JPH08207195A - 合成樹脂用の柄材 - Google Patents

合成樹脂用の柄材

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JPH08207195A
JPH08207195A JP3908695A JP3908695A JPH08207195A JP H08207195 A JPH08207195 A JP H08207195A JP 3908695 A JP3908695 A JP 3908695A JP 3908695 A JP3908695 A JP 3908695A JP H08207195 A JPH08207195 A JP H08207195A
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JP
Japan
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synthetic resin
heat resistance
resin
colored
adhesive
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JP3908695A
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English (en)
Inventor
Masaaki Sawa
正明 澤
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SANYO KASEI KK
Original Assignee
SANYO KASEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】210°C以上の耐熱性を有する合成樹脂製の
微細な透明フィルム1の片面に、210°C以上の耐熱
性を有する合成樹脂系の着色接着剤による着色層2を形
成した。上記着色層2を介して一対の透明フィルム1ど
うしを積層してもよい。 【効果】従来のアルミニウム製の柄材に代えて、成形温
度が210°C以上の合成樹脂の成形に使用することが
できる。着色接着剤によって透明フィルムを着色したも
のであるので、アルミニウムや耐熱性に優れる単層の着
色フィルムを使用する場合よりも価格を安くすることが
できる。合成樹脂によって構成されているので、樹脂成
形品の肌触りが良好となる。塗料の剥離によってエッジ
部分がキラキラ光って装飾効果が低下したり、射出成形
において成形装置が摩耗したりするおそれがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂用の柄材に
関する。より詳しくは、散点模様を有する樹脂成形品を
得るために、加熱溶融された合成樹脂中に分散される合
成樹脂用の柄材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人造大理石、プランタ、家電製品
の外装体等の各種樹脂成形品については、加熱溶融され
た熱可塑性樹脂中又は熱硬化性樹脂中に、糸状、フレー
ク状、粒状等の微細な柄材を分散させることによって、
散点模様を付与することが行われている。このように樹
脂成形品に散点模様を付与することにより、例えば上記
人造大理石については、天然大理石に類似する模様を有
するものを得ることができる。
【0003】上記柄材としては、有機質のものと無機質
のものとに大別され、これらは樹脂の成形温度に応じて
使い分けられている。例えば、射出成形における成形温
度が140〜190°C程度の塩化ビニル樹脂、ポリウ
レタン等の熱可塑性樹脂については、当該射出成形温度
において耐熱性を有するポリエチレン、アクリル樹脂等
の合成樹脂からなる単層の着色フィルムが使用されてい
る。この着色フィルムは、分散染料等によってフィルム
自体が染色されているものである。また、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリエチレン、ABS樹脂、ポリア
セタール、変成アクリル樹脂、ナイロン等の熱可塑性樹
脂であって、射出成形温度が210°C以上のものにつ
いては、当該射出成形温度において耐熱性を有する着色
アルミニウムが一般に使用されている。この着色アルミ
ニウムは、その表面に塗料を塗布することによって着色
されているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記アルミ
ニウムからなる柄材は、上記着色フィルムからなる柄材
よりも価格が高く付くほか、そのエッジ部分によって、
樹脂成形品の表面の肌触りが悪くなることから、浴槽等
の樹脂成形品に使用するには難点があった。また、上記
エッジ部分において塗料が剥離し易いことから、当該エ
ッジ部分でアルミニウム地肌が露出してキラキラ光り、
樹脂成形品によっては柄材による装飾効果が低下すると
