JPH08205197A - ヒューマンインタフェース装置 - Google Patents

ヒューマンインタフェース装置

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Publication number
JPH08205197A
JPH08205197A JP7012012A JP1201295A JPH08205197A JP H08205197 A JPH08205197 A JP H08205197A JP 7012012 A JP7012012 A JP 7012012A JP 1201295 A JP1201295 A JP 1201295A JP H08205197 A JPH08205197 A JP H08205197A
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JP
Japan
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image
face
screen
shape
facial
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Pending
Application number
JP7012012A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kuriyama
裕之 栗山
Ryushi Nishimura
龍志 西村
Kenji Ichige
健志 市毛
Norio Yatsuda
則夫 谷津田
Takashi Tsunoda
隆史 角田
Hiroshi Akai
寛 赤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表情によって感情を表す非言語的な伝達に適し
たヒューマンインタフェース装置を提供する。 【構成】本発明のヒューマンインタフェース装置は、顔
面の形状を有する顔面形状スクリーン1と、送信者3を
撮像する撮像手段4と、撮像手段4によって撮像された
送信者3の映像から顔面に相当する部分である顔面映像
を抽出し、該顔面映像の傾斜,位置,大きさを、顔面形
状スクリーン1の形状に対して正規化する画像処理手段
5と、画像処理手段5によって正規化された顔面映像を
顔面形状スクリーン1に投影する投影手段2とを有して
おり、受信者6は、顔面形状スクリーン1に投影された
送信者3の立体的な顔面映像を見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表情によって感情を表
す非言語的な伝達に適したヒューマンインタフェース装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人間が直接対面している相手に
意思を伝達する際には、言葉によって意思を表す言語的
な伝達、および、表情によって感情を表す非言語的な伝
達を行っており、後者による情報量が多い場合もある。
また、同じ言葉で表される内容も、表情によっては、正
反対の意味を有する場合がある。
【0003】一方、人間が直接対面していない相手に意
思を伝達する際には、手紙のように文字による伝達、お
よび、電話にように音声による伝達を行っているが、い
ずれの場合も非言語的な伝達のみである。
【0004】従来、直接対面していない相手に、言語的
な伝達および非言語できな伝達を行うための技術とし
て、例えば、特開平1−194585号公報に記載され
ているようなテレビ電話が考案されている。テレビ電話
を用いると、音声および映像を同時に送受信することが
できるので、言語的な伝達および非言語的な伝達を行う
ことができ、より円滑なコミュニケーションを行うこと
が可能となる。特に、友人,家族,恋人等の親しい人間
と会話する場合など、会話の内容に情緒的なものが多い
場合には、その効果が顕著なものとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、テレビ電話
においては、ビデオカメラで撮像された映像が全て相手
側に送信されてしまうので、人間の映像だけではなく、
背景の不必要な情報まで送信されてしま。そこで、相手
に自分の生活を覗かれてしまうこととなるので、プライ
バシーが侵害されるという意識が働く。その対策とし
て、画像処理によって背景を排除することは可能である
が、作為的な行為であるので、なぜ隠すのかという不信
感を相手に抱かせてしまうことになる。
【0006】また、テレビ電話においては、以下に説明
するような空間的な距離の問題がある。すなわち、通
常、人間が会話する際には、相手との親密度によって自
然と空間的な距離を使い分けているにも係わらず、テレ
ビ電話によって得られる距離は一定で1メートル弱とい
われている。これは、親しい人間と会話する場合には、
やや遠過ぎる距離であり、非言語的な伝達を阻害する因
子となる。
【0007】このように、テレビ電話という技術も、非
言語的な伝達を行うためのインタフェースとしては不十
分である。
【0008】また、テレビ電話のように映像を送受信す
る機器のみならず、人間が相手に一方的に情報を提示す
るような機器についても、言語的な伝達および非言語的
な伝達の両方を行うことができるようにすることが効果
的な場合もある。
【0009】例えば、不特定多数の人に何らかの装置の
操作方法を説明する場合に、言語的な伝達および非言語
的な伝達の両方を行うと、初心者にとって分かりやすい
説明を行うことが可能となる。
【0010】本発明の目的は、非言語的な伝達に適した
ヒューマンインタフェース装置を提供することにある。
【0011】具体的には、人物の顔面に相当する部分の
映像を立体的に映し出すことが可能なヒューマンインタ
フェース装置を実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のヒューマンインタフェース装置は、顔面の
形状を有する顔面形状スクリーンと、人物を撮像する撮
像手段と、上記撮像手段によって撮像された人物の映像
から顔面に相当する部分である顔面映像を抽出し、該顔
面映像の傾斜,位置,大きさを、上記顔面形状スクリー
ンの形状に対して正規化する画像処理手段と、上記画像
処理手段によって正規化された顔面映像を上記顔面形状
スクリーンに投影する投影手段とを有するようにしてい
る。
【0013】なお、上記構成に加えて、上記顔面形状ス
クリーンの下部に設けられたマネキンを有するようにす
ることができる。
【0014】また、上記構成に加えて、上記撮像手段と
同一ユニットを構成し、上記撮像手段によって人物の映
像が撮像されている間、外部から音声を取り込むマイク
と、上記投影手段と同一ユニットを構成し、上記マイク
によって取り込まれた音声を外部に出力するスピーカと
を有するようにすると、言語的な伝達および非言語的な
伝達の両方を行うことが可能となる。
【0015】また、本発明のヒューマンインタフェース
