JPH08212735A - ディスクドライブにサーボトラックを書き込むブートストラップ方法 - Google Patents
ディスクドライブにサーボトラックを書き込むブートストラップ方法Info
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- JPH08212735A JPH08212735A JP29357094A JP29357094A JPH08212735A JP H08212735 A JPH08212735 A JP H08212735A JP 29357094 A JP29357094 A JP 29357094A JP 29357094 A JP29357094 A JP 29357094A JP H08212735 A JPH08212735 A JP H08212735A
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 高密度のサーボトラックをディスクドライブ
に、高い精度で書き込むこと。 【構成】 ディスクドライブシステム12は、磁気信号
を記憶しかつ磁気信号を発生するため磁気感知材料で構
成された回転ディスク表面15を持つ回転可能ディスク
14と、CPU11の入力に応答して可変速度でディス
ク14を回転させるスピンドルモータ16と、回転ディ
スク表面15に磁気信号を書き込み、回転ディスク表面
15から磁気信号を読み出す読み出し/書き込みトラン
スデューサスライダヘッド(スライダヘッド)17と、
内側物理半径方向停止限界19および外側物理半径方向
停止限界21の間の回転表面14の異なる半径方向位置
にスライダヘッド17を位置決めするボイスコイルアク
チュエータ18とを有する。
に、高い精度で書き込むこと。 【構成】 ディスクドライブシステム12は、磁気信号
を記憶しかつ磁気信号を発生するため磁気感知材料で構
成された回転ディスク表面15を持つ回転可能ディスク
14と、CPU11の入力に応答して可変速度でディス
ク14を回転させるスピンドルモータ16と、回転ディ
スク表面15に磁気信号を書き込み、回転ディスク表面
15から磁気信号を読み出す読み出し/書き込みトラン
スデューサスライダヘッド(スライダヘッド)17と、
内側物理半径方向停止限界19および外側物理半径方向
停止限界21の間の回転表面14の異なる半径方向位置
にスライダヘッド17を位置決めするボイスコイルアク
チュエータ18とを有する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、コンピュータ
用の磁気記憶装置に関する。詳しくは、ディスクドライ
ブのアクチュエータおよび磁気読み出し/書き込みトラ
ンスデューサを用いて、ディスクドライブの磁気表面に
埋め込みサーボトラックおよび/またはサーボパターン
を書き込む方法に関する。
用の磁気記憶装置に関する。詳しくは、ディスクドライ
ブのアクチュエータおよび磁気読み出し/書き込みトラ
ンスデューサを用いて、ディスクドライブの磁気表面に
埋め込みサーボトラックおよび/またはサーボパターン
を書き込む方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願は、Daniel F. Cribbs、John Wad
e Hassler, Jr.(本出願と同一発明者)、およびMichae
l L. Ellenbergerによる1994年7月12日出願の米
国特許出願第08/274,676号の一部継続出願であり、上記
出願は、現在は放棄された1992年11月10日出願
の米国出願第07/974,255号の継続出願である。
e Hassler, Jr.(本出願と同一発明者)、およびMichae
l L. Ellenbergerによる1994年7月12日出願の米
国特許出願第08/274,676号の一部継続出願であり、上記
出願は、現在は放棄された1992年11月10日出願
の米国出願第07/974,255号の継続出願である。
【0003】フロッピーおよびハードディスクドライブ
などの磁気メモリディスク記憶装置のデータ記憶容量を
増やすためには、トラック密度またはピッチを高くする
ことが必要である。このような装置は、通常は、吊り下
げアームの端部に水平に保持された、回転するディスク
表面の上方を「浮動」する空気保持スライダに組み込ま
れた磁気読み出し/書き込みトランスデューサ(スライ
ダヘッド)を位置決めするための、ボイスコイルおよび
他のタイプの精密サーボ反応位置決めメカニズムを用い
る。スライダ読み出し/書き込みヘッドは、ディスク表
面の磁気感知材料またはコーティングに磁気データ信号
を「書き込む」と共に、材料またはコーティングに既に
記憶/記録された磁気データ信号を「読み出す」。ディ
スク表面に書き込まれるまたはディスク表面から読み出
されるデータ信号は、通常は、一連のデジタルパルスを
含むため、メカニズムは、回転ディスク表面に対して、
スライダ読み出し/書き込みヘッドの半径方向および角
(周)方向の位置を決定するサーボ位置決めメカニズム
を備える必要がある。容量の大きい磁気メモリディスク
記憶装置では、磁気的に埋め込まれたサーボトラックを
ディスク表面に予め記録しておく必要がある。これによ
り、読み出し/書き込みヘッドを介して位置決め信号が
与えられ、精密サーボ応答位置決めメカニズムが、回転
ディスク表面の上方のスライダヘッドの位置を決定およ
び調整することが可能となる。
などの磁気メモリディスク記憶装置のデータ記憶容量を
増やすためには、トラック密度またはピッチを高くする
ことが必要である。このような装置は、通常は、吊り下
げアームの端部に水平に保持された、回転するディスク
表面の上方を「浮動」する空気保持スライダに組み込ま
れた磁気読み出し/書き込みトランスデューサ(スライ
ダヘッド)を位置決めするための、ボイスコイルおよび
他のタイプの精密サーボ反応位置決めメカニズムを用い
る。スライダ読み出し/書き込みヘッドは、ディスク表
面の磁気感知材料またはコーティングに磁気データ信号
を「書き込む」と共に、材料またはコーティングに既に
記憶/記録された磁気データ信号を「読み出す」。ディ
スク表面に書き込まれるまたはディスク表面から読み出
されるデータ信号は、通常は、一連のデジタルパルスを
含むため、メカニズムは、回転ディスク表面に対して、
スライダ読み出し/書き込みヘッドの半径方向および角
(周)方向の位置を決定するサーボ位置決めメカニズム
を備える必要がある。容量の大きい磁気メモリディスク
記憶装置では、磁気的に埋め込まれたサーボトラックを
ディスク表面に予め記録しておく必要がある。これによ
り、読み出し/書き込みヘッドを介して位置決め信号が
与えられ、精密サーボ応答位置決めメカニズムが、回転
ディスク表面の上方のスライダヘッドの位置を決定およ
び調整することが可能となる。
【0004】大容量ディスクの従来の製造方法では、通
常、独立した精密サーボ書き込み機械を用いて、ヘッド
/ディスクアセンブリ(HDA)のディスクの磁気感応
材料またはコーティング上に埋め込みサーボトラックを
書き込む。このような機械は、通常は、埋め込みサーボ
トラックを書き込むために用いられる記録ヘッドの物理
的な位置を確立するための、レーザ駆動の光学メカニズ
ムおよび他のフィードバックメカニズムに依存する一種
の精密装置である。しかし、結合したヒステリシス、な
らびに独立したサーボトラック書き込み機械およびHD
Aのサーボ応答位置決めメカニズムの両方に固有のヒス
テリシスおよび他のエラーにより、トラックピッチを2
00μインチ(5000トラック/インチ)より大幅に
小さくするのは無理である。さらに、HDAのようなダ
イナミック機械システムを、誤位置決めエラーを起こさ
ずに、独立したサーボ書き込み機械という別のダイナミ
ック機械システム内に位置決めするのは不可能である。
これは、サーボ書き込みマシーンは、HDAのダイナミ
ックな電気部品および機械部品に固有の座標系ではな
く、自らのダイナミックな光学部品、電気部品および機
械部品に固有の座標系によって、HDAのための座標デ
ータを書き込むためである。
常、独立した精密サーボ書き込み機械を用いて、ヘッド
/ディスクアセンブリ(HDA)のディスクの磁気感応
材料またはコーティング上に埋め込みサーボトラックを
書き込む。このような機械は、通常は、埋め込みサーボ
トラックを書き込むために用いられる記録ヘッドの物理
的な位置を確立するための、レーザ駆動の光学メカニズ
ムおよび他のフィードバックメカニズムに依存する一種
の精密装置である。しかし、結合したヒステリシス、な
らびに独立したサーボトラック書き込み機械およびHD
Aのサーボ応答位置決めメカニズムの両方に固有のヒス
テリシスおよび他のエラーにより、トラックピッチを2
00μインチ(5000トラック/インチ)より大幅に
小さくするのは無理である。さらに、HDAのようなダ
イナミック機械システムを、誤位置決めエラーを起こさ
ずに、独立したサーボ書き込み機械という別のダイナミ
ック機械システム内に位置決めするのは不可能である。
これは、サーボ書き込みマシーンは、HDAのダイナミ
ックな電気部品および機械部品に固有の座標系ではな
く、自らのダイナミックな光学部品、電気部品および機
械部品に固有の座標系によって、HDAのための座標デ
ータを書き込むためである。
【0005】また、周知のように、HDAのスライダヘ
ッドの読み出しおよび書き込み性能は半径方向に一様で
はなく、ヘッドの性能はディスクのデータ領域の外縁で
最もよく、ヘッドが半径方向に内側に移動すると共に低
下する。しかし、ヘッドの性能をディスクのデータ領域
の内縁付近で低下させる、考えられる機能上の要因は、
一般的には特定されていない。このような、HDAのス
ライダヘッドが半径方向に内側に移動すると共に、その
感知し得る性能を低下させる機能上の要因としては、同
じ角度またはクロック(インデックス)間隔に対して周
方向のトラック長さが短い、すなわちディスク上のデー
タ信号密度が高いこと、ならびにディスク表面の表面速
度が低下すること、およびこれに対応して、半径方向の
位置に比例して浮動高さおよび空中保持安定性が低下す
ることが挙げられる。
ッドの読み出しおよび書き込み性能は半径方向に一様で
はなく、ヘッドの性能はディスクのデータ領域の外縁で
最もよく、ヘッドが半径方向に内側に移動すると共に低
下する。しかし、ヘッドの性能をディスクのデータ領域
の内縁付近で低下させる、考えられる機能上の要因は、
一般的には特定されていない。このような、HDAのス
ライダヘッドが半径方向に内側に移動すると共に、その
感知し得る性能を低下させる機能上の要因としては、同
じ角度またはクロック(インデックス)間隔に対して周
方向のトラック長さが短い、すなわちディスク上のデー
タ信号密度が高いこと、ならびにディスク表面の表面速
度が低下すること、およびこれに対応して、半径方向の
位置に比例して浮動高さおよび空中保持安定性が低下す
ることが挙げられる。
【0006】さらに、データ記憶密度を高くするために
は、スライダヘッドは、回転ディスク表面の上方1〜2
μインチの高さ、すなわち10年前に可能であると考え
られていた高さより実質的に低い高さで浮動しなければ
ならない。実際に、スライダヘッドの形状から見て、ス
ライダヘッドは、現実には、下をすれすれに通過するデ
ィスク表面材料の頂部をかすめるか、またはこする。こ
のような「浮動」高さでは、摩擦および温度に関連する
問題は、ディスク表面の外側より内側のデータ領域にお
ける方がより深刻である。また、ディスクの内側の方が
対流冷却が小さい。そして、浮動高さが低いため、ディ
スクの内側領域に書き込まれたディスクトラックは、通
常は、外縁に書き込まれたディスクトラックより狭くな
る。従って、ディスクの内側に記録された信号から得ら
れる信号の大きさは、通常は、ディスクの縁領域に記録
された信号から得られる信号の大きさより小さい。すな
わち、信号対騒音比は半径に比例して減少する。
は、スライダヘッドは、回転ディスク表面の上方1〜2
μインチの高さ、すなわち10年前に可能であると考え
られていた高さより実質的に低い高さで浮動しなければ
ならない。実際に、スライダヘッドの形状から見て、ス
ライダヘッドは、現実には、下をすれすれに通過するデ
ィスク表面材料の頂部をかすめるか、またはこする。こ
のような「浮動」高さでは、摩擦および温度に関連する
問題は、ディスク表面の外側より内側のデータ領域にお
ける方がより深刻である。また、ディスクの内側の方が
対流冷却が小さい。そして、浮動高さが低いため、ディ
スクの内側領域に書き込まれたディスクトラックは、通
常は、外縁に書き込まれたディスクトラックより狭くな
る。従って、ディスクの内側に記録された信号から得ら
れる信号の大きさは、通常は、ディスクの縁領域に記録
された信号から得られる信号の大きさより小さい。すな
わち、信号対騒音比は半径に比例して減少する。
【0007】しかし、T.H. Oliverらによる1983年
11月8日発行の米国特許第4,414,589号、"Embedded S
ervo Track Following System and Method for Writing
Servo Tracks"(埋め込みサーボトラック追従システム
およびサーボトラックを書き込む方法)で提案された発
明は、半径方向の性能が均一でないスライダヘッドの特
性によって生まれたものである。これによれば、特定の
HDAのスライダヘッドの性能特性を利用して、埋め込
みサーボバーストパターンを各ディスク表面に書き込む
ためにスライダヘッドを用いることにより、ディスク表
面上のトラックの位置および従ってトラックのピッチを
決定する。現在のおよび現在想定されている記憶容量の
大きい磁気メモリディスクドライブにとって、Oliverら
の提案を実行する方法が実用上必要とされている。
11月8日発行の米国特許第4,414,589号、"Embedded S
ervo Track Following System and Method for Writing
Servo Tracks"(埋め込みサーボトラック追従システム
およびサーボトラックを書き込む方法)で提案された発
明は、半径方向の性能が均一でないスライダヘッドの特
性によって生まれたものである。これによれば、特定の
HDAのスライダヘッドの性能特性を利用して、埋め込
みサーボバーストパターンを各ディスク表面に書き込む
ためにスライダヘッドを用いることにより、ディスク表
面上のトラックの位置および従ってトラックのピッチを
決定する。現在のおよび現在想定されている記憶容量の
大きい磁気メモリディスクドライブにとって、Oliverら
の提案を実行する方法が実用上必要とされている。
【0008】HDAのスライダヘッドを用いて埋め込み
サーボバーストパターンを書き込むとき、スプリアス電
気ノイズ、スピンドルの揺れ、ディスクのスリップ、デ
ィスクの傾き、ベアリングの消耗、熱膨張/収縮、外部
振動などによる誤位置決めエラーが、スライダヘッドに
よって書き込まれるときトラック幅が変動するという事
実によりさらに倍加される。トラック幅に影響を与える
要因は無数にある。例えば、信号の強さ、浮動高さ、デ
ィスク表面の相対透過性、表面の相対高さ、重力、磁気
バイアス力、コリオリの力、ヘッドケーブルの力、およ
び風の影響がある。このような要因は相互に関連するこ
とが多く、また多くの場合同じ源から発生し、これがま
た他の誤位置決めエラーを引き起こす。
サーボバーストパターンを書き込むとき、スプリアス電
気ノイズ、スピンドルの揺れ、ディスクのスリップ、デ
ィスクの傾き、ベアリングの消耗、熱膨張/収縮、外部
振動などによる誤位置決めエラーが、スライダヘッドに
よって書き込まれるときトラック幅が変動するという事
実によりさらに倍加される。トラック幅に影響を与える
要因は無数にある。例えば、信号の強さ、浮動高さ、デ
ィスク表面の相対透過性、表面の相対高さ、重力、磁気
バイアス力、コリオリの力、ヘッドケーブルの力、およ
び風の影響がある。このような要因は相互に関連するこ
とが多く、また多くの場合同じ源から発生し、これがま
た他の誤位置決めエラーを引き起こす。
【0009】例えば、スライダヘッドのポール面間の磁
束ギャップを横切る磁気回路のリラクタンスが、ポール
面間の回転ディスク表面の磁気感応材料を貫く磁気回路
のリラクタンスより大きい、回転ディスク表面に信号を
書き込むとき、回転する表面からの浮動高さが増大する
と共にトラック幅は増大する。すなわち、浮動高さが増
大すると共にトラックは広くなり、遂に、回転ディスク
の磁気感応表面を貫く磁気回路のリラクタンスが、磁束
ギャップによって表されるリラクタンスに匹敵するまで
になり、この時点で、浮動高さが増大すると共にトラッ
ク幅は狭くなり始める。反対に、上記と同じ仮定の下
で、磁束ギャップがディスクの磁気感応材料を貫いて浮
動するときまたはこの上にあるときの磁束ギャップの高
さに等しくなるまで浮動高さが減少すると共に、トラッ
ク幅は狭くなる。
束ギャップを横切る磁気回路のリラクタンスが、ポール
面間の回転ディスク表面の磁気感応材料を貫く磁気回路
のリラクタンスより大きい、回転ディスク表面に信号を
書き込むとき、回転する表面からの浮動高さが増大する
と共にトラック幅は増大する。すなわち、浮動高さが増
大すると共にトラックは広くなり、遂に、回転ディスク
の磁気感応表面を貫く磁気回路のリラクタンスが、磁束
ギャップによって表されるリラクタンスに匹敵するまで
になり、この時点で、浮動高さが増大すると共にトラッ
ク幅は狭くなり始める。反対に、上記と同じ仮定の下
で、磁束ギャップがディスクの磁気感応材料を貫いて浮
動するときまたはこの上にあるときの磁束ギャップの高
さに等しくなるまで浮動高さが減少すると共に、トラッ
ク幅は狭くなる。
【0010】反対に、ヘッドがディスク表面に記録/書
き込みされた磁気信号を読み出すまたは感知するとき、
生成された信号の大きさは、常に、浮動高さが増大する
と共に増大する磁気回路のリラクタンスに反比例する。
つまり、トラックに書き込まれた/記録された磁気信号
のパターンの上をかすめて通るスライダヘッドに生成さ
れる信号の大きさは、ヘッドの磁束ギャップより下をか
すめて通るトラックの割合に線的にまたは直接関連する
という従来の仮説は、ヘッドが、その信号がディスク表
面に書き込まれたときの高さとほぼ同じ高さを浮動して
いると仮定しないならば必ずしも正しくはない。この後
者の仮定は想定不可能である。
き込みされた磁気信号を読み出すまたは感知するとき、
生成された信号の大きさは、常に、浮動高さが増大する
と共に増大する磁気回路のリラクタンスに反比例する。
つまり、トラックに書き込まれた/記録された磁気信号
のパターンの上をかすめて通るスライダヘッドに生成さ
れる信号の大きさは、ヘッドの磁束ギャップより下をか
すめて通るトラックの割合に線的にまたは直接関連する
という従来の仮説は、ヘッドが、その信号がディスク表
面に書き込まれたときの高さとほぼ同じ高さを浮動して
いると仮定しないならば必ずしも正しくはない。この後
者の仮定は想定不可能である。
【0011】特に、回転ディスクはすべて偏心性を有し
ている。これは、通常は、ディスクはHDAの回転軸と
正確に同軸上に取り付けられてはいないということを意
味する。[実際において、HDAに単一の動的回転軸が
あるとは仮定することさえできない。]特定の半径方向
の(またはトラック)位置における、このような偏心性
回転ディスクの上方を浮動する静止ヘッドの相対表面速
度は周期的に変動し、浮動高さを上昇および下降させ、
これに対応して、書き込まれるトラック幅を増大(また
は減少)および減少(または増加)させる。また、回転
ディスクを機械的に圧迫するベアリングメカニズムはふ
れを有するため、偏心性回転ディスク上のいかなる点
も、ディスクの回転毎に正確に同じ経路または軌道に従
うとは仮定することさえできない。しかし、静止した弦
位置の周りを歳差運動する楕円軌道を描く振動する弦内
の点に類似して、僅かに偏心した回転ディスク表面上の
点は、対応する歳差運動する楕円経路または軌道内を移
動すると仮定される。
ている。これは、通常は、ディスクはHDAの回転軸と
正確に同軸上に取り付けられてはいないということを意
味する。[実際において、HDAに単一の動的回転軸が
あるとは仮定することさえできない。]特定の半径方向
の(またはトラック)位置における、このような偏心性
回転ディスクの上方を浮動する静止ヘッドの相対表面速
度は周期的に変動し、浮動高さを上昇および下降させ、
これに対応して、書き込まれるトラック幅を増大(また
は減少)および減少(または増加)させる。また、回転
ディスクを機械的に圧迫するベアリングメカニズムはふ
れを有するため、偏心性回転ディスク上のいかなる点
も、ディスクの回転毎に正確に同じ経路または軌道に従
うとは仮定することさえできない。しかし、静止した弦
位置の周りを歳差運動する楕円軌道を描く振動する弦内
の点に類似して、僅かに偏心した回転ディスク表面上の
点は、対応する歳差運動する楕円経路または軌道内を移
動すると仮定される。
【0012】ヘッドの浮動高さが周期的に変動する他の
一般的な原因としては、ディスクの傾きおよびディスク
のスリップがある。ディスクの表面高度が領域によって
変動することもまた、隣接するトラック群の中では同じ
であるが、隣接しない隣接トラック群間では異なり得る
という、変動であるヘッドの浮動高さの周期的変動を引
き起こす。[ディスクの表面高さの変動は、定在波およ
び移動波(鼓膜)振動、表面仕上げ、コーティング厚さ
の変動などにより生じ得る。]ルシャトリエの原理(Le
Chateliers Principle)および最小エネルギーの原理
(The Principleof Least Energy)により、このような
浮動高さの周期的な変動およびこれに対応するトラック
幅の変動が複雑化される。
一般的な原因としては、ディスクの傾きおよびディスク
のスリップがある。ディスクの表面高度が領域によって
変動することもまた、隣接するトラック群の中では同じ
であるが、隣接しない隣接トラック群間では異なり得る
という、変動であるヘッドの浮動高さの周期的変動を引
き起こす。[ディスクの表面高さの変動は、定在波およ
び移動波(鼓膜)振動、表面仕上げ、コーティング厚さ
の変動などにより生じ得る。]ルシャトリエの原理(Le
Chateliers Principle)および最小エネルギーの原理
(The Principleof Least Energy)により、このような
浮動高さの周期的な変動およびこれに対応するトラック
幅の変動が複雑化される。
【0013】ルシャトリエの原理によれば、均衡状態に
あるシステムにある応力が加えられると、均衡状態は応
力の影響を減少させるように変位する。最小エネルギー
の原理によれば、系が安定した均衡状態にあるとき、そ
の状態または形状が僅かでも変化して仕事の実行を必要
とすると、均衡状態は崩れ、これにより、系がそれ自体
に残される場合は、元の状態に戻り、このように戻るこ
とによって、外乱が与えられたときに与えられたエネル
ギーを放棄する。ルシャトリエの原理の特別な場合であ
るレンツの法則(Lenz's Law)によれば、磁気系の変化
の場合には、この変化に反する傾向にあることが生じ
る。[レンツの法則は、電気および磁気信号を各々互い
に変換するために利用される現象である。]しかし、簡
単に言えば、信号を変換することに加えて、ルシャトリ
エの原理および最小エネルギーの原理を浮動するヘッド
および回転ディスクに応用することは、ディスクに書き
込まれるまたはディスクから読み出される電気および磁
気信号の大きさを増減させると、これに対応して、ヘッ
ドの浮動高さ(およびトラック幅の変動)が増減するこ
とを意味する。また、このような増減は、渦電流力を引
き起こし、これは回転ディスクを減速および加速する傾
向がある。
あるシステムにある応力が加えられると、均衡状態は応
力の影響を減少させるように変位する。最小エネルギー
の原理によれば、系が安定した均衡状態にあるとき、そ
の状態または形状が僅かでも変化して仕事の実行を必要
とすると、均衡状態は崩れ、これにより、系がそれ自体
に残される場合は、元の状態に戻り、このように戻るこ
とによって、外乱が与えられたときに与えられたエネル
ギーを放棄する。ルシャトリエの原理の特別な場合であ
るレンツの法則(Lenz's Law)によれば、磁気系の変化
の場合には、この変化に反する傾向にあることが生じ
る。[レンツの法則は、電気および磁気信号を各々互い
に変換するために利用される現象である。]しかし、簡
単に言えば、信号を変換することに加えて、ルシャトリ
エの原理および最小エネルギーの原理を浮動するヘッド
および回転ディスクに応用することは、ディスクに書き
込まれるまたはディスクから読み出される電気および磁
気信号の大きさを増減させると、これに対応して、ヘッ
ドの浮動高さ(およびトラック幅の変動)が増減するこ
とを意味する。また、このような増減は、渦電流力を引
き起こし、これは回転ディスクを減速および加速する傾
向がある。
【0014】トラック幅および半径方向の位置に影響を
与える多くの要因が互いに関連しているため、スライダ
ヘッドによってディスクに書き込まれるトラックの境界
またはエッジは、いくつかの要因に反応して波状となる
一方で、トラックのセンターラインはこれらおよび他の
要因に反応して湾曲する。トラックの境界またはエッジ
の波形は、ディスク表面の平面に対して磁束ギャップお
よびスライダヘッドをねじ曲げる傾向にある力(トル
ク)の変動のために、トラックのセンターラインに対し
て必ずしも対称ではない。エッジの波形およびセンター
ラインの湾曲は共に周期的成分を含み得る。従って、波
形で湾曲したトラックを読み出すとき、サーボバースト
を読み出すサーボ反応位置決めメカニズムは、スライダ
ヘッドをトラックの湾曲に従うように移動させる。しか
し、既に書き込まれた隣接するトラックを読み出す間
に、ヘッドがこのトラックから半径方向に次第に移動す
ることによって得られる信号の所望のパーセンテージ
(50%)に基づいて、サーボバーストおよび基準パタ
ーンが書き込まれる場合、隣接するトラックからの波形
および曲がりくねりは、周期的であってもなくても繰り
返され、書き込まれるトラックの波形および湾曲を引き
起こす要因によって修正される。本質的には、このプロ
セスが、スライダヘッドの磁束ギャップより下をかすめ
て通る現在の信号トラックの境界またはエッジの波形を
湾曲に、すなわち書き込まれるトラックのセンターライ
ンの変位に変換する。このようなエラーは、スライダヘ
ッドが次第に移動し、次のトラックの書き込みのための
信号読み出しに基づいて、直前に書き込まれたトラック
に対して半径方向に位置決めされるとき、さらに繰り返
され倍加される。このようなエラーは増大および変化を
続け、遂には、波形の境界が重なり、トラックのセンタ
ーラインが互いに交差して湾曲する。
与える多くの要因が互いに関連しているため、スライダ
ヘッドによってディスクに書き込まれるトラックの境界
またはエッジは、いくつかの要因に反応して波状となる
一方で、トラックのセンターラインはこれらおよび他の
要因に反応して湾曲する。トラックの境界またはエッジ
の波形は、ディスク表面の平面に対して磁束ギャップお
よびスライダヘッドをねじ曲げる傾向にある力(トル
ク)の変動のために、トラックのセンターラインに対し
て必ずしも対称ではない。エッジの波形およびセンター
ラインの湾曲は共に周期的成分を含み得る。従って、波
形で湾曲したトラックを読み出すとき、サーボバースト
を読み出すサーボ反応位置決めメカニズムは、スライダ
ヘッドをトラックの湾曲に従うように移動させる。しか
し、既に書き込まれた隣接するトラックを読み出す間
に、ヘッドがこのトラックから半径方向に次第に移動す
ることによって得られる信号の所望のパーセンテージ
(50%)に基づいて、サーボバーストおよび基準パタ
ーンが書き込まれる場合、隣接するトラックからの波形
および曲がりくねりは、周期的であってもなくても繰り
返され、書き込まれるトラックの波形および湾曲を引き
起こす要因によって修正される。本質的には、このプロ
セスが、スライダヘッドの磁束ギャップより下をかすめ
て通る現在の信号トラックの境界またはエッジの波形を
湾曲に、すなわち書き込まれるトラックのセンターライ
ンの変位に変換する。このようなエラーは、スライダヘ
ッドが次第に移動し、次のトラックの書き込みのための
信号読み出しに基づいて、直前に書き込まれたトラック
に対して半径方向に位置決めされるとき、さらに繰り返
され倍加される。このようなエラーは増大および変化を
続け、遂には、波形の境界が重なり、トラックのセンタ
ーラインが互いに交差して湾曲する。
【0015】境界が重なった、またはセンターラインが
交差した湾曲したトラックを定義する埋め込みサーボバ
ーストパターンは受容され得ない。従って、HDAのア
クチュエータ、サーボコントローラ、およびスライダヘ
ッドを用いた先行技術で述べたブートストラップサーボ
書き込み方法は、現在のところ、埋め込みサーボを書き
込むための受容され得る方法ではない。
交差した湾曲したトラックを定義する埋め込みサーボバ
ーストパターンは受容され得ない。従って、HDAのア
クチュエータ、サーボコントローラ、およびスライダヘ
ッドを用いた先行技術で述べたブートストラップサーボ
書き込み方法は、現在のところ、埋め込みサーボを書き
込むための受容され得る方法ではない。
【0016】書き込み不良のサーボトラックを訂正また
は補償するために、ディスクドライブシステムの読み出
し/書き込みヘッドを位置決めすることを目的として、
Michael Sidmanによる1982年5月10日発行の米国
特許第4,536,809号"AdaptiveMisposition Correcting M
ethod and Apparatus for Magnetic Disk Servo Syste
m"(磁気ディスクサーボシステムのための適応誤位置訂
正方法および装置)に記載されたような従来の適応フィ
ードフォワード取り消しおよび反復制御(AFC/R
C)方法が提案されている。AFC/RC方法はまた、
このようなディスクドライブの定期的なふれおよび他の
異常を訂正し得る。[M. Tomizuka, Tsu-Chin Tsaoおよ
びKok-Kai Chowによる”Discrete-Time Domain analyse
s and Synthesis of Repetitive Controllers”(離散
時間領域の分析および反復コントローラの合成)(1987)
Dept. Mechanical Engineering, Univ. of Californi
a, Berkeley Ca.、ならびに、KoK-Kai ChowおよびM. To
mizukaによる"Digital Control of Repetitive Error i
n Disk Drive Systems" (ディスクドライブシステムに
おける反復エラーのデジタル制御)(1988) Dept. Mecha
nical Engineering, Univ. of California, Berkeley C
a.の文献を参照。] このような訂正が必要である理由
は、ほとんどの場合、従来の方法により書き込まれたサ
ーボトラックまたは埋め込みサーボサンプルは固有のエ
ラーおよびシステミックなエラーの両方を有する。[シ
ステミックなエラーとは、HDAの固有の内部座標系に
対する外部の「絶対」基準の誤連関により生じる書き込
みサーボサンプルにおける位置エラーをいう。]実際に
おいて、低周波数で周期的および反復可能な小さい力が
HDA上で作用しているとき、HDAの回転ディスクに
サーボバーストを書き込む一方で、書き込みスライダヘ
ッドを「絶対」静止状態に保持することは、最適に機能
するためにはAFC/RCが常に必要となる最終ドライ
ブに至る結果となる。 T.H. Oliverらによる1983
年11月8日に発行された米国特許第4,414,589号"Embe
dded servo Track Following System and Method for W
riting servoTracks"(埋め込みサーボトラック追従シ
ステムおよびサーボトラックを書き込む方法)、および
D.W. Janzによる1983年11月8日発行の米国特許
第4,912,576号"Method For Writing Servo" (サーボを
書き込む方法)の教示に従って、従来のAFC/RCの
方法を前のトラックのサーボに適用し、一方、次のトラ
ックを書き込むことにより、サーボパターンが何回もの
反復またはディスクの回転により書き込まれるとき、ト
ラックのセンターラインが曲がりくねる、または「真円
からずれる」、およびゆがむ傾向は、ある程度は緩和さ
れ得る。しかし、従来のAFC/RC方法はいくつかの
欠点を有する。
は補償するために、ディスクドライブシステムの読み出
し/書き込みヘッドを位置決めすることを目的として、
Michael Sidmanによる1982年5月10日発行の米国
特許第4,536,809号"AdaptiveMisposition Correcting M
ethod and Apparatus for Magnetic Disk Servo Syste
m"(磁気ディスクサーボシステムのための適応誤位置訂
正方法および装置)に記載されたような従来の適応フィ
ードフォワード取り消しおよび反復制御(AFC/R
C)方法が提案されている。AFC/RC方法はまた、
このようなディスクドライブの定期的なふれおよび他の
異常を訂正し得る。[M. Tomizuka, Tsu-Chin Tsaoおよ
びKok-Kai Chowによる”Discrete-Time Domain analyse
s and Synthesis of Repetitive Controllers”(離散
時間領域の分析および反復コントローラの合成)(1987)
Dept. Mechanical Engineering, Univ. of Californi
a, Berkeley Ca.、ならびに、KoK-Kai ChowおよびM. To
mizukaによる"Digital Control of Repetitive Error i
n Disk Drive Systems" (ディスクドライブシステムに
おける反復エラーのデジタル制御)(1988) Dept. Mecha
nical Engineering, Univ. of California, Berkeley C
a.の文献を参照。] このような訂正が必要である理由
は、ほとんどの場合、従来の方法により書き込まれたサ
ーボトラックまたは埋め込みサーボサンプルは固有のエ
ラーおよびシステミックなエラーの両方を有する。[シ
ステミックなエラーとは、HDAの固有の内部座標系に
対する外部の「絶対」基準の誤連関により生じる書き込
みサーボサンプルにおける位置エラーをいう。]実際に
おいて、低周波数で周期的および反復可能な小さい力が
HDA上で作用しているとき、HDAの回転ディスクに
サーボバーストを書き込む一方で、書き込みスライダヘ
ッドを「絶対」静止状態に保持することは、最適に機能
するためにはAFC/RCが常に必要となる最終ドライ
ブに至る結果となる。 T.H. Oliverらによる1983
年11月8日に発行された米国特許第4,414,589号"Embe
dded servo Track Following System and Method for W
riting servoTracks"(埋め込みサーボトラック追従シ
ステムおよびサーボトラックを書き込む方法)、および
D.W. Janzによる1983年11月8日発行の米国特許
第4,912,576号"Method For Writing Servo" (サーボを
書き込む方法)の教示に従って、従来のAFC/RCの
方法を前のトラックのサーボに適用し、一方、次のトラ
ックを書き込むことにより、サーボパターンが何回もの
反復またはディスクの回転により書き込まれるとき、ト
ラックのセンターラインが曲がりくねる、または「真円
からずれる」、およびゆがむ傾向は、ある程度は緩和さ
れ得る。しかし、従来のAFC/RC方法はいくつかの
欠点を有する。
【0017】特に、ディスクドライブシステムに固有に
存在する周波数のナイキスト限度より上方で良好に機能
するためには、高い標本化周波数が必要である。高いデ
ータ処理レート、フィルター処理、速いフーリエ変換
(FFT)演算子および評価子もまた必要である。これ
らの要件を満たすには、大規模なメモリおよび極めて高
速のデータ信号プロセッサが必要である。さらに、非正
弦波反復エラーにより、ドライブからドライブへ予測的
にモデル化するのは不可能である。モデル化されたとし
ても、これらを補償するのは困難である。しかし、最も
大きな欠点は、従来のAFC/RC方法が効果的に働く
には、ドライブ基準を極めて良好にモデル化しなければ
ならないということである。予測モデルと実際のHDA
基準との間の極めて小さな変動でさえエラーを引き起こ
し得、またはさらに悪いことに、生成された位置誤差信
号(PES)の非位置情報内容を取り消すよりも補強す
ることによってこれらを倍加し得る。この結果、埋め込
みサーボバーストパターンは、境界が重なったおよび/
またはセンターラインが交差した曲がりくねったトラッ
クが定義される。
存在する周波数のナイキスト限度より上方で良好に機能
するためには、高い標本化周波数が必要である。高いデ
ータ処理レート、フィルター処理、速いフーリエ変換
(FFT)演算子および評価子もまた必要である。これ
らの要件を満たすには、大規模なメモリおよび極めて高
速のデータ信号プロセッサが必要である。さらに、非正
弦波反復エラーにより、ドライブからドライブへ予測的
にモデル化するのは不可能である。モデル化されたとし
ても、これらを補償するのは困難である。しかし、最も
大きな欠点は、従来のAFC/RC方法が効果的に働く
には、ドライブ基準を極めて良好にモデル化しなければ
ならないということである。予測モデルと実際のHDA
基準との間の極めて小さな変動でさえエラーを引き起こ
し得、またはさらに悪いことに、生成された位置誤差信
号(PES)の非位置情報内容を取り消すよりも補強す
ることによってこれらを倍加し得る。この結果、埋め込
みサーボバーストパターンは、境界が重なったおよび/
またはセンターラインが交差した曲がりくねったトラッ
クが定義される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術においては、次に示す問題があった。すなわ
ち、サーボパターンが何回もの反復またはディスクの回
転により書き込まれるとき、トラックのセンターライン
が曲がりくねる。特に、ディスクドライブシステムに固
有に存在する周波数のナイキスト限度より上方で良好に
機能するためには、高い標本化周波数が必要なため、高
いデータ処理レート、フィルター処理、速いフーリエ変
換(FFT)演算子および評価子が必要である。非正弦
波反復エラーにより、ドライブからドライブへ予測的に
モデル化するのは不可能である。モデル化されたとして
も、これらを補償するのは困難である。また従来技術が
効果的に働くには、ドライブ基準を極めて良好にモデル
化しなければならないことである。 本発明は、上記課
題を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、高密度のサーボトラックをディスクドライ
ブに、高い精度で書き込むことにある。
従来技術においては、次に示す問題があった。すなわ
ち、サーボパターンが何回もの反復またはディスクの回
転により書き込まれるとき、トラックのセンターライン
が曲がりくねる。特に、ディスクドライブシステムに固
有に存在する周波数のナイキスト限度より上方で良好に
機能するためには、高い標本化周波数が必要なため、高
いデータ処理レート、フィルター処理、速いフーリエ変
換(FFT)演算子および評価子が必要である。非正弦
波反復エラーにより、ドライブからドライブへ予測的に
モデル化するのは不可能である。モデル化されたとして
も、これらを補償するのは困難である。また従来技術が
効果的に働くには、ドライブ基準を極めて良好にモデル
化しなければならないことである。 本発明は、上記課
題を解決するためになされたものであり、その目的とす
るところは、高密度のサーボトラックをディスクドライ
ブに、高い精度で書き込むことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のブートストラッ
プ法は、集積回路中のコンピュータおよび/またはマイ
クロコードにより実施される方法であり、ディスクドラ
イブデータ磁気記憶装置の回転するディスク表面上に、
互いに平行な、または同心状の信号トラックを確立する
ために、ドライブのサーボ応答精密アクチュエータおよ
びサーボ制御器によって上記回転する表面に対して半径
方向に位置づけられているドライブの磁気トランスデュ
ーサスライダヘッドを用いる方法であって、この方法は
以下のステップを包含する。すなわち、上記表面が一回
転する間に、波状の境界および湾曲した中央線を有する
磁気信号トラックを上記回転する表面の軸に対して書き
込むステップと、書き込まれたばかりの磁気信号トラッ
クを読み出すステップと、メモリ中にディジタル化され
た位置信号テーブルを作成するステップと、書き込まれ
たばかりのトラック周辺の複数の標本点から読み出され
た信号の、特定の割合だけ減少している振幅を表す初期
ディジタル位置信号を上記テーブルの行に記憶するステ
ップと、書き込まれたばかりのトラックのエッジにおい
て磁気信号を読み出すために、メモリテーブルに記憶さ
れている初期ディジタル位置信号を用いて、上記スライ
ダヘッドを半径方向にサーボ位置決めするステップと、
各標本点に対して位置信号を読み出すステップと、表面
が一回回転する間に上記複数の標本点のそれぞれに対し
て書き込まれたばかりのトラックのエッジを読み出すス
ライダヘッドにより読み出される、読み出されたばかり
の位置信号の振幅を表すディジタル化された位置信号を
生成するステップと、各標本点に対応するディジタル化
されたばかりの位置信号を、メモリテーブルの中に記憶
されている特定の標本点に対応する、以前にディジタル
化された位置信号と平均化することにより、各標本点に
対応するターゲットのディジタル位置信号を生成するス
テップと、各標本点についてディジタル化されたばかり
の位置信号を対応するターゲットのディジタル位置信号
と比較するステップと、その比較を用いてサーボ制御器
に入力される比較信号を作成し、上記サーボ応答性アク
チュエータに対して入力サーボ信号を生成して、第二の
磁気信号トラックの書き込み中に、上記回転する表面に
ついて半径方向のある位置に上記トランスデューサを維
持するステップと、第三のトラック以下、n番目の磁気
信号トラックまでを書き込むために書き込まれたばかり
の第二の磁気信号トラックに与えたのと同じ手順を繰り
返すステップとを包含する。なお、上記第二、第三...
