JPH08207618A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JPH08207618A
JPH08207618A JP7018155A JP1815595A JPH08207618A JP H08207618 A JPH08207618 A JP H08207618A JP 7018155 A JP7018155 A JP 7018155A JP 1815595 A JP1815595 A JP 1815595A JP H08207618 A JPH08207618 A JP H08207618A
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JP
Japan
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speed
vehicle
traveling
temperature
engine
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Application number
JP7018155A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Kikori
茂男 樵
Nobuyuki Kobayashi
伸行 小林
Mitsuru Takada
充 高田
Hiroshi Ito
伊藤  博
Masaru Shimizu
勝 清水
Yoshinori Taguchi
義典 田口
Toru Fujikawa
透 藤川
Tomomitsu Terakawa
智充 寺川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Publication of JPH08207618A publication Critical patent/JPH08207618A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の走行時に運転者に違和感を抱かせること
なく、内燃機関の回転速度が上昇しないことによる種々
の不具合を未然に防止する。 【構成】自動変速機27を搭載した車両1 において、スロ
ットル弁7 、定速走行用のアクチュエータ15、水温セン
サ38、車速センサ39、定速走行用の電子制御装置(ECU)4
4 を設ける。スロットル弁7 は吸気通路5 に開閉可能に
設けられ、その開度に応じて燃焼室4 への吸入空気量を
調整する。アクチュエータ15はスロットル弁7 の開度を
調整する。水温センサ38はエンジン2 の冷却水温を、車
速センサ39は車両1 の走行車速をそれぞれ検出する。EC
U44 は定速走行モードの設定にて、走行車速が目標車速
となるようにアクチュエータ15を制御する。ECU44 は定
速走行モード設定時において、冷却水温が予め定めた値
よりも低いときには、自動変速機27をシフトダウンさせ
てエンジン回転速度を強制的に上昇させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行速度を運転者の希
望する値に維持するための定速走行機能を備えた車両の
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載された内燃機関の回転
速度やトルクを自動的に変換する自動変速機の分野にお
いては、その変速段をコンピュータにより制御する、い
わゆる電子制御式の自動変速装置が公知である。この装
置では、内燃機関のスロットル弁の開度(スロットル開
度)と車両の走行速度(走行車速)とに応じた複数の変
速線を規定してなる変速線図が、予めコンピュータのメ
モリに記憶されている。一方、スロットル開度及び走行
車速がそれぞれセンサによって検出される。そして、コ
ンピュータにより、前記変速線図に従い前記両検出値に
対応する変速段が選択され、その変速段となるように自
動変速機に指令信号が出力される。
【0003】また、車両においては、走行時の運転者の
負担を軽減するために定速走行制御装置を搭載すること
が行われている。この制御装置では、運転者によって設
定スイッチが操作されるとコンピュータにより定速走行
モードが設定される。この設定時の走行車速が目標車速
としてメモリに記憶され、それ以降は、走行車速がこの
目標車速に一致するようにアクチュエータが駆動され
る。アクチュエータによりスロットル弁が回動され、吸
気通路を通じて内燃機関の燃焼室へ導かれる空気の量が
調整される。この調整に応じて内燃機関の出力が変化
し、走行車速が制御される。このため、運転者はアクセ
ルペダルから足を離したままでも走行車速を目標車速に
一致させ続けて定速走行を行うことができる。
【0004】さらに、このような定速走行制御装置を前
記自動変速装置の搭載された車両に適用した技術が、例
えば、特開平2−106444号公報に開示されてい
る。この技術では、前述した変速線図とは別に定速走行
用の変速線図が予め設定されていて、定速走行時にはこ
の専用の変速線図に従って自動変速機の変速段が決定さ
れる。この技術によると、内燃機関の回転速度の上昇が
抑制されるとともに、頻繁な変速操作が行われなくな
る。その結果、変速操作にともなうショックの低減、燃
費向上等が図られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、定速走行中
であっても、変速ショックの低減、燃費の向上よりもむ
しろ内燃機関の回転速度の上昇を優先させたい状況が存
在する。
【0006】例えば、水冷式の内燃機関では、冷却水温
の低い条件下で始動される場合、同水温が上昇するまで
は、燃焼室の壁面温度が低い。このため、燃料噴射弁か
ら燃焼室へ噴射された燃料の一部は同燃焼室の壁面に付
着し、十分に燃焼されない。そこで、冷却水温が低い状
態で内燃機関が始動されたときには、同冷却水温が十分
に上昇した後よりも多量の燃料を強制的に噴射すること
が通常行われている。
【0007】前述した燃焼室の壁面に付着して燃焼しな
い燃料は、それ以外の燃料の燃焼により生じたガスに混
ざって燃焼室から排出されてしまい、燃料としての機能
を果たさない。この燃料の排出は、車両の燃費を悪化さ
せるばかりか、有害制質の排出を抑制するうえで好まし
くない。このような不具合を解消するには、内燃機関を
始動後早く昇温させ、燃料噴射量を増加させている時間
を短くすればよい。そのためには、燃料を増量させるこ
となく内燃機関の回転速度を上昇させることが考えられ
る。
【0008】また、一般に内燃機関においては、燃料の
燃焼により生じた排気ガス中の有害物質を浄化するため
に触媒が用いられている。触媒は、自身が十分に活性化
されたとき、すなわち、触媒と前記有害物質との反応に
必要な温度(300℃程度)が確保されたときにのみ所
定の浄化機能を発揮する。この温度よりも低いと有害物
質が浄化されず、排気ガスが有害物質を含んだまま放出
されてしまう。
【0009】このような不具合を解消するには、排気ガ
スによって触媒を早く活性化させればよい。そのために
は、燃料を増量させることなく内燃機関の回転速度を上
昇させることが考えられる。
【0010】さらに、車両には、内燃機関の始動、混合
気の点火、照明等に必要な電力の供給源(電源)として
バッテリが用いられている。バッテリは充電及び放電の
繰り返しにより長期間にわたる使用を可能にした二次電
池であり、その充電はオルタネータによって行われる。
オルタネータは内燃機関によって駆動される発電機であ
り、その発電量は同機関の回転速度にほぼ比例してい
る。このため、多くの電装品の使用等によりバッテリの
発生電圧が低下した場合には、内燃機関の回転速度を上
昇させ、オルタネータの発電量を増加させることが望ま
しい。
【0011】従って、定速走行時であれば一律に定速走
行用の変速線図に従って変速操作するようにした従来技
術では、上記したような内燃機関の回転速度を上昇させ
たい場合、その要求に応えることができない。
【0012】なお、前記回転速度を上昇させる時期に関
