK21)とこの同期クロックに同期した16チャンネ
ルのSTM−1信号CH1〜CH16が供給される。同
期化処理回路132は、ポインタ処理を用いたセクショ
ンアダプテーション機能により、16チャンネルのST
M−1信号CH1〜CH16に対し、入力側では上記同
期クロックで動作し、出力側ではクロックCK43′に同
期させて光送信部110に出力する。
ーム多重/分離装置100の同期クロック(CK11また
はCK21)とこの同期クロックに同期した16チャンネ
ルのSTM−1信号CH1〜CH16が供給される。同
期化処理回路132は、ポインタ処理を用いたセクショ
ンアダプテーション機能により、16チャンネルのST
M−1信号CH1〜CH16に対し、入力側では上記同
期クロックで動作し、出力側ではクロックCK43′に同
期させて光送信部110に出力する。
【0039】すなわち、ポインタ処理回路130,23
0は、それぞれの同期クロックに同期していた16チャ
ンネルのSTM−1信号CH1〜CH16をクロックC
K43′に同期させ、光送信部110に出力する。
0は、それぞれの同期クロックに同期していた16チャ
ンネルのSTM−1信号CH1〜CH16をクロックC
K43′に同期させ、光送信部110に出力する。
【0040】光送信部110,120は、それぞれクロ
ックCK43′を用いて16チャンネルのSTM−1信号
CH1〜CH16をフレーム多重し、光伝送信号L10,
L20に変換して出力する。この光伝送信号L10,L20
は、それぞれビット多重/分離装置300内の光受信部
(OR)31,32に出力される。
ックCK43′を用いて16チャンネルのSTM−1信号
CH1〜CH16をフレーム多重し、光伝送信号L10,
L20に変換して出力する。この光伝送信号L10,L20
は、それぞれビット多重/分離装置300内の光受信部
(OR)31,32に出力される。
【0041】光受信部31,32は、それぞれ光伝送信
号L10,L20を電気信号に変換し、STM−16信号D
10,D20を再生すると共に、クロックCK45を抽出す
る。STM−16信号D10,D20はそれぞれ位相変動吸
収用メモリ330,340に出力され、クロックCK45
は位相変動吸収用メモリ330,340に書き込み用ク
ロックとして入力される。
号L10,L20を電気信号に変換し、STM−16信号D
10,D20を再生すると共に、クロックCK45を抽出す
る。STM−16信号D10,D20はそれぞれ位相変動吸
収用メモリ330,340に出力され、クロックCK45
は位相変動吸収用メモリ330,340に書き込み用ク
ロックとして入力される。
【0042】位相変動吸収用メモリ330,340は、
それぞれSTM−16信号D10,D20に対し、書き込み
をクロックCK45で行い、読出しをクロックCK44で行
う。すなわち、位相変動吸収用メモリ330,340
は、STM−16信号D10とSTM−16信号D20との
間に生じ得る相対的な位相変動を吸収し、共にクロック
CK44に同期した位相でSTM−16信号D10′,D2
0′を出力する。読み出したSTM−16信号D10′,
D20′は、マルチプレクサ(MUX)36に出力され
る。
それぞれSTM−16信号D10,D20に対し、書き込み
をクロックCK45で行い、読出しをクロックCK44で行
う。すなわち、位相変動吸収用メモリ330,340
は、STM−16信号D10とSTM−16信号D20との
間に生じ得る相対的な位相変動を吸収し、共にクロック
CK44に同期した位相でSTM−16信号D10′,D2
0′を出力する。読み出したSTM−16信号D10′,
D20′は、マルチプレクサ(MUX)36に出力され
る。
【0043】上記構成における光伝送装置の動作につい
て説明する。他局より送信される2倍の伝送速度を有す
る時分割多重信号(2×STM−16)は、デマルチプ
レクサ37に供給され、2系統のSTM−16信号D3
,D4 に分離される。このSTM−16信号D3 ,D4
は、それぞれ光送信部380,390において、TS
G400で生成したクロックCK43が重畳され、それぞ
れ光伝送信号L30,L40として出力される。
て説明する。他局より送信される2倍の伝送速度を有す
る時分割多重信号(2×STM−16)は、デマルチプ
レクサ37に供給され、2系統のSTM−16信号D3
,D4 に分離される。このSTM−16信号D3 ,D4
は、それぞれ光送信部380,390において、TS
G400で生成したクロックCK43が重畳され、それぞ
れ光伝送信号L30,L40として出力される。
【0044】光伝送信号L30,L40は、それぞれフレー
