JPH08213819A - 特に時計への適用として用いられる、交流電圧のマイクロ波への変換およびその逆変換用の極小形アンテナ装置 - Google Patents
特に時計への適用として用いられる、交流電圧のマイクロ波への変換およびその逆変換用の極小形アンテナ装置Info
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- JPH08213819A JPH08213819A JP7271504A JP27150495A JPH08213819A JP H08213819 A JPH08213819 A JP H08213819A JP 7271504 A JP7271504 A JP 7271504A JP 27150495 A JP27150495 A JP 27150495A JP H08213819 A JPH08213819 A JP H08213819A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q1/00—Details of, or arrangements associated with, antennas
- H01Q1/27—Adaptation for use in or on movable bodies
- H01Q1/273—Adaptation for carrying or wearing by persons or animals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
Landscapes
- Waveguide Aerials (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Transceivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 交流電圧をマイクロ波に変換し、およびその
逆の変換を行う極小形のアンテナ装置であって共振周波
数の簡単な調整が可能であり時計における使用に適切で
あるものを実現する。 【解決手段】 直線状または円形状に偏波されたアンテ
ナが誘電体基板(2)およびそれに固定された導電要素
(3)を有し、該導電要素は縁部により周縁において境
界づけられ、該縁部は2つの垂直軸に沿い二重の平面対
称性を導電要素に与えるようになっている。導電要素
(3)は第1の軸(9)上にある励起点(8)および一
対のスロット(5),(6)を包含し、該スロットは第
2の軸(7)に沿い導電要素の周縁から中心へ向って延
びている。
逆の変換を行う極小形のアンテナ装置であって共振周波
数の簡単な調整が可能であり時計における使用に適切で
あるものを実現する。 【解決手段】 直線状または円形状に偏波されたアンテ
ナが誘電体基板(2)およびそれに固定された導電要素
(3)を有し、該導電要素は縁部により周縁において境
界づけられ、該縁部は2つの垂直軸に沿い二重の平面対
称性を導電要素に与えるようになっている。導電要素
(3)は第1の軸(9)上にある励起点(8)および一
対のスロット(5),(6)を包含し、該スロットは第
2の軸(7)に沿い導電要素の周縁から中心へ向って延
びている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交番電圧をマイクロ
波に変換し、およびその逆の変換を行うことが意図され
るアンテナ装置に関し、より特定的には、該電体基板に
より隔離される導電要素と接地プレートを具備する形式
のアンテナ装置に関する。
波に変換し、およびその逆の変換を行うことが意図され
るアンテナ装置に関し、より特定的には、該電体基板に
より隔離される導電要素と接地プレートを具備する形式
のアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】これらのアンテナ装置は、マイクロスト
リップのパッチのアンテナとして知られている。本発明
によるアンテナ装置は、GPS(地球的位置ぎめシステ
ム、Global Positioning Syst
em)の信号を送出しおよび/または受理するのに用い
られることが可能であり、さらに、時計またはその他の
時間計測用製品に組込まれることが可能である。したが
って本発明は、以下において、この例示的な応用に関連
して記述される。しかし、もちろん本発明はこの応用に
限定されないことが理解されるであろう。
リップのパッチのアンテナとして知られている。本発明
によるアンテナ装置は、GPS(地球的位置ぎめシステ
ム、Global Positioning Syst
em)の信号を送出しおよび/または受理するのに用い
られることが可能であり、さらに、時計またはその他の
時間計測用製品に組込まれることが可能である。したが
って本発明は、以下において、この例示的な応用に関連
して記述される。しかし、もちろん本発明はこの応用に
限定されないことが理解されるであろう。
【0003】前記の形式のアンテナの極小形化は一般的
には極めて高い誘電率をもつ基板を用いることにより達
成される。このことは必然的にセラミックの基板を用い
ることを意味する。このような基板の製造原価は多くの
場合高価である。
には極めて高い誘電率をもつ基板を用いることにより達
成される。このことは必然的にセラミックの基板を用い
ることを意味する。このような基板の製造原価は多くの
場合高価である。
【0004】さらに、この形式の極小形化されたアンテ
ナは極めて狹い帯域幅を有する。その結果として、製造
における許容限度のために、これらのアンテナの設計と
製造は困難な作業である。導電要素の縁部の機械的調整
は、アンテナの所望の共振周波数を得るため長い期間に
わたり用いられてきた技術である。しかし、そのような
解決策は破壊的であり煩わしいものである。
ナは極めて狹い帯域幅を有する。その結果として、製造
における許容限度のために、これらのアンテナの設計と
製造は困難な作業である。導電要素の縁部の機械的調整
は、アンテナの所望の共振周波数を得るため長い期間に
わたり用いられてきた技術である。しかし、そのような
解決策は破壊的であり煩わしいものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、前記に規定される形式の極小形化されたアンテナで
あって、知られているアンテナの不便さを少くとも部分
的に救済するもの、を提供することにある。
は、前記に規定される形式の極小形化されたアンテナで
あって、知られているアンテナの不便さを少くとも部分
的に救済するもの、を提供することにある。
【0006】本発明の他の1つの目的は、前記に規定さ
れる形式の極小形化されたアンテナであって、コンパク
トであり製造が比較的簡単であり低原価であるもの、を
提供することにある。
れる形式の極小形化されたアンテナであって、コンパク
トであり製造が比較的簡単であり低原価であるもの、を
提供することにある。
【0007】本発明の他の1つの目的は、前記に規定さ
れる形式の、極小形化されたアンテナであって、共振周
波数を簡単に調整することが可能であるもの、を提供す
ることにある。
れる形式の、極小形化されたアンテナであって、共振周
波数を簡単に調整することが可能であるもの、を提供す
ることにある。
【0008】本発明の他の1つの目的は、前記に規定さ
れる形式の極小形化されたアンテナであって、時計にお
ける使用に適しているもの、を提供することにある。
れる形式の極小形化されたアンテナであって、時計にお
ける使用に適しているもの、を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の事項を念頭におい
て、本発明の1つの形態においては、アンテナ回路から
の交流電圧を直線状に偏波されたマイクロ波へ変換す
る、およびその逆の変換を行うアンテナ装置であって、
該装置は、2つの対抗する側面をもつ第1の誘電体基
板、該第1の誘電体基板の第1の側に固定された導電要
素であって、周縁においてこの要素に2つの垂直軸によ
る2重の平面対称性を与える縁部により境界づけられる
もの、および、該第1の誘電体基板の第2の側に固定さ
れる接地プレート、を具備し、該導電要素は該導電性要
素を該アンテナ回路に接続する励起点を包含し、該アン
テナ回路は該励起点と該接地プレートの間に該交番電圧
を生成させるものであり、該励起点は該垂直軸の一方の
上に位置している、アンテナ装置において、該導電要素
は、スロットの第1の対を包含し、該スロットは該導電
要素の周縁から中心に向い該垂直軸の他方に沿い延びる
ものである、ことを特徴とするアンテナ装置の構成が提
供される。
て、本発明の1つの形態においては、アンテナ回路から
の交流電圧を直線状に偏波されたマイクロ波へ変換す
る、およびその逆の変換を行うアンテナ装置であって、
該装置は、2つの対抗する側面をもつ第1の誘電体基
板、該第1の誘電体基板の第1の側に固定された導電要
素であって、周縁においてこの要素に2つの垂直軸によ
る2重の平面対称性を与える縁部により境界づけられる
もの、および、該第1の誘電体基板の第2の側に固定さ
れる接地プレート、を具備し、該導電要素は該導電性要
素を該アンテナ回路に接続する励起点を包含し、該アン
