JPH08209111A - ハロゲンイオンを使用した物質酸化装置 - Google Patents
ハロゲンイオンを使用した物質酸化装置Info
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- JPH08209111A JPH08209111A JP1615895A JP1615895A JPH08209111A JP H08209111 A JPH08209111 A JP H08209111A JP 1615895 A JP1615895 A JP 1615895A JP 1615895 A JP1615895 A JP 1615895A JP H08209111 A JPH08209111 A JP H08209111A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属や合金やセラミックスや半導体や木材や
PCBや動物皮革等の如く、その処理において酸化処理
を必要とする工程において、低温で低コストで酸化処理
を行うハロゲンイオンを使用した物質酸化装置を提供す
る。 【構成】 処理タンクT内の空気を脱気可能な真空ポン
プPを設け、また該処理タンクTには、空気中で移動可
能なハロゲンイオン又は塩素イオン(Cl- )を発生さ
せて、空気や酸素の少ない状態で、イオンによる触媒作
用で酸化作用を強力に行う。
PCBや動物皮革等の如く、その処理において酸化処理
を必要とする工程において、低温で低コストで酸化処理
を行うハロゲンイオンを使用した物質酸化装置を提供す
る。 【構成】 処理タンクT内の空気を脱気可能な真空ポン
プPを設け、また該処理タンクTには、空気中で移動可
能なハロゲンイオン又は塩素イオン(Cl- )を発生さ
せて、空気や酸素の少ない状態で、イオンによる触媒作
用で酸化作用を強力に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼材や、木材や、植物
や、動物性有機物や、化学薬品や、合金や、セラミック
スや、半導体等の、各種の物質を、強力な塩素イオン
(Cl- )等のハロゲンイオンの酸化力により酸化する
装置を提供するものである。
や、動物性有機物や、化学薬品や、合金や、セラミック
スや、半導体等の、各種の物質を、強力な塩素イオン
(Cl- )等のハロゲンイオンの酸化力により酸化する
装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、物質を酸化する場合において
は、それぞれの物質に応じた酸化剤や加熱方法等により
行っていた。また、酸化作用を行いたくとも、この物質
に対して、酸化反応をおこす物質を特定することが出来
ず、そのまま技術が進展しないという場合があったので
ある。
は、それぞれの物質に応じた酸化剤や加熱方法等により
行っていた。また、酸化作用を行いたくとも、この物質
に対して、酸化反応をおこす物質を特定することが出来
ず、そのまま技術が進展しないという場合があったので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、種々の物質
に対して、共通に使用でき、それ自体は化学反応するの
ではなくて、物質の酸化反応を促進する為の触媒的に作
用する塩素イオン(Cl - )等のハロゲンイオンを、処
理タンクTの内部で大量に自由に移動できるような装置
を構成し、処理物質載置台26の上の物質を入れ替える
ことにより、種々の物質の酸化反応を行うことができる
塩素イオンを使用した物質酸化装置を提供するものであ
る。
に対して、共通に使用でき、それ自体は化学反応するの
ではなくて、物質の酸化反応を促進する為の触媒的に作
用する塩素イオン(Cl - )等のハロゲンイオンを、処
理タンクTの内部で大量に自由に移動できるような装置
を構成し、処理物質載置台26の上の物質を入れ替える
ことにより、種々の物質の酸化反応を行うことができる
塩素イオンを使用した物質酸化装置を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、気密されたタ
ンクの内部に、ハロゲン系溶剤と水を混合した混合液を
配置し、該混合液の液面と接触しない位置の処理タンク
T内に処理物質載置台26を配置し、該処理物質載置台
26の上面に被酸化処理物質Wを載置し、被酸化処理物
質Wを載置した後に処理タンクT内を真空ポンプPによ
り脱気し、次に該混合液を加熱し、該ハロゲン系溶剤の
蒸気と水蒸気を発生させ、前記ハロゲン系溶剤の蒸気と
水蒸気を処理タンクT内に充填させ、処理タンクT内に
ハロゲンイオンを発生させ、脱気状態の中で該ハロゲン
イオンを被酸化処理物質Wに当てることにより酸化させ
る装置である。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、気密されたタ
ンクの内部に、ハロゲン系溶剤と水を混合した混合液を
配置し、該混合液の液面と接触しない位置の処理タンク
T内に処理物質載置台26を配置し、該処理物質載置台
26の上面に被酸化処理物質Wを載置し、被酸化処理物
質Wを載置した後に処理タンクT内を真空ポンプPによ
り脱気し、次に該混合液を加熱し、該ハロゲン系溶剤の
蒸気と水蒸気を発生させ、前記ハロゲン系溶剤の蒸気と
水蒸気を処理タンクT内に充填させ、処理タンクT内に
ハロゲンイオンを発生させ、脱気状態の中で該ハロゲン
イオンを被酸化処理物質Wに当てることにより酸化させ
