JPH08211702A - 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置Info
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- JPH08211702A JPH08211702A JP7250886A JP25088695A JPH08211702A JP H08211702 A JPH08211702 A JP H08211702A JP 7250886 A JP7250886 A JP 7250886A JP 25088695 A JP25088695 A JP 25088695A JP H08211702 A JPH08211702 A JP H08211702A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯電部材のニップ跡によって生じる帯電音の
リップル音を防止する。 【解決手段】 帯電部材は、ASKER−C硬度55°
以下であり、帯電部材に印加されるAC電圧は定電圧制
御される。
リップル音を防止する。 【解決手段】 帯電部材は、ASKER−C硬度55°
以下であり、帯電部材に印加されるAC電圧は定電圧制
御される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電部材を被帯電
体に接触させ振動電圧(交互電圧;時間とともに電圧値
が周期的に変化する電圧)を印加して被帯電体を帯電処
理(除電処理も含む)する帯電装置、該帯電装置を具備
した電子写真複写装置・静電記録装置・レーザービーム
プリンタ等の画像形成装置、該帯電装置を具備した、該
画像形成装置に脱着使用されるプロセスカートリッジに
関する。
体に接触させ振動電圧(交互電圧;時間とともに電圧値
が周期的に変化する電圧)を印加して被帯電体を帯電処
理(除電処理も含む)する帯電装置、該帯電装置を具備
した電子写真複写装置・静電記録装置・レーザービーム
プリンタ等の画像形成装置、該帯電装置を具備した、該
画像形成装置に脱着使用されるプロセスカートリッジに
関する。
【0002】
【背景技術】例えば電子写真装置(複写機・プリンタ・
画像表示装置など)・静電記録装置等の画像形成装置に
おいて、感光体、誘電体等の被帯電体としての像担持体
面を帯電処理する手段としてはコロナ帯電器が従来より
広く利用されている。
画像表示装置など)・静電記録装置等の画像形成装置に
おいて、感光体、誘電体等の被帯電体としての像担持体
面を帯電処理する手段としてはコロナ帯電器が従来より
広く利用されている。
【0003】コロナ帯電器は像担持自体等の被帯電体面
を所定の極性・電位に均一に帯電処理する手段機器とし
て有効である。しかし所定の帯電電位を得るために高価
な高圧トランス(6〜8kV程度)を必要とすること
や、コロナ放電でオゾンが比較的多く発生するのでその
対策に工夫を要することなどの問題点を有している。
を所定の極性・電位に均一に帯電処理する手段機器とし
て有効である。しかし所定の帯電電位を得るために高価
な高圧トランス(6〜8kV程度)を必要とすること
や、コロナ放電でオゾンが比較的多く発生するのでその
対策に工夫を要することなどの問題点を有している。
【0004】一方、帯電装置として直流と交流(AC)
を重畳した振動電圧を印加した帯電部材を被帯電体面に
接触させて被帯電体面を帯電処理する接触帯電装置があ
り、これは電源の低電圧化が図れることや、オゾンの発
生は微量である等の長所を有していることから、例えば
画像形成装置において感光体・誘電体等の像担持体やそ
の他の被帯電体面を帯電処理するコロナ体電器に変わる
手段機器として注目されるようになってきている。
を重畳した振動電圧を印加した帯電部材を被帯電体面に
接触させて被帯電体面を帯電処理する接触帯電装置があ
り、これは電源の低電圧化が図れることや、オゾンの発
生は微量である等の長所を有していることから、例えば
画像形成装置において感光体・誘電体等の像担持体やそ
の他の被帯電体面を帯電処理するコロナ体電器に変わる
手段機器として注目されるようになってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように帯電部材を被帯電体に接触させ振動電圧を印加し
て被帯電体を帯電処理する接触帯電装置(AC印加方式
の接触帯電装置)は、印加電圧の振動成分による「帯電
音」と呼ばれる振動音が発生する。
ように帯電部材を被帯電体に接触させ振動電圧を印加し
て被帯電体を帯電処理する接触帯電装置(AC印加方式
の接触帯電装置)は、印加電圧の振動成分による「帯電
音」と呼ばれる振動音が発生する。
【0006】この帯電音は、振動電界のプラスとマイナ
スの繰り返し反転に対応し、接触帯電部材が感光体面に
引きつけられたり、元の位置に戻ったりする運動の繰り
返しに伴い、接触帯電部材が感光体を叩くことで発生す
るのである。
スの繰り返し反転に対応し、接触帯電部材が感光体面に
引きつけられたり、元の位置に戻ったりする運動の繰り
返しに伴い、接触帯電部材が感光体を叩くことで発生す
るのである。
【0007】その防止策として、接触帯電部材の硬度を
低くして、接触帯電部材の叩く振動を弱める方法(特開
平5−210281号公報)が考案されている。
低くして、接触帯電部材の叩く振動を弱める方法(特開
平5−210281号公報)が考案されている。
【0008】これを図13により具体的に説明すると、
硬度を低めた接触帯電部材として、芯金2aに導電発泡
ゴム2bを設け、さらにその表面に誘電層2cを設けた
ローラ2(以下、スポンジローラと記す)を用いるもの
とし、これを被帯電体としての回転ドラム型の電子写真
感光体1(像担持体)に接触させ、高圧電源10から所
定の振動電圧(VAC+VDC)を印加して感光体1を所定
の極性・電位にAC印加方式で接触帯電処理するものと
する。
硬度を低めた接触帯電部材として、芯金2aに導電発泡
ゴム2bを設け、さらにその表面に誘電層2cを設けた
ローラ2(以下、スポンジローラと記す)を用いるもの
とし、これを被帯電体としての回転ドラム型の電子写真
感光体1(像担持体)に接触させ、高圧電源10から所
定の振動電圧(VAC+VDC)を印加して感光体1を所定
の極性・電位にAC印加方式で接触帯電処理するものと
する。
【0009】被帯電体としての回転ドラム型の電子写真
感光体1は、アルミニウム製のドラム基体1aの外周面
に有機光導電体層(OPC)からなる感光体層1bを形
成したもので、矢示の時間方向に所定の周速度(プロセ
ススピード)にて回転駆動されるものとする。
感光体1は、アルミニウム製のドラム基体1aの外周面
に有機光導電体層(OPC)からなる感光体層1bを形
成したもので、矢示の時間方向に所定の周速度(プロセ
ススピード)にて回転駆動されるものとする。
【0010】接触帯電としてのスポンジローラ2は、感
光体1に略並行に配列して芯金2aの両端部を不図示の
軸受にて回転自由に支持させるとともに、芯金2aの両
端部において加圧バネ4(4)で該スポンジローラ2を
感光体1に所定の押圧力で圧接させてある。Nはこの感
光体1とスポンジローラ2との圧接ニップ部である。ス
ポンジローラ2は感光体1の回転に伴い従動回転する。
光体1に略並行に配列して芯金2aの両端部を不図示の
軸受にて回転自由に支持させるとともに、芯金2aの両
端部において加圧バネ4(4)で該スポンジローラ2を
感光体1に所定の押圧力で圧接させてある。Nはこの感
光体1とスポンジローラ2との圧接ニップ部である。ス
ポンジローラ2は感光体1の回転に伴い従動回転する。
【0011】このスポンジローラ2にAC定電流制御の
高圧電源10から加圧バネ4(導電性)・芯金2aを介
してAC定電流制御の振動電圧が印加されて該スポンジ
ローラ2により回転感光体1の周面が所定の極性・電位
にAC印加方式で接触帯電処理される。
高圧電源10から加圧バネ4(導電性)・芯金2aを介
