JPH08207818A - 後輪舵角制御装置 - Google Patents
後輪舵角制御装置Info
- Publication number
- JPH08207818A JPH08207818A JP3446995A JP3446995A JPH08207818A JP H08207818 A JPH08207818 A JP H08207818A JP 3446995 A JP3446995 A JP 3446995A JP 3446995 A JP3446995 A JP 3446995A JP H08207818 A JPH08207818 A JP H08207818A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering angle
- wheel steering
- front wheel
- angle sensor
- rear wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 前輪舵角の状況を機械的に記憶させ、コント
ローラの記憶機能が損なわれたときでも、車両を的確に
コントロールできるようにする。 【構成】 前輪舵角センサー31をポテンショメーター
で構成するとともに、このポテンショメーターを、ハン
ドルの回転に応じて回転するカム体で作動させるように
した
ローラの記憶機能が損なわれたときでも、車両を的確に
コントロールできるようにする。 【構成】 前輪舵角センサー31をポテンショメーター
で構成するとともに、このポテンショメーターを、ハン
ドルの回転に応じて回転するカム体で作動させるように
した
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、前輪の舵角に応じて
後輪の舵角を制御する後輪舵角制御装置に関する。
後輪の舵角を制御する後輪舵角制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているこの種の装置は、
前輪の舵角を電気的に検出して、それをコントローラに
電気的に記憶させ、コントローラが後輪の舵角を制御す
るようにしたものがほとんどである。
前輪の舵角を電気的に検出して、それをコントローラに
電気的に記憶させ、コントローラが後輪の舵角を制御す
るようにしたものがほとんどである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置では、コントローラに対するバックアップ電源あ
るいはその電気系統などが故障して、コントローラの記
憶保持機能が損なわれると、停止時における前後輪の舵
角がまったく判別できなくなる。そのために、運転再開
時に車両のコントロールができなくなることさえあっ
た。この発明の目的は、電気系統の故障があっても、再
運転時に問題が発生しない装置を提供することである。
の装置では、コントローラに対するバックアップ電源あ
るいはその電気系統などが故障して、コントローラの記
憶保持機能が損なわれると、停止時における前後輪の舵
角がまったく判別できなくなる。そのために、運転再開
時に車両のコントロールができなくなることさえあっ
た。この発明の目的は、電気系統の故障があっても、再
運転時に問題が発生しない装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前輪の操
舵状態に関連して、後輪を前輪と同相モードで転舵した
り逆相モードで転舵したりする四輪操舵車における後輪
舵角制御装置において、ハンドルの回転に応じて回転す
る回転軸と、この回転軸に固定したカム体と、このカム
体に機械的に連係されるとともにその回転位置に応じて
出力電圧を制御するポテンショメーターからなる前輪舵
角センサーとを備え、この前輪舵角センサーの出力電圧
に応じて後輪の舵角を制御する点に特徴を有する。第2
の発明は、第1の発明を前提にしつつ、前輪舵角センサ
ーのロッドを往復動させることによって出力電圧を制御
する構成にし、かつ、このロッド先端をカム体に接触さ
せた点に特徴を有する。第3の発明は、第1の発明を前
提にしつつ、前輪舵角センサーを、回転式のポテンショ
メータとするとともに、このポテンショメータに設けた
偏心ロッドを、カム体に機械的に連係した点に特徴を有
する。第4の発明は、前輪の操舵状態に関連して、後輪
を前輪と同相モードで転舵したり逆相モードで転舵した
りする四輪操舵車における後輪舵角を、同相モードで小
舵角に規制し、逆相モードで大舵角に規制する後輪舵角
制御装置において、前輪の支持ロッドに形成したラック
と、このラックにかみ合うピニオンと、このピニオンに
固定した回転軸と、この回転軸に連係した回転式のポテ
ンショメータからなる前輪舵角センサーとを備え、この
前輪舵角センサーの出力電圧に応じて後輪の舵角を制御
する点に特徴を有する。
舵状態に関連して、後輪を前輪と同相モードで転舵した
り逆相モードで転舵したりする四輪操舵車における後輪
舵角制御装置において、ハンドルの回転に応じて回転す
る回転軸と、この回転軸に固定したカム体と、このカム
体に機械的に連係されるとともにその回転位置に応じて
出力電圧を制御するポテンショメーターからなる前輪舵
角センサーとを備え、この前輪舵角センサーの出力電圧
に応じて後輪の舵角を制御する点に特徴を有する。第2
の発明は、第1の発明を前提にしつつ、前輪舵角センサ
ーのロッドを往復動させることによって出力電圧を制御
する構成にし、かつ、このロッド先端をカム体に接触さ
せた点に特徴を有する。第3の発明は、第1の発明を前
提にしつつ、前輪舵角センサーを、回転式のポテンショ
メータとするとともに、このポテンショメータに設けた
偏心ロッドを、カム体に機械的に連係した点に特徴を有
する。第4の発明は、前輪の操舵状態に関連して、後輪
を前輪と同相モードで転舵したり逆相モードで転舵した
りする四輪操舵車における後輪舵角を、同相モードで小
舵角に規制し、逆相モードで大舵角に規制する後輪舵角
制御装置において、前輪の支持ロッドに形成したラック
と、このラックにかみ合うピニオンと、このピニオンに
固定した回転軸と、この回転軸に連係した回転式のポテ
ンショメータからなる前輪舵角センサーとを備え、この
前輪舵角センサーの出力電圧に応じて後輪の舵角を制御
する点に特徴を有する。
【0005】
【作用】この発明は、上記のように構成したので、運転
停止時には、カム体あるいはピニオンの回転位置が機械
的に定まる。また、ポテンショメータからなる前輪舵角
