JPH08208675A - 二置換シクロペンタジエニル配位子を有する遷移金属錯体の製法 - Google Patents

二置換シクロペンタジエニル配位子を有する遷移金属錯体の製法

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JPH08208675A
JPH08208675A JP7330354A JP33035495A JPH08208675A JP H08208675 A JPH08208675 A JP H08208675A JP 7330354 A JP7330354 A JP 7330354A JP 33035495 A JP33035495 A JP 33035495A JP H08208675 A JPH08208675 A JP H08208675A
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transition metal
alkyl
cyclopentadiene
disubstituted
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JP7330354A
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Richard Lisowsky
リゾフスキー リヒャルト
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Lanxess Organometallics GmbH
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Witco GmbH
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F17/00Metallocenes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F17/00Metallocenes
    • C07F17/02Metallocenes of metals of Groups 8, 9 or 10 of the Periodic Table
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二置換シクロペンタジエニル配位子を有する
遷移金属錯体の製法の提供。 【解決手段】 モノマーの一置換シクロペンタジエン
を、金属化剤としてのアルカリ金属酸化物及び/又はア
ルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属酸化物及び/
又はアルカリ土類金属水酸化物からの混合物の使用下
に、反応媒体としてのポリオキシアルキレンポリエーテ
ル中で、有機ハロゲン化物と反応させて中間的に生じる
二置換シクロペンタジエンにし、これを、直接その場で
金属化し、かつ遷移金属ハロゲン化物と反応させて最終
生成物を得ることにより、一般式I: 【化1】 の二置換シクロペンタジエニル配位子を有する遷移金属
を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一置換(monosubst
ituierten)シクロペンタジエン(RCp)から出発し
て、高収率で、中間工程物を単離せずに、二置換シクロ
ペンタジエニル配位子を含有する遷移金属錯体の製造
を、工業規模でも行う方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機合成並びに殊にオレフィンの重合に
おける触媒としての前記遷移金属錯体の様々な使用可能
性に基づいて、シクロペンタジエニル基において二置換
されたサンドウィッチ錯体の効果的な工業的製造可能性
は、ますます重要になってきている。
【0003】このような化合物の合成は、原則的に公知
である。これらは、反応式I及びIIにより行われる:
【0004】
【化2】
【0005】[式中、 M=金属化剤(Metallierungsmittel)(例えばNa、
K、リチウムアルキル) M′=遷移金属(例えばFe、Ti、Zr、Hf) X=Cl、Br、I R、R1=同じか又は異なっていてよく、アルキル−、
シクロアルキル−、ベンジル−、ビニル−、アリル−基 n=2〜4を表す]。
【0006】その際、二置換シクロペンタジエン(Cp
RR1)を、それが更に反応されうる前に、分けて製造
しなくてはならないことが欠点である。
【0007】工程IでのCpRRの収率はしばしば僅
かなので、従って、相当して純粋な生成物が更なる反応
のために得られる前に、副産物を経費をかけて除去しな
くてはならない。
【0008】内分子ディールス−アルダー反応により二
量体を形成するためのジアルキルシクロペンタジエニル
化合物の特性は、精製を複雑にする。それというのも、
数回の蒸留及び熱的レトロ−デイールス−アルダー反応
によってのみ、モノマーCpRRを純粋に得ることが
できるからである。しかしながら、これらモノマーは、
反応式IIによる反応のためにのみ使用可能である。こ
れらは、二量体形成への前記傾向故に貯蔵安定性ではな
く、かつ使用の前にもう一度経費をかけて熱的に脱二量
化(entdimerisiert)すべきである(Houben-Weyl-Band 5
/1c-Methoden der Organischen Chemie,Eugen Mueller