る装置である。
【0005】請求項2においては、気密されたタンクの
内部に、塩素系溶剤と水を混合した混合液を配置し、該
混合液の液面と接触しない位置の処理タンクT内に処理
物質載置台26を配置し、該処理物質載置台26の上面
に被酸化処理物質Wを載置し、被酸化処理物質Wを載置
した後に処理タンクT内を真空ポンプPにより脱気し、
次に該混合液を加熱し、該塩素系溶剤の蒸気と水蒸気を
発生させ、前記塩素系溶剤の蒸気と水蒸気を処理タンク
T内に充填させ、処理タンクT内に塩素イオン(C
l- )を発生させ、脱気状態の中で該塩素イオン(Cl
- )を被酸化処理物質Wに当てることにより酸化させる
装置である。
内部に、塩素系溶剤と水を混合した混合液を配置し、該
混合液の液面と接触しない位置の処理タンクT内に処理
物質載置台26を配置し、該処理物質載置台26の上面
に被酸化処理物質Wを載置し、被酸化処理物質Wを載置
した後に処理タンクT内を真空ポンプPにより脱気し、
次に該混合液を加熱し、該塩素系溶剤の蒸気と水蒸気を
発生させ、前記塩素系溶剤の蒸気と水蒸気を処理タンク
T内に充填させ、処理タンクT内に塩素イオン(C
l- )を発生させ、脱気状態の中で該塩素イオン(Cl
- )を被酸化処理物質Wに当てることにより酸化させる
装置である。
【0006】請求項3においては、気密されたタンクの
内部に、メチレンクロライド溶液Meと水Waを混合し
た混合液を配置し、該混合液の液面と接触しない位置の
処理タンクT内に処理物質載置台26を配置し、該処理
物質載置台26の上面に被酸化処理物質Wを載置し、被
酸化処理物質Wを載置した後に処理タンクT内を真空ポ
ンプPにより脱気し、次に該混合液を加熱し、該メチレ
ンクロライドの蒸気と水蒸気を発生させ、前記メチレン
クロライドの蒸気と水蒸気を処理タンクT内に充填さ
せ、処理タンクT内に塩素イオン(Cl- )を発生さ
せ、脱気状態の中で該塩素イオン(Cl- )を被酸化処
理物質Wに当てることにより酸化させる装置である。
内部に、メチレンクロライド溶液Meと水Waを混合し
た混合液を配置し、該混合液の液面と接触しない位置の
処理タンクT内に処理物質載置台26を配置し、該処理
物質載置台26の上面に被酸化処理物質Wを載置し、被
酸化処理物質Wを載置した後に処理タンクT内を真空ポ
ンプPにより脱気し、次に該混合液を加熱し、該メチレ
ンクロライドの蒸気と水蒸気を発生させ、前記メチレン
クロライドの蒸気と水蒸気を処理タンクT内に充填さ
せ、処理タンクT内に塩素イオン(Cl- )を発生さ
せ、脱気状態の中で該塩素イオン(Cl- )を被酸化処
理物質Wに当てることにより酸化させる装置である。
【0007】請求項4においては、請求項2又は請求項
3記載の塩素イオンを使用した物質酸化装置において、
該混合液の加熱温度を70〜150℃の範囲としたもの
である。
3記載の塩素イオンを使用した物質酸化装置において、
該混合液の加熱温度を70〜150℃の範囲としたもの
である。
【0008】
【作用】本発明においては、ハロゲン系溶剤、又は塩素
系溶剤、又はメチレンクロライド溶液と、水を混合し
て、これを一定の温度に加熱することにより、ハロゲン
イオンまたは塩素イオン(Cl- )を発生させて、この
ハロゲンイオン又は塩素イオン(Cl- )が、処理物質
載置台26の上の被酸化処理物質Wに作用することによ
り、ハロゲンイオンや塩素イオン(Cl- )の強力な酸
化力により、通常では酸化できない低温において、また
強固な結合力を持った被酸化処理物質Wの酸化を行うの
である。
系溶剤、又はメチレンクロライド溶液と、水を混合し
て、これを一定の温度に加熱することにより、ハロゲン
イオンまたは塩素イオン(Cl- )を発生させて、この
ハロゲンイオン又は塩素イオン(Cl- )が、処理物質
載置台26の上の被酸化処理物質Wに作用することによ
り、ハロゲンイオンや塩素イオン(Cl- )の強力な酸
化力により、通常では酸化できない低温において、また
強固な結合力を持った被酸化処理物質Wの酸化を行うの
である。
【0009】特に鋼材や鉄材やその他の金属において
は、酸化鉄や生成する場合には、この酸化作用を促進す
る為に、600〜1000℃以上に加熱することが通常
行われていた。しかし、本発明においては、ハロゲンイ
オンを塩素イオン(Cl- )が発生可能な、100℃以
下の低温で、鋼材や鉄や金属の酸化作用を行うことが出
来るのである。また、木材や植物性有機物は、伐採して
枯れた状態でも、そのセルロース細胞の内部に強固に樹
脂や油脂を内包した状態で、外に樹脂を出そうとしない
のである。この樹脂が液状で残り、後年に滲み出すこと
により、木造住宅に悪影響を及ぼすこととなる。この木
材の樹脂は、長い鎖状の油脂であるので、これを塩素イ
オン(Cl- )の酸化力により切って、アルコール基と
結合させて、アルコール状態として、細胞から脱脂した
り、または細胞内に残った油脂分は、長い鎖状の部分に
橋かけ構造、架橋構造として、内部で溶け出し不能の状
態の固溶体に結晶させる作用をさせるものである。
は、酸化鉄や生成する場合には、この酸化作用を促進す
る為に、600〜1000℃以上に加熱することが通常
行われていた。しかし、本発明においては、ハロゲンイ
オンを塩素イオン(Cl- )が発生可能な、100℃以
下の低温で、鋼材や鉄や金属の酸化作用を行うことが出
来るのである。また、木材や植物性有機物は、伐採して
枯れた状態でも、そのセルロース細胞の内部に強固に樹
脂や油脂を内包した状態で、外に樹脂を出そうとしない
