JPH08209002A - 構造部材用加熱融着性制振樹脂、制振構造体およびその製造方法 - Google Patents

構造部材用加熱融着性制振樹脂、制振構造体およびその製造方法

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JPH08209002A
JPH08209002A JP7044937A JP4493795A JPH08209002A JP H08209002 A JPH08209002 A JP H08209002A JP 7044937 A JP7044937 A JP 7044937A JP 4493795 A JP4493795 A JP 4493795A JP H08209002 A JPH08209002 A JP H08209002A
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淳史 川嶋
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健治 岩井
Noriaki Yasumoto
紀秋 安本
Toshimitsu Tanaka
俊光 田中
Akio Sugimoto
明男 杉本
Toshihiko Sasaki
敏彦 佐々木
Hiromichi Okumura
宏道 奥村
Manabu Shibata
學 柴田
Naofumi Itano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な形状や長尺形状の押し出し成形体4に
対して容易に施工でき、且つ制振性能が良好な制振構造
体6を形成する。 【構成】 アスファルトを15〜35重量%、合成ゴム
を2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充填材を
50〜75重量%の配合割合で含有している。押し出し
成形体4に接合した状態で100〜250℃に加熱し、
押し出し成形体4にに熱融着させて制振構造体6とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両や船舶の床構造材
や建築物の床および外壁材に用いられる構造部材用加熱
融着性制振樹脂、制振構造体およびその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】車両や船舶等の床や一部の建築物の床、
外壁用金属材料には、一般に鉄やアルミニウム等の材料
が構造部材として用いられている。これらの材料は、耐
熱性能や機械的強度、弾性率が高いという利点がある
が、音の共振或いは金属特有の振動音が問題であると共
に、木材等の材料に比べて断熱性能が劣るという欠点が
ある。
【0003】そこで、近年においては、外部の音を遮断
し、構造部材自身の振動を抑えて室内の居住性を確保す
るように、制振構造体とする種々の検討がなされてい
る。
【0004】即ち、第1の方法としては、良好な制振性
能を発揮する材料として、例えば鉄やステンレス、アル
ミニウム等の2枚の金属板の間に粘性を有する薄い樹脂
層を挟み込んだ複合鋼板からなる拘束型制振鋼板や、一
枚の金属板の裏に厚めの弾性樹脂シートを貼り合わせた
制振複合体からなる非拘束型制振鋼板が存在することに
着目し、このような制振鋼板を組み合わせて制振構造体
とする方法がある。第2の方法としては、構造物面材に
制振樹脂を貼り付けて制振構造体とする方法がある。
【0005】また、第3の方法としては、塩化ビニル樹
脂、可塑剤、エポキシ樹脂、発泡剤からなる組成物を用
いて制振構造体とする方法がある(特開平5−3299
73号公報)。第4の方法としては、熱硬化性樹脂にリ
ン片状無機物を含む制振材を被覆して制振構造体とする
方法がある(特開昭59─124843号公報)。第5
の方法としては、熱可塑性樹脂とガラス繊維布を埋入さ
せて制振構造体とする方法がある(特開昭59−212
249号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1の
方法のように制振鋼板を使用した場合には、複雑な形状
の押し出し形材等に適用することができないという問題
があり、第2の方法のように構造物面材に制振樹脂を貼
り付けた場合には、構造物面材の複雑な凹凸に対応でき
ないと共に、後から工事を要する等の生産上の制約があ
るという問題がある。特に、これらの問題は、例えば幅
1mのときに、5m以上、更には20m以上の押し出し
形材のように、長尺の形材に適用する際に顕著なものに
なる。
【0007】また、第3の方法のように発泡剤を用いた
場合には、基材(構造物面材)の複雑な凹凸に対しても
発泡により追随し、接着性を増すことが可能になるが、
