JPH08209686A - 場所打杭の杭頭処理具及び杭頭処理工法 - Google Patents
場所打杭の杭頭処理具及び杭頭処理工法Info
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- JPH08209686A JPH08209686A JP28364595A JP28364595A JPH08209686A JP H08209686 A JPH08209686 A JP H08209686A JP 28364595 A JP28364595 A JP 28364595A JP 28364595 A JP28364595 A JP 28364595A JP H08209686 A JPH08209686 A JP H08209686A
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Landscapes
- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】コンクリート打設、養生後の内円筒のスライム
混りコンクリートの除去作業をなくすと共に、コンクリ
ート打設で底面下にスライム等の堆積層が生成を防止
し、掘削孔壁の崩壊防止のために満たす安定液や、余分
な湧出水がコンクリート打設時にスライム等を含んで押
し上げられ、キャップ内及びキャップとケーシングの間
隙を通過して溢出するにあたり、キャップへの圧力を可
及的に少なく、かつスムーズに通過させるようにするこ
とにある。 【解決手段】 コンクリート打設用トレミー管16が自
在に挿通可能な内円筒2を所定間隔を以て外円筒3で囲
繞する。両円筒2,3の上端を環状の天板1で、下端を
環状の底板6で夫々係着して二重円筒状のキャップ本体
Aを形成する。さらにこのキャップ本体Aの前記底板6
に所定間隔を以て複数の杭主筋孔8を穿設すると共に、
前記天板1および底板6に気液抜穴5(9)を開口形成
した構成とする。
混りコンクリートの除去作業をなくすと共に、コンクリ
ート打設で底面下にスライム等の堆積層が生成を防止
し、掘削孔壁の崩壊防止のために満たす安定液や、余分
な湧出水がコンクリート打設時にスライム等を含んで押
し上げられ、キャップ内及びキャップとケーシングの間
隙を通過して溢出するにあたり、キャップへの圧力を可
及的に少なく、かつスムーズに通過させるようにするこ
とにある。 【解決手段】 コンクリート打設用トレミー管16が自
在に挿通可能な内円筒2を所定間隔を以て外円筒3で囲
繞する。両円筒2,3の上端を環状の天板1で、下端を
環状の底板6で夫々係着して二重円筒状のキャップ本体
Aを形成する。さらにこのキャップ本体Aの前記底板6
に所定間隔を以て複数の杭主筋孔8を穿設すると共に、
前記天板1および底板6に気液抜穴5(9)を開口形成
した構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の土木建築工
事において地中に施工される場所打ち鉄筋コンクリート
杭における鉄筋篭の杭頭部に冠挿する杭頭処理具及び杭
頭処理工法の改良に関する。
事において地中に施工される場所打ち鉄筋コンクリート
杭における鉄筋篭の杭頭部に冠挿する杭頭処理具及び杭
頭処理工法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から土木建築工事においては、各種
の工法によって基礎杭の埋設工事が行われているが、近
年は主に場所打ちコンクリート杭工法によって施工され
ている。
の工法によって基礎杭の埋設工事が行われているが、近
年は主に場所打ちコンクリート杭工法によって施工され
ている。
【0003】この場所打ちコンクリート杭工法は、地中
の支持地盤までアースドリル工法等によって先ず円形状
の掘削孔を形成し、杭主筋を篭状に組み立てた鉄筋篭を
前記掘削孔に建て込み、続いてトレミー管を鉄筋篭の上
方から挿入し、トレミー管の先端からコンクリートを吐
出して掘削孔の下端からコンクリートを打設して鉄筋コ
ンクリート杭を築造する。
の支持地盤までアースドリル工法等によって先ず円形状
の掘削孔を形成し、杭主筋を篭状に組み立てた鉄筋篭を
前記掘削孔に建て込み、続いてトレミー管を鉄筋篭の上
方から挿入し、トレミー管の先端からコンクリートを吐
出して掘削孔の下端からコンクリートを打設して鉄筋コ
ンクリート杭を築造する。
【0004】この際、打設したコンクリートは、鉄筋篭
の上端を超えて1m近い余盛コンクリート部を形成す
る。この余盛コンクリート部の上部掘削孔に土砂礫を埋
戻した後、コンクリートの養生を行う。
の上端を超えて1m近い余盛コンクリート部を形成す
る。この余盛コンクリート部の上部掘削孔に土砂礫を埋
戻した後、コンクリートの養生を行う。
【0005】養生後、掘削して土砂礫を取り除き、余盛
コンクリート部をはつり取って前記鉄筋篭の杭主筋を露
出させ、この杭主筋を基礎として建物の基礎工事を施工
する。
コンクリート部をはつり取って前記鉄筋篭の杭主筋を露
出させ、この杭主筋を基礎として建物の基礎工事を施工
する。
【0006】この余盛コンクリート部のはつり工事は、
従来騒音、振動、粉塵等の公害源として問題となってお
り、また杭主筋を傷めたり、労働災害や職業病の原因と
もなっていた。さらに、余盛コンクリート部の材料費、
はつり工事費並びに工期の増大等コスト高の大きな原因
ともなっていた。
従来騒音、振動、粉塵等の公害源として問題となってお
り、また杭主筋を傷めたり、労働災害や職業病の原因と
もなっていた。さらに、余盛コンクリート部の材料費、
はつり工事費並びに工期の増大等コスト高の大きな原因
ともなっていた。
【0007】そこで、このはつり工事を省略する手段と
して特開昭61−186616号公報に開示の発明が提
案されていた。この発明は、トレミー管を介してコンク
リート打設を行った直後の未だ固化しない余盛部の強粘
性コンクリートを、強力な真空ポンプに連結したサクシ
ョンホースにてコンクリートを吸引除去する工法であ
る。勿論この工法は、掘削孔に嵌め込むケーシングが在
ってこそ可能であり、工事現場の状況によっては必ずし
も適用できるものでない。むしろ掘削孔の崩壊をもたら
す危険性がある。
して特開昭61−186616号公報に開示の発明が提
案されていた。この発明は、トレミー管を介してコンク
リート打設を行った直後の未だ固化しない余盛部の強粘
性コンクリートを、強力な真空ポンプに連結したサクシ
ョンホースにてコンクリートを吸引除去する工法であ
る。勿論この工法は、掘削孔に嵌め込むケーシングが在
ってこそ可能であり、工事現場の状況によっては必ずし
も適用できるものでない。むしろ掘削孔の崩壊をもたら
す危険性がある。
【0008】さらに、前記工法では余盛コンクリート部
が無くなる替わりに、埋戻しに際し土砂礫によって杭主
筋が屈曲したり、養生後の余盛コンクリート部のはつり
掘削に大型重機を用いるため、杭主筋の頭部が破損して
その修復に手間どる等の欠点があり、実用性には乏しい
工法であった。
が無くなる替わりに、埋戻しに際し土砂礫によって杭主
筋が屈曲したり、養生後の余盛コンクリート部のはつり
掘削に大型重機を用いるため、杭主筋の頭部が破損して
その修復に手間どる等の欠点があり、実用性には乏しい
工法であった。
【0009】そこで、前記した余盛コンクリート部のは
つり工事に伴う杭主筋の損傷を防ぐことを主目的とし
て、特開昭58−153816号公報に開示のような杭
頭鉄筋キャップが開発されていた。
つり工事に伴う杭主筋の損傷を防ぐことを主目的とし
て、特開昭58−153816号公報に開示のような杭
頭鉄筋キャップが開発されていた。
【0010】このキャップは、中央部にトレミー管を挿
脱自在に取り付けできる貫通孔を有すると共に、この貫
通孔を中心として2区画室又は類似の構成よりなるドー
ナツ形の閉止された二重構造のものであり、環状の底
板、天板には孔が穿設してある。
脱自在に取り付けできる貫通孔を有すると共に、この貫
通孔を中心として2区画室又は類似の構成よりなるドー
ナツ形の閉止された二重構造のものであり、環状の底