してAC定電流制御の振動電圧が印加されて該スポンジ
ローラ2により回転感光体1の周面が所定の極性・電位
にAC印加方式で接触帯電処理される。
【0012】一方、接触帯電部材においては、AC定電
流制御を用いることが多い。すなわち、低温低湿度環境
においてはスポンジローラ2の抵抗値の上昇による抵抗
ムラの帯電ムラを防ぐために高ACバイアスを印加し、
高温高湿環境ではスポンジローラ及び感光体の抵抗値が
下がり、特に印刷耐久後の感光体においては絶縁破壊の
可能性があるため、低ACバイアスを、AC定電流制御
では自動的に印加できるのである。
流制御を用いることが多い。すなわち、低温低湿度環境
においてはスポンジローラ2の抵抗値の上昇による抵抗
ムラの帯電ムラを防ぐために高ACバイアスを印加し、
高温高湿環境ではスポンジローラ及び感光体の抵抗値が
下がり、特に印刷耐久後の感光体においては絶縁破壊の
可能性があるため、低ACバイアスを、AC定電流制御
では自動的に印加できるのである。
【0013】しかし、硬度を低めた接触帯電部材として
のスポンジローラは、硬度が低いために、装置の静止放
置時に接触帯電部材は被帯電体に圧接されたニップ部に
おいて変形し、回転状態になってからもしばらくの間は
復元しないニップ跡が形成されることがある。
のスポンジローラは、硬度が低いために、装置の静止放
置時に接触帯電部材は被帯電体に圧接されたニップ部に
おいて変形し、回転状態になってからもしばらくの間は
復元しないニップ跡が形成されることがある。
【0014】このようなスポンジローラを用いてAC定
電流制御を行なうと装置静止放置直後にAC定電流制御
で画像形成すると図14に示すスポンジローラニップ跡
Bがスポンジローラ2の回転周期で感光体1と通過す
る。その通過時は、接触面積が多い分だけAC電流が流
れやすくなるが、AC定電流の制御が作動し、一定のA
C電流となるようにAC電圧(ACのピーク間電圧)が
低下してしまう。このAC電圧の変化を図15に示す。
帯電ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値としての通常の回転中
のACバイアスが1900Vppとなるように定電流制
御を行なうと、ニップ跡Bが通過するごとに1700V
ppに低下し、スポンジローラ2の回転周期で1700
Vppに一瞬低下する。すると、上述した帯電音が、V
ppの下降上昇によるVpp波形の乱れに伴い、大きく
一瞬変動した。つまり、帯電音がスポンジローラの回転
周期で一瞬変動し、「リップル音」となり、耳障りな音
となった。このときの帯電音の測定結果を図16に示
す。感光体1のプロセススピード(周速度)は、24m
m/sec、スポンジローラ2の外径はφ12mmであ
る。
電流制御を行なうと装置静止放置直後にAC定電流制御
で画像形成すると図14に示すスポンジローラニップ跡
Bがスポンジローラ2の回転周期で感光体1と通過す
る。その通過時は、接触面積が多い分だけAC電流が流
れやすくなるが、AC定電流の制御が作動し、一定のA
C電流となるようにAC電圧(ACのピーク間電圧)が
低下してしまう。このAC電圧の変化を図15に示す。
帯電ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値としての通常の回転中
のACバイアスが1900Vppとなるように定電流制
御を行なうと、ニップ跡Bが通過するごとに1700V
ppに低下し、スポンジローラ2の回転周期で1700
Vppに一瞬低下する。すると、上述した帯電音が、V
ppの下降上昇によるVpp波形の乱れに伴い、大きく
一瞬変動した。つまり、帯電音がスポンジローラの回転
周期で一瞬変動し、「リップル音」となり、耳障りな音
となった。このときの帯電音の測定結果を図16に示
す。感光体1のプロセススピード(周速度)は、24m
m/sec、スポンジローラ2の外径はφ12mmであ
る。
【0015】帯電音は、図17に示すようにリオン
(株)社製、型式NL−02の普通騒音計29をスポン
ジローラ2とOPC感光体1の当接位置から水平距離2
00mmで測定した。普通騒音計29の測定モードはL
p(騒音レベル)で測定した。
(株)社製、型式NL−02の普通騒音計29をスポン
ジローラ2とOPC感光体1の当接位置から水平距離2
00mmで測定した。普通騒音計29の測定モードはL
p(騒音レベル)で測定した。
【0016】スポンジローラが柔らかいため、振動電圧
印加による感光体を叩く衝撃が減り、帯電音の大きさ自
体は問題の無いレベル(気にならないレベルである、例
えば50dB以下)となったが、図16中に示すよう
に、ニップ跡に相当する部分で45dB−49dBに一
瞬変動した。この一瞬の変動差のであるΔ4dB=(4
9dB−45dB)がリップル音として、耳障りに聞こ
えるようになった。リップル音はVpp波形の乱れに追
従したスポンジローラの振動の一瞬の乱れが、定常状態
の帯電音の音波振動数と異なる他の振動数の音波も一瞬
発生させるので、音波の重ね合わせにより一瞬音圧が上
がる。
印加による感光体を叩く衝撃が減り、帯電音の大きさ自
体は問題の無いレベル(気にならないレベルである、例
えば50dB以下)となったが、図16中に示すよう
に、ニップ跡に相当する部分で45dB−49dBに一
瞬変動した。この一瞬の変動差のであるΔ4dB=(4
9dB−45dB)がリップル音として、耳障りに聞こ
えるようになった。リップル音はVpp波形の乱れに追
従したスポンジローラの振動の一瞬の乱れが、定常状態
の帯電音の音波振動数と異なる他の振動数の音波も一瞬
発生させるので、音波の重ね合わせにより一瞬音圧が上
がる。
【0017】このリップル音はローラ回転周期ごとに一
瞬発生するため、特に回転周期の長い低速(感光体のプ
ロセススピードが70mm/sec以下)電子写真装置
で耳障りな騒音として目立ちやすい。
瞬発生するため、特に回転周期の長い低速(感光体のプ
ロセススピードが70mm/sec以下)電子写真装置
で耳障りな騒音として目立ちやすい。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、被帯電体に接
触可能であり、振動成分を有する電圧が印加される帯電
部材を有する帯電装置において、前記帯電部材は、AS
KER−C硬度55°以下であり、前記振動成分は、定
電圧制御されることを特徴とする帯電装置である。
触可能であり、振動成分を有する電圧が印加される帯電
部材を有する帯電装置において、前記帯電部材は、AS
KER−C硬度55°以下であり、前記振動成分は、定
電圧制御されることを特徴とする帯電装置である。
【0019】また、本発明は、前記帯電装置を用いたプ
ロセスカートリッジ、画像形成装置である。
ロセスカートリッジ、画像形成装置である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0021】〈実施形態1〉(図1〜図9) (1)画像形成装置例(図1) 図1は本発明に従う画像形成装置の一例の概略構成図で
ある。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利
用の、プロセスカートリッジ着脱方式のレーザービーム
プリンターである。
ある。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利
用の、プロセスカートリッジ着脱方式のレーザービーム
プリンターである。
【0022】1は回転ドラム型の電子写真感光体であ
り、接地された円筒アルミニウム基体1aの外周に有機
光導電体層(OPC)からなる感光体層(厚さ20μ
m)1bを形成した有機感光体である。このOPC感光
体1は、矢印の時計方向に所定のプロセススピード(周
速度)、例えば24mm/secで回転駆動される。
り、接地された円筒アルミニウム基体1aの外周に有機
光導電体層(OPC)からなる感光体層(厚さ20μ
m)1bを形成した有機感光体である。このOPC感光