しては、定速走行時を除く通常の車両走行時、すなわ
ち、アクセルペダルの踏み込み操作に応じてスロットル
弁の開度及び走行車速が変化しているとき、に上昇させ
ることも考えられる。しかし、このときに回転速度を上
昇させると、アクセルペダルの踏み込みに応じて変化す
る回転速度の変化(加速度)が通常時と異なる。換言す
ると、運転者が普段と同様の加速度を期待してアクセル
ペダルの踏み込み操作を行っているのに、それとは異な
った加速度で車両が走行する。この加速度の相違は、運
転者に違和感を与え、ドライバビリティを悪くする原因
となる。
【0013】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、車両走行中に運転者に違和感を
抱かせることなく、内燃機関の回転速度を上昇させ、同
回転速度が上昇しないことによる種々の不具合を未然に
防止できる車両の制御装置を提供するこにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の第1の発明は、図1に示すように、
燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路M1を介して燃
焼室M2に供給し、同燃焼室M2での前記混合気の燃焼
にともない発生するエネルギーを動力に変換して回転軸
M3を回転させるとともに、自身の温度が低いときに
は、その温度に応じて燃料の供給量を増加させ、さらに
前記燃焼により生じた排気ガスを排気通路M4を介して
前記燃焼室M2の外部へ排出するようにした内燃機関M
5と、前記内燃機関M5及び車輪M6間の動力伝達経路
の途中に配置されて前記回転軸M3の回転速度を調整す
る回転速度調整手段M7とを備えた車両M8に用いられ
るものであって、前記吸気通路M1に開閉可能に設けら
れ、その開度に応じて前記燃焼室M2への吸入空気量を
調整するスロットル弁M9と、前記スロットル弁M9の
開度を調整する定速走行用アクチュエータM10と、前
記車両M8の走行速度を検出する車速検出手段M11
と、定速走行モードの設定にて、前記車速検出手段M1
1による走行速度が目標車速となるように前記アクチュ
エータM10を制御する第1の制御手段M12と、前記
内燃機関M5の温度を検出する機関温度検出手段M13
と、前記第1の制御手段M12による定速走行モード設
定時において、前記機関温度検出手段M13による内燃
機関M5の温度が所定値よりも低いときには、前記回転
速度調整手段M7を制御して前記回転軸M3の回転速度
を強制的に上昇させる第2の制御手段M14とを備えて
いる。
【0015】請求項2に記載の第2の発明は図2に示す
ように、燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路M21
を介して燃焼室M22に供給し、同燃焼室M22での前
記混合気の燃焼にともない発生するエネルギーを動力に
変換して回転軸M23を回転させ、さらに燃焼により生
じた排気ガス中の有害物質を排気通路M24の途中に配
された触媒M25の作用により浄化した後、前記燃焼室
M22の外部へ排出するようにした内燃機関M26と、
前記内燃機関M26及び車輪M27間の動力伝達経路の
途中に配置されて前記回転軸M23の回転速度を調整す
る回転速度調整手段M28とを備えた車両M29に用い
られるものであって、前記吸気通路M21に開閉可能に
設けられ、その開度に応じて前記燃焼室M22への吸入
空気量を調整するスロットル弁M30と、前記スロット
ル弁M30の開度を調整する定速走行用アクチュエータ
M31と、前記車両M29の走行速度を検出する車速検
出手段M32と、定速走行モードの設定にて、前記車速
検出手段M32による走行速度が目標車速となるように
前記アクチュエータM31を制御する第3の制御手段M
33と、前記触媒M25の温度又はその相関値を検出す
る触媒温度検出手段M34と、前記第3の制御手段M3
3による定速走行モード設定時において、前記触媒温度
検出手段M34による触媒M25の温度又はその相関値
が、同触媒M25の活性化する際の温度よりも低いとき
には、前記回転速度調整手段M28を制御して前記回転
軸M23の回転速度を強制的に上昇させる第4の制御手
段M35とを備えている。
【0016】請求項3に記載の第3の発明は、図3に示
すように、燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路M4
1を介して燃焼室M42に供給し、同燃焼室M42での
前記混合気の燃焼にともない発生するエネルギーを動力
に変換して回転軸M43を回転させる内燃機関M44
と、前記内燃機関M44及び車輪M45間の動力伝達経
路の途中に配置されて前記回転軸M43の回転速度を調
整する回転速度調整手段M46と、二次電池M47と、
前記内燃機関M44の回転軸M43に駆動連結され、か
つその回転軸M43の回転にともない発電して前記二次
電池M47に充電する充電手段M48とを備えた車両M
49に用いられるものであって、前記吸気通路M41に
開閉可能に設けられ、その開度に応じて前記燃焼室M4
2への吸入空気量を調整するスロットル弁M50と、前
記スロットル弁M50の開度を調整する定速走行用アク
チュエータM51と、前記車両M49の走行速度を検出
する車速検出手段M52と、定速走行モードの設定に
て、前記車速検出手段M52による走行速度が目標車速
となるように前記アクチュエータM51を制御する第5
の制御手段M53と、前記二次電池M47の電圧を検出
する電圧検出手段M54と、前記第5の制御手段M53
による定速走行モード設定時において、前記電圧検出手
段M54による二次電池M47の電圧が所定値よりも低
いときには、前記回転速度調整手段M46を制御して前
記回転軸M43の回転速度を強制的に上昇させる第6の
制御手段M55とを備えている。
【0017】
【作用】第1の発明における内燃機関M5は図1に示す
ように、燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路M1を
介して燃焼室M2に供給する。内燃機関M5は、燃焼室
M2での混合気の燃焼にともない発生するエネルギーを
動力に変換し、回転軸M3を回転させる。内燃機関M5
は、燃焼により生じた排気ガスを排気通路M4を介して
燃焼室M2の外部へ排出する。回転軸M3の回転は動力
伝達経路を経て車輪M6に伝達され、同車輪M6の転動
により車両M8が走行される。
【0018】この車両M8の走行時には、車速検出手段
M11がその走行速度を検出し、機関温度検出手段M1
3が内燃機関M5の温度を検出する。第1の制御手段M
12は所定の条件が成立すると定速走行モードを設定
し、車速検出手段M11による走行速度が目標車速とな
るようにアクチュエータM10を制御する。すると、ス
ロットル弁M9の開度が調整され、吸気通路M1を通じ
て燃焼室M2へ導かれる吸入空気の量がその開度に応じ
た量になる。この吸入空気量の調整に応じて内燃機関M
5の出力(回転軸M3の回転速度)が変化し、走行速度
が前記目標車速に収束される。
【0019】ところで、第1の制御手段M12による定
速走行モード設定時において、機関温度検出手段M13
による内燃機関M5の温度が所定値よりも低いと、第2
の制御手段M14は回転速度調整手段M7を制御して回
転軸M3の回転速度を強制的に上昇させる。この上昇に
より内燃機関M5を構成する各種運動部品のフリクショ
ンが増加し、それにともない発生する熱量も増加する。
【0020】従って、自身の温度が低い期間に燃料の供
給量が増加される内燃機関M5であっても、前記回転速
度の上昇により同内燃機関M5が早期に昇温され、内燃
機関M5の温度の低い期間が短くなる。これにともない
燃料の増量分が少なくなり、燃料の消費量が抑制され
る。また、内燃機関M5の温度が低いことに起因し、燃
焼室M2等の壁面に付着したまま燃焼せずに排出されて
しまう燃料の量は、前記した内燃機関M5の早期昇温に
より少なくなる。
【0021】さらに、車両M8の走行のための加速操作
(例えばアクセルペダルの踏み込み操作)が運転者によ