テナ回路は該励起点と該接地プレートの間に該交番電圧
を生成させるものであり、該励起点は該垂直軸の一方の
上に位置している、アンテナ装置において、該導電要素
は、スロットの第1の対を包含し、該スロットは該導電
要素の周縁から中心に向い該垂直軸の他方に沿い延びる
ものである、ことを特徴とするアンテナ装置の構成が提
供される。
【0010】本発明の他の形態においては、アンテナ回
路からの交番電圧を直線状にまたは円形状に偏波された
マイクロ波へ変換する、およびその逆の変換を行うアン
テナ装置であって、該装置は、2つの対抗する側面をも
つ第1の誘電体基板、該第1の誘電体基板の第1の側に
固定された導電要素であって、周辺においてこの要素に
2つの垂直軸による2重の平面対称性を与える縁部によ
り境界づけられるもの、および、該第1の誘電体基板の
第2の側に固定される接地プレート、を具備し、該導電
要素は該導電要素を該アンテナ回路に接続する励起点を
包含し、該アンテナ回路は、該励起点と該接地プレート
の間に該交番電圧を生成させるものであり、該励起点は
該第1と第2の軸の間に形成される角度を、2等分す
る、第3の軸上に位置している、アンテナ装置におい
て、該導電要素は、該導電要素の周縁から中心へ向って
該第1の軸に沿い延びているスロットの第1の対、およ
び、該導電要素の周縁から中心へ向って該第2の軸に沿
い延びているスロットの第2の対、を包含する、ことを
特徴とするアンテナ装置の構成が提供される。
路からの交番電圧を直線状にまたは円形状に偏波された
マイクロ波へ変換する、およびその逆の変換を行うアン
テナ装置であって、該装置は、2つの対抗する側面をも
つ第1の誘電体基板、該第1の誘電体基板の第1の側に
固定された導電要素であって、周辺においてこの要素に
2つの垂直軸による2重の平面対称性を与える縁部によ
り境界づけられるもの、および、該第1の誘電体基板の
第2の側に固定される接地プレート、を具備し、該導電
要素は該導電要素を該アンテナ回路に接続する励起点を
包含し、該アンテナ回路は、該励起点と該接地プレート
の間に該交番電圧を生成させるものであり、該励起点は
該第1と第2の軸の間に形成される角度を、2等分す
る、第3の軸上に位置している、アンテナ装置におい
て、該導電要素は、該導電要素の周縁から中心へ向って
該第1の軸に沿い延びているスロットの第1の対、およ
び、該導電要素の周縁から中心へ向って該第2の軸に沿
い延びているスロットの第2の対、を包含する、ことを
特徴とするアンテナ装置の構成が提供される。
【0011】これらの構成における特徴により、本発明
によるアンテナ装置は、高誘電率をもつ基板の使用を必
要とすることなく、極小形のアンテナ装置を実現するこ
とを可能にする。
によるアンテナ装置は、高誘電率をもつ基板の使用を必
要とすることなく、極小形のアンテナ装置を実現するこ
とを可能にする。
【0012】本発明の一実施例によれば、本発明による
アンテナ装置は周波数調整用プレートをさらに具備し、
該第2の軸に沿う該プレートの周縁と中心の距離は、該
導電要素に関し、該プレートの面に垂直な中心を通る軸
のまわりの周波数調整用プレートの角度回転の関数とし
て変化するようになっている。
アンテナ装置は周波数調整用プレートをさらに具備し、
該第2の軸に沿う該プレートの周縁と中心の距離は、該
導電要素に関し、該プレートの面に垂直な中心を通る軸
のまわりの周波数調整用プレートの角度回転の関数とし
て変化するようになっている。
【0013】前記の構成の結果として、第3の軸のまわ
りの周波数調整用プレートの回転は、アンテナ装置の共
振周波数の簡単かつ精密な調整を行い、そしてこのこと
を導電要素の帯域幅より大なる帯域幅において行う、こ
とを可能にする。
りの周波数調整用プレートの回転は、アンテナ装置の共
振周波数の簡単かつ精密な調整を行い、そしてこのこと
を導電要素の帯域幅より大なる帯域幅において行う、こ
とを可能にする。
【0014】本発明のその他の特徴と利点は、例示とし
てのみ提供される、以下に記述され添付の図面を参照す
る説明中に表現されている。
てのみ提供される、以下に記述され添付の図面を参照す
る説明中に表現されている。
【0015】
【発明の実施の形態】図1および図2にあらわされる本
発明による極小形のアンテナ装置1のアセンブリは、誘
電体基板2、導電要素3、および接地面4を具備する。
導電要素は円板の一般的な形式を有し、「放射用パッ
チ」と称される。導電要素3と接地面4は誘電体基板2
の対抗する表面に付着される。アンテナ1は放射される
直線状に極性化された電磁波を受理するに適切な幾何学
的配置を有する。
発明による極小形のアンテナ装置1のアセンブリは、誘
電体基板2、導電要素3、および接地面4を具備する。
導電要素は円板の一般的な形式を有し、「放射用パッ
チ」と称される。導電要素3と接地面4は誘電体基板2
の対抗する表面に付着される。アンテナ1は放射される
直線状に極性化された電磁波を受理するに適切な幾何学
的配置を有する。
【0016】導電要素3は、軸7に沿い直径上で対抗す
るスロット5および6を包含する。スロット5および6
に導電要素3の周縁から中心に向って延びている。励起
点8が、導電要素3の面内において軸7に垂直な軸9上
に位置している。励起は同軸ケーブルにより供給され、
該同軸ケーブルの中心導体10は基板2を貫通し励起点
8の位置において導電要素2にはんだ付けされる。
るスロット5および6を包含する。スロット5および6
に導電要素3の周縁から中心に向って延びている。励起
点8が、導電要素3の面内において軸7に垂直な軸9上
に位置している。励起は同軸ケーブルにより供給され、
該同軸ケーブルの中心導体10は基板2を貫通し励起点
8の位置において導電要素2にはんだ付けされる。
【0017】図3は導電要素3の幾何学的配置をより精
密に示す。図3においては、スロット5および6は長さ
rx を有し、導電要素3は直径2Rを有し、ここにRは
導電要素3の半径であること、を了解することができ
る。
密に示す。図3においては、スロット5および6は長さ
rx を有し、導電要素3は直径2Rを有し、ここにRは
導電要素3の半径であること、を了解することができ
る。
【0018】スロット5および6はアンテナ1のための
容量性電荷を構成する。理論的考察は、本発明の文脈に
は関係がないからここでは考慮されないが、それによれ
ば、アンテナ1の共振周波数がスロット5および6の長
さrx に強く依存することが示される。これらの考察に
よれば、rx が零のとき、アンテナ1は周波数fc にお
いて共振する。しかしrx の値がRに接近すると、共振
周波数はfc /2に接近する。さらに、アンテナの直径
2Rが共振周波数fc の逆数の関数であることが知られ
ている。
容量性電荷を構成する。理論的考察は、本発明の文脈に
は関係がないからここでは考慮されないが、それによれ
ば、アンテナ1の共振周波数がスロット5および6の長
さrx に強く依存することが示される。これらの考察に
よれば、rx が零のとき、アンテナ1は周波数fc にお
いて共振する。しかしrx の値がRに接近すると、共振
周波数はfc /2に接近する。さらに、アンテナの直径
2Rが共振周波数fc の逆数の関数であることが知られ
ている。
【0019】或る長さ2Rについて共振周波数fc がf
c /2に近づくにつれ、或る共振周波数fc について長
さ2Rを半分に減少することが選択される可能性があ
る。換言すれば、導電性要素の周縁を中心から隔離する
全距離に実質的に沿ってスロットが延びるとき、アンテ
ナ1の最大の寸法が比率2で縮小されることが可能であ
る。これに関して、導電要素3をレーザビームにより切
断することにより実現することが可能であることに注意
すべきである。もちろん、スロット5および6を、導電
要素3のエッチングその他の化学的または機械的処理に
より実現することが可能である。
c /2に近づくにつれ、或る共振周波数fc について長
さ2Rを半分に減少することが選択される可能性があ
る。換言すれば、導電性要素の周縁を中心から隔離する
全距離に実質的に沿ってスロットが延びるとき、アンテ
ナ1の最大の寸法が比率2で縮小されることが可能であ
る。これに関して、導電要素3をレーザビームにより切
断することにより実現することが可能であることに注意
すべきである。もちろん、スロット5および6を、導電
要素3のエッチングその他の化学的または機械的処理に
より実現することが可能である。
【0020】図2および図3の導電要素の円形の形状は
本発明の導電要素の形式の一例をあらわすに過ぎないこ
とに注意すべきである。正方形の形状を用いることも可
能であり、また、その他のあらゆる導電要素であって周
縁において縁部により境界づけられ該縁部が2つの垂直
軸に沿う2重の平面の対称性をこれらの要素に付与する
ものを用いることも可能である。
本発明の導電要素の形式の一例をあらわすに過ぎないこ
とに注意すべきである。正方形の形状を用いることも可
能であり、また、その他のあらゆる導電要素であって周
縁において縁部により境界づけられ該縁部が2つの垂直
軸に沿う2重の平面の対称性をこれらの要素に付与する
ものを用いることも可能である。
【0021】直線状に偏波されるアンテナの場合は、励
起点は導電要素の2つの対称軸の一方の上に位置し、ス
ロット5および6は他方の対称軸に沿って延びている。
