JPH08210421A - 液圧緩衝器 - Google Patents
液圧緩衝器Info
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- JPH08210421A JPH08210421A JP11857395A JP11857395A JPH08210421A JP H08210421 A JPH08210421 A JP H08210421A JP 11857395 A JP11857395 A JP 11857395A JP 11857395 A JP11857395 A JP 11857395A JP H08210421 A JPH08210421 A JP H08210421A
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- Japan
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- shock absorber
- mounting flange
- hydraulic shock
- ribs
- outer cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両左右方向の曲げモーメントに対する剛性
・強度を低下させることなく、軽量化および部品点数の
削減によるコストの低減化が可能な液圧緩衝器の提供。 【構成】 フィキシングブラケット2は外筒1の下端部
が圧入される一部に切欠部aを有する円筒部21と円筒
部21における切欠部a両端縁から互いに平行に延設さ
れた取付フランジ部22,22とで構成され、両取付フ
ランジ部22,22の円筒部21側基端部には円筒部2
1を切欠部a方向へ延長するリブ27,28が突出形成
され、リブ27が両取付フランジ部22,22の上下2
箇所に形成されたボルト挿通穴25,26のうち少なく
とも上側のボルト挿通穴25の中心より上部に形成され
ている。
・強度を低下させることなく、軽量化および部品点数の
削減によるコストの低減化が可能な液圧緩衝器の提供。 【構成】 フィキシングブラケット2は外筒1の下端部
が圧入される一部に切欠部aを有する円筒部21と円筒
部21における切欠部a両端縁から互いに平行に延設さ
れた取付フランジ部22,22とで構成され、両取付フ
ランジ部22,22の円筒部21側基端部には円筒部2
1を切欠部a方向へ延長するリブ27,28が突出形成
され、リブ27が両取付フランジ部22,22の上下2
箇所に形成されたボルト挿通穴25,26のうち少なく
とも上側のボルト挿通穴25の中心より上部に形成され
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧緩衝器に関し、特
に、フィキシングブラケット構造の改良技術に関する。
に、フィキシングブラケット構造の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような液圧緩衝器におけるフ
ィキシングブラケット構造としては、例えば、実開平1
−120404号公報に記載されているような構造のも
のが知られている。
ィキシングブラケット構造としては、例えば、実開平1
−120404号公報に記載されているような構造のも
のが知られている。
【0003】この従来の液圧緩衝器におけるフィキシン
グブラケットは、外筒の下端部円形外周面に沿った一部
切欠部を有する円筒部と該円筒部の切欠部両端縁から互
いに平行に延設された取付フランジ部とで構成され、円
筒部における切欠部に相当する位置の外筒には凹部が形
成され、両取付フランジ部の円筒部側基端部には外筒の
外周面に形成された凹部に嵌入係止した状態で切欠部方
向へ突出するリブが形成された構造となっていた。
グブラケットは、外筒の下端部円形外周面に沿った一部
切欠部を有する円筒部と該円筒部の切欠部両端縁から互
いに平行に延設された取付フランジ部とで構成され、円
筒部における切欠部に相当する位置の外筒には凹部が形
成され、両取付フランジ部の円筒部側基端部には外筒の
外周面に形成された凹部に嵌入係止した状態で切欠部方
向へ突出するリブが形成された構造となっていた。
【0004】即ち、この従来例では、従来アウターブラ
ケットとインナーブラケットとの2部材で構成されてい
たフィキシングブラケットから、インナーブラケットを
省略することができ、これにより、部品点数の削減によ
ってコストを低減できるようになるという利点を有する
ものであった。
ケットとインナーブラケットとの2部材で構成されてい
たフィキシングブラケットから、インナーブラケットを
省略することができ、これにより、部品点数の削減によ
ってコストを低減できるようになるという利点を有する