装置は、顔面の形状を有する顔面形状スクリーンと、人
物を撮像する撮像手段と、上記撮像手段によって撮像さ
れた人物の映像から顔面に相当する部分である顔面映像
を抽出し、該顔面映像の傾斜,位置,大きさを、上記顔
面形状スクリーンの形状に対して正規化する画像処理手
段と、上記画像処理手段によって正規化された顔面映像
を通信網を介して送信する送信手段と、通信網を介して
送信されてくる顔面映像を受信する受信手段と、上記受
信手段によって受信された顔面映像を上記顔面形状スク
リーンに投影する投影手段とを有するようにしている。
【0016】なお、上記撮像手段と同一ユニットを構成
し、上記撮像手段によって人物の映像が撮像されている
間、外部から音声を取り込むマイクをさらに有するよう
にし、上記送信手段が、上記画像処理手段によって正規
化された顔面映像と共に、上記マイクによって取り込ま
れた音声を通信網を介して送信するようにし、上記受信
手段が、通信網を介して送信されてくる顔面映像と共
に、通信網を介して送信されてくる音声を受信するよう
にし、上記投影手段と同一ユニットを構成し、上記受信
手段によって受信された音声を外部に出力するスピーカ
をさらに有するようにすると、言語的な伝達および非言
語的な伝達の両方を行うことが可能となる。
【0017】また、本発明のヒューマンインタフェース
装置は、顔面の形状を有する顔面形状スクリーンと、人
物を撮像する撮像手段と、上記撮像手段によって撮像さ
れた人物の映像から顔面に相当する部分である顔面映像
を抽出し、該顔面映像の傾斜,位置,大きさを、上記顔
面形状スクリーンの形状に対して正規化する画像処理手
段と、上記画像処理手段によって正規化された顔面映像
を記憶媒体に記録する記録手段と、上記記録手段によっ
て記憶媒体に記録されている顔面映像を上記顔面形状ス
クリーンに投影する投影手段とを有するようにしてい
る。
【0018】なお、上記撮像手段と同一ユニットを構成
し、上記撮像手段によって人物の映像が撮像されている
間、外部から音声を取り込むマイクをさらに有するよう
にし、上記記録手段が、上記画像処理手段によって正規
化された顔面映像と共に、上記マイクによって取り込ま
れた音声を記憶媒体に記録するようにし、上記投影手段
と同一ユニットを構成し、上記投影手段によって上記顔
面映像が上記顔面形状スクリーンに投影されている間、
上記記録手段によって記憶媒体に記録されている音声を
外部に出力するスピーカをさらに有するようにすると、
言語的な伝達および非言語的な伝達の両方を行うことが
可能となる。
【0019】いずれの構成のヒューマンインタフェース
装置においても、上記画像処理手段は、上記撮像手段に
よって撮像された人物の映像の色情報に基づいて、該映
像のうちの肌色の部分を、顔面映像として抽出すること
ができる。また、上記画像処理手段は、抽出した顔面映
像から、予め決められた2つ以上の顔面の部分の映像に
相当する位置を抽出し、これらの位置を基準として、該
顔面映像がまっすぐになるように、該顔面映像の傾斜を
正規化し、抽出した2つ以上の位置のうちのいずれか1
つの位置が上記顔面形状スクリーンにおける該位置に相
当する位置と一致するように、該顔面映像の位置を正規
化し、抽出した2つ以上の位置の間の距離から、該顔面
映像の上記顔面形状スクリーンの大きさに対する比率を
求め、求めた比率に基づいて、該顔面映像の大きさが上
記顔面形状スクリーンの大きさと一致するように、該顔
面映像の大きさを正規化することができる。
【0020】
【作用】本発明のヒューマンインタフェース装置によれ
ば、人間が直接対面していない相手に意思を伝達する際
に、顔面の映像を立体的に映し出すことにより、表情に
よって感情を表す非言語的な伝達を行うことができる。
【0021】そこで、従来からある非言語的な伝達を行
う装置に、本発明のヒューマンインタフェース装置を適
用すると、より円滑なコミュニケーションを行うことが
可能となる。
【0022】また、顔面形状スクリーンの形状から、従
来のテレビ電話のように背景が映し出されることもない
ので、プライバシーの侵害も生じない。さらに、顔面形
状スクリーンに投影された映像を見る利用者に対して、
相手がすぐ側にいるような臨場感を与えることができ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0024】図1は第1の実施例のヒューマンインタフ
ェース装置の構成図である。
【0025】図1において、1は顔面形状スクリーン、
2は投影手段、3は送信者、4は撮像手段、5は画像処
理手段、6は受信者である。
【0026】撮像手段4によって撮像された送信者3の
映像は、画像処理手段5によって顔面に相当する部分が
抽出され、傾斜,位置,大きさが顔面形状スクリーン1
の形状に対して正規化された後、投影手段2によって顔
面形状スクリーン1に映し出されるので、受信者6は、
顔面形状スクリーン1を通して、送信者3の顔を見るこ
とができる。
【0027】図2は画像処理手段5の画像処理行程を示
す図である。
【0028】画像処理手段5は、まず、図2(a)に示
すように、撮像手段4によって送信者3の映像が撮像さ
れると、図2(b)に示すように、撮像された映像から
顔面に相当する部分を抽出し、続いて、図2(c)に示
すように、抽出した顔面の映像から、予め決められた2
つ以上の顔面の部分の映像に相当する位置を抽出し、こ
れらの位置を基準として、顔面の傾斜を補正する。
【0029】なお、ここでは、画像処理手段5が鼻尖部
および下顎端を抽出する場合を例にとって説明する。ま
た、画像処理手段5が顔面の傾斜を補正するのは、例え
ば、送信者3が顔を傾けた場合でも、顔面形状スクリー
ン1に映し出される映像がまっすぐになるようにするた
めである。
【0030】続いて、図2(d)に示すように、抽出し
た鼻尖部の位置が顔面形状スクリーン1のそれと合うよ
うに、顔面の映像を平行移動させることにより、顔面の
映像と顔面形状スクリーン1の位置とを一致させた後、
鼻尖部と下顎端との間の距離から、顔面の映像の顔面形
状スクリーン1の大きさに対する比率を求め、求めた比
率に基づいて、顔面の映像の大きさが顔面形状スクリー
ン1の大きさと一致するように、顔面の映像を拡大また
は縮小して補正する。
【0031】なお、画像処理手段5は、このとき、必要
に応じて、顔面の映像の色調を変え、顔色が健康そうに
見えるように調整したり、顔の形状を変えて表示するこ
ともできる。
【0032】このようにして補正された顔面の映像が、
図2(e)に示すように、投影手段2によって顔面形状
スクリーン1に映し出されることになる。
【0033】次に、画像処理手段5の構成および動作に
ついて、図3を用いて詳しく説明する。
【0034】図3は画像処理手段5の構成図である。
【0035】図3において、30は背景処理部、31は
メモリ、32は演算部、33はメモリ制御部、34は制
御部、35は抽出部、36は入力端子、37は出力端子
である。
【0036】画像処理手段5において、撮像手段4によ