のである。この樹脂が液状で残り、後年に滲み出すこと
により、木造住宅に悪影響を及ぼすこととなる。この木
材の樹脂は、長い鎖状の油脂であるので、これを塩素イ
オン(Cl- )の酸化力により切って、アルコール基と
結合させて、アルコール状態として、細胞から脱脂した
り、または細胞内に残った油脂分は、長い鎖状の部分に
橋かけ構造、架橋構造として、内部で溶け出し不能の状
態の固溶体に結晶させる作用をさせるものである。
【0010】また、動物の皮革は、その革細胞内に、動
物性油脂を内包した状態で、これが皮革製品として使用
している間に溶け出したり、または乾燥と共に固まって
皮革の使用を不可能とするのである。この動物性油脂を
取り出したり架橋構造とするのが、なめし作用であり、
これも鎖状の長い分子である動物性油脂の溶融と架橋構
造化の酸化作用である。従来はなめし作業を、石灰や酸
化クロム等により行っていたのであるが、本発明のハロ
ゲンイオンや塩素イオン(Cl- )の強力な酸化作用に
より、容易になめし作用を行うことが出来るのである。
物性油脂を内包した状態で、これが皮革製品として使用
している間に溶け出したり、または乾燥と共に固まって
皮革の使用を不可能とするのである。この動物性油脂を
取り出したり架橋構造とするのが、なめし作用であり、
これも鎖状の長い分子である動物性油脂の溶融と架橋構
造化の酸化作用である。従来はなめし作業を、石灰や酸
化クロム等により行っていたのであるが、本発明のハロ
ゲンイオンや塩素イオン(Cl- )の強力な酸化作用に
より、容易になめし作用を行うことが出来るのである。
【0011】また、PCB(ポリ塩化ビフェニル)は、
人体に有害であり、その使用を禁止され、現在存在する
PCBは分解して無害なものとする必要があるが、この
PCBの分解作業は、従来は紫外線を照射して、PCB
分解バクテリアにより無害化したり、1200℃以上で
熱分解して焼却処理する等の高いコストの処理が行われ
ていたのである。本発明はこのPCBも、鎖状の塩化ビ
フェニルの樹脂であるので、ハロゲンイオンや塩素イオ
ン(Cl- )の酸化力により切断してアルコール化した
り、架橋構造とすることにより、容易に分解可能なハロ
ゲンイオンを使用した物質酸化装置を提供するものであ
る。
人体に有害であり、その使用を禁止され、現在存在する
PCBは分解して無害なものとする必要があるが、この
PCBの分解作業は、従来は紫外線を照射して、PCB
分解バクテリアにより無害化したり、1200℃以上で
熱分解して焼却処理する等の高いコストの処理が行われ
ていたのである。本発明はこのPCBも、鎖状の塩化ビ
フェニルの樹脂であるので、ハロゲンイオンや塩素イオ
ン(Cl- )の酸化力により切断してアルコール化した
り、架橋構造とすることにより、容易に分解可能なハロ
ゲンイオンを使用した物質酸化装置を提供するものであ
る。
【0012】
【実施例】次に実施例を説明する。ハロゲン系溶剤とし
ては、フッ素と塩素と臭素と沃素とアスチンがある。そ
の中でも、フッ素系の溶剤と、塩素系溶剤が最も酸化力
が強力である。そして、フッ素系の溶剤としてフッ化メ
チレンや、フロン113(CCl2 FCClF2 )等が
ある。また、塩素系溶剤としては、トリクロロエチレン
(CHCl=CCl2 )や、パークロルエチレン(CC
l2 =CCl2 )、1,1,1−トリクロロエタン(C
H3 CCl3 )がある。メチレンクロライドは、該塩素
系溶剤の中の1つである。
ては、フッ素と塩素と臭素と沃素とアスチンがある。そ
の中でも、フッ素系の溶剤と、塩素系溶剤が最も酸化力
が強力である。そして、フッ素系の溶剤としてフッ化メ
チレンや、フロン113(CCl2 FCClF2 )等が
ある。また、塩素系溶剤としては、トリクロロエチレン
(CHCl=CCl2 )や、パークロルエチレン(CC
l2 =CCl2 )、1,1,1−トリクロロエタン(C
H3 CCl3 )がある。メチレンクロライドは、該塩素
系溶剤の中の1つである。
【0013】上記塩素系溶剤の中でも、最もメチレンク
ロライドが本発明のハロゲンイオンを使用した物質酸化
装置において有効である。該メチレンクロライドは化学
式がCH2 Cl2 で表示される分子量84.93の物質
である。化学名は塩化メチレンであり、一般名としてメ
チレンクロライドの他に、ジクロルメタンとか、二塩化
メチレンと呼称される場合もある。沸点は40.4℃
で、融点は−96.8℃である。
ロライドが本発明のハロゲンイオンを使用した物質酸化
装置において有効である。該メチレンクロライドは化学
式がCH2 Cl2 で表示される分子量84.93の物質
である。化学名は塩化メチレンであり、一般名としてメ
チレンクロライドの他に、ジクロルメタンとか、二塩化
メチレンと呼称される場合もある。沸点は40.4℃
で、融点は−96.8℃である。
【0014】図1はハロゲンイオンを使用した物質酸化
装置の基本構成図面、図2はハロゲンイオンを使用した
物質酸化装置の行程と手順を、バルブ機構の開閉により
示した図面、図3は処理タンクTと蓋体22と処理物質
載置台26の部分の側面図、図4は処理タンクTに蓋体
22を閉鎖した状態の側面図、図5は蓋体22の正面
図、図6は処理タンクTの正面断面図、図7は処理物質
載置台26の上に処理物質を載置した状態の正面図、図
8は処理状態における処理タンクTの内部の断面図であ
る。
装置の基本構成図面、図2はハロゲンイオンを使用した
物質酸化装置の行程と手順を、バルブ機構の開閉により