いう欠点があった。さらに、射出成形においては、射出
成形装置のスクリューやシリンダが摩耗し易いという問
題もあった。
【0005】そこで、上記柄材を、210°C以上の耐
熱性を有し、且つ分散染料等によって染色した合成樹脂
製の着色フィルムによって形成することも考えられる
が、このような着色フィルムは特注品となり、その価格
が高くつくことから、実用化が困難であった。この発明
は上記問題点に鑑みてなされたものであり、肌触りが良
好で、装飾効果が低下するおそれがないとともに、射出
成形においても成形装置が摩耗し難く、しかも価格が安
い合成樹脂用の柄材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するためのこの発明の合成樹脂用の柄材は、加熱溶融さ
れた合成樹脂中に分散させて散点模様を有する樹脂成形
品を得る合成樹脂用の柄材において、210°C以上の
耐熱性を有する合成樹脂製の微細な透明フィルム1の少
なくとも片面に、210°C以上の耐熱性を有する合成
樹脂系の着色接着剤からなる着色層2を形成しているこ
とを特徴とするものである(図1参照)。
【0007】また、この発明の合成樹脂用の柄材の他の
態様は、加熱溶融された合成樹脂中に分散させて散点模
様を有する樹脂成形品を得る合成樹脂用の柄材におい
て、210°C以上の耐熱性を有する一対の合成樹脂製
の微細な透明フィルム1どうしを、210°C以上の耐
熱性を有する合成樹脂系の着色接着剤からなる着色層2
を介して積層していることを特徴とするものであである
(図2参照)。
【0008】上記の構成の合成樹脂用の柄材によれば、
着色接着剤による着色層2によって透明フィルム1が着
色されるとともに、これら透明フィルム1及び着色層2
が210°C以上の耐熱性を有するので、つまり、21
0°C未満で溶融したり物性が崩れたりするおそれがな
いので、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレ
ン、ABS樹脂、ポリアセタール、変成アクリル樹脂、
ナイロン樹脂等であって、成形温度が210°C以上の
合成樹脂の成形において、従来のアルミニウム製の柄材
に代えて支障なく使用することができる。
【0009】また、上記柄材は、透明フィルム1を着色
接着剤によって着色したものであるので、上記アルミニ
ウム製の柄材よりも価格を安くすることができるととも
に、上記透明フィルム1が市場において多量に流通して
いる安価なものであるので、耐熱性に優れる単層の着色
フィルムからなる柄材よりも価格を安くすることができ
る。さらに、合成樹脂によって構成されているので、従
来のアルミニウムからなる柄材よりも、樹脂成形品の肌
触りが良好であるとともに、塗料の剥離によってエッジ
部分がキラキラ光ったり、射出成形装置が摩耗したりす
るおそれもない。
【0010】上記210°C以上の耐熱性を有する透明
フィルム1としては、より耐熱性に優れるとともに価格
が安いセロハンが好適であるが、このセロハン以外に、
ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系熱可塑性樹
脂、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロー
ス誘導体等からなるものも好適であり、何れの透明フィ
ルム1についても、240°C以上の耐熱性を有するも
のがさらに好ましい。
【0011】上記着色層2を構成する210°C以上の
耐熱性を有する着色接着剤としては、エポキシ樹脂系接
着剤、メラミン樹脂系接着剤、ポリエステル系接着剤、
シリコン樹脂系接着剤等の熱硬化性樹脂系接着剤に、着
色剤としての無機顔料を添加したものが好適に使用され
るが、熱可塑性樹脂系接着剤も使用することができる。
【0012】上記柄材は、例えば、125μm〜4mm
角程度の大きさに形成され、その透明フィルム1の厚み
としては、5〜100μm程度のものが好適に使用され
る。なお、一対の透明フィルム1どうしを積層した柄材
については、各透明フィルム1を、同じ種類の合成樹脂
フィルムで構成する場合のほか、異なる種類の合成樹脂
フィルムで構成する場合もある。
【0013】上記柄材は、長尺の透明フィルム1の片面
又は両面に、着色接着剤を塗布して固化させた複層体、
又は2枚の長尺の透明フィルム1を着色接着剤を介して
積層した複層体を、粉砕機によって粉砕したり、長手方
向に沿って紐状に裁断した後、これと直交する方向に細
かく裁断したり、プレスによってパンチング加工したり
することによって得ることができる。
【0014】
【実施例】
[実施例1]250°Cの耐熱性を有する透明フィルム
としてのセロハンの片面に、250°Cの耐熱性を有す
るエポキシ樹脂系接着剤に黒色の無機顔料を添加した着
色接着剤を塗布し、この着色接着剤を固化させた後、微
細に裁断して柄材を得た。この柄材を、240°Cに加
