JPH08205408A - 直流送電制御装置 - Google Patents
直流送電制御装置Info
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- JPH08205408A JPH08205408A JP7006461A JP646195A JPH08205408A JP H08205408 A JPH08205408 A JP H08205408A JP 7006461 A JP7006461 A JP 7006461A JP 646195 A JP646195 A JP 646195A JP H08205408 A JPH08205408 A JP H08205408A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 単極1回線の直流送電系統で定格電力の所定
の割合以下の電力送電を可能にする直流送電制御装置を
得る。 【構成】 順変換器および逆変換器を夫々複数の変換器
から構成し、所定の直流電流値を確保しながら前記順変
換器である複数の変換器の夫々が分担する別々に決定さ
れた制御電力値に応じて前記複数の変換器の夫々を定電
圧制御し、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う
制御回路を備えた直流送電制御装置である。
の割合以下の電力送電を可能にする直流送電制御装置を
得る。 【構成】 順変換器および逆変換器を夫々複数の変換器
から構成し、所定の直流電流値を確保しながら前記順変
換器である複数の変換器の夫々が分担する別々に決定さ
れた制御電力値に応じて前記複数の変換器の夫々を定電
圧制御し、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う
制御回路を備えた直流送電制御装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、順変換器と逆変換器
とを協調させて直流送電を行うための直流送電制御装置
に関するものである。
とを協調させて直流送電を行うための直流送電制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、単極1回線の直流送電系統図で
あり、図において30は発電所、31は交流系統、3
2,33は変圧器、6Raと6Rbとは交流を直流に変
換する順変換器でありサイリスタなどのブリッジ回路に
より構成されており、順変換器6Raと順変換器6Rb
とは直列に接続されている。6Ia,6Ibは直流を交
流に変換する逆変換器でありサイリスタなどのブリッジ
回路により構成されており、逆変換器6Iaと逆変換器
6Ibとは直列に接続されている。34,35は直流リ
アクトル、36,37は直流送電線路である。
あり、図において30は発電所、31は交流系統、3
2,33は変圧器、6Raと6Rbとは交流を直流に変
換する順変換器でありサイリスタなどのブリッジ回路に
より構成されており、順変換器6Raと順変換器6Rb
とは直列に接続されている。6Ia,6Ibは直流を交
流に変換する逆変換器でありサイリスタなどのブリッジ
回路により構成されており、逆変換器6Iaと逆変換器
6Ibとは直列に接続されている。34,35は直流リ
アクトル、36,37は直流送電線路である。
【0003】このような単極1回線の直流送電系統にお
いて順変換器6Raおよび順変換器6Rb、逆変換器6
Iaおよび逆変換器6Ibを制御する従来の直流送電制
御装置を図7に示す。図7は、順変換器6Raおよび順
変換器6Rbを制御する直流送電制御装置の制御回路を
示す。図7において図5と同一の要素については同一の
符号を付してある。図において、Aは定電力制御装置、
3Aは定電流制御装置、4Aは定電圧制御装置、5Aは
順変換器6Ra,6Rbの制御角を決定する位相制御装
置、13はスイッチ、14,15は加算器である。
いて順変換器6Raおよび順変換器6Rb、逆変換器6
Iaおよび逆変換器6Ibを制御する従来の直流送電制
御装置を図7に示す。図7は、順変換器6Raおよび順
変換器6Rbを制御する直流送電制御装置の制御回路を
示す。図7において図5と同一の要素については同一の
符号を付してある。図において、Aは定電力制御装置、
3Aは定電流制御装置、4Aは定電圧制御装置、5Aは
順変換器6Ra,6Rbの制御角を決定する位相制御装
置、13はスイッチ、14,15は加算器である。
【0004】次に動作について説明する。図5におい
て、発電所30からの交流電力は変圧器32を介して順
変換器6Ra,6Rbに送られ、直流電力に変換され
る。この直流電力は、直流リアクトル34によりリップ
ルが除去されたのち直流送電線路36,37を介して逆
変換器6Ia,6Ibにより交流電力に変換され、変圧
器33を介して交流系統に給電される。
て、発電所30からの交流電力は変圧器32を介して順
変換器6Ra,6Rbに送られ、直流電力に変換され
る。この直流電力は、直流リアクトル34によりリップ
ルが除去されたのち直流送電線路36,37を介して逆
変換器6Ia,6Ibにより交流電力に変換され、変圧
器33を介して交流系統に給電される。
【0005】このような直流送電に用いられる従来の直
流送電制御装置では、直流送電線路36,37を流れる
直流電流Idを順変換器6Ra,6Rbを定電流制御す
ることで決定し、また直流電圧Vdは逆変換器6Ia,
6Ibを定電圧制御することにより決定する。このとき
の制御特性を図6に示す。
流送電制御装置では、直流送電線路36,37を流れる
直流電流Idを順変換器6Ra,6Rbを定電流制御す
ることで決定し、また直流電圧Vdは逆変換器6Ia,
6Ibを定電圧制御することにより決定する。このとき
の制御特性を図6に示す。
【0006】図6に示す制御特性において、111,1
12は順変換器6Ra,6Rbの制御特性を示し、20
1、202は逆変換器6Ia,6Ibの制御特性を示し
ている。なお、Vdpは直流電圧設定値、Idpは直流
電流設定値、ΔIdpは電流マージンを示している。こ
のような制御特性は、図7に示す直流送電制御装置から
得られ、電力指令値Prefを受けて定電力制御装置2
Aが動作し、電流設定値Idpが出力される。スイッチ
13は、順変換器6Ra,6Rbを制御する制御回路で
は開かれ、また逆変換器6Ia,6Ibを制御する制御
回路では閉じられる。従って、逆変換器6Ia,6Ib
を制御する場合には、加算器14により定格電流の10
%程度に設定された電流マージン(−ΔIdp)が加算
されることになり、定電流制御装置3Aは(Idp−Δ
Idp)の指令に基づき図6の制御特性202により制
御を行う。それゆえ、順変換器6Ra,6Rbを制御す
る場合の定電流制御装置3Aの制御特性112は、逆変
換器6Ia,6Ibの場合よりも電流マージンΔIdp
だけ大きなものとなる。
12は順変換器6Ra,6Rbの制御特性を示し、20
1、202は逆変換器6Ia,6Ibの制御特性を示し
ている。なお、Vdpは直流電圧設定値、Idpは直流
電流設定値、ΔIdpは電流マージンを示している。こ
のような制御特性は、図7に示す直流送電制御装置から
得られ、電力指令値Prefを受けて定電力制御装置2
Aが動作し、電流設定値Idpが出力される。スイッチ
13は、順変換器6Ra,6Rbを制御する制御回路で
は開かれ、また逆変換器6Ia,6Ibを制御する制御
回路では閉じられる。従って、逆変換器6Ia,6Ib
を制御する場合には、加算器14により定格電流の10
%程度に設定された電流マージン(−ΔIdp)が加算
されることになり、定電流制御装置3Aは(Idp−Δ
Idp)の指令に基づき図6の制御特性202により制
御を行う。それゆえ、順変換器6Ra,6Rbを制御す
る場合の定電流制御装置3Aの制御特性112は、逆変
換器6Ia,6Ibの場合よりも電流マージンΔIdp
だけ大きなものとなる。
【0007】一方、順変換器6Ra,6Rbの制御特性
は、順変換器6Ra,6Rbの特性で決まる制御角の最
小値で運転を行う場合の特性である。定電圧制御回路4
Aは加算器15からの直流電圧設定値Vdpと直流電圧
Vdとの差により制御を行うが、順変換器6Ra,6R
bでは図5に示す直流電圧Vdの向きを負の値とみるた
め、定電圧制御装置4Aからの制御角は定電圧制御装置
4Aで決まる最大値となっている。これに対し、逆変換
器6Ia,6Ibでは図5に示す直流電圧Vdの向きを
正の値とみるため、逆変換器6Ia,6Ib側の制御回
路では定電圧制御装置4Aの定電圧制御により決まる制
御角となり、図6の制御特性201が得られる。
は、順変換器6Ra,6Rbの特性で決まる制御角の最
小値で運転を行う場合の特性である。定電圧制御回路4
Aは加算器15からの直流電圧設定値Vdpと直流電圧
Vdとの差により制御を行うが、順変換器6Ra,6R
bでは図5に示す直流電圧Vdの向きを負の値とみるた
め、定電圧制御装置4Aからの制御角は定電圧制御装置
4Aで決まる最大値となっている。これに対し、逆変換
器6Ia,6Ibでは図5に示す直流電圧Vdの向きを
正の値とみるため、逆変換器6Ia,6Ib側の制御回
路では定電圧制御装置4Aの定電圧制御により決まる制
御角となり、図6の制御特性201が得られる。