示した図面、図3は処理タンクTと蓋体22と処理物質
載置台26の部分の側面図、図4は処理タンクTに蓋体
22を閉鎖した状態の側面図、図5は蓋体22の正面
図、図6は処理タンクTの正面断面図、図7は処理物質
載置台26の上に処理物質を載置した状態の正面図、図
8は処理状態における処理タンクTの内部の断面図であ
る。
【0015】図3・図4・図5・図6・図7において、
処理タンクTと蓋体22と処理物質載置台26の構成を
説明する。即ち処理タンクTは圧力容器を構成してお
り、本発明のハロゲンイオンを使用した物質酸化装置に
おいては、脱気状態において50Torrとなり、メチ
レンクロライドの蒸気回収時に200Torrとなるの
で、これに耐える程度の圧力容器に構成されている。そ
して正面に蓋体22が設けられており、該蓋体22が処
理物質載置台26と一体的に構成されている。該処理物
質載置台26は、処理タンクTの内部に設けられた移動
レール25の上で移動し、また蓋体22は蓋体支持部2
3の下部の移動レール24の部分で、両者が一体的に移
動可能としている。
処理タンクTと蓋体22と処理物質載置台26の構成を
説明する。即ち処理タンクTは圧力容器を構成してお
り、本発明のハロゲンイオンを使用した物質酸化装置に
おいては、脱気状態において50Torrとなり、メチ
レンクロライドの蒸気回収時に200Torrとなるの
で、これに耐える程度の圧力容器に構成されている。そ
して正面に蓋体22が設けられており、該蓋体22が処
理物質載置台26と一体的に構成されている。該処理物
質載置台26は、処理タンクTの内部に設けられた移動
レール25の上で移動し、また蓋体22は蓋体支持部2
3の下部の移動レール24の部分で、両者が一体的に移
動可能としている。
【0016】該蓋体22と一体的に引出し、挿入される
処理物質載置台26の上に、処理対象である処理物質を
載置するのである。該処理物質載置台26の部分を処理
タンクTの内部に挿入した状態で、蓋体22と処理タン
クTとを密閉固定し、負圧力を掛けるのである。該処理
タンクTの内側底部に加温・冷却パイプ20が配置され
ており、加温の場合にはボイラーBより、100数十℃
の水蒸気が供給される。また冷却の場合には、冷却水タ
ンク18の冷却水が供給される。メチレンクロライドと
水の混合液は、そのまま処理タンクTの内部に注入され
ても良いし、また予備タンクの部分で混合蒸気の状態と
して、処理タンクTに供給しても良いのである。図1の
実施例においては、混合液の状態として処理タンクTの
内部に供給すべく構成している。
処理物質載置台26の上に、処理対象である処理物質を
載置するのである。該処理物質載置台26の部分を処理
タンクTの内部に挿入した状態で、蓋体22と処理タン
クTとを密閉固定し、負圧力を掛けるのである。該処理
タンクTの内側底部に加温・冷却パイプ20が配置され
ており、加温の場合にはボイラーBより、100数十℃
の水蒸気が供給される。また冷却の場合には、冷却水タ
ンク18の冷却水が供給される。メチレンクロライドと
水の混合液は、そのまま処理タンクTの内部に注入され
ても良いし、また予備タンクの部分で混合蒸気の状態と
して、処理タンクTに供給しても良いのである。図1の
実施例においては、混合液の状態として処理タンクTの
内部に供給すべく構成している。
【0017】そして混合液の状態で、加温・冷却パイプ
20を浸漬する程度まで、混合液を注入した状態で、ボ
イラーBから100数十℃の水蒸気を、加温・冷却パイ
プ20に供給し、沸点が40℃であるメチレンクロライ
ドは勿論、水も蒸気となるのである。本発明において
は、ハロゲン系溶剤と水、塩素系溶剤と水、又はメチレ
ンクロライドと水の混合液は、図6に示す如く、液面が
最大でも処理物質載置台26の下までしか至らず、処理
物質が混合液に浸漬されることは無いのである。あくま
で、混合液の蒸気を処理物質に吸収させて処理するので
ある。
20を浸漬する程度まで、混合液を注入した状態で、ボ
イラーBから100数十℃の水蒸気を、加温・冷却パイ
プ20に供給し、沸点が40℃であるメチレンクロライ
ドは勿論、水も蒸気となるのである。本発明において
は、ハロゲン系溶剤と水、塩素系溶剤と水、又はメチレ
ンクロライドと水の混合液は、図6に示す如く、液面が
最大でも処理物質載置台26の下までしか至らず、処理
物質が混合液に浸漬されることは無いのである。あくま
で、混合液の蒸気を処理物質に吸収させて処理するので
ある。
【0018】次に図1において、本発明のハロゲンイオ
ンを使用した物質酸化装置の基本構成を説明する。設備
としては、処理タンクTと混合液タンク14が主体であ
り、該混合液タンク14の内部に、ハロゲン系溶剤と
水、又は塩素系溶剤と水、またはメチレンクロライドと
水、又はメチルアルコールと塩酸と水の混合された混合
液が投入される。またボイラーBは蒸気をパイプ内に供
給し、前述の如く混合液を蒸気化するものであり、コン
プレッサCは、処理終了後に処理タンクTの内部の混合
液を混合液タンク14に戻す際に圧力を掛けるものであ
る。
ンを使用した物質酸化装置の基本構成を説明する。設備
としては、処理タンクTと混合液タンク14が主体であ
り、該混合液タンク14の内部に、ハロゲン系溶剤と
水、又は塩素系溶剤と水、またはメチレンクロライドと
水、又はメチルアルコールと塩酸と水の混合された混合
液が投入される。またボイラーBは蒸気をパイプ内に供
給し、前述の如く混合液を蒸気化するものであり、コン