n番目のトラックは互いに平行で同心状のものである。
プ法は、集積回路中のコンピュータおよび/またはマイ
クロコードにより実施される方法であり、ディスクドラ
イブデータ磁気記憶装置の回転するディスク表面上に、
互いに平行な、または同心状の信号トラックを確立する
ために、ドライブのサーボ応答精密アクチュエータおよ
びサーボ制御器によって上記回転する表面に対して半径
方向に位置づけられているドライブの磁気トランスデュ
ーサスライダヘッドを用いる方法であって、この方法は
以下のステップを包含する。すなわち、上記表面が一回
転する間に、波状の境界および湾曲した中央線を有する
磁気信号トラックを上記回転する表面の軸に対して書き
込むステップと、書き込まれたばかりの磁気信号トラッ
クを読み出すステップと、メモリ中にディジタル化され
た位置信号テーブルを作成するステップと、書き込まれ
たばかりのトラック周辺の複数の標本点から読み出され
た信号の、特定の割合だけ減少している振幅を表す初期
ディジタル位置信号を上記テーブルの行に記憶するステ
ップと、書き込まれたばかりのトラックのエッジにおい
て磁気信号を読み出すために、メモリテーブルに記憶さ
れている初期ディジタル位置信号を用いて、上記スライ
ダヘッドを半径方向にサーボ位置決めするステップと、
各標本点に対して位置信号を読み出すステップと、表面
が一回回転する間に上記複数の標本点のそれぞれに対し
て書き込まれたばかりのトラックのエッジを読み出すス
ライダヘッドにより読み出される、読み出されたばかり
の位置信号の振幅を表すディジタル化された位置信号を
生成するステップと、各標本点に対応するディジタル化
されたばかりの位置信号を、メモリテーブルの中に記憶
されている特定の標本点に対応する、以前にディジタル
化された位置信号と平均化することにより、各標本点に
対応するターゲットのディジタル位置信号を生成するス
テップと、各標本点についてディジタル化されたばかり
の位置信号を対応するターゲットのディジタル位置信号
と比較するステップと、その比較を用いてサーボ制御器
に入力される比較信号を作成し、上記サーボ応答性アク
チュエータに対して入力サーボ信号を生成して、第二の
磁気信号トラックの書き込み中に、上記回転する表面に
ついて半径方向のある位置に上記トランスデューサを維
持するステップと、第三のトラック以下、n番目の磁気
信号トラックまでを書き込むために書き込まれたばかり
の第二の磁気信号トラックに与えたのと同じ手順を繰り
返すステップとを包含する。なお、上記第二、第三...
n番目のトラックは互いに平行で同心状のものである。
【0020】簡単に言えば、隣接する同心の磁気信号ト
ラックを回転するディスク表面に書き込む本発明の方法
は、コンピュータなどのディジタル信号中央処理ユニッ
ト(CPU)またはその他のプログラム可能な集積回路
(IC)を用い、ディスクドライブまたはCPUのいず
れかに関連して、従来の磁気メモリディスク記憶システ
ム(ディスクドライブ)およびランダムアクセス(RA
M)において一般に利用可能な機械的信号処理構成要素
を用いることによって実施できる。CPUにより制御さ
れ、かつCPUに入力を与えるディスクドライブ構成要
素は、磁化可能な材料により構成され磁気信号を記憶す
る表面を有する回転ディスクと、このディスクを速度を
変動させて回転させるスピンドルモーターと、この回転
するディスク表面からの磁気信号書き込みおよび読み出
しを行う読み出し/書き込みトランスデューサスライダ
ヘッド(スライダヘッド)と、内側と外側の物理半径停
止限界(physical radius stop limit)の間の回転する
表面に対し半径方向にトランスデューサを位置決めする
半径方向位置決めアクチュエータと、トランスデューサ
への電気信号またはそこからの電気信号を受け取るよう
に接続された可変利得読み出し増幅器と、CPUからの
電気信号をスライダヘッドへと入力しディスク表面に書
き込まれるようにする書き込み増幅器/バッファと、可
変利得増幅器からの電気信号を受け取るように接続され
たアナログ/ディジタル変換器(ADC)と、スピンド
ルモーターに結合されており、タイミング電気信号を書
き込み増幅器/バッファに与える可変クロック発振器
(VCO)を備えているべきであるタイミングエンジン
(TE)と、結果として発せられるサーボ命令信号をア
クチュエータへと作成し、スライダヘッドの半径方向の
位置を移動させるサーボ制御器とが含まれる。ディスク
ドライブまたはCPUに関連して設けられているRAM
は、A/D変換器からのディジタル信号出力を受け取り
記憶できるように接続されており、また、CPUを介し
てターゲットとする位置のディジタル出力信号をサーボ
制御器へと作成する。
ラックを回転するディスク表面に書き込む本発明の方法
は、コンピュータなどのディジタル信号中央処理ユニッ
ト(CPU)またはその他のプログラム可能な集積回路
(IC)を用い、ディスクドライブまたはCPUのいず
れかに関連して、従来の磁気メモリディスク記憶システ
ム(ディスクドライブ)およびランダムアクセス(RA
M)において一般に利用可能な機械的信号処理構成要素
を用いることによって実施できる。CPUにより制御さ
れ、かつCPUに入力を与えるディスクドライブ構成要
素は、磁化可能な材料により構成され磁気信号を記憶す
る表面を有する回転ディスクと、このディスクを速度を
変動させて回転させるスピンドルモーターと、この回転
するディスク表面からの磁気信号書き込みおよび読み出
しを行う読み出し/書き込みトランスデューサスライダ
ヘッド(スライダヘッド)と、内側と外側の物理半径停
止限界(physical radius stop limit)の間の回転する
表面に対し半径方向にトランスデューサを位置決めする
半径方向位置決めアクチュエータと、トランスデューサ
への電気信号またはそこからの電気信号を受け取るよう
に接続された可変利得読み出し増幅器と、CPUからの
電気信号をスライダヘッドへと入力しディスク表面に書
き込まれるようにする書き込み増幅器/バッファと、可
変利得増幅器からの電気信号を受け取るように接続され
たアナログ/ディジタル変換器(ADC)と、スピンド
ルモーターに結合されており、タイミング電気信号を書
き込み増幅器/バッファに与える可変クロック発振器
(VCO)を備えているべきであるタイミングエンジン
(TE)と、結果として発せられるサーボ命令信号をア
クチュエータへと作成し、スライダヘッドの半径方向の
位置を移動させるサーボ制御器とが含まれる。ディスク
ドライブまたはCPUに関連して設けられているRAM
は、A/D変換器からのディジタル信号出力を受け取り
記憶できるように接続されており、また、CPUを介し
てターゲットとする位置のディジタル出力信号をサーボ
制御器へと作成する。
【0021】上記構成要素を用いることによって、本発
明の方法によれば、新規なチェッカーボード技術が可能
になる。この方法は、例えば、比例積分微分(PID)
サーボ制御器により制御される精密サーボ応答性アクチ
ュエータにより回転する表面に対して半径方向に位置決
められた、回転する表面への磁気信号パターンを書き込
み・読み出し・消去できるスライダヘッドトランスデュ
ーサを用いて、読み出し・消去可能な磁気信号パターン
を記憶できる回転する表面に対し、同心状データ信号ト
ラックを規定する埋め込みサーボバーストパターンを書
き込む方法であり、好ましくは以下のステップを包含す
る。
明の方法によれば、新規なチェッカーボード技術が可能
になる。この方法は、例えば、比例積分微分(PID)
サーボ制御器により制御される精密サーボ応答性アクチ
ュエータにより回転する表面に対して半径方向に位置決
められた、回転する表面への磁気信号パターンを書き込
み・読み出し・消去できるスライダヘッドトランスデュ
ーサを用いて、読み出し・消去可能な磁気信号パターン
を記憶できる回転する表面に対し、同心状データ信号ト
ラックを規定する埋め込みサーボバーストパターンを書
き込む方法であり、好ましくは以下のステップを包含す
る。
【0022】1.非理想的な初期磁気信号トラックを書
き込み、読み出しおよびサーボが可能なほど安定した基
準エッジをスライダヘッドに与える。
き込み、読み出しおよびサーボが可能なほど安定した基
準エッジをスライダヘッドに与える。
【0023】2.ディスクが一回転する間に複数の標本
点で読み出されるか、あるいは完全にトラック上である
信号振幅を表すように評価されたトラックピッチ比係数
(典型的には0.5±0.25)により乗算された信号の
振幅を表示するメモリ中の初期ディジタル位置信号の初
期テーブルを生成する。
点で読み出されるか、あるいは完全にトラック上である
信号振幅を表すように評価されたトラックピッチ比係数
(典型的には0.5±0.25)により乗算された信号の
振幅を表示するメモリ中の初期ディジタル位置信号の初
期テーブルを生成する。
【0024】3.第1の回転に対してそれに対応する標
本点における書き込まれたばかりのトラックからスライ
ダヘッドにより読み出された信号と平均化され、それと
比較されたディジタル信号の初期表を最初は用い、その
後、各標本点に対して書き込まれたばかりのトラックか
らスライダヘッドによって読み出された信号と比較され
る、各標本点に対して読み出された複数の信号振幅の平
均からコンパイルされるディジタル信号を用いて、ディ
スクが何回か回転する間に、サーボ制御器を用いて書き
込まれたばかりのトラックの基準エッジへとサーボを位
置決めする。
本点における書き込まれたばかりのトラックからスライ
ダヘッドにより読み出された信号と平均化され、それと
比較されたディジタル信号の初期表を最初は用い、その
後、各標本点に対して書き込まれたばかりのトラックか
らスライダヘッドによって読み出された信号と比較され
る、各標本点に対して読み出された複数の信号振幅の平
均からコンパイルされるディジタル信号を用いて、ディ
スクが何回か回転する間に、サーボ制御器を用いて書き
込まれたばかりのトラックの基準エッジへとサーボを位
置決めする。
【0025】4.サーボを行う一方で、アクチュエータ
への現在の命令信号の積分値を確定する。ここで、ディ
スクが一回転する間にサーボ制御器により作成される比
例・微分を表す現在の命令信号の和は0に等しい。
への現在の命令信号の積分値を確定する。ここで、ディ
スクが一回転する間にサーボ制御器により作成される比
例・微分を表す現在の命令信号の和は0に等しい。
【0026】5.サーボ制御器に与えられる比例・微分
を表す命令信号を徐々に0になるように低減(クラン
プ)する。
を表す命令信号を徐々に0になるように低減(クラン
プ)する。
【0027】6.ある時間の間(典型的には一回転また
はそれ未満)積分制御された現在の命令信号に対しての
みアクチュエータを「惰性浮動」させる。
はそれ未満)積分制御された現在の命令信号に対しての
みアクチュエータを「惰性浮動」させる。
【0028】7.「惰性浮動」期間中に読み出された振
幅を表すメモリ中のディジタル信号の第二の表を生成
し、かつ、必要に応じて上記ステップ4および5を反復
して、信号の平均化、ランダム雑音の統計的除去、およ
び信号内容の反復の補強を行う。 [本発明の方法のこ
の段階では、第二の表は、アクチュエータおよびスライ
ダヘッドに作用する反復可能なすべての力を備えたトラ
ックのエッジを規定している。本質的に、この第二の表
はそのトラックエッジにおけるHDAプラットフォーム
の基本的型を示すものである。] 8.第二の表/読み出された振幅を用いてフルのPID
サーボ(full PID servo)を可能にする。[アクチュエ
ータに与えられるどのような位置誤差信号命令も、今で
は本質的に不規則雑音またはシステムに働く力を表
す]、および 9.ディスクが完全に一回転する間にCPUからスライ
ダヘッドに入力されるDC消去信号または他の磁気信号
により交互のトラックセグメントを消去し、その一方
で、PIDサーボを完全に行い(フルのPIDサーボを
行い)第二の表/読み出された振幅を用いて、初期トラ
ックの基準エッジにサーボをかけ、HDAによりPID
サーボ位置制御を完全に行い最低のエネルギー状態へと
落ちつかせることを可能にし、また一方では磁気信号を
回転するディスク表面へと書き込む。さらに、次のディ
スク回転においては、 10.直後のディスク回転中に、初期トラックの基準エ
ッジの外側に、基準エッジを有する第一の磁気信号サー
ボバーストパターントラックを書き込み、その一方で、
PIDサーボを完全に行い、第二の表/読み出された振
幅を用いて初期トラックの基準エッジにサーボをかけ
る。および、 11.サーボ制御器への位置誤差信号が、衝撃および雑
音のために特定の限界を越えた場合には書き込みを禁止
し、また、必要に応じてトラックを書き直し、あるいは
トラック内の各標本点を書き直す。
幅を表すメモリ中のディジタル信号の第二の表を生成
し、かつ、必要に応じて上記ステップ4および5を反復
して、信号の平均化、ランダム雑音の統計的除去、およ
び信号内容の反復の補強を行う。 [本発明の方法のこ
の段階では、第二の表は、アクチュエータおよびスライ
ダヘッドに作用する反復可能なすべての力を備えたトラ
ックのエッジを規定している。本質的に、この第二の表
はそのトラックエッジにおけるHDAプラットフォーム
の基本的型を示すものである。] 8.第二の表/読み出された振幅を用いてフルのPID
サーボ(full PID servo)を可能にする。[アクチュエ
ータに与えられるどのような位置誤差信号命令も、今で
は本質的に不規則雑音またはシステムに働く力を表
す]、および 9.ディスクが完全に一回転する間にCPUからスライ
ダヘッドに入力されるDC消去信号または他の磁気信号
により交互のトラックセグメントを消去し、その一方
で、PIDサーボを完全に行い(フルのPIDサーボを
行い)第二の表/読み出された振幅を用いて、初期トラ
ックの基準エッジにサーボをかけ、HDAによりPID
サーボ位置制御を完全に行い最低のエネルギー状態へと
落ちつかせることを可能にし、また一方では磁気信号を
回転するディスク表面へと書き込む。さらに、次のディ
スク回転においては、 10.直後のディスク回転中に、初期トラックの基準エ
ッジの外側に、基準エッジを有する第一の磁気信号サー
ボバーストパターントラックを書き込み、その一方で、
PIDサーボを完全に行い、第二の表/読み出された振
幅を用いて初期トラックの基準エッジにサーボをかけ
る。および、 11.サーボ制御器への位置誤差信号が、衝撃および雑
音のために特定の限界を越えた場合には書き込みを禁止
し、また、必要に応じてトラックを書き直し、あるいは
トラック内の各標本点を書き直す。
【0029】12.新たに書き込まれたトラックの完全
性を点検し、かつステップ2において作成された初期表
を更新する。また一方で、PIDサーボを完全に行い、
第二の表/読み出された振幅を用いて初期トラックの基
準エッジにさらにサーボをかける。
性を点検し、かつステップ2において作成された初期表
を更新する。また一方で、PIDサーボを完全に行い、
第二の表/読み出された振幅を用いて初期トラックの基
準エッジにさらにサーボをかける。
【0030】13.ステップ2〜12を反復する。
【0031】さらに、ステップ2〜13を、回転するデ
ィスク表面をサーボバーストパターンのチェッカーボー
ドで満たすのに必要なだけの回数だけ連続的に繰り返
す。ここで、同心状データトラックの中央線は、第一の
サーボバースト信号トラックが書き込まれた後で、ステ
ップ2〜11が2回繰り返される毎に規定される。
ィスク表面をサーボバーストパターンのチェッカーボー
ドで満たすのに必要なだけの回数だけ連続的に繰り返
す。ここで、同心状データトラックの中央線は、第一の
サーボバースト信号トラックが書き込まれた後で、ステ
ップ2〜11が2回繰り返される毎に規定される。
【0032】同心状トラックをディスクに書き込む本発
明のブートストラップ法は、スライダヘッドを回転する
ディスク表面に対してサーボ位置決めするすべての技術
と両立することができる。そのような技術には例えば、
比例積分微分(PID)、無限インパルス応答(II
R)、有限インパルス応答(FIR)、およびAFC/
RCサーボ制御器が含まれるが、もちろんこれらに限定
されるわけではない。
明のブートストラップ法は、スライダヘッドを回転する
ディスク表面に対してサーボ位置決めするすべての技術
と両立することができる。そのような技術には例えば、
比例積分微分(PID)、無限インパルス応答(II
R)、有限インパルス応答(FIR)、およびAFC/
RCサーボ制御器が含まれるが、もちろんこれらに限定
されるわけではない。
【0033】磁気ディスクドライブデータ記憶システム
の回転する表面に同心トラックを書き込む本発明のブー
トストラップ法を用いる主要な利点としては、1インチ
当たり10,000トラックを越える範囲のトラック密度が達
成できること、即ち、100μインチ未満のトラックピ
ッチが達成できることが挙げられる。
の回転する表面に同心トラックを書き込む本発明のブー
トストラップ法を用いる主要な利点としては、1インチ
当たり10,000トラックを越える範囲のトラック密度が達
成できること、即ち、100μインチ未満のトラックピ
ッチが達成できることが挙げられる。
【0034】互いに平行で同心の磁気信号トラックを書
き込む本発明のブートストラップ法によれば、5μイン
チにまで低められた分解能(resolution)を有するトラ
ック分離を信頼性よく達成でき、かつ、スライダヘッド
の読み出し/書き込み間隔をより狭めれば、分解能をさ
らに改善し、1μインチにまで低めることも達成可能と
思われることは、認識されるべきである。
き込む本発明のブートストラップ法によれば、5μイン
チにまで低められた分解能(resolution)を有するトラ
ック分離を信頼性よく達成でき、かつ、スライダヘッド
の読み出し/書き込み間隔をより狭めれば、分解能をさ
らに改善し、1μインチにまで低めることも達成可能と
思われることは、認識されるべきである。
【0035】事実、本発明のブートストラップ法の基礎
を成す発見された原理は、磁気データ記憶ディスクドラ
イブシステムに限定されることなく、一般に、動的に移
動し、周期的に変動するどのようなプラットフォームに
も適用可能である。このプラットフォームはRAMメモ
リの中にディジタル的に規定されるものであり、プラッ
トフォームの統合的相互作用部(integral interacting
part)を備えているフィールド勾配センサ/発生器か
らの入力を用いるものである。さらに、このメモリモデ
ルおよび特定のセンサ/発生器をさらに用いて、その特
定のセンサ/発生器により、動的に移動し、周期的に変
動するプラットフォームの中に、それ以前は「不確実性
の原理」(Uncertainty Principle)の制限のために一
般に不可能と信じられてきた程の分解能で決定される位
置から空間および時間におけるフィールドを生成するこ
とができる。
を成す発見された原理は、磁気データ記憶ディスクドラ
イブシステムに限定されることなく、一般に、動的に移
動し、周期的に変動するどのようなプラットフォームに
も適用可能である。このプラットフォームはRAMメモ
リの中にディジタル的に規定されるものであり、プラッ
トフォームの統合的相互作用部(integral interacting
part)を備えているフィールド勾配センサ/発生器か
らの入力を用いるものである。さらに、このメモリモデ
ルおよび特定のセンサ/発生器をさらに用いて、その特
定のセンサ/発生器により、動的に移動し、周期的に変
動するプラットフォームの中に、それ以前は「不確実性
の原理」(Uncertainty Principle)の制限のために一
般に不可能と信じられてきた程の分解能で決定される位
置から空間および時間におけるフィールドを生成するこ
とができる。
【0036】磁化可能な材料からなる回転するディスク
表面に同心状信号トラックを確立するため、集積回路中
にコンピュータおよび/またはマイクロコードにより実
施される本発明のブートストラップ法により示され、か
つ達成されるさらに他の特徴、局面、利点および目的
は、基準の、または埋め込みのサーボ磁気信号トラック
/バーストを回転するディスク表面に信頼性よく書き込
むのに必要と思われる各システムの機械的、電子的およ
び計算上の構成要素の実施態様を示す図面を参照して述
べられる以下の詳細な説明を読めば、自ずから明らかに
なり、かつ/または十分に理解できるであろう。
表面に同心状信号トラックを確立するため、集積回路中
にコンピュータおよび/またはマイクロコードにより実
施される本発明のブートストラップ法により示され、か
つ達成されるさらに他の特徴、局面、利点および目的
は、基準の、または埋め込みのサーボ磁気信号トラック
/バーストを回転するディスク表面に信頼性よく書き込
むのに必要と思われる各システムの機械的、電子的およ
び計算上の構成要素の実施態様を示す図面を参照して述
べられる以下の詳細な説明を読めば、自ずから明らかに
なり、かつ/または十分に理解できるであろう。
【0037】本発明によるディスクドライブにサーボト
ラックを書き込むブートストラップ方法は、ディスクド
ライブデータ磁気記憶システムの回転するディスク表面
上の任意の箇所に、該ドライブシステムの構成要素を用
いて互いに平行な同心状の磁気信号トラックを書き込む
方法であって、該ドライブシステムは、該回転するディ
スク表面に対する磁気信号の読み出しおよび書き込みを
行うための、該回転するディスク表面上をスライドする
/浮動する磁気トランスデューサスライダヘッド、該回
転するディスク表面に対して半径方向に異なる位置に該
スライダヘッドを位置付けるサーボ応答精密アクチュエ
ータ、該精密アクチュエータを起動させる命令信号を与
えるサーボ制御器、ディジタル信号中央処理ユニット
(CPU)、およびディジタル信号ランダムアクセスメ
モリ記憶ユニット(RAM)を備えており、該方法は、
ディスクがさらに一回転する間に、該回転するディスク
表面の軸に対して波線状の境界および湾曲した中央線を
有する初期磁気信号トラックを書き込むステップと、該
書き込まれたばかりの磁気信号トラックを読み出すステ
ップと、該RAMメモリにおいてディジタル化された位
置信号メモリテーブルを作成するステップと、特定のピ
ッチ比だけ減少する該書き込まれたばかりのトラック周
辺の複数の標本点のそれぞれから該スライダヘッドによ
って読み出された信号の振幅を表す初期ディジタル位置
信号を該ディジタル化された位置信号メモリテーブルの
一行に記憶するステップと、複数のディスク回転の間に
該スライダヘッドによって読み出されたディジタル化さ
れた位置信号に対して比較を行った該メモリテーブルか
ら得られるターゲットディジタル位置信号を用いて、該
書き込まれたばかりのトラックの基準エッジでの磁気信
号を読み出すために、該スライダヘッドを該半径方向に
サーボ位置決めするステップであって、該ターゲットデ
ィジタル位置信号は、(i)各標本点に対して該書き込
まれたばかりのトラックの該基準エッジを読み出してい
る該スライダヘッドを用いて位置信号を読み出すこと、
(ii)各ディスク回転の間に該複数の標本点のそれぞれ
に対して該読み出されたばかりの位置信号の該振幅を表
すディジタル化された位置信号を生成すること、(ii
i)該初期ディジタル位置信号を用い、その後は、該メ
モリテーブルに記憶された各標本点に対して以前にディ
ジタル化された位置信号をコンパイルした和を用いて、
該特定の標本点に対して該ディジタル化されたばかりの
位置信号を平均化することによって各ディスク回転に対
する各標本点のためのターゲットディジタル位置信号を
得ること、によって導き出され、該ディジタル化された
ばかりの位置信号は、比較信号を生成する各対応する標
本点に対して該得られたターゲットディジタル位置信号
と比較され、該書き込まれたばかりのトラックの該基準
エッジに対する該スライダヘッドの半径方向の位置を維
持するための該サーボ応答性アクチュエータを起動させ
る入力命令サーボ信号を発生させるために、該比較信号
は該サーボコントローラへ入力される、ステップと、該
書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジ上にサー
ボしながら第二の磁気信号トラックを書き込むステップ
と、該書き込まれたばかりの第二の磁気信号トラックを
用いて第三のトラックを書き込み、同様にして第nの磁
気信号トラックを書き込むまで上述したステップを繰り
返すステップであって、第二、第三から第nのトラック
は互いに平行および同心状であり該特定のピッチ比で重
なっている、ステップと、を包含しており、そのことに
より上記目的が達成される。
ラックを書き込むブートストラップ方法は、ディスクド
ライブデータ磁気記憶システムの回転するディスク表面
上の任意の箇所に、該ドライブシステムの構成要素を用
いて互いに平行な同心状の磁気信号トラックを書き込む
方法であって、該ドライブシステムは、該回転するディ
スク表面に対する磁気信号の読み出しおよび書き込みを
行うための、該回転するディスク表面上をスライドする
/浮動する磁気トランスデューサスライダヘッド、該回
転するディスク表面に対して半径方向に異なる位置に該
スライダヘッドを位置付けるサーボ応答精密アクチュエ
ータ、該精密アクチュエータを起動させる命令信号を与
えるサーボ制御器、ディジタル信号中央処理ユニット
(CPU)、およびディジタル信号ランダムアクセスメ
モリ記憶ユニット(RAM)を備えており、該方法は、
ディスクがさらに一回転する間に、該回転するディスク
表面の軸に対して波線状の境界および湾曲した中央線を
有する初期磁気信号トラックを書き込むステップと、該
書き込まれたばかりの磁気信号トラックを読み出すステ
ップと、該RAMメモリにおいてディジタル化された位
置信号メモリテーブルを作成するステップと、特定のピ
ッチ比だけ減少する該書き込まれたばかりのトラック周
辺の複数の標本点のそれぞれから該スライダヘッドによ
って読み出された信号の振幅を表す初期ディジタル位置
信号を該ディジタル化された位置信号メモリテーブルの
一行に記憶するステップと、複数のディスク回転の間に
該スライダヘッドによって読み出されたディジタル化さ
れた位置信号に対して比較を行った該メモリテーブルか
ら得られるターゲットディジタル位置信号を用いて、該
書き込まれたばかりのトラックの基準エッジでの磁気信
号を読み出すために、該スライダヘッドを該半径方向に
サーボ位置決めするステップであって、該ターゲットデ
ィジタル位置信号は、(i)各標本点に対して該書き込
まれたばかりのトラックの該基準エッジを読み出してい
る該スライダヘッドを用いて位置信号を読み出すこと、
(ii)各ディスク回転の間に該複数の標本点のそれぞれ
に対して該読み出されたばかりの位置信号の該振幅を表
すディジタル化された位置信号を生成すること、(ii
i)該初期ディジタル位置信号を用い、その後は、該メ
モリテーブルに記憶された各標本点に対して以前にディ
ジタル化された位置信号をコンパイルした和を用いて、
該特定の標本点に対して該ディジタル化されたばかりの
位置信号を平均化することによって各ディスク回転に対
する各標本点のためのターゲットディジタル位置信号を
得ること、によって導き出され、該ディジタル化された
ばかりの位置信号は、比較信号を生成する各対応する標
本点に対して該得られたターゲットディジタル位置信号
と比較され、該書き込まれたばかりのトラックの該基準
エッジに対する該スライダヘッドの半径方向の位置を維
持するための該サーボ応答性アクチュエータを起動させ
る入力命令サーボ信号を発生させるために、該比較信号
は該サーボコントローラへ入力される、ステップと、該
書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジ上にサー
ボしながら第二の磁気信号トラックを書き込むステップ
と、該書き込まれたばかりの第二の磁気信号トラックを
用いて第三のトラックを書き込み、同様にして第nの磁
気信号トラックを書き込むまで上述したステップを繰り
返すステップであって、第二、第三から第nのトラック
は互いに平行および同心状であり該特定のピッチ比で重
なっている、ステップと、を包含しており、そのことに
より上記目的が達成される。
【0038】ある実施例では、前記第二の磁気信号トラ
ックを書き込むステップの直前に、a)前記精密アクチ
ュエータを起動させる前記サーボ制御器からの命令信号
を、ディスク回転の間の該命令信号の変化が平均すると
ゼロに加算する最小値となるように正規化するステップ
と、b)単一のディスク回転の過程にわたって前記サー
ボ制御器からの該命令信号の変化の大きさを徐々に順次
ゼロにクランプするステップと、c)一ディスク回転の
間の惰性浮動条件によって、該サーボ制御器から該精密
アクチュエータへの該命令信号の変化をゼロに保つこと
ができるようにするステップと、d)前記書き込まれた
ばかりの磁気信号トラックの前記基準エッジに対応する
磁気信号を、惰性浮動している間に前記スライダヘッド
を用いて読み出すステップと、e)各ディスク回転の間
の前記複数の標本点のそれぞれに対して、該スライダヘ
ッドによって読み出された該磁気信号の振幅を表すディ
ジタル惰性浮動位置信号を生成するステップと、f)該
複数の標本点のそれぞれに対する該ディジタル惰性浮動
位置信号を、RAMにおける第二のメモリテーブルに作
成および記憶するステップと、g)該ステップbからd
を10回まで順次繰り返して、各標本点に対するそれぞ
れの該ディジタル惰性浮動位置信号を、該第二のメモリ