ム多重/分離装置100,200によって、16チャン
ネルのSTM−1信号CH1〜CH16に分割されると
共に、重畳されているクロックCK43が抽出される。
ム多重/分離装置100,200によって、16チャン
ネルのSTM−1信号CH1〜CH16に分割されると
共に、重畳されているクロックCK43が抽出される。
【0045】一方、送信するSTM−16信号である2
組の16チャンネルのSTM−1信号CH1〜CH16
は、それぞれフレーム多重/分離装置100,200に
おいて、上記クロックCK43を用いてフレーム多重し、
光伝送信号L10,L20に変換される。この光伝送信号L
10,L20は、それぞれ光受信部31,32により、電気
信号に変換され、STM−16信号D10,D20が再生さ
れる。
組の16チャンネルのSTM−1信号CH1〜CH16
は、それぞれフレーム多重/分離装置100,200に
おいて、上記クロックCK43を用いてフレーム多重し、
光伝送信号L10,L20に変換される。この光伝送信号L
10,L20は、それぞれ光受信部31,32により、電気
信号に変換され、STM−16信号D10,D20が再生さ
れる。
【0046】このSTM−16信号D10,D20は、それ
ぞれ位相変動吸収用メモリ330,340に共にクロッ
クCK45で書き込まれ、共にクロックCK44で読み出さ
れることにより、両信号間の位相差が吸収され、それぞ
れ互いに同期したSTM−16信号D10′,D20′とし
て出力される。
ぞれ位相変動吸収用メモリ330,340に共にクロッ
クCK45で書き込まれ、共にクロックCK44で読み出さ
れることにより、両信号間の位相差が吸収され、それぞ
れ互いに同期したSTM−16信号D10′,D20′とし
て出力される。
【0047】STM−16信号D10′とSTM−16信
号D20′とは、マルチプレクサ36により、時分割多重
されることにより、2倍の伝送速度を有する時分割多重
信号(2×STM−16)として他局に送信される。
号D20′とは、マルチプレクサ36により、時分割多重
されることにより、2倍の伝送速度を有する時分割多重
信号(2×STM−16)として他局に送信される。
【0048】すなわち、上記構成による光伝送装置にお
いては、ビット多重/分離装置300側の同期クロック
を基準クロックとして生成したクロックCK43を用い
て、フレーム多重/分離装置に供給される2組の16チ
ャンネルのSTM−1信号CH1〜CH16をフレーム
多重して光伝送している。また、クロックCK43と分周
関係にあるクロックCK44を用いて、位相変動吸収用メ
モリ330,340からSTM−16信号D10′,D2
0′を読み出している。
いては、ビット多重/分離装置300側の同期クロック
を基準クロックとして生成したクロックCK43を用い
て、フレーム多重/分離装置に供給される2組の16チ
ャンネルのSTM−1信号CH1〜CH16をフレーム
多重して光伝送している。また、クロックCK43と分周
関係にあるクロックCK44を用いて、位相変動吸収用メ
モリ330,340からSTM−16信号D10′,D2
0′を読み出している。
【0049】したがって、上記構成による光伝送装置を
用いれば、光伝送信号L10,L20は、フレーム多重/分
離装置100,200の同期クロックCK11,CK12お
よびCK21,CK22の切り換えの際に生じ得る位相変動
の影響を受けない。
用いれば、光伝送信号L10,L20は、フレーム多重/分
離装置100,200の同期クロックCK11,CK12お
よびCK21,CK22の切り換えの際に生じ得る位相変動
の影響を受けない。
【0050】一方、ビット多重/分離装置300側の現
用同期クロックCK41と予備用同期クロックCK42との
間の切り換えの際に生じ得る位相変動については、PL
L回路420,131間に、以下に説明するような設定
を施すことにより、位相変動吸収用メモリ330,34
0の入出力のクロック間の位相関係には影響を与えな
い。
用同期クロックCK41と予備用同期クロックCK42との
間の切り換えの際に生じ得る位相変動については、PL
L回路420,131間に、以下に説明するような設定
を施すことにより、位相変動吸収用メモリ330,34
0の入出力のクロック間の位相関係には影響を与えな
い。
【0051】図6を参照して、上記設定について説明す
る。図6は、上記実施例の構成の一部を示す図で、フレ
ーム多重/分離装置200についてはまったく同様であ
ることより省略してある。
る。図6は、上記実施例の構成の一部を示す図で、フレ
ーム多重/分離装置200についてはまったく同様であ
ることより省略してある。
