JPH08208869A - 制振性樹脂発泡体 - Google Patents

制振性樹脂発泡体

Info

Publication number
JPH08208869A
JPH08208869A JP3604395A JP3604395A JPH08208869A JP H08208869 A JPH08208869 A JP H08208869A JP 3604395 A JP3604395 A JP 3604395A JP 3604395 A JP3604395 A JP 3604395A JP H08208869 A JPH08208869 A JP H08208869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
damping
polybutadiene
vibration damping
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3604395A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ihira
誠 井平
Hiroshi Kageyama
浩史 蔭山
Nobuyuki Nagai
信行 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
Priority to JP3604395A priority Critical patent/JPH08208869A/ja
Publication of JPH08208869A publication Critical patent/JPH08208869A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1,2−ポリブタジエンやビニル結合型のポ
リイソプレンの単独でも、常温近傍で粘弾性を示して、
制振材料となるが、高制振性を発現する温度範囲が狭
い。制振材料の用途として要求される温度範囲を広げて
且つ、軟質柔軟な高制振性の発泡体を提供することを目
的とする。 【構成】 制振性を有する1,2−ポリブタジエン30
〜70部と制振性を有するビニル結合−ポリイソプレン
−ポリスチレンブロック共重合体30〜70部との混合
物の成形体を架橋発泡させて、制振性の樹脂発泡体とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運動靴や床材などに使
用されるような衝撃吸収性と防音性に優れた合成樹脂製
の制振性発泡材料に関する。
【0002】
【従来の技術と解決課題】合成樹脂製の軟質の制振材料
は、軟質で且つ振動減衰能の大きいことを利用して、衝
撃吸収、振動吸収、防音などの目的で運動靴等のスポー
ツ用品や床材その他建材、日用品へ使用されている。
【0003】ポリマーの制振性は、ガラス転移温度近辺
やその温度以下の二次転移温度付近でポリマーが粘弾性
挙動を示して、内部摩擦が大きく、振動減衰能が大きく
なる現象を利用したものである。従来から、イソプレン
やブタジエン等のジエン系の合成ゴムであつて、cis-
1,4結合でなく、1,2結合ないし3,4結合(以
下、単にビニル結合という。)のポリマーが、ガラス転
移温度を常温付近にまで高めて、常温付近での振動減衰
性を大きくすることは広く知られている。
【0004】ジエン系ポリマーを利用した制振材料とし
ては、ビニル結合−ポリイソプレンとポリスチレンとを
ブロック共重合した熱可塑性のポリマーがある。例え
ば、ポリイソプレンのビニル結合の割合を40%以上と
して損失正接tanδの主分散ピーク温度を0℃以上に
したポリイソプレンに、ポリスチレンなどのビニル芳香
族をブロック重合した制振材料が、特開平3−4324
4号明細書に開示され、この制振材料が制振鋼板に利用
されている。これは、ポリスチレンとのブロック共重合
体とすることにより、ポリイソプレンを架橋し、さらに
成形性を付与した比較的硬質で制振性を有する熱可塑性
エラストマーとして実用化されている。
【0005】また、出願人は、既に、1,2−ポリブタ
ジエンを含む混合物を加熱成形し、この成形体を架橋発
泡処理をして発泡体とする方法を開示している(紫外線
架橋法につき特公昭62−3174号明細書、電子線架
橋法につき平成6年12月27日提出の特許出願の明細
書)が、この1,2−ポリブタジエンの架橋発泡体もま
た、常温付近で制振性を備えたエラストマーであり、し