【0008】このような定電流制御装置3Aと定電圧制
御装置4Aとから出力される制御角信号は位相制御装置
5Aに与えられ、最小の制御角が選択され、順変換器6
Ra,6Rbおよび逆変換器6Ia,6Ibは前記最小
の制御角により運転が行われる。そして、図5に示す直
流送電系統は順変換器6Ra,6Rbで得られる制御特
性111,112と逆変換器6Ia,6Ibで得られる
制御特性201,202とから図6に示すA点にて運転
される。
御装置4Aとから出力される制御角信号は位相制御装置
5Aに与えられ、最小の制御角が選択され、順変換器6
Ra,6Rbおよび逆変換器6Ia,6Ibは前記最小
の制御角により運転が行われる。そして、図5に示す直
流送電系統は順変換器6Ra,6Rbで得られる制御特
性111,112と逆変換器6Ia,6Ibで得られる
制御特性201,202とから図6に示すA点にて運転
される。
【0009】以上の説明において、逆変換器6Ia,6
Ibにおいて定電流制御の設定値Idpから電流マージ
ンΔIdpを差し引くのは、逆変換器側の定電流制御が
順変換器側の定電流制御と干渉しないようにするためで
ある。すなわち、電流マージンΔIdpを差し引くこと
により逆変換器側の電圧を決定する定電圧制御のための
出力を選択させるわけである。もし、順変換器、逆変換
器共に同じように定電流制御が働くと直流電圧は定まら
ず不安定な運転となる。
Ibにおいて定電流制御の設定値Idpから電流マージ
ンΔIdpを差し引くのは、逆変換器側の定電流制御が
順変換器側の定電流制御と干渉しないようにするためで
ある。すなわち、電流マージンΔIdpを差し引くこと
により逆変換器側の電圧を決定する定電圧制御のための
出力を選択させるわけである。もし、順変換器、逆変換
器共に同じように定電流制御が働くと直流電圧は定まら
ず不安定な運転となる。
【0010】図8は、特開昭57−193939号公報
に開示された交直変換装置の起動方式における双極1回
線の直流送電系統図であり、この交直変換装置の起動方
式では双極1回線で各極の電力を逆向きにして送電電力
を10%以下でも可能にするものである。図において、
6R,6R’,6I,6I’は変換器、38は直流送電
線路、40,41は電力の向きを示している。
に開示された交直変換装置の起動方式における双極1回
線の直流送電系統図であり、この交直変換装置の起動方
式では双極1回線で各極の電力を逆向きにして送電電力
を10%以下でも可能にするものである。図において、
6R,6R’,6I,6I’は変換器、38は直流送電
線路、40,41は電力の向きを示している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の直流送電制御装
置は以上のように構成されているので、電流マージンを
定格の10%に設定するために、直流電流設定値Idp
を定格の10%以下の電力を送電する値に設定すること
ができないため、定格の10%以下の電力の送電は不可
能であるという問題点があった。
置は以上のように構成されているので、電流マージンを
定格の10%に設定するために、直流電流設定値Idp
を定格の10%以下の電力を送電する値に設定すること
ができないため、定格の10%以下の電力の送電は不可
能であるという問題点があった。
【0012】この結果、例えば発電所30の起動時にお
いて初負荷操作のために低電力状態をしばらく継続する
必要がある場合には、発電所30の発電機起動時にその
発電機に直流送電系で定格の10%以上の負荷がかかる
ことになり、順変換器6Ra、6Rbの発電所側の交流
側電圧の周波数が低下し、発電所の発電機が運転できな
い状態になるという問題点があった。
いて初負荷操作のために低電力状態をしばらく継続する
必要がある場合には、発電所30の発電機起動時にその
発電機に直流送電系で定格の10%以上の負荷がかかる
ことになり、順変換器6Ra、6Rbの発電所側の交流
側電圧の周波数が低下し、発電所の発電機が運転できな
い状態になるという問題点があった。
【0013】また、特開昭57−193939号公報に
開示された交直変換装置の起動方式では、双極の電力の
向きを反転させる潮流反転の際に直流送電ケーブルに大
きなストレスが加わり、さらに単極には適用できないな
どの問題点もあった。
開示された交直変換装置の起動方式では、双極の電力の
向きを反転させる潮流反転の際に直流送電ケーブルに大
きなストレスが加わり、さらに単極には適用できないな
どの問題点もあった。
【0014】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、単極1回線の直流送電系統で定
格電力の所定の割合以下の電力送電を可能にする直流送
電制御装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、単極1回線の直流送電系統で定
格電力の所定の割合以下の電力送電を可能にする直流送
電制御装置を得ることを目的とする。
【0015】またこの発明は、交流系の周波数変動を安
定化させ、発電所における発電機の起動を円滑に行うこ
とのできる直流送電制御装置を得ることを目的とする。
定化させ、発電所における発電機の起動を円滑に行うこ
とのできる直流送電制御装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る直
流送電制御装置は、順変換器および逆変換器を夫々複数
の変換器から構成し、所定の直流電流値を確保しながら
前記複数の変換器の夫々が分担する別々に決定された制
御電力値に応じて前記複数の変換器の夫々を定電圧制御
し、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う制御回
路を備えたものである。
流送電制御装置は、順変換器および逆変換器を夫々複数
の変換器から構成し、所定の直流電流値を確保しながら
前記複数の変換器の夫々が分担する別々に決定された制
御電力値に応じて前記複数の変換器の夫々を定電圧制御
し、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う制御回
路を備えたものである。
【0017】請求項2の発明に係る直流送電制御装置
は、順変換器である複数の変換器の夫々が分担する制御
電力値を別々に決定する電力設定装置と、該電力設定装
置により決定された電力分担に応じた指令値を基に前記
順変換器である複数の変換器の夫々を定電圧制御するた
めの定電圧制御装置と、所定の直流電流値を確保するた
めの定電流制御装置と、前記定電圧制御装置と前記定電
流制御装置との出力を基に前記複数の変換器の夫々を制
御する変換器制御装置とを有した制御回路を備えたもの
である。
は、順変換器である複数の変換器の夫々が分担する制御
電力値を別々に決定する電力設定装置と、該電力設定装
置により決定された電力分担に応じた指令値を基に前記
順変換器である複数の変換器の夫々を定電圧制御するた
めの定電圧制御装置と、所定の直流電流値を確保するた
めの定電流制御装置と、前記定電圧制御装置と前記定電
流制御装置との出力を基に前記複数の変換器の夫々を制
御する変換器制御装置とを有した制御回路を備えたもの
である。
【0018】請求項3の発明に係る直流送電制御装置
は、所定の直流電流値を確保しながら、順変換器である
複数の変換器のいずれかに対し決定された制御電力値に
応じた指令値を基に前記いずれかの変換器を定電圧制御
する一方、前記いずれかの変換器以外の変換器を定電圧
制御して前記いずれかの変換器により制御される電力と
は逆向きの定格電力の所定の割合の電力を固定して出力
し、前記いずれかの変換器により制御される電力と前記
いずれかの変換器以外の変換器により制御される定格電
力の所定の割合の電力とから定格電力の所定の割合以下
の電力送電を行う制御回路を備えたものである。
は、所定の直流電流値を確保しながら、順変換器である
複数の変換器のいずれかに対し決定された制御電力値に
応じた指令値を基に前記いずれかの変換器を定電圧制御
する一方、前記いずれかの変換器以外の変換器を定電圧
制御して前記いずれかの変換器により制御される電力と
は逆向きの定格電力の所定の割合の電力を固定して出力
し、前記いずれかの変換器により制御される電力と前記
いずれかの変換器以外の変換器により制御される定格電
力の所定の割合の電力とから定格電力の所定の割合以下
の電力送電を行う制御回路を備えたものである。
【0019】請求項4の発明に係る直流送電制御装置
は、順変換器である複数の変換器のいずれかに対し、定
格電力の所定の割合以下の電力送電を行うための制御電
力値を決定する電力設定装置と、該電力設定装置により
決定された前記電力に応じた指令値を基に前記いずれか
の変換器を定電圧制御するための第1定電圧制御装置
と、所定の直流電流値を確保するための定電流制御装置
と、前記第1定電圧制御装置と前記定電流制御装置との
出力を基に前記複数の変換器のいずれかを制御する変換
器制御装置と、前記いずれかの変換器以外の変換器を定
電圧制御することで、前記いずれかの変換器による制御
電力とは逆向きの定格電力の前記所定の割合の電力を固
定して出力するための第2定電圧制御装置とを有した制
御回路を備えたものである。
