JPH08211336A - 光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子 - Google Patents
光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子Info
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- JPH08211336A JPH08211336A JP7020360A JP2036095A JPH08211336A JP H08211336 A JPH08211336 A JP H08211336A JP 7020360 A JP7020360 A JP 7020360A JP 2036095 A JP2036095 A JP 2036095A JP H08211336 A JPH08211336 A JP H08211336A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 位相格子光学的ローパスフィルタを、CCD
のマイクロレンズプロセスと同じ方法で作成可能な構成
にすることによって、位置合わせ精度を高め、コストの
低減を実現する。 【構成】 CCDの素子部1の上部に位置したレンズ層
4の上部に、レンズ層4よりも屈折率の小さい樹脂の透
明樹脂層5を設け、この上に格子形状層6を設け、かつ
レンズ層4と受光部3との間隔(従来通りのレンズ層4
の上が空気の場合)を空気に換算した場合の必要距離を
Lo、レンズ層4を透明樹脂層5で覆った場合のレンズ
層4から受光部3までの空気に換算した必要距離をL
u、透明樹脂層5の屈折率をndu、レンズ層4の屈折
率をndoとすると、 1−(ndo−ndu)/(ndo−1)<Lo・(n
do−1)/{Lu・(ndo−ndu)}<1+(n
do−ndu)/(ndo−1) なる関係を満たす。
のマイクロレンズプロセスと同じ方法で作成可能な構成
にすることによって、位置合わせ精度を高め、コストの
低減を実現する。 【構成】 CCDの素子部1の上部に位置したレンズ層
4の上部に、レンズ層4よりも屈折率の小さい樹脂の透
明樹脂層5を設け、この上に格子形状層6を設け、かつ
レンズ層4と受光部3との間隔(従来通りのレンズ層4
の上が空気の場合)を空気に換算した場合の必要距離を
Lo、レンズ層4を透明樹脂層5で覆った場合のレンズ
層4から受光部3までの空気に換算した必要距離をL
u、透明樹脂層5の屈折率をndu、レンズ層4の屈折
率をndoとすると、 1−(ndo−ndu)/(ndo−1)<Lo・(n
do−1)/{Lu・(ndo−ndu)}<1+(n
do−ndu)/(ndo−1) なる関係を満たす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学像を空間的に離散
的なサンプリングを行うCCDなどの固体撮像素子に関
する。さらに詳細には、撮像面上に結像する被写体像の
うち、固体撮像素子が分解できない高い空間周波数成分
を除去するための光学的ローパスフィルタを設けた光学
的ローパスフィルタ付き撮像素子とそれを用いたカメラ
レンズおよびビデオカメラに関するものである。
的なサンプリングを行うCCDなどの固体撮像素子に関
する。さらに詳細には、撮像面上に結像する被写体像の
うち、固体撮像素子が分解できない高い空間周波数成分
を除去するための光学的ローパスフィルタを設けた光学
的ローパスフィルタ付き撮像素子とそれを用いたカメラ
レンズおよびビデオカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】空間的に離散的にサンプリングを行う撮
像素子では、分解できる空間周波数には上限があるた
め、限界を超える空間周波数成分は光学的ローパスフィ
ルタによって除去あるいは減衰させている。この光学的
ローパスフィルタとして水晶が用いられていたが、所望
のローパス効果を得るためには、光学系中に水晶を配置
する十分な空間が必要であり、また、水晶自体の価格が
高価である。
像素子では、分解できる空間周波数には上限があるた
め、限界を超える空間周波数成分は光学的ローパスフィ
ルタによって除去あるいは減衰させている。この光学的
ローパスフィルタとして水晶が用いられていたが、所望
のローパス効果を得るためには、光学系中に水晶を配置
する十分な空間が必要であり、また、水晶自体の価格が
高価である。
【0003】そこで、近年、水晶を使用しないで、回折
格子の一種である位相格子の回折効果を用いて光学的ロ
ーパス効果を得ることが提案されている。この従来の光
学的ローパスフィルタとしての効果を有する位相格子を
固体撮像素子と一体化する場合、ガラス等の基板に作成
されたものを撮像素子のセンサ部分に後付けするもので
あった。例えば、特開平5-273501号公報に記載された図
7に示すような、位相格子を固体撮像素子のセンサ部分
に後付けするものがある。
格子の一種である位相格子の回折効果を用いて光学的ロ
ーパス効果を得ることが提案されている。この従来の光
学的ローパスフィルタとしての効果を有する位相格子を
固体撮像素子と一体化する場合、ガラス等の基板に作成
されたものを撮像素子のセンサ部分に後付けするもので
あった。例えば、特開平5-273501号公報に記載された図
7に示すような、位相格子を固体撮像素子のセンサ部分
に後付けするものがある。
【0004】上記従来の位相格子を用いた固体撮像素子
を示す図7において、51はセンサ部分で、その回りに
ビーズ状あるいは柱状のスペーサ52を設け、位相格子
53をスペーサ52を介してセンサ部分51に対して固
定する構成としている。さらに、これら位相格子を封止
ガラス54によって固体撮像素子のパッケージ55に封
入している。
を示す図7において、51はセンサ部分で、その回りに
ビーズ状あるいは柱状のスペーサ52を設け、位相格子
53をスペーサ52を介してセンサ部分51に対して固
定する構成としている。さらに、これら位相格子を封止
ガラス54によって固体撮像素子のパッケージ55に封
入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の、光学的ロ
ーパスフィルタの効果を有する位相格子を撮像面の極近
くに配置した固体撮像素子では、位相格子の周期性の方
向と、撮像素子の画素の周期性の方向を高い精度で一致
させることが必要である。しかしながら、光学的ローパ
スフィルタの封入の際に、センサ部51に対して傾いて
取り付けられたり、あるいは光軸方向に対して回転した
ものとなる可能性が大きかった。この光軸方向に対して
傾き及び回転による取付誤差は、位相格子周期性が撮像
素子の画素周期に対して所望の値からずれたものとな
り、光学的ローパスフィルタの特性に誤差が生じるもの
であった。そこで、誤差を防ぐために、取付精度を高め
ると、取付の際のコストが高くなる原因となった。
ーパスフィルタの効果を有する位相格子を撮像面の極近
くに配置した固体撮像素子では、位相格子の周期性の方
向と、撮像素子の画素の周期性の方向を高い精度で一致
させることが必要である。しかしながら、光学的ローパ
スフィルタの封入の際に、センサ部51に対して傾いて
取り付けられたり、あるいは光軸方向に対して回転した
ものとなる可能性が大きかった。この光軸方向に対して
傾き及び回転による取付誤差は、位相格子周期性が撮像
素子の画素周期に対して所望の値からずれたものとな
り、光学的ローパスフィルタの特性に誤差が生じるもの
であった。そこで、誤差を防ぐために、取付精度を高め
ると、取付の際のコストが高くなる原因となった。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、CCDのマイクロレンズプロセスと同じ方法で作製
可能な方法にすることによって、位置合わせ精度を高
め、コストの低減を実現することができる位相格子の回
折効果を用いた光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素
子を提供することを目的とする。
で、CCDのマイクロレンズプロセスと同じ方法で作製
可能な方法にすることによって、位置合わせ精度を高
め、コストの低減を実現することができる位相格子の回
折効果を用いた光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素
子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子
は、入射光を受けて光電変換する素子部と、該素子部の
上部にマイクロレンズを有するレンズ層とを備えた固体
撮像素子であって、上記レンズ層の表面から該レンズ層
の材料の屈折率よりも低い屈折率を有する透明樹脂で埋
