JPH0821073A - 防音床構造 - Google Patents
防音床構造Info
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- JPH0821073A JPH0821073A JP6154057A JP15405794A JPH0821073A JP H0821073 A JPH0821073 A JP H0821073A JP 6154057 A JP6154057 A JP 6154057A JP 15405794 A JP15405794 A JP 15405794A JP H0821073 A JPH0821073 A JP H0821073A
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多くの手間やコストをかけずに、防音床構造
を構築できると共に、制振性能を高くする。 【構成】 仕上床材5と構造体1との間の振動伝達を抑
制する制振板4を、構造体1の上方に並設された複数の
床下地パネル3上にまたがる状態に取り付け、制振板4
上に仕上床材5を配置してある。
を構築できると共に、制振性能を高くする。 【構成】 仕上床材5と構造体1との間の振動伝達を抑
制する制振板4を、構造体1の上方に並設された複数の
床下地パネル3上にまたがる状態に取り付け、制振板4
上に仕上床材5を配置してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造体の上方に複数の
床下地パネルを並設し、その複数の床下地パネルの上方
に、複数の仕上床材を並設し、前記構造体と前記仕上床
材との間に、前記仕上床材と前記構造体との間の振動伝
達を抑制する前記制振板を設けてある防音床構造に関す
る。
床下地パネルを並設し、その複数の床下地パネルの上方
に、複数の仕上床材を並設し、前記構造体と前記仕上床
材との間に、前記仕上床材と前記構造体との間の振動伝
達を抑制する前記制振板を設けてある防音床構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防音床構造としては、図
6に示すように、構造体となるスラブ11上に、複数の
床支持部材12を立設状態に設け、それら複数の床支持
部材12の上に制振板4、及び、床下地パネル3を重ね
て床面方向に並設し、更に、その上に、前記複数の床下
地パネル3にまたがる状態に、捨貼ベニヤ13を設置
し、その捨貼ベニヤ13の上に、仕上床材となるフロー
リング板14を並設してあるものがあった。
6に示すように、構造体となるスラブ11上に、複数の
床支持部材12を立設状態に設け、それら複数の床支持
部材12の上に制振板4、及び、床下地パネル3を重ね
て床面方向に並設し、更に、その上に、前記複数の床下
地パネル3にまたがる状態に、捨貼ベニヤ13を設置
し、その捨貼ベニヤ13の上に、仕上床材となるフロー
リング板14を並設してあるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の防音床
構造によれば、前記複数の床下地パネル3にまたがる状
態に設置してある捨貼ベニヤ13は、床上を例えば人が
歩くなりしてフローリング板14から床下地パネル3の
端に荷重が作用する場合に、その荷重を分担して受ける
ことで床下地パネル3の撓みを抑制し、『きしみ音』等
が発生するのを防止するために設けてあるものでる。こ
の捨貼ベニヤ13を設けないと、前記荷重がフローリン
グ板14から床下地パネル3に直接作用することにな
り、上述のように、撓みによる騒音発生のもととなる危
険性があるから、従来の防音床構造においては、この捨
貼ベニヤ13を必ず設ける必要があり、それに伴って、
捨貼ベニヤ13を設置することに係わる材料代や設置手
間等を削減することができず、コストダウンを叶え難い
という問題点があった。また、前記制振板の能力を効率
よく発揮できず、床の制振性能に、まだ改善の余地があ
るという問題点もあった。
構造によれば、前記複数の床下地パネル3にまたがる状
態に設置してある捨貼ベニヤ13は、床上を例えば人が
歩くなりしてフローリング板14から床下地パネル3の
端に荷重が作用する場合に、その荷重を分担して受ける
ことで床下地パネル3の撓みを抑制し、『きしみ音』等
が発生するのを防止するために設けてあるものでる。こ
の捨貼ベニヤ13を設けないと、前記荷重がフローリン
グ板14から床下地パネル3に直接作用することにな
り、上述のように、撓みによる騒音発生のもととなる危
険性があるから、従来の防音床構造においては、この捨
