JPH082092A - ラベル用インクジェット記録シート及びその製造方法 - Google Patents
ラベル用インクジェット記録シート及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH082092A JPH082092A JP6137030A JP13703094A JPH082092A JP H082092 A JPH082092 A JP H082092A JP 6137030 A JP6137030 A JP 6137030A JP 13703094 A JP13703094 A JP 13703094A JP H082092 A JPH082092 A JP H082092A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording sheet
- radiation
- ink
- support
- inkjet recording
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘着剤のインク受理層への浸透によって発生
するインクの滲み出しを抑制し、鮮鋭性と色彩性の低下
がなく、更にカール性の良好なラベル用インクジェット
記録シートを得ること。 【構成】 木材パルプを主成分とする支持体の片面にイ
ンク受理層、他面に粘着層が設けたラベル用インクジェ
ット記録シートで、放射線硬化性樹脂と放射線硬化性レ
ベリング剤からなるバリアー層を該支持体と該インク受
理層或は該粘着層との間のいづれか又は両方に設けたこ
とを特徴とするラベル用インクジェット記録シート及び
その製造方法。 【効果】 放射線硬化性樹脂及び放射線硬化性レベリン
グ剤の働きで、粘着層を設けてもインクドットの肥大化
がなく、ピンホールの少ないインク受理層が得られ、良
好なインクジェット記録を与える。
するインクの滲み出しを抑制し、鮮鋭性と色彩性の低下
がなく、更にカール性の良好なラベル用インクジェット
記録シートを得ること。 【構成】 木材パルプを主成分とする支持体の片面にイ
ンク受理層、他面に粘着層が設けたラベル用インクジェ
ット記録シートで、放射線硬化性樹脂と放射線硬化性レ
ベリング剤からなるバリアー層を該支持体と該インク受
理層或は該粘着層との間のいづれか又は両方に設けたこ
とを特徴とするラベル用インクジェット記録シート及び
その製造方法。 【効果】 放射線硬化性樹脂及び放射線硬化性レベリン
グ剤の働きで、粘着層を設けてもインクドットの肥大化
がなく、ピンホールの少ないインク受理層が得られ、良
好なインクジェット記録を与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラベル用インクジェッ
ト記録シートに関するものであり、更に詳しくは、水性
インクで印字されたドットの滲み出しを抑制し、良好な
画像の鮮鋭性と色彩性が得られるカール性の良好なラベ
ル用インクジェット記録シートに関するものである。
ト記録シートに関するものであり、更に詳しくは、水性
インクで印字されたドットの滲み出しを抑制し、良好な
画像の鮮鋭性と色彩性が得られるカール性の良好なラベ
ル用インクジェット記録シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行なうものであ
るが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融
通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、漢字
を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として種々
の用途において急速に普及している。更に、多色インク
ジェット方式により形成される画像は、製版方式による
多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、遜色
のない記録を得ることが可能である。又、作成部数が少
なくて済む用途においては、写真技術によるよりも安価
であることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用
されつつある。
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行なうものであ
るが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融
通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、漢字
を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として種々
の用途において急速に普及している。更に、多色インク
ジェット方式により形成される画像は、製版方式による
多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、遜色
のない記録を得ることが可能である。又、作成部数が少
なくて済む用途においては、写真技術によるよりも安価
であることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用
されつつある。
【0003】更に、ニーズの多様化に伴って、インクジ
ェット記録方式で印字された記録シートが、価格表示用
ラベル、商品表示(バーコード)用ラベル、品質表示用
ラベル、計量表示用ラベル、広告宣伝用ラベル(ステッ
カー)等のラベル用途として使用することが増加してい
る。特に、バーコード用ラベルでは、インクジェットシ
ートの高鮮鋭性が生かせるし、広告宣伝用ラベルでは、
鮮鋭性や色彩性に優れていることから良好な画像を得る
ことが可能であり、宣伝効果が大きいものとなる。更
に、パーソナルコンピュータレベルで、鮮鋭性や色彩性
といった画像再現性や色再現性に優れた画像を簡単に得
ることが可能であることもインクジェット記録シートが
多用される理由でもある。特に、ラベルは、広い範囲の
被着体に良く接着し、貼り付け作業が簡単なため、多く
の分野で使用されており、ラベルの特徴とインクジェッ
ト記録シートの良好な画像を得ることが可能であるとい
う特徴を組み合わせた用途が広がりつつある。しかし、
ラベル用途への応用にしても、インクジェット記録方式
の特徴である画像再現性や色再現性に優れていなけれ
ば、ラベル用インクジェット記録シートの付加価値はな
い。
ェット記録方式で印字された記録シートが、価格表示用
ラベル、商品表示(バーコード)用ラベル、品質表示用
ラベル、計量表示用ラベル、広告宣伝用ラベル(ステッ
カー)等のラベル用途として使用することが増加してい
る。特に、バーコード用ラベルでは、インクジェットシ
ートの高鮮鋭性が生かせるし、広告宣伝用ラベルでは、
鮮鋭性や色彩性に優れていることから良好な画像を得る
ことが可能であり、宣伝効果が大きいものとなる。更
に、パーソナルコンピュータレベルで、鮮鋭性や色彩性
といった画像再現性や色再現性に優れた画像を簡単に得
ることが可能であることもインクジェット記録シートが
多用される理由でもある。特に、ラベルは、広い範囲の
被着体に良く接着し、貼り付け作業が簡単なため、多く
の分野で使用されており、ラベルの特徴とインクジェッ
ト記録シートの良好な画像を得ることが可能であるとい
う特徴を組み合わせた用途が広がりつつある。しかし、
ラベル用途への応用にしても、インクジェット記録方式
の特徴である画像再現性や色再現性に優れていなけれ
ば、ラベル用インクジェット記録シートの付加価値はな
い。
【0004】ラベル仕様にするため、既存の技術で得ら
れたインクジェット記録シートに、そのまま粘着層を設
けると、インクが滲み出し、ドット径の肥大化に伴う鮮
鋭性や色彩性の低下が生じて画像再現性が悪化しやすく
なる。このことから、インク受理層の塗被組成物の配合
に対する改良が行われているが、この問題を回避できな
いのが現状である。このことから、ラベル用インクジェ
ット記録シートには、ドットの滲み出しを抑制したもの
が要求されており、更に、近年のビジュアル化に伴っ
て、インク滲み出しについての要求はかなり厳しくなっ
ているのが現状である。
れたインクジェット記録シートに、そのまま粘着層を設
けると、インクが滲み出し、ドット径の肥大化に伴う鮮
鋭性や色彩性の低下が生じて画像再現性が悪化しやすく
なる。このことから、インク受理層の塗被組成物の配合
に対する改良が行われているが、この問題を回避できな
いのが現状である。このことから、ラベル用インクジェ
ット記録シートには、ドットの滲み出しを抑制したもの
が要求されており、更に、近年のビジュアル化に伴っ
て、インク滲み出しについての要求はかなり厳しくなっ
ているのが現状である。
【0005】粘着層を設けたラベル用インクジェット記
録シートでは、印字後のインク受理層におけるドット径
の肥大化は、粘着層に使用される粘着剤の種類によって
異なるが、粘着層中の溶媒である水、或いは酢酸エチル
やトルエンのような有機溶剤、比較的低分子量の可塑
剤、界面活性剤といった成分が支持体を通してインク受
理層にまで浸透し、更に、該成分がインクに対するイン
ク受理層の受容能力や定着能力を変化させるために、イ
ンクの滲み出しを生じさせていることによると考えられ
る。
録シートでは、印字後のインク受理層におけるドット径
の肥大化は、粘着層に使用される粘着剤の種類によって
異なるが、粘着層中の溶媒である水、或いは酢酸エチル
やトルエンのような有機溶剤、比較的低分子量の可塑
剤、界面活性剤といった成分が支持体を通してインク受
理層にまで浸透し、更に、該成分がインクに対するイン
ク受理層の受容能力や定着能力を変化させるために、イ
ンクの滲み出しを生じさせていることによると考えられ
る。
【0006】粘着剤成分のインク受理層への浸透防止の
ために、成膜素材からなるバリアー層を支持体とインク
受理層或は粘着層との間に、いずれか又は両方に水溶性
高分子を成膜素材として設けることが考えられている。
しかし、水溶性高分子の場合は、支持体に膜形成の際、
溶媒を揮発させる乾燥工程が必要となる。そのため、バ
リアー層塗布後の支持体に、若干の平滑性の低下をもた
らすと共にカールを発生することがある。バリアー層塗
布後の支持体にカールが発生してしまうとインク受理層
を設ける際のカールバランスの調整が非常に微妙で難し
いものとなってしまう。又、溶媒が揮発するために発生
するピンホール等の部分的な欠陥が生じ易い。支持体の
平滑性の低下もバリアー層の部分的な欠陥もインクジェ
ット記録シートのインクジェット記録性を低下させるも
のである。
ために、成膜素材からなるバリアー層を支持体とインク