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の液圧緩衝器の構造では、以下に述べるよう
な問題点があった。
ような従来の液圧緩衝器の構造では、以下に述べるよう
な問題点があった。
【0006】即ち、フィキシングブラケットによりばね
下側に対する取り付けが行なわれるタイプの液圧緩衝器
においては、フィキシングブラケットのばね下側に対す
るボルト締結位置が液圧緩衝器の軸心部より外側に偏心
した位置になると共に、液圧緩衝器が車両の左右方向に
傾斜した状態で取り付けられていることから、車両のバ
ウンシング時にフィキシングブラケットが取り付けられ
た外筒の下端部に左右方向の曲げモーメントが作用する
と共に、液圧緩衝器の圧行程時においては、特にフィキ
シングブラケットの上部側で、外筒の食い込みにより両
取付フランジ部相互の間隔を広げる方向の力を受けるこ
とになるが、従来の液圧緩衝器では、外筒の凹部および
これに係合するリブがフィキシングブラケットにおける
上下両ボルト挿通穴間の中央部に一箇所だけ形成された
ものであるため、車両左右方向における曲げモーメント
が作用した場合に、両取付フランジ部相互間への外筒の
食い込みを有効に阻止することができず、これにより、
コーナリング時における車両の安定性を低下させること
になる。
下側に対する取り付けが行なわれるタイプの液圧緩衝器
においては、フィキシングブラケットのばね下側に対す
るボルト締結位置が液圧緩衝器の軸心部より外側に偏心
した位置になると共に、液圧緩衝器が車両の左右方向に
傾斜した状態で取り付けられていることから、車両のバ
ウンシング時にフィキシングブラケットが取り付けられ
た外筒の下端部に左右方向の曲げモーメントが作用する
と共に、液圧緩衝器の圧行程時においては、特にフィキ
シングブラケットの上部側で、外筒の食い込みにより両
取付フランジ部相互の間隔を広げる方向の力を受けるこ
とになるが、従来の液圧緩衝器では、外筒の凹部および
これに係合するリブがフィキシングブラケットにおける
上下両ボルト挿通穴間の中央部に一箇所だけ形成された
ものであるため、車両左右方向における曲げモーメント
が作用した場合に、両取付フランジ部相互間への外筒の
食い込みを有効に阻止することができず、これにより、
コーナリング時における車両の安定性を低下させること
になる。
【0007】本発明は、上述のような従来の問題点に着
目してなされたもので、車両左右方向の曲げモーメント
に対する剛性・強度を低下させることなく、軽量化およ
び部品点数の削減によるコストの低減化が可能な液圧緩
衝器を提供することを目的とするものである。
目してなされたもので、車両左右方向の曲げモーメント
に対する剛性・強度を低下させることなく、軽量化およ
び部品点数の削減によるコストの低減化が可能な液圧緩
衝器を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明請求項1記載の液圧緩衝器では、フ
ィキシングブラケットは外筒の下端部が圧入される一部
に切欠部を有する円筒部と該円筒部における切欠部両端
縁から互いに平行に延設された取付フランジ部とで構成
され、両取付フランジ部の円筒部側基端部にはこれらフ
ランジの平行な間隔を狭める方向へ延長するリブが突出
形成され、リブが両取付フランジ部の複数箇所に形成さ
れたボルト挿通穴のうち少なくとも上端側のボルト挿通
穴の中心より上部に形成されている手段とした。
するために、本発明請求項1記載の液圧緩衝器では、フ
ィキシングブラケットは外筒の下端部が圧入される一部
に切欠部を有する円筒部と該円筒部における切欠部両端
縁から互いに平行に延設された取付フランジ部とで構成
され、両取付フランジ部の円筒部側基端部にはこれらフ
ランジの平行な間隔を狭める方向へ延長するリブが突出
形成され、リブが両取付フランジ部の複数箇所に形成さ
れたボルト挿通穴のうち少なくとも上端側のボルト挿通
穴の中心より上部に形成されている手段とした。
【0009】また、請求項2記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下2箇所に形成されたボ
ルト挿通穴のうち上側のボルト挿通穴の中心より上部に
形成されている構成とした。
記リブが両取付フランジ部の上下2箇所に形成されたボ
ルト挿通穴のうち上側のボルト挿通穴の中心より上部に
形成されている構成とした。
【0010】また、請求項3記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近にそれぞれ
形成されている構成とした。
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近にそれぞれ
形成されている構成とした。
【0011】また、請求項4記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近と中間部に