貼ベニヤ13を必ず設ける必要があり、それに伴って、
捨貼ベニヤ13を設置することに係わる材料代や設置手
間等を削減することができず、コストダウンを叶え難い
という問題点があった。また、前記制振板の能力を効率
よく発揮できず、床の制振性能に、まだ改善の余地があ
るという問題点もあった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記欠点に鑑
み、多くの手間やコストをかけずに、防音床構造を構築
できると共に、制振性能の高い防音床構造を提供すると
ころにある。
み、多くの手間やコストをかけずに、防音床構造を構築
できると共に、制振性能の高い防音床構造を提供すると
ころにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
の本発明の防音床構造の特徴構成は、仕上床材と前記構
造体との間の振動伝達を抑制する制振板を、構造体の上
方に並設された複数の床下地パネル上にまたがる状態に
取り付け、前記制振板上に前記仕上床材を配置してある
ところにある。
の本発明の防音床構造の特徴構成は、仕上床材と前記構
造体との間の振動伝達を抑制する制振板を、構造体の上
方に並設された複数の床下地パネル上にまたがる状態に
取り付け、前記制振板上に前記仕上床材を配置してある
ところにある。
【0006】また、前記制振板が、ゴム、プラスチッ
ク、アスファルトの何れか一つ、又は、複数を主成分と
するコンパウンドからなり、粘弾性を備えたものである
ことが好ましく、更には、前記制振板が、その粘弾性を
ガラス転移点付近の値に設定されたものであることが好
ましい。
ク、アスファルトの何れか一つ、又は、複数を主成分と
するコンパウンドからなり、粘弾性を備えたものである
ことが好ましく、更には、前記制振板が、その粘弾性を
ガラス転移点付近の値に設定されたものであることが好
ましい。
【0007】また、前記制振板が、酸化鉄粉を混入させ
たものであることが好ましい。
たものであることが好ましい。
【0008】また、前記制振板が、厚み3〜15ミリメ
ートルに設定されたものであることが好ましい。
ートルに設定されたものであることが好ましい。
【0009】
【作用】本発明の防音床構造の特徴構成によれば、仕上
床材と前記構造体との間の振動伝達を抑制する制振板
を、構造体の上方に並設された複数の床下地パネル上に
またがる状態に取り付け、前記制振板上に前記仕上床材
を配置してあるから、複数の床下地パネル上にまたがる
状態に取り付けられた制振板によって、床面に作用する
荷重を分担して受け、床下地パネルの撓みを抑制するこ
とが可能となり、従来のように、捨貼ベニヤを設けなく
ても、『きしみ音』等が発生するのを防止することがで
きるようになる。従って、防音床としての機能を維持し
ながらも、捨貼ベニヤの設置作業を省くことができ、防
音床形成作業の効率向上、及び、コストダウンを叶える
ことが可能となる。更には、前記制振板を床下地パネル
と仕上げ床材との間に挟む状態に設置することによっ
て、制振板の両面を前記床下地パネルと仕上げ床材とに
よって拘束し、床に生じる振動を制振板へ伝達され易く
して、制振板の性能を無駄なく発揮させることが可能と
なり、防音床構造の制振性を向上させることが可能とな
る。
床材と前記構造体との間の振動伝達を抑制する制振板
を、構造体の上方に並設された複数の床下地パネル上に
またがる状態に取り付け、前記制振板上に前記仕上床材
を配置してあるから、複数の床下地パネル上にまたがる
状態に取り付けられた制振板によって、床面に作用する
荷重を分担して受け、床下地パネルの撓みを抑制するこ
とが可能となり、従来のように、捨貼ベニヤを設けなく
ても、『きしみ音』等が発生するのを防止することがで
きるようになる。従って、防音床としての機能を維持し
ながらも、捨貼ベニヤの設置作業を省くことができ、防
音床形成作業の効率向上、及び、コストダウンを叶える
ことが可能となる。更には、前記制振板を床下地パネル
と仕上げ床材との間に挟む状態に設置することによっ
て、制振板の両面を前記床下地パネルと仕上げ床材とに
よって拘束し、床に生じる振動を制振板へ伝達され易く
して、制振板の性能を無駄なく発揮させることが可能と
なり、防音床構造の制振性を向上させることが可能とな
る。
【0010】また、前記制振板が、ゴム、プラスチッ
ク、アスファルトの何れか一つ、又は、複数を主成分と
するコンパウンドからなり、粘弾性を備えたものであれ
ば、好適に制振性能を発揮することが可能となる。
ク、アスファルトの何れか一つ、又は、複数を主成分と