板、天板には孔が穿設してある。
【0011】このキャップに前記底板若しくは天板に穿
設した孔を介して連結ボルトを螺入し、鉄筋篭の杭主筋
上端部に後端を取り付けたスリーブジョイントを前記連
結ボルトに連結して、キャップと鉄筋篭とを固く連結
し、前記貫通孔にトレミー管を導入してコンクリート打
設を行う。
設した孔を介して連結ボルトを螺入し、鉄筋篭の杭主筋
上端部に後端を取り付けたスリーブジョイントを前記連
結ボルトに連結して、キャップと鉄筋篭とを固く連結
し、前記貫通孔にトレミー管を導入してコンクリート打
設を行う。
【0012】鉄筋篭へのコンクリート打設は、鉄筋篭の
上部に被せたキャップ装置を埋め込むまで行う。その
後、この鉄筋篭を埋設した上部掘削孔に土砂礫を埋戻
し、コンクリートの養生を行う。養生完了後、土砂礫を
除去し、キャップを覆っているコンクリートをはつり取
り、キャップの閉止状態を開くための数ヶ所のビスの取
り外しを行い、次いでスリーブジョイントから連結ボル
トを抜き取り、キャップを外し、このスリーブジョイン
トにアンカー筋の下端のネジ部を螺入して、アンカー筋
を杭主筋に連結起立させることが提案されている。
上部に被せたキャップ装置を埋め込むまで行う。その
後、この鉄筋篭を埋設した上部掘削孔に土砂礫を埋戻
し、コンクリートの養生を行う。養生完了後、土砂礫を
除去し、キャップを覆っているコンクリートをはつり取
り、キャップの閉止状態を開くための数ヶ所のビスの取
り外しを行い、次いでスリーブジョイントから連結ボル
トを抜き取り、キャップを外し、このスリーブジョイン
トにアンカー筋の下端のネジ部を螺入して、アンカー筋
を杭主筋に連結起立させることが提案されている。
【0013】この提案によれば、従前より余盛コンクリ
ート部は少ないものの、依然としてはつり工事は不可欠
であり、またキャップ自体の構成が複雑で、殊に2区画
室等の連結作業が必至である。そのためにキャップを閉
止するための側板の付け外しも当然手間のかかる作業と
なる。更にスリーブジョイントにアンカー筋を螺入し
て、杭主筋を所定の高さまで延長する手段は、強度に問
題があり経験則上極めて不安定で一般に避ける工法であ
り、不測の事故が発生する可能性もあり、技術的に多く
の課題が残されている。
ート部は少ないものの、依然としてはつり工事は不可欠
であり、またキャップ自体の構成が複雑で、殊に2区画
室等の連結作業が必至である。そのためにキャップを閉
止するための側板の付け外しも当然手間のかかる作業と
なる。更にスリーブジョイントにアンカー筋を螺入し
て、杭主筋を所定の高さまで延長する手段は、強度に問
題があり経験則上極めて不安定で一般に避ける工法であ
り、不測の事故が発生する可能性もあり、技術的に多く
の課題が残されている。
【0014】場所打杭の杭頭処理具(以下キャップ本体
と略称する)の提案には、前記の他に本願発明者が先に
提案した特開平1−322020号開示の場所打杭の杭
頭処理用キャップがある。
と略称する)の提案には、前記の他に本願発明者が先に
提案した特開平1−322020号開示の場所打杭の杭
頭処理用キャップがある。
【0015】この提案のキャップ本体は、前記特開昭5
8−153816号公報記載の複雑な2区画室等より成
る浅いドーナツ形のキャップとは異なり、トレミー管を
自在に挿通可能な貫通孔としての上下面開放形の内円筒
(トレミー管導入管)と、その外側に天板と底板の外周
を連結する外円筒(キャップ上部)とより成る単純な二
重筒より形成され、底板の周縁(切断予定面皿)寄りに
複数の杭主筋孔が穿設されている(カッコ内は公報記載
の名称)。
8−153816号公報記載の複雑な2区画室等より成
る浅いドーナツ形のキャップとは異なり、トレミー管を
自在に挿通可能な貫通孔としての上下面開放形の内円筒
(トレミー管導入管)と、その外側に天板と底板の外周
を連結する外円筒(キャップ上部)とより成る単純な二
重筒より形成され、底板の周縁(切断予定面皿)寄りに
複数の杭主筋孔が穿設されている(カッコ内は公報記載
の名称)。
【0016】即ち同提案の意図するキャップ本体は、特
に余盛りコンクリート部にほぼ相当する大きさに設定す
るため、前記特開昭58−153816号公報の浅いキ
ャップ(装置)に比較すれば、遙に深い円筒上に形成さ
れ、この円筒の天板まで杭主筋孔を介して杭主筋を挿通
し、前記内円筒にトレミー管を貫通してコンクリート打
設を行うもので、従来工法の余盛コンクリート部は全く
生成させないで、キャップ上部の掘削孔に直接土砂礫を
埋戻し、コンクリートの養生を行う。
に余盛りコンクリート部にほぼ相当する大きさに設定す
るため、前記特開昭58−153816号公報の浅いキ
ャップ(装置)に比較すれば、遙に深い円筒上に形成さ
れ、この円筒の天板まで杭主筋孔を介して杭主筋を挿通
し、前記内円筒にトレミー管を貫通してコンクリート打
設を行うもので、従来工法の余盛コンクリート部は全く
生成させないで、キャップ上部の掘削孔に直接土砂礫を
埋戻し、コンクリートの養生を行う。
【0017】養生後、床掘削して土砂礫を除けば、はつ
り工事なしに直ちにキャップが露出するので、キャップ
の除去に注意すれば杭鉄筋の保護は充分である。ただ内
円筒を満たしたスライム混りコンクリートが残されるの
で、キャップとともに杭鉄筋に注意しつつ適宜の手段を
講じて除去し、併せて堆積スライム等汚物の洗浄を行
い、場所打コンクリート杭工事を終了する。
り工事なしに直ちにキャップが露出するので、キャップ
の除去に注意すれば杭鉄筋の保護は充分である。ただ内
円筒を満たしたスライム混りコンクリートが残されるの
で、キャップとともに杭鉄筋に注意しつつ適宜の手段を
講じて除去し、併せて堆積スライム等汚物の洗浄を行
い、場所打コンクリート杭工事を終了する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】場所打杭の杭頭処理用
キャップは、本発明者の開発に係る前記特開平1−32
2020号公報記載のとおり、本来の杭頭の保護を目的
とするほか、従来工法に必至の余盛コンクリート部生成
を排除することにより、はつり工事を全く不要とするこ
とに大きな意義が有り、はつり工事によって生じる公
害、衛生問題を解消し、併せて工期の短縮、コンクリー
トの節約等の経済効果も大きかった。
キャップは、本発明者の開発に係る前記特開平1−32
2020号公報記載のとおり、本来の杭頭の保護を目的
とするほか、従来工法に必至の余盛コンクリート部生成
を排除することにより、はつり工事を全く不要とするこ
とに大きな意義が有り、はつり工事によって生じる公
害、衛生問題を解消し、併せて工期の短縮、コンクリー
トの節約等の経済効果も大きかった。
【0019】しかしながら、この工法では内円筒の上面
までコンクリート打設をしたまま土砂礫の埋戻し養生を
行うため、養生後は必ず内円筒のスライム混りコンクリ
ートを除去しなければならなかった。勿論除去工事は極
めて簡単で、このコンクリートの切り離し予定部に穴開
けし、セリ矢にて亀裂を起こさせるか、若しくはアイヨ
ンにて亀裂を起こさせ、ロープで吊り上げるだけで除去
できたが、なるべく無駄な工事は省くことが好ましい。
までコンクリート打設をしたまま土砂礫の埋戻し養生を
行うため、養生後は必ず内円筒のスライム混りコンクリ
ートを除去しなければならなかった。勿論除去工事は極
めて簡単で、このコンクリートの切り離し予定部に穴開
けし、セリ矢にて亀裂を起こさせるか、若しくはアイヨ
ンにて亀裂を起こさせ、ロープで吊り上げるだけで除去
できたが、なるべく無駄な工事は省くことが好ましい。
【0020】またキャップの底板が平面であるため、コ
ンクリート打設で底面下にスライム等の堆積層が生成す
ること、更に掘削孔壁の崩壊防止のために満たす安定液
や、余分な湧出水がコンクリート打設時にスライム等を
含んで押し上げられ、キャップ内及びキャップとケーシ
ングの間隙を通過して溢出するにあたり、キャップへの
圧力を可及的に少なく、かつスムーズに通過させるため
の手段が必要であり、従来の杭主筋孔を除いて閉止され
た密蔽形のキャップに係る、これら諸問題を解消するこ