センサーは、このカム体あるいはピニオンに機械的に連
係しているので、電気系統の故障があっても、カム体と
ポテンショメーターとの相対位置は変化しない。したが
って、その相対位置関係すなわち機械的に、前輪舵角が
記憶された状態に保たれる。
停止時には、カム体あるいはピニオンの回転位置が機械
的に定まる。また、ポテンショメータからなる前輪舵角
センサーは、このカム体あるいはピニオンに機械的に連
係しているので、電気系統の故障があっても、カム体と
ポテンショメーターとの相対位置は変化しない。したが
って、その相対位置関係すなわち機械的に、前輪舵角が
記憶された状態に保たれる。
【0006】
【実施例】図1〜図8に示した第1実施例について説明
するが、まず、図2に示した後輪操舵機構の具体例を説
明する。筒状の支持ケース1に支持ロッド2を挿入する
とともに、この支持ケース1の両端に設けたベアリング
3で支持ロッド2を摺動可能に支持している。そして、
この支持ロッド2の両端には、図1に示すようにナック
ルアーム2aを介して後輪rを連係している。上記支持
ロッド2には、図2に示すように、ラック4を形成する
とともに、このラック4にはピニオン5をかみ合わせて
いる。このピニオン5は、減速機6を介して電動モータ
7に連係している。したがって、電動モータ7が駆動す
るとピニオン5が回転するとともに、その回転方向に応
じて、支持ロッド2が移動して後輪rを転舵することに
なる。
するが、まず、図2に示した後輪操舵機構の具体例を説
明する。筒状の支持ケース1に支持ロッド2を挿入する
とともに、この支持ケース1の両端に設けたベアリング
3で支持ロッド2を摺動可能に支持している。そして、
この支持ロッド2の両端には、図1に示すようにナック
ルアーム2aを介して後輪rを連係している。上記支持
ロッド2には、図2に示すように、ラック4を形成する
とともに、このラック4にはピニオン5をかみ合わせて
いる。このピニオン5は、減速機6を介して電動モータ
7に連係している。したがって、電動モータ7が駆動す
るとピニオン5が回転するとともに、その回転方向に応
じて、支持ロッド2が移動して後輪rを転舵することに
なる。
【0007】上記のようにした支持ロッド2には、一対
の規制溝8、9を形成している。そして、支持ケース1
側であって、規制溝8、9に対応する位置に軸受10、
11を設けるとともに、この軸受10、11でストッパ
ーピン12、13を摺動自在に支持している。上記スト
ッパーピン12、13は、駆動手段としてのソレノイド
14、15のロッド16、17に連結しているが、この
ロッド16、17は、スプリング18、19のバネ力で
押されるので、通常は、ストッパーピン12、13が規
制溝8、9内に位置する。そして、ソレノイド14、1
5を励磁すると、スプリング18、19に抗してロッド
16、17及びストッパーピン12、13を引き上げ、
ストッパーピン12、13を規制溝8、9から退避させ
る。
の規制溝8、9を形成している。そして、支持ケース1
側であって、規制溝8、9に対応する位置に軸受10、
11を設けるとともに、この軸受10、11でストッパ
ーピン12、13を摺動自在に支持している。上記スト
ッパーピン12、13は、駆動手段としてのソレノイド
14、15のロッド16、17に連結しているが、この
ロッド16、17は、スプリング18、19のバネ力で
押されるので、通常は、ストッパーピン12、13が規
制溝8、9内に位置する。そして、ソレノイド14、1
5を励磁すると、スプリング18、19に抗してロッド
16、17及びストッパーピン12、13を引き上げ、
ストッパーピン12、13を規制溝8、9から退避させ
る。
【0008】上記のようにして規制溝8、9に入った
り、そこから退避したりするストッパーピン12、13
は、支持ロッド2が図2に示すニュートラル位置にある
とき、互いに接近する位置関係に偏って配置されてい
る。そして、ストッパーピン12、13と規制溝8、9
の内側面との距離L1を、ストッパーピン12、13と
規制溝8、9の外側面との距離L2よりも小さくしてい
る。したがって、双方のソレノイド14、15を非励磁
状態にした状態では、両ストッパーピン12、13が規
制溝内に位置するので、支持ロッド2が図中の左右(矢
印21及び矢印20)何れの方向にも距離L1の小スト
ロークしか移動できない。しかし、いずれか一方のスト
ッパーピン、例えば、ストッパーピン13のみを規制溝
9から退避させた状態で、支持ロッド2を矢印20方向
に移動すると、支持ロッド2は、ストッパーピン12か
ら規制溝8の外側の壁面までの距離L2分だけ移動でき
る。また、矢印21方向に支持ロッド2を移動すると、
ストッパーピン12から規制溝8の内側の壁面までの距
離L1分だけ移動できる。さらに、反対側のストッパー
ピン12のみを規制溝8から退避させた状態で、支持ロ
ッド2を矢印21方向に移動すれば、支持ロッド2は、
ストッパーピン13から規制溝9の外側の壁面までの距
離L2分だけ移動できる。また、上記矢印20方向に支
持ロッド2を移動すると、ストッパーピン13から規制
溝9の内側の壁面までの距離L1分だけ移動できる。な
お、図中符号22、23は、ストッパーピン12、13
の位置を検出する位置センサーである。
り、そこから退避したりするストッパーピン12、13
は、支持ロッド2が図2に示すニュートラル位置にある
とき、互いに接近する位置関係に偏って配置されてい
る。そして、ストッパーピン12、13と規制溝8、9
の内側面との距離L1を、ストッパーピン12、13と
規制溝8、9の外側面との距離L2よりも小さくしてい
る。したがって、双方のソレノイド14、15を非励磁
状態にした状態では、両ストッパーピン12、13が規
制溝内に位置するので、支持ロッド2が図中の左右(矢
印21及び矢印20)何れの方向にも距離L1の小スト
ロークしか移動できない。しかし、いずれか一方のスト
ッパーピン、例えば、ストッパーピン13のみを規制溝
9から退避させた状態で、支持ロッド2を矢印20方向
に移動すると、支持ロッド2は、ストッパーピン12か
ら規制溝8の外側の壁面までの距離L2分だけ移動でき
る。また、矢印21方向に支持ロッド2を移動すると、
ストッパーピン12から規制溝8の内側の壁面までの距
離L1分だけ移動できる。さらに、反対側のストッパー
ピン12のみを規制溝8から退避させた状態で、支持ロ
ッド2を矢印21方向に移動すれば、支持ロッド2は、
ストッパーピン13から規制溝9の外側の壁面までの距