プレッサCは、処理終了後に処理タンクTの内部の混合
液を混合液タンク14に戻す際に圧力を掛けるものであ
る。
【0019】また真空ポンプPは混合液を押し出した後
に、処理タンクTの内部と処理物質の内部に残ってい
る、ハロゲン系溶剤と水、塩素系溶剤と水、又はメチレ
ンクロライドと水の蒸気を吸引するものである。そして
該吸引した蒸気は、大気中に排出することが出来ないの
で、コンデンサ16において冷却して液化し、コンデン
サパイプ21の部分から再度混合液タンク14に戻して
いる。チラー15は該コンデンサ16の内部の冷却水を
冷却するものである。またフィルター19が設けられて
おり、処理タンクTからコンプレッサCにより押し出さ
れる混合液内のゴミ等の不純物を濾過する。また冷却水
タンク17は、混合液蒸気を液化する為に使用した冷却
水の受け皿である。
に、処理タンクTの内部と処理物質の内部に残ってい
る、ハロゲン系溶剤と水、塩素系溶剤と水、又はメチレ
ンクロライドと水の蒸気を吸引するものである。そして
該吸引した蒸気は、大気中に排出することが出来ないの
で、コンデンサ16において冷却して液化し、コンデン
サパイプ21の部分から再度混合液タンク14に戻して
いる。チラー15は該コンデンサ16の内部の冷却水を
冷却するものである。またフィルター19が設けられて
おり、処理タンクTからコンプレッサCにより押し出さ
れる混合液内のゴミ等の不純物を濾過する。また冷却水
タンク17は、混合液蒸気を液化する為に使用した冷却
水の受け皿である。
【0020】そして、各部に電磁バルブが配置されてい
る。該電磁バルブは、自動制御装置により、一定時間毎
に開閉すべく構成しており、処理の行程である『脱
気』,『混合液送り込み』,『処理』,『混合液冷
却』,『混合液タンク戻し』,『混合液蒸気回収』,
『コンデンサ内部混合液回収』の順に、図2に示す如
く、自動的に開閉操作される。同時に、コンプレッサC
とボイラーBと真空ポンプPとチラー15が自動的に駆
動停止される。この処理の1行程は、5〜24時間で終
了すべく構成されている。次に図2において、ハロゲン
イオンを使用した物質酸化装置の各行程の電磁バルブの
状態を示す。
る。該電磁バルブは、自動制御装置により、一定時間毎
に開閉すべく構成しており、処理の行程である『脱
気』,『混合液送り込み』,『処理』,『混合液冷
却』,『混合液タンク戻し』,『混合液蒸気回収』,
『コンデンサ内部混合液回収』の順に、図2に示す如
く、自動的に開閉操作される。同時に、コンプレッサC
とボイラーBと真空ポンプPとチラー15が自動的に駆
動停止される。この処理の1行程は、5〜24時間で終
了すべく構成されている。次に図2において、ハロゲン
イオンを使用した物質酸化装置の各行程の電磁バルブの
状態を示す。
【0021】まず『脱気』の行程においては、真空ポン
プPが駆動される。そして真空ポンプPとコンデンサ1
6を連結する回路の電磁バルブ1が開く、またコンデン
サ16と処理タンクTを連通する電磁バルブ3も開く。
その他の電磁バルブはすべて閉鎖されている。これによ
り、処理タンクTの内部は、50Torr程度の真空と
なり、処理物質の周囲の空気が引き出される。
プPが駆動される。そして真空ポンプPとコンデンサ1
6を連結する回路の電磁バルブ1が開く、またコンデン
サ16と処理タンクTを連通する電磁バルブ3も開く。
その他の電磁バルブはすべて閉鎖されている。これによ
り、処理タンクTの内部は、50Torr程度の真空と
なり、処理物質の周囲の空気が引き出される。
【0022】次に『混合液送り込み』の行程において
は、処理タンクTと混合液タンク14を連通する電磁バ
ルブ4が開き、他の電磁バルブは閉鎖される。これによ
り混合液タンク14と処理タンクTとは略同じレベルに
配置されているので、混合液タンク14内と処理タンク
T内が同じレベルになるように、混合液が処理タンクT
内に移動する。
は、処理タンクTと混合液タンク14を連通する電磁バ
ルブ4が開き、他の電磁バルブは閉鎖される。これによ
り混合液タンク14と処理タンクTとは略同じレベルに
配置されているので、混合液タンク14内と処理タンク
T内が同じレベルになるように、混合液が処理タンクT
内に移動する。
【0023】次に、『処理』の行程においては、ボイラ
ーBと処理タンクTとの間の電磁バルブ7と、処理タン
クTからドレーンを連通する電磁バルブ9が開き、他の
電磁バルブは閉鎖される。これにより、ボイラーBから
の高熱蒸気が処理タンクT内の加温・冷却パイプ20に
供給され、処理タンクT内の混合液は、メチレンクロラ
イド蒸気と水蒸気となって、処理物質の内部に浸透す
る。この『処理』の段階を約6〜36時間行う。
ーBと処理タンクTとの間の電磁バルブ7と、処理タン
クTからドレーンを連通する電磁バルブ9が開き、他の
電磁バルブは閉鎖される。これにより、ボイラーBから
の高熱蒸気が処理タンクT内の加温・冷却パイプ20に
供給され、処理タンクT内の混合液は、メチレンクロラ
イド蒸気と水蒸気となって、処理物質の内部に浸透す
る。この『処理』の段階を約6〜36時間行う。
【0024】次に『混合液冷却』の行程を説明する。こ
の場合には、冷却水タンク18と処理タンクTとを連通
する電磁バルブ8と、処理タンクTと冷却水タンク17
を連通する電磁バルブ10が開放される。他の電磁バル
ブは閉鎖されている。これにより、冷却水が加温・冷却
パイプ20内を通過し、処理タンクTの内部はメチレン
クロライドの沸点である40℃以下となるので、メチレ