受理層或は粘着層との間に、いずれか又は両方に水溶性
高分子を成膜素材として設けることが考えられている。
しかし、水溶性高分子の場合は、支持体に膜形成の際、
溶媒を揮発させる乾燥工程が必要となる。そのため、バ
リアー層塗布後の支持体に、若干の平滑性の低下をもた
らすと共にカールを発生することがある。バリアー層塗
布後の支持体にカールが発生してしまうとインク受理層
を設ける際のカールバランスの調整が非常に微妙で難し
いものとなってしまう。又、溶媒が揮発するために発生
するピンホール等の部分的な欠陥が生じ易い。支持体の
平滑性の低下もバリアー層の部分的な欠陥もインクジェ
ット記録シートのインクジェット記録性を低下させるも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明が解決
しようとする課題は、ラベル用インクジェット記録シー
トにおいて、水性インクで印字されたドットの滲み出し
を抑制し、良好な画像の鮮鋭性と色彩性を有するカール
性の良好なラベル用インクジェット記録シートを得るこ
とである。
しようとする課題は、ラベル用インクジェット記録シー
トにおいて、水性インクで印字されたドットの滲み出し
を抑制し、良好な画像の鮮鋭性と色彩性を有するカール
性の良好なラベル用インクジェット記録シートを得るこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上の様
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明に
至った。即ち、木材パルプを主成分とする支持体の片面
にインク受理層、他面に粘着層を設けたラベル用インク
ジェット記録シートにおいて、放射線硬化性樹脂と放射
線硬化性レベリング剤からなるバリアー層が、該支持体
と該インク受理層との間或は該支持体と該粘着層との間
の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするラ
ベル用インクジェット記録シートの発明である。放射線
硬化性レベリング剤は、含フッ素アクリレート又はパー
フルオロアルキロアクリレート等の含フッ素化合物、含
シリコーンアクリレート又はその誘導体等の含シリコー
ン化合物であることが好ましい。
な問題点を解決するため鋭意研究の結果、以下の発明に
至った。即ち、木材パルプを主成分とする支持体の片面
にインク受理層、他面に粘着層を設けたラベル用インク
ジェット記録シートにおいて、放射線硬化性樹脂と放射
線硬化性レベリング剤からなるバリアー層が、該支持体
と該インク受理層との間或は該支持体と該粘着層との間
の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするラ
ベル用インクジェット記録シートの発明である。放射線
硬化性レベリング剤は、含フッ素アクリレート又はパー
フルオロアルキロアクリレート等の含フッ素化合物、含
シリコーンアクリレート又はその誘導体等の含シリコー
ン化合物であることが好ましい。
【0009】本発明に係るラベル用インクジェット記録
シートは、支持体を挟んで、片面にインク受理層、他面
に粘着層が設けられている。本発明のバリアー層は、支
持体とインク受理層間、又は支持体と粘着層間、更に支
持体とインク受理層間及び支持体と粘着層の両方に設け
られたものである。本発明のラベル用インクジェット記
録シートは、粘着層が剥離紙と貼り合わせて用いられる
ものである。
シートは、支持体を挟んで、片面にインク受理層、他面
に粘着層が設けられている。本発明のバリアー層は、支
持体とインク受理層間、又は支持体と粘着層間、更に支
持体とインク受理層間及び支持体と粘着層の両方に設け
られたものである。本発明のラベル用インクジェット記
録シートは、粘着層が剥離紙と貼り合わせて用いられる
ものである。
【0010】本発明のラベル用インクジェット記録シー
トの製造方法は、支持体とインク受理層のとの間或いは
支持体と粘着層との間の少なくとも一方に、放射線硬化
性レベリング剤を含有する放射線硬化性樹脂を塗布し、
電子線或いは紫外線の少なくとも一方を照射し、該放射
線硬化性樹脂を硬化させてバリアー層を形成することを
特徴とする。本発明の方法では、水性高分子によるバリ
アー層を設けるよりもカールの発生が少なく、且つ支持
体の平滑性の低下も少ない。これは放射線硬化性樹脂は
無溶剤型の塗料であり、支持体に塗布する際乾燥工程が
不要であり、且つ成膜時ほとんど熱を発生することがな
い。そのため、支持体に一度滲み込んだ溶媒が再び揮発
するとか支持体中に若干残ったままになることがなく、
又、支持体に過度に熱をかからないためと考えられる。
トの製造方法は、支持体とインク受理層のとの間或いは
支持体と粘着層との間の少なくとも一方に、放射線硬化
性レベリング剤を含有する放射線硬化性樹脂を塗布し、
電子線或いは紫外線の少なくとも一方を照射し、該放射
線硬化性樹脂を硬化させてバリアー層を形成することを
特徴とする。本発明の方法では、水性高分子によるバリ
アー層を設けるよりもカールの発生が少なく、且つ支持
体の平滑性の低下も少ない。これは放射線硬化性樹脂は
無溶剤型の塗料であり、支持体に塗布する際乾燥工程が
不要であり、且つ成膜時ほとんど熱を発生することがな
い。そのため、支持体に一度滲み込んだ溶媒が再び揮発
するとか支持体中に若干残ったままになることがなく、
又、支持体に過度に熱をかからないためと考えられる。
【0011】更に、放射線硬化性樹脂をバリアー層に用
いることにより、バリアー層に水溶性高分子を用いる場
合と比較して、インクドット径の肥大化が起こりにくい
ことが判明した。これは、放射線硬化性樹脂をバリアー
層に設けた場合、硬化時に溶媒が支持体中を通過して繊
維間隙に影響を及ぼすことや、溶媒が支持体中に残留す
ることがないために、インクの浸透現象が抑制されるも
のと考えられる。
いることにより、バリアー層に水溶性高分子を用いる場
合と比較して、インクドット径の肥大化が起こりにくい
ことが判明した。これは、放射線硬化性樹脂をバリアー
層に設けた場合、硬化時に溶媒が支持体中を通過して繊
維間隙に影響を及ぼすことや、溶媒が支持体中に残留す
ることがないために、インクの浸透現象が抑制されるも
のと考えられる。
【0012】インクジェット記録においては、インク受
理層に発生したピンホール等の部分的な欠陥は、たとえ
わずかなものであってもインクジェット記録で高精細な
画像を得るには致命的なものとなってしまう。溶媒型塗
液では、部分的な欠陥を極力なくすため必然的にその塗
布量は必要以上に多くなってしまい、カール矯正上から
もコスト的にも不利になっていた。又、溶剤型塗液の硬
化過程において、硬化は塗層の表面或いは支持体との界
面から起こるため、塗層の深さ方向において、塗液の硬
化率は中心部の方が表面或いは界面に近い部分より低く
なることがある。その結果、バリアー層の凝集力が中心
で弱くなり、ラベルとして貼られた場合、バリアー層の
凝集力不足で凝集破壊によりラベルが剥がれてしまう場
合がある。溶剤型塗液でこれを避けるために乾燥条件を
厳しくすれば、更にバリアー層のピンホールが増えてし
まうこともあるし、よりゆっくり乾燥を行って深さ方向
均一に硬化をさせようとすると、生産性は非常に低いも
のとなってしまうという問題があった。
理層に発生したピンホール等の部分的な欠陥は、たとえ
わずかなものであってもインクジェット記録で高精細な
画像を得るには致命的なものとなってしまう。溶媒型塗
液では、部分的な欠陥を極力なくすため必然的にその塗
布量は必要以上に多くなってしまい、カール矯正上から
もコスト的にも不利になっていた。又、溶剤型塗液の硬
化過程において、硬化は塗層の表面或いは支持体との界
面から起こるため、塗層の深さ方向において、塗液の硬
化率は中心部の方が表面或いは界面に近い部分より低く
なることがある。その結果、バリアー層の凝集力が中心
で弱くなり、ラベルとして貼られた場合、バリアー層の
凝集力不足で凝集破壊によりラベルが剥がれてしまう場
合がある。溶剤型塗液でこれを避けるために乾燥条件を
厳しくすれば、更にバリアー層のピンホールが増えてし
まうこともあるし、よりゆっくり乾燥を行って深さ方向
均一に硬化をさせようとすると、生産性は非常に低いも
のとなってしまうという問題があった。
【0013】本発明者らは、バリヤー層組成物として、
放射線硬化性樹脂及び放射線硬化性レベリング剤からな
る混合物を用いることにより、これらの問題を解決でき
ることを見いだした。即ち、本発明のバリヤー層組成物
は、無溶媒での塗布であり、更に、放射線硬化性レベリ
ング剤も用いられているため、成膜時に溶媒の揮発によ
り発生するピンホール等の部分的な欠陥を生じることが
少ない。又、無溶剤型の放射線硬化性樹脂と放射線硬化
性レベリング剤をバリアー層組成物として用いることに
より、該樹脂のレベリング性が良好となるため、溶剤型
塗液よりその塗布量は少なくて済み、カール制御が容易
になる。又、放射線による硬化の場合、放射線の透過力
が非常に強いため、深さ方向均一に硬化を行うことがで
き、凝集力に差が出たり、凝集力が不足することがな
く、ラベルが剥がれる等という問題を避けることができ
る。
放射線硬化性樹脂及び放射線硬化性レベリング剤からな
る混合物を用いることにより、これらの問題を解決でき
ることを見いだした。即ち、本発明のバリヤー層組成物
は、無溶媒での塗布であり、更に、放射線硬化性レベリ
ング剤も用いられているため、成膜時に溶媒の揮発によ
り発生するピンホール等の部分的な欠陥を生じることが
少ない。又、無溶剤型の放射線硬化性樹脂と放射線硬化
性レベリング剤をバリアー層組成物として用いることに
より、該樹脂のレベリング性が良好となるため、溶剤型
塗液よりその塗布量は少なくて済み、カール制御が容易
になる。又、放射線による硬化の場合、放射線の透過力
が非常に強いため、深さ方向均一に硬化を行うことがで
き、凝集力に差が出たり、凝集力が不足することがな
く、ラベルが剥がれる等という問題を避けることができ
る。
【0014】更に、当初予期しなかったことではある
が、放射線硬化性樹脂に放射線硬化性レベリング剤を混
合して用いると、単に放射線硬化性樹脂のみをバリアー
層組成物として用いた場合よりもインクジェット記録し
た場合のドットの肥大化の割合が小さく、良好な画像形
成能が発現することが明らかになった。なお、本発明に
おいて、放射線硬化性でないレベリング剤を用いた場合
には、塗工適性は良好であるもののインクジェット記録
の経時安定性が良好でなく、製造から時間が経つにつれ
てインクドット系が細るといった問題が生じる場合があ
る。放射線硬化性レベリング剤を用いると、バリヤー層
の硬化時に同時にレベリング剤を固定化できるためか、
このような経時による変化が無くなり、良好なインクジ