Verlag(出版社)-第4版(1970)−662頁以降;Georg
Thieme Verlag,シュトットガルト;−メタロセン:“C
hemistry of Organo-Zirconium And-Hafnium Compound
s”,D.J.Cardin;M.F.Lappert;C.L.Raston;1986,Ellis H
orwood Limited)。
【0009】個々の場合に、二置換されたシクロペンタ
ジエン誘導体の反応式Iによる収率を改善することが達
成されるが、化合物は、反応式IIによる反応のために
まだ純粋には十分に生じないか、又は反応式IIによる
反応のために適当ではなく従ってあらかじめ除去すべき
である溶剤中に生じ、このことにより、収率損失及び二
量化の前記問題を生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記欠点を避
け、かつ簡単な反応操作で、改良された収率を有する、
シクロペンタジエン環において二置換されたメタロセン
の製造を商業規模で可能にする方法は、殊に経済的及び
技術的に重要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】意外にも、一置換シクロ
ペンタジエン(RCp)と有機ハロゲン化物との前記反
応は、高収率かつ高純度で(≧95%)、相当する二置
換シクロペンタジエン(CpRR)を生じ、これは、
更に特に単離せずに(従って二量化なしに)、直接反応
して、高収率及び高純度で、相当するメタロセンを生じ
ることが分かった。
【0012】このことは、同じ条件下でのシクロペンタ
ジエンとハロゲン化アルキルとの反応の際に、二置換化
合物の形成が全く認められなかった(ドイツ国特許(D
E−A)第4312270号明細書)ことが従来知られ
ていたので、意想外であった。
【0013】従って、本発明は、第一工程で、モノマー
の一置換シクロペンタジエンを、金属化剤及び有機ハロ
ゲン化物の使用下に反応させて二置換シクロペンタジエ
ンにし、単離し、かつ更なる工程で金属化し、かつ遷移
金属ハロゲン化物と反応させて最終生成物にする、一般
式:
【0014】
【化3】
【0015】[式中、R、R1は、同じか又は異なって
いてよく、C1〜C30−アルキル基、C2〜C30−アルケ
ニル基、C7〜C30−アルキルアリール基、C8〜C30
アルケニルアリール基、C3〜C12−アルコキシアルキ
ル基、C1〜C30−フルオロアルキル基又は有機元素基
(Organoelementrest)、例えばC1〜C6−アルキル−ト
リ(C1〜C10−アルキル)シリルを表し、M´´は、
遷移金属、例えばFe、V、Cr、Sc、殊にTi、Z
r、Hfを表し、X´は、Cl、Br、Iを表し、n
は、遷移金属の酸化数を表し、aは、≦n=遷移金属に
おける置換すべき基X´の数を表す]の二置換シクロペ
ンタジエニル配位子を有する遷移金属錯体の製法に関
し、これは、モノマーの一置換シクロペンタジエンを、
金属化剤としてのアルカリ金属酸化物及び/又はアルカ
リ金属水酸化物及びアルカリ土類金属酸化物及び/又は
アルカリ土類金属水酸化物からの混合物の使用下に、反
応媒体としてのポリオキシアルキレンポリエーテル中
で、有機ハロゲン化物と反応させて、中間的に生じる二
置換シクロペンタジエンにし、これを、直接その場で金
属化し、かつ遷移金属ハロゲン化物と反応させて最終生
成物を得ることを特徴とする。
【0016】本発明の他の目的は、請求の範囲により特
徴付けられている。
【0017】置換基R、Rとしては、場合により分枝
したC1〜C18−アルキル基、場合により分枝したC2
18−アルケニル基、C3〜C6−アルコキシアルキル基
又はC1〜C3−アルキル−C1〜C6−トリアルキルシリ
ル基、殊にC3〜C8−アルキル基、C2〜C6−アルケニ
ル基は有利である。
【0018】遷移金属としては、殊にチタン、ジルコニ
ウム又はハフニウムを使用する。
【0019】次の反応式により、本発明方法を詳述する
(III.):
【0020】
【化4】
【0021】式中、次のものを表す; M:アルカリ−又はアルカリ土類金属 M′:アルカリ−又はアルカリ土類金属 R、R1:同じか又は異なっていてよく、C1〜C30−ア
ルキル基、C2〜C30−アルケニル基、C7〜C30−アル
キルアリール基、C8〜C30−アルケニルアリール
基、C3〜C12−アルコキシアルキル基、C1〜C30−フ
ルオロアルキル基又は有機元素基、例えばC1〜C6−ア
ルキル−トリ(C1〜C10−アルキル)シリル X:ハロゲン、例えばCl、Br、I又は−OSO
2R′(R′:アルキル、p−トリル)M1:金属化剤
(Li、Na、K、NaH、KH、Li−アルキル) M′′:遷移金属、例えばFe、V、Cr、Sc、殊に
Ti、Zr、Hf X′:Cl、Br、I n:遷移金属の酸化数 a:≦n=遷移金属における置換すべき基X′の数。
【0022】金属酸化物及び金属水酸化物の混合物を、
グリコールジエーテル中で懸濁する。その際、基本的
に、アルカリ金属−及びアルカリ土類金属酸化物及び−
水酸化物における全ての組み合わせが考えられる
【0023】殊に、1:1のモル比のCaO及びNaO
Hからの混合物、並びにMgO及びNaOHからの混合
物が実際に示され、その際、他の適当な金属酸化物とし
て、BaOが挙げられる。使用したCpRに関しては、
少なくともCpR1モル当たり金属酸化物/−水酸化物
1モルを使用すべきである。本発明によれば、CpR:
MO:MOH=1:1:1〜1:3:3、殊に1:1.
