JPH08213868A - 半導体移相器 - Google Patents
半導体移相器Info
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- JPH08213868A JPH08213868A JP1792195A JP1792195A JPH08213868A JP H08213868 A JPH08213868 A JP H08213868A JP 1792195 A JP1792195 A JP 1792195A JP 1792195 A JP1792195 A JP 1792195A JP H08213868 A JPH08213868 A JP H08213868A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 並列共振用線路の影響による特性の劣化を補
償し、反射、損失特性の良好なFET移相器を得る。 【構成】 基準線路と基準線路の入力側に設置された第
1の半導体スイッチと基準線路の出力側に設置された第
2の半導体スイッチと、遅延線路と遅延線路の入力側に
第3の半導体スイッチと遅延線路の出力側に第4の半導
体スイッチと、第1と第2のスイッチを同時にオン・オ
フ制御し、第3と第4の半導体スイッチを同時に第1と
第2のスイッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動
回路と、入力点に設けられた第1、第3のスイッチのオ
ン時のインピーダンスを補償する第1のインピーダンス
補償用ショートスタブと、出力点に設けられた第2、第
4のスイッチのオン時のインピーダンスを補償する第2
のインピーダンス補償用ショートスタブとを備えた。
償し、反射、損失特性の良好なFET移相器を得る。 【構成】 基準線路と基準線路の入力側に設置された第
1の半導体スイッチと基準線路の出力側に設置された第
2の半導体スイッチと、遅延線路と遅延線路の入力側に
第3の半導体スイッチと遅延線路の出力側に第4の半導
体スイッチと、第1と第2のスイッチを同時にオン・オ
フ制御し、第3と第4の半導体スイッチを同時に第1と
第2のスイッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動
回路と、入力点に設けられた第1、第3のスイッチのオ
ン時のインピーダンスを補償する第1のインピーダンス
補償用ショートスタブと、出力点に設けられた第2、第
4のスイッチのオン時のインピーダンスを補償する第2
のインピーダンス補償用ショートスタブとを備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フェイズド・アレイ
・レーダ等のマイクロ波通信に用いる半導体移相器に関
するものである。
・レーダ等のマイクロ波通信に用いる半導体移相器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えば電子通信学会より昭和
56年10月20日発効された通信用マイクロ波回路の
第315頁ないし第318頁に記載されている、従来の
スイッチドライン型移相器をマイクロ帯で使用した場合
のFETを用いた等価回路図である。図中、1はマイク
ロ波信号が入力される入力端子である。2は上記マイク
ロ波信号が出力される出力端子である。3はインピーダ
ンスZ1 、角度θ1 を有する基準線路、4はインピーダ
ンスZ2 、角度θ2 を有する遅延線路、5a〜5dは入
出力端子1、2に直列に装荷されたFET、6a〜6d
はFET5a〜5dのソース電極とドレイン電極との間
に並列に接続されたインピーダンスZ3 角度θ3 を有す
る並列共振用線路である。7、8はFET5a、5b及
び5c、5dの各ゲート電極に共通にバイアス電圧を加
えるためのバイアス端子、9a〜9dはそれぞれ上記各
ゲート電極とバイアス端子7、8との間に接続された抵
抗、10a、10bはそれぞれバイアス端子7、8に接
続されたマイクロ波信号漏洩防止用コンデンサである。
56年10月20日発効された通信用マイクロ波回路の
第315頁ないし第318頁に記載されている、従来の
スイッチドライン型移相器をマイクロ帯で使用した場合
のFETを用いた等価回路図である。図中、1はマイク
ロ波信号が入力される入力端子である。2は上記マイク
ロ波信号が出力される出力端子である。3はインピーダ
ンスZ1 、角度θ1 を有する基準線路、4はインピーダ
ンスZ2 、角度θ2 を有する遅延線路、5a〜5dは入
出力端子1、2に直列に装荷されたFET、6a〜6d
はFET5a〜5dのソース電極とドレイン電極との間
に並列に接続されたインピーダンスZ3 角度θ3 を有す
る並列共振用線路である。7、8はFET5a、5b及
び5c、5dの各ゲート電極に共通にバイアス電圧を加
えるためのバイアス端子、9a〜9dはそれぞれ上記各
ゲート電極とバイアス端子7、8との間に接続された抵
抗、10a、10bはそれぞれバイアス端子7、8に接
続されたマイクロ波信号漏洩防止用コンデンサである。
【0003】次に動作について説明する。このスイッチ
ドライン型FET移相器は、バイアス端子7、8にコン
プリメント信号(FETのON、OFF信号)を印加し
FETのスイッチングを行うことにより、角度の異なる
二つの線路を切り替え、二つの線路差の移相を得る移相
器である。まず、FET部分に着目すると、FETのO
N時及びOFF時の等価回路は図15(a)、(b)の
ようになる。ONの時のソース・ドレイン間抵抗11は
非常に小さい値となり、ソース・ドレイン間はほぼ短絡
状態となる。又、OFF時には、ソース・ドレイン間抵
抗12は非常に大きい値となるが抵抗12と並列に容量
成分13が発生し、マイクロ波信号が通過してしまうこ
とになるが、並列共振用線路6をFETと並列に付加
し、所望中心波数で共振させることにより所望帯域では
抵抗成分12だけが残り、並列共振用線路を含めたFE
TのOFF時のソース・ドレイン間はほぼ開放状態とな
る。
ドライン型FET移相器は、バイアス端子7、8にコン
プリメント信号(FETのON、OFF信号)を印加し
FETのスイッチングを行うことにより、角度の異なる
二つの線路を切り替え、二つの線路差の移相を得る移相
器である。まず、FET部分に着目すると、FETのO
N時及びOFF時の等価回路は図15(a)、(b)の
ようになる。ONの時のソース・ドレイン間抵抗11は
非常に小さい値となり、ソース・ドレイン間はほぼ短絡
状態となる。又、OFF時には、ソース・ドレイン間抵
抗12は非常に大きい値となるが抵抗12と並列に容量
成分13が発生し、マイクロ波信号が通過してしまうこ
とになるが、並列共振用線路6をFETと並列に付加
し、所望中心波数で共振させることにより所望帯域では
抵抗成分12だけが残り、並列共振用線路を含めたFE
TのOFF時のソース・ドレイン間はほぼ開放状態とな
る。