とが本発明の目的である。
ンクリート打設で底面下にスライム等の堆積層が生成す
ること、更に掘削孔壁の崩壊防止のために満たす安定液
や、余分な湧出水がコンクリート打設時にスライム等を
含んで押し上げられ、キャップ内及びキャップとケーシ
ングの間隙を通過して溢出するにあたり、キャップへの
圧力を可及的に少なく、かつスムーズに通過させるため
の手段が必要であり、従来の杭主筋孔を除いて閉止され
た密蔽形のキャップに係る、これら諸問題を解消するこ
とが本発明の目的である。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような目
的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、請求項1記載の本発明の場所打杭の杭頭
処理具は、コンクリート打設用トレミー管16が自在に
挿通可能な内円筒2を所定間隔を以て外円筒3で囲繞す
ると共に、両円筒2,3の上端を環状の天板1で、下端
を環状の底板6で夫々係着して二重円筒状のキャップ本
体Aを形成し、さらに、このキャップ本体Aの前記底板
6に所定間隔を以て複数の杭主筋孔8を穿設すると共
に、前記天板1および底板6に気液抜穴5(9)を開口
形成した構成にしてある。
的を有効に達成するために、次のような構成にしてあ
る。すなわち、請求項1記載の本発明の場所打杭の杭頭
処理具は、コンクリート打設用トレミー管16が自在に
挿通可能な内円筒2を所定間隔を以て外円筒3で囲繞す
ると共に、両円筒2,3の上端を環状の天板1で、下端
を環状の底板6で夫々係着して二重円筒状のキャップ本
体Aを形成し、さらに、このキャップ本体Aの前記底板
6に所定間隔を以て複数の杭主筋孔8を穿設すると共
に、前記天板1および底板6に気液抜穴5(9)を開口
形成した構成にしてある。
【0022】また、請求項2記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具は、前記請求項1記載の構成を有し、内円筒
2と外円筒3とは同一長さで天板1および底板6を水平
板状に前記両円筒2,3の上端および下端に係着した構
成にしてある。
杭頭処理具は、前記請求項1記載の構成を有し、内円筒
2と外円筒3とは同一長さで天板1および底板6を水平
板状に前記両円筒2,3の上端および下端に係着した構
成にしてある。
【0023】また、請求項3記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具は、外円筒3の天板1の外周縁寄りに、複数
の気液抜穴5を穿設するとともに、前記天板1の中央に
コンクリート打設用トレミー管16が自在に挿通可能な
上部トレミー口4を穿設し、この上部トレミー口4の下
側に係着し、前記外円筒3より2%乃至3%短い上下面
開放形の内円筒2を貫設して二重円筒を形成してなるキ
ャップ本体Aに於いて、前記外円筒3の底板6の外周縁
寄りの平坦域6aに、ほぼ等間隔に複数の杭主筋孔8を
穿設し、更にこの底板6の中央に穿設した下部トレミー
口7の周縁に、放射状に切り込んだ複数のスリット9
を、ほぼ等間隔にかつ前記平坦域6aを残して形成し、
更に各スリット9によって生じたスリット片9aを斜上
方に折曲し、このスリット片9aの先端を前記内円筒2
の下縁に固着して形成した構成にしてある。
杭頭処理具は、外円筒3の天板1の外周縁寄りに、複数
の気液抜穴5を穿設するとともに、前記天板1の中央に
コンクリート打設用トレミー管16が自在に挿通可能な
上部トレミー口4を穿設し、この上部トレミー口4の下
側に係着し、前記外円筒3より2%乃至3%短い上下面
開放形の内円筒2を貫設して二重円筒を形成してなるキ
ャップ本体Aに於いて、前記外円筒3の底板6の外周縁
寄りの平坦域6aに、ほぼ等間隔に複数の杭主筋孔8を
穿設し、更にこの底板6の中央に穿設した下部トレミー
口7の周縁に、放射状に切り込んだ複数のスリット9
を、ほぼ等間隔にかつ前記平坦域6aを残して形成し、
更に各スリット9によって生じたスリット片9aを斜上
方に折曲し、このスリット片9aの先端を前記内円筒2
の下縁に固着して形成した構成にしてある。
【0024】また、請求項4記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具は、前記請求項1、2または3記載の構成を
有し、天板1または/或いは底板6を、網体又はパンチ
ングメタルによって形成した構成にしてある。
杭頭処理具は、前記請求項1、2または3記載の構成を
有し、天板1または/或いは底板6を、網体又はパンチ
ングメタルによって形成した構成にしてある。
【0025】また、請求項5記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具は、前記請求項1、2、3または4記載の構
成を有し、鉄筋篭14にキャップ本体Aを冠着すると共
に、キャップ本体Aと鉄筋篭14とを着脱自在なチエー
ンやワイヤーや紐等の索条23で縛って固着し、この鉄
筋篭14を掘削孔17に建て込むようにした杭頭処理工
法である。
杭頭処理具は、前記請求項1、2、3または4記載の構
成を有し、鉄筋篭14にキャップ本体Aを冠着すると共
に、キャップ本体Aと鉄筋篭14とを着脱自在なチエー
ンやワイヤーや紐等の索条23で縛って固着し、この鉄
筋篭14を掘削孔17に建て込むようにした杭頭処理工
法である。
【0026】また、請求項6記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法は、前記請求項1、
2、3、4または5記載の場所打杭の杭頭処理具を使用
し、鉄筋篭14にキャップ本体Aをスタット溶接にて冠
挿固着して掘削孔17に建て込み、次いで前記キャップ
本体Aの内円筒2を介してトレミー管16を掘削孔17
に建て込み、前記掘削孔17の底部より前記内円筒2の
天面に至るまで、連続的にコンクリート打設を行った
後、直ちにケリーバー19に取り付けた掘削バケット1
8を回転させることにより、内円筒に充填されたスライ
ム混りコンクリートを除去するようにした杭頭処理工法
である。
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法は、前記請求項1、
2、3、4または5記載の場所打杭の杭頭処理具を使用
し、鉄筋篭14にキャップ本体Aをスタット溶接にて冠
挿固着して掘削孔17に建て込み、次いで前記キャップ
本体Aの内円筒2を介してトレミー管16を掘削孔17
に建て込み、前記掘削孔17の底部より前記内円筒2の
天面に至るまで、連続的にコンクリート打設を行った
後、直ちにケリーバー19に取り付けた掘削バケット1
8を回転させることにより、内円筒に充填されたスライ
ム混りコンクリートを除去するようにした杭頭処理工法
である。
【0027】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
説明する。図1〜図7に示すように、外円筒3の天板1
の中央に、コンクリート打設用トレミー管16を自在に
挿入できる円形の上部トレミー口4を穿設し、この上部
トレミー口4の下側に係着して外円筒3より僅かに短い
上下開放形の内円筒2を貫設すると、二重円筒形の底面
を除いたキャップ本体Aが形成される。前期外円筒3の
天板1の周縁寄りには複数の気液抜穴5を適宜穿設し、
外円筒3の底板6の中央に前記上部トレミー口4とほぼ
相似形の下部トレミー口7を穿設する。
説明する。図1〜図7に示すように、外円筒3の天板1
の中央に、コンクリート打設用トレミー管16を自在に
挿入できる円形の上部トレミー口4を穿設し、この上部
トレミー口4の下側に係着して外円筒3より僅かに短い
上下開放形の内円筒2を貫設すると、二重円筒形の底面
を除いたキャップ本体Aが形成される。前期外円筒3の
天板1の周縁寄りには複数の気液抜穴5を適宜穿設し、
外円筒3の底板6の中央に前記上部トレミー口4とほぼ
相似形の下部トレミー口7を穿設する。
【0028】更に底板6の周縁寄りに鉄筋篭14を形成
する杭主筋11を挿入するための杭主筋孔8を、ほぼ等
