JPH0820903A - スラブ軌道補修用機械 - Google Patents

スラブ軌道補修用機械

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Publication number
JPH0820903A
JPH0820903A JP15587094A JP15587094A JPH0820903A JP H0820903 A JPH0820903 A JP H0820903A JP 15587094 A JP15587094 A JP 15587094A JP 15587094 A JP15587094 A JP 15587094A JP H0820903 A JPH0820903 A JP H0820903A
Authority
JP
Japan
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slab
machine
vehicle body
cutting tool
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP15587094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Koike
吉博 小池
Toshiyuki Konishi
俊之 小西
Akira Mitsui
晃 三井
Hiroshi Nakada
廣 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Heavy Industries Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
East Japan Railway Co
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Publication date
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Publication of JPH0820903A publication Critical patent/JPH0820903A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 路盤コンクリートの突起部周囲の充填層の補
修を好適に行うことができるとともに、充填層の掘削に
伴う切屑を簡単に効率よく回収するとができるスラブ軌
道補修用機械を提供すること。 【構成】 レール5上を走行可能な車体11と、車体1
1の機枠15に支持され車体11の幅方向に移動可能な
第一テーブル31及び前後方向に移動可能な第二テーブ
ル32と、第二テーブル32に支持され上下方向に進退
し且つ軸心を中心として回転する回転軸を備えた主軸5
1と、主軸51の下端に取り付けられたブラケット71
と、ブラケット71に主軸51に対して近づく側及び離
れる側に移動可能に配設されて回転するドリル81と、
ドリル81を回転可能に支持する支持筒体74に取り付
けられたエアノズル82と、ブラケット71に取り付け
られた透明なプラスチクス等からなるカバー81と、カ
バー81に接続された吸引機122と、を備えた構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車等の軌道となるス
ラブ軌道において、特に路盤コンクリートの突起部周囲
のセメントアスファルトモルタル(以下、CAモルタル
と略記する),樹脂モルタル等の充填層を掘削する際に
使用して好適なスラブ軌道補修用機械に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、軌道交通機関において、新幹線等
の高速鉄道や都市圏の鉄道網では、スピードの上昇,騒
音の縮減等の見地から、所謂高架軌道を採用するところ
が多くなってきており、この高架軌道の典型的な例とし
て、図10ないし図12に示すようなスラブ軌道1があ
る。
【0003】これは、主に鉄筋コンクリート造りで地盤
に構築された路盤コンクリート2の上に、プレキャスト
形成されたスラブ版3を据え付け、この路盤コンクリー
ト2とスラブ版3との間にCAモルタル,樹脂モルタル
等の充填材を充填して充填層4を形成し、さらにスラブ
版3の上に軌道用のレール5を固定してなっている。さ
らに詳しくは、路盤コンクリート2には、当該路盤コン
クリート2の上面から240mm〜250mm程度立ち上が
った円柱状の突起2aが所定間隔おきに形成され、この
隣合う突起2a間に、厚さ190mm〜200mm程度であ
って長手方向両端に半円状の切欠3aが形成されたスラ
ブ版3が据え付けられる。そして、隣合う切欠3aの内
面を覆うように環状のゴムマット6を配設した上で、こ
のゴムマット6と突起2aとの間に充填材が充填されて
いる。
【0004】このようなスラブ軌道1において、特に充
填層4は、列車の荷重を路盤コンクリート2へと分散し
て伝達するとともに、列車の走行に伴い発生する振動を
吸収緩和し、これによって列車のゆれを少なくして高速
化と乗り心地の向上を促している。そして、充填層4
は、上述のように列車の荷重及び走行時の振動を受ける
上、その材質上雨,風,雪等自然環境の影響を受けやす
いがため、劣化,損傷の傾向が著しく、したがって定期
的に補修作業を行う必要がある。従来、特に図11に示
す充填層4の突起部の補修に際しては、露出した充填層
4の端面から深さ110mm程度を掘削し、新しい充填材