【0004】従って、今、バイアス端子7にFETのO
N電圧及びバイアス端子8にFETのOFF電圧を加え
た場合は、入力端子1から入力されたマイクロ波信号
は、FET5aがON、FET5cがOFF状態である
ため基準路線3へ入力される。更にFET5bがON、
FET5dがOFF状態であるため、出力端子2へ出力
される。又、逆にバイアス端子7にOFF電圧、バイア
ス端子8にON電圧を加えた場合は、入力端子1から入
力されたマイクロ波信号は、遅延線路4を通り出力端子
2へ出力される。以上より、FETを切り替えることに
より、基準線路3と遅延線4の移相差に相当する移相量
が出力として得られる。
N電圧及びバイアス端子8にFETのOFF電圧を加え
た場合は、入力端子1から入力されたマイクロ波信号
は、FET5aがON、FET5cがOFF状態である
ため基準路線3へ入力される。更にFET5bがON、
FET5dがOFF状態であるため、出力端子2へ出力
される。又、逆にバイアス端子7にOFF電圧、バイア
ス端子8にON電圧を加えた場合は、入力端子1から入
力されたマイクロ波信号は、遅延線路4を通り出力端子
2へ出力される。以上より、FETを切り替えることに
より、基準線路3と遅延線4の移相差に相当する移相量
が出力として得られる。
【0005】上記スイッチドライン型FET移相器は、
厳密にはFETがON時の場合はソース・ドレイン間は
ほぼ短絡状態となるが、OFF時の並列共振用線路が残
ってしまう。このためたとえば入力信号が基準線路3側
を通過する場合の所望帯域における等価回路は図16
(a)のようになる。更に並列共振用線路6a、6bは
等価的に角度が1/2の2本のオープンスタブに置き換
えることができるため等価的に図16(b)のようにな
る。従って、入力端子1と出力端子2との間には基準線
路3だけでなく、インピーダンスZ3 、角度θ3 /2の
2本のオープンスタブ16がそれぞれ線路の両側に並列
に付加される形となる。このオープンスタブ14a、1
4bにより帯域がずれて反射、損失特性が劣化すること
になる。但し、反射を打ち消すように基準線路3の角度
を変えてやると、反射特性は良好になるが、その場合、
FETを切り替えて遅延線路4を通過するときに反射特
性が劣化することになる。特に移相量が90度前後の場
合に劣化の度合いが著しくなる。
厳密にはFETがON時の場合はソース・ドレイン間は
ほぼ短絡状態となるが、OFF時の並列共振用線路が残
ってしまう。このためたとえば入力信号が基準線路3側
を通過する場合の所望帯域における等価回路は図16
(a)のようになる。更に並列共振用線路6a、6bは
等価的に角度が1/2の2本のオープンスタブに置き換
えることができるため等価的に図16(b)のようにな
る。従って、入力端子1と出力端子2との間には基準線
路3だけでなく、インピーダンスZ3 、角度θ3 /2の
2本のオープンスタブ16がそれぞれ線路の両側に並列
に付加される形となる。このオープンスタブ14a、1
4bにより帯域がずれて反射、損失特性が劣化すること
になる。但し、反射を打ち消すように基準線路3の角度
を変えてやると、反射特性は良好になるが、その場合、
FETを切り替えて遅延線路4を通過するときに反射特
性が劣化することになる。特に移相量が90度前後の場
合に劣化の度合いが著しくなる。
【0006】今、一例として、所望中心周波数が10G
HZの場合の従来のスイッチドライン型FET移相器に
ついて、基準線路3側を通過する時に反射が良好になる
以下の第1のケースと、基準線路3と遅延線路4を通過
するときの反射特性が同程度になる以下の第2のケース
についてSパラメータのシュミレーションを行った。 第1のケース 基準線路3:Z1 50Ω、θ1 =60度(at 10G
HZ) 遅延線路4:Z2 50Ω、θ2 =144度(at 10
GHZ) 並列共振用線路6a〜6d:Z3 =70Ω、θ3 =50
度(at 10GHZ) FET ON時ソース・ドレイン間抵抗11:4Ω FET OFF時ソース・ドレイン間抵抗12:3KΩ FET OFF時ソース・ドレイン間容量13:0.3
pF ここで、遅延線路4の諸元において移相量が約90度に
なる値としている。又、並列共振用線路6a〜6dは、
FET OFF時のソース・ドレイン間容量13と10
GHZにおいて並列共振する値としている。又、FET
の抵抗、容量はゲート幅が1000〜1500μm相当
の値としてる。
HZの場合の従来のスイッチドライン型FET移相器に
ついて、基準線路3側を通過する時に反射が良好になる
以下の第1のケースと、基準線路3と遅延線路4を通過
するときの反射特性が同程度になる以下の第2のケース
についてSパラメータのシュミレーションを行った。 第1のケース 基準線路3:Z1 50Ω、θ1 =60度(at 10G
HZ) 遅延線路4:Z2 50Ω、θ2 =144度(at 10
GHZ) 並列共振用線路6a〜6d:Z3 =70Ω、θ3 =50
度(at 10GHZ) FET ON時ソース・ドレイン間抵抗11:4Ω FET OFF時ソース・ドレイン間抵抗12:3KΩ FET OFF時ソース・ドレイン間容量13:0.3
pF ここで、遅延線路4の諸元において移相量が約90度に
なる値としている。又、並列共振用線路6a〜6dは、
FET OFF時のソース・ドレイン間容量13と10
GHZにおいて並列共振する値としている。又、FET
の抵抗、容量はゲート幅が1000〜1500μm相当
の値としてる。
【0007】第2のケース 基準線路3:Z1 =50Ω、θ1 =100度(at 1
0GHZ) 基準線路4:Z2 =50Ω、θ2 =210度(at 1
0GHZ) 他の値は、数1と同一諸元である。ここで、遅延線路4
の諸元は10GHZにおいて移相量が約90度になる値
としている。その結果をそれぞれ図17ないし図20に
示す。図において、横軸は周波数を示し、縦軸はSパラ
メータを示している。図17、図18はそれぞれ反射及
び損失特性を示しており、図中B(Basic)、D
(Delay)はそれぞれ、基準線路3、遅延線路4側
を通る場合の特性を示している。又、図の横には、9.
7〜10.2GHZにおける数値データを記した。デー
タ中phaseshiftは移相量を示している。尚、
シュミレーションには抵抗9a〜9d及びコンデンサ1
0a、10bは無視している。
0GHZ) 基準線路4:Z2 =50Ω、θ2 =210度(at 1
0GHZ) 他の値は、数1と同一諸元である。ここで、遅延線路4
の諸元は10GHZにおいて移相量が約90度になる値
としている。その結果をそれぞれ図17ないし図20に
示す。図において、横軸は周波数を示し、縦軸はSパラ
メータを示している。図17、図18はそれぞれ反射及
び損失特性を示しており、図中B(Basic)、D
(Delay)はそれぞれ、基準線路3、遅延線路4側
を通る場合の特性を示している。又、図の横には、9.