体1は、矢印の時計方向に所定のプロセススピード(周
速度)、例えば24mm/secで回転駆動される。
【0023】2はこのOPC感光体1に接触させた表面
がASKER−C硬度55°以下の低硬度の接触帯電部
材としてのスポンジローラであり、本例の場合は感光体
1の回転駆動に伴い従動回転する。このスポンジローラ
については(2)項で詳述する。
がASKER−C硬度55°以下の低硬度の接触帯電部
材としてのスポンジローラであり、本例の場合は感光体
1の回転駆動に伴い従動回転する。このスポンジローラ
については(2)項で詳述する。
【0024】OPC感光体1はその回転過程で、AC定
電圧電源11から振動電圧(VAC+VDC)が印加された
スポンジローラ2により所定の極性(本例は負)・電位
に一様に帯電処理され、その帯電処理面に不図示のレー
ザースキャナから出力される、目的の画像情報の時系列
電器デジタル画像信号に対応して変調されたレーザー光
5による走査露光をうける。、これにより、回転OPC
感光体1の面に目的の画像情報に対応した静電潜像が形
成される。
電圧電源11から振動電圧(VAC+VDC)が印加された
スポンジローラ2により所定の極性(本例は負)・電位
に一様に帯電処理され、その帯電処理面に不図示のレー
ザースキャナから出力される、目的の画像情報の時系列
電器デジタル画像信号に対応して変調されたレーザー光
5による走査露光をうける。、これにより、回転OPC
感光体1の面に目的の画像情報に対応した静電潜像が形
成される。
【0025】その静電潜像は現像装置3の現像スリーブ
6より負に帯電されたトナーが供給されて反転現像され
る。スリーブ6には電源12から所定の現像バイアスが
印加される。
6より負に帯電されたトナーが供給されて反転現像され
る。スリーブ6には電源12から所定の現像バイアスが
印加される。
【0026】一方、不図示の給紙部から転写ガイド7を
通して記録材(転写材)Pが回転OPC感光体1と転写
ローラ8との当接ニップ部(転写部)へ、OPC感光体
1面のトナー像とタイミングを合わせて給送され、該記
録材Pの面にはOPC感光体1面のトナー像が転写(転
移)される。転写ローラ8には電源12から所定の転写
バイアスが印加されて、その転写バイアスによってトナ
ー像が転写がなされる。
通して記録材(転写材)Pが回転OPC感光体1と転写
ローラ8との当接ニップ部(転写部)へ、OPC感光体
1面のトナー像とタイミングを合わせて給送され、該記
録材Pの面にはOPC感光体1面のトナー像が転写(転
移)される。転写ローラ8には電源12から所定の転写
バイアスが印加されて、その転写バイアスによってトナ
ー像が転写がなされる。
【0027】転写部を通った記録材PはOPC感光体1
面から分離されて定着装置30へ導入されて、トナー像
の定着処理を受け、画像形成物(プリント)として出力
される。
面から分離されて定着装置30へ導入されて、トナー像
の定着処理を受け、画像形成物(プリント)として出力
される。
【0028】記録材分離後の回転OPC感光体1の面は
クリーニング装置9により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供さ
れる。
クリーニング装置9により転写残りトナー等の付着汚染
物の除去を受けて清浄面化されて繰り返して作像に供さ
れる。
【0029】16はプリンター本体に対して着脱自在な
プロセスカートリッジであり、本実施例のプリンターで
は、OPC感光体1、接触帯電部材としてのスポンジロ
ーラ2、現像装置3、クリーニング装置9の4つのプロ
セス機器を包含させてある。このプロセスカートリッジ
16は、感光体1と、帯電部材2、現像装置3、クリー
ニング装置9のうち少なくとも1つと、を備えていれば
良い。14・14はこのプロセスカートリッジ16のプ
リンター本体内での位置決め支持部材である。
プロセスカートリッジであり、本実施例のプリンターで
は、OPC感光体1、接触帯電部材としてのスポンジロ
ーラ2、現像装置3、クリーニング装置9の4つのプロ
セス機器を包含させてある。このプロセスカートリッジ
16は、感光体1と、帯電部材2、現像装置3、クリー
ニング装置9のうち少なくとも1つと、を備えていれば
良い。14・14はこのプロセスカートリッジ16のプ
リンター本体内での位置決め支持部材である。
【0030】プロセスカートリッジ16は、レーザー光
が進入するスリット窓穴部、感光体1の下面露出部に対
する開閉シャッター部(不図示)を有し、プロセスカー
トリッジ16がプリンター本体から取り出された時は閉
じ、装着状態時は開き状態に保持される。またプリンタ
ー本体に装着されると、プリンター本体との機械的・電
気的にカップリングして、プリンター本体側の駆動機構
で感光体1や現像装置3の現像スリーブ6等の駆動が可
能となり、またプリンター本体側の電源11から、スポ
ンジローラ2や現像スリーブ6等への所定のバイアス印
加が可能となる。
が進入するスリット窓穴部、感光体1の下面露出部に対
する開閉シャッター部(不図示)を有し、プロセスカー
トリッジ16がプリンター本体から取り出された時は閉
じ、装着状態時は開き状態に保持される。またプリンタ
ー本体に装着されると、プリンター本体との機械的・電
気的にカップリングして、プリンター本体側の駆動機構
で感光体1や現像装置3の現像スリーブ6等の駆動が可
能となり、またプリンター本体側の電源11から、スポ
ンジローラ2や現像スリーブ6等への所定のバイアス印
加が可能となる。
【0031】(2)接触帯電装置(図2・図3・図4・
図5) 図2(a)は接触帯電装置部分の拡大模型図である。
図5) 図2(a)は接触帯電装置部分の拡大模型図である。
【0032】ASKER−C硬度55°以下の低硬度な
接触帯電部材としてのスポンジローラ2は、前述図13
のものと同様に、芯金2aに導電性発泡部材2bを設
け、さらにその表面に誘電層2cを設けたものであり、
感光体1に略並行配列して芯金2aの両端部を不図示の
軸受けにて回転自由に支持させるとともに、その芯金2
aの両端部において加圧バネ4(4)で該スポンジロー
ラ2を感光体1に所定の押圧力で圧接させてある。本例
において、加圧バネ4のバネ定数は片側0.125kg
/mmであり、4.0mm縮めることにより、0.5k
gで加圧している。
接触帯電部材としてのスポンジローラ2は、前述図13
のものと同様に、芯金2aに導電性発泡部材2bを設
け、さらにその表面に誘電層2cを設けたものであり、
感光体1に略並行配列して芯金2aの両端部を不図示の
軸受けにて回転自由に支持させるとともに、その芯金2
aの両端部において加圧バネ4(4)で該スポンジロー
ラ2を感光体1に所定の押圧力で圧接させてある。本例
において、加圧バネ4のバネ定数は片側0.125kg
/mmであり、4.0mm縮めることにより、0.5k
gで加圧している。
【0033】本例のスポンジローラ2の外径はφ12m
mであり、芯金2aはφ6mmである。導電性発砲部材
2bは、例えば、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリアミド、EPDM、エピ
クロルヒドリンゴム系等の発砲部材などであり、これら
にカーボン、酸化錫等の導電性粉体を分散配合して導電
性を付与したものであってもよい。発砲穴2dの直径は
100〜1000μm程度であり、各々の発砲穴2dを
分離している導電性ゴム壁2eの厚みは10〜1000
μm程度である。誘電層2cはウレタンゴム、アクリル
樹脂、ナイロン樹脂、エピクロルヒドリンゴム等の1〜
500μmの薄膜で、高抵抗層でもある。
mであり、芯金2aはφ6mmである。導電性発砲部材
2bは、例えば、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリウレタン、ポリアミド、EPDM、エピ
クロルヒドリンゴム系等の発砲部材などであり、これら
にカーボン、酸化錫等の導電性粉体を分散配合して導電
