JPH0821271A - エンジンの排気検出装置 - Google Patents
エンジンの排気検出装置Info
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- JPH0821271A JPH0821271A JP17362594A JP17362594A JPH0821271A JP H0821271 A JPH0821271 A JP H0821271A JP 17362594 A JP17362594 A JP 17362594A JP 17362594 A JP17362594 A JP 17362594A JP H0821271 A JPH0821271 A JP H0821271A
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- exhaust
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気センサによる検出信号の精度を向上させ
ると共に、同上排気センサの寿命を向上させるようにす
る。 【構成】 案内通路115により案内された排気100
の性状を検出する排気センサ91を設ける。上記案内通
路115に、この案内通路115よりも断面積の大きい
蓄圧室119を接続する。上記案内通路115の上記蓄
圧室119側端を同上蓄圧室119内に開口させる。上
記蓄圧室119内に排気センサ91のセンサ素子部10
6を臨ませる。上記案内通路115の上記蓄圧室119
側端の孔芯122aの延長上から上記センサ素子部10
6を離れさせる。
ると共に、同上排気センサの寿命を向上させるようにす
る。 【構成】 案内通路115により案内された排気100
の性状を検出する排気センサ91を設ける。上記案内通
路115に、この案内通路115よりも断面積の大きい
蓄圧室119を接続する。上記案内通路115の上記蓄
圧室119側端を同上蓄圧室119内に開口させる。上
記蓄圧室119内に排気センサ91のセンサ素子部10
6を臨ませる。上記案内通路115の上記蓄圧室119
側端の孔芯122aの延長上から上記センサ素子部10
6を離れさせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船、自動二輪車、お
よび自動車等に用いられるエンジンに関し、より詳しく
は、例えば、気筒内に吸入される混合気の空燃比を排気
の性状に基づいて調整しようとする場合に、この排気の
性状を検出するための排気検出装置に関する。
よび自動車等に用いられるエンジンに関し、より詳しく
は、例えば、気筒内に吸入される混合気の空燃比を排気
の性状に基づいて調整しようとする場合に、この排気の
性状を検出するための排気検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗り物の一例である自動車に搭載される
エンジンには、従来、次のように構成されたものがあ
る。
エンジンには、従来、次のように構成されたものがあ
る。
【0003】即ち、気筒内の燃焼で生じた排気の性状を
検出する排気センサが設けられている。そして、この排
気センサの検出信号により、混合気の空燃比(A/F)
が所望値に調整され、これにより、上記エンジンの性能
の向上や、燃料の無駄な消費が抑制されるようになって
いる。
検出する排気センサが設けられている。そして、この排
気センサの検出信号により、混合気の空燃比(A/F)
が所望値に調整され、これにより、上記エンジンの性能
の向上や、燃料の無駄な消費が抑制されるようになって
いる。
【0004】一方、エンジンが特に2サイクルエンジン
である場合には、これは高速回転するため、エンジンの
駆動をより円滑にさせるよう混合気中に潤滑油が混入さ
れる。
である場合には、これは高速回転するため、エンジンの
駆動をより円滑にさせるよう混合気中に潤滑油が混入さ
れる。
【0005】上記のように混入された潤滑油の多くは、
気筒内で、混合気と共に燃焼して排気の一部を構成する
が、そのときの未燃油は、微粒子となって上記排気と共
に気筒内から排出される。
気筒内で、混合気と共に燃焼して排気の一部を構成する
が、そのときの未燃油は、微粒子となって上記排気と共
に気筒内から排出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記排気セ
ンサのセンサ素子部は、排気中にさらされており、この
ため、上記排気中の未燃油が、同上排気センサのセンサ
素子部に容易に付着するおそれがある。そして、この付
着が多量であると、その分、上記センサ素子部による検
出信号の出力が大きく低下し、つまり、検出精度が粗く
なって、空燃比の制御等、所望の制御が得られないとい
う問題が生じてくる。
ンサのセンサ素子部は、排気中にさらされており、この
ため、上記排気中の未燃油が、同上排気センサのセンサ
素子部に容易に付着するおそれがある。そして、この付
着が多量であると、その分、上記センサ素子部による検
出信号の出力が大きく低下し、つまり、検出精度が粗く
なって、空燃比の制御等、所望の制御が得られないとい
う問題が生じてくる。
【0007】また、上記センサ素子部に未燃油が付着す
ると、これが上記センサ素子部の劣化を促進させること
となり、よって、上記排気センサの寿命上の問題も生じ
てくる。
ると、これが上記センサ素子部の劣化を促進させること
となり、よって、上記排気センサの寿命上の問題も生じ
てくる。
【0008】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、排気センサによる検出信号の精度を
向上させるようにし、かつ、同上排気センサの寿命を向
上させるようにすることを目的とする。
てなされたもので、排気センサによる検出信号の精度を
向上させるようにし、かつ、同上排気センサの寿命を向
上させるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明のエンジンの排気検出装置は、気筒16〜1
8内の燃焼で生じた排気100を系外に案内する案内通
路115を設け、この案内通路115により案内された
排気100の性状を検出する排気センサ91を設けた場
合において、上記案内通路115に、この案内通路11
5よりも断面積の大きい蓄圧室119を接続し、上記案
内通路115の上記蓄圧室119側端を同上蓄圧室11
9内に開口させ、上記蓄圧室119内に排気センサ91
のセンサ素子部106を臨ませ、上記案内通路115の
上記蓄圧室119側端の孔芯122aの延長上から上記
センサ素子部106を離れさせたものである。
のこの発明のエンジンの排気検出装置は、気筒16〜1
8内の燃焼で生じた排気100を系外に案内する案内通
路115を設け、この案内通路115により案内された
排気100の性状を検出する排気センサ91を設けた場
合において、上記案内通路115に、この案内通路11
5よりも断面積の大きい蓄圧室119を接続し、上記案
内通路115の上記蓄圧室119側端を同上蓄圧室11
9内に開口させ、上記蓄圧室119内に排気センサ91
のセンサ素子部106を臨ませ、上記案内通路115の
上記蓄圧室119側端の孔芯122aの延長上から上記
センサ素子部106を離れさせたものである。
【0010】上記の場合、蓄圧室119を案内通路11
5の中途部に介設し、この蓄圧室119で分断された案
内通路115の一方の分断端122と他方の分断端12
3とを同上蓄圧室119内に開口させ、上記一方の分断
端122および他方の分断端123を互いに結ぶ仮想直
線131から、上記センサ素子部106を離れさせても
よい。
5の中途部に介設し、この蓄圧室119で分断された案
内通路115の一方の分断端122と他方の分断端12
3とを同上蓄圧室119内に開口させ、上記一方の分断
端122および他方の分断端123を互いに結ぶ仮想直
線131から、上記センサ素子部106を離れさせても
よい。
【0011】また、一方の分断端122を他方の分断端
123よりも、上側に位置させてもよい。
123よりも、上側に位置させてもよい。
【0012】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0013】図1において、排気100が案内通路11
5により系外に案内されて、この案内通路115の蓄圧
室119側端からこの蓄圧室119に流入するとき、上
記排気100に含まれる未燃油はその慣性力で、上記案
内通路115の蓄圧室119側端の孔芯122aの延長
上に沿って蓄圧室119内を流れることとなる。
5により系外に案内されて、この案内通路115の蓄圧
室119側端からこの蓄圧室119に流入するとき、上
記排気100に含まれる未燃油はその慣性力で、上記案
内通路115の蓄圧室119側端の孔芯122aの延長
上に沿って蓄圧室119内を流れることとなる。
【0014】そこで、上記孔芯122aの延長上から排
気センサ91のセンサ素子部106を離れさせてある。
つまり、上記未燃油の多くが流れるところから、上記セ
ンサ素子部106が離れており、このため、上記排気セ
ンサ91のセンサ素子部106に未燃油が衝突して付着
することが抑制される。
気センサ91のセンサ素子部106を離れさせてある。
つまり、上記未燃油の多くが流れるところから、上記セ
ンサ素子部106が離れており、このため、上記排気セ
ンサ91のセンサ素子部106に未燃油が衝突して付着
することが抑制される。
【0015】上記の場合、蓄圧室119を案内通路11
5の中途部に介設し、この蓄圧室119で分断された案
内通路115の一方の分断端122と他方の分断端12
3とを同上蓄圧室119内に開口させてもよい。
5の中途部に介設し、この蓄圧室119で分断された案
内通路115の一方の分断端122と他方の分断端12
3とを同上蓄圧室119内に開口させてもよい。
【0016】このようにした場合には、上記一方の分断
端122を通り蓄圧室119に流入した排気100は、
ここから更に案内通路115の他方の分断端123を通
り排出されるが、この場合には、上記蓄圧室119内に
おける排気100の主流は、上記一方の分断端122と
他方の分断端123とを互いに結ぶ仮想直線131に沿
いながら流れることとなる。
端122を通り蓄圧室119に流入した排気100は、
ここから更に案内通路115の他方の分断端123を通
り排出されるが、この場合には、上記蓄圧室119内に
おける排気100の主流は、上記一方の分断端122と
他方の分断端123とを互いに結ぶ仮想直線131に沿
いながら流れることとなる。
【0017】一方、上記排気100に含まれる未燃油
は、気体である排気100に比べて比重が重いため、前
記したように、一方の分断端122を通って排気100
と共に蓄圧室119に流入したとき、同上未燃油の一部
はその慣性力で、上記一方の分断端122の孔芯122
aの延長上に沿って、蓄圧室119内を流れることとな
る。また、他の未燃油は、上記排気100の主流と共
に、上記仮想直線131に沿って流れることとなる。
は、気体である排気100に比べて比重が重いため、前