めた透明樹脂層を設け、該透明樹脂層の上に凹凸形状を
有する格子形状層を設けたことを特徴とする。
め、本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子
は、入射光を受けて光電変換する素子部と、該素子部の
上部にマイクロレンズを有するレンズ層とを備えた固体
撮像素子であって、上記レンズ層の表面から該レンズ層
の材料の屈折率よりも低い屈折率を有する透明樹脂で埋
めた透明樹脂層を設け、該透明樹脂層の上に凹凸形状を
有する格子形状層を設けたことを特徴とする。
【0008】上記構成の固体撮像素子においては、素子
部が受けた光により電荷を発生する複数の受光部と、各
受光部で発生した電荷を転送する転送部とを半導体基板
上に作り込んでなり、上記レンズ層を素子部上部に設
け、該レンズ層を入射光の上記受光部への集光が各受光
部に対応する領域ごとに行なわれるように構成すること
が好ましい。
部が受けた光により電荷を発生する複数の受光部と、各
受光部で発生した電荷を転送する転送部とを半導体基板
上に作り込んでなり、上記レンズ層を素子部上部に設
け、該レンズ層を入射光の上記受光部への集光が各受光
部に対応する領域ごとに行なわれるように構成すること
が好ましい。
【0009】また、上記構成の固体撮像素子において
は、素子部上にカラーフィルタ層を設け、該カラーフィ
ルタ層上部に位置する上記レンズ層が入射光の上記受光
部への集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれる
ように構成することが好ましい。
は、素子部上にカラーフィルタ層を設け、該カラーフィ
ルタ層上部に位置する上記レンズ層が入射光の上記受光
部への集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれる
ように構成することが好ましい。
【0010】また、本発明の固体撮像素子は、入射光を
受けて光電変換する素子部と、該素子部の上部にマイク
ロレンズを有するレンズ層を備えた固体撮像素子であっ
て、レンズ層と素子部との間に透明樹脂材料からなる介
在層を設け、上記レンズ層の表面から該レンズ層の材料
の屈折率よりも低い屈折率を有する透明樹脂で埋めて透
明樹脂層を設け、該透明樹脂層の上に透明樹脂で凹凸形
状を有する格子形状層が設けたことを特徴とする。
受けて光電変換する素子部と、該素子部の上部にマイク
ロレンズを有するレンズ層を備えた固体撮像素子であっ
て、レンズ層と素子部との間に透明樹脂材料からなる介
在層を設け、上記レンズ層の表面から該レンズ層の材料
の屈折率よりも低い屈折率を有する透明樹脂で埋めて透
明樹脂層を設け、該透明樹脂層の上に透明樹脂で凹凸形
状を有する格子形状層が設けたことを特徴とする。
【0011】また、上記構成の固体撮像素子において
は、上記レンズ層と素子部との間の介在層を上記マイク
ロレンズのドーム状部の材質で形成し、かつマイクロレ
ンズが入射光の上記受光部への集光が各受光部に対応す
る領域ごとに行なわれるように形成することが好まし
い。
は、上記レンズ層と素子部との間の介在層を上記マイク
ロレンズのドーム状部の材質で形成し、かつマイクロレ
ンズが入射光の上記受光部への集光が各受光部に対応す
る領域ごとに行なわれるように形成することが好まし
い。
【0012】また、上記構成の固体撮像素子において
は、素子部とレンズ層との間にカラーフィルタ層を設け
ることが好ましい。また、上記構成の固体撮像素子にお
いては、マイクロレンズの屈折率をndo、マイクロレ
ンズを埋める透明樹脂層の透明樹脂の屈折率をnduと
し、マイクロレンズを透明樹脂で埋めなかった場合のレ
ンズから素子部の光線受光面までの空気中に換算した場
合の距離をLo、マイクロレンズを屈折率nduの透明
樹脂で埋めた場合のレンズから素子部の光線受光面まで
の空気中に換算した場合の必要な距離をLuとすると
き、光学的ローパスフィルタを構成する透明樹脂層、マ
イクロレンズ及び光線受光面間の屈折率及び距離の関係
が式、 1−(ndo−ndu)/(ndo−1)< Lo・(ndo−1)/{Lu・(ndo−ndu)}< 1+(ndo−ndu)/(ndo−1) (1) を満足すことが好ましい。
は、素子部とレンズ層との間にカラーフィルタ層を設け
ることが好ましい。また、上記構成の固体撮像素子にお
いては、マイクロレンズの屈折率をndo、マイクロレ
ンズを埋める透明樹脂層の透明樹脂の屈折率をnduと
し、マイクロレンズを透明樹脂で埋めなかった場合のレ
ンズから素子部の光線受光面までの空気中に換算した場
合の距離をLo、マイクロレンズを屈折率nduの透明
樹脂で埋めた場合のレンズから素子部の光線受光面まで
の空気中に換算した場合の必要な距離をLuとすると
き、光学的ローパスフィルタを構成する透明樹脂層、マ
イクロレンズ及び光線受光面間の屈折率及び距離の関係
が式、 1−(ndo−ndu)/(ndo−1)< Lo・(ndo−1)/{Lu・(ndo−ndu)}< 1+(ndo−ndu)/(ndo−1) (1) を満足すことが好ましい。
【0013】また、上記構成の固体撮像素子において
は、レンズ層を埋める透明樹脂層が赤外吸収性を有する
ことが好ましい。また、上記構成の固体撮像素子におい
ては、レンズ層の下に設けた介在層が赤外吸収性を有す
ることが好ましい。
は、レンズ層を埋める透明樹脂層が赤外吸収性を有する
ことが好ましい。また、上記構成の固体撮像素子におい
ては、レンズ層の下に設けた介在層が赤外吸収性を有す
ることが好ましい。
【0014】本発明のビデオカメラは、固体撮像素子
と、レンズ系とからなるビデオカメラであって、上記光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備えたことを
特徴とする。
と、レンズ系とからなるビデオカメラであって、上記光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備えたことを
特徴とする。
【0015】また、上記構成のビデオカメラにおいて
は、上記光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備
えてなることが好ましい。
は、上記光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備
えてなることが好ましい。
【0016】
【作用】本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮像
素子は、上記のように、入射光を受けて光電変換する素
子部と、該素子部の上部にマイクロレンズを有するレン
ズ層とを備えた固体撮像素子であって、上記レンズ層の
表面から該レンズ層の材料の屈折率よりも低い屈折率を
有する透明樹脂で埋めた透明樹脂層を設け、該透明樹脂
層の上に凹凸形状を有する格子形状層を設けている。そ
のため、位相格子を素子部の上部のレンズ層を作製する
工程と同様の工程で作製することができ、位相格子を後
付けするための位置合わせが不要となり、素子部に対す
る傾き及び光軸方向に対する回転方向のずれ等を発生さ
せることなく、高い精度で位相格子を撮像素子と一体形
成することができる。その結果、位置合わせのための工
程を簡略化することができ、位置ズレによる特性の変化
等の不良品の発生を抑えることができ、コストを改善す
ることができる。
素子は、上記のように、入射光を受けて光電変換する素
子部と、該素子部の上部にマイクロレンズを有するレン
ズ層とを備えた固体撮像素子であって、上記レンズ層の
表面から該レンズ層の材料の屈折率よりも低い屈折率を
有する透明樹脂で埋めた透明樹脂層を設け、該透明樹脂
層の上に凹凸形状を有する格子形状層を設けている。そ
のため、位相格子を素子部の上部のレンズ層を作製する
工程と同様の工程で作製することができ、位相格子を後
付けするための位置合わせが不要となり、素子部に対す
る傾き及び光軸方向に対する回転方向のずれ等を発生さ
せることなく、高い精度で位相格子を撮像素子と一体形
成することができる。その結果、位置合わせのための工
程を簡略化することができ、位置ズレによる特性の変化
等の不良品の発生を抑えることができ、コストを改善す
ることができる。
【0017】上記構成の固体撮像素子において、素子部
が受光部と、各受光部で発生した電荷を転送する転送部
とを半導体基板上に作り込んでなり、入射光の上記受光
部への集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれる
ようにレンズ層を形成する好ましい構成によれば、各受
光部へ損失少なく光線を導くことができ、固体撮像素子
の感度を向上させることができる。
が受光部と、各受光部で発生した電荷を転送する転送部