起点は導電要素の2つの対称軸の一方の上に位置し、ス
ロット5および6は他方の対称軸に沿って延びている。
【0022】図4は円形状に偏波された信号および直線
状に偏波された信号を受理しおよび放出する導電要素2
0の幾何学的配置を示す。導電要素20はスロット21
および22を包含し、該スロットは周縁から中心へ向っ
て延び、同じ軸23上に整列している。同様に導電要素
20はスロット24および25を包含し、該スロットは
周縁から中心へ向って延び、軸23に垂直な同じ軸26
上に整列している。励起点27は、2つの軸23および
24に対し45°偏位した軸上に位置している。
状に偏波された信号を受理しおよび放出する導電要素2
0の幾何学的配置を示す。導電要素20はスロット21
および22を包含し、該スロットは周縁から中心へ向っ
て延び、同じ軸23上に整列している。同様に導電要素
20はスロット24および25を包含し、該スロットは
周縁から中心へ向って延び、軸23に垂直な同じ軸26
上に整列している。励起点27は、2つの軸23および
24に対し45°偏位した軸上に位置している。
【0023】アンテナが直線状の偏波を有するようにす
るため、スロット21および22の長さrX およびスロ
ット24および25の長さry は等しくなければなら
ぬ。しかし、前記に記述されたような励起点について、
もしrx がry より適切な量だけ大であると、右手にお
ける円形状の偏波が得られる。図4の導電要素20の円
形形式は本発明の導電要素の特定の形式をあらわすに過
ぎないことが理解されるであろう。言うまでもないこと
であるが、導電性要素の正方形の形状または任意の他の
形状を用いることが可能であり、これらの形状のものは
周縁において縁部により境界づけられ、該縁部は2つの
垂直な軸に従う2重の平面対称性を実現する。
るため、スロット21および22の長さrX およびスロ
ット24および25の長さry は等しくなければなら
ぬ。しかし、前記に記述されたような励起点について、
もしrx がry より適切な量だけ大であると、右手にお
ける円形状の偏波が得られる。図4の導電要素20の円
形形式は本発明の導電要素の特定の形式をあらわすに過
ぎないことが理解されるであろう。言うまでもないこと
であるが、導電性要素の正方形の形状または任意の他の
形状を用いることが可能であり、これらの形状のものは
周縁において縁部により境界づけられ、該縁部は2つの
垂直な軸に従う2重の平面対称性を実現する。
【0024】例えば図4の導電要素20を包含するアン
テナのように、円形状または直線状に偏波されたアンテ
ナの場合には、導電要素の励起点27は2つの対称軸の
間の角度を2等分する軸の上に位置する。この場合にお
いては、スロット21,22,23、および24の対は
2つの対称軸に沿って延びている。
テナのように、円形状または直線状に偏波されたアンテ
ナの場合には、導電要素の励起点27は2つの対称軸の
間の角度を2等分する軸の上に位置する。この場合にお
いては、スロット21,22,23、および24の対は
2つの対称軸に沿って延びている。
【0025】本発明によるアンテナの共振周波数は、図
3の導電要素3のことを考えるならば、距離rの関数と
して、または、図4の導電要素のことを考えるならば、
距離rx およびry の関数として変化する。下記から了
解されるように、上部の層として特定の形状の周波数調
整用プレートを用いることにより、距離rを効果的に変
化させることができ、また、プレートの単純な回転によ
り距離rx およびryを効果的に変化させることができ
る。
3の導電要素3のことを考えるならば、距離rの関数と
して、または、図4の導電要素のことを考えるならば、
距離rx およびry の関数として変化する。下記から了
解されるように、上部の層として特定の形状の周波数調
整用プレートを用いることにより、距離rを効果的に変
化させることができ、また、プレートの単純な回転によ
り距離rx およびryを効果的に変化させることができ
る。
【0026】図5、図6、図7、および図8は、そのよ
うな周波数調整用プレートの例30,31,32、およ
び33を示し、導電要素のスロットにより規定される軸
の少くとも1つに沿う該プレートの周縁と中心の距離
は、導電要素に関し、プレートの面に垂直でプレートの
中心を通る軸Aのまわりのプレートの回転の角度の関数
として変化する。図5ないし図8に示される構造は、幾
つかの方法で実現することが可能である。例えば、それ
らは誘電体上に印刷され、または、金属のブロックから
機械工作されることが可能である。プレートの幾つかの
形状を思い浮かべることが可能であり、該形状の選定は
必要な同調の帯域および同調の分解能に依存する。
うな周波数調整用プレートの例30,31,32、およ
び33を示し、導電要素のスロットにより規定される軸
の少くとも1つに沿う該プレートの周縁と中心の距離
は、導電要素に関し、プレートの面に垂直でプレートの
中心を通る軸Aのまわりのプレートの回転の角度の関数
として変化する。図5ないし図8に示される構造は、幾
つかの方法で実現することが可能である。例えば、それ
らは誘電体上に印刷され、または、金属のブロックから
機械工作されることが可能である。プレートの幾つかの
形状を思い浮かべることが可能であり、該形状の選定は
必要な同調の帯域および同調の分解能に依存する。
【0027】導電要素の表面との電気的接触は必要がな
いのであり、その理由はプレートと導電要素が相互に絶
縁されているときスロットを通しての容量を変化させる
原理がはたらくからである。したがって、電気的接触を
維持することが希望される場合には電気的接触はこれら
のすべてのスロットについて均一であらねばならず、こ
のことは周波数調整用プレートの設計を複雑にする。そ
の結果として、周波数調整用プレートと導電要素のスロ
ットの間に誘電体プレートまたは空隙を用いることによ
り適切な絶縁を得ることは比較的簡単である。それに加
えて、この場合において、共振周波数のrx およびry
の変動に対する感度はより小である。
いのであり、その理由はプレートと導電要素が相互に絶
縁されているときスロットを通しての容量を変化させる
原理がはたらくからである。したがって、電気的接触を
維持することが希望される場合には電気的接触はこれら
のすべてのスロットについて均一であらねばならず、こ
のことは周波数調整用プレートの設計を複雑にする。そ
の結果として、周波数調整用プレートと導電要素のスロ
ットの間に誘電体プレートまたは空隙を用いることによ
り適切な絶縁を得ることは比較的簡単である。それに加
えて、この場合において、共振周波数のrx およびry
の変動に対する感度はより小である。
【0028】図9および図10は、誘電体基板41、接
地面42、導電要素43および周波数調整用プレート4
0を包含するアンテナ装置を示すが、該周波数調整用プ
レートは、他の誘電体基板45により導電要素から隔離
されている。導電要素は直交するスロット46,47,
48、および49を包含する。導電要素43について
の、軸Aのまわりの周波数調整用プレート44の回転は
スロット46ないし49の実効的長さを修正し、その結
果としてアンテナ40の共振周波数を修正する。
地面42、導電要素43および周波数調整用プレート4
0を包含するアンテナ装置を示すが、該周波数調整用プ
レートは、他の誘電体基板45により導電要素から隔離
されている。導電要素は直交するスロット46,47,
48、および49を包含する。導電要素43について
の、軸Aのまわりの周波数調整用プレート44の回転は
スロット46ないし49の実効的長さを修正し、その結
果としてアンテナ40の共振周波数を修正する。
【0029】アンテナ40は同軸状コネクタを包含し、
該コネクタの中心導体50は基板41を貫通する。中心
導体50は導電要素43にはんだ付けされ、外側導体は
接地面42にはんだ付けされる。同軸状コネクタの2つ
の導体はまたアンテナ回路に接続される。アンテナ40
は、同軸状コネクタの2つの導体間のアンテナ回路から
の交流電圧をマイクロ波に変換し、およびその逆の変換
を行う。
該コネクタの中心導体50は基板41を貫通する。中心
導体50は導電要素43にはんだ付けされ、外側導体は
接地面42にはんだ付けされる。同軸状コネクタの2つ
の導体はまたアンテナ回路に接続される。アンテナ40
は、同軸状コネクタの2つの導体間のアンテナ回路から
の交流電圧をマイクロ波に変換し、およびその逆の変換
を行う。
【0030】さらに、アンテナ40は中央支持体51を
包含し、該中央支持体は図9に示される構造の中心にお
ける開口52,53、および54を通り、アンテナ40
の他の要素との整列を維持する。中央支持体51は絶縁
材料により、または導電材料により実現されることが可
能であり、これら2つの材料の一方または他方の使用に
もとづく相違は共振周波数における小さい相違である。
いずれにせよ、この相違は、周波数調整用プレート44
の回転により補償されることが可能である。
包含し、該中央支持体は図9に示される構造の中心にお
ける開口52,53、および54を通り、アンテナ40
の他の要素との整列を維持する。中央支持体51は絶縁
材料により、または導電材料により実現されることが可
能であり、これら2つの材料の一方または他方の使用に