って撮像された映像は、入力端子36から背景処理部3
0および抽出部35に入力される。
【0037】抽出部35は、入力端子36から入力され
た映像から顔面に相当する部分を抽出する。
【0038】すなわち、制御部34は、顔面に相当する
部分が肌色であることから、肌色を表す色情報を抽出部
35に出力し、抽出部35は、入力端子36から入力さ
れた映像の色情報に基づいて、該映像のうちの肌色の部
分を、顔面に相当する部分であるとみなして抽出する。
【0039】また、抽出部35は、抽出した顔面の映像
についてエッジを検出することにより、鼻尖部および下
顎端を抽出し、抽出した鼻尖部および下顎端の位置を制
御部34に出力する。なお、このように、映像から特定
の物体を抽出する方法に関しては、例えば、特願平2−
325643号公報や特願平5−011732号公報に
記載されている。
【0040】さらに、抽出部35は、抽出した顔面の映
像を表す2値信号を背景処理部30に出力する。
【0041】背景処理部30は、抽出部35から出力さ
れた2値信号に基づいて、入力端子36から入力された
映像のうち、顔面に相当する部分については、該映像を
そのまま出力し、それ以外の部分については、該映像を
出力しないかまたは黒を表す信号を出力することによっ
て、背景を消去し、顔面の映像のみを出力する。
【0042】このようにして背景処理部30から出力さ
れた顔面の映像は、メモリ31に蓄積される。なお、メ
モリ31は、1フレーム分の映像を蓄積可能なフレーム
メモリである。
【0043】メモリ31に蓄積された顔面の映像は、メ
モリ制御部33によって読み出され、演算部32によっ
て、顔面の傾斜が補正され、また、位置および大きさが
補正された後、出力端子37から出力される。
【0044】すなわち、制御部34は、鼻尖部および下
顎端の位置を演算部32に出力し、演算部32は、制御
部34から出力された鼻尖部および下顎端の位置を基準
として、顔面の傾斜を補正する。また、演算部32は、
制御部34から出力された鼻尖部の位置が顔面形状スク
リーン1のそれと合うように、顔面の映像を平行移動さ
せることにより、顔面の映像と顔面形状スクリーン1の
位置とを一致させた後、鼻尖部と下顎端との間の距離か
ら、顔面の映像の顔面形状スクリーン1の大きさに対す
る比率を求め、求めた比率に基づいて、顔面の映像の大
きさが顔面形状スクリーン1の大きさと一致するよう
に、顔面の映像を拡大または縮小して補正する。
【0045】なお、これらの補正は、傾きや大きさが固
定された顔面形状スクリーン1に対して、投影される映
像の傾きや大きさを一致させるために行われるものであ
り、アフィン変換によって実現される。アフィン変換に
ついては、例えば、昭和63年5月,昭晃堂発行の「工
業用画像処理」の49ページに記載されている。
【0046】さて、次に、顔面形状スクリーン1および
投影手段2の具体的な構成例について、図4〜図7を用
いて説明する。
【0047】図4は、白色等の明色な不透明な材料から
なる頭部像である顔面形状スクリーン1に前方から投影
する投影手段2として、プロジェクタ201を用いた例
を示している。
【0048】この場合は、顔面形状スクリーン101と
して、マネキンや石膏像の頭部を用いることが可能とな
るが、前方より投影することから考えると、受信者6か
ら顔面形状スクリーン101が見えるように、顔面形状
スクリーン101とプロジェクタ201との間の距離を
離さなければならない。また、顔面形状スクリーン10
1とプロジェクタ201との間が光路であることから、
受信者6,他の人物,他の物体が該光路を遮らないよう
にするための配慮が必要となる。
【0049】図5は、投影手段2としてプロジェクタ2
01を用い、顔面形状スクリーン1として、半透明の材
料によって作製された、頭部の前半分の形状をした顔面
形状スクリーン102を用いた例を示している。
【0050】この場合は、必要に応じて、プロジェクタ
201と顔面形状スクリーン102との間に鏡を配置
し、光軸を曲げることも可能である。また、顔面形状ス
クリーン102は、黒色等の暗色のものが好ましい。
【0051】また、顔面形状スクリーン102の代わり
に、透明な板状のものを、後方から顔面形状にくり抜い
たような形状の顔面形状スクリーン103であってもよ
い。この場合は、顔面形状スクリーン103の後面の顔
面形状が半透明となるようにする必要がある。
【0052】図5に示した例では、後方から投影するの
で、受信者6が光路を遮ることがなくなり、プロジェク
タ201を顔面形状スクリーン102,103の近くに
配置して、1つの筐体に納めることができるが、顔面形
状スクリーン102,103が頭部の前半分の形状にし
かできないという欠点がある。
【0053】図6は、投影手段2としてプロジェクタ2
01を用い、顔面形状スクリーン1として、中が空洞で
ある頭部像の顔面形状スクリーン104を用いた例を示
している。
【0054】この例では、プロジェクタ201は、顔面
形状スクリーン104の下方から投影し、顔面形状スク
リーン104内に配置された鏡105A,105Bによ
って、顔面形状スクリーン104の前面に投影するよう
にしている。この場合は、鏡105Aを非平面にするこ
とによって、顔面形状スクリーン104のより広い領域
に投影することが可能となるが、予め、画像処理によっ
て、投影された映像が正常に映し出されるように補正し
ておく必要がある。
【0055】図6に示した例では、顔面形状スクリーン
104を頭部全体の形状にすることができ、かつ、プロ
ジェクタ201を顔面形状スクリーン104の近くに配
置して、1つの筐体に納めることが可能となる。
【0056】図7は、投影手段2として、液晶やブラウ
ン管等を備えた表示装置202を用いた例を示してい
る。
【0057】この場合は、表示装置202の画面に対し
て垂直に積層された光ファイバで構成された、前面が顔
面形状をした顔面形状スクリーン106を、表示装置2
02の画面前方に配置することによって、立体映像を得
ることができる。このとき、通常、人間の顔が縦長であ
ることにより、表示装置202の画面を縦長にして用い
れば、表示画面202の画面領域を効率よく使用するこ
とができるので、解像度が増すことになる。また、表示
装置202の画面を顔面形状にすることによっても、同
様に、立体映像を得ることができる。
【0058】図7に示した例では、表示装置202を顔
面形状スクリーン106に密着させ、さらなる小型化を
図ることが可能となるが、顔面形状スクリーン106が
頭部の前半分の形状にしかできないという欠点がある。
【0059】なお、上述したいかなる例においても、顔
面形状スクリーン1は、顔面の造形を細かく再現する必
要はなく、目,口等のよく動く部分は省略し、平面にし
た方が映像の再現性がよい。これは、例えば、閉じた口
の形をした顔面形状スクリーン1に、口を閉じた送信者
3の映像を投影すると、自然に見えるが、口を開いた送
信者3の映像を投影すると、不自然に見えてしまうから