記したように、一方の分断端122を通って排気100
と共に蓄圧室119に流入したとき、同上未燃油の一部
はその慣性力で、上記一方の分断端122の孔芯122
aの延長上に沿って、蓄圧室119内を流れることとな
る。また、他の未燃油は、上記排気100の主流と共
に、上記仮想直線131に沿って流れることとなる。
【0018】そこで、上記したように、一方の分断端1
22の孔芯122aの延長上からセンサ素子部106を
離れさせることに加えて、同上一方の分断端122と他
方の分断端123とを互いに結ぶ仮想直線131から、
上記センサ素子部106を離れさせてもよく、このよう
にすれば、上記未燃油の多くが流れるところから、上記
センサ素子部106が離れて、上記排気センサ91のセ
ンサ素子部106に未燃油が衝突して付着することが抑
制される。
22の孔芯122aの延長上からセンサ素子部106を
離れさせることに加えて、同上一方の分断端122と他
方の分断端123とを互いに結ぶ仮想直線131から、
上記センサ素子部106を離れさせてもよく、このよう
にすれば、上記未燃油の多くが流れるところから、上記
センサ素子部106が離れて、上記排気センサ91のセ
ンサ素子部106に未燃油が衝突して付着することが抑
制される。
【0019】また、一方の分断端122を他方の分断端
123よりも、上側に位置させてもよい。
123よりも、上側に位置させてもよい。
【0020】このようにすれば、排気100と共に一方
の分断端122を通って蓄圧室119内に流入した未燃
油は、その慣性力と、自然流下とによって、他方の分断
端123を通り蓄圧室119内から円滑に排出され、蓄
圧室119内に溜ることが防止される。
の分断端122を通って蓄圧室119内に流入した未燃
油は、その慣性力と、自然流下とによって、他方の分断
端123を通り蓄圧室119内から円滑に排出され、蓄
圧室119内に溜ることが防止される。
【0021】このため、未燃油が蓄圧室119内にとど
まることが抑制され、これに伴って、排気センサ91の
センサ素子部106に未燃油の付着することが更に抑制
される。
まることが抑制され、これに伴って、排気センサ91の
センサ素子部106に未燃油の付着することが更に抑制
される。
【0022】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【0023】(実施例1)
【0024】図1から図10は、実施例1を示してい
る。
る。
【0025】図2において、符号1は乗り物の一例とし
ての船で、矢印Frは船1の進行方向前方を示してい
る。なお、下記する左右とは、上記前方に向っての方向
をいうものとする。
ての船で、矢印Frは船1の進行方向前方を示してい
る。なお、下記する左右とは、上記前方に向っての方向
をいうものとする。
【0026】上記船1は船体2を有し、この船体2の船
尾には船外機3が着脱自在に取り付けられている。この
船外機3は、上記船尾に取り付けられるブラケット4
と、このブラケット4に対し枢支軸5により枢支される
船外機本体6とで構成されている。
尾には船外機3が着脱自在に取り付けられている。この
船外機3は、上記船尾に取り付けられるブラケット4
と、このブラケット4に対し枢支軸5により枢支される
船外機本体6とで構成されている。
【0027】上記船外機本体6は動力伝達装置8を備
え、この動力伝達装置8はその外殻を構成する伝動ケー
ス9と、この伝動ケース9内に収容される伝動機構とで
構成され、上記伝動ケース9が上記ブラケット4に対し
上記枢支軸5により枢支されている。また、上記船外機
本体6は内燃機関である2サイクルの多気筒エンジン1
0を有し、このエンジン10は上記伝動ケース9の上端
に着脱自在に取り付けられて、カバー11で開閉自在に
覆われている。上記伝動ケース9は、水中に向って下方
に延びこの伝動ケース9の下端に円筒状のシャフト13
が支承され、このシャフト13にプロペラ14が取り付
けられている。
え、この動力伝達装置8はその外殻を構成する伝動ケー
ス9と、この伝動ケース9内に収容される伝動機構とで
構成され、上記伝動ケース9が上記ブラケット4に対し
上記枢支軸5により枢支されている。また、上記船外機
本体6は内燃機関である2サイクルの多気筒エンジン1
0を有し、このエンジン10は上記伝動ケース9の上端
に着脱自在に取り付けられて、カバー11で開閉自在に
覆われている。上記伝動ケース9は、水中に向って下方
に延びこの伝動ケース9の下端に円筒状のシャフト13
が支承され、このシャフト13にプロペラ14が取り付
けられている。
【0028】そして、上記エンジン10の出力部に、上
記動力伝達装置8の伝動機構を介して上記プロペラ14
が連動するよう連結されている。
記動力伝達装置8の伝動機構を介して上記プロペラ14
が連動するよう連結されている。
【0029】図2から図8において、上記エンジン10
は、第1気筒16、第2気筒17、および第3気筒18
の複数(三つ)の気筒を備え、これら気筒は上下に積み
重ねられるようにして並設されている。
は、第1気筒16、第2気筒17、および第3気筒18
の複数(三つ)の気筒を備え、これら気筒は上下に積み
重ねられるようにして並設されている。
【0030】上記エンジン10は、上記各気筒16〜1
8に共通のクランクケース19を有し、このクランクケ
ース19には軸心がほぼ垂直の縦向きのクランク軸20
が収容され、このクランク軸20は上記クランクケース
19に対しその軸心回りに回転自在に支承されている。
8に共通のクランクケース19を有し、このクランクケ
ース19には軸心がほぼ垂直の縦向きのクランク軸20
が収容され、このクランク軸20は上記クランクケース
19に対しその軸心回りに回転自在に支承されている。
【0031】上記クランクケース19の後部に、上記各
気筒16〜18のそれぞれのシリンダ本体22が一体的
に取り付けられ、これらシリンダ本体22の軸心は互い
に平行に前後に延びている。また、これら各シリンダ本
体22の突出端にはシリンダヘッド23が着脱自在に取
り付けられている。上記シリンダ本体22同士は互いに
一体化されてシリンダブロック24を構成し、上記シリ
ンダヘッド23同士も互いに一体化されている。
気筒16〜18のそれぞれのシリンダ本体22が一体的
に取り付けられ、これらシリンダ本体22の軸心は互い
に平行に前後に延びている。また、これら各シリンダ本
体22の突出端にはシリンダヘッド23が着脱自在に取
り付けられている。上記シリンダ本体22同士は互いに
一体化されてシリンダブロック24を構成し、上記シリ
ンダヘッド23同士も互いに一体化されている。
【0032】上記各シリンダ本体22は、その内部にそ
れぞれ軸心が前後に延びるシリンダ孔25を有し、これ
ら各シリンダ孔25にピストン26が前後に摺動自在に
嵌入されている。これら各ピストン26は、それぞれ上
記クランク軸20に連接棒27により連結されている。
れぞれ軸心が前後に延びるシリンダ孔25を有し、これ
ら各シリンダ孔25にピストン26が前後に摺動自在に
嵌入されている。これら各ピストン26は、それぞれ上
記クランク軸20に連接棒27により連結されている。
【0033】上記シリンダ孔25内でシリンダヘッド2
3とピストン26とで囲まれた空間が「気筒内」に相当
し、上記ピストン26が上記シリンダヘッド23にある
程度接近した状態の上記「気筒内」が燃焼室29とな
る。上記シリンダヘッド23には、各燃焼室29に対応
して三つの点火プラグ30が取り付けられ、これら各点
火プラグ30の放電部31が上記燃焼室29に臨んでい
る。
3とピストン26とで囲まれた空間が「気筒内」に相当
し、上記ピストン26が上記シリンダヘッド23にある
程度接近した状態の上記「気筒内」が燃焼室29とな
る。上記シリンダヘッド23には、各燃焼室29に対応
して三つの点火プラグ30が取り付けられ、これら各点
火プラグ30の放電部31が上記燃焼室29に臨んでい
る。
【0034】上記クランクケース19の前面には三つの
吸気ポート33が形成され、これら各吸気ポート33に
それぞれリード弁34が取り付けられている。また、こ
れらリード弁34の前面には、吸気マニホールド35、
スロットル弁36aを収容するスロットルボディ36、
およびサイレンサ37が順次連設されている。また、上
記サイレンサ37の上端には後方に向って開口する入口
管38が取り付けられている。上記入口管38、サイレ
ンサ37、スロットルボディ36、吸気マニホールド3
5、およびリード弁34は、これらの各内部にそれぞれ
設けられた吸気通路39によって互いに連通させられ、
かつ、これら各吸気通路39は上記吸気ポート33に連
通している。
吸気ポート33が形成され、これら各吸気ポート33に
それぞれリード弁34が取り付けられている。また、こ
れらリード弁34の前面には、吸気マニホールド35、
スロットル弁36aを収容するスロットルボディ36、
およびサイレンサ37が順次連設されている。また、上
記サイレンサ37の上端には後方に向って開口する入口
管38が取り付けられている。上記入口管38、サイレ
ンサ37、スロットルボディ36、吸気マニホールド3
5、およびリード弁34は、これらの各内部にそれぞれ
設けられた吸気通路39によって互いに連通させられ、
かつ、これら各吸気通路39は上記吸気ポート33に連
通している。
【0035】上記各スロットル弁36aは連動手段40
により互いに連結されている。そして、オペレータが操
作部を操作すれば、上記連動手段40を介し上記各スロ
ットル弁36aが互いに同期して、同じ開閉弁動作を行
うようになっている。
により互いに連結されている。そして、オペレータが操
作部を操作すれば、上記連動手段40を介し上記各スロ
ットル弁36aが互いに同期して、同じ開閉弁動作を行
うようになっている。
【0036】上記各シリンダ孔25の周りの上記シリン
ダ本体22には、各シリンダ孔25についてそれぞれ複
数(三つ)の掃気通路41が形成されている。これら各
掃気通路41は、上記クランクケース19内を燃焼室2
9に連通させている。
ダ本体22には、各シリンダ孔25についてそれぞれ複
数(三つ)の掃気通路41が形成されている。これら各
掃気通路41は、上記クランクケース19内を燃焼室2
9に連通させている。
【0037】上記シリンダブロック24の左側には排気
マニホールド42が取り付けられ、この排気マニホール
ド42内の第1排気通路43の一端側は複数(三つ)に
分岐し、各シリンダ本体22に形成された排気ポート4
4を介し各燃焼室29内に開口している。一方、上記シ
リンダブロック24と伝動ケース9との間には排気ガイ
ド46が介設され、この排気ガイド46内の第2排気通
路47と、上記第1排気通路43の他端側とが互いに連
通させられている。前記伝動ケース9内に第3排気通路
48が形成され、この第3排気通路48の一端が上記第
2排気通路47に連通し、他端が前記シャフト13内を
通して水中に開口している。
マニホールド42が取り付けられ、この排気マニホール
ド42内の第1排気通路43の一端側は複数(三つ)に
分岐し、各シリンダ本体22に形成された排気ポート4