ンクロライドも水蒸気も薬液に戻るのである。
の場合には、冷却水タンク18と処理タンクTとを連通
する電磁バルブ8と、処理タンクTと冷却水タンク17
を連通する電磁バルブ10が開放される。他の電磁バル
ブは閉鎖されている。これにより、冷却水が加温・冷却
パイプ20内を通過し、処理タンクTの内部はメチレン
クロライドの沸点である40℃以下となるので、メチレ
ンクロライドも水蒸気も薬液に戻るのである。
【0025】次に『混合液タンク戻し』の行程を説明す
る。この場合には、処理タンクT内の空気を逃がす為に
電磁バルブ2が開き、処理タンクTの下部の電磁バルブ
5と、コンプレッサCと処理タンクTを連通する電磁バ
ルブ6が開き、コンプレッサCが駆動される。またフィ
ルター19と混合液タンク14の間の電磁バルブ12
と、混合液タンク14と大気を連通する電磁バルブ13
が開く。これにより処理タンクT内にある程度の圧力が
掛かるので、液化した混合液は混合液タンク14内に押
し戻される。
る。この場合には、処理タンクT内の空気を逃がす為に
電磁バルブ2が開き、処理タンクTの下部の電磁バルブ
5と、コンプレッサCと処理タンクTを連通する電磁バ
ルブ6が開き、コンプレッサCが駆動される。またフィ
ルター19と混合液タンク14の間の電磁バルブ12
と、混合液タンク14と大気を連通する電磁バルブ13
が開く。これにより処理タンクT内にある程度の圧力が
掛かるので、液化した混合液は混合液タンク14内に押
し戻される。
【0026】次に、『タンク内部混合液蒸気回収』の行
程について説明する。この場合には、真空ポンプPが駆
動される。そして真空ポンプPとコンデンサ16を連通
する電磁バルブ1と、コンデンサ16と処理タンクTを
連通する電磁バルブ3が開く。他の電磁バルブは閉鎖さ
れる。この状態で、真空ポンプPにより処理タンクT内
及び処理物質内に浸透したメチレンクロライドの蒸気を
回収する。この際の真空度は、200Torr程度まで
下げる。次に『コンデンサ内部混合液回収』の行程にお
いては、大気と連通する電磁バルブ2と、コンデンサパ
イプ21と混合液タンク14とを連通する電磁バルブ1
1を開く。これにより、コンデンサ16のコンデンサパ
イプ21の内部に溜まったメチレンクロライド等の混合
液を、混合液タンク14に回収することが出来る。これ
らの1行程を5〜24時間で終了するのである。
程について説明する。この場合には、真空ポンプPが駆
動される。そして真空ポンプPとコンデンサ16を連通
する電磁バルブ1と、コンデンサ16と処理タンクTを
連通する電磁バルブ3が開く。他の電磁バルブは閉鎖さ
れる。この状態で、真空ポンプPにより処理タンクT内
及び処理物質内に浸透したメチレンクロライドの蒸気を
回収する。この際の真空度は、200Torr程度まで
下げる。次に『コンデンサ内部混合液回収』の行程にお
いては、大気と連通する電磁バルブ2と、コンデンサパ
イプ21と混合液タンク14とを連通する電磁バルブ1
1を開く。これにより、コンデンサ16のコンデンサパ
イプ21の内部に溜まったメチレンクロライド等の混合
液を、混合液タンク14に回収することが出来る。これ
らの1行程を5〜24時間で終了するのである。
【0027】次に図8において、処理状態に於ける処理
タンクTの内部の断面図を説明する。処理タンクTの内
部の下方に、加温・冷却パイプ20が配置されており、
該加温・冷却パイプ20の上部に、処理物質載置台26
が移動可能に配置されている。該処理物質載置台26の
上に処理物質が載置されるのである。そして、水Waと
メチレンクロライド溶液Meの混合液は、該加温・冷却
パイプ20よりも液位が高く、しかし、処理物質載置台
26上の処理物質を浸漬しない程度の液位となるように
注入される。
タンクTの内部の断面図を説明する。処理タンクTの内
部の下方に、加温・冷却パイプ20が配置されており、
該加温・冷却パイプ20の上部に、処理物質載置台26
が移動可能に配置されている。該処理物質載置台26の
上に処理物質が載置されるのである。そして、水Waと
メチレンクロライド溶液Meの混合液は、該加温・冷却
パイプ20よりも液位が高く、しかし、処理物質載置台
26上の処理物質を浸漬しない程度の液位となるように
注入される。
【0028】水Waの比重は1.00であり、これに対
して、メチレンクロライド溶液Meは、比重が1.33
であり、水Waに溶解しないので、水Waの層の下に層
を構成するのである。そして、水Waの層に配置した加
温・冷却パイプ20に160℃に加熱した水蒸気を供給
すると、加温・冷却パイプ20の周囲の温度が上昇す
る。該加温・冷却パイプ20は水Waの層に配置されて
おり、該部分が先に温度上昇する。
して、メチレンクロライド溶液Meは、比重が1.33
であり、水Waに溶解しないので、水Waの層の下に層
を構成するのである。そして、水Waの層に配置した加
温・冷却パイプ20に160℃に加熱した水蒸気を供給
すると、加温・冷却パイプ20の周囲の温度が上昇す
る。該加温・冷却パイプ20は水Waの層に配置されて
おり、該部分が先に温度上昇する。
【0029】徐々に加温・冷却パイプ20の温度が上昇
し、約40℃に達すると、メチレンクロライド溶液Me
が沸点に達し、メチレンクロライド蒸気に変わり水Wa
の層を泡となって通過して、塩素イオン(Cl- )とな
って、処理タンクT内を移動する。そして処理物質に至
り、空気が脱気されて酸素が少ない状態で該処理物質内