テーブル内の該標本点に対応するディジタル惰性浮動位
置信号の和に加算するステップと、h)該第二のメモリ
テーブルから各標本点に対するターゲットディジタル位
置信号を提供するために、各標本点に対する平均ディジ
タル惰性浮動位置信号を計算するステップと、i)該書
き込まれたばかりのトラックの該基準エッジに対する該
スライダエッジの半径方向の位置を維持するために該第
二のメモリテーブルからの該ターゲットディジタル位置
信号を用いてサーボ位置づけを開始するステップと、を
さらに包含している。
ックを書き込むステップの直前に、a)前記精密アクチ
ュエータを起動させる前記サーボ制御器からの命令信号
を、ディスク回転の間の該命令信号の変化が平均すると
ゼロに加算する最小値となるように正規化するステップ
と、b)単一のディスク回転の過程にわたって前記サー
ボ制御器からの該命令信号の変化の大きさを徐々に順次
ゼロにクランプするステップと、c)一ディスク回転の
間の惰性浮動条件によって、該サーボ制御器から該精密
アクチュエータへの該命令信号の変化をゼロに保つこと
ができるようにするステップと、d)前記書き込まれた
ばかりの磁気信号トラックの前記基準エッジに対応する
磁気信号を、惰性浮動している間に前記スライダヘッド
を用いて読み出すステップと、e)各ディスク回転の間
の前記複数の標本点のそれぞれに対して、該スライダヘ
ッドによって読み出された該磁気信号の振幅を表すディ
ジタル惰性浮動位置信号を生成するステップと、f)該
複数の標本点のそれぞれに対する該ディジタル惰性浮動
位置信号を、RAMにおける第二のメモリテーブルに作
成および記憶するステップと、g)該ステップbからd
を10回まで順次繰り返して、各標本点に対するそれぞ
れの該ディジタル惰性浮動位置信号を、該第二のメモリ
テーブル内の該標本点に対応するディジタル惰性浮動位
置信号の和に加算するステップと、h)該第二のメモリ
テーブルから各標本点に対するターゲットディジタル位
置信号を提供するために、各標本点に対する平均ディジ
タル惰性浮動位置信号を計算するステップと、i)該書
き込まれたばかりのトラックの該基準エッジに対する該
スライダエッジの半径方向の位置を維持するために該第
二のメモリテーブルからの該ターゲットディジタル位置
信号を用いてサーボ位置づけを開始するステップと、を
さらに包含している。
【0039】本発明によるディスクドライブにサーボト
ラックを書き込むブートストラップ方法は、磁気信号パ
ターンを読み出し可能および消去可能に記憶することが
できる回転するディスク表面上の任意の箇所に、互いに
平行な同心状のデータ信号トラックを規定するチェッカ
ーボード埋め込みサーボバーストパターンを、書き込む
方法であって、該書き込みは、ディジタル信号中央処理
ユニット(CPU)とディジタル信号ランダムアクセル
メモリ記憶ユニット(RAM)とを用いる比例積分微分
(PID)サーボ制御器によって制御される精密サーボ
応答アクチュエータによって該回転する表面に対して半
径方向に位置付けされており、該信号パターンを書き込
み、読み出しおよび消去することが可能なスライダヘッ
ドを用いて行われ、該方法は、a)読み出しおよびサー
ボが可能なほど安定した基準エッジをスライダヘッドに
与えるように、非理想的な初期磁気信号トラックを書き
込むステップと、b)一ディスク回転の間に複数の標本
点で読み出されるか、あるいはトラックピッチ比係数に
よって乗算された完全なオントラック信号振幅を表すよ
うに評価された初期振幅の初期メモリテーブルをRAM
内に生成するステップと、c)第一の回転の間に対応す
る標本点で該書き込まれたばかりのトラックから該スラ
イダヘッドにより読み出された信号と比較される初期振
幅位置信号を提供するために該メモリテーブルを最初は
用い、その後、該標本点での該書き込まれたばかりのト
ラックから該スライダヘッドによって読み出された信号
の振幅と比較される各標本点で読み出された複数の信号
振幅の平均からコンパイルされる振幅位置信号を用い
て、ディスクが複数回回転する間に、サーボ制御器を用
いて該書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジへ
サーボ位置決めするステップと、d)サーボ位置決めを
行う一方で、該アクチュエータへの積分値サーボの現在
の命令信号を確定するステップであって、ここでディス
クが一回転する間に該サーボ制御器により作成される該
アクチュエータへの比例および微分サーボの現在の命令
信号の和は0に等しいステップと、e)該サーボ制御器
からの該比例および微分サーボの現在の命令信号を徐々
に0になるように低減(クランプ)するステップと、
f)該ディスク表面が一回転するまでの間、積分サーボ
の現在の命令信号のみを用いて該アクチュエータを「惰
性浮動」させるステップと、g)該「惰性浮動」期間中
に読み出された信号の振幅位置信号の第二の表を該メモ
リ内で作成し、かつ、必要に応じて該ステップeおよび
fを反復して、信号の平均か、ランダム雑音の統計的除
去、および信号内容の反復の補強を行うステップと、
h)該第二の表と該スライダヘッドによって読み出され
た信号の振幅とを用いてPIDサーボを完全に可能に
し、これにより、該サーボ制御器から該アクチュエータ
への全ての位置誤差命令の現在の信号がランダム雑音お
よびランダム力への応答を表すステップと、k)該第二
の表と該スライダによって各対応する標本点で読み出さ
れた信号の該振幅とを用いて該アクチュエータへの完全
なPIDサーボの現在の命令信号を用いて該初期トラッ
クの該基準エッジ上にサーボ位置決めを行いながら、該
基準エッジの外側の基準エッジを用いて第一サーボバー
ストおよびタイミング磁気信号パターントラックを書き
込むステップと、m)該サーボ制御器への該位置誤差命
令の現在の信号が特定の限界を超えた場合には書き込み
を禁止し、さらに、該トラックおよび該トラック内の個
々の標本点を必要に応じて書き直すステップと、n)該
ステップhでのサーボ位置決めを行いながら、新たに書
き込まれたトラックの完全性を点検し、該ステップbで
作成された該初期メモリテーブルを更新するステップ
と、o)少なくとも4つの区別可能なサーボバーストお
よびタイミング時期信号パターンからなるチェッカーボ
ードパターンで該回転するディスク表面を埋めるよう
に、該ステップbからnを順次繰り返すステップであっ
て、同心状のデータトラック中央線は該初期磁気信号ト
ラックが書き込まれた後に該ステップbからkをそれぞ
れ2回反復することによって規定される、ステップと、
を包含しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
ラックを書き込むブートストラップ方法は、磁気信号パ
ターンを読み出し可能および消去可能に記憶することが
できる回転するディスク表面上の任意の箇所に、互いに
平行な同心状のデータ信号トラックを規定するチェッカ
ーボード埋め込みサーボバーストパターンを、書き込む
方法であって、該書き込みは、ディジタル信号中央処理
ユニット(CPU)とディジタル信号ランダムアクセル
メモリ記憶ユニット(RAM)とを用いる比例積分微分
(PID)サーボ制御器によって制御される精密サーボ
応答アクチュエータによって該回転する表面に対して半
径方向に位置付けされており、該信号パターンを書き込
み、読み出しおよび消去することが可能なスライダヘッ
ドを用いて行われ、該方法は、a)読み出しおよびサー
ボが可能なほど安定した基準エッジをスライダヘッドに
与えるように、非理想的な初期磁気信号トラックを書き
込むステップと、b)一ディスク回転の間に複数の標本
点で読み出されるか、あるいはトラックピッチ比係数に
よって乗算された完全なオントラック信号振幅を表すよ
うに評価された初期振幅の初期メモリテーブルをRAM
内に生成するステップと、c)第一の回転の間に対応す
る標本点で該書き込まれたばかりのトラックから該スラ
イダヘッドにより読み出された信号と比較される初期振
幅位置信号を提供するために該メモリテーブルを最初は
用い、その後、該標本点での該書き込まれたばかりのト
ラックから該スライダヘッドによって読み出された信号
の振幅と比較される各標本点で読み出された複数の信号
振幅の平均からコンパイルされる振幅位置信号を用い
て、ディスクが複数回回転する間に、サーボ制御器を用
いて該書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジへ
サーボ位置決めするステップと、d)サーボ位置決めを
行う一方で、該アクチュエータへの積分値サーボの現在
の命令信号を確定するステップであって、ここでディス
クが一回転する間に該サーボ制御器により作成される該
アクチュエータへの比例および微分サーボの現在の命令
信号の和は0に等しいステップと、e)該サーボ制御器
からの該比例および微分サーボの現在の命令信号を徐々
に0になるように低減(クランプ)するステップと、
f)該ディスク表面が一回転するまでの間、積分サーボ
の現在の命令信号のみを用いて該アクチュエータを「惰
性浮動」させるステップと、g)該「惰性浮動」期間中
に読み出された信号の振幅位置信号の第二の表を該メモ
リ内で作成し、かつ、必要に応じて該ステップeおよび
fを反復して、信号の平均か、ランダム雑音の統計的除
去、および信号内容の反復の補強を行うステップと、
h)該第二の表と該スライダヘッドによって読み出され
た信号の振幅とを用いてPIDサーボを完全に可能に
し、これにより、該サーボ制御器から該アクチュエータ
への全ての位置誤差命令の現在の信号がランダム雑音お
よびランダム力への応答を表すステップと、k)該第二
の表と該スライダによって各対応する標本点で読み出さ
れた信号の該振幅とを用いて該アクチュエータへの完全
なPIDサーボの現在の命令信号を用いて該初期トラッ
クの該基準エッジ上にサーボ位置決めを行いながら、該
基準エッジの外側の基準エッジを用いて第一サーボバー
ストおよびタイミング磁気信号パターントラックを書き
込むステップと、m)該サーボ制御器への該位置誤差命
令の現在の信号が特定の限界を超えた場合には書き込み
を禁止し、さらに、該トラックおよび該トラック内の個
々の標本点を必要に応じて書き直すステップと、n)該
ステップhでのサーボ位置決めを行いながら、新たに書
き込まれたトラックの完全性を点検し、該ステップbで
作成された該初期メモリテーブルを更新するステップ
と、o)少なくとも4つの区別可能なサーボバーストお
よびタイミング時期信号パターンからなるチェッカーボ
ードパターンで該回転するディスク表面を埋めるよう
に、該ステップbからnを順次繰り返すステップであっ
て、同心状のデータトラック中央線は該初期磁気信号ト
ラックが書き込まれた後に該ステップbからkをそれぞ
れ2回反復することによって規定される、ステップと、
を包含しており、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0040】ある実施例では、前記ステップcは、第一
のディスク回転の間に対応する標本点で前記書き込まれ
たばかりのトラックから前記スライダヘッドにより読み
出された信号と平均され、比較される初期振幅位置信号
の前記メモリテーブルを最初は用い、その後、該標本点
での該書き込まれたばかりのトラックから該スライダヘ
ッドによって読み出された信号の振幅と比較される各標
本点で読み出された複数の信号振幅の平均からコンパイ
ルされる振幅位置信号を用いて、ディスクが10回転す
るまでの間に、前記サーボ制御器を用いて該書き込まれ
たばかりのトラックの前記基準エッジへサーボ位置決め
を行うステップである。
のディスク回転の間に対応する標本点で前記書き込まれ
たばかりのトラックから前記スライダヘッドにより読み
出された信号と平均され、比較される初期振幅位置信号
の前記メモリテーブルを最初は用い、その後、該標本点
での該書き込まれたばかりのトラックから該スライダヘ
ッドによって読み出された信号の振幅と比較される各標
本点で読み出された複数の信号振幅の平均からコンパイ
ルされる振幅位置信号を用いて、ディスクが10回転す
るまでの間に、前記サーボ制御器を用いて該書き込まれ
たばかりのトラックの前記基準エッジへサーボ位置決め
を行うステップである。
【0041】ある実施例では、前記ステップcは、第一
の回転の間に対応する標本点で前記書き込まれたばかり
のトラックから前記スライダヘッドにより読み出された
信号と平均され、比較される初期振幅位置信号の前記メ
モリテーブルを最初は用い、その後、該標本点での該書
き込まれたばかりのトラックから該スライダヘッドによ
って読み出された信号の振幅と比較される各標本点で読
み出された10個よりも少ない信号振幅の平均からコン
パイルされる振幅位置信号を用いて、ディスクが10回
転するまでの間に、前記サーボ制御器を用いて該書き込
まれたばかりのトラックの前記基準エッジへサーボ位置
決めを行うステップである。
の回転の間に対応する標本点で前記書き込まれたばかり
のトラックから前記スライダヘッドにより読み出された
信号と平均され、比較される初期振幅位置信号の前記メ
モリテーブルを最初は用い、その後、該標本点での該書
き込まれたばかりのトラックから該スライダヘッドによ
って読み出された信号の振幅と比較される各標本点で読
み出された10個よりも少ない信号振幅の平均からコン
パイルされる振幅位置信号を用いて、ディスクが10回
転するまでの間に、前記サーボ制御器を用いて該書き込
まれたばかりのトラックの前記基準エッジへサーボ位置
決めを行うステップである。
【0042】ある実施例では、前記ステップ(k)を行
う前に、磁気信号を前記回転するディスク表面に書き込
みながらPIDサーボを完全に行ってHDAアクチュエ
ータおよびスピンドルモータを最小のエネルギー状態へ
と落ちつかせることを可能にする前記読み出された振幅
と前記第二の表とを用いた完全なPIDサーボを伴って
前記初期トラックの前記基準エッジ上にサーボを行いな
がら、ディスクが完全に一回転するまでの間に前記CP
Uから前記スライダヘッドへ入力される磁気信号と共に
交互のトラックセグメントを書き込むステップをさらに
包含し、該ステップ(k)は次のディスク回転において
行われる。
う前に、磁気信号を前記回転するディスク表面に書き込
みながらPIDサーボを完全に行ってHDAアクチュエ
ータおよびスピンドルモータを最小のエネルギー状態へ
と落ちつかせることを可能にする前記読み出された振幅
と前記第二の表とを用いた完全なPIDサーボを伴って
前記初期トラックの前記基準エッジ上にサーボを行いな
がら、ディスクが完全に一回転するまでの間に前記CP
Uから前記スライダヘッドへ入力される磁気信号と共に
交互のトラックセグメントを書き込むステップをさらに
包含し、該ステップ(k)は次のディスク回転において
行われる。
【0043】ある実施例では、前記ステップ(m)の前
記特定の限界は、大きなランダム電気ノイズの場合、お
よび/または、大きなランダム機械的振動の場合の書き
込みを排除するように選択される任意の限界である。
記特定の限界は、大きなランダム電気ノイズの場合、お
よび/または、大きなランダム機械的振動の場合の書き
込みを排除するように選択される任意の限界である。
【0044】本発明によるディスクドライブにサーボト
ラックを書き込むブートストラップ方法は、磁気データ
信号記憶ヘッドディスクアセンブリ(HDA)の回転す
るディスク表面上の任意の位置に、該回転するディスク
表面の回転軸を中心とする同心状の基準磁気信号トラッ
クを書き込む方法であって、該書き込みは、該HDAの
読出し書込みトランスデューサスライダへッドと、該回
転するディスク表面上の半径方向の異なる位置に該スラ
イダヘッドを通常は位置させる該HDAの精密アクチュ
エータと、該精密アクチュエータを起動させる命令信号
を通常は供給するサーボ制御器と、ディジタル信号中央
処理装置(CPU)およびディジタル信号ランダムアク
セスメモリ記憶ユニット(RAM)とを用いて行われ、
該方法は、a)一定のバイアス力をオフセットするため
に該回転するディスク表面上の半径方向のある位置に該
HDAの磁気信号読出し/書込みトランスデューサスラ
イダヘッドを位置付けする該アクチュエータにDC電流
を印加することによって、静止または最小(ゼロ)のエ
ネルギー経路で該ディスクの回転する表面上の半径方向
の任意の場所に該スライダヘッドを配置するステップで
あって、該システムが半径方向の該位置で静止する時間
だけ待った後、(i)m個の交互のセグメント対からな
る第一のセグメント内のA型サーボバーストおよびタイ
ミング時期信号パターンで、ディスクがさらに一回転す
る間に初期非理想トラックを書き込み、(ii)該サーボ
制御器への比較/要求信号を生成するための推定値を用
いて、書き込まれたばかりのトラック制御器の選択され
たエッジ(内側または外側)上に該スライダヘッドを位
置させるための該アクチュエータのみにDC電流を供給
する該サーボ制御器を用いて、該スライダヘッドを位置
決めし、(iii)該スライダヘッドを用いて該一回転で
書き込まれたばかりのトラックのn個の標本点から標本
信号を読み出し、(iv)該スライダヘッドによって読み
出された標本信号の振幅をそれぞれ表す初期ディジタル
位置信号の初期メモリテーブルを該メモリ内に作成して
記憶し、(v)該メモリ内に記憶される初期ディジタル
位置信号の該初期メモリテーブルの変化が、該HDAの
スライダヘッド、アナログ-ディジタル変換器、サーボ
制御器およびアクチュエータを含む読み出しチャネル、
並びに該CPUおよびRAMメモリを含む完全なサーボ
ループの応答限界の範囲内にあることを確認する、ステ
ップと、b)各特定の標本点での信号振幅を示す該スラ
イダによって読み出されたディジタル化された標本点信
号と、該初期メモリテーブル内の該標本点に対応する該
初期ディジタル位置信号とを比較して、該CPUからの
比較/要求信号、該サーボ制御器からのサーボ位置誤差
命令信号、および該選択されたトラックエッジ上の関連
する該スライダヘッドの半径方向の位置を調整するため
に該アクチュエータに送られる誤差訂正電流を生成し、
それによって該アクチュエータへの誤差訂正電流のAC
成分を最小化し平均してゼロにすることによって、該書
き込まれたばかりのトラックの該選択されたエッジへの
該スライダヘッドの完全なサーボ位置決めを開始するス
テップと、c)ディスクが一回転する間に、該アクチュ
エータを起動させる該誤差訂正電流におけるAC成分を
生成するサーボ位置誤差命令信号をゼロに向かってゼロ
まで徐々にクランプするステップと、d)該アクチュエ
ータを起動させる該誤差訂正電流におけるAC成分を生
成するゼロとされた該サーボ位置誤差命令信号を用い
て、次の回転の間に、該スライダヘッドが「惰性浮動」
することができるようにするステップと、e)該「惰性
浮動」回転の間に各標本点に対して該スライダヘッドか
ら読み出された信号の振幅を表す惰性浮動ディジタル位
置信号の第二のメモリテーブルを該メモリ内に作成して
記憶するステップと、f)該スライダヘッドをディスク
回転において異なる点から開始させるようにサーボ位置
決めするための該初期メモリテーブルを用いて該ステッ
プ(c)から(e)を繰り返し、各標本点に対して該発
生された惰性浮動ディジタル位置信号を複数のディスク
回転の間の該第二のメモリテーブルにおける対応する入
力に加算して、(i)ランダムの繰り返されない変化
(雑音およびベアリングの消耗)を平均し、(ii)繰り
返される変化を把握し、さらに、(iii)誤差を引き起
こすドリフトを分散し平均し、これによって該第二のメ
モリテーブルが現在サーボされている該書き込まれたば
かりのトラックの該エッジの規定(モデル)を提供する
ステップと、g)各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置を求めて、該第二のメモリテーブルから各標本
点に対するターゲットディジタル位置信号を与えるステ
ップと、h)該アクチュエータへのサーボ位置誤差命令
信号を生成するために、各特定の標本点での信号振幅を
示す該スライダによって読み出されたディジタル化され
た標本点信号と、該第二のメモリテーブルから得られた
該標本点に対応するターゲットディジタル位置信号とを
比較することによって該書き込まれたばかりのトラック
の該選択されたエッジ上への該スライダヘッドのサーボ
位置決めを開始するステップであって、(i)複数の標
本点に対する該CPUからの比較/要求位置信号の大き
さが、最大でも特定の限界Lに等しい(≦L)かどうか
をチェックし、該特定の限界Lよりも大きい場合には、
(ii)初期メモリテーブルを第二もメモリテーブルに等
しく設定し、該ステップ(c)から(h)を繰り返し
て、該CPUからの比較/要求位置信号の大きさの平均
が最大でも該特定の限界Lに等しくなる(≦L)まで第
二のメモリテーブルを次々に再設定し、(iii)該m個
の交互のセグメント対の該第二のセグメント内に磁気信
号があるかないかを判定する該スライダヘッドを用いて
読み出しを行うことによって、該m個の交互のセグメン
ト対の各残りのセグメントにおいて消去をチェックし、
特定のセグメントに信号の存在をノートする、ステップ
と、k)該ステップ(h)と同様に該スライダヘッドの
サーボ位置決めを継続し、(i)読み出し状態から書き
込み状態へ該スライダヘッドを切り換えた直後の回復の
ための時間を許容する一ディスク回転の間に該m個の交
互のセグメント対の該残りのセグメントに磁気信号を書
き込み、直後のディスク回転の間に、(ii)一ディスク
回転のための該m個の交互のセグメント対の該残りのセ
グメントに、次のトラックのB型サーボバーストおよび
タイミング磁気信号パターンを書き込み、該初期に書き
込まれたトラックの該選択されたエッジの半径方向に外
側に延びた基準エッジを設けて、(iii)該書き込まれ
たばかりのトラックのn個の新しい標本点からの完全な
オントラックの振幅標本信号を該スライダヘッドを用い
て読み出し、(iv)該初期メモリテーブル内の入力を、
n個の標本点のうち1つから読み出された現在の完全な
オントラック振幅信号をそれぞれ示す新しいディジタル
位置信号に置き換えて、各新しいテーブル入力を特定の
比率「ピッチ比」Prで乗算して該読み出された信号の
振幅を、該書き込まれたばかりのトラックに伴う記録か
らの該特定の率に該スライダヘッドが移動されていたな
らばそうなっていたであろう振幅まで低減させて、各標
本点に対する新しいターゲットディジタル位置信号を得
て、(v)オントラックのトラック平均信号振幅(TA
A)を算出する、ステップと、m)各特定の標本点での
信号振幅を示す該スライダヘッドによって読み出された
デジタル化された標本点信号と、該初期メモリテーブル
内の該標本点に対応する該新しいターゲットディジタル
位置信号とを比較することによって、該書き込まれたば
かりのB型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パ
ターントラックの該基準エッジへの該スライダヘッドの
完全なサーボ位置決めを開始して、該アクチュエータへ
の位置誤差訂正電流を生成するステップと、n)該ステ
ップ(c)から(g)を繰り返すステップと、o)該第
二のメモリテーブルの各値と同一のオフセット値を加算
して該第二のメモリテーブルにおける該惰性浮動ディジ
タル位置信号に対して得られる平均値を正規化し、該ピ
ッチ比Prによって乗算された該ステップ(k)(v)
で算出されたオントラックのトラック平均振幅(TA
A)に等しい値の該表の値によって示される位置信号の
平均振幅を導き出すステップと、p)該ステップ(h)
から(k)(i)を繰り返すステップと、q)該ディス
クが一回転する間の該m個の交互のセグメント対からな
る該第一のセグメントに次のトラックのC型サーボバー
ストおよびタイミング磁気信号パターンを書き込み、該
ステップ(k)(ii)での該以前に書き込まれたトラッ
クの該基準エッジの外側に延びる新しい基準エッジを与
えるステップと、r)該ステップ(k)(iii)から
(p)を繰り返すステップと、s)該ディスクが一回転
する間の該m個の交互のセグメント対からなる残りのセ
グメントに次のトラックのD型サーボバーストおよびタ
イミング磁気信号パターンを書き込み、該ステップ
(q)での該以前に書き込まれたトラックの該基準エッ
ジの外側に延びる新しい基準エッジを与えるステップ
と、を包含しており、それによって、該回転するディス
ク表面の該回転軸を中心として同心状の初期基準トラッ
ク中央線が、該m個の交互のセグメント対のうち該残り
のセグメント内に書き込まれた該B型サーボバーストお
よびタイミング磁気信号パターントラックおよびD型サ
ーボバーストおよびタイミング磁気信号パターントラッ
クによって規定されており、そのことにより上記目的が
達成される。
ラックを書き込むブートストラップ方法は、磁気データ
信号記憶ヘッドディスクアセンブリ(HDA)の回転す
るディスク表面上の任意の位置に、該回転するディスク
表面の回転軸を中心とする同心状の基準磁気信号トラッ
クを書き込む方法であって、該書き込みは、該HDAの
読出し書込みトランスデューサスライダへッドと、該回
転するディスク表面上の半径方向の異なる位置に該スラ
イダヘッドを通常は位置させる該HDAの精密アクチュ
エータと、該精密アクチュエータを起動させる命令信号
を通常は供給するサーボ制御器と、ディジタル信号中央
処理装置(CPU)およびディジタル信号ランダムアク
セスメモリ記憶ユニット(RAM)とを用いて行われ、
該方法は、a)一定のバイアス力をオフセットするため
に該回転するディスク表面上の半径方向のある位置に該
HDAの磁気信号読出し/書込みトランスデューサスラ
イダヘッドを位置付けする該アクチュエータにDC電流
を印加することによって、静止または最小(ゼロ)のエ
ネルギー経路で該ディスクの回転する表面上の半径方向
の任意の場所に該スライダヘッドを配置するステップで
あって、該システムが半径方向の該位置で静止する時間
だけ待った後、(i)m個の交互のセグメント対からな
る第一のセグメント内のA型サーボバーストおよびタイ
ミング時期信号パターンで、ディスクがさらに一回転す
る間に初期非理想トラックを書き込み、(ii)該サーボ
制御器への比較/要求信号を生成するための推定値を用
いて、書き込まれたばかりのトラック制御器の選択され
たエッジ(内側または外側)上に該スライダヘッドを位
置させるための該アクチュエータのみにDC電流を供給
する該サーボ制御器を用いて、該スライダヘッドを位置
決めし、(iii)該スライダヘッドを用いて該一回転で
書き込まれたばかりのトラックのn個の標本点から標本
信号を読み出し、(iv)該スライダヘッドによって読み
出された標本信号の振幅をそれぞれ表す初期ディジタル
位置信号の初期メモリテーブルを該メモリ内に作成して
記憶し、(v)該メモリ内に記憶される初期ディジタル
位置信号の該初期メモリテーブルの変化が、該HDAの
スライダヘッド、アナログ-ディジタル変換器、サーボ
制御器およびアクチュエータを含む読み出しチャネル、
並びに該CPUおよびRAMメモリを含む完全なサーボ
ループの応答限界の範囲内にあることを確認する、ステ
ップと、b)各特定の標本点での信号振幅を示す該スラ
イダによって読み出されたディジタル化された標本点信
号と、該初期メモリテーブル内の該標本点に対応する該
初期ディジタル位置信号とを比較して、該CPUからの
比較/要求信号、該サーボ制御器からのサーボ位置誤差
命令信号、および該選択されたトラックエッジ上の関連
する該スライダヘッドの半径方向の位置を調整するため
に該アクチュエータに送られる誤差訂正電流を生成し、
それによって該アクチュエータへの誤差訂正電流のAC
成分を最小化し平均してゼロにすることによって、該書
き込まれたばかりのトラックの該選択されたエッジへの
該スライダヘッドの完全なサーボ位置決めを開始するス
テップと、c)ディスクが一回転する間に、該アクチュ
エータを起動させる該誤差訂正電流におけるAC成分を
生成するサーボ位置誤差命令信号をゼロに向かってゼロ
まで徐々にクランプするステップと、d)該アクチュエ
ータを起動させる該誤差訂正電流におけるAC成分を生
成するゼロとされた該サーボ位置誤差命令信号を用い
て、次の回転の間に、該スライダヘッドが「惰性浮動」
することができるようにするステップと、e)該「惰性
浮動」回転の間に各標本点に対して該スライダヘッドか
ら読み出された信号の振幅を表す惰性浮動ディジタル位
置信号の第二のメモリテーブルを該メモリ内に作成して
記憶するステップと、f)該スライダヘッドをディスク
回転において異なる点から開始させるようにサーボ位置
決めするための該初期メモリテーブルを用いて該ステッ
プ(c)から(e)を繰り返し、各標本点に対して該発
生された惰性浮動ディジタル位置信号を複数のディスク
回転の間の該第二のメモリテーブルにおける対応する入
力に加算して、(i)ランダムの繰り返されない変化
(雑音およびベアリングの消耗)を平均し、(ii)繰り
返される変化を把握し、さらに、(iii)誤差を引き起
こすドリフトを分散し平均し、これによって該第二のメ
モリテーブルが現在サーボされている該書き込まれたば
かりのトラックの該エッジの規定(モデル)を提供する
ステップと、g)各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置を求めて、該第二のメモリテーブルから各標本
点に対するターゲットディジタル位置信号を与えるステ
ップと、h)該アクチュエータへのサーボ位置誤差命令
信号を生成するために、各特定の標本点での信号振幅を