それぞれ形成されている構成とした。
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近と中間部に
それぞれ形成されている構成とした。
【0012】また、請求項5記載の液圧緩衝器では、前
記外筒と接触するリブ内周面で円筒部内周面との繋り部
付近に円筒部内周面の曲面より外側に窪んだ逃げ部を形
成した構成とした。
記外筒と接触するリブ内周面で円筒部内周面との繋り部
付近に円筒部内周面の曲面より外側に窪んだ逃げ部を形
成した構成とした。
【0013】
【作用】フィキシングブラケットのばね下側に対するボ
ルト締結位置が液圧緩衝器の軸心部より外側に偏心した
位置になると共に、液圧緩衝器が車両の左右方向に傾斜
した状態で取り付けられていることから(図1参照)、
車両のバウンシング時にフィキシングブラケットが取り
付けられた外筒の下端部に左右方向の曲げモーメントが
作用すると共に、液圧緩衝器の圧行程時においては、特
にフィキシングブラケットの上部側で、外筒の食い込み
により両取付フランジ部相互の間隔を広げる方向の力を
受けることになるが、この時、上側のボルト挿通穴の中
心より上部に形成されたリブで外筒を受け止めて両取付
フランジ部相互間への食い込みが阻止された状態とな
る。
ルト締結位置が液圧緩衝器の軸心部より外側に偏心した
位置になると共に、液圧緩衝器が車両の左右方向に傾斜
した状態で取り付けられていることから(図1参照)、
車両のバウンシング時にフィキシングブラケットが取り
付けられた外筒の下端部に左右方向の曲げモーメントが
作用すると共に、液圧緩衝器の圧行程時においては、特
にフィキシングブラケットの上部側で、外筒の食い込み
により両取付フランジ部相互の間隔を広げる方向の力を
受けることになるが、この時、上側のボルト挿通穴の中
心より上部に形成されたリブで外筒を受け止めて両取付
フランジ部相互間への食い込みが阻止された状態とな
る。
【0014】即ち、リブがインナーブラケットの役目を
なすため、インナーブラケットが削減され、これによ
り、軽量化および部品点数の削減によるコストの低減化
が図れる。
なすため、インナーブラケットが削減され、これによ
り、軽量化および部品点数の削減によるコストの低減化
が図れる。
【0015】また、請求項3記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近にそれぞれ
形成されている構成としたことで、車両左右方向におけ
る曲げ剛性・強度を高めることができる。
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近にそれぞれ
形成されている構成としたことで、車両左右方向におけ
る曲げ剛性・強度を高めることができる。
【0016】また、請求項4記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近と中間部に
それぞれ形成されている構成としたことで、車両左右方
向における曲げ剛性・強度をさらに高めることができ
る。
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近と中間部に
それぞれ形成されている構成としたことで、車両左右方
向における曲げ剛性・強度をさらに高めることができ
る。
【0017】また、請求項5記載の液圧緩衝器では、前
記外筒と接触するリブ内周面で円筒部内周面との繋り部
付近に円筒部内周面の曲面より外側に窪んだ逃げ部を形
成した構成としたことで、外筒やフィキシングブラケッ
トの寸法にばらつきがあっても、剛性や強度、耐久性に
最も大きな影響を与えるリブと外筒外周面とを安定的か
つ確実に接触させることが可能となるもので、これによ
り、軽量かつ安価な1ピースのフィキシングブラケット
であっても十分な強度と耐久性を得ることができる。
記外筒と接触するリブ内周面で円筒部内周面との繋り部
付近に円筒部内周面の曲面より外側に窪んだ逃げ部を形
成した構成としたことで、外筒やフィキシングブラケッ
トの寸法にばらつきがあっても、剛性や強度、耐久性に
最も大きな影響を与えるリブと外筒外周面とを安定的か
つ確実に接触させることが可能となるもので、これによ
り、軽量かつ安価な1ピースのフィキシングブラケット
であっても十分な強度と耐久性を得ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。 (第1実施例)まず、第1実施例液圧緩衝器の構成を説
明する。
る。 (第1実施例)まず、第1実施例液圧緩衝器の構成を説
明する。
【0019】図1は、本発明第1実施例の液圧緩衝器の
車両取付状態を示す一部切欠正面図、図2は、フィキシ
ングブラケット部分を示す図1のB矢視図、図3は、図
