JPH0821177B2 - 光学式情報記録媒体 - Google Patents

光学式情報記録媒体

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JPH0821177B2
JPH0821177B2 JP1284094A JP28409489A JPH0821177B2 JP H0821177 B2 JPH0821177 B2 JP H0821177B2 JP 1284094 A JP1284094 A JP 1284094A JP 28409489 A JP28409489 A JP 28409489A JP H0821177 B2 JPH0821177 B2 JP H0821177B2
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dye
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淳志 吉澤
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  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、たとえば光ディスク記録再生装置に使用す
る記録媒体、特にレーザ光を用いて情報を書込み、この
書込み情報をレーザ光を用いて読出すことができる光学
式情報記録媒体に関する。
背景技術 従来から、レーザ光に感応する記録層を有する光学式
情報記録媒体を用いて映像や音声等の情報を記録し再生
する方法を用いた光学記録再生方式が良く知られてい
る。しかして、従来の光学式情報記録媒体は、基板上に
単一の記録層を形成した構造を有するものであった。
ところが、単一の感光材料を用いて一定波長のレーザ
光に対して良好な感光特性を有する記録層を得ることは
困難であることが明らかとなり2種以上の感光材料を混
合して記録層を形成することが考えられている。しかし
ながら、2種以上の感光材料からなる記録層を形成する
ためには所望の2種類の感光材料に対して相溶性のある
溶剤を用いて溶液を得て、これをスピンコートしなけれ
ばならず、さらに、溶剤が基板に対して溶解または膨潤
などの悪影響を及ぼさないという条件も考慮しなければ
ならず、感光材料及び溶剤の組み合わせに厳しい制約が
存在し、感光材料の選択の自由度も狭くなるという問題
があった。
かかる制約を解消するものとして、異なる分子骨格を
持つ色素薄膜を基板上に積層するもの(特開昭60-14739
1号公報;先行技術1)や同じ分子骨格を持つ色素薄膜
を基板上に積層するもの(特開昭63-252791号公報;先
行技術2)が提案されている。
しかし、先行技術1は色素の溶剤に対する溶解性が各
々異なることを利用していた。すなわち、具体的には溶
剤aに可溶であるが溶剤bには不溶である色素Aを溶剤
aに溶解した溶液を基板上にコーティングし、次に溶剤
aに不溶であるが溶剤bには可溶な色素Bを溶剤bに溶
解した溶液を色素Aの薄膜上にコーティングして色素A/
Bの積層薄膜を基板上に形成させていた。従ってこの技
術では溶剤に対する溶解性が似通っている色素は積層す
ることができないという欠点があった。
一方、先行技術2はアズレニウム系色素を含む2枚の
情報記録媒体単位を貼合せた情報記録媒体を開示してい
る。この技術は積層コーティングの際の色素溶出を防止
する良い方法がないために2枚の情報記録媒体単位を貼
合わせることを提案しているのであって、工程が煩雑で
生産性に劣りコスト高になるという欠点があった。
発明の概要 [発明の目的] 本発明の目的は分子骨格の類似した、溶剤に対する溶
解性が似通っている色素を使用しても生産効率のよい安
価な光学式情報記録媒体を提供することにある。
[発明の構成] 本発明の光学式情報記録媒体は、透明基板上に積層さ
れかつ各々が色素を含有する複数の色素記録層を有する
光学的情報記録媒体であって、相隣る前記色素層は互い
に異なる溶剤に不溶な重合体と該重合体中に分散された
色素とからなることを特徴とする。
[発明の作用] 本発明によれば、色素を各々溶解性の異なる複数のポ
リマー中に分散させ、これらポリマーを積層することに
より、たとえ溶剤に対する溶解性が似通っている色素を
使用しても、コーティング層を積層形成する際に色素が
ポリマー中に固定されているので次のコーティングの際
に先に形成された色素薄膜から色素が溶出しない。よっ
て、光学式情報記録媒体の生産性を向上させコストを低
減させる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。
第1図は、本発明による光学式情報記録媒体の断面図
である。すなわち、基板1は、ガラス、アクリル樹脂、
ビニル樹脂、ポリエーテル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリブチラール樹脂、セルロースアセ
テートブチレート樹脂、ニトロセルロース樹脂等の透光
性又は光反射性に優れた材料からなっている。第1の記
録層2は基板1の上にスピンコート法により薄膜化され
形成された照射光に反応してデータを記録する色素を含
む薄膜層である。第2の記録層3は記録層2の上にスピ
ンコート法により薄膜化され形成された上記照射光とは
光エネルギーが異なる照射光に反応してデータを記録す
る色素を含む薄膜層である。第3の記録層4は記録層3
の上に形成された記録層2と同一の色素を含む薄膜層で
ある。
かかる複数の記録層2,3及び4の形成工程においては
基板1上に順次積層されていくのである。すなわち、本
発明では、例えばメタノールに可溶であるがアセトンに
不溶性のポリビニルアルコールのメタノール溶液中へ色
素を分散又は溶解した液を基板1の上にスピンコート
し、メタノールの蒸発乾燥後に記録層を形成し、次いで
記録層2のポリマーと溶解特性の異なる、例えばメタノ
ールに不溶であるがアセトンに可溶であるポリ塩化ビニ