【0052】セレクタ410による現用同期クロックC
K41と予備用同期クロックCK42との間の切り換え動作
によって位相変動吸収用メモリ330のクロックCK4
5,CK44間に位相差が生じることが予想される。この
位相差は、PLL回路131が位相変動するPLL回路
420の出力クロックに対して追従する際に生じるもの
である。
K41と予備用同期クロックCK42との間の切り換え動作
によって位相変動吸収用メモリ330のクロックCK4
5,CK44間に位相差が生じることが予想される。この
位相差は、PLL回路131が位相変動するPLL回路
420の出力クロックに対して追従する際に生じるもの
である。
【0053】しかし、PLL回路420の時間応答特性
を低速に設定してこれにより現用同期クロックCK41と
予備用同期クロックCK42との間の位相変化をゆるやか
に吸収し、さらにPLL回路420に比してPLL回路
131の時間応答特性を高速に設定する。このように構
成すると、PLL回路131は位相変化するPLL回路
420の出力クロックに対して遅れを生じることなく迅
速に応答するため、位相変動吸収用メモリ330のクロ
ックCK45,CK44間に生じ得る位相差を極小に抑える
ことが可能となる。
を低速に設定してこれにより現用同期クロックCK41と
予備用同期クロックCK42との間の位相変化をゆるやか
に吸収し、さらにPLL回路420に比してPLL回路
131の時間応答特性を高速に設定する。このように構
成すると、PLL回路131は位相変化するPLL回路
420の出力クロックに対して遅れを生じることなく迅
速に応答するため、位相変動吸収用メモリ330のクロ
ックCK45,CK44間に生じ得る位相差を極小に抑える
ことが可能となる。
【0054】このため、従来問題であった位相変動吸収
用メモリ330,340のサイズは、原理的には零でよ
いが、回路の不完全性や伝送路遅延の相対的な差によっ
て生じ得る位相差を考慮し、位相変動吸収用メモリ33
0,340を用いたとしても、必要とされるメモリサイ
ズは数十ns(ナノセコンド)もあれば十分である。
用メモリ330,340のサイズは、原理的には零でよ
いが、回路の不完全性や伝送路遅延の相対的な差によっ
て生じ得る位相差を考慮し、位相変動吸収用メモリ33
0,340を用いたとしても、必要とされるメモリサイ
ズは数十ns(ナノセコンド)もあれば十分である。
【0055】よって、従来のメモリサイズに比べ小規模
化が図れ、装置の消費電力の低減、高密度実装、装置内
部の信号の伝搬遅延の縮小に寄与することができる。こ
の発明は上記実施例に限定されるものではない。例え
ば、上記実施例ではポインタ処理回路130,230に
動作用のクロック(CK11,CK21,CK12,CK22)
以外のクロックを供給するために、光送信部380,3
90においてSTM−16信号にクロックCK43を重畳
しているが、光受信部120,220において受信した
STM−16信号よりクロックを抽出し、ポインタ処理
回路130,230で用いるようにすれば、上記重畳は
必ずしも必要ではない。
化が図れ、装置の消費電力の低減、高密度実装、装置内
部の信号の伝搬遅延の縮小に寄与することができる。こ
の発明は上記実施例に限定されるものではない。例え
ば、上記実施例ではポインタ処理回路130,230に
動作用のクロック(CK11,CK21,CK12,CK22)
以外のクロックを供給するために、光送信部380,3
90においてSTM−16信号にクロックCK43を重畳
しているが、光受信部120,220において受信した
STM−16信号よりクロックを抽出し、ポインタ処理
回路130,230で用いるようにすれば、上記重畳は
必ずしも必要ではない。
【0056】さらに、上記実施例では2組のSTM−1
6信号をビット多重する場合について示したが、2組以
上のSTM−16信号をビット多重して2倍以上の伝送
速度を有する伝送信号を得る場合についても適用可能で
ある。
6信号をビット多重する場合について示したが、2組以
上のSTM−16信号をビット多重して2倍以上の伝送
速度を有する伝送信号を得る場合についても適用可能で
ある。
【0057】その他、低周波のクロックを重畳して伝送
した後で分離するという要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでも
ない。
した後で分離するという要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでも
ない。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