1のA−A線における拡大横断平面図であり、これらの
図において、1は液圧緩衝器の外筒、2はフィキシング
ブラケット、3はシリンダ、4はピストンロッド、5は
ピストン、6はロッドガイド、7はベースバルブ、8は
スプリングシートをそれぞれ示している。
車両取付状態を示す一部切欠正面図、図2は、フィキシ
ングブラケット部分を示す図1のB矢視図、図3は、図
1のA−A線における拡大横断平面図であり、これらの
図において、1は液圧緩衝器の外筒、2はフィキシング
ブラケット、3はシリンダ、4はピストンロッド、5は
ピストン、6はロッドガイド、7はベースバルブ、8は
スプリングシートをそれぞれ示している。
【0020】前記外筒1は、略円筒状に形成されてい
て、特にフィキシングブラケット2が装着される下端部
外周は一様の円形に形成されている。前記フィキシング
ブラケット2は、図2および図3に示すように、外筒1
の下端部円形外周面に沿った一部切欠部aを有する円筒
部21と、該円筒部21における切欠部a両端縁から互
いに平行に一体に延設された一対の取付フランジ部2
2,22とで構成されていて、円筒部21の上下両端縁
部から両取付フランジ部22,22の上下両端部にかけ
て外向リブ23,24が一体に折曲形成された構造とな
っている。
て、特にフィキシングブラケット2が装着される下端部
外周は一様の円形に形成されている。前記フィキシング
ブラケット2は、図2および図3に示すように、外筒1
の下端部円形外周面に沿った一部切欠部aを有する円筒
部21と、該円筒部21における切欠部a両端縁から互
いに平行に一体に延設された一対の取付フランジ部2
2,22とで構成されていて、円筒部21の上下両端縁
部から両取付フランジ部22,22の上下両端部にかけ
て外向リブ23,24が一体に折曲形成された構造とな
っている。
【0021】また、図1に示すように、両取付フランジ
部22,22には、上下2箇所にボルト挿通穴25,2
6が形成されている。また、図2および図3に示すよう
に、両取付フランジ部22,22の円筒部21側基端部
でその上端部と下端部にそれぞれ外筒1の円形外周面に
沿って円筒部21を切欠部a方向へ延長するリブ27,
28が突出形成されている。そして、上端部側のリブ2
7は、ボルト挿通穴25の中心より上部に形成され、ま
た、図1に示すように、下端部側のリブ28は、ボルト
挿通穴26の中心より下部に形成されている。
部22,22には、上下2箇所にボルト挿通穴25,2
6が形成されている。また、図2および図3に示すよう
に、両取付フランジ部22,22の円筒部21側基端部
でその上端部と下端部にそれぞれ外筒1の円形外周面に
沿って円筒部21を切欠部a方向へ延長するリブ27,
28が突出形成されている。そして、上端部側のリブ2
7は、ボルト挿通穴25の中心より上部に形成され、ま
た、図1に示すように、下端部側のリブ28は、ボルト
挿通穴26の中心より下部に形成されている。
【0022】そして、一部切欠部aを有する円筒部21
を外筒1の下端外周に圧入し、円筒部21の下端と外筒
1との間を溶接bで固定することにより、外筒1に対す
るフィキシングブラケット2の取り付け固定が行なわれ
ている。
を外筒1の下端外周に圧入し、円筒部21の下端と外筒
1との間を溶接bで固定することにより、外筒1に対す
るフィキシングブラケット2の取り付け固定が行なわれ
ている。
【0023】次に、実施例の作用について説明する。フ
ィキシングブラケット2のばね下側に対するボルト締結
位置(ボルト挿通穴25,26の位置)が液圧緩衝器の
軸心部より外側に偏心した位置になると共に、図1に示
すように、液圧緩衝器が車両の左右方向に傾斜した状態
で取り付けられていることから、車両のバウンシング時
にフィキシングブラケット2が取り付けられた外筒1の
下端部に左右方向の曲げモーメントが作用すると共に、
液圧緩衝器の圧行程時においては、特にフィキシングブ
ラケット2の上部側で、外筒1の食い込みにより両取付
フランジ部22,22相互の間隔を広げる方向の力を受
けることになるが、この時、上端部側の両リブ27,2
7で外筒1を受け止めて両取付フランジ部22,22相
互間への食い込みが阻止された状態となる。
ィキシングブラケット2のばね下側に対するボルト締結
位置(ボルト挿通穴25,26の位置)が液圧緩衝器の
軸心部より外側に偏心した位置になると共に、図1に示
すように、液圧緩衝器が車両の左右方向に傾斜した状態
で取り付けられていることから、車両のバウンシング時
にフィキシングブラケット2が取り付けられた外筒1の
下端部に左右方向の曲げモーメントが作用すると共に、
液圧緩衝器の圧行程時においては、特にフィキシングブ
ラケット2の上部側で、外筒1の食い込みにより両取付
フランジ部22,22相互の間隔を広げる方向の力を受
けることになるが、この時、上端部側の両リブ27,2