するコンパウンドからなり、粘弾性を備えたものであれ
ば、好適に制振性能を発揮することが可能となる。
【0011】更には、前記制振板が、その粘弾性をガラ
ス転移点付近の値に設定されたものであれば、より好適
に制振性能を発揮することが可能となる。
ス転移点付近の値に設定されたものであれば、より好適
に制振性能を発揮することが可能となる。
【0012】そして、前記制振板が、酸化鉄粉を混入さ
せたものであれば、制振板そのものの強度特性を向上さ
せることが可能となり、安定した状態で床面に作用する
荷重を受けることが可能となる。
せたものであれば、制振板そのものの強度特性を向上さ
せることが可能となり、安定した状態で床面に作用する
荷重を受けることが可能となる。
【0013】また、前記制振板が、厚み3〜15ミリメ
ートルに設定されたものであれば、良好な取扱性、及
び、適度な剛性を確保することが可能となる。因に、制
振板は、床面に作用する荷重を分担して受ける必要があ
ることから、適度な剛性を備えておく必要があり、この
条件を満たすものとしては、少なくとも3ミリメートル
の厚みが必要となる。また、防音床形成作業上の制振板
の取扱性を考慮すると、軽量であることが望まれ、厚み
に換算すると15ミリメートル(重量換算では約45K
g/m2)以下が取扱性を損ない難い。
ートルに設定されたものであれば、良好な取扱性、及
び、適度な剛性を確保することが可能となる。因に、制
振板は、床面に作用する荷重を分担して受ける必要があ
ることから、適度な剛性を備えておく必要があり、この
条件を満たすものとしては、少なくとも3ミリメートル
の厚みが必要となる。また、防音床形成作業上の制振板
の取扱性を考慮すると、軽量であることが望まれ、厚み
に換算すると15ミリメートル(重量換算では約45K
g/m2)以下が取扱性を損ない難い。
【0014】
【発明の効果】従って、本発明の防音床構造によれば、
制振板の性能を無駄なく発揮させることが可能となると
共に、捨貼ベニヤの設置作業を省くことができるように
なり、制振性能の向上、及び、防音床形成作業の効率・
経済性の向上を共に叶えることが可能となる。
制振板の性能を無駄なく発揮させることが可能となると
共に、捨貼ベニヤの設置作業を省くことができるように
なり、制振性能の向上、及び、防音床形成作業の効率・
経済性の向上を共に叶えることが可能となる。
【0015】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した
部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0016】図1及び図2は、本発明の防音床構造の一
例を示すもので、構造体の一例であるコンクリートスラ
ブ1の上方に、平面的に間隔をあけて複数の床支持金具
2を立設してあり、それらの床支持金具2にわたって複
数の床下地パネル3を並設状態に配置し、ボルト止めし
てある。そして、その複数の床下地パネル3上にまたが
る状態に制振板4を並設し、更に、その上に複数の仕上
床材5を並設して防音床Fを構成してある。
例を示すもので、構造体の一例であるコンクリートスラ
ブ1の上方に、平面的に間隔をあけて複数の床支持金具
2を立設してあり、それらの床支持金具2にわたって複
数の床下地パネル3を並設状態に配置し、ボルト止めし
てある。そして、その複数の床下地パネル3上にまたが
る状態に制振板4を並設し、更に、その上に複数の仕上
床材5を並設して防音床Fを構成してある。
【0017】前記床支持金具2は、防振部材から形成し
てある接地部2aと、複数の床下地パネル3の隣接隅部
を各別に受ける受け部2bと、受け部2bを前記接地部
2aに支持させる支持脚部2cとを設けて構成してあ
り、前記受け部2bには、複数の床下地パネル3の隣接
隅部を各別に取り付けるボルト取付部2dを設けてあ
る。
てある接地部2aと、複数の床下地パネル3の隣接隅部
を各別に受ける受け部2bと、受け部2bを前記接地部
2aに支持させる支持脚部2cとを設けて構成してあ
り、前記受け部2bには、複数の床下地パネル3の隣接
隅部を各別に取り付けるボルト取付部2dを設けてあ
る。
【0018】前記床下地パネル3は、パーティクルボー
ドからなり、この実施例においては、厚み25ミリメー
トルのものを用いてある。
ドからなり、この実施例においては、厚み25ミリメー
トルのものを用いてある。
【0019】前記仕上床材5は、細幅の木質合板からな
り、この実施例においては、厚み12ミリメートルのも
のを用いてある。この仕上床材5の両側縁部には、隣接