とを半導体基板上に作り込んでなり、入射光の上記受光
部への集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれる
ようにレンズ層を形成する好ましい構成によれば、各受
光部へ損失少なく光線を導くことができ、固体撮像素子
の感度を向上させることができる。
【0018】また上記固体撮像素子においては、素子部
上にカラーフィルタ層が設けられ、該カラーフィルタ層
上部に位置する上記レンズ層を入射光の上記受光部への
集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれる好まし
い構成によれば、上記に加えて、カラーフィルタにより
各受光部に入射する光線の波長帯を制限するので、カラ
ー用に適する。
上にカラーフィルタ層が設けられ、該カラーフィルタ層
上部に位置する上記レンズ層を入射光の上記受光部への
集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれる好まし
い構成によれば、上記に加えて、カラーフィルタにより
各受光部に入射する光線の波長帯を制限するので、カラ
ー用に適する。
【0019】また、固体撮像素子であって、レンズ層と
素子部との間に透明樹脂からなる介在層を設ける本発明
の光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子によれば、
高い精度で位相格子を撮像素子と一体形成することがで
きるので、素子部に対する傾き及び光軸方向に対する回
転方向のずれ等を発生させずに形成することができ、位
置合わせのための工程の簡略化、位置ズレによる特性の
変化等の不良品の発生が抑えられ、レンズ層のレンズ曲
率を小さくすることができる。
素子部との間に透明樹脂からなる介在層を設ける本発明
の光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子によれば、
高い精度で位相格子を撮像素子と一体形成することがで
きるので、素子部に対する傾き及び光軸方向に対する回
転方向のずれ等を発生させずに形成することができ、位
置合わせのための工程の簡略化、位置ズレによる特性の
変化等の不良品の発生が抑えられ、レンズ層のレンズ曲
率を小さくすることができる。
【0020】上記固体撮像素子においては、上記介在層
を上記マイクロレンズのドーム状部の材質で形成する好
ましい構成によれば、上記作用、効果に加えて、製造工
程を簡単にすることができ、製品歩留りを向上させるこ
とができる。
を上記マイクロレンズのドーム状部の材質で形成する好
ましい構成によれば、上記作用、効果に加えて、製造工
程を簡単にすることができ、製品歩留りを向上させるこ
とができる。
【0021】また、上記固体撮像素子においては、上記
素子部とレンズ層との間にカラーフィルタ層を設ける好
ましい構成によれば、上記作用、効果に加えて、カラー
化が可能になる。
素子部とレンズ層との間にカラーフィルタ層を設ける好
ましい構成によれば、上記作用、効果に加えて、カラー
化が可能になる。
【0022】また、上記固体撮像素子の光学的ローパス
フィルタが下記(1)式を満足する好ましい構成によれ
ば、上記作用、効果に加えて、一層有効に各受光部へ光
線を導くことができ、空間を最適な大きさにすることが
でき、効果と小形化とを両立させることができる。ま
た、位置合わせのための工程を簡略化することができ、
位置ズレによる特性の変化等の不良品の発生を抑えるこ
とができ、コストを低減することができる。
フィルタが下記(1)式を満足する好ましい構成によれ
ば、上記作用、効果に加えて、一層有効に各受光部へ光
線を導くことができ、空間を最適な大きさにすることが
でき、効果と小形化とを両立させることができる。ま
た、位置合わせのための工程を簡略化することができ、
位置ズレによる特性の変化等の不良品の発生を抑えるこ
とができ、コストを低減することができる。
【0023】また、上記固体撮像素子のレンズ層を埋め
る樹脂材料が赤外吸収性を有する好ましい構成によれ
ば、上記作用、効果に加えて、より確実に長波長成分を
除去することができ、小形化することができる。
る樹脂材料が赤外吸収性を有する好ましい構成によれ
ば、上記作用、効果に加えて、より確実に長波長成分を
除去することができ、小形化することができる。
【0024】また、上記構成の固体撮像素子のレンズ層
の下に設けた介在層が赤外吸収性を有する好ましい構成
によれば、上記作用、効果に加えて、長波長成分を除去
することができ、小形化することができる。
の下に設けた介在層が赤外吸収性を有する好ましい構成
によれば、上記作用、効果に加えて、長波長成分を除去
することができ、小形化することができる。
【0025】本発明のビデオカメラは、固体撮像素子
と、レンズ系とからなるビデオカメラであって、上記光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備えてなるの
で、位置ズレによる特性の変化等を少なくでき、信頼性
を向上でき、小形化することができる。
と、レンズ系とからなるビデオカメラであって、上記光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備えてなるの
で、位置ズレによる特性の変化等を少なくでき、信頼性
を向上でき、小形化することができる。
【0026】また、上記構成のビデオカメラが、上記光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備えてなる好
ましい構成によれば、位置ズレによる特性の変化等を少
なくすることができ、信頼性を向上することができ、一
層小形化することができる。
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子を備えてなる好
ましい構成によれば、位置ズレによる特性の変化等を少
なくすることができ、信頼性を向上することができ、一
層小形化することができる。
【0027】上記のように、本発明の固体撮像素子は、
固体撮像素子の上に光学的ローパスフィルタの効果を有
する位相格子を有し、マイクロレンズを作製する工程と
同様の工程で固体撮像素子と位相格子とを一体化作製す
ることが可能である。そのため位相格子を後付けするた
めの位置合わせが不要となり、素子部に対する傾き及び
光軸方向に対する回転方向のずれ等を発生させず、高い
精度で位相格子を撮像素子と一体形成することができ
る。その結果、位置合わせのための工程の簡略化、位置
ズレによる特性の変化等の不良品の発生を抑えることが
でき、コストを低減することができる。
固体撮像素子の上に光学的ローパスフィルタの効果を有
する位相格子を有し、マイクロレンズを作製する工程と
同様の工程で固体撮像素子と位相格子とを一体化作製す
ることが可能である。そのため位相格子を後付けするた
めの位置合わせが不要となり、素子部に対する傾き及び
光軸方向に対する回転方向のずれ等を発生させず、高い
精度で位相格子を撮像素子と一体形成することができ
る。その結果、位置合わせのための工程の簡略化、位置
ズレによる特性の変化等の不良品の発生を抑えることが
でき、コストを低減することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例の光学
的ローパスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す一部
破断正面図である。
しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例の光学
的ローパスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す一部
破断正面図である。
【0029】図1に示すように、本実施例では、位相格
子と固体撮像素子の一体化を可能とする構成として、光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子は、受光部3、
3、3、、、を有する素子部1と、マイクロレンズ4
a、4a、4a、、、を有するレンズ層4と、透明樹脂
層5と、凹凸形状の格子形状層6とから形成されてい
る。そして、本実施例の固体撮像素子は、従来の位相格
子と同様の働きを得ることができ、厚みも従来の水晶フ
ィルタを用いた場合よりも水晶の厚さ分の4〜7mm薄
くすることができる。
子と固体撮像素子の一体化を可能とする構成として、光
学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子は、受光部3、
3、3、、、を有する素子部1と、マイクロレンズ4
a、4a、4a、、、を有するレンズ層4と、透明樹脂
層5と、凹凸形状の格子形状層6とから形成されてい