5:1.5〜1:2.5:2.5は有利である。
【0024】ポリ(オキシアルキレン)グリコールエー
テル、殊に式:R3−O−(CH2CH2−O)−R
2(ここで、R3、R2は、互いに独立して、アルキル−
又はアリール基を表し、かつn=1〜12である)のも
のは適当である。使用量は厳密ではないが、その際、最
低限界量として、反応混合物がなおも撹拌可能である量
がみなされる。
【0025】ナトリウムを用いる金属化において、R1
=R2=エチル、n=2;R1=R2=メチル、n=2;
1=R2=メチル、n=3を表すグリコールジエーテル
は殊に適当である。
【0026】Li−アルキルを用いて金属化する場合に
は、更に付加的に、 R1=R2=メチル、n=1;R1
2=エチル、n=1を表すグリコールジエーテルが殊
に適当である。
【0027】次いで、順に、モノマーの一置換されたシ
クロペンタジエン及びR1Xの形での置換すべき基R1
供給する。
【0028】本発明によれば、当モル量のCpR及びR
1Xは有利であり、その際、場合によって、反応の促進
のために、そのつど、低沸点生成物を10〜50モル%
の過剰量で使用することができる。
【0029】反応を行った後に、生じる難溶性塩を分離
し、並びに(必要な場合)易揮発性の過剰出発物質(Ed
ukte)を除去する。
【0030】引き続き、有機層を、反応生成物を単離せ
ずに、更に使用することができ、その際、文献で公知の
方法により、二置換シクロペンタジエンの金属化を行う
(“Chemistry Of Organo-Zirconium And-Hafnium Compo
unds”,D.J.Cardin;M.F.Lappert;C.L.Raston;1986,Elli
s Horwood Limited)。
【0031】しかし、金属化の前に、二置換シクロペン
タジエン(CpRR′)を、反応混合物から、場合によ
り単離することもできる。
【0032】殊に、金属化のために、例えば、ナトリウ
ム、水素化ナトリウム及びリチウムアルキルが適当であ
る。すぐその後に、遷移金属ハロゲン化物の添加を続け
て行う。
【0033】生じる無機塩の分離後に、所望のメタロセ
ンを単離し、かつ場合によって再結晶により更に精製す
る。
【0034】原料CaO及びNaOHは経済的に利用で
き、かつ他の金属化剤、例えばナトリウム又はリチウム
アルキルと比較して危険性なく取り扱うことができる。
【0035】一置換シクロペンタジエンとハロゲン化ア
ルキルとの本発明による反応の際に、例えば、金属化剤
として元素のナトリウム又はLi−アルキルを使用する
場合に、過アルキル化(Ueberalkylierung)は認められな
い(比較例参照)。
【0036】アルキル化生成物として、もっぱら、二置
換シクロペンタジエン誘導体が形成され、その際に、立
体的にあまり要求が多くない基、R、R(例えば、線
状アルキル基)において、この方法は、1,2−及び
1,3−置換された、例えばジアルキルシクロペンタジ
エンの約3:1〜4:1の特徴的異性体混合物をもたら
し、このことは、オレフィンの重合のための触媒成分と
して使用するために有利である。
【0037】本発明により共使用されたエーテルの使用
は、反応式Iによる反応後及び反応式IIによる反応前
に、場合によりまだ存在している痕跡量の低沸点使用物
質を除去することも(このことは、最終生成物の純度を
更に高めうる)、直接の更なる金属化及び相当する遷移
金属との所望のメタロセンへの反応も可能である。
【0038】必要な場合、反応混合物から、過剰に存在
する1,2−RR1Cp−もしくは1,3−RR1Cp−
メタロセンを、例えば再結晶により得ることができる。
立体的にあまり要求が多くないアルキル基、例えば線状
アルキル基においては、1,2−RR1Cp−メタロセ
ンが過剰量で生じる。
【0039】
【実施例】
例1 ビス(1,2/1,3−メチル−i−プロピルシクロペ
ンタジエニル)−二塩化ジルコニウムの製造 それぞれ細かく粉砕したCaO10.1g及びNaOH
7.2gを、ジメトキシエタン60ml中へ、室温で装
入し、かつ新たに脱二量化したメチルシクロペンタジエ
ン9.62g(0.12mol)を加えた。
【0040】臭化i−プロピル7.38g(0.06m
ol)を、1時間かかって添加し、その際に、温度を3
0℃より低く保った。
【0041】一晩にわたって更に撹拌し、引き続き反応
混合物をガスクロマトグラフィーを用いて調べた。
【0042】臭化i−プロピルを完全に反応させた後
に、無機塩を濾別し、かつ濾液を分別蒸留した。
【0043】1,2/1,3−メチル−i−プロピルシ
クロペンタジエン(6.23g;0.051mol)の
得られたフラクションをジメトキシエタン中に装入し、
室温で、ブチルリチウム20.4ml(ヘキサン中2.