する他の仕上床材5と嵌合自在な凸条部5aと凹溝部5
bとを、長手方向に沿って各別に設けてあり、前記制振
板4上に仕上床材5を並べて取り付ける際に、隣接する
他の仕上床材5の凸条部5a(又は凹溝部5b)に、当
該仕上床材5の凹溝部5b(又は凸条部5a)を嵌合さ
せることにより、両仕上床材5の厚み方向への相対移動
のない状態に取り付けることができるように構成してあ
る。
り、この実施例においては、厚み12ミリメートルのも
のを用いてある。この仕上床材5の両側縁部には、隣接
する他の仕上床材5と嵌合自在な凸条部5aと凹溝部5
bとを、長手方向に沿って各別に設けてあり、前記制振
板4上に仕上床材5を並べて取り付ける際に、隣接する
他の仕上床材5の凸条部5a(又は凹溝部5b)に、当
該仕上床材5の凹溝部5b(又は凸条部5a)を嵌合さ
せることにより、両仕上床材5の厚み方向への相対移動
のない状態に取り付けることができるように構成してあ
る。
【0020】前記制振板4は、アスファルトや石油系の
樹脂をベースにし、酸化鉄粉や無機系の粉体又は繊維を
混入させたもので構成してある。この制振板4は、前記
仕上床材5と前記コンクリートスラブ1との間の振動伝
達を抑制するはらたきがあると共に、仕上床材5上に作
用する荷重を分担し且つ広範囲に分散せた状態で床下地
パネル3に伝達し、前記床下地パネル3の端部に集中的
に荷重が作用してその撓みによって『きしみ音』等の騒
音が発生するのを防ぐはたらきがある。また、仕上床材
5上での歩行に伴って過度の沈み込みがあると、取付用
の釘が抜け易くなったり、歩行感を損なう等の問題が発
生する。従って、その問題発生を防止すると共に減音効
果を高める意味から、制振板4のバネ常数は、0.2〜
1.6N/m2(荷重1.8Kg/cm2、載荷時間1
分、温度22℃での圧縮変形率が0.5〜4%)に、比
重は1.8〜3.0に設定してある。そして、制振板4
は、粘弾性を備え、その粘弾性は、ガラス転移点付近の
値に設定してある。また、制振板4は、厚みを8ミリメ
ートル(3〜15ミリメートルの範囲が好ましい)に設
定してあり、幅と長さは、床下地パネル3と同じ寸法に
設定してある。そして、床下地パネル3への取り付け
は、床下地パネル3の目地部分から制振板4の目地部分
が50ミリメートル以上離れるように各制振板4を床下
地パネル3上に並べ、釘で仮止めする。その後、それら
の上に仕上床材5を配置しながら釘を配置し、その釘を
床下地パネル3まで打ち込んで、床下地パネル3に対し
て、仕上床材5、及び、制振板4を固定するものであ
る。尚、床下地パネル3に対する制振板4・仕上床材5
の取り付けは、接着剤によって接着したり、釘と接着剤
との併用による固定であってもよい。
樹脂をベースにし、酸化鉄粉や無機系の粉体又は繊維を
混入させたもので構成してある。この制振板4は、前記
仕上床材5と前記コンクリートスラブ1との間の振動伝
達を抑制するはらたきがあると共に、仕上床材5上に作
用する荷重を分担し且つ広範囲に分散せた状態で床下地
パネル3に伝達し、前記床下地パネル3の端部に集中的
に荷重が作用してその撓みによって『きしみ音』等の騒
音が発生するのを防ぐはたらきがある。また、仕上床材
5上での歩行に伴って過度の沈み込みがあると、取付用
の釘が抜け易くなったり、歩行感を損なう等の問題が発
生する。従って、その問題発生を防止すると共に減音効
果を高める意味から、制振板4のバネ常数は、0.2〜
1.6N/m2(荷重1.8Kg/cm2、載荷時間1
分、温度22℃での圧縮変形率が0.5〜4%)に、比
重は1.8〜3.0に設定してある。そして、制振板4
は、粘弾性を備え、その粘弾性は、ガラス転移点付近の
値に設定してある。また、制振板4は、厚みを8ミリメ
ートル(3〜15ミリメートルの範囲が好ましい)に設
定してあり、幅と長さは、床下地パネル3と同じ寸法に
設定してある。そして、床下地パネル3への取り付け
は、床下地パネル3の目地部分から制振板4の目地部分
が50ミリメートル以上離れるように各制振板4を床下
地パネル3上に並べ、釘で仮止めする。その後、それら
の上に仕上床材5を配置しながら釘を配置し、その釘を
床下地パネル3まで打ち込んで、床下地パネル3に対し
て、仕上床材5、及び、制振板4を固定するものであ
る。尚、床下地パネル3に対する制振板4・仕上床材5
の取り付けは、接着剤によって接着したり、釘と接着剤
との併用による固定であってもよい。
【0021】次に、本実施例による防音床Fにおける床
衝撃音レベル(周波数63〜4000Hz)と、制振板
4を用いない床構造での床衝撃音レベルとの測定結果を