る。そして、本実施例の固体撮像素子は、従来の位相格
子と同様の働きを得ることができ、厚みも従来の水晶フ
ィルタを用いた場合よりも水晶の厚さ分の4〜7mm薄
くすることができる。
【0030】素子部1は、所定の受光部3、3、
3、、、と、各受光部3で発生した電荷を転送する図示
しない転送部が半導体基板2上に作り込まれてなってい
る。受光部3は、光導電形半導体、光ダイオード、トラ
ンジスタ等からなる光電変換素子を有し、入射した光を
受けて光電変換を行ない、受けた光の強度に応じて電荷
を発生させる。
3、、、と、各受光部3で発生した電荷を転送する図示
しない転送部が半導体基板2上に作り込まれてなってい
る。受光部3は、光導電形半導体、光ダイオード、トラ
ンジスタ等からなる光電変換素子を有し、入射した光を
受けて光電変換を行ない、受けた光の強度に応じて電荷
を発生させる。
【0031】レンズ層4は素子部1の上部に設けられ、
入射光の受光部3、3、3、、、への集光が各受光部3
に対応する領域ごとに行なわれるようにマイクロレンズ
4a、4a、4a、、、を有している。このマイクロレ
ンズ4aはレンズ基板4bの上面にこれと一体に形成さ
れている。レンズ層4の材料としてはアクリル樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリビニ
ルアルコール系樹脂等の透明の樹脂を用いる。レンズ層
4から入射した光線は素子部1の受光部3の光線受光面
に入る。
入射光の受光部3、3、3、、、への集光が各受光部3
に対応する領域ごとに行なわれるようにマイクロレンズ
4a、4a、4a、、、を有している。このマイクロレ
ンズ4aはレンズ基板4bの上面にこれと一体に形成さ
れている。レンズ層4の材料としてはアクリル樹脂、ポ
リエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹
脂、ポリスチレン樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリビニ
ルアルコール系樹脂等の透明の樹脂を用いる。レンズ層
4から入射した光線は素子部1の受光部3の光線受光面
に入る。
【0032】透明樹脂層5は、レンズ層4の屈折率より
も低い屈折率の透明樹脂により、マイクロレンズ4a、
4a、4a、、、の表面部を埋めた充填樹脂層5aと、
本体層5bとから形成されている。この透明樹脂層5の
屈折率は、レンズ層4とは種類の異なる樹脂を用いるこ
とにより、また同種の樹脂で添加する材料の配合を変え
ることにより、低くしてレンズ層4との差を大きくして
もよい。これらの屈折率の差が大きいと、それだけマイ
クロレンズ4aの曲率半径を小さくでき、透明樹脂層5
の厚みを小さくできる。
も低い屈折率の透明樹脂により、マイクロレンズ4a、
4a、4a、、、の表面部を埋めた充填樹脂層5aと、
本体層5bとから形成されている。この透明樹脂層5の
屈折率は、レンズ層4とは種類の異なる樹脂を用いるこ
とにより、また同種の樹脂で添加する材料の配合を変え
ることにより、低くしてレンズ層4との差を大きくして
もよい。これらの屈折率の差が大きいと、それだけマイ
クロレンズ4aの曲率半径を小さくでき、透明樹脂層5
の厚みを小さくできる。
【0033】格子形状層6は透明樹脂層5の表面に突起
6a、6a、6a、、、を格子状等の配列に設けること
により凹凸形状を形成している。この格子形状層6の突
起6aの断面形状は、レンズ形状、台形状、矩形状又は
角を丸めた形状等に形成されている。
6a、6a、6a、、、を格子状等の配列に設けること
により凹凸形状を形成している。この格子形状層6の突
起6aの断面形状は、レンズ形状、台形状、矩形状又は
角を丸めた形状等に形成されている。
【0034】素子部1とレンズ層4との間の間隙層11
は、一体化のために上記のような透明樹脂からなり、レ
ンズ層4の樹脂と同じものとしてもよい。本実施例の固
体撮像素子のようにマイクロレンズ4a、4a、4
a、、、の表面部を充填樹脂層5aで埋め、連続して本
体層5bを設けているので、位相格子をマイクロレンズ
4aと間隔を置いて配置した効果を得ることができる。
さらに透明樹脂層5の上に格子形状層6を設けているの
で、この格子形状層6の突起6aで位相格子として効果
を得ることができる。また、マイクロレンズ4aの屈折
率と前記透明樹脂層5の屈折率差が小さい場合、マイク
ロレンズ4aを有するレンズ層4から素子部1までの距
離を従来と同一とするとマイクロレンズ4aの曲率が大
きくなり、マイクロレンズ4aの高さが大きくなってし
まう。従って、レンズ層4と透明樹脂層5との屈折率差
は大きい方が好ましい。
は、一体化のために上記のような透明樹脂からなり、レ
ンズ層4の樹脂と同じものとしてもよい。本実施例の固
体撮像素子のようにマイクロレンズ4a、4a、4
a、、、の表面部を充填樹脂層5aで埋め、連続して本
体層5bを設けているので、位相格子をマイクロレンズ
4aと間隔を置いて配置した効果を得ることができる。
さらに透明樹脂層5の上に格子形状層6を設けているの
で、この格子形状層6の突起6aで位相格子として効果
を得ることができる。また、マイクロレンズ4aの屈折
率と前記透明樹脂層5の屈折率差が小さい場合、マイク
ロレンズ4aを有するレンズ層4から素子部1までの距
離を従来と同一とするとマイクロレンズ4aの曲率が大
きくなり、マイクロレンズ4aの高さが大きくなってし
まう。従って、レンズ層4と透明樹脂層5との屈折率差
は大きい方が好ましい。
【0035】この固体撮像素子では、位相格子を後付け
する場合のように、位相格子と像面との間隔を確保する
ためのスペーサや位相格子及びスぺーサをセンサ部分に
固定するための接着剤等を必要としない構成である。ま
た、透明樹脂層5及び格子形状層6を作製するために、
レンズ層4のマイクロレンズ4aを加工するための工程
とほぼ同様の工程を流用することもでき、新たな設備等
の導入も不要である。
する場合のように、位相格子と像面との間隔を確保する
ためのスペーサや位相格子及びスぺーサをセンサ部分に
固定するための接着剤等を必要としない構成である。ま
た、透明樹脂層5及び格子形状層6を作製するために、
レンズ層4のマイクロレンズ4aを加工するための工程
とほぼ同様の工程を流用することもでき、新たな設備等
の導入も不要である。
【0036】図2は本発明の第2の実施例のレンズ層4
と透明樹脂層5との屈折率差が小さい組合わせの場合の
光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す
一部破断正面図である。
と透明樹脂層5との屈折率差が小さい組合わせの場合の
光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す
一部破断正面図である。
【0037】上記第1の実施例においてマイクロレンズ
4aの屈折率と前記透明樹脂層5の屈折率差が小さい場
合、マイクロレンズ4aの高さを大きくする必要がある
が、そのような場合の例を示す。なお上記第1の実施例
と同等の部分については同一の符号を付し、詳細な説明
を省略する。
4aの屈折率と前記透明樹脂層5の屈折率差が小さい場
合、マイクロレンズ4aの高さを大きくする必要がある
が、そのような場合の例を示す。なお上記第1の実施例
と同等の部分については同一の符号を付し、詳細な説明
を省略する。
【0038】図2(a)はレンズ層4と透明樹脂層5と
の屈折率差が小さく、しかも素子部1とレンズ層4が従
来の固体撮像素子のように比較的近い場合、レンズ形状
を半球状にして曲率半径を小さく、曲率を大きくした固
体撮像素子の例を示す一部破断正面図である。図2
(b)はレンズ層4と素子部1との間に透明樹脂からな
る介在層7を形成し、レンズ層4から素子部1までの見
掛け上及び実際の距離を従来よりも大きく取るように
し、マイクロレンズ4aの曲率を比較的小さくすること
ができる固体撮像素子の例を示す一部破断正面図であ
る。
の屈折率差が小さく、しかも素子部1とレンズ層4が従
来の固体撮像素子のように比較的近い場合、レンズ形状
を半球状にして曲率半径を小さく、曲率を大きくした固
体撮像素子の例を示す一部破断正面図である。図2
(b)はレンズ層4と素子部1との間に透明樹脂からな
る介在層7を形成し、レンズ層4から素子部1までの見
掛け上及び実際の距離を従来よりも大きく取るように
し、マイクロレンズ4aの曲率を比較的小さくすること
ができる固体撮像素子の例を示す一部破断正面図であ
る。
【0039】図2(a)に示す光学的ローパスフィルタ
付き固体撮像素子は、受光部3、3、3、、、を有する
素子部1と、マイクロレンズ14a、14a、14
a、、、を有するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸
形状の格子形状層6とから構成されている。
付き固体撮像素子は、受光部3、3、3、、、を有する
素子部1と、マイクロレンズ14a、14a、14
a、、、を有するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸
形状の格子形状層6とから構成されている。
【0040】本実施例の固体撮像素子では、レンズ層4
を半球状のマイクロレンズ14a、14a、14
a、、、とレンズ基板14bとから形成している。そし
て、マイクロレンズ14a、14a、14a、、、の表
面部を充填樹脂層5aで埋め、連続して本体層5bを設
けている。この例では、介在層をマイクロレンズ14a
の円弧部14cでせざるを得ない。しかしこのようにレ
ンズを曲率を大きくボール状に作ることは製作が困難と
なり、限界がある。
を半球状のマイクロレンズ14a、14a、14
a、、、とレンズ基板14bとから形成している。そし
て、マイクロレンズ14a、14a、14a、、、の表
面部を充填樹脂層5aで埋め、連続して本体層5bを設
けている。この例では、介在層をマイクロレンズ14a
の円弧部14cでせざるを得ない。しかしこのようにレ
ンズを曲率を大きくボール状に作ることは製作が困難と
なり、限界がある。
【0041】図2(b)に示す光学的ローパスフィルタ
付き固体撮像素子は、受光部3、3、3、、、を有する
素子部1と、マイクロレンズ4a、4a、4a、、、を
有するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸形状の格子
形状層6と、素子部1とレンズ層4との間に設けた介在
層7とから構成されている。このように介在層7を付加
することで、マイクロレンズ4aの焦点距離が長い場合
に対応できる。すなわち、マイクロレンズ4aの曲率を
小さくすることができるため、レンズ高さが形成し易い
高さとなる。
付き固体撮像素子は、受光部3、3、3、、、を有する
素子部1と、マイクロレンズ4a、4a、4a、、、を
有するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸形状の格子
形状層6と、素子部1とレンズ層4との間に設けた介在
層7とから構成されている。このように介在層7を付加
することで、マイクロレンズ4aの焦点距離が長い場合
に対応できる。すなわち、マイクロレンズ4aの曲率を
小さくすることができるため、レンズ高さが形成し易い
高さとなる。
【0042】なお、本実施例では介在層7の材料は、従
来と同じくマイクロレンズの材料と同じ材料を用いても
良いし、また、別の透明樹脂材料を用いても良い。この
固体撮像素子は、曲率半径を比較的大きく取れるととも
にレンズ層4と素子部1とを介在層7で一体化できるの
で、一層組立てが容易になり、低コストで作ることが可
能となる。
来と同じくマイクロレンズの材料と同じ材料を用いても
良いし、また、別の透明樹脂材料を用いても良い。この
固体撮像素子は、曲率半径を比較的大きく取れるととも
にレンズ層4と素子部1とを介在層7で一体化できるの
で、一層組立てが容易になり、低コストで作ることが可
能となる。
【0043】図3は本発明の第3の実施例のカラー用の
光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す
一部破断正面図である。本実施例の固体撮像素子は、受
光部3、3、3、、、を有する素子部1と、マイクロレ
ンズ4a、4a、4a、、、を有するレンズ層4と、透
明樹脂層5と、凹凸形状の格子形状層6と、素子部1の
上部に設けたカラーフィルタ層8とから構成されてい
る。
光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す
一部破断正面図である。本実施例の固体撮像素子は、受
光部3、3、3、、、を有する素子部1と、マイクロレ
ンズ4a、4a、4a、、、を有するレンズ層4と、透
明樹脂層5と、凹凸形状の格子形状層6と、素子部1の
上部に設けたカラーフィルタ層8とから構成されてい
る。
【0044】この固体撮像素子は各受部3、3、
3、、、面毎に色分離を行うカラーフィルタ9、9、
9、、、を設けている点が上記第1の実施例と相違して
いるのみである。その他、第1の実施例の光学的ローパ
スフィルタ付固体撮像素子と同様に、マイクロレンズ4
aを有するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸形状の
格子形状層6とから形成されている。
3、、、面毎に色分離を行うカラーフィルタ9、9、
9、、、を設けている点が上記第1の実施例と相違して
いるのみである。その他、第1の実施例の光学的ローパ
スフィルタ付固体撮像素子と同様に、マイクロレンズ4
aを有するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸形状の
格子形状層6とから形成されている。
【0045】カラーフィルタ層8は各受光部3に対応し
て少なくとも1つのカラーフィルタ9が樹脂層8aに埋
め込まれて形成されている。カラーフィルタ9は、例え
ば、Cy(シアン色)、Ye(イェロー)、Mg(マゼ
ンダ)、G(グリーン)等の波長帯域の波長をそれぞれ
透過させる特徴を有している。
て少なくとも1つのカラーフィルタ9が樹脂層8aに埋
め込まれて形成されている。カラーフィルタ9は、例え
ば、Cy(シアン色)、Ye(イェロー)、Mg(マゼ
ンダ)、G(グリーン)等の波長帯域の波長をそれぞれ
透過させる特徴を有している。
【0046】この固体撮像素子は、位相格子を後付けす
る場合のように、位相格子と像面との間隔を確保するた
めのスペーサや位相格子及びスぺーサをセンサ部分に固
定するための接着剤等を必要としない構成である。ま
た、透明樹脂層5及び格子形状層6を作製するために、
レンズ層4のマイクロレンズ4aを加工するための工程
とほぼ同様の工程を流用することもできるため新たな、
設備等の導入も不要である。
る場合のように、位相格子と像面との間隔を確保するた
めのスペーサや位相格子及びスぺーサをセンサ部分に固
定するための接着剤等を必要としない構成である。ま
た、透明樹脂層5及び格子形状層6を作製するために、
レンズ層4のマイクロレンズ4aを加工するための工程
とほぼ同様の工程を流用することもできるため新たな、
設備等の導入も不要である。
【0047】図4は本発明の第4の実施例の光学的ロー
パスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す一部破断正
面図である。本実施例の固体撮像素子は、受光部3、
3、3、、、を有する素子部1と、マイクロレンズを有
するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸形状の格子形
状層6と、素子部1の上部に設けたカラーフィルタ層8
とから構成されている。この固体撮像素子は、各受光部
3、3、3、、、面毎に色分離を行うカラーフィルタ
9、9、9を有している点で、図2に示す第2の実施例
の固体撮像素子と相違する。また、本実施例の固体撮像
素子は、第3の実施例においてはマイクロレンズの屈折
率と前記透明樹脂層5の屈折率差が小さい場合、マイク
ロレンズの高さを大きくする必要があるが、そのように
形成した点で図3に示す第3の実施例の固体撮像素子と
相違する。なお前記各実施例と同等の部分については同
一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
パスフィルタ付き固体撮像素子の一部を示す一部破断正
面図である。本実施例の固体撮像素子は、受光部3、
3、3、、、を有する素子部1と、マイクロレンズを有
するレンズ層4と、透明樹脂層5と、凹凸形状の格子形
状層6と、素子部1の上部に設けたカラーフィルタ層8
とから構成されている。この固体撮像素子は、各受光部
3、3、3、、、面毎に色分離を行うカラーフィルタ
9、9、9を有している点で、図2に示す第2の実施例
の固体撮像素子と相違する。また、本実施例の固体撮像
素子は、第3の実施例においてはマイクロレンズの屈折
率と前記透明樹脂層5の屈折率差が小さい場合、マイク
ロレンズの高さを大きくする必要があるが、そのように
形成した点で図3に示す第3の実施例の固体撮像素子と
相違する。なお前記各実施例と同等の部分については同
一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
【0048】図4(a)はレンズ層4と透明樹脂層5と
の屈折率差が小さく、しかも素子部1とレンズ層4が従
来の固体撮像素子のように比較的近い場合、レンズ形状
をほぼ半球状にして曲率半径を小さくしたカラー用の固
体撮像素子を示す一部破断正面図である。図4(b)は