性を付与したものであってもよい。発砲穴2dの直径は
100〜1000μm程度であり、各々の発砲穴2dを
分離している導電性ゴム壁2eの厚みは10〜1000
μm程度である。誘電層2cはウレタンゴム、アクリル
樹脂、ナイロン樹脂、エピクロルヒドリンゴム等の1〜
500μmの薄膜で、高抵抗層でもある。
【0034】スポンジローラ2の硬度は本例の場合はA
SKER−Cで45°としてあり、AC印加方式におい
て帯電音の発生が防止もしくは低減化される。
SKER−Cで45°としてあり、AC印加方式におい
て帯電音の発生が防止もしくは低減化される。
【0035】このスポンジローラ2には、AC定電圧電
源11から振動電圧(VAC+VDC)が導電性加圧バネ4
・導電性芯金2aを介して印加されることで、OPC感
光体1の周面が所定の極性・電位に接触帯電処理され
る。本例では負帯電である。
源11から振動電圧(VAC+VDC)が導電性加圧バネ4
・導電性芯金2aを介して印加されることで、OPC感
光体1の周面が所定の極性・電位に接触帯電処理され
る。本例では負帯電である。
【0036】従来の帯電ローラ13(ソリッドローラ)
に比べて本例のスポンジローラ2は導電性発砲部材2b
により、高温高湿(32.5℃、85%)環境において
も絶縁破壊を起こしにくくすることが容易に可能となっ
た。この二者のローラの物性の違いを以下説明する。
に比べて本例のスポンジローラ2は導電性発砲部材2b
により、高温高湿(32.5℃、85%)環境において
も絶縁破壊を起こしにくくすることが容易に可能となっ
た。この二者のローラの物性の違いを以下説明する。
【0037】図2(b)において、スポンジローラ2
は、導電性発砲部材2b中には発砲による多数の発砲穴
2dがあり、空気または真空の多層を形成している。図
2(b)は発砲部を拡大したものである。発砲部は導電
性ゴム壁2eと発砲穴2dによりコンデンサーが作られ
ている。導電性発砲部材2bは発砲穴2dと導電性ゴム
壁2eとの集合体であるから、個々のコンデンサーCh
が積層されたものであり、容量成分Csを持つ。また、
導電性ゴム壁2eは芯金2aから誘電層2cまで連続し
てつながっているので抵抗成分Rsも持つ。
は、導電性発砲部材2b中には発砲による多数の発砲穴
2dがあり、空気または真空の多層を形成している。図
2(b)は発砲部を拡大したものである。発砲部は導電
性ゴム壁2eと発砲穴2dによりコンデンサーが作られ
ている。導電性発砲部材2bは発砲穴2dと導電性ゴム
壁2eとの集合体であるから、個々のコンデンサーCh
が積層されたものであり、容量成分Csを持つ。また、
導電性ゴム壁2eは芯金2aから誘電層2cまで連続し
てつながっているので抵抗成分Rsも持つ。
【0038】一方、従来のソリッドローラ13は図3に
示すように芯金13aに導電ゴム部材13bを設け、さ
らにその表面に誘電層2cを設けたもので硬度は、AS
KER−Cで65°であり、AC印加方式において帯電
音が発生する。本例のソリッドローラ13の外径はφ1
2mmであり、芯金13aはφ6mmである。ソリッド
ローラ13の導電性ゴム部材2b中は導電性ゴムで満た
されて厚みも約3mmと厚いため、コンデンサーとして
は機能は導電性ゴム部材2b単独でほとんどなく、ほぼ
抵抗成分Rtしか持たない。
示すように芯金13aに導電ゴム部材13bを設け、さ
らにその表面に誘電層2cを設けたもので硬度は、AS
KER−Cで65°であり、AC印加方式において帯電
音が発生する。本例のソリッドローラ13の外径はφ1
2mmであり、芯金13aはφ6mmである。ソリッド
ローラ13の導電性ゴム部材2b中は導電性ゴムで満た
されて厚みも約3mmと厚いため、コンデンサーとして
は機能は導電性ゴム部材2b単独でほとんどなく、ほぼ
抵抗成分Rtしか持たない。
【0039】上記の内容をもとに、図4、図5は、導電
性発砲部材2bと導電ゴム部材13bとの絶縁耐圧の違
いを説明するために、スポンジローラ2とソリッドロー
ラ13の接触帯電装置を等価回路として置き換えたもの
である。
性発砲部材2bと導電ゴム部材13bとの絶縁耐圧の違
いを説明するために、スポンジローラ2とソリッドロー
ラ13の接触帯電装置を等価回路として置き換えたもの
である。
【0040】図4において、導電性発砲部材2bは、発
砲穴2dと導電性ゴム壁2eから成るコンデンサーCh
が直列、並列に合成された全体容量成分Csと導電性ゴ
ム壁2eからなる抵抗成分Rsとの並列回路と等価にな
る。誘電層2cは厚みが薄いためコンデンサーとしての
機能も持つ。また、若干電流も流れる。よって、容量成
分Cyと抵抗性成分Ryとの並列回路となる。同様にO
PC感光体1も容量成分Coと抵抗成分Roとの並列回
路となる。
砲穴2dと導電性ゴム壁2eから成るコンデンサーCh
が直列、並列に合成された全体容量成分Csと導電性ゴ
ム壁2eからなる抵抗成分Rsとの並列回路と等価にな
る。誘電層2cは厚みが薄いためコンデンサーとしての
機能も持つ。また、若干電流も流れる。よって、容量成
分Cyと抵抗性成分Ryとの並列回路となる。同様にO
PC感光体1も容量成分Coと抵抗成分Roとの並列回
路となる。
【0041】図5において、導電性ゴム部材13bは、
抵抗成分Rtの直列回路と等価になる。誘電層2cは厚
みが薄いためコンデンサーとしての機能も持つ。また、
若干電流も流れる。よって、容量成分Cyと抵抗性成分
Ryとの並列回路となる。同様にOPC感光体1も容量
成分Coと抵抗成分Roとの並列回路となる。
抵抗成分Rtの直列回路と等価になる。誘電層2cは厚
みが薄いためコンデンサーとしての機能も持つ。また、
若干電流も流れる。よって、容量成分Cyと抵抗性成分
Ryとの並列回路となる。同様にOPC感光体1も容量
成分Coと抵抗成分Roとの並列回路となる。
【0042】以下の抵抗値は、1cm2 当たりの、DC
500Vを印加した値である。
500Vを印加した値である。
【0043】さて、振動電圧(VAC+VDC)は、交流電
圧の周波数は240Hzに固定され、直流電圧成分VDC
は−600Vである。交流電圧値としてのピーク間電圧
Vppは2000Vである。この条件において、AC電
流は240μAで、DC電流は3μAであるため、同一
の抵抗値に対してVACはVDCに対して約80倍(=24
0/3μA)減衰しやすい。但し、コンデンサーはVAC
が減衰せずに通過できる。
圧の周波数は240Hzに固定され、直流電圧成分VDC
は−600Vである。交流電圧値としてのピーク間電圧
Vppは2000Vである。この条件において、AC電
流は240μAで、DC電流は3μAであるため、同一
の抵抗値に対してVACはVDCに対して約80倍(=24
0/3μA)減衰しやすい。但し、コンデンサーはVAC
が減衰せずに通過できる。
【0044】帯電部材に印加される振動電圧のピーク間
電圧は、被帯電体である感光体の帯電開始電圧の2倍以
上とすることが帯電均一性のために好ましい。この帯電
開始電圧とは、帯電部材にDC電圧を印加したとき感光
体の帯電が開始するときの印加DC電圧である。帯電開
始電圧は、感光層の厚さと誘電率に応じて異なるが、本
例の感光体は550Vであった。振動電圧は、直流電源
のオンオフを繰り返すことにより、AC電圧とDC電圧
を重畳した波形と同じ波形を形成するようにしても良
い。また振動電圧の波形は、正弦波だけでなく、三角
波、矩形波等の他の波形も用いることができる。
電圧は、被帯電体である感光体の帯電開始電圧の2倍以
上とすることが帯電均一性のために好ましい。この帯電
開始電圧とは、帯電部材にDC電圧を印加したとき感光
体の帯電が開始するときの印加DC電圧である。帯電開
始電圧は、感光層の厚さと誘電率に応じて異なるが、本
例の感光体は550Vであった。振動電圧は、直流電源
のオンオフを繰り返すことにより、AC電圧とDC電圧
を重畳した波形と同じ波形を形成するようにしても良
い。また振動電圧の波形は、正弦波だけでなく、三角