示す該スライダによって読み出されたディジタル化され
た標本点信号と、該第二のメモリテーブルから得られた
該標本点に対応するターゲットディジタル位置信号とを
比較することによって該書き込まれたばかりのトラック
の該選択されたエッジ上への該スライダヘッドのサーボ
位置決めを開始するステップであって、(i)複数の標
本点に対する該CPUからの比較/要求位置信号の大き
さが、最大でも特定の限界Lに等しい(≦L)かどうか
をチェックし、該特定の限界Lよりも大きい場合には、
(ii)初期メモリテーブルを第二もメモリテーブルに等
しく設定し、該ステップ(c)から(h)を繰り返し
て、該CPUからの比較/要求位置信号の大きさの平均
が最大でも該特定の限界Lに等しくなる(≦L)まで第
二のメモリテーブルを次々に再設定し、(iii)該m個
の交互のセグメント対の該第二のセグメント内に磁気信
号があるかないかを判定する該スライダヘッドを用いて
読み出しを行うことによって、該m個の交互のセグメン
ト対の各残りのセグメントにおいて消去をチェックし、
特定のセグメントに信号の存在をノートする、ステップ
と、k)該ステップ(h)と同様に該スライダヘッドの
サーボ位置決めを継続し、(i)読み出し状態から書き
込み状態へ該スライダヘッドを切り換えた直後の回復の
ための時間を許容する一ディスク回転の間に該m個の交
互のセグメント対の該残りのセグメントに磁気信号を書
き込み、直後のディスク回転の間に、(ii)一ディスク
回転のための該m個の交互のセグメント対の該残りのセ
グメントに、次のトラックのB型サーボバーストおよび
タイミング磁気信号パターンを書き込み、該初期に書き
込まれたトラックの該選択されたエッジの半径方向に外
側に延びた基準エッジを設けて、(iii)該書き込まれ
たばかりのトラックのn個の新しい標本点からの完全な
オントラックの振幅標本信号を該スライダヘッドを用い
て読み出し、(iv)該初期メモリテーブル内の入力を、
n個の標本点のうち1つから読み出された現在の完全な
オントラック振幅信号をそれぞれ示す新しいディジタル
位置信号に置き換えて、各新しいテーブル入力を特定の
比率「ピッチ比」Prで乗算して該読み出された信号の
振幅を、該書き込まれたばかりのトラックに伴う記録か
らの該特定の率に該スライダヘッドが移動されていたな
らばそうなっていたであろう振幅まで低減させて、各標
本点に対する新しいターゲットディジタル位置信号を得
て、(v)オントラックのトラック平均信号振幅(TA
A)を算出する、ステップと、m)各特定の標本点での
信号振幅を示す該スライダヘッドによって読み出された
デジタル化された標本点信号と、該初期メモリテーブル
内の該標本点に対応する該新しいターゲットディジタル
位置信号とを比較することによって、該書き込まれたば
かりのB型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パ
ターントラックの該基準エッジへの該スライダヘッドの
完全なサーボ位置決めを開始して、該アクチュエータへ
の位置誤差訂正電流を生成するステップと、n)該ステ
ップ(c)から(g)を繰り返すステップと、o)該第
二のメモリテーブルの各値と同一のオフセット値を加算
して該第二のメモリテーブルにおける該惰性浮動ディジ
タル位置信号に対して得られる平均値を正規化し、該ピ
ッチ比Prによって乗算された該ステップ(k)(v)
で算出されたオントラックのトラック平均振幅(TA
A)に等しい値の該表の値によって示される位置信号の
平均振幅を導き出すステップと、p)該ステップ(h)
から(k)(i)を繰り返すステップと、q)該ディス
クが一回転する間の該m個の交互のセグメント対からな
る該第一のセグメントに次のトラックのC型サーボバー
ストおよびタイミング磁気信号パターンを書き込み、該
ステップ(k)(ii)での該以前に書き込まれたトラッ
クの該基準エッジの外側に延びる新しい基準エッジを与
えるステップと、r)該ステップ(k)(iii)から
(p)を繰り返すステップと、s)該ディスクが一回転
する間の該m個の交互のセグメント対からなる残りのセ
グメントに次のトラックのD型サーボバーストおよびタ
イミング磁気信号パターンを書き込み、該ステップ
(q)での該以前に書き込まれたトラックの該基準エッ
ジの外側に延びる新しい基準エッジを与えるステップ
と、を包含しており、それによって、該回転するディス
ク表面の該回転軸を中心として同心状の初期基準トラッ
ク中央線が、該m個の交互のセグメント対のうち該残り
のセグメント内に書き込まれた該B型サーボバーストお
よびタイミング磁気信号パターントラックおよびD型サ
ーボバーストおよびタイミング磁気信号パターントラッ
クによって規定されており、そのことにより上記目的が
達成される。
【0045】ある実施例では、該ステップ(b)の後、
全ての次の反復における該ステップ(c)の前に、b)
(i)各標本点で前記スライダヘッドによって読み出さ
れた各ディジタル化された標本信号を、該標本点に対し
て前記初期メモリテーブルに記憶された前記対応するデ
ィジタル位置信号に加算するステップと、(ii)平均タ
ーゲットディジタル位置信号を求めるステップと、(ii
i)各標本点で該スライダヘッドによって読み出された
各ディジタル化された標本点信号と、各特定の標本点に
対応して該得られた平均ターゲット位置信号とを比較し
て、前記CPUからの比較/要求信号、前記サーボ制御
器からのサーボ位置誤差命令信号、および複数のディス
ク回転の間の前記ディスクの各回転の特定の選択された
基準トラックエッジ上の関連する該スライダヘッドの半
径方向の位置を調整するための前記アクチュエータへの
誤差訂正電流を生成して、そのことにより、前記回転す
るディスク表面上の該スライダヘッドの惰性浮動化を開
始する前にランダムな変化を解消し解像度を向上させる
ステップと、をさらに包含する。
全ての次の反復における該ステップ(c)の前に、b)
(i)各標本点で前記スライダヘッドによって読み出さ
れた各ディジタル化された標本信号を、該標本点に対し
て前記初期メモリテーブルに記憶された前記対応するデ
ィジタル位置信号に加算するステップと、(ii)平均タ
ーゲットディジタル位置信号を求めるステップと、(ii
i)各標本点で該スライダヘッドによって読み出された
各ディジタル化された標本点信号と、各特定の標本点に
対応して該得られた平均ターゲット位置信号とを比較し
て、前記CPUからの比較/要求信号、前記サーボ制御
器からのサーボ位置誤差命令信号、および複数のディス
ク回転の間の前記ディスクの各回転の特定の選択された
基準トラックエッジ上の関連する該スライダヘッドの半
径方向の位置を調整するための前記アクチュエータへの
誤差訂正電流を生成して、そのことにより、前記回転す
るディスク表面上の該スライダヘッドの惰性浮動化を開
始する前にランダムな変化を解消し解像度を向上させる
ステップと、をさらに包含する。
【0046】ある実施例では、該ステップ(b)(ii
i)において、各標本点で前記スライダヘッドによって
読み出された各ディジタル化された標本点信号と、各特
定の標本点に対応して前記得られた平均ターゲット位置
信号とを比較して、前記CPUからの比較/要求信号、
前記サーボ制御器からのサーボ位置誤差命令信号、およ
び10回までのディスク回転の間の前記ディスクの各回
転の特定の選択された基準トラックエッジ上の関連する
該スライダヘッドの半径方向の位置を調整するための前
記アクチュエータへの誤差訂正電流を生成して、そのこ
とにより、前記回転するディスク表面上の該スライダヘ
ッドの惰性浮動化を開始する前にランダムな変化を解消
し解像度を向上させる。
i)において、各標本点で前記スライダヘッドによって
読み出された各ディジタル化された標本点信号と、各特
定の標本点に対応して前記得られた平均ターゲット位置
信号とを比較して、前記CPUからの比較/要求信号、
前記サーボ制御器からのサーボ位置誤差命令信号、およ
び10回までのディスク回転の間の前記ディスクの各回
転の特定の選択された基準トラックエッジ上の関連する
該スライダヘッドの半径方向の位置を調整するための前
記アクチュエータへの誤差訂正電流を生成して、そのこ
とにより、前記回転するディスク表面上の該スライダヘ
ッドの惰性浮動化を開始する前にランダムな変化を解消
し解像度を向上させる。
【0047】ある実施例では、前記ステップ(f)にお
いて、前記ステップ(c)から(e)を10回まで繰り
返す。
いて、前記ステップ(c)から(e)を10回まで繰り
返す。
【0048】ある実施例では、前記ステップ(e)にお
いて、前記RAMにメモリアレイを生成し、一「惰性浮
動」回転ごとに前記標本点のそれぞれからの惰性浮動デ
ィジタル位置信号を、該アレイの各行に記憶し、そのこ
とによって、該メモリアレイの各列が該書き込まれたば
かりの磁気信号トラックの標本点に対応するようにし、
さらに、前記ステップ(g)において、ある選択基準を
用いて該メモリアレイの該惰性浮動ディジタル位置信号
の行を選び出し、各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置信号を導き出して、該メモリアレイの選び出さ
れた行の列の和を求め、得られた該和を該メモリアレイ
の残りの列の数によって除算することによって各標本点
に対するターゲットディジタル位置信号を与える。
いて、前記RAMにメモリアレイを生成し、一「惰性浮
動」回転ごとに前記標本点のそれぞれからの惰性浮動デ
ィジタル位置信号を、該アレイの各行に記憶し、そのこ
とによって、該メモリアレイの各列が該書き込まれたば
かりの磁気信号トラックの標本点に対応するようにし、
さらに、前記ステップ(g)において、ある選択基準を
用いて該メモリアレイの該惰性浮動ディジタル位置信号
の行を選び出し、各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置信号を導き出して、該メモリアレイの選び出さ
れた行の列の和を求め、得られた該和を該メモリアレイ
の残りの列の数によって除算することによって各標本点
に対するターゲットディジタル位置信号を与える。
【0049】ある実施例では、前記ステップ(e)にお
いて、前記RAMにメモリアレイを生成し、一「惰性浮
動」回転ごとに前記標本点のそれぞれからの惰性浮動デ
ィジタル位置信号を、該アレイの各行に記憶し、そのこ
とによって、該メモリアレイの各列が該書き込まれたば
かりの磁気信号トラックの標本点に対応するようにし、
さらに、前記ステップ(g)において、ある選択基準を
用いて該メモリアレイの該惰性浮動ディジタル位置信号
の列を選び出し、各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置信号を導き出して、該メモリアレイの選び出さ
れた後の残りの列の和を求め、得られた該和を該メモリ
アレイの行の数によって除算することによって各標本点
に対するターゲットディジタル位置信号を供給する。
いて、前記RAMにメモリアレイを生成し、一「惰性浮
動」回転ごとに前記標本点のそれぞれからの惰性浮動デ
ィジタル位置信号を、該アレイの各行に記憶し、そのこ
とによって、該メモリアレイの各列が該書き込まれたば
かりの磁気信号トラックの標本点に対応するようにし、
さらに、前記ステップ(g)において、ある選択基準を
用いて該メモリアレイの該惰性浮動ディジタル位置信号
の列を選び出し、各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置信号を導き出して、該メモリアレイの選び出さ
れた後の残りの列の和を求め、得られた該和を該メモリ
アレイの行の数によって除算することによって各標本点
に対するターゲットディジタル位置信号を供給する。
【0050】ある実施例では、前記ステップ(g)にお
いて、各標本点に対する平均惰性浮動ディジタル位置信
号を求めて複数の標本点に対するターゲットディジタル
位置信号を供給する前に、ある選択基準を用いて前記メ
モリアレイの前記惰性浮動ディジタル位置信号の列を選
び出すステップをさらに有している。
いて、各標本点に対する平均惰性浮動ディジタル位置信
号を求めて複数の標本点に対するターゲットディジタル
位置信号を供給する前に、ある選択基準を用いて前記メ
モリアレイの前記惰性浮動ディジタル位置信号の列を選
び出すステップをさらに有している。
【0051】ある実施例では、前記惰性浮動ディジタル
位置信号の行を選び出すための前記選択基準が、各惰性
浮動回転の間に得られる惰性浮動位置信号の振幅の変化
の大きさを計算し、信号振幅の変化の最大値および最小
値を有する行を廃棄することによって、少なくとも2つ
の行を除去するものである。
位置信号の行を選び出すための前記選択基準が、各惰性
浮動回転の間に得られる惰性浮動位置信号の振幅の変化
の大きさを計算し、信号振幅の変化の最大値および最小
値を有する行を廃棄することによって、少なくとも2つ
の行を除去するものである。
【0052】ある実施例では、前記惰性浮動ディジタル
位置信号の列を選び出すための前記選択基準が、各列に
対して得られる惰性浮動位置信号の振幅の変化の大きさ
を計算し、信号振幅の変化の最大値および最小値を有す
る列を廃棄することによって、少なくとも2つの列を除
去するものである。
位置信号の列を選び出すための前記選択基準が、各列に
対して得られる惰性浮動位置信号の振幅の変化の大きさ
を計算し、信号振幅の変化の最大値および最小値を有す
る列を廃棄することによって、少なくとも2つの列を除
去するものである。
【0053】ある実施例では、A)最後に書き込まれた
トラックのD型サーボバーストおよびタイミング磁気信
号パターンの前記基準エッジへの前記スライダヘッドの
完全なサーボ位置決めを開始し、前記ステップ(h)か
ら(s)を順次繰り返して、前記アクチュエータが半径
方向の物理的なストッパに当たるまで、4つの区別可能
な型のサーボバーストおよびタイミング時期信号パター
ンのうち1つの次のトラックをステップ(k)(ii)、
(q)および(s)における各反復において順番に交互
に書き込む(A型、B型、C型、およびD型の順のサー
ボバーストおよびタイミング磁気信号パターン)ステッ
プであって、それによって、前記規定される初期基準ト
ラックと前記ディスク表面への前記スライダヘッドの半
径方向の移動を制限する2つの半径方向の物理的なスト
ッパのうち1つとの間の前記回転するディスク表面の環
状領域が、順番に交互に書き込まれたA型、B型、C
型、およびD型のサーボバーストおよびタイミング磁気
信号パターンのインターリーブするチェッカーボードパ
ターン、および、前記ステップ(a)(i)で書き込ま
れた前記初期非理想トラックの後の3つのインターリー
ブする区別可能なサーボバーストおよびタイミング磁気
信号パターントラックごとにその第一および第三のトラ
ックの間に規定される中央線をそれぞれ有する複数の互
いに平行な同心状のデータトラックを規定する前記m個
の交互のセグメント対からなる第一および残りのセグメ
ントにインターリーブするトラックで占められている、
ステップをさらに包含する。
トラックのD型サーボバーストおよびタイミング磁気信
号パターンの前記基準エッジへの前記スライダヘッドの
完全なサーボ位置決めを開始し、前記ステップ(h)か
ら(s)を順次繰り返して、前記アクチュエータが半径
方向の物理的なストッパに当たるまで、4つの区別可能
な型のサーボバーストおよびタイミング時期信号パター
ンのうち1つの次のトラックをステップ(k)(ii)、
(q)および(s)における各反復において順番に交互
に書き込む(A型、B型、C型、およびD型の順のサー
ボバーストおよびタイミング磁気信号パターン)ステッ
プであって、それによって、前記規定される初期基準ト
ラックと前記ディスク表面への前記スライダヘッドの半
径方向の移動を制限する2つの半径方向の物理的なスト
ッパのうち1つとの間の前記回転するディスク表面の環
状領域が、順番に交互に書き込まれたA型、B型、C
型、およびD型のサーボバーストおよびタイミング磁気
信号パターンのインターリーブするチェッカーボードパ
ターン、および、前記ステップ(a)(i)で書き込ま
れた前記初期非理想トラックの後の3つのインターリー
ブする区別可能なサーボバーストおよびタイミング磁気
信号パターントラックごとにその第一および第三のトラ
ックの間に規定される中央線をそれぞれ有する複数の互
いに平行な同心状のデータトラックを規定する前記m個
の交互のセグメント対からなる第一および残りのセグメ
ントにインターリーブするトラックで占められている、
ステップをさらに包含する。
【0054】ある実施例では、次のステップとして、
B)前記スライダヘッドを移動させ、前記ステップ
(k)(ii)で書き込まれた第一トラックのB型サーボ
バーストおよびタイミング磁気信号パターンの前記基準
エッジとは逆側のエッジ上にサーボ位置決めを開始し、
前記ステップ(h)から(s)を順次繰り返して、前記
アクチュエータが半径方向の他方の物理的なストッパに
当たるまで、4つの区別可能な型のサーボバーストおよ
びタイミング時期信号パターンのうち1つの次のトラッ
クをステップ(k)(ii)、(q)および(s)におけ
る各反復において順番に交互に書き込む(A型、D型、
C型、およびB型の順のサーボバーストおよびタイミン
グ磁気信号パターン)ステップであって、それによっ
て、前記規定される初期基準トラックと前記ディスク表
面への前記スライダヘッドの半径方向の移動を制限する
2つの半径方向の物理的なストッパのうち第二のストッ
パとの間の前記回転するディスク表面の環状領域が、順
番に交互に書き込まれたA型、B型、C型、およびD型
のサーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンの
インターリーブするチェッカーボードパターン、およ
び、3つのインターリーブする区別可能なサーボバース
トおよびタイミング磁気信号パターントラックごとにそ
の第一および第三のトラックの間に規定される中央線を
それぞれ有する複数の互いに平行な同心状のデータトラ
ックを規定する前記m個の交互のセグメント対からなる
第一および残りのセグメントにインターリーブするトラ
ックで占められている、ステップを包含する。
B)前記スライダヘッドを移動させ、前記ステップ
(k)(ii)で書き込まれた第一トラックのB型サーボ
バーストおよびタイミング磁気信号パターンの前記基準
エッジとは逆側のエッジ上にサーボ位置決めを開始し、
前記ステップ(h)から(s)を順次繰り返して、前記
アクチュエータが半径方向の他方の物理的なストッパに
当たるまで、4つの区別可能な型のサーボバーストおよ
びタイミング時期信号パターンのうち1つの次のトラッ
クをステップ(k)(ii)、(q)および(s)におけ
る各反復において順番に交互に書き込む(A型、D型、
C型、およびB型の順のサーボバーストおよびタイミン
グ磁気信号パターン)ステップであって、それによっ
て、前記規定される初期基準トラックと前記ディスク表
面への前記スライダヘッドの半径方向の移動を制限する
2つの半径方向の物理的なストッパのうち第二のストッ
パとの間の前記回転するディスク表面の環状領域が、順
番に交互に書き込まれたA型、B型、C型、およびD型
のサーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンの
インターリーブするチェッカーボードパターン、およ
び、3つのインターリーブする区別可能なサーボバース
トおよびタイミング磁気信号パターントラックごとにそ
の第一および第三のトラックの間に規定される中央線を
それぞれ有する複数の互いに平行な同心状のデータトラ
ックを規定する前記m個の交互のセグメント対からなる
第一および残りのセグメントにインターリーブするトラ
ックで占められている、ステップを包含する。
【0055】ある実施例では、ディスクドライブの記録
用表面上にサーボトラックを書き込む方法であって、該
ディスクドライブは、回転ディスク、トランスデュー
サ、および該ディスクの該表面上を半径方向に該トラン
スデューサを移動させるアクチュエータを備えており、
該方法は、該アクチュエータを用いて、該トランスデュ
ーサを第一の停止限界まで移動させるステップと、該デ
ィスクが一回転するために必要な時間よりも長い間、該
トランスデューサを用いて該ディスク上に第一の周波数
信号を書込ステップと、該トランスデューサに接続され
た可変利得増幅器を用いて該第一の周波数信号を読み出
すステップと、アナログからディジタルへの変換器(A
DC)の出力で、該ADCの全スケール範囲の90から
100パーセント範囲内であるディジタル値を与えるた
めに、該可変利得増幅器の利得を調整し、該ディジタル
値をメモリ内に格納するステップと、該トランスデュー
サに印加される電流を用いて該ディスク表面上の第一の
トラックを消去するステップと、該トランスデューサか
らの信号を同時に読み出しながら、該第一の停止限界か
らは離れ、第二の停止限界に近づく方向に該トランスデ
ューサを移動させるように該アクチュエータを制御する
ステップと、該トランスデューサによって読み出された
信号の振幅が、該メモリから読み出された該ADCのデ
ィジタル値によって表される値の約半分である場合に、
該アクチュエータによる該移動を停止させるステップ
と、該アクチュエータが該第二の停止限界に当たるま
で、連続トラックに対して該消去、制御および停止のス
テップを繰り返し、これによって該ディスク表面を実質
的に消去するステップと、該トランスデューサを用いて
クロックトラックを書き込むことにより一連の信号遷移
を生じさせ、ここで、最後の遷移は最初の遷移と結合し
て該クロックトラック内に整数個の遷移を生成するステ
ップと、該クロックトラック内の一定数のクロック遷移
を省略して基準ギャップを作成するステップと、該クロ
ックトラックを複数のセクタに分割し、各セクタを複数
のセグメントに分割するステップであって、各セグメン
トには多数のクロック遷移が含まれる、ステップと、各
セクタの該2つの部分のそれぞれから得られ、該ADC
によってディジタル化される信号をサンプリングし(該
トランスデューサおよび可変利得増幅器を用いて)、そ
のようなトラック振幅測定値によって作成されたメモリ
テーブル内の対応する各ディジタル値の1/2を格納す
るステップと、該テーブル内の最低のディジタル値と該
テーブルの最高のディジタル値とを比較して、比較結果
が所定量を越える場合には該ディスクドライブを拒否す
るステップと、該トランスデューサから同時に得られる
複数の読み出し振幅と、該メモリテーブルにおいてター
ゲット値として用いられたそれぞれ対応するディジタル
値とを、セグメントごとに、およびセクタごとに比較す
ることによって決定されるように、該アクチュエータを
用いて該第一の停止限界に近づく方向へ該トランスデュ
ーサを半トラックの位置に位置決めするステップと、該
トランスデューサを用いて、インターリーブするセグメ
ントの第一のパターンを書き込み、前のクロックトラッ
クから介在するセグメントを読み出し、それによって、
該クロック遷移を生成するために用いられたクロック発
振器の周波数ロックを維持するステップであって、トラ
ック間のビット同期も維持するステップと、該トランス
デューサから同時に得られる該第一のパターンに関連す
る複数の読み出し振幅と該テーブルにおいてターゲット
値として用いられたそれぞれに対応するディジタル値と
を比較することによって決定されるように、該アクチュ
エータを用いて該第一の停止限界にさらに近づくように
該トランスデューサを半トラックの位置に位置決めする
ステップと、該トランスデューサを用いて、該第一のパ
ターンのセグメントとは隣接して揃うように配置される
セグメントの第二のパターンを書き込み、前のクロック
トラックから介在するセグメントを読み出し、それによ
って、該クロック遷移を生成するために用いられたクロ
ック発振器の周波数ロックを維持するステップであっ
て、トラック間のビット同期も維持するステップと、を
包含しており、そのことにより上記目的が達成される。
用表面上にサーボトラックを書き込む方法であって、該
ディスクドライブは、回転ディスク、トランスデュー
サ、および該ディスクの該表面上を半径方向に該トラン
スデューサを移動させるアクチュエータを備えており、
該方法は、該アクチュエータを用いて、該トランスデュ
ーサを第一の停止限界まで移動させるステップと、該デ
ィスクが一回転するために必要な時間よりも長い間、該
トランスデューサを用いて該ディスク上に第一の周波数
信号を書込ステップと、該トランスデューサに接続され
た可変利得増幅器を用いて該第一の周波数信号を読み出
すステップと、アナログからディジタルへの変換器(A
DC)の出力で、該ADCの全スケール範囲の90から
100パーセント範囲内であるディジタル値を与えるた
めに、該可変利得増幅器の利得を調整し、該ディジタル
値をメモリ内に格納するステップと、該トランスデュー
サに印加される電流を用いて該ディスク表面上の第一の
トラックを消去するステップと、該トランスデューサか
らの信号を同時に読み出しながら、該第一の停止限界か
らは離れ、第二の停止限界に近づく方向に該トランスデ
ューサを移動させるように該アクチュエータを制御する
ステップと、該トランスデューサによって読み出された
信号の振幅が、該メモリから読み出された該ADCのデ
ィジタル値によって表される値の約半分である場合に、
該アクチュエータによる該移動を停止させるステップ
と、該アクチュエータが該第二の停止限界に当たるま
で、連続トラックに対して該消去、制御および停止のス
テップを繰り返し、これによって該ディスク表面を実質
的に消去するステップと、該トランスデューサを用いて
クロックトラックを書き込むことにより一連の信号遷移
を生じさせ、ここで、最後の遷移は最初の遷移と結合し
て該クロックトラック内に整数個の遷移を生成するステ
ップと、該クロックトラック内の一定数のクロック遷移
を省略して基準ギャップを作成するステップと、該クロ
ックトラックを複数のセクタに分割し、各セクタを複数
のセグメントに分割するステップであって、各セグメン
トには多数のクロック遷移が含まれる、ステップと、各
セクタの該2つの部分のそれぞれから得られ、該ADC
によってディジタル化される信号をサンプリングし(該
トランスデューサおよび可変利得増幅器を用いて)、そ
のようなトラック振幅測定値によって作成されたメモリ
テーブル内の対応する各ディジタル値の1/2を格納す
るステップと、該テーブル内の最低のディジタル値と該
テーブルの最高のディジタル値とを比較して、比較結果
が所定量を越える場合には該ディスクドライブを拒否す
るステップと、該トランスデューサから同時に得られる
複数の読み出し振幅と、該メモリテーブルにおいてター
ゲット値として用いられたそれぞれ対応するディジタル
値とを、セグメントごとに、およびセクタごとに比較す
ることによって決定されるように、該アクチュエータを
用いて該第一の停止限界に近づく方向へ該トランスデュ
ーサを半トラックの位置に位置決めするステップと、該
トランスデューサを用いて、インターリーブするセグメ
ントの第一のパターンを書き込み、前のクロックトラッ
クから介在するセグメントを読み出し、それによって、
該クロック遷移を生成するために用いられたクロック発
振器の周波数ロックを維持するステップであって、トラ
ック間のビット同期も維持するステップと、該トランス
デューサから同時に得られる該第一のパターンに関連す
る複数の読み出し振幅と該テーブルにおいてターゲット
値として用いられたそれぞれに対応するディジタル値と
を比較することによって決定されるように、該アクチュ
エータを用いて該第一の停止限界にさらに近づくように
該トランスデューサを半トラックの位置に位置決めする
ステップと、該トランスデューサを用いて、該第一のパ
ターンのセグメントとは隣接して揃うように配置される
セグメントの第二のパターンを書き込み、前のクロック
トラックから介在するセグメントを読み出し、それによ
って、該クロック遷移を生成するために用いられたクロ
ック発振器の周波数ロックを維持するステップであっ
て、トラック間のビット同期も維持するステップと、を
包含しており、そのことにより上記目的が達成される。
【0056】
【作用】本発明の方法の顕著な特徴は、上記複数の標本
点に対するディジタル位置信号を記憶するメモリテーブ
ルが、表面が一回回転する間にそれに対応して、上記標
本点のそれぞれに対する新しいディジタル位置信号で動
的に更新され、それによって更新されたディジタル位置
信号が生成されることである。さらに、上記メモリテー
ブルは、各標本点に対してディジタル信号を付加する単
純な処置を施し、かつ、その合計を、合計を与えている
全ディスク回転数で除算し、更新されたターゲットのデ
ィジタル位置信号を引き出すことにより、比較的小さい
大きさに保つことができる。あるいは、ディスクの各回
転に対応し各標本点に対応するディジタル位置信号は、
メモリ配列中の行として記憶できる。この配列の中で、
更新されたターゲットのディジタル位置信号は、配列の
各列を加算し、かつその合計を配列中の行の数で除算す
ることによって導かれる。配列はメモリよりも確かに高
価であるが、その一方で、これを用いることにより、あ
る選択基準によってターゲットのディジタル位置信号を
引き出す以前に、行および列を選出することが可能であ
るという利点が新たに得られる。
点に対するディジタル位置信号を記憶するメモリテーブ
ルが、表面が一回回転する間にそれに対応して、上記標
本点のそれぞれに対する新しいディジタル位置信号で動