かも架橋発泡体とすることによって、軟質で柔軟な制振
材料としての用途がある。
【0006】制振材料として実用する場合には、使用環
境の温度範囲で均一な制振性能を発現する必要があり、
例えば、住宅の床材に制振(防振)や吸音(防音)に使
用する場合には、冬期と夏期で好適に使用するために
は、常温付近の少なくとも0〜40℃の範囲で一様な制
振性が必要となる。また、運動靴の靴底に緩衝材として
成層して使用する場合にも、冬期も夏期も好適で、しか
も、運動の始めと途中で温度変化があっても一様な緩衝
性と低反発性を備えている必要がある。
【0007】制振性を材料の強制振動による粘弾性特性
から求めた損失正接tanδから評価すると、一般に
は、一種類の重合体や共重合体だけでは、高損失正接を
示す温度範囲が狭かったり、常温域より低温側や高温側
にずれているために、0〜40℃の範囲で、例えばta
nδが0.2以上の制振性を保持させるのは困難で、上
記範囲の高温側で制振性が不足したり、低温側でガラス
体となり制振性が不足する場合がおこる。これを防止す
るには、重合体の平均分子量や、ビニル結合の比率を厳
密に調節する必要があって、製造技術上から困難であっ
た。
【0008】例えば、上記の従来の1,2−ポリブタジ
エンの架橋発泡体は、後述の如く、40℃近辺の高温側
で振動減衰性が低下して、制振材料としては性能が低下
するものがあった。他方、上記ビニル結合−ポリイソプ
レンとポリスチレンとのブロック共重合ポリマーは、高
制振性を発揮する温度範囲が狭く、0℃近くの低温での
制振性能が低下するという例があった。これに対して
は、ポリイソプレンのビニル結合の割合を下げてガラス
転移温度を下げることにより、低温での制振性能を高め
ることができるが、30℃以上の高温側での制振性能を
低下させる傾向があった。また、制振性温度範囲を広げ
る技術として、上記ブロック共重合体に酸化鉄微粉を添
加して、加熱成形する方法もある(特開平3−2876
52号明細書)が、この制振材料は酸化鉄微粉を多量に
含む点で用途に制限があった。
【0009】本発明は、上記問題に鑑み、制振材料の使
用環境により要求される広い温度範囲に亘って一定の高
制振性を備え且つ、軟質で柔軟とするために発泡体とし
た制振性樹脂発泡体を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明の制振
性樹脂発泡体は、制振性の1,2−ポリブタジエンと他
の制振性の熱可塑性エラストマーとを混合して架橋発泡
体としたことを特徴とするものである。
【0011】本発明においては、1,2−ポリブタジエ
ン及び他の熱可塑性エラストマーは、密実な成形体ない
しその架橋発泡体自体が、常温温度域で振動減衰能の大
きいもの、従ってそれ自体が制振性を有するものであ
る。
【0012】1,2−ポリブタジエンは、その主鎖の
1,2−結合(ビニル結合)の割合を大きくして、ガラ
ス転移温度を常温域に調節したものが利用される。例示
すると、1,2−結合割合が70%以上で、平均分子量
100000以上で、単独で架橋発泡させて常温付近で
tanδ0.2以上の制振性を有するような1,2−ポ
リブタジエンがよい。例として、日本合成ゴム(株)製
の商品名「JRS RB−810」、同「JRS RB
−820」及び同「JRS RB−830」が利用でき
る。
【0013】他方、制振性の他の熱可塑性ポリマーは、
常温付近にガラス転移温度を有するような振動減衰性能
の大きいポリマーであるが、例示すると、ポリイソプレ
ン、イソプレン−スチレン共重合体、ポリイソブチレ
ン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、可塑化ポ
リ酢酸ビニルなどの制振性を有するビニル結合ポリマー
が挙げられる。
【0014】1,2−ポリブタジエンと上記ビニル結合
ポリマーの熱可塑性ポリマーとは、それぞれ単独では、
制振性ないし振動減衰性を示す温度範囲が小さくても、
両者を混合して架橋した発泡体は、両者単独の振動減衰
性が互いに重畳されるので、架橋発泡体が少なくとも0
〜40℃全域で振動減衰性を示すように、当該他の熱可
塑性ポリマーとその配合割合が選ばれる。
【0015】1,2−ポリブタジエン以外の他の制振性
の熱可塑性ポリマーには、特に、ビニル結合−ポリイソ
プレンと芳香族ビニルとのブロック共重合体が好ましく
使用される。芳香族ビニルには、スチレンないしその誘