離L2分だけ移動できる。また、上記矢印20方向に支
持ロッド2を移動すると、ストッパーピン13から規制
溝9の内側の壁面までの距離L1分だけ移動できる。な
お、図中符号22、23は、ストッパーピン12、13
の位置を検出する位置センサーである。
【0009】次に、図1に示した全体的な構造を説明す
る。ただし、この図1には、前輪のステアリング機構を
省略している。前輪fは支持ロッド24の両端に設けた
ナックルアーム24aに支持されている。上記支持ロッ
ド24には、ラック25を形成する一方、図示していな
いハンドルに連係したピニオン26をこのラック25に
かみ合わせている。そして、このピニオン26は、ラッ
ク25の移動にともなって回転するものである。上記ピ
ニオン26の先端には、後でその構成を詳しく説明する
連係機構Rを設けている。
る。ただし、この図1には、前輪のステアリング機構を
省略している。前輪fは支持ロッド24の両端に設けた
ナックルアーム24aに支持されている。上記支持ロッ
ド24には、ラック25を形成する一方、図示していな
いハンドルに連係したピニオン26をこのラック25に
かみ合わせている。そして、このピニオン26は、ラッ
ク25の移動にともなって回転するものである。上記ピ
ニオン26の先端には、後でその構成を詳しく説明する
連係機構Rを設けている。
【0010】上記連係機構Rの回転方向に伴って、スイ
ッチ機構SW1、SW2がオン・オフ動作するが、このスイッ
チ機構SW1、SW2の構成についても、後に詳細に説明す
る。ただし、ハンドルの舵角が大きいと、その操舵方向
に応じてスイッチ機構SW1あるいはSW2のいずれかをオン
にさせ、舵角が小さいと、スイッチ機構SW1、SW2のいず
れもオフの状態に保つ。したがって、いずれかのスイッ
チがオンになるかによって、その操舵方向が検出される
とともに、それが大舵角であることも検出しうる。い
ま、一方のスイッチ機構SW1がオンすると、ソレノイド
14が励磁してストッパーピン12を規制溝8から退避
させ、他方のスイッチ機構SW2がオンすると、ソレノイ
ド15が励磁してストッパーピン13を規制溝9から退
避させる。このスイッチ機構SW1、SW2のそれぞれは、電
源回路27及びドライバ28、29を介してソレノイド
14、15に接続しているが、これら電源回路27及び
ドライバ28、29によって、駆動回路を構成するもの
である。
ッチ機構SW1、SW2がオン・オフ動作するが、このスイッ
チ機構SW1、SW2の構成についても、後に詳細に説明す
る。ただし、ハンドルの舵角が大きいと、その操舵方向
に応じてスイッチ機構SW1あるいはSW2のいずれかをオン
にさせ、舵角が小さいと、スイッチ機構SW1、SW2のいず
れもオフの状態に保つ。したがって、いずれかのスイッ
チがオンになるかによって、その操舵方向が検出される
とともに、それが大舵角であることも検出しうる。い
ま、一方のスイッチ機構SW1がオンすると、ソレノイド
14が励磁してストッパーピン12を規制溝8から退避
させ、他方のスイッチ機構SW2がオンすると、ソレノイ
ド15が励磁してストッパーピン13を規制溝9から退
避させる。このスイッチ機構SW1、SW2のそれぞれは、電
源回路27及びドライバ28、29を介してソレノイド
14、15に接続しているが、これら電源回路27及び
ドライバ28、29によって、駆動回路を構成するもの
である。
【0011】また、図示していない前輪用の電動モータ
及び前記後輪用の電動モータ7の出力を制御するのがコ
ントローラCであるが、このコントローラCが持つ前輪
側の制御機能の説明は省略する。コントローラCには、
ハンドルの転舵方向を検出する転舵方向検出回路30、
前輪舵角センサー31、後輪舵角センサー32及び前記
位置センサー22、23のそれぞれの出力信号が入力す
る。また、このコントローラCの出力信号は、モータド
ライバ33を介して電動モータ7に伝達され、電動モー
タ7の出力とその回転方向とが制御される。なお、図中
符号34は、バッテリーである。
及び前記後輪用の電動モータ7の出力を制御するのがコ
ントローラCであるが、このコントローラCが持つ前輪
側の制御機能の説明は省略する。コントローラCには、
ハンドルの転舵方向を検出する転舵方向検出回路30、
前輪舵角センサー31、後輪舵角センサー32及び前記
位置センサー22、23のそれぞれの出力信号が入力す
る。また、このコントローラCの出力信号は、モータド
ライバ33を介して電動モータ7に伝達され、電動モー
タ7の出力とその回転方向とが制御される。なお、図中
符号34は、バッテリーである。
【0012】次に、前記した連係機構Rとスイッチ機構
SW1、SW2の構成を、図3〜図7に基づいて詳細に説明す
る。上記連係機構R及びスイッチ機構SW1、SW2は、図4
に示すように、支持ケース35内に納められている。す
なわち、支持ケース35には一対のベアリング36、3
7を設け、このベアリング36、37で回転軸38を回
転自在に支持している。上記回転軸38には、従動歯車
39と、この従動歯車39に隣接させた板状のカム体4
0と、このカム体40の下側に位置させた整流体41と
を固定している。そして、この従動歯車39は、前記ピ
ニオン26とかみ合わせている。したがって、ハンドル
の回転に伴って、ピニオン26が回転すれば、この従動
歯車39とともに回転軸38が回転し、さらに、カム体
40及び整流体41も一体回転する。なお、回転軸3
8、従動歯車39及び整流体41で連係機構Rを構成す
るものである。
SW1、SW2の構成を、図3〜図7に基づいて詳細に説明す
る。上記連係機構R及びスイッチ機構SW1、SW2は、図4
に示すように、支持ケース35内に納められている。す
なわち、支持ケース35には一対のベアリング36、3
7を設け、このベアリング36、37で回転軸38を回
転自在に支持している。上記回転軸38には、従動歯車
39と、この従動歯車39に隣接させた板状のカム体4
0と、このカム体40の下側に位置させた整流体41と
を固定している。そして、この従動歯車39は、前記ピ
ニオン26とかみ合わせている。したがって、ハンドル
の回転に伴って、ピニオン26が回転すれば、この従動
歯車39とともに回転軸38が回転し、さらに、カム体
40及び整流体41も一体回転する。なお、回転軸3
8、従動歯車39及び整流体41で連係機構Rを構成す
るものである。
【0013】上記板状のカム体40は、図3からも明ら
かなように、回転軸38に対して少し偏心させている。