ェット記録性を維持できる。
が、放射線硬化性樹脂に放射線硬化性レベリング剤を混
合して用いると、単に放射線硬化性樹脂のみをバリアー
層組成物として用いた場合よりもインクジェット記録し
た場合のドットの肥大化の割合が小さく、良好な画像形
成能が発現することが明らかになった。なお、本発明に
おいて、放射線硬化性でないレベリング剤を用いた場合
には、塗工適性は良好であるもののインクジェット記録
の経時安定性が良好でなく、製造から時間が経つにつれ
てインクドット系が細るといった問題が生じる場合があ
る。放射線硬化性レベリング剤を用いると、バリヤー層
の硬化時に同時にレベリング剤を固定化できるためか、
このような経時による変化が無くなり、良好なインクジ
ェット記録性を維持できる。
【0015】本発明におけるバリアー層を形成する放射
線硬化性樹脂は、硬化後に三次元網目構造を形成するも
のであれば特に制限するものではなく、その硬化方法も
紫外線、電子線照射単独、或は組合せによるものでも、
他の重合方法との併用によるものでもよい。
線硬化性樹脂は、硬化後に三次元網目構造を形成するも
のであれば特に制限するものではなく、その硬化方法も
紫外線、電子線照射単独、或は組合せによるものでも、
他の重合方法との併用によるものでもよい。
【0016】放射線硬化性樹脂としては、分子末端に又
は分子側鎖にラジカル重合硬化性の官能基を有する不飽
和ポリエステル、変性不飽和ポリエステル、アクリル系
ポリマー及びエチレン不飽和結合を有するポリマー、及
びモノマー等が単体で又は他の溶剤とともに使用でき
る。例えばポリエステルポリアクリレート、ポリエステ
ルポリメタクリレート、ポリウレタンポリアクリレー
ト、ポリウレタンポリメタクリレート、単官能アクリレ
ート、単官能メタクリレート、ビニルピロリドン、ポリ
アミドポリアクリレート。ポリアミドポリメタクリレー
ト、ポリシロキサンポリアクリレート、或はこれらの樹
脂のオリゴエステル変性物、アルキレンオキシド変性物
等が挙げられる。これらの樹脂は単独で使用しても良い
し、混合して使用しても良い。
は分子側鎖にラジカル重合硬化性の官能基を有する不飽
和ポリエステル、変性不飽和ポリエステル、アクリル系
ポリマー及びエチレン不飽和結合を有するポリマー、及
びモノマー等が単体で又は他の溶剤とともに使用でき
る。例えばポリエステルポリアクリレート、ポリエステ
ルポリメタクリレート、ポリウレタンポリアクリレー
ト、ポリウレタンポリメタクリレート、単官能アクリレ
ート、単官能メタクリレート、ビニルピロリドン、ポリ
アミドポリアクリレート。ポリアミドポリメタクリレー
ト、ポリシロキサンポリアクリレート、或はこれらの樹
脂のオリゴエステル変性物、アルキレンオキシド変性物
等が挙げられる。これらの樹脂は単独で使用しても良い
し、混合して使用しても良い。
【0017】本発明で用いる放射線硬化性レベリング剤
は、含フッ素アクリレート又はパーフルオロアルキルア
クリレート、含フッ素メタクリレート又はパーフルオロ
アルキルメタクリレート等の含フッ素化合物、含シリコ
ーンアクリレート、含シリコーンメタクリレート又はそ
の誘導体等の含シリコーン化合物、アクリレート変性炭
化水素系界面活性剤、メタクリレート変性炭化水素系界
面活性剤等である。
は、含フッ素アクリレート又はパーフルオロアルキルア
クリレート、含フッ素メタクリレート又はパーフルオロ
アルキルメタクリレート等の含フッ素化合物、含シリコ
ーンアクリレート、含シリコーンメタクリレート又はそ
の誘導体等の含シリコーン化合物、アクリレート変性炭
化水素系界面活性剤、メタクリレート変性炭化水素系界
面活性剤等である。
【0018】以下に本発明に用いることのできる放射線
硬化性レベリング剤を列挙する。 1)含フッ素アクリレート又はパーフルオロアルキルア
クリレート (一般式;CH2=CHCOOCnH2nCmF2mH、CH2
=CHCOOCnH2nCmF2m+1で表わされる化合物) 2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート、2,
2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート、1
H,1H,5H−オクタフルオロペンチルアクリレー
ト、1H,1H,2H,2H−ヘプタデカフルオロデシ
ルアクリレート、N−(n−プロピル)−N−(β−ア
クリロキシエチル)−パーフルオロオクチルスルホン酸
アミド、パーフルオロアルキルエチルアクリレート等が
挙げられる。商品名としてはビスコート3F、ビスコー
ト4F、ビスコート8F、ビスコート17F(以上、大
阪有機化学工業株式会社製)、AE800、AE101
4、Hoe T 3605(ヘキストジャパン株式会社
製)等がある。
硬化性レベリング剤を列挙する。 1)含フッ素アクリレート又はパーフルオロアルキルア
クリレート (一般式;CH2=CHCOOCnH2nCmF2mH、CH2
=CHCOOCnH2nCmF2m+1で表わされる化合物) 2,2,2−トリフルオロエチルアクリレート、2,
2,3,3−テトラフルオロプロピルアクリレート、1
H,1H,5H−オクタフルオロペンチルアクリレー
ト、1H,1H,2H,2H−ヘプタデカフルオロデシ
ルアクリレート、N−(n−プロピル)−N−(β−ア
クリロキシエチル)−パーフルオロオクチルスルホン酸
アミド、パーフルオロアルキルエチルアクリレート等が
挙げられる。商品名としてはビスコート3F、ビスコー
ト4F、ビスコート8F、ビスコート17F(以上、大
阪有機化学工業株式会社製)、AE800、AE101
4、Hoe T 3605(ヘキストジャパン株式会社
製)等がある。
【0019】2)含フッ素メタクリレート又はパーフル
オロアルキルメタクリレート (一般式;CH2=C(CH3)COOCnH2nCmF
2mH、CH2=C(CH3)COOCnH2nCmF2m+1で表
わされる化合物。) 2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、2,
2,3,3−テトラフルオロプロピルメタクリレート、
1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート、1H,1H,2H,2H−ヘプタデカフルオロデ
シルメタクリレート、N−(n−プロピル)−N−(β
−メタクリロキシエチル)−パーフルオロオクチルスル
ホン酸アミド、パーフルオロアルキルエチルアクリレー
ト等が挙げられる。商品名としてはビスコート4MF、
ビスコート8MF、ビスコート17MF(以上、大阪有
機化学工業株式会社製)、MAE−600、MAE−1
014、MAE−800、Hoe T 3606(ヘキ
ストジャパン株式会社製)等がある。
オロアルキルメタクリレート (一般式;CH2=C(CH3)COOCnH2nCmF
2mH、CH2=C(CH3)COOCnH2nCmF2m+1で表
わされる化合物。) 2,2,2−トリフルオロエチルメタクリレート、2,
2,3,3−テトラフルオロプロピルメタクリレート、
1H,1H,5H−オクタフルオロペンチルメタクリレ
ート、1H,1H,2H,2H−ヘプタデカフルオロデ
シルメタクリレート、N−(n−プロピル)−N−(β
−メタクリロキシエチル)−パーフルオロオクチルスル
ホン酸アミド、パーフルオロアルキルエチルアクリレー
ト等が挙げられる。商品名としてはビスコート4MF、
ビスコート8MF、ビスコート17MF(以上、大阪有
機化学工業株式会社製)、MAE−600、MAE−1
014、MAE−800、Hoe T 3606(ヘキ
ストジャパン株式会社製)等がある。
【0020】3)含シリコーンアクリレート、含シリコ
ーンメタクリレート又はその誘導体 一般的なシリコーン樹脂(主にポリジメチルシロキサ
ン)の分子主鎖の末端或は側鎖にアクリロイル基又はメ
タクリロイル基を導入した樹脂で、商品名ではFM07
11、FM0721、FM0725、PS583(以
上、チッソ株式会社製)、KP−600、X−62−7
140、X−62−7144、X−62−7153、X
−62−7153、X−62−7158、KNS−52
00、X−62−7166、X−62−7168、X−
62−7177、X−62−7180、X−62−71
80(以上、信越化学株式会社製)、RC149、RC
300、RC450、RC802、RC710、RC7
20(以上、ゴールドシュミット社製)等が挙げられ
る。
ーンメタクリレート又はその誘導体 一般的なシリコーン樹脂(主にポリジメチルシロキサ
ン)の分子主鎖の末端或は側鎖にアクリロイル基又はメ
タクリロイル基を導入した樹脂で、商品名ではFM07
11、FM0721、FM0725、PS583(以
上、チッソ株式会社製)、KP−600、X−62−7
140、X−62−7144、X−62−7153、X
−62−7153、X−62−7158、KNS−52
00、X−62−7166、X−62−7168、X−
62−7177、X−62−7180、X−62−71
80(以上、信越化学株式会社製)、RC149、RC
300、RC450、RC802、RC710、RC7
20(以上、ゴールドシュミット社製)等が挙げられ
る。
【0021】4)アクリレート変性炭化水素系界面活性
剤、メタクリレート変性炭化水素系界面活性剤 炭化水素鎖の末端又は側鎖にアクリロイル基又はメタク
リロイル基を有し、他の末端又は側鎖にスルホン酸塩或
はリン酸塩の官能基を有する界面活性剤であり、商品名
としてはH−3355N、H−3355S(第一工業製
薬株式会社製)等が挙げられる。
剤、メタクリレート変性炭化水素系界面活性剤 炭化水素鎖の末端又は側鎖にアクリロイル基又はメタク
リロイル基を有し、他の末端又は側鎖にスルホン酸塩或
はリン酸塩の官能基を有する界面活性剤であり、商品名
としてはH−3355N、H−3355S(第一工業製
薬株式会社製)等が挙げられる。
【0022】これらの放射線硬化性レベリング剤の添加
量は、放射線硬化性樹脂の種類により異なるが、一般
に、放射線硬化性樹脂に対して0.001〜25重量%
である。放射線硬化性レベリング剤の濃度がこの範囲よ
り低いと期待するレベリング効果が得られないし、この
範囲より高いとレベリング剤の分散が悪くなる。
量は、放射線硬化性樹脂の種類により異なるが、一般
に、放射線硬化性樹脂に対して0.001〜25重量%
である。放射線硬化性レベリング剤の濃度がこの範囲よ
り低いと期待するレベリング効果が得られないし、この
範囲より高いとレベリング剤の分散が悪くなる。
【0023】バリアー層は、厚さ基準で設けることが好
ましく、その厚さは、該バリアー層が設けられる表面の
粗さや塗工或いは含浸装置によって変量させる必要はあ
るが、0.5〜20μmの範囲が好ましい。厚さが0.