的に更新され、それによって更新されたディジタル位置
信号が生成されることである。さらに、上記メモリテー
ブルは、各標本点に対してディジタル信号を付加する単
純な処置を施し、かつ、その合計を、合計を与えている
全ディスク回転数で除算し、更新されたターゲットのデ
ィジタル位置信号を引き出すことにより、比較的小さい
大きさに保つことができる。あるいは、ディスクの各回
転に対応し各標本点に対応するディジタル位置信号は、
メモリ配列中の行として記憶できる。この配列の中で、
更新されたターゲットのディジタル位置信号は、配列の
各列を加算し、かつその合計を配列中の行の数で除算す
ることによって導かれる。配列はメモリよりも確かに高
価であるが、その一方で、これを用いることにより、あ
る選択基準によってターゲットのディジタル位置信号を
引き出す以前に、行および列を選出することが可能であ
るという利点が新たに得られる。
【0057】本発明の方法の新規な局面は、メモリテー
ブルから得られる動的に更新されたターゲットのディジ
タル位置信号と、読み出されたばかりのディジタル位置
信号との比較が集束することにより、動作範囲の限定さ
れた、または一定の入力サーボ信号がサーボ応答アクチ
ュエータに集中的に生成され、さらにその信号は調節さ
れて、スライダヘッドを半径方向にドリフトするよう誘
導する一定の力を補償できるということが発見された点
である。
ブルから得られる動的に更新されたターゲットのディジ
タル位置信号と、読み出されたばかりのディジタル位置
信号との比較が集束することにより、動作範囲の限定さ
れた、または一定の入力サーボ信号がサーボ応答アクチ
ュエータに集中的に生成され、さらにその信号は調節さ
れて、スライダヘッドを半径方向にドリフトするよう誘
導する一定の力を補償できるということが発見された点
である。
【0058】本発明の方法の別の新規な局面は、回転す
る表面に対するスライダヘッドの半径方向へのドリフト
が、以下の方法によりスライダヘッドを惰性浮動させる
ことにより正確に決定できるということが発見された点
である。すなわち、少なくともディスクが一回転する間
に、サーボ応答性アクチュエータへのサーボ命令信号の
変動規模を0にまで低減し、および、以前に書き込まれ
たばかりのトラックのエッジを読み出すトランスデュー
サにより生成された一つ以上の標本点から得られたディ
ジタル惰性浮動位置信号を、それに対応する標本点から
以前に、および/または引き続いて得られたディジタル
位置信号と比較する方法である。このとき、サーボ位置
アクチュエータは、メモリテーブルから引き出されたタ
ーゲットのディジタル位置信号と読み出されたばかりの
ディジタル位置信号とを比較することにより得られたサ
ーボ命令信号毎に駆動されるか、トラッキングを行う。
る表面に対するスライダヘッドの半径方向へのドリフト
が、以下の方法によりスライダヘッドを惰性浮動させる
ことにより正確に決定できるということが発見された点
である。すなわち、少なくともディスクが一回転する間
に、サーボ応答性アクチュエータへのサーボ命令信号の
変動規模を0にまで低減し、および、以前に書き込まれ
たばかりのトラックのエッジを読み出すトランスデュー
サにより生成された一つ以上の標本点から得られたディ
ジタル惰性浮動位置信号を、それに対応する標本点から
以前に、および/または引き続いて得られたディジタル
位置信号と比較する方法である。このとき、サーボ位置
アクチュエータは、メモリテーブルから引き出されたタ
ーゲットのディジタル位置信号と読み出されたばかりの
ディジタル位置信号とを比較することにより得られたサ
ーボ命令信号毎に駆動されるか、トラッキングを行う。
【0059】本発明の方法のさらに別の局面によれば、
以下の方法により、最適のターゲットのディジタル位置
信号がドリフトを補償した後に得られることが発見され
る。即ち、ディスク表面が一回転する間、またはそれよ
りも短い間のステップにおいて、変動の振幅が0にまで
減少していく、サーボ応答アクチュエータへのサーボ命
令信号の変動の振幅を連続的にクランプし、その一方
で、各標本点に対するディジタル化されたばかりの位置
信号を、これらの点に対する更新されたターゲットのデ
ィジタル位置信号と比較し、スライダヘッドをある惰性
浮動位置に半径方向に位置決めして以前に書き込まれた
ばかりのトラックのエッジを読み出し、ディスクが何回
か回転する間に標本点のそれぞれに対して惰性浮動位置
信号を生成し、これらの惰性浮動位置信号をディジタル
化し、かつ、ディジタル化された惰性浮動位置信号を第
二のメモリテーブルに入力することによって、ターゲッ
トのディジタル位置信号を初期メモリテーブルにおいて
更新/最適化するか、あるいは、磁気信号の次のトラッ
クをディスク表面に書き込む際に、独立したソースを与
えてターゲットのディジタル位置信号を引き出し、スラ
イダヘッドを半径方向に位置決めする方法である。
以下の方法により、最適のターゲットのディジタル位置
信号がドリフトを補償した後に得られることが発見され
る。即ち、ディスク表面が一回転する間、またはそれよ
りも短い間のステップにおいて、変動の振幅が0にまで
減少していく、サーボ応答アクチュエータへのサーボ命
令信号の変動の振幅を連続的にクランプし、その一方
で、各標本点に対するディジタル化されたばかりの位置
信号を、これらの点に対する更新されたターゲットのデ
ィジタル位置信号と比較し、スライダヘッドをある惰性
浮動位置に半径方向に位置決めして以前に書き込まれた
ばかりのトラックのエッジを読み出し、ディスクが何回
か回転する間に標本点のそれぞれに対して惰性浮動位置
信号を生成し、これらの惰性浮動位置信号をディジタル
化し、かつ、ディジタル化された惰性浮動位置信号を第
二のメモリテーブルに入力することによって、ターゲッ
トのディジタル位置信号を初期メモリテーブルにおいて
更新/最適化するか、あるいは、磁気信号の次のトラッ
クをディスク表面に書き込む際に、独立したソースを与
えてターゲットのディジタル位置信号を引き出し、スラ
イダヘッドを半径方向に位置決めする方法である。
【0060】同心状磁気信号トラックを磁化可能な材料
からなる回転するディスク表面上に確立する本発明の方
法の主要な局面は、サーボ応答性精密アクチュエータに
よってスライダヘッドを回転する表面に対して半径方向
に位置決めすることができ、それによって、基準トラッ
クを回転する表面に対して、その回転軸と同心状に最終
的に書き込むことができ、かつ、その基準トラックがそ
の後、後に続くトラックの半径方向の位置を決定するの
に用いられるという点である。
からなる回転するディスク表面上に確立する本発明の方
法の主要な局面は、サーボ応答性精密アクチュエータに
よってスライダヘッドを回転する表面に対して半径方向
に位置決めすることができ、それによって、基準トラッ
クを回転する表面に対して、その回転軸と同心状に最終
的に書き込むことができ、かつ、その基準トラックがそ
の後、後に続くトラックの半径方向の位置を決定するの
に用いられるという点である。
【0061】
【実施例】図1を参照すると、磁気ディスクデータ記憶
システムの回転ディスク上に隣接した同心状トラックを
形成する本発明の方法では、ディジタル信号中央処理ユ
ニット、すなわちコンピュータもしくは他のプログラマ
ブル集積マイクロプロセッサ回路などのCPU11、従
来の磁気メモリディスク記憶システム(ディスクドライ
ブ)12内の構成要素、およびディスクドライブ12ま
たはCPU11に付随したランダムアクセスメモリ(R
AM)13を必要とする。本発明の方法を実施するのに
必要なディスクドライブシステム12の主要な機械要素
は、磁気信号を記憶しかつ磁気信号を発生するための提
供する磁気感知材料で構成された回転ディスク表面15
を持つ回転可能ディスク14と、CPU11の入力に応
答して可変速度でディスク14を回転させるスピンドル
モータ16と、回転ディスク表面15に磁気信号を書き
込み、回転ディスク表面15から磁気信号を読み出す読
み出し/書き込みトランスデューサスライダヘッド(ス
ライダヘッド)17と、内側物理半径方向停止限界(in
ner physical radius stop limit)19および外側物理
半径方向停止限界(outer physical radius stop limi
t)21の間の回転表面14の異なる半径方向位置にス
ライダヘッド17を位置決めするボイスコイルアクチュ
エータ18とを有する。
システムの回転ディスク上に隣接した同心状トラックを
形成する本発明の方法では、ディジタル信号中央処理ユ
ニット、すなわちコンピュータもしくは他のプログラマ
ブル集積マイクロプロセッサ回路などのCPU11、従
来の磁気メモリディスク記憶システム(ディスクドライ
ブ)12内の構成要素、およびディスクドライブ12ま
たはCPU11に付随したランダムアクセスメモリ(R
AM)13を必要とする。本発明の方法を実施するのに
必要なディスクドライブシステム12の主要な機械要素
は、磁気信号を記憶しかつ磁気信号を発生するための提
供する磁気感知材料で構成された回転ディスク表面15
を持つ回転可能ディスク14と、CPU11の入力に応
答して可変速度でディスク14を回転させるスピンドル
モータ16と、回転ディスク表面15に磁気信号を書き
込み、回転ディスク表面15から磁気信号を読み出す読
み出し/書き込みトランスデューサスライダヘッド(ス
ライダヘッド)17と、内側物理半径方向停止限界(in
ner physical radius stop limit)19および外側物理
半径方向停止限界(outer physical radius stop limi
t)21の間の回転表面14の異なる半径方向位置にス
ライダヘッド17を位置決めするボイスコイルアクチュ
エータ18とを有する。
【0062】本発明の方法を実施するのに必要なディス
クドライブシステム12の電子信号およびデータ処理構
成要素は、回転ディスク表面15に書き込まれた磁気信
号を感知するスライダヘッド17の磁気ギャップ(不図
示)によって発生される電気信号を受け取るように接続
された可変利得読み出し増幅器(VGA)22と、可変
利得増幅器22からの電気信号を受け取るように接続さ
れたアナログ/ディジタル変換器(A/DC)23と、
ディジタルタイミングまたはディスク14の回転位置を
示す角度(Φ)信号を提供する、スピンドルモータとC
PU11とを操作できるようにカップリングするタイミ
ングエンジン24と、CPU11およびタイミングエン
ジン24からの電気信号をスライダヘッド17に入力す
る書き込みバッファ/増幅器26と、タイミングエンジ
ン24、スピンドルモータ16によって個別に提供され
るか、または回転ディスク表面14からの磁気信号を読
み出すスライダヘッド17によって生成されるクロック
信号にロックできる、出力基準周波数を与えるための可
変クロック発振器(VCO)28と、RAM13から得
られる(ディジタル)位置比較/要求信号およびCPU
11によって回転ディスク表面15からの磁気信号を読
み出すスライダヘッド17からのディジタル化信号を受
け取り、得られる制御/命令信号をアクチュエータ18
に生成し、回転ディスク表面15のスライダヘッド17
の半径方向位置を変化させるサーボ制御器29とを有す
る。CPU11またはディスクドライブ12のいずれか
に付随するRAM13は、A/D変換器22からのディ
ジタル信号出力を受け取って記憶し、出力ターゲット
(ディジタル)位置信号をCPU11を介してサーボ制
御器29に提供するように接続される。
クドライブシステム12の電子信号およびデータ処理構
成要素は、回転ディスク表面15に書き込まれた磁気信
号を感知するスライダヘッド17の磁気ギャップ(不図
示)によって発生される電気信号を受け取るように接続
された可変利得読み出し増幅器(VGA)22と、可変
利得増幅器22からの電気信号を受け取るように接続さ
れたアナログ/ディジタル変換器(A/DC)23と、
ディジタルタイミングまたはディスク14の回転位置を
示す角度(Φ)信号を提供する、スピンドルモータとC
PU11とを操作できるようにカップリングするタイミ
ングエンジン24と、CPU11およびタイミングエン
ジン24からの電気信号をスライダヘッド17に入力す
る書き込みバッファ/増幅器26と、タイミングエンジ
ン24、スピンドルモータ16によって個別に提供され
るか、または回転ディスク表面14からの磁気信号を読
み出すスライダヘッド17によって生成されるクロック
信号にロックできる、出力基準周波数を与えるための可
変クロック発振器(VCO)28と、RAM13から得
られる(ディジタル)位置比較/要求信号およびCPU
11によって回転ディスク表面15からの磁気信号を読
み出すスライダヘッド17からのディジタル化信号を受
け取り、得られる制御/命令信号をアクチュエータ18
に生成し、回転ディスク表面15のスライダヘッド17
の半径方向位置を変化させるサーボ制御器29とを有す
る。CPU11またはディスクドライブ12のいずれか
に付随するRAM13は、A/D変換器22からのディ
ジタル信号出力を受け取って記憶し、出力ターゲット
(ディジタル)位置信号をCPU11を介してサーボ制
御器29に提供するように接続される。
【0063】次に、図2を参照すると、磁気信号トラッ
ク31のエッジにスライダヘッド17をサーボする本発
明の方法のサーボ位置付けループは、例えば、CPU機
能ブロック11と、ディスクドライブ機能ブロック12
と、メモリ機能ブロック13と、サーボ制御器機能ブロ
ック29とを有する。本願に記載した機能構成要素およ
び各機能ブロック11、12および29は例示的なもの
であり、記載した電子的要素、メモリおよびコンピュー
タ構成要素の多くは、CPU11またはディスクドライ
ブ12内に存在し得る。図示されるように、ドライブ1
2は、スライダヘッド17によって感知される信号を受
け取り、特定時間に、VGAからの電圧信号の振幅を示
すディジタル位置信号(Vt)を出力するA/D変換器
23に信号を出力する読み出し可変利得増幅器VGA2
2を有する。A/D変換器23からのディジタル位置信
号(Vt)は、従来のディジタル加算プロセッサ(Digit
alSumming Processor:DSP)32およびRAM13
内のメモリテーブル34に入力される。四角形30によ
って示されるように、任意の時間軸上の点におけるメモ
リテーブル入力は、ある期間におけるディスクの回転数
ωで除算されたディジタル位置信号(Vt)の合計であ
る。2つ以上のこのようなメモリテーブルが、四角形3
5によって示されるような最大ピッチ比(Pr)ディジ
タル位置信号[(Pr)*(Vt)]を記憶するための初
期入力テーブル36を有するRAM13内に保持されな
けらばならない。ターゲットディジタル位置信号は、デ
ィスクの1回転におけるnサンプリング点のそれぞれに
対してメモリテーブル34から得られる。ここで、n
は、「ナイキスト基準(Nyquist criteria)」を参照し
て決定される十分に大きな整数である。タイミングエン
ジン24を参照すると、CPU11は、スライダヘッド
17から得られる実際のディジタル位置信号のサンプリ
ング点に対応するDSP32にターゲットディジタル位
置信号を入力する。DSP32は、ターゲットディジタ
ル位置信号と実際のディジタル位置信号との差を示す比
較/要求ディジタル信号を、図示されているようなサー
ボ制御器29、すなわち従来のPIDサーボ制御器に出
力する。
ク31のエッジにスライダヘッド17をサーボする本発
明の方法のサーボ位置付けループは、例えば、CPU機
能ブロック11と、ディスクドライブ機能ブロック12
と、メモリ機能ブロック13と、サーボ制御器機能ブロ
ック29とを有する。本願に記載した機能構成要素およ
び各機能ブロック11、12および29は例示的なもの
であり、記載した電子的要素、メモリおよびコンピュー
タ構成要素の多くは、CPU11またはディスクドライ
ブ12内に存在し得る。図示されるように、ドライブ1
2は、スライダヘッド17によって感知される信号を受
け取り、特定時間に、VGAからの電圧信号の振幅を示
すディジタル位置信号(Vt)を出力するA/D変換器
23に信号を出力する読み出し可変利得増幅器VGA2
2を有する。A/D変換器23からのディジタル位置信
号(Vt)は、従来のディジタル加算プロセッサ(Digit
alSumming Processor:DSP)32およびRAM13
内のメモリテーブル34に入力される。四角形30によ
って示されるように、任意の時間軸上の点におけるメモ
リテーブル入力は、ある期間におけるディスクの回転数
ωで除算されたディジタル位置信号(Vt)の合計であ
る。2つ以上のこのようなメモリテーブルが、四角形3
5によって示されるような最大ピッチ比(Pr)ディジ
タル位置信号[(Pr)*(Vt)]を記憶するための初
期入力テーブル36を有するRAM13内に保持されな
けらばならない。ターゲットディジタル位置信号は、デ
ィスクの1回転におけるnサンプリング点のそれぞれに
対してメモリテーブル34から得られる。ここで、n
は、「ナイキスト基準(Nyquist criteria)」を参照し
て決定される十分に大きな整数である。タイミングエン
ジン24を参照すると、CPU11は、スライダヘッド
17から得られる実際のディジタル位置信号のサンプリ
ング点に対応するDSP32にターゲットディジタル位
置信号を入力する。DSP32は、ターゲットディジタ
ル位置信号と実際のディジタル位置信号との差を示す比
較/要求ディジタル信号を、図示されているようなサー
ボ制御器29、すなわち従来のPIDサーボ制御器に出
力する。
【0064】PIDサーボ制御器29は、3つのチャネ
ル、つまり微分制御器37、比例制御器38、および積
分制御器39を有する。図示されるように、微分チャネ
ル37および比例チャネル38は、共通のディジタル/
アナログD/A変換器41を共有し得る。別のディジタ
ル/アナログD/A変換器42が、積分チャネル48用
に設けられている。微分チャネル37および比例チャネ
ル38は、またコモンスイッチ40によって制御され
る。このコモンスイッチ40は、CPU11に応答し
て、D/A変換器41に択一的にCPU11からの入力
比較/要求信号を直接受け取らせるか、またはCPU1
1からの入力比較/需要信号をクランプ回路を介して受
け取らせるかもしくはCPU11からの入力比較/需要
信号を「ゼロ」回路44入力を介して受け取らせる。積
分制御器48への信号は遮断されない。微分制御器3
7、比例制御器38、および積分制御器39からの出力
信号は、従来のアナログ加算回路49によって加算さ
れ、次に、電流増幅器51に入力され、アクチュエータ
18のボイスコイル52を作動するための電流信号を生
成し、スライダヘッド17の回転ディスク表面15にお
ける半径方向位置を変化させる。あるいは、PIDサー
ボ制御機能全体が、D/A変換器を介して電流増幅器5
1に入力された複合信号を用いてディジタル式に実施さ
れ得る。
ル、つまり微分制御器37、比例制御器38、および積
分制御器39を有する。図示されるように、微分チャネ
ル37および比例チャネル38は、共通のディジタル/
アナログD/A変換器41を共有し得る。別のディジタ
ル/アナログD/A変換器42が、積分チャネル48用
に設けられている。微分チャネル37および比例チャネ
ル38は、またコモンスイッチ40によって制御され
る。このコモンスイッチ40は、CPU11に応答し
て、D/A変換器41に択一的にCPU11からの入力
比較/要求信号を直接受け取らせるか、またはCPU1
1からの入力比較/需要信号をクランプ回路を介して受
け取らせるかもしくはCPU11からの入力比較/需要
信号を「ゼロ」回路44入力を介して受け取らせる。積
分制御器48への信号は遮断されない。微分制御器3
7、比例制御器38、および積分制御器39からの出力
信号は、従来のアナログ加算回路49によって加算さ
れ、次に、電流増幅器51に入力され、アクチュエータ
18のボイスコイル52を作動するための電流信号を生
成し、スライダヘッド17の回転ディスク表面15にお
ける半径方向位置を変化させる。あるいは、PIDサー
ボ制御機能全体が、D/A変換器を介して電流増幅器5
1に入力された複合信号を用いてディジタル式に実施さ
れ得る。
【0065】磁気データ記憶装置の回転ディスクの表面
に同心状磁気信号を書き込むブートストラップ方法を実
施するための上記の構成要素が例示的なものであること
は、サーボ位置付け技術の当業者によって理解されなけ
ればならない。本発明の方法を実施するために用いられ
るディジタル信号処理およびコンピュータ構成要素は、
多くの異なる配置が可能である。さらに、本発明のブー
トストラップ方法は、無限インパルス応答(IIR)、
有限インパルス応答(FIR)、または理想的な環境下
で、外部および一度限りの力に対して位置を維持するた
めにのみ機能するその他の任意のサーボ位置制御器技術
を用いて同様に効果的に実施され得る。隣接した同心状
磁気信号トラックを書き込む本発明の方法を開始する前
に、予めディスク12の回転表面14に記憶されるかま
たは書き込まれたすべての読み出し可能なデータおよび
/またはサーボ磁気信号は完全に消去されなければなら
ない。このように予め書き込まれ、記憶されたデータお
よびサーボ磁気信号を完全に消去するための方法として
は従来より公知の方法が多数ある。例えば、外部磁場で
「表面をワイプ(wipe)する」という簡単な方法があ
る。すなわち、この方法では、十分な磁場強度を有する
外部磁場にディスク表面15を通過させ、ディスク12
の表面14の磁気感知材料の磁気領域を飽和させ、同一
に配向させる。[出願人の同時係属出願であるSELF-SER
VOWRITING DISK DRIVE AND METHODという名称の、米国
に1994年7月12日付けで提出された出願番号第08/274,6
76号も参照される。この出願は、スライダヘッドトラン
スデューサ17を用いてディスク表面に記憶されたデー
タおよびサーボ磁気信号を完全に消去させる技術を記載
している。
に同心状磁気信号を書き込むブートストラップ方法を実
施するための上記の構成要素が例示的なものであること
は、サーボ位置付け技術の当業者によって理解されなけ
ればならない。本発明の方法を実施するために用いられ
るディジタル信号処理およびコンピュータ構成要素は、
多くの異なる配置が可能である。さらに、本発明のブー
トストラップ方法は、無限インパルス応答(IIR)、
有限インパルス応答(FIR)、または理想的な環境下
で、外部および一度限りの力に対して位置を維持するた
めにのみ機能するその他の任意のサーボ位置制御器技術
を用いて同様に効果的に実施され得る。隣接した同心状
磁気信号トラックを書き込む本発明の方法を開始する前
に、予めディスク12の回転表面14に記憶されるかま
たは書き込まれたすべての読み出し可能なデータおよび
/またはサーボ磁気信号は完全に消去されなければなら
ない。このように予め書き込まれ、記憶されたデータお
よびサーボ磁気信号を完全に消去するための方法として
は従来より公知の方法が多数ある。例えば、外部磁場で
「表面をワイプ(wipe)する」という簡単な方法があ
る。すなわち、この方法では、十分な磁場強度を有する
外部磁場にディスク表面15を通過させ、ディスク12
の表面14の磁気感知材料の磁気領域を飽和させ、同一
に配向させる。[出願人の同時係属出願であるSELF-SER
VOWRITING DISK DRIVE AND METHODという名称の、米国
に1994年7月12日付けで提出された出願番号第08/274,6
76号も参照される。この出願は、スライダヘッドトラン
スデューサ17を用いてディスク表面に記憶されたデー
タおよびサーボ磁気信号を完全に消去させる技術を記載
している。
【0066】ディスク14の記録表面15を磁気的にワ
イプまたは消去した後、CPU11を用いてスライダヘ
ッド17は配置され、アクチュエータ18をバイアス
(bias)させることによって外部半径方向ストップ36
に対して保持される。タイミングエンジン24からの入
力を参照しながら、CPU11を用いてスピンドルモー
タ16の角速度を制御すると、タイミングエンジン24
から得られるクロックインターバルを有する連続したイ
ンデックス信号トラックは、ヘッド17によって回転デ
ィスク表面15に書き込まれる。物理トラック閉塞(ph
ysical track closure)を確実にするためにモンテカル
ロ法または他の技術が用いられる。物理トラック閉塞と
は、表面14が完全に一回転した後、信号トラックの端
部がドライブのサーボシステムの捕捉範囲(capture ra
nge)よりも広い範囲でその開始位置から半径方向にオ
フセットされないことを意味する。[従来より、閉塞と
は、トラックの完全な一回転が、最初の遷移と実質的に
同一の間隔(少なくともずれが10パーセント以内)を
有する最終の遷移と等距離のクロック遷移を既知の数だ
け有するタイミング条件のことを指す。従って、一回転
あたりの既知の数のクロック遷移(clock transition)
で一定のスピンドル速度を想定すると、このようなトラ
ックが読み出されるとき、一定の周波数信号が生成され
る。(出願人の同時係属出願、第08/274,676号(上述)
参照] しかし、タイミングエンジン24を参照しながらスピン
ドルモータ16(スピンドル速度)を制御することによ
って、ディスク一回転当たりのタイミング遷移の整数は
任意に指定され得る。この時点で、1つまたはそれ以上
の基準マーカーはまた、インデックストラック内に形成
され得る。適切な基準マーカーは、少なくとも3つのク
ロック遷移を省略(消去)することによって形成される
ギャップまたはタイミングインターバルを有し得る。他
の適切な基準マーカーは、消去磁気信号フィールドにお
いて、単一または二重磁化反転を有し、一定の磁気信号
フィールド(magnetic signal field)において、周波
数/位相変化を有する。次に、CPU11を用いて、R.
V. Fowler & N.J. Granger-BrownのIBM TechnicalDiscl
osure Bulletin 33巻、第5号、1990年10月に示唆され
ている手法に従って、ちょうど書き込まれたばかりのイ
ンデックストラックが指定され、A型およびB型または
C型およびD型の磁気信号を交互に受け取るための、対
称的に配向された(symmetrically oriented)複数のセ
クタおよびそれぞれが同等のインデックス長/クロック
長/角度長を有するセグメントに分割される。インデッ
クストラックが基準マーカーを有する場合には、少なく
とも1つの基準マーカーが各セグメントに配置されなけ
ればならない。基準マーカーは、スライダヘッド17に
接続された読み出しおよび書き込みチャネルが読み出し
動作または書き込み動作からそれぞれ戻って、次のセグ
メントへの書き込みまたは次のセグメントからの読み出
しをそれぞれ可能にするのに十分な角度(時間)長を有
していなければならない。セグメントの角度(時間)長
はまた、VCO29がロックされるのに十分でなければ
ならない。しかし、交互のA信号セグメント、B信号セ
グメント、C信号セグメントおよびD信号セグメント
は、角度長またはクロック長は、VCO29またはスピ
ンドル速度(角速度)が大きくドリフトする(0.01
%より大きい)角度長またはクロック長を有していては
ならない。
イプまたは消去した後、CPU11を用いてスライダヘ
ッド17は配置され、アクチュエータ18をバイアス
(bias)させることによって外部半径方向ストップ36
に対して保持される。タイミングエンジン24からの入
力を参照しながら、CPU11を用いてスピンドルモー
タ16の角速度を制御すると、タイミングエンジン24
から得られるクロックインターバルを有する連続したイ
ンデックス信号トラックは、ヘッド17によって回転デ
ィスク表面15に書き込まれる。物理トラック閉塞(ph
ysical track closure)を確実にするためにモンテカル
ロ法または他の技術が用いられる。物理トラック閉塞と
は、表面14が完全に一回転した後、信号トラックの端
部がドライブのサーボシステムの捕捉範囲(capture ra
nge)よりも広い範囲でその開始位置から半径方向にオ
フセットされないことを意味する。[従来より、閉塞と
は、トラックの完全な一回転が、最初の遷移と実質的に
同一の間隔(少なくともずれが10パーセント以内)を
有する最終の遷移と等距離のクロック遷移を既知の数だ
け有するタイミング条件のことを指す。従って、一回転
あたりの既知の数のクロック遷移(clock transition)
で一定のスピンドル速度を想定すると、このようなトラ
ックが読み出されるとき、一定の周波数信号が生成され
る。(出願人の同時係属出願、第08/274,676号(上述)
参照] しかし、タイミングエンジン24を参照しながらスピン
ドルモータ16(スピンドル速度)を制御することによ
って、ディスク一回転当たりのタイミング遷移の整数は
任意に指定され得る。この時点で、1つまたはそれ以上
の基準マーカーはまた、インデックストラック内に形成
され得る。適切な基準マーカーは、少なくとも3つのク
ロック遷移を省略(消去)することによって形成される
ギャップまたはタイミングインターバルを有し得る。他
の適切な基準マーカーは、消去磁気信号フィールドにお
いて、単一または二重磁化反転を有し、一定の磁気信号
フィールド(magnetic signal field)において、周波
数/位相変化を有する。次に、CPU11を用いて、R.