って行われていない定速走行時に回転軸M3の回転速度
が多少上昇したとしても、その上昇が運転者に違和感を
与えるおそれはない。
【0022】第2の発明における内燃機関M26は、図
2に示すように混合気を、吸気通路M21を介して燃焼
室M22に供給し燃焼する。内燃機関M26は、この燃
焼にともない発生するエネルギーを動力に変換し、回転
軸M23を回転させる。内燃機関M26は、燃焼により
生じた排気ガスを排気通路M24を介して触媒M25に
導き、その排気ガス中の有害物質を浄化する。内燃機関
M26は、有害物質の浄化された排気ガスを排気通路M
24を通じて燃焼室M22の外部へ排出する。回転軸M
23の回転は動力伝達経路を経て車輪M27に伝達さ
れ、同車輪M27の転動により車両M29が走行され
る。
【0023】この車両M29の走行時には、車速検出手
段M32がその走行速度を検出し、触媒温度検出手段M
34が触媒M25の温度を検出する。第3の制御手段M
33は所定の条件が成立すると定速走行モードを設定
し、車速検出手段M32による走行速度が目標車速とな
るようにアクチュエータM31を制御する。すると、ス
ロットル弁M30の開度が調整され、吸気通路M21を
通じて燃焼室M22へ導かれる吸入空気の量がその開度
に応じた量になる。この吸入空気量の調整に応じて内燃
機関M26の出力(回転軸M23の回転速度)が変化
し、走行速度が前記目標車速に収束される。
【0024】ところで、第3の制御手段M33による定
速走行モード設定時において、触媒温度検出手段M34
による触媒M25の温度が、その触媒M25が活性化す
る際の温度よりも低いと、第4の制御手段M35は回転
速度調整手段M28を制御して回転軸M23の回転速度
を強制的に上昇させる。この上昇により内燃機関M26
を構成する各種運動部品のフリクションが増加し、それ
にともない発生する熱量も増加する。
【0025】従って、通常、触媒M25は所定温度より
も低い雰囲気下では活性化せず十分な浄化能を発揮しな
いが、このときには前記回転速度の上昇にともない発生
する熱が、内燃機関M26を介して排気ガスに伝わり、
同排気ガスによって触媒M25が早期に昇温される。そ
の結果、触媒M25の温度が低く不活性な期間が短くな
り、有害物質が十分に浄化されないまま排気ガスが排出
される期間が短くなる。
【0026】さらに、車両M29の走行のための加速操
作が運転者によって行われていない定速走行時に回転軸
M23の回転速度が多少上昇したとしても、その上昇が
運転者に違和感を与えるおそれはない。
【0027】第3の発明における内燃機関M44は、混
合気を吸気通路M41を介して燃焼室M42に供給し、
同燃焼室M42での前記混合気の燃焼にともない発生す
るエネルギーを動力に変換して回転軸M43を回転させ
る。回転軸M43の回転は動力伝達経路を経て車輪M4
5に伝達され、同車輪M45の転動により車両M49が
走行される。充電手段M48は回転軸M43の回転にと
もない発電して二次電池M47に充電する。
【0028】この車両M49の走行時には、車速検出手
段M52がその走行速度を検出し、電圧検出手段M54
が二次電池M47の電圧を検出する。第5の制御手段M
53は所定の条件が成立すると定速走行モードを設定
し、車速検出手段M52による走行速度が目標車速とな
るようにアクチュエータM51を制御する。すると、ス
ロットル弁M50の開度が調整され、吸気通路M41を
通じて燃焼室M42へ導かれる吸入空気の量がその開度
に応じた量になる。この吸入空気量の調整に応じて内燃
機関M44の出力(回転軸M43の回転速度)が変化
し、走行速度が前記目標車速に収束される。
【0029】ところで、第5の制御手段M53による定
速走行モード設定時において、電圧検出手段M54によ
る二次電池M47の電圧が所定値よりも低いと、第6の
制御手段M55は回転速度調整手段M46を制御して回
転軸M43の回転速度を強制的に上昇させる。
【0030】従って、放電により二次電池M47の電圧
が低下した場合には、回転軸M43に駆動連結された充
電手段M48の発電量が、前記回転速度の上昇に応じて
増加し、二次電池M47が十分に充電される。
【0031】さらに、車両M49の走行のための加速操
作が運転者によって行われていない定速走行時に回転軸
M43の回転速度が多少上昇したとしても、その上昇が
運転者に違和感を与えるおそれはない。
【0032】
【実施例】
(第1実施例)以下、第1の発明を具体化した第1実施
例を図4〜図7に従って説明する。
【0033】図4は、内燃機関としての水冷式ガソリン
エンジン(以下単にエンジンという)2が搭載された車
両1の概略構成を示している。エンジン2は気筒毎に燃
焼室(図では1つのみ図示)4を備えており、各燃焼室
4に吸気通路5及び排気通路6が接続されている。吸気
通路5内にはスロットル弁7が軸8により回動可能に配
置されている。スロットル弁7は、自身の回動角度(ス
ロットル開度TA)に応じて吸気通路5の流路面積を変
化させ、同通路5を流れる空気(吸入空気)の量を調節
するためのものである。スロットル弁7はばね9により
吸気通路5を閉鎖する方向へ常に回動付勢されている。
【0034】車両1の室内にはアクセルペダル11が踏
み込み操作可能に設けられている。アクセルペダル11
はケーブル12によってスロットル弁7の軸8に連結さ
れている。そして、運転者によってアクセルペダル11
が踏み込まれるとケーブル12が引っ張られ、前記ばね
9の付勢力に抗してスロットル弁7が吸気通路5を開放
する方向へ回動される。
【0035】エンジン2には、その燃焼室4に高圧の燃
料を噴射するための燃料噴射弁17が取付けられてい
る。各燃料噴射弁17から噴射される燃料と吸気通路5
内を流通する吸入空気とは互いに混ざり合って混合気と
なる。この混合気は各燃焼室4へ導入された後、点火プ
ラグ18によって着火されて燃焼される。燃焼にともな
い発生するエネルギーによりピストン19が往復動され
る。その往復動が回転運動に変換されて動力が得られ、
回転軸としてのクランクシャフト21が回転される。燃
焼により生じたガス(排気ガス)は排気通路6を通じて
エンジン2の外部へ排出される。
【0036】排気通路6の途中には、触媒20aを内蔵
してなる触媒コンバータ20が配設されている。触媒2
0aは、排気ガス中の有害物質である炭化水素、一酸化
炭素及び窒素酸化物を浄化する。すなわち、触媒20a
は酸素雰囲気下で、炭化水素及び一酸化炭素の酸化反応
と、窒素酸化物の還元反応とを同時に促進し、これらの
有害物質をそれぞれ窒素ガス、水及び二酸化炭素に変化
させる。触媒20aは自身が十分に活性化されたとき、
すなわち、触媒20aと前記有害物質との反応に必要な
温度(300℃程度)が確保されたときにのみ所定の浄
化機能を発揮する。
【0037】前記エンジン2では、混合気の燃焼やピス
トン19等の可動部品の運動にともない熱が発生して昇
温するので、その過熱を防止するために冷却水が用いら
れている。これに関連して、冷却水の温度(冷却水温T
HW)が低い条件下でエンジン2が始動される場合、同
冷却水温THWが上昇するまではエンジン2の構成部品
の温度、特に燃焼室4の壁面温度が低い。このため、燃
料噴射弁17から燃焼室4へ噴射された燃料の一部は同
燃焼室4の壁面に付着し、十分に燃焼されず排出されて
しまうおそれがある。そこで、本実施例では図7におい
て実線で示すように、冷却水温THWが低いタイミング
t1でエンジン2が始動されたときには、同冷却水温T
HWが十分に上昇したタイミングt2以降よりも多量の
燃料を強制的に噴射する。タイミングt1〜t2の期間
には、冷却水温THWの上昇にともない燃料噴射量を減
少させる。タイミングt2よりも後には、燃料噴射量を
エンジン2を作動させ続けるのに必要な量に維持するよ
うになっている。なお、冷却水温THWが低い状態は
「冷間」、同冷却水温THWを十分高い値まで上昇させ
ることは「暖機」、冷間始動時に行われる噴射増量は
「ファーストアイドル」とそれぞれ呼ばれる。
【0038】図4に示すように車両1には、エンジン2
の始動、点火プラグ18による混合気の点火、照明等に