5μm未満であると、無溶剤型とはいえそのレベリング
性からバリアー層に部分的に欠陥が生じることがある
し、20μmを超えても本発明の目的に対する効果が余
り変わらないことから不経済になるだけである。
ましく、その厚さは、該バリアー層が設けられる表面の
粗さや塗工或いは含浸装置によって変量させる必要はあ
るが、0.5〜20μmの範囲が好ましい。厚さが0.
5μm未満であると、無溶剤型とはいえそのレベリング
性からバリアー層に部分的に欠陥が生じることがある
し、20μmを超えても本発明の目的に対する効果が余
り変わらないことから不経済になるだけである。
【0024】本発明のバリアー層を塗布する方法として
は、グラビアコーター、グラビアオフセットコーター、
バーコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、
Uコンマコーター、AKKUコーター、スムージングコ
ーター、マイクログラビアコーター、リバースロールコ
ーター、4本或は5本ロールコーター、ブレードコータ
ー、ディップコーター、落下カーテンコーター、スライ
ドコーター、ダイコーター、等いかなるコーターを用い
てもよい。
は、グラビアコーター、グラビアオフセットコーター、
バーコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、
Uコンマコーター、AKKUコーター、スムージングコ
ーター、マイクログラビアコーター、リバースロールコ
ーター、4本或は5本ロールコーター、ブレードコータ
ー、ディップコーター、落下カーテンコーター、スライ
ドコーター、ダイコーター、等いかなるコーターを用い
てもよい。
【0025】本発明に用いる電子線照射は、透過力、硬
化力の面から加速電圧が100〜1000KVであり、よ
り好ましくは、100〜300KVの電子線加速器を用
い、ワンパスの吸収線量が0.5〜20Mradになるよう
にすることが好ましい。加速電圧、或は電子線照射量が
この範囲より、低いと電子線の透過力が低すぎて十分な
硬化が行なわれず、又この範囲より大きすぎると、エネ
ルギー効率が悪化するばかりでなく、樹脂、添加剤の分
解、基材の強度低下等品質上好ましくない影響が現われ
る。
化力の面から加速電圧が100〜1000KVであり、よ
り好ましくは、100〜300KVの電子線加速器を用
い、ワンパスの吸収線量が0.5〜20Mradになるよう
にすることが好ましい。加速電圧、或は電子線照射量が
この範囲より、低いと電子線の透過力が低すぎて十分な
硬化が行なわれず、又この範囲より大きすぎると、エネ
ルギー効率が悪化するばかりでなく、樹脂、添加剤の分
解、基材の強度低下等品質上好ましくない影響が現われ
る。
【0026】電子線加速器としては、例えば、エレクト
ロカーテンシステム、スキャンニングタイプ、ダブルス
キャンニングタイプ等の何れでも良い。
ロカーテンシステム、スキャンニングタイプ、ダブルス
キャンニングタイプ等の何れでも良い。
【0027】なお、電子線照射に際しては、酸素濃度が
高いと電子線硬化性樹脂の硬化が妨げられるため、窒
素、ヘリウム、二酸化炭素等の不活性ガスによる置換を
行い、酸素濃度を600ppm 以下、好ましくは400pp
m 以下に抑制した雰囲気中で照射することが好ましい。
高いと電子線硬化性樹脂の硬化が妨げられるため、窒
素、ヘリウム、二酸化炭素等の不活性ガスによる置換を
行い、酸素濃度を600ppm 以下、好ましくは400pp
m 以下に抑制した雰囲気中で照射することが好ましい。
【0028】本発明において、必要に応じてバリアー層
を形成する放射線硬化性樹脂を紫外線照射により硬化す
ることができる。用いる紫外線照射装置としては、例え
ば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハラ
イドランプ等があり、オゾン発生の少ないオゾンレスタ
イプもある。一般に出力80w/cm以上のランプを複
数本並行して使用する。
を形成する放射線硬化性樹脂を紫外線照射により硬化す
ることができる。用いる紫外線照射装置としては、例え
ば、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハラ
イドランプ等があり、オゾン発生の少ないオゾンレスタ
イプもある。一般に出力80w/cm以上のランプを複
数本並行して使用する。
【0029】本発明において、紫外線照射により硬化を
行う場合に用いられる光開始剤としては、ジ及びトリク
ロロアセトフェノンのようなアセトフェノン類、ベンゾ
フェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベ
ンゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケター
ル、テトラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサ
ントン類、アゾ化合物等があり、硬化性樹脂の硬化反応
のタイプ、安定性、及び紫外線照射装置との適性等の観
点から選ばれる。光開始剤の使用量は紫外線硬化性樹脂
に対して通常0.1〜5%の範囲である。又、光開始剤
にハイドロキノンのような貯蔵安定剤が併用される場合
もある。
行う場合に用いられる光開始剤としては、ジ及びトリク
ロロアセトフェノンのようなアセトフェノン類、ベンゾ
フェノン、ミヒラーケトン、ベンジル、ベンゾイン、ベ
ンゾインアルキルエーテル、ベンジルジメチルケター
ル、テトラメチルチウラムモノサルファイド、チオキサ
ントン類、アゾ化合物等があり、硬化性樹脂の硬化反応
のタイプ、安定性、及び紫外線照射装置との適性等の観
点から選ばれる。光開始剤の使用量は紫外線硬化性樹脂
に対して通常0.1〜5%の範囲である。又、光開始剤
にハイドロキノンのような貯蔵安定剤が併用される場合
もある。
【0030】本発明に係る支持体とは、LBKP、NB
KP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、
CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の
古紙パルプ、等の木材パルプを主成分として、従来公知
の顔料、バインダー、サイズ剤、定着剤、歩留まり向上
剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を1種以
上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイ
ヤ抄紙機等の各種装置で製造された原紙であり、更に、
それらの原紙の上にコート層を設けたアート紙、コート
紙、キャストコート紙等の塗工紙も含まれる。このよう
な原紙及び塗工紙に、そのままインク受理層を設けても
良いし、平坦化をコントロールする目的で、マシンカレ
ンダー、TGカレンダー、ソフトカレンダー等のカレン
ダー装置を使用しても良い。
KP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、
CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の
古紙パルプ、等の木材パルプを主成分として、従来公知
の顔料、バインダー、サイズ剤、定着剤、歩留まり向上
剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を1種以
上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイ
ヤ抄紙機等の各種装置で製造された原紙であり、更に、
それらの原紙の上にコート層を設けたアート紙、コート
紙、キャストコート紙等の塗工紙も含まれる。このよう
な原紙及び塗工紙に、そのままインク受理層を設けても
良いし、平坦化をコントロールする目的で、マシンカレ
ンダー、TGカレンダー、ソフトカレンダー等のカレン
ダー装置を使用しても良い。
【0031】本発明に係るインク受理層とは、顔料とバ
インダーを主成分とする塗被組成物からなり、これらに
添加剤として、染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動
性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、
着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強
剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合することもできる。
インダーを主成分とする塗被組成物からなり、これらに
添加剤として、染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動
性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、
着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化
防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強
剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合することもできる。
【0032】支持体、インク受理層に用いられる顔料と
しては、公知の白色顔料を1種以上用いることができ
る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サ
チンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カ
ルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロ
イダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水
酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、
加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシ
ウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメ
ント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレ
ン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有
機顔料等を用いることができる。
しては、公知の白色顔料を1種以上用いることができ
る。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウ
ム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウ
ム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サ
チンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カ
ルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロ
イダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水
酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、
加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシ
ウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメ
ント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレ
ン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有
機顔料等を用いることができる。
【0033】又、支持体、インク受理層に用いられるバ
インダーとしては、ポリビニルアルコール、酢酸ビニ