導体モノマーの重合体がある。特に、熱可塑性ポリマー
としては、ビニル結合−ポリイソプレンとスチレンとの
ブロック共重合体が適している。また、ビニル結合を有
するポリイソプレン−ブタジエン重合体のブロックにス
チレンをブロック重合させたものも利用できる。
【0016】このブロック共重合体のビニル結合−ポリ
イソプレンは、ビニル結合割合を40%以上としたポリ
イソプレンで、ガラス転移温度を常温付近に調節したも
のである。ビニル結合−ポリイソプレンは、ブロック重
合によりポリスチレンブロックにより架橋され、成形性
の良い熱可塑性ポリマーで、単独で架橋発泡させて常温
付近でtanδ0.2以上の制振性を有するようなもの
である。このようなビニル結合−ポリイソプレンとポリ
スチレンとのブロック共重合体の例としては、(株)ク
ラレ製の商品名「ハイブラーVS−1」や、同「ハイブ
ラーVS−3」が挙げられる。
【0017】他の熱可塑性ポリマーに上記のビニル結合
−ポリイソプレンとポリスチレンとのブロック共重合体
を利用すると、上記1,2−ポリブタジエンを30〜7
0重量部と該ブロック共重合体30〜70重量部との混
合物を利用することにより、樹脂発泡体の高制振性の温
度範囲を0〜40℃にすることができる。この場合、こ
の共重合体は、1,2−ポリブタジエンと相溶性があ
り、溶融混練して成形性にすぐれている。後述の如く、
ポリイソプレンとポリブタジエンとの架橋硬化が容易で
あるから、加熱による発泡によって、均質な発泡体にす
ることができる。
【0018】本発明の制振性樹脂発泡体は、制振性の
1,2−ポリブタジエンと制振性の他の熱可塑性ポリマ
ーと熱分解性発泡剤とから成る混合物を加熱成形し、そ
の成形体のポリマーを架橋硬化して後、加熱して成形体
を発泡させることにより製造される。先ず、1,2−ポ
リブタジエンと上記他の熱可塑性ポリマーとの混合物に
は、熱分解性の発泡剤が添加されるが、この発泡剤に
は、アゾジカルボンアミド(分解温度200〜210
℃)、ジニトロソペンタメチレンテトラミン(同200
〜205℃)、4,4’−オキシビス(ベンゼンスルホ
ニルヒドラジド)(同150〜160℃)などが利用で
きる。これらの発泡剤は、発泡後の発泡倍率を勘案して
配合割合を定めて添加される。
【0019】1,2−ポリブタジエンと上記他の熱可塑
性ポリマーとの混合物は、加熱軟化させて混練し軟化状
態でシートその他所望形状に成形される。成形法には押
出成形法や射出成形法が利用される。成形後直ちに架橋
処理を行い、加熱により発泡処理を行って、架橋発泡体
とされる。
【0020】成形体のポリマーは、1,2−ポリブタジ
エンの側鎖にビニル基の二重結合炭素を有するので、側
鎖間や側鎖と主鎖間で結合して架橋が起こり易く、これ
により硬化して、発泡温度で微細な気泡形成するような
適当な強度にする。特に上記のビニル結合−ポリイソプ
レンも側鎖にビニル基やイソプロペニル基の不飽和炭素
を有する直鎖状ポリマーであり、1,2−ポリブタジエ
ンとの架橋が容易である。架橋により発泡体の引張強度
などの機械的性質も改善することができる。
【0021】架橋法には、紫外線照射による架橋、架橋
剤の添加と加熱処理による化学的架橋、電子線照射によ
る架橋のいずれも可能であるが、電子線照射による方法
が、上記の熱分解性の発泡剤の分解温度よりかなり低温
で容易に実施でき、しかも、厚み方向での架橋度を一様
均質にできるので、発泡後のシートの厚み方向に均一な
気泡分布が得られて機械的性質が優れ、さらに、シート
など成形体中に着色剤が添加されて紫外線照射架橋が不
可能な場合にも実施できる点で特に優れている。
【0022】架橋処理後の成形体は、発泡剤の分解温度
以上の温度に加熱保持して、成形体を内部気泡の発生に
より発泡させ、シートなどの表層と内部に気泡の疎密分
布のない均質な発泡体となる。
【0023】このようにして形成された架橋発泡体は、
多孔性で柔軟軟質で、しかも広い温度範囲で粘弾性体と
なり制振性を発現し、特に、運動靴の底部の緩衝材や、
床材の裏張り材に、特に柔軟軟質であることを利用し
て、CDプレヤー防振パット、レッグホルダー、HDD
ガスケットなどに利用することができる。
【0024】
【実施例】1,2−ポリブタジエンに、日本合成ゴム
(株)製の商品名「JRS RB−820」を使用し、
他の制振性熱可塑性ポリマーとしてビニル結合−ポリイ
ソプレン−ポリスチレン共重合体に(株)クラレ製の商
品名「ハイブラーVS−1」(スチレン含有量20%、