スペーサ層を発泡硬化させたエポキシ樹脂は、樹脂自体
が硬く脆いという欠点がある。そして、硬化が不十分か
或いはエポキシ樹脂の使用量を少なくすると、樹脂が柔
らかくなり接着性が低下し、基材との間で樹脂が凝集破
壊を起こすことになる。また、スペーサ層のため、金属
の拘束層と基材との位置が離れすぎると、制振層で十分
な制振性を発揮させることが困難になる。さらに、均一
な厚さに発泡層を形成するには、或る程度のアルミ箔を
保護層に用いることが必要であるため、複雑な構造や曲
面に加工することは実質的に困難であり、得られる材料
が多層構造であるので生産性が低いという問題も残る。
【0008】また、第4の方法のように熱硬化性樹脂に
リン片状無機物を含む制振剤を被覆した場合には、下記
の問題がある。即ち、樹脂組成物には、不飽和ポリエス
テル樹脂やエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられる
が、リン片状無機物が同一方向に積み重なる構造とされ
ることが制振性を発現する上で重要な要件であり、樹脂
が低粘度の液状物質であることも必要である。従って、
第4の方法では、スプレー法等で被覆する必要があるた
め、長尺の押し出し形材の狭い空間に均一に塗布するこ
とは困難である。また、発泡した場合の制振樹脂層の厚
さにムラが発生するため十分な制振性を得ることが技術
的に困難であるという問題もある。さらに、リン片状無
機物を均一に分散させるためには発泡率を低く抑えるこ
とが必要であり、断熱性が不十分になるという問題もあ
る。また、第5の方法のように熱可塑性樹脂とガラス繊
維布を埋入させる方法では、樹脂自体の弾性率が低いの
で制振性能が不十分になるという問題がある。
【0009】以上のように、従来の方法では、複雑な形
状や長尺形状の制振構造体を十分な制振性能を有するよ
うに形成することが困難であるという問題があった。従
って、本発明においては、複雑な形状や長尺形状の金属
構造体に対して容易に施工でき、且つ制振性能が良好な
制振構造体を形成することができる構造部材用加熱融着
性制振樹脂、制振構造体およびその製造方法を提供する
ことを第1の目的としている。
【0010】さらに、構造部材を高速車両用構造体に適
用するには、1.7g/cm3 未満の密度、望ましくは
1.5g/cm3 以下の密度であることが要望されてい
るが、以上の第1〜5の方法により形成される構造部材
では、樹脂材料が重いため、1.7から1.8g/cm
3 の密度となっている。従って、本発明においては、さ
らに制振構造体の密度を減少させることができる構造部
材用加熱融着性制振樹脂を提供することを第2の目的と
している。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1の発明は、構造部材用加熱融着性制振樹脂
が、アスファルトを15〜35重量%、合成ゴムを2〜
10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充填材を50〜
75重量%の配合割合で含有していることを特徴として
いる。
【0012】請求項2の発明は、構造部材用加熱融着性
制振樹脂が、アスファルトを15〜35重量%、合成ゴ
ムを2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充填材
を50〜75重量%の配合割合で含有した第1層と、上
記第1層に積層され、少なくとも1種の熱可塑性樹脂か
らなる1層以上の被覆層とを備えていることを特徴とし
ている。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のいずれかの構造部材用加熱融着性制振樹脂の充填材
が、無機軽量骨材を10〜25重量%、粉状充填材を3
5〜50重量%、繊維状充填材を3〜8重量%、生石灰
を2〜5重量%の配合割合で含有していることを特徴と
している。
【0014】請求項4の発明は、請求項1、2または3
記載のいずれかの構造部材用加熱融着性制振樹脂が、幅
が1m以下、長さが5m以上の長尺形状からなるシート
状に形成されていることを特徴としている。
【0015】請求項5の発明は、請求項1乃至4記載の
いずれかの構造部材用加熱融着性制振樹脂が加熱により
金属構造体に熱融着された制振構造体であることを特徴
としている。
【0016】請求項6の発明は、請求項1乃至4記載の
いずれかの構造部材用加熱融着性制振樹脂を金属構造体
に接合した状態で100〜250℃に加熱し、該金属構
造体に熱融着させて制振構造体とすることを特徴として
いる。
【0017】
【作用】先ず、構造部材用加熱融着性制振樹脂(以下、
制振樹脂と称する)の各組成物の役割は、下記の通りで
ある。
【0018】即ち、アスファルトを含有させた理由は、