そして、このカム体40には、ポテンショメータからな
る前輪舵角センサー31のロッド43の先端を接触さ
せ、カム体40の回転に伴って、ロッド43が出入する
構成にしている。そのロッド43が出入すると、その出
入位置に応じて、図8に示すように、センサー31から
出力される電圧が変化するので、コントローラCは、セ
ンサー31の出力電圧に応じて、操舵方向と舵角とを検
出するようにしている。また、前記整流体41はその周
囲に、図7の展開図に示した板状の整流子44、45を
巻付けるとともに、これら整流子44、45間に、不感
帯子46、47を介在させている。そして、これら整流
子44、45と不感帯子46、47との間、及び不感帯
子46と47との間に、すき間48を設けている。
かなように、回転軸38に対して少し偏心させている。
そして、このカム体40には、ポテンショメータからな
る前輪舵角センサー31のロッド43の先端を接触さ
せ、カム体40の回転に伴って、ロッド43が出入する
構成にしている。そのロッド43が出入すると、その出
入位置に応じて、図8に示すように、センサー31から
出力される電圧が変化するので、コントローラCは、セ
ンサー31の出力電圧に応じて、操舵方向と舵角とを検
出するようにしている。また、前記整流体41はその周
囲に、図7の展開図に示した板状の整流子44、45を
巻付けるとともに、これら整流子44、45間に、不感
帯子46、47を介在させている。そして、これら整流
子44、45と不感帯子46、47との間、及び不感帯
子46と47との間に、すき間48を設けている。
【0014】さらに、上記支持ケース35内であって、
カム体40の下側には、2枚の支持板49、50を設
け、上側の支持板49に一方の電極に接続したブラシ5
1を設けるとともに、ハンドルが中立位置に保たれてい
るとき、このブラシ51が不感帯子49の中央部分に位
置するようにしている。また、図5に示すように、下側
の支持板50に他方の電極に接続した一対のブラシ5
2、53を設け、平面的には、図6に示すように、3つ
のブラシ51〜53が、90度の位相をずらして等間隔
に保たれるとともに、ブラシ51が中央に位置するよう
にしている。しかも、ハンドルが中立位置に保たれてい
るとき、図7に示すように、一方のブラシ52が整流子
44と不感帯子47との間に位置し、他方のブラシ53
が整流子45と不感帯子47との間に位置するようにし
ている。そして、このブラシ51、整流子44及びブラ
シ52で一方のスイッチ機構SW1を構成し、また、ブラ
シ51、整流子45及びブラシ53で他方のスイッチ機
構SW2を構成するものである。
カム体40の下側には、2枚の支持板49、50を設
け、上側の支持板49に一方の電極に接続したブラシ5
1を設けるとともに、ハンドルが中立位置に保たれてい
るとき、このブラシ51が不感帯子49の中央部分に位
置するようにしている。また、図5に示すように、下側
の支持板50に他方の電極に接続した一対のブラシ5
2、53を設け、平面的には、図6に示すように、3つ
のブラシ51〜53が、90度の位相をずらして等間隔
に保たれるとともに、ブラシ51が中央に位置するよう
にしている。しかも、ハンドルが中立位置に保たれてい
るとき、図7に示すように、一方のブラシ52が整流子
44と不感帯子47との間に位置し、他方のブラシ53
が整流子45と不感帯子47との間に位置するようにし
ている。そして、このブラシ51、整流子44及びブラ
シ52で一方のスイッチ機構SW1を構成し、また、ブラ
シ51、整流子45及びブラシ53で他方のスイッチ機
構SW2を構成するものである。
【0015】したがって、ハンドルが中立位置にある図
7の状態では、ブラシ51と52、53とが電気的に開
放された状態になるので、両スイッチ機構SW1及びSW2が
オフの状態を維持することになる。そして、ハンドルを
回転させると、整流体41が回転するので、その回転方
向に応じて、ブラシ51〜53が、整流子44、45及
び不感帯子46、47と相対移動する。いま、ブラシ5
1〜53が図7の矢印54方向に相対移動したとする
と、ブラシ51がすき間48aを乗り越える。このよう
にブラシ51がすき間48aを乗り越えると、整流子4
4を介してブラシ51と52が電気的に接続するととも
に、ブラシ53が不感帯子47に接触して、一方のスイ
ッチ機構SW1をオンさせ、他方のスイッチ機構SW2をオフ
の状態に保つ。反対に、ブラシ51〜53が矢印55方
向に相対移動して、ブラシ51がすき間48bを乗り越
えると、整流子45を介してブラシ51と53が電気的
に接続するとともに、ブラシ52が不感帯子47に接触
して、他方のスイッチ機構SW2をオンさせ、一方のスイ
ッチ機構SW1をオフの状態に保つ。
7の状態では、ブラシ51と52、53とが電気的に開
放された状態になるので、両スイッチ機構SW1及びSW2が
オフの状態を維持することになる。そして、ハンドルを
回転させると、整流体41が回転するので、その回転方
向に応じて、ブラシ51〜53が、整流子44、45及
び不感帯子46、47と相対移動する。いま、ブラシ5
1〜53が図7の矢印54方向に相対移動したとする
と、ブラシ51がすき間48aを乗り越える。このよう
にブラシ51がすき間48aを乗り越えると、整流子4
4を介してブラシ51と52が電気的に接続するととも
に、ブラシ53が不感帯子47に接触して、一方のスイ
ッチ機構SW1をオンさせ、他方のスイッチ機構SW2をオフ
の状態に保つ。反対に、ブラシ51〜53が矢印55方
向に相対移動して、ブラシ51がすき間48bを乗り越
えると、整流子45を介してブラシ51と53が電気的
に接続するとともに、ブラシ52が不感帯子47に接触
して、他方のスイッチ機構SW2をオンさせ、一方のスイ
ッチ機構SW1をオフの状態に保つ。
【0016】そして、上記のように中央のブラシ17が
すき間48aあるいは48bを乗り越えるためには、ハ
ンドルの回転角度がある一定以上、例えば140度以上
回転させなければ、乗り越えられないようにしている。
したがって、スイッチ機構SW1及びSW2がオンになるとき
には、ハンドルの回転角度が140度以上という大舵角
のときだけとなる。なお、上記各ブラシ51〜53は、
図6に示すように、板バネ56〜58によって、整流子
44、45及び不感帯子46、47のそれぞれに圧接す
るようにしている。
すき間48aあるいは48bを乗り越えるためには、ハ
ンドルの回転角度がある一定以上、例えば140度以上