5モル濃度の;0.051mol)を加え、1時間還流
させ、次いで0℃でZrCl45.94g(0.025
5mol)を加え、かつ室温で1時間撹拌した。
【0044】沈殿したLiClを分離し、溶剤を濾液か
ら取り除き、かつ残分をペンタンから再結晶させた。
【0045】ビス(1,2/1,3−メチル−i−プロ
ピルシクロペンタジエニル)二塩化ジルコニウムの異性
体混合物の収量7.26g(70.4%)が得られた。
【0046】 Zr:(計算値:22.55) 測定値:22.40 Cl:(計算値:17.5 ) 測定値:17.351 H−NMR(CDCl3中) 6.3〜5.8(m,6H,Cp−環);3.1〜2.
95(m,2H,H−C);2.1〜2.3(m,6
H,HC);1.3〜0.99(m,12H,H
C)。
【0047】例2 ビス(1,2/1,3−メチル−シクロペンチルシクロ
ペンタジエニル)二塩化ジルコニウムの製出 それぞれ細かく粉砕したCaO10.1g及びNaOH
7.2gを、ジエチレングリコールジエチルエーテル6
5ml中へ室温で装入し、かつ新たに脱二量化したメチ
ルシクロペンタジエン9.62g(0.12mol)を
加えた。臭化シクロペンチル8.94g(0.06mo
l)を1時間かかって供給し、その際、温度を30℃よ
り低く保った。
【0048】室温で8時間撹拌後に、過剰のMeCpを
真空の設定により除去した。ガスクロマトグラフィー検
査は、過アルキル化ではなく、1,2/1,3−メチル
−シクロペンチルシクロペンタジエンの形成のみを示し
た。
【0049】反応混合物に、室温で、ブチルリチウム
(ヘキサン中2.5モル濃度の、0.055mol)2
2mlを加え、かつ1時間還流させた。0℃まで冷却後
に、ZrCl46.4g(0.0275mol)を入れ、
かつ室温で1時間後撹拌した。
【0050】乾燥のために真空中で蒸発濃縮し、残分を
ヘプタンと煮出し、かつ熱濾過した。−20℃まで冷却
後に、晶出した生成物を濾過により単離し、かつ乾燥さ
せることができた。
【0051】8.4gが得られた(収率67%)。
【0052】 Zr:(計算値:19.98) 測定値:19.70 Cl:(計算値:15.53) 測定値:15.341 H−NMR(CDCl3) 6.35〜5.3mp(m,6H,Cp);3.1〜
2.95(m,2H,−CH −);2.3〜2.1
(m,6H,−CH);2.1〜1.1(m,16
H,−CH2)。
【0053】例3 ビス(1,2/1,3−メチル−オクチルシクロペンタ
ジエニル)−二塩化ジルコニウムの製出反応を例2と同様にして実施するが、臭化シクロペンチ
ルの代わりに、臭化オクチル11.58gを使用した。
【0054】ビス(1,2/1,3−メチル−オクチル
シクロペンタジエニル)−二塩化ジルコニウム9.1g
(収率61%)を単離することができた。
【0055】 Zr:(計算値:16.74) 測定値:16.45 Cl:(計算値:13.02) 測定値:12.891 H−NMR(CDCl3):異性体混合物 6.2〜5.9(m,Cp);2.5〜2.4(m,4
H,−CH2);[2.2(s,−CH,Cpでの
1,3−置換を有する異性体);2.1(s,−C
3,Cpでの1,2−置換を有する異性体),合計:
6H;1,2:1,3−置換の比3:1] 1.6〜1.2(m,−(CH2)6)−);0.9〜0.