必要な電力を供給するための電源としてバッテリ22が
取付けられている。バッテリ22は充電及び放電の繰り
返しにより長期間にわたる使用を可能にした二次電池で
あり、その充電はオルタネータ23によって行われる。
オルタネータ23はプーリ24及びベルト25によって
クランクシャフト21に駆動連結された発電機であり、
その発電量は同シャフト21、すなわちエンジン2の回
転速度にほぼ比例している。
【0039】車両1は、クランクシャフト21の回転を
車輪26に伝達するための動力伝達装置を備えている。
同装置は、電子制御式の自動変速機27、図示しないプ
ロペラシャフト、ディファレンシャル、アクスルシャフ
ト等から構成されている。
【0040】自動変速機27は車両1の発進のためのク
ラッチ操作と、同車両1の走行に必要な駆動力(トル
ク)を得るための変速操作とを自動的に行うものであ
る。自動変速機27は流体式トルクコンバータ28、補
助変速機29及び油圧調整機構31等から構成されてい
る。トルクコンバータ28は流体の流れを利用してエン
ジン2の出力を増幅する。補助変速機29は、3段、4
段等、複数段の変速比を有し、かつ油圧を利用すること
により前記トルクコンバータ28から伝達された回転を
変速する。油圧調整機構31は、補助変速機29に作用
する油圧の回路をソレノイドバルブの作動によって適宜
変更する。なお、前記変速比は、自動変速機27の入力
軸の回転速度(クランクシャフト21の回転速度と同
じ)と、出力軸の回転速度との比である。
【0041】油圧調整機構31におけるソレノイドバル
ブの作動は変速用の電子制御装置(Electronic Control
Unit,以下単にECUという)32によって制御され
る。すなわち、ECU32のメモリには、車両1の走行
速度である走行車速Vnとスロットル開度TAと複数の
変速線との関係を規定してなる変速線図が予め記憶され
ている。ECU32は、この変速線図を参照し、そのと
きの走行車速Vnとスロットル開度TAとに応じた変速
段を選び出し、自動変速機27の変速段がこの選び出し
た変速段となるように油圧調整機構31に指令信号を出
力する。この自動変速機27は、エンジン2及び車輪2
6間の動力伝達経路の途中に配置されて前記クランクシ
ャフト21の回転速度を調整するための回転速度調整手
段を構成している。
【0042】車両1は走行車速Vnを低下させたり車両
1を停止させたりするために、前記車輪26に制動力を
付与するフートブレーキ33を備えている。フートブレ
ーキ33のブレーキペダル34は、車両1の室内におい
て前記アクセルペダル11の近傍に取付けられ、車輪2
6に制動力を付与しようとする際には運転者によって踏
み込まれる。
【0043】前述した構成に加え、本実施例では車両1
の走行車速Vnを、運転者の希望する目標車速Vtに保
持するための定速走行制御装置3が搭載されている。こ
の装置3について説明すると、前記スロットル弁7に
は、電動モータ13、電磁クラッチ14及びリンク機構
(図示しない)を備えた定速走行用のアクチュエータ1
5が接続されている。電動モータ13は通電により正転
・逆転するモータであり、電磁クラッチ14を介してリ
ンク機構に連結されている。リンク機構は、ケーブル1
6によってスロットル弁7の軸8に接続されている。電
磁クラッチ14によって電動モータ13とリンク機構と
が接続されたときには、電動モータ13によりリンク機
構が回転され、これにケーブル16が巻き取られる。す
ると、ばね9の付勢力に抗し、吸気通路5を開放する方
向へ軸8及びスロットル弁7が回動される。電磁クラッ
チ14によって前記接続が断たれたときには、電動モー
タ13が回転しても、その回転はリンク機構に伝わらな
くなる。すると、アクセルペダル11による通常のスロ
ットル弁7の回動動作になる。
【0044】車両1の運転席の近傍には、メインスイッ
チ35、加速スイッチ、減速スイッチ及び復帰スイッチ
を備えたコントロールスイッチ杆36が取付けられてい
る。メインスイッチ35は、バッテリ22から定速走行
制御装置3への電力供給を許容あるいは遮断するために
操作されるスイッチである。加速スイッチは定速走行中
に目標車速Vtを増加させるために操作されるスイッチ
であり、減速スイッチは定速走行中に目標車速Vtを低
下させるために操作されるスイッチである。復帰スイッ
チは、アクチュエータ15によるスロットル弁7の開度
調整が運転者の各種操作により解除された後に、その開
度調整を再開させ、走行車速Vnを前記解除時の目標車
速Vtに戻すために操作されるスイッチである。
【0045】ところで、前記エンジン2の状態、車両1
の走行状態等を検出するために、スロットルセンサ3
7、水温センサ38、車速センサ39、外気温センサ4
0、アクセルセンサ41及びストップランプスイッチ4
2が用いられている。
【0046】スロットルセンサ37はスロットル弁7の
軸8に連結されており、その軸8の回転に基づきスロッ
トル開度TAを検出する。水温センサ38はエンジン2
のシリンダブロック等に取付けられ、冷却水温THWを
検出する。冷却水温THWは燃焼室4の壁面温度等、エ
ンジン2自体の温度に略比例する。このことから、本実
施例では水温センサ38を機関温度検出手段として機能
させ、その検出値である冷却水温THWによってエンジ
ン2自体の温度を把握するようにしている。
【0047】車速センサ39は車速検出手段を構成する
ものであり、車両1の走行車速Vnを検出する。外気温
センサ40は、車両1の周囲の気温である外気温Tを検
出する。外気温Tは、エンジン2始動時の冷却水温TH
Wの上昇に影響する要素である。アクセルセンサ41は
アクセルペダル11の近傍、あるいはスロットルセンサ
37の近傍に配置され、同ペダル11の踏み込み量であ
るアクセル開度PAを検出する。ストップランプスイッ
チ42は、ブレーキペダル34が踏み込まれてフートブ
レーキ33が作動するときにストップランプ(運転者が
車両1を減速又は停止しようとしていることを知らせる
ランプ)を点灯させるためのスイッチである。同スイッ
チ42は、ブレーキペダル34が踏み込まれたときオン
となり、同ペダル34が戻されるとオフとなる。
【0048】前述した各種スイッチ35,42、各種セ
ンサ37〜41、変速用のECU32及びアクチュエー
タ15は、定速走行用の電子制御装置(ECU)44に
接続されている。ECU44は、入力信号処理回路、演
算回路、出力信号回路(駆動回路)及び電源回路を備え
ている。ECU44は前記各種スイッチ35,42及び
各種センサ37〜41からの出力信号に基づき各種演算
を行い、その演算結果に応じた信号を変速用ECU32
及びアクチュエータ15に出力する。
【0049】図5のフローチャートは、車両1の定速走
行のためにECU44によって実行される定速走行制御
ルーチンを示している。このルーチンについて説明する
と、ECU44は、まずステップ101でメインスイッ
チ35がオンされているか否かを判定し、オンされてい
なければそのままこのルーチンを一旦終了する。メイン
スイッチ35がオンされていると、ステップ102にお
いて、ストップランプスイッチ42がオンされているか
否かを判定する。未だブレーキペダル34が踏み込まれ
ておらず、ストップランプスイッチ42がオフされてい
れば、ステップ103でアクセルセンサ41によるアク
セル開度PAが所定値α以下か否かを判定する。この所
定値αは、定速走行モードを設定するか否かを判定する
ためのものであり、アクセル開度に関した値である。本
実施例では所定値αが「0」に設定されている。
【0050】この判定条件が成立していないと(PA>
α)、すなわち、アクセルペダル11が踏み込まれてい
ると、ECU44はステップ109において定速走行の
ためのアクチュエータ15の制御を停止する。より詳し
くは、電動モータ13とリンク機構との接続を断つため
の信号をアクチュエータ15の電磁クラッチ14に出力
する。電動モータ13が回転しても、その回転はリンク
機構に伝わらなくなる。ステップ109の処理を実行
後、このルーチンを一旦終了する。従って、スロットル