7で外筒1を受け止めて両取付フランジ部22,22相
互間への食い込みが阻止された状態となる。
【0024】また、液圧緩衝器の圧行程から伸行程に切
り換わる時点においては、曲げモーメントの解除による
反発力によって、以上とは逆にフィキシングブラケット
2の下部側において、僅かではあるが外筒1の食い込み
により両取付フランジ部22,22相互の間隔を広げる
方向の力を受けることになるが、この時も、下端部側の
両リブ28,28で外筒1を受け止めて両取付フランジ
部22,22相互間への食い込みが阻止された状態とな
る。
り換わる時点においては、曲げモーメントの解除による
反発力によって、以上とは逆にフィキシングブラケット
2の下部側において、僅かではあるが外筒1の食い込み
により両取付フランジ部22,22相互の間隔を広げる
方向の力を受けることになるが、この時も、下端部側の
両リブ28,28で外筒1を受け止めて両取付フランジ
部22,22相互間への食い込みが阻止された状態とな
る。
【0025】従って、インナーブラケットを設けること
なしに、車両左右方向における十分な曲げ剛性・強度を
確保することができる。
なしに、車両左右方向における十分な曲げ剛性・強度を
確保することができる。
【0026】以上説明してきたように、この実施例の液
圧緩衝器にあっては、外筒1に凹部を形成する必要はな
く、また、フィキシングブラケット2の両取付フランジ
部22,22に設けたリブ27,28により、インナー
ブラケットを設けることなしに車両左右方向における十
分な曲げ剛性・強度を確保することができることから、
外筒1およびフィキシングブラケット2の板厚を薄くし
ても十分な強度を確保することができ、これにより、軽
量化および部品点数の削減によるコストの低減化が図れ
るようになるという特徴を有している。
圧緩衝器にあっては、外筒1に凹部を形成する必要はな
く、また、フィキシングブラケット2の両取付フランジ
部22,22に設けたリブ27,28により、インナー
ブラケットを設けることなしに車両左右方向における十
分な曲げ剛性・強度を確保することができることから、
外筒1およびフィキシングブラケット2の板厚を薄くし
ても十分な強度を確保することができ、これにより、軽
量化および部品点数の削減によるコストの低減化が図れ
るようになるという特徴を有している。
【0027】また、上述のように、フィキシングブラケ
ット2における両取付フランジ部22,22の板厚も薄
くすることができるため、車両のばね下側にボルトナッ
トで締結した際、安定した締結力を確保することができ
るようになるという特徴を有している。
ット2における両取付フランジ部22,22の板厚も薄
くすることができるため、車両のばね下側にボルトナッ
トで締結した際、安定した締結力を確保することができ
るようになるという特徴を有している。
【0028】また、リブ27,28を、ボルト挿通穴2
5,26の中心よりそれぞれ上方と下方である両取付フ
ランジ部22,22の上下両端部に形成したことで、車
両左右方向における曲げ剛性・強度をさらに高めること
ができるようになるという特徴を有している。
5,26の中心よりそれぞれ上方と下方である両取付フ
ランジ部22,22の上下両端部に形成したことで、車
両左右方向における曲げ剛性・強度をさらに高めること
ができるようになるという特徴を有している。
【0029】(第2実施例)次に、図4に示す第2実施
例について説明する。なお、この実施例の説明において
は、前記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を
付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明す
る。
例について説明する。なお、この実施例の説明において
は、前記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を
付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明す
る。
【0030】この実施例の液圧緩衝器では、上端部側の
リブ27は上側のボルト挿通穴25の中心より上方で、
下端部側のリブ28は下側のボルト挿通穴26の中心と
ほぼ同一位置にそれぞれ形成すると共に、上下両リブ2
7,28の中間部にもリブ29を形成したものである。
リブ27は上側のボルト挿通穴25の中心より上方で、
下端部側のリブ28は下側のボルト挿通穴26の中心と
ほぼ同一位置にそれぞれ形成すると共に、上下両リブ2
7,28の中間部にもリブ29を形成したものである。
【0031】従って、この実施例では、車両左右方向に
おける曲げ剛性・強度をさらに高めることができるよう
になるという特徴を有している。
おける曲げ剛性・強度をさらに高めることができるよう
になるという特徴を有している。