間隔に穿設するとともに、各杭主筋孔8の中間位置に於
いて、下部トレミー口7より外方向放射状に、ほぼ等間
隔かつ外周縁寄りの適宜幅の平坦域6aを残し、切断し
てスリット9を形成する。
する杭主筋11を挿入するための杭主筋孔8を、ほぼ等
間隔に穿設するとともに、各杭主筋孔8の中間位置に於
いて、下部トレミー口7より外方向放射状に、ほぼ等間
隔かつ外周縁寄りの適宜幅の平坦域6aを残し、切断し
てスリット9を形成する。
【0029】よって生じたスリット片9aを斜上方に折
曲し、その先端を内円筒2の下端周縁に溶着することに
より、本発明のキャップ本体Aは完成する。そして外観
構成上の特徴としてキャップ本体Aの底面に放射状空隙
を有する断面逆皿状の底部空間10が形成されること
で、その効果はコンクリート打設に際しスリット9の隙
間と天板1の気液抜穴5とによって、外円筒3と内円筒
2との間に空気や泥水のスムーズな流通が可能となり、
下方よりの圧力が軽減し、従前底板付近でスライム・レ
イタンス等の不純物が滞留し、堆積層の生成を余儀なく
されたが、本発明によってこれ等欠点は改善された。
曲し、その先端を内円筒2の下端周縁に溶着することに
より、本発明のキャップ本体Aは完成する。そして外観
構成上の特徴としてキャップ本体Aの底面に放射状空隙
を有する断面逆皿状の底部空間10が形成されること
で、その効果はコンクリート打設に際しスリット9の隙
間と天板1の気液抜穴5とによって、外円筒3と内円筒
2との間に空気や泥水のスムーズな流通が可能となり、
下方よりの圧力が軽減し、従前底板付近でスライム・レ
イタンス等の不純物が滞留し、堆積層の生成を余儀なく
されたが、本発明によってこれ等欠点は改善された。
【0030】さて、本発明のキャップ本体Aを冠挿固着
した鉄筋篭14を掘削孔17に建込み、トレミー管16
を介してコンクリートを掘削孔17の底部から連続的に
打設して鉄筋コンクリート杭を築造するのであるが、本
発明者が繰り返し実験を重ねた結果、内円筒天面を越す
コンクリート打設は不可欠であるが、打設終了後直ちに
掘削工法を利用して、例えばケリーバー19に掘削バケ
ット18またはスライムバケットを取り付け、ケリーバ
ー19の回転によって容易にスライム混りコンクリート
を除去することを可能にした。
した鉄筋篭14を掘削孔17に建込み、トレミー管16
を介してコンクリートを掘削孔17の底部から連続的に
打設して鉄筋コンクリート杭を築造するのであるが、本
発明者が繰り返し実験を重ねた結果、内円筒天面を越す
コンクリート打設は不可欠であるが、打設終了後直ちに
掘削工法を利用して、例えばケリーバー19に掘削バケ
ット18またはスライムバケットを取り付け、ケリーバ
ー19の回転によって容易にスライム混りコンクリート
を除去することを可能にした。
【0031】続いてキャップ本体Aの上面を適宜の蓋で
カバーし、ケーシング13の引き揚げ等以後は常法より
土砂礫の埋戻し、養生を行う。養生終了後、床掘削して
土砂礫を除去し、キャップ本体Aを露出させ、ガスバー
ナーによる溶断及びパワーショベル等適宜の機械的手段
を講じキャップ本体Aは鉄筋篭14から容易に離脱する
ことができる。本発明によって以上の通り処理すれば、
はつり工事は全く不要であり、杭主筋11の保護も充分
果たすことが可能で、従来の技術的問題点は全て解消さ
れ、多大の経済効果をもたらすものである。
カバーし、ケーシング13の引き揚げ等以後は常法より
土砂礫の埋戻し、養生を行う。養生終了後、床掘削して
土砂礫を除去し、キャップ本体Aを露出させ、ガスバー
ナーによる溶断及びパワーショベル等適宜の機械的手段
を講じキャップ本体Aは鉄筋篭14から容易に離脱する
ことができる。本発明によって以上の通り処理すれば、
はつり工事は全く不要であり、杭主筋11の保護も充分
果たすことが可能で、従来の技術的問題点は全て解消さ
れ、多大の経済効果をもたらすものである。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明のキャップ本体Aの斜視図、図2は同
じく一部切欠斜視図、図3は外円筒3の底板6の平面
図、図4はキャップ本体Aの一部切欠縦断面図、図5及
び図6は使用状態を示す説明図、図7はコンクリート打
設後の内円筒のスライム混りコンクリートを除去する状
態を示す説明図、図8は本発明のキャップ本体Aの他の
実施例を示す一部切欠斜視図、図9は本発明のキャップ
本体Aの別の実施例を示す一部切欠斜視図、図10は本
発明のキャップ本体Aのまた別の実施例を示す一部切欠
斜視図、図11は本発明のキャップ本体Aの他の実施例
の斜視図である。
る。図1は本発明のキャップ本体Aの斜視図、図2は同
じく一部切欠斜視図、図3は外円筒3の底板6の平面
図、図4はキャップ本体Aの一部切欠縦断面図、図5及
び図6は使用状態を示す説明図、図7はコンクリート打
設後の内円筒のスライム混りコンクリートを除去する状
態を示す説明図、図8は本発明のキャップ本体Aの他の
実施例を示す一部切欠斜視図、図9は本発明のキャップ
本体Aの別の実施例を示す一部切欠斜視図、図10は本
発明のキャップ本体Aのまた別の実施例を示す一部切欠
斜視図、図11は本発明のキャップ本体Aの他の実施例
の斜視図である。
【0033】図1〜図3に示すようにキャップ本体A
は、中央に上部トレミー口4を穿設した環状の天板1
と、この天板1の内周縁に接合する内円筒2と、天板1
の外周縁に接合する外円筒3と、中央に下部トレミー口
7を穿設した環状の底板6とからなり、底板6の内周縁
は内円筒2の内周面に接合され、底板6の外周縁は外周
筒3の底周面に接合された二重円筒形状のものである。
は、中央に上部トレミー口4を穿設した環状の天板1
と、この天板1の内周縁に接合する内円筒2と、天板1
の外周縁に接合する外円筒3と、中央に下部トレミー口
7を穿設した環状の底板6とからなり、底板6の内周縁
は内円筒2の内周面に接合され、底板6の外周縁は外周
筒3の底周面に接合された二重円筒形状のものである。
【0034】また、内円筒2は外円筒3より通常2%乃
至3%短く形成されている。上部トレミー口4と下部ト
レミー口7との直径差とも関連して設定するが、スリッ
ト9の間隔の大小も併せ勘案する。
至3%短く形成されている。上部トレミー口4と下部ト
レミー口7との直径差とも関連して設定するが、スリッ
ト9の間隔の大小も併せ勘案する。
【0035】キャップ本体Aの大きさは、掘削孔7(図
6参照)の規模によって設定される鉄筋篭14の直径、
杭主筋11の太さと本数等によって定まる。また掘削孔
17内における鉄筋篭14の頭部露出部14a(建造物
の基礎構築ベースとなる)は、通常杭主筋11の直径の
40倍乃至それ以上とし、この頭部露出部14aが従来
工法の余盛コンクリート部に相当するので、本発明のキ
ャップ本体Aの高さはこの頭部露出部14aの寸法に応
じて調整すればよい。
6参照)の規模によって設定される鉄筋篭14の直径、
杭主筋11の太さと本数等によって定まる。また掘削孔
17内における鉄筋篭14の頭部露出部14a(建造物
の基礎構築ベースとなる)は、通常杭主筋11の直径の
40倍乃至それ以上とし、この頭部露出部14aが従来
工法の余盛コンクリート部に相当するので、本発明のキ
ャップ本体Aの高さはこの頭部露出部14aの寸法に応
じて調整すればよい。
【0036】キャップ本体に使用する材料は、埋戻しや
再掘削に対する防護力と、再掘削後の除去手段を考慮し
て厚さ1.6mm乃至3.2mmの軟鋼板が好ましい。勿
論、鋼板に限定されるものではなく、合成樹脂材や他の
金属材によって形成してもよい。キャップ本体Aは次の
順序で作成する。
再掘削に対する防護力と、再掘削後の除去手段を考慮し
て厚さ1.6mm乃至3.2mmの軟鋼板が好ましい。勿
論、鋼板に限定されるものではなく、合成樹脂材や他の
金属材によって形成してもよい。キャップ本体Aは次の
順序で作成する。
【0037】図2に示すように同径の円形天板1及び底
板6を作成し、天板1の中央にコンクリート打設用トレ
ミー管16(図6参照)が自在に貫入できる円形の上部
トレミー口4を穿設し、同天板1の外周縁寄りに複数の