4を介し各燃焼室29内に開口している。一方、上記シ
リンダブロック24と伝動ケース9との間には排気ガイ
ド46が介設され、この排気ガイド46内の第2排気通
路47と、上記第1排気通路43の他端側とが互いに連
通させられている。前記伝動ケース9内に第3排気通路
48が形成され、この第3排気通路48の一端が上記第
2排気通路47に連通し、他端が前記シャフト13内を
通して水中に開口している。
【0038】図4と図7において、上記エンジン10に
は、水冷式の冷却装置50が設けられている。この冷却
装置50は、各シリンダ孔25の周りでシリンダブロッ
ク24に形成される第1冷却水ジャケット51と、上記
排気マニホールド42に形成される第2冷却水ジャケッ
ト52と、上記第2排気通路47を囲むように排気ガイ
ド46に形成される第3冷却水ジャケット53と、上記
第3排気通路48を囲むように伝動ケース9に形成され
る第4冷却水ジャケット54とを備え、これら各冷却水
ジャケット51〜54は、直接に、もしくは冷却水連通
路55を介して互いに連通している。また、上記第4冷
却水ジャケット54の下端は上記第3排気通路48の下
流側に連通している。
は、水冷式の冷却装置50が設けられている。この冷却
装置50は、各シリンダ孔25の周りでシリンダブロッ
ク24に形成される第1冷却水ジャケット51と、上記
排気マニホールド42に形成される第2冷却水ジャケッ
ト52と、上記第2排気通路47を囲むように排気ガイ
ド46に形成される第3冷却水ジャケット53と、上記
第3排気通路48を囲むように伝動ケース9に形成され
る第4冷却水ジャケット54とを備え、これら各冷却水
ジャケット51〜54は、直接に、もしくは冷却水連通
路55を介して互いに連通している。また、上記第4冷
却水ジャケット54の下端は上記第3排気通路48の下
流側に連通している。
【0039】上記第1冷却水ジャケット51に対し海水
などの冷却水56を供給する水ポンプが設けられ、上記
冷却水56は上記各冷却水ジャケット51〜54を冷却
水連通路55を介し順次通り抜け、かつ、第3排気通路
48の下流端を通って水中に排水される。そして、この
流れの途中で、冷却水56により、上記第1〜第3気筒
16〜18が冷却され、これにより、第1〜第3気筒1
6〜18のシリンダヘッド23やシリンダブロック24
はそれぞれある所定の温度範囲に保たれるようになって
いる。
などの冷却水56を供給する水ポンプが設けられ、上記
冷却水56は上記各冷却水ジャケット51〜54を冷却
水連通路55を介し順次通り抜け、かつ、第3排気通路
48の下流端を通って水中に排水される。そして、この
流れの途中で、冷却水56により、上記第1〜第3気筒
16〜18が冷却され、これにより、第1〜第3気筒1
6〜18のシリンダヘッド23やシリンダブロック24
はそれぞれある所定の温度範囲に保たれるようになって
いる。
【0040】図2において、上記エンジン10に燃料5
9を供給する燃料供給装置60が設けられている。この
燃料供給装置60は第1〜第3気筒16〜18に対応す
る複数(三つ)の燃料噴射弁61を有し、これら各燃料
噴射弁61はスロットルボディ36に着脱自在に取り付
けられている。これら燃料噴射弁61は、スロットルボ
ディ36からリード弁34に至る間の吸気通路39内に
向って、適宜燃料59を噴射する。
9を供給する燃料供給装置60が設けられている。この
燃料供給装置60は第1〜第3気筒16〜18に対応す
る複数(三つ)の燃料噴射弁61を有し、これら各燃料
噴射弁61はスロットルボディ36に着脱自在に取り付
けられている。これら燃料噴射弁61は、スロットルボ
ディ36からリード弁34に至る間の吸気通路39内に
向って、適宜燃料59を噴射する。
【0041】上記各燃料噴射弁61に燃料タンク63内
に溜められた燃料59を吸引して供給する低圧燃料ポン
プ64と、この低圧燃料ポンプ64からの燃料59を加
圧して供給する高圧燃料ポンプ65とが直列に設けられ
ている。また、これら低圧燃料ポンプ64と高圧燃料ポ
ンプ65の間には水分離フィルター66とベーパーセパ
レータ67とが直列に介設されている。また、上記のよ
うに燃料噴射弁61に供給される燃料59の圧力を所定
圧に調整する調圧器69が設けられ、上記各機器は燃料
通路70により互いに連結されている。
に溜められた燃料59を吸引して供給する低圧燃料ポン
プ64と、この低圧燃料ポンプ64からの燃料59を加
圧して供給する高圧燃料ポンプ65とが直列に設けられ
ている。また、これら低圧燃料ポンプ64と高圧燃料ポ
ンプ65の間には水分離フィルター66とベーパーセパ
レータ67とが直列に介設されている。また、上記のよ
うに燃料噴射弁61に供給される燃料59の圧力を所定
圧に調整する調圧器69が設けられ、上記各機器は燃料
通路70により互いに連結されている。
【0042】上記各燃料噴射弁61は電磁式で、これを
電気的にオン(もしくはオフ)すれば、その期間が燃料
噴射期間とされ、この期間だけ、燃料59が吸気通路3
9内に噴射されるようになっている。
電気的にオン(もしくはオフ)すれば、その期間が燃料
噴射期間とされ、この期間だけ、燃料59が吸気通路3
9内に噴射されるようになっている。
【0043】上記の場合、燃料供給装置60のうち燃料
タンク63だけが船体2に支持されており、他のものは
船外機3を構成している。
タンク63だけが船体2に支持されており、他のものは
船外機3を構成している。
【0044】図2において、エンジン10を制御するた
めのエンジン制御装置73が設けられている。このエン
ジン制御装置73は電子的な制御装置本体74を備え、
上記各点火プラグ30、燃料噴射弁61、低圧燃料ポン
プ64、および高圧燃料ポンプ65が、上記制御装置本
体74に電気的に接続されている。また、前記クランク
軸20の上端にはフライホイールマグネト75が取り付
けられている。このフライホイールマグネト75は、直
接もしくはバッテリを介し、上記制御装置本体74に電
力を供給するようになっている。
めのエンジン制御装置73が設けられている。このエン
ジン制御装置73は電子的な制御装置本体74を備え、
上記各点火プラグ30、燃料噴射弁61、低圧燃料ポン
プ64、および高圧燃料ポンプ65が、上記制御装置本
体74に電気的に接続されている。また、前記クランク
軸20の上端にはフライホイールマグネト75が取り付
けられている。このフライホイールマグネト75は、直
接もしくはバッテリを介し、上記制御装置本体74に電
力を供給するようになっている。
【0045】上記エンジン10の駆動状態を検出する各
種センサが設けられ、これらはいずれも上記制御装置本
体74に電気的に接続されている。
種センサが設けられ、これらはいずれも上記制御装置本
体74に電気的に接続されている。
【0046】即ち、上記センサとして、上記クランク軸
20の回転角を検出するクランク角センサ76、クラン
クケース19内の圧力を検出するクランクケース内圧セ
ンサ77、各気筒16〜18内の圧力を検出する筒内圧
センサ78、同上気筒16〜18内の状態を検出するノ
ックセンサ79、吸気通路39内の温度を検出する吸気
温センサ80、スロットルボディ36の開度を検出する
スロットル開度センサ81が設けられている。
20の回転角を検出するクランク角センサ76、クラン
クケース19内の圧力を検出するクランクケース内圧セ
ンサ77、各気筒16〜18内の圧力を検出する筒内圧
センサ78、同上気筒16〜18内の状態を検出するノ
ックセンサ79、吸気通路39内の温度を検出する吸気
温センサ80、スロットルボディ36の開度を検出する
スロットル開度センサ81が設けられている。
【0047】また、各気筒16〜18の温度を検出する
シリンダ温度センサ82、第3排気通路48内の上流側
の圧力を検出する背圧センサ83、大気圧を検出する大
気圧センサ84、冷却水56の温度を検出する冷却水温
度センサ85、動力伝達装置8の変速状態を検出するシ
フトセンサ86、枢支軸5回りの船外機3の上下回動位
置を検出するトリム角センサ87が設けられている。
シリンダ温度センサ82、第3排気通路48内の上流側
の圧力を検出する背圧センサ83、大気圧を検出する大
気圧センサ84、冷却水56の温度を検出する冷却水温
度センサ85、動力伝達装置8の変速状態を検出するシ
フトセンサ86、枢支軸5回りの船外機3の上下回動位
置を検出するトリム角センサ87が設けられている。
【0048】一方、空燃比制御装置89が設けられ、こ
の空燃比制御装置89は排気導入手段90と、この排気
導入手段90に設けられる排気センサ91とを備えてい
る。
の空燃比制御装置89は排気導入手段90と、この排気
導入手段90に設けられる排気センサ91とを備えてい
る。
【0049】その他、93はスタータ、94はオイルタ
ンクである。
ンクである。
【0050】図2から図8において、エンジン10の駆
動時に、第1〜第3気筒16〜18のそれぞれにおい
て、ピストン26がクランク軸20側の下死点位置から
燃焼室29側に移動すると、上記ピストン26によって
掃気通路41と排気ポート44とが順次閉じられる。ま
た、このように、ピストン26が燃焼室29側に移動す
ると、クランクケース19内が負圧になる。すると、上
記サイレンサ37、スロットルボディ36、吸気マニホ
ールド35、リード弁34、および吸気ポート33内の
吸気通路39が順次負圧になって、空気である外気97
が上記吸気ポート33から上記吸気通路39に吸入され
る。
動時に、第1〜第3気筒16〜18のそれぞれにおい
て、ピストン26がクランク軸20側の下死点位置から
燃焼室29側に移動すると、上記ピストン26によって
掃気通路41と排気ポート44とが順次閉じられる。ま
た、このように、ピストン26が燃焼室29側に移動す
ると、クランクケース19内が負圧になる。すると、上
記サイレンサ37、スロットルボディ36、吸気マニホ
ールド35、リード弁34、および吸気ポート33内の
吸気通路39が順次負圧になって、空気である外気97
が上記吸気ポート33から上記吸気通路39に吸入され
る。
【0051】次に、上記吸気98に対し燃料噴射弁61
によって燃料59が噴射され、混合気99が生成され
る。そして、この混合気99が上記クランクケース19
内に吸入される。これが「吸入過程」である。
によって燃料59が噴射され、混合気99が生成され
る。そして、この混合気99が上記クランクケース19
内に吸入される。これが「吸入過程」である。
【0052】一方、上記のように掃気通路41と排気ポ
ート44とが閉じられた後、更に、同上ピストン26が
燃焼室29側へ移動すれば、この燃焼室29に既に吸入
されていた混合気99が圧縮される。これが「圧縮過
程」である。
ート44とが閉じられた後、更に、同上ピストン26が
燃焼室29側へ移動すれば、この燃焼室29に既に吸入
されていた混合気99が圧縮される。これが「圧縮過
程」である。
【0053】上記ピストン26が上死点に達する直前
で、エンジン制御装置73により制御された点火プラグ
30の放電部31の放電により、上記混合気99が着