もとづく相違は共振周波数における小さい相違である。
いずれにせよ、この相違は、周波数調整用プレート44
の回転により補償されることが可能である。
【0031】導電要素43の中心が零の電圧の点である
こと、この点が開かれた回路内にあるか接地面と短絡状
態にあるかの事実は、アンテナの特性に影響を及ぼさな
い。好適には、金属製の中央支持体を使用することが可
能であるが、その理由は、その場合には導電要素43の
静電的電位および周波数調整用プレート44の静電的電
位は接地電位であるからである。このことは、アンテナ
40の電磁的両立性の見地からみて有利である可能性が
ある。
こと、この点が開かれた回路内にあるか接地面と短絡状
態にあるかの事実は、アンテナの特性に影響を及ぼさな
い。好適には、金属製の中央支持体を使用することが可
能であるが、その理由は、その場合には導電要素43の
静電的電位および周波数調整用プレート44の静電的電
位は接地電位であるからである。このことは、アンテナ
40の電磁的両立性の見地からみて有利である可能性が
ある。
【0032】図4の、スロット21および22の長さr
x とスロット24および25の長さry が等しいと、導
電要素20は、導電要素20の中心と励起点27を通る
ラインに沿って直線状に偏波される。図7または図9に
示されるような周波数調整用プレートを用いることによ
り、この直線状の偏波は調整されることが可能である。
x とスロット24および25の長さry が等しいと、導
電要素20は、導電要素20の中心と励起点27を通る
ラインに沿って直線状に偏波される。図7または図9に
示されるような周波数調整用プレートを用いることによ
り、この直線状の偏波は調整されることが可能である。
【0033】しかしながら、単一の励起点を有するアン
テナの円形状偏波は、導電要素20へ非対称性が導入さ
れ、それにより共振の2つの直交のモードが確立され得
るようになることを必要とする。このことが行われる1
つの態様は、導電要素20へ摂動セグメントを導入する
ことにある。これらの摂動セグメントの形状の幾つかの
例は図11および図12の導電要素64および65の参
照数字60,61,62、および63により示される。
次いでこれらの摂動セグメント60ないし63は切除さ
れて所望の対称性を導入することが可能である。
テナの円形状偏波は、導電要素20へ非対称性が導入さ
れ、それにより共振の2つの直交のモードが確立され得
るようになることを必要とする。このことが行われる1
つの態様は、導電要素20へ摂動セグメントを導入する
ことにある。これらの摂動セグメントの形状の幾つかの
例は図11および図12の導電要素64および65の参
照数字60,61,62、および63により示される。
次いでこれらの摂動セグメント60ないし63は切除さ
れて所望の対称性を導入することが可能である。
【0034】或る応用においては、アンテナの共振周波
数の調整は、基板の誘電率の値の不確定性を克服するた
めにのみ必要である。これらの場合においては、アンテ
ナは、いますぐ前記された摂動セグメントを用いること
により調整されることが可能である。単一の狹帯域幅の
周波数調整用のプレートが使用されそれによりアンテナ
が所望の周波数に同調され得ることが可能である。
数の調整は、基板の誘電率の値の不確定性を克服するた
めにのみ必要である。これらの場合においては、アンテ
ナは、いますぐ前記された摂動セグメントを用いること
により調整されることが可能である。単一の狹帯域幅の
周波数調整用のプレートが使用されそれによりアンテナ
が所望の周波数に同調され得ることが可能である。
【0035】図13、図14、および図15はプレート
70,71、および72の形状の例を示す。図16は図
13の周波数調整用プレート70と図12の導電要素6
5のアセンブリを示す。図17は図15の周波数調整用
要素72と図11の導電要素64のアセンブリを示す。
対応する導電要素について、周波数調整用プレート7
0,71、および72の形状の寸法は、プレート70,
71、および72の周縁から中心までの距離が回転の角
度の関数として僅かにだけ変化するものであると表現さ
れることに注意すべきである。
70,71、および72の形状の例を示す。図16は図
13の周波数調整用プレート70と図12の導電要素6
5のアセンブリを示す。図17は図15の周波数調整用
要素72と図11の導電要素64のアセンブリを示す。
対応する導電要素について、周波数調整用プレート7
0,71、および72の形状の寸法は、プレート70,
71、および72の周縁から中心までの距離が回転の角
度の関数として僅かにだけ変化するものであると表現さ
れることに注意すべきである。
【0036】アンテナの構造がスロットの長さrx とr
y が同じ値をもつというものである場合には、この対称
性はまた、2つの周波数調整用プレートの組合せを用い
ることにより導入されることが可能である。図18はプ
レートのそのような組合せの例を示す。この例において
は、図7および図8に示される周波数調整用プレート3
2および33は図4の導電要素20の上方で支持され
る。
y が同じ値をもつというものである場合には、この対称
性はまた、2つの周波数調整用プレートの組合せを用い
ることにより導入されることが可能である。図18はプ
レートのそのような組合せの例を示す。この例において
は、図7および図8に示される周波数調整用プレート3
2および33は図4の導電要素20の上方で支持され
る。
【0037】最初に、周波数調整用プレート32を回転
して直線状偏波と所望の周波数を確立させることが可能
である。次いで、周波数調整用プレート33が回転され
長さrx とry の間の制御の差が導入され、アンテナが
円形状に偏波された作動へ導びかれることが可能であ
る。有利なことであるが、2つの周波数調整用プレート
を使用することが、アンテナ製造のより大なる許容範囲
の使用を可能にする。
して直線状偏波と所望の周波数を確立させることが可能
である。次いで、周波数調整用プレート33が回転され
長さrx とry の間の制御の差が導入され、アンテナが
円形状に偏波された作動へ導びかれることが可能であ
る。有利なことであるが、2つの周波数調整用プレート
を使用することが、アンテナ製造のより大なる許容範囲
の使用を可能にする。
【0038】この説明は、以下において、本発明による
アンテナの製造の実際の例を参照することにより完成さ
れるであろう。アンテナは、導電要素の表面を正方形の
セルに分割するデジタル面を用いることにより想定され
るので、これらの例において表現される寸法は「セルの
寸法のΔ」であらわされるものである。
アンテナの製造の実際の例を参照することにより完成さ
れるであろう。アンテナは、導電要素の表面を正方形の
セルに分割するデジタル面を用いることにより想定され
るので、これらの例において表現される寸法は「セルの
寸法のΔ」であらわされるものである。
【0039】例1:直線状の偏波および大なる帯域幅の
調整について以下に述べられる。図3にあらわされる形
状をもつ導電要素は商品名ULTRALAM(登録商
標)で販売される材料からなる基板に境界づけを行った
ものである。基板の当初の寸法は144×144×1.
5mm3 であり、誘電率は2.5であった。基板の中心を
通り直径1mmの円形開口が穿孔された。アンテナは、標
準の50ΩのSMA形の同軸ケーブルを通して印加され
る信号により励起される。
調整について以下に述べられる。図3にあらわされる形
状をもつ導電要素は商品名ULTRALAM(登録商
標)で販売される材料からなる基板に境界づけを行った
ものである。基板の当初の寸法は144×144×1.
5mm3 であり、誘電率は2.5であった。基板の中心を
通り直径1mmの円形開口が穿孔された。アンテナは、標
準の50ΩのSMA形の同軸ケーブルを通して印加され
る信号により励起される。
【0040】導電要素の寸法はΔ=40/61mm,2R
=30.5Δ,r=19Δ,w=0.5Δ,yf=7Δ
である。さらに、導電要素の中心に3Δに等しい直径を
もつ開口が形成される。
=30.5Δ,r=19Δ,w=0.5Δ,yf=7Δ
である。さらに、導電要素の中心に3Δに等しい直径を
もつ開口が形成される。
【0041】図5に示される形状をもつ周波数調整用プ
レートが用いられた。アンテナのアセンブリは図19に
示される。周波数調整用プレートは円形のエポキシ樹脂
の板体からエッチングで作られる。この材料は高い剛性
をもつために選定された。円形の板体は厚さ0.8mm、
直径60mmのものである。図9に参照番号45で示され
るような他のエポキシ樹脂の円板も用いられた。この円
板は、導電要素と周波数調整用プレートの間の間隔保持
用円板としてはたらく。この間隔保持用円板は厚さ0.
1mm、直径25mmのものである。
レートが用いられた。アンテナのアセンブリは図19に
示される。周波数調整用プレートは円形のエポキシ樹脂
の板体からエッチングで作られる。この材料は高い剛性
をもつために選定された。円形の板体は厚さ0.8mm、
直径60mmのものである。図9に参照番号45で示され
るような他のエポキシ樹脂の円板も用いられた。この円
板は、導電要素と周波数調整用プレートの間の間隔保持
用円板としてはたらく。この間隔保持用円板は厚さ0.