気液抜穴5を穿設する。この気液抜穴5は天板1の大き
さによって適宜その直径,数を変更すればよい。一般に
直径10mm乃至20mm、4ヶ乃至8ヶが適当である。
板6を作成し、天板1の中央にコンクリート打設用トレ
ミー管16(図6参照)が自在に貫入できる円形の上部
トレミー口4を穿設し、同天板1の外周縁寄りに複数の
気液抜穴5を穿設する。この気液抜穴5は天板1の大き
さによって適宜その直径,数を変更すればよい。一般に
直径10mm乃至20mm、4ヶ乃至8ヶが適当である。
【0038】また、図3に示すように底板6の外周縁寄
りに適宜幅(通常90mm前後)の平坦域6aを設け、こ
の平坦域6aに鉄筋篭14を形成する杭主筋11を挿入
するための杭主筋孔8をほぼ等間隔に穿設されている。
この杭主筋孔8の直径は、挿通する杭主筋11の太さの
1.3倍乃至1.5倍位の大きさにして、ある程度の余
裕を保たせることが好ましい。
りに適宜幅(通常90mm前後)の平坦域6aを設け、こ
の平坦域6aに鉄筋篭14を形成する杭主筋11を挿入
するための杭主筋孔8をほぼ等間隔に穿設されている。
この杭主筋孔8の直径は、挿通する杭主筋11の太さの
1.3倍乃至1.5倍位の大きさにして、ある程度の余
裕を保たせることが好ましい。
【0039】次いで底板6の中央に前記天板1と同様の
下部トレミー口7を穿設するが、このトレミー口の直径
は上部トレミー口4より2%乃至5%小さくする。即ち
下部トレミー口7には、その周縁に前記平坦域6aを残
して放射状かつほぼ等間隔に切り込んでスリット9を形
成し、各々スリット片9aを斜上方に折曲して平坦域と
の角度θを25度乃至30度になるよう傾斜させると、
その先端縁は上部トレミー口とほぼ同一径となり、この
先端縁を前記内円筒2の下端開放口周縁に溶着させるこ
とにより、図4に示す放射状空隙を備えた断面が浅い逆
皿状の空間を底面に形成することができる。
下部トレミー口7を穿設するが、このトレミー口の直径
は上部トレミー口4より2%乃至5%小さくする。即ち
下部トレミー口7には、その周縁に前記平坦域6aを残
して放射状かつほぼ等間隔に切り込んでスリット9を形
成し、各々スリット片9aを斜上方に折曲して平坦域と
の角度θを25度乃至30度になるよう傾斜させると、
その先端縁は上部トレミー口とほぼ同一径となり、この
先端縁を前記内円筒2の下端開放口周縁に溶着させるこ
とにより、図4に示す放射状空隙を備えた断面が浅い逆
皿状の空間を底面に形成することができる。
【0040】このような構成によりキャップ本体Aは二
重円筒形に一体化され、このキャップ本体Aの底面は前
記のとおり浅い逆皿状空間を呈し、しかも前記スリット
9と杭主筋8の隙間が生成するため、施工時に内円筒2
と外円筒3の間に空気や泥水が流入し、前記天板1の気
液抜穴5と併せ掘削孔17から押し上って来る気体や液
体の圧力を滅殺する効果大であり、また前記した逆皿状
の底面には従来のようなスライム堆積層は生成しないと
言う効果も得られる。
重円筒形に一体化され、このキャップ本体Aの底面は前
記のとおり浅い逆皿状空間を呈し、しかも前記スリット
9と杭主筋8の隙間が生成するため、施工時に内円筒2
と外円筒3の間に空気や泥水が流入し、前記天板1の気
液抜穴5と併せ掘削孔17から押し上って来る気体や液
体の圧力を滅殺する効果大であり、また前記した逆皿状
の底面には従来のようなスライム堆積層は生成しないと
言う効果も得られる。
【0041】前記のキャップ本体Aは、前記基本構成に
基づき予め各要部を準備し、一般に天板1の中央下面に
先ず内円筒2を吊設し、この内円筒2の下端に底部の下
部トレミー口7を取り付け、最後に天板1と底板6の外
周縁に外円筒3を取り付ける。本発明に於ける溶着はす
べてスタット鎔接を採用し、キャップ本体Aに可能な限
り隙間を生成するよう考慮すると共にコンクリート打設
後のキャップ本体Aの除去を容易にした。
基づき予め各要部を準備し、一般に天板1の中央下面に
先ず内円筒2を吊設し、この内円筒2の下端に底部の下
部トレミー口7を取り付け、最後に天板1と底板6の外
周縁に外円筒3を取り付ける。本発明に於ける溶着はす
べてスタット鎔接を採用し、キャップ本体Aに可能な限
り隙間を生成するよう考慮すると共にコンクリート打設
後のキャップ本体Aの除去を容易にした。
【0042】キャップ本体Aと鉄筋篭14との組み合わ
せは、通常キャップ本体Aの底板6に穿設された杭主筋
孔8を介して杭主筋11を天板に達するまで挿入し、
(図5参照)、以後、横筋15を杭主筋11にスタット
溶接にて巻装しながら鉄筋篭14を形成し、最後にキャ
ップ本体Aの底板6に近接した横筋15を底板の所々に
スタット溶接して固着し完成する。
せは、通常キャップ本体Aの底板6に穿設された杭主筋
孔8を介して杭主筋11を天板に達するまで挿入し、
(図5参照)、以後、横筋15を杭主筋11にスタット
溶接にて巻装しながら鉄筋篭14を形成し、最後にキャ
ップ本体Aの底板6に近接した横筋15を底板の所々に
スタット溶接して固着し完成する。
【0043】何れにせよ適宜の手段でキャップ本体Aを
鉄筋篭14に冠挿固着した後、図6に示すように掘削孔
17にこの鉄筋篭14を建て込み、必要に応じて二次ス
ライム処理等を施した後、内円筒2を介してトレミー管
16を建て込み、掘削孔17の底部より連続的にコンク
リート打設を行い、キャップ本体Aの内円筒2の天面を
超えたところでコンクリート打設を終える。
鉄筋篭14に冠挿固着した後、図6に示すように掘削孔
17にこの鉄筋篭14を建て込み、必要に応じて二次ス
ライム処理等を施した後、内円筒2を介してトレミー管
16を建て込み、掘削孔17の底部より連続的にコンク
リート打設を行い、キャップ本体Aの内円筒2の天面を
超えたところでコンクリート打設を終える。
【0044】コンクリート打設を終了後、図7に示すよ
うに直ちにケリーバー19に掘削バケット18、又は工
事現場の状況によってはスライムバケットを取り付け、
ケリーバー19の回転によって内円筒2に充填してある
スライム混りコンクリートを、キャップ底部まで除去す
る。終わって掘削孔17を保護しているケーシング13
を引き抜き、キャップ本体Aの上に適宜の蓋を冠し土砂
礫を埋戻した後、所要期間のコンクリート養生を行う。
うに直ちにケリーバー19に掘削バケット18、又は工
事現場の状況によってはスライムバケットを取り付け、
ケリーバー19の回転によって内円筒2に充填してある
スライム混りコンクリートを、キャップ底部まで除去す
る。終わって掘削孔17を保護しているケーシング13
を引き抜き、キャップ本体Aの上に適宜の蓋を冠し土砂
礫を埋戻した後、所要期間のコンクリート養生を行う。
【0045】養生を済ませると、基礎の床掘削を行って
再び土砂礫を除去し、そこに現出した杭頭キャップ本体
Aは、パワーショベル等の機械作業によって先ず天板1
を剥がし、続いて外円筒3、内円筒2を逐次引き裂いて
剥がすことができる。即ち前記したスタット溶接が功を
奏しているわけで、次に底板6は、2乃至3ヶ所のスリ
ット部をガスバーナーで溶断して簡単に除去することが
できる。キャップ本体Aの製作にスタット溶接を採用し
たため、製作時間が短縮し、併せて除去作業が容易にな
り、従って経済効果もそれだけ高めることができる。
再び土砂礫を除去し、そこに現出した杭頭キャップ本体
Aは、パワーショベル等の機械作業によって先ず天板1
を剥がし、続いて外円筒3、内円筒2を逐次引き裂いて
剥がすことができる。即ち前記したスタット溶接が功を
奏しているわけで、次に底板6は、2乃至3ヶ所のスリ
ット部をガスバーナーで溶断して簡単に除去することが
できる。キャップ本体Aの製作にスタット溶接を採用し
たため、製作時間が短縮し、併せて除去作業が容易にな
り、従って経済効果もそれだけ高めることができる。
【0046】かくてキャップ本体Aによって保護された
杭主筋11の頭部は安全に露出し、所期の目的が達成さ
れ、最後にコンクリート残渣やスライム、レイタンス等
の不要物を高圧水にて洗浄し、杭頭処理工事が完了す
る。
杭主筋11の頭部は安全に露出し、所期の目的が達成さ