レンズ層4と素子部1との間に透明樹脂からなる介在層
7を形成してレンズ層4から素子部1までの見掛け上及
び実際の距離を従来よりも大きく取るようにし、レンズ
層4のマイクロレンズの曲率を小さくし、加工性を容易
にしたカラー用の固体撮像素子の一部を示す一部破断正
面図である。
の屈折率差が小さく、しかも素子部1とレンズ層4が従
来の固体撮像素子のように比較的近い場合、レンズ形状
をほぼ半球状にして曲率半径を小さくしたカラー用の固
体撮像素子を示す一部破断正面図である。図4(b)は
レンズ層4と素子部1との間に透明樹脂からなる介在層
7を形成してレンズ層4から素子部1までの見掛け上及
び実際の距離を従来よりも大きく取るようにし、レンズ
層4のマイクロレンズの曲率を小さくし、加工性を容易
にしたカラー用の固体撮像素子の一部を示す一部破断正
面図である。
【0049】図4(a)に示す光学的ローパスフィルタ
付き固体撮像素子は、各受部3、3、3、、、面毎に色
分離を行うカラーフィルタ9、9、9、、、を有するカ
ラーフィルタ層8を素子部1とレンズ層4との間に設
け、ボール状のマイクロレンズ14aとレンズ基板14
bとからレンズ層4を形成していている。このレンズ層
4の上に透明樹脂層5と格子形状層6を順次設けてい
る。
付き固体撮像素子は、各受部3、3、3、、、面毎に色
分離を行うカラーフィルタ9、9、9、、、を有するカ
ラーフィルタ層8を素子部1とレンズ層4との間に設
け、ボール状のマイクロレンズ14aとレンズ基板14
bとからレンズ層4を形成していている。このレンズ層
4の上に透明樹脂層5と格子形状層6を順次設けてい
る。
【0050】本例の固体撮像素子では、レンズ層4をボ
ール状のマイクロレンズ14aとレンズ基板14bとか
ら形成している。そして、透明樹脂層5はマイクロレン
ズ14a、14a、14a、、、の表面部を充填樹脂層
5aで埋め、密着して本体層5bを設けて構成してい
る。この例では、マイクロレンズ14aの曲率が大きく
なり、加工が困難となる。その他、上記図2(a)に示
した実施例と同様であるので説明を省略する。
ール状のマイクロレンズ14aとレンズ基板14bとか
ら形成している。そして、透明樹脂層5はマイクロレン
ズ14a、14a、14a、、、の表面部を充填樹脂層
5aで埋め、密着して本体層5bを設けて構成してい
る。この例では、マイクロレンズ14aの曲率が大きく
なり、加工が困難となる。その他、上記図2(a)に示
した実施例と同様であるので説明を省略する。
【0051】図4(b)に示す光学的ローパスフィルタ
付き固体撮像素子は、各受部3、3、3、、、面毎に色
分離を行うカラーフィルタ9、9、9、、、を有するカ
ラーフィルタ層8を素子部1の上に設け、このカラーフ
ィルタ層8とレンズ層4との間に介在層7を設けてい
る。このレンズ層4の上に透明樹脂層5と格子形状層6
を順次設けている。その他、上記図2(a)に示した実
施例と同様であるので説明を省略する。
付き固体撮像素子は、各受部3、3、3、、、面毎に色
分離を行うカラーフィルタ9、9、9、、、を有するカ
ラーフィルタ層8を素子部1の上に設け、このカラーフ
ィルタ層8とレンズ層4との間に介在層7を設けてい
る。このレンズ層4の上に透明樹脂層5と格子形状層6
を順次設けている。その他、上記図2(a)に示した実
施例と同様であるので説明を省略する。
【0052】この固体撮像素子は、曲率半径を比較的大
きく取れるとともにレンズ層4と素子部1とを介在層7
で一体化できるので、一層組立てが容易になり、低コス
トで作ることが可能となる。
きく取れるとともにレンズ層4と素子部1とを介在層7
で一体化できるので、一層組立てが容易になり、低コス
トで作ることが可能となる。
【0053】なお、本発明の上記実施例にの固体撮像素
子おいては、さらに具体的に、下記の条件式を満たすよ
うにすることができる。レンズ層4に透明樹脂層5を付
加しない場合、すなわち、レンズ層が空気中に露出して
いる場合のレンズ層4から受光部3の受光面までの空気
中に換算した場合の距離(マイクロレンズ4a,14a
底面から受光部3までの樹脂層なしの空気中の必要距離
を屈折率を考慮し、空気の屈折率を1にした場合の距
離)をLo、レンズ層4を透明樹脂層5で覆った場合の
レンズ層4から受光部3の受光面までの空気中での距離
に換算した場合の必要とする距離(マイクロレンズ4
a,14a底面から受光部3までの樹脂層11の必要な
厚さを空気の屈折率を1に換算した場合の距離)をL
u、透明樹脂層5の透明樹脂の屈折率をndu、レンズ
層4の材料の屈折率をndoとしたとき、マイクロレン
ズ4aの効果が透明樹脂層5で覆う前後でほぼ等しくな
る条件を、下記(1)式で示す。
子おいては、さらに具体的に、下記の条件式を満たすよ
うにすることができる。レンズ層4に透明樹脂層5を付
加しない場合、すなわち、レンズ層が空気中に露出して
いる場合のレンズ層4から受光部3の受光面までの空気
中に換算した場合の距離(マイクロレンズ4a,14a
底面から受光部3までの樹脂層なしの空気中の必要距離
を屈折率を考慮し、空気の屈折率を1にした場合の距
離)をLo、レンズ層4を透明樹脂層5で覆った場合の
レンズ層4から受光部3の受光面までの空気中での距離
に換算した場合の必要とする距離(マイクロレンズ4
a,14a底面から受光部3までの樹脂層11の必要な
厚さを空気の屈折率を1に換算した場合の距離)をL
u、透明樹脂層5の透明樹脂の屈折率をndu、レンズ
層4の材料の屈折率をndoとしたとき、マイクロレン
ズ4aの効果が透明樹脂層5で覆う前後でほぼ等しくな
る条件を、下記(1)式で示す。
【0054】 1−(ndo−ndu)/(ndo−1)< Lo・(ndo−1)/{Lu・(ndo−ndu)}< 1+(ndo−ndu)/(ndo−1) (1) 上記式のように、レンズ層4を屈折率ndoの透明樹脂
層5で覆った場合、透明樹脂層5の有無で生じる関係に
範囲が存在するのは、透明樹脂層5が付加されたことに
よってレンズの焦点距離が長くなり、焦点深度が長くな
るためである。
層5で覆った場合、透明樹脂層5の有無で生じる関係に
範囲が存在するのは、透明樹脂層5が付加されたことに
よってレンズの焦点距離が長くなり、焦点深度が長くな
るためである。
【0055】また、レンズ層4上部にある透明樹脂層5
とレンズ層4下部にある透明樹脂の介在層7との材料
は、それぞれ透明な樹脂材料であり、特にレンズ層4上
部にある透明樹脂層5に用いる材料は、レンズ層4を構
成する材料よりも低屈折率で、硬化前はマイクロレンズ
4aの隙間に流れ込み易い粘度の低いもので、硬化後は
十分な強度を有するものが望ましい。例えば、樹脂層1
1にアクリル樹脂、レンズ層4にアクリル樹脂を用い、
透明樹脂層5にポリビニルアルコール系樹脂、位相格子
部6にアクリル樹脂を用い、マイクロレンズを有する固
体撮像素子に位相格子を一体化して形成することがで
き、またマイクロレンズの曲率を加工が容易な範囲にす
ることができた。
とレンズ層4下部にある透明樹脂の介在層7との材料
は、それぞれ透明な樹脂材料であり、特にレンズ層4上
部にある透明樹脂層5に用いる材料は、レンズ層4を構
成する材料よりも低屈折率で、硬化前はマイクロレンズ
4aの隙間に流れ込み易い粘度の低いもので、硬化後は
十分な強度を有するものが望ましい。例えば、樹脂層1
1にアクリル樹脂、レンズ層4にアクリル樹脂を用い、
透明樹脂層5にポリビニルアルコール系樹脂、位相格子
部6にアクリル樹脂を用い、マイクロレンズを有する固
体撮像素子に位相格子を一体化して形成することがで
き、またマイクロレンズの曲率を加工が容易な範囲にす
ることができた。
【0056】また、位相格子の効果を得るために透明樹
脂層5上に凹凸形状からなる格子形状層6を形成する突
起6aの材料は、透明樹脂層5の材料と同じでも良い
し、マイクロレンズ4aを有するレンズ層4の材料と同
じでも良いし、さらには、全く別の透明樹脂材料でもよ
い。ただし、望ましくは、凹凸形状を作製するために感
光性樹脂であり、さらに望ましくは、加熱することによ
り形状に丸みを持たせることができるものである。
脂層5上に凹凸形状からなる格子形状層6を形成する突
起6aの材料は、透明樹脂層5の材料と同じでも良い
し、マイクロレンズ4aを有するレンズ層4の材料と同
じでも良いし、さらには、全く別の透明樹脂材料でもよ
い。ただし、望ましくは、凹凸形状を作製するために感
光性樹脂であり、さらに望ましくは、加熱することによ
り形状に丸みを持たせることができるものである。
【0057】さらに、上記透明樹脂層5または介在層7
に赤外吸収性の樹脂材料を用いることにより、さらに光
学系を簡略化することが可能になる。図6は本発明の光
学的ローパスフィルタ付固体撮像素子をズームレンズ系
に用いたビデオカメラの一実施例の概略構成を示す構成