1mm、直径25mmのものである。
【0042】アンテナの共振周波数が測定され、このア
ンテナの共振周波数は2.118GHz (角度φ1=90
°のとき)と2.448GHz (角度φ1=0°のとき)
の間に変動することが観測された。この変動は周波数調
整幅14.5%に対応する。共振周波数において測定さ
れた定在波比は帯域の全体の2倍より良好である。放射
パターンは反響室において3つの相異なる周波数すなわ
ち2.118GHz ,2.296GHz 、および2.448
GHz において測定されたが、これらの3つの周波数は周
波数調整用構造の3つの相異なる角度位置に対応する。
ンテナの共振周波数は2.118GHz (角度φ1=90
°のとき)と2.448GHz (角度φ1=0°のとき)
の間に変動することが観測された。この変動は周波数調
整幅14.5%に対応する。共振周波数において測定さ
れた定在波比は帯域の全体の2倍より良好である。放射
パターンは反響室において3つの相異なる周波数すなわ
ち2.118GHz ,2.296GHz 、および2.448
GHz において測定されたが、これらの3つの周波数は周
波数調整用構造の3つの相異なる角度位置に対応する。
【0043】これらの場合における共同偏波の線図は円
形の導電要素についての共同偏波の線図と同じである。
さらに、交差偏波のレベルは−20dBより小であり、こ
のことは、周波数調整用の構造はいかなる受容不可能の
交差偏波放射のいかなるレベルをも導入しないことをあ
らわす。
形の導電要素についての共同偏波の線図と同じである。
さらに、交差偏波のレベルは−20dBより小であり、こ
のことは、周波数調整用の構造はいかなる受容不可能の
交差偏波放射のいかなるレベルをも導入しないことをあ
らわす。
【0044】図19にあらわされるアンテナの周波数調
整用プレート33の回転の角度が値90°に制限される
ことに注意すべきである。しかし、図6にあらわされる
周波数調整用プレートの使用は、角度180°の回転を
可能にし、その結果として同じ周波数範囲における周波
数の最終的調整を可能にする。
整用プレート33の回転の角度が値90°に制限される
ことに注意すべきである。しかし、図6にあらわされる
周波数調整用プレートの使用は、角度180°の回転を
可能にし、その結果として同じ周波数範囲における周波
数の最終的調整を可能にする。
【0045】例2:円形状の偏波および広帯域の調整に
ついて以下に述べられる。図18に示されるようなアセ
ンブリをもつアンテナが製造される。このアンテナは、
導電要素のスロットの2つの直交軸間に形成される角度
を2等分する軸上に位置する単一の点において励起され
る。この励起の技術が知られている他の技術と比較して
極めて敏感であること、またこの励起の技術が、アンテ
ナの2つの退化モードの間の精密な隔離を必要とするこ
と、は知られている。特に、2つの共振周波数が、αが
α=2βf/(β+f・21/2 )であり、、βが、電圧
定在波比が2に等しい場合に、円形状に偏波した信号の
処理の間の共振周波数fc における導電要素の帯域幅で
あるとき、周波数αにより隔離されねばならぬ。
ついて以下に述べられる。図18に示されるようなアセ
ンブリをもつアンテナが製造される。このアンテナは、
導電要素のスロットの2つの直交軸間に形成される角度
を2等分する軸上に位置する単一の点において励起され
る。この励起の技術が知られている他の技術と比較して
極めて敏感であること、またこの励起の技術が、アンテ
ナの2つの退化モードの間の精密な隔離を必要とするこ
と、は知られている。特に、2つの共振周波数が、αが
α=2βf/(β+f・21/2 )であり、、βが、電圧
定在波比が2に等しい場合に、円形状に偏波した信号の
処理の間の共振周波数fc における導電要素の帯域幅で
あるとき、周波数αにより隔離されねばならぬ。
【0046】図4にあらわされる導電要素の幾何学的配
置は非対称の周波数調整用構造を用いることによりこの
目標に適合させられることが可能である。円形状の偏波
は導電要素のスロットの長さにおける非対称性を必要と
する。特に、図18の場合のように、第3のセクタに位
置する点において励起される導電要素の場合には、長さ
rx が長さry より大である事実は、右手式の円形状の
偏波をみちびく。
置は非対称の周波数調整用構造を用いることによりこの
目標に適合させられることが可能である。円形状の偏波
は導電要素のスロットの長さにおける非対称性を必要と
する。特に、図18の場合のように、第3のセクタに位
置する点において励起される導電要素の場合には、長さ
rx が長さry より大である事実は、右手式の円形状の
偏波をみちびく。
【0047】実際の経験によれば、アンテナの帯域が周
波数調整の関数として変動することが判明した。この変
動は、作用の精密な知識が必要であるから、単純な周波
数調整用プレートの設計を複雑にする可能性がある。図
18に示される2つのプレートのような2つの周波数調
整用プレートを使用することは、この問題を少くとも部
分的に克服する可能性がある。さらに、周波数調整用プ
レートを使用することはアンテナ製造のより大なる許容
限度が用いられることを可能にする。
波数調整の関数として変動することが判明した。この変
動は、作用の精密な知識が必要であるから、単純な周波
数調整用プレートの設計を複雑にする可能性がある。図
18に示される2つのプレートのような2つの周波数調
整用プレートを使用することは、この問題を少くとも部
分的に克服する可能性がある。さらに、周波数調整用プ
レートを使用することはアンテナ製造のより大なる許容
限度が用いられることを可能にする。
【0048】この例において、導電要素は商品名ULT
RALAM(登録商標)をもって販売される材料からな
る基板からエッチングにより製造される。基板の当初の
寸法は144×144×1.5mm3 であり、相対誘電率
は2.5であった。基板の中心に直径1mmの円形開口が
貫通された。アンテナは、標準の50ΩのSMA同軸ケ
ーブルを通して導電要素3に印加される信号により励起
される。
RALAM(登録商標)をもって販売される材料からな
る基板からエッチングにより製造される。基板の当初の
寸法は144×144×1.5mm3 であり、相対誘電率
は2.5であった。基板の中心に直径1mmの円形開口が
貫通された。アンテナは、標準の50ΩのSMA同軸ケ
ーブルを通して導電要素3に印加される信号により励起
される。
【0049】導電要素の寸法は、Δ=40/66mm,2
R=30.5Δ,rx =ry =19Δ,w=0.5Δ,
xf=yf=7Δ、である。さらに、3Δに等しい直径
をもつ開口が導電要素の中心に設けられる。
R=30.5Δ,rx =ry =19Δ,w=0.5Δ,
xf=yf=7Δ、である。さらに、3Δに等しい直径
をもつ開口が導電要素の中心に設けられる。
【0050】図7および図8に示される形式をもつ周波
数調整用プレートが用いられる。アンテナのアセンブリ
が図18に示される。図7の周波数調整用プレートは円
形のエポキシ樹脂の円板からエッチングにより製造され
る。円板は厚さ0.1mm、直径60mmを有する。図8の
周波数調整用プレートもまた円形のエポキシ樹脂の円板
からエッチングにより製造される。円板は厚さ0.8m
m、直径50mmを有する。図9の参照数字45で示され
るような、他のエポキシ樹脂の円板が間隔保持用円板と
して用いられ導電要素と周波数調整用プレートの間に位
置づけられる。間隔保持用円板は厚さ0.1mm、直径2
5mmを有する。2つの周波数調整用プレートの間には間
隔保持用円板は用いられない。
数調整用プレートが用いられる。アンテナのアセンブリ
が図18に示される。図7の周波数調整用プレートは円
形のエポキシ樹脂の円板からエッチングにより製造され
る。円板は厚さ0.1mm、直径60mmを有する。図8の
周波数調整用プレートもまた円形のエポキシ樹脂の円板
からエッチングにより製造される。円板は厚さ0.8m
m、直径50mmを有する。図9の参照数字45で示され
るような、他のエポキシ樹脂の円板が間隔保持用円板と
して用いられ導電要素と周波数調整用プレートの間に位
置づけられる。間隔保持用円板は厚さ0.1mm、直径2
5mmを有する。2つの周波数調整用プレートの間には間
隔保持用円板は用いられない。
【0051】アンテナの共振周波数の調整範囲は、第2
の例におけるアンテナの2つの退化モードの間の差によ
り、前出の例の調整範囲より僅かに小である。この差は
10%のオーダーである。共振において測定される電圧
定在波比は、周波数2.306MHz として、2より良好
である。
の例におけるアンテナの2つの退化モードの間の差によ
り、前出の例の調整範囲より僅かに小である。この差は
10%のオーダーである。共振において測定される電圧
定在波比は、周波数2.306MHz として、2より良好