である。
【0060】また、顔面形状スクリーン1の大きさがあ
まりに大きいと、受信者6が圧迫感を受けるので、実寸
大または実寸よりも小さい方が好ましい。
【0061】さらに、後述するように、本実施例のヒュ
ーマンインタフェース装置を音声を伝達する際の付加手
段として応用する場合は、音声信号を発生するスピーカ
を顔面形状スクリーン1の近くに配置すると、臨場感が
増す。
【0062】また、撮像手段4は、ビデオカメラ等によ
って実現することができ、画像処理手段5は、マイクロ
プロセッサ等によって実現することができる。さらに、
撮像手段4と画像処理手段5との間の経路、または、画
像処理手段5と投影手段2との間の経路は、単なるケー
ブルによって実現してもよいが、後述するように、通信
手段を介在させることも可能である。
【0063】上述したように、本実施例のヒューマンイ
ンタフェース装置によれば、受信者6は、顔面形状スク
リーン1に映し出された、送信者3の顔面の立体的な映
像を見ることができるので、送信者3から受信者6への
非言語的な伝達を効果的に行うことができる。
【0064】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置をインタホンに応用した例について、図8を用い
て説明する。
【0065】これは、インタホン107のモニタの代わ
りに、顔面形状スクリーン1を設けた例である。
【0066】応対者301は、客601がインタホン1
07によって呼び出しを行ったときに、撮像手段4(こ
こでは、ビデオカメラ401)に向かって応対すると、
応対者301の顔面の映像が、インタホン107に設け
られた顔面形状スクリーン1に映し出され、この状態
で、応対者301および客601は、互いに会話を行う
ことができる。
【0067】これにより、例えば、オフィスの受付係,
デパートの案内係,ドライブスルーの受注係等の応対者
301が、持ち場に常駐する必要がなくなり、呼び出さ
れたときにだけ、客601に笑顔で応対すれば済むよう
になる。また、客601は、応対者301が行う非言語
的な伝達によって、言語的な伝達による音声を聞き間違
えることが少なくなる。
【0068】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置を服飾マネキンに応用した例について、図9を用
いて説明する。
【0069】これは、服飾マネキン108の頭部に、顔
面形状スクリーン1を設けた例であり、店頭に置かれた
服飾マネキン108の近くに撮像手段4(ここでは、ビ
デオカメラ402)を配置し、ビデオカメラ402によ
って撮像された客302の顔面の映像を顔面形状スクリ
ーン1に映し出すようにしている。
【0070】これにより、客302は、服飾マネキン1
08が着ている衣服を自身が着たときのイメージを目視
することができるので、購入を検討することができる。
【0071】以下、画像処理手段5と投影手段2との間
の経路に通信手段を介在させたヒューマンインタフェー
ス装置の例を、第2の実施例として説明する。
【0072】図10は第2の実施例のヒューマンインタ
フェース装置の構成図である。
【0073】図10において、1A,1Bは顔面形状ス
クリーン、2A,2Bは投影手段、3A,3Bは利用
者、4A,4Bは撮像手段、5A,5Bは画像処理手
段、7A,7Bは通信手段である。
【0074】画像処理手段5A,5Bの構成および動
作、並びに、顔面形状スクリーン1A,1Bおよび投影
手段2A,2Bの具体的な構成例は、上記第1の実施例
と同様である。
【0075】撮像手段4Aによって撮像された利用者3
Aの映像は、画像処理手段5Aによって顔面の映像が抽
出され、傾斜,位置,大きさが顔面形状スクリーン1B
の形状に対して正規化された後、通信手段7Aによって
電話回線等を介して送信される。そして、通信手段7B
によって受信され、投影手段2Bによって顔面形状スク
リーン1Bに映し出されるので、利用者3Bは、顔面形
状スクリーン1Bを通して、利用者3Aの顔を見ること
ができる。
【0076】一方、撮像手段4Bによって撮像された利
用者3Bの映像は、画像処理手段5Bによって顔面の映
像が抽出され、傾斜,位置,大きさが顔面形状スクリー
ン1Aの形状に対して正規化された後、通信手段7Bに
よって電話回線等を介して送信される。そして、通信手
段7Aによって受信され、投影手段2Aによって顔面形
状スクリーン1Aに映し出されるので、利用者3Aは、
顔面形状スクリーン1Aを通して、利用者3Bの顔を見
ることができる。
【0077】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置をテレビ電話に応用した例について、図11を用
いて説明する。
【0078】図11(a)に示した例は、テレビ電話1
09のディスプレイの代わりに、顔面形状スクリーン1
を設けた例であり、この場合、撮像手段4は、テレビ電
話109の撮像手段(ここでは、ビデオカメラ403)
を用いるようにする。
【0079】また、図11(b)に示すように、図6を
用いて説明した顔面形状スクリーン106を、その積層
ファイバがテレビ電話109のディスプレイ(ここで
は、液晶ディスプレイ404)に対して垂直になるよう
に、液晶ディスプレイ404の前方に配置するようにす
れば、従来からあるテレビ電話に本実施例のヒューマン
インタフェース装置を応用することが可能である。
【0080】これにより、例えば、単身赴任者とその家
族,遠距離恋愛中の恋人等の親しい間柄にある通話者
は、より相手を近くに感じながら通話することができ
る。
【0081】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置をテレビ会議電話に応用した例について、図12
を用いて説明する。
【0082】図12に示した例は、テレビ会議電話11
0のディスプレイの代わりに、顔面形状スクリーン1を
複数設けた例であり、この場合、撮像手段4は、テレビ
会議電話110の撮像手段(ここでは、ビデオカメラ4
05)を用いるようにする。これにより、通話者は、他
の通話者の迫力のある顔面の映像を見ながら会議を行う
こととなるので、白熱した議論を交わすことができる。
【0083】ところで、テレビ電話やテレビ会議電話に
おいては、通常、ディスプレイとビデオカメラとが隣接
して配置されていることから、ディスプレイと通話者と
の間の光軸、および、ビデオカメラと通話者との間の光
軸が一致しないので、通話者は、ディスプレイを通して
互いに正面を向き合うことができない。このように、正
面像が得られないと、双方の通話者の視線が一致せず
に、過多の視線交渉が生じ、会話が滞るという問題があ
る。
【0084】これを解決するためには、ハーフミラー等
によって、両者の光軸を一致させることが考えられる
が、本実施例では、前方から映像を投影する場合には、
図13(a)に示すように、顔面形状スクリーン1の位
置を基本として、顔面形状スクリーン1と投影手段2と
