JPH08210182A - 航空機ガスタービンエンジン可変排気ノズル用のフェールセーフ・ノズル作動システム及びこのシステムを作動させる方法 - Google Patents
航空機ガスタービンエンジン可変排気ノズル用のフェールセーフ・ノズル作動システム及びこのシステムを作動させる方法Info
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- JPH08210182A JPH08210182A JP7247100A JP24710095A JPH08210182A JP H08210182 A JPH08210182 A JP H08210182A JP 7247100 A JP7247100 A JP 7247100A JP 24710095 A JP24710095 A JP 24710095A JP H08210182 A JPH08210182 A JP H08210182A
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Abstract
の油圧作動システムにおける故障又は誤作動信号に応じ
て、迅速且つ安全にノズルをフェールセーフ・モードに
切り換えることのできるフェールセーフ・ノズル作動シ
ステムを提供する。 【解決手段】 ノズル中心線8の周りに円周方向に設け
られた複数の枢動フラップ54を有していると共に、内
部に排気ガス流路4を包囲している航空機ガスタービン
エンジン可変排気ノズル14用のフェールセーフ・ノズ
ル作動システム2に、完全伸長位置と完全後退位置との
間で伸縮可能な多数の主アクチュエータ102がフラッ
プ54に作動連結されており、中心線8に対するフラッ
プの姿勢を枢動させ設定する。システム2は、フェール
セーフ・モードの間にフラップ54の姿勢を、主アクチ
ュエータが完全伸長位置と完全後退位置との間の部分的
に後退した位置にあるようなフェールセーフ姿勢に設定
するフェールセーフ・ノズル作動手段104を含んでい
る。
Description
ンエンジンの軸対称なベクタリング排気ノズルに関し、
特に、このようなエンジンの作動システム用のフェール
セーフ・システムに関する。
に、空対空戦闘任務及び複雑な地上攻撃任務の両方に関
して、航空機の機動性(マヌーバラビリティ)を高める
努力をしている。こうして開発されたのがスラスト・ベ
クタリング・ノズルであり、スラスト・ベクタリング・
ノズルは、航空機にパワーを供給するガスタービンエン
ジンの排気流及びスラストをベクタリング、即ち方向転
換し、フラップ及び補助翼のような通常の空気力学的表
面の使用の代わりとするか、又はその使用を増強する。
新しく開発されたスラスト・ベクタリング・ノズルの1
つに、ハウア(Hauer)の米国特許番号第4,99
4,660号に開示された軸対称なベクタリング排気ノ
ズルがある。軸対称ベクタリング排気ノズルは、軸対称
な収束/発散(コンバージェント/ダイバージェント)
ノズル(中細ノズル)のスラストをベクタリング(方向
転換)する手段を含んでおり、具体的には、ノズルの発
散(ダイバージェント)フラップを非対称に自在に枢動
させることにより、言い換えると、発散フラップを非ベ
クタード・ノズル中心線に関して半径方向及び接線方向
に枢動させることにより、スラストをベクタリングす
る。フラップを枢着するベクタリング・リングは、軸線
方向に並進させると共に、限定された範囲内で水平及び
鉛直軸線の周りでジンバル運動又は傾斜させる(本質的
にその姿勢を調節する)ことができる。
ガスタービンエンジン排気ノズルと同様に、可変面積収
束−発散排気ノズルを画定するように配列されている1
次及び2次排気フラップを含んでいる。排気ノズルは全
体的に軸対称であるか又は環状であり、1次又は収束フ
ラップによって排気流をその内部に閉じ込め、そして2
次又は発散フラップは互いに円周方向に隣接して配置さ
れている。発散フラップは、例えば、前端が流れ面積最
小のスロートを画定しており、後端がそのスロートから
下流に延在している発散ノズルを画定するように、それ
よりも大きな流れ面積を有している。発散フラップは可
変である。可変とは、発散フラップが小さな半径位置か
ら大きな半径位置に移動するにつれて、発散フラップの
間の間隔が必ず増加することを意味する。従って、普通
の排気ノズルシールを隣接した発散フラップの間に適当
に取り付けて、排気流を閉じ込めると共に、発散フラッ
プの間の排気流の漏れを防止する。
の特許に開示された形式の軸対称ベクタリング排気ノズ
ルは、位置決め可能な発散フラップを含んでいる。これ
らの発散フラップは、排気ノズルの長さ方向中心線に対
して対称に位置決めすることができるだけでなく、この
中心線に対して非対称にも位置決めすることができ、ピ
ッチ及びヨー(縦揺れ及び偏揺れ)ベクタリングを達成
する。スラスト・ベクタリング・ノズルは、例えば3つ
のベクタリング・アクチュエータを用いて、ベクタリン
グ・リングを並進させると共に傾斜させ、そのベクタリ
ング・リングによって発散フラップを所定の位置に押し
込む。ベクタリング・リングの傾斜角度及び傾斜方向に
より、ノズルのベクタリング角度及びベクタリング方向
をそれぞれ確立する。ベクタリング・リングの軸線方向
並進により、所与のスロート面積(A8と表示すること
が多い)に対する出口面積(A9と表示することが多
い)を確立する。
の要求を満たすために収束/発散ノズル付きのエンジ
ン、例えばGE F110エンジンが用いられている。
収束/発散ノズルは、収束セクションと、スロートと、
発散セクションとを直流関係で有している。特徴的なこ
ととして、収束/発散ノズルは、ノズルスロート及びノ
ズル出口の両方に可変面積手段を用いている。これによ