図3に示す。図にみられるように、本実施例の防音床構
造によれば、測定に用いた全周波数にわたって床衝撃音
レベルの低減効果が見られると共に、JIS A−14
19の床衝撃音遮音性能のL−50(足音、走り回る音
は、殆ど気にならない。)を満たすことができる。
衝撃音レベル(周波数63〜4000Hz)と、制振板
4を用いない床構造での床衝撃音レベルとの測定結果を
図3に示す。図にみられるように、本実施例の防音床構
造によれば、測定に用いた全周波数にわたって床衝撃音
レベルの低減効果が見られると共に、JIS A−14
19の床衝撃音遮音性能のL−50(足音、走り回る音
は、殆ど気にならない。)を満たすことができる。
【0022】また、図5に示すように4種類の床構造を
想定して、夫々についての制振性能を図4に示す。
想定して、夫々についての制振性能を図4に示す。
【0023】図5(イ)は、厚み25ミリメートルの床
下地パネル3上に、厚み5.5ミリメートルの仕上床材
5を敷設した床構造(第一構造という)である。
下地パネル3上に、厚み5.5ミリメートルの仕上床材
5を敷設した床構造(第一構造という)である。
【0024】図5(ロ)は、厚み25ミリメートルの床
下地パネル3上に、厚み8ミリメートルの制振板4を敷
設した床構造(第二構造という)である。
下地パネル3上に、厚み8ミリメートルの制振板4を敷
設した床構造(第二構造という)である。
【0025】図5(ハ)は、本発明の一例となる防音床
構造であって、厚み25ミリメートルの床下地パネル3
上に、厚み8ミリメートルの制振板4を敷設し、その上
に、厚み12ミリメートルの仕上床材5を敷設した床構
造(第三構造という)である。
構造であって、厚み25ミリメートルの床下地パネル3
上に、厚み8ミリメートルの制振板4を敷設し、その上
に、厚み12ミリメートルの仕上床材5を敷設した床構
造(第三構造という)である。
【0026】図5(ニ)は、厚み8ミリメートルの制振
板4上に、厚み25ミリメートルの床下地パネル3を敷
設し、その上に、厚み12ミリメートルの仕上床材5を
敷設した床構造(第四構造という)である。
板4上に、厚み25ミリメートルの床下地パネル3を敷
設し、その上に、厚み12ミリメートルの仕上床材5を
敷設した床構造(第四構造という)である。
【0027】図4は、図5の各床構造における制振性能
として、損失係数を示すもので、振動周波数は、172
Hz・991Hz・2480Hzの三通りである。この
結果から、制振板を用いる床構造においては、制振板の
両面を板体で挟まれた状態で且つできるだけ加振動側に
制振板が配置してある前記第三構造(本発明の一例の防
音床構造)が、他の床構造に比べて、より高い制振性能
が確保されているのが読み取れる。
として、損失係数を示すもので、振動周波数は、172
Hz・991Hz・2480Hzの三通りである。この
結果から、制振板を用いる床構造においては、制振板の
両面を板体で挟まれた状態で且つできるだけ加振動側に
制振板が配置してある前記第三構造(本発明の一例の防
音床構造)が、他の床構造に比べて、より高い制振性能
が確保されているのが読み取れる。
【0028】〔別実施例〕以下に別実施例を説明する。
【0029】前記制振板4は、先の実施例で説明したア
スファルトや石油系の樹脂をベースにし、酸化鉄粉や無
機系の粉体又は繊維を混入させて構成されたものに限る
ものではなく、例えば、ゴム、プラスチックの何れか一
つ、又は、複数を主成分とするコンパウンドで構成し、
粘弾性を備えさせてあるものであってもよい。
スファルトや石油系の樹脂をベースにし、酸化鉄粉や無
機系の粉体又は繊維を混入させて構成されたものに限る
ものではなく、例えば、ゴム、プラスチックの何れか一
つ、又は、複数を主成分とするコンパウンドで構成し、
粘弾性を備えさせてあるものであってもよい。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】実施例の防音床構造を示す斜視図
【図2】実施例の防音床構造を示す断面図
【図3】実施例の防音床構造での床衝撃音レベルの測定
結果を示す図
結果を示す図
【図4】図5の各床構造における制振性能を示す図
【図5】床構造を示す断面図
【図6】従来例の防音床構造を示す断面図
1 構造体 3 床下地パネル 4 制振板 5 仕上床板
Claims (5)
- 【請求項1】 構造体(1)の上方に複数の床下地パネ
ル(3)を並設し、その複数の床下地パネル(3)の上
方に、複数の仕上床材(5)を並設し、前記構造体
(1)と前記仕上床材(5)との間に、前記仕上床材