8(dt,−CH3)。
【0056】例4 ビス(1,2/1,3−ベンジル−メチルシクロペンタ
ジエニル)−二塩化ジルコニウムの製出例2と同様に行ったが、臭化シクロペンチルの代わりに
塩化ベンジル7.6gを使用した。
【0057】
生成物7.98g(収率58%)を単離することができ
た。
【0058】 Zr:(計算値:18.2) 測定値:18.32 Cl:(計算値:14.2) 測定値:14.281 H−NMR(CDCl3):7.3〜7.05(m,1
0H,芳香族CH(ベンジル));6.2〜5.7
(m,6H,Cp);4.0〜3.9(m,4H,−C
2−);2.2〜2.05(m,6H ,−CH)。
【0059】例5 ビス(1,2/1,3−ジ−n−ブチルシクロペンタジ
エニル)−二塩化ジルコニウムの製出 それぞれ細かく粉砕したNaOH48g及びCaO6
7.3gを、ジエチレングリコールジエチルエーテル6
00ml中へ装入し、かつ室温で新たに脱二量化したシ
クロペンタジエン59.5g(0.9mol)を加え
た。0℃〜20℃で、臭化n−ブチル82.2g(0.
6mol)を供給した。添加後に、室温で更に4時間後
撹拌した。次に、反応混合物の濾過を行い、かつ濾液か
ら、真空の設定により、過剰シクロペンタジエンを除い
た。
【0060】NaOH60g及びCaO84.1gを反
応混合物中へ入れた後に、室温で、臭化n−ブチル6
8.5g(0.5mol)を供給した。引き続き、8時
間、撹拌下で後反応させた。真空の設定により、未反応
n−ブチルシクロペンタジエンの残分を取り出した。
【0061】更に、反応混合物に、室温で、ブチルリチ
ウム200ml (ヘキサン中2.5モル濃度の;0.
5mol)を加えた。添加後に、30分間還流させ、か
つ引き続き0℃まで冷却した。四塩化ジルコニウム5
8.3g(0.25mol)を反応混合物中へ入れた。
【0062】1時間の反応時間後に、溶剤を真空中で留
去し、かつ残分をヘプタン中に取り、かつ濾過した。濾
液を−30℃まで冷却し、沈殿した固体を濾別し、乾燥
させた。
【0063】生成物89gが得られた(収率:使用した
ZrClに対して、理論量の69%)。
【0064】 Zr:(計算値:17.65) 測定値:17.60 Cl:(計算値:13.72) 測定値:13.651 H−NMR(CDCl3):異性体混合物 6.2〜5.9(m,6H,Cp);2.7〜2.4
(m,4H,−CH2−);1.6〜1.2(m,8
H,−CH2CH2−);1.0〜0.8(m,6H,−
CH3)。
【0065】例6 ビス(1,2/1,3−メチル−ブチルシクロペンタジ
エニル)−二塩化ジルコニウムの製出 10℃で、モノマーのメチルシクロペンタジエン17.