回転させなければ、乗り越えられないようにしている。
したがって、スイッチ機構SW1及びSW2がオンになるとき
には、ハンドルの回転角度が140度以上という大舵角
のときだけとなる。なお、上記各ブラシ51〜53は、
図6に示すように、板バネ56〜58によって、整流子
44、45及び不感帯子46、47のそれぞれに圧接す
るようにしている。
【0017】次に、この第1実施例の作用を説明する。
ハンドルを例えば左に転舵すると、それを前輪舵角セン
サー31で検出して、コントローラCに伝達する。この
信号により、コントローラCは、図示していない前輪転
舵機構を動かして、支持ロッド24を図1の右方向に移
動させるハンドル操作のアシストをし、前輪fを左方向
に転舵する。そして、このとき、舵角が小さければ、前
記したように、スイッチ機構SW1がオフの状態を保つの
で、ソレノイド14が非励磁の状態を維持する。また、
他方のスイッチ機構SW2もオフの状態を保ち、ソレノイ
ド15を非励磁の状態に保つこと当然である。さらに、
ハンドルの舵角が小さい時には、コントローラCが後輪
rを前輪fと同方向に転舵させるべく電動モータ7を駆
動し、支持ロッド2を矢印20方向に移動し、前輪fと
同様に後輪rを左に転舵する。
ハンドルを例えば左に転舵すると、それを前輪舵角セン
サー31で検出して、コントローラCに伝達する。この
信号により、コントローラCは、図示していない前輪転
舵機構を動かして、支持ロッド24を図1の右方向に移
動させるハンドル操作のアシストをし、前輪fを左方向
に転舵する。そして、このとき、舵角が小さければ、前
記したように、スイッチ機構SW1がオフの状態を保つの
で、ソレノイド14が非励磁の状態を維持する。また、
他方のスイッチ機構SW2もオフの状態を保ち、ソレノイ
ド15を非励磁の状態に保つこと当然である。さらに、
ハンドルの舵角が小さい時には、コントローラCが後輪
rを前輪fと同方向に転舵させるべく電動モータ7を駆
動し、支持ロッド2を矢印20方向に移動し、前輪fと
同様に後輪rを左に転舵する。
【0018】このとき前記したように、ソレノイド1
4、15のいずれも非励磁の状態を維持しているので、
ストッパーピン12、13が規制溝8、9内に位置する
ことになる。したがって、支持ロッド2が矢印20方向
に移動するときは、ストッパーピン13側における有効
ストロークL1の範囲内で、その移動が規制されること
になる。また、ハンドルを右に切った場合にも、その舵
角が小さければ、上記と同様に、両ソレノイド14、1
5が非励磁の状態に保たれ、ストッパーピン12、13
が規制溝8、9内に位置することになる。したがって、
この状態で、支持ロッド2が矢印21方向に移動すれ
ば、ストッパーピン13側における有効ストロークL1
の範囲内で、その移動が規制されることになる。結局、
ハンドルの舵角が小さければ、両ストッパーピン12、
13が規制溝8、9内にあるので、支持ロッド2の移動
量は、有効ストロークL1の範囲内に規制されることに
なるが、この状態が、同相・小舵角モードということに
なる。
4、15のいずれも非励磁の状態を維持しているので、
ストッパーピン12、13が規制溝8、9内に位置する
ことになる。したがって、支持ロッド2が矢印20方向
に移動するときは、ストッパーピン13側における有効
ストロークL1の範囲内で、その移動が規制されること
になる。また、ハンドルを右に切った場合にも、その舵
角が小さければ、上記と同様に、両ソレノイド14、1
5が非励磁の状態に保たれ、ストッパーピン12、13
が規制溝8、9内に位置することになる。したがって、
この状態で、支持ロッド2が矢印21方向に移動すれ
ば、ストッパーピン13側における有効ストロークL1
の範囲内で、その移動が規制されることになる。結局、
ハンドルの舵角が小さければ、両ストッパーピン12、
13が規制溝8、9内にあるので、支持ロッド2の移動
量は、有効ストロークL1の範囲内に規制されることに
なるが、この状態が、同相・小舵角モードということに
なる。
【0019】ハンドルを、例えば左に大きく切ったとす
ると、スイッチ機構SW1がオンになって、ソレノイド1
4を励磁させ、ストッパーピン12を規制溝8から退避
させる。そして、前輪舵角センサー31が大舵角を検出
してコントローラCに伝達する。コントローラCは、大
舵角の信号を受けると、後輪側の支持ロッド2を前輪f
の支持ロッド24とは反対方向である矢印21方向に移
動させるように電動モータ7を制御し、後輪rを前輪f
とは反対方向に転舵する。したがって、このときの支持
ロッド2の移動量は、ストッパーピン13側の有効スト
ロークL2の範囲内で規制されることになるが、この状
態が左転舵時の逆相・大舵角モードということになる。
ると、スイッチ機構SW1がオンになって、ソレノイド1
4を励磁させ、ストッパーピン12を規制溝8から退避
させる。そして、前輪舵角センサー31が大舵角を検出
してコントローラCに伝達する。コントローラCは、大
舵角の信号を受けると、後輪側の支持ロッド2を前輪f
の支持ロッド24とは反対方向である矢印21方向に移
動させるように電動モータ7を制御し、後輪rを前輪f
とは反対方向に転舵する。したがって、このときの支持
ロッド2の移動量は、ストッパーピン13側の有効スト
ロークL2の範囲内で規制されることになるが、この状
態が左転舵時の逆相・大舵角モードということになる。
【0020】また、ハンドルを大舵角で右に切ったとき
は、スイッチ機構SW2がオンするとともに、ソレノイド
15を励磁させ、ストッパーピン13を規制溝9から退
避させる。そして、コントローラCは、左転舵の場合と
同様に、支持ロッド2を前輪fの支持ロッド24とは反
対方向である矢印20方向に移動させるように電動モー
タ7を制御し、後輪rを前輪fとが反対方向に転舵す
る。したがって、このときの支持ロッド2の移動量は、
ストッパーピン12側の有効ストロークL2の範囲内で
規制されることになるが、この状態が右転舵時の逆相・
大舵角モードということになる。また、コントローラC
やソレノイド14、15などが故障して作動不良になっ
たときにも、ストッパーピン12、13が、スプリング
18、19の作用で、規制溝8、9内に位置するので、
支持ロッド2の移動量は、有効ストロークL1の範囲で
規制されることになる。したがって、後輪が必要以上に
転舵されることがなくなり、大きな事故を起こす危険も
なくなる。
は、スイッチ機構SW2がオンするとともに、ソレノイド
15を励磁させ、ストッパーピン13を規制溝9から退