波、矩形波等の他の波形も用いることができる。
【0045】振動電圧(VAC+VDC)はスポンジローラ
2の芯金2aに印加され、導電性発砲部材2bから誘電
層2c、OPC感光体へかかる。この回路上では、振動
電圧(VAC+VDC)は、CsとRsとの並列回路、Cy
とRyとの並列回路、CoとRoとの並列回路にかか
る。この回路において、VACは各容量成分を通過できる
ため、あまり減衰しない。つまり、導電性発砲部材2b
の抵抗成分Rsを上げ、絶縁耐圧をUPしても、発砲穴
による容量成分Csがあるため、VACは、あまり減衰し
ない。誘電層2cにおいても容量Cyにより、VACがあ
まり減衰しない。よって、振動電圧がOPC感光体1に
あまり減衰せずに到達できるので、十分な放電と逆放電
を繰り返しOPC感光体1に与えることができ、帯電ム
ラの発生を押えることができる。
2の芯金2aに印加され、導電性発砲部材2bから誘電
層2c、OPC感光体へかかる。この回路上では、振動
電圧(VAC+VDC)は、CsとRsとの並列回路、Cy
とRyとの並列回路、CoとRoとの並列回路にかか
る。この回路において、VACは各容量成分を通過できる
ため、あまり減衰しない。つまり、導電性発砲部材2b
の抵抗成分Rsを上げ、絶縁耐圧をUPしても、発砲穴
による容量成分Csがあるため、VACは、あまり減衰し
ない。誘電層2cにおいても容量Cyにより、VACがあ
まり減衰しない。よって、振動電圧がOPC感光体1に
あまり減衰せずに到達できるので、十分な放電と逆放電
を繰り返しOPC感光体1に与えることができ、帯電ム
ラの発生を押えることができる。
【0046】なお、直流電圧成分VDCは−600V印加
しており、収束する帯電電位−600Vに対して、スポ
ンジローラ2の全体の抵抗血はおよそ Rs+Ry<10MΩ(帯電条件) であれば、DC電流3μAでオームの法則により印加直
流電圧に対して帯電電位が30V程度しか減衰しないの
で許容レベルであり、低温低湿(15℃、10%)環境
でスポンジローラ2の抵抗値が10MΩ以下であれば帯
電ローラとして問題ない。同様に、ソリッドローラ13
の全体抵抗値も Rt+Ry<10Ω(帯電条件) であれば、低温低湿環境で帯電ローラとして問題ない。
しており、収束する帯電電位−600Vに対して、スポ
ンジローラ2の全体の抵抗血はおよそ Rs+Ry<10MΩ(帯電条件) であれば、DC電流3μAでオームの法則により印加直
流電圧に対して帯電電位が30V程度しか減衰しないの
で許容レベルであり、低温低湿(15℃、10%)環境
でスポンジローラ2の抵抗値が10MΩ以下であれば帯
電ローラとして問題ない。同様に、ソリッドローラ13
の全体抵抗値も Rt+Ry<10Ω(帯電条件) であれば、低温低湿環境で帯電ローラとして問題ない。
【0047】ところで、誘電層2cは、ある程度の容量
が無ければコンデンサーとしての機能が果たせないた
め、薄膜であることが好ましい。このようにすると、高
温高湿環境では誘電層2c単独で電源の高Vpp(約2
000Vpp)対する絶縁耐圧を保持することができず
導電性発砲部材2bの抵抗成分Rsは、 Rs>0.1MΩ(高温高湿絶縁条件) の条件の抵抗値が実験結果により好ましいことが判明し
た。同様にソリッドローラ13の導電性ゴム部材13b
の抵抗成分Rtも Rt>0.1MΩ(高温高湿絶縁条件) であれば、高温高湿環境で帯電ローラとして問題ないレ
ベルである。
が無ければコンデンサーとしての機能が果たせないた
め、薄膜であることが好ましい。このようにすると、高
温高湿環境では誘電層2c単独で電源の高Vpp(約2
000Vpp)対する絶縁耐圧を保持することができず
導電性発砲部材2bの抵抗成分Rsは、 Rs>0.1MΩ(高温高湿絶縁条件) の条件の抵抗値が実験結果により好ましいことが判明し
た。同様にソリッドローラ13の導電性ゴム部材13b
の抵抗成分Rtも Rt>0.1MΩ(高温高湿絶縁条件) であれば、高温高湿環境で帯電ローラとして問題ないレ
ベルである。
【0048】しかし、低湿低温環境ではRoが0.1M
Ω→0.3MΩに上昇し、図5より、直列のRt部でA
C電流240μAが、オームの法則により実効値で72
VAC(=240μA×0.3MΩ)、ピーク間電圧で2
03Vpp(=72VAC×2×√2)減衰し、振動電圧
がOPC感光体1に十分に放電と逆放電を繰り返しOP
C感光体1に与えることができず、帯電ムラが発生して
しまう。
Ω→0.3MΩに上昇し、図5より、直列のRt部でA
C電流240μAが、オームの法則により実効値で72
VAC(=240μA×0.3MΩ)、ピーク間電圧で2
03Vpp(=72VAC×2×√2)減衰し、振動電圧
がOPC感光体1に十分に放電と逆放電を繰り返しOP
C感光体1に与えることができず、帯電ムラが発生して
しまう。
【0049】つまり、回路上、VACは、誘電層13cの
容量CyでVACを通過できるが、導電性ゴム部材13b
の抵抗RtでVACが減衰してしまうのである。
容量CyでVACを通過できるが、導電性ゴム部材13b
の抵抗RtでVACが減衰してしまうのである。
【0050】ソリッドローラで帯電ムラを防止するに
は、低温低湿環境で抵抗Rtの減衰値を実効電圧26V
AC(101Vpp=36VAC×2×√2)以下にすれ
ば、画像上帯電ムラがわかりにくくなり、オームの法則
により0.15MΩ(=36VAC/240μA)以下に
すれば良くなる。
は、低温低湿環境で抵抗Rtの減衰値を実効電圧26V
AC(101Vpp=36VAC×2×√2)以下にすれ
ば、画像上帯電ムラがわかりにくくなり、オームの法則
により0.15MΩ(=36VAC/240μA)以下に
すれば良くなる。
【0051】Rt<0.15MΩ(導電性ゴム部材の低
温低湿帯電ムラ条件)
温低湿帯電ムラ条件)
【0052】ここで、スポンジローラの導電性発砲部材
および、ソリッドローラの導電性ゴム部材をまとめて下
層と呼ぶことにする。表1はスポンジローラとソリッド
ローラの下層抵抗値を5ランクに変えて行なった実験結
果であり、絶縁耐圧と帯電ムラについて行なわれてい
る。
および、ソリッドローラの導電性ゴム部材をまとめて下
層と呼ぶことにする。表1はスポンジローラとソリッド
ローラの下層抵抗値を5ランクに変えて行なった実験結
果であり、絶縁耐圧と帯電ムラについて行なわれてい
る。
【0053】
【表1】
【0054】表1より下層はスポンジローラとソリッド
ローラともに、高温高湿から低温低湿へと同じように抵
抗値が上昇するが、スポンジローラNo.3以上の抵抗
値であれば、高温高湿環境でピンホールのあるOPC感
光体に対して絶縁耐圧を克服でき、低温低湿環境の帯電
ムラも防ぐことができる。しかし、ソリッドローラはN
o.3の抵抗値0.1MΩ以上で、高温高湿環境でピン
ホールのあるOPC感光体に対して絶縁耐圧を克服でき
ても、低温低湿環境の帯電ムラを防ぐことはできない。
よって、ソリッドローラ13は、下層が低温低湿で0.
15MΩ以上では電源でAC定電流制御し、2100V
pp以上とし帯電ムラを防ぐ必要がある。下層が高温高
湿で0.1MΩ以下では電源でAC定電流制御し、19
00Vpp以下とし絶縁耐圧を保持する必要がある。つ
まり、ソリッドローラ13は、各環境において、絶縁耐
圧と帯電ムラを両立しないためAC定電流制御が必要と
なる。つまり、ソリッドローラ13はAC定電圧電源1
1(Vpp=2000V)で絶縁耐圧と帯電ムラを両立
できない。
ローラともに、高温高湿から低温低湿へと同じように抵
抗値が上昇するが、スポンジローラNo.3以上の抵抗
値であれば、高温高湿環境でピンホールのあるOPC感
光体に対して絶縁耐圧を克服でき、低温低湿環境の帯電
ムラも防ぐことができる。しかし、ソリッドローラはN
o.3の抵抗値0.1MΩ以上で、高温高湿環境でピン
ホールのあるOPC感光体に対して絶縁耐圧を克服でき
ても、低温低湿環境の帯電ムラを防ぐことはできない。
よって、ソリッドローラ13は、下層が低温低湿で0.