り、所望の出口面積対スロート面積比を維持する手段を
形成しており、一方、これにより、ノズルの動作を効率
よく制御することが可能になる。ノズルの動作は、エン
ジンの設計サイクルに関して最適化されているノズル出
口/スロート面積(A9/A8)スケジュールを与える
ように設計されており、このスケジュールは理想的に
は、低い亜音速飛行条件及び高い超音速飛行条件の両方
で効率よい制御を成すはずのものである。これらの形式
のノズルは典型的には、空気圧又は油圧アクチュエータ
を用いて可変動作を成している。典型的には、ノズルス
ロート面積(A8)の関数である面積比(A9/A8)
スケジュールを形成するように、出口面積及びスロート
面積は互いに機械的に結合している。面積比スケジュー
ルは典型的には、広い範囲のエンジン状態にわたって効
率よいエンジン運転を達成するように予め決定されてい
るが、エンジン運転範囲全体にわたっての効率を適切に
するために、特定のエンジン状態での最適な性能はある
程度犠牲にされている。スラスト・ベクタリング・ノズ
ルは通例、ノズルの出口面積及びスロート面積を独立に
制御することができ、これにより、エンジンは広い範囲
のエンジン運転状態にわたってより高いレベルの性能を
発揮することができる。
の油圧作動システムが、その構成要素の誤作動又は戦闘
等による損傷のせいで1つ以上のモードで故障する可能
性がある。故障は機械的又は制御システムの誤作動のせ
いであり、このような誤作動は代表的には、飛行制御コ
ンピュータ及び/又はスラスト・ベクタリング・ノズル
用のベクトル電子制御器によって検知される。従って、
ノズル作動システム及びノズルには典型的には、作動リ
ング・アクチュエータを用いて油圧フェールセーフ位置
が設けられており、ノズルを完全に後退させる。そして
ベクタリング・リングの場合には、ノズルを固定された
非ベクタード位置に設定して、エンジンのスラストをベ
クタリングしないようにする。これらのベクタリング・
アクチュエータを用いてA9を制御する。しかしなが
ら、この結果得られるノズル幾何形状は、非常に大きな
面積比(A9/A8)を有しており、この面積比はA8
を開くのを、従って、オーグメンタ作動を妨害し、空気
力学的に最適ではない。このようなフェールセーフ・シ
ステムは採用できない。大きな面積比は、ノズルの発散
セクションの内側の排気柱状物の流れ剥離の原因ともな
る。流れの間欠的な剥離及び再結合、特にエンジン中心
線に関して非対称な態様での流れの間欠的な剥離及び再
結合は、結果として偶発的なベクトル力を生じるおそれ
がある。ノズルの発散部を全開すると、ノズル運動力学
が著しく異なる結果となり、この高い面積比でノズルの
スロートを開くと、ノズルをひどく損傷するおそれがあ
る。ノズルスロートを開くことができないことは、地上
アイドリング状態で及びアフターバーナ・モードで、エ
ンジンの公称作動を阻止し、これが原因で航空機の運転
が基準からはずれるおそれがある。
式の油圧系統故障があったときに安全な運転モードにお
けるノズルを迅速に形成することができるフェールセー
フ機構を提供する手段が必要とされている。フェールセ
ーフ・システムは、航空機及びそのエンジンの総合的な
運転適性、特に戦闘中の運転適性にほとんど悪影響を与
えることなく、作動することが必要である。
によれば、航空機ガスタービンエンジン可変排気ノズル
用のフェールセーフ・ノズル作動システムが提供され
る。この可変排気ノズルは、ノズル中心線の周りに円周
方向に設けられた複数の枢動フラップを有していると共
に、ノズル内に排気ガス流路を包囲している。フェール
セーフ・ノズル作動システムには、多数の、好ましくは
3つの主(1次)アクチュエータが設けられており、こ
れらのアクチュエータは、ノズルフラップに作動連結さ
れており、中心線に対するフラップの姿勢を枢動させる
と共に設定する。各々の主アクチュエータは、完全伸長
位置と完全後退位置との間で伸縮可能である。システム
は更に、ノズル作動システムのフェールセーフ・モード
の間に各々のフラップの姿勢をフェールセーフ姿勢に設
定するフェールセーフ・ノズル作動手段を含んでいる。
フェールセーフ姿勢とは、各々の主アクチュエータが完
全伸長位置と完全後退位置との間の部分的に後退した位
置にあるような姿勢であり、すべてのアクチュエータが
等距離に伸長していることが好ましい。フェールセーフ
・ノズル作動手段は好ましくは、多数の、好ましくは3
つのフェールセーフ・アクチュエータを含んでおり、各
々のフェールセーフ・アクチュエータは、各々のフラッ
プをフェールセーフ姿勢に枢動させると共に設定する位
置に対応するフェールセーフ位置に伸長可能である。フ
ェールセーフ制御システムが、フェールセーフ状態を検
出すると共にノズル作動システムのフェールセーフ・モ
ードの間にフラップをフェールセーフ姿勢に設定するた
めに設けられている。各々のフラップのフェールセーフ
姿勢は、各々の主アクチュエータが完全伸長位置と完全
後退位置との間の部分的に後退した位置にあることに対
応する姿勢である。
つのフェールセーフ・アクチュエータが設けられてお
り、これらのフェールセーフ・アクチュエータは、主ア
クチュエータの完全伸長位置と完全後退位置との間の位
置に対応するフェールセーフ位置に伸長可能である。主
アクチュエータと、フェールセーフ・アクチュエータと
は、共通環状の主ピストンと、フェールセール・ピスト
ンとをそれぞれ含んでいる。一実施例では、フェールセ
ーフ・ピストンには、主ピストンに対面し係合すると共
に、主ピストン及びフェールセーフ・ピストンのフェー
ルセーフ位置を設定するストップ手段が設けられてお
り、こうして、油圧フェールセーフ・モードの間にノズ