火、燃焼させられて気体が膨張し、これにより、上記ピ
ストン26が上死点を越えた後クランク軸20側に押し
戻される。これが「爆発過程」である。
で、エンジン制御装置73により制御された点火プラグ
30の放電部31の放電により、上記混合気99が着
火、燃焼させられて気体が膨張し、これにより、上記ピ
ストン26が上死点を越えた後クランク軸20側に押し
戻される。これが「爆発過程」である。
【0054】上記ピストン26のクランク軸20側への
移動により、前記クランクケース19内に吸入されてい
た混合気99が予圧縮される。なお、このときの圧力で
リード弁34は閉弁させられている。
移動により、前記クランクケース19内に吸入されてい
た混合気99が予圧縮される。なお、このときの圧力で
リード弁34は閉弁させられている。
【0055】上記ピストン26がクランク軸20側へ移
動する途中で、まず、排気ポート44が開かれる。する
と、この排気ポート44を通し、混合気99の既燃ガス
である排気100が、上記排気ポート44を通って排出
される。これが「排気過程」である。
動する途中で、まず、排気ポート44が開かれる。する
と、この排気ポート44を通し、混合気99の既燃ガス
である排気100が、上記排気ポート44を通って排出
される。これが「排気過程」である。
【0056】そして、上記排気100は第1排気通路4
3、第2排気通路47、第3排気通路48、およびシャ
フト13内を順次通って水中に排出される。この場合、
各気筒16〜18を冷却した後の冷却水56が第4冷却
水ジャケット54と冷却水連通路55を通り、上記排気
100と共に上記水中に排出される。
3、第2排気通路47、第3排気通路48、およびシャ
フト13内を順次通って水中に排出される。この場合、
各気筒16〜18を冷却した後の冷却水56が第4冷却
水ジャケット54と冷却水連通路55を通り、上記排気
100と共に上記水中に排出される。
【0057】上記したようにピストン26がクランク軸
20側に移動して排気ポート44が開かれると、これに
続いて掃気通路41が開かれる。すると、上記したよう
にクランクケース19内で予圧縮されていた混合気99
が上記掃気通路41を通って燃焼室29に流入させら
れ、この混合気99が上記燃焼室29に残留している上
記既燃ガスの一部を第1排気通路43に押し出すと共
に、上記混合気99が上記燃焼室29に充満する。これ
が「掃気過程」である。そして、この後、ピストン26
は前記下死点位置に戻る。
20側に移動して排気ポート44が開かれると、これに
続いて掃気通路41が開かれる。すると、上記したよう
にクランクケース19内で予圧縮されていた混合気99
が上記掃気通路41を通って燃焼室29に流入させら
れ、この混合気99が上記燃焼室29に残留している上
記既燃ガスの一部を第1排気通路43に押し出すと共
に、上記混合気99が上記燃焼室29に充満する。これ
が「掃気過程」である。そして、この後、ピストン26
は前記下死点位置に戻る。
【0058】上記の場合、掃気通路41を通って燃焼室
29に流入した混合気99のいくらかは、第1排気通路
43側に吹き抜け(これを「新気の吹き抜け現象」とい
う)、これは上記既燃ガスと混ざって上記排気100と
して排出される。
29に流入した混合気99のいくらかは、第1排気通路
43側に吹き抜け(これを「新気の吹き抜け現象」とい
う)、これは上記既燃ガスと混ざって上記排気100と
して排出される。
【0059】上記状態から、ピストン26が再び燃焼室
29側に移動し、以下、上記した各過程が繰り返され
て、クランク軸20が回転させられる。そして、このク
ランク軸20を通しエンジン10が動力を出力し、この
動力は動力伝達装置8を介してプロペラ14を回転さ
せ、被駆動体である船1を航走可能とさせる。
29側に移動し、以下、上記した各過程が繰り返され
て、クランク軸20が回転させられる。そして、このク
ランク軸20を通しエンジン10が動力を出力し、この
動力は動力伝達装置8を介してプロペラ14を回転さ
せ、被駆動体である船1を航走可能とさせる。
【0060】図10はピストン26の動きを示す線図で
ある。この図において、第1気筒16、第2気筒17、
および第3気筒18は、この順序で、クランク角が12
0°の位相差で駆動する。
ある。この図において、第1気筒16、第2気筒17、
および第3気筒18は、この順序で、クランク角が12
0°の位相差で駆動する。
【0061】図1から図9において、前記排気センサ9
1は上記排気100の性状を検出するものである。上記
排気センサ91の検出信号は上記制御装置本体74に入
力され、この制御装置本体74による制御により、前記
燃料噴射弁61の前記燃料噴射期間が長短制御されて、
混合気99の空燃比(A/F)が適正値に自動調整され
るようになっている。
1は上記排気100の性状を検出するものである。上記
排気センサ91の検出信号は上記制御装置本体74に入
力され、この制御装置本体74による制御により、前記
燃料噴射弁61の前記燃料噴射期間が長短制御されて、
混合気99の空燃比(A/F)が適正値に自動調整され
るようになっている。
【0062】また、この場合、前記クランク角センサ7
6等の各種センサによりエンジン10の駆動状態が同上
制御装置本体74に入力され、この制御装置本体74に
よる制御により、上記空燃比が更に所望値になるよう燃
料噴射弁61の燃料噴射期間が制御されるようになって
いる。このようにして、エンジン性能の向上や、燃料5
9の無駄な消費が抑制されている。
6等の各種センサによりエンジン10の駆動状態が同上
制御装置本体74に入力され、この制御装置本体74に
よる制御により、上記空燃比が更に所望値になるよう燃
料噴射弁61の燃料噴射期間が制御されるようになって
いる。このようにして、エンジン性能の向上や、燃料5
9の無駄な消費が抑制されている。
【0063】図9において、上記排気センサ91はO2
センサであって、これは次のように構成されている。
センサであって、これは次のように構成されている。
【0064】即ち、上記排気センサ91は円形の板金製
保護外筒104を有し、この保護外筒104の一端に締
結具105が取り付けられている。また、同上保護外筒
104内にジルコニア製のセンサ素子部106が収容さ
れ、このセンサ素子部106の一端は、上記保護外筒1
04の一端から突出している。上記センサ素子部106
を前記制御装置本体74に電気的に接続させるリード線
107が設けられている。
保護外筒104を有し、この保護外筒104の一端に締
結具105が取り付けられている。また、同上保護外筒
104内にジルコニア製のセンサ素子部106が収容さ
れ、このセンサ素子部106の一端は、上記保護外筒1
04の一端から突出している。上記センサ素子部106
を前記制御装置本体74に電気的に接続させるリード線
107が設けられている。
【0065】上記センサ素子部106はその内部に空洞
部108が形成されている。同上センサ素子部106の
内外両表面に白金の電極がメッキされており、このセン
サ素子部106内外の酸素濃度差に応じて発生する起電
力によって、排気100の性状である酸素濃度が検出さ
れる。
部108が形成されている。同上センサ素子部106の
内外両表面に白金の電極がメッキされており、このセン
サ素子部106内外の酸素濃度差に応じて発生する起電
力によって、排気100の性状である酸素濃度が検出さ
れる。
【0066】また、上記センサ素子部106の突出端を
開閉自在に閉じるプロテクタ109が設けられている。
このプロテクタ109は円筒状の板金製プロテクタ本体
110と、このプロテクタ本体110に形成される複数
の貫通孔111とで構成され、上記プロテクタ本体11
0は上記保護外筒104の一端に着脱自在に取り付けら
れている。また、上記貫通孔111を通して、排気10
0がプロテクタ本体110の内外を自由に流動できるよ
うになっている。
開閉自在に閉じるプロテクタ109が設けられている。
このプロテクタ109は円筒状の板金製プロテクタ本体
110と、このプロテクタ本体110に形成される複数
の貫通孔111とで構成され、上記プロテクタ本体11
0は上記保護外筒104の一端に着脱自在に取り付けら
れている。また、上記貫通孔111を通して、排気10
0がプロテクタ本体110の内外を自由に流動できるよ
うになっている。
【0067】また、上記センサ素子部106内にはセラ
ミック製のヒータ112が設けられ、このヒータ112
によるセンサ素子部106の適宜、適度の加熱により、
排気センサ91の精度向上が図られている。
ミック製のヒータ112が設けられ、このヒータ112
によるセンサ素子部106の適宜、適度の加熱により、
排気センサ91の精度向上が図られている。
【0068】また、上記排気センサ91を構成する上記
保護外筒104等の部品はいずれも同一の軸心113上
に位置して全体的に細長い形状をなしている。
保護外筒104等の部品はいずれも同一の軸心113上
に位置して全体的に細長い形状をなしている。
【0069】図1から図9において、前記空燃比制御装
置89の排気導入手段90は、排気100を系外である
各シリンダ孔25の外部に案内する案内通路115を有
し、この案内通路115は円形の金属製案内パイプ11
6で構成されている。
置89の排気導入手段90は、排気100を系外である
各シリンダ孔25の外部に案内する案内通路115を有
し、この案内通路115は円形の金属製案内パイプ11
6で構成されている。
【0070】上記案内通路115の一端開口117は、
ある気筒の一例である上記第2気筒17の「気筒内」に
開口し、上記一端開口117は、上記第2気筒17のピ
ストン26の作動で開閉するようになっている。また、
同上案内通路115の他端開口118は、他の気筒の一
例である第1気筒16の「気筒内」に開口し、上記他端
開口118は、上記第1気筒16のピストン26の作動
で開閉するようになっている。
ある気筒の一例である上記第2気筒17の「気筒内」に
開口し、上記一端開口117は、上記第2気筒17のピ
ストン26の作動で開閉するようになっている。また、
同上案内通路115の他端開口118は、他の気筒の一
例である第1気筒16の「気筒内」に開口し、上記他端
開口118は、上記第1気筒16のピストン26の作動
で開閉するようになっている。
【0071】上記の場合、一端開口117は他端開口1
18よりもわずかに上死点(燃焼室29)側に位置して
いる。また、上記一端開口117は、排気ポート44の
上死点側端よりもわずかに上死点側(もしくは、排気ポ
ート44の上死点側端とほぼ同位置)に位置し、かつ、
掃気ポート41aよりも上死点側に位置している。
18よりもわずかに上死点(燃焼室29)側に位置して
いる。また、上記一端開口117は、排気ポート44の
上死点側端よりもわずかに上死点側(もしくは、排気ポ
ート44の上死点側端とほぼ同位置)に位置し、かつ、
掃気ポート41aよりも上死点側に位置している。
【0072】上記案内通路115の中途部に、この案内
通路115よりも断面積の十分に大きい蓄圧室119が
介設され、この蓄圧室119は直方体形状の板金製蓄圧