ル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘
導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリ
ビニルアルコール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−
ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエ
ン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は
共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体又は共
重合体等のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸
ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或はこ
れらの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量
体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、
尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の水性接着剤;ポリメ
チルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリ
ビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着
剤が挙げられ、1種以上で使用される。
インダーとしては、ポリビニルアルコール、酢酸ビニ
ル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘
導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリ
ビニルアルコール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−
ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエ
ン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は
共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体又は共
重合体等のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸
ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或はこ
れらの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量
体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、
尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の水性接着剤;ポリメ
チルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエ
ステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリ
ビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着
剤が挙げられ、1種以上で使用される。
【0034】インク受理層を設ける際の塗工又は含浸装
置としては、各種ブレードコータ、ロールコータ、エア
ーナイフコータ、バーコータ、ロッドブレードコータ、
カーテンコータ、ショートドウェルコータ、サイズプレ
ス、スプレー等の各種装置をオンマシン或はオフマシン
で用いることができる。又、インク受理層の各々の塗工
又は含浸後には、マシンカレンダー、TGカレンダー、
スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー
を用いて仕上げても良い。
置としては、各種ブレードコータ、ロールコータ、エア
ーナイフコータ、バーコータ、ロッドブレードコータ、
カーテンコータ、ショートドウェルコータ、サイズプレ
ス、スプレー等の各種装置をオンマシン或はオフマシン
で用いることができる。又、インク受理層の各々の塗工
又は含浸後には、マシンカレンダー、TGカレンダー、
スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー
を用いて仕上げても良い。
【0035】本発明に係る粘着層は、下記に述べる剥離
紙の剥離剤塗布面に粘着剤を設け、粘着剤面と該記録シ
ートのインク受理層が塗設されていない面を重ねて、プ
レスロール等で圧着する方法が一般に行われるが、該記
録シートに粘着剤を先に塗布して、剥離紙と貼り合わせ
ても良い。該粘着剤には、ゴム系又はアクリル樹脂系の
粘着剤を用いることができる。ゴム系の主原料は天然ゴ
ム又はスチレン・ブタジエンラバーであり、天然ゴムで
は、ロジン系樹脂や可塑剤なとが添加され、通常ノルマ
ルヘキサンを溶媒として塗工する。又、スチレン・ブタ
ジエンラバーを主原料とした場合は溶融して塗工する。
アクリル樹脂系においては、2−エチルヘキシルアクリ
レート、ブチルアクリレート、エチルアクリレート、ア
クリル酸、β−ヒドロキシエチルアクリレート等のアク
リル系モノマーを重合して作る。重合の方法により、酢
酸エチルやトルエン等の有機溶媒を用いたり、界面活性
剤を用いて水中で乳化させながら重合したエマルジョン
タイプを用いることができる。
紙の剥離剤塗布面に粘着剤を設け、粘着剤面と該記録シ
ートのインク受理層が塗設されていない面を重ねて、プ
レスロール等で圧着する方法が一般に行われるが、該記
録シートに粘着剤を先に塗布して、剥離紙と貼り合わせ
ても良い。該粘着剤には、ゴム系又はアクリル樹脂系の
粘着剤を用いることができる。ゴム系の主原料は天然ゴ
ム又はスチレン・ブタジエンラバーであり、天然ゴムで
は、ロジン系樹脂や可塑剤なとが添加され、通常ノルマ
ルヘキサンを溶媒として塗工する。又、スチレン・ブタ
ジエンラバーを主原料とした場合は溶融して塗工する。
アクリル樹脂系においては、2−エチルヘキシルアクリ
レート、ブチルアクリレート、エチルアクリレート、ア
クリル酸、β−ヒドロキシエチルアクリレート等のアク
リル系モノマーを重合して作る。重合の方法により、酢
酸エチルやトルエン等の有機溶媒を用いたり、界面活性
剤を用いて水中で乳化させながら重合したエマルジョン
タイプを用いることができる。
【0036】又、粘着剤の耐熱性や耐溶剤性等の物性を
向上させるために、上記原料に、イソシアネート系、メ
ラミン系、金属キレート系等の架橋剤を用いて架橋反応
させても良いし、シリカ、カオリン、クレー、炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、
メラミン樹脂粒子、澱粉粒子等の顔料を添加したり、水
溶性高分子、石油系樹脂、各種パラフィンワックス、脂
肪酸又はその誘導体、高級アルコール類、金属石鹸類、
シリコーン類、更には帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防
腐剤、酸化防止剤、消泡剤等を添加しても良い。これら
の粘着剤は、ラベル用インクジェット記録シートの使用
される用途に合わせた選択をすれば良い。
向上させるために、上記原料に、イソシアネート系、メ
ラミン系、金属キレート系等の架橋剤を用いて架橋反応
させても良いし、シリカ、カオリン、クレー、炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、
メラミン樹脂粒子、澱粉粒子等の顔料を添加したり、水
溶性高分子、石油系樹脂、各種パラフィンワックス、脂
肪酸又はその誘導体、高級アルコール類、金属石鹸類、
シリコーン類、更には帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防
腐剤、酸化防止剤、消泡剤等を添加しても良い。これら
の粘着剤は、ラベル用インクジェット記録シートの使用
される用途に合わせた選択をすれば良い。
【0037】該粘着剤を設ける装置には、エアーナイフ
コータ、ブレードコータ、バーコータ、ロールコータの
他、スロットノズル、スロットダイ、ロータリースクリ
ーンプリンタ、グラビアコータ、オフセットグラビアコ
ータ、ホットメルトホイール、スパイラルスプレー等が
あり、粘着剤の種類及び塗布量、塗布した粘着剤にパタ
ーンを付与する必要性等、用途に合った選択を適宜行え
ば良い。
コータ、ブレードコータ、バーコータ、ロールコータの
他、スロットノズル、スロットダイ、ロータリースクリ
ーンプリンタ、グラビアコータ、オフセットグラビアコ
ータ、ホットメルトホイール、スパイラルスプレー等が
あり、粘着剤の種類及び塗布量、塗布した粘着剤にパタ
ーンを付与する必要性等、用途に合った選択を適宜行え
ば良い。
【0038】本発明のラベル用インクジェット記録シー
トは、剥離紙と共に用いることができる。剥離紙の基材
としては、上質紙、クラフト紙、グラシン紙、プラスチ
ックフィルム等があり、これらの基材上に剥離剤とし
て、シリコーン樹脂を塗布する。紙系基材の場合には、
基材に熱可塑性樹脂をラミネートし、平滑な面を得た方
が剥離性が向上する。シリコーン樹脂を紙系基材に直接
塗布したものはダイレクトタイプ、紙基材上に熱可塑性
樹脂をラミネートした後に塗布したものはポリラミタイ
プ、プラスチックフィルム上に直接塗布したものはフィ
ルムタイプと呼ばれ、それぞれの中から剥離紙として選
択する基準は、インクジェット記録装置内で、剥離紙が
搬送途中で剥がれることのない接着力を有すること、自
動ラベラーによる貼り付け時に、該ラベラーの剥離力以
下の接着力であることにある。従って、用途にあった剥
離紙の選択をすれば良く、更に、カール適性の確保が必
要な場合には、シリコーン樹脂を塗布した基材の反対面
に裏面処理として、熱可塑性樹脂をラミネートしたり、
合成樹脂をコーティングすることが好ましい。又、特殊
な用途には、非シリコーン系の剥離剤を使用しても構わ
ない。
トは、剥離紙と共に用いることができる。剥離紙の基材
としては、上質紙、クラフト紙、グラシン紙、プラスチ
ックフィルム等があり、これらの基材上に剥離剤とし
て、シリコーン樹脂を塗布する。紙系基材の場合には、
基材に熱可塑性樹脂をラミネートし、平滑な面を得た方
が剥離性が向上する。シリコーン樹脂を紙系基材に直接
塗布したものはダイレクトタイプ、紙基材上に熱可塑性
樹脂をラミネートした後に塗布したものはポリラミタイ
プ、プラスチックフィルム上に直接塗布したものはフィ
ルムタイプと呼ばれ、それぞれの中から剥離紙として選
択する基準は、インクジェット記録装置内で、剥離紙が
搬送途中で剥がれることのない接着力を有すること、自
動ラベラーによる貼り付け時に、該ラベラーの剥離力以
下の接着力であることにある。従って、用途にあった剥
離紙の選択をすれば良く、更に、カール適性の確保が必
要な場合には、シリコーン樹脂を塗布した基材の反対面
に裏面処理として、熱可塑性樹脂をラミネートしたり、
合成樹脂をコーティングすることが好ましい。又、特殊
な用途には、非シリコーン系の剥離剤を使用しても構わ
ない。
【0039】本発明で云うインクジェット記録用の水性
インクとは、着色剤、液媒体、その他の添加剤からなる
記録液体である。着色剤としては、直接染料、酸性染
料、塩基性染料、反応性染料或は食品用色素等の水溶性
染料が挙げられる。
インクとは、着色剤、液媒体、その他の添加剤からなる
記録液体である。着色剤としては、直接染料、酸性染
料、塩基性染料、反応性染料或は食品用色素等の水溶性
染料が挙げられる。
【0040】水性インクの溶媒としては、水及び水溶性
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリ
コール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の