ルを非ベクタード・ノズル幾何形状に置く。
の好適な実施例では、ノズル中心線の周りに異なる姿勢
を有するように差動的に枢動可能なフラップが設けられ
ており、主ノズル作動手段は更に、アクチュエータをフ
ラップに連結している作動リングを含んでいる。更に具
体的な実施例では、フラップは、ノズルのスロートに全
体的に対応する軸線方向位置で収束フラップのうちの対
応するフラップに枢着されている発散フラップである。
フェールセーフ・ノズル作動システムは更に、スロート
でのスロート面積を制御するために収束フラップの姿勢
を枢動させると共に設定する2次ノズル作動手段を含ん
でおり、主ノズル作動手段は、ノズルの出口での出口面
積を制御する。
(モニタ)するフェールセーフ制御システムの好適な実
施例では、飛行制御コンピュータ(FLCC)と、ノズ
ル・ベクタリング・システム及びそのアクチュエータを
制御するベクトル電子制御器(VEC)とが用いられて
いる。問題を検出すると、FLCC又はVECは、ノズ
ル制御弁(NCV)上にあると共に油圧をモード選択弁
に供給するために直列に装着されている2つのトルクモ
ータの一方に送る信号を中断する。いずれかのトルクモ
ータへの信号を中断する結果、ばね荷重モード選択弁が
アクティブ制御されたアクチュエータ油圧を調節された
「ソフト・プッシュ」油圧に切り換えることにより、フ
ェールセーフ動作モードが誘起される。これは、主アク
チュエータ・ロッドのすべてを後退させると共に、フェ
ールセーフ・アクチュエータを作動させて、フェールセ
ーフ・ピストン・ロッドを伸長させ、主アクチュエータ
・ピストン・ロッドに係合させるか、又は主アクチュエ
ータ・ピストン・ロッドの部分的に後退したフェールセ
ーフ位置でリングに係合させる。すべての主アクチュエ
ータ・ピストン・ロッドは、完全伸長位置と完全後退位
置との間のフェールセーフ位置まで等距離に伸長し、こ
うして、ノズルを非ベクタード状態又は幾何形状に置
く。パイロット操作スイッチが、中断信号を2つのトル
クモータの一方に送り、フェールセーフ・ノズル作動シ
ステムのフェールセーフ・モードを生起するために設け
られている。
として、ノズルの発散セクションの内側で排気柱状物の
流れ剥離を起こしたり、偶発的な、望ましくない、危険
となる可能性のあるベクトル力を生じたりすることな
く、ノズルの油圧作動システムにおける故障又は誤作動
信号に応じて、可変排気ノズル、特にスラスト・ベクタ
リング・ノズルをフェールセーフ・モードに切り換えら
れるようにした。本発明は又、そうでないと予定外の、
著しく異なる、予期せぬノズル運動力学を招くおそれの
あるノズルの発散部の全開を防止することができる。更
に、本発明は、ノズルをひどく損傷するおそれのある高
い出口/スロート面積比でのノズルのスロートの開放を
阻止する。本発明の他の利点は、ノズルが油圧作動シス
テム故障モードにあっても、エンジンを地上アイドリン
グ状態で及びアフタバーナ・モードでより安全に作動さ
せることができ、このことは戦闘状態で特に重要であ
る。
徴は、特許請求の範囲に記載した通りである。本発明の
構成、目的及び効果を明瞭にするために、以下に本発明
を図面に示す実施例について詳細に説明する。
ビンエンジン(一部のみを図示)の排気セクション10
における軸対称なスラスト・ベクタリング・ノズル14
用のフェールセーフ・ノズル作動システム2として示
す。排気セクション10は、排気流路に高熱排気流4を
収容しており、エンジン中心線8の周りに全体的に円周
方向に配設されている。排気セクション10は、アフタ
バーナ・ライナ12を含んでいる固定面積ダクト又はエ
ンジンケーシング11と、前述のハウアの特許に開示さ
れているような収束/発散型の軸対称スラスト・ベクタ
リング・ノズル14の可変面積下流セクション13とを
直流関係にて含んでいる。図1において、ノズル14
は、収束(コンバージェント)セクション34と、スロ
ート40と、発散(ダイバージェント)セクション48
とを直流関係にて含んでいる。収束セクション34は、
エンジン中心線8の周りに円周方向に配設されている複
数の収束又は主(1次)フラップ50を含んでおり、主
フラップ50に重複している主シール51が、円周方向
に隣接した主フラップ50の間に且つ主フラップ50の
半径方向内向き表面とシール係合関係にて配設されてい
る。主フラップ50は、その前端が第1の枢動又はクレ
ビス継手52によって、ケーシング11に枢動自在に取
り付けられている。発散フラップ54はその前端53
で、スロート40に一致しているノズル14内の全体的
に軸線方向位置にて、自由度(DOF)2のユニバーサ
ル(自在)継手手段56によって主フラップ50の後端
に枢動自在に取り付けられている。発散フラップ54
は、エンジン中心線8の周りに全体的に円周方向に配設
されており、発散フラップ54に重複している2次又は
発散シール55が、円周方向に隣接した発散フラップ5
4の間に且つ発散フラップ54の半径方向内向き表面と
シール係合関係にて配設されている。発散シール55
は、ノズル圧力、即ち、フラップ及びシールの半径方向
内側の圧力は、ノズルの外側の圧力、代表的には外気又
はノズルベイ圧力よりも平常時に大きくなるノズル作動
中に、発散フラップ54に対するシールを成すように設
計されている。スロート40は、それに関連して通常A
8で表されるスロート面積を有しており、ノズル出口4
4は、発散フラップ54の端部に全体的に位置している
と共に、それに関連して通常A9で表される出口面積を
有している。
に配設されており、一方、主リング66は複数の(好適
な実施例では、4つの)第1のノズル・アクチュエータ
70によって前後に並進する。可変スロート面積A8