の間の光軸、および、利用者3と撮像手段4との間の光
軸が平行に保たれるように、投影手段2および撮像手段
4を設置すると、容易に顔面形状スクリーン1上で正面
像を得ることができる。これは、顔面形状スクリーン1
の方向を向いた利用者3を斜めから撮像しても、投影す
る際に、同じ角度を持って顔面形状スクリーン1に投影
するので、あたかも正面を向いているかのように補正さ
れることによる。
【0085】また、背面から映像を投影する場合には、
図13(b)に示すように、顔面形状スクリーン1の位
置を基本として、顔面形状スクリーン1と利用者3との
間を結ぶ直線に対して利用者3と撮像手段4との間の光
軸がなす角度と、該直線に対して顔面形状スクリーン1
と投影手段2と間の光軸がなる角度とが同じとなるよう
に、該直線を挟んで、投影手段2および撮像手段4を設
置すると、顔面形状スクリーン1上で正面像を得ること
ができる。
【0086】また、図14に示すように、画像処理手段
8が、少なくとも2つの撮像手段4A,4Bによって撮
像された2つの映像について、画像処理手段5と同様の
画像処理を行った後で、さらに、2つの映像のうちのよ
り正面像に近い方を選択するようにしてもよい。
【0087】また、図15に示すように、利用者3が取
り付けた角度センサ9によって利用者3が向いている方
向を検出するようにし、検出された方向に基づいて、正
面像が得られるように、移動台上を投影手段4が移動す
るようにしてもよい。
【0088】以下、画像処理手段5と投影手段2との間
の経路に画像記録手段を介在させたヒューマンインタフ
ェース装置の例を、第3の実施例として説明する。
【0089】図16は第3の実施例のヒューマンインタ
フェース装置の構成図である。
【0090】図16において、1は顔面形状スクリー
ン、2は投影手段、3は送信者、4は撮像手段、5は画
像処理手段、6は受信者、10は画像記録手段である。
【0091】画像処理手段5の構成および動作、並び
に、顔面形状スクリーン1および投影手段2の具体的な
構成例は、上記第1の実施例と同様である。
【0092】撮像手段4によって撮像された送信者3の
映像は、画像処理手段5によって顔面の映像が抽出さ
れ、傾斜,位置,大きさが顔面形状スクリーン1の形状
に対して正規化された後、画像記録手段10に記録され
る。画像記録手段10に記録された映像は、任意の時点
で、投影手段2によって顔面形状スクリーン1に映し出
されるので、受信者6は、顔面形状スクリーン1を通し
て、いつでも送信者3の顔を見ることができる。
【0093】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置を電子メモ装置に応用した例について、図17を
用いて説明する。
【0094】図17に示した例は、電子メモ装置111
のディスプレイの代わりに、顔面形状スクリーン1を設
けた例であり、この場合、撮像手段4は、電子メモ装置
111の撮像手段(ここでは、ビデオカメラ406)を
用いるようにする。
【0095】利用者が記録を表す操作ボタン114を操
作すると、ビデオカメラ406は、利用者の映像を撮像
する。このとき、同時に、マイク112は、利用者がし
ゃべった内容を入力する。ビデオカメラ406が撮像し
た映像は、顔面の映像が抽出され、傾斜,位置,大きさ
が顔面形状スクリーン1の形状に対して正規化された
後、マイク112が入力した音声と共に、内部の半導体
メモリに記録される。
【0096】また、利用者が再生を表す操作ボタン11
4を操作すると、電子メモ装置111の内部に設けられ
た投影手段2によって、内部の半導体メモリに記録され
ている映像が形状スクリーン1に映し出され、内部の半
導体メモリに記録されている音声がスピーカ113から
出力される。
【0097】これにより、利用者は、その場にいない相
手に対して、言語的な伝達および非言語的な伝達の両方
によって、用件を伝えることができるので、従来の電子
メモ装置に比べて、用件が正しく伝達されるようにな
る。
【0098】ところで、上述した全ての実施例において
は、撮像手段4によって撮像された映像を顔面形状スク
リーン1に投影するようになっているが、撮像手段4に
よって撮像された映像ではなく、コンピュータによって
生成されたグラフィックデータを顔面形状スクリーン1
に投影するようにしてもよい。
【0099】以下、コンピュータによって生成されたグ
ラフィックデータを顔面形状スクリーン1に投影するヒ
ューマンインタフェース装置の例を、第4の実施例とし
て説明する。
【0100】図18は第4の実施例のヒューマンインタ
フェース装置の構成図である。
【0101】図18において、1は顔面形状スクリー
ン、2は投影手段、6は利用者、11はコンピュータで
ある。
【0102】顔面形状スクリーン1および投影手段2の
具体的な構成例は、上記第1の実施例と同様である。従
来は、コンピュータ11が生成したグラフィックデータ
は、モニタディスプレイ等の表示装置に表示されて利用
者6に提示するようになっているが、図18において
は、コンピュータ11が生成したグラフィックデータ
(顔面を表すデータである。)を、投影手段2によって
顔面形状スクリーン1に投影するようにしている。
【0103】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置を情報処理端末に応用した例について、図19を
用いて説明する。
【0104】図19に示した例は、情報処理端末115
のモニタディスプレイ116に加えて、顔面形状スクリ
ーン1を設けた例である。
【0105】顔面形状スクリーン1に、情報処理端末1
15の操作方法を説明する顔面の映像が映し出されるよ
うにすることにより、利用者は、音声や文字のみによる
説明よりも、説明内容を理解しやすくなると共に、あた
かも説明者が側にいて説明してくれるような安心感を得
ることができる。そこで、このような情報処理端末11
5としては、現金自動預入支払機やゲーム機等の不特定
多数の利用者が利用するものであることが好ましい。
【0106】また、上述した全ての実施例においては、
予め決められた形状の顔面形状スクリーン1に映像が映
し出されるようになっているが、顔面形状スクリーン1
の代わりに、映像に合わせて形状が変化する立体スクリ
ーンを用いるようにしてもよい。
【0107】以下、立体スクリーンを用いたヒューマン
インタフェース装置の例を、第5の実施例として説明す
る。
【0108】図20は第5の実施例のヒューマンインタ
フェース装置の構成図である。
【0109】図20において、3は送信者、2は投影手
段、4は撮像手段、5は画像処理手段、6は受信者、1
2は立体スクリーン、13は立体情報抽出手段、14は
アクチュエータ制御手段である。
【0110】画像処理手段5の構成および動作は、上記
第1の実施例と同様である。
【0111】撮像手段4によって撮像された送信者3の
映像は、画像処理手段5によって顔面に相当する部分が
抽出され、傾斜,位置,大きさが立体スクリーン12の