熱溶融したABS樹脂中に分散させて、射出成形を行っ
たところ、良好な散点模様を有する樹脂成形品を得るこ
とができた。
【0015】[実施例2]255°Cの耐熱性を有する
ナイロン66からなる透明フィルムの片面に、250°
C以上の耐熱性を有するエポキシ樹脂系接着剤に黒色の
無機顔料を添加した着色接着剤を塗布し、この着色接着
剤を固化させた後、微細に裁断して柄材を得た。この柄
材を、220°Cに加熱溶融したポリビニルアルコール
中に分散させて、押し出し成形を行ったところ、良好な
散点模様を有する樹脂成形品を得ることができた。
【0016】[実施例3]250°Cの耐熱性を有する
セロハンの片面に、250°Cの耐熱性を有するエポキ
シ樹脂系接着剤に黒色の無機顔料を添加した着色接着剤
を塗布して、上記セロハンと同じ種類のセロハンを積層
し、着色接着剤を固化させた後、微細に裁断して柄材を
得た。この柄材を、240°Cに加熱溶融したABS樹
脂中に分散させて、射出成形を行ったところ、良好な散
点模様を有する樹脂成形品を得ることができた。
【0017】[実施例4]250°Cの耐熱性を有する
セロハンの片面に、250°Cの耐熱性を有するエポキ
シ樹脂系接着剤に黒色の無機顔料を添加した着色接着剤
を塗布して、215°Cの耐熱性を有するナイロン6か
らなる透明フィルムを積層し、着色接着剤を固化させた
後、微細に裁断して柄材を得た。この柄材を、210°
Cに加熱溶融したポリエチレン中に分散させて、ブロー
成形を行ったところ、良好な散点模様を有する樹脂成形
品を得ることができた。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明の合成樹脂用の
柄材は、210°C以上の耐熱性を有するものであるの
で、成形温度が210°C以上の合成樹脂の成形におい
て、従来のアルミニウム製の柄材に代えて支障なく使用
することができる。また、着色接着剤によって透明フィ
ルムを着色したものであるので、着色アルミニウムや耐
熱性に優れる単層の着色フィルムからなる柄材よりも価
格を安くすることができる。さらに、合成樹脂によって
構成されているので、樹脂成形品の肌触りが良好である
とともに、塗料の剥離によってエッジ部分がキラキラ光
って装飾効果が低下したり、射出成形において成形装置
が摩耗したりするおそれがない。特に、上記透明フィル
ムが、セロハンである場合には、より価格を安くするこ
とができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の合成樹脂用の柄材の一実施例を示す
要部拡大断面図である。
【図2】他の実施例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 透明フィルム 2 着色層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/08 33/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱溶融された合成樹脂中に分散させて散
    点模様を有する樹脂成形品を得る合成樹脂用の柄材にお
    いて、 210°C以上の耐熱性を有する合成樹脂製の微細な透
    明フィルムの少なくとも片面に、210°C以上の耐熱
    性を有する合成樹脂系の着色接着剤からなる着色層を形
    成していることを特徴とする合成樹脂用の柄材。
  2. 【請求項2】加熱溶融された合成樹脂中に分散させて散
    点模様を有する樹脂成形品を得る合成樹脂用の柄材にお
    いて、 210°C以上の耐熱性を有する一対の合成樹脂製の微
    細な透明フィルムどうしを、210°C以上の耐熱性を
    有する合成樹脂系の着色接着剤からなる着色層を介して
    積層していることを特徴とする合成樹脂用の柄材。
  3. 【請求項3】上記透明フィルムが、セロハンである請求
    項1又は2記載の合成樹脂用の柄材。
JP3908695A 1995-02-02 1995-02-02 合成樹脂用の柄材 Pending JPH08207195A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010016503A1 (ja) * 2008-08-04 2010-02-11 東洋製罐株式会社 加飾缶体及びその製造方法

Cited By (3)

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WO2010016503A1 (ja) * 2008-08-04 2010-02-11 東洋製罐株式会社 加飾缶体及びその製造方法
JPWO2010016503A1 (ja) * 2008-08-04 2012-01-26 東洋製罐株式会社 加飾缶体及びその製造方法
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