の充填を行うことによってなされ、前記掘削は、人間が
ハンドブレーカ等の機械を用いて行っていた。
【0005】しかしながら、上記充填層4の補修に対し
ては、以下に述べる不都合が指摘されていた。すなわ
ち、充填層4の掘削を人間がハンドブレーカ等の機械を
用いて行っていたため、110mm程度の深さを的確に掘
削するのが困難であり、ゲージ等で前記深さを測定しつ
つ行わなければならず、作業能率が悪い。また、ハンド
ブレーカの操作は、窮屈な体勢での重労働作業であるた
め、作業者から敬遠される事態を招いている。
【0006】さらに、掘削時において、ハンドブレーカ
等の機械を操作する者と、掘削後の掘削屑を溝から掻き
出すためバール等の工具を使用する者との最低2人の作
業者が必要である。また、補修作業は、一日のうち列車
の運行されない夜の12時頃から翌朝の4時頃までの正
味4時間程度の間に限定され、この短時間の間に当夜分
の作業を完了して翌日の運行に支障を来さないようにし
なければならない。一方、掘削作業の後には、掘削部分
の清掃,型枠の取り付け,充填材の混合及び注入,養
生,型枠の撤去等の一連の作業が連続しており、さらに
これらの各後工程にはそれぞれの所要時間が必要とされ
る。このため、当日分の補修作業は、作業開始後に実質
約2時間以内で完了している必要があり、そのために多
数の作業者を確保しなければならず、人件費等のコスト
が嵩む。
【0007】このような不都合を解決する手段として、
例えば実公平3─36568号公報には、『CAモルタ
ル層補修用カッター』が開示されている。この公報によ
れば、CAモルタル層補修用カッターは、スラブ軌道上
を走行可能な車体と、この車体上に取り付けられた駆動
機構と、車体の一側部に上下及び前後左右に位置調節可
能に取り付けられ且つ駆動機構により水平方向に回転可
能なカッタとを設け、車体の車輪に当該車体を前記一側
部の反対側に付勢する付勢手段を設けるとともに、車体
に当該車体とスラブ軌道の側面との間の距離を一定幅以
上に保持する保持手段を設けて構成されている。そし
て、このような構成としたことで、CAモルタル層を正
確に一定の深さで掘削することができるとともに、極め
て容易に能率よく作業を行うことができ、材料コストな
らびに人件コストを節減することができるとされてい
る。
【0008】さらに、上記の構成に加えて、水槽と、こ
の水槽中の水をカッタの刃先に微量ずつ均一にかける給
水機構を設け、且つカッタの隣接する歯と歯の間に幅広
の切欠を設けると、カッタの歯と歯の間において目詰ま
りが発生せず、カッタの掘削能力が低下しないので、良
好な掘削を実現できるともされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たCAモルタル層補修用カッターに代表される従来の補
修機械は、以下に述べる欠点を有している。すなわち、
このような補修機械は、カッタを車体の一側部に設けて
いるため、前記図10ないし図12に示したような路盤
コンクリート2の突起2a周囲の充填材の掘削は不可能
である。それゆえ、当該周囲の充填材の掘削は、ハンド
ブレーカ等の機械によって行わなければならないが、こ
れでは補修作業の能率化ならびに簡素化,低コスト化が
実現されない。加えて、ハンドブレーカ等の機械は、充
填材がCAモルタルの場合にはその掘削能力に特記すべ
き問題点はないが、充填材が樹脂モルタルの場合あるい
は樹脂モルタルとCAモルタルの混合材である場合に
は、樹脂モルタルがCAモルタルに比べて極めて軟性で
あるため、その軟性によって稼働時の振動が吸収され、
しかもカッタの各歯の間に目詰まりが発生して良好な掘
削が損なわれる。このため、路盤コンクリート2の突起
2a周囲の補修においても、上述した不都合を解決する
機械が待望されているが、現在のところ、かかる要求を
満足する機械は、提供されていないのが実情である。
【0010】さらに、充填材の掘削時には必然的に切屑
が発生するが、この切屑は、掘削時に平行して回収しな
ければ、掘削作業の環境を悪化させる上、後工程での回
収作業が大変面倒であり、しかも丁寧に回収しなければ
自然環境をも悪化させる恐れがあるため、その適切な対
策が望まれている。しかしながら、このような問題に対
する適切な解決手段も、現在のところ提供されていな
い。
【0011】本発明は、上記の課題を解決し得るもので
あって、その目的は、路盤コンクリートの突起部周囲の
充填層の補修を好適に行うことができるとともに、充填
層の掘削に伴う切屑を簡単に効率よく回収するとができ
るスラブ軌道補修用機械を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のスラブ軌道補修
用機械のうち、請求項1に記載の発明は、突起部を有す
る路盤コンクリートに充填層を介してスラブ版を配設
し、さらにこのスラブ版の上に軌道を配設したスラブ軌
道における前記突起部周囲の前記充填層を補修するスラ
ブ軌道補修用機械であって、前記軌道上を走行可能な車
体と、この車体に装備したテーブルと、このテーブルに
支持され上下方向に進退し且つ軸心を中心として回転す
る主軸と、この主軸の下端に取り付けたブラケットと、
このブラケットに前記主軸よりずらせた位置に回転自在
に取り付けた刃具と、を備えたことを特徴としている。
なお、主軸ならびに刃具を回転させる手段としては、例
えば油圧モータが考えられ、この油圧モータを主軸なら
びに刃具に対して個別に設け、この油圧モータにコンプ
レッサ等の駆動源によって作動する油圧ポンプを接続