V. Fowler & N.J. Granger-BrownのIBM TechnicalDiscl
osure Bulletin 33巻、第5号、1990年10月に示唆され
ている手法に従って、ちょうど書き込まれたばかりのイ
ンデックストラックが指定され、A型およびB型または
C型およびD型の磁気信号を交互に受け取るための、対
称的に配向された(symmetrically oriented)複数のセ
クタおよびそれぞれが同等のインデックス長/クロック
長/角度長を有するセグメントに分割される。インデッ
クストラックが基準マーカーを有する場合には、少なく
とも1つの基準マーカーが各セグメントに配置されなけ
ればならない。基準マーカーは、スライダヘッド17に
接続された読み出しおよび書き込みチャネルが読み出し
動作または書き込み動作からそれぞれ戻って、次のセグ
メントへの書き込みまたは次のセグメントからの読み出
しをそれぞれ可能にするのに十分な角度(時間)長を有
していなければならない。セグメントの角度(時間)長
はまた、VCO29がロックされるのに十分でなければ
ならない。しかし、交互のA信号セグメント、B信号セ
グメント、C信号セグメントおよびD信号セグメント
は、角度長またはクロック長は、VCO29またはスピ
ンドル速度(角速度)が大きくドリフトする(0.01
%より大きい)角度長またはクロック長を有していては
ならない。
【0067】アクチュエータ18にバイアスさせること
によって、スライダヘッド17を外部半径方向ストップ
(outer radius stop)21に配置した状態で保持し、
書込み増幅器/バッファを介してCPU11を用いる
と、A型信号バーストは、B型クロックインターバル、
スピンドルモータ15およびタイミングエンジン24お
よび/またはトラック内に形成された基準インジケータ
(fiducial indicator)におけるいずれかの遷移を参照
する従来のフェーズロックループ技術を用いて、インデ
ックス信号トラックのA型クロックインターバルに書き
込まれる。従って、アクチュエータ18にバイアスをか
けることによって外側停止限界に保持されたスライダヘ
ッド17を用いて書き込まれたばかりのインデックスト
ラックは、クロック情報を含んでいる。このクロック情
報は、以前に書き込まれたばかりのトラックに部分的に
重複するように隣接トラックを書き込み、B型バースト
またはA型バーストおよび/またはD型バーストまたは
C型バーストを、書き込まれる重複トラックのそれぞれ
のB型バーストインターバルまたはA型バーストインタ
ーバルおよび/またはD型バーストインターバルまたは
C型バーストインターバルに交互に書き込む間に、その
トラックに書き込まれたA型バーストまたはB型バース
トおよび/またはC型バーストまたはD型バーストを読
み出し、信号をVCO29に提供してロックすることに
よって、回転ディスク表面15の円形データ記録表面に
わたって複製させるかまたは伝播され得る。[Fowler &
Granger-Brown、上述] しかし、各ディスク回転に対してタイミングエンジン2
4によって生成されるタイミング/角(Φ)信号によっ
て生成されるクロック情報は、トラック間のビット同期
を維持するためにトラックのそれぞれのセグメントに交
互のA型、B型、C型またはD型磁気信号バーストを書
き込むには好適である。特に、Fowler &Granger-Brown
(上述)によって指摘された、書き込み/読み出し遅延
のために蓄積する位相エラーを補償する必要性がなくな
る。交互の磁気信号バーストセグメントは、タイミング
エンジン24によって提供されるクロック信号と、異な
る時間および異なる環状領域(annular region)におい
てディスクに書き込まれたクロック信号とを比較および
クロスチェックするためのソースデータとなり得、これ
はHDAプラットフォームの性能の目安となる。
によって、スライダヘッド17を外部半径方向ストップ
(outer radius stop)21に配置した状態で保持し、
書込み増幅器/バッファを介してCPU11を用いる
と、A型信号バーストは、B型クロックインターバル、
スピンドルモータ15およびタイミングエンジン24お
よび/またはトラック内に形成された基準インジケータ
(fiducial indicator)におけるいずれかの遷移を参照
する従来のフェーズロックループ技術を用いて、インデ
ックス信号トラックのA型クロックインターバルに書き
込まれる。従って、アクチュエータ18にバイアスをか
けることによって外側停止限界に保持されたスライダヘ
ッド17を用いて書き込まれたばかりのインデックスト
ラックは、クロック情報を含んでいる。このクロック情
報は、以前に書き込まれたばかりのトラックに部分的に
重複するように隣接トラックを書き込み、B型バースト
またはA型バーストおよび/またはD型バーストまたは
C型バーストを、書き込まれる重複トラックのそれぞれ
のB型バーストインターバルまたはA型バーストインタ
ーバルおよび/またはD型バーストインターバルまたは
C型バーストインターバルに交互に書き込む間に、その
トラックに書き込まれたA型バーストまたはB型バース
トおよび/またはC型バーストまたはD型バーストを読
み出し、信号をVCO29に提供してロックすることに
よって、回転ディスク表面15の円形データ記録表面に
わたって複製させるかまたは伝播され得る。[Fowler &
Granger-Brown、上述] しかし、各ディスク回転に対してタイミングエンジン2
4によって生成されるタイミング/角(Φ)信号によっ
て生成されるクロック情報は、トラック間のビット同期
を維持するためにトラックのそれぞれのセグメントに交
互のA型、B型、C型またはD型磁気信号バーストを書
き込むには好適である。特に、Fowler &Granger-Brown
(上述)によって指摘された、書き込み/読み出し遅延
のために蓄積する位相エラーを補償する必要性がなくな
る。交互の磁気信号バーストセグメントは、タイミング
エンジン24によって提供されるクロック信号と、異な
る時間および異なる環状領域(annular region)におい
てディスクに書き込まれたクロック信号とを比較および
クロスチェックするためのソースデータとなり得、これ
はHDAプラットフォームの性能の目安となる。
【0068】スライダヘッド17、付随するロードアー
ム(load arm)、および回転ディスク表面14に対して
ロードアームを半径方向に移動させるアクチュエータの
ピボット機構が物理的に制約を受けないとき、外部停止
限界21の物理機構は、トレースできない固有の曲がり
をインデックストラックに与え得る。本質的に、アクチ
ュエータを物理半径リミットまたはストップに対して固
定するためのサーボ制御器を備えたバイアスアクチュエ
ータは、スライダヘッドと回転ディスク表面との間には
最小のエネルギー制約状態を有さない。従って、ストッ
プリミット21の制約から解放されると、ストップリミ
ットに起因する曲がりは止まり、スライダヘッド17と
回転ディスク表面15との間の最小エネルギー条件に起
因する曲がりが開始する。最小のエネルギー条件から生
じるスライダヘッド位置における変化を同時に補償しよ
うとしながら、物理ストップリミット21に起因するイ
ンデックストラックの曲がりに追従しようとすると、し
ばしば無秩序となり得る。初期の連続的なトラックセン
ターラインのこのような無秩序な曲がりは、クロック情
報が下記のように保持されている間にその後の磁気信号
トラックから最終的に削除されるが、通常、これらの初
期信号トラックを再書き込みする必要がある。下記のよ
うに、これは、ストップから離れた安定的な基準トラッ
クエッジ上で読み出しサーボ位置を確立し、次いで新し
い磁気信号トラックをストップと隣接した環状領域内に
上書きしている間にスライダヘッド17をストップ21
に向けて移動させることによって成し遂げられる。
ム(load arm)、および回転ディスク表面14に対して
ロードアームを半径方向に移動させるアクチュエータの
ピボット機構が物理的に制約を受けないとき、外部停止
限界21の物理機構は、トレースできない固有の曲がり
をインデックストラックに与え得る。本質的に、アクチ
ュエータを物理半径リミットまたはストップに対して固
定するためのサーボ制御器を備えたバイアスアクチュエ
ータは、スライダヘッドと回転ディスク表面との間には
最小のエネルギー制約状態を有さない。従って、ストッ
プリミット21の制約から解放されると、ストップリミ
ットに起因する曲がりは止まり、スライダヘッド17と
回転ディスク表面15との間の最小エネルギー条件に起
因する曲がりが開始する。最小のエネルギー条件から生
じるスライダヘッド位置における変化を同時に補償しよ
うとしながら、物理ストップリミット21に起因するイ
ンデックストラックの曲がりに追従しようとすると、し
ばしば無秩序となり得る。初期の連続的なトラックセン
ターラインのこのような無秩序な曲がりは、クロック情
報が下記のように保持されている間にその後の磁気信号
トラックから最終的に削除されるが、通常、これらの初
期信号トラックを再書き込みする必要がある。下記のよ
うに、これは、ストップから離れた安定的な基準トラッ
クエッジ上で読み出しサーボ位置を確立し、次いで新し
い磁気信号トラックをストップと隣接した環状領域内に
上書きしている間にスライダヘッド17をストップ21
に向けて移動させることによって成し遂げられる。
【0069】事実、アクチュエータ18にバイアスをか
けて半径方向ストップリミット21または19に位置し
保持されるスライダヘッド17を用いて初期インデック
ストラックに書き込むことが好ましい主な理由は、トラ
ックが物理的に閉じていること(physical closure)が
さらに容易に得られることである。説明すると、トラッ
ク幅が150〜500μインチの間の範囲であるとき、
システムにほんの少しでも外乱が与えられると、ディス
クが一回転したときに、ディスク表面上の全く同一の位
置でトラックが開始し、終了することが不可能になる。
[もし一定のドリフトがあれば、内向き(または外向
き)にトラックがらせん形を描き、決して交わることが
ない] スライダヘッド17にバイアスをかけてスライドヘッド
17を内側または外側物理リミット19または21のい
ずれかに一定に移動させる線形ドリフト力(liner drif
t forces)が存在しないとき、またはこれを正しく補償
するとき、最小エネルギー原理によると、惰性で浮動す
るスライダ17は、回転ディスク表面15に対する静的
な(quiet)または最小(ゼロ)エネルギー経路を固有
に求め、追従することが発見された。磁気の影響を受け
やすい回転表面15に信号を書き込むためのスライダヘ
ッドを作動させると、惰性浮動するスライダヘッドはあ
る程度外乱を受けるか、または攪乱(perturbate)され
る。しかし、作動された惰性浮動する書き込みスライダ
ヘッドは、同様に固有に静的なまたは最小(ゼロ)エネ
ルギー経路および回転ディスク表面15に対する磁気信
号トラックを見い出す。これらのそれぞれの静的なまた
は最小(ゼロ)エネルギー経路は同一であり得ないが、
それぞれはディスク1回転のある点において物理的に近
づく。静的で最小(ゼロ)エネルギートラックの中央線
は、回転ディスク表面15の回転軸に対して曲がり、ト
ラックのエッジは波状になる。しかし、一般に、このよ
うな静最小(ゼロ)エネルギー磁気信号トラックは、読
み出しを行うのにおよびサーボするのに十分に安定した
エッジを提供する。
けて半径方向ストップリミット21または19に位置し
保持されるスライダヘッド17を用いて初期インデック
ストラックに書き込むことが好ましい主な理由は、トラ
ックが物理的に閉じていること(physical closure)が
さらに容易に得られることである。説明すると、トラッ
ク幅が150〜500μインチの間の範囲であるとき、
システムにほんの少しでも外乱が与えられると、ディス
クが一回転したときに、ディスク表面上の全く同一の位
置でトラックが開始し、終了することが不可能になる。
[もし一定のドリフトがあれば、内向き(または外向
き)にトラックがらせん形を描き、決して交わることが
ない] スライダヘッド17にバイアスをかけてスライドヘッド
17を内側または外側物理リミット19または21のい
ずれかに一定に移動させる線形ドリフト力(liner drif
t forces)が存在しないとき、またはこれを正しく補償
するとき、最小エネルギー原理によると、惰性で浮動す
るスライダ17は、回転ディスク表面15に対する静的
な(quiet)または最小(ゼロ)エネルギー経路を固有
に求め、追従することが発見された。磁気の影響を受け
やすい回転表面15に信号を書き込むためのスライダヘ
ッドを作動させると、惰性浮動するスライダヘッドはあ
る程度外乱を受けるか、または攪乱(perturbate)され
る。しかし、作動された惰性浮動する書き込みスライダ
ヘッドは、同様に固有に静的なまたは最小(ゼロ)エネ
ルギー経路および回転ディスク表面15に対する磁気信
号トラックを見い出す。これらのそれぞれの静的なまた
は最小(ゼロ)エネルギー経路は同一であり得ないが、
それぞれはディスク1回転のある点において物理的に近
づく。静的で最小(ゼロ)エネルギートラックの中央線
は、回転ディスク表面15の回転軸に対して曲がり、ト
ラックのエッジは波状になる。しかし、一般に、このよ
うな静最小(ゼロ)エネルギー磁気信号トラックは、読
み出しを行うのにおよびサーボするのに十分に安定した
エッジを提供する。
【0070】図2を参照すると、評価された、または所
望の電圧信号振幅に対応する一定のディジタル位置信号
(v)は、RAM13に形成された定数テーブル36に
入力される。定数テーブル36は、書き込まれたばかり
のトラック31からのスライダヘッド17からのVGA
22の信号の予想電圧振幅を示す。ディスク回転軸に対
して対称に配置されたサンプリング点またはサンプリン
グ期間は、タイミングエンジン24によって生成される
タイミング/角度(Φ)信号を参照して選択される。物
理トラックが閉じていることを想定すると、1回のプラ
スディスク回転(plus disk revolution)後、スライダ
ヘッド17は、書き込まれたばかりのトラック31から
の信号を読み出すように切り替えられる。スライダヘッ
ド17は、A/D変換器23からの出力ディジタル化信
号と比較される定数テーブル36の初期ディジタル位置
信号vを用いて書き込まれたばかりのトラック31上の
位置に維持される。出力ディジタル化信号は、各サンプ
リングが増すごとにスライダヘッド17によって読み出
される位置信号の電圧振幅を示す。これらの初期に読み
出された信号は、導出メモリテーブル(derived memory
table)34に記憶され、変化を決定するために比較さ
れ、過剰である場合には、異なる開始点から書き込まれ
たばかりのトラック31上、または他の書き込まれた静
最小(ゼロ)エネルギー信号トラック上のいずれかで、
導出メモリテーブル34における読み出されディジタル
化された信号振幅が、特定の限度内、すなわちスライダ
ヘッド17の読み出し/書き込みフラックスギャップ幅
の25%または1/4未満となるまでこの手続きは繰り
返される。これらの初期ディジタル位置信号は、一定の
ディジタル位置信号で平均化され、定数テーブル36を
更新するRAMに入力される。次に、定数メモリテーブ
ル36に記憶されたディジタル値は、初期ディジタル位
置信号の値の変化に応答して定数テーブル36のディジ
タル値によって示されるアナログ信号の電圧振幅を減少
させるための所望の最大ピッチ比Pr によって乗算され
る。次に、CPU11のDSP32は、比較/要求信号
をサーボ制御器29に生成する。次いで、サーボ制御器
29は、サーボ命令信号をボイスコイル52に入力し、
スライダヘッド17をトラック31のエッジに移動さ
せ、それによってそのエッジにおけるサーボ位置付け
(servo positioning)を開始する。
望の電圧信号振幅に対応する一定のディジタル位置信号
(v)は、RAM13に形成された定数テーブル36に
入力される。定数テーブル36は、書き込まれたばかり
のトラック31からのスライダヘッド17からのVGA
22の信号の予想電圧振幅を示す。ディスク回転軸に対
して対称に配置されたサンプリング点またはサンプリン
グ期間は、タイミングエンジン24によって生成される
タイミング/角度(Φ)信号を参照して選択される。物
理トラックが閉じていることを想定すると、1回のプラ
スディスク回転(plus disk revolution)後、スライダ
ヘッド17は、書き込まれたばかりのトラック31から
の信号を読み出すように切り替えられる。スライダヘッ
ド17は、A/D変換器23からの出力ディジタル化信
号と比較される定数テーブル36の初期ディジタル位置
信号vを用いて書き込まれたばかりのトラック31上の
位置に維持される。出力ディジタル化信号は、各サンプ
リングが増すごとにスライダヘッド17によって読み出
される位置信号の電圧振幅を示す。これらの初期に読み
出された信号は、導出メモリテーブル(derived memory
table)34に記憶され、変化を決定するために比較さ
れ、過剰である場合には、異なる開始点から書き込まれ
たばかりのトラック31上、または他の書き込まれた静
最小(ゼロ)エネルギー信号トラック上のいずれかで、
導出メモリテーブル34における読み出されディジタル
化された信号振幅が、特定の限度内、すなわちスライダ
ヘッド17の読み出し/書き込みフラックスギャップ幅
の25%または1/4未満となるまでこの手続きは繰り
返される。これらの初期ディジタル位置信号は、一定の
ディジタル位置信号で平均化され、定数テーブル36を
更新するRAMに入力される。次に、定数メモリテーブ
ル36に記憶されたディジタル値は、初期ディジタル位
置信号の値の変化に応答して定数テーブル36のディジ
タル値によって示されるアナログ信号の電圧振幅を減少
させるための所望の最大ピッチ比Pr によって乗算され
る。次に、CPU11のDSP32は、比較/要求信号
をサーボ制御器29に生成する。次いで、サーボ制御器
29は、サーボ命令信号をボイスコイル52に入力し、
スライダヘッド17をトラック31のエッジに移動さ
せ、それによってそのエッジにおけるサーボ位置付け
(servo positioning)を開始する。
【0071】トラックエッジ上でサーボしている間に、
トラックエッジのずれが生じると、すなわち、スライダ
ヘッドディジタル位置信号が突然ゼロになると、サーボ
制御器29は、命令信号をアクチュエータに与えて、ス
ライダヘッド17から測定される信号を増加させる方向
に、すなわち、サーボを開始するために外側トラックエ
ッジまたは内側トラックエッジのいずれを選択するかに
よって内側または外側にスライダヘッドを移動させる。
同様に、ヘッドディジタル位置信号が突然増加するなら
ば、スライダヘッド17は、内側または外側に移動さ
れ、スライダヘッド17から測定される信号を減少させ
る。それぞれの場合において、「内側」または「外側」
の位置は、サンプリング点と一致するならば、メモリ内
に印が付けられる。このような突然の「内側」および/
または「外側」は、最小エネルギー条件下で、ディスク
に埋め込まれている静または最小(ゼロ)エネルギー磁
気信号トラックのそれぞれの端部を同定する。
トラックエッジのずれが生じると、すなわち、スライダ
ヘッドディジタル位置信号が突然ゼロになると、サーボ
制御器29は、命令信号をアクチュエータに与えて、ス
ライダヘッド17から測定される信号を増加させる方向
に、すなわち、サーボを開始するために外側トラックエ
ッジまたは内側トラックエッジのいずれを選択するかに
よって内側または外側にスライダヘッドを移動させる。
同様に、ヘッドディジタル位置信号が突然増加するなら
ば、スライダヘッド17は、内側または外側に移動さ
れ、スライダヘッド17から測定される信号を減少させ
る。それぞれの場合において、「内側」または「外側」
の位置は、サンプリング点と一致するならば、メモリ内
に印が付けられる。このような突然の「内側」および/
または「外側」は、最小エネルギー条件下で、ディスク
に埋め込まれている静または最小(ゼロ)エネルギー磁
気信号トラックのそれぞれの端部を同定する。
【0072】仮に、偶然、初期サーボが内側トラックエ
ッジ上で所望され、ある理由により、ちがう側つまり外
側のトラックエッジ上に設定されるならば、スライダヘ
ッドを移動させて測定される信号を増加させるサーボ制
御器29からの第1サーボ命令信号は、外側の物理スト
ップ21に達するまで、アクチュエータ18を動作させ
続ける。同様に、サーボの位置付けが外側トラックエッ
ジ上で所望されるが、スライダヘッドが内部トラックエ
ッジ上で設定されるならば、増加された測定信号を求め
るサーボ命令は、スライダヘッド17を内部ストップ1
9まで一定に移動させ得る。従って、タイミングエンジ
ン24を参照して、適切な時間/角度回転Φ制約を選択
することによって、CPU11は、長期に測定された信
号のずれを認識し、反対側のトラックエッジ上をサーボ
するように変換し、適切な信号変換入力をサーボ制御器
29に与えて、反対側のトラックエッジへ移動させるた
めにアクチュエータのボイスコイル52を動作させる。
[このような結果は、ストップに対してバイアスをかけ
られたアクチュエータ18を用いて初期インデックスト
ラックを書き込むことによって避けることができる。] これら予備的な考察をふまえて、これから、スライダヘ
ッド17を有するディスクドライブHDAの回転するデ
ィスク面15に対して平行かつ同心状のトラックを書き
込み、または定義する本発明の好適なブートストラップ
法を実行する。特に、本発明のブートストラップ法は、
付随するRAMメモリを有する、適切にプログラムされ
たディジタル中央マイクロ処理装置(CPU)あるいは
集積回路内のマイクロコードが、以下の機能ステップに
よって実行する。
ッジ上で所望され、ある理由により、ちがう側つまり外
側のトラックエッジ上に設定されるならば、スライダヘ
ッドを移動させて測定される信号を増加させるサーボ制
御器29からの第1サーボ命令信号は、外側の物理スト
ップ21に達するまで、アクチュエータ18を動作させ
続ける。同様に、サーボの位置付けが外側トラックエッ
ジ上で所望されるが、スライダヘッドが内部トラックエ
ッジ上で設定されるならば、増加された測定信号を求め
るサーボ命令は、スライダヘッド17を内部ストップ1
9まで一定に移動させ得る。従って、タイミングエンジ
ン24を参照して、適切な時間/角度回転Φ制約を選択
することによって、CPU11は、長期に測定された信
号のずれを認識し、反対側のトラックエッジ上をサーボ
するように変換し、適切な信号変換入力をサーボ制御器
29に与えて、反対側のトラックエッジへ移動させるた
めにアクチュエータのボイスコイル52を動作させる。
[このような結果は、ストップに対してバイアスをかけ
られたアクチュエータ18を用いて初期インデックスト
ラックを書き込むことによって避けることができる。] これら予備的な考察をふまえて、これから、スライダヘ
ッド17を有するディスクドライブHDAの回転するデ
ィスク面15に対して平行かつ同心状のトラックを書き
込み、または定義する本発明の好適なブートストラップ
法を実行する。特に、本発明のブートストラップ法は、
付随するRAMメモリを有する、適切にプログラムされ
たディジタル中央マイクロ処理装置(CPU)あるいは
集積回路内のマイクロコードが、以下の機能ステップに
よって実行する。
【0073】1.固定されたバイアス力(bias force
s)をオフセットするためにボイスコイルアクチュエー
タに直流電流を流すことによって、スライダヘッドを、
静止または最小(ゼロ)エネルギーパス(path)上のデ
ィスクの半径方向のある位置(好ましくは、機構ストッ
プにより設定された最外周部または最外周部近傍)に置
き、その半径方向の位置でシステムが静止するのを待
ち、その後、 a)mオルタネートセグメントペア(alternate segmen
t pair)の第1セグメント内にA型サーボバーストおよ
びタイミング磁気信号で、初期非理想(initial non-id
eal)トラックをプラスの(plus)1ディスク回転の間
書き込む。
s)をオフセットするためにボイスコイルアクチュエー
タに直流電流を流すことによって、スライダヘッドを、
静止または最小(ゼロ)エネルギーパス(path)上のデ
ィスクの半径方向のある位置(好ましくは、機構ストッ
プにより設定された最外周部または最外周部近傍)に置
き、その半径方向の位置でシステムが静止するのを待
ち、その後、 a)mオルタネートセグメントペア(alternate segmen
t pair)の第1セグメント内にA型サーボバーストおよ
びタイミング磁気信号で、初期非理想(initial non-id
eal)トラックをプラスの(plus)1ディスク回転の間
書き込む。
【0074】b)n標本点からのサンプル信号、または
書き込まれたばかりの1回転プラストラックの間隔をス
ライダヘッドで読み取り、読み出された各サンプル信号
が、チャネルまたはA/D変換器の飽和限界より下であ
るように利得を調整する。 c)標本点から読み出された信号の振幅を示す初期ディ
ジタル位置信号に、ピッチレシオ(pitch ratio)Pr
を掛け、初期ディジタル位置信号の初期メモリテーブル
を生成し、メモリに記憶する。このピッチレシオは、書
き込まれたばかりのトラックへの一致からはずれたトラ
ックピッチの選択された小数分だけスライダヘッドが動
かされることを想定して、その標本点信号の振幅の減少
を概算するよう推定された特定の割合をいう。
書き込まれたばかりの1回転プラストラックの間隔をス
ライダヘッドで読み取り、読み出された各サンプル信号
が、チャネルまたはA/D変換器の飽和限界より下であ
るように利得を調整する。 c)標本点から読み出された信号の振幅を示す初期ディ
ジタル位置信号に、ピッチレシオ(pitch ratio)Pr
を掛け、初期ディジタル位置信号の初期メモリテーブル
を生成し、メモリに記憶する。このピッチレシオは、書
き込まれたばかりのトラックへの一致からはずれたトラ
ックピッチの選択された小数分だけスライダヘッドが動
かされることを想定して、その標本点信号の振幅の減少
を概算するよう推定された特定の割合をいう。
【0075】d)メモリに記憶された初期ディジタル位
置信号のテーブルにおいて、振幅が25%以下しか変化
していないことを確認する。そして[読み出されたサン
プル信号の振幅の変化(初期メモリテーブルに記憶され
たディジタル位置信号が表す)は、スライダヘッド17
を、書き込まれたばかりの磁気信号トラック31に対し
て特定の半径方向の位置に保持するために要求されるエ
ネルギーの要求を示している。それら信号の振幅の変化
が最小であることは、スライダヘッド17および回転す
るディスク表面15間の関係が最小エネルギー条件に近
づくことを意味し、ふつう充分安定にサーボをおこなう
ことができるエッジ(edge)をトラックが有することを
意味する。特に、標本点間の変化の大きさは、サーボ制
御装置29およびアクチュエータ18のトラック追従能
力を越えてはならない。例えば、読み出された信号振幅
と、トラックおよびスライダヘッドの一致の程度とに、
直接、比例関係があると仮定すれば、読み出されたサン
プル信号の振幅が25%変化するということは、トラッ
ク幅の1/4まで、トラック中央ラインが偏位すること
を意味する。] e)標本点信号のトラック上のトラック平均振幅(trac
k average amplitude、TAA)を計算する。
置信号のテーブルにおいて、振幅が25%以下しか変化
していないことを確認する。そして[読み出されたサン
プル信号の振幅の変化(初期メモリテーブルに記憶され
たディジタル位置信号が表す)は、スライダヘッド17
を、書き込まれたばかりの磁気信号トラック31に対し
て特定の半径方向の位置に保持するために要求されるエ
ネルギーの要求を示している。それら信号の振幅の変化
が最小であることは、スライダヘッド17および回転す
るディスク表面15間の関係が最小エネルギー条件に近
づくことを意味し、ふつう充分安定にサーボをおこなう
ことができるエッジ(edge)をトラックが有することを
意味する。特に、標本点間の変化の大きさは、サーボ制
御装置29およびアクチュエータ18のトラック追従能
力を越えてはならない。例えば、読み出された信号振幅
と、トラックおよびスライダヘッドの一致の程度とに、
直接、比例関係があると仮定すれば、読み出されたサン
プル信号の振幅が25%変化するということは、トラッ
ク幅の1/4まで、トラック中央ラインが偏位すること
を意味する。] e)標本点信号のトラック上のトラック平均振幅(trac
k average amplitude、TAA)を計算する。
【0076】2.スライダによって読み出されたディジ
タル化標本点信号と初期ターゲットディジタル位置信号
とを比較して、書き込まれたばかりのトラックの内側あ
るいは外側の基準エッジ(reference edge)にスライダ
ヘッドをサーボ位置決めすることを開始する。スライダ
によって読み出されたディジタル化標本点信号は、各特
定の標本点における信号振幅を示す。初期ターゲットデ
ィジタル位置信号は、CPU11のDSP32からの比
較/要求信号、サーボコントローラ29からのサーボ命
令信号、およびアクチュエータ18への誤差修正電流を
発生する、初期メモリテーブル中の標本点に対応する。
タル化標本点信号と初期ターゲットディジタル位置信号
とを比較して、書き込まれたばかりのトラックの内側あ
るいは外側の基準エッジ(reference edge)にスライダ
ヘッドをサーボ位置決めすることを開始する。スライダ
によって読み出されたディジタル化標本点信号は、各特
定の標本点における信号振幅を示す。初期ターゲットデ
ィジタル位置信号は、CPU11のDSP32からの比
較/要求信号、サーボコントローラ29からのサーボ命
令信号、およびアクチュエータ18への誤差修正電流を
発生する、初期メモリテーブル中の標本点に対応する。
【0077】3.アクチュエータ18への誤差修正電流
のAC成分の平均がゼロになるようにサーボ制御器29
からのサーボ命令信号を調整する。
のAC成分の平均がゼロになるようにサーボ制御器29
からのサーボ命令信号を調整する。
【0078】4.各ディジタル化標本点信号と、各標本
点についての初期メモリテーブルに記憶された各標本点
に対応するディジタル位置信号との平均をとり、得られ
た値によって初期メモリテーブルを更新する。これによ
って、ディスクが複数回回転するときの各回転における
各標本点に対する新しいターゲット位置信号をつくる。
これにより、ランダムな変化を除去し、分解能(resolu
tion)を増す。
点についての初期メモリテーブルに記憶された各標本点
に対応するディジタル位置信号との平均をとり、得られ
た値によって初期メモリテーブルを更新する。これによ
って、ディスクが複数回回転するときの各回転における
各標本点に対する新しいターゲット位置信号をつくる。
これにより、ランダムな変化を除去し、分解能(resolu
tion)を増す。
【0079】5.ディスクが1回転する間に、アクチュ
エータを動かすための電流のAC誤差修正成分をゼロに
クランプ(clamp)し、スライダヘッドが次の1回転を
「惰性浮動(coast)」できるようにする。
エータを動かすための電流のAC誤差修正成分をゼロに
クランプ(clamp)し、スライダヘッドが次の1回転を
「惰性浮動(coast)」できるようにする。
【0080】6.惰性浮動の1回転中の各標本点におい
てスライダヘッドによって読まれた信号の振幅を表す、
惰性浮動ディジタル位置信号の第二(メモリ)テーブル
を生成し、メモリに記憶する。
てスライダヘッドによって読まれた信号の振幅を表す、
惰性浮動ディジタル位置信号の第二(メモリ)テーブル
を生成し、メモリに記憶する。
【0081】7.ディスクの1回転中の異なる点におい
て始まる初期メモリテーブルを用いて、ステップ5およ
び6を繰り返す。各標本点についての生成された惰性浮
動ディジタル位置信号を、多数回のディスク回転につい
て、第二メモリテーブル中の対応する入力に加える。こ
れにより、(i)ランダム変化および非反復性変化(ノ
イズおよびベアリングの消耗(bearing runout))を平
均化し、(ii)反復性変化を把握し、(iii)ドリフト
によって引き起こされたエラー(drift inducederror)
を分配および平均する。以上によって、第2メモリテー
ブルは、サーボされる書き込まれたばかりのトラックの
エッジの定義を与える(モデル化する)。
て始まる初期メモリテーブルを用いて、ステップ5およ
び6を繰り返す。各標本点についての生成された惰性浮
動ディジタル位置信号を、多数回のディスク回転につい
て、第二メモリテーブル中の対応する入力に加える。こ
れにより、(i)ランダム変化および非反復性変化(ノ
イズおよびベアリングの消耗(bearing runout))を平
均化し、(ii)反復性変化を把握し、(iii)ドリフト
によって引き起こされたエラー(drift inducederror)
を分配および平均する。以上によって、第2メモリテー
ブルは、サーボされる書き込まれたばかりのトラックの
エッジの定義を与える(モデル化する)。
【0082】[メモリ内に、惰性浮動するディジタル位
置信号の単純なテーブルを作成するよりも、メモリ配列
(memory array)を生成するほうが望ましい。メモリ配
列では、配列の各行が、各ディスク回転における各標本
点から生成された惰性浮動ディジタル位置信号を有し、
配列の各列が、書き込まれたばかりの磁気信号トラック