ケース120で成形されている。
通路115よりも断面積の十分に大きい蓄圧室119が
介設され、この蓄圧室119は直方体形状の板金製蓄圧
ケース120で成形されている。
【0073】図1において、上記案内通路115と蓄圧
室119とを、より詳しく説明すると、上記案内通路1
15の中途部が分断されており、この案内通路115の
うち、一端開口117側の案内通路115における蓄圧
ケース120側端である一方の分断端122が、上記蓄
圧ケース120の下壁に連結されて上記蓄圧室119内
に開口している。また、同上案内通路115の他端開口
118側の他方の分断端123が上記蓄圧ケース120
の上壁に連結されて同上蓄圧室119内に開口してい
る。上記蓄圧ケース120の後側壁に上記排気センサ9
1が締結具105により着脱自在に締結され、センサ素
子部106の突出端と、これを覆うプロテクタ109と
が上記蓄圧ケース120内の蓄圧室119内に臨んでい
る。
室119とを、より詳しく説明すると、上記案内通路1
15の中途部が分断されており、この案内通路115の
うち、一端開口117側の案内通路115における蓄圧
ケース120側端である一方の分断端122が、上記蓄
圧ケース120の下壁に連結されて上記蓄圧室119内
に開口している。また、同上案内通路115の他端開口
118側の他方の分断端123が上記蓄圧ケース120
の上壁に連結されて同上蓄圧室119内に開口してい
る。上記蓄圧ケース120の後側壁に上記排気センサ9
1が締結具105により着脱自在に締結され、センサ素
子部106の突出端と、これを覆うプロテクタ109と
が上記蓄圧ケース120内の蓄圧室119内に臨んでい
る。
【0074】図10において、各気筒16〜18の位相
において、それぞれ上死点から約90°のところで排気
ポート44が開き(図10中a部)、約120°のとこ
ろで掃気ポート41aが開く(図10中b部)。また、
約240°のところで同上掃気ポート41aが閉じ(図
10中c部)、約270°のところで同上排気ポート4
4が閉じ(図10中d部)、上記上死点に戻る。以下、
これが繰り返される。
において、それぞれ上死点から約90°のところで排気
ポート44が開き(図10中a部)、約120°のとこ
ろで掃気ポート41aが開く(図10中b部)。また、
約240°のところで同上掃気ポート41aが閉じ(図
10中c部)、約270°のところで同上排気ポート4
4が閉じ(図10中d部)、上記上死点に戻る。以下、
これが繰り返される。
【0075】図3から図6と、図10において、第1気
筒16の「排気過程」と「掃気過程」におけるピストン
26の摺動により、掃気ポート41aが開かれた直後
に、他端開口118が「気筒内」に開かれる(図10中
A部)。すると、予め蓄圧室119に溜まっていた高圧
の排気100が、上記他端開口118を通り第1気筒1
6の「気筒内」に逃がされ、上記蓄圧室119内に蓄圧
されていた圧力が低下する(図10中A〜B部)。な
お、上記他端開口118が開くとは、全開を意味し、後
述の一端開口117が開くというのも、全開を意味して
いる。
筒16の「排気過程」と「掃気過程」におけるピストン
26の摺動により、掃気ポート41aが開かれた直後
に、他端開口118が「気筒内」に開かれる(図10中
A部)。すると、予め蓄圧室119に溜まっていた高圧
の排気100が、上記他端開口118を通り第1気筒1
6の「気筒内」に逃がされ、上記蓄圧室119内に蓄圧
されていた圧力が低下する(図10中A〜B部)。な
お、上記他端開口118が開くとは、全開を意味し、後
述の一端開口117が開くというのも、全開を意味して
いる。
【0076】上記蓄圧室119内の圧力がある程度低下
したとき、第2気筒17の「爆発過程」におけるピスト
ン26の摺動により、排気ポート44が開く直前(もし
くは、ほぼ同時)、および掃気ポート41aが開く前
に、一端開口117が同上第2気筒17の「気筒内」に
開かれる(図10中B部)。この際、上記第2気筒17
は「爆発過程」の直後であって、この第2気筒17の
「気筒内」の排気100の圧力は高いため、この排気1
00が上記一端開口117から案内通路115を通って
蓄圧室119に勢いよく流入して十分に蓄えられ、この
蓄圧室119内の圧力が急上昇する(図10中B〜C
部)。
したとき、第2気筒17の「爆発過程」におけるピスト
ン26の摺動により、排気ポート44が開く直前(もし
くは、ほぼ同時)、および掃気ポート41aが開く前
に、一端開口117が同上第2気筒17の「気筒内」に
開かれる(図10中B部)。この際、上記第2気筒17
は「爆発過程」の直後であって、この第2気筒17の
「気筒内」の排気100の圧力は高いため、この排気1
00が上記一端開口117から案内通路115を通って
蓄圧室119に勢いよく流入して十分に蓄えられ、この
蓄圧室119内の圧力が急上昇する(図10中B〜C
部)。
【0077】前記したように、第2気筒17における案
内通路115の一端開口117は、掃気ポート41aよ
りも上死点側に位置させられており、このため、上記第
2気筒17の「爆発過程」におけるピストン26の摺動
により、上記一端開口117は掃気ポート41aよりも
早いタイミングで開くこととなる。よって、上記一端開
口117を通して高圧の排気100が蓄圧室119内に
円滑に流入すると共に、その圧力で、その後に開く上記
掃気ポート41aを通し「気筒内」に流入した混合気9
9が上記蓄圧室119内に流入しようとすることが防止
される。また、この際、上記したように圧力の高い蓄圧
室119内の排気100の一部が第2気筒17の「気筒
内」に逆流して、蓄圧室119内への混合気99の流入
がより確実に阻止される。
内通路115の一端開口117は、掃気ポート41aよ
りも上死点側に位置させられており、このため、上記第
2気筒17の「爆発過程」におけるピストン26の摺動
により、上記一端開口117は掃気ポート41aよりも
早いタイミングで開くこととなる。よって、上記一端開
口117を通して高圧の排気100が蓄圧室119内に
円滑に流入すると共に、その圧力で、その後に開く上記
掃気ポート41aを通し「気筒内」に流入した混合気9
9が上記蓄圧室119内に流入しようとすることが防止
される。また、この際、上記したように圧力の高い蓄圧
室119内の排気100の一部が第2気筒17の「気筒
内」に逆流して、蓄圧室119内への混合気99の流入
がより確実に阻止される。
【0078】また、上記したように第2気筒17の「爆
発過程」のピストン26の摺動により、一端開口117
が開いてから掃気ポート41aが開くまでの間に蓄圧室
119内に排気100が蓄えられたとき、その後に、同
上一端開口117と上記掃気ポート41aとが共に開い
た状態における上記一端開口117の圧力よりも、上記
蓄圧室119内の排気100の圧力がより高い状態を保
つよう、この蓄圧室119の容積が定められており、よ
って、上記蓄圧室119への混合気99の流入がより確
実に阻止される。
発過程」のピストン26の摺動により、一端開口117
が開いてから掃気ポート41aが開くまでの間に蓄圧室
119内に排気100が蓄えられたとき、その後に、同
上一端開口117と上記掃気ポート41aとが共に開い
た状態における上記一端開口117の圧力よりも、上記
蓄圧室119内の排気100の圧力がより高い状態を保
つよう、この蓄圧室119の容積が定められており、よ
って、上記蓄圧室119への混合気99の流入がより確
実に阻止される。
【0079】一方、上記したように第2気筒17におい
て上記一端開口117が「気筒内」に開かれた直後で、
掃気ポート41aが開く直前に、第1気筒16において
他端開口118が閉じられる(図3、図5、図10中C
部)。
て上記一端開口117が「気筒内」に開かれた直後で、
掃気ポート41aが開く直前に、第1気筒16において
他端開口118が閉じられる(図3、図5、図10中C
部)。
【0080】図10中B〜C部において、同上図10中
符号Eは、他端開口118が第1気筒16の「気筒内」
に開いているときの、この他端開口118における圧力
である。また、図10中符号Fは、一端開口117が第
2気筒17の「気筒内」に開いているときの、この一端
開口117の圧力である。
符号Eは、他端開口118が第1気筒16の「気筒内」
に開いているときの、この他端開口118における圧力
である。また、図10中符号Fは、一端開口117が第
2気筒17の「気筒内」に開いているときの、この一端
開口117の圧力である。
【0081】また、同上図10中の符号P0 は、上記他
端開口118が第1気筒16の「気筒内」に開いている
ときの、第1気筒16の「気筒内」の最大圧力である。
また、上記一端開口117が第2気筒17の「気筒内」
に開いているときの、この第2気筒17の「気筒内」の
最大圧力も、上記P0 とほぼ同じである。
端開口118が第1気筒16の「気筒内」に開いている
ときの、第1気筒16の「気筒内」の最大圧力である。
また、上記一端開口117が第2気筒17の「気筒内」
に開いているときの、この第2気筒17の「気筒内」の
最大圧力も、上記P0 とほぼ同じである。
【0082】そして、上記蓄圧室119内の排気100
の最低圧は上記最大圧力P0 以上の高圧に保たれるよう
になっている。このため、第1気筒16の「掃気過程」
で、この第1気筒16の「気筒内」の混合気99が上記
他端開口118を通して蓄圧室119に流入しようとし
ても、これは、上記最大圧力P0 よりも圧力が低いた
め、上記混合気99の蓄圧室119への流入は阻止され
る。
の最低圧は上記最大圧力P0 以上の高圧に保たれるよう
になっている。このため、第1気筒16の「掃気過程」
で、この第1気筒16の「気筒内」の混合気99が上記
他端開口118を通して蓄圧室119に流入しようとし
ても、これは、上記最大圧力P0 よりも圧力が低いた
め、上記混合気99の蓄圧室119への流入は阻止され
る。
【0083】その後、上記一端開口117は、第2気筒
17が「吸入過程」から「圧縮過程」に移るまで、この
第2気筒17の「気筒内」に開かれて、排気ポート44
が閉じられた直後(もしくは、ほぼ同時)に閉じられる
(図10中D部)。
17が「吸入過程」から「圧縮過程」に移るまで、この
第2気筒17の「気筒内」に開かれて、排気ポート44
が閉じられた直後(もしくは、ほぼ同時)に閉じられる
(図10中D部)。
【0084】上記のように、第1気筒16で他端開口1
18が閉じられ、第2気筒17で一端開口117が開い
ている間(図10中C〜D部)は、圧力の高い蓄圧室1
19内から、前記したように第2気筒17の「気筒内」
へ排気100の逆流が生じ(図1中、仮想線矢印の方
向)、上記蓄圧室119の圧力は下降する。
18が閉じられ、第2気筒17で一端開口117が開い
ている間(図10中C〜D部)は、圧力の高い蓄圧室1
19内から、前記したように第2気筒17の「気筒内」
へ排気100の逆流が生じ(図1中、仮想線矢印の方
向)、上記蓄圧室119の圧力は下降する。
【0085】また、この後は、一端開口117と他端開
口118とは共に閉じられたままに保たれるが(図10