し、この油圧ポンプの作動によって油圧モータを回転さ
せるとよい。また、主軸を移動させる手段としては油圧
シリンダが考えられ、この油圧シリンダを上記した油圧
ポンプに接続し、この油圧ポンプの作動によって油圧シ
リンダを進退させるとよい。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記車体に空圧源を装備するととも
に、この空圧源からの空圧によって前記刃具に向けて気
体を吹き付けるノズルを設け、これら刃具及びノズルの
周りを前記スラブ版表面との間で囲む下方に開口したカ
バーを設け、このカバー内に吸引部を臨ませて前記刃具
による前記充填層の切屑を吸引して排出する手段を設け
たことを特徴としている。なお、ノズルは、その開口端
が刃具に向けて臨んでいれば、ブラケットあるいは刃具
を回転可能に支持する支持部材等の場所に設けるのがよ
い。また、カバーは、ブラケットに取り付けてもよい
し、主軸に直接取り付けてもよい。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、前記テーブルを水平面内
で縦横に移動可能に装備したことを特徴としている。な
お、テーブルを移動させる手段としては油圧シリンダが
考えられ、この油圧シリンダをテーブルの移動する縦横
各方向に対して個別に設け、この油圧シリンダにコンプ
レッサ等の駆動源によって作動する油圧ポンプを接続
し、この油圧ポンプの作動によって油圧シリンダを進退
させるとよい。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の発明において、前記突起部
の中心を割り出すゲージを設けたことを特徴としてい
る。請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4
のいずれかに記載の発明において、前記主軸の下方への
移動距離を設定する設定手段を備えたことを特徴として
いる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
請求項5のいずれかに記載の発明において、前記刃具を
前記主軸に近づく側及び離れる側に移動可能に取り付け
たことを特徴としている。この刃具を移動させる手段と
しては油圧シリンダが考えられ、この油圧シリンダを上
記した油圧ポンプに接続し、この油圧ポンプの作動によ
って油圧シリンダを進退させるとよい。
【0017】
【作用】本発明のスラブ軌道補修用機械のうち、請求項
1に記載の発明によれば、軌道上で車体を走行させ、路
盤コンクリートの突起部の上側に主軸が位置するところ
で停止させる。次いでこの主軸を下方に移動させるとと
もに刃具を回転させて充填層を掘削していく。そして、
刃具によって所定深さの掘削をし終えた後、主軸を回転
させると、この主軸の回転に伴って前記刃具が円弧状に
移動し、これによって充填層が環状に掘削されていく。
この掘削が完了した後は、刃具の回転を停止させるとと
もに主軸を上方へ移動させ、再びこれと同様の要領で別
の突起部周囲の充填層を掘削する。
【0018】請求項2に記載の発明によれば、刃具によ
って充填層を掘削する際に、空圧源を作動させて空気を
ノズルへと送り、このノズルから刃具へ向けて空気を吹
き付ける。このように空気を吹き付けると、掘削時に刃
具の溝内に充填層の切屑が目詰まりすることがなく、ま
たノズルからの空気の吹き付けによって刃具が冷却され
て切削性が向上するので、常に良好な掘削を行うことが
可能となる。一方、刃具及びノズルは、カバーとスラブ
版表面との間で塞がれた状態にあるから、前記切屑はカ
バー内に収容されて外部には飛散せず、このカバー内の
切屑は、例えば吸引機等の手段を作動させることにより
効率よく回収される。
【0019】ここで、突起部は、完全な円柱とは限ら
ず、楕円柱の場合もあり、さらに軌道の延在方向に所定
間隔おきに形成した複数の突起部が、軌道の幅方向にお
いて常に同一位置に形成されているとも限らない。この
ように、突起部の形状及び軌道の幅方向における位置が
不定的であると、前記刃具が円弧状に移動する際、突起
部と接触して当該刃具が損傷してしまう恐れがある。こ
の点に着目してなされたのが請求項3に記載の発明であ
って、テーブルを水平面内(すなわちX方向,Y方向)
で移動可能としたことで、掘削すべき突起部周囲の充填
層に対する刃具の位置を適宜簡単に調節することが可能
となる。
【0020】一方、刃具の円弧状の移動は、主軸の中心
と刃具との間の距離,つまり主軸に対して刃具をずらせ
た距離を半径として行われ、この半径が前記突起部の半
径に対応するのであるから、主軸の中心と突起部の中心
とは可能な限り正確に一致しているのがよい。この点に
着目してなされたのが請求項4に記載の発明であって、
前記突起部の中心を割り出すゲージを備えたことで、こ
のゲージにより突起部の中心を簡単に割り出すことが可
能となり、刃具の位置決めに対する手間を低減させ得
る。
【0021】また、請求項5に記載の発明によれば、設
定手段によって主軸の下方への移動距離を設定すると、
主軸の下方への移動限界に伴って刃具の下方への移動限
界が設定されることになるから、充填層を常に一定の深
さで掘削することが可能となる。さらに、軌道の延在方
向に所定間隔おきに形成される複数の突起部は、すべて
同一半径で形成されているとは限らず、したがって主軸
の中心と刃具との間の距離は、各突起部に対応して調節
可能であるのが好ましい。この点に着目してなされたの
が請求項6に記載の発明であって、前記刃具を主軸に対