14g(214mmol)を、粉末化したジエチルグリ
コールジエチルエーテル150ml及びCaO/NaO
H27.5gからなる混合物に滴加した。引き続き、即
座に、臭化n−ブチル19.6g(143mmol)の
供給を行った。室温で8時間後撹拌した。軽い減圧を用
いて、過剰のメチルシクロペンタジエンを取り除き、か
つ濾過により無機塩を分離した。ガスクロマトグラフィ
ーによれば、n−ブチル−メチルシクロペンタジエンの
収率は90%であった。
【0066】ジ−又はトリブチルメチルシクロペンタジ
エンの形成は検出することができなかった。
【0067】透明な濾液を更に処理せずに使用したが、
その際、n−ブチル−メチルシクロペンタジエンをn−
ブチルリチウム(ヘキサン中90%濃度の;114mm
ol)の添加により金属化し、かつ引き続きZrCl
(57mml;13.3g)と反応させた。
【0068】反応の終了後に、全ての揮発成分を取り除
き、かつ残分にヘキサンを加え、有機塩の分離のために
濾過し、かつ濾液を更に蒸発濃縮した。−20℃まで冷
却することにより、生成物を結晶化し、かつ引き続き濾
過により単離した。
【0069】真空中での乾燥後に、生成物15.5g
(理論量の63%)が得られ、これは、1H−NMRに
よれば、1,2−及び1,3−n−ブチル−メチル−シ
クロペンタジエン基を約3:1の比で含有した。
【0070】1H−NMRスペクトル(CDCl3):
6.3〜5.93(m,6H,−C53);2.6〜
2.4(m,4H,−CH2−);2.2;2.1 そ
れぞれs,合計;6H, 1,2−及び1,3−置換されたシクロペンタジエニル
基の−CH3−基;1,2:1,3−置換の比3:1;
1.6〜1.3(m,8H,−CH2CH2);0.9
(t,6H,−CH3)。
【0071】元素分析: Zr:(計算値:21.09) 測定値:21.20 Cl:(計算値:16.39) 測定値:16.24 例7 n−ブチルメチルシクロペンタジエンの単離を用いるビ
ス(1,2/1,3−n−ブチルメチルシクロペンタジ
エニル)−ZrCl2の製出 CaO64.18g及びNaOH45.76gからなる
混合物をジメトキシエタン600ml中に装入した。室
温で、新たに脱二量化したメチルシクロペンタジエン9
1.66g(1.44mol)を加えた。引き続き、臭
化n−ブチル79.98g(0.572mol)を1時
間かかって、最大30℃の温度までで滴加した。
【0072】4時間後に、全ての沈殿した塩を濾過によ
って分離し、かつ溶剤の除去後に、濾液を分別蒸留し
た。
【0073】30〜45℃/6mbarでn−ブチルメ
チルシクロペンタジエン58.5g(0.429mo
l;使用した臭化n−ブチルに対して理論量の75%)
が得られた。
【0074】n−ブチルメチルシクロペンタジエン50
g(0.367mol)を、テトラヒドロフラン20m
lとヘキサン180mlとからの混合物中に装入し、か
つブチルリチウム(ヘキサン中2.5モル濃度の;0.
367mol)146.8mlを室温で滴加した。更に
30分間後攪拌し、次いで0℃まで冷却した。ZrCl
442.8g(0.184mol)をこの温度で溶液中
へ入れ、かつ室温で1時間及び還流下で2時間後撹拌し
た。反応溶液から、沈殿したLiClを除き、かつ乾燥
するまで蒸発濃縮した。
【0075】残分を、ペンタン100ml中に取り、か
つ−50℃で結晶化させた。
【0076】生成物63.7g(理論量の80%)を単
離することができた。
【0077】1H−NMR:例1と同様。
【0078】元素分析: Zr:(計算値:21.09%) 測定値21.15; Cl:(計算値:16.39%) 測定値16.30% 例8 ビス(1,2/1,3−メチルエチルシクロペンタジエ
ニル)−二塩化ジルコニウムの製出 NaOH45.76g及びCaO64.16gをジメト
キシエタン600ml中に装入し、かつ新たに脱二量化
したメチルシクロペンタジエン91.66gを加えた。
例7に記載した条件下で、臭化エチル62.33g
(0.572mol)を添加し、かつ反応を続行した。
エチルメチルシクロペンタジエンの入手のための最終的
分別蒸留は、25〜40℃/150mbarで42.2
g(0.39mol;使用した臭化エチルに対し理論量
の68%)を生じた。
【0079】エチルメチルシクロペンタジエン40g
(0.37mol)を、テトラヒドロフラン100ml
及びヘキサン100ml中に装入し、かつブチルリチウ
ム(ヘキサン中2.5モル濃度の;0.37mol)1
48mlを用いて金属化し、かつZrCl443.1g
(0.185mol)を、例7と同じ反応条件下で加
え、かつ後処理した。
【0080】生成物53.6g(理論量の77%)が得
られた。
【0081】 Zr:(計算値:24.23%) 測定値24.1; Cl:(計算値:18.83%) 測定値18.71 H−NMR:6.2〜5.9(m,6H,−C
53);2.6〜2.4(m,4H,−CH2−);
2.2;2.1 それぞれs,合計;6H, 1,2−及び1,3−置換されたシクロペンタジエニル
基の−CH3−基;1,2:1,3置換された基の比約