れ、最後にコンクリート残渣やスライム、レイタンス等
の不要物を高圧水にて洗浄し、杭頭処理工事が完了す
る。
【0047】図8は別の実施例を示すキャップ本体Aで
あって、この実施例の天板1はパンチングメタルによっ
て形成され、多数の孔5aが穿設されていて、前記した
ように施工時に内円筒2と外円筒3との間に流入した空
気や泥水をこの孔5aからスムーズに流通させることが
できる。また、底板6には前記実施例と同様に主筋孔8
とスリット9が形成されている。尚、内円筒2と外円筒
3との長さは、前記実施例と同様に内円筒2を外円筒3
より短く形成するも、或いは内円筒2と外円筒3の長さ
を同寸にしてもよい。同寸の場合は底板6は水平板状に
内円筒2および外円筒3の下端に設けられる。このキャ
ップ本体Aの使用の方法に付いては前記実施例と同様で
あり説明を省略する。尚、前記したパンチングメタル以
外に網体、そのた気液を流通させる加工を施した部材で
あれば、強度的、安全上、コスト的に問題がなければ如
何なるものを使用してもよい。
あって、この実施例の天板1はパンチングメタルによっ
て形成され、多数の孔5aが穿設されていて、前記した
ように施工時に内円筒2と外円筒3との間に流入した空
気や泥水をこの孔5aからスムーズに流通させることが
できる。また、底板6には前記実施例と同様に主筋孔8
とスリット9が形成されている。尚、内円筒2と外円筒
3との長さは、前記実施例と同様に内円筒2を外円筒3
より短く形成するも、或いは内円筒2と外円筒3の長さ
を同寸にしてもよい。同寸の場合は底板6は水平板状に
内円筒2および外円筒3の下端に設けられる。このキャ
ップ本体Aの使用の方法に付いては前記実施例と同様で
あり説明を省略する。尚、前記したパンチングメタル以
外に網体、そのた気液を流通させる加工を施した部材で
あれば、強度的、安全上、コスト的に問題がなければ如
何なるものを使用してもよい。
【0048】次に図9はまた別の実施例を示すキャップ
本体Aであって、この実施例では天板1にスリット9a
が形成されていて、施工時に内円筒2と外円筒3との間
に流入した空気や泥水をこのスリット9aからスムーズ
に流通させることができるようにしてある。他の構成は
前記実施例と同様であり説明を省略する。
本体Aであって、この実施例では天板1にスリット9a
が形成されていて、施工時に内円筒2と外円筒3との間
に流入した空気や泥水をこのスリット9aからスムーズ
に流通させることができるようにしてある。他の構成は
前記実施例と同様であり説明を省略する。
【0049】次に図10はさらに別の実施例を示すキャ
ップ本体Aであって、この実施例では天板1に気液抜孔
5が形成され、底板6には主筋孔8と共に前記スリット
9に相当する孔5cが穿設されている。他の構成は前記
実施例と同様であり説明を省略する。
ップ本体Aであって、この実施例では天板1に気液抜孔
5が形成され、底板6には主筋孔8と共に前記スリット
9に相当する孔5cが穿設されている。他の構成は前記
実施例と同様であり説明を省略する。
【0050】尚、前記した各々実施例の内円筒2と外円
筒3との長さを同一にするも、或いは内円筒2を外円筒
3より短くしてもよい。また、底板6に主筋孔8を形成
することは各実施例とも共通しているが、天板1および
底板6に形成するスリットや孔は、前記実施例に限定さ
れずに種々の形状、数、に変更するも自由であり、気液
を抜ける形状であれば如何なる形態で合ってもよい。
筒3との長さを同一にするも、或いは内円筒2を外円筒
3より短くしてもよい。また、底板6に主筋孔8を形成
することは各実施例とも共通しているが、天板1および
底板6に形成するスリットや孔は、前記実施例に限定さ
れずに種々の形状、数、に変更するも自由であり、気液
を抜ける形状であれば如何なる形態で合ってもよい。
【0051】図11は前記して種々の実施例のキャップ
本体A(図は一例を示す)の外円筒3の下端寄りの外周
面に係止部20が設けられている。この実施例では係止
部20としてボルト20aが外円筒3に設けたネジ孔に
ネジ込んで取り付けてある。この各々ボルト20aには
針金や紐等からなる係止線材21(連結部材)の一端を
結びつけてある。
本体A(図は一例を示す)の外円筒3の下端寄りの外周
面に係止部20が設けられている。この実施例では係止
部20としてボルト20aが外円筒3に設けたネジ孔に
ネジ込んで取り付けてある。この各々ボルト20aには
針金や紐等からなる係止線材21(連結部材)の一端を
結びつけてある。
【0052】このキャップ本体Aを鉄筋篭14に被せた
時に、上記係止線材21の他端を鉄筋篭14の横筋15
に結び付けてキャップ本体Aを鉄筋篭14に固定する。
このことにより、施工時にキャップ本体Aに対して気液
によるの上方への持ち上げ力が作用しても、前記したス
リットや気液抜穴の作用と共に係止線材21による固定
により、キャップ本体Aの上方への持ち上がりをさらに
確実に防ぐことができる。
時に、上記係止線材21の他端を鉄筋篭14の横筋15
に結び付けてキャップ本体Aを鉄筋篭14に固定する。
このことにより、施工時にキャップ本体Aに対して気液
によるの上方への持ち上げ力が作用しても、前記したス
リットや気液抜穴の作用と共に係止線材21による固定
により、キャップ本体Aの上方への持ち上がりをさらに
確実に防ぐことができる。
【0053】図12は別の実施例の工法を示す図であっ
て、キャップ本体Aを鉄筋篭14の頭部に冠着して固定
するのに索条23として2本のチエーン23a、23b
を用いて行う。すなわち、鉄筋篭14の頭部に冠着した
キャップ本体Aの外円筒3の外周面に沿って1本のチエ
ーン23aを垂らすと共に、このチエーン23aを鉄筋
篭14の横筋15に引っ掛け、さらに内円筒2の内周面
に沿って上方に延ばし、このチエーン23aの両端のフ
ック24a、24bを同じチエーン23aに係止する。
同様にしてもう一方のチエーン23bも図示のように上
記チエーン23aと対向する位置に設ける。尚、索条2
3としては、チエーン以外にもワイヤーや紐、太い針
金、その他、鉄筋篭14の横筋15に引っ掛けてキャッ
プ本体Aを固定できるものであれば如何なるものであっ
てもよい。
て、キャップ本体Aを鉄筋篭14の頭部に冠着して固定
するのに索条23として2本のチエーン23a、23b
を用いて行う。すなわち、鉄筋篭14の頭部に冠着した
キャップ本体Aの外円筒3の外周面に沿って1本のチエ
ーン23aを垂らすと共に、このチエーン23aを鉄筋
篭14の横筋15に引っ掛け、さらに内円筒2の内周面
に沿って上方に延ばし、このチエーン23aの両端のフ
ック24a、24bを同じチエーン23aに係止する。
同様にしてもう一方のチエーン23bも図示のように上
記チエーン23aと対向する位置に設ける。尚、索条2
3としては、チエーン以外にもワイヤーや紐、太い針
金、その他、鉄筋篭14の横筋15に引っ掛けてキャッ
プ本体Aを固定できるものであれば如何なるものであっ
てもよい。
【0054】このようにしてキャップ本体Aを鉄筋篭1
4に固定する。このことにより、前記実施例と同様に施
工時にキャップ本体Aに対して気液による上方への持ち
上げ力が作用しても、前記したスリットや気液抜穴の作
用と共にチェーン23a、23bによる固定により、キ
ャップ本体Aの上方への持ち上がりをさらに確実に防ぐ
ことができる。
4に固定する。このことにより、前記実施例と同様に施
工時にキャップ本体Aに対して気液による上方への持ち
上げ力が作用しても、前記したスリットや気液抜穴の作
用と共にチェーン23a、23bによる固定により、キ
ャップ本体Aの上方への持ち上がりをさらに確実に防ぐ
ことができる。
【0055】また、この実施例のキャップ本体Aでは、
コンクリート打設後にケーシング13(図7参照)を引
き抜く場合に、ケーシング13が前記実施例のような多
数のボルト20a(図11参照)に引っ掛かかって引上
げにくいといったこともなくなる。
コンクリート打設後にケーシング13(図7参照)を引
き抜く場合に、ケーシング13が前記実施例のような多
数のボルト20a(図11参照)に引っ掛かかって引上