である。
【0052】図18に示されるアセンブリが右手式の円
形の偏波を作り出すときに、プレート33の角度90°
の回転は左手式の円形の偏波を作り出すことに注意すべ
きである。
形の偏波を作り出すときに、プレート33の角度90°
の回転は左手式の円形の偏波を作り出すことに注意すべ
きである。
【0053】例3:円形状の偏波および狹帯域の調整に
ついて以下に述べられる。図11にあらわされる形式を
もつ導電要素は商品名TMM−10(登録商標)で販売
される材料の基板を境界づけることにより製造され、該
導電要素は右手式の円形状の偏波作用を可能にする摂動
用セグメントを包含する。基板は円形であり、直径3
4.5mmを有する。基板の厚さは0.635mm、相対誘
電率は9.2である。直径1.4mmの円形の開口が基板
の中心に貫通される。アンテナは標準の50ΩのSMA
同軸ケーブルを通して導電要素に印加される信号により
励起される。
ついて以下に述べられる。図11にあらわされる形式を
もつ導電要素は商品名TMM−10(登録商標)で販売
される材料の基板を境界づけることにより製造され、該
導電要素は右手式の円形状の偏波作用を可能にする摂動
用セグメントを包含する。基板は円形であり、直径3
4.5mmを有する。基板の厚さは0.635mm、相対誘
電率は9.2である。直径1.4mmの円形の開口が基板
の中心に貫通される。アンテナは標準の50ΩのSMA
同軸ケーブルを通して導電要素に印加される信号により
励起される。
【0054】導電要素の寸法は、2R=14.75mm、
rx =ry =9.5mm,w=0.25mm,xf=yf=
3.5mmである。さらに、1.693mmに等しい直径を
もつ開口が導電要素の中心に貫通される。
rx =ry =9.5mm,w=0.25mm,xf=yf=
3.5mmである。さらに、1.693mmに等しい直径を
もつ開口が導電要素の中心に貫通される。
【0055】図15に示される形状をもつ周波数調整用
プレートが用いられる。アンテナのアセンブリは図17
に示される。周波数調整用プレートは円形のエポキシ樹
脂を境界づけして製造される。この材料は大なる剛性を
有するから、この場合には好適なものである。円板は厚
さ0.8mm、直径25mmを有する。商品名TEFLON
(登録商標)で作られた誘電体円板が間隔保持用円板と
して用いられ、導電要素と周波数調整用プレートの間に
位置づけられる。この間隔保持用円板は厚さ0.254
mm、直径25mmを有する。この構造は2%のオーダーの
周波数調整範囲を得ることを可能にする。
プレートが用いられる。アンテナのアセンブリは図17
に示される。周波数調整用プレートは円形のエポキシ樹
脂を境界づけして製造される。この材料は大なる剛性を
有するから、この場合には好適なものである。円板は厚
さ0.8mm、直径25mmを有する。商品名TEFLON
(登録商標)で作られた誘電体円板が間隔保持用円板と
して用いられ、導電要素と周波数調整用プレートの間に
位置づけられる。この間隔保持用円板は厚さ0.254
mm、直径25mmを有する。この構造は2%のオーダーの
周波数調整範囲を得ることを可能にする。
【0056】アンテナは、周波数調整用プレートの回転
によりGPS信号(1.57542GHz )の周波数に調
整される。測定された軸比は2.54dBであり、帯域幅
は、電圧定在波比が2に等しいとして、12MHz であ
る。測定された増幅率は−6dBi である。
によりGPS信号(1.57542GHz )の周波数に調
整される。測定された軸比は2.54dBであり、帯域幅
は、電圧定在波比が2に等しいとして、12MHz であ
る。測定された増幅率は−6dBi である。
【0057】例4:円形状の偏波および狹帯域の調整に
ついて以下に述べられる。この例は、右手式の円形状偏
波作用のための摂動セグメントを具備する導電要素を用
いる。図12に示される形式をもつ導電要素は商品名T
MM−10(登録商標)からなる基板を境界づけするこ
とにより製造される。基板は円形であり、直径34.5
mmを有する。基板の厚さは1.27mm、相対誘電率は
9.2である。直径1.4mmの円形の開口が基板の中心
に貫通される。アンテナは、標準の50ΩのSMA同軸
ケーブルを通して導電要素に印加される信号により励起
される。導電要素の寸法は、2R=14.7mm,rx =
ry =10.12mm,w=0.25,xf=yf=1.
93mmである。さらに、1.631mmに等しい直径をも
つ開口が導電要素の中心に貫通される。
ついて以下に述べられる。この例は、右手式の円形状偏
波作用のための摂動セグメントを具備する導電要素を用
いる。図12に示される形式をもつ導電要素は商品名T
MM−10(登録商標)からなる基板を境界づけするこ
とにより製造される。基板は円形であり、直径34.5
mmを有する。基板の厚さは1.27mm、相対誘電率は
9.2である。直径1.4mmの円形の開口が基板の中心
に貫通される。アンテナは、標準の50ΩのSMA同軸
ケーブルを通して導電要素に印加される信号により励起
される。導電要素の寸法は、2R=14.7mm,rx =
ry =10.12mm,w=0.25,xf=yf=1.
93mmである。さらに、1.631mmに等しい直径をも
つ開口が導電要素の中心に貫通される。
【0058】図13に示される形式をもつ周波数調整用
プレートは、銅のブロックから機械工作により作られ
る。間隔保持用円板は用いられないが、中央支持要素に
より、周波数調整用プレートを導電要素の0.2mm上方
に支持することにより空隙が作り出される。アンテナの
アセンブリは図16に示される。
プレートは、銅のブロックから機械工作により作られ
る。間隔保持用円板は用いられないが、中央支持要素に
より、周波数調整用プレートを導電要素の0.2mm上方
に支持することにより空隙が作り出される。アンテナの
アセンブリは図16に示される。
【0059】この例においては、周波数調整用プレート
は90°回転され6%の周波数調整範囲を得ることが可
能である。周波数調整用プレート70の幾何学的配置
は、周縁と原点の距離が回転の角度の関数として4.5
mmと8.75mmの間で直線状に変動するという配置であ
る。
は90°回転され6%の周波数調整範囲を得ることが可
能である。周波数調整用プレート70の幾何学的配置
は、周縁と原点の距離が回転の角度の関数として4.5
mmと8.75mmの間で直線状に変動するという配置であ
る。
【0060】この例のアンテナはプラスチックのケース
内に装着され、周波数調整用プレートの回転によりGP
S信号(1.57542GHz )に同調している。ケース
がアンテナの接地プレートに固定されている状態で、測
定された軸比は1.78dBであり、電圧定在波比が2に
等しいときの帯域幅は11MHz である。測定された利得
は−4.0dBである。
内に装着され、周波数調整用プレートの回転によりGP
S信号(1.57542GHz )に同調している。ケース
がアンテナの接地プレートに固定されている状態で、測
定された軸比は1.78dBであり、電圧定在波比が2に
等しいときの帯域幅は11MHz である。測定された利得
は−4.0dBである。
【0061】この実施例の変形によれば、周波数調整用
プレート70は図14の周波数調整用プレート71で置
換されることが可能である。この周波数調整用プレート
は製造が容易であるが、その理由は、該周波数調整用プ
レートは産業界において現在利用可能な平行6面体の棒
から作ることが可能であるからである。この場合の調整
範囲は3%のオーダーであり、最大の回転角度は45°
である。
プレート70は図14の周波数調整用プレート71で置
換されることが可能である。この周波数調整用プレート
は製造が容易であるが、その理由は、該周波数調整用プ
レートは産業界において現在利用可能な平行6面体の棒
から作ることが可能であるからである。この場合の調整
範囲は3%のオーダーであり、最大の回転角度は45°
である。
【0062】本発明は幾つかの興味ある応用を可能にす
る。まず、導電要素の幾何学的配置は、導電要素の寸法
を適切に制御することを可能にする。円形または矩形の
形状のような現在の形状は所望の共振周波数に従い、お
よび使用される基板の特徴に従い、固定の寸法を有す
る。可変のスロット形成を用いることにより、アンテナ
の寸法は比率2をもって修正されることが可能である。
さらに、導電要素の形状は利用可能な表面の最適の使用
を可能にするが、その理由は極めて小なる非金属化表面
が存在するのみであるからである。その結果として、本
発明は、最適の増幅率対寸法の比を維持しつつアンテナ
の極小形化を可能にする。
る。まず、導電要素の幾何学的配置は、導電要素の寸法
を適切に制御することを可能にする。円形または矩形の
形状のような現在の形状は所望の共振周波数に従い、お