3:1;1.2〜1.05(m (複数の重なった三重
線);合計:6H,−CH3)。
【0082】比較例 臭化n−ブチルを有するメチルシクロペンタジエニルナ
トリウム 使用: ナトリウム0.3mol メチルシクロペンタジエン−二量体0.2mol 臭化n−ブチル0.3mol ジエチレングリコールジエチルエーテル。
【0083】ナトリウムを、ジエチレングリコールジエ
チルエーテル200ml中に装入し、かつ還流まで加熱
し、その際、ナトリウムを溶解し、かつ微細に分散し
た。
【0084】次いで、二量体のメチルシクロペンタジエ
ンを、30分にわたって供給し、かつナトリウムが完全
に反応するまで後反応させた。
【0085】次いで、室温で、臭化ブチルの添加を15
分にわたって行い、従って、温度は20℃を越えない。
【0086】引き続き、試料を取り出し、かつガスクロ
マトグラフィーもしくはガスクロマトグラフィー−質量
分析により分析した。約15%の多ブチル化された(meh
fachbutylierte)メチルシクロペンタジエニル化合物が
得られた。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一工程で、モノマーの一置換シクロペ
    ンタジエンを、金属化剤及び有機ハロゲン化物の使用下
    に反応させて二置換シクロペンタジエンにし、単離し、
    かつ更なる工程で金属化し、かつ遷移金属ハロゲン化物
    と反応させて最終生成物にする、一般式I: 【化1】 [式中、R、R1は、同じか又は異なっていてよく、C1
    〜C30−アルキル基、C2〜C30−アルケニル基、C7
    30−アルキルアリール基、C8〜C30−アルケニルア
    リール基、C3〜C12−アルコキシアルキル基、C1〜C
    30−フルオロアルキル基又は有機元素基、例えばC1
    6−アルキル−トリ(C1〜C10−アルキル)シリルを
    表し、M´´は、遷移金属、例えばFe、V、Cr、S
    c、殊にTi、Zr、Hfを表し、X´は、Cl、B
    r、Iを表し、nは、遷移金属の酸化数を表し、aは、
    ≦n=遷移金属における置換すべき基X´の数を表す]
    の二置換シクロペンタジエニル配位子を有する遷移金属
    錯体の製法において、モノマーの一置換シクロペンタジ
    エンを、金属化剤としてのアルカリ金属酸化物及び/又
    はアルカリ金属水酸化物及びアルカリ土類金属酸化物及
    び/又はアルカリ土類金属水酸化物からの混合物の使用
    下に、反応媒体としてのポリオキシアルキレンポリエー
    テル中で、有機ハロゲン化物と反応させて、中間的に生
    じる二置換シクロペンタジエンにし、これを、直接その
    場で金属化し、かつ遷移金属ハロゲン化物と反応させて
    最終生成物を得ることを特徴とする、二置換されたシク
    ロペンタジエニル配位子を有する遷移金属錯体の製法。
  2. 【請求項2】 置換基R、Rは、同じか又は異なって
    いてよく、C3〜C18−アルキル基、C2〜C18−アルケ
    ニル基、C3〜C6−アルコキシアルキル基又はC1〜C3
    −アルキルC1〜C6−トリアルキルシリル基であってよ
    い、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 R、Rは、同じか又は異なっていてよ
    く、C3〜C8−アルキル基又はC2〜C6−アルケニル基
    である、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 請求項3により製造された、1:3〜
    1:4の比の1,2−RR−Cp−及び1,3−RR
    −Cp−メタロセン。
  5. 【請求項5】 遷移金属は、チタン、ジルコニウム又は
    ハフニウムである、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 二置換シクロペンタジエン(CpR
    R′)を、更なる反応の前に反応混合物から単離する、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
JP7330354A 1994-12-22 1995-12-19 二置換シクロペンタジエニル配位子を有する遷移金属錯体の製法 Abandoned JPH08208675A (ja)

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EP94120380A EP0718303A1 (de) 1994-12-22 1994-12-22 Verfahren zur Herstellung von Übergangsmetallkomplexen mit disubstituierten Cyclopentadienyl-Liganden
DE94120380.4 1994-12-22

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