に侵入し、酸化作用を促進する。処理物質が木材の場合
には、約40℃〜150℃に加熱し、メチレンクロライ
ドの蒸気が、水Waの液の中を潜り抜けて、処理物質に
達するような状態で処理を続けるのである。そして該メ
チレンクロライドMeの上記が水Waを通過する間に、
塩素イオン(Cl- )が発生し、メチレンクロライドか
ら発生するCl2 (塩素ガス)を水Waに吸収させて、
処理に悪影響を与えるCl2 の発生を押さえるのであ
る。
し、約40℃に達すると、メチレンクロライド溶液Me
が沸点に達し、メチレンクロライド蒸気に変わり水Wa
の層を泡となって通過して、塩素イオン(Cl- )とな
って、処理タンクT内を移動する。そして処理物質に至
り、空気が脱気されて酸素が少ない状態で該処理物質内
に侵入し、酸化作用を促進する。処理物質が木材の場合
には、約40℃〜150℃に加熱し、メチレンクロライ
ドの蒸気が、水Waの液の中を潜り抜けて、処理物質に
達するような状態で処理を続けるのである。そして該メ
チレンクロライドMeの上記が水Waを通過する間に、
塩素イオン(Cl- )が発生し、メチレンクロライドか
ら発生するCl2 (塩素ガス)を水Waに吸収させて、
処理に悪影響を与えるCl2 の発生を押さえるのであ
る。
【0030】また該メチレンクロライドの蒸気から発生
する塩素イオン(Cl- )が、処理物質に侵入するので
ある。これによりメチレンクロライド蒸気と水蒸気か
ら、自由に移動出来る塩素イオン(Cl- )が発生し、
この塩素イオン(Cl- )が、処理物質の内部まで、容
易に浸透して、処理物質の鎖状の分子の途中部分に水素
又は酸素の原子を化合させることにより、アルコール状
の化合物に変化させて、処理物質を寸断するのである。
する塩素イオン(Cl- )が、処理物質に侵入するので
ある。これによりメチレンクロライド蒸気と水蒸気か
ら、自由に移動出来る塩素イオン(Cl- )が発生し、
この塩素イオン(Cl- )が、処理物質の内部まで、容
易に浸透して、処理物質の鎖状の分子の途中部分に水素
又は酸素の原子を化合させることにより、アルコール状
の化合物に変化させて、処理物質を寸断するのである。
【0031】この処理物質の酸化作用、メチルアルコー
ル化による寸断作用により、処理物質の酸化物が発生す
るのである。このように、水Waとメチレンクロライド
溶液Meを、混合液として、加温・冷却パイプ20によ
り加温することにより、メチレンクロライドMeの蒸気
は、水Waを通過してから、処理タンクT内に蒸発する
のでCl2 が少なくなり、塩素イオン(Cl- )が発生
するのである。該塩素イオン(Cl- )は、処理物質に
侵入するのである。
ル化による寸断作用により、処理物質の酸化物が発生す
るのである。このように、水Waとメチレンクロライド
溶液Meを、混合液として、加温・冷却パイプ20によ
り加温することにより、メチレンクロライドMeの蒸気
は、水Waを通過してから、処理タンクT内に蒸発する
のでCl2 が少なくなり、塩素イオン(Cl- )が発生
するのである。該塩素イオン(Cl- )は、処理物質に
侵入するのである。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のようなハロゲンイオンを
使用した物質酸化装置であるので、次のような効果を奏
するのである。処理タンクTの内部の空気が真空ポンプ
Pにより脱気されて、酸素が少ない状態であるで、ハロ
ゲン系溶剤や、塩素系溶剤や、メチレンクロライド溶液
と水から発生した蒸気は、ハロゲンイオンや塩素イオン
(Cl- )を発生するのである。このハロゲンイオンや
塩素イオン(Cl- )は、処理タンクT内で空気中で処
理物質に対して作用することにより、従来は酸化が困難
であった処理物質を酸化させることが可能となるのであ
る。
使用した物質酸化装置であるので、次のような効果を奏
するのである。処理タンクTの内部の空気が真空ポンプ
Pにより脱気されて、酸素が少ない状態であるで、ハロ
ゲン系溶剤や、塩素系溶剤や、メチレンクロライド溶液
と水から発生した蒸気は、ハロゲンイオンや塩素イオン
(Cl- )を発生するのである。このハロゲンイオンや
塩素イオン(Cl- )は、処理タンクT内で空気中で処
理物質に対して作用することにより、従来は酸化が困難
であった処理物質を酸化させることが可能となるのであ
る。
【0033】また本ハロゲンイオンを使用した物質酸化
装置は、金属・木材・植物・合金・セラミックス・PC
B等の化学物質等の全てに作用して、強力な酸化作用を
及ぼすことができるのである。また、このハロゲンイオ
ンを使用した物質酸化装置において、メチレンクロライ
ドを使用した場合に、この溶剤の使用減少量は殆どな
く、完全に近い状態まで回収することが出来るので、大
気汚染やオゾン層の破壊等の地球に対する悪影響を及ぼ
すことが無いのである。
装置は、金属・木材・植物・合金・セラミックス・PC
B等の化学物質等の全てに作用して、強力な酸化作用を
及ぼすことができるのである。また、このハロゲンイオ
ンを使用した物質酸化装置において、メチレンクロライ
ドを使用した場合に、この溶剤の使用減少量は殆どな
く、完全に近い状態まで回収することが出来るので、大
気汚染やオゾン層の破壊等の地球に対する悪影響を及ぼ
すことが無いのである。
【0034】また、従来の如く、高熱で処理物質の電子
や原子の活動状態を作り、酸化作用を行わせるのではな
く、100℃以下の低温で、酸化処理を行うことが出来
るので、処理物質を傷めることが少なく、また安全な装