ビニル結合量70%、ガラス転移温度8℃)を使用し
て、両者の重量混合比が30/70、50/50、及び
70/30の割合で混合した。この混合物100重量部
に対して、熱分解性発泡剤として、4,4’−オキシビ
ス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)(永和化成工業
(株)製、商品名「ネオセルボンN−5000)4.0
重量部を配合し、原料とした。
【0025】比較例として、1,2−ポリブタジエンの
「JRS RB−820」単独と、ビニル結合−ポリイ
ソプレン−ポリスチレン共重合体の「ハイブラーVS−
1」単独に、それぞれ100重量部に対して実施例に使
用した発泡剤を4.0重量部を配合したものを準備し
た。
【0026】これらの原料を、スクリュー式押出成形機
により、70〜120℃で加熱混練してシート状に押出
し、直ちにカレンダーロールにより、厚み1.0mmの
シートに圧下した。このシートを、電子線照射装置に連
続移送しながら、吸収線量0.5〜1.0Mradの範
囲で電子線照射を行って架橋硬化処理をし、引き続き、
発泡加熱装置で再加熱して150〜190℃で30s保
持して発泡させ、巻取り放冷して、厚み2mmの発泡シ
ートを得た。
【0027】発泡シートにつき、片持ち梁振動法による
振動減衰特性と、強制振動による動的粘弾性特性を調べ
た。
【0028】振動減衰特性試験は、25mm×200m
m、厚み1mmの冷延鋼板2枚の間に2mmの上記発泡
シートを挟着して試料とし、25℃の定温で、片持ち梁
の共振法と衝撃法により損失係数ηを求めた。試験結果
を表1にまとめた。
【0029】
【表1】
【0030】後述のように、ビニル結合−ポリイソプレ
ン−ポリスチレン共重合体の「ハイブラーVS−1」
は、0〜40℃の範囲の高温側で制振性を発現するの
で、表1の如く、25℃ではそれ単独の試料5の損失系
数は高い。他方1,2−ポリブタジエンの「JRS R
B−820」単独は低温側で制振性を発現するので、表
1から、25℃では、それ単独の試料1の損失係数ηが
小さいが、試料2〜3に見られるように、上記共重合体
「ハイブラーVS−1」の混合に伴って、損失係数ηが
増加し、制振性が改善されていることが判る。
【0031】粘弾性特性試験は、動的粘弾性測定機
((株)東洋ボールドウイン「レオバイブロン」)を使
用して、振動数11Hzで2℃/minの昇温速度の条
件で、2mmの発泡シートについて引張強制振動法によ
り行い、振動変位に対する荷重変位からその位相遅れδ
と複素弾性率を算出して、損失正接tanδを求めて評
価した。試験結果を表2及び図1に示している。
【0032】
【表2】
【0033】表2及び図1に示す如く、1,2−ポリブ
タジエンの「JRS RB−820」単独の発泡シート
(試料1)は、低温側では制振性を示すが、30〜40
℃の高温側になると損失正接tanδが0.2以下とな
り制振性が低下する。またビニル結合−ポリイソプレン
−ポリスチレン共重合体の「ハイブラーVS−1」単独
の発泡シート(試料5)では、高温側で損失正接tan
δが高く優れた制振性を示すが、0℃近辺の低温側でt
anδが低下する。
【0034】これに対して実施例のように、1,2−ポ
リブタジエン「JRS RB−820」とビニル結合−
ポリイソプレン−ポリスチレンの共重合体「ハイブラー
VS−1」との混合比を重量比で70/30〜30/7
0の範囲とした発泡シート(試料2〜4)は、架橋発泡
体の損失正接tanδが0.2以上となる温度範囲を少
なくとも0〜40℃に広げることができた。損失正接t
anδピーク温度Tαも、混合比に応じて変化している
ことが判る。
【0035】この結果から、各温度における1,2−ポ
リブタジエンと他の熱可塑性ポリマーの各損失正接ta
nδを1,2−ポリブタジエンと他の熱可塑性ポリマー
との混合割合で按分して加算した得た損失正接tanδ
が得られることが判る。この損失正接tanδの加算則
から、上記0〜40℃全域で一定以上になるような1,
2−ポリブタジエンと他の熱可塑性ポリマーの混合割合
を定めることができる。
【0036】上例は、高温側でtanδが小さくて制振
性が不足する様な1,2−ポリブタジエンに対して、高
温側でtanδが大きい他の制振性の熱可塑性ポリマー
を混合して架橋発泡させて、0〜40℃の温度範囲で制
振性を発現させたものである。このように、1,2−ポ