7〜10.2GHZにおける数値データを記した。デー
タ中phaseshiftは移相量を示している。尚、
シュミレーションには抵抗9a〜9d及びコンデンサ1
0a、10bは無視している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のFET移相器は
以上述べたように構成されている。従って基準線路3を
通過する図17、図18中のBの場合は10GHZにお
いて良好な特性が得られるが、遅延線路4側を通過する
場合のDは、OFF時の並列共振用線路6c、dの影響
で、反射(S11)、損失(S21)共特性が劣化して
いる。又、図19、図20では、基準線路3、遅延線路
4のどちらを通過する場合も反射、損失特性共、さほど
良好な値とならない。以上のように、従来のスイッチ・
ドライン型FET移相器では、基準、遅延線路共良好な
特性を得ることが難しい。特に移相量が90度前後の場
合は劣化が著しくなるという課題があった。図21のス
ミスチャートを用いて説明すると、ケース1の諸元の場
合、オープンスタブ14a、bにより反射特性はスミス
チャートの中心0点からA点まで移動する。そして、線
路3では中心0を中心として、右回りに60×2=12
0度回り、B点まで移動する。その後、14c、dによ
り、c点まで移動し、反射特性はVSWR1.4以下と
なる。又、線路4側を通過する場合は、オープンスタブ
14a、bによりA点まで移動し、その後、中心0を中
心とした右回りに144×2=288度回り、D点まで
移動する。そして、14c、dにより、E点まで移動
し、反射特性は、VSWR3〜6となり、特性が劣化す
ることになる。この場合、オープンスタブ14a、bの
影響で反射点が中心0(整合が取れた状態)からA点ま
で移動し、更にケース1は90゜移相器であるためB点
とD点の位相差が180度(90度×2)となりどちら
かに整合を取るようにすると、もう一方の特性が劣化す
るという結果になる。従って、線路3と4の位相差が小
さい場合はB点とD点の位置が近づくので、どちらの線
路を通過する場合も反射特性をある程度良好にすること
ができるが、90度の場合は、ちょうど中心0に対し反
対の位置になるため、条件が最も悪くなるという課題が
あった。
以上述べたように構成されている。従って基準線路3を
通過する図17、図18中のBの場合は10GHZにお
いて良好な特性が得られるが、遅延線路4側を通過する
場合のDは、OFF時の並列共振用線路6c、dの影響
で、反射(S11)、損失(S21)共特性が劣化して
いる。又、図19、図20では、基準線路3、遅延線路
4のどちらを通過する場合も反射、損失特性共、さほど
良好な値とならない。以上のように、従来のスイッチ・
ドライン型FET移相器では、基準、遅延線路共良好な
特性を得ることが難しい。特に移相量が90度前後の場
合は劣化が著しくなるという課題があった。図21のス
ミスチャートを用いて説明すると、ケース1の諸元の場
合、オープンスタブ14a、bにより反射特性はスミス
チャートの中心0点からA点まで移動する。そして、線
路3では中心0を中心として、右回りに60×2=12
0度回り、B点まで移動する。その後、14c、dによ
り、c点まで移動し、反射特性はVSWR1.4以下と
なる。又、線路4側を通過する場合は、オープンスタブ
14a、bによりA点まで移動し、その後、中心0を中
心とした右回りに144×2=288度回り、D点まで
移動する。そして、14c、dにより、E点まで移動
し、反射特性は、VSWR3〜6となり、特性が劣化す
ることになる。この場合、オープンスタブ14a、bの
影響で反射点が中心0(整合が取れた状態)からA点ま
で移動し、更にケース1は90゜移相器であるためB点
とD点の位相差が180度(90度×2)となりどちら
かに整合を取るようにすると、もう一方の特性が劣化す
るという結果になる。従って、線路3と4の位相差が小
さい場合はB点とD点の位置が近づくので、どちらの線
路を通過する場合も反射特性をある程度良好にすること
ができるが、90度の場合は、ちょうど中心0に対し反
対の位置になるため、条件が最も悪くなるという課題が
あった。
【0009】本発明は上記のような課題を解消するため
になされたもので、入力信号周波数帯において、上記オ
フ時の並列共振用線路6の悪影響を補償し、反射、損失
特性が共に良好な半導体移相器を得ることを目的とす
る。
になされたもので、入力信号周波数帯において、上記オ
フ時の並列共振用線路6の悪影響を補償し、反射、損失
特性が共に良好な半導体移相器を得ることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体移
相器は、基準線路とこの基準線路の入力側に設置された
第1の半導体スイッチと上記基準線路の出力側に設置さ
れた第2の半導体スイッチと、遅延線路とこの遅延線路
の入力側に上記第1のスイッチと入力点を合わせて設置
された第3の半導体スイッチと上記遅延線路の出力側に
上記第2のスイッチと出力点を合わせて設置された第4
の半導体スイッチと、これら第1と第2の半導体スイッ
チとを同時にオン・オフ制御し、第3と第4の半導体ス
イッチを同時に、また第1と第2のスイッチとは逆モー
ドでオフ・オン制御する駆動回路と、上記入力点に設け
られた上記第1または第3のスイッチのオン時のインピ
ーダンスを補償する第1のインピーダンス補償用ショー
トスタブと、上記出力点に設けられた上記第2または第
4のスイッチのオン時のインピーダンスを補償する第2
のインピーダンス補償用ショートスタブとを備えた。
相器は、基準線路とこの基準線路の入力側に設置された
第1の半導体スイッチと上記基準線路の出力側に設置さ
れた第2の半導体スイッチと、遅延線路とこの遅延線路
の入力側に上記第1のスイッチと入力点を合わせて設置
された第3の半導体スイッチと上記遅延線路の出力側に
上記第2のスイッチと出力点を合わせて設置された第4
の半導体スイッチと、これら第1と第2の半導体スイッ
チとを同時にオン・オフ制御し、第3と第4の半導体ス
イッチを同時に、また第1と第2のスイッチとは逆モー
ドでオフ・オン制御する駆動回路と、上記入力点に設け
られた上記第1または第3のスイッチのオン時のインピ
ーダンスを補償する第1のインピーダンス補償用ショー
トスタブと、上記出力点に設けられた上記第2または第
4のスイッチのオン時のインピーダンスを補償する第2
のインピーダンス補償用ショートスタブとを備えた。
【0011】または、基準線路とこの基準線路の入力側
に設置された第1の半導体スイッチと上記基準線路の出
力側に設置された第2の半導体スイッチと、遅延線路と
この遅延線路の入力側に上記第1のスイッチと入力点を
合わせて設置された第3の半導体スイッチと上記遅延線
路の出力側に上記第2のスイッチと出力点を合わせて設
置された第4の半導体スイッチと、これら第1と第2の
半導体スイッチとを同時にオン・オフ制御し、第3と第
4の半導体スイッチを同時に、また上記第1と第2のス
イッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動回路と、
上記入力点と信号入力側との間に設けられた第1の分布
定数回路とこの第1の分布定数回路の信号入力側に設け
られた上記第1または第3のスイッチのオン時のインピ
ーダンスを補償する第1のインピーダンス補償用オープ
ンスタブと、上記入力点と信号出力側との間に設けられ
た第2の分布定数回路とこの第2の分布定数回路の上記
信号出力側に設けられた上記第2または第4のスイッチ
のオン時のインピーダンスを補償する第2のインピーダ
ンス補償用オープンスタブとを備えた。
に設置された第1の半導体スイッチと上記基準線路の出