は、主フラップ50の背面に形成されたカム面60上で
カム・ローラ62を転動させることにより制御される。
運転中には、ノズル内の排気ガスの高圧により、主フラ
ップ50及び発散フラップ54が半径方向外側に押さ
れ、こうして、カム面60をカム・ローラ62のうちの
1つのカム・ローラと接触状態に維持する。半径方向内
側のローラ及び側部ローラ(図示していない)によっ
て、排気圧力がないときに、主フラップ50がカム・ロ
ーラ62から横方向及び内側方向にずれて制御不能にな
るのを防止する。円錐形環状アクチュエータ・サポート
76が、その狭い前端でエンジンケーシング11に装着
されており、第1のノズル・アクチュエータ70は、自
在玉継手74によってアクチュエータ・サポート76の
広がった後端に枢動自在に連結されている。第1のノズ
ル・アクチュエータ70は、球面継手68によって主
(1次)リング66に連結されているアクチュエータ・
ロッド73を有している。
タリング・アクチュエータ手段90が、ケーシング11
の周りに円周方向に等角度で配設されており、第1のノ
ズル・アクチュエータ70と同様に、自在玉継手94に
よってアクチュエータ・サポート76に装着されてい
る。作動リング86がベクタリング・アクチュエータ手
段90に、ベクタリング・アクチュエータ手段90のベ
クタリング・アクチュエータ・ロッド93の後端で、球
面継手96によって連結されている。これにより、作動
リング86を軸線方向に並進させると共に中心線8の周
りに傾斜させて、その姿勢を制御することが可能にな
る。作動リング86は発散フラップ54の位置決め又は
枢動を制御する。発散フラップ54は、自由度2の自在
継手手段56によって主フラップ50に枢動自在に連結
されており、作動リング86を発散フラップ54に作動
連結する制御アーム58a及び58bを有している複数
のYフレーム59によって、多重自由度にて枢動制御さ
れる。外側フラップ64は、Yフレーム59によって少
なくとも部分的に支持されており、ノズルの外部に沿っ
てすっきりした平滑な空気力学的形状を与える。
の球面継手82によって作動リング86に連結されてい
ると共に、球面継手84によって発散フラップ54の後
端に連結されている。この連結部は、作動リング86の
姿勢変化を発散フラップ54の多重自由度の枢動変化又
は軌道運動に変換するように動作し、これにより、発散
フラップをそれぞれ異なる角度だけ枢動させることがで
きる。制御アーム58a及び58bを取り付けるために
球面継手82を用いることで、Yフレーム59のクレビ
ス型枢動を保証すると共に、制御アーム58a又は58
bのいずれかにかかるおそれのあるひねり荷重が後方へ
作動リング86に伝えられるのを防止する。バックボー
ン92が、発散フラップ54用の装着部を形成している
と共に、その両端で継手84及び56用の支持部を形成
している。
フラップ54及びシール55を中心線8に対して軸対称
に位置決めすることにより、従って、発散フラップ及び
シールの半径方向及び円周方向の位置及び姿勢を設定す
ることにより、スラストの方向転換(ベクタリング)を
行う。ベクタリング・アクチュエータ手段90の少なく
とも3つによって、作動(ベクタリング)リング86を
ノズル中心線8の周りに並進させると共にジンバル移動
させると共に、これらのベクタリング・アクチュエータ
手段90を用いて、ベクタリング・リングを並進させ、
可変出口面積A9を画定し且つ/又は制御して、出口面
積対スロート面積比A9/A8を設定する。可変スロー
ト面積A8を、第1のアクチュエータ70による主リン
グ66の並進により独立に設定して、エンジン作動線を
制御してもよい。この場合、作動(ベクタリング)リン
グ86を軸線方向に並進させて、所望の出口面積対スロ
ート面積比A9/A8を維持することができる。アクチ
ュエータとリングとの組の両方を併用して、スロート面
積A8及び出口面積対スロート面積比A9/A8を設定
してもよい。
システム2では、ベクタリング・アクチュエータ手段9
0は、多数の(好ましくは、3つの)主アクチュエータ
102と、好ましくはそれと同数のフェールセーフ・ア
クチュエータ104とを含んでいる。ここで、フェール
セーフ・ノズル作動システムがフェールセーフ・モード
にあるときに、好適な実施例では作動リング86及び主
アクチュエータ102は、図2(A)に具体的に示すよ
うに、部分的に後退したフェールセーフ位置PSに設定
されるようになっている。本特許の目的のためには、ア
クチュエータの位置は、作動リングが対応するアクチュ
エータに連結されている点での作動リング86の位置で
示されており、この作動リング86の位置と全体的に同
じである。部分的に後退したフェールセーフ位置PS
は、主アクチュエータ102の、完全後退位置P1と完
全伸長位置P2との間の軸線方向位置に対応している。
好適な実施例では、フェールセーフ位置は、すべての主
アクチュエータ120について同じであり、作動リング
86を中心線8に直角に配置すると共にノズル、並びに
その発散フラップ54及び発散シール55を非ベクター
ド・モードに置く位置である。ベクタリング・ノズルの
一例では、部分的に後退したフェールセーフ位置PSは
約2.8インチであり、完全伸長位置P2は約4.5イ
ンチである。この伸長範囲は、主アクチュエータ102
を図2(B)に示すように差動的に伸長させたときに、
図1においてノズルの排気流4の約20度の方向転換
(ベクタリング)を可能にするのに十分である。主アク
チュエータ102を用いて、ベクタリングのために作動
リング86を枢動させ、この際に、異なる主アクチュエ
ータ102の各々を異なる軸線方向位置、即ち前方軸線
方向位置PV1、中間軸線方向位置PV2又は後方軸線