リブタジエンの高tanδ温度範囲と他の熱可塑性ポリ
マーの高tanδ温度範囲とを選択すれば、発泡シート
の制振性を、両者の高tanδ温度範囲が重畳する温度
範囲まで、広げることができるのである。
【0037】同様に、本発明によれば、使用目的の温度
範囲の内で、低温側のtanδが小さくて制振性が不足
する様な他の種類の1,2−ポリブタジエンに対して
は、同様に低温側でtanδが大きい他の制振性の熱可
塑性ポリマーを混合して架橋発泡させることにより、所
望の温度範囲で制振性を発現できるのである。
【0038】
【発明の効果】本発明の制振性樹脂発泡体は、制振性の
1,2−ポリブタジエンと他の制振性の熱可塑性ポリマ
ーとを混合し架橋発泡させたものであるから、1,2−
ポリブタジエンの制振性温度範囲と熱可塑性ポリマーの
制振性温度範囲が重合された温度範囲まで制振性機能を
拡大させることができ、これにより、使用温度範囲の広
い用途に適した制振性樹脂発泡体とすることができる。
【0039】特に、上記熱可塑性ポリマーがビニル結合
−ポリイソプレンとポリスチレンとのブロック共重合体
であり、上記1,2−ポリブタジエンを30〜70重量
部と該熱可塑性ポリマー30〜70重量部との混合物と
することにより、0〜40℃の広い範囲で優れた制振性
を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る制振性樹脂発泡体の動的
粘弾性測定試験による損失正接と温度との関係を示す図
である。図中の数字1〜5は、試料番号を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制振性の1,2−ポリブタジエンと他
    の制振性の熱可塑性ポリマーとを混合して架橋発泡体と
    した制振性樹脂発泡体。
  2. 【請求項2】 上記熱可塑性ポリマーがビニル結合−ポ
    リイソプレンとポリスチレンとのブロック共重合体であ
    り、上記1,2−ポリブタジエンを30〜70重量部と
    該熱可塑性ポリマー30〜70重量部との混合物である
    請求項1記載の制振性樹脂発泡体。
JP3604395A 1995-01-31 1995-01-31 制振性樹脂発泡体 Pending JPH08208869A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3604395A JPH08208869A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 制振性樹脂発泡体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3604395A JPH08208869A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 制振性樹脂発泡体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08208869A true JPH08208869A (ja) 1996-08-13

Family

ID=12458689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3604395A Pending JPH08208869A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 制振性樹脂発泡体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08208869A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6458863B1 (en) 1999-12-09 2002-10-01 Sanwa Kako Company Limited Vibration damping, resinous, open cell cellular bodies
JP2002348479A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Jsr Corp 放射線架橋性ポリマー組成物
JP2003105211A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Terumo Corp 熱可塑性樹脂組成物