15MΩ以上では電源でAC定電流制御し、2100V
pp以上とし帯電ムラを防ぐ必要がある。下層が高温高
湿で0.1MΩ以下では電源でAC定電流制御し、19
00Vpp以下とし絶縁耐圧を保持する必要がある。つ
まり、ソリッドローラ13は、各環境において、絶縁耐
圧と帯電ムラを両立しないためAC定電流制御が必要と
なる。つまり、ソリッドローラ13はAC定電圧電源1
1(Vpp=2000V)で絶縁耐圧と帯電ムラを両立
できない。
【0055】一方、表1において下層にある導電性発砲
部材2bの抵抗値がスポンジローラNo.3以上であれ
ば、高温高湿において、 Rs>0.1MΩ(高温高湿絶縁条件) となるので、導電性発砲部材2bと誘電層2cとを合わ
せた抵抗値が Rs+Ry<10MΩ(帯電条件) であれば、AC定電圧電源11(Vpp=2000V)
でスポンジローラ2は絶縁耐圧と帯電ムラを両立できる
のである。
部材2bの抵抗値がスポンジローラNo.3以上であれ
ば、高温高湿において、 Rs>0.1MΩ(高温高湿絶縁条件) となるので、導電性発砲部材2bと誘電層2cとを合わ
せた抵抗値が Rs+Ry<10MΩ(帯電条件) であれば、AC定電圧電源11(Vpp=2000V)
でスポンジローラ2は絶縁耐圧と帯電ムラを両立できる
のである。
【0056】(3)スポンジローラ2に対するバイアス
印加(図6・図7・図8・図9) スポンジローラ2をその長手両端部において加圧バネ4
でOPC感光体1面に圧縮弾性に抗して加圧当接してあ
るから、スポンジローラ2はへこんで感光体1との間に
ニップ部Nを形成する。この圧接ニップ部Nのスポンジ
ローラ長手に沿う平面形状は、装置静止放置時(装置放
置停止中)と、スポンジローラ回転状態時で異なる。図
6の(a)と(b)はそれぞれ装置静止放置時とスポン
ジローラ回転状態時との圧接ニップ部Nの平面形状図で
ある。静止放置時のニップ部NAの幅N1は、スポンジ
ローラ回転状態時のニップ部NBのニップ幅n1に比べ
大きくなり、 N1>n1 の関係が成り立つ。また、スポンジローラ2とOPC感
光体1で形成される容量はこのニップ幅が大きくなると
増え、したがって、AC電流が流れやすくなる。
印加(図6・図7・図8・図9) スポンジローラ2をその長手両端部において加圧バネ4
でOPC感光体1面に圧縮弾性に抗して加圧当接してあ
るから、スポンジローラ2はへこんで感光体1との間に
ニップ部Nを形成する。この圧接ニップ部Nのスポンジ
ローラ長手に沿う平面形状は、装置静止放置時(装置放
置停止中)と、スポンジローラ回転状態時で異なる。図
6の(a)と(b)はそれぞれ装置静止放置時とスポン
ジローラ回転状態時との圧接ニップ部Nの平面形状図で
ある。静止放置時のニップ部NAの幅N1は、スポンジ
ローラ回転状態時のニップ部NBのニップ幅n1に比べ
大きくなり、 N1>n1 の関係が成り立つ。また、スポンジローラ2とOPC感
光体1で形成される容量はこのニップ幅が大きくなると
増え、したがって、AC電流が流れやすくなる。
【0057】また前述したように、硬度を低めた接触帯
電部材としてのスポンジローラ2は、硬度が低いため
に、装置の静止放置時にニップ部NAにおいて変形し、
回転状態になってからもしばらくの間復元しないニップ
跡B(図14)を形成し、この装置静止放置直後にAC
定電流制御の電源10で印刷するとスポンジローラ跡B
がスポンジローラ2の回転周期で感光体1を通過し、こ
の部分に対応して図16に示す帯電音のリップルが発生
するのである。
電部材としてのスポンジローラ2は、硬度が低いため
に、装置の静止放置時にニップ部NAにおいて変形し、
回転状態になってからもしばらくの間復元しないニップ
跡B(図14)を形成し、この装置静止放置直後にAC
定電流制御の電源10で印刷するとスポンジローラ跡B
がスポンジローラ2の回転周期で感光体1を通過し、こ
の部分に対応して図16に示す帯電音のリップルが発生
するのである。
【0058】そこで本実施形態では、該スポンジローラ
2に印加する振動電圧(VAC+VDC)の振動成分VACを
定電圧で印加するようにした。
2に印加する振動電圧(VAC+VDC)の振動成分VACを
定電圧で印加するようにした。
【0059】AC定電圧電源11の交流電圧の周波数は
240Hzに固定され、直流電圧成分VDCは−600V
である。交流電圧値としてのピーク間電圧Vppは20
00Vになるように出力されている。
240Hzに固定され、直流電圧成分VDCは−600V
である。交流電圧値としてのピーク間電圧Vppは20
00Vになるように出力されている。
【0060】Vpp=2000V(一定値)
【0061】AC定電圧電源11の回路を図7に示す。
【0062】電源11は、DC(直流)高圧発生回路3
1と、AC(交流)発生回路32の2つからなってい
る。DC高圧発生回路31は、矩形発振回路33の出力
を昇圧トランス34へと入力し、その出力をダイオード
D1とコンデンサーC1からなる整流回路35で整流し
てDC電圧を得ている。
1と、AC(交流)発生回路32の2つからなってい
る。DC高圧発生回路31は、矩形発振回路33の出力
を昇圧トランス34へと入力し、その出力をダイオード
D1とコンデンサーC1からなる整流回路35で整流し
てDC電圧を得ている。
【0063】AC高圧発生回路32は、周波数240H
zの正弦発振回路36の出力を昇圧トランス37へと入
力し、入力電圧と同じ周波数240Hzでピーク間電圧
2000VppのAC高圧をDC電圧と重畳して得てい
る。コンデンサーC2は、ピーク間電圧2000Vpp
のAC電流を一部蓄え、帯電ローラなどの負荷容量変動
時に変動分のAC電流供給し、Vppを安定させる役割
をしている。
zの正弦発振回路36の出力を昇圧トランス37へと入
力し、入力電圧と同じ周波数240Hzでピーク間電圧
2000VppのAC高圧をDC電圧と重畳して得てい
る。コンデンサーC2は、ピーク間電圧2000Vpp
のAC電流を一部蓄え、帯電ローラなどの負荷容量変動
時に変動分のAC電流供給し、Vppを安定させる役割
をしている。
【0064】図8は、図14の放置後ニップ跡Bを持つ
スポンジローラ2に印加したAC定電圧電源11の出力
電圧波形を示している。
スポンジローラ2に印加したAC定電圧電源11の出力
電圧波形を示している。
【0065】帯電音を上述した図17の条件で測定する
と図9に示すように、帯電音のリップルの無い安定した
特性が得られた。これは、AC定電圧電源11がスポン
ジローラ2の放置ニップ跡Bでの容量変動に対し、図8
に示すようにAC電圧の波形が安定している。つまり、
帯電ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値として回転中のACバ
イアスが2000Vppとなるような定AC電圧印加で
あり、ニップ跡Bが通過しても2000Vppを保持
氏、スポンジローラ2の回転周期で電圧波形が乱れな
い。スポンジローラ2の振動電圧印加による感光体を叩
く衝撃の乱れが減り、帯電音は問題無いレベル(気にな
らないレベルである)46dBとなった。図9におい
て、帯電音は、Vppの下降上昇によるVpp波形の乱
れが無いため、スポンジローラ2の形状、例えば「反
り」などによる回転周期と同調した2dB以下のなだら
かな帯電音変化しか測定されなかった。
と図9に示すように、帯電音のリップルの無い安定した
特性が得られた。これは、AC定電圧電源11がスポン
ジローラ2の放置ニップ跡Bでの容量変動に対し、図8
に示すようにAC電圧の波形が安定している。つまり、
帯電ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値として回転中のACバ
イアスが2000Vppとなるような定AC電圧印加で
あり、ニップ跡Bが通過しても2000Vppを保持
氏、スポンジローラ2の回転周期で電圧波形が乱れな
い。スポンジローラ2の振動電圧印加による感光体を叩
く衝撃の乱れが減り、帯電音は問題無いレベル(気にな
らないレベルである)46dBとなった。図9におい
て、帯電音は、Vppの下降上昇によるVpp波形の乱
れが無いため、スポンジローラ2の形状、例えば「反
り」などによる回転周期と同調した2dB以下のなだら
かな帯電音変化しか測定されなかった。
【0066】放置ニップ跡Bに相当する部分でもVpp
波形の乱れが無いため、スポンジローラの振動の乱れも
無くなり、定常状態の帯電音の音波振動数と異なる他の
振動数の音波が一瞬発生することも無いため、音圧が安
定する。
波形の乱れが無いため、スポンジローラの振動の乱れも
無くなり、定常状態の帯電音の音波振動数と異なる他の
振動数の音波が一瞬発生することも無いため、音圧が安
定する。
【0067】このように、帯電音がスポンジローラの回
転周期で一瞬変動する「リップル音」という耳障りな音
の発生が防止できた。
転周期で一瞬変動する「リップル音」という耳障りな音