開度TAは運転者によるアクセルペダル11の踏み込み
動作のみによって決定され、その開度TAに応じて燃料
噴射制御が行われる。走行車速Vnはアクセルペダル1
1の踏み込み動作に対応して変化する。
【0051】前記ステップ103においてアクセル開度
PAが所定値α(=0)であると、ECU44はアクセ
ルペダル11から足が離されていて、定速走行モードを
設定するための条件が成立していると判断し、ステップ
104へ移行する。
【0052】同ステップ104では、ECU44は外気
温センサ40による外気温Tが予め定められた判定値β
以上か否かを判定する。この判定処理は、車両1の周囲
の環境が、冷却水温THWの上昇しやすい環境下にある
か否かを判断するためのものである。すなわち、冷却水
温THWはその周囲の温度が低ければ上昇しにくく、同
温度が高ければ上昇しやすい。従って、もともと外気温
Tが高い状況下でエンジン2が始動された場合には、冷
却水温THWは比較的早く上昇することになり、エンジ
ン回転速度を強制的に上昇させて同冷却水を昇温させる
必要がない。このようにエンジン回転速度の強制上昇が
必要かどうかを判断するために、判定値βを用いたステ
ップ104の処理が行われる。
【0053】ECU44はステップ104の判定条件が
成立していれば(T≧β)、エンジン回転速度の強制上
昇が不要であると判断し、ステップ107へ移行する。
同ステップ104の判定条件が成立していなければ(T
<β)、冷却水温THWが上昇しにくい状況下にあると
判断し、ステップ105へ移行する。
【0054】ECU44はステップ105において、水
温センサ38による冷却水温THWが判定値γ以上か否
かを判定する。判定値γは、エンジン2が暖機された後
の冷却水温THWの値と同じか、それよりも若干低い値
に設定されている。この判定条件が成立していれば(T
HW≧γ)、ステップ107へ移行する。前記判定条件
が成立していなければ(THW<γ)、寒冷地の早朝等
において、外気温T及び冷却水温THWがともに低く、
エンジン2がファーストアイドル中であると判断し、ス
テップ106へ移行する。同ステップ106では、冷却
水温THWを早期に判定値γ以上にするべく、その時点
で選択されている変速段を一つ下の変速段に切換えるた
めのシフトダウン要求信号を変速用のECU32へ出力
し、その後ステップ107へ移行する。
【0055】ECU44はステップ107で定速走行制
御を実行する。より詳しくは、定速走行モードを設定し
て、その時点(アクセルペダル11から足が離されたと
き)の車速センサ39による車両1の走行車速Vnを目
標車速Vtとして設定及び記憶する。目標車速Vtと車
速センサ39による走行車速Vnとの偏差を求める。こ
の偏差を「0」とするのに必要なスロットル開度TAの
変更量を所定の演算式に従い演算する。アクチュエータ
15を制御することにより、変更量だけ同スロットル弁
7の開度を調整する。すると、吸入空気量、ひいては燃
料噴射弁17からの噴射燃料量が調整されて、エンジン
2の回転速度が変化し、走行車速Vnが目標車速Vtに
収束される。ステップ107の処理を実行した後、この
ルーチンを一旦終了する。
【0056】一方、メインスイッチ35がオン操作され
た状態でブレーキペダル34が踏み込まれてストップラ
ンプスイッチ42がオンされると、ECU44はステッ
プ101,102の判定条件がともに成立していると判
断し、定速走行モードを一旦解除するべく、ステップ1
08でスロットル弁7を全閉にするための信号をアクチ
ュエータ15に出力する。この信号に応じてアクチュエ
ータ15の電動モータ13が作動し、スロットル弁7が
回動され、吸気通路5が閉じられる。吸入空気量及び噴
射燃料量が減少し、エンジン2の回転速度が低下する。
車両1にはエンジンブレーキが作用し、走行車速Vnが
徐々に低下する。ステップ108の処理を実行した後、
このルーチンを一旦終了する。
【0057】上述したルーチンにおいて、ECU44に
よるステップ101〜103,107の処理は第1の制
御手段に相当し、ステップ105,106の処理は第2
の制御手段に相当する。
【0058】この定速走行制御ルーチンによると、アク
セルペダル11が踏み込まれ、ブレーキペダル34が踏
み込まれていないときにメインスイッチ35がオン操作
されると、ステップ101〜103,109の各処理が
順に行われる。その結果、走行車速Vnはアクセルペダ
ル11の踏み込み動作に対応して変化する。
【0059】アクセルペダル11から足が離されてアク
セル開度PAが所定値α(=0)になると、ステップ1
01〜105,107又はステップ101〜107の各
処理が順に行われる。定速走行モードが設定されて、そ
の時点の走行車速Vnが目標車速Vtとして設定され
る。それ以降は、走行車速Vnが目標車速Vtに収束す
るようにフィードバック制御される。
【0060】ブレーキペダル34が踏み込まれてストッ
プランプスイッチ42がオンされると、ステップ10
1、102、108の処理が順に行われる。定速走行モ
ードが一旦解除されて、スロットル弁7が閉弁され、吸
入空気量及び噴射燃料量が減少し、エンジン2の回転速
度が低下する。車両1にはエンジンブレーキが作用し、
走行車速Vnが徐々に低下する。
【0061】ブレーキペダル34から足が離されてスト
ップランプスイッチ42がオフされると、再びステップ
101〜105,107又はステップ101〜107の
各処理が順に実行される。定速走行モードが再び設定さ
れ、その時点の走行車速Vnが目標車速Vtとして設定
される。その設定以降は、走行車速Vnが目標車速Vt
に収束するようにフィードバック制御される。
【0062】このように定速走行制御ルーチンの各処理
によると、メインスイッチ35をオンにした状態で、ブ
レーキペダル34及びアクセルペダル11から足を離す
だけで、そのときの走行車速Vnを目標車速Vtとして
設定できる。従って、目標車速Vtの設定のための操作
が非常に容易である。また、定速走行制御が行われてい
ない状態で、それまで踏み込まれていたブレーキペダル
34が戻されると、アクセルペダル11が踏まれていな
ければ、そのときの走行車速Vn(ブレーキペダル34
の踏み込みにより低下してきた走行車速)が目標車速V
tとして設定される。基本的には、メインスイッチ35
がオンされている限り、アクセルペダル11及びブレー
キペダル34がともに踏み込まれなければ、定速走行が
行われる。このため、運転者は目標車速Vtの設定のた
めに、別途設けられた設定スイッチ等をその都度手で操
作しなくてもよく、操作性に優れる。
【0063】さらに、定速走行モードが設定される定速
走行制御時に、外気温T及び冷却水温THWがともに低
ければ、自動変速機27をシフトダウンさせてクランク
シャフト21の回転速度(エンジン回転速度)を上昇さ
せるためのシフトダウン要求信号が生成されて、変速用
のECU32に出力される。
【0064】次に、変速用のECU32によって実行さ
れる変速制御ルーチンを、図6に従って説明する。EC
U32はまずステップ201において、そのときの車両
1の走行状態に適した変速段を演算する。すなわち、ス
ロットルセンサ37によるスロットル開度TAと車速セ
ンサ39による走行車速Vnとをそれぞれ読み込む。メ
モリに記憶されている変速線図を参照し、前記スロット
ル開度TA及び走行車速Vnに対応する変速段を求め
る。
【0065】続いて、ECU32はステップ202にお
いて、前述した定速走行用のECU44からシフトダウ
ン要求信号が出力されているか否かを判定する。この信
号が出力されていなければ、ステップ206において、
前記ステップ201で求めた変速段となるように自動変
速機27に指令信号を出力し、このルーチンを一旦終了
する。ステップ202でシフトダウン要求信号が出力さ
れていれば、ステップ203において、現在選択されて
いる変速段を一つ下の変速段に切り換えた場合のエンジ
ン回転速度NE(n-1) を演算する。この値は次のように
して求めることができる。
【0066】現在のエンジン回転速度をNE(n) 、現在