して近づく側及び離れる側に移動可能に取り付けている
ため、前記突起部の半径に対応して適宜刃具を簡単に移
動させることが可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1ないし図9は、本発明に係るスラブ軌
道補修用機械10の一実施例を示す図であり、これらの
図において、図1ないし図3は、それぞれスラブ軌道補
修用機械10の側面,平面,背面を示している。
【0023】これらの図を参照すると、スラブ軌道補修
用機械10は、大別すると車体11,駆動源20,掘削
機構30,吸引装置120とから構成されている。すな
わち、車体11は、鋼材を矩形枠状に形成してなる本体
11aに、走行自在な車輪11bを四つ配設したもので
あって、特にこれら車輪11bのうちの一つには、当該
車輪11bの回転を阻止するブレーキ装置12が連設さ
れている。このブレーキ装置12は、ハンドルレバー1
2aを引き上げるとワイヤ12bが引張され、リム12
cが車輪11bに接触することにより、車体11の移動
を阻止するものである。さらに、この車体11の四隅に
は、当該車体11を前記レール5上の定位置に固定させ
る上記とは別のブレーキ装置13が設けられている。こ
のブレーキ装置13は、駆動源20の後述する油圧ポン
プの作動によって進退可能に構成されたブレーキ用油圧
シリンダ14を有し、このブレーキ用油圧シリンダ14
のロッドにリムブレーキ15を連結したものであって、
前記ロッドの進出時にはリムブレーキ15が開閉してレ
ール5の側部を両側から挟み、これにより車体11をレ
ール5に固定させるようになっている。
【0024】この車体11には、駆動源20,掘削機構
30及び吸引装置120が装備されている。駆動源20
において、コンプレッサ21はディーゼルエンジン22
に連結されて駆動するとともに、このディーゼルエンジ
ン22と油圧ポンプ23とが、それぞれプーリ22a,
23aにVベルト24をかけ渡すことによって連結され
ている。そして、このディーゼルエンジン22によりV
ベルト24を介して油圧ポンプ23に伝達され、この油
圧ポンプ23の作動によって前記掘削機構30の後述す
る各油圧シリンダが作動するようになっている。
【0025】掘削機構30は、車体11に立ち上げて固
定した機枠15に取り付けられている。すなわち、機枠
15は、鋼材が矩形枠状に組まれてなる枠部15aの四
隅に支柱15bが固着したものであって、この支柱15
bが前記車体11上に直接固定されている。そして、図
4にその詳細を示すように、前記枠部15aの内側に
は、第一及び第二テーブル31,32が配設されてお
り、これら第一及び第二テーブル31,32は、上下方
向下側の第一テーブル31より同上側の第二テーブル3
2が若干小さく形成されている。第一テーブル31は、
互いに平行に且つ所定距離を離して枠部15aに架設固
定した二本のガイド軸33が挿通され、これらガイド軸
33に沿って前記車体11の幅方向に移動可能となって
おり、さらに第二テーブル32は、第一テーブル31に
立ち上げて固定した支持部材34に、互いに平行に且つ
所定距離を離して架設固定した二本のガイド軸35が挿
通され、これらガイド軸35に沿って前記車体11の前
後方向に移動可能となっている。したがって、第一テー
ブル31は、その中心が第二テーブル32の移動方向に
沿って中空部31aが形成される一方、第二テーブル3
2は、第一テーブル31の移動と同時に前記幅方向に移
動し、しかも第一テーブル31に支持された状態で前記
前後方向にも移動できるようになっている。
【0026】なお、これら第一及び第二テーブル31,
32は、図1及び図2にそれぞれ符号36,37で示す
第一,第二テーブル移動用油圧シリンダによって動作す
る。第一テーブル移動用油圧シリンダ36は、そのシリ
ンダ本体が取付部材を介して枠部15aに固定されると
ともに、ロッドが前記とは別の取付部材を介して第一テ
ーブル31の下面に固定され、このロッドの進退によっ
て第一テーブル31は動作する。一方、第二テーブル移
動用油圧シリンダ37は、そのシリンダ本体が取付部材
を介して第一テーブル31に固定されるとともに、ロッ
ドが前記とは別の取付部材を介して第二テーブル32の
上面に固定され、このロッドの進退によって第二テーブ
ル32は動作する。これら第一,第二テーブル移動用油
圧シリンダ36,37は、前記油圧ポンプ23に可撓性
を有する耐圧チューブ(図示せず)によってそれぞれ個
別に接続され、この油圧ポンプ23からの圧油の供給に
よって進退がなされる。
【0027】第二テーブル32の略中央には、図4に示
すように、これらを上下方向に貫通する貫通孔が形成さ
れた上で、この貫通孔の内面にスリーブ41が固定され
ている。このスリーブ41は、上端側にフランジ41a
が設けられていて、このフランジ41aが第二テーブル
32にボルトにより固定されている一方、内面には上端
側と下端側とに弾性材からなるブッシュ42が取り付け
られている。このスリーブ41は、第一テーブル31の
前記中空部31a内に配設され、この第一テーブル31
の下面よりその下端が僅かに突出する長さとなってい
る。
【0028】そして、このスリーブ41の中空部には、
軸部51が配設されている。この軸部51は、円筒状を
なすガイドハウジング52とロータリージョイント53
とが軸方向に図示しない埋込ボルトで連結され、これら
ガイドハウジング52及びロータリージョイント53の
中空部にボールベアリング55,すべり軸受56を介し