力側に設置された第2の半導体スイッチと、遅延線路と
この遅延線路の入力側に上記第1のスイッチと入力点を
合わせて設置された第3の半導体スイッチと上記遅延線
路の出力側に上記第2のスイッチと出力点を合わせて設
置された第4の半導体スイッチと、これら第1と第2の
半導体スイッチとを同時にオン・オフ制御し、第3と第
4の半導体スイッチを同時に、また上記第1と第2のス
イッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動回路と、
上記入力点と信号入力側との間に設けられた第1の分布
定数回路とこの第1の分布定数回路の信号入力側に設け
られた上記第1または第3のスイッチのオン時のインピ
ーダンスを補償する第1のインピーダンス補償用オープ
ンスタブと、上記入力点と信号出力側との間に設けられ
た第2の分布定数回路とこの第2の分布定数回路の上記
信号出力側に設けられた上記第2または第4のスイッチ
のオン時のインピーダンスを補償する第2のインピーダ
ンス補償用オープンスタブとを備えた。
【0012】または、基準線路とこの基準線路の入力側
に設置された第1の半導体スイッチと上記基準線路の出
力側に設置された第2の半導体スイッチと、遅延線路と
この遅延線路の入力側に第1の半導体スイッチと入力点
を合わせて設置された第3の半導体スイッチと上記遅延
線路の出力側に第2の半導体スイッチと出力点を合わせ
て設置された第4の半導体スイッチと、これら第1と第
2の半導体スイッチを同時にオン・オフ制御し、上記第
3と第4の半導体スイッチを同時に、また第1と第2の
半導体スイッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動
回路とを設け、上記入力点に設けられた第1または第3
の半導体スイッチのパターン幅と上記出力点に設けられ
た第2または第4の半導体スイッチの並列共振用線路の
インピーダンスを、80Ω以上にした。
に設置された第1の半導体スイッチと上記基準線路の出
力側に設置された第2の半導体スイッチと、遅延線路と
この遅延線路の入力側に第1の半導体スイッチと入力点
を合わせて設置された第3の半導体スイッチと上記遅延
線路の出力側に第2の半導体スイッチと出力点を合わせ
て設置された第4の半導体スイッチと、これら第1と第
2の半導体スイッチを同時にオン・オフ制御し、上記第
3と第4の半導体スイッチを同時に、また第1と第2の
半導体スイッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動
回路とを設け、上記入力点に設けられた第1または第3
の半導体スイッチのパターン幅と上記出力点に設けられ
た第2または第4の半導体スイッチの並列共振用線路の
インピーダンスを、80Ω以上にした。
【0013】または、基準線路とこの基準線路の入力側
に設置された第1の半導体スイッチと上記基準線路の出
力側に設置された第2の半導体スイッチと、遅延線路と
この遅延線路の入力側に第1の半導体スイッチと入力点
を合わせて設置された第3の半導体スイッチと上記遅延
線路の出力側に第2の半導体スイッチと出力点を合わせ
て設置された第4の半導体スイッチと、これら第1と第
2の半導体スイッチを同時にオン・オフ制御し、第3と
第4の半導体スイッチを同時に、また第1と第2の半導
体スイッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動回路
とを設け、上記入力点に設けられた第1または第3の半
導体スイッチと上記出力点に設けられた第2または第4
の半導体スイッチを電界効果型トランジスタ(FET)
とし、かつFETを集中定数で扱える範囲でゲート幅を
広くした。
に設置された第1の半導体スイッチと上記基準線路の出
力側に設置された第2の半導体スイッチと、遅延線路と
この遅延線路の入力側に第1の半導体スイッチと入力点
を合わせて設置された第3の半導体スイッチと上記遅延
線路の出力側に第2の半導体スイッチと出力点を合わせ
て設置された第4の半導体スイッチと、これら第1と第
2の半導体スイッチを同時にオン・オフ制御し、第3と
第4の半導体スイッチを同時に、また第1と第2の半導
体スイッチとは逆モードでオフ・オン制御する駆動回路
とを設け、上記入力点に設けられた第1または第3の半
導体スイッチと上記出力点に設けられた第2または第4
の半導体スイッチを電界効果型トランジスタ(FET)
とし、かつFETを集中定数で扱える範囲でゲート幅を
広くした。
【0014】また更に、上記半導体移相器において、第
1、第2、第3と第4の半導体スイッチを電界効果型ト
ランジスタ(FET)とした。
1、第2、第3と第4の半導体スイッチを電界効果型ト
ランジスタ(FET)とした。
【0015】
【作用】この発明による半導体移相器は、第1と第2の
半導体スイッチがオンになり、入力信号が基準線路を通
る場合に、第1と第2の半導体スイッチがオンになって
形成する入力側、出力側の並列共振用線路(オープンス
タブ・インピーダンス)と、それぞれ補償用に設けられ
たショートスタブ・インピーダンスとが、入力信号周波
数において反射を打ち消し合う。
半導体スイッチがオンになり、入力信号が基準線路を通
る場合に、第1と第2の半導体スイッチがオンになって
形成する入力側、出力側の並列共振用線路(オープンス
タブ・インピーダンス)と、それぞれ補償用に設けられ
たショートスタブ・インピーダンスとが、入力信号周波
数において反射を打ち消し合う。
【0016】または、第1と第2の半導体スイッチがオ
ンになり、入力信号が基準線路を通る場合に、第1と第
2の半導体スイッチがオンになって形成する入力側、出
力側の並列共振用線路(オープンスタブ・インピーダン
ス)と、それぞれ入力側と出力側に設けられた第1と第
2の分布定数回路と補償用に設けられた第1と第2のオ
ープンスタブ・インピーダンスとが、入力信号周波数に
おいて反射を打ち消し合う。
ンになり、入力信号が基準線路を通る場合に、第1と第
2の半導体スイッチがオンになって形成する入力側、出
力側の並列共振用線路(オープンスタブ・インピーダン
ス)と、それぞれ入力側と出力側に設けられた第1と第
2の分布定数回路と補償用に設けられた第1と第2のオ
ープンスタブ・インピーダンスとが、入力信号周波数に
おいて反射を打ち消し合う。
【0017】または、第1と第2の半導体スイッチがオ
ンになり、入力信号が基準線路を通る場合に、第1と第
2の半導体スイッチがオンになって形成する入力側、出
力側の並列共振用線路(オープンスタブ・インピーダン
ス)は、そのパターン幅が小さいためにインピーダンス
値が大きいため長さが短かくなることにより、入力信号
周波数において反射が小さい。
ンになり、入力信号が基準線路を通る場合に、第1と第
2の半導体スイッチがオンになって形成する入力側、出
力側の並列共振用線路(オープンスタブ・インピーダン
ス)は、そのパターン幅が小さいためにインピーダンス
値が大きいため長さが短かくなることにより、入力信号
周波数において反射が小さい。
【0018】または、第1と第2のFETスイッチがオ
ンになり、入力信号が基準線路を通る場合に、第1と第
2のFETスイッチがオンになって形成する入力側、出
力側の並列共振用線路(オープンスタブ・インピーダン
ス)は、そのFETスイッチのソース・ドレイン間のキ
ャパシタ容量が大きいためにインダクタンス成分が小さ
くて、入力信号周波数において反射が小さい。
ンになり、入力信号が基準線路を通る場合に、第1と第
2のFETスイッチがオンになって形成する入力側、出
力側の並列共振用線路(オープンスタブ・インピーダン
ス)は、そのFETスイッチのソース・ドレイン間のキ
ャパシタ容量が大きいためにインダクタンス成分が小さ