選択されている変速段での変速比をR(n) 、一段低い変
速段での変速比をR(n-1) とすると、 NE(n-1) =NE(n) ・{R(n-1) /R(n) } 例えば、自動変速機27の4速の変速比が0.800で
あり、3速の変速比が1.000であるとする。そし
て、4速が選択され、エンジン回転速度NE(n)が20
00rpmに保たれた状態で車両1が定常走行されてい
て、3速にシフトダウンされた場合、上記式に従うと、
エンジン回転速度NE(n-1) は2500rpmに上昇す
る。
【0067】次に、ECU32はステップ204におい
て、前記エンジン回転速度NE(n-1) が、エンジン2の
耐え得るエンジン回転速度の上限値(許容値NE(max)
)以下であるか否かを判定する。この判定条件が成立
していなければ(NE(n-1) >NE(max) )、シフトダ
ウン要求信号に従ってシフトダウンした場合、過回転に
よりエンジン2に不具合(破壊等)が生ずるおそれがあ
ると判断し、ステップ206の処理を実行した後、この
ルーチンを一旦終了する。これに対し、ステップ204
の判定条件が成立していると(NE(n-1) ≦NE(max)
)、シフトダウン要求信号に従ってシフトダウンして
も、エンジン2に不具合が生ずるおそれはないと判断
し、シフトダウンのための指令信号を自動変速機27に
出力し、このルーチンを一旦終了する。
【0068】この指令信号に応じて自動変速機27の油
圧調整機構31におけるソレノイドバルブの作動が制御
され、変速動作(シフトダウン)が行われる。このシフ
トダウンにともない、エンジン回転速度が上昇する。
【0069】前述した定速走行制御ルーチン及び変速制
御ルーチンによると、冷却水温THW及び単位時間当た
りの燃料噴射量は、図7において二点鎖線で示すように
変化する。
【0070】寒冷地の早朝時等、外気温Tが判定値βよ
りも低く、かつ冷却水温THWが判定値γよりも低いタ
イミングt1でエンジン2が始動されて、その後に運転
者によるメインスイッチ35、アクセルペダル11及び
ブレーキペダル34の操作に応じて定速走行モードが設
定されると、シフトダウン要求信号が変速用のECU3
2に出力される。この信号に応じてECU32からシフ
トダウンのための指令信号が自動変速機27に出力され
る。この指令信号に応じて自動変速機27がシフトダウ
ンされると、エンジン回転速度が上昇し、エンジン2を
構成するピストン19等の各種運動部品のフリクション
が増加し、それにともない発生する熱量も増加する。こ
の熱はシリンダブロック、シリンダヘッド等を介して冷
却水にも伝わり、冷却水温THWが上昇する。
【0071】このため、シフトダウンが行われない比較
例(従来技術に相当するもので、図7において実線で示
されている)では冷却水温THWがタイミングt2で判
定値γに達するのに対し、本実施例ではそれよりも前の
タイミングt2aで冷却水温THWが判定値γに達す
る。換言すると、冷却水温THWが判定値γに達するま
でに要する時間が比較例のそれよりも短くなる。従っ
て、燃料増量の行われるファーストアイドルの期間が短
くなり、その分燃料の消費量が抑制される。また、エン
ジン2の温度が低いことに起因し、燃焼室4等の壁面に
付着したまま燃焼せずに排出されてしまう燃料の量は、
前記したエンジン2の早期暖機により比較例のそれより
も少なくなる。
【0072】また、前記エンジン回転速度の上昇のため
のシフトダウンは、運転者によって車両1の走行のため
の加速操作(アクセルペダル11の踏み込み操作)が行
われていない定速走行時になされる。そのため、この定
速走行時にシフトダウンによってエンジン回転速度が多
少上昇したとしても、運転者に違和感を与えるおそれは
ない。
【0073】本実施例は、前述した事項以外にも以下に
示す効果を奏する。冷却水温THWが判定値γよりも低
いことだけでなく、外気温Tが判定値βよりも低いこと
をも、シフトダウン要求信号の生成の条件に加えてい
る。このため、冷却水温THWが低い場合であっても、
エンジン回転速度の強制上昇の不要なとき(外気温Tが
高くもともと冷却水温THWが早期に上昇するとき)に
は、自動変速機27のシフトダウンが行われない。従っ
て、不要なシフトダウンを抑えつつ冷却水温THWを早
期に上昇させることができる。
【0074】この場合、外気温センサ40は、エンジン
2の周囲の外気温Tを検出する外気温検出手段として機
能する。また、定速走行用ECU44は、外気温Tが判
定値β以上のときには、水温センサ38による冷却水温
THWが判定値γよりも低くても、エンジン回転速度の
上昇を禁止するための禁止手段として機能する。
【0075】また、本実施例の車両1が、冷却水の熱を
利用して室内の暖房を行うようにしたタイプである場合
には、上記のように冷却水温THWが早期に上昇するこ
とから、エンジン2の始動後、早期に所定の暖房性能を
発揮させることができる。 (第2実施例)次に、第2の発明を具体化した第2実施
例を図4,8に従って説明する。図4において二点鎖線
で示すように、触媒コンバータ20には触媒温度センサ
43が取付けられている。同センサ43は触媒温度検出
手段を構成するものであり、触媒コンバータ20内の触
媒20aの温度(触媒温度Tc)を検出する。また、図
8においては二点鎖線で囲まれた部分が第1実施例と異
なっている。すなわち、定速走行用のECU44から変
速用ECU32へシフトダウン要求信号が出力される際
の条件として、冷却水温THWと判定値γとの比較にか
えて、触媒温度Tcと判定値δとの比較を用いている。
なお、図8において図5と同一の処理には同一番号を付
して説明を省略する。
【0076】図8の定速走行制御ルーチンでは、ステッ
プ101でメインスイッチ35がオンされており、ステ
ップ102でストップランプスイッチ42がオフされて
おり、ステップ103でアクセル開度PAが所定値α
(=0)以下であると、ECU44は定速走行モードを
設定するための条件が整っていると判断し、図5でのス
テップ104,105にかわる処理として、図8のステ
ップ110において触媒温度センサ43による触媒温度
Tc を読み込み、その値が判定値δ以上であるか否かを
判定する。判定値δは、触媒20aが活性化する際の温
度(約300℃)と同じ値か、それよりも若干高い値に
設定されている。この判定条件が成立していれば(Tc
≧δ)、ステップ107において定速走行制御を実行す
る。前記判定条件が成立していなければ(Tc <δ)、
触媒温度Tc が未だ低く触媒20aが不活性状態であ
り、このままでは排気ガス中の有害物質を充分に浄化で
きないと判断し、ステップ106へ移行する。同ステッ
プ106では、その時点で選択されている自動変速機2
7の変速段を一つ下の変速段に切換えるためのシフトダ
ウン要求信号を変速用のECU32へ出力し、その後ス
テップ107において定速走行制御を実行する。
【0077】上記したルーチンにおいて、ECU44に
よるステップ101〜103,107の処理は第3の制
御手段に相当し、ステップ110,106の処理は第4
の制御手段に相当する。
【0078】従って、通常、触媒20aは自身の温度が
低いと活性化せず十分な浄化能を発揮しないが、このと
きには前記エンジン回転速度の上昇により、可動部品の
フリクションが増加する。この増加にともない発生する
熱がシリンダブロック、シリンダヘッド等を介して排気
ガスに伝わる。排気ガスの温度が上昇し、その排気ガス
により触媒20aが早期に暖められる。その結果、同触
媒20aの温度が低く不活性な期間が短くなり、有害物
質が十分に浄化されないまま排気ガスが排出される期間
を短くできる。
【0079】また、前述した第1実施例と同様に、自動
変速機27のシフトダウンは定速走行時になされるの
で、このときにエンジン回転速度が多少上昇したとして
も運転者に違和感を与えるおそれはない。 (第3実施例)次に、第3の発明を具体化した第3実施
例を図4,9に従って説明する。図4に示すように、E
CU44は電圧検出手段を構成しており、バッテリ22
の発生電圧(バッテリ電圧VB )を検出するための機能