方向位置PV3に伸長させる。
て、主アクチュエータ102はノズルの発散フラップ5
4に、中心線8に対する発散フラップの姿勢を枢動する
と共に設定するように、作動連結されている。主アクチ
ュエータ102の各々は、ベクタリング・ノズルの他の
主アクチュエータのいずれからも独立に、完全伸長位置
P2と完全後退位置P1との間で伸長可能であるが、ベ
クタリング角度及び異なるノズルスロート面積A8での
出口面積対スロート面積比A9/A8には運動力学上の
限界がある。フェールセーフ・ノズル作動システム2、
及びノズルを作動させる方法も、ノズル作動システムの
フェールセーフ・モードの間に、各々の発散フラップ5
4の姿勢をフェールセーフ姿勢に設定する。作動リング
86及び各発散フラップ54のフェールセーフ姿勢は、
各々の主アクチュエータ102が各々の主アクチュエー
タの完全伸長位置P2と完全後退位置P1との間の部分
的に後退したフェールセーフ位置PSにあることに対応
する。好適な実施例では、ノズル作動システムのフェー
ルセーフ・モードの間に、すべての主アクチュエータ1
02をフェールセーフ位置PSまで等距離伸長させ、ベ
クタリング・ノズル14を非ベクタード幾何形状又はモ
ードに置く。
アクチュエータ102及びフェールセーフ・アクチュエ
ータ104を単一のアクチュエータ・ハウジング110
内で組み合わせたものとして説明する。主ピストン11
2は、図1のベクタリング・アクチュエータ・ロッド9
3として作用するピストン・ロッドを有している。ハウ
ジング110には又、ベクタリング・アクチュエータ・
ロッド93の周りに同心的に配設されたフェールセーフ
・ピストン・ロッド116を有しているフェールセーフ
・ピストン114が収容されている。ベクタリング・ア
クチュエータ・ロッド93は、球面継手96によって作
動リング86に連結されている端部付近に環状フランジ
118を含んでいる。環状フランジ118は、フェール
セーフ・アクチュエータ104が作動されたときにフェ
ールセーフ・ピストン・ロッド116によって係合さ
れ、これにより、フェールセーフ・ノズル作動システム
2を作動リング86及び発散フラップ54に作動連結
し、システムのフェールセーフ・モードの動作中に、発
散フラップ及び作動リングのフェールセーフ姿勢を枢動
し設定する。フェールセーフ・アクチュエータ104が
作動されて、そのフェールセーフ・ピストン・ロッド1
16が図2(A)のフェールセーフ位置PSに伸長した
ときに、これらが構成している固定手段は、主ピストン
112のベクタリング・アクチュエータ・ロッド93に
対面すると共に係合して、油圧フェールセーフ・モード
の間にノズルを固定ノズルに、好ましくは非ベクタード
幾何形状に置くように、主ピストンのフェールセーフ位
置を設定する。この形式のフェールセーフ・アクチュエ
ータ104は、しばしば一般に、リセット・ピストンを
有しているリセット・アクチュエータと称される。
々の主アクチュエータ102において、主ピストン室1
01内に主ヘッド・ポート102Hと、主ロッド・ポー
ト102Rとを含んでいる。制御システムは又、各々の
フェールセーフ・アクチュエータ104において、フェ
ールセーフ・ピストン室103内にフェールセーフ・ヘ
ッド・ポート104Hと、フェールセーフ・ロッド・ポ
ート104Rとを含んでいる。フェールセーフ・ロッド
・ポート104Rは相互連結ライン108を通して、主
ピストン112のロッド側及び主ロッド・ポート102
Rにおける油圧流体と同じ圧力に出会う主ピストン室1
01の一部と流体連通している。シール・ドレン105
が、フェールセーフ・ピストン・ロッド116を越えて
漏れる油圧流体を排出するために設けられている。図5
を参照すると、図示のラインは、制御システムがすべて
のアクチュエータにパワーを与えると共にこれらのアク
チュエータを制御する油圧ラインである。制御システム
はフェールセーフ信号発生手段に作動連結されており、
フェールセーフ・モードを生起する。図5に示す信号発
生手段の例は、飛行制御コンピュータFLCC(flight
control computer)と、ベクトル電子制御器VEC(v
ector electronic control)と、コックピットに配置さ
れていると共にパイロットによって操作されるパイロッ
ト操作スイッチ122とを含んでいる。飛行制御コンピ
ュータFLCC又はベクトル電子制御器VECは、シス
テムに問題を感知すると、フェールセーフ・モードを生
起することができる。パイロットは、スイッチ122を
用いて、飛行制御コンピュータFLCCからの信号を中
断してフェールセーフ・モードを生起することもでき
る。
ve)上の第1及び第2のサーボ弁126A及び126B
は、直列に装着されており、油圧圧力をモード選択弁1
25に供給する。圧力スイッチ123が油圧ラインの圧
力を監視する。第1のサーボ弁126Aの第1のトルク
モータ124A又は第2のサーボ弁126Bの第2のト
ルクモータ124Bのいずれかへの制御信号を阻止する
と、その結果として制御システムはフェールセーフ・モ
ードを生起する。信号をパイロット、FLCC若しくは
VEC又はこれらの組み合わせによって独立に阻止し
て、フェールセーフ・モードを選択してもよい。フェー
ルセーフ・モードに移行すると、ばね荷重モード選択弁
125が圧力スイッチ123に連結されたラインから圧
力を失い、直線的に移動して、A91、A92及びA9
3トルクモータからサーボ制御された圧力のすべてを遮
断する。モード選択弁125は、線形可変差動変圧器L
VDT(linear variable differential transformer)
に取り付けられたスプール弁である。LVDTを用いて