中D〜A部)、蓄圧室119内の圧力は第1気筒16や
第2気筒17の各「気筒内」へリークして、漸減する。
この後、図10中A部に戻り、以下、上記作用が繰り返
される。
口118とは共に閉じられたままに保たれるが(図10
中D〜A部)、蓄圧室119内の圧力は第1気筒16や
第2気筒17の各「気筒内」へリークして、漸減する。
この後、図10中A部に戻り、以下、上記作用が繰り返
される。
【0086】なお、図10中A部で、第1気筒16にお
いて他端開口118が再び開いたとき、この第1気筒1
6では、前記したように掃気ポート41aが開いた直後
で、その「気筒内」の圧力は低いため、図10中A〜C
部間では、蓄圧室119内の排気100が、上記他端開
口118を通り第1気筒16の「気筒内」に流入する。
いて他端開口118が再び開いたとき、この第1気筒1
6では、前記したように掃気ポート41aが開いた直後
で、その「気筒内」の圧力は低いため、図10中A〜C
部間では、蓄圧室119内の排気100が、上記他端開
口118を通り第1気筒16の「気筒内」に流入する。
【0087】また、上記一端開口117は他端開口11
8よりも上死点側に位置しているため、第2気筒17に
おいてその上死点からみて一端開口117が開くタイミ
ングは、第1気筒16においてその上死点からみて他端
開口118が開くタイミングよりも早くなり、つまり、
上記一端開口117が開いたとき(図10中B部)のこ
の一端開口117における圧力は、他端開口118が開
いたとき(図10中A部)のこの他端開口118におけ
る圧力よりも大きくなる。
8よりも上死点側に位置しているため、第2気筒17に
おいてその上死点からみて一端開口117が開くタイミ
ングは、第1気筒16においてその上死点からみて他端
開口118が開くタイミングよりも早くなり、つまり、
上記一端開口117が開いたとき(図10中B部)のこ
の一端開口117における圧力は、他端開口118が開
いたとき(図10中A部)のこの他端開口118におけ
る圧力よりも大きくなる。
【0088】よって、上記第2気筒17で一端開口11
7が開くと(図10中B部)、この第2気筒17の排気
100が上記一端開口117を通って蓄圧室119内
に、より円滑に流入し、この蓄圧室119に十分に蓄え
られる。
7が開くと(図10中B部)、この第2気筒17の排気
100が上記一端開口117を通って蓄圧室119内
に、より円滑に流入し、この蓄圧室119に十分に蓄え
られる。
【0089】上記の結果、第2気筒17の排気100を
各サイクル毎に蓄圧室119内に確実に導入できる。ま
た、この第2気筒17、および第1気筒16から蓄圧室
119内に、O2 成分を多く含む新気である混合気99
が流入することが防止される。
各サイクル毎に蓄圧室119内に確実に導入できる。ま
た、この第2気筒17、および第1気筒16から蓄圧室
119内に、O2 成分を多く含む新気である混合気99
が流入することが防止される。
【0090】そして、上記図10中C〜D部において、
蓄圧室119内の排気100の性状が排気センサ91に
よって検出されるが、この場合、第2気筒17における
「爆発過程」では、この第2気筒17で生じた排気10
0はほとんどが既燃ガスで構成されており、かつ、上記
したように蓄圧室119内には混合気99の流入を阻止
しつつ、上記した第2気筒17の排気100で満たされ
ることから、上記蓄圧室119は上記第2気筒17で生
じた既燃ガスで満たされることとなる。よって、混合気
99が混入していない分、第2気筒17の各サイクル毎
の排気100の性状が排気センサ91により精度よく検
出され、つまり、高精度にO2 濃度が検出される。
蓄圧室119内の排気100の性状が排気センサ91に
よって検出されるが、この場合、第2気筒17における
「爆発過程」では、この第2気筒17で生じた排気10
0はほとんどが既燃ガスで構成されており、かつ、上記
したように蓄圧室119内には混合気99の流入を阻止
しつつ、上記した第2気筒17の排気100で満たされ
ることから、上記蓄圧室119は上記第2気筒17で生
じた既燃ガスで満たされることとなる。よって、混合気
99が混入していない分、第2気筒17の各サイクル毎
の排気100の性状が排気センサ91により精度よく検
出され、つまり、高精度にO2 濃度が検出される。
【0091】なお、上記一端開口117はピストン26
の作動にかかわらず、常に開いたままとなるよう、より
上死点側に開口させてもよく、例えば、上記一端開口1
17をシリンダヘッド23に形成してもよい。
の作動にかかわらず、常に開いたままとなるよう、より
上死点側に開口させてもよく、例えば、上記一端開口1
17をシリンダヘッド23に形成してもよい。
【0092】図1において、上記したように、排気10
0は蓄圧室119内に流入する一方、この蓄圧室119
内から流出する。より具体的には、上記排気100は、
案内通路115の一端開口117と一方の分断端122
とを順次通って蓄圧室119内に流入する一方、同上案
内通路115の他方の分断端123と他端開口118を
順次通って蓄圧室119から排出される。
0は蓄圧室119内に流入する一方、この蓄圧室119
内から流出する。より具体的には、上記排気100は、
案内通路115の一端開口117と一方の分断端122
とを順次通って蓄圧室119内に流入する一方、同上案
内通路115の他方の分断端123と他端開口118を
順次通って蓄圧室119から排出される。
【0093】上記一方の分断端122の孔芯122a
と、上記他方の分断端123の孔芯123aとは互いに
ほぼ平行で、互いに偏位させられている。このため、上
記一方の分断端122を通り蓄圧室119に流入した排
気100が、短絡的に他方の分断端123を通って同上
蓄圧室119から排出されるということが抑制される。
と、上記他方の分断端123の孔芯123aとは互いに
ほぼ平行で、互いに偏位させられている。このため、上
記一方の分断端122を通り蓄圧室119に流入した排
気100が、短絡的に他方の分断端123を通って同上
蓄圧室119から排出されるということが抑制される。
【0094】このため、一方の分断端122を通って蓄
圧室119に新たに流入した排気100は、排気センサ
91のセンサ素子部106に確実に到達して、この排気
100の性状が精度よく検出される。
圧室119に新たに流入した排気100は、排気センサ
91のセンサ素子部106に確実に到達して、この排気
100の性状が精度よく検出される。
【0095】また、上記一方の分断端122の孔芯12
2aの延長上と、上記他方の分断端123の孔芯123
aの延長上と、同上一方の分断端122および他方の分
断端123を結ぶ仮想直線131とから、前記排気セン
サ91のセンサ素子部106とプロテクタ109とがそ
れぞれ離れさせられている。
2aの延長上と、上記他方の分断端123の孔芯123
aの延長上と、同上一方の分断端122および他方の分
断端123を結ぶ仮想直線131とから、前記排気セン
サ91のセンサ素子部106とプロテクタ109とがそ
れぞれ離れさせられている。
【0096】ところで、図1で示すように、上記排気1
00が案内通路115により系外に案内されて、この案
内通路115の一方の分断端122を通り蓄圧室119
に流入し、ここから更に案内通路115の他方の分断端
123を通り排出される場合には、上記蓄圧室119内
における排気100の主流は、上記一方の分断端122
と他方の分断端123とを互いに結ぶ仮想直線131に
沿いながら流れることとなる。
00が案内通路115により系外に案内されて、この案
内通路115の一方の分断端122を通り蓄圧室119
に流入し、ここから更に案内通路115の他方の分断端
123を通り排出される場合には、上記蓄圧室119内
における排気100の主流は、上記一方の分断端122
と他方の分断端123とを互いに結ぶ仮想直線131に
沿いながら流れることとなる。
【0097】一方、上記排気100に含まれる未燃油は
微粒子で構成されることから、気体である排気100に
比べて比重が重い。このため、案内通路115の一方の
分断端122を通って排気100と共に蓄圧室119に
流入したとき、同上未燃油の一部はその慣性力で、上記
一方の分断端122の孔芯122aの延長上に沿って、
蓄圧室119内を流れることとなる。また、他の未燃油
は、上記排気100の主流と共に、上記仮想直線131
に沿って流れることとなる。
微粒子で構成されることから、気体である排気100に
比べて比重が重い。このため、案内通路115の一方の
分断端122を通って排気100と共に蓄圧室119に
流入したとき、同上未燃油の一部はその慣性力で、上記
一方の分断端122の孔芯122aの延長上に沿って、
蓄圧室119内を流れることとなる。また、他の未燃油
は、上記排気100の主流と共に、上記仮想直線131
に沿って流れることとなる。
【0098】そこで、上記したように、未燃油の多くが
流れるところから、上記排気センサ91のセンサ素子部
106を離れさせてあり、このようにして、上記排気セ
ンサ91のセンサ素子部106に未燃油が衝突して付着
することが抑制されている。
流れるところから、上記排気センサ91のセンサ素子部
106を離れさせてあり、このようにして、上記排気セ
ンサ91のセンサ素子部106に未燃油が衝突して付着
することが抑制されている。
【0099】また、上記一方の分断端122と他方の分
断端123とはセンサ素子部106とプロテクタ109
とからみてほぼ同じ方向に離れているが、上記他方の分
断端123は、一方の分断端122よりも上記センサ素
子部106とプロテクタ109とからより遠くに離れさ
せられている。このため、上記一方の分断端122を通
って蓄圧室119内に流入した排気100は、蓄圧室1
19内で上記センサ素子部106とプロテクタ109と
から離れる方向に流れるため、上記センサ素子部106
やプロテクタ109に対する未燃油の衝突や付着がより
確実に抑制される。
断端123とはセンサ素子部106とプロテクタ109
とからみてほぼ同じ方向に離れているが、上記他方の分
断端123は、一方の分断端122よりも上記センサ素
子部106とプロテクタ109とからより遠くに離れさ
せられている。このため、上記一方の分断端122を通
って蓄圧室119内に流入した排気100は、蓄圧室1
19内で上記センサ素子部106とプロテクタ109と
から離れる方向に流れるため、上記センサ素子部106
やプロテクタ109に対する未燃油の衝突や付着がより
確実に抑制される。
【0100】そして、上記のようにして排気センサ91
により検出された高精度の検出信号が前記エンジン制御
装置73の制御装置本体74に入力され、よって、この
入力信号に基づき、そのときの実際の空燃比の演算が精
度よく行われる。
により検出された高精度の検出信号が前記エンジン制御
装置73の制御装置本体74に入力され、よって、この
入力信号に基づき、そのときの実際の空燃比の演算が精
度よく行われる。
【0101】一方、同上制御装置本体74には、前記ス
ロットル開度センサ81やシリンダ温度センサ82等の