よび使用される基板の特徴に従い、固定の寸法を有す
る。可変のスロット形成を用いることにより、アンテナ
の寸法は比率2をもって修正されることが可能である。
さらに、導電要素の形状は利用可能な表面の最適の使用
を可能にするが、その理由は極めて小なる非金属化表面
が存在するのみであるからである。その結果として、本
発明は、最適の増幅率対寸法の比を維持しつつアンテナ
の極小形化を可能にする。
【0063】アンテナについての前記の例3および例4
は人工衛星から送出されたGPS波を受信することを意
図するものである。アンテナの寸法は腕時計のケース内
に装着されることが可能である程度である。腕時計内で
は、アンテナは例えば電動機と時計針の間に位置づけら
れることが可能である。
は人工衛星から送出されたGPS波を受信することを意
図するものである。アンテナの寸法は腕時計のケース内
に装着されることが可能である程度である。腕時計内で
は、アンテナは例えば電動機と時計針の間に位置づけら
れることが可能である。
【0064】図20は時計ケース81、背面82、およ
びクリスタルガラス83を具備する腕時計80の断面図
である。腕時計80は、誘電体基板85、時計ケースに
接続された接地プレート86、導電要素87、および周
波数調整用プレート88を包含し、該周波数調整用プレ
ートは他の誘電体基板89により導電要素87から隔離
されている。導電要素は直交するスロットの2対を包含
する。スロットの該2対のうちの一方の対の長さは他方
の対の長さより大であり、それによりアンテナ87の偏
波の円形が確保される。導電要素87に関する、周波数
調整用プレート88の回転は、直交するスロットの2対
の長さを知らせ、その結果としてアンテナ84の共振周
波数を修正する。
びクリスタルガラス83を具備する腕時計80の断面図
である。腕時計80は、誘電体基板85、時計ケースに
接続された接地プレート86、導電要素87、および周
波数調整用プレート88を包含し、該周波数調整用プレ
ートは他の誘電体基板89により導電要素87から隔離
されている。導電要素は直交するスロットの2対を包含
する。スロットの該2対のうちの一方の対の長さは他方
の対の長さより大であり、それによりアンテナ87の偏
波の円形が確保される。導電要素87に関する、周波数
調整用プレート88の回転は、直交するスロットの2対
の長さを知らせ、その結果としてアンテナ84の共振周
波数を修正する。
【0065】腕時計80は同軸ケーブル90をさらに包
含し、該同軸ケーブルの中心導体は誘電体基板85を貫
通する。この中心導体は導電要素87にはんだ付けさ
れ、一方、外側導体は接地プレート86にはんだ付けさ
れる。同軸ケーブルの2つの導体はまた、腕時計80内
において背面82と接地プレート86の間に位置するア
ンテナ回路91に接続される。
含し、該同軸ケーブルの中心導体は誘電体基板85を貫
通する。この中心導体は導電要素87にはんだ付けさ
れ、一方、外側導体は接地プレート86にはんだ付けさ
れる。同軸ケーブルの2つの導体はまた、腕時計80内
において背面82と接地プレート86の間に位置するア
ンテナ回路91に接続される。
【0066】さらに、腕時計80は中心支持体92を包
含し、該中心支持体上に時計、分針、および秒針93,
94、および95が装着される。中心支持体92は時計
の機械装置96に接続され、該時計の機械装置はまた、
背面と接地プレートの間に位置づけられる。時計の機械
装置96は時計80の針93ないし95を駆動し、それ
により標準の時間が表示される。さらに、中心支持体9
2はアンテナ80の種々の要素85ないし88の整列を
維持するようにはたらく。
含し、該中心支持体上に時計、分針、および秒針93,
94、および95が装着される。中心支持体92は時計
の機械装置96に接続され、該時計の機械装置はまた、
背面と接地プレートの間に位置づけられる。時計の機械
装置96は時計80の針93ないし95を駆動し、それ
により標準の時間が表示される。さらに、中心支持体9
2はアンテナ80の種々の要素85ないし88の整列を
維持するようにはたらく。
【0067】アンテナ80の付近の環境はアンテナの共
振周波数に或る影響を及ぼす。この点につき、導電要素
87のスロットに関する針93ないし95の角度位置は
アンテナの共振周波数に或る影響を及ぼす。アンテナ8
0による信号の受信または送信の期間に、この影響を補
償するために、針93ないし95は、時計の機械装置に
より、アンテナ80の共振周波数にほとんど影響を及ぼ
さない角度位置へみちびかれる。
振周波数に或る影響を及ぼす。この点につき、導電要素
87のスロットに関する針93ないし95の角度位置は
アンテナの共振周波数に或る影響を及ぼす。アンテナ8
0による信号の受信または送信の期間に、この影響を補
償するために、針93ないし95は、時計の機械装置に
より、アンテナ80の共振周波数にほとんど影響を及ぼ
さない角度位置へみちびかれる。
【0068】好適には、角度位置は、針93ないし95
のいずれもが導電要素87のスロットに重畳しないよう
な位置である。さらに、アンテナ80の共振周波数に対
する針93ないし95の影響を常に同じにするため、各
受信または送信の期間に、針93ないし95は同じ角度
位置へみちびかれることが可能である。
のいずれもが導電要素87のスロットに重畳しないよう
な位置である。さらに、アンテナ80の共振周波数に対
する針93ないし95の影響を常に同じにするため、各
受信または送信の期間に、針93ないし95は同じ角度
位置へみちびかれることが可能である。
【0069】前記したアンテナの共振周波数の調整用の
構造は、まず、基板材料の特性の不均一性を補償するこ
と、次いで、広い帯域にわたり周波数を調整すること、
を可能にする。さらに、アンテナの寸法は最小に維持さ
れるが、その理由は周波数調整用の構造はアンテナの厚
さを極めて僅かしか増大させないからである。
構造は、まず、基板材料の特性の不均一性を補償するこ
と、次いで、広い帯域にわたり周波数を調整すること、
を可能にする。さらに、アンテナの寸法は最小に維持さ
れるが、その理由は周波数調整用の構造はアンテナの厚
さを極めて僅かしか増大させないからである。
【0070】知られている円形のアンテナを用いてその
ような寸法を得るには、15のオーダーの相対誘電率を
もつ基板を用いることが必要であることに注意すべきで
ある。そのような誘電率であることはセラミックの基板
を用いることを必要にし高価な製造原価をみちびく。こ
れらのセラミックの基板が多くの応用においてさらなる
特徴をもつことにもまた注意すべきである。例えば、ア
ンテナの付近の環境はアンテナの共振周波数に或る影響
を及ぼす。この影響はアンテナの周波数調整用プレート
を簡単に回転することにより補償されることが可能であ
る。この点につき、本発明のアンテナを包含する腕時計
の針は、この影響を低減させるために、プラスチックま
たは任意の他の非金属材料で作られることが好適であ
る。
ような寸法を得るには、15のオーダーの相対誘電率を
もつ基板を用いることが必要であることに注意すべきで
ある。そのような誘電率であることはセラミックの基板
を用いることを必要にし高価な製造原価をみちびく。こ
れらのセラミックの基板が多くの応用においてさらなる
特徴をもつことにもまた注意すべきである。例えば、ア
ンテナの付近の環境はアンテナの共振周波数に或る影響
を及ぼす。この影響はアンテナの周波数調整用プレート
を簡単に回転することにより補償されることが可能であ
る。この点につき、本発明のアンテナを包含する腕時計
の針は、この影響を低減させるために、プラスチックま
たは任意の他の非金属材料で作られることが好適であ
る。
【0071】最後に、本発明の範囲を逸脱することなく
本発明によるアンテナ装置に多くの変形が施されること
が可能であることに注意すべきである。この点につき、
本発明が、図20に示されるアナログの表示手段でなく
デジタルの表示手段を具備する腕時計においても用いら
れることが可能であることが評価されるべきである。
本発明によるアンテナ装置に多くの変形が施されること
が可能であることに注意すべきである。この点につき、
本発明が、図20に示されるアナログの表示手段でなく
デジタルの表示手段を具備する腕時計においても用いら
れることが可能であることが評価されるべきである。
【図1】本発明によるアンテナ装置の断面図である。
【図2】図1のアンテナ装置の透視図である。
【図3】図1および図2のアンテナ装置の導電要素の平
面図である。
面図である。
【図4】図3の導電要素の具体化の変形の平面図であ
る。
る。
【図5】図1のアンテナ装置の共振周波数を調整するこ
とを意図する周波数調整用プレートの平面図である。
とを意図する周波数調整用プレートの平面図である。
【図6】図5の周波数調整用プレートの具体化の第1の
変形の図である。
変形の図である。