げにくいといったこともなくなる。
【0056】
【発明の効果】以上、上述のように請求項1記載の本発
明の場所打杭の杭頭処理具では、コンクリート養生後の
はつり作業は一切不要となり、これに伴う公害源や労働
災害の原因はすべて排除することができる。また、キャ
ップ本体の底面下に堆積したスライム層も無くなり、コ
ンクリート打設時の押し上って来る空気や泥水が、キャ
ップ本体内をスムーズに通過して流出するようになって
コンクリート打設作業が捗るようになる。
明の場所打杭の杭頭処理具では、コンクリート養生後の
はつり作業は一切不要となり、これに伴う公害源や労働
災害の原因はすべて排除することができる。また、キャ
ップ本体の底面下に堆積したスライム層も無くなり、コ
ンクリート打設時の押し上って来る空気や泥水が、キャ
ップ本体内をスムーズに通過して流出するようになって
コンクリート打設作業が捗るようになる。
【0057】また、請求項2記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具では、天板および底板を水平板状にして内円
筒および外円筒に係着するようにしてあるため、キャッ
プ本体の各部品の加工、製作を容易に行うことができ
る。
杭頭処理具では、天板および底板を水平板状にして内円
筒および外円筒に係着するようにしてあるため、キャッ
プ本体の各部品の加工、製作を容易に行うことができ
る。
【0058】また、請求項3記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具は、キャップ本体の底面に浅い逆皿状空間を
呈し、しかもスリットと、杭主筋と杭主筋孔との隙間が
形成されるため、これらのスリットや隙間から施工時に
内円筒と外円筒の間に空気や泥水が流入し、天板に穿設
した気液抜穴と併せて、掘削孔から押し上って来る気体
や液体の圧力を滅殺することができる。また、底板は逆
皿状に形成されるためスライム堆積層は生成しない。
杭頭処理具は、キャップ本体の底面に浅い逆皿状空間を
呈し、しかもスリットと、杭主筋と杭主筋孔との隙間が
形成されるため、これらのスリットや隙間から施工時に
内円筒と外円筒の間に空気や泥水が流入し、天板に穿設
した気液抜穴と併せて、掘削孔から押し上って来る気体
や液体の圧力を滅殺することができる。また、底板は逆
皿状に形成されるためスライム堆積層は生成しない。
【0059】また、請求項4記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具では、天板または/或いは底板を網体又はパ
ンチングメタルによって形成することにより、天板また
は/或いは底板への気液抜孔加工を施す作業を無くすこ
とができ、より安価にキャップ本体を製作することがで
きる。
杭頭処理具では、天板または/或いは底板を網体又はパ
ンチングメタルによって形成することにより、天板また
は/或いは底板への気液抜孔加工を施す作業を無くすこ
とができ、より安価にキャップ本体を製作することがで
きる。
【0060】また、請求項5記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法では、施工時にキャ
ップ本体と鉄筋篭とを連結部材で連結することができる
ため、キャップ本体が掘削孔から押し上がってくる気液
によって浮き上がるといったことをさらに確実に抑制す
ることができる。
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法では、施工時にキャ
ップ本体と鉄筋篭とを連結部材で連結することができる
ため、キャップ本体が掘削孔から押し上がってくる気液
によって浮き上がるといったことをさらに確実に抑制す
ることができる。
【0061】また、請求項6記載の本発明の場所打杭の
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法では、鉄筋篭の杭主
筋の頭部はキャップ本体によって保護されるため、杭主
筋頭部を傷めるといったことがなく、しかもキャップ本
体の天板および底板に形成した気液抜穴(含むスリッ
ト)によって下からの気液圧力を逃がすことができ、場
所打杭の施工作業を安全に且つ効率良くスムーズに行う
ことができる。
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法では、鉄筋篭の杭主
筋の頭部はキャップ本体によって保護されるため、杭主
筋頭部を傷めるといったことがなく、しかもキャップ本
体の天板および底板に形成した気液抜穴(含むスリッ
ト)によって下からの気液圧力を逃がすことができ、場
所打杭の施工作業を安全に且つ効率良くスムーズに行う
ことができる。
【図1】キャップ本体の斜視図である。
【図2】キャップ本体の一部切欠斜視図である。
【図3】外円筒の底板の折曲前平面図である。
【図4】キャップ本体の一部切欠縦断面図である。
【図5】キャップ本体の使用状態の説明図である。
【図6】同じく使用状態の説明図である。
【図7】内円筒のコンクリートを除去する説明図であ
る。
る。
【図8】キャップ本体Aの他の実施例を示す一部切欠斜
視図である。
視図である。
【図9】キャップ本体Aの別の実施例を示す一部切欠斜
視図である。
視図である。
【図10】キャップ本体Aのまた別の実施例を示す一部
切欠斜視図である。
切欠斜視図である。
【図11】キャップ本体Aの他の実施例の斜視図であ
る。
る。
【図12】施工時の別の実施例の要部斜視図である。
A キャップ本体 1 天板 2 内円筒 3 外円筒 4 上部トレミー口 5 気液抜孔 6 底板 6a 平坦域 7 下部トレミー口 8 杭主筋孔 9 スリット 9a スリット片 10 底部空間 11 杭主筋 12 皿縁 13 ケーシング 14 鉄筋篭 15 横筋 16 トレミー管 17 掘削孔 18 バケット 19 ケリーバー 21 索条 21aチェーン 21bチェーン
Claims (6)
- 【請求項1】 コンクリート打設用トレミー管16が自
在に挿通可能な内円筒2を所定間隔を以て外円筒3で囲
繞すると共に、両円筒2,3の上端を環状の天板1で、
下端を環状の底板6で夫々係着して二重円筒状のキャッ
プ本体Aを形成し、さらに、このキャップ本体Aの前記
底板6に所定間隔を以て複数の杭主筋孔8を穿設すると
共に、前記天板1および底板6に気液抜穴5(9)を開
口形成したことを特徴とする場所打杭の杭頭処理具。 - 【請求項2】 内円筒2と外円筒3とは同一長さで天板
1および底板6を水平板状に前記両円筒2,3の上端お
よび下端に係着したことを特徴とする請求項1記載の場
所打杭の杭頭処理具。 - 【請求項3】 外円筒3の天板1の外周縁寄りに、複数
の気液抜穴5を穿設するとともに、前記天板1の中央に
コンクリート打設用トレミー管16が自在に挿通可能な
上部トレミー口4を穿設し、この上部トレミー口4の下
側に係着し、前記外円筒3より2%乃至3%短い上下面
開放形の内円筒2を貫設して二重円筒を形成してなるキ
ャップ本体Aに於いて、前記外円筒3の底板6の外周縁
寄りの平坦域6aに、ほぼ等間隔に複数の杭主筋孔8を
穿設し、更にこの底板6の中央に穿設した下部トレミー
口7の周縁に、放射状に切り込んだ複数のスリット9
を、ほぼ等間隔にかつ前記平坦域6aを残して形成し、
更に各スリット9によって生じたスリット片9aを斜上
方に折曲し、このスリット片9aの先端を前記内円筒2
の下縁に固着して形成したことを特徴とする場所打杭の
杭頭処理具。 - 【請求項4】 天板1または/或いは底板6を、網体又
はパンチングメタルによって形成したことを特徴とする
請求項1、2または3記載の場所打杭の杭頭処理具。 - 【請求項5】 鉄筋篭14にキャップ本体Aを冠着する
と共に、キャップ本体Aと鉄筋篭14とを着脱自在なチ
ェーンやワイヤーや紐等の索条23で縛って固着し、こ
の鉄筋篭14を掘削孔17に建て込むようにしたことを
特徴とする請求項1〜4の何れか一に記載の場所打杭の
杭頭処理具を使用する杭頭処理工法。 - 【請求項6】 鉄筋篭14にキャップ本体Aをスタット