構造部材用加熱融着性制振樹脂に弾性および引っ張り強
度を付与するためである。また、合成ゴムを含有させた
理由は、構造部材用加熱融着性制振樹脂に十分な弾性を
付与することにより必要な制振性能を得るためである。
また、石油樹脂を含有させた理由は、制振樹脂に粘着性
を発現させるためである。また、充填材を含有させた理
由は、構造部材用加熱融着性制振樹脂の形状を保持し、
断熱性を発揮させるためである。
【0019】これにより、上記の組成物により構成され
た制振樹脂は、加熱時に溶融して金属構造体の複雑な凹
凸に流れ込み、金属構造体に密着するという自溶接着性
を有することによって、制振構造体に十分な制振性能
(20℃における損失係数が0.05以上)を付与し、
且つ高い柔軟性を得ることによって、巻き取り性を向上
させ、併せて引張り強度性も向上させることにより長尺
の型材への優れた施工性を有するものである。そして、
このように引っ張り強度に優れた制振樹脂は、幅が1m
以下、長さが5m以上の長尺形状からなるシート状に形
成されることによって、制振構造体への中空部への挿入
性および施工性が向上したものになる。さらに、このシ
ート状の制振樹脂に熱可塑性樹脂フィルムが積層接着さ
れると、滑り性が向上して制振構造体への中空部への挿
入性および施工性が一層向上したものになる。
【0020】次に、構造部材用加熱融着性制振樹脂の各
組成物を、アスファルト:15〜35重量%、合成ゴ
ム:2〜10重量%、充填材:50〜75重量%、石油
樹脂:1〜5重量%とした理由は、下記の通りである。
【0021】即ち、アスファルトを15〜35重量%の
範囲とした理由は、15重量%未満であると、制振樹脂
の弾性率が不十分となって制振性能が得られないからで
あると共に、室温において固体状のものを加熱時に溶融
させて使用するという取扱性が低下し、さらに、耐熱性
が低下する等の不具合があるからである。一方、35重
量%を越えると、制振樹脂の引っ張り強度が低下し、施
工性が悪化するからである。
【0022】合成ゴムを2〜10重量%の範囲とした理
由は、2重量%未満であると、制振樹脂に十分な弾性を
付与できず、必要な制振性能を得られないからである。
一方、10重量%を越えると、制振樹脂の引っ張り強度
が低下し、施工性が悪化するからである。
【0023】石油樹脂を1〜5重量%とした理由は、1
重量%未満であると、制振樹脂の引っ張り強度が不足
し、施工中に制振樹脂が破断するおそれがあり、5重量
%を越えると、柔軟性が不足し、制振樹脂の加工性並び
に施工性が低下すること共に、弾力性の不足により満足
な制振性能が得られないおそれがあるためである。
【0024】充填材を50〜75重量%の範囲とした理
由は、50重量%未満であると、加熱融着時の形状保持
が困難になる等の不具合が生じ、75重量%を越える
と、必要以上の重量増加になる他、断熱性が十分に発揮
されないからである。
【0025】また、充填材の配合割合を無機軽量骨材1
0〜25重量%、粉状充填材35〜50重量%、繊維状
充填材3〜8重量%、生石灰2〜5重量%とした理由
は、特に比重の低い軽量化された、しかも断熱性に優れ
た制振樹脂を実現するためである。
【0026】ここで、無機軽量骨材を10〜25重量%
の範囲とした理由は、10重量%未満であると、軽量化
を十分に実現できず、25重量%を越えると、制振性が
低下するからである。粉状充填材を35〜50重量%の
範囲とした理由は、35重量%未満であると、制振樹脂
をシート状に加工する際、形状が保持できず加工性が低
下し、50重量%を越えると、軽量化が不十分になる可
能性があるからである。繊維状充填材を3〜8重量%の
範囲とした理由は、3重量%未満であると、制振樹脂の
強度が落ち施工性が悪化するおそれがあり、8重量%を
越えると、制振性が低下するからである。生石灰を2〜
5重量%の範囲とした理由は、2重量%未満であると、
制振樹脂を加熱融着する際に膨れが発生するおそれがあ
り、5重量%を越えると、配合量を増加しても効果は変
わらずコスト的に不利であるからである。
【0027】次に、構造部材用加熱融着性制振樹脂の各
組成物をより具体的に説明する。アスファルトに使用で
きるものには、天然アスファルトおよび石油アスファル
トがある。石油アスファルトとしては、ストレートアス
ファルト、ブローンアスファルト、セミブローンアスフ
ァルト、ゴム変性アスファルト等が挙げられる。これら
のアスファルトは、単体で使用することができる他、数
種類を混合して使用することもできる。
【0028】合成ゴムとして使用できるものには、ブチ
ルゴム、スチレンゴム、クロロプレンゴム、スチレン─
ブタジエンゴム等が挙げられる。特に、スチレン─ブタ
ジエンゴムの使用が好ましいが、数種類のゴムを併用す