形状に対して正規化される。
【0112】このとき、立体情報抽出手段13が、顔面
の映像の陰影等から顔面の各部と撮像手段4との間の距
離である3次元的な情報を算出することにより、顔面の
寸法,形状を抽出し、アクチュエータ制御手段14が、
立体情報抽出手段13によって抽出された顔面の寸法,
形状に合うように、立体スクリーン12の形状を変化さ
せる。
【0113】これにより、画像処理手段5によって傾
斜,位置,大きさが正規化された顔面の映像は、投影手
段2によって立体スクリーン12に映し出されるので、
受信者6は、立体スクリーン12を通して、送信者3の
顔を見ることができる。このように、立体スクリーン1
2を用いると、予め決められた形状の顔面形状スクリー
ン1よりも、さらに、特定の顔に適合しやすくなり、し
かも、顔面以外の形状の映像を映し出すことも可能とな
る。
【0114】次に、立体スクリーン12の具体的な構成
例について、図21および図22を用いて説明する。
【0115】図21は、格子状に組まれたピンアクチュ
エータ1201によって、立体スクリーン12を実現し
た例を示している。
【0116】ピンアクチュエータ1201は、それぞ
れ、ピン1202と、ピン1202を前後に移動するソ
レノイド(またはモータ)1203とからなる。
【0117】そこで、アクチュエータ制御手段14は、
ソレノイド1203を制御して、個々のピン1202を
前後に移動させるようにすることにより、3次元的な形
状を作り出すことができるので、ピンアクチュエータ1
201上に、前方から映像を投影すれば、立体映像を得
ることができる。
【0118】また、ピンアクチュエータ1201の投影
面に、伸縮性を有する膜1204を貼布することによ
り、立体スクリーン12の表面を滑らかにすることがで
きる。
【0119】図22も、格子状に組まれたピンアクチュ
エータ1201によって、立体スクリーン12を実現し
た例を示しているが、ここでは、ピンアクチュエータ1
201が、それぞれ、光ファイバ等の透光性を有する材
料からなるピン1205と、ピン1205を前後に移動
するソレノイド(またはモータ)1203とからなるよ
うになっている。
【0120】このように、透光性を有する材料からなる
ピン1205を用いると、ピンアクチュエータ1201
の後方から映像を投影することができるようになる。な
お、個々のピンの先端に発光素子を取り付けても、同様
の効果を得ることができる。
【0121】次に、立体スクリーン12を用いたヒュー
マンインタフェース装置の別の例を、第6の実施例とし
て説明する。
【0122】図23は第6の実施例のヒューマンインタ
フェース装置の構成図である。
【0123】図23において、2は投影手段、3は送信
者、4A,4Bは撮像手段、6は受信者、8は画像処理
手段、12は立体スクリーン、14はアクチュエータ制
御手段、15は立体法抽出手段、16は立体映像加工手
段である。
【0124】立体情報抽出手段15は、少なくとも2つ
の撮像手段4A,4Bによって撮像された送信者3の2
つの映像の視差を利用して、2つの映像における対応点
の各々の位置および撮像手段4A,4Bの角度から、顔
面の各部の位置と撮像手段4A,4Bとの間の距離であ
る3次元情報を算出することにより、立体的な形状を表
す立体情報を抽出する。また、画像処理手段8は、少な
くとも2つの撮像手段4A,4Bによって撮像された送
信者3の2つの映像を、画像処理手段5と同様の画像処
理を行った後で、さらに画像合成処理を行う。
【0125】なお、立体映像加工手段16は、立体情報
抽出手段15が抽出した立体情報や画像処理手段8が合
成した顔面の映像に加工を施すことができる。
【0126】アクチュエータ制御手段14は、立体情報
抽出手段15が抽出した立体情報(または、立体映像加
工手段16によって加工が施された場合は、加工後の立
体情報)に基づいて、立体スクリーン12の形状を変形
させ、投影手段2は、画像処理手段8が合成した顔面の
映像(または、立体映像加工手段16によって加工が施
された場合は、加工後の映像)を立体スクリーン12に
投影する。
【0127】これにより、立体スクリーン12の形状
は、立体映像加工手段16によって立体情報に加工が施
されなかった場合は、送信者3の顔の相似形に変形さ
れ、立体映像加工手段16によって立体情報に加工が施
された場合は、送信者3の顔と異なる形に変形される。
また、立体スクリーン12に投影される顔面の映像は、
立体映像加工手段16によって顔面の映像に加工が施さ
れなかった場合は、送信者3の顔となり、立体映像加工
手段16によって顔面の映像に加工が施された場合は、
送信者3の顔とは色等が異なる顔となる。
【0128】そこで、例えば、美容整形手術の検討時
に、本実施例のヒューマンインタフェース装置を用いれ
ば、手術後の顔面の映像を得ることができるので便利で
ある。また、化粧品購入の検討時に、本実施例のヒュー
マンインタフェース装置を用いれば、化粧後の顔面の映
像を得ることができるので便利である。
【0129】さらに、上記第5の実施例および上記第6
の実施例においては、立体スクリーン12に顔面の映像
を投影する例について示しているが、顔面の映像以外の
映像を投影することもできる。
【0130】以下、顔面の映像以外の映像を立体スクリ
ーン12に投影するヒューマンインタフェース装置の例
を、第7の実施例として説明する。
【0131】図24は第7の実施例のヒューマンインタ
フェース装置の構成図である。
【0132】図24において、2は投影手段、6は利用
者、12は立体スクリーン、14はアクチュエータ制御
手段、17はデータベース、18は立体構成手段であ
る。
【0133】データベース17には、立体物に関する映
像および立体情報からなる立体物データが格納されてい
る。立体構成手段18は、データベース17に格納され
ている立体物データのうちから、任意の視点から見たと
きの位置を基準とした、予め決められた範囲の立体物デ
ータを抽出し、アクチュエータ制御手段14は、立体構
成手段18が抽出した立体物データのうちの立体情報に
基づいて、立体スクリーン12の形状を変形させ、投影
手段2は、立体構成手段18が抽出した立体物データの
うちの映像を立体スクリーン12に投影する。
【0134】次に、本実施例のヒューマンインタフェー
ス装置を立体地形図表示装置に応用した例について、図
25を用いて説明する。
【0135】図25に示した例は、立体地形図表示装置
情報処理端末117のモニタディスプレイとして、立体
スクリーン12を設けた例である。
【0136】例えば、データベース17に立体地形図に
関するデータを格納しておき、災害発生時に、放送局で
災害速報を行う際に、災害地域に相当する部分のデータ
を抽出すれば、災害地域の立体地形図を迅速に立体スク
リーン12に映し出すことができるので、災害現場の状
況を正確に解説することが可能となる。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように本発明のヒューマン