モード選択弁におけるスプールの位置を監視する。これ
により、主ヘッド・ポート102Hを復帰圧力(典型的
には、200psi未満)に連結し、主ロッド・ポート
102Rをレギュレータ129からの「ソフト・プッシ
ュ」調整圧力(約900psi)に連結すると共に、フ
ェールセーフ・ヘッド・ポート104Hに、ばね荷重ス
イッチ弁128を介して全システム圧力(約4400p
si)を供給する。尚、サーボ弁126Bからの圧力が
失われると、ばね荷重スイッチ弁128は直線的に移動
する。
タ102のすべてが後退する。同時に、制御システム
は、供給ライン126から供給される全システム圧力
を、フェールセーフ・アクチュエータ104のフェール
セーフ・ヘッド・ポート104H及びそれぞれのフェー
ルセーフ・ピストン114を介して送り、フェールセー
フ・ピストン・ロッド116を伸長させて、すべての後
退用ベクタリング・アクチュエータ・ロッド93を固定
ストローク又は位置(図4に示すように)に停止するよ
うにし、この結果、固定された非ベクタード・ノズル幾
何形状となる。パイロット操作スイッチ122は、パイ
ロットがスイッチの投入で航空機を既知のエンジン及び
飛行運転に再構成することを可能にする。尚、フェール
セーフ・ピストン室103(図3)のロッド側は相互連
結ライン108を介して主ピストン室101のロッド側
に連結されているので、フェールセーフ・ピストン・ロ
ッド116には主ロッド・ポート102Rの位置の圧力
が作用する。従って、システムがノーマル(平常)・モ
ードに戻ると、主ロッド・ポート102Rの圧力はフェ
ールセーフ・ヘッド・ポート104Hの圧力よりも高く
設定されて、フェールセーフ・ピストン114は後退
し、主ピストン112はその全行程を移行できる状態に
なる。
7内の油圧流体圧力をサーボ弁SA8によって利用し
て、第1のノズル・アクチュエータ70を作動させる。
サーボ弁SA8は油圧流体圧力を第1のノズル・アクチ
ュエータ70のヘッド及びロッド端に与え、こうして、
可変スロート面積A8を制御する(図1を参照)。多数
の状態を予め設定すると共に予めプログラムしておき、
これらを用いてフェールセーフ・モードを生起し、対応
するフェールセーフ信号を開始することができる。フェ
ールセーフ・モードを生起させる障害状態としては、ノ
ズルスロート面積A8のフィードバック障害、ノズル出
口面積A9のフィードバック障害、ノズル出口面積A9
のトルクモータ障害、ベクトル電子制御器VECのパワ
ーロス、ベクトル電子制御器VECのビルトイン試験
(BIT)故障、及びベクトル電子制御器VECによっ
て監視されるハードウェアに関するその他の状態等が、
現在想定されている。これらの他の状態としては、汚染
又はパワーロスによるノズル出口面積A9電動油圧サー
ボ弁の故障(ノズル出口面積A9を開くか又は閉じさせ
る)、オフ位置で故障したベクトル・イネーブル電動油
圧サーボ弁126A又は126B(機体又はベクトル電
子制御器VECによってそれぞれ制御される)、オン位
置で故障したベクトル・イネーブル電動油圧サーボ弁1
26A又は126B、弁125の線形差動変圧器LVD
Tの故障、機体への信号が失われることにより表される
圧力スイッチ123の故障、又はばね荷重スイッチ弁1
28がフェールセーフ位置で凍り付き、制御システムに
よってノーマル・アクティブ・モードに入ることができ
なくなることが挙げられる。
グ86に向かい合わせると共に係合させて、フェールセ
ーフ・モードの間にノズルを固定ノズル、好ましくは非
ベクタード幾何形状に置くように、主ピストンのフェー
ルセーフ位置を設定することができる。このような代替
のストップ手段を図6に示す。ここで設けられている代
替フェールセーフ・アクチュエータ174は、主アクチ
ュエータ102から分離されていると共に主アクチュエ
ータ102から円周方向に離間されている。
ング11の周りに円周方向に等角度で配設されている軸
線方向に調節可能な3つの作動リング・サポート手段1
00によって支持されている。これにより、作動リング
86をベクタリング・アクチュエータ手段90によって
軸線方向に並進させると共に水平保持することが可能に
なる。軸線方向に並進するAフレーム210は、作動リ
ング86を自由度3の球面継手206によって支持して
いる。Aフレーム210はアーム211a及び211b
の端部で、球面継手の形態のクレビス型ヒンジ手段20
8によって、スライダ220に枢動自在に取り付けられ
ている。アーム211a及び211bの端部に球面継手
を用いて、Aフレーム210のクレビス型枢着を行うと
共に、アームに加えられるおそれのあるひねり荷重の伝
達をなくす。スライダ(摺動体)220は、前方ブラケ
ット236及び後方ブラケット230によってエンジン
ケーシング11に取り付けられている中空スライドバー
226に沿って摺動可能である。作動リング・サポート
手段100は、作動リング86が軸線方向前方及び後方
に並進すると共に傾斜して、その姿勢を変化させること
を可能にする。作動リング・サポート手段100につい
ての詳しい説明は、リップマイア(Lippmeier)等の米
国特許番号第5,174,502号「並進式ノズル・ベ
クタリング・リング用のサポート」に開示されている。
アクチュエータ174が、リング・サポート手段100
に組み込まれたものとして図示されている。アクチュエ
ータ174はストップ・ピン280を有しており、スト
ップ・ピン280は、スライドバー226が延在してい
る軸線方向に並進するのは自由であるが、スライドバー
226の後端に開けられた案内孔286によって半径方
向及び円周方向の移動を拘束されている。ストップ・ピ
ン280と、案内孔286とは、Aフレーム210がス