くて、入力信号周波数において反射が小さい。
【0019】また更に、半導体スイッチはFETスイッ
チとしたので、オフ制御時の半導体スイッチのインピー
ダンス値が大きな値になる。
チとしたので、オフ制御時の半導体スイッチのインピー
ダンス値が大きな値になる。
【0020】
実施例1.まず、オン時のスイッチのインピーダンスを
補償するショートスタブの例を説明する。以下、この発
明の実施例1を図に基づいて説明する。図1はこの発明
の実施例1の移相器の等価回路図であり、図14の従来
のものと同一もしくは相当部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。図1において、15a、15bは、
本発明に基づいて新規に設けたインピーダンスZ4 角度
θ4 を有するショートスタブである。図2はFET5
c、5dがオフ時の移相器の等価回路図である。図2に
おいて、FET5aのOFF時のアイソレーション用と
して装荷した並列共振用線路による2本のオープンスタ
ブ14a、14bの反射量を打ち消すように補償用のシ
ョートスタブ15aを装荷し、又、FET5bのOFF
時のアイソレーション用として装荷した並列共振用線路
による2本のオープンスタブ14c、dの反射量を打ち
消すようにショートスタブ15bを装荷するものであ
る。それぞれのスタブ14a、b、15a及び14c、
d、15bで整合がとれており、整合のとれたものを線
路3で接続するだけであるから良好な反射特性を得るこ
とができる。又、整合がとれたものを単につなぐだけで
あるので線路3と線路4との位相差(角度差)90度に
さえしておけば、いかなる角度についても整合がとれる
ことになる。たとえば極端な例としてθ1 =0度、θ2
=90度の場合は、全体の寸法がかなり小さくなり、小
型化が図れる。
補償するショートスタブの例を説明する。以下、この発
明の実施例1を図に基づいて説明する。図1はこの発明
の実施例1の移相器の等価回路図であり、図14の従来
のものと同一もしくは相当部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。図1において、15a、15bは、
本発明に基づいて新規に設けたインピーダンスZ4 角度
θ4 を有するショートスタブである。図2はFET5
c、5dがオフ時の移相器の等価回路図である。図2に
おいて、FET5aのOFF時のアイソレーション用と
して装荷した並列共振用線路による2本のオープンスタ
ブ14a、14bの反射量を打ち消すように補償用のシ
ョートスタブ15aを装荷し、又、FET5bのOFF
時のアイソレーション用として装荷した並列共振用線路
による2本のオープンスタブ14c、dの反射量を打ち
消すようにショートスタブ15bを装荷するものであ
る。それぞれのスタブ14a、b、15a及び14c、
d、15bで整合がとれており、整合のとれたものを線
路3で接続するだけであるから良好な反射特性を得るこ
とができる。又、整合がとれたものを単につなぐだけで
あるので線路3と線路4との位相差(角度差)90度に
さえしておけば、いかなる角度についても整合がとれる
ことになる。たとえば極端な例としてθ1 =0度、θ2
=90度の場合は、全体の寸法がかなり小さくなり、小
型化が図れる。
【0021】次に動作について説明する。このように構
成されたスイッチドライン型FET移相器の動作につい
ては、先に述べた従来のFET移相器の場合と同様であ
るが、この実施例1によれば、入力端子1及び出力端子
2部分にショートスタブ15a、15bを接続すること
により、入力信号が基準線路3側を通過する場合の所望
帯域における等価回路が図2のようになる。今、一例と
して、以下のケース3で記載以外の値は従来のケース1
のシュミレーション時と同一諸元とした場合、入力信号
周波数帯での反射、損失特性のシュミレーション結果を
図3と図4に示す。図3は反射特性を図4は損失特性を
示している。
成されたスイッチドライン型FET移相器の動作につい
ては、先に述べた従来のFET移相器の場合と同様であ
るが、この実施例1によれば、入力端子1及び出力端子
2部分にショートスタブ15a、15bを接続すること
により、入力信号が基準線路3側を通過する場合の所望
帯域における等価回路が図2のようになる。今、一例と
して、以下のケース3で記載以外の値は従来のケース1
のシュミレーション時と同一諸元とした場合、入力信号
周波数帯での反射、損失特性のシュミレーション結果を
図3と図4に示す。図3は反射特性を図4は損失特性を
示している。
【0022】ケース3 遅延線路4:Z2 =50Ω、θ2 =150度(at 1
0GHZ) ショートスタブ15a、15b:Z4 =70Ω、θ4 =
36度(at 10GHZ) ここで、遅延線路4の諸元は10GHZにおいて移相量
が約90度になる値としている。図において、所望帯域
では基準線路3側を通過する場合(図中、B)だけでな
く、遅延線路4側を通過する場合(図中、D)も反射、
損失特性が良好となっていることが判る。又、この場
合、基準線路3の角度に関係なく特性が良好となるた
め、基準線路3及び遅延線路4の角度を小さくし、小型
化を図ることができるという利点もある。
0GHZ) ショートスタブ15a、15b:Z4 =70Ω、θ4 =
36度(at 10GHZ) ここで、遅延線路4の諸元は10GHZにおいて移相量
が約90度になる値としている。図において、所望帯域
では基準線路3側を通過する場合(図中、B)だけでな
く、遅延線路4側を通過する場合(図中、D)も反射、
損失特性が良好となっていることが判る。又、この場
合、基準線路3の角度に関係なく特性が良好となるた
め、基準線路3及び遅延線路4の角度を小さくし、小型
化を図ることができるという利点もある。
【0023】これを図5のスミスチャートを用いて説明
すると、図5において、ケース3の場合、オープンスタ
ブ14a、bにより反射特性はスミスチャートの中心0
点からA点まで移動する。これをショートスタブ15a
により、再度中心に戻してやることになる。そして、線
路3では、反射特性が変化せず位相のみ変化することに
なるが、中心0にある場合は移動しない。その後、14
c、dにより、反射特性は、またA点まで移動するが、
それを15bにより中心に戻している。このようにして
全体の反射特性は中心0点となり、良好な特性が得られ
る。今、線路3側を通過する場合の反射特性について示
したが、線路4側を通過する場合についても、角度が1
50度になるが、14a、b、15aにより反射特性が
中心0点にある場合は、角度に関係なく中心0点から動
かないので、線路3同様良好な反射特性を得ることがで
きる。
すると、図5において、ケース3の場合、オープンスタ
ブ14a、bにより反射特性はスミスチャートの中心0
点からA点まで移動する。これをショートスタブ15a
により、再度中心に戻してやることになる。そして、線
路3では、反射特性が変化せず位相のみ変化することに
なるが、中心0にある場合は移動しない。その後、14
c、dにより、反射特性は、またA点まで移動するが、
それを15bにより中心に戻している。このようにして
全体の反射特性は中心0点となり、良好な特性が得られ
る。今、線路3側を通過する場合の反射特性について示
したが、線路4側を通過する場合についても、角度が1
50度になるが、14a、b、15aにより反射特性が
中心0点にある場合は、角度に関係なく中心0点から動
かないので、線路3同様良好な反射特性を得ることがで
きる。
【0024】ショートスタブのZ4 、θ4 の範囲は、概
略以下のようになる。即ち、オープンスタブ14a、b
のアドミタンスと、ショートスタブ15aのアドミタン
スが打ち消される条件としてY1 +Y2 =0より、(2