【0032】(第3実施例)次に、図5〜図7に示す第
3実施例について説明する。なお、この実施例の説明に
おいては、前記第1実施例と同様の構成部分には同一の
符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説
明する。
3実施例について説明する。なお、この実施例の説明に
おいては、前記第1実施例と同様の構成部分には同一の
符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説
明する。
【0033】図5は、本発明第3実施例の液圧緩衝器の
車両取付状態を示す一部切欠正面図、図6は、図5のC
−C線における拡大横断平面図、図7は、図6における
D部の拡大図であって、図6および図7にその詳細を示
すように、この実施例の液圧緩衝器では、外筒1と接触
するリブ27(28)の内周面で円筒部21内周面との
繋り部付近に円筒部21内周面の曲面(外筒1の外径)
よりαだけ外側に窪んだ逃げ部30を形成したものであ
る。
車両取付状態を示す一部切欠正面図、図6は、図5のC
−C線における拡大横断平面図、図7は、図6における
D部の拡大図であって、図6および図7にその詳細を示
すように、この実施例の液圧緩衝器では、外筒1と接触
するリブ27(28)の内周面で円筒部21内周面との
繋り部付近に円筒部21内周面の曲面(外筒1の外径)
よりαだけ外側に窪んだ逃げ部30を形成したものであ
る。
【0034】即ち、この実施例では、外筒1やフィキシ
ングブラケット2の寸法にばらつきがあっても、逃げ部
30の逃げ作用により、剛性や強度、耐久性に最も大き
な影響を与えるリブ27(28)と外筒1外周面とを安
定的かつ確実に接触させることが可能となるもので、こ
れにより、軽量かつ安価な1ピースのフィキシングブラ
ケット2であっても十分な強度と耐久性を得ることがで
きるようになるという特徴を有している。
ングブラケット2の寸法にばらつきがあっても、逃げ部
30の逃げ作用により、剛性や強度、耐久性に最も大き
な影響を与えるリブ27(28)と外筒1外周面とを安
定的かつ確実に接触させることが可能となるもので、こ
れにより、軽量かつ安価な1ピースのフィキシングブラ
ケット2であっても十分な強度と耐久性を得ることがで
きるようになるという特徴を有している。
【0035】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0036】例えば、実施例では、円筒部21を切欠部
a方向へ延長するリブ27,28,29を外筒1の円形
外周面に沿わせたが、少し外筒1の円形外周面の内側に
食い込む方向に延長させることにより、外筒1に対する
圧入力を高めることができるようになる。
a方向へ延長するリブ27,28,29を外筒1の円形
外周面に沿わせたが、少し外筒1の円形外周面の内側に
食い込む方向に延長させることにより、外筒1に対する
圧入力を高めることができるようになる。
【0037】また、実施例では、外筒1の下端部が一様
の円形に形成されている場合を示したが、従来例と同様
に外筒1の外周面に凹部を形成し、この凹部にリブを嵌
入係止させるようにしてもよく、この場合は溶接bを省
略することも可能である。
の円形に形成されている場合を示したが、従来例と同様
に外筒1の外周面に凹部を形成し、この凹部にリブを嵌
入係止させるようにしてもよく、この場合は溶接bを省
略することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液圧緩衝
器にあっては、フィキシングブラケットは外筒の下端部
が圧入される一部に切欠部を有する円筒部と該円筒部に
おける切欠部両端縁から互いに平行に延設された取付フ
ランジ部とで構成され、両取付フランジ部の円筒部側基
端部にはこれらフランジの平行な間隔を狭める方向へ延
長するリブが突出形成され、リブが両取付フランジ部の
複数箇所に形成されたボルト挿通穴のうち少なくとも上
端側のボルト挿通穴の中心より上部に形成されている構
成としたことで、車両左右方向の曲げモーメントに対す
る剛性・強度を低下させることなく、軽量化および部品
点数の削減によるコストの低減化が可能になるという効
果が得られる。
器にあっては、フィキシングブラケットは外筒の下端部
が圧入される一部に切欠部を有する円筒部と該円筒部に
おける切欠部両端縁から互いに平行に延設された取付フ
ランジ部とで構成され、両取付フランジ部の円筒部側基
端部にはこれらフランジの平行な間隔を狭める方向へ延
長するリブが突出形成され、リブが両取付フランジ部の
複数箇所に形成されたボルト挿通穴のうち少なくとも上
端側のボルト挿通穴の中心より上部に形成されている構
成としたことで、車両左右方向の曲げモーメントに対す
る剛性・強度を低下させることなく、軽量化および部品