ライダ220及びスライドバー226に対して枢動する
ことができる全角度にわたって、ピン280がAフレー
ム210のフランジ292の後面290に常に係合でき
るように配設されている。スライドバー226は、前方
ブラケット236及び後方ブラケット230によってエ
ンジンケーシング11に取り付けられている。
ン・アセンブリ300は、スライドバー226内に配設
されている。ピストン・アセンブリ300は、スライド
バー226内に設けられたピストン室306内に配設さ
れている中空なピストン・シリンダ302を含んでい
る。ピストン・シリンダ302の前面308は、ピスト
ン室306の前方部分306Aからの油圧を受け、その
油圧は、フェールセーフ・モードの動作中には、図5の
供給ライン126からスライドバー内の供給通路312
を介して供給され、制御システムの平常動作中には、戻
りライン127から同じ通路を介して供給される。ピス
トン・シリンダ302には、前方及び後方ピストン・リ
ング318及び320がシリンダの周りにピストン・リ
ング溝内に配設されており、ピストン・リングを乗り越
える油圧流体漏れは、すべての動作モードの間、内部キ
ャビティ324を介してドレン通路322に排出され
る。この内部キャビティ324は、圧力が均衡したピス
トン区域を有しているので、ピストンの力には貢献しな
い。ピストン室306の後方部分306Bは周囲圧力に
通気されている。ピストン室306の前方部分306A
の供給圧力は、後方部分306Bの周囲圧力に抗して作
用し、その結果、フェールセーフ・モードの動作中には
ピストン・アセンブリ300は後方へ並進し、作動リン
グ86を図2(A)の完全後退位置P1に後退するのを
ストップするのに必要な十分なレベルの力で、ストップ
・ピン280を伸長させる。
06の前方部分306Aの圧力は、図5の戻りライン1
27の圧力と同じであり、ピストン室の後方部分306
Bの周囲圧力よりも高く、これにより、ストップ・ピン
280をAフレーム210の後面290に対して伸長さ
せるバイアス力が生じる。この力は、平常動作中に作動
リング・サポート手段100及びそのAフレーム210
に作用する力に対して小さく、作動リング86の並進を
妨害しない。そうでないと、作動リング86の迅速な前
方移動により、ピストン・アセンブリ300が迅速に前
方に並進してしまい、又、制御システムの平常動作中
に、それが原因で今度は突発的な高圧が前方部分306
Aに発現することになる。この過度の圧力状態、そして
その結果として起こり得る作動リング86の移動の妨害
を防止するために、調圧弁(圧力逃し弁)330がピス
トン・シリンダ302内に作動配置されており、過圧力
をピストン室306の前方部分306Aからピストン・
シリンダ内の通路を通して内部キャビティ324に逃が
す。
体の漏れは、ピストン・シリンダ302の前端及び後端
の前方ピストン・リング318及び後方ピストン・リン
グ320によって最小限に抑えられる。前方ピストン・
リング318は、ピストン室306の前方部分306A
と内部キャビティ324との間にシールを形成してい
る。これら2つのキャビティの間には大きな差圧が存在
しているので、前方ピストン・リング318を越えてあ
る程度の漏れが起こり易い。この漏れは内部キャビティ
324からドレン通路322を通して放出される。後方
ピストン・リング320は内部キャビティ324のシー
ルを完成する。ピストン室306の後方室306Bに漏
れ出る油圧油は、案内孔286を通して周囲に放出され
る。
その好適な実施例を説明したが、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内で、これらの好適な実施例に種々の変更及び
改変を加えることができる。
作動システムを有している軸対称なベクタリング排気ノ
ズルの斜視図である。
動システムの主アクチュエータ、フェールセーフ・アク
チュエータ及び作動リングのフェールセーフ位置を示す
線図であり、図2(B)は図1のフェールセーフ・ノズ
ル作動システムの主アクチュエータ、フェールセーフ・
アクチュエータ及び作動リングのベクタリング位置を示
す線図である。
組み合わされた主アクチュエータ及びフェールセーフ・
アクチュエータを、フェールセーフ・アクチュエータが
完全後退位置にある状態で示す断面図である。
組み合わされた主アクチュエータ及びフェールセーフ・
アクチュエータを、フェールセーフ・アクチュエータが
完全伸長位置にある状態で示す断面図である。
制御システムの制御弁を示す線図である。
ズル作動システム用の他のフェールセーフ・アクチュエ
ータ手段の断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 ノズル中心線(8)の周りに円周方向に
設けられた複数の枢動フラップ(54)を有していると
共に、内部に排気ガス流路(4)を包囲している航空機
ガスタービンエンジン可変排気ノズル(14)用のフェ
ールセーフ・ノズル作動システム(2)であって、前記
フェールセーフ・ノズル作動システム(2)は、 前記フラップ(54)に作動連結されており、前記中心
線(8)に対する各々の前記フラップ(54)の姿勢を
枢動させると共に設定する主ノズル作動手段であって、
該主ノズル作動手段は、主アクチュエータ(102)を
含んでおり、該主アクチュエータの各々は、完全伸長位
置(P2)と完全後退位置(P1)との間で伸縮可能で
ある、主ノズル作動手段と、 前記フラップ(54)に作動連結されており、該フラッ
プ(54)のフェールセーフ姿勢を枢動させると共に設
定するフェールセーフ・ノズル作動手段であって、該フ
ェールセーフ・ノズル作動手段は、フェールセーフ・ア