置とすることが出来るのである。
や原子の活動状態を作り、酸化作用を行わせるのではな
く、100℃以下の低温で、酸化処理を行うことが出来
るので、処理物質を傷めることが少なく、また安全な装
置とすることが出来るのである。
【図1】本発明のハロゲンイオンを使用した物質酸化装
置の基本構成図面。
置の基本構成図面。
【図2】ハロゲンイオンを使用した物質酸化装置の行程
と手順を、バルブ機構の開閉により示した図面。
と手順を、バルブ機構の開閉により示した図面。
【図3】処理タンクTと蓋体22と処理物質載置台26
の部分の側面図。
の部分の側面図。
【図4】処理タンクTに蓋体22を閉鎖した状態の側面
図。
図。
【図5】蓋体22の正面図。
【図6】処理タンクTの正面断面図。
【図7】処理物質載置台26の上に処理物質を載置した
状態の正面図。
状態の正面図。
【図8】処理状態における処理タンクTの内部の断面
図。
図。
Me メチレンクロライド溶液 C コンプレッサ B ボイラー T 処理タンク P 真空ポンプ Wa 水 W 被酸化処理物質 14 混合液タンク 15 チラー 16 コンデンサ 18 冷却水タンク 26 処理物質載置台
Claims (4)
- 【請求項1】 気密されたタンクの内部に、ハロゲン系
溶剤と水を混合した混合液を配置し、該混合液の液面と
接触しない位置の処理タンクT内に処理物質載置台26
を配置し、該処理物質載置台26の上面に被酸化処理物
質Wを載置し、被酸化処理物質Wを載置した後に処理タ
ンクT内を真空ポンプPにより脱気し、次に該混合液を
加熱し、該ハロゲン系溶剤の蒸気と水蒸気を発生させ、
前記ハロゲン系溶剤の蒸気と水蒸気を処理タンクT内に
充填させ、処理タンクT内にハロゲンイオンを発生さ
せ、脱気状態の中で該ハロゲンイオンを被酸化処理物質
Wに当てることにより酸化させることを特徴とするハロ
ゲンイオンを使用した物質酸化装置。 - 【請求項2】 気密されたタンクの内部に、塩素系溶剤
と水を混合した混合液を配置し、該混合液の液面と接触
しない位置の処理タンクT内に処理物質載置台26を配
置し、該処理物質載置台26の上面に被酸化処理物質W
を載置し、被酸化処理物質Wを載置した後に処理タンク
T内を真空ポンプPにより脱気し、次に該混合液を加熱
し、該塩素系溶剤の蒸気と水蒸気を発生させ、前記塩素
系溶剤の蒸気と水蒸気を処理タンクT内に充填させ、処
理タンクT内に塩素イオン(Cl- )を発生させ、脱気
状態の中で該塩素イオン(Cl- )を被酸化処理物質W
に当てることにより酸化させることを特徴とするハロゲ
ンイオンを使用した物質酸化装置。 - 【請求項3】 気密されたタンクの内部に、メチレンク
ロライド溶液Meと水Waを混合した混合液を配置し、
該混合液の液面と接触しない位置の処理タンクT内に処
理物質載置台26を配置し、該処理物質載置台26の上
面に被酸化処理物質Wを載置し、被酸化処理物質Wを載
置した後に処理タンクT内を真空ポンプPにより脱気
し、次に該混合液を加熱し、該メチレンクロライドの蒸
気と水蒸気を発生させ、前記メチレンクロライドの蒸気
と水蒸気を処理タンクT内に充填させ、処理タンクT内
に塩素イオン(Cl- )を発生させ、脱気状態の中で該
塩素イオン(Cl- )を被酸化処理物質Wに当てること
により酸化させることを特徴とするハロゲンイオンを使
用した物質酸化装置。 - 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の塩素イオン
を使用した物質酸化装置において、該混合液の加熱温度
を70〜150℃の範囲としたことを特徴とするハロゲ
ンイオンを使用した物質酸化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1615895A JPH08209111A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | ハロゲンイオンを使用した物質酸化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1615895A JPH08209111A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | ハロゲンイオンを使用した物質酸化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209111A true JPH08209111A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11908708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1615895A Pending JPH08209111A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | ハロゲンイオンを使用した物質酸化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209111A (ja) |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP1615895A patent/JPH08209111A/ja active Pending
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