て棒状の主軸57が配設されてなっている。また、この
軸部51をなすロータリージョイント53の上端には、
ブラケット62がボルトによって固定されており、この
ブラケット62には、前記油圧ポンプ23に図示しない
耐圧チューブを介して接続された主軸回転用モータ61
が取り付けられている。
【0029】前記主軸57は、ガイドハウジング52及
びロータリージョイント53の連結全長より長く形成さ
れており、その上端にはスプロケット58が固定されて
いる。一方、前記主軸回転用モータ61の回転軸61a
にもスプロケット63が固定されていて、これらスプロ
ケット58,63にはチェン64が懸架されており、こ
のスプロケット58,63及びチェン64によって構成
されるチェン駆動機構は前記ブラケット62内に収納さ
れている。
【0030】さらに、主軸57の下端には、上下面が長
円の箱状をしたブラケット71が固定されている。この
ブラケット71は、上下面の重心点より一端側(図4に
おいて左側)にずれた位置を以て主軸57の下端に取り
付けられている一方、他端側(図4において右側)には
上下面を貫通する貫通孔が形成された上でその空間にド
リル回転用モータ72が配設され、さらにその下面には
支持部材71aが互いに離れて固着している。ドリル回
転用モータ72は、前記油圧ポンプ23に図示しない耐
圧チューブを介して接続されており、その回転軸72a
が下側に向けて突出した状態にあり、この回転軸72a
には、スピンドル73が取り付けられている。このスピ
ンドル73は、ブラケット71の下面より下側に位置
し、図示しないボールベアリングを介して外側に支持筒
体74が外嵌している。この支持筒体74の外面にはガ
イド軸76が固定され、このガイド軸76が前記支持部
材71aに形成した貫通孔内に挿通されることにより支
持されている。
【0031】ここで、前記両支持部材71a間は、支持
筒体74の外形より大きくなっていて、支持筒体74
は、その外面に切削半径調節用油圧シリンダ77(図2
参照)が配設され、この切削半径調節用油圧シリンダ7
7の進退によって両支持部材71a間を移動可能となっ
ている。さらに詳しくは、切削半径調節用油圧シリンダ
77は、そのシリンダ本体がブラケット71に固定され
る一方、そのロッドが支持筒体74の外面に固定され、
前記油圧ポンプ23からの圧油の供給によって進退する
ものである。そして、この切削半径調節用油圧シリンダ
77の進退によって、ガイド軸76が支持部材71aに
支持されつつ、ドリル回転用モータ72,支持筒体74
及びスピンドル73が一体となって移動可能となってい
る。
【0032】また、スピンドル73には、図5(a)に
部分断面を施した側面を,同図(b)に正面を示すよう
なドリル81が取り付けられており、このドリル81
は、前記ドリル回転用モータ72の作動によりスピンド
ル73と一体となって回転するようになっている。この
ドリル81は、25°の捩じれ角を以て右捩じれ溝81
aが形成されて複数の刃を有しており、この刃の先端と
側部とにはそれぞれ超硬チップ81b,81cが固着さ
れている。そして、このドリル81の近傍には、図6に
示すようなエアノズル82が配設されている。このエア
ノズル82は、支持筒体74に固定した支持部材83に
支持され、エアホース84を介して前記コンプレッサ2
1に接続され、このコンプレッサ21により供給された
空気をドリル81に向けて噴射するものである。
【0033】ここで、前記軸部51をなす主軸57の内
部には、軸方向に沿って延びる複数(この例では5個)
の溝57a〜57eが形成されている。すなわち、図4
(a)のX−X断面を図4(b)に示すように、溝57
a及び57bは、油圧ポンプ23とドリル回転用モータ
72とに連通され、溝57aがドリル回転用モータ72
の回転用の圧油を送る油路となっている一方、溝57b
がドリル回転用モータ72からの戻り油を送る油路とな
っている。溝57c及び57dは、油圧ポンプ23と切
削半径調節用油圧シリンダ77とに連通され、切削半径
調節用油圧シリンダ77の進退距離の大小に応じて、溝
57aが大,溝57dが小に応じた圧油を送る油路とな
っている。また、溝57eは、コンプレッサ21とエア
ノズル82に繋がるエアホース84とに連通され、この
エアノズル82から噴射される空気の流路となってい
る。そして、これら各溝57a〜57eは、油圧ポンプ
23あるいはコンプレッサ21が耐圧チューブ等を介し
てロータリージョイント53に備えたそれぞれ個別の各
ポート(図示せず)に連通し、これらポートを選択する
ことによって所望の圧油あるいは空気を送るようになっ
ている。
【0034】一方、第二テーブル32には、軸部51を
進退させる主軸進退用油圧シリンダ(図2参照)91
と、掘削機構30の掘削深さ,すなわち軸部51の下方
への送り限界を設定する掘削深さ設定装置101(図7
参照)が配設されている。主軸進退用油圧シリンダ91
は、そのシリンダ本体91aが第一及び第二テーブル3
1,32を貫通して取付部材により第二テーブル32に
固定されている一方、図示しないロッドが連結部材を介
して連結棒93の一端に連結され、この連結棒93の他
端は、軸部51の下端に固定した連結部材94に連結さ
れている。この主軸進退用油圧シリンダ91は、前記油
圧ポンプ23に図示しない耐圧チューブを介して接続さ
れ、そのロッド91bを進退させることにより、軸部5
1を上下方向に移動させるものである。また、第二テー
ブル32とブラケット62とは、くの字状に屈曲可能に
連結した連結部材95により連結され、これによって軸