インタフェース装置によれば、人間が直接対面していな
い相手に意思を伝達する際に、顔面の映像を立体的に映
し出すことにより、表情によって感情を表す非言語的な
伝達を行うことができる。
【0138】そこで、従来からある非言語的な伝達を行
う装置に、本発明のヒューマンインタフェース装置を適
用すると、より円滑なコミュニケーションを行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のヒューマンインタフェース装置
の構成図。
【図2】画像処理手段の画像処理行程を示す説明図。
【図3】画像処理手段の構成図。
【図4】顔面形状スクリーンおよび投影手段の具体的な
構成例を示す説明図。
【図5】顔面形状スクリーンおよび投影手段の具体的な
構成例を示す説明図。
【図6】顔面形状スクリーンおよび投影手段の具体的な
構成例を示す説明図。
【図7】顔面形状スクリーンおよび投影手段の具体的な
構成例を示す説明図。
【図8】第1の実施例をインタホンに応用した例を示す
説明図。
【図9】第1の実施例を服飾マネキンに応用した例を示
す説明図。
【図10】第2の実施例のヒューマンインタフェース装
置の構成図。
【図11】第2の実施例をテレビ電話に応用した例を示
す説明図。
【図12】第2の実施例をテレビ会議電話に応用した例
を示す説明図。
【図13】利用者が正面を向いていない場合に正面像を
得る方法を示す説明図。
【図14】利用者が正面を向いていない場合に正面像を
得る方法を示す説明図。
【図15】利用者が正面を向いていない場合に正面像を
得る方法を示す説明図。
【図16】第3の実施例のヒューマンインタフェース装
置の構成図。
【図17】第3の実施例を電子メモ装置に応用した例を
示す説明図。
【図18】第4の実施例のヒューマンインタフェース装
置の構成図。
【図19】第4の実施例を情報処理端末に応用した例を
示す説明図。
【図20】第5の実施例のヒューマンインタフェース装
置の構成図。
【図21】立体スクリーンの具体的な構成例を示す説明
図。
【図22】立体スクリーンの具体的な構成例を示す説明
図。
【図23】第6の実施例のヒューマンインタフェース装
置の構成図。
【図24】第7の実施例のヒューマンインタフェース装
置の構成図。
【図25】第7の実施例を立体地形図表示装置に応用し
た例を示す説明図。
【符号の簡単な説明】
1…顔面形状スクリーン、2…投影手段、3…送信者、
4…撮像手段、5,8…画像処理手段、6…受信者、7
…通信手段、9…角度センサ、10…画像記録手段、1
1…コンピュータ、12…立体スクリーン、13…立体
情報抽出手段、14…アクチュエータ制御手段、15…
立体法抽出手段、16…立体映像加工手段、17…デー
タベース、18…立体構成手段、30…背景処理部、3
1…メモリ、32…演算部、33…メモリ制御部、34
…制御部、35…抽出部、36…入力端子、37…出力
端子。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/66 Z (72)発明者 谷津田 則夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 角田 隆史 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 赤井 寛 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顔面の形状を有する顔面形状スクリーン
    と、人物を撮像する撮像手段と、上記撮像手段によって
    撮像された人物の映像から顔面に相当する部分である顔
    面映像を抽出し、該顔面映像の傾斜,位置,大きさを、
    上記顔面形状スクリーンの形状に対して正規化する画像
    処理手段と、上記画像処理手段によって正規化された顔
    面映像を上記顔面形状スクリーンに投影する投影手段と
    を有することを特徴とするヒューマンインタフェース装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のヒューマンインタフェース
    装置において、 上記顔面形状スクリーンの下部に設けられたマネキンを
    有することを特徴とするヒューマンインタフェース装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のヒューマンインタフェース
    装置において、 上記撮像手段と同一ユニットを構成し、上記撮像手段に
    よって人物の映像が撮像されている間、外部から音声を
    取り込むマイクと、上記投影手段と同一ユニットを構成
    し、上記マイクによって取り込まれた音声を外部に出力
    するスピーカとを有することを特徴とするヒューマンイ
    ンタフェース装置。
  4. 【請求項4】顔面の形状を有する顔面形状スクリーン
    と、人物を撮像する撮像手段と、上記撮像手段によって
    撮像された人物の映像から顔面に相当する部分である顔
    面映像を抽出し、該顔面映像の傾斜,位置,大きさを、
    上記顔面形状スクリーンの形状に対して正規化する画像
    処理手段と、上記画像処理手段によって正規化された顔
    面映像を通信網を介して送信する送信手段と、通信網を
    介して送信されてくる顔面映像を受信する受信手段と、
    上記受信手段によって受信された顔面映像を上記顔面形
    状スクリーンに投影する投影手段とを有することを特徴
    とするヒューマンインタフェース装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のヒューマンインタフェース
    装置において、 上記撮像手段と同一ユニットを構成し、上記撮像手段に
    よって人物の映像が撮像されている間、外部から音声を
    取り込むマイクを有し、 上記送信手段は、上記画像処理手段によって正規化され
    た顔面映像と共に、上記マイクによって取り込まれた音
    声を通信網を介して送信し、 上記受信手段は、通信網を介して送信されてくる顔面映
    像と共に、通信網を介して送信されてくる音声を受信
    し、 上記投影手段と同一ユニットを構成し、上記受信手段に
    よって受信された音声を外部に出力するスピーカを有す
    ることを特徴とするヒューマンインタフェース装置。
  6. 【請求項6】顔面の形状を有する顔面形状スクリーン
    と、人物を撮像する撮像手段と、上記撮像手段によって
    撮像された人物の映像から顔面に相当する部分である顔
    面映像を抽出し、該顔面映像の傾斜,位置,大きさを、
    上記顔面形状スクリーンの形状に対して正規化する画像
    処理手段と、上記画像処理手段によって正規化された顔
    面映像を記憶媒体に記録する記録手段と、上記記録手段
    によって記憶媒体に記録されている顔面映像を上記顔面