/Z3 )・tan(θ3 /2)=(1/Z4 )・cot
θ4 を満足するZ4 、θ4 を選ぶ。 但し、Y1 :オープンスタブ14a、bのアドミタンス Y2 :ショートスタブ15aのアドミタンス
略以下のようになる。即ち、オープンスタブ14a、b
のアドミタンスと、ショートスタブ15aのアドミタン
スが打ち消される条件としてY1 +Y2 =0より、(2
/Z3 )・tan(θ3 /2)=(1/Z4 )・cot
θ4 を満足するZ4 、θ4 を選ぶ。 但し、Y1 :オープンスタブ14a、bのアドミタンス Y2 :ショートスタブ15aのアドミタンス
【0025】実施例2.ここでは並列共振用線路での反
射の補償として、オープンスタブを用いる例を説明す
る。図6は実施例2の移相器の等価回路図である。本実
施例の移相器は、入力端子1及び出力端子2部分に分布
定数線路16a、16bとオープンスタブ17a、17
bを接続したものである。図7は、入力信号が基準線路
3側を通過する場合の所望帯域における等価回路を示し
たものである。図において、2本のオープンスタブ14
a、14b及び14c、14dの反射を打ち消すように
分布定数線路16a、16b及びオープンスタブ17
a、17bのインピーダンスZ5 、Z6 角度θ5 、θ6
を選定する。
射の補償として、オープンスタブを用いる例を説明す
る。図6は実施例2の移相器の等価回路図である。本実
施例の移相器は、入力端子1及び出力端子2部分に分布
定数線路16a、16bとオープンスタブ17a、17
bを接続したものである。図7は、入力信号が基準線路
3側を通過する場合の所望帯域における等価回路を示し
たものである。図において、2本のオープンスタブ14
a、14b及び14c、14dの反射を打ち消すように
分布定数線路16a、16b及びオープンスタブ17
a、17bのインピーダンスZ5 、Z6 角度θ5 、θ6
を選定する。
【0026】以下、ケース4として以下の値を選定す
る。それ以外は実施例1と同様の値とする。 ケース4 遅延線路4:Z2 =50Ω、θ2 =150度(at 1
0GHZ) 分布定数線路16a、16b:Z5 =50Ω、θ6 =6
5度(at 10GHZ) オープンスタブ:Z6 =70Ω、θ6 =50度(at
10GHZ) ここで、遅延線路4の諸元は10GHZにおいて移相量
が約90度になる値としている。上記ケース4の値に基
づくシュミレーション結果を図8、図9に示す。図8は
反射特性を、図9は損失特性を示している。図から基準
線路3を通過する場合及び遅延線路4を通過する場合
共、反射、損失特性が良好であることが分かる。又、こ
の場合も、基準線路3の角度に関係なく特性が良好とな
るため、基準線路3及び遅延線路4の角度を小さくし、
小型化を図ることができるという利点がある。
る。それ以外は実施例1と同様の値とする。 ケース4 遅延線路4:Z2 =50Ω、θ2 =150度(at 1
0GHZ) 分布定数線路16a、16b:Z5 =50Ω、θ6 =6
5度(at 10GHZ) オープンスタブ:Z6 =70Ω、θ6 =50度(at
10GHZ) ここで、遅延線路4の諸元は10GHZにおいて移相量
が約90度になる値としている。上記ケース4の値に基
づくシュミレーション結果を図8、図9に示す。図8は
反射特性を、図9は損失特性を示している。図から基準
線路3を通過する場合及び遅延線路4を通過する場合
共、反射、損失特性が良好であることが分かる。又、こ
の場合も、基準線路3の角度に関係なく特性が良好とな
るため、基準線路3及び遅延線路4の角度を小さくし、
小型化を図ることができるという利点がある。
【0027】これを実施例1で用いたスミスチャートで
説明する。図5のスミスチャートで、2本のオープンス
タブ(Z3 、θ3 /2)により、反射点が0点からA点
まで移動する。これを、分布定数回路(Z5 、θ5 )に
よりB点までもってくる。この場合、通常規格化インピ
ーダンスZ0 が50ΩであるのでZ5 、θ5 は次のよう
になる。 Z5 =50Ω θ5 =(180−109)=71度 次に、オープンスタブZ6 、θ6 でB点から0点にもっ
てくると、整合がとれることになる。これは、次式とな
る。 2/Z3 tan(θ3 /2)=1/Z6 tanθ6 今、Z6 =Z3 =70Ωとすると、 θ6 =tan-1(2tan(θ3 /2))=43度 となり概略値が算出できる。上記θ6 のケース4中の値
との誤差の原因は並列共振用線路6を2本のオープンス
タブと等価としたことによるもので、実際はFETのソ
ース・ドレイン間の抵抗値が0とならないため多少差が
生じている。
説明する。図5のスミスチャートで、2本のオープンス
タブ(Z3 、θ3 /2)により、反射点が0点からA点
まで移動する。これを、分布定数回路(Z5 、θ5 )に
よりB点までもってくる。この場合、通常規格化インピ
ーダンスZ0 が50ΩであるのでZ5 、θ5 は次のよう
になる。 Z5 =50Ω θ5 =(180−109)=71度 次に、オープンスタブZ6 、θ6 でB点から0点にもっ
てくると、整合がとれることになる。これは、次式とな
る。 2/Z3 tan(θ3 /2)=1/Z6 tanθ6 今、Z6 =Z3 =70Ωとすると、 θ6 =tan-1(2tan(θ3 /2))=43度 となり概略値が算出できる。上記θ6 のケース4中の値
との誤差の原因は並列共振用線路6を2本のオープンス
タブと等価としたことによるもので、実際はFETのソ
ース・ドレイン間の抵抗値が0とならないため多少差が
生じている。
【0028】実施例3.次に補償用スタブを用いずに特
性を改善する例を説明する。実施例3の回路構成は、図
14に示す従来のFET移相器の等価回路と同一である
が、並列共振用線路6a〜6dのインピーダンスZ3 を
できる限り高くし、角度θ3 を小さくする。即ち、入力
信号が基準線路側を通る場合、共振線路のインダクタン
スはjZ3tanθ3 となり、これと、オフ側のスイッ
チのキャパシタンス成分(jwcとする)とが中心周波
数において並列共振するように値を決めるものである。
このとき共振周波数は次のようになる。 fR =1/(2πcZ3 tanθ3 ) 上式において、fR を変えないようにできるだけZ3 を
大きくし、θ3 が小さくなるように設定すると、オープ
ンスタブ14a〜dの反射の寄与量が小さくなり、図2
1のスミスチャートのA点の位置が中心0に近づくため
最終的にC点、E点も中心0に近づき、反射特性が改善
される。オープンスタブの寄与量は次式の通り(スタブ
1本当たり)。 1/Z3 ×tan(θ3 /2)
性を改善する例を説明する。実施例3の回路構成は、図
14に示す従来のFET移相器の等価回路と同一である
が、並列共振用線路6a〜6dのインピーダンスZ3 を
できる限り高くし、角度θ3 を小さくする。即ち、入力
信号が基準線路側を通る場合、共振線路のインダクタン
スはjZ3tanθ3 となり、これと、オフ側のスイッ
チのキャパシタンス成分(jwcとする)とが中心周波
数において並列共振するように値を決めるものである。
このとき共振周波数は次のようになる。 fR =1/(2πcZ3 tanθ3 ) 上式において、fR を変えないようにできるだけZ3 を
大きくし、θ3 が小さくなるように設定すると、オープ
ンスタブ14a〜dの反射の寄与量が小さくなり、図2
1のスミスチャートのA点の位置が中心0に近づくため
最終的にC点、E点も中心0に近づき、反射特性が改善
される。オープンスタブの寄与量は次式の通り(スタブ
1本当たり)。 1/Z3 ×tan(θ3 /2)
【0029】例えば回路をMMIC(Monolith
ic Microwave Integrated C
ircuit)で構成する場合、構造としては通常マイ