の発生が防止できた。
【0068】図14のAC定電流制御のスポンジローラ
では、このリップル音はローラ回転周期で発生するた
め、回転周期の長い、感光体のプロセススピード70ミ
リ/sec以下の低速画像形成装置で耳障りな音として
回転始動時に目立ちやすかったが、AC定電圧電源によ
りスポンジローラの「リップル音」を防止できた。従っ
て、本例は、特にプロセススピード70mm/sec以
下の場合に適用することが望ましい。
では、このリップル音はローラ回転周期で発生するた
め、回転周期の長い、感光体のプロセススピード70ミ
リ/sec以下の低速画像形成装置で耳障りな音として
回転始動時に目立ちやすかったが、AC定電圧電源によ
りスポンジローラの「リップル音」を防止できた。従っ
て、本例は、特にプロセススピード70mm/sec以
下の場合に適用することが望ましい。
【0069】〈実施形態2〉(図10〜図11) 本実施形態は、接触帯電部材としてのスポンジローラ2
に印加する振動電圧(VAC+VDC)として、AC成分V
ACを定電圧で行ない、しかもDC成分VDCをVACの整流
電圧を用いて重畳させるを1トランス系定AC電圧電源
15である。
に印加する振動電圧(VAC+VDC)として、AC成分V
ACを定電圧で行ない、しかもDC成分VDCをVACの整流
電圧を用いて重畳させるを1トランス系定AC電圧電源
15である。
【0070】1トランス系定AC電圧電源15の交流電
圧の周波数は240Hzに固定され、直流電圧成分VDC
は−600Vである。交流電圧値としてのピーク間電圧
Vppは2000Vになるように出力されている。
圧の周波数は240Hzに固定され、直流電圧成分VDC
は−600Vである。交流電圧値としてのピーク間電圧
Vppは2000Vになるように出力されている。
【0071】Vpp=2000V(一定値)
【0072】1トランス系定AC電圧電源15の回路を
図10に示す。
図10に示す。
【0073】1トランス系定AC電圧電源15は、周波
数240Hzの正弦発振回路36の出力を昇圧トランス
38へと入力し、入力電圧と同じ周波数240Hzでピ
ーク間電圧2000VppのAC電圧を定Vppとし、
この定VppをダイオードD2で整流してコンデンサー
C3に充電し、コンデンサーC3に充電されたVDCを定
Vppに重畳している。トランジスタSiは周期的にス
イッチとしてon、offし、コンデンサーC3による
VDCが効果的にVppに重畳されるように同調してい
る。コンデンサーC2は、ピーク間電圧2000Vpp
のAC電流を一部蓄え、帯電ローラなどの負荷容量変動
時に変動分のAC電流供給し、Vppを安定させる役割
をしている。
数240Hzの正弦発振回路36の出力を昇圧トランス
38へと入力し、入力電圧と同じ周波数240Hzでピ
ーク間電圧2000VppのAC電圧を定Vppとし、
この定VppをダイオードD2で整流してコンデンサー
C3に充電し、コンデンサーC3に充電されたVDCを定
Vppに重畳している。トランジスタSiは周期的にス
イッチとしてon、offし、コンデンサーC3による
VDCが効果的にVppに重畳されるように同調してい
る。コンデンサーC2は、ピーク間電圧2000Vpp
のAC電流を一部蓄え、帯電ローラなどの負荷容量変動
時に変動分のAC電流供給し、Vppを安定させる役割
をしている。
【0074】図11は、図14の放置後ニップ跡Bを持
つスポンジローラ2に印加した1トランス系定AC電圧
電源15の出力電圧波形を示している。
つスポンジローラ2に印加した1トランス系定AC電圧
電源15の出力電圧波形を示している。
【0075】1トランス系定AC電圧電源15がスポン
ジローラ2の放置ニップ跡Bで容量変動に対し、図11
に示すようにAC電圧の波形が安定している。つまり、
帯電ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値として回転中のACバ
イアスが2000Vppとなるような定AC電圧印加で
あり、ニップ跡Bが通過しても2000Vppを保持
し、スポンジローラ2の回転周期で電圧波形が乱れな
い。スポンジローラ2の振動電圧印加による感光体を叩
く衝撃の乱れが減り、帯電音は問題の無いレベル(気に
ならないレベルである)46dBとなった。
ジローラ2の放置ニップ跡Bで容量変動に対し、図11
に示すようにAC電圧の波形が安定している。つまり、
帯電ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値として回転中のACバ
イアスが2000Vppとなるような定AC電圧印加で
あり、ニップ跡Bが通過しても2000Vppを保持
し、スポンジローラ2の回転周期で電圧波形が乱れな
い。スポンジローラ2の振動電圧印加による感光体を叩
く衝撃の乱れが減り、帯電音は問題の無いレベル(気に
ならないレベルである)46dBとなった。
【0076】〈実施形態3〉(図12) 本発明は、接触帯電部材としてのスポンジローラ2に印
加する振動電圧(VAC+VDC)のAC成分VACを定電圧
で制御するようにした。
加する振動電圧(VAC+VDC)のAC成分VACを定電圧
で制御するようにした。
【0077】AC定電圧電源11の交流電圧の周波数は
240Hzに固定され、直流電圧成分VDCは−600V
である。交流電圧値としてのピーク間電圧Vppは20
00Vになるように出力されている。
240Hzに固定され、直流電圧成分VDCは−600V
である。交流電圧値としてのピーク間電圧Vppは20
00Vになるように出力されている。
【0078】Vpp=2000V(一定値)
【0079】AC定電圧制御の電源17の回路を図12
に示す。
に示す。
【0080】AC定電圧制御の電源17は、DC(直
流)高圧発生回路31と、AC(交流)発生回路32の
2つからなっている。DC高圧発生回路31は、矩形発
振回路33の出力を昇圧トランス34へと入力し、その
出力をダイオードD1とコンデンサーC1からなる整流
回路35で整流してDC電圧を得ている。
流)高圧発生回路31と、AC(交流)発生回路32の
2つからなっている。DC高圧発生回路31は、矩形発
振回路33の出力を昇圧トランス34へと入力し、その
出力をダイオードD1とコンデンサーC1からなる整流
回路35で整流してDC電圧を得ている。
【0081】AC高圧発生回路32は、周波数240H
zの可変正弦発振回路39の出力を昇圧トランス37へ
と入力し、入力電圧と同じ周波数240Hzでピーク間
電圧2000VppのAC高圧をDC電圧と重畳して得
ている。
zの可変正弦発振回路39の出力を昇圧トランス37へ
と入力し、入力電圧と同じ周波数240Hzでピーク間
電圧2000VppのAC高圧をDC電圧と重畳して得
ている。
【0082】AC高圧制御回路40は、VACを従来の電
源より更に安定させるようにVpp制御を以下のように
行なっている。AC電圧検出回路18はスポンジローラ
2の負荷容量変動によるVppを検出し、検出されたV
ppの値を入力電圧制御回路19へと送る。入力電圧制
御回路19は、検出されたVppの値を元に可変正弦発
振回路39の出力を調整し、その調整した出力を昇圧ト
ランス37へと入力し、Vppを安定させる役割をして
いる。
源より更に安定させるようにVpp制御を以下のように
行なっている。AC電圧検出回路18はスポンジローラ
2の負荷容量変動によるVppを検出し、検出されたV
ppの値を入力電圧制御回路19へと送る。入力電圧制
御回路19は、検出されたVppの値を元に可変正弦発
振回路39の出力を調整し、その調整した出力を昇圧ト
ランス37へと入力し、Vppを安定させる役割をして
いる。
【0083】AC定電圧制御の電源17がスポンジロー
ラ2の放置ニップ跡Bでの容量変動に対し、VppをA
C電圧検出回路18で検出しながらVppを制御してい
るので、AC電圧の波形が安定している。つまり、帯電
ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値として回転中のACバイア
スが2000Vppとなるような定AC電圧制御であ
り、ニップ跡Bが通過しても2000Vppを保持し、
スポンジローラ2の回転周期で電圧波形が乱れない。ス
ポンジローラ2の振動電圧印加による感光体を叩く衝撃
の乱れが減り、帯電音は問題の無いレベル(気にならな
いレベルである)46dBとなった。
ラ2の放置ニップ跡Bでの容量変動に対し、VppをA
C電圧検出回路18で検出しながらVppを制御してい
るので、AC電圧の波形が安定している。つまり、帯電
ムラと絶縁破壊を防ぐ適正値として回転中のACバイア
スが2000Vppとなるような定AC電圧制御であ
り、ニップ跡Bが通過しても2000Vppを保持し、
スポンジローラ2の回転周期で電圧波形が乱れない。ス
ポンジローラ2の振動電圧印加による感光体を叩く衝撃