を有している。また、図9においては二点鎖線で囲まれ
た部分が第1実施例と異なっている。すなわち、定速走
行用のECU44から変速用ECU32へシフトダウン
要求信号が出力される際の条件として、冷却水温THW
と判定値γとの比較にかえて、バッテリ電圧VBと判定
値εとの比較を用いている。なお、図9において図5と
同一の処理には同一番号を付して説明を省略する。
【0080】図9の定速走行制御ルーチンでは、ステッ
プ101でメインスイッチ35がオンされており、ステ
ップ102でストップランプスイッチ42がオフされて
おり、ステップ103でアクセル開度PAが所定値α
(=0)以下であると、ECU44は定速走行モードを
設定するための条件が整っていると判断し、図5でのス
テップ104,105にかわる処理として、図9のステ
ップ111においてバッテリ電圧VB が判定値ε以上で
あるか否かを判定する。判定値εは、エンジン2の各種
電装品の作動に必要な電圧の最小値と同じか、それより
も若干高い値に設定されている。この判定条件が成立し
ていれば(VB ≧ε)、ステップ107において定速走
行制御を実行する。前記判定条件が成立していなければ
(VB <ε)、バッテリ電圧VB が低下しているために
充電する必要があると判断し、ステップ106へ移行す
る。同ステップ106では、その時点で選択されている
変速段を一つ下の変速段に切換えるためのシフトダウン
要求信号を変速用のECU32へ出力し、その後ステッ
プ107において定速走行制御を実行する。
【0081】上記定速走行制御ルーチンにおいて、EC
U44によるステップ101〜103,107の処理は
第5の制御手段に相当する。また、ステップ111,1
06の処理は第6の制御手段に相当する。
【0082】従って、このシフトダウン要求信号に基づ
き自動変速機27のシフトダウンが行われると、クラン
クシャフト21の回転速度であるエンジン回転速度が上
昇する。この回転上昇にともない、同クランクシャフト
21に駆動連結されたオルタネータ23の発電量が増加
し、バッテリ22が十分に充電される。
【0083】また、前述した第1実施例と同様に、自動
変速機27のシフトダウンは定速走行時になされるの
で、このときにエンジン回転速度が多少上昇したとして
も運転者に違和感を与えるおそれはない。
【0084】なお、本発明は次に示す別の実施例に具体
化することができる。 (1)ストップランプスイッチ42にかえて、ストップ
ランプの通電の有無によってブレーキペダル34が踏み
込まれたか否かを検出するようにしてもよい。
【0085】(2)前記実施例では、アクセルペダル1
1をケーブル12によってスロットル弁7の軸8に連結
して、運転者によるアクセルペダル11の踏み込み動作
が直接スロットル弁7に伝達されるようにした。これに
かえて、ケーブル12を省略し、アクセルセンサ41に
よるアクセルペダル11の踏み込み量に基づき、ECU
44がアクチュエータ15を制御し、スロットル弁7を
回動させるようにしてもよい。
【0086】(3)図5,8,9の定速走行制御ルーチ
ンの各ステップ108において必ずしもスロットル弁7
を全閉にしなくてもよい。スロットル弁7は少なくとも
吸気通路5を閉鎖する方向へ回動されればよい。
【0087】(4)前記各実施例では便宜上所定値αを
「0」として説明したが、この値に限られるものではな
い。定速走行制御時にはスロットル開度TAはアクチュ
エータ15の作動によって決定されるが、アクセルペダ
ル11の踏み込みによってこのスロットル開度TAにす
るのに必要なアクセル開度をPA1とすれば、所定値α
は同アクセル開度PA1よりも小さい値であればよい。
このようにしても、アクセルペダル11を踏まない状態
(アクセルペダル11を踏んでもスロットル弁7が回動
されない状態)と実質的に同じであるからである。
【0088】(5)前記実施例におけるアクチュエータ
15の電動モータ13としてステップモータを用いても
よい。 また、モータ式のアクチュエータにかえて、バキューム
式のアクチュエータを用いてもよい。この場合には、ア
クチュエータがダイヤフラム、ソレノイド、ばね等を備
え、ダイヤフラムがアーム、ケーブル等を介してスロッ
トル弁7の軸8に機械的に連結される。このタイプのア
クチュエータでは、ソレノイドに通電されるとアクチュ
エータ内が負圧となり、ばねの付勢力に抗してダイヤフ
ラムが吸引される。ソレノイドに通電されないと、アク
チュエータ内が大気圧となり、ダイヤフラムがばねによ
って押し戻される。そして、アクチュエータ内の負圧の
大きさはソレノイドへの通電、非通電の時間比率(デュ
ーティ比)に応じて調整され、ダイヤフラムを所定の位
置に保持してスロットル弁7の開度が調整される。
【0089】(6)第1実施例においては、図5のステ
ップ104の判定処理を省略し、ステップ105での判
定のみによってシフトダウン要求信号を出力するか否か
を決定するようにしてもよい。
【0090】(7)冷却水温THWと触媒温度Tc との
間には対応関係が見られることから、第2実施例におい
ては、水温センサ38による冷却水温THWを触媒温度
Tcの相関値として用いてもよい。この場合には、水温
センサ38が触媒温度検出手段に相当することになる。
【0091】(8)各実施例における回転速度調整手段
として、可変容量タイプのトルクコンバータを内蔵した
自動変速機27を用いてもよい。この場合には、同コン
バータの容量係数を小さくすることによりエンジン回転
速度を上昇させることができ、前記第1,2実施例と同
様の効果が得られる。
【0092】以上、本発明の各実施例について説明した
が、各実施例から把握できる請求項以外の技術的思想に
ついて、以下にそれらの効果とともに記載する。 (イ)請求項1に記載の制御装置において、前記車両
は、さらに内燃機関の周囲の外気温を検出する外気温検
出手段と、その外気温検出手段による外気温が所定値以
上のときには、前記機関温度検出手段による内燃機関の
温度が所定値よりも低くても、前記第2の制御手段によ
る回転速度の上昇を禁止する禁止手段とを設けた車両の
制御装置。このような構成とすることにより、回転速度
上昇のための回転速度調整手段の不要な作動を抑制する
ことができる。
【0093】なお、本明細書において発明の構成に係る
手段及び部材は、以下のように定義されるものとする。 (a)定速走行モードを設定する際の条件として、各実
施例では、アクセルペダル11及びブレーキペダル34
の両方が踏み込まれていないこととした。同モードの設
定条件としては、これ以外にもアクセルペダル11及び
ブレーキペダル34の片方のみが踏み込まれていないこ
とや、設定スイッチを別途設け、このスイッチが運転者
によってオン操作されていることを含むものとする。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したように第1の発明では、定
速走行モード設定時であって、内燃機関の温度が所定値
よりも低いときに回転速度調整手段を制御して回転軸の
回転速度を強制的に上昇させるようにしている。このた
め、内燃機関の始動直後の走行時に、運転者に違和感を
与えることなく、同内燃機関の温度を早期に上昇させて
燃費向上を図るとともに、有害物質を含む排気ガスの放
出を抑制することができる。
【0095】第2の発明では、定速走行モード設定時で
あって、触媒の温度がその触媒の活性化する際の温度よ
りも低いときに回転速度調整手段を制御して回転軸の回
転速度を強制的に上昇させるようにしている。このた
め、内燃機関の始動直後の走行時に、運転者に違和感を
与えることなく、触媒の温度を早期に上昇させて活性化
させ、有害物質を含む排気ガスの放出を抑制することが
できる。
【0096】第3の発明では、定速走行モード設定時で
あって、二次電池の電圧が所定値よりも低いときに回転
速度調整手段を制御して回転軸の回転速度を強制的に上
昇させるようにしている。このため、二次電池の電圧が
低下した場合には、運転者に違和感を与えることなく充
電手段による発電量を増加させて二次電池を充電するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の概念構成図。