多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが好ましい。その他の添加剤としては、例えば、P
H調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張
力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げら
れる。
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、 sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリ
コール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エー
テル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル等の
多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げられ
る。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレ
ングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノ
エチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエー
テルが好ましい。その他の添加剤としては、例えば、P
H調節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張
力調整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げら
れる。
【0041】本発明におけるラベル用インクジェット記
録シートは、ラベル用としての使用に留まらず、通常の
インクジェット記録シートとしても使用できるし、記録
時に液状であるインクを使用するどのような記録シート
として用いてもかまわない。例えば、熱溶融性物質、染
顔料等を主成分とする熱溶融性インクを樹脂フィルム、
高密度紙、合成紙等の薄い支持体上に塗布したインクシ
ートを、その裏面より加熱し、インクを溶融させて転写
する熱転写記録用受像シート、熱溶融性インクを加熱溶
融して微小液滴化、飛翔記録するインクジェット記録シ
ート、油溶性染料を溶媒に溶解したインクを用いたイン
クジェット記録シート、光重合型モノマー及び無色又は
有色の染顔料を内包したマイクロカプセルを用いた感光
感圧型ドナーシートに対応する受像シート等が挙げられ
る。
録シートは、ラベル用としての使用に留まらず、通常の
インクジェット記録シートとしても使用できるし、記録
時に液状であるインクを使用するどのような記録シート
として用いてもかまわない。例えば、熱溶融性物質、染
顔料等を主成分とする熱溶融性インクを樹脂フィルム、
高密度紙、合成紙等の薄い支持体上に塗布したインクシ
ートを、その裏面より加熱し、インクを溶融させて転写
する熱転写記録用受像シート、熱溶融性インクを加熱溶
融して微小液滴化、飛翔記録するインクジェット記録シ
ート、油溶性染料を溶媒に溶解したインクを用いたイン
クジェット記録シート、光重合型モノマー及び無色又は
有色の染顔料を内包したマイクロカプセルを用いた感光
感圧型ドナーシートに対応する受像シート等が挙げられ
る。
【0042】これらの記録シートの共通点は、記録時に
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡っていく。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シート、或いはラベル用記録
シートとして利用しても何ら構わない。更に、複写機・
プリンター等に広く使用されている電子写真記録方式の
トナーを加熱定着する記録シート、或いはラベル用記録
シートとして、本発明におけるラベル用インクジェット
記録シートを使用しても構わない。
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡っていく。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シート、或いはラベル用記録
シートとして利用しても何ら構わない。更に、複写機・
プリンター等に広く使用されている電子写真記録方式の
トナーを加熱定着する記録シート、或いはラベル用記録
シートとして、本発明におけるラベル用インクジェット
記録シートを使用しても構わない。
【0043】
【作用】本発明のラベル用インクジェット記録シート
は、放射線硬化性樹脂と放射線硬化性レベリング剤から
なるバリアー層が、支持体とインク受理層との間或は支
持体と粘着層との間の少なくとも一方に設けられてい
る。放射線硬化性樹脂は無溶剤型の塗液であるため、支
持体に塗布する際乾燥工程が不要であり、且つ成膜時ほ
とんど熱を発生することがない。そのため、支持体に一
度滲み込んだ溶媒が再び揮発するとか支持体中に若干残
ったままになることがなく、又、支持体に過度の熱がか
かることもなく、カールの発生制御に有利となると共に
支持体の平滑性の低下も水溶性高分子より少ない。その
上、放射線硬化性レベリング剤が用いられているため、
インクドットの肥大化が起こりにくくドット再現性が良
好であり、いっそうピンホール等の部分的な欠陥は少な
くなると共にバリアー層の塗布量は溶剤型塗液より少な
くてすむ。
は、放射線硬化性樹脂と放射線硬化性レベリング剤から
なるバリアー層が、支持体とインク受理層との間或は支
持体と粘着層との間の少なくとも一方に設けられてい
る。放射線硬化性樹脂は無溶剤型の塗液であるため、支
持体に塗布する際乾燥工程が不要であり、且つ成膜時ほ
とんど熱を発生することがない。そのため、支持体に一
度滲み込んだ溶媒が再び揮発するとか支持体中に若干残
ったままになることがなく、又、支持体に過度の熱がか
かることもなく、カールの発生制御に有利となると共に
支持体の平滑性の低下も水溶性高分子より少ない。その
上、放射線硬化性レベリング剤が用いられているため、
インクドットの肥大化が起こりにくくドット再現性が良
好であり、いっそうピンホール等の部分的な欠陥は少な
くなると共にバリアー層の塗布量は溶剤型塗液より少な
くてすむ。
【0044】
【実施例】以下に、本発明の実施例を挙げて説明する
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例において示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。
が、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
又、実施例において示す「部」及び「%」は、特に明示
しない限り重量部及び重量%を示す。
【0045】実施例1 支持体は、LBKP(濾水度400mlcsf)70部
とNBKP(濾水度450mlcsf)30部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35/35の
顔料25部、市販アルキルケテンダイマー0.10部、
市販カチオン系アクリルアミド0.03部、市販カチオ
ン化澱粉1.0部、硫酸バンド0.5部を調成後、長網
抄紙機を用いて坪量70g/m2で抄造した。
とNBKP(濾水度450mlcsf)30部から成る
木材パルプ100部に対して、軽質炭酸カルシウム/重
質炭酸カルシウム/タルクの比率が30/35/35の
顔料25部、市販アルキルケテンダイマー0.10部、
市販カチオン系アクリルアミド0.03部、市販カチオ
ン化澱粉1.0部、硫酸バンド0.5部を調成後、長網
抄紙機を用いて坪量70g/m2で抄造した。
【0046】抄造した支持体表面にインク受理層を設け
た。インク受理層組成物として、合成非晶質シリカ(フ
ァンシールX37B:徳山曹達株式会社製)100部、
ポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社製)3
0部、カチオン性染料定着剤(スミレーズレジン100
1:住友化学工業株式会社製)20部を用い、これを調
液し、固形分濃度13%とした。調整したインク受理層
塗液を用いて、エアーナイフコータにより乾燥塗工量5
g/m2となるように支持体表面に塗工した。
た。インク受理層組成物として、合成非晶質シリカ(フ
ァンシールX37B:徳山曹達株式会社製)100部、
ポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社製)3
0部、カチオン性染料定着剤(スミレーズレジン100
1:住友化学工業株式会社製)20部を用い、これを調
液し、固形分濃度13%とした。調整したインク受理層
塗液を用いて、エアーナイフコータにより乾燥塗工量5
g/m2となるように支持体表面に塗工した。
【0047】放射線硬化性樹脂として電子線硬化性樹脂
(東亜合成化学工業株式会社製、アロニックスM−24
0)100部と放射線硬化性レベリング剤としてパーフ
ルオロアルキルエチルアクリレート(C8F17C2H4O
COCH=CH2)0.1部を自動乳鉢で24時間混練
し、インク受理層が設けられた支持体の裏面に塗布厚さ
が4μmとなるように塗布し、200KVの加速電圧
で、3Mradの吸収線量になるように電子線照射して樹脂
を重合させ、スーパーカレンダー処理を施し、インク受
理層が設けられた支持体の裏面にバリアー層を設けた。
(東亜合成化学工業株式会社製、アロニックスM−24
0)100部と放射線硬化性レベリング剤としてパーフ
ルオロアルキルエチルアクリレート(C8F17C2H4O
COCH=CH2)0.1部を自動乳鉢で24時間混練
し、インク受理層が設けられた支持体の裏面に塗布厚さ
が4μmとなるように塗布し、200KVの加速電圧
で、3Mradの吸収線量になるように電子線照射して樹脂
を重合させ、スーパーカレンダー処理を施し、インク受
理層が設けられた支持体の裏面にバリアー層を設けた。
【0048】次いで、市販の剥離紙の剥離面側に市販の
水性アクリル系エマルジョンタイプ粘着剤(東亞合成化
学工業株式会社製アロンタックHVC−3300)を乾
燥塗工量20g/m2となるように塗布し、該粘着剤塗布面
と該バリアー層をプレスロールで貼り合わせて、実施例
1のラベル用インクジェット記録シートを得た。
水性アクリル系エマルジョンタイプ粘着剤(東亞合成化
学工業株式会社製アロンタックHVC−3300)を乾
燥塗工量20g/m2となるように塗布し、該粘着剤塗布面
と該バリアー層をプレスロールで貼り合わせて、実施例
1のラベル用インクジェット記録シートを得た。
【0049】実施例2 放射線硬化性樹脂をO-トリ−ルアクリレート、放射線硬
化性レベリング剤をポリジメチルシロキサンテトラアク
リレート1部に変更し、塗布厚さが5μmとなるように
塗布した以外は実施例1と同様にして、ラベル用インク
ジェット記録シートを得た。
化性レベリング剤をポリジメチルシロキサンテトラアク
リレート1部に変更し、塗布厚さが5μmとなるように
塗布した以外は実施例1と同様にして、ラベル用インク
ジェット記録シートを得た。
【0050】実施例3 放射線硬化性樹脂を紫外線重合性ウレタン樹脂(東亜合
成化学工業株式会社製、アロニックスUV3400)1
00部と樹脂に対して1%の光開始剤(チバガイギー社
製、イルガキュア651)に変更し、電子線照射を紫外
線照射に変更した以外は実施例1と同様にして、ラベル
用インクジェット記録シートを得た。
成化学工業株式会社製、アロニックスUV3400)1
00部と樹脂に対して1%の光開始剤(チバガイギー社
製、イルガキュア651)に変更し、電子線照射を紫外
線照射に変更した以外は実施例1と同様にして、ラベル
用インクジェット記録シートを得た。
【0051】実施例4 支持体は実施例1と同様にして得た。放射線硬化性樹脂
として電子線硬化性樹脂(東亜合成化学工業株式会社
製、アロニックスM−240)100部と放射線硬化性
レベリング剤としてパーフルオロアルキルエチルアクリ
レート(C8F17C2H4OCOCH=CH2)0.
1部を自動乳鉢で24時間混練し、支持体の片面に塗布
厚さが2μmとなるように塗布し、200KVの加速電
圧で、3Mradの吸収線量になるように電子線照射して樹
脂を重合させ、支持体の片面にバリアー層を設けた。該
バリアー層の上に実施例1と同じ配合、塗工条件でイン
ク受理層を塗設し、スーパーカレンダー処理を行った。
次いで、グラシン紙に実施例1と同じシリコーン樹脂を
1.0g/m2となるようにグラビアコータで塗布した後、
シリコーン樹脂塗布面側に実施例1と同じ粘着剤を乾燥
塗工量20g/m2となるように塗布し、この粘着剤塗布面
とインク受理層が設けられていない支持体面をプレスロ
ールで貼り合わせて、ラベル用インクジェット記録シー
トを得た。
として電子線硬化性樹脂(東亜合成化学工業株式会社
製、アロニックスM−240)100部と放射線硬化性
レベリング剤としてパーフルオロアルキルエチルアクリ
レート(C8F17C2H4OCOCH=CH2)0.
1部を自動乳鉢で24時間混練し、支持体の片面に塗布
厚さが2μmとなるように塗布し、200KVの加速電
圧で、3Mradの吸収線量になるように電子線照射して樹
脂を重合させ、支持体の片面にバリアー層を設けた。該
バリアー層の上に実施例1と同じ配合、塗工条件でイン
ク受理層を塗設し、スーパーカレンダー処理を行った。
次いで、グラシン紙に実施例1と同じシリコーン樹脂を
1.0g/m2となるようにグラビアコータで塗布した後、
シリコーン樹脂塗布面側に実施例1と同じ粘着剤を乾燥
塗工量20g/m2となるように塗布し、この粘着剤塗布面
とインク受理層が設けられていない支持体面をプレスロ
ールで貼り合わせて、ラベル用インクジェット記録シー
トを得た。
【0052】実施例5 支持体は実施例1と同様に得た。該バリアー層は、支持
体の両面にそれぞれ塗布厚さが2μmとなるように設け
た。該バリアー層は放射線硬化性樹脂としてO-トリ−ル
アクリレート100部、放射線硬化性レベリング剤とし
てポリジメチルシロキサンテトラアクリレート1部を自
動乳鉢で24時間混練したものでで構成し、それぞれの
該バリアー層をグラビアコーターで設け、実施例1と同
様にして200KVの加速電圧で、3Mradの吸収線量に
なるように電子線照射して樹脂を重合させた。その後、
インク受理層を実施例1と同じ配合、塗工条件で片面に
塗設し、カレンダー処理を行った。次いで、グラシン紙
に実施例1と同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となるよ
うにグラビアコータで塗布した後、シリコーン樹脂塗布
面側に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量20g/m2とな
るように塗布し、この粘着剤塗布面とインク受理層が設
けられていない面をプレスロールで貼り合わせて、ラベ
ル用インクジェット記録シートを得た。
体の両面にそれぞれ塗布厚さが2μmとなるように設け
た。該バリアー層は放射線硬化性樹脂としてO-トリ−ル
アクリレート100部、放射線硬化性レベリング剤とし
てポリジメチルシロキサンテトラアクリレート1部を自
動乳鉢で24時間混練したものでで構成し、それぞれの
該バリアー層をグラビアコーターで設け、実施例1と同
様にして200KVの加速電圧で、3Mradの吸収線量に
なるように電子線照射して樹脂を重合させた。その後、
インク受理層を実施例1と同じ配合、塗工条件で片面に
塗設し、カレンダー処理を行った。次いで、グラシン紙
に実施例1と同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となるよ
うにグラビアコータで塗布した後、シリコーン樹脂塗布
面側に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量20g/m2とな
るように塗布し、この粘着剤塗布面とインク受理層が設
けられていない面をプレスロールで貼り合わせて、ラベ
ル用インクジェット記録シートを得た。
【0053】比較例1 支持体、インク受理層は実施例1と同様に得た。バリア
ー層は設けず、カレンダー処理した。次いで、グラシン
紙に実施例1と同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となる
ようにグラビアコータで塗布し、乾燥した後、シリコー
ン樹脂塗布面側に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量2
0g/m2となるように塗布、乾燥しこの粘着剤塗布面とイ
ンク受理層が設けられていない面をプレスロールで貼り
合わせて、ラベル用インクジェット記録シートを得た。
ー層は設けず、カレンダー処理した。次いで、グラシン
紙に実施例1と同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となる
ようにグラビアコータで塗布し、乾燥した後、シリコー
ン樹脂塗布面側に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量2
0g/m2となるように塗布、乾燥しこの粘着剤塗布面とイ
ンク受理層が設けられていない面をプレスロールで貼り
合わせて、ラベル用インクジェット記録シートを得た。
【0054】比較例2 バリアー層を放射線硬化性樹脂として電子線硬化性樹脂
(東亜合成化学工業株式会社製、アロニックスM−24
0)のみで構成した以外は実施例1と同様にしてラベル
用インクジェット記録シートを得た。
(東亜合成化学工業株式会社製、アロニックスM−24
0)のみで構成した以外は実施例1と同様にしてラベル
用インクジェット記録シートを得た。
【0055】比較例3 支持体、インク受理層は実施例1と同様に得た。該バリ
アー層は、インク受理層の反対支持体面に設けた。該バ
リアー層は、スチレン−ブタジエンラテックス(062
3:日本合成ゴム株式会社製)で構成し、インク受理層
が設けられた支持体の裏面に、乾燥後の厚さが4μmと
なるように、エアーナイフコータで塗工、乾燥後、カレ
ンダー処理を行った。次いで、グラシン紙に実施例1と
同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となるようにグラビア
コータで塗布、乾燥した後、該シリコーン樹脂塗布面側
に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量20g/m2となるよ
うに塗布、乾燥し、この粘着剤塗布面と該バリアー層を
プレスロールで貼り合わせて、ラベル用インクジェット
記録シートを得た。
アー層は、インク受理層の反対支持体面に設けた。該バ
リアー層は、スチレン−ブタジエンラテックス(062
3:日本合成ゴム株式会社製)で構成し、インク受理層
が設けられた支持体の裏面に、乾燥後の厚さが4μmと
なるように、エアーナイフコータで塗工、乾燥後、カレ
ンダー処理を行った。次いで、グラシン紙に実施例1と
同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となるようにグラビア
コータで塗布、乾燥した後、該シリコーン樹脂塗布面側
に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量20g/m2となるよ
うに塗布、乾燥し、この粘着剤塗布面と該バリアー層を
プレスロールで貼り合わせて、ラベル用インクジェット
記録シートを得た。
【0056】比較例4 放射線硬化性レベリング剤を放射線硬化性でないレベリ
ング剤(住友スリーエム株式会社製、フロラードFC−
430)に変更した以外は実施例1と同様にして、ラベ
ル用インクジェット記録シートを得た。
ング剤(住友スリーエム株式会社製、フロラードFC−
430)に変更した以外は実施例1と同様にして、ラベ
ル用インクジェット記録シートを得た。
【0057】比較例5 支持体は実施例1と同様に得た。該バリアー層は、支持
体とインク受理層の間に設けた。該バリアー層は、ポリ
ビニルアルコール(PVA117:クラレ社製)で構成
し、乾燥後の厚さが4μmとなるように、エアーナイフ
コータを用いて塗工、乾燥後、該バリアー層の上に実施
例1と同じ配合、塗工条件でインク受理層を塗設し、カ
レンダー処理を行った。次いで、グラシン紙に実施例1
と同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となるようにグラビ
アコータで塗布、乾燥した後、シリコーン樹脂塗布面側
に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量20g/m2となるよ
うに塗布、乾燥し、この粘着剤塗布面とインク受理層が
設けられていない支持体面をプレスロールで貼り合わせ
て、ラベル用インクジェット記録シートを得た。
体とインク受理層の間に設けた。該バリアー層は、ポリ
ビニルアルコール(PVA117:クラレ社製)で構成
し、乾燥後の厚さが4μmとなるように、エアーナイフ
コータを用いて塗工、乾燥後、該バリアー層の上に実施
例1と同じ配合、塗工条件でインク受理層を塗設し、カ
レンダー処理を行った。次いで、グラシン紙に実施例1
と同じシリコーン樹脂を1.0g/m2となるようにグラビ
アコータで塗布、乾燥した後、シリコーン樹脂塗布面側
に実施例1と同じ粘着剤を乾燥塗工量20g/m2となるよ
うに塗布、乾燥し、この粘着剤塗布面とインク受理層が
設けられていない支持体面をプレスロールで貼り合わせ
て、ラベル用インクジェット記録シートを得た。
【0058】比較例6 支持体は実施例1と同様に得た。該バリアー層は、支持
体の両面にそれぞれ乾燥後の厚さが2μmとなるように
設けた。該バリアー層はポリビニルアルコール(PVA
117:クラレ株式会社製)で構成し、それぞれの該バ
リアー層をエアーナイフコータで塗布、乾燥し設けた。
その後、インク受理層を実施例1と同じ配合、塗工条件
で片面に塗設し、乾燥後、カレンダー処理を行った。次
いで、グラシン紙に実施例1と同じシリコーン樹脂を
1.0g/m2となるようにグラビアコータで塗布、乾燥し
た後、シリコーン樹脂塗布面側に実施例1と同じ粘着剤
を乾燥塗工量20g/m2となるように塗布、乾燥し、この
粘着剤塗布面とインク受理層が設けられていない面をプ
レスロールで貼り合わせて、ラベル用インクジェット記
録シートを得た。
体の両面にそれぞれ乾燥後の厚さが2μmとなるように
設けた。該バリアー層はポリビニルアルコール(PVA
117:クラレ株式会社製)で構成し、それぞれの該バ
リアー層をエアーナイフコータで塗布、乾燥し設けた。
その後、インク受理層を実施例1と同じ配合、塗工条件
で片面に塗設し、乾燥後、カレンダー処理を行った。次
いで、グラシン紙に実施例1と同じシリコーン樹脂を
1.0g/m2となるようにグラビアコータで塗布、乾燥し
た後、シリコーン樹脂塗布面側に実施例1と同じ粘着剤
を乾燥塗工量20g/m2となるように塗布、乾燥し、この
粘着剤塗布面とインク受理層が設けられていない面をプ
レスロールで貼り合わせて、ラベル用インクジェット記
録シートを得た。
【0059】実施例1〜8及び比較例1〜3で得たラベ
ル用インクジェット記録シートを用いて評価を行った。
ル用インクジェット記録シートを用いて評価を行った。