避させる。そして、コントローラCは、左転舵の場合と
同様に、支持ロッド2を前輪fの支持ロッド24とは反
対方向である矢印20方向に移動させるように電動モー
タ7を制御し、後輪rを前輪fとが反対方向に転舵す
る。したがって、このときの支持ロッド2の移動量は、
ストッパーピン12側の有効ストロークL2の範囲内で
規制されることになるが、この状態が右転舵時の逆相・
大舵角モードということになる。また、コントローラC
やソレノイド14、15などが故障して作動不良になっ
たときにも、ストッパーピン12、13が、スプリング
18、19の作用で、規制溝8、9内に位置するので、
支持ロッド2の移動量は、有効ストロークL1の範囲で
規制されることになる。したがって、後輪が必要以上に
転舵されることがなくなり、大きな事故を起こす危険も
なくなる。
【0021】上記のようにして前輪f及び後輪rを転舵
するが、例えば、前輪を据え切り状態にして、イグニッ
ションスイッチを切ってしまうと、前輪は最大舵角の状
態のままとなる。そして、このときにコントローラCな
どが、据え切り状態であることを記憶していればよい
が、もしその記憶機能が損なわれてしまうと、再びイグ
ニッションスイッチをオンにしても、前後輪の舵角条件
を判別できなくなってしまう。しかし、この第1実施例
の場合には、カム体40の機械的な回転位置に応じて、
舵角センサー31の出力が決まるので、コントローラの
記憶機能が一時的に損なわれたとしても、その時の舵角
条件は、機械的に記憶されることになる。したがって、
電気的な記憶条件が損なわれても、前後輪の舵角条件を
しっかりと記憶され、かつ再生されることになり、車両
のコントロールを誤ることがない。
するが、例えば、前輪を据え切り状態にして、イグニッ
ションスイッチを切ってしまうと、前輪は最大舵角の状
態のままとなる。そして、このときにコントローラCな
どが、据え切り状態であることを記憶していればよい
が、もしその記憶機能が損なわれてしまうと、再びイグ
ニッションスイッチをオンにしても、前後輪の舵角条件
を判別できなくなってしまう。しかし、この第1実施例
の場合には、カム体40の機械的な回転位置に応じて、
舵角センサー31の出力が決まるので、コントローラの
記憶機能が一時的に損なわれたとしても、その時の舵角
条件は、機械的に記憶されることになる。したがって、
電気的な記憶条件が損なわれても、前後輪の舵角条件を
しっかりと記憶され、かつ再生されることになり、車両
のコントロールを誤ることがない。
【0022】図9に示した第2実施例は、支持ケース3
5の取付孔56を長孔状にし、前輪舵角センサー31の
ロッド43とカム体40との相対位置を微調整できるよ
うにしたものである。図10に示した第3実施例は、支
持ケース35のシール溝57を、第1実施例のものに比
べて、そのコーナー部分に形成したものである。このよ
うにシール溝57をコーナー部分に形成すると、第1実
施例の場合に比べると、密封性が向上する。図11〜図
13に示した第4実施例は、支持ケース58に一対のベ
アリング59を設け、このベアリング59で回転軸60
を回転自在に支持している。そして、この回転軸60に
従動歯車61、円板状の整流体62及び板状のカム体6
3を固定しているもので、従動歯車61をピニオン26
にかみ合わせていること、第1実施例と同様である。
5の取付孔56を長孔状にし、前輪舵角センサー31の
ロッド43とカム体40との相対位置を微調整できるよ
うにしたものである。図10に示した第3実施例は、支
持ケース35のシール溝57を、第1実施例のものに比
べて、そのコーナー部分に形成したものである。このよ
うにシール溝57をコーナー部分に形成すると、第1実
施例の場合に比べると、密封性が向上する。図11〜図
13に示した第4実施例は、支持ケース58に一対のベ
アリング59を設け、このベアリング59で回転軸60
を回転自在に支持している。そして、この回転軸60に
従動歯車61、円板状の整流体62及び板状のカム体6
3を固定しているもので、従動歯車61をピニオン26
にかみ合わせていること、第1実施例と同様である。
【0023】そして、上記従動歯車61の下側に設けた
整流体62は、第1実施例の場合と異なり、円板状と
し、その下側に図13に示すように、整流子64、65
と不感帯子66とを配置している。そして、これら各整
流子64、65及び不感帯子66は、それぞれ間隔を保
持して独立させている。ただし、不感帯子66の延長線
上に整流子64、65を位置させている。また、上記整
流体62の下側には、保持板67を設けているが、この
保持板67は、支持ケース58に固定している。したが
って、回転軸60が回転したとしても、この保持板67
は回転しない。
整流体62は、第1実施例の場合と異なり、円板状と
し、その下側に図13に示すように、整流子64、65
と不感帯子66とを配置している。そして、これら各整
流子64、65及び不感帯子66は、それぞれ間隔を保
持して独立させている。ただし、不感帯子66の延長線
上に整流子64、65を位置させている。また、上記整
流体62の下側には、保持板67を設けているが、この
保持板67は、支持ケース58に固定している。したが
って、回転軸60が回転したとしても、この保持板67
は回転しない。
【0024】このようにした保持板67には3つのブラ
シ68〜70を設けている。そして、ハンドルが中立位
置にあるとき、ブラシ68が不感帯子66の中央に位置
し、ブラシ69、70が整流子64、65の端部に位置
するようにしている。この状態から、ハンドルを第1実
施例と同様に140度以上回すと、ブラシ68が不感帯
子66から外れて、整流子64あるいは65と接触す
る。例えば、図13において、整流体62が矢印71方
向に回ると、ブラシ68と69とが整流子64を介して
導通し、ブラシ68と70との導通が遮断される。ま
た、整流体62が矢印71と反対方向に回ると、ブラシ
68と70とが整流子65を介して導通し、ブラシ68
と69との導通が遮断される。したがって、ブラシ6
8、69及び整流子64で一方のスイッチ機構SW1を構
成し、ブラシ68、70及び整流子65で他方のスイッ
チ機構SW2を構成することになる。そして、その機能
は、第1実施例の場合と同様である。
シ68〜70を設けている。そして、ハンドルが中立位
置にあるとき、ブラシ68が不感帯子66の中央に位置
し、ブラシ69、70が整流子64、65の端部に位置
するようにしている。この状態から、ハンドルを第1実