クロストリップ構造となる。この場合、GaAsの厚み
を150μmとした時パターンとしては、おおよそ10
μ位まで細くできるものとすると、インピーダンスとし
ては約85Ωとなる。又、回路をHMIC(Hybri
d Microwave Integrated Ci
rcuit)で構成した場合、構造としては、上記Ga
Asと同様、マイクロストリップ構造となり、基板材は
通常Al2 O3 (εr≒9.5)を使用する。この場
合、基板の厚みを400μm、パターン幅を50μmと
すると、インピーダンスは約100Ωとなる。インピー
ダンスは、(パターン幅/基板の厚み)に反比例するの
で基板の厚みを厚くすると、インピーダンスは更に上が
る。特に、インピーダンスを80Ω以上にすると有効で
ある。
ic Microwave Integrated C
ircuit)で構成する場合、構造としては通常マイ
クロストリップ構造となる。この場合、GaAsの厚み
を150μmとした時パターンとしては、おおよそ10
μ位まで細くできるものとすると、インピーダンスとし
ては約85Ωとなる。又、回路をHMIC(Hybri
d Microwave Integrated Ci
rcuit)で構成した場合、構造としては、上記Ga
Asと同様、マイクロストリップ構造となり、基板材は
通常Al2 O3 (εr≒9.5)を使用する。この場
合、基板の厚みを400μm、パターン幅を50μmと
すると、インピーダンスは約100Ωとなる。インピー
ダンスは、(パターン幅/基板の厚み)に反比例するの
で基板の厚みを厚くすると、インピーダンスは更に上が
る。特に、インピーダンスを80Ω以上にすると有効で
ある。
【0030】以下に示すケース5の値を選択し、ケース
5以外の値は従来のシュミレーション時と同一諸元とし
た場合のシュミレーション結果を示す。 ケース5 基準線路3:Z1 =50Ω、θ1 =118度(at 1
0GHZ) 遅延線路4:Z2 =50Ω、θ2 =212度(at 1
0GHZ) 並列共振用線路6a〜6d:Z3 =100Ω、θ3 =3
2度(at 10GHZ) ここで、基準線路3及び遅延線路4の諸元については、
反射、損失特性が同程度になり、かつ、10GHZにお
いて移相量が約90度になる値としている。図10は反
射特性を、図11は損失特性を示している。図から実施
例1、2に比べると反射特性が若干劣るものの、並列共
振用線路6a〜6dの影響を低減することができ、所望
帯域では、反射損失特性が良好であることが判る。
5以外の値は従来のシュミレーション時と同一諸元とし
た場合のシュミレーション結果を示す。 ケース5 基準線路3:Z1 =50Ω、θ1 =118度(at 1
0GHZ) 遅延線路4:Z2 =50Ω、θ2 =212度(at 1
0GHZ) 並列共振用線路6a〜6d:Z3 =100Ω、θ3 =3
2度(at 10GHZ) ここで、基準線路3及び遅延線路4の諸元については、
反射、損失特性が同程度になり、かつ、10GHZにお
いて移相量が約90度になる値としている。図10は反
射特性を、図11は損失特性を示している。図から実施
例1、2に比べると反射特性が若干劣るものの、並列共
振用線路6a〜6dの影響を低減することができ、所望
帯域では、反射損失特性が良好であることが判る。
【0031】実施例4.補償用スタブを用いないで特性
を向上する他の例を説明する。実施例4の回路構成は、
図14に示す従来のFET移相器の等価回路と同一であ
るが、FET5a〜5dのゲート幅をできる限り広げ、
図15(b)のソース・ドレイン間容量13を大きくす
る。そうすることにより並列共振用線路6a〜6dのイ
ンダクタンス成分は小さくなり、特性の劣化が低減され
る。但し、この場合、FET ON時のソース・ドレイ
ン間抵抗11も容量13に反比例して変化する。
を向上する他の例を説明する。実施例4の回路構成は、
図14に示す従来のFET移相器の等価回路と同一であ
るが、FET5a〜5dのゲート幅をできる限り広げ、
図15(b)のソース・ドレイン間容量13を大きくす
る。そうすることにより並列共振用線路6a〜6dのイ
ンダクタンス成分は小さくなり、特性の劣化が低減され
る。但し、この場合、FET ON時のソース・ドレイ
ン間抵抗11も容量13に反比例して変化する。
【0032】今一例として、以下に示すケース6の値を
選択し、ケース6以外の値は従来のシュミレーション時
と同一諸元とした場合のシュミレーション結果を示す。 ケース6 基準線路3:Z1 =50Ω、θ1 =115度(at 1
0GHZ) 遅延線路4:Z1 =50Ω、θ1 =208度(at 1
0GHZ) FET ON時のソース・ドレイン間抵抗11:4/3
Ω FET OFF時のソース・ドレイン間抵抗13:0.
3×3PF ここで、基準線路3及び遅延線路4の諸元については、
反射、損失特性が同程度になり、かつ、10GHZにお
いて移相量が約90度になる値としている。図12は反
射特性を、図13は損失特性を示している。図から実施
例1、2に比べると反射特性が若干劣り、帯域がやや狭
帯域となるものの、並列共振用線路6a〜6dの影響を
低減することができ、所望帯域では、反射損失特性が良
好であることが分かる。
選択し、ケース6以外の値は従来のシュミレーション時
と同一諸元とした場合のシュミレーション結果を示す。 ケース6 基準線路3:Z1 =50Ω、θ1 =115度(at 1
0GHZ) 遅延線路4:Z1 =50Ω、θ1 =208度(at 1
0GHZ) FET ON時のソース・ドレイン間抵抗11:4/3
Ω FET OFF時のソース・ドレイン間抵抗13:0.
3×3PF ここで、基準線路3及び遅延線路4の諸元については、
反射、損失特性が同程度になり、かつ、10GHZにお
いて移相量が約90度になる値としている。図12は反
射特性を、図13は損失特性を示している。図から実施
例1、2に比べると反射特性が若干劣り、帯域がやや狭
帯域となるものの、並列共振用線路6a〜6dの影響を
低減することができ、所望帯域では、反射損失特性が良
好であることが分かる。
【0033】実施例5.上記実施例1〜4ではFETを
用いたが、他の半導体スイッチ、即ちダイオードで構成
してもよい。この場合、DCバイアス回路が付加される
が、容易に類推可能なので詳細回路構成と、その動作の
記述は省略する。
用いたが、他の半導体スイッチ、即ちダイオードで構成
してもよい。この場合、DCバイアス回路が付加される
が、容易に類推可能なので詳細回路構成と、その動作の
記述は省略する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
入力点と出力点にインピーダンス補償用ショートスタブ
を備えたので、半導体スイッチのオフ時のインピーダン
スによる特性の劣化が補償されて性能が向上する効果が
ある。
入力点と出力点にインピーダンス補償用ショートスタブ
を備えたので、半導体スイッチのオフ時のインピーダン
スによる特性の劣化が補償されて性能が向上する効果が
ある。
【0035】また、入力点と信号入力側間と、出力点と
信号出力側間に分布定数回路と、インピーダンス補償用
オープンスタブを備えたので、半導体スイッチのオフ時
のインピーダンスによる特性の劣化が補償されて性能が
向上する効果がある。
信号出力側間に分布定数回路と、インピーダンス補償用
オープンスタブを備えたので、半導体スイッチのオフ時
のインピーダンスによる特性の劣化が補償されて性能が
向上する効果がある。
【0036】また、半導体スイッチの並列共振用線路の
インピーダンスを80Ω以上としたので、半導体スイッ
チのオフ時のインピーダンスによる特性の劣化が抑えら
れて良好な反射及び損失性能が得られる効果がある。