ることも可能である。その他要すれば、ゴム状物質とし
て、1、2結合体が90重量%以上含むポリブタジエン
系熱可塑性エラストマーや、末端基にカルボキシル基や
アミノ基を化学修飾された液状ゴム、スチレン・アクリ
ルゴム等を使用することもできる。
【0029】充填材として使用できるものには、粉状充
填材、繊維状充填材、リン片状充填材、軽量骨材等があ
る。粉状充填材としては、硫酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、亜鉛末、亜鉛華、クレー等を例示できる。繊維状充
填材としては、天然、科学繊維からの解織繊維、粉砕古
紙からの紙繊維、ガラスウール、スラグウール等からの
鉱物質繊維等を例示できる。リン片状充填材としては、
マイカ、雲母等を例示できる。軽量骨材としては、シリ
カ系軽量骨材、シラス系軽量骨材等の鉱物を原料とする
軽量骨材、例えば鉱物の内部に気泡を有する気泡含有顔
料等を例示できる。また、シリカ系やシラス系の無機原
料を加工して内部が中空な無機バルーン等の軽量骨材も
使用できる。さらに、有機軽量骨材として、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アク
リロニトリル等の共重合体や、酢酸ビニル、塩化ビニル
スチレン等と共重合したアクリル系プラスチックバルー
ンも例示できる。
【0030】石油樹脂として使用できるものには、脂肪
族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、および両者を原料に
した共重合樹脂類、または石油樹脂の他に同様に使用可
能な樹脂として、ウレタン系可塑性エラストマー等の熱
可塑性エラストマーを始め、塩化ビニル、メタアクリル
酸およびエステル誘導体、アクリル酸およびエステル誘
導体、酢酸ビニル、フマル酸、マレイン酸、イタコン
酸、塩化ビニリデンの単独重合体或いは共重合体、或い
はこれらの混合物がある。
【0031】その他要すれば、上述の組成物に各種の添
加剤を加えることもできる。添加剤としては、紫外線吸
収剤、酸化防止剤、分散剤等を例示できる。
【0032】次に、制振樹脂の製造方法について説明す
る。上述の材料(組成物)を含有する制振樹脂は、従来
公知の方法により製造することができる。即ち、適当な
加熱手段により溶融したアスファルトに、充填材を投入
して撹拌することにより混合分散させて製造することが
できる。尚、混合分散には、真空ニーダーやオープンニ
ーダー、プラネタリーミキサー等の各種のミキサー、ボ
ールミル等の各種のミル等の分散機が使用できる。
【0033】この後、混合分散の終了した配合物からな
る制振樹脂を二本ロールや三本ロール、カレンダーロー
ル等の圧延手段でもって、図2に示すように、シート状
の制振樹脂シート1に加工し、任意の形状および大きさ
に裁断することになる。尚、制振樹脂は、加熱融着の対
象となる金属構造体の形状に合わせて立体的に成形され
ても良い。但し、立体的に成形する場合には、断熱制振
材に感温性があるため、コールドプレスすることが望ま
しい。
【0034】尚、制振樹脂が加熱融着される金属構造体
には、鉄、アルミニウム、ステンレス、銅、チタン、或
いはこれらの合金等の産業界に広く使用されている金属
が使用できる。金属構造体は、表面の油分等が除かれて
いる状態が好ましいが、これは必須の条件ではなく、例
えば適当な合成樹脂塗料により塗装された金属構造体
(プレコートメタル)や、化成処理、電着塗装された表
面を有する金属構造体であっても良い。
【0035】次に、上記の構成を有した制振樹脂シート
1を第1層とし、この第1層に少なくとも1種の熱可塑
性樹脂からなる1層以上の被覆層とを備えた理由は、金
属構造体に対する制振樹脂の滑り性を増して施工性(特
に、長尺構造体に対する施工性)を一層向上させると共
に、制振樹脂に低温での良好な特性(制振効果や耐寒衝
撃性等)を付与することによって、より性能の優れた制
振構造体を容易に得ることができるようにするためであ
る。
【0036】上記の複数層からなる制振樹脂の具体例を
示すと、図3に示すように、制振樹脂シート1(第1
層)にホットメルト接着剤2(第2層)を10〜40μ
の膜厚で塗布し、接着能力がある間に熱可塑性樹脂フィ
ルム3(第3層)を積層接着したものがある。
【0037】ここで、ホットメルト接着剤2とは、熱可
塑性合成樹脂を主成分とし、これに改質剤としてワック
ス類、可塑剤、粘着付与剤、酸化防止剤、充填剤等を適
宜配合した100%固形分の接着剤のことであり、専用
のアプリケーターによって塗布できる温度に加熱されて
塗布されるが、常温に冷却すると固化するものである。
【0038】ホットメルト接着剤2の膜厚は、10〜4
0μの範囲が望ましい。これは、塗膜が10μ未満であ