の乱れが減り、帯電音は問題の無いレベル(気にならな
いレベルである)46dBとなった。
【0084】なお、実施形態1〜3において感光体への
画像形成時および非画像形成時にかかわらず帯電部材に
印加される振動成分は定電圧制御されるのが良い。更に
非画像形成時、例えば感光体への画像形成後の感光体の
前回転および後回転において、帯電部材に印加するDC
電圧をオフしてAC電圧のみを印加することによって感
光体を除電することが望ましい。
画像形成時および非画像形成時にかかわらず帯電部材に
印加される振動成分は定電圧制御されるのが良い。更に
非画像形成時、例えば感光体への画像形成後の感光体の
前回転および後回転において、帯電部材に印加するDC
電圧をオフしてAC電圧のみを印加することによって感
光体を除電することが望ましい。
【0085】また実施形態1〜3において帯電部材とし
ては、スポンジローラに限らずASKER−C硬度55
°以下のソリッドローラを用いることもできる。
ては、スポンジローラに限らずASKER−C硬度55
°以下のソリッドローラを用いることもできる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば硬
度の低い接触帯電部材に印加する振動成分を定電圧制御
することにより、圧接放置によるニップ跡のような容量
変動による一瞬発生する帯電音のリップルを押えること
が可能となり、耳障りなリップル音を防止できる。特
に、このリップル音はローラ回転周期ごとに一瞬発生す
るため、リップル音の周期が長くわかりやすい回転周期
の長い低速の、特に、被帯電体の移動速度70mm/s
ec以下の帯電装置においては、有効である。
度の低い接触帯電部材に印加する振動成分を定電圧制御
することにより、圧接放置によるニップ跡のような容量
変動による一瞬発生する帯電音のリップルを押えること
が可能となり、耳障りなリップル音を防止できる。特
に、このリップル音はローラ回転周期ごとに一瞬発生す
るため、リップル音の周期が長くわかりやすい回転周期
の長い低速の、特に、被帯電体の移動速度70mm/s
ec以下の帯電装置においては、有効である。
【図1】実施例1の画像形成装置の一例の概略構成図。
【図2】低硬度接触帯電装置部分の拡大模型図。
【図3】接触帯電装置部分の拡大模型図。
【図4】低硬度接触帯電装置の等価回路図。
【図5】接触帯電装置の等価回路図。
【図6】(a)と(b)はそれぞれ装置静止放置時とス
ポンジローラ回転状態時との圧接ニップ部Nの平面形状
図。
ポンジローラ回転状態時との圧接ニップ部Nの平面形状
図。
【図7】AC定電圧電源の回路図。
【図8】低硬度接触帯電部材に印加したAC定電圧電源
の出力電圧波形図。
の出力電圧波形図。
【図9】帯電音の測定結果を示すグラフ。
【図10】実施例2における、1トランス系定AC電圧
電源回路図。
電源回路図。
【図11】実施例2における、低硬度接触帯電部材に印
加した1トランス系定AC電圧電源の出力電圧波形図。
加した1トランス系定AC電圧電源の出力電圧波形図。
【図12】実施例3における、AC定電圧制御の電源回
路図。
路図。
【図13】低硬度接触帯電装置の一例の概略図。
【図14】ニップ跡を生じたスポンジローラの図。
【図15】AC電圧の変動の説明図。
【図16】リップルのある帯電音の測定結果を示すグラ
フ。
フ。
【図17】帯電音の測定条件の説明図。
【図18】帯電ローラの制御回路図。
1 有機感光体 2 スポンジローラ 3 現像装置 4 加圧バネ 5 レーザー光 6 現像スリーブ 7 転写ガイド 8 転写ローラ 9 クリーニング装置 10 AC定電流制御の電源 11 AC定電圧印加の電源 12 高圧電源 13 ソリッドローラ 14 プリンター本体 15 1トランス系のAC定電圧電源 16 プロセスカートリッジ 17 AC定電圧制御の電源 18 AC電圧検出回路 19 入力電圧制御回路 29 普通騒音計 30 定着装置 31 DC(直流)高圧発生回路 32 AC(交流)発生回路 33 矩形発振回路 34 昇圧トランス 35 整流回路 36 正弦発振回路 37 昇圧トランス 38 昇圧トランス 39 可変正弦発振回路 40 AC高圧制御回路 N 圧接ニップ部 B スポンジローラに生じたニップ部 P 記録体(転写材) D1 ダイオード D2 ダイオード C1 コンデンサー C2 コンデンサー C3 コンデンサー
フロントページの続き (72)発明者 木下 正英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 被帯電体に接触可能であり、振動成分を
有する電圧が印加される帯電部材を有する帯電装置にお
いて、 前記帯電部材は、ASKER−C硬度55°以下であ
り、前記振動成分は、定電圧制御されることを特徴とす
る帯電装置。 - 【請求項2】 前記帯電部材は発泡部材を備えることを
特徴とする請求項1の帯電装置。 - 【請求項3】 前記振動成分は、前記被帯電体の帯電開
始電圧の2倍以上のピーク間電圧を備えることを特徴と
する請求項1又は2の帯電装置。 - 【請求項4】 前記被帯電体の移動速度は、70mm/
sec以下であることを特徴とする請求項1乃至3の帯
電装置。 - 【請求項5】 前記帯電部材は、ローラ形状であること
を特徴とする請求項1乃至4の帯電装置。 - 【請求項6】 像担持体と、この像担持体に接触可能で
あり、振動成分を有する電圧が印加可能な帯電部材と、
を有し、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッ
ジにおいて、 前記帯電部材は、ASKER−C硬度55°以下であ
り、前記振動成分は、定電圧制御されることを特徴とす
るプロセスカートリッジ。 - 【請求項7】 前記帯電部材は発泡部材を備えることを
特徴とする請求項6のプロセスカートリッジ。 - 【請求項8】 前記帯電部材は、ローラ形状であること
を特徴とする請求項6又は7のプロセスカートリッジ。 - 【請求項9】 像担持体と、この像担持体に接触可能で
あり、振動成分を有する電圧が印加可能な帯電部材と、
を有する画像形成装置において、 前記帯電部材は、ASKER−C硬度55°以下であ
り、前記振動成分は、定電圧制御されることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項10】 前記帯電部材は発泡部材を備えること
を特徴とする請求項9の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記振動成分は、前記像担持体の帯電
開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を備えることを特徴
とする請求項9又は10の画像形成装置。 - 【請求項12】 前記像担持体の移動速度は、70mm
/sec以下であることを特徴とする請求項9乃至11
の画像形成装置。 - 【請求項13】 前記帯電部材は、ローラ形状であるこ
とを特徴とする請求項9乃至12の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記像担持体への画像形成時及び非画
像形成時にかかわらず前記振動成分は、定電圧制御され
ることを特徴とする請求項9乃至13の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7250886A JPH08211702A (ja) | 1994-12-07 | 1995-09-28 | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33110694 | 1994-12-07 | ||
| JP6-331106 | 1994-12-07 | ||
| JP7250886A JPH08211702A (ja) | 1994-12-07 | 1995-09-28 | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08211702A true JPH08211702A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=26539970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7250886A Pending JPH08211702A (ja) | 1994-12-07 | 1995-09-28 | 帯電装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08211702A (ja) |
-
1995
- 1995-09-28 JP JP7250886A patent/JPH08211702A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011002 |