【図7】図5の周波数調整用プレートの具体化の第2の
変形の図である。
変形の図である。
【図8】図5の周波数調整用プレートの具体化の第3の
変形の図である。
変形の図である。
【図9】本発明による他のアンテナ装置の分解された透
視図である。
視図である。
【図10】図9のアンテナ装置の断面図である。
【図11】本発明による導電要素の具体化の他の変形の
平面図である。
平面図である。
【図12】本発明による導電要素の具体化の他の変形の
平面図である。
平面図である。
【図13】図5の周波数調整用プレートの具体化の他の
変形の平面図である。
変形の平面図である。
【図14】図5の周波数調整用プレートの具体化の他の
変形の平面図である。
変形の平面図である。
【図15】図5の周波数調整用プレートの具体化の他の
変形の平面図である。
変形の平面図である。
【図16】図13の周波数調整用プレートと図12の導
電要素のアセンブリの平面図である。
電要素のアセンブリの平面図である。
【図17】図15の周波数調整用プレートと図11の導
電要素のアセンブリの平面図である。
電要素のアセンブリの平面図である。
【図18】図7および図8の周波数調整用プレートと図
4の導電要素のアセンブリの平面図である。
4の導電要素のアセンブリの平面図である。
【図19】図5の周波数調整用プレートと図3の導電要
素のアセンブリの平面図である。
素のアセンブリの平面図である。
【図20】本発明によるアンテナ装置を包含する時計の
断面図である。
断面図である。
1…アンテナ 2…誘電体基板 3…導電要素 4…接地プレート 5,6…スロット 7…軸 8…励起点 9…軸 10…同軸ケーブル中心導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュアン ラモン モシグ スイス国,ツェーハー−1020 ルネン,シ ュール ラ クロワ 29 (72)発明者 フレディ ガルディオル スイス国,ツェーハー−1009 プリー,シ ュマン デ グラミネ 11
Claims (23)
- 【請求項1】 アンテナ回路からの交流電圧を直線状に
偏波されたマイクロ波へ変換する、およびその逆の変換
を行うアンテナ装置であって、該装置は、2つの対抗す
る側面をもつ第1の誘電体基板、該第1の誘電体基板の
第1の側に固定された導電要素であって、周縁において
この要素に2つの垂直軸による2重の平面対称性を与え
る縁部により境界づけられるもの、および、該第1の誘
電体基板の第2の側に固定される接地プレート、を具備
し、該導電要素は該導電性要素を該アンテナ回路に接続
する励起点を包含し、該アンテナ回路は該励起点と該接
地プレートの間に該交番電圧を生成させるものであり、
該励起点は該垂直軸の一方の上に位置している、アンテ
ナ装置において、該導電要素は、スロットの第1の対を
包含し、該スロットは該導電要素の周縁から中心に向い
該垂直軸の他方に沿い延びるものである、ことを特徴と
するアンテナ装置。 - 【請求項2】 該スロットは該導電要素の周縁を中心か
ら隔離する実質的な全距離にわたり延びている、請求項
1記載のアンテナ装置。 - 【請求項3】 該アンテナ装置は、第1の周波数調整用
プレートをさらに具備し、該第2の軸に沿う該プレート
の周縁と中心の間の距離は、該導電要素に関し、該プレ
ートの面に垂直で中心を通る軸のまわりの該プレートの
回転の角度の関数として変化する、請求項1または2記
載のアンテナ装置。 - 【請求項4】 該周波数調整用プレートは金属のブロッ
クから機械工作されたものである、請求項3記載のアン
テナ装置。 - 【請求項5】 該周波数調整用プレートは第2の誘電体
基板上に印刷されている、請求項2または3記載のアン
テナ装置。 - 【請求項6】 該アンテナ装置は該第1の導電要素を該
周波数調整用プレートから隔離するスペーシング用円板
をさらに具備する、請求項3〜5のいずれかに記載のア
ンテナ装置。 - 【請求項7】 該周波数調整用プレートと該導電要素は
空隙により隔離されている、請求項3〜5のいずれかに
記載のアンテナ装置。 - 【請求項8】 該アンテナ装置は、中心支持体であっ
て、第1の誘電体基板および該周波数調整用プレートを
貫通し、前記の諸要素が装着されるもの、をさらに具備
する、請求項1〜7のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 【請求項9】 該中心支持体は導電材料により作られた
ものである、請求項8記載のアンテナ装置。 - 【請求項10】 アンテナ回路からの交番電圧を直線状
にまたは円形状に極性化されたマイクロ波へ変換する、
およびその逆の変換を行うアンテナ装置であって、該装
置は、 2つの対抗する側面をもつ第1の誘電体基板、 該第1の誘電体基板の第1の側に固定された導電要素で
あって、周辺においてこの要素に2つの垂直軸による2
重の平面対称性を与える縁部により境界づけられるも
の、および、該第1の誘電体基板の第2の側に固定され
る接地プレート、を具備し、該導電要素は該導電要素を
該アンテナ回路に接続する励起点を包含し、該アンテナ
回路は、該励起点と該接地プレートの間に該交番電圧を
生成させるものであり、該励起点は該第1と第2の軸の
間に形成される角度を、2等分する、第3の軸上に位置
している、アンテナ装置において、該導電要素は、該導
電要素の周縁から中心へ向って該第1の軸に沿い延びて
いるスロットの第1の対、および、該導電要素の周縁か
ら中心へ向って該第2の軸に沿い延びているスロットの
第2の対、を包含する、ことを特徴とするアンテナ装
置。 - 【請求項11】 該スロットは該導電要素の周縁を中心
から隔離する実質的な全距離にわたり延びている、請求
項10記載のアンテナ装置。 - 【請求項12】 スロットの該第1の対の長さはスロッ
トの該第2の対の長さより大であり、それにより該円形
状に偏波されたマイクロ波が発生する、請求項10また
は11記載のアンテナ装置。 - 【請求項13】 該アンテナ装置は、第1の周波数調整
用のプレートをさらに具備し、該第2の軸に沿う該プレ
ートの周縁と中心の間の距離は、該導電要素に関し、該
プレートの面に垂直で中心を通る軸のまわりの該第1の
周波数調整用プレートの回転の角度の関数として変化す
る、請求項10〜12のいずれかに記載のアンテナ装
置。 - 【請求項14】 該第2の軸に沿う該第1の周波数調整
用のプレートの周縁と中心の間の距離は、該導電要素に
関し、該周波数調整用プレートの回転の角度の関数とし
て変化する、請求項13記載のアンテナ装置。 - 【請求項15】 該アンテナ装置は、第2の周波数調整
用プレートをさらに具備し、該第1の軸に沿う該第2の
周波数調整用プレートの周縁と中心の間の距離は、該導
電要素に関し、軸のまわりの、該第2のプレートの回転
の角度の関数として変化する、請求項14記載のアンテ
ナ装置。 - 【請求項16】 該周波数調整用プレートの少くとも1
つは金属のブロックから機械工作されたものである、請
求項13〜15のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 【請求項17】 該周波数調整用プレートの少くとも1
つは第2の誘電体基板上に印刷されている、請求項13
〜15のいずれかに記載のアンテナ装置。 - 【請求項18】 該アンテナ装置は、該導電要素と該周
波数調整用プレートの少くとも1つを隔離するスペーシ
ング用円板をさらに具備する、請求項13〜17のいず
れかに記載のアンテナ装置。 - 【請求項19】 該周波数調整用プレートと該導電要素
が空隙により隔離されている、請求項13〜17のいず
れかに記載のアンテナ装置。 - 【請求項20】 該アンテナ装置は中央支持体であっ
て、第1の誘電体基板および該周波数調整用プレートの
少くとも1つを貫通し、前記の諸要素が装着されるも
の、をさらに具備する、請求項10〜19のいずれかに
記載のアンテナ装置。 - 【請求項21】 該中央支持体は導電材料により作られ
たものである、請求項20記載のアンテナ装置。 - 【請求項22】 請求項8,9,20および21のいず
れかに記載のアンテナ装置を具備する時計装置であっ
て、時計針、時計ケース、電動機、および該電動機と該
時計針を接続する軸、を具備する時計装置において、 該アンテナは該電動機と該時計針の間に位置し、 該中央支持体は長手軸に沿い中空状であり、 該軸は該中央支持体の内部に沿い延びている、ことを特
徴とする時計装置。 - 【請求項23】 該時計針はプラスチックにより作られ
ている、請求項22記載の時計装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9412480 | 1994-10-19 | ||
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