各検出信号が入力され、これら入力信号に基づいてエン
ジン10の駆動状態が判定され、この駆動状態に適した
目標空燃比が決定される。
ロットル開度センサ81やシリンダ温度センサ82等の
各検出信号が入力され、これら入力信号に基づいてエン
ジン10の駆動状態が判定され、この駆動状態に適した
目標空燃比が決定される。
【0102】そして、上記実際の空燃比と、目標空燃比
とが比較されて、これにより、燃料噴射弁61による燃
料噴射期間(噴射量)等の噴射条件が定められ、その後
の混合気99の空燃比がエンジン10の駆動状態に合致
する所望値となるよう自動調整される。
とが比較されて、これにより、燃料噴射弁61による燃
料噴射期間(噴射量)等の噴射条件が定められ、その後
の混合気99の空燃比がエンジン10の駆動状態に合致
する所望値となるよう自動調整される。
【0103】なお、以上は図示の例によるが、蓄圧室1
19は、案内通路115の中途部に介設させる必要はな
く、案内通路115の端部に連結させてもよい。即ち、
例えば図1において、蓄圧室119の上側の案内通路1
15を廃止して下側の案内通路115のみとしてもよ
い。この場合、一方の分断端122を介して蓄圧室11
9に流入した排気100は、図10のB〜Dの期間にお
いて第2気筒17内の圧力が蓄圧室119内の圧力より
も低くなった時に第2気筒17内に逆流する。
19は、案内通路115の中途部に介設させる必要はな
く、案内通路115の端部に連結させてもよい。即ち、
例えば図1において、蓄圧室119の上側の案内通路1
15を廃止して下側の案内通路115のみとしてもよ
い。この場合、一方の分断端122を介して蓄圧室11
9に流入した排気100は、図10のB〜Dの期間にお
いて第2気筒17内の圧力が蓄圧室119内の圧力より
も低くなった時に第2気筒17内に逆流する。
【0104】また、エンジン10は4サイクルエンジン
であってもよい。また、このエンジン10で駆動される
ものは、乗り物以外の産業機械等であってもよい。
であってもよい。また、このエンジン10で駆動される
ものは、乗り物以外の産業機械等であってもよい。
【0105】(実施例2)
【0106】図11から図15は、実施例2を示してい
る。
る。
【0107】図11から図14において、案内通路11
5の一端開口117は、ある気筒の一例である上記第1
気筒16の「気筒内」に開口し、上記一端開口117
は、上記第1気筒16のピストン26の作動で開閉する
ようになっている。また、同上案内通路115の他端開
口118は、他の気筒の一例である第3気筒18の「気
筒内」に開口し、上記他端開口118は、上記第3気筒
18のピストン26の作動で開閉するようになってい
る。
5の一端開口117は、ある気筒の一例である上記第1
気筒16の「気筒内」に開口し、上記一端開口117
は、上記第1気筒16のピストン26の作動で開閉する
ようになっている。また、同上案内通路115の他端開
口118は、他の気筒の一例である第3気筒18の「気
筒内」に開口し、上記他端開口118は、上記第3気筒
18のピストン26の作動で開閉するようになってい
る。
【0108】図11から図15において、第3気筒18
の「排気過程」と「掃気過程」で、この第3気筒18に
おけるピストン26の摺動により、掃気ポート41aが
開かれた直後に、他端開口118が燃焼室29内に開か
れる(図15中A部)。すると、予め蓄圧室119に溜
まっていた排気100が、上記他端開口118を通り第
3気筒18内に逃がされ、上記蓄圧室119内に蓄圧さ
れていた圧力が低下する(図15中A〜B部)。
の「排気過程」と「掃気過程」で、この第3気筒18に
おけるピストン26の摺動により、掃気ポート41aが
開かれた直後に、他端開口118が燃焼室29内に開か
れる(図15中A部)。すると、予め蓄圧室119に溜
まっていた排気100が、上記他端開口118を通り第
3気筒18内に逃がされ、上記蓄圧室119内に蓄圧さ
れていた圧力が低下する(図15中A〜B部)。
【0109】この蓄圧室119内の圧力の低下の途中
で、第1気筒16におけるピストン26の摺動により、
排気ポート44が開く直前(もしくは、ほぼ同時)、お
よび掃気ポート41aが開く前に一端開口117が燃焼
室29内に開かれる(図15中B部)。この際、上記第
1気筒16は「爆発過程」の直後であり、この第1気筒
16内の排気100の圧力は高いため、この排気100
が上記一端開口117から案内通路115を通って蓄圧
室119に勢いよく流入して十分に蓄えられ、この蓄圧
室119内の圧力が急上昇する(図15中B〜C部)。
で、第1気筒16におけるピストン26の摺動により、
排気ポート44が開く直前(もしくは、ほぼ同時)、お
よび掃気ポート41aが開く前に一端開口117が燃焼
室29内に開かれる(図15中B部)。この際、上記第
1気筒16は「爆発過程」の直後であり、この第1気筒
16内の排気100の圧力は高いため、この排気100
が上記一端開口117から案内通路115を通って蓄圧
室119に勢いよく流入して十分に蓄えられ、この蓄圧
室119内の圧力が急上昇する(図15中B〜C部)。
【0110】一方、上記一端開口117は他端開口11
8よりも上死点側に位置しているため、第3気筒18に
おいて他端開口118が開くタイミングは、第1気筒1
6において一端開口117が開くタイミングよりも遅れ
ることとなり、上記一端開口117が開いたときのこの
一端開口117における圧力は、他端開口118が開い
たときのこの他端開口118における圧力よりも大きく
なる。
8よりも上死点側に位置しているため、第3気筒18に
おいて他端開口118が開くタイミングは、第1気筒1
6において一端開口117が開くタイミングよりも遅れ
ることとなり、上記一端開口117が開いたときのこの
一端開口117における圧力は、他端開口118が開い
たときのこの他端開口118における圧力よりも大きく
なる。
【0111】よって、上記したように一端開口117が
開くと、第1気筒16の排気100が上記一端開口11
7と一方の分断端122とを通って蓄圧室119内に流
入し、この蓄圧室119に十分に蓄えられる。
開くと、第1気筒16の排気100が上記一端開口11
7と一方の分断端122とを通って蓄圧室119内に流
入し、この蓄圧室119に十分に蓄えられる。
【0112】次に、上記したように第1気筒16におい
て上記一端開口117が「気筒内」に開かれた直後に、
第3気筒18において他端開口118が閉じられる(図
15中C部)。その後、上記一端開口117は、第1気
筒16が「吸入過程」から「圧縮過程」に移るときに閉
じられる(図15中D部)。
て上記一端開口117が「気筒内」に開かれた直後に、
第3気筒18において他端開口118が閉じられる(図
15中C部)。その後、上記一端開口117は、第1気
筒16が「吸入過程」から「圧縮過程」に移るときに閉
じられる(図15中D部)。
【0113】上記のように、他端開口118が閉じら
れ、一端開口117が開いている間(図15中C〜D
部)は、圧力の高くなった蓄圧室119内から、第1気
筒16へ排気100の逆流が生じ(図14中、仮想線矢
印の方向)、上記蓄圧室119の圧力は下降する。
れ、一端開口117が開いている間(図15中C〜D
部)は、圧力の高くなった蓄圧室119内から、第1気
筒16へ排気100の逆流が生じ(図14中、仮想線矢
印の方向)、上記蓄圧室119の圧力は下降する。
【0114】また、この後は、一端開口117と他端開
口118とは共に閉じられたままに保たれるが(図15
中D〜A部)、蓄圧室119内の圧力は第1気筒16や
第3気筒18内へのリークによって、漸減する。この
後、図15中A部に戻り、以下、上記作用が繰り返され
る。
口118とは共に閉じられたままに保たれるが(図15
中D〜A部)、蓄圧室119内の圧力は第1気筒16や
第3気筒18内へのリークによって、漸減する。この
後、図15中A部に戻り、以下、上記作用が繰り返され
る。
【0115】なお、図15中A部で、他端開口118が
再び開いたとき、第3気筒18では掃気ポート41aが
開いた直後で、その「気筒内」の圧力は低いため、図1
5中A〜C部間では、他端開口118を通り蓄圧室11
9内の排気100が第3気筒18の「気筒内」に流入す
る。
再び開いたとき、第3気筒18では掃気ポート41aが
開いた直後で、その「気筒内」の圧力は低いため、図1
5中A〜C部間では、他端開口118を通り蓄圧室11
9内の排気100が第3気筒18の「気筒内」に流入す
る。
【0116】そして、上記図15中C〜D部において、
蓄圧室119内の排気100の性状が排気センサ91に
よって検出される。この場合、第1気筒16における
「爆発過程」では、この第1気筒16から排出されよう
とする排気100はほとんどが既燃ガスで構成されてい
ることから、上記蓄圧室119は上記既燃ガスで満たさ
れることとなる。よって、混合気99が混入していない
分、排気100の性状が排気センサ91により精度よく
検出される。
蓄圧室119内の排気100の性状が排気センサ91に
よって検出される。この場合、第1気筒16における
「爆発過程」では、この第1気筒16から排出されよう
とする排気100はほとんどが既燃ガスで構成されてい
ることから、上記蓄圧室119は上記既燃ガスで満たさ
れることとなる。よって、混合気99が混入していない
分、排気100の性状が排気センサ91により精度よく
検出される。
【0117】特に、図14において、一方の分断端12
2は他方の分断端123よりも上側に位置している。
2は他方の分断端123よりも上側に位置している。
【0118】このため、排気100と共に一方の分断端
122を通って蓄圧室119内に流入した未燃油は、そ
の慣性力と、自然流下とによって、他端開口118が開
いている期間において、他方の分断端123を通り蓄圧
室119内から円滑に排出され、また、蓄圧室119内
に溜ることが防止される。
122を通って蓄圧室119内に流入した未燃油は、そ
の慣性力と、自然流下とによって、他端開口118が開
いている期間において、他方の分断端123を通り蓄圧
室119内から円滑に排出され、また、蓄圧室119内
に溜ることが防止される。
【0119】よって、未燃油が蓄圧室119内にとどま
ることが抑制され、これに伴って、排気センサ91のセ
ンサ素子部106に未燃油の付着することが更に抑制さ
れる。
ることが抑制され、これに伴って、排気センサ91のセ
ンサ素子部106に未燃油の付着することが更に抑制さ
れる。
【0120】他の構成や作用は、前記実施例1と同様で
あるため、図面に共通の符号を付して、その説明を省略
する。
あるため、図面に共通の符号を付して、その説明を省略
する。
【0121】(実施例3)
【0122】図16は、実施例3を示している。
【0123】これによれば、前記実施例2における案内
パイプ116の一方の分断端122側の端部と、同上案
内パイプ116の他方の分断端123側の端部とが、共
に蓄圧室119内に突出させられている。
パイプ116の一方の分断端122側の端部と、同上案
内パイプ116の他方の分断端123側の端部とが、共