クチュエータ(104)を含んでおり、該フェールセー
フ・アクチュエータは、各々の前記フラップ(54)を
フェールセーフ姿勢に枢動させると共に設定する位置に
対応しているフェールセーフ位置(PS)に伸長可能で
ある、フェールセーフ・ノズル作動手段と、 前記ノズル作動システム(2)のフェールセーフ・モー
ドの間に前記フェールセーフ姿勢に前記フラップを設定
するように動作可能なフェールセーフ制御システムであ
って、各々の前記フラップ(54)の前記フェールセー
フ姿勢は、前記主アクチュエータ(102)の各々が該
主アクチュエータ(102)の前記完全伸長位置(P
2)と前記完全後退位置(P1)との間の部分的に後退
した位置にあるときの姿勢である、フェールセーフ制御
システムとを備えている航空機ガスタービンエンジン可
変排気ノズル(14)用のフェールセーフ・ノズル作動
システム(2)。 - 【請求項2】 前記フェールセーフ・アクチュエータの
各々は、各々の前記フラップをフェールセーフ姿勢に枢
動させると共に設定するように、前記主アクチュエータ
の前記完全伸長位置と前記完全後退位置との間の位置に
対応しているフェールセーフ位置に伸長可能であり、前
記フェールセーフ制御システムは、前記フェールセーフ
・アクチュエータを前記部分的に後退したフェールセー
フ位置に設定するように動作可能である請求項1に記載
のフェールセーフ・ノズル作動システム。 - 【請求項3】 前記可変排気ノズルは、スラスト・ベク
タリング・ノズルであり、前記枢動フラップは、前記ノ
ズルのベクタード形状において前記ノズル中心線の周り
に異なる姿勢を有するように差動的に枢動可能である請
求項2に記載のフェールセーフ・ノズル作動システム。 - 【請求項4】 前記主アクチュエータ及び前記フェール
セーフ・アクチュエータは、共通環状の主ピストン及び
フェールセーフ・ピストンをそれぞれ含んでおり、前記
主ノズル作動手段は更に、前記主アクチュエータを前記
フラップに連結している作動リングを含んでいる請求項
3に記載のフェールセーフ・ノズル作動システム。 - 【請求項5】 前記フラップは、前記ノズルのスロート
に全体的に対応している軸線方向位置で収束フラップの
うちの対応する収束フラップに枢着されている発散フラ
ップであり、前記フェールセーフ・ノズル作動システム
は更に、前記スロートでのスロート面積を制御するよう
に複数の収束フラップの姿勢を枢動させると共に設定す
る2次ノズル作動手段を含んでおり、前記主ノズル作動
手段は、前記ノズルの出口での出口面積を制御している
請求項4に記載のフェールセーフ・ノズル作動システ
ム。 - 【請求項6】 前記可変排気ノズルは、スラスト・ベク
タリング・ノズルであり、前記枢動フラップは、非ベク
タード・モードにおいて前記ノズル中心線の周りに異な
る姿勢を有するように差動的に枢動可能であり、前記主
ノズル作動手段は更に、前記主アクチュエータを前記フ
ラップに連結しているベクタリング・リングを含んでい
る請求項5に記載のフェールセーフ・ノズル作動システ
ム。 - 【請求項7】 前記主アクチュエータ及び前記フェール
セーフ・アクチュエータは、共通環状の対応するピスト
ンを含んでおり、前記フェールセーフ・ピストンは、前
記主ピストンに係合すると共に、前記油圧フェールセー
フ・モードの間に前記ノズルを固定された非ベクタード
・ノズル幾何形状に置くように前記主ピストン及び前記
フェールセーフ・ピストンの前記フェールセーフ位置を
設定するストップ手段を有している請求項6に記載のフ
ェールセーフ・ノズル作動システム。 - 【請求項8】 前記フェールセーフ作動手段は、前記フ
ェールセーフ・モードを生起するフェールセーフ信号発
生手段に作動連結されており、該フェールセーフ信号発
生手段は、飛行制御コンピュータと、ベクトル電子制御
器と、フェールセーフ信号を送って前記フェールセーフ
・モードを生起するパイロット操作スイッチ手段とを含
んでいる複数のフェールセーフ信号発生手段のうちの少
なくとも1つを含んでいる請求項7に記載のフェールセ
ーフ・ノズル作動システム。 - 【請求項9】 航空機ガスタービンエンジン可変排気ノ
ズル用のフェールセーフ・ノズル作動システムを作動さ
せる方法であって、 ノズル中心線の周りに円周方向に設けられていると共に
前記ノズルの排気ガス流路を包囲している複数の枢動フ
ラップの各々について前記中心線に対する姿勢を設定す
る工程と、 それぞれが完全伸長位置と完全後退位置との間で伸縮可
能な多数の主アクチュエータを用いて、前記フラップを
枢動させることにより前記姿勢を設定する工程と、 前記フラップの各々をフェールセーフ姿勢に枢動させる
と共に設定する位置に対応しているフェールセーフ位置
に前記主アクチュエータを設定することにより前記ノズ
ルのフェールセーフ処理を行う工程であって、前記フラ
ップの各々のフェールセーフ姿勢は、前記主アクチュエ
ータの各々が該主アクチュエータの前記完全伸長位置と
前記完全後退位置との間の部分的に後退した位置に伸長
されたときの姿勢である、前記ノズルのフェールセーフ
処理を行う工程とを備えた航空機ガスタービンエンジン
可変排気ノズル用のフェールセーフ・ノズル作動システ
ムを作動させる方法。 - 【請求項10】 前記ノズルのフェールセーフ処理を行
う工程は、前記フラップの姿勢を設定するために前記主
アクチュエータのピストンと前記フラップとに作動連結
されている作動リングの姿勢を軸線方向に移動させると
共に設定することにより、前記フラップに作動連結され
ている複数の2次アクチュエータのピストンを伸長させ
る工程を含んでいる請求項9に記載の方法。
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