点数の削減によるコストの低減化が可能になるという効
果が得られる。
【0039】また、請求項3記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近にそれぞれ
形成されている構成としたことで、車両の左右方向にお
ける曲げ剛性・強度を高めることができる。
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近にそれぞれ
形成されている構成としたことで、車両の左右方向にお
ける曲げ剛性・強度を高めることができる。
【0040】また、請求項4記載の液圧緩衝器では、前
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近と中間部に
それぞれ形成されている構成としたことで、車両の左右
方向における曲げ剛性・強度をさらに高めることができ
る。
記リブが両取付フランジ部の上下両端部付近と中間部に
それぞれ形成されている構成としたことで、車両の左右
方向における曲げ剛性・強度をさらに高めることができ
る。
【0041】また、請求項5記載の液圧緩衝器では、前
記外筒と接触するリブ内周面で円筒部内周面との繋り部
付近に円筒部内周面の曲面より外側に窪んだ逃げ部を形
成した構成としたことで、外筒やフィキシングブラケッ
トの寸法にばらつきがあっても、剛性や強度、耐久性に
最も大きな影響を与えるリブと外筒外周面とを安定的か
つ確実に接触させることが可能となるもので、これによ
り、軽量かつ安価な1ピースのフィキシングブラケット
であっても十分な強度と耐久性を得ることができるよう
になる。
記外筒と接触するリブ内周面で円筒部内周面との繋り部
付近に円筒部内周面の曲面より外側に窪んだ逃げ部を形
成した構成としたことで、外筒やフィキシングブラケッ
トの寸法にばらつきがあっても、剛性や強度、耐久性に
最も大きな影響を与えるリブと外筒外周面とを安定的か
つ確実に接触させることが可能となるもので、これによ
り、軽量かつ安価な1ピースのフィキシングブラケット
であっても十分な強度と耐久性を得ることができるよう
になる。
【図1】本発明第1実施例の液圧緩衝器を示す車両取付
状態における正面図である。
状態における正面図である。
【図2】第1実施例の液圧緩衝器のフィキシングブラケ
ット部分を示す図1のB矢視図である。
ット部分を示す図1のB矢視図である。
【図3】図1のA−A線における拡大横断平面図であ
る。である。
る。である。
【図4】本発明第2実施例の液圧緩衝器のフィキシング
ブラケット部分を示す要部拡大正面図である。
ブラケット部分を示す要部拡大正面図である。
【図5】本発明第3実施例の液圧緩衝器を示す車両取付
状態における正面図である。
状態における正面図である。
【図6】図5のC−C線における拡大横断平面図であ
る。である。
る。である。
【図7】図6におけるD部の拡大図である。
1 外筒 2 フィキシングブラケット 21 円筒部 22 取付フランジ部 25 ボルト挿通穴 26 ボルト挿通穴 27 リブ 28 リブ 29 リブ 30 逃げ部 a 切欠部
Claims (5)
- 【請求項1】 フィキシングブラケットは外筒の下端部
が圧入される一部に切欠部を有する円筒部と該円筒部に
おける切欠部両端縁から互いに平行に延設された取付フ
ランジ部とで構成され、 両取付フランジ部の円筒部側基端部にはこれらフランジ
の平行な間隔を狭める方向へ延長するリブが突出形成さ
れ、 リブが両取付フランジ部の複数箇所に形成されたボルト
挿通穴のうち少なくとも上端側のボルト挿通穴の中心よ
り上部に形成されていることを特徴とする液圧緩衝器。 - 【請求項2】 前記リブが両取付フランジ部の上下2箇
所に形成されたボルト挿通穴のうち上側のボルト挿通穴
の中心より上部に形成されていることを特徴とする請求
項1記載の液圧緩衝器。 - 【請求項3】 前記リブが両取付フランジ部の上下両端
部付近にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求
項1記載の液圧緩衝器。 - 【請求項4】 前記リブが両取付フランジ部の上下両端
部付近と中間部にそれぞれ形成されていることを特徴と
する請求項1記載の液圧緩衝器。 - 【請求項5】 前記外筒と接触するリブ内周面で円筒部
内周面との繋り部付近に円筒部内周面の曲面より外側に
窪んだ逃げ部を形成したことを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載の液圧緩衝器。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11857395A JPH08210421A (ja) | 1994-11-28 | 1995-05-17 | 液圧緩衝器 |