大容量の位相変動吸収用メモリを用いることなくビット
多重処理を確実に行えるようになり、これにより消費電
力の低減、高実装密度化および信号の伝搬遅延の縮小を
図ることが可能な光伝送装置を提供できる。
大容量の位相変動吸収用メモリを用いることなくビット
多重処理を確実に行えるようになり、これにより消費電
力の低減、高実装密度化および信号の伝搬遅延の縮小を
図ることが可能な光伝送装置を提供できる。
【図1】この発明に係る光伝送装置の一実施例の構成を
示すブロック回路図。
示すブロック回路図。
【図2】この発明に係る光伝送装置のタイミング信号生
成部の構成を示すブロック回路図。
成部の構成を示すブロック回路図。
【図3】この発明に係る光伝送装置の光送信部の構成を
示すブロック回路図。
示すブロック回路図。
【図4】この発明に係る光伝送装置の光受信部の構成を
示すブロック回路図。
示すブロック回路図。
【図5】この発明に係る光伝送装置のポインタ処理回路
の構成を示すブロック回路図。
の構成を示すブロック回路図。
【図6】この発明に係る光伝送装置に生じ得る位相変動
を説明する概念図。
を説明する概念図。
【図7】従来の光伝送装置の構成を示す図。
【符号の説明】 1,2…フレーム多重/分離装置、3…ビット多重/分
離装置、11,21…光送信部(OS)、12,22…
光受信部(OR)、31,32…光受信部(OR)、3
3,34…位相変動吸収用メモリ、35…セレクタ、3
6…マルチプレクサ(MUX)、37…デマルチプレク
サ(DMUX)、38,39…光送信部(OS)、10
0,200…フレーム多重/分離装置、300…ビット
多重/分離装置、110,210…光送信部(OS)、
120,220…光受信部(OR)、121…光電変換
器、122…増幅器、123…バンドパスフィルタ(B
PF)、124…識別再生回路、130,230…ポイ
ンタ処理回路(SA)、131…PLL回路、132…
同期化処理回路、330,340…位相変動吸収用メモ
リ、380,390…光送信部(OS)、381…光送
信器、382…光変調器、400…タイミング信号生成
部(TSG)、410…セレクタ、420…PLL回
路、421…位相比較器、422…ループフィルタ、4
23…電圧制御水晶発振器(VCXO)、424…分周
回路。
離装置、11,21…光送信部(OS)、12,22…
光受信部(OR)、31,32…光受信部(OR)、3
3,34…位相変動吸収用メモリ、35…セレクタ、3
6…マルチプレクサ(MUX)、37…デマルチプレク
サ(DMUX)、38,39…光送信部(OS)、10
0,200…フレーム多重/分離装置、300…ビット
多重/分離装置、110,210…光送信部(OS)、
120,220…光受信部(OR)、121…光電変換
器、122…増幅器、123…バンドパスフィルタ(B
PF)、124…識別再生回路、130,230…ポイ
ンタ処理回路(SA)、131…PLL回路、132…
同期化処理回路、330,340…位相変動吸収用メモ
リ、380,390…光送信部(OS)、381…光送
信器、382…光変調器、400…タイミング信号生成
部(TSG)、410…セレクタ、420…PLL回
路、421…位相比較器、422…ループフィルタ、4
23…電圧制御水晶発振器(VCXO)、424…分周
回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 3/06 A
Claims (4)
- 【請求項1】 それぞれ、送信用伝送信号群をフレーム
多重したのち送信用光伝送信号に変換して送出すると共
にこの送信用光伝送信号と同じフォーマットの受信用光
伝送信号を前記送信用伝送信号群と同じフォーマットの
受信用伝送信号群にフレーム分離して出力する機能を有
した複数のフレーム多重/分離装置と、 複数の前記送信用光伝送信号を同期させた後に時分割多
重して送信用ビット多重信号を生成すると共にこの送信
用ビット多重信号と同じフォーマットの受信用ビット多
重信号を前記送信用光伝送信号と同じフォーマットの複
数の前記受信用光伝送信号に時分割分離し、それぞれ前
記フレーム多重/分離装置に送出する機能を有したビッ
ト多重/分離装置とを備えた光伝送装置において、 前記ビット多重/分離装置は、 前記各フレーム多重/分離装置が前記送信用光伝送信号
を送出するために必要な同期クロックを生成するための
同期クロック生成手段と、 この同期クロック生成手段により生成された同期クロッ
クを前記各フレーム多重/分離装置へそれぞれ転送する
ための同期クロック転送手段とを備え、 かつ前記各フレーム多重/分離装置の各々は、 前記ビット多重/分離装置から転送された同期クロック