に蓄圧室119内に突出させられている。
【0124】これによれば、一方の分断端122から一
方の分断端122を通り蓄圧室119に流入した排気1
00が、短絡的に他方の分断端123を通って同上蓄圧
室119から排出されるということがより確実に抑制さ
れる。
方の分断端122を通り蓄圧室119に流入した排気1
00が、短絡的に他方の分断端123を通って同上蓄圧
室119から排出されるということがより確実に抑制さ
れる。
【0125】他の構成や作用は前記実施例2と同様であ
るため、図面に共通の符号を付して、その説明を省略す
る。
るため、図面に共通の符号を付して、その説明を省略す
る。
【0126】
【発明の効果】この発明によれば、気筒内の燃焼で生じ
た排気を系外に案内する案内通路を設け、この案内通路
により案内された排気の性状を検出する排気センサを設
けたエンジンの排気検出装置において、上記案内通路
に、この案内通路よりも断面積の大きい蓄圧室を接続
し、上記案内通路の上記蓄圧室側端を同上蓄圧室内に開
口させ、上記蓄圧室内に排気センサのセンサ素子部を臨
ませ、上記案内通路の上記蓄圧室側端の孔芯の延長上か
ら上記センサ素子部を離れさせたため、次の効果があ
る。
た排気を系外に案内する案内通路を設け、この案内通路
により案内された排気の性状を検出する排気センサを設
けたエンジンの排気検出装置において、上記案内通路
に、この案内通路よりも断面積の大きい蓄圧室を接続
し、上記案内通路の上記蓄圧室側端を同上蓄圧室内に開
口させ、上記蓄圧室内に排気センサのセンサ素子部を臨
ませ、上記案内通路の上記蓄圧室側端の孔芯の延長上か
ら上記センサ素子部を離れさせたため、次の効果があ
る。
【0127】即ち、排気が案内通路により系外に案内さ
れて、この案内通路の蓄圧室側端からこの蓄圧室に流入
するとき、上記排気に含まれる未燃油はその慣性力で、
上記案内通路の蓄圧室側端の孔芯の延長上に沿って蓄圧
室内を流れることとなる。
れて、この案内通路の蓄圧室側端からこの蓄圧室に流入
するとき、上記排気に含まれる未燃油はその慣性力で、
上記案内通路の蓄圧室側端の孔芯の延長上に沿って蓄圧
室内を流れることとなる。
【0128】そこで、上記したように、孔芯の延長上か
ら排気センサのセンサ素子部を離れさせてある。つま
り、上記未燃油の多くが流れるところから、上記センサ
素子部が離れており、このため、上記排気センサのセン
サ素子部に未燃油が衝突して付着することが抑制され
る。
ら排気センサのセンサ素子部を離れさせてある。つま
り、上記未燃油の多くが流れるところから、上記センサ
素子部が離れており、このため、上記排気センサのセン
サ素子部に未燃油が衝突して付着することが抑制され
る。
【0129】よって、排気センサによる検出精度が向上
すると共に、同上排気センサの寿命の向上が達成され
る。
すると共に、同上排気センサの寿命の向上が達成され
る。
【0130】上記の場合、蓄圧室を案内通路の中途部に
介設し、この蓄圧室で分断された案内通路の一方の分断
端と他方の分断端とを同上蓄圧室内に開口させてもよ
い。
介設し、この蓄圧室で分断された案内通路の一方の分断
端と他方の分断端とを同上蓄圧室内に開口させてもよ
い。
【0131】このようにした場合には、上記一方の分断
端を通り蓄圧室に流入した排気は、ここから更に案内通
路の他方の分断端を通り排出されるが、この場合には、
上記蓄圧室内における排気の主流は、上記一方の分断端
と他方の分断端とを互いに結ぶ仮想直線に沿いながら流
れることとなる。
端を通り蓄圧室に流入した排気は、ここから更に案内通
路の他方の分断端を通り排出されるが、この場合には、
上記蓄圧室内における排気の主流は、上記一方の分断端
と他方の分断端とを互いに結ぶ仮想直線に沿いながら流
れることとなる。
【0132】一方、上記排気に含まれる未燃油は、気体
である排気に比べて比重が重いため、前記したように、
一方の分断端を通って排気と共に蓄圧室に流入したと
き、同上未燃油の一部はその慣性力で、上記一方の分断
端の孔芯の延長上に沿って、蓄圧室内を流れることとな
る。また、他の未燃油は、上記排気の主流と共に、上記
仮想直線に沿って流れることとなる。
である排気に比べて比重が重いため、前記したように、
一方の分断端を通って排気と共に蓄圧室に流入したと
き、同上未燃油の一部はその慣性力で、上記一方の分断
端の孔芯の延長上に沿って、蓄圧室内を流れることとな
る。また、他の未燃油は、上記排気の主流と共に、上記
仮想直線に沿って流れることとなる。
【0133】そこで、上記したように、一方の分断端の
孔芯の延長上からセンサ素子部を離れさせることに加え
て、同上一方の分断端と他方の分断端とを互いに結ぶ仮
想直線から、上記センサ素子部を離れさせてもよく、こ
のようにすれば、上記未燃油の多くが流れるところか
ら、上記センサ素子部が離れて、上記排気センサのセン
サ素子部に未燃油が衝突して付着することが抑制され
る。
孔芯の延長上からセンサ素子部を離れさせることに加え
て、同上一方の分断端と他方の分断端とを互いに結ぶ仮
想直線から、上記センサ素子部を離れさせてもよく、こ
のようにすれば、上記未燃油の多くが流れるところか
ら、上記センサ素子部が離れて、上記排気センサのセン
サ素子部に未燃油が衝突して付着することが抑制され
る。
【0134】よって、排気センサによる検出精度が向上
すると共に、同上排気センサの寿命の向上が達成され
る。
すると共に、同上排気センサの寿命の向上が達成され
る。
【0135】また、一方の分断端を他方の分断端よりも
上側に位置させてもよい。
上側に位置させてもよい。
【0136】このようにすれば、排気と共に一方の分断
端を通って蓄圧室内に流入した未燃油は、その慣性力
と、自然流下とによって、他方の分断端を通り蓄圧室内
から円滑に排出され、蓄圧室内に溜ることが防止され
る。
端を通って蓄圧室内に流入した未燃油は、その慣性力
と、自然流下とによって、他方の分断端を通り蓄圧室内
から円滑に排出され、蓄圧室内に溜ることが防止され
る。
【0137】このため、未燃油が蓄圧室内にとどまるこ
とが抑制され、これに伴って、排気センサのセンサ素子
部に未燃油の付着することが更に抑制される。
とが抑制され、これに伴って、排気センサのセンサ素子
部に未燃油の付着することが更に抑制される。
【0138】よって、排気センサによる検出精度が更に
向上すると共に、同上排気センサの寿命が更に向上させ
られる。
向上すると共に、同上排気センサの寿命が更に向上させ
られる。
【図1】実施例1で、図3の部分拡大断面図である。
【図2】実施例1で、全体線図である。
【図3】実施例1で、エンジンの側面図である。
【図4】実施例1で、エンジンの背面部分断面図であ
る。
る。
【図5】実施例1で、図3の5‐5線矢視断面図であ
る。
る。
【図6】実施例1で、図3の6‐6線矢視断面図であ
る。
る。
【図7】実施例1で、船外機の下部背面部分断面図であ
る。
る。
【図8】実施例1で、エンジンの平面図である。
【図9】実施例1で、排気センサの縦断面図である。
【図10】実施例1で、エンジンサイクルに基づく作用
説明図である。
説明図である。
【図11】実施例2で、図3に相当する図である。
【図12】実施例2で、図4に相当する図である。
【図13】実施例2で、図8に相当する図である。
【図14】実施例2で、図1に相当する図である。
【図15】実施例2で、図10に相当する図である。
【図16】実施例3で、図1に相当する図である。
10 エンジン 16 第1気筒(気筒) 17 第2気筒(気筒) 18 第3気筒(気筒) 26 ピストン 29 燃焼室 39 吸気通路 41a 掃気ポート 43 第1排気通路(排気通路) 44 排気ポート 47 第2排気通路(排気通路) 48 第3排気通路(排気通路) 59 燃料 89 空燃比制御装置 90 排気導入手段 91 排気センサ 97 外気 98 吸気 99 混合気 100 排気 106 センサ素子部 115 案内通路 116 案内パイプ 117 一端開口 118 他端開口 119 蓄圧室 122 一方の分断端 122a 孔芯 123 他方の分断端 123a 孔芯 131 凹所
Claims (3)
- 【請求項1】 気筒内の燃焼で生じた排気を系外に案内
する案内通路を設け、この案内通路により案内された排
気の性状を検出する排気センサを設けたエンジンの排気
検出装置において、 上記案内通路に、この案内通路よりも断面積の大きい蓄
圧室を接続し、上記案内通路の上記蓄圧室側端を同上蓄
圧室内に開口させ、上記蓄圧室内に排気センサのセンサ
素子部を臨ませ、上記案内通路の上記蓄圧室側端の孔芯
の延長上から上記センサ素子部を離れさせたエンジンの
排気検出装置。 - 【請求項2】 蓄圧室を案内通路の中途部に介設し、こ
の蓄圧室で分断された案内通路の一方の分断端と他方の
分断端とを同上蓄圧室内に開口させ、上記一方の分断端
および他方の分断端を互いに結ぶ仮想直線から、上記セ
ンサ素子部を離れさせた請求項1に記載のエンジンの排
気検出装置。 - 【請求項3】 一方の分断端を他方の分断端よりも、上
側に位置させた請求項2に記載のエンジンの排気検出装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17362594A JPH0821271A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | エンジンの排気検出装置 |
| US08/435,715 US5711148A (en) | 1994-05-06 | 1995-05-05 | Sensor arrangement for engine control system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17362594A JPH0821271A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | エンジンの排気検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821271A true JPH0821271A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=15964085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17362594A Pending JPH0821271A (ja) | 1994-05-06 | 1994-06-30 | エンジンの排気検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821271A (ja) |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP17362594A patent/JPH0821271A/ja active Pending
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