| US08/563,046 US5772168A (en) | 1994-11-28 | 1995-11-27 | Mounting bracket for pressurized fluid buffer device |
| DE19544340A DE19544340C2 (de) | 1994-11-28 | 1995-11-28 | Befestigungskonsole für eine Druckfluid-Dämpfervorrichtung |
| KR1019950044148A KR0184925B1 (ko) | 1994-11-28 | 1995-11-28 | 자동차용 완충기 장착 구조물 |
| CN95117556A CN1126673A (zh) | 1994-11-28 | 1995-11-28 | 用于液压减震装置的安装支架 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-292637 | 1994-11-28 | ||
| JP29263794 | 1994-11-28 | ||
| JP11857395A JPH08210421A (ja) | 1994-11-28 | 1995-05-17 | 液圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08210421A true JPH08210421A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=26456488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11857395A Pending JPH08210421A (ja) | 1994-11-28 | 1995-05-17 | 液圧緩衝器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08210421A (ja) |
| CN (1) | CN1126673A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006036506B3 (de) * | 2006-08-04 | 2008-02-07 | Zf Friedrichshafen Ag | Schwingungsdämpfer mit einer Halterung |
| DE102010029620A1 (de) * | 2010-06-02 | 2011-12-08 | Zf Friedrichshafen Ag | Radträgerhalteanordnung für einen Schwingungsdämpfer |
| DE102012107507B4 (de) * | 2012-08-16 | 2025-03-13 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Stabilisatoranordnung für ein Fahrwerk eines Kraftfahrzeuges |
| DE102012111936A1 (de) * | 2012-12-07 | 2014-06-12 | Thyssenkrupp Bilstein Gmbh | Stoßdämpfer für ein Fahrzeug mit einem Flansch zur Verbindung eines externen Modulrohres |
| JP6043230B2 (ja) * | 2013-04-10 | 2016-12-14 | Kyb株式会社 | ナックルブラケットの製造装置及び製造方法 |
| EP3049182A1 (de) * | 2013-09-25 | 2016-08-03 | Bühler AG | Vorrichtung zum behandeln und/oder verarbeiten von schüttgut |
| DE112021003607T5 (de) * | 2020-07-06 | 2023-04-27 | Kyb Corporation | Stossdämpfer |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP11857395A patent/JPH08210421A/ja active Pending
- 1995-11-28 CN CN95117556A patent/CN1126673A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1126673A (zh) | 1996-07-17 |
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