を検出するための同期クロック検出手段と、 前記送信用伝送信号群を、自己のフレーム多重/分離装
置ごとの個別クロックに同期して読み込んだのち前記同
期クロック検出手段により検出された同期クロックに同
期して読み出すための同期化処理手段と、 この同期化処理手段から読み出された送信用伝送信号群
を前記同期クロックに同期してフレーム多重したのち送
信用光伝送信号に変換して前記ビット多重/分離装置へ
送出するためのフレーム多重送信手段とを備えたことを
特徴とする光伝送装置。 - 【請求項2】 前記同期クロック転送手段は、同期クロ
ック生成手段により生成された同期クロックを前記受信
用光伝送信号に重畳して転送し、かつ前記同期クロック
検出手段は、前記ビット多重/分離装置から送られた受
信用光伝送信号中から前記同期クロックを抽出すること
を特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。 - 【請求項3】 前記同期クロック転送手段は、同期クロ
ック生成手段により生成された同期クロックを当該クロ
ックにより前記受信用光伝送信号を振幅変調することに
より転送することを特徴とする請求項2に記載の光伝送
装置。 - 【請求項4】 前記同期クロック生成手段は、現用基準
クロックおよび予備用基準クロックを択一的に選択し、
この選択した基準クロックを基に所定の時間応答特性を
有する第1のPLL回路を用いて同期クロックを生成
し、かつ前記同期クロック検出手段は、前記ビット多重
/分離装置から転送された同期クロックを基に前記第1
のPLL回路の時間応答特性よりも高速度の時間応答特
性を有する第2のPLL回路を用いて同期クロックを検
出し、前記同期化処理手段およびフレーム多重送信手段
に供給することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7014553A JPH08204677A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 光伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7014553A JPH08204677A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 光伝送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08204677A true JPH08204677A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11864347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7014553A Pending JPH08204677A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 光伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08204677A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6331989B1 (en) | 1997-02-18 | 2001-12-18 | Nec Corporation | Multiplex transmission method and system |
| JP2008227792A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nec Corp | トランスポンダ、伝送システム、伝送方法及び伝送プログラム |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7014553A patent/JPH08204677A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6331989B1 (en) | 1997-02-18 | 2001-12-18 | Nec Corporation | Multiplex transmission method and system |
| JP2008227792A (ja) * | 2007-03-12 | 2008-09-25 | Nec Corp | トランスポンダ、伝送システム、伝送方法及び伝送プログラム |
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