ると、十分な接着能力が得られない一方、40μを越え
ると、これ以上の塗膜で塗布しても接着力が変わらず、
却って制振性能を低下させるからである。
【0039】また、上記の熱可塑性樹脂フィルム3に
は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ
ウレタン、塩化ビニル、酸化ビニル、或いはこれらの共
重合体等によるフィルムが使用できる。フィルムの膜厚
としては、20〜50μが望ましい。これは、20μ未
満の膜厚のフィルムでは、耐寒衝撃性が十分ではなく、
50μを越える厚さのフィルムでは、制振性が低下する
からである。
【0040】また、上記のホットメルト接着材2および
熱可塑性樹脂フィルム3を用いる代わりに、図4に示す
ように、熱可塑性フィルム3のみを制振樹脂1に機械的
に接着させても良いし、或いは熱可塑性フィルム3の粘
着性が出てくる加熱温度で制振樹脂1に接着させても良
い。さらに、ホットメルト接着材2のみを制振樹脂1に
接着させたものであっても良い。即ち、制振樹脂1を第
1層としたとき、少なくとも1種の熱可塑性樹脂からな
る1層以上のホットメルト接着材2や熱可塑性樹脂フィ
ルム3等の被覆層が上記の第1層に積層されていれば良
い。
【0041】尚、制振樹脂1に熱可塑性樹脂フィルム3
が貼着されることによって、ある程度の断熱性能を有し
た制振樹脂となるが、さらに発泡剤を加えて発泡させる
ことにより断熱性能を一層高めることも有効である。
尚、発泡の方法に関しては、公知の材料、方法が適用可
能である。
【0042】次に、制振構造体の製造方法について説明
する。図1に示すように、押し出し成形体4(金属構造
体)の空間に対応した寸法形状に制振樹脂が裁断等によ
り形成されることによって、制振樹脂シートとされるこ
とになる。そして、この制振樹脂シートが押し出し成形
体4の空間に挿入され、引っ張られながら挿通されるこ
とになる。
【0043】次に、押し出し成形体4における制振樹脂
の貼着面が、平坦面であったり、極く緩やかな角度によ
る傾斜面である場合には、これらの面上の所望の箇所に
制振樹脂シートを載置できる。一方、押し出し成形体4
の貼着面が傾斜面や垂直面である場合には、例えば減圧
型接着剤やクリップ、ビス止め、両面粘着テープ等の従
来公知の方法によって、制振樹脂シートが仮止めされる
ことになる。
【0044】この後、押し出し成形体4が制振樹脂シー
トを内挿した状態で100〜250℃に加熱処理される
ことになる。そして、加熱により制振樹脂シートが溶け
て押し出し成形体4の貼着面に熱融着することによっ
て、制振樹脂5の貼り合わされた制振構造体6が製造さ
れることになる。この際、加熱時間は、30分から2時
間の範囲が好ましいが、特に限定されるものではない。
【0045】尚、上記のように加熱温度を100〜25
0℃の範囲とした理由は、100℃未満であると、制振
樹脂が不十分な溶融となって接着性が劣ったものになる
からである。一方、250℃を越えると、熱分解による
樹脂劣化を引き起こさないように短時間で加熱処理を終
了させる必要があり、大型の押し出し成形体4に対して
実用上適用できないからである。
【0046】また、加熱処理としては、従来公知の電気
加熱炉、ガス加熱炉、その他の加熱手段が使用できると
共に、例えば熱硬化性樹脂を使用した焼付型塗料の加熱
乾燥時に排出される熱を利用するものであっても良い。
【0047】
【実施例】以下に本実施例を挙げ本発明のより詳細な理
解に供する。当然のことながら、本発明は、以下の実施
例にのみに限定されるものではない。
【0048】〔実施例1〕表1に示すように、アスファ
ルトとしてブローンアスファルト32重量%を加熱溶融
し、これに合成ゴムとしてスチレン─ブタジエンゴムを
10重量%と、石油樹脂5重量%とを投入し、さらに、
充填材として炭酸カルシウム40重量%と粉砕古紙8重
量%と生石灰5重量%とを投入し、真空ニーダーにより
混合分散することにより制振樹脂を得た。そして、この
制振樹脂をカレンダーロールにより厚さ約2mmのシー
ト状に加工した後、鉄道車両構造用アルミ合金板に載置
し、170℃にて40分加熱を行うことによって、制振
樹脂がアルミ合金板に完全に熱融着した制振構造体を得
た。
【0049】
【表1】
【0050】次に、上記の制振樹脂をシート状に加工
し、幅10m長さ100mのロール状に巻き取った。そ
して、ロール端よりシートを引き出した制振樹脂シート
を図1に示した長さ約25m幅約5mの押し出しアルミ
ニウム型材である押し出し成形体4(柱と柱の型材との
接点間隔が約16cm、高さ約7mm、型材の肉厚約2
mm)の空間に押し込みながら反対側より渡されたガイ
ド棒にて引っ張ったところ、この空間に良好に挿入でき