図である。
に赤外吸収性の樹脂材料を用いることにより、さらに光
学系を簡略化することが可能になる。図6は本発明の光
学的ローパスフィルタ付固体撮像素子をズームレンズ系
に用いたビデオカメラの一実施例の概略構成を示す構成
図である。
【0058】この図6において、30は本発明の上記実
施例の光学的ローパスフィルタ付固体撮像素子、31は
ズームレンズ、32は赤外カットフィルタである。従来
のように光学的ローパスフィルタとしての水晶フィルタ
が不要となる。本実施例のビデオカメラは従来のものと
同様の構成ができることはもちろんである。本実施例の
光学的ローパスフィルタ付固体撮像素子として、上記第
1〜第4の実施例の各光学的ローパスフィルタ付固体撮
像素子を用いることにより、従来のビデオカメラのレン
ズ系では撮像素子の物体側に配置されていた水晶製ロー
パスフィルタのための空間を4〜7mm短くすることが
できる。
施例の光学的ローパスフィルタ付固体撮像素子、31は
ズームレンズ、32は赤外カットフィルタである。従来
のように光学的ローパスフィルタとしての水晶フィルタ
が不要となる。本実施例のビデオカメラは従来のものと
同様の構成ができることはもちろんである。本実施例の
光学的ローパスフィルタ付固体撮像素子として、上記第
1〜第4の実施例の各光学的ローパスフィルタ付固体撮
像素子を用いることにより、従来のビデオカメラのレン
ズ系では撮像素子の物体側に配置されていた水晶製ロー
パスフィルタのための空間を4〜7mm短くすることが
できる。
【0059】さらに、上記実施例の光学的ローパスフィ
ルタ付固体撮像素子が透明樹脂層5または介在層7に赤
外吸収性の樹脂材料を用いるものとすると、図6におけ
る赤外カットフィルタ32を省略し、さらに光学系を
1.0〜1.3mm短縮することができる。
ルタ付固体撮像素子が透明樹脂層5または介在層7に赤
外吸収性の樹脂材料を用いるものとすると、図6におけ
る赤外カットフィルタ32を省略し、さらに光学系を
1.0〜1.3mm短縮することができる。
【0060】また、赤外カットフィルタのための空間を
省略する方法としては、固体撮像素子の封止ガラスに用
いるようにしてもよい。図7は、本発明の光学的ローパ
スフィルタを用いてビデオカメラを構成した他の実施例
を示す概略構成を示す構成図である。40は赤外カット
の効果を含んだ光学的ローパスフィルタ付固体撮像素
子、41はレンズ系であり、固体撮像素子40からの出
力信号を信号処理系42で処理し、ビューファインダー
43あるいは記録系44に信号を転送する。本実施例の
構成は基本構成であり、付加機能を追加し、より充実し
たビデオカメラを構成することができることはもちろん
である。
省略する方法としては、固体撮像素子の封止ガラスに用
いるようにしてもよい。図7は、本発明の光学的ローパ
スフィルタを用いてビデオカメラを構成した他の実施例
を示す概略構成を示す構成図である。40は赤外カット
の効果を含んだ光学的ローパスフィルタ付固体撮像素
子、41はレンズ系であり、固体撮像素子40からの出
力信号を信号処理系42で処理し、ビューファインダー
43あるいは記録系44に信号を転送する。本実施例の
構成は基本構成であり、付加機能を追加し、より充実し
たビデオカメラを構成することができることはもちろん
である。
【0061】さらに、本実施例では、レンズ層から受光
部までの距離が長く、マイクロレンズのレンズの開口は
小さくなるため、マイクロレンズを通って受光部に入射
できない光線が発生する場合がある。そこで、各受光部
へ損失なく光線を導く構造として、各受光部毎にレンズ
層まであるいはレンズ層に近い位置まで反射率の高い遮
蔽を設け受光部外への光線の漏れ込みがないような構造
を取ることによって、実質的にマイクロレンズの開口数
を上げることもできる。あるいは、反射率の高い遮蔽の
代わりに、屈折率分布をもった構造にすることによっ
て、光線を受光部へ導くようにしてもよい。
部までの距離が長く、マイクロレンズのレンズの開口は
小さくなるため、マイクロレンズを通って受光部に入射
できない光線が発生する場合がある。そこで、各受光部
へ損失なく光線を導く構造として、各受光部毎にレンズ
層まであるいはレンズ層に近い位置まで反射率の高い遮
蔽を設け受光部外への光線の漏れ込みがないような構造
を取ることによって、実質的にマイクロレンズの開口数
を上げることもできる。あるいは、反射率の高い遮蔽の
代わりに、屈折率分布をもった構造にすることによっ
て、光線を受光部へ導くようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光学的ロ
ーパスフィルタ付き固体撮像素子は、位相格子による光
学的ローパスフィルタをマイクロレンズを作製する工程
と同様の方法で作製することができるので、位相格子と
受光部の位置合わせ精度を高くすることができ、かつ低
コストで作製することができる。
ーパスフィルタ付き固体撮像素子は、位相格子による光
学的ローパスフィルタをマイクロレンズを作製する工程
と同様の方法で作製することができるので、位相格子と
受光部の位置合わせ精度を高くすることができ、かつ低
コストで作製することができる。
【0063】また本発明の光学的ローパスフィルタ付き
固体撮像素子からなる光学系を用いたビデオカメラは、
水晶フィルタ用等の特別な空間を必要としないコンパク
トな構成にすることができる。
固体撮像素子からなる光学系を用いたビデオカメラは、
水晶フィルタ用等の特別な空間を必要としないコンパク
トな構成にすることができる。
【図1】 本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮
像素子の第1の実施例を説明する一部破断正面図であ
る。
像素子の第1の実施例を説明する一部破断正面図であ
る。
【図2】 本発明の光学的ローパスフィルタ付きの固体
撮像素子の第2の実施例の、マイクロレンズとマイクロ
レンズを覆う透明材料の屈折率差が小さい場合に、レン
ズ層と受光部の距離を長くする例を示す一部破断正面図
で、(a)はマイクロレンズをボール状に形成する例を
示す一部破断正面図、(b)は透明樹脂材料を用いる例
を示す一部破断正面図である。
撮像素子の第2の実施例の、マイクロレンズとマイクロ
レンズを覆う透明材料の屈折率差が小さい場合に、レン
ズ層と受光部の距離を長くする例を示す一部破断正面図
で、(a)はマイクロレンズをボール状に形成する例を
示す一部破断正面図、(b)は透明樹脂材料を用いる例
を示す一部破断正面図である。
【図3】 本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮
像素子のカラーフィルタを有する第3の実施例を説明す
る一部破断正面図である。
像素子のカラーフィルタを有する第3の実施例を説明す
る一部破断正面図である。
【図4】 本発明の光学的ローパスフィルタ固体撮像素
子のカラーフィルタを有する第4の実施例の、マイクロ
レンズとマイクロレンズを覆う透明材料の屈折率差が小
さい場合に、レンズ層と受光面の距離を長くする例を示
す一部破断正面図で、(a)はマイクロレンズをボール
状に形成する例を示す一部破断正面図、(b)は透明樹
脂材料を用いる例を示す一部破断正面図である。
子のカラーフィルタを有する第4の実施例の、マイクロ
レンズとマイクロレンズを覆う透明材料の屈折率差が小
さい場合に、レンズ層と受光面の距離を長くする例を示
す一部破断正面図で、(a)はマイクロレンズをボール
状に形成する例を示す一部破断正面図、(b)は透明樹
脂材料を用いる例を示す一部破断正面図である。
【図5】 本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮
像素子を用いた場合のレンズの1実施例を説明する概略
構成図である。
像素子を用いた場合のレンズの1実施例を説明する概略
構成図である。
【図6】 本発明の光学的ローパスフィルタ付き固体撮
像素子を組み込んだレンズを用いたビデオカメラの1実
施例を説明する概略構成図である。
像素子を組み込んだレンズを用いたビデオカメラの1実
施例を説明する概略構成図である。
【図7】 従来の位相格子フィルタを一体化した撮像素
子を説明する概略構成の断面図である。
子を説明する概略構成の断面図である。
1 素子部 2 半導体基板 3 受光部 4 レンズ層 4a マイクロレンズ 5 透明樹脂層 5a 充填樹脂層 5b 本体層 6 格子形状層 6a 突起 7 介在層 8 カラーフィルター層 9 カラーフィルター 11 間隙層 14a マイクロレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/335 V
Claims (11)
- 【請求項1】 入射光を受けて光電変換する素子部と、