の標本点に対応する。これにより、本発明のブートスト
ラップ法の次のステップに進む前に、惰性浮動ディジタ
ル位置信号の行および列を選び出す選択基準を適用する
ことが可能になる。また、このような選択基準は、各デ
ィスク回転あるいは回転の一部分についての標本点から
の惰性浮動ディジタル位置信号が第二のメモリテーブル
に加えられる前に、各ディスク回転あるいは回転の一部
分を完了することにも適用されうる。] 8.第2のメモリテーブル内の各入力を惰性浮動の回転
の数で除算して、各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置を計算する。[あるいは、ディジタル化惰性浮
動位置信号の配列がメモリ内に作成される場合は、メモ
リの配列の列の合計を求め、行の数で除算する。] 9.共通のオフセット値(アクチュエータ18へのDC
誤差修正電流を発生する)を各テーブル値に加算あるい
は各テーブル値から減算して、第二のメモリテーブル中
の惰性浮動ディジタル位置信号についての得られた平均
値を正規化する。共通のオフセット値を加算あるいは減
算することで、ピッチ比Prによって乗算されたステッ
プ1eで計算された、オントラック(on-track)のトラ
ック平均振幅(TAA)に等しいそのようなテーブル値
が示す位置信号の導出された平均振幅が与えられる。
置信号の単純なテーブルを作成するよりも、メモリ配列
(memory array)を生成するほうが望ましい。メモリ配
列では、配列の各行が、各ディスク回転における各標本
点から生成された惰性浮動ディジタル位置信号を有し、
配列の各列が、書き込まれたばかりの磁気信号トラック
の標本点に対応する。これにより、本発明のブートスト
ラップ法の次のステップに進む前に、惰性浮動ディジタ
ル位置信号の行および列を選び出す選択基準を適用する
ことが可能になる。また、このような選択基準は、各デ
ィスク回転あるいは回転の一部分についての標本点から
の惰性浮動ディジタル位置信号が第二のメモリテーブル
に加えられる前に、各ディスク回転あるいは回転の一部
分を完了することにも適用されうる。] 8.第2のメモリテーブル内の各入力を惰性浮動の回転
の数で除算して、各標本点に対する平均惰性浮動ディジ
タル位置を計算する。[あるいは、ディジタル化惰性浮
動位置信号の配列がメモリ内に作成される場合は、メモ
リの配列の列の合計を求め、行の数で除算する。] 9.共通のオフセット値(アクチュエータ18へのDC
誤差修正電流を発生する)を各テーブル値に加算あるい
は各テーブル値から減算して、第二のメモリテーブル中
の惰性浮動ディジタル位置信号についての得られた平均
値を正規化する。共通のオフセット値を加算あるいは減
算することで、ピッチ比Prによって乗算されたステッ
プ1eで計算された、オントラック(on-track)のトラ
ック平均振幅(TAA)に等しいそのようなテーブル値
が示す位置信号の導出された平均振幅が与えられる。
【0083】10.書き込まれたばかりのトラックの基
準エッジ上のスライダヘッドのサーボ位置決めを開始す
る。これは、各特定の標本点での信号振幅を示す、スラ
イダによって読み出されたディジタル化標本点信号と、
アクチュエータへのエラー修正電流を発生する第二のメ
モリテーブル中のその標本点に対応するターゲットディ
ジタル位置信号とを比較して行われ、 a)複数の標本点についてのDSP32からの比較/要
求信号の平均の大きさが、特定の限界L以下(≦)かを
チェックし、もしこの特定の限界Lより大きい場合、 b)初期メモリテーブルを、第2のメモリテーブルに等
しくし、DSP32からの比較/要求位置信号の平均の
大きさが特定の限界L以下(≦)になるまで、ステップ
5から9を繰り返して第2のメモリテーブルを再構築す
る。
準エッジ上のスライダヘッドのサーボ位置決めを開始す
る。これは、各特定の標本点での信号振幅を示す、スラ
イダによって読み出されたディジタル化標本点信号と、
アクチュエータへのエラー修正電流を発生する第二のメ
モリテーブル中のその標本点に対応するターゲットディ
ジタル位置信号とを比較して行われ、 a)複数の標本点についてのDSP32からの比較/要
求信号の平均の大きさが、特定の限界L以下(≦)かを
チェックし、もしこの特定の限界Lより大きい場合、 b)初期メモリテーブルを、第2のメモリテーブルに等
しくし、DSP32からの比較/要求位置信号の平均の
大きさが特定の限界L以下(≦)になるまで、ステップ
5から9を繰り返して第2のメモリテーブルを再構築す
る。
【0084】[DSP32によって発生される比較/要
求位置信号の平均の大きさに対する特定の限界Lは、ス
ライダヘッド17のギャップ幅、トラックピッチ比Pr
に関連して決定され、かつアクチュエータ18に入力さ
れる誤差修正電流のAC成分の許容可能な変化の基準を
備えている。この基準により、スライダヘッド17上で
作用する一定のバイアス力がDC誤差修正電流信号入力
で補償されるとき、読み出しスライダヘッド17および
回転するディスク面15の関係が最小(ゼロ)エネルギ
ー状態に近づくかどうかを決定される。理想的には、こ
のような最小(ゼロ)エネルギー状態では、比較/要求
信号出力の大きさは変化しない。] 11.m個の交互セグメントペア(alternate segment
pair)のうち残存するセグメント内の磁気信号の有無を
決定するスライダヘッドで読み出すことにより、m個の
交互セグメントペアの残存するセグメント(m個の交互
セグメントペアの第2のセグメント)の消去をチェック
し、特定のセグメント内の信号の存在をメモリに書き込
む。
求位置信号の平均の大きさに対する特定の限界Lは、ス
ライダヘッド17のギャップ幅、トラックピッチ比Pr
に関連して決定され、かつアクチュエータ18に入力さ
れる誤差修正電流のAC成分の許容可能な変化の基準を
備えている。この基準により、スライダヘッド17上で
作用する一定のバイアス力がDC誤差修正電流信号入力
で補償されるとき、読み出しスライダヘッド17および
回転するディスク面15の関係が最小(ゼロ)エネルギ
ー状態に近づくかどうかを決定される。理想的には、こ
のような最小(ゼロ)エネルギー状態では、比較/要求
信号出力の大きさは変化しない。] 11.m個の交互セグメントペア(alternate segment
pair)のうち残存するセグメント内の磁気信号の有無を
決定するスライダヘッドで読み出すことにより、m個の
交互セグメントペアの残存するセグメント(m個の交互
セグメントペアの第2のセグメント)の消去をチェック
し、特定のセグメント内の信号の存在をメモリに書き込
む。
【0085】[もし消去されていない磁気信号の複数の
セグメントに遭遇した場合は、全ディスク面が再消去さ
れる。しかし、タイミングエンジン24が提供するタイ
ミング/角度(Φ)信号に関して、関係する交互セグメ
ントペアの一方または他方に書き込むかあるいはそれら
をDC消去するCPUを用いることによって、関係する
セグメントペアをステップ5で説明した惰性浮動技術で
回復またはブリッジ(bridge)することが可能である。
単独で存在する(isolated)まだ消去されていないセグ
メントは、サーボおよびタイミングのために、次のステ
ップで簡単に避けることができる。] 12.ステップ10と同様に、スライダヘッド17のサ
ーボ位置決めを続け、 a)読み出し状態から書き込み状態にスライダヘッドが
切り換えられたときに、スピンドルモータが回復する時
間を与える1ディスク回転中に、m個の交互セグメント
ペアの残存するセグメント内に、DC消去あるいは他の
磁気信号を書き込み、直後のディスク回転中に、 b)B型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パタ
ーンの次のトラックを、1ディスク回転中に、m個の交
互セグメントペアの残存するセグメントに書き込んで、
先行して書き込まれたトラックの基準エッジの外部に伸
びた新しい基準エッジを与える。
セグメントに遭遇した場合は、全ディスク面が再消去さ
れる。しかし、タイミングエンジン24が提供するタイ
ミング/角度(Φ)信号に関して、関係する交互セグメ
ントペアの一方または他方に書き込むかあるいはそれら
をDC消去するCPUを用いることによって、関係する
セグメントペアをステップ5で説明した惰性浮動技術で
回復またはブリッジ(bridge)することが可能である。
単独で存在する(isolated)まだ消去されていないセグ
メントは、サーボおよびタイミングのために、次のステ
ップで簡単に避けることができる。] 12.ステップ10と同様に、スライダヘッド17のサ
ーボ位置決めを続け、 a)読み出し状態から書き込み状態にスライダヘッドが
切り換えられたときに、スピンドルモータが回復する時
間を与える1ディスク回転中に、m個の交互セグメント
ペアの残存するセグメント内に、DC消去あるいは他の
磁気信号を書き込み、直後のディスク回転中に、 b)B型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パタ
ーンの次のトラックを、1ディスク回転中に、m個の交
互セグメントペアの残存するセグメントに書き込んで、
先行して書き込まれたトラックの基準エッジの外部に伸
びた新しい基準エッジを与える。
【0086】c)先行して書き込まれた(初期)トラッ
クの基準エッジ上でサーボを行っている間に、スライダ
ヘッドによって、書き込まれたばかりのトラックのn標
本点からの完全なオントラック振幅の標本信号を読み出
す。
クの基準エッジ上でサーボを行っている間に、スライダ
ヘッドによって、書き込まれたばかりのトラックのn標
本点からの完全なオントラック振幅の標本信号を読み出
す。
【0087】d)初期メモリテーブル内の入力を、n標
本点の一つから読み出された現在の完全なオントラック
振幅の信号を示す新しいディジタル位置信号で置換し、
それぞれの新しいテーブル入力をピッチ比Prで乗算
し、各標本点の新しい初期ディジタル位置信号を得る。
本点の一つから読み出された現在の完全なオントラック
振幅の信号を示す新しいディジタル位置信号で置換し、
それぞれの新しいテーブル入力をピッチ比Prで乗算
し、各標本点の新しい初期ディジタル位置信号を得る。
【0088】e)新しいオントラックのトラック平均信
号振幅(TAA)を計算し、 13.書き込まれたばかりのトラックの基準エッジに対
するスライダヘッドのサーボ位置決めを開始するため
に、各特定の標本点の信号振幅を示す、スライダヘッド
によって読み出されたディジタル化標本点信号を、初期
メモリテーブル中の標本点に対応する新しい初期ターゲ
ットディジタル位置信号と比較する。これによりアクチ
ュエータへの誤差修正電流が発生する。
号振幅(TAA)を計算し、 13.書き込まれたばかりのトラックの基準エッジに対
するスライダヘッドのサーボ位置決めを開始するため
に、各特定の標本点の信号振幅を示す、スライダヘッド
によって読み出されたディジタル化標本点信号を、初期
メモリテーブル中の標本点に対応する新しい初期ターゲ
ットディジタル位置信号と比較する。これによりアクチ
ュエータへの誤差修正電流が発生する。
【0089】14.ステップ3から14を繰り返す。
【0090】ステップ3から14は、逐次的に繰り返さ
れる。4個の識別できるサーボバーストパターン、たと
えばA型サーボバースト磁気信号トラック、B型サーボ
バースト磁気信号トラック、C型サーボバースト磁気信
号トラックおよびD型サーボバースト磁気信号トラック
を、回転するディスク面の初期トラックおよび物理スト
ップ間の環状領域を磁気サーボバースト信号パターンの
チェッカーボード(checkerboard)パターンで満たすの
に必要な回数だけ、連続して逐次的に書き込む。磁気サ
ーボバースト信号パターンにおいて、平行かつ同心状の
データトラック中央ラインは、ステップ12(b)でB
型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンの
第1のトラックをm個の交互セグメントペアの残存する
セグメントに書き込んだ後、ステップ3から17までの
各2回の反復のために定義される。
れる。4個の識別できるサーボバーストパターン、たと
えばA型サーボバースト磁気信号トラック、B型サーボ
バースト磁気信号トラック、C型サーボバースト磁気信
号トラックおよびD型サーボバースト磁気信号トラック
を、回転するディスク面の初期トラックおよび物理スト
ップ間の環状領域を磁気サーボバースト信号パターンの
チェッカーボード(checkerboard)パターンで満たすの
に必要な回数だけ、連続して逐次的に書き込む。磁気サ
ーボバースト信号パターンにおいて、平行かつ同心状の
データトラック中央ラインは、ステップ12(b)でB
型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンの
第1のトラックをm個の交互セグメントペアの残存する
セグメントに書き込んだ後、ステップ3から17までの
各2回の反復のために定義される。
【0091】もし、第1の環状領域を磁気サーボバース
ト信号パターンのチェッカーボードで満たした後、物理
ストップの内側および外側の間のどこかにある最小(ゼ
ロ)エネルギー経路上で初期トラックが書き込まれる場
合、スライダヘッドは読むために動かされて、書き込ま
れた第2のトラックのもう一つのエッジ(初期基準エッ
ジの反対側)上でサーボする。第二のトラックは、B型
サーボバーストおよびタイミング磁気信号を有している
ので、A型サーボバーストおよびタイミング磁気信号
は、本発明のブートストラップ法の初期繰り返し(上述
のステップ1bから14まで)時に交互セグメントに書
き込まれる。初期トラックは、第1の繰り返しのステッ
プ12において完全に上書きされる。サーボは、それか
ら反対側の物理ストップ側にずれている新しいトラック
基準エッジで初期化される。磁気サーボバースト信号パ
ターンのチェッカーボードは、回転するディスク面の初
期トラックおよび残りの物理ストップの間の第2の環状
領域に書き込まれる。
ト信号パターンのチェッカーボードで満たした後、物理
ストップの内側および外側の間のどこかにある最小(ゼ
ロ)エネルギー経路上で初期トラックが書き込まれる場
合、スライダヘッドは読むために動かされて、書き込ま
れた第2のトラックのもう一つのエッジ(初期基準エッ
ジの反対側)上でサーボする。第二のトラックは、B型
サーボバーストおよびタイミング磁気信号を有している
ので、A型サーボバーストおよびタイミング磁気信号
は、本発明のブートストラップ法の初期繰り返し(上述
のステップ1bから14まで)時に交互セグメントに書
き込まれる。初期トラックは、第1の繰り返しのステッ
プ12において完全に上書きされる。サーボは、それか
ら反対側の物理ストップ側にずれている新しいトラック
基準エッジで初期化される。磁気サーボバースト信号パ
ターンのチェッカーボードは、回転するディスク面の初
期トラックおよび残りの物理ストップの間の第2の環状
領域に書き込まれる。
【0092】ここで明記しておくが、4個の識別できる
(異なった)サーボバースト磁気信号およびタイミング
磁気信号のパターンの型は、本発明のブートストラップ
法にとって好適である。4個の異なったパターンは、サ
ーボバースト信号およびタイミング磁気信号の順序を変
えて、少なくとも2個の型のサーボバースト磁気信号お
よび少なくとも1個の型のタイミング磁気信号を用いて
遂行されうる。サーボバースト磁気信号およびタイミン
グ磁気信号パターンを追加して4個より多い識別可能な
タイプにすれば、本発明の適用を広げ、ディスク面に書
き込まれる得られたチェッカーボードサーボパターンに
関して、データ記憶の設計のためのよりよいデータを与
えるだろう。しかし、出願人は、4個の異なった、また
は識別できるサーボバースト磁気信号パターンの型(A
型、B型、C型およびD型)が、ほとんどの目的にかな
うことを発見した。2個の異なる型のサーボバースト磁
気信号パターントラックがセグメントペアの交互に割り
込んで書き込まれる後まで、同じ型のサーボバーストパ
ターントラックが連続するシーケンスで繰り返されない
ことを確実にするよう注意を払うべきである。
(異なった)サーボバースト磁気信号およびタイミング
磁気信号のパターンの型は、本発明のブートストラップ
法にとって好適である。4個の異なったパターンは、サ
ーボバースト信号およびタイミング磁気信号の順序を変
えて、少なくとも2個の型のサーボバースト磁気信号お
よび少なくとも1個の型のタイミング磁気信号を用いて
遂行されうる。サーボバースト磁気信号およびタイミン
グ磁気信号パターンを追加して4個より多い識別可能な
タイプにすれば、本発明の適用を広げ、ディスク面に書
き込まれる得られたチェッカーボードサーボパターンに
関して、データ記憶の設計のためのよりよいデータを与
えるだろう。しかし、出願人は、4個の異なった、また
は識別できるサーボバースト磁気信号パターンの型(A
型、B型、C型およびD型)が、ほとんどの目的にかな
うことを発見した。2個の異なる型のサーボバースト磁
気信号パターントラックがセグメントペアの交互に割り
込んで書き込まれる後まで、同じ型のサーボバーストパ
ターントラックが連続するシーケンスで繰り返されない
ことを確実にするよう注意を払うべきである。
【0093】もう一つ明記しておくが、埋め込みサーボ
を書き込む本発明のブートストラップ法について、例え
ばグレイコードや他のトラック識別子の特定の磁気デー
タ記憶ディスクドライブシステム用として予想されるデ
ータ記憶システムまたはパターンは、チェッカーボード
サーボパターンが書き込まれた後、これまでのA−B差
分技術および他のサーボ位置決め技術を用いて、チェッ
カーボードパターンに関して、ディスクに書き込まれる
のが望ましい。事実、このようなチェッカーボードサー
ボパターンは、ディスク面の異なる環状領域で異なる長
さのセクタ、セクタヘッドなどの指定を可能にする。ま
た、多重ディスク面ドライブでも、このようなチェッカ
ーボードサーボ信号パターンは、ドライブの多重ディス
ク面に定義されるスタガセクタフォーマット(staggere
d sector format)を可能にする。 本発明の他の実施
例によれば、回転ディスク、トランスデューサ、および
ディスクの表面上を半径方向にトランスデューサを移動
させるアクチュエータを備えたディスクドライブを用い
て、下記ステップ1からステップ17を実行してもよ
い。
を書き込む本発明のブートストラップ法について、例え
ばグレイコードや他のトラック識別子の特定の磁気デー
タ記憶ディスクドライブシステム用として予想されるデ
ータ記憶システムまたはパターンは、チェッカーボード
サーボパターンが書き込まれた後、これまでのA−B差
分技術および他のサーボ位置決め技術を用いて、チェッ
カーボードパターンに関して、ディスクに書き込まれる
のが望ましい。事実、このようなチェッカーボードサー
ボパターンは、ディスク面の異なる環状領域で異なる長
さのセクタ、セクタヘッドなどの指定を可能にする。ま
た、多重ディスク面ドライブでも、このようなチェッカ
ーボードサーボ信号パターンは、ドライブの多重ディス
ク面に定義されるスタガセクタフォーマット(staggere
d sector format)を可能にする。 本発明の他の実施
例によれば、回転ディスク、トランスデューサ、および
ディスクの表面上を半径方向にトランスデューサを移動
させるアクチュエータを備えたディスクドライブを用い
て、下記ステップ1からステップ17を実行してもよ
い。
【0094】ステップ1.アクチュエータを用いて、ト
ランスデューサを第一の停止限界まで移動させるステッ
プ。
ランスデューサを第一の停止限界まで移動させるステッ
プ。
【0095】ステップ2.ディスクが一回転するために
必要な時間よりも長い間、トランスデューサを用いてデ
ィスク上に第一の周波数信号を書き込むステップ。
必要な時間よりも長い間、トランスデューサを用いてデ
ィスク上に第一の周波数信号を書き込むステップ。
【0096】ステップ3.トランスデューサに接続され
た可変利得増幅器を用いて第一の周波数信号を読み出す
ステップ。
た可変利得増幅器を用いて第一の周波数信号を読み出す
ステップ。
【0097】ステップ4.アナログからディジタルへの
変換器(ADC)の出力で、ADCの全スケール範囲の
90から100パーセント範囲内であるディジタル値を
与えるために、可変利得増幅器の利得を調整し、ディジ
タル値をメモリ内に格納するステップ。
変換器(ADC)の出力で、ADCの全スケール範囲の
90から100パーセント範囲内であるディジタル値を
与えるために、可変利得増幅器の利得を調整し、ディジ
タル値をメモリ内に格納するステップ。
【0098】ステップ5.トランスデューサに印加され
る電流を用いてディスク表面上の第一のトラックを消去
するステップ。
る電流を用いてディスク表面上の第一のトラックを消去
するステップ。
【0099】ステップ6.トランスデューサからの信号
を同時に読み出しながら、第一の停止限界からは離れ、
第二の停止限界に近づく方向にトランスデューサを移動
させるようにアクチュエータを制御するステップ。
を同時に読み出しながら、第一の停止限界からは離れ、
第二の停止限界に近づく方向にトランスデューサを移動
させるようにアクチュエータを制御するステップ。
【0100】ステップ7.トランスデューサによって読
み出された信号の振幅が、メモリから読み出されたAD
Cのディジタル値によって表される値の約半分である場
合に、アクチュエータによる移動を停止させるステッ
プ。
み出された信号の振幅が、メモリから読み出されたAD
Cのディジタル値によって表される値の約半分である場
合に、アクチュエータによる移動を停止させるステッ
プ。
【0101】ステップ8.アクチュエータが第二の停止
限界に当たるまで、連続トラックに対して消去、制御お
よび停止のステップを繰り返し、これによってディスク
表面を実質的に消去するステップ。
限界に当たるまで、連続トラックに対して消去、制御お
よび停止のステップを繰り返し、これによってディスク
表面を実質的に消去するステップ。
【0102】ステップ9.トランスデューサを用いてク
ロックトラックを書き込むことにより一連の信号遷移を
生じさせ、ここで、最後の遷移は最初の遷移と結合して
クロックトラック内に整数個の遷移を生成するステッ
プ。
ロックトラックを書き込むことにより一連の信号遷移を
生じさせ、ここで、最後の遷移は最初の遷移と結合して
クロックトラック内に整数個の遷移を生成するステッ
プ。
【0103】ステップ10.クロックトラック内の一定
数のクロック遷移を省略して基準ギャップを作成するス
テップ。
数のクロック遷移を省略して基準ギャップを作成するス
テップ。
【0104】ステップ11.クロックトラックを複数の
セクタに分割し、各セクタを複数のセグメントに分割す
るステップであって、各セグメントには多数のクロック
遷移が含まれる、ステップ。
セクタに分割し、各セクタを複数のセグメントに分割す
るステップであって、各セグメントには多数のクロック
遷移が含まれる、ステップ。
【0105】ステップ12.各セクタの2つの部分のそ
れぞれから得られ、ADCによってディジタル化される
信号をサンプリングし(トランスデューサおよび可変利
得増幅器を用いて)、そのようなトラック振幅測定値に
よって作成されたメモリテーブル内の対応する各ディジ
タル値の1/2を格納するステップ。
れぞれから得られ、ADCによってディジタル化される
信号をサンプリングし(トランスデューサおよび可変利
得増幅器を用いて)、そのようなトラック振幅測定値に
よって作成されたメモリテーブル内の対応する各ディジ
タル値の1/2を格納するステップ。
【0106】ステップ13.テーブル内の最低のディジ
タル値とテーブルの最高のディジタル値とを比較して、
比較結果が所定量を越える場合にはディスクドライブを
拒否するステップ。
タル値とテーブルの最高のディジタル値とを比較して、
比較結果が所定量を越える場合にはディスクドライブを
拒否するステップ。
【0107】ステップ14.トランスデューサから同時
に得られる複数の読み出し振幅と、メモリテーブルにお
いてターゲット値として用いられたそれぞれ対応するデ
ィジタル値とを、セグメントごとに、およびセクタごと
に比較することによって決定されるように、アクチュエ
ータを用いて第一の停止限界に近づく方向へトランスデ
ューサを半トラックの位置に位置決めするステップ。
に得られる複数の読み出し振幅と、メモリテーブルにお
いてターゲット値として用いられたそれぞれ対応するデ
ィジタル値とを、セグメントごとに、およびセクタごと
に比較することによって決定されるように、アクチュエ
ータを用いて第一の停止限界に近づく方向へトランスデ
ューサを半トラックの位置に位置決めするステップ。
【0108】ステップ15.トランスデューサを用い
て、インターリーブするセグメントの第一のパターンを
書き込み、前のクロックトラックから介在するセグメン
トを読み出し、それによって、クロック遷移を生成する
ために用いられたクロック発振器の周波数ロックを維持
するステップであって、トラック間のビット同期も維持
するステップ。
て、インターリーブするセグメントの第一のパターンを
書き込み、前のクロックトラックから介在するセグメン
トを読み出し、それによって、クロック遷移を生成する
ために用いられたクロック発振器の周波数ロックを維持
するステップであって、トラック間のビット同期も維持
するステップ。
【0109】ステップ16.トランスデューサから同時
に得られる第一のパターンに関連する複数の読み出し振
幅とテーブルにおいてターゲット値として用いられたそ
れぞれに対応するディジタル値とを比較することによっ
て決定されるように、アクチュエータを用いて第一の停
止限界にさらに近づくようにトランスデューサを半トラ
ックの位置に位置決めするステップ。
に得られる第一のパターンに関連する複数の読み出し振
幅とテーブルにおいてターゲット値として用いられたそ
れぞれに対応するディジタル値とを比較することによっ
て決定されるように、アクチュエータを用いて第一の停
止限界にさらに近づくようにトランスデューサを半トラ
ックの位置に位置決めするステップ。
【0110】ステップ17.トランスデューサを用い
て、第一のパターンのセグメントとは隣接して揃うよう
に配置されるセグメントの第二のパターンを書き込み、
前のクロックトラックから介在するセグメントを読み出
し、それによって、クロック遷移を生成するために用い
られたクロック発振器の周波数ロックを維持するステッ
プであって、トラック間のビット同期も維持するステッ
プ。
て、第一のパターンのセグメントとは隣接して揃うよう
に配置されるセグメントの第二のパターンを書き込み、
前のクロックトラックから介在するセグメントを読み出
し、それによって、クロック遷移を生成するために用い
られたクロック発振器の周波数ロックを維持するステッ
プであって、トラック間のビット同期も維持するステッ
プ。
【0111】本発明のブートストラップ法は、ディスク
ドライブ磁気データ記憶システムの回転するディスク面
の周囲に平行かつ同心状信号トラックを設定するコンピ
ュータおよび/または集積回路のマイクロコードによっ
て実行される。このディスクドライブ磁気データ記憶シ
ステムは、ドライブのサーボ応答精密アクチュエータお
よびサーボ制御器が、回転する面について半径方向に位
置決めするドライブの磁気トランスジューサスライダヘ
ッドを用いている。また本発明のブートストラップ法
は、多様な電子信号、多様なディジタル信号および多様
なコンピュータ処理要素と関係ある代表的かつ好適な実
施例という意味で述べられている。当業者は、上述した
本発明のブートストラップ法の多様なステップを簡略化
し改良する目的で、このような電子、ディジタルおよび
コンピュータ処理要素を変更および/または改変しうる
ことを理解できよう。このような簡略化および改良には
直接ここで触れていないが、添付の請求項で詳述する精
神および範囲を逸脱するものではない。
ドライブ磁気データ記憶システムの回転するディスク面
の周囲に平行かつ同心状信号トラックを設定するコンピ
ュータおよび/または集積回路のマイクロコードによっ
て実行される。このディスクドライブ磁気データ記憶シ
ステムは、ドライブのサーボ応答精密アクチュエータお
よびサーボ制御器が、回転する面について半径方向に位
置決めするドライブの磁気トランスジューサスライダヘ
ッドを用いている。また本発明のブートストラップ法
は、多様な電子信号、多様なディジタル信号および多様
なコンピュータ処理要素と関係ある代表的かつ好適な実
施例という意味で述べられている。当業者は、上述した
本発明のブートストラップ法の多様なステップを簡略化
し改良する目的で、このような電子、ディジタルおよび
コンピュータ処理要素を変更および/または改変しうる
ことを理解できよう。このような簡略化および改良には
直接ここで触れていないが、添付の請求項で詳述する精
神および範囲を逸脱するものではない。
【0112】
【発明の効果】本発明によれば、4個の識別できる(異
なった)サーボバースト磁気信号およびタイミング磁気
信号のパターンの型をディスクドライブに書き込む。こ
のことにより、少なくとも次の効果が得られる。
なった)サーボバースト磁気信号およびタイミング磁気
信号のパターンの型をディスクドライブに書き込む。こ
のことにより、少なくとも次の効果が得られる。
【0113】高密度のサーボトラックをディスクドライ
ブに、高い精度で書き込むことができる。
ブに、高い精度で書き込むことができる。
【図1】同心状信号トラックを回転するドライブの磁気
信号記憶表面に書き込む本発明のブートストラップ方法
を実施するための、コンピュータおよび磁気データ記憶
ディスクドライブシステムにおいて必要な基本構成要素
の相互作用および関係を示すブロック図である。
信号記憶表面に書き込む本発明のブートストラップ方法
を実施するための、コンピュータおよび磁気データ記憶
ディスクドライブシステムにおいて必要な基本構成要素
の相互作用および関係を示すブロック図である。
【図2】磁気データ記憶ディスクドライブシステムの回
転ディスク表面上に読み書きスライダヘッドを配置する
ためのアクチュエータを動作させるPIDサーボコント
ローラを用いる本発明の方法を実施するための典型的な
スキームを模式的に示すブロック図である。
転ディスク表面上に読み書きスライダヘッドを配置する
ためのアクチュエータを動作させるPIDサーボコント
ローラを用いる本発明の方法を実施するための典型的な
スキームを模式的に示すブロック図である。
11 CPU 12 ディスクドライブ 13 メモリ 14 ディスク 15 ディスク表面 16 スピンドルモータ 17 トランスデューサ 18 アクチュエータ 19 内側リミット 21 外側リミット 22 読み出しアンプ 23 A/D変換器 24 タイミングエンジン 26 書き込みバッファ 28 VCO 29 サーボ制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594194789 504 E Vandell Way,Ca mpbell,California 95008,United States o f America (72)発明者 マイケル エル. エレンバーガー アメリカ合衆国 カリフォルニア 95062, サンタ クルーズ,フレデリック ストリ ート 163 (72)発明者 ジョン ウェイド ハスラー,ジュニア アメリカ合衆国 カリフォルニア 95023, ホリスター,ライン ストリート 654
Claims (19)
- 【請求項1】 ディスクドライブデータ磁気記憶システ
ムの回転するディスク表面上の任意の箇所に、該ドライ
ブシステムの構成要素を用いて互いに平行な同心状の磁
気信号トラックを書き込む方法であって、該ドライブシ
ステムは、該回転するディスク表面に対する磁気信号の
読み出しおよび書き込みを行うための、該回転するディ
スク表面上をスライドする/浮動する磁気トランスデュ
ーサスライダヘッド、該回転するディスク表面に対して
半径方向に異なる位置に該スライダヘッドを位置付ける
サーボ応答精密アクチュエータ、該精密アクチュエータ
を起動させる命令信号を与えるサーボ制御器、ディジタ
ル信号中央処理ユニット(CPU)、およびディジタル
信号ランダムアクセスメモリ記憶ユニット(RAM)を
備えており、該方法は、 ディスクがさらに一回転する間に、該回転するディスク
表面の軸に対して波線状の境界および湾曲した中央線を
有する初期磁気信号トラックを書き込むステップと、 該書き込まれたばかりの磁気信号トラックを読み出すス
テップと、 該RAMメモリにおいてディジタル化された位置信号メ
モリテーブルを作成するステップと、 特定のピッチ比だけ減少する該書き込まれたばかりのト
ラック周辺の複数の標本点のそれぞれから該スライダヘ
ッドによって読み出された信号の振幅を表す初期ディジ
タル位置信号を該ディジタル化された位置信号メモリテ
ーブルの一行に記憶するステップと、 複数のディスク回転の間に該スライダヘッドによって読
み出されたディジタル化された位置信号に対して比較を
行った該メモリテーブルから得られるターゲットディジ
タル位置信号を用いて、該書き込まれたばかりのトラッ
クの基準エッジでの磁気信号を読み出すために、該スラ
イダヘッドを該半径方向にサーボ位置決めするステップ
であって、該ターゲットディジタル位置信号は、 (i)各標本点に対して該書き込まれたばかりのトラッ
クの該基準エッジを読み出している該スライダヘッドを
用いて位置信号を読み出すこと、 (ii)各ディスク回転の間に該複数の標本点のそれぞれ
に対して該読み出されたばかりの位置信号の該振幅を表
すディジタル化された位置信号を生成すること、 (iii)該初期ディジタル位置信号を用い、その後は、