ることが確認された。尚、後述の比較例7の制振樹脂を
同様にシート状に形成してガイド棒にて引っ張ったとこ
ろ、シートが切断して施工不能になることが確認され
た。
【0051】次に、上記の制振構造体について、JIS
R1611(レーザーフラッシュ法)に準じて断熱性
試験を行い、伝熱性(W/m・K)を測定した。尚、伝
熱性とは、熱の伝わり易さを示すものであり、数字が小
さいほど断熱性が高いことを示している。
【0052】この後、制振性試験を行った。具体的に
は、共振法により20℃、40℃、60℃の各温度にお
ける損失係数μを測定した。尚、損失係数μは、数字が
大きいほど制振効果が高く、0.05以上で制振効果が
あるとされている。次に、柔軟性、比重および耐寒衝撃
性を測定し、これらの測定結果を表2に示した。柔軟性
の測定は、制振材(50×200mm)を恒温恒湿機に
入れ、所定のそれぞれ温度で2時間以上放置した後、図
5に示すように、恒温恒湿機から取り出した直後にφ1
0mmの鋼製棒11に巻き付けたときの制振材12の破
断状態を目視により判定することにより行った。そし
て、−20〜40℃の範囲で破断やその他の異常がない
場合には“◎”、0〜30℃の範囲で破断やその他の異
常がない場合には“○”、5〜25℃の範囲で破断やそ
の他の異常がない場合には“△”として判定した。ま
た、耐寒衝撃性の測定は、アルミ板(150×200×
2mm)に制振材(100×50×3mm)を熱融着し
て試験片とし、恒温恒湿機に入れ所定のそれぞれの温度
で2時間以上放置した後、恒温恒湿機から取り出した直
後に、図6に示すように、300mm上方から50gの
鋼球13を落下させる鋼球落下試験を実施したときの試
験片14のはがれ浮き程度を目視により判定することに
より行った。そして、−20℃まではがれ浮きがない場
合には“◎”、0℃まではがれ浮きがない場合には
“○”、10℃まではがれ浮きがない場合には“△”と
して判定した。また、比重の測定は、水置換法により行
った。
【0053】〔実施例2〕表1に示すように、アスファ
ルトとしてブローンアスファルト32重量%を加熱溶融
し、これに合成ゴムとしてスチレン─ブタジエンゴムを
10重量%と、石油樹脂5重量%とを投入し、さらに充
填材としてシリカ系軽量骨材10重量%と炭酸カルシウ
ム30重量%と粉砕古紙8重量%と生石灰5重量%とを
投入し、真空ニーダーにより混合分散することによって
制振樹脂を得た。そして、この制振樹脂をカレンダーロ
ールにより厚さ約2mmのシート状に加工した後、鉄道
車両構造用アルミ合金板に載置し、170℃にて40分
加熱を行うことによって、制振樹脂がアルミ合金板に完
全に熱融着した制振構造体を得た。
【0054】この後、実施例1と同様に、上記の制振構
造体について、JIS R1611に準じた断熱性試験
および制振性試験を行うと共に、柔軟性、比重および耐
寒衝撃性を測定し、これらの測定結果を表2に示した。
【0055】〔実施例3〕実施例2で得られたシート状
の樹脂の片面に、50μの厚さのポリエチレン樹脂フィ
ルムを積層接着し、鉄道車両構造用アルミ合金板に載置
した。この後、170℃にて40分加熱を行うことによ
って、制振樹脂がアルミ合金板に完全に熱融着した制振
構造体を得た。
【0056】この後、実施例1と同様に、上記の制振構
造体について、JIS R1611に準じた断熱性試験
および制振性試験を行うと共に、柔軟性、比重および耐
寒衝撃性を測定し、これらの測定結果を表2に示した。
【0057】〔実施例4〕表1に示すように、アスファ
ルトとしてブローンアスファルト32重量%を加熱溶融
し、これに合成ゴムとしてスチレン─ブタジエンゴムを
10重量%と、石油樹脂5重量%とを投入し、さらに充
填材としてシリカ系軽量骨材10重量%と炭酸カルシウ
ム30重量%と粉砕古紙8重量%と生石灰5重量%とを
投入し、真空ニーダーにより混合分散することによって
制振樹脂を得た。そして、この制振樹脂をカレンダーロ
ールにより厚さ約2mmのシート状に加工して第1層と
し、さらに、この第1層の制振樹脂に30μの厚さのエ
チレン酢酸ビニルからなるホットメルト接着剤を第2層
として積層接着した。この後、鉄道車両構造用アルミ合
金板に載置し、170℃にて40分加熱を行うことによ
って、制振樹脂がアルミ合金板に完全に熱融着した制振
構造体を得た。
【0058】この後、実施例1と同様に、上記の制振構
造体について、JIS R1611に準じた断熱性試験
および制振性試験を行うと共に、柔軟性、比重および耐
寒衝撃性を測定し、これらの測定結果を表2に示した。
【0059】〔実施例5〕表1に示すように、アスファ
ルトとしてブローンアスファルト32重量%を加熱溶融
し、これに合成ゴムとしてスチレン─ブタジエンゴムを
10重量%と、石油樹脂5重量%とを投入し、さらに充