施例と同様に140度以上回すと、ブラシ68が不感帯
子66から外れて、整流子64あるいは65と接触す
る。例えば、図13において、整流体62が矢印71方
向に回ると、ブラシ68と69とが整流子64を介して
導通し、ブラシ68と70との導通が遮断される。ま
た、整流体62が矢印71と反対方向に回ると、ブラシ
68と70とが整流子65を介して導通し、ブラシ68
と69との導通が遮断される。したがって、ブラシ6
8、69及び整流子64で一方のスイッチ機構SW1を構
成し、ブラシ68、70及び整流子65で他方のスイッ
チ機構SW2を構成することになる。そして、その機能
は、第1実施例の場合と同様である。
【0025】また、上記支持ケース58の下端には、回
転式のポテンショメータからなる前輪舵角センサー31
を固定している。この舵角センサー31のロッド72
を、支持ケース58の底部に形成した円弧孔73から突
出させている。そして、このロッド72の突出端を、カ
ム体63に固定しているが、その固定位置は、回転軸6
0に対して偏心させている。したがって、回転軸60と
ともに、カム体63が回ると、ロッド72が円弧孔73
に沿って移動し、舵角センサー31の出力電圧を制御す
る。このときの出力電圧の特性は、第1実施例の図8に
示した場合と同様である。以上のことからも明らかなよ
うに、この第4実施例においても、第1実施例と同様
に、前輪の大舵角時に、いずれかのスイッチ機構がオン
になるとともに、イグニッションスイッチを切ったとし
ても、その舵角条件を機械的に記憶できるものである。
なお、この第4実施例の場合にも、第2、3実施例と同
様に、シール溝57をコーナー部分に形成するととも
に、支持ケース58に微調整用の長孔56を形成しても
よいこと当然である。
転式のポテンショメータからなる前輪舵角センサー31
を固定している。この舵角センサー31のロッド72
を、支持ケース58の底部に形成した円弧孔73から突
出させている。そして、このロッド72の突出端を、カ
ム体63に固定しているが、その固定位置は、回転軸6
0に対して偏心させている。したがって、回転軸60と
ともに、カム体63が回ると、ロッド72が円弧孔73
に沿って移動し、舵角センサー31の出力電圧を制御す
る。このときの出力電圧の特性は、第1実施例の図8に
示した場合と同様である。以上のことからも明らかなよ
うに、この第4実施例においても、第1実施例と同様
に、前輪の大舵角時に、いずれかのスイッチ機構がオン
になるとともに、イグニッションスイッチを切ったとし
ても、その舵角条件を機械的に記憶できるものである。
なお、この第4実施例の場合にも、第2、3実施例と同
様に、シール溝57をコーナー部分に形成するととも
に、支持ケース58に微調整用の長孔56を形成しても
よいこと当然である。
【0026】図14に示した第5実施例は、前輪の支持
ロッド24に関連させて、スイッチ機構及びカム体を動
作させるようにしたものである。すなわち、支持ロッド
24を支持する支持部材74に一対のベアリング75を
設け、このベアリング75に回転軸76を回転自在に支
持している。この回転軸76には、ピニオン77を固定
するとともに、このピニオン77を支持ロッド24に形
成したラック78にかみ合わせている。したがって、前
輪fを転舵するために、支持ロッド24を移動すると、
その移動方向に応じてピニオン77及び回転軸76が回
転する。上記回転軸76には、回転式のポテンショメー
タからなる前輪舵角センサー31を固定しているが、こ
の舵角センサー31は、第1実施例の場合と同様に、前
輪fの舵角に応じて、その出力電圧を制御する。このと
きの出力電圧の特性は、第1実施例の図8に示した場合
と同様である。また、イグニッションスイッチを切った
としても、その舵角条件を機械的に記憶できるものであ
る。
ロッド24に関連させて、スイッチ機構及びカム体を動
作させるようにしたものである。すなわち、支持ロッド
24を支持する支持部材74に一対のベアリング75を
設け、このベアリング75に回転軸76を回転自在に支
持している。この回転軸76には、ピニオン77を固定
するとともに、このピニオン77を支持ロッド24に形
成したラック78にかみ合わせている。したがって、前
輪fを転舵するために、支持ロッド24を移動すると、
その移動方向に応じてピニオン77及び回転軸76が回
転する。上記回転軸76には、回転式のポテンショメー
タからなる前輪舵角センサー31を固定しているが、こ
の舵角センサー31は、第1実施例の場合と同様に、前
輪fの舵角に応じて、その出力電圧を制御する。このと
きの出力電圧の特性は、第1実施例の図8に示した場合
と同様である。また、イグニッションスイッチを切った
としても、その舵角条件を機械的に記憶できるものであ
る。
【0027】また、前輪舵角センサー31とは反対側で
ある回転軸76の先端に設けた円板状の整流体79には
第4実施例と同様の整流子及び不感帯子を配置してい
る。また、この整流体79の外側には、保持板80を設
けているが、この保持板80は、支持ケース81に固定
している。したがって、回転軸76が回転したとして
も、この保持板80は回転しない。このようにした保持
板80には第4実施例と同様の3つのブラシを設けてい
る。そして、ハンドルが中立位置にあるとき、ブラシが
不感帯子の中央に位置し、他のブラシが整流子の端部に
位置するようにしている。したがって、その作用は、第
4実施例の場合と同様である。ただし、この第5実施例
では、前輪fを支持する支持ロッド24の移動に関連さ
せて、舵角センサー31やスイッチ機構SW1、SW2を動作
させるようにしたので、第1〜第4実施例のように、ハ
ンドルの舵角を実際の転舵角に換算しながら制御する場
合に比べて、この第5実施例の方が正確性に優るという
利点がある。
ある回転軸76の先端に設けた円板状の整流体79には
第4実施例と同様の整流子及び不感帯子を配置してい
る。また、この整流体79の外側には、保持板80を設
けているが、この保持板80は、支持ケース81に固定
している。したがって、回転軸76が回転したとして
も、この保持板80は回転しない。このようにした保持
板80には第4実施例と同様の3つのブラシを設けてい
る。そして、ハンドルが中立位置にあるとき、ブラシが
不感帯子の中央に位置し、他のブラシが整流子の端部に
位置するようにしている。したがって、その作用は、第
4実施例の場合と同様である。ただし、この第5実施例
では、前輪fを支持する支持ロッド24の移動に関連さ