部51を移動させる際の反力が吸収されるようになって
いる。
【0035】掘削深さ設定装置101は、第二テーブル
32の上に、外面に雄ねじが螺刻されたガイド軸102
が立ち上げて固定され、このガイド軸102にリミット
スイッチ103が当該ガイド軸102に沿って移動可能
に螺合しており、この移動は、ガイド軸102の上端に
取り付けたレンチ102aによって行われる。そして、
これらガイド軸102及びリミットスイッチ103がコ
の字状をなす外枠104内に収容されており、この外枠
104には、スケール105が取り付けられる一方、軸
部51のガイドハウジング52とロータリージョイント
53との連結部に、前記スケール105に接触可能な指
針106と、鉛直下方に向けて固定した爪107とが固
定されている。この爪107は、前記軸部51が下方に
移動した際これに伴って移動し、リミットスイッチ10
3の端子103aと接触するようになっており、爪10
7と端子103aとの接触によってリミットスイッチ1
03が作動すると、軸部51は下方への移動を停止する
ようになっている。
【0036】さらに、軸部51の下端に位置するブラケ
ット71には、図8に示すようなセンタポインタ111
が取り付けられている。このセンタポインタ111は、
環状の上面112aと円板状であって中心に貫通孔が形
成された下面112bとがスペーサ112cを介して一
体化されたサポート112と、このサポート112の下
面にボルトによって固定された筒状のホルダ113と、
このホルダ113の内面に固着したスペーサ114と、
このスペーサ114を介してホルダ113に内嵌したガ
スダンパ115と、このガスダンパ115の下端にロッ
ド116を介して固定されたセンタナット117と、こ
のセンタナット117に水平方向に延出するように互い
に90°離れて計四つ取り付けられ、各端部は下方に向
けて屈曲されたポインタ118と、から構成され、ガス
ダンパ115が上下に移動可能となっている。
【0037】また、吸引装置120は、センタポインタ
111のサポート112に取り付けられたカバー121
と、このカバー121に連通された吸引機122と、こ
の吸引機122を具備するとともに車体11に固定され
た貯留タンク123と、から構成される。カバー121
は、図9(a),(b)に正面,側面を示すように、下
方に向けて開口した筒状体であって、透明なプラスチク
ス等からなる。このカバー121の上面は、サポート1
12にボルトによって固定され、軸方向中心より下側の
側面の一部が外側に張り出して円筒状の吸引口121a
が形成された構成となっており、この張り出した部分
に、前記吸引機122に繋がる図示しないダクトホース
が取り付けられている。ダクトホースは、カバー121
の吸引口121aに対して取り付け・取り外し自在とな
っていて、取り外し時にはカバー121より外側の塵埃
等を吸引することも可能となっている。また、吸引機1
22は、エアホースを介して前記コンプレッサ21に接
続され、このコンプレッサ21の作動によって貯留タン
ク123を減圧し、吸引力を発生するようになってい
る。
【0038】そして、特に図示はしないが、上記した油
圧ポンプ23,各シリンダ,各モータは、公知の油圧回
路によって系統的に構成され、これら各モータの回転制
御はスロットルレバーにて行い、各シリンダの作動及び
進退量等は、図2に符号125で示す制御盤に内蔵され
た制御回路によって自動的に制御されるようになってい
る。
【0039】次に、上記のように構成されたスラブ軌道
補修用機械10の作用について説明する。いま、スラブ
軌道補修用機械10は、図10ないし図12のスラブ軌
道1におけるレール5上を走行自在な状態にあり、駆動
源20は既に駆動状態にあるものとする。そこで、この
スラブ軌道補修用機械10を牽引する等をして走行さ
せ、路盤コンクリート2の突起2aの上方に掘削機構3
0の軸部51が位置する場所で停止させる。この際は、
先ずブレーキ装置12のハンドルレバー12aを引き上
げて車体11の車輪11bの回転を停止させ、次いで制
御盤を操作して各ブレーキ装置13のブレーキ用油圧シ
リンダ14を作動させ、リムブレーキ15によりレール
5に車体11を固定する。
【0040】この作業が終了すると、制御盤を操作して
主軸進退用油圧シリンダ91に圧油を送り、ロッド91
bを下降させると、このロッド91bの下降に伴い軸部
51が下降し、これと同時にブラケット12が下降す
る。また、連結部材95は、ブラケット62と第二テー
ブル32とを屈曲可能に連結し、主軸回転用モータ61
により主軸57を回転させる際の回転反力を支持する。
このようにして軸部51を下降させると、その下端にお
いてはセンタポインタ111が突起2aに近づいてい
き、ポインタ118がこの突起2aに係合しようとす
る。
【0041】このとき、突起2aの中心とセンタナット
117とが一致していなければ、ポインタ118の係合
が不能となる。このような場合は、制御盤を操作して第
一,第二テーブル移動用油圧シリンダ36,37を進退
させ、第一及び第二テーブル31,32を移動させるこ
とにより、突起2aの中心とセンタナット117とを一
致させる。この後、再び制御盤を操作して切削半径調節
用油圧シリンダ77を作動させ、支持筒体74及びスピ
ンドル73を移動させつつ、ドリル81が丁度掘削すべ
き環状の充填層4の上方に位置したとき、切削半径調節
用油圧シリンダ77の作動を停止する。そして、掘削深
さ設定装置101において、レンチ102aを操作して