【図2】第2の発明の概念構成図。
【図3】第3の発明の概念構成図。
【図4】第1実施例における車両の概略構成図。
【図5】定速走行制御ルーチンを示すフローチャート。
【図6】変速制御ルーチンを示すフローチャート。
【図7】冷却水温と燃料噴射量との関係を示すタイミン
グチャート。
【図8】第2実施例の定速走行制御ルーチンを示すフロ
ーチャート。
【図9】第3実施例の定速走行制御ルーチンを示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1…車両、2…内燃機関としてのガソリンエンジン、4
…燃焼室、5…吸気通路、6…排気通路、7…スロット
ル弁、15…定速走行用アクチュエータ、20a…触
媒、21…回転軸としてのクランクシャフト、22…二
次電池としてのバッテリ、23…充電手段としてのオル
タネータ、26…車輪、27…回転速度調整手段として
の自動変速機、38…機関温度検出手段を構成する水温
センサ、43…触媒温度検出手段を構成する触媒温度セ
ンサ、39…車速検出手段としての車速センサ、44…
第1実施例において第1の制御手段及び第2の制御手段
を構成し、第2実施例において第3の制御手段及び第4
の制御手段を構成し、第3実施例において電圧検出手
段、第5の制御手段及び第6の制御手段を構成する定速
走行用の電子制御装置(ECU)、Vn…車両の走行速
度としての走行車速、Vt…目標車速、THW…エンジ
ンの温度に相当する冷却水温、Tc …触媒温度、VB …
バッテリ電圧、γ,δ,ε…判定値。
フロントページの続き (72)発明者 高田 充 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 伊藤 博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 (72)発明者 清水 勝 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 田口 義典 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 藤川 透 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内 (72)発明者 寺川 智充 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路
    を介して燃焼室に供給し、同燃焼室での前記混合気の燃
    焼にともない発生するエネルギーを動力に変換して回転
    軸を回転させるとともに、自身の温度が低いときには、
    その温度に応じて燃料の供給量を増加させ、さらに前記
    燃焼により生じた排気ガスを排気通路を介して前記燃焼
    室の外部へ排出するようにした内燃機関と、前記内燃機
    関及び車輪間の動力伝達経路の途中に配置されて前記回
    転軸の回転速度を調整する回転速度調整手段とを備えた
    車両に用いられるものであって、 前記吸気通路に開閉可能に設けられ、その開度に応じて
    前記燃焼室への吸入空気量を調整するスロットル弁と、 前記スロットル弁の開度を調整する定速走行用アクチュ
    エータと、 前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 定速走行モードの設定にて、前記車速検出手段による走
    行速度が目標車速となるように前記アクチュエータを制
    御する第1の制御手段と、 前記内燃機関の温度を検出する機関温度検出手段と、 前記第1の制御手段による定速走行モード設定時におい
    て、前記機関温度検出手段による内燃機関の温度が所定
    値よりも低いときには、前記回転速度調整手段を制御し
    て前記回転軸の回転速度を強制的に上昇させる第2の制
    御手段とを備えた車両の制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路
    を介して燃焼室に供給し、同燃焼室での前記混合気の燃
    焼にともない発生するエネルギーを動力に変換して回転
    軸を回転させ、さらに燃焼により生じた排気ガス中の有
    害物質を排気通路の途中に配された触媒の作用により浄
    化した後、前記燃焼室の外部へ排出するようにした内燃
    機関と、前記内燃機関及び車輪間の動力伝達経路の途中
    に配置されて前記回転軸の回転速度を調整する回転速度
    調整手段とを備えた車両に用いられるものであって、 前記吸気通路に開閉可能に設けられ、その開度に応じて
    前記燃焼室への吸入空気量を調整するスロットル弁と、 前記スロットル弁の開度を調整する定速走行用アクチュ
    エータと、 前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 定速走行モードの設定にて、前記車速検出手段による走
    行速度が目標車速となるように前記アクチュエータを制
    御する第3の制御手段と、 前記触媒の温度又はその相関値を検出する触媒温度検出
    手段と、 前記第3の制御手段による定速走行モード設定時におい
    て、前記触媒温度検出手段による触媒の温度又はその相
    関値が、同触媒の活性化する際の温度よりも低いときに
    は、前記回転速度調整手段を制御して前記回転軸の回転
    速度を強制的に上昇させる第4の制御手段とを備えた車
    両の制御装置。
  3. 【請求項3】 燃料及び空気よりなる混合気を吸気通路
    を介して燃焼室に供給し、同燃焼室での前記混合気の燃
    焼にともない発生するエネルギーを動力に変換して回転
    軸を回転させる内燃機関と、前記内燃機関及び車輪間の
    動力伝達経路の途中に配置されて前記回転軸の回転速度
    を調整する回転速度調整手段と、二次電池と、前記内燃
    機関の回転軸に駆動連結され、かつその回転軸の回転に
    ともない発電して前記二次電池に充電する充電手段とを
    備えた車両に用いられるものであって、 前記吸気通路に開閉可能に設けられ、その開度に応じて
    前記燃焼室への吸入空気量を調整するスロットル弁と、 前記スロットル弁の開度を調整する定速走行用アクチュ
    エータと、 前記車両の走行速度を検出する車速検出手段と、 定速走行モードの設定にて、前記車速検出手段による走
    行速度が目標車速となるように前記アクチュエータを制
    御する第5の制御手段と、 前記二次電池の電圧を検出する電圧検出手段と、 前記第5の制御手段による定速走行モード設定時におい
    て、前記電圧検出手段による二次電池の電圧が所定値よ
    りも低いときには、前記回転速度調整手段を制御して前
    記回転軸の回転速度を強制的に上昇させる第6の制御手
    段とを備えた車両の制御装置。
JP7018155A 1995-02-06 1995-02-06 車両の制御装置 Pending JPH08207618A (ja)

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JP7018155A JPH08207618A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 車両の制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019049245A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 いすゞ自動車株式会社 車輌

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JP2019049245A (ja) * 2017-09-12 2019-03-28 いすゞ自動車株式会社 車輌

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