    形状スクリーンに投影する投影手段とを有することを特
    徴とするヒューマンインタフェース装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のヒューマンインタフェース
    装置において、 上記撮像手段と同一ユニットを構成し、上記撮像手段に
    よって人物の映像が撮像されている間、外部から音声を
    取り込むマイクを有し、 上記記録手段は、上記画像処理手段によって正規化され
    た顔面映像と共に、上記マイクによって取り込まれた音
    声を記憶媒体に記録し、 上記投影手段と同一ユニットを構成し、上記投影手段に
    よって上記顔面映像が上記顔面形状スクリーンに投影さ
    れている間、上記記録手段によって記憶媒体に記録され
    ている音声を外部に出力するスピーカを有することを特
    徴とするヒューマンインタフェース装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか記載のヒューマン
    インタフェース装置において、 上記画像処理手段は、 上記撮像手段によって撮像された人物の映像の色情報に
    基づいて、該映像のうちの肌色の部分を、顔面映像とし
    て抽出し、 抽出した顔面映像から、予め決められた2つ以上の顔面
    の部分の映像に相当する位置を抽出し、これらの位置を
    基準として、該顔面映像がまっすぐになるように、該顔
    面映像の傾斜を正規化し、 抽出した2つ以上の位置のうちのいずれか1つの位置が
    上記顔面形状スクリーンにおける該位置に相当する位置
    と一致するように、該顔面映像の位置を正規化し、 抽出した2つ以上の位置の間の距離から、該顔面映像の
    上記顔面形状スクリーンの大きさに対する比率を求め、
    求めた比率に基づいて、該顔面映像の大きさが上記顔面
    形状スクリーンの大きさと一致するように、該顔面映像
    の大きさを正規化することを特徴とするヒューマンイン
    タフェース装置。
  9. 【請求項9】顔面の形状を有する顔面形状スクリーン
    と、外部から供給された、人物の顔面に相当する部分で
    ある顔面映像を上記顔面形状スクリーンに投影する投影
    手段とを有することを特徴とするヒューマンインタフェ
    ース装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜9記載のヒューマンインタフ
    ェース装置において、 上記顔面形状スクリーンは、明色の不透明な材料からな
    る、人間の頭部の像であり、 上記投影手段は、上記像の顔部分の正面側から上記顔面
    映像を投影するプロジェクタであることを特徴とするヒ
    ューマンインタフェース装置。
  11. 【請求項11】請求項1〜9記載のヒューマンインタフ
    ェース装置において、 上記顔面形状スクリーンは、暗色の半透明な材料からな
    る、頭部の前半分の像であり、 上記投影手段は、上記像の後面側から上記顔面映像を投
    影するプロジェクタであることを特徴とするヒューマン
    インタフェース装置。
  12. 【請求項12】請求項1〜9記載のヒューマンインタフ
    ェース装置において、 上記顔面形状スクリーンは、透明な材料からなる板で、
    かつ、その後面が顔面の形状にくり抜かれて半透明にな
    るように加工された板であり、 上記投影手段は、上記板の後面側から上記顔面映像を投
    影するプロジェクタであることを特徴とするヒューマン
    インタフェース装置。
  13. 【請求項13】請求項1〜9記載のヒューマンインタフ
    ェース装置において、 上記顔面形状スクリーンは、透明な材料からなる、内部
    が空洞の頭部の像であり、 上記投影手段は、上記像の内部から上記顔面映像を投影
    するプロジェクタであることを特徴とするヒューマンイ
    ンタフェース装置。
  14. 【請求項14】請求項1〜9記載のヒューマンインタフ
    ェース装置において、 上記投影手段は、上記顔面映像を表示するディスプレイ
    であり、 上記顔面形状スクリーンは、上記ディスプレイに対して
    垂直に配置された複数の光ファイバからなる、該ディス
    プレイに接していない方の光ファイバの端の集合が顔面
    の形状を形成するような光ファイバ群であることを特徴
    とするヒューマンインタフェース装置。
  15. 【請求項15】請求項1〜9記載のヒューマンインタフ
    ェース装置において、 上記顔面形状スクリーンは、その形状の変形が可能であ
    り、 上記画像処理手段によって正規化された顔面映像の3次
    元の形状を表す立体情報を算出する立体情報抽出手段
    と、上記立体情報抽出手段によって算出された立体情報
    に基づいて、上記立体スクリーンの形状を変形させるス
    クリーン変形手段とを有することを特徴とするヒューマ
    ンインタフェース装置。
  16. 【請求項16】請求項15記載のヒューマンインタフェ
    ース装置において、 上記顔面形状スクリーンは、スクリーン膜と、複数のピ
    ンおよびこれらのピンを前後に移動させることにより上
    記スクリーン膜の形状を変形させるソレノイドからなる
    ピンアクチュエータが格子状に組まれたピンアクチュエ
    ータ群とから構成され、 上記スクリーン変形手段は、上記ソレノイドが上記ピン
    を前後に移動させるように制御することを特徴とするヒ
    ューマンインタフェース装置。
  17. 【請求項17】形状の変形が可能な立体スクリーンと、
    立体物の映像および該立体物の3次元の形状を表す立体
    情報からなる立体物データを格納しているデータベース
    と、上記データベースに格納されている立体物データの
    うちの立体情報に基づいて、上記立体スクリーンの形状
    を変形させるスクリーン変形手段と、上記データベース
    に格納されている立体物データのうちの映像を、上記ス
    クリーン変形手段によって形状が変形された立体スクリ
    ーンに投影する投影手段とを有することを特徴とする立
    体映像投影装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の立体映像投影装置にお
    いて、 上記立体スクリーンは、スクリーン膜と、複数のピンお
    よびこれらのピンを前後に移動させることにより上記ス
    クリーン膜の形状を変形させるソレノイドからなるピン
    アクチュエータが格子状に組まれたピンアクチュエータ
    群とから構成され、 上記スクリーン変形手段は、上記ソレノイドが上記ピン
    を前後に移動させるように制御することを特徴とする立
    体映像投影装置。
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