せて、舵角センサー31やスイッチ機構SW1、SW2を動作
させるようにしたので、第1〜第4実施例のように、ハ
ンドルの舵角を実際の転舵角に換算しながら制御する場
合に比べて、この第5実施例の方が正確性に優るという
利点がある。
【0028】
【発明の効果】この発明の装置によれば、運転停止時に
は、カム体あるいはピニオンの回転位置が機械的に定ま
る。また、ポテンショメータからなる前輪舵角センサー
は、このカム体あるいはピニオンに機械的に連係してい
るので、電気系統の故障があっても、カム体とポテンシ
ョメーターとの相対位置は変化しない。したがって、そ
の相対位置関係すなわち機械的に、前輪舵角が記憶され
た状態に保たれる。このように、この発明によれば、コ
ントローラーの記憶機能が万が一損なわれたとしても、
ほとんど支障なく運転を継続できる。
は、カム体あるいはピニオンの回転位置が機械的に定ま
る。また、ポテンショメータからなる前輪舵角センサー
は、このカム体あるいはピニオンに機械的に連係してい
るので、電気系統の故障があっても、カム体とポテンシ
ョメーターとの相対位置は変化しない。したがって、そ
の相対位置関係すなわち機械的に、前輪舵角が記憶され
た状態に保たれる。このように、この発明によれば、コ
ントローラーの記憶機能が万が一損なわれたとしても、
ほとんど支障なく運転を継続できる。
【図1】第1実施例の全体機構を示す回路図である。
【図2】第1実施例の後輪転舵機構の断面図である。
【図3】第1実施例のカム体とスイッチ機構との関係を
示した平面図である。
示した平面図である。
【図4】第1実施例の要部の断面図である。
【図5】図4のV-V線断面図である。
【図6】図4のVI-VI線断面図である。
【図7】第1実施例の整流子及び不感帯子の展開図であ
る。
る。
【図8】第1実施例の前輪舵角センサーセンサーの出力
特性を示すグラフである。
特性を示すグラフである。
【図9】第2実施例の支持ケース35の平面図である。
【図10】第1実施例の図5に対応する第3実施例の断面
図である。
図である。
【図11】第4実施例の要部の断面図である。
【図12】図11のXII-XII線断面図である。
【図13】図11のXIII-XIII線断面図である。
【図14】第5実施例の要部の断面図である。
r 後輪 f 前輪 24 支持ロッド(前輪側) 31 前輪舵角センサー 38 回転軸 40 カム板 43 ロッド 72 偏心ロッド 76 回転軸 77 ピニオン 78 ラック
Claims (4)
- 【請求項1】 前輪の操舵状態に関連して、後輪を前輪
と同相モードで転舵したり逆相モードで転舵したりする
四輪操舵車における後輪舵角制御装置において、ハンド
ルの回転に応じて回転する回転軸と、この回転軸に固定
したカム体と、このカム体に機械的に連係されるととも
にその回転位置に応じて出力電圧を制御するポテンショ
メーターからなる前輪舵角センサーとを備え、この前輪
舵角センサーの出力電圧に応じて後輪の舵角を制御する
後輪舵角制御装置。 - 【請求項2】 前輪舵角センサーは、そのロッドを往復
動させることによって出力電圧を制御する構成にし、か
つ、このロッド先端をカム体に接触させてなる請求項1
記載の後輪舵角制御装置。 - 【請求項3】 前輪舵角センサーは、回転式のポテンシ
ョメータとするとともに、このポテンショメータに設け
た偏心ロッドを、カム体に連係してなる請求項1記載の
後輪舵角制御装置。 - 【請求項4】 前輪の操舵状態に関連して、後輪を前輪
と同相モードで転舵したり逆相モードで転舵したりする
四輪操舵車における後輪舵角操舵装置において、前輪の
支持ロッドに形成したラックと、このラックにかみ合う
ピニオンと、このピニオンに固定した回転軸と、この回
転軸に機械的に連係した回転式のポテンショメータから
なる前輪舵角センサーとを備え、この前輪舵角センサー
の出力電圧に応じて後輪の舵角を制御する後輪舵角制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3446995A JPH08207818A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 後輪舵角制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3446995A JPH08207818A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 後輪舵角制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08207818A true JPH08207818A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12415118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3446995A Pending JPH08207818A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 後輪舵角制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08207818A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100384854B1 (ko) * | 1997-03-21 | 2003-08-06 | 기아자동차주식회사 | 가변댐퍼의회전각측정장치 |
| JP2007001364A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Mitsuba Corp | 電動パワーステアリング装置及び電動パワーステアリング装置のセンサ位置調整方法 |
| JP2008292212A (ja) * | 2007-05-23 | 2008-12-04 | Fujii Corporation Kk | ステアリングセンサ |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP3446995A patent/JPH08207818A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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