該メモリテーブルに記憶された各標本点に対して以前に
ディジタル化された位置信号をコンパイルした和を用い
て、該特定の標本点に対して該ディジタル化されたばか
りの位置信号を平均化することによって各ディスク回転
に対する各標本点のためのターゲットディジタル位置信
号を得ること、によって導き出され、 該ディジタル化されたばかりの位置信号は、比較信号を
生成する各対応する標本点に対して該得られたターゲッ
トディジタル位置信号と比較され、 該書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジに対す
る該スライダヘッドの半径方向の位置を維持するための
該サーボ応答性アクチュエータを起動させる入力命令サ
ーボ信号を発生させるために、該比較信号は該サーボコ
ントローラへ入力される、ステップと、 該書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジ上にサ
ーボしながら第二の磁気信号トラックを書き込むステッ
プと、 該書き込まれたばかりの第二の磁気信号トラックを用い
て第三のトラックを書き込み、同様にして第nの磁気信
号トラックを書き込むまで上述したステップを繰り返す
ステップであって、第二、第三から第nのトラックは互
いに平行および同心状であり該特定のピッチ比で重なっ
ている、ステップと、を包含する方法。 - 【請求項2】 前記第二の磁気信号トラックを書き込む
ステップの直前に、 a)前記精密アクチュエータを起動させる前記サーボ制
御器からの命令信号を、ディスク回転の間の該命令信号
の変化が平均するとゼロに加算する最小値となるように
正規化するステップと、 b)単一のディスク回転の過程にわたって前記サーボ制
御器からの該命令信号の変化の大きさを徐々に順次ゼロ
にクランプするステップと、 c)一ディスク回転の間の惰性浮動条件によって、該サ
ーボ制御器から該精密アクチュエータへの該命令信号の
変化をゼロに保つことができるようにするステップと、 d)前記書き込まれたばかりの磁気信号トラックの前記
基準エッジに対応する磁気信号を、惰性浮動している間
に前記スライダヘッドを用いて読み出すステップと、 e)各ディスク回転の間の前記複数の標本点のそれぞれ
に対して、該スライダヘッドによって読み出された該磁
気信号の振幅を表すディジタル惰性浮動位置信号を生成
するステップと、 f)該複数の標本点のそれぞれに対する該ディジタル惰
性浮動位置信号を、RAMにおける第二のメモリテーブ
ルに作成および記憶するステップと、 g)該ステップbからdを10回まで順次繰り返して、
各標本点に対するそれぞれの該ディジタル惰性浮動位置
信号を、該第二のメモリテーブル内の該標本点に対応す
るディジタル惰性浮動位置信号の和に加算するステップ
と、 h)該第二のメモリテーブルから各標本点に対するター
ゲットディジタル位置信号を提供するために、各標本点
に対する平均ディジタル惰性浮動位置信号を計算するス
テップと、 i)該書き込まれたばかりのトラックの該基準エッジに
対する該スライダエッジの半径方向の位置を維持するた
めに該第二のメモリテーブルからの該ターゲットディジ
タル位置信号を用いてサーボ位置づけを開始するステッ
プと、をさらに包含する請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 磁気信号パターンを読み出し可能および
消去可能に記憶することができる回転するディスク表面
上の任意の箇所に、互いに平行な同心状のデータ信号ト
ラックを規定するチェッカーボード埋め込みサーボバー
ストパターンを、書き込む方法であって、該書き込み
は、ディジタル信号中央処理ユニット(CPU)とディ
ジタル信号ランダムアクセルメモリ記憶ユニット(RA
M)とを用いる比例積分微分(PID)サーボ制御器に
よって制御される精密サーボ応答アクチュエータによっ
て該回転する表面に対して半径方向に位置付けされてお
り、該信号パターンを書き込み、読み出しおよび消去す
ることが可能なスライダヘッドを用いて行われ、該方法
は、 a)読み出しおよびサーボが可能なほど安定した基準エ
ッジをスライダヘッドに与えるように、非理想的な初期
磁気信号トラックを書き込むステップと、 b)一ディスク回転の間に複数の標本点で読み出される
か、あるいはトラックピッチ比係数によって乗算された
完全なオントラック信号振幅を表すように評価された初
期振幅の初期メモリテーブルをRAM内に生成するステ
ップと、 c)第一の回転の間に対応する標本点で該書き込まれた
ばかりのトラックから該スライダヘッドにより読み出さ
れた信号と比較される初期振幅位置信号を提供するため
に該メモリテーブルを最初は用い、その後、該標本点で
の該書き込まれたばかりのトラックから該スライダヘッ
ドによって読み出された信号の振幅と比較される各標本
点で読み出された複数の信号振幅の平均からコンパイル
される振幅位置信号を用いて、ディスクが複数回回転す
る間に、サーボ制御器を用いて該書き込まれたばかりの
トラックの該基準エッジへサーボ位置決めするステップ
と、 d)サーボ位置決めを行う一方で、該アクチュエータへ
の積分値サーボの現在の命令信号を確定するステップで
あって、ここでディスクが一回転する間に該サーボ制御
器により作成される該アクチュエータへの比例および微
分サーボの現在の命令信号の和は0に等しいステップ
と、 e)該サーボ制御器からの該比例および微分サーボの現
在の命令信号を徐々に0になるように低減(クランプ)
するステップと、 f)該ディスク表面が一回転するまでの間、積分サーボ
の現在の命令信号のみを用いて該アクチュエータを「惰
性浮動」させるステップと、 g)該「惰性浮動」期間中に読み出された信号の振幅位
置信号の第二の表を該メモリ内で作成し、かつ、必要に
応じて該ステップeおよびfを反復して、信号の平均
か、ランダム雑音の統計的除去、および信号内容の反復
の補強を行うステップと、 h)該第二の表と該スライダヘッドによって読み出され
た信号の振幅とを用いてPIDサーボを完全に可能に
し、これにより、該サーボ制御器から該アクチュエータ
への全ての位置誤差命令の現在の信号がランダム雑音お
よびランダム力への応答を表すステップと、 k)該第二の表と該スライダによって各対応する標本点
で読み出された信号の該振幅とを用いて該アクチュエー
タへの完全なPIDサーボの現在の命令信号を用いて該
初期トラックの該基準エッジ上にサーボ位置決めを行い
ながら、該基準エッジの外側の基準エッジを用いて第一
サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターントラ
ックを書き込むステップと、 m)該サーボ制御器への該位置誤差命令の現在の信号が
特定の限界を超えた場合には書き込みを禁止し、さら
に、該トラックおよび該トラック内の個々の標本点を必
要に応じて書き直すステップと、 n)該ステップhでのサーボ位置決めを行いながら、新
たに書き込まれたトラックの完全性を点検し、該ステッ
プbで作成された該初期メモリテーブルを更新するステ
ップと、 o)少なくとも4つの区別可能なサーボバーストおよび
タイミング時期信号パターンからなるチェッカーボード
パターンで該回転するディスク表面を埋めるように、該
ステップbからnを順次繰り返すステップであって、同
心状のデータトラック中央線は該初期磁気信号トラック
が書き込まれた後に該ステップbからkをそれぞれ2回
反復することによって規定される、ステップと、を包含
する方法。 - 【請求項4】 前記ステップcは、第一のディスク回転
の間に対応する標本点で前記書き込まれたばかりのトラ
ックから前記スライダヘッドにより読み出された信号と
平均され、比較される初期振幅位置信号の前記メモリテ
ーブルを最初は用い、その後、該標本点での該書き込ま
れたばかりのトラックから該スライダヘッドによって読
み出された信号の振幅と比較される各標本点で読み出さ
れた複数の信号振幅の平均からコンパイルされる振幅位
置信号を用いて、ディスクが10回転するまでの間に、
前記サーボ制御器を用いて該書き込まれたばかりのトラ
ックの前記基準エッジへサーボ位置決めを行うステップ
である請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記ステップcは、第一の回転の間に対
応する標本点で前記書き込まれたばかりのトラックから
前記スライダヘッドにより読み出された信号と平均さ
れ、比較される初期振幅位置信号の前記メモリテーブル
を最初は用い、その後、該標本点での該書き込まれたば
かりのトラックから該スライダヘッドによって読み出さ
れた信号の振幅と比較される各標本点で読み出された1
0個よりも少ない信号振幅の平均からコンパイルされる
振幅位置信号を用いて、ディスクが10回転するまでの
間に、前記サーボ制御器を用いて該書き込まれたばかり
のトラックの前記基準エッジへサーボ位置決めを行うス
テップである請求項3に記載の方法。 - 【請求項6】 前記ステップ(k)を行う前に、磁気信
号を前記回転するディスク表面に書き込みながらPID
サーボを完全に行ってHDAアクチュエータおよびスピ
ンドルモータを最小のエネルギー状態へと落ちつかせる
ことを可能にする前記読み出された振幅と前記第二の表
とを用いた完全なPIDサーボを伴って前記初期トラッ
クの前記基準エッジ上にサーボを行いながら、ディスク
が完全に一回転するまでの間に前記CPUから前記スラ
イダヘッドへ入力される磁気信号と共に交互のトラック
セグメントを書き込むステップをさらに包含し、該ステ
ップ(k)は次のディスク回転において行われる請求項
3に記載の方法。 - 【請求項7】 前記ステップ(m)の前記特定の限界
は、大きなランダム電気ノイズの場合、および/また
は、大きなランダム機械的振動の場合の書き込みを排除
するように選択される任意の限界である請求項6に記載
の方法。 - 【請求項8】 磁気データ信号記憶ヘッドディスクアセ
ンブリ(HDA)の回転するディスク表面上の任意の位
置に、該回転するディスク表面の回転軸を中心とする同
心状の基準磁気信号トラックを書き込む方法であって、
該書き込みは、該HDAの読出し書込みトランスデュー
サスライダへッドと、該回転するディスク表面上の半径
方向の異なる位置に該スライダヘッドを通常は位置させ
る該HDAの精密アクチュエータと、該精密アクチュエ
ータを起動させる命令信号を通常は供給するサーボ制御
器と、ディジタル信号中央処理装置(CPU)およびデ
ィジタル信号ランダムアクセスメモリ記憶ユニット(R
AM)とを用いて行われ、該方法は、 a)一定のバイアス力をオフセットするために該回転す
るディスク表面上の半径方向のある位置に該HDAの磁
気信号読出し/書込みトランスデューサスライダヘッド
を位置付けする該アクチュエータにDC電流を印加する
ことによって、静的な(quiet)または最小(ゼロ)の
エネルギー経路で該ディスクの回転する表面上の半径方
向の任意の場所に該スライダヘッドを配置するステップ
であって、該システムが半径方向の該位置で静止する時
間だけ待った後、(i)m個のの交互のセグメント対か
らなる第一のセグメント内のA型サーボバーストおよび
タイミング時期信号パターンで、ディスクがさらに一回
転する間に初期非理想トラックを書き込み、(ii)該サ
ーボ制御器への比較/要求信号を生成するための推定値
を用いて、書き込まれたばかりのトラック制御器の選択
されたエッジ(内側または外側)上に該スライダヘッド
を位置させるための該アクチュエータのみにDC電流を
供給する該サーボ制御器を用いて、該スライダヘッドを
位置決めし、(iii)該スライダヘッドを用いて該一回
転で書き込まれたばかりのトラックのn個の標本点から
標本信号を読み出し、(iv)該スライダヘッドによって
読み出された標本信号の振幅をそれぞれ表す初期ディジ
タル位置信号の初期メモリテーブルを該メモリ内に作成
して記憶し、(v)該メモリ内に記憶される初期ディジ
タル位置信号の該初期メモリテーブルの変化が、該HD
Aのスライダヘッド、アナログ-ディジタル変換器、サ
ーボ制御器およびアクチュエータを含む読み出しチャネ
ル、並びに該CPUおよびRAMメモリを含む完全なサ
ーボループの応答限界の範囲内にあることを確認する、
ステップと、 b)各特定の標本点での信号振幅を示す該スライダによ
って読み出されたディジタル化された標本点信号と、該
初期メモリテーブル内の該標本点に対応する該初期ディ
ジタル位置信号とを比較して、該CPUからの比較/要
求信号、該サーボ制御器からのサーボ位置誤差命令信
号、および該選択されたトラックエッジ上の関連する該
スライダヘッドの半径方向の位置を調整するために該ア
クチュエータに送られる誤差訂正電流を生成し、それに
よって該アクチュエータへの誤差訂正電流のAC成分を
最小化し平均してゼロにすることによって、該書き込ま
れたばかりのトラックの該選択されたエッジへの該スラ
イダヘッドの完全なサーボ位置決めを開始するステップ
と、 c)ディスクが一回転する間に、該アクチュエータを起
動させる該誤差訂正電流におけるAC成分を生成するサ
ーボ位置誤差命令信号をゼロに向かってゼロまで徐々に
クランプするステップと、 d)該アクチュエータを起動させる該誤差訂正電流にお
けるAC成分を生成するゼロとされた該サーボ位置誤差
命令信号を用いて、次の回転の間に、該スライダヘッド
が「惰性浮動」することができるようにするステップ
と、 e)該「惰性浮動」回転の間に各標本点に対して該スラ
イダヘッドから読み出された信号の振幅を表す惰性浮動
ディジタル位置信号の第二のメモリテーブルを該メモリ
内に作成して記憶するステップと、 f)該スライダヘッドをディスク回転において異なる点
から開始させるようにサーボ位置決めするための該初期
メモリテーブルを用いて該ステップ(c)から(e)を
繰り返し、各標本点に対して該発生された惰性浮動ディ
ジタル位置信号を複数のディスク回転の間の該第二のメ
モリテーブルにおける対応する入力に加算して、(i)
ランダムの繰り返されない変化(雑音およびベアリング
の消耗)を平均し、(ii)繰り返される変化を把握し、
さらに、(iii)誤差を引き起こすドリフトを分散し平
均し、これによって該第二のメモリテーブルが現在サー
ボされている該書き込まれたばかりのトラックの該エッ
ジの規定(モデル)を提供するステップと、 g)各標本点に対する平均惰性浮動ディジタル位置を求
めて、該第二のメモリテーブルから各標本点に対するタ
ーゲットディジタル位置信号を与えるステップと、 h)該アクチュエータへのサーボ位置誤差命令信号を生
成するために、各特定の標本点での信号振幅を示す該ス
ライダによって読み出されたディジタル化された標本点
信号と、該第二のメモリテーブルから得られた該標本点
に対応するターゲットディジタル位置信号とを比較する
ことによって該書き込まれたばかりのトラックの該選択
されたエッジ上への該スライダヘッドのサーボ位置決め
を開始するステップであって、(i)複数の標本点に対
する該CPUからの比較/要求位置信号の大きさが、最
大でも特定の限界Lに等しい(≦L)かどうかをチェッ
クし、該特定の限界Lよりも大きい場合には、(ii)初
期メモリテーブルを第二もメモリテーブルに等しく設定
し、該ステップ(c)から(h)を繰り返して、該CP
Uからの比較/要求位置信号の大きさの平均が最大でも
該特定の限界Lに等しくなる(≦L)まで第二のメモリ
テーブルを次々に再設定し、(iii)該m個の交互のセ
グメント対の該第二のセグメント内に磁気信号があるか
ないかを判定する該スライダヘッドを用いて読み出しを
行うことによって、該m個の交互のセグメント対の各残
りのセグメントにおいて消去をチェックし、特定のセグ
メントに信号の存在をノートする、ステップと、 k)該ステップ(h)と同様に該スライダヘッドのサー
ボ位置決めを継続し、(i)読み出し状態から書き込み
状態へ該スライダヘッドを切り換えた直後の回復のため
の時間を許容する一ディスク回転の間に該m個の交互の
セグメント対の該残りのセグメントに磁気信号を書き込
み、直後のディスク回転の間に、(ii)一ディスク回転
のための該m個の交互のセグメント対の該残りのセグメ
ントに、次のトラックのB型サーボバーストおよびタイ
ミング磁気信号パターンを書き込み、該初期に書き込ま
れたトラックの該選択されたエッジの半径方向に外側に
延びた基準エッジを設けて、(iii)該書き込まれたば
かりのトラックのn個の新しい標本点からの完全なオン
トラックの振幅標本信号を該スライダヘッドを用いて読
み出し、(iv)該初期メモリテーブル内の入力を、n個
の標本点のうち1つから読み出された現在の完全なオン
トラック振幅信号をそれぞれ示す新しいディジタル位置
信号に置き換えて、各新しいテーブル入力を特定の比率
「ピッチ比」Prで乗算して該読み出された信号の振幅
を、該書き込まれたばかりのトラックに伴う記録からの
該特定の率に該スライダヘッドが移動されていたならば
そうなっていたであろう振幅まで低減させて、各標本点
に対する新しいターゲットディジタル位置信号を得て、
(v)オントラックのトラック平均信号振幅(TAA)
を算出する、ステップと、 m)各特定の標本点での信号振幅を示す該スライダヘッ
ドによって読み出されたデジタル化された標本点信号
と、該初期メモリテーブル内の該標本点に対応する該新
しいターゲットディジタル位置信号とを比較することに
よって、該書き込まれたばかりのB型サーボバーストお
よびタイミング磁気信号パターントラックの該基準エッ
ジへの該スライダヘッドの完全なサーボ位置決めを開始
して、該アクチュエータへの位置誤差訂正電流を生成す
るステップと、 n)該ステップ(c)から(g)を繰り返すステップ
と、 o)該第二のメモリテーブルの各値と同一のオフセット
値を加算して該第二のメモリテーブルにおける該惰性浮
動ディジタル位置信号に対して得られる平均値を正規化
し、該ピッチ比Prによって乗算された該ステップ
(k)(v)で算出されたオントラックのトラック平均
振幅(TAA)に等しい値の該表の値によって示される
位置信号の平均振幅を導き出すステップと、 p)該ステップ(h)から(k)(i)を繰り返すステ
ップと、 q)該ディスクが一回転する間の該m個の交互のセグメ
ント対からなる該第一のセグメントに次のトラックのC
型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンを
書き込み、該ステップ(k)(ii)での該以前に書き込
まれたトラックの該基準エッジの外側に延びる新しい基
準エッジを与えるステップと、 r)該ステップ(k)(iii)から(p)を繰り返すス
テップと、 s)該ディスクが一回転する間の該m個の交互のセグメ
ント対からなる残りのセグメントに次のトラックのD型
サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンを書
き込み、該ステップ(q)での該以前に書き込まれたト
ラックの該基準エッジの外側に延びる新しい基準エッジ
を与えるステップと、を包含しており、それによって、 該回転するディスク表面の該回転軸を中心として同心状
の初期基準トラック中央線が、該m個の交互のセグメン
ト対のうち該残りのセグメント内に書き込まれた該B型
サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターントラ
ックおよびD型サーボバーストおよびタイミング磁気信
号パターントラックによって規定される方法。 - 【請求項9】 該ステップ(b)の後、全ての次の反復
における該ステップ(c)の前に、 b)(i)各標本点で前記スライダヘッドによって読み
出された各ディジタル化された標本信号を、該標本点に
対して前記初期メモリテーブルに記憶された前記対応す
るディジタル位置信号に加算するステップと、(ii)平
均ターゲットディジタル位置信号を求めるステップと、
(iii)各標本点で該スライダヘッドによって読み出さ
れた各ディジタル化された標本点信号と、各特定の標本
点に対応して該得られた平均ターゲット位置信号とを比
較して、前記CPUからの比較/要求信号、前記サーボ
制御器からのサーボ位置誤差命令信号、および複数のデ
ィスク回転の間の前記ディスクの各回転の特定の選択さ
れた基準トラックエッジ上の関連する該スライダヘッド
の半径方向の位置を調整するための前記アクチュエータ
への誤差訂正電流を生成して、そのことにより、前記回
転するディスク表面上の該スライダヘッドの惰性浮動化
を開始する前にランダムな変化を解消し解像度を向上さ
せるステップと、をさらに包含する請求項8に記載の方
法。 - 【請求項10】 該ステップ(b)(iii)において、
各標本点で前記スライダヘッドによって読み出された各
ディジタル化された標本点信号と、各特定の標本点に対
応して前記得られた平均ターゲット位置信号とを比較し
て、前記CPUからの比較/要求信号、前記サーボ制御
器からのサーボ位置誤差命令信号、および10回までの
ディスク回転の間の前記ディスクの各回転の特定の選択
された基準トラックエッジ上の関連する該スライダヘッ
ドの半径方向の位置を調整するための前記アクチュエー
タへの誤差訂正電流を生成して、そのことにより、前記
回転するディスク表面上の該スライダヘッドの惰性浮動
化を開始する前にランダムな変化を解消し解像度を向上
させる、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記ステップ(f)において、前記ス
テップ(c)から(e)を10回まで繰り返す請求項8
に記載の方法。 - 【請求項12】 前記ステップ(e)において、前記R
AMにメモリアレイを生成し、一「惰性浮動」回転ごと
に前記標本点のそれぞれからの惰性浮動ディジタル位置
信号を、該アレイの各行に記憶し、そのことによって、
該メモリアレイの各列が該書き込まれたばかりの磁気信
号トラックの標本点に対応するようにし、さらに、 前記ステップ(g)において、ある選択基準を用いて該
メモリアレイの該惰性浮動ディジタル位置信号の行を選
び出し、各標本点に対する平均惰性浮動ディジタル位置
信号を導き出して、該メモリアレイの選び出された行の
列の和を求め、得られた該和を該メモリアレイの残りの
列の数によって除算することによって各標本点に対する
ターゲットディジタル位置信号を与える、 請求項9に記載の方法。 - 【請求項13】 前記ステップ(e)において、前記R
AMにメモリアレイを生成し、一「惰性浮動」回転ごと
に前記標本点のそれぞれからの惰性浮動ディジタル位置
信号を、該アレイの各行に記憶し、そのことによって、
該メモリアレイの各列が該書き込まれたばかりの磁気信
号トラックの標本点に対応するようにし、さらに、 前記ステップ(g)において、ある選択基準を用いて該
メモリアレイの該惰性浮動ディジタル位置信号の列を選
び出し、各標本点に対する平均惰性浮動ディジタル位置
信号を導き出して、該メモリアレイの選び出された後の
残りの列の和を求め、得られた該和を該メモリアレイの
行の数によって除算することによって各標本点に対する
ターゲットディジタル位置信号を供給する、 請求項9に記載の方法。 - 【請求項14】 前記ステップ(g)において、各標本
点に対する平均惰性浮動ディジタル位置信号を求めて複
数の標本点に対するターゲットディジタル位置信号を供
給する前に、ある選択基準を用いて前記メモリアレイの
前記惰性浮動ディジタル位置信号の列を選び出すステッ
プをさらに有している請求項12に記載の方法。 - 【請求項15】 前記惰性浮動ディジタル位置信号の行
を選び出すための前記選択基準が、各惰性浮動回転の間
に得られる惰性浮動位置信号の振幅の変化の大きさを計
算し、信号振幅の変化の最大値および最小値を有する行
を廃棄することによって、少なくとも2つの行を除去す
るものである請求項12に記載の方法。 - 【請求項16】 前記惰性浮動ディジタル位置信号の列
を選び出すための前記選択基準が、各列に対して得られ
る惰性浮動位置信号の振幅の変化の大きさを計算し、信
号振幅の変化の最大値および最小値を有する列を廃棄す
ることによって、少なくとも2つの列を除去するもので
ある請求項13に記載の方法。 - 【請求項17】 A)最後に書き込まれたトラックのD
型サーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンの
前記基準エッジへの前記スライダヘッドの完全なサーボ
位置決めを開始し、前記ステップ(h)から(s)を順
次繰り返して、前記アクチュエータが半径方向の物理的
なストッパに当たるまで、4つの区別可能な型のサーボ
バーストおよびタイミング時期信号パターンのうち1つ
の次のトラックをステップ(k)(ii)、(q)および
(s)における各反復において順番に交互に書き込む
(A型、B型、C型、およびD型の順のサーボバースト
およびタイミング磁気信号パターン)ステップであっ
て、それによって、前記規定される初期基準トラックと
前記ディスク表面への前記スライダヘッドの半径方向の
移動を制限する2つの半径方向の物理的なストッパのう
ち1つとの間の前記回転するディスク表面の環状領域
が、順番に交互に書き込まれたA型、B型、C型、およ
びD型のサーボバーストおよびタイミング磁気信号パタ
ーンのインターリーブするチェッカーボードパターン、
および、前記ステップ(a)(i)で書き込まれた前記
初期非理想トラックの後の3つのインターリーブする区
別可能なサーボバーストおよびタイミング磁気信号パタ
ーントラックごとにその第一および第三のトラックの間
に規定される中央線をそれぞれ有する複数の互いに平行
な同心状のデータトラックを規定する前記m個の交互の
セグメント対からなる第一および残りのセグメントにイ
ンターリーブするトラックで占められている、ステップ
をさらに包含する請求項8に記載の方法。 - 【請求項18】 次のステップとして B)前記スライダヘッドを移動させ、前記ステップ
(k)(ii)で書き込まれた第一トラックのB型サーボ
バーストおよびタイミング磁気信号パターンの前記基準
エッジとは逆側のエッジ上にサーボ位置決めを開始し、
前記ステップ(h)から(s)を順次繰り返して、前記
アクチュエータが半径方向の他方の物理的なストッパに
当たるまで、4つの区別可能な型のサーボバーストおよ
びタイミング時期信号パターンのうち1つの次のトラッ
クをステップ(k)(ii)、(q)および(s)におけ
る各反復において順番に交互に書き込む(A型、D型、
C型、およびB型の順のサーボバーストおよびタイミン
グ磁気信号パターン)ステップであって、それによっ
て、前記規定される初期基準トラックと前記ディスク表
面への前記スライダヘッドの半径方向の移動を制限する
2つの半径方向の物理的なストッパのうち第二のストッ
パとの間の前記回転するディスク表面の環状領域が、順
番に交互に書き込まれたA型、B型、C型、およびD型
のサーボバーストおよびタイミング磁気信号パターンの
インターリーブするチェッカーボードパターン、およ
び、3つのインターリーブする区別可能なサーボバース
トおよびタイミング磁気信号パターントラックごとにそ
の第一および第三のトラックの間に規定される中央線を
それぞれ有する複数の互いに平行な同心状のデータトラ
ックを規定する前記m個の交互のセグメント対からなる
第一および残りのセグメントにインターリーブするトラ
ックで占められている、ステップを包含する請求項17
に記載の方法。 - 【請求項19】 ディスクドライブの記録用表面上にサ
ーボトラックを書き込む方法であって、該ディスクドラ
イブは、回転ディスク、トランスデューサ、および該デ
ィスクの該表面上を半径方向に該トランスデューサを移
動させるアクチュエータを備えており、該方法は、 該アクチュエータを用いて、該トランスデューサを第一
の停止限界まで移動させるステップと、 該ディスクが一回転するために必要な時間よりも長い
間、該トランスデューサを用いて該ディスク上に第一の
周波数信号を書込ステップと、 該トランスデューサに接続された可変利得増幅器を用い
て該第一の周波数信号を読み出すステップと、 アナログからディジタルへの変換器(ADC)の出力
で、該ADCの全スケール範囲の90から100パーセ
ント範囲内であるディジタル値を与えるために、該可変
利得増幅器の利得を調整し、該ディジタル値をメモリ内
に格納するステップと、 該トランスデューサに印加される電流を用いて該ディス
ク表面上の第一のトラックを消去するステップと、 該トランスデューサからの信号を同時に読み出しなが
ら、該第一の停止限界からは離れ、第二の停止限界に近
づく方向に該トランスデューサを移動させるように該ア
クチュエータを制御するステップと、 該トランスデューサによって読み出された信号の振幅
が、該メモリから読み出された該ADCのディジタル値
によって表される値の約半分である場合に、該アクチュ
エータによる該移動を停止させるステップと、 該アクチュエータが該第二の停止限界に当たるまで、連
続トラックに対して該消去、制御および停止のステップ
を繰り返し、これによって該ディスク表面を実質的に消
去するステップと、 該トランスデューサを用いてクロックトラックを書き込
むことにより一連の信号遷移を生じさせ、ここで、最後
の遷移は最初の遷移と結合して該クロックトラック内に
整数個の遷移を生成するステップと、 該クロックトラック内の一定数のクロック遷移を省略し
て基準ギャップを作成するステップと、 該クロックトラックを複数のセクタに分割し、各セクタ
を複数のセグメントに分割するステップであって、各セ
グメントには多数のクロック遷移が含まれる、ステップ
と、 各セクタの該2つの部分のそれぞれから得られ、該AD
Cによってディジタル化される信号をサンプリングし
(該トランスデューサおよび可変利得増幅器を用い
て)、そのようなトラック振幅測定値によって作成され
たメモリテーブル内の対応する各ディジタル値の1/2
を格納するステップと、 該テーブル内の最低のディジタル値と該テーブルの最高
のディジタル値とを比較して、比較結果が所定量を越え
る場合には該ディスクドライブを拒否するステップと、 該トランスデューサから同時に得られる複数の読み出し
振幅と、該メモリテーブルにおいてターゲット値として
用いられたそれぞれ対応するディジタル値とを、セグメ
ントごとに、およびセクタごとに比較することによって
決定されるように、該アクチュエータを用いて該第一の
停止限界に近づく方向へ該トランスデューサを半トラッ
クの位置に位置決めするステップと、 該トランスデューサを用いて、インターリーブするセグ
メントの第一のパターンを書き込み、前のクロックトラ
ックから介在するセグメントを読み出し、それによっ
て、該クロック遷移を生成するために用いられたクロッ
ク発振器の周波数ロックを維持するステップであって、
トラック間のビット同期も維持するステップと、 該トランスデューサから同時に得られる該第一のパター
ンに関連する複数の読み出し振幅と該テーブルにおいて
ターゲット値として用いられたそれぞれに対応するディ
ジタル値とを比較することによって決定されるように、
該アクチュエータを用いて該第一の停止限界にさらに近
づくように該トランスデューサを半トラックの位置に位
置決めするステップと該トランスデューサを用いて、該
第一のパターンのセグメントとは隣接して揃うように配
置されるセグメントの第二のパターンを書き込み、前の
クロックトラックから介在するセグメントを読み出し、
それによって、該クロック遷移を生成するために用いら
れたクロック発振器の周波数ロックを維持するステップ
であって、トラック間のビット同期も維持するステップ
と、を包含する方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/274,676 US5448429A (en) | 1992-11-10 | 1994-07-12 | Self-servowriting disk drive and method |
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| US08/342,587 | 1994-11-21 | ||
| US08/342,587 US5541784A (en) | 1992-11-10 | 1994-11-21 | Bootstrap method for writing servo tracks on a disk drive |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08212735A true JPH08212735A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=26957003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29357094A Withdrawn JPH08212735A (ja) | 1994-07-12 | 1994-11-28 | ディスクドライブにサーボトラックを書き込むブートストラップ方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08212735A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2011159379A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | パターンド磁気ディスクの平坦化に適合するサーボパターニングおよび書き込み |
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- 1994-11-28 JP JP29357094A patent/JPH08212735A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |