JPH08209279A - 高強度高成形性アルミニウム合金 - Google Patents
高強度高成形性アルミニウム合金Info
- Publication number
- JPH08209279A JPH08209279A JP3920895A JP3920895A JPH08209279A JP H08209279 A JPH08209279 A JP H08209279A JP 3920895 A JP3920895 A JP 3920895A JP 3920895 A JP3920895 A JP 3920895A JP H08209279 A JPH08209279 A JP H08209279A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- point
- strength
- aluminum alloy
- formability
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高成形性、高強度を必要とする自動車部品に
使用される高強度高成形性アルミニウム合金を提供す
る。 【構成】 横軸にMg濃度(at%)、縦軸に次の式で定
義される換算濃度X(at%)を表す図1において、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、Cu0.3
at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%以下、
Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti0.0
1at%以下、残部がAlと不可避的不純物からなる。 X=Cuat%+0.664×Siat%+1.07×Fe
at%+1.10×Mnat%+1.14×Crat%+1.
24×Tiat%………
使用される高強度高成形性アルミニウム合金を提供す
る。 【構成】 横軸にMg濃度(at%)、縦軸に次の式で定
義される換算濃度X(at%)を表す図1において、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、Cu0.3
at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%以下、
Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti0.0
1at%以下、残部がAlと不可避的不純物からなる。 X=Cuat%+0.664×Siat%+1.07×Fe
at%+1.10×Mnat%+1.14×Crat%+1.
24×Tiat%………
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高強度と高成形性を必
要とする自動車部品に使用される高強度高成形性アルミ
ニウム合金に関するものである。
要とする自動車部品に使用される高強度高成形性アルミ
ニウム合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年自
動車部品において、車体重量を軽量化するためアルミニ
ウム合金が採用され、従来JIS5086(Al−0.
45wt%Mn−4.0wt%Mg−0.15wt%Cr),
5182(Al−0.35wt%Mn−4.5wt%M
g),5083(Al−0.7wt%Mn−4.5wt%M
g−0.15wt%Cr)等の合金が用いられてきた。し
かしこのような高Mg合金は伸びは高くなるが、変形抵
抗が高くなり、圧延加工が困難になる等の問題があっ
た。また添加元素であるCu,Mn,Cr,Tiの影響
により、強度と成形性が大きく変わるため、各特性の把
握が重要であるにもかかわらず、従来各元素間の組成の
関係把握は行われていなかった。なお本明細書で強度と
は引張強さ、耐力、硬度などであり、成形性とは伸び、
エリクセン値、深絞り性、張り出し性などを指す。
動車部品において、車体重量を軽量化するためアルミニ
ウム合金が採用され、従来JIS5086(Al−0.
45wt%Mn−4.0wt%Mg−0.15wt%Cr),
5182(Al−0.35wt%Mn−4.5wt%M
g),5083(Al−0.7wt%Mn−4.5wt%M
g−0.15wt%Cr)等の合金が用いられてきた。し
かしこのような高Mg合金は伸びは高くなるが、変形抵
抗が高くなり、圧延加工が困難になる等の問題があっ
た。また添加元素であるCu,Mn,Cr,Tiの影響
により、強度と成形性が大きく変わるため、各特性の把
握が重要であるにもかかわらず、従来各元素間の組成の
関係把握は行われていなかった。なお本明細書で強度と
は引張強さ、耐力、硬度などであり、成形性とは伸び、
エリクセン値、深絞り性、張り出し性などを指す。
【0003】本発明はこれに鑑み種々検討の結果、Al
−Mg系合金における上記添加元素の添加量と、強度及
び成形性との関係を詳細に調査することにより、高強度
高成形性アルミニウム合金を開発したものである。
−Mg系合金における上記添加元素の添加量と、強度及
び成形性との関係を詳細に調査することにより、高強度
高成形性アルミニウム合金を開発したものである。
【0004】即ち本発明は、Mg,Cu,Si,Cr,
Mn,Fe,Tiを含み残部Alからなるアルミニウム
合金において、横軸にMg濃度(at%)、縦軸に下記
式で定義される換算濃度X(at%)を表す図1におい
て、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、さらにCu
0.3at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%
以下、Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti
0.01at%以下、残部がAlと不可避的不純物からな
ることを特徴とするものである。 X=Cuat%+0.664×Siat%+1.07×Feat%+1.10×Mnat %+1.14×Crat%+1.24×Tiat%………
Mn,Fe,Tiを含み残部Alからなるアルミニウム
合金において、横軸にMg濃度(at%)、縦軸に下記
式で定義される換算濃度X(at%)を表す図1におい
て、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、さらにCu
0.3at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%
以下、Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti
0.01at%以下、残部がAlと不可避的不純物からな
ることを特徴とするものである。 X=Cuat%+0.664×Siat%+1.07×Feat%+1.10×Mnat %+1.14×Crat%+1.24×Tiat%………
【0005】
【作用】本発明合金は、上記の如く、Mg,Cu,S
i,Cr,Mn,Fe,Tiを含み、残部Alと不可避
的不純物からなり、横軸にMg濃度(at%)、縦軸に上
記式で定義される換算濃度X(at%)を表す図1にお
いて、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、さらにCu
0.3at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%
以下、Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti
0.01at%以下との組成限定により、引張強さは25
0MPa以上、伸びも30%以上と高いアルミニウム合
金が得られる。
i,Cr,Mn,Fe,Tiを含み、残部Alと不可避
的不純物からなり、横軸にMg濃度(at%)、縦軸に上
記式で定義される換算濃度X(at%)を表す図1にお
いて、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、さらにCu
0.3at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%
以下、Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti
0.01at%以下との組成限定により、引張強さは25
0MPa以上、伸びも30%以上と高いアルミニウム合
金が得られる。
【0006】しかして図1において第1点と第2点を結
ぶ線より低濃度側では十分な強度が得られず、第2点と
第3点を結ぶ線より高濃度側では成形性が劣化し、第3
点と第4点を結ぶ線より高濃度側では変形抵抗が高く圧
延加工が困難になる。そしてこの四角形で囲まれた組成
限定範囲内が、高強度と高延性の両特性を満す。
ぶ線より低濃度側では十分な強度が得られず、第2点と
第3点を結ぶ線より高濃度側では成形性が劣化し、第3
点と第4点を結ぶ線より高濃度側では変形抵抗が高く圧
延加工が困難になる。そしてこの四角形で囲まれた組成
限定範囲内が、高強度と高延性の両特性を満す。
【0007】またCu0.3at%以下、Si0.2at%
以下、Cr0.1at%以下、Mn0.2at%以下、Fe
0.1at%以下、Ti0.01at%以下とし、残部Al
と不可避的不純物からなる組成に限定したのは、上記の
如く引張強さ250MPa以上、伸び30%以上の特性
を得るためであり、Si0.2at%以下、Fe0.1at
%以下は不純物レベルで、これを越えると伸び特性が劣
化し、Cu含有量が0.3at%を越えると成形性が劣化
し、Cr含有量が0.1at%を越えると晶出物を形成し
て成形性を劣化する。またMn含有量が0.2at%を越
えると伸びが低下し、Ti含有量が0.01at%を越え
ると結晶粒が粗大化して成形性が劣化する。
以下、Cr0.1at%以下、Mn0.2at%以下、Fe
0.1at%以下、Ti0.01at%以下とし、残部Al
と不可避的不純物からなる組成に限定したのは、上記の
如く引張強さ250MPa以上、伸び30%以上の特性
を得るためであり、Si0.2at%以下、Fe0.1at
%以下は不純物レベルで、これを越えると伸び特性が劣
化し、Cu含有量が0.3at%を越えると成形性が劣化
し、Cr含有量が0.1at%を越えると晶出物を形成し
て成形性を劣化する。またMn含有量が0.2at%を越
えると伸びが低下し、Ti含有量が0.01at%を越え
ると結晶粒が粗大化して成形性が劣化する。
【0008】
【実施例】以下本発明を実施例について説明する。図1
に示す本発明例●1〜20及び比較例×21〜39、即
ち表1に示す本発明例と比較例の成分を含有する合金を
通常の方法で鋳造し、所定の均質化を行い、300〜4
00℃での熱間圧延後、冷間圧延し、厚さ1mmの板材と
した。その後550℃で溶体化処理を行った。これ等に
ついて熱間圧延時の容易性を調べると共に、溶体化処理
後に引張試験を行った。それ等の結果を表2に示す。
に示す本発明例●1〜20及び比較例×21〜39、即
ち表1に示す本発明例と比較例の成分を含有する合金を