溶接にて冠挿固着して掘削孔17に建て込み、次いで前
記キャップ本体Aの内円筒2を介してトレミー管16を
掘削孔17に建て込み、前記掘削孔17の底部より前記
内円筒2の天面に至るまで、連続的にコンクリート打設
を行った後、直ちにケリーバー19に取り付けた掘削バ
ケット18を回転させることにより、内円筒に充填され
たスライム混りコンクリートを除去することを特徴とす
る請求項1〜4の何れか一に記載の場所打杭の杭頭処理
具を使用する杭頭処理工法。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28364595A JPH08209686A (ja) | 1994-12-05 | 1995-10-31 | 場所打杭の杭頭処理具及び杭頭処理工法 |
| CN95196621A CN1077942C (zh) | 1994-12-05 | 1995-11-27 | 现场筑桩用桩头处理具、桩头处理方法及现场筑桩法 |
| US08/836,696 US5961253A (en) | 1994-12-05 | 1995-11-27 | Pile head dresser, pile head dressing method, and, placement of cast-in-place concrete piles |
| KR1019970702757A KR100428018B1 (ko) | 1994-12-05 | 1995-11-27 | 현장치기콘크리트파일의파일헤드처리구,파일헤드처리공법및현장치기콘크리트파일공법 |
| DE69528377T DE69528377D1 (de) | 1994-12-05 | 1995-11-27 | Pfahlkopfbehandlungswerkzeug für einen vor Ort geformten Pfahl, und Pfahlkopfbehandlungsverfahren |
| EP95938611A EP0796948B1 (en) | 1994-12-05 | 1995-11-27 | Pile head treating tool for cast-in-place and pile head treating method |
| PCT/JP1995/002438 WO1996018001A1 (en) | 1994-12-05 | 1995-11-27 | Pile head treating tool for cast-in-place pile, pile head treating method, and cast-in-place piling method |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30058394 | 1994-12-05 | ||
| JP6-300583 | 1994-12-05 | ||
| JP28364595A JPH08209686A (ja) | 1994-12-05 | 1995-10-31 | 場所打杭の杭頭処理具及び杭頭処理工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209686A true JPH08209686A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=26555124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28364595A Pending JPH08209686A (ja) | 1994-12-05 | 1995-10-31 | 場所打杭の杭頭処理具及び杭頭処理工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209686A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006183339A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Kumagai Gumi Co Ltd | 場所打ち杭の杭頭処理用キャップ |
| JP2013028950A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Taisei Corp | 場所打ちコンクリート杭の施工方法とコンクリート回収装置 |
| JP2014214443A (ja) * | 2013-04-23 | 2014-11-17 | 株式会社サンエイ | スライム除去バケットおよびこれを用いた杭頭処理工法 |
| JP2018165431A (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-25 | 大成建設株式会社 | 場所打ち杭および基礎の構築方法 |
| CN111733817A (zh) * | 2020-05-18 | 2020-10-02 | 四川省公路规划勘察设计研究院有限公司 | 一种钢管混凝土桩结构及其施工方法 |
| CN111851493A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-10-30 | 安徽省路桥工程集团有限责任公司 | 桩基成孔钢护筒施工体系及施工方法 |
| CN113684785A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-23 | 中交(天津)疏浚工程有限公司 | 一种桩基码头的施工工艺 |
| CN115030170A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-09-09 | 中铁十二局集团有限公司 | 一种钻孔桩塌孔回填施工方法及回填辅助装置 |
| CN115142416A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-10-04 | 湖北工业大学工程技术学院 | 一种灌注桩桩头破除装置 |
| CN118531828A (zh) * | 2024-07-26 | 2024-08-23 | 山东金衢设计咨询集团有限公司 | 一种工民建筑桩基础及其施工工艺 |
-
1995
- 1995-10-31 JP JP28364595A patent/JPH08209686A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2013028950A (ja) * | 2011-07-28 | 2013-02-07 | Taisei Corp | 場所打ちコンクリート杭の施工方法とコンクリート回収装置 |
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| CN113684785A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-23 | 中交(天津)疏浚工程有限公司 | 一种桩基码头的施工工艺 |
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| CN115030170A (zh) * | 2022-06-06 | 2022-09-09 | 中铁十二局集团有限公司 | 一种钻孔桩塌孔回填施工方法及回填辅助装置 |
| CN115030170B (zh) * | 2022-06-06 | 2023-12-12 | 中铁十二局集团有限公司 | 一种钻孔桩塌孔回填施工方法及回填辅助装置 |
| CN115142416A (zh) * | 2022-08-01 | 2022-10-04 | 湖北工业大学工程技术学院 | 一种灌注桩桩头破除装置 |
| CN118531828A (zh) * | 2024-07-26 | 2024-08-23 | 山东金衢设计咨询集团有限公司 | 一种工民建筑桩基础及其施工工艺 |
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