は、順変換器である複数の変換器のいずれかに対し、定
格電力の所定の割合以下の電力送電を行うための制御電
力値を決定する電力設定装置と、該電力設定装置により
決定された前記電力に応じた指令値を基に前記いずれか
の変換器を定電圧制御するための第1定電圧制御装置
と、所定の直流電流値を確保するための定電流制御装置
と、前記第1定電圧制御装置と前記定電流制御装置との
出力を基に前記複数の変換器のいずれかを制御する変換
器制御装置と、前記いずれかの変換器以外の変換器を定
電圧制御することで、前記いずれかの変換器による制御
電力とは逆向きの定格電力の前記所定の割合の電力を固
定して出力するための第2定電圧制御装置とを有した制
御回路を備えたものである。
【0020】請求項5の発明に係る直流送電制御装置
は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じた
指令値を基に生成され第1定電圧制御装置に入力される
電圧設定値を、交流系の周波数情報により補正する電圧
設定値補正回路を備えたものである。
は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じた
指令値を基に生成され第1定電圧制御装置に入力される
電圧設定値を、交流系の周波数情報により補正する電圧
設定値補正回路を備えたものである。
【0021】請求項6の発明に係る直流送電制御装置
は、順変換器および逆変換器を夫々複数の変換器から構
成し、前記変換器に対し決定された制御電力値に応じて
前記複数の変換器の内の一方の変換器を定電流制御し、
また前記複数の変換器の内の他方の変換器に対し定格電
力の所定の割合の電力を固定して出力するように制御す
る定電圧制御を行うことで定格電力の所定の割合以下の
電力送電を行う制御回路を備えたものである。
は、順変換器および逆変換器を夫々複数の変換器から構
成し、前記変換器に対し決定された制御電力値に応じて
前記複数の変換器の内の一方の変換器を定電流制御し、
また前記複数の変換器の内の他方の変換器に対し定格電
力の所定の割合の電力を固定して出力するように制御す
る定電圧制御を行うことで定格電力の所定の割合以下の
電力送電を行う制御回路を備えたものである。
【0022】請求項7の発明に係る直流送電制御装置
は、順変換器に対し制御電力値を決定する電力設定装置
と、該電力設定装置から出力される指令値を基に生成さ
れた電流設定値と実際に直流送電線路を流れている直流
電流値とを基に一方の順変換器を定電流制御する定電流
制御装置と、前記電力設定装置から出力される指令値を
基に生成された定格電力の所定の割合の固定した電力を
他方の順変換器に出力させるための電圧設定値と前記順
変換器に印加されている電圧値とを基に前記順変換器を
定電圧制御する定電圧制御装置とを有した制御回路を備
えたものである。
は、順変換器に対し制御電力値を決定する電力設定装置
と、該電力設定装置から出力される指令値を基に生成さ
れた電流設定値と実際に直流送電線路を流れている直流
電流値とを基に一方の順変換器を定電流制御する定電流
制御装置と、前記電力設定装置から出力される指令値を
基に生成された定格電力の所定の割合の固定した電力を
他方の順変換器に出力させるための電圧設定値と前記順
変換器に印加されている電圧値とを基に前記順変換器を
定電圧制御する定電圧制御装置とを有した制御回路を備
えたものである。
【0023】請求項8の発明に係る直流送電制御装置
は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じた
指令値を基に生成され定電流制御装置に入力される電流
設定値を、交流系の周波数情報により補正する電流設定
値補正回路を備えたものである。
は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じた
指令値を基に生成され定電流制御装置に入力される電流
設定値を、交流系の周波数情報により補正する電流設定
値補正回路を備えたものである。
【0024】
【作用】請求項1の発明における制御回路は、直流送電
線路を流れる直流電流値を所定の直流電流値に保ちなが
ら順変換器である複数の変換器の夫々が分担する別々に
決定された制御電力値に応じて前記複数の変換器の夫々
に対し定電圧制御を行うことにより電圧を制御すること
で定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う。
線路を流れる直流電流値を所定の直流電流値に保ちなが
ら順変換器である複数の変換器の夫々が分担する別々に
決定された制御電力値に応じて前記複数の変換器の夫々
に対し定電圧制御を行うことにより電圧を制御すること
で定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う。
【0025】請求項2の発明における制御回路は、順変
換器の夫々が分担する制御電力値を別々に決定し、この
決定された電力分担に応じた指令値を基に前記夫々の順
変換器を定電圧制御し、所定の直流電流値を確保しなが
ら前記複数の変換器の夫々において電圧を制御すること
で、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う。
換器の夫々が分担する制御電力値を別々に決定し、この
決定された電力分担に応じた指令値を基に前記夫々の順
変換器を定電圧制御し、所定の直流電流値を確保しなが
ら前記複数の変換器の夫々において電圧を制御すること
で、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う。
【0026】請求項3の発明における制御回路は、いず
れかの変換器により所定の直流電流値を確保しながら前
記いずれかの変換器に対し決定された制御電力値に応じ
た指令値を基に定電圧制御を行う一方、前記いずれかの
変換器以外の変換器を定電圧制御して前記いずれかの変
換器により制御される電力に対し逆向きの定格電力の所
定の割合の電力を固定して出力し、前記いずれかの変換
器により制御される電力と前記いずれかの変換器以外の
変換器により制御される定格電力の所定の割合の電力と
から定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う。
れかの変換器により所定の直流電流値を確保しながら前
記いずれかの変換器に対し決定された制御電力値に応じ
た指令値を基に定電圧制御を行う一方、前記いずれかの
変換器以外の変換器を定電圧制御して前記いずれかの変
換器により制御される電力に対し逆向きの定格電力の所
定の割合の電力を固定して出力し、前記いずれかの変換
器により制御される電力と前記いずれかの変換器以外の
変換器により制御される定格電力の所定の割合の電力と
から定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う。
【0027】請求項4の発明における直流送電制御装置
は、定電流制御装置により所定の直流電流値を確保しな
がら、電力設定装置により決定された制御電力値に応じ
た指令値を基にいずれかの順変換器を第1定電圧制御装
置により定電圧制御する一方、第2定電圧制御装置によ
り前記順変換器以外の順変換器を定電圧制御して前記順
変換器による制御電力とは逆向きの定格電力の所定の割
合の電力を固定して出力し、前記両者の出力電力間の差
により定格電力の所定の割合以下の電力送電を可能にす
る。
は、定電流制御装置により所定の直流電流値を確保しな
がら、電力設定装置により決定された制御電力値に応じ
た指令値を基にいずれかの順変換器を第1定電圧制御装
置により定電圧制御する一方、第2定電圧制御装置によ
り前記順変換器以外の順変換器を定電圧制御して前記順
変換器による制御電力とは逆向きの定格電力の所定の割
合の電力を固定して出力し、前記両者の出力電力間の差
により定格電力の所定の割合以下の電力送電を可能にす
る。
【0028】請求項5の発明における電圧設定値補正回
路は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じ
た指令値を基に生成され第1定電圧制御装置に入力され
る電圧設定値を交流系の周波数情報により補正すること
で、交流系の周波数変動を抑制し、発電所における発電
機の起動を円滑に行う。
路は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じ
た指令値を基に生成され第1定電圧制御装置に入力され
る電圧設定値を交流系の周波数情報により補正すること
で、交流系の周波数変動を抑制し、発電所における発電
機の起動を円滑に行う。
【0029】請求項6の発明における制御回路は、順変
換器である複数の変換器の夫々に対し決定された制御電
力値に応じて一方の順変換器を定電流制御し、また他方
の順変換器に対し定格電力の所定の割合の電力を固定し
て出力するように定電圧制御することで、前記定電流制
御による電流変化で定格電力の所定の割合以下の電力送
電を可能にする。
換器である複数の変換器の夫々に対し決定された制御電
力値に応じて一方の順変換器を定電流制御し、また他方
の順変換器に対し定格電力の所定の割合の電力を固定し
て出力するように定電圧制御することで、前記定電流制
御による電流変化で定格電力の所定の割合以下の電力送
電を可能にする。
【0030】請求項7の発明における制御回路は、電力
設定装置から出力される指令値を基に生成された電流設
定値を基に前記複数の変換器の内の一方を定電流制御
し、また前記複数の変換器の内の他方の変換器に対し定
電圧制御を行うことで定格電力の所定の割合の電力を固
定して出力させ、動作特性上、定格電力の所定の割合以
下の電力送電を前記定電流制御による電流変化により安
定して行う。
設定装置から出力される指令値を基に生成された電流設
定値を基に前記複数の変換器の内の一方を定電流制御
し、また前記複数の変換器の内の他方の変換器に対し定
電圧制御を行うことで定格電力の所定の割合の電力を固
定して出力させ、動作特性上、定格電力の所定の割合以
下の電力送電を前記定電流制御による電流変化により安
定して行う。
【0031】請求項8の発明における電流設定値補正回
路は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じ
た指令値を基に生成され定電流制御装置に入力される電
流設定値を、交流系の周波数情報により補正すること
で、発電所における発電機の起動を円滑に行いながら、
定格電力の所定の割合以下の電力送電を安定して行う。
路は、電力設定装置により決定された制御電力値に応じ
た指令値を基に生成され定電流制御装置に入力される電
流設定値を、交流系の周波数情報により補正すること
で、発電所における発電機の起動を円滑に行いながら、
定格電力の所定の割合以下の電力送電を安定して行う。
【0032】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この実施例1の直流送電制御装置におけ
る順変換器側の制御回路100の構成を示すブロック図
である。図1において図7と同一または相当の部分につ
いては同一の符号を付し説明を省略する。また、この直
流送電制御装置が用いられる直流送電系統は図5に示し
た直流送電系統図と同様であり、さらに逆変換器側の制
御回路は図7に示す制御回路と同一の構成である。図に
おいて、1は順変換器6Ra,6Rbで送出される電力
配分を決定する電力設定装置、2Aは電力指令値を入力
として総送電電力が定格電力の10%以上のとき電流設
定値を出力し、また前記総送電電力が定格電力の10%
以下のとき電圧設定値を出力する第1定電力制御装置で
ある。2Bも同様に電力指令値を入力として総送電電力
が定格電力の10%以上のとき電流設定値を出力し、ま
た前記総送電電力が定格電力の10%以下のとき電圧設
定値を出力する第2定電力制御装置である。
する。図1は、この実施例1の直流送電制御装置におけ
る順変換器側の制御回路100の構成を示すブロック図
である。図1において図7と同一または相当の部分につ
いては同一の符号を付し説明を省略する。また、この直
流送電制御装置が用いられる直流送電系統は図5に示し
た直流送電系統図と同様であり、さらに逆変換器側の制
御回路は図7に示す制御回路と同一の構成である。図に
おいて、1は順変換器6Ra,6Rbで送出される電力
配分を決定する電力設定装置、2Aは電力指令値を入力
として総送電電力が定格電力の10%以上のとき電流設
定値を出力し、また前記総送電電力が定格電力の10%
以下のとき電圧設定値を出力する第1定電力制御装置で
ある。2Bも同様に電力指令値を入力として総送電電力
が定格電力の10%以上のとき電流設定値を出力し、ま
た前記総送電電力が定格電力の10%以下のとき電圧設
定値を出力する第2定電力制御装置である。
【0033】3Aは総送電電力が定格電力の10%以上
のとき、第1定電力制御装置2Aから出力される電流設
定値を入力とし、この電流設定値と実際に直流送電線路
に流れている電流値Idとの電流偏差から制御角を決定
し、また前記総送電電力が定格電力の10%以下のと
き、定格電流の10%を電流設定値Irefとし、この
電流設定値と実際に直流送電線路に流れている電流値I
dとの電流偏差から制御角を決定する第1定電流制御装
置(定電流制御装置)である。3Bも同様に総送電電力
が定格電力の10%以上のとき、第2定電力制御装置2
Bから出力される電流設定値を入力としこの電流設定値
と実際に直流送電線路に流れている電流値Idとの電流
偏差から制御角を決定し、また前記総送電電力が定格電
力の10%以下のとき、定格電流の10%を電流設定値
Irefとし、この電流設定値と実際に直流送電線路に
流れている電流値Idとの電流偏差から制御角を決定す
る第2定電流制御装置(定電流制御装置)である。
のとき、第1定電力制御装置2Aから出力される電流設
定値を入力とし、この電流設定値と実際に直流送電線路
に流れている電流値Idとの電流偏差から制御角を決定
し、また前記総送電電力が定格電力の10%以下のと
き、定格電流の10%を電流設定値Irefとし、この
電流設定値と実際に直流送電線路に流れている電流値I
dとの電流偏差から制御角を決定する第1定電流制御装
置(定電流制御装置)である。3Bも同様に総送電電力
が定格電力の10%以上のとき、第2定電力制御装置2
Bから出力される電流設定値を入力としこの電流設定値
と実際に直流送電線路に流れている電流値Idとの電流
偏差から制御角を決定し、また前記総送電電力が定格電
力の10%以下のとき、定格電流の10%を電流設定値
Irefとし、この電流設定値と実際に直流送電線路に
流れている電流値Idとの電流偏差から制御角を決定す
る第2定電流制御装置(定電流制御装置)である。
【0034】4Aは総送電電力が定格電力の10%以上
のとき、通常運転で用いられる固定の電圧設定値Vre
fを入力とし、この電圧設定値と順変換器6Raの両端
の電圧値Vd1との電圧偏差から制御角を決定し、10
%以下のとき、第1定電力制御装置2Aから出力される
電圧設定値を入力とし、この電圧設定値と順変換器6R
aの両端の電圧値Vd1との電圧偏差から制御角を決定
する第1定電圧制御装置、4Bも同様に総送電電力が定
格電力の10%以上のとき、通常運転で用いられる固定
の電圧設定値Vrefを入力とし、この電圧設定値と順
変換器6Rbの両端の電圧値Vd2との電圧偏差から制
御角を決定し、10%以下のとき、第2定電力制御装置
2Bから出力される電圧設定値を入力とし、この電圧設
定値と順変換器6Rbの両端の電圧値Vd2との電圧偏
差から制御角を決定する第2定電圧制御装置である。
のとき、通常運転で用いられる固定の電圧設定値Vre
fを入力とし、この電圧設定値と順変換器6Raの両端
の電圧値Vd1との電圧偏差から制御角を決定し、10
%以下のとき、第1定電力制御装置2Aから出力される
電圧設定値を入力とし、この電圧設定値と順変換器6R
aの両端の電圧値Vd1との電圧偏差から制御角を決定
する第1定電圧制御装置、4Bも同様に総送電電力が定
格電力の10%以上のとき、通常運転で用いられる固定
の電圧設定値Vrefを入力とし、この電圧設定値と順
変換器6Rbの両端の電圧値Vd2との電圧偏差から制
御角を決定し、10%以下のとき、第2定電力制御装置
2Bから出力される電圧設定値を入力とし、この電圧設
定値と順変換器6Rbの両端の電圧値Vd2との電圧偏
差から制御角を決定する第2定電圧制御装置である。
【0035】5Aは第1定電流制御装置3Aと第1定電
圧制御装置4Aとから出力される制御角信号を入力とし
て最小の制御角を選択し、順変換器6Raを前記最小の
制御角により運転させるための第1位相制御装置(変換
器制御装置)、5Bも同様に第2定電流制御装置3Bと
第2定電圧制御装置4Bとから出力される制御角信号を
入力として最小の制御角を選択し、順変換器6Rbを前
記最小の制御角により運転させるための第2位相制御装
置(変換器制御装置)である。7A,7B,8A,8
B,9A,9B,10A,10B,11A,11Bはス
イッチ回路であり、電力設定装置1から出力される制御
信号により状態が切り換えられ、図1の状態は直流送電
系統で送電電力が10%以上のときを示している。
圧制御装置4Aとから出力される制御角信号を入力とし
て最小の制御角を選択し、順変換器6Raを前記最小の
制御角により運転させるための第1位相制御装置(変換
器制御装置)、5Bも同様に第2定電流制御装置3Bと
第2定電圧制御装置4Bとから出力される制御角信号を
入力として最小の制御角を選択し、順変換器6Rbを前
記最小の制御角により運転させるための第2位相制御装
置(変換器制御装置)である。7A,7B,8A,8
B,9A,9B,10A,10B,11A,11Bはス
イッチ回路であり、電力設定装置1から出力される制御
信号により状態が切り換えられ、図1の状態は直流送電
系統で送電電力が10%以上のときを示している。
【0036】次に、動作について説明する。発電所の発
電機起動時の初負荷操作のような単極1回線の直流送電
系統で送電電力が定格電力の10%以下の状態の場合に
は、スイッチ回路7A,7Bが閉じ、これと同期してス
イッチ回路8A,8Bが開き、またスイッチ回路9A,
9Bの可動電極は固定電極b側に切り換えられる。ま
た、スイッチ回路10A,10Bが閉じ、スイッチ回路
11A,11Bが開く。
電機起動時の初負荷操作のような単極1回線の直流送電
系統で送電電力が定格電力の10%以下の状態の場合に
は、スイッチ回路7A,7Bが閉じ、これと同期してス
イッチ回路8A,8Bが開き、またスイッチ回路9A,
9Bの可動電極は固定電極b側に切り換えられる。ま
た、スイッチ回路10A,10Bが閉じ、スイッチ回路
11A,11Bが開く。
【0037】この状態で電力設定装置1の出力は、順変
換器6Ra側の制御回路に送電電力に定格電力の10%
分の電力を加えた電力指令値を出力し、また順変換器6
Rb側の制御回路には、前記順変換器6Ra側の制御回
路に出力した電力指令値とは逆符号の定格電力の10%
分の電力指令値を出力する。第1定電力制御装置2Aで
は、電力設定装置1から出力された前記電力指令値を受
け、実際に送出されている電力との偏差により電圧設定
値を第1定電圧制御装置4Aに出力し、第1定電圧制御
装置4Aでは前記電圧設定値と実際に順変換器6Raに
印加されている電圧値Vd1との偏差に基づき制御角を
決定し出力する。また、第2定電力制御装置2Bでは、
電力設定装置1から出力された前記電力指令値を受け、
実際に送出されている電力との偏差により電圧設定値を
第2定電圧制御装置4Bに出力し、第2定電圧制御装置
4Bでは前記電圧設定値と実際に順変換器6Rbに印加
されている電圧値Vd2との偏差に基づき制御角を決定
し出力する。
換器6Ra側の制御回路に送電電力に定格電力の10%
分の電力を加えた電力指令値を出力し、また順変換器6
Rb側の制御回路には、前記順変換器6Ra側の制御回
路に出力した電力指令値とは逆符号の定格電力の10%
分の電力指令値を出力する。第1定電力制御装置2Aで
は、電力設定装置1から出力された前記電力指令値を受
け、実際に送出されている電力との偏差により電圧設定
値を第1定電圧制御装置4Aに出力し、第1定電圧制御
装置4Aでは前記電圧設定値と実際に順変換器6Raに
印加されている電圧値Vd1との偏差に基づき制御角を
決定し出力する。また、第2定電力制御装置2Bでは、
電力設定装置1から出力された前記電力指令値を受け、
実際に送出されている電力との偏差により電圧設定値を
第2定電圧制御装置4Bに出力し、第2定電圧制御装置
4Bでは前記電圧設定値と実際に順変換器6Rbに印加
されている電圧値Vd2との偏差に基づき制御角を決定
し出力する。
【0038】一方、第1定電流制御装置3Aは、定格電
流の10%の電流値を確保するための電流設定値Ire
fにより動作し、この電流設定値Irefと実際に直流
送電線路36、37を流れる電流値Idとの偏差により
制御角を決定し、その制御角信号を第1位相制御装置5
Aに出力する。また、第2定電流制御装置3Bは、定格
電流の10%の電流値を確保するための電流設定値Ir
efにより動作し、この電流設定値Irefと実際に直
流送電線路36、37を流れる電流値Idとの偏差によ
り制御角を決定し、その制御角信号を第2位相制御装置
5Bに出力する。
流の10%の電流値を確保するための電流設定値Ire
fにより動作し、この電流設定値Irefと実際に直流
送電線路36、37を流れる電流値Idとの偏差により
制御角を決定し、その制御角信号を第1位相制御装置5
Aに出力する。また、第2定電流制御装置3Bは、定格
電流の10%の電流値を確保するための電流設定値Ir
efにより動作し、この電流設定値Irefと実際に直
流送電線路36、37を流れる電流値Idとの偏差によ
り制御角を決定し、その制御角信号を第2位相制御装置
5Bに出力する。
【0039】第1位相制御装置5Aでは、第1定電流制
御装置3Aと第1定電圧制御装置4Aとから出力される
制御角信号を入力信号として最小の制御角を選択し、相
当するゲートパルスを出力し、順変換器6Raを制御す
る。また、第2位相制御装置5Bでは、第2定電流制御
装置3Bと第2定電圧制御装置4Bとから出力される制
御角信号を入力信号として最小の制御角を選択し、相当
するゲートパルスを出力し、順変換器6Rbを制御す
る。
御装置3Aと第1定電圧制御装置4Aとから出力される
制御角信号を入力信号として最小の制御角を選択し、相
当するゲートパルスを出力し、順変換器6Raを制御す
る。また、第2位相制御装置5Bでは、第2定電流制御
装置3Bと第2定電圧制御装置4Bとから出力される制
御角信号を入力信号として最小の制御角を選択し、相当
するゲートパルスを出力し、順変換器6Rbを制御す
る。
【0040】従って、総送電電力が定格電力の10%以
下のときには、定格電流の10%を電流設定値として順
変換器6Ra,6Rbにより直流送電線路に流れる電流
値が制御される一方、電圧値は第1定電力制御回路2A
と第2定電力制御回路2Bとから夫々出力される電圧設
定値により制御されることになる。電力設定装置1は順
変換器6Ra側の制御回路に送電電力に定格電力の10
%分の電力を加えた電力指令値を出力し、また順変換器
6Rb側の制御回路に前記順変換器6Ra側の制御回路
に出力した電力指令値とは逆符号の定格電力の10%分
の電力指令値を出力するため、第1定電力制御回路2A
と第2定電力制御回路2Bとから夫々出力される電圧設
定値により制御される直流送電線路の電圧値は、前記電
圧設定値両者間の差、すなわち前記電力設定装置1から
出力される電力指令値の送電電力を規定する値となり、
この電圧値と前記電流値の積である送電電力を前記電力
指令値に応じて定格電力の10%以下にすることが可能
となる。
下のときには、定格電流の10%を電流設定値として順
変換器6Ra,6Rbにより直流送電線路に流れる電流
値が制御される一方、電圧値は第1定電力制御回路2A
と第2定電力制御回路2Bとから夫々出力される電圧設
定値により制御されることになる。電力設定装置1は順
変換器6Ra側の制御回路に送電電力に定格電力の10
%分の電力を加えた電力指令値を出力し、また順変換器
6Rb側の制御回路に前記順変換器6Ra側の制御回路
に出力した電力指令値とは逆符号の定格電力の10%分
の電力指令値を出力するため、第1定電力制御回路2A
と第2定電力制御回路2Bとから夫々出力される電圧設
定値により制御される直流送電線路の電圧値は、前記電
圧設定値両者間の差、すなわち前記電力設定装置1から
出力される電力指令値の送電電力を規定する値となり、
この電圧値と前記電流値の積である送電電力を前記電力
指令値に応じて定格電力の10%以下にすることが可能
となる。
【0041】実施例2.図2は、この実施例2の直流送
電制御装置における順変換器側の制御回路101の構成
を示すブロック図である。図2において図1と同一また
は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。また、この直流送電制御装置が用いられる直流送電
系統は図5に示した直流送電系統図と同様であり、さら
に逆変換器側の制御回路は図7に示す制御回路と同一の
構成である。図において、12はスイッチ回路であり、
電力設定装置1から出力される制御信号によりその開閉
が制御される。
電制御装置における順変換器側の制御回路101の構成
を示すブロック図である。図2において図1と同一また
は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。また、この直流送電制御装置が用いられる直流送電
系統は図5に示した直流送電系統図と同様であり、さら
に逆変換器側の制御回路は図7に示す制御回路と同一の
構成である。図において、12はスイッチ回路であり、
電力設定装置1から出力される制御信号によりその開閉
が制御される。
【0042】この実施例の直流送電制御装置は、前記実
施例1における順変換器6Rb側の制御回路の構成を簡
略化し、第2定電圧制御装置4Bと第2位相制御装置5
Bとにより構成されており、送電電力が定格電力の10
%以下になると、スイッチ回路12の可動接点はゲート
パルス信号が流れていない瞬間に固定接点d側へ切り換
えられる。その結果、第2定電圧制御装置4Bは、固定
された電圧設定値Vref2と実際に順変換器6Rbに
印加されている電圧値Vd2との偏差により制御角を決
定し、制御角信号を第2位相制御装置5Bに出力する。
第2位相制御装置5Bはこの位相角信号を受け、順変換
器6Rbにゲートパルスを出力する。この場合のゲート
パルスは、常に順変換器6Rbから定格電力の10%が
順変換器6Raとは逆向きに出力されるように制御され
る。そして、順変換器6Ra側の制御回路において送電
電力を調整し、単極1回線の直流送電系統で総送電電力
が定格電力の10%以下でも可能になるようにする。
施例1における順変換器6Rb側の制御回路の構成を簡
略化し、第2定電圧制御装置4Bと第2位相制御装置5
Bとにより構成されており、送電電力が定格電力の10
%以下になると、スイッチ回路12の可動接点はゲート
パルス信号が流れていない瞬間に固定接点d側へ切り換
えられる。その結果、第2定電圧制御装置4Bは、固定
された電圧設定値Vref2と実際に順変換器6Rbに
印加されている電圧値Vd2との偏差により制御角を決
定し、制御角信号を第2位相制御装置5Bに出力する。
第2位相制御装置5Bはこの位相角信号を受け、順変換
器6Rbにゲートパルスを出力する。この場合のゲート
パルスは、常に順変換器6Rbから定格電力の10%が
順変換器6Raとは逆向きに出力されるように制御され
る。そして、順変換器6Ra側の制御回路において送電
電力を調整し、単極1回線の直流送電系統で総送電電力
が定格電力の10%以下でも可能になるようにする。
【0043】実施例3.図3は、この実施例3の直流送
電制御装置における順変換器側の制御回路の構成を示す
ブロック図である。図3において図2と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。ま
た、この直流送電制御装置が用いられる直流送電系統は
図5に示した直流送電系統図と同様であり、さらに逆変
換器側の制御回路は図7に示す制御回路と同一の構成で
ある。図において、16は交流系統の周波数に応じた補
正値を出力する電圧設定値補正回路、18は第1定電力
制御装置2Aの出力である電圧設定値を前記補正値によ
り補正する加算器である。
電制御装置における順変換器側の制御回路の構成を示す
ブロック図である。図3において図2と同一または相当
の部分については同一の符号を付し説明を省略する。ま
た、この直流送電制御装置が用いられる直流送電系統は
図5に示した直流送電系統図と同様であり、さらに逆変
換器側の制御回路は図7に示す制御回路と同一の構成で
ある。図において、16は交流系統の周波数に応じた補
正値を出力する電圧設定値補正回路、18は第1定電力
制御装置2Aの出力である電圧設定値を前記補正値によ
り補正する加算器である。
【0044】この実施例では、直流送電系統の送電電力
が定格電力の10%以下になると、前記実施例2と同様
にスイッチ回路12の可動接点が固定接点d側に切り換
えられ、順変換器6Ra,6Rbを夫々制御する。順変
換器6Raの制御を行う制御回路では、第1定電力制御
装置2Aの出力である電圧設定値に、前記電圧設定値補
正回路16から出力される補正値を加算器18により加
算することで補正する。この電圧設定値補正回路16に
より順変換器側の交流系統の周波数Fが増加すれば直流
送電線路の直流電圧Vdも増加するようにし、直流送電
系統で送出する電力を増加させ、前記交流系統の周波数
Fの増加を抑制する。また前記周波数Fが減少すれば直
流送電線路の直流電圧Vdを減少させ、直流送電系統で
送出する電力を減少させ、前記交流系統の周波数Fの減
少を抑制する。このように、発電所30から供給される
電力の変動に応じ直流送電系統の送電電力を調整し、前
記電力の変動を抑制する。この結果、前記交流系統の周
波数が一定に保たれ安定化するため、発電所30の発電
機の起動を安定して行うことが可能となる。
が定格電力の10%以下になると、前記実施例2と同様
にスイッチ回路12の可動接点が固定接点d側に切り換
えられ、順変換器6Ra,6Rbを夫々制御する。順変
換器6Raの制御を行う制御回路では、第1定電力制御
装置2Aの出力である電圧設定値に、前記電圧設定値補
正回路16から出力される補正値を加算器18により加
算することで補正する。この電圧設定値補正回路16に
より順変換器側の交流系統の周波数Fが増加すれば直流
送電線路の直流電圧Vdも増加するようにし、直流送電
系統で送出する電力を増加させ、前記交流系統の周波数
Fの増加を抑制する。また前記周波数Fが減少すれば直
流送電線路の直流電圧Vdを減少させ、直流送電系統で
送出する電力を減少させ、前記交流系統の周波数Fの減
少を抑制する。このように、発電所30から供給される
電力の変動に応じ直流送電系統の送電電力を調整し、前
記電力の変動を抑制する。この結果、前記交流系統の周
波数が一定に保たれ安定化するため、発電所30の発電
機の起動を安定して行うことが可能となる。
【0045】実施例4.図4は、この実施例4の直流送
電制御装置における順変換器側の制御回路102の構成
を示すブロック図である。図4において図3と同一また
は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。また、この直流送電制御装置が用いられる直流送電
系統は図5に示した直流送電系統図と同様であり、さら
に逆変換器側の制御回路は図7に示す制御回路と同一の
構成である。
電制御装置における順変換器側の制御回路102の構成
を示すブロック図である。図4において図3と同一また
は相当の部分については同一の符号を付し説明を省略す
る。また、この直流送電制御装置が用いられる直流送電
系統は図5に示した直流送電系統図と同様であり、さら
に逆変換器側の制御回路は図7に示す制御回路と同一の
構成である。
【0046】この実施例では、前記実施例1で説明した
図1の直流送電制御装置において、順変換器6Ra側の
制御回路では第1定電力制御装置2Aの出力を電流設定
値とし、この電流設定値を電流設定値補正回路で交流系
統の周波数の変動に応じて補正し、この補正した電流設
定値により定電流制御を行い、第1位相制御装置5Aで
順変換器6Raの位相制御を行う。また、順変換器6R
b側の制御回路では、第2定電力制御装置2Bからの固
定した出力を電圧設定値とし、第2定電圧制御装置4B
のみにより位相制御を行うものである。
図1の直流送電制御装置において、順変換器6Ra側の
制御回路では第1定電力制御装置2Aの出力を電流設定
値とし、この電流設定値を電流設定値補正回路で交流系
統の周波数の変動に応じて補正し、この補正した電流設
定値により定電流制御を行い、第1位相制御装置5Aで
順変換器6Raの位相制御を行う。また、順変換器6R
b側の制御回路では、第2定電力制御装置2Bからの固
定した出力を電圧設定値とし、第2定電圧制御装置4B
のみにより位相制御を行うものである。
【0047】図4において、17は交流系統の周波数F
に応じて、第1定電力制御装置2Aから出力される電流
設定値を補正する電流設定値補正回路である。また、第
2定電力制御装置2Bからは、送電電力が定格電力の1
0%以下になると定格電力の10%の送電電力を行うた
めの固定された電力指令値が出力される。
に応じて、第1定電力制御装置2Aから出力される電流
設定値を補正する電流設定値補正回路である。また、第
2定電力制御装置2Bからは、送電電力が定格電力の1
0%以下になると定格電力の10%の送電電力を行うた
めの固定された電力指令値が出力される。
【0048】次に動作について説明する。この直流送電
制御装置が適用される単極1回線の直流送電系統で送電
電力が定格電力の10%以下になると、スイッチ回路1
2の可動接点は固定接点d側に切り換えられる。そし
て、順変換器6Raと順変換器6Rbとは別々に制御さ
れる状態になる。
制御装置が適用される単極1回線の直流送電系統で送電
電力が定格電力の10%以下になると、スイッチ回路1
2の可動接点は固定接点d側に切り換えられる。そし
て、順変換器6Raと順変換器6Rbとは別々に制御さ
れる状態になる。
【0049】順変換器6Ra側の制御回路では、第1定
電力制御装置2Aの出力である電流設定値に電流設定値
補正回路17の出力を加算器18により加算して補正す
る。この結果、前記実施例3で説明した如く順変換器6
Ra,6Rb側の交流系統の周波数は一定に保たれ、発
電所30の発電機の起動は安定して行われる。第1定電
流制御装置3Aでは、前記補正された電流設定値と実際
に直流送電線路を流れる電流値Idとの偏差により制御
角を決定し、第1位相制御装置5Aにより前記決定した
制御角に相当するゲートパルスを順変換器6Raに出力
し、この順変換器6Raのブリッジにより定電流制御を
行う。
電力制御装置2Aの出力である電流設定値に電流設定値
補正回路17の出力を加算器18により加算して補正す
る。この結果、前記実施例3で説明した如く順変換器6
Ra,6Rb側の交流系統の周波数は一定に保たれ、発
電所30の発電機の起動は安定して行われる。第1定電
流制御装置3Aでは、前記補正された電流設定値と実際
に直流送電線路を流れる電流値Idとの偏差により制御
角を決定し、第1位相制御装置5Aにより前記決定した
制御角に相当するゲートパルスを順変換器6Raに出力
し、この順変換器6Raのブリッジにより定電流制御を
行う。
【0050】一方、順変換器6Rb側の制御回路では、
第2定電力制御装置2Bの出力を電圧設定値とし、この
電圧設定値と実際の順変換器6Rbに印加されている直
流の電圧値Vd2との偏差に応じた制御角を決定し、第
2位相制御装置5Bにより前記決定した制御角に相当す
るゲートパルスを順変換器6Rbへ出力し、この順変換
器6Rbのブリッジにより定電圧制御を行い、定格電力
の10%の送電電力を行うための制御が行われる。
第2定電力制御装置2Bの出力を電圧設定値とし、この
電圧設定値と実際の順変換器6Rbに印加されている直
流の電圧値Vd2との偏差に応じた制御角を決定し、第
2位相制御装置5Bにより前記決定した制御角に相当す
るゲートパルスを順変換器6Rbへ出力し、この順変換
器6Rbのブリッジにより定電圧制御を行い、定格電力
の10%の送電電力を行うための制御が行われる。
【0051】このように、順変換器6Raを定電流制
御、順変換器6Rbにより定格電力の10%の送電電力
を行うための定電圧制御を行うことにより、順変換器6
Raで行われる定電流制御により電流値を変化させるこ
とで、動作特性上安定な制御を実現し、総送電電力が定
格の10%以下の安定した電力供給が可能になる。
御、順変換器6Rbにより定格電力の10%の送電電力