填材としてシリカ系軽量骨材10重量%と炭酸カルシウ
ム30重量%と粉砕古紙8重量%と生石灰5重量%とを
投入し、真空ニーダーにより混合分散することによって
制振樹脂を得た。そして、この制振樹脂をカレンダーロ
ールにより厚さ約2mmのシート状に加工して第1層と
し、さらに、この第1層の制振樹脂に30μの厚さのエ
チレン酢酸ビニルからなるホットメルト接着剤を第2層
として積層接着すると共に、50μの厚さのポリエチレ
ン樹脂フィルムを第3層として積層接着した。この後、
鉄道車両構造用アルミ合金板に載置し、170℃にて4
0分加熱を行うことによって、制振樹脂がアルミ合金板
に完全に熱融着した制振構造体を得た。
【0060】この後、実施例1と同様に、上記の制振構
造体について、JIS R1611に準じた断熱性試験
および制振性試験を行うと共に、柔軟性、比重および耐
寒衝撃性を測定し、これらの測定結果を表2に示した。
【0061】〔比較例1〜9〕表1に示す配合比率とな
るように組成物を計量し、真空ニーダーにより混合分散
することによって制振樹脂をそれぞれ得た。そして、こ
れらの各制振樹脂をカレンダーロールにより厚さ約2m
mのシート状に加工した後、鉄道車両構造用アルミ合金
板に載置し、170℃にて40分加熱を行うことによっ
て、制振樹脂がアルミ合金板に完全に熱融着した制振構
造体を得た。
【0062】この後、実施例1と同様に、上記の制振構
造体について、JIS R1611に準じた断熱性試験
および制振性試験を行うと共に、比重および耐寒衝撃性
を測定し、これらの測定結果を表2に示した。
【0063】
【表2】
【0064】以上の測定結果から、実施例1〜5のよう
に、制振樹脂がアスファルトを15〜35重量%、合成
ゴムを2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充填
材を50〜75重量%の配合割合で含有することによっ
て、柔軟性や引っ張り強度等の特性に優れた制振樹脂を
得られることが明らかになった。
【0065】また、実施例1および実施例2において、
制振樹脂の比重が実施例1で1.6であるのに対し、実
施例2で1.5であることから、充填材にシリカ系軽量
骨材を用いることによって、比重を小さくできることが
明らかになった。
【0066】また、実施例2および実施例3において、
制振樹脂の耐寒衝撃性が実施例2で“○”であるのに対
し、実施例3で“◎”であると共に、実施例3の損失係
数が実施例2の損失係数よりも大きな値を示しているこ
とから、制振樹脂にポリエチレン樹脂フィルムを積層接
着することによって、更に耐寒衝撃性および制振効果を
向上できることが明らかになった。また、実施例4にお
いて、ホットメルトのみでも柔軟性、耐寒衝撃性、制振
性が向上することが確認された。また、実施例5におい
て、ホットメルトとPEフィルムとを積層した場合にお
いても上記の効果が向上することが確認された。
【0067】
【発明の効果】請求項1の発明に係る構造部材用加熱融
着性制振樹脂は、アスファルトを15〜35重量%、合
成ゴムを2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充
填材を50〜75重量%の配合割合で含有することによ
って、極めて引っ張り強度に優れ、且つ柔軟な物性を有
し、複雑な形状や長尺形状の金属構造体に対して容易に
施工でき、且つ制振性能が良好な制振構造体を形成する
ことができる。また、軽量低比重であるため、動力機械
や輸送機械全体の軽量化、ひいては省燃費および省資源
に貢献することができるという効果を奏する。
【0068】また、請求項2の発明の構造部材用加熱融
着性制振樹脂は、アスファルトを15〜35重量%、合
成ゴムを2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充
填材を50〜75重量%の配合割合で含有した第1層
と、上記第1層に積層され、少なくとも1種の熱可塑性
樹脂からなる1層以上の被覆層とを備えているため、低
温での制振効果および耐寒衝撃性が一層向上し、より性
能の優れた構造体を得ることを可能にするという効果を
奏する。
【0069】また、請求項3の構造部材用加熱融着性制
振樹脂は、充填材が、無機軽量骨材を10〜25重量
%、粉状充填材を35〜50重量%、繊維状充填材を3
〜8重量%、生石灰を2〜5重量%の配合割合で含有し
ているものであるため、比重の低い軽量化された、しか
も断熱性に優れた樹脂とすることができるという効果を
奏する。
【0070】また、請求項4の構造部材用加熱融着性制
振樹脂は、幅が1m以下、長さが5m以上の長尺形状か
らなるシート状に形成されているため、長尺の形材等へ
の施工が容易になるという効果を奏する。