該素子部の上部にマイクロレンズを有するレンズ層とを
備えた固体撮像素子であって、上記レンズ層の表面から
該レンズ層の材料の屈折率よりも低い屈折率を有する透
明樹脂で埋めた透明樹脂層を設け、該透明樹脂層の上に
凹凸形状を有する格子形状層を設けたことを特徴とする
光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項2】 上記素子部が受けた光により電荷を発生
する複数の受光部と、各受光部で発生した電荷を転送す
る転送部とを半導体基板上に作り込んでなり、上記レン
ズ層を素子部上部に設け、該レンズ層を入射光の上記受
光部への集光が各受光部に対応する領域ごとに行なわれ
るように構成した請求項1記載の光学的ローパスフィル
タ付き固体撮像素子。 - 【請求項3】 上記素子部上にカラーフィルタ層を設
け、該カラーフィルタ層上部に位置する上記レンズ層が
入射光の上記受光部への集光が各受光部に対応する領域
ごとに行なわれるように構成した請求項1記載の光学的
ローパスフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項4】 入射光を受けて光電変換する素子部と、
該素子部の上部にマイクロレンズを有するレンズ層とを
備えた固体撮像素子であって、レンズ層と素子部との間
に透明樹脂材料からなる介在層を設け、上記レンズ層の
表面から該レンズ層の材料の屈折率よりも低い屈折率を
有する透明樹脂材料で埋めて透明樹脂層を設け、該透明
樹脂層の上に透明樹脂で凹凸形状を有する格子形状層を
設けたことを特徴とする光学的ローパスフィルタ付き固
体撮像素子。 - 【請求項5】 上記レンズ層と素子部との間の介在層を
上記マイクロレンズのドーム状部の材質で形成し、かつ
マイクロレンズが入射光の上記受光部への集光が各受光
部に対応する領域ごとに行なわれるように形成した請求
項4記載の光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項6】 上記素子部とレンズ層との間にカラーフ
ィルタ層を設けた請求項4または5記載の光学的ローパ
スフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項7】 上記マイクロレンズの屈折率をndo、
マイクロレンズを埋める透明樹脂層の透明樹脂の屈折率
をnduとし、マイクロレンズを透明樹脂で埋めなかっ
た場合のレンズから素子部の光線受光面までの空気中に
換算した場合の距離をLo、マイクロレンズを屈折率n
duの透明樹脂で埋めた場合のレンズから素子部の光線
受光面までの空気中に換算した場合の必要な距離をLu
とするとき、光学的ローパスフィルタを構成する透明樹
脂層、マイクロレンズ及び光線受光面間の屈折率及び距
離の関係が式、 1−(ndo−ndu)/(ndo−1)<Lo・(n
do−1)/{Lu・(ndo−ndu)}<1+(n
do−ndu)/(ndo−1) を満足する請求項1〜6のいずれかに記載の光学的ロー
パスフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項8】 上記レンズ層を埋める透明樹脂層が赤外
吸収性を有する請求項1〜3のいずれかに記載の光学的
ローパスフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項9】 上記レンズ層の下に設けた介在層が赤外
吸収性を有する請求項4〜7のいずれかに記載の光学的
ローパスフィルタ付き固体撮像素子。 - 【請求項10】 固体撮像素子と、レンズ系とからなる
ビデオカメラであって、上記固体撮像素子が上記請求項
1、2、3または8のいずれかに記載の光学的ローパス
フィルタ付き固体撮像素子であるビデオカメラ。 - 【請求項11】 固体撮像素子と、レンズ系とからなる
ビデオカメラであって、上記固体撮像素子が上記請求項
4〜6のいずれかに記載の光学的ローパスフィルタ付き
固体撮像素子であるビデオカメラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020360A JPH08211336A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7020360A JPH08211336A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08211336A true JPH08211336A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=12024935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7020360A Pending JPH08211336A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 光学的ローパスフィルタ付き固体撮像素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08211336A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100332018B1 (ko) * | 1999-06-19 | 2002-04-10 | 박원희 | 이미지 센싱 모듈 |
| WO2004006336A1 (ja) * | 2002-07-09 | 2004-01-15 | Toppan Printing Co., Ltd. | 固体撮像素子及びその製造方法 |
| EP1239519A3 (en) * | 2001-03-05 | 2004-05-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image pickup model and image pickup device |
| JP2005286034A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Canon Inc | 撮像素子 |
| US7084472B2 (en) | 2002-07-09 | 2006-08-01 | Toppan Printing Co., Ltd. | Solid-state imaging device and manufacturing method therefor |
| JP2006229116A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
| KR100656082B1 (ko) * | 2005-11-24 | 2006-12-08 | 엘지전자 주식회사 | 마이크로 렌즈를 구비한 광학 소자 및 마이크로 렌즈의제조방법 |
| WO2014061188A1 (ja) * | 2012-10-17 | 2014-04-24 | ソニー株式会社 | 撮像素子及び撮像装置 |
| JP2015203863A (ja) * | 2014-04-16 | 2015-11-16 | ソニー株式会社 | 撮像素子及び撮像装置 |
| CN116348791A (zh) * | 2020-10-13 | 2023-06-27 | 凸版印刷株式会社 | 光学结构 |
| WO2023182202A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 凸版印刷株式会社 | 固体撮像素子およびその製造方法 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP7020360A patent/JPH08211336A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2015203863A (ja) * | 2014-04-16 | 2015-11-16 | ソニー株式会社 | 撮像素子及び撮像装置 |
| US10317593B2 (en) | 2014-04-16 | 2019-06-11 | Sony Corporation | Image device and imaging apparatus |
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| EP4498434A4 (en) * | 2022-03-22 | 2025-08-27 | Toppan Holdings Inc | SOLID-STATE IMAGING ELEMENT AND MANUFACTURING METHOD THEREOF |
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