を行うための定電圧制御を行うことにより、順変換器6
Raで行われる定電流制御により電流値を変化させるこ
とで、動作特性上安定な制御を実現し、総送電電力が定
格の10%以下の安定した電力供給が可能になる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
所定の直流電流値を確保しながら順変換器である複数の
変換器の夫々が分担する別々に決定された制御電力値に
応じて前記複数の変換器の夫々を定電圧制御し、直流送
電系の電圧を制御する制御回路を備えるように構成した
ので、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行うこと
のできる直流送電制御装置が得られる効果がある。
所定の直流電流値を確保しながら順変換器である複数の
変換器の夫々が分担する別々に決定された制御電力値に
応じて前記複数の変換器の夫々を定電圧制御し、直流送
電系の電圧を制御する制御回路を備えるように構成した
ので、定格電力の所定の割合以下の電力送電を行うこと
のできる直流送電制御装置が得られる効果がある。
【0053】請求項2の発明によれば、電力設定装置に
より決定された電力分担に応じた指令値を基に順変換器
である複数の変換器の夫々を定電圧制御するための定電
圧制御装置と、所定の直流電流値を確保するための定電
流制御装置と、前記定電圧制御装置と前記定電流制御装
置との出力を基に前記複数の変換器の夫々を位相制御す
る変換器制御装置とを有した制御回路を備えるように構
成したので、前記定電圧制御装置による電圧制御により
定格電力の所定の割合以下の電力送電を行うことのでき
る直流送電制御装置が得られる効果がある。
より決定された電力分担に応じた指令値を基に順変換器
である複数の変換器の夫々を定電圧制御するための定電
圧制御装置と、所定の直流電流値を確保するための定電
流制御装置と、前記定電圧制御装置と前記定電流制御装
置との出力を基に前記複数の変換器の夫々を位相制御す
る変換器制御装置とを有した制御回路を備えるように構
成したので、前記定電圧制御装置による電圧制御により
定格電力の所定の割合以下の電力送電を行うことのでき
る直流送電制御装置が得られる効果がある。
【0054】請求項3の発明によれば、所定の直流電流
値を確保しながら、順変換器である複数の変換器のいず
れかに対し決定された制御電力値に応じた指令値を基に
前記いずれかの変換器を定電圧制御する一方、前記いず
れかの変換器以外の変換器を定電圧制御して前記いずれ
かの変換器により制御される電力に対し逆向きの定格電
力の所定の割合の電力を固定して出力するように前記各
順変換器を制御する制御回路を備えるように構成したの
で、前記いずれかの順変換器により制御される電力と、
前記順変換器以外の順変換器により制御され前記電力と
は逆向きの定格電力の所定の割合の電力との差から定格
電力の所定の割合以下の電力送電を行うことのできる直
流送電制御装置が得られる効果がある。
値を確保しながら、順変換器である複数の変換器のいず
れかに対し決定された制御電力値に応じた指令値を基に
前記いずれかの変換器を定電圧制御する一方、前記いず
れかの変換器以外の変換器を定電圧制御して前記いずれ
かの変換器により制御される電力に対し逆向きの定格電
力の所定の割合の電力を固定して出力するように前記各
順変換器を制御する制御回路を備えるように構成したの
で、前記いずれかの順変換器により制御される電力と、
前記順変換器以外の順変換器により制御され前記電力と
は逆向きの定格電力の所定の割合の電力との差から定格
電力の所定の割合以下の電力送電を行うことのできる直
流送電制御装置が得られる効果がある。
【0055】請求項4の発明によれば、電力設定装置に
より決定された制御電力値に応じた指令値を基にいずれ
かの順変換器を定電圧制御するための第1定電圧制御装
置と、所定の直流電流値を確保するための定電流制御装
置と、前記第1定電圧制御装置と前記定電流制御装置と
の出力を基に前記いずれかの順変換器を制御する変換器
制御装置と、前記いずれかの順変換器以外の順変換器を
定電圧制御して前記いずれかの順変換器により制御され
る電力とは逆向きの定格電力の所定の割合の電力を固定
して出力するための第2定電圧制御装置とを有した制御
回路を備えるように構成したので、前記いずれかの順変
換器により制御される電力と、前記順変換器以外の順変
換器により制御され前記電力に対し逆向きの定格電力の
所定の割合の電力との差から定格電力の所定の割合以下
の電力送電を行うことのできる直流送電制御装置が得ら
れる効果がある。
より決定された制御電力値に応じた指令値を基にいずれ
かの順変換器を定電圧制御するための第1定電圧制御装
置と、所定の直流電流値を確保するための定電流制御装
置と、前記第1定電圧制御装置と前記定電流制御装置と
の出力を基に前記いずれかの順変換器を制御する変換器
制御装置と、前記いずれかの順変換器以外の順変換器を
定電圧制御して前記いずれかの順変換器により制御され
る電力とは逆向きの定格電力の所定の割合の電力を固定
して出力するための第2定電圧制御装置とを有した制御
回路を備えるように構成したので、前記いずれかの順変
換器により制御される電力と、前記順変換器以外の順変
換器により制御され前記電力に対し逆向きの定格電力の
所定の割合の電力との差から定格電力の所定の割合以下
の電力送電を行うことのできる直流送電制御装置が得ら
れる効果がある。
【0056】請求項5の発明によれば、電力設定装置に
より決定された制御電力値に応じた指令値を基に生成さ
れ第1定電圧制御装置に入力される電圧設定値を、交流
系の周波数情報により補正する電圧設定値補正回路を備
えるように構成したので、交流系の周波数変動が前記第
1定電圧制御装置による定電圧制御において補正される
ことになり、交流系の周波数変動が抑制され、発電所に
おける発電機の起動を円滑にする直流送電制御装置が得
られる効果がある。
より決定された制御電力値に応じた指令値を基に生成さ
れ第1定電圧制御装置に入力される電圧設定値を、交流
系の周波数情報により補正する電圧設定値補正回路を備
えるように構成したので、交流系の周波数変動が前記第
1定電圧制御装置による定電圧制御において補正される
ことになり、交流系の周波数変動が抑制され、発電所に
おける発電機の起動を円滑にする直流送電制御装置が得
られる効果がある。
【0057】請求項6の発明によれば、順変換器である
複数の変換器の内の一方に対し決定された制御電力値に
応じて前記変換器を定電流制御し、また前記順変換器で
ある複数の変換器の内の他方の変換器に対し、定格電力
の所定の割合以下の電力送電を行う際に定格電力の所定
の割合の電力を固定して出力させるための定電圧制御を
行う制御回路を備えるように構成したので、前記定電流
制御による電流変化により前記定格電力の所定の割合以
下の電力送電を安定して行うことのできる直流送電制御
装置が得られる効果がある。
複数の変換器の内の一方に対し決定された制御電力値に
応じて前記変換器を定電流制御し、また前記順変換器で
ある複数の変換器の内の他方の変換器に対し、定格電力
の所定の割合以下の電力送電を行う際に定格電力の所定
の割合の電力を固定して出力させるための定電圧制御を
行う制御回路を備えるように構成したので、前記定電流
制御による電流変化により前記定格電力の所定の割合以
下の電力送電を安定して行うことのできる直流送電制御
装置が得られる効果がある。
【0058】請求項7の発明によれば、電力設定装置か
ら出力される指令値を基に生成された電流設定値と実際
に直流送電線路を流れている直流電流値とを基に順変換
器の一方を定電流制御する定電流制御装置と、前記電力
設定装置から出力される指令値を基に生成された、定格
電力の所定の割合の電力を固定して他方の順変換器に出
力させるための電圧設定値を基に前記変換器を定電圧制
御する定電圧制御装置とを有した制御回路を備えるよう
に構成したので、前記定電流制御による電流変化により
前記定格電力の所定の割合以下の電力送電を安定して行
うことのできる直流送電制御装置が得られる効果があ
る。
ら出力される指令値を基に生成された電流設定値と実際
に直流送電線路を流れている直流電流値とを基に順変換
器の一方を定電流制御する定電流制御装置と、前記電力
設定装置から出力される指令値を基に生成された、定格
電力の所定の割合の電力を固定して他方の順変換器に出
力させるための電圧設定値を基に前記変換器を定電圧制
御する定電圧制御装置とを有した制御回路を備えるよう
に構成したので、前記定電流制御による電流変化により
前記定格電力の所定の割合以下の電力送電を安定して行
うことのできる直流送電制御装置が得られる効果があ
る。
【0059】請求項8の発明によれば、電力設定装置に
より決定された送電電力に応じた指令値を基に生成され
定電流制御装置に入力される電流設定値を、交流系の周
波数情報により補正する電流設定値補正回路を備えるよ
うに構成したので、交流系の周波数変動が電流制御によ
り補正されることになり、交流系の周波数変動が抑制さ
れ、発電所における発電機の起動を円滑にする直流送電
制御装置が得られる効果がある。
より決定された送電電力に応じた指令値を基に生成され
定電流制御装置に入力される電流設定値を、交流系の周