【0071】また、請求項5の制振構造体は、請求項1
乃至4記載のいずれかの構造部材用加熱融着性制振樹脂
が加熱により金属構造体に熱融着されたものであるた
め、良好な制振・遮音性を発揮し、さらに、軽量低比重
の構造部材用加熱融着性制振樹脂が熱融着されたもので
あるため、制振構造体自体も軽量化したものになり、結
果として動力機械や輸送機械全体の軽量化、ひいては省
燃費および省資源を可能にするという効果を奏する。
【0072】また、請求項6の制振構造体の製造方法
は、構造部材用加熱融着性制振樹脂を金属構造体に接合
した状態で100〜250℃に加熱し、該金属構造体に
熱融着させて制振構造体とすることによって、熱劣化を
防止しながら制振樹脂を十分に溶融させて熱融着し、良
好な接着性により制振構造体に良好な制振・遮音性を発
揮させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】制振型材に制振樹脂が熱融着された要部正面図
である。
【図2】ホットメルト接着剤を介して熱可塑性樹脂フィ
ルムが貼着された制振樹脂の要部正面図である。
【図3】熱可塑性樹脂フィルムが貼着された制振樹脂の
要部正面図である。
【図4】制振樹脂が熱融着された押し出し成形体の斜視
図である。
【図5】柔軟性の測定方法を示す説明図である。
【図6】耐寒衝撃性の測定方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制振樹脂シート 2 ホットメルト接着剤 3 熱可塑性樹脂フィルム 4 押し出し成形体 5 制振樹脂 6 制振構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 3/00 3/22 7/02 C08L 21/00 LBV (72)発明者 安本 紀秋 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 株 式会社神戸製鋼所東京本社内 (72)発明者 田中 俊光 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 明男 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 佐々木 敏彦 山口県下関市長府港町14番1号 株式会社 神戸製鋼所長府製造所内 (72)発明者 奥村 宏道 大阪府大阪市中央区備後町4丁目1番3号 株式会社神戸製鋼所大阪支社内 (72)発明者 柴田 學 東京都北区豊島8丁目16番15号 日本特殊 塗料株式会社防音材事業部内 (72)発明者 板野 直文 東京都北区豊島8丁目16番15号 日本特殊 塗料株式会社防音材事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスファルトを15〜35重量%、合成
    ゴムを2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充填
    材を50〜75重量%の配合割合で含有した構造部材用
    加熱融着性制振樹脂。
  2. 【請求項2】 アスファルトを15〜35重量%、合成
    ゴムを2〜10重量%、石油樹脂を1〜5重量%、充填
    材を50〜75重量%の配合割合で含有した第1層と、 上記第1層に積層され、少なくとも1種の熱可塑性樹脂
    からなる1層以上の被覆層とを備えた構造部材用加熱融
    着性制振樹脂。
  3. 【請求項3】 上記充填材は、無機軽量骨材を10〜2
    5重量%、粉状充填材を35〜50重量%、繊維状充填
    材を3〜8重量%、生石灰を2〜5重量%の配合割合で
    含有していることを特徴とする請求項1または2記載の
    いずれかの構造部材用加熱融着性制振樹脂。
  4. 【請求項4】 幅が1m以下、長さが5m以上の長尺形
    状からなるシート状に形成されていることを特徴とする
    請求項1、2または3記載の構造部材用加熱融着性制振
    樹脂。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載のいずれかの構造部
    材用加熱融着性制振樹脂が加熱により金属構造体に熱融
    着されたことを特徴とする制振構造体。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4記載のいずれかの構造部
    材用加熱融着性制振樹脂を金属構造体に接合した状態で
    100〜250℃に加熱し、該金属構造体に熱融着させ
    て制振構造体とすることを特徴とする制振構造体の製造
    方法。
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