(5)と前記構造体(1)との間の振動伝達を抑制する
制振板(4)を設けてある防音床構造であって、 前記制振板(4)を、前記複数の床下地パネル(3)上
にまたがる状態に取り付け、前記制振板(4)上に前記
仕上床材(5)を配置してある防音床構造。 - 【請求項2】 前記制振板(4)が、ゴム、プラスチッ
ク、アスファルトの何れか一つ、又は、複数を主成分と
するコンパウンドからなり、粘弾性を備えたものである
請求項1に記載の防音床構造。 - 【請求項3】 前記制振板(4)が、その粘弾性をガラ
ス転移点付近の値に設定されたものである請求項2に記
載の防音床構造。 - 【請求項4】 前記制振板(4)が、酸化鉄粉を混入さ
せたものである請求項1〜3の何れかに記載の防音床構
造。 - 【請求項5】 前記制振板(4)が、厚み3〜15ミリ
メートルに設定されたものである請求項1〜4の何れか
に記載の防音床構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154057A JPH0821073A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 防音床構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6154057A JPH0821073A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 防音床構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821073A true JPH0821073A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15575974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6154057A Pending JPH0821073A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 防音床構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821073A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002371703A (ja) * | 2001-06-15 | 2002-12-26 | Cci Corp | 床構造 |
| CN103452197A (zh) * | 2013-03-07 | 2013-12-18 | 中国建筑第四工程局有限公司 | 隔声浮筑楼板地面结构及其施工方法 |
| WO2014199964A1 (ja) * | 2013-06-14 | 2014-12-18 | 積水ハウス株式会社 | 遮音床構造 |
| WO2025210749A1 (ja) * | 2024-04-02 | 2025-10-09 | 日新工業株式会社 | 浮き床の床施工方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6241862A (ja) * | 1985-08-19 | 1987-02-23 | 株式会社クラレ | 防振・防音性を有する床構造 |
| JPS62258054A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-10 | 株式会社ブリヂストン | 置床構造 |
| JPS6490360A (en) * | 1987-08-21 | 1989-04-06 | Oshika Shinko Co | Soundproof floor material |
| JPH0485453A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-18 | Bridgestone Corp | 防音床構造 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6154057A patent/JPH0821073A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2025210749A1 (ja) * | 2024-04-02 | 2025-10-09 | 日新工業株式会社 | 浮き床の床施工方法 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000608 |