波数情報により補正する電流設定値補正回路を備えるよ
うに構成したので、交流系の周波数変動が電流制御によ
り補正されることになり、交流系の周波数変動が抑制さ
れ、発電所における発電機の起動を円滑にする直流送電
制御装置が得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1による直流送電制御装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施例2による直流送電制御装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施例3による直流送電制御装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施例4による直流送電制御装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図5】 単極1回線の直流送電系統図である。
【図6】 従来の直流送電制御装置における制御特性図
である。
である。
【図7】 従来の直流送電制御装置における順変換器側
の制御回路を示すブロック図である。
の制御回路を示すブロック図である。
【図8】 特開昭57−193939号公報に開示され
た交直変換装置の起動方式における双極1回線の直流送
電系統図である。
た交直変換装置の起動方式における双極1回線の直流送
電系統図である。
1 電力設定装置、3A 第1定電流制御装置(定電流
制御装置)、3B 第2定電流制御装置(定電流制御装
置)、4A 第1定電圧制御装置、4B 第2定電圧制
御装置、5A 第1位相制御装置(変換器制御装置)、
5B 第2位相制御装置(変換器制御装置)、6Ra,
6Rb 順変換器、16 電圧設定値補正回路、17
電流設定値補正回路、100,101,102 制御回
路。
制御装置)、3B 第2定電流制御装置(定電流制御装
置)、4A 第1定電圧制御装置、4B 第2定電圧制
御装置、5A 第1位相制御装置(変換器制御装置)、
5B 第2位相制御装置(変換器制御装置)、6Ra,
6Rb 順変換器、16 電圧設定値補正回路、17
電流設定値補正回路、100,101,102 制御回
路。
Claims (8)
- 【請求項1】 交流を直流に変換し、該変換された直流
を単極1回線の直流送電線路により直流送電して再度交
流に変換する順変換器および逆変換器を制御する直流送
電制御装置において、前記順変換器および前記逆変換器
を夫々複数の変換器から構成し、所定の直流電流値を確
保しながら前記順変換器である複数の変換器の夫々が分
担する別々に決定された制御電力値に応じて前記複数の
変換器の夫々を定電圧制御し、定格電力の所定の割合以
下の電力送電を行う制御回路を備えていることを特徴と
する直流送電制御装置。 - 【請求項2】 前記制御回路は、前記順変換器である複
数の変換器の夫々が分担する制御電力値を別々に決定す
る電力設定装置と、該電力設定装置により決定された電
力分担に応じた指令値を基に前記順変換器である複数の
変換器の夫々を定電圧制御するための定電圧制御装置
と、所定の直流電流値を確保するための定電流制御装置
と、前記定電圧制御装置と前記定電流制御装置との出力
を基に前記複数の変換器の夫々を位相制御する変換器制
御装置とを備えていることを特徴とする請求項1記載の
直流送電制御装置。 - 【請求項3】 交流を直流に変換し、該変換された直流
を単極1回線の直流送電線路により直流送電して再度交
流に変換する順変換器および逆変換器を制御する直流送
電制御装置において、前記順変換器および前記逆変換器
を夫々複数の変換器から構成し、所定の直流電流値を確
保しながら、前記順変換器である複数の変換器のいずれ
かに対し決定された制御電力値に応じた指令値を基に前
記いずれかの変換器を定電圧制御する一方、前記いずれ
かの変換器以外の変換器を定電圧制御して前記いずれか
の変換器により制御される電力とは逆向きの定格電力の
所定の割合の電力を固定して出力し、前記いずれかの変
換器により制御される電力と前記いずれかの変換器以外
の変換器により制御される定格電力の所定の割合の電力
とから定格電力の所定の割合以下の電力送電を行う制御
回路を備えていることを特徴とする直流送電制御装置。 - 【請求項4】 前記制御回路は、順変換器である複数の
変換器のいずれかに対し、定格電力の所定の割合以下の
電力送電を行うための制御電力値を決定する電力設定装
置と、該電力設定装置により決定された前記制御電力値
に応じた指令値を基に前記いずれかの変換器を定電圧制
御するための第1定電圧制御装置と、所定の直流電流値
を確保するための定電流制御装置と、前記第1定電圧制
御装置と前記定電流制御装置との出力を基に前記いずれ
かの変換器を位相制御する変換器制御装置と、前記いず
れかの変換器以外の変換器を定電圧制御して前記いずれ
かの変換器による制御電力値とは逆向きの定格電力の前
記所定の割合の電力を固定して出力するための第2定電
圧制御装置とを備えていることを特徴とする請求項3記
載の直流送電制御装置。 - 【請求項5】 前記電力設定装置により決定された前記
制御電力値に応じた指令値を基に生成され前記第1定電
圧制御装置に入力される電圧設定値を、交流系の周波数
情報により補正する電圧設定値補正回路を備えているこ
とを特徴とする請求項4記載の直流送電制御装置。 - 【請求項6】 交流を直流に変換し、該変換された直流
を単極1回線の直流送電線路により直流送電して再度交
流に変換する順変換器および逆変換器を制御する直流送
電制御装置において、前記順変換器および前記逆変換器
を夫々複数の変換器から構成し、前記順変換器である複
数の変換器の一方の変換器に対し決定された制御電力値
に応じて前記変換器を定電流制御し、また前記順変換器
である複数の変換器の内の他方の変換器に対し定格電力
の所定の割合の制御電力値に固定させるための定電圧制
御を行い、前記変換器の定電流制御により定格電力の所
定の割合以下の電力送電を行う制御回路を備えているこ
とを特徴とする直流送電制御装置。 - 【請求項7】 前記制御回路は、前記変換器に対し送電
電力を決定する電力設定装置と、該電力設定装置から出
力される指令値を基に生成された電流設定値と実際に直
流送電線路を流れている直流電流値とを基に前記一方の
変換器を定電流制御する定電流制御装置と、前記電力設
定装置から出力される指令値を基に生成された定格電力
の所定の割合の制御電力を固定して前記他方の変換器に
出力させるための電圧設定値と前記変換器に印加される
電圧値とを基に、前記変換器を定電圧制御する定電圧制
御装置とを備えていることを特徴とする請求項6記載の
直流送電制御装置。 - 【請求項8】 前記電力設定装置により決定された前記
制御電力値に応じた指令値を基に生成され前記定電流制
御装置に入力される電流設定値を、交流系の周波数情報
により補正する電流設定値補正回路を備えていることを
特徴とする請求項7記載の直流送電制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006461A JPH08205408A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 直流送電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7006461A JPH08205408A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 直流送電制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205408A true JPH08205408A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11639089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7006461A Pending JPH08205408A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 直流送電制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08205408A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106712071A (zh) * | 2017-01-24 | 2017-05-24 | 特变电工新疆新能源股份有限公司 | 高低阀式柔性直流输电系统的控制方法和控制装置 |
-
1995
- 1995-01-19 JP JP7006461A patent/JPH08205408A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106712071A (zh) * | 2017-01-24 | 2017-05-24 | 特变电工新疆新能源股份有限公司 | 高低阀式柔性直流输电系统的控制方法和控制装置 |
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