JP2006282784A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nippon Zeon Co Ltd 制振性成形体
JP2007035718A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Hitachi Ltd モールド形電子回路装置及びその製造方法
EP2860218A4 (en) * 2012-07-20 2015-12-23 Lee Young Gi COMPOSITION FOR FOAM TREES

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6458863B1 (en) 1999-12-09 2002-10-01 Sanwa Kako Company Limited Vibration damping, resinous, open cell cellular bodies
JP2002348479A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Jsr Corp 放射線架橋性ポリマー組成物
JP2003105211A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Terumo Corp 熱可塑性樹脂組成物
JP2006282784A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Nippon Zeon Co Ltd 制振性成形体
JP2007035718A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Hitachi Ltd モールド形電子回路装置及びその製造方法
EP2860218A4 (en) * 2012-07-20 2015-12-23 Lee Young Gi COMPOSITION FOR FOAM TREES
US9688829B2 (en) 2012-07-20 2017-06-27 Young-Gi Lee Composition for foam tire

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU765546B2 (en) Acoustical open-cell polyolefins and process for making
KR20190008532A (ko) 발포 성형체, 댐 러버, 댐 러버와 패널의 복합체, 음향 투과 손실을 증대시키는 방법
CN112011142B (zh) 模塑组合物和由其制成的发泡制品
JP4300868B2 (ja) 制振性発泡体成形用樹脂組成物及び制振性発泡体
JP3405821B2 (ja) シリコーンゴムスポンジ組成物
CN103038275B (zh) 发泡体和发泡体用组合物
CN111819235B (zh) 轮胎用橡胶组合物和无钉轮胎
KR102139975B1 (ko) 층간 소음 저감용 열가소성 엘라스토머 조성물 및 그의 발포체
EP1544249B1 (en) Thermoplastic elastomer molding
JP5634025B2 (ja) 架橋用組成物、架橋体及び架橋発泡体、並びにそれを用いた履物及び積層体
JP3581940B2 (ja) 遮音制振材
KR100588246B1 (ko) 컴플라이언트 가교결합된 폴리올레핀 발포체 제품
JP5139861B2 (ja) 自動車用制振シートの製造方法
JPH02209936A (ja) 制振、遮音材用組成物
JP3440189B2 (ja) ダッシュパネル用防音材料
JP2009241486A (ja) 自動車用制振シート
JP3399845B2 (ja) 制振性樹脂連続気泡体及びその製造方法
JP3546141B2 (ja) 制振性樹脂発泡体の製造方法
JP2005255830A (ja) 軟質制振性樹脂発泡体及びその製造方法
KR102816958B1 (ko) 생분해성 폼 조성물
WO2018182010A1 (ja) 架橋ポリオレフィン発泡体、及びそれを用いた成形体
JPH02112929A (ja) 発泡成形体及びその製造方法
JP2001026663A (ja) 制振性樹脂発泡体及びその製造方法
JPH0730195B2 (ja) 架橋発泡用組成物
JPH06262713A (ja) 合成樹脂複合体