【0060】[試験方法] 1)ドット拡大比 粘着層を設けることによって生じるインクの滲み出し
は、各実施例及び比較例の粘着層を設けていないサンプ
ルと比較し、粘着層を設けた各ラベル用インクジェット
記録シートのドット径(Do)と 各実施例及び比較例に
対応する粘着層のない各インクジェット記録シートのド
ット径(Dn)との比(Do/Dn) で評価した。 この
比(ドット拡大比:Do/Dn )が1.0を超えるとド
ットが肥大していることを指し、1.2を超えると、鮮
鋭性や色彩性の低下が明確となり、主観的な画像評価に
影響を与えて問題となる。ドット径は、下記数1で定義
される円相当径とした。Do及びDnの測定は、各サンプ
ルを20℃・65%RHの環境下に24時間放置して調
湿した後、同環境下で、インクジェットプリンター(I
O−720:シャープ株式会社製)により、ブラックイ
ンクでドットを印字し、画像解析装置を用いて測定す
る。
は、各実施例及び比較例の粘着層を設けていないサンプ
ルと比較し、粘着層を設けた各ラベル用インクジェット
記録シートのドット径(Do)と 各実施例及び比較例に
対応する粘着層のない各インクジェット記録シートのド
ット径(Dn)との比(Do/Dn) で評価した。 この
比(ドット拡大比:Do/Dn )が1.0を超えるとド
ットが肥大していることを指し、1.2を超えると、鮮
鋭性や色彩性の低下が明確となり、主観的な画像評価に
影響を与えて問題となる。ドット径は、下記数1で定義
される円相当径とした。Do及びDnの測定は、各サンプ
ルを20℃・65%RHの環境下に24時間放置して調
湿した後、同環境下で、インクジェットプリンター(I
O−720:シャープ株式会社製)により、ブラックイ
ンクでドットを印字し、画像解析装置を用いて測定す
る。
【0061】
【数1】Di={(4/π)×Ai}1/2 ここで、Diは円相当径(ドット径)、Aiは実測面積
であり、iは各実施例及び比較例に対応する粘着剤層の
有無を示す変数である(i=0又はi=nに相当す
る)。
であり、iは各実施例及び比較例に対応する粘着剤層の
有無を示す変数である(i=0又はi=nに相当す
る)。
【0062】2)カール性 シャープ製(IO−720)インクジェットプリンター
を用いて、青印字(シアン+マゼンタ)の重色ベタ印字
を行ったラベル用インクジェット記録シートを10cm
四方に裁断し、20℃、相対湿度65%の条件下でグラ
シン紙を剥がした後粘着層側を上にして平坦な机の上に
静置してカールを測定した。カールは4隅の持ち上がり
高さの平均値をもって表わし、カール平均値が3mm未
満の場合をカール性優、3mm〜7mmまでをカール性
並、それ以上のカールは裏面に印字する場合に支障とな
るのでカール性劣として判定した。
を用いて、青印字(シアン+マゼンタ)の重色ベタ印字
を行ったラベル用インクジェット記録シートを10cm
四方に裁断し、20℃、相対湿度65%の条件下でグラ
シン紙を剥がした後粘着層側を上にして平坦な机の上に
静置してカールを測定した。カールは4隅の持ち上がり
高さの平均値をもって表わし、カール平均値が3mm未
満の場合をカール性優、3mm〜7mmまでをカール性
並、それ以上のカールは裏面に印字する場合に支障とな
るのでカール性劣として判定した。
【0063】3)ピンホール シャープ製(IO−720)インクジェットプリンター
を用いて、青印字(シアン+マゼンタ)の重色ベタ印字
を行ったラベル用インクジェット記録シートを目視で観
察してピンホールの有無を確認した。ピンホールが全く
見られないものをピンホール良、ピンホールが見られる
ものの印字に影響ないと思われるものをピンホール並、
印字に影響があると思われるほどのピンホールが見られ
るものをピンホール劣として判定した。
を用いて、青印字(シアン+マゼンタ)の重色ベタ印字
を行ったラベル用インクジェット記録シートを目視で観
察してピンホールの有無を確認した。ピンホールが全く
見られないものをピンホール良、ピンホールが見られる
ものの印字に影響ないと思われるものをピンホール並、
印字に影響があると思われるほどのピンホールが見られ
るものをピンホール劣として判定した。
【0064】
【表1】
【0065】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明のラベ
ル用インクジェット記録シートによれば、放射線硬化性
樹脂と放射線硬化性レベリング剤からなるバリアー層を
インク受理層と粘着層の間に設けることによって、イン
ク滲み出しの少なく、且つカール性の良好なピンホール
のないラベル用インクジェット記録シートを得ることが
できる。
ル用インクジェット記録シートによれば、放射線硬化性
樹脂と放射線硬化性レベリング剤からなるバリアー層を
インク受理層と粘着層の間に設けることによって、イン
ク滲み出しの少なく、且つカール性の良好なピンホール
のないラベル用インクジェット記録シートを得ることが
できる。
【図1】インク受理層と支持体間にバリアー層が設けた
ラベル用インクジェット記録シートの断面図。
ラベル用インクジェット記録シートの断面図。
【図2】粘着層と支持体間にバリアー層が設けたラベル
用インクジェット記録シートの断面図。
用インクジェット記録シートの断面図。
【図3】インク受理層と支持体間、粘着層と支持体間に
バリアー層が設けたラベル用インクジェット記録シート
の断面図。
バリアー層が設けたラベル用インクジェット記録シート
の断面図。
1 インク受理層 2 バリアー層 3 支持体 4 粘着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 3/02 F
Claims (5)
- 【請求項1】 木材パルプを主成分とする支持体の片面
にインク受理層、他面に粘着層を設けたラベル用インク
ジェット記録シートにおいて、放射線硬化性樹脂と放射
線硬化性レベリング剤からなるバリアー層が、該支持体
と該インク受理層との間或は該支持体と該粘着層との間
の少なくとも一方に設けられていることを特徴とするラ
ベル用インクジェット記録シート。 - 【請求項2】 放射線硬化性レベリング剤が、含フッ素
アクリレート又はパーフルオロアルキルアクリレートで
あることを特徴とする請求項1記載のラベル用インクジ
ェット記録シート。 - 【請求項3】 放射線硬化性レベリング剤が、含シリコ
ーンアクリレート又はその誘導体であることを特徴とす
る請求項1記載のラベル用インクジェット記録シート。 - 【請求項4】 放射線が、電子線又は紫外線であること
を特徴とする請求項1〜3にいずれか記載のラベル用イ
ンクジェット記録シート。 - 【請求項5】 ラベル用インクジェット記録シートの製
造方法において、支持体とインク受理層のとの間或いは
支持体と粘着層との間の少なくとも一方に、放射線硬化
性レベリング剤を含有する放射線硬化性樹脂を塗布し、
電子線或いは紫外線の少なくとも一方を照射し、該放射
線硬化性樹脂を硬化させてバリアー層を形成することを
特徴とするラベル用インクジェット記録シートの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6137030A JPH082092A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | ラベル用インクジェット記録シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6137030A JPH082092A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | ラベル用インクジェット記録シート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082092A true JPH082092A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15189212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6137030A Pending JPH082092A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | ラベル用インクジェット記録シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082092A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0870812A3 (en) * | 1997-04-11 | 1999-04-28 | LINTEC Corporation | Base material and adhesive tape using the same |
| JP2010184470A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Casio Electronics Co Ltd | ラベル作製方法、ラベル作製装置、及びラベル用トナー |
| WO2013028176A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet media and method thereof |
| JP2022147110A (ja) * | 2021-03-23 | 2022-10-06 | リンテック株式会社 | 印刷用ラベル |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP6137030A patent/JPH082092A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0870812A3 (en) * | 1997-04-11 | 1999-04-28 | LINTEC Corporation | Base material and adhesive tape using the same |
| JP2010184470A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Casio Electronics Co Ltd | ラベル作製方法、ラベル作製装置、及びラベル用トナー |
| WO2013028176A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet media and method thereof |
| CN103987528A (zh) * | 2011-08-23 | 2014-08-13 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 喷墨介质及其方法 |
| US8916244B2 (en) | 2011-08-23 | 2014-12-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet media and method thereof |
| JP2022147110A (ja) * | 2021-03-23 | 2022-10-06 | リンテック株式会社 | 印刷用ラベル |
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