リミットスイッチ103を移動させ、掘削深さを決定す
る。
【0042】この後、再び制御盤を操作し、主軸進退用
油圧シリンダ91を作動させて軸部51を下降させつつ
ドリル回転用モータ72を作動させ、スピンドル73及
びドリル81を回転させる一方、エアノズル82から高
圧の空気を噴射させる。このドリル81の回転によっ
て、充填層4は徐々に掘削されていくが、この際、エア
ノズル82から噴射される空気によって、掘削した充填
層4の切屑は飛散され、溝81a内で目詰まりが発生す
ることがない。また、これによってドリル81が冷却さ
れて切削性が向上し、常に良好な状態で掘削が行われ
る。
【0043】ドリル81が所定深さまで掘削を終了した
時点で、掘削深さ設定装置101においては、爪107
とリミットスイッチ103の端子とが接触し、このリミ
ットスイッチ103が作動することによって主軸進退用
油圧シリンダ91が停止する。この時点を境に、主軸回
転用モータ61が作動して軸部51の主軸57が回転
し、したがってドリル81は、センタポインタ111の
センタナット117を中心として円の軌跡を描きつつ環
状の充填層4を徐々に掘削していく。
【0044】このような充填層4の掘削を行う一方、制
御盤を操作して吸引装置120を作動させる。すなわ
ち、充填層4の掘削が進行すると、その切屑がエアノズ
ル82からの空気によって飛散し、カバー121内に溜
まっていくが、吸引機122の作動によってカバー12
1内の空気は吸引されているから、この空気と一緒に切
屑その他塵埃が吸引され、ダクトホースを経た後に貯留
タンク123に貯留される。したがって、ドリル81に
よる掘削作業を平行して切屑を回収することができ、作
業環境を確保することができるとともに、作業終了後の
切屑を回収するといった面倒な手間を大幅に低減でき
る。
【0045】そして、ドリル81がセンタナット117
を中心点として丁度一回転すると、環状の充填層4の掘
削が完了する。ここで、充填層4の幅がドリル81の径
より大きい場合は、切削半径調節用油圧シリンダ77を
作動させて切削半径を拡大あるいは縮小し、残りの充填
層4を上記と同様の手順で掘削していく。また、一度の
掘削で終了した場合は、主軸進退用油圧シリンダ91を
作動させて軸部51を上昇させ、掘削後の環状溝内から
ドリル81を離す。この後、ブレーキ装置13による車
体11の固定を解除し、スラブ軌道補修用機械10を移
動させて再び上記と同様の手順で掘削を行う。
【0046】このように、本発明のスラブ軌道補修用機
械10によれば、スラブ軌道1の突起2a周辺の充填層
をも好適に掘削することができ、従来のようにハンドブ
レーカ等の機械を用いる必要がなく、作業の簡略化及び
効率化を著しく向上させることができる。この際には、
掘削深さも的確に調整することができ、多数の作業者を
確保する必要がないので人件費等のコストが嵩むことは
ない。
【0047】また、充填材がCAモルタルあるいは樹脂
モルタルのいずれからなるものであっても、エアノズル
82から高圧の空気を噴射させてドリル81の目詰まり
を防止しているため、ドリル81を常に良好な状態に維
持しつつ掘削作業を進行させることができる。さらに、
掘削時に平行して切屑を回収することができるので、作
業環境を悪化させず、後工程での回収作業を容易にする
ことができる。
【0048】なお、本実施例では、軸部51及びドリル
81を回転させる手段として、油圧ポンプ23によって
回転する油圧モータ61,72を用い、また、軸部5
1,ドリル81,第一及び第二テーブル31,32を移
動させる手段として油圧シリンダ91,77,36,3
7を用いた構成としたが、これら以外の手段であっても
同様の効果を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のスラブ軌道補修用機械によれば、以下の効果を得るこ
とができる。請求項1に記載の発明によれば、路盤コン
クリートの突起部周囲の充填材の掘削を能率的に且つ省
力的に行うことができ、人的コストを含む作業コストを
引き下げ、作業時間を短縮させることができる。また、
充填材がCAモルタル,樹脂モルタルのいずれの場合で
あっても好適に掘削作業を進行させることができ、作業
の効率化及び低コスト化を促進させることができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、掘削時に
刃具の溝内に充填層の切屑が目詰まりすることがなく、
またノズルからの空気の吹き付けによって刃具が冷却さ
れて切削性が向上するので、常に良好な掘削を行うこと
ができる。さらに、刃具及びノズルは、カバーとスラブ
版表面との間で塞がれた状態にあるため、切屑がカバー
内に収容されて外部には飛散しないので、作業終了後の
回収作業の手間を容易にすることができ、また作業環境
を良好に維持させることができる。
【0051】請求項3に記載の発明によれば、突起部の
形状及び軌道の幅方向における位置が不正確であって
も、この突起部に対応して刃具の位置を適宜簡単に調節
することができ、刃具と突起部とが接触して当該刃具が
損傷するのを防止できるとともに、掘削作業の効率化及
び省力化を促進させることができる。請求項4に記載の
発明によれば、路盤コンクリートの突起部の中心と主軸
の軸心との位置合わせを簡単に効率よく行うことがで
き、したがって掘削作業の効率化及び省力化を促進させ
ることができる。
【0052】請求項5に記載の発明によれば、充填層を
所望の一定深さで掘削することができ、作業の効率化及