通常の方法で鋳造し、所定の均質化を行い、300〜4
00℃での熱間圧延後、冷間圧延し、厚さ1mmの板材と
した。その後550℃で溶体化処理を行った。これ等に
ついて熱間圧延時の容易性を調べると共に、溶体化処理
後に引張試験を行った。それ等の結果を表2に示す。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】表2から明らかなように本発明例No.1〜
20は引張強さ250MPa以上と高く、伸びも30%
以上高いことが判る。これに対し比較例No.21〜33
は強度もしくは伸び特性が劣り、比較例34〜39は熱
間圧延において割れが生じ、特にNo.38,39は割れ
の程度がひどく製造に難があった。
20は引張強さ250MPa以上と高く、伸びも30%
以上高いことが判る。これに対し比較例No.21〜33
は強度もしくは伸び特性が劣り、比較例34〜39は熱
間圧延において割れが生じ、特にNo.38,39は割れ
の程度がひどく製造に難があった。
【0012】また溶体化処理温度を450℃と500℃
で行った結果、いずれも上記と同様の傾向を示した。ま
た一部の試料につき板厚を0.7mmと2.0mmに変えて
行ったが、その結果はまったく変わらなかった。
で行った結果、いずれも上記と同様の傾向を示した。ま
た一部の試料につき板厚を0.7mmと2.0mmに変えて
行ったが、その結果はまったく変わらなかった。
【0013】
【発明の効果】このように本発明によれば、高強度と高
成形性を有するアルミニウム合金が得られ、高強度と高
成形性を必要とする自動車部品の製造を容易にする等工
業上顕著な効果を奏する。
成形性を有するアルミニウム合金が得られ、高強度と高
成形性を必要とする自動車部品の製造を容易にする等工
業上顕著な効果を奏する。
【図1】Mg濃度(at%)と、Cu,Si,Cr,M
n,Fe,Tiの換算濃度X(at%)で表わされる本発
明合金の組成範囲を示す線図である。
n,Fe,Tiの換算濃度X(at%)で表わされる本発
明合金の組成範囲を示す線図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 Mg,Cu,Si,Cr,Mn,Fe,
Tiを含み、残部Alからなるアルミニムウ合金におい
て、横軸にMg濃度(at%)、縦軸に下記式で定義さ
れる換算濃度X(at%)を表す図1において、 第1点 Mg4.7at%、X0.0at% 第2点 Mg4.0at%、X0.4at% 第3点 Mg7.2at%、X0.68at% 第4点 Mg8.0at%、X0.0at% を結ぶ線で囲まれた四角形内の組成を有し、さらにCu
0.3at%以下、Si0.2at%以下、Cr0.1at%
以下、Mn0.2at%以下、Fe0.1at%以下、Ti
0.01at%以下、残部がAlと不可避的不純物からな
ることを特徴とする高強度高成形性アルミニウム合金。 X=Cuat%+0.664×Siat%+1.07×Feat%+1.10×Mnat %+1.14×Crat%+1.24×Tiat%………
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3920895A JPH08209279A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 高強度高成形性アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3920895A JPH08209279A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 高強度高成形性アルミニウム合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209279A true JPH08209279A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12546725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3920895A Pending JPH08209279A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 高強度高成形性アルミニウム合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209279A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2184375A1 (en) | 2002-03-01 | 2010-05-12 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Al-Mg-Si alloy material and plate |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP3920895A patent/JPH08209279A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2184375A1 (en) | 2002-03-01 | 2010-05-12 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Al-Mg-Si alloy material and plate |
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