ルのアセトン溶液中へ色素を分散又は溶解した液をスピ
ンコートし、アセトンの蒸発乾燥後に記録層3を形成す
る。次いで記録層4を記録層2と同様の方法によって形
成する。このように積層面において相隣る記録層は溶解
特性の異なるポリマーが異なる溶剤によって溶解せしめ
られてスピンコート法により形成されているため、相隣
る記録層を冒すことがなく、従って例えばメタノールと
アセトンの両方に可溶な類似した溶解性や構造を有する
色素も積層薄膜化することが可能となる。
このような溶剤に対する溶解性の異なるポリマーで本
発明の光学式情報記録媒体の記録層へ応用可能なポリマ
ーの組み合わせの代表例としては、 組み合せI 1層目:ポリウレタン(アセトン溶液) 2層目:ニトロセルロース、ポリメタクリル酸メチル、
ポリ酢酸ビニル(ジアセトンアルコール溶液) 組み合せII 1層目:ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル(メタ
ノール溶液) 2層目:ポリメタクリル酸メチル、ポリ塩化ビニル、ポ
リカーボネート、ポリスチレン、ニトロセルロース(ア
セトン溶液) 組み合せIII 1層目:ポリスチレン系エラストマー(シクロヘキサノ
ン溶液) 2層目:ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル(エチ
ルセロソルブ溶液) が挙げられる。上記の1、2層を順次積層することによ
って一定波長のレーザ光に対し良好な感光特性を有する
記録層を得ることができる。
なお、色素はポリマー溶液に対する相溶性を考えて適
当な色素を選定すればよいのであるが、第1の記録層に
赤外線及び紫外線吸収性を有する色素を、第2の記録層
に近赤外線吸収性を有する色素を選定し、これらの層を
順次交互に積層し、赤外線及び紫外線吸収材料が近赤外
線吸収材料を挾む形にすることにより、記録層の昇華後
のピットの形状が相補し合って、ピットと非ピット部分
の境界での形状が全体として使用するレーザ光のノイズ
波長成分に大きく影響されることがなく再生時のノイズ
となることを防止することができる。
さらに、第1の記録層及び第2の記録層に使用する色
素は何れも紫外光により着色され、消色を可視光または
近赤外光により行えるものが好ましい。その理由は、未
書込み状態では第1及び第2の記録材料の両方が何れも
透明であり、これを書込みにより着色すると、読み出し
には安全性にも優れ、使用光源にも多様性のある可視光
〜近紫外光が用いられるばかりでなく、個々のスペクト
ル変化も大きくなり、S/N比の良いものが得られるから
である。
発明の効果 以上のように、本発明によれば従来の溶剤に対する溶
解性が類似しているために次のコーティングの際に色素
が溶出するために積層することができなかった構造や溶
解性が類似している色素を含む感光材料同志を積層させ
て薄膜化することが可能となり、感光材料の選択の自由
度が一段と広くなり、更に感光材料及び溶剤の組み合せ
に対する制約も大巾に減少することができる。
その上適切な吸光特性を有する色素を自由に選択でき
るため、適切な色素の組み合せによりレーザ光中のノイ
ズ波長成分に対して悪影響を受けずに、さらに所定波長
に対して急峻な総合吸収特性を有する記録層を得ること
ができる。しかも、第1の感光材料と第2の感光材料の
着色後の光吸収スペクトルが互いに重畳しないように構
成することもできるので、多層構造による記録の多重化
が容易に行え、従来の光学式情報記録媒体の記録容量よ
りも倍密度以上の記録容量となる高密度の光学式情報記
録媒体が得られる。
さらに、色素を含有させるポリマーとして種々の耐紫
外線、耐赤外線、耐水性、耐溶剤性、耐候性を有する材
料を組み合わせ使用できるので、これら材料の相補作用
により総合的性能を向上させることが可能となる。すな
わち、記録工程後における外部光線に対する劣化の少な
い光学式情報記録媒体を得ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の光学式情報記録媒体の部分断面図である。 主要部分の符号の説明 1……基板、3……第2記録層 2……第1記録層、4……第3記録層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明基板上に積層されかつ各々が色素を含
    有する複数の色素記録層を有する光学的情報記録媒体で
    あって、相隣る前記色素層は互いに異なる溶剤に不溶な
    重合体と該重合体中に分散された色素とからなることを
    特徴とする光学式情報記録媒体。
JP1284094A 1989-10-31 1989-10-31 光学式情報記録媒体 Expired - Fee Related JPH0821177B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1284094A JPH0821177B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 光学式情報記録媒体
US07/914,632 US5225317A (en) 1989-10-31 1992-07-17 Optical information recording medium

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JP1284094A JPH0821177B2 (ja) 1989-10-31 1989-10-31 光学式情報記録媒体

Publications (2)

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JPH03144935A JPH03144935A (ja) 1991-06-20
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