び低コスト化を促進させることができる。請求項6に記
載の発明によれば、突起部の半径が不定的であっても、
これら突起部の半径に対応して適宜刃具を移動させて簡
単に位置決めすることができ、したがって掘削作業の効
率化及び省力化を促進させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示したスラブ軌道補修
用機械の側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】図1のスラブ軌道補修用機械における掘削機構
を示す図であり、同図(a)は部分断面を施した全体
図,同図(b)は同図(a)のX−X線断面図である。
【図5】図4の掘削機構におけるドリルを示す図であ
り、同図(a)は部分断面を施した側面図,同図(b)
は正面図である。
【図6】図4の掘削機構におけるエアノズルを示す図で
ある。
【図7】図1のスラブ軌道補修用機械における掘削深さ
設定装置を示す図である。
【図8】図1のスラブ軌道補修用機械におけるセンタポ
インタを示す図である。
【図9】図1のスラブ軌道補修用機械における吸引装置
のカバーを示す図であり、同図(a)は平面図,同図
(b)は側面図である。
【図10】スラブ軌道の一例を示す平面図である。
【図11】図10のB−B線断面図である。
【図12】図10のA部拡大図である。
【符号の説明】
1 スラブ軌道 2 路盤コンクリート 2a 突起 3 スラブ版 4 充填層 5 レール(軌道) 10 スラブ軌道補修用機械 11 車体 20 駆動源 30 掘削機構 31 第一テーブル 32 第二テーブル 51 軸部 57 主軸 71 ブラケット 81 ドリル(刃具) 82 エアノズル 101 掘削深さ設定装置(設定手段) 111 センタポインタ(ゲージ) 120 吸引装置 121 カバー 122 吸引機 123 タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三井 晃 埼玉県北葛飾郡栗橋町大字高柳2626 酒井 重工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 中田 廣 埼玉県北葛飾郡栗橋町大字高柳2626 酒井 重工業株式会社技術研究所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突起部を有する路盤コンクリートに充填
    層を介してスラブ版を配設し、さらにこのスラブ版の上
    に軌道を配設したスラブ軌道における前記突起部周囲の
    前記充填層を補修するスラブ軌道補修用機械であって、
    前記軌道上を走行可能な車体と、この車体に装備したテ
    ーブルと、このテーブルに支持され上下方向に進退し且
    つ軸心を中心として回転する主軸と、この主軸の下端に
    取り付けたブラケットと、このブラケットに前記主軸よ
    りずらせた位置に回転自在に取り付けた刃具と、を備え
    たことを特徴とするスラブ軌道補修用機械。
  2. 【請求項2】 前記車体に空圧源を装備するとともに、
    この空圧源からの空圧によって前記刃具に向けて気体を
    吹き付けるノズルを設け、これら刃具及びノズルの周り
    を前記スラブ版表面との間で囲む下方に開口したカバー
    を設け、このカバー内に吸引部を臨ませて前記刃具によ
    る前記充填層の切屑を吸引して排出する手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスラブ軌道補修用機
    械。
  3. 【請求項3】 前記テーブルを水平面内で縦横に移動可
    能に装備したことを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載のスラブ軌道補修用機械。
  4. 【請求項4】 前記突起部の中心を割り出すゲージを設
    けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
    かに記載のスラブ軌道補修用機械。
  5. 【請求項5】 前記主軸の下方への移動距離を設定する
    設定手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれかに記載のスラブ軌道補修用機械。
  6. 【請求項6】 前記刃具を前記主軸に近づく側及び離れ
    る側に移動可能に取り付けたことを特徴とする請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載のスラブ軌道補修用機
    械。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008291525A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 East Japan Railway Co 省力化軌道の補強方法
CN104404844A (zh) * 2014-11-18 2015-03-11 中国铁道科学研究院铁道建筑研究所 一种板式无砟轨道结构充填层离缝修复加固方法
JP2018048443A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 神東塗料株式会社 スラブ式軌道の補修方法およびそれに用いる回転切削工具

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