インピーダンスを80Ω以上としたので、半導体スイッ
チのオフ時のインピーダンスによる特性の劣化が抑えら
れて良好な反射及び損失性能が得られる効果がある。
【0037】また、半導体スイッチをFETとし、かつ
そのゲート幅を広くしたので、半導体スイッチのオン時
のインピーダンスによる特性の劣化が抑えられて良好な
反射及び損失性能が得られる効果がある。
そのゲート幅を広くしたので、半導体スイッチのオン時
のインピーダンスによる特性の劣化が抑えられて良好な
反射及び損失性能が得られる効果がある。
【0038】また更に、半導体スイッチはFETスイッ
チとしたので、オフ制御時の半導体スイッチのインピー
ダンス値が大きく、基準線路の信号と遅延線路の信号が
よく分離できる効果がある。
チとしたので、オフ制御時の半導体スイッチのインピー
ダンス値が大きく、基準線路の信号と遅延線路の信号が
よく分離できる効果がある。
【図1】 本発明の実施例1の半導体移相器の等価回路
図である。
図である。
【図2】 実施例1の半導体移相器において信号が基準
線路側を通る場合の等価回路図である。
線路側を通る場合の等価回路図である。
【図3】 実施例1の移相器においてケース3の値でシ
ミュレーションした反射特性図である。
ミュレーションした反射特性図である。
【図4】 実施例1の移相器においてケース3の値でシ
ミュレーションした損失特性図である。
ミュレーションした損失特性図である。
【図5】 実施例1の移相器の補償特性を説明するスミ
スチャート図である。
スチャート図である。
【図6】 本発明の実施例2の半導体移相器の等価回路
図である。
図である。
【図7】 実施例2の半導体移相器において信号が基準
線路側を通る場合の等価回路図である。
線路側を通る場合の等価回路図である。
【図8】 実施例2の移相器においてケース4の値でシ
ミュレーションした反射特性図である。
ミュレーションした反射特性図である。
【図9】 実施例2の移相器においてケース4の値でシ
ミュレーションした損失特性図である。
ミュレーションした損失特性図である。
【図10】 実施例3の移相器においてケース5の値で
シミュレーションした反射特性図である。
シミュレーションした反射特性図である。
【図11】 実施例3の移相器においてケース5の値で
シミュレーションした損失特性図である。
シミュレーションした損失特性図である。
【図12】 実施例4の移相器においてケース6の値で
シミュレーションした反射特性図である。
シミュレーションした反射特性図である。
【図13】 実施例4の移相器においてケース6の値で
シミュレーションした損失特性図である。
シミュレーションした損失特性図である。
【図14】 従来のFET移相器の等価回路図である。
【図15】 従来のFET移相器でFETがオン・オフ
する場合のスイッチの等価回路図である。
する場合のスイッチの等価回路図である。
【図16】 従来のFET移相器で信号が基準線路側を
通る場合の等価回路図である。
通る場合の等価回路図である。
【図17】 従来の移相器においてケース1の値でシミ
ュレーションした反射特性図である。
ュレーションした反射特性図である。
【図18】 従来の移相器においてケース1の値でシミ
ュレーションした損失特性図である。
ュレーションした損失特性図である。
【図19】 従来の移相器においてケース2の値でシミ
ュレーションした反射特性図である。
ュレーションした反射特性図である。
【図20】 従来の移相器においてケース2の値でシミ
ュレーションした損失特性図である。
ュレーションした損失特性図である。
【図21】 従来の移相器の特性劣化を説明するスミス
チャート図である。
チャート図である。
【符号の説明】 1 入力端子、2 出力端子、3 基準線路、4 遅延
線路、5 FET、6並列共振用線路、13 ソース・
ドレイン間容量、15a、15b ショートスタブ、1
6a、16b 分布定数回路、17a、17b オープ
ンスタブ。
線路、5 FET、6並列共振用線路、13 ソース・
ドレイン間容量、15a、15b ショートスタブ、1
6a、16b 分布定数回路、17a、17b オープ
ンスタブ。
Claims (5)
- 【請求項1】 基準線路と該基準線路の入力側に設置さ
れた第1の半導体スイッチと上記基準線路の出力側に設
置された第2の半導体スイッチと、 遅延線路と該遅延線路の入力側に上記第1のスイッチと
入力点を合わせて設置された第3の半導体スイッチと上
記遅延線路の出力側に上記第2のスイッチと出力点を合
わせて設置された第4の半導体スイッチと、 上記第1と第2の半導体スイッチとを同時にオン・オフ
制御し、上記第3と第4の半導体スイッチを同時に、ま
た上記第1と第2のスイッチとは逆モードでオフ・オン
制御する駆動回路と、 上記入力点に設けられた上記第1または第3のスイッチ
のオン時のインピーダンスを補償する第1のインピーダ
ンス補償用ショートスタブと、上記出力点に設けられた
上記第2または第4のスイッチのオン時のインピーダン
スを補償する第2のインピーダンス補償用ショートスタ
ブとを備えた半導体移相器。 - 【請求項2】 基準線路と該基準線路の入力側に設置さ
れた第1の半導体スイッチと上記基準線路の出力側に設
置された第2の半導体スイッチと、 遅延線路と該遅延線路の入力側に上記第1のスイッチと
入力点を合わせて設置された第3の半導体スイッチと上
記遅延線路の出力側に上記第2のスイッチと出力点を合
わせて設置された第4の半導体スイッチと、 上記第1と第2の半導体スイッチとを同時にオン・オフ
制御し、上記第3と第4の半導体スイッチを同時に、ま
た上記第1と第2のスイッチとは逆モードでオフ・オン
制御する駆動回路と、 上記入力点と信号入力側との間に設けられた第1の分布
定数回路と該第1の分布定数回路の上記信号入力側に設
けられた上記第1または第3のスイッチのオン時のイン
ピーダンスを補償する第1のインピーダンス補償用オー
プンスタブと、 上記入力点と信号出力側との間に設けられた第2の分布
定数回路と該第2の分布定数回路の上記信号出力側に設
けられた上記第2または第4のスイッチのオン時のイン
ピーダンスを補償する第2のインピーダンス補償用オー
プンスタブとを備えた半導体移相器。 - 【請求項3】 基準線路と該基準線路の入力側に設置さ
れた第1の半導体スイッチと上記基準線路の出力側に設
置された第2の半導体スイッチと、 遅延線路と該遅延線路の入力側に上記第1の半導体スイ
ッチと入力点を合わせて設置された第3の半導体スイッ
チと上記遅延線路の出力側に上記第2の半導体スイッチ
と出力点を合わせて設置された第4の半導体スイッチ
と、 上記第1と第2の半導体スイッチとを同時にオン・オフ
制御し、上記第3と第4の半導体スイッチを同時に、ま
た上記第1と第2の半導体スイッチとは逆モードでオフ
・オン制御する駆動回路とを設け、 上記入力点に設けられた上記第1または第3の半導体ス
イッチのパターン幅と上記出力点に設けられた上記第2
または第4の半導体スイッチの並列共振用線路のインピ
ーダンスを、80Ω以上にした半導体移相器。 - 【請求項4】 基準線路と該基準線路の入力側に設置さ
れた第1の半導体スイッチと上記基準線路の出力側に設
置された第2の半導体スイッチと、 遅延線路と該遅延線路の入力側に上記第1の半導体スイ
ッチと入力点を合わせて設置された第3の半導体スイッ
チと上記遅延線路の出力側に上記第2の半導体スイッチ
と出力点を合わせて設置された第4の半導体スイッチ
と、 上記第1と第2の半導体スイッチとを同時にオン・オフ
制御し、上記第3と第4の半導体スイッチを同時に、ま
た上記第1と第2の半導体スイッチとは逆モードでオフ
・オン制御する駆動回路とを設け、 上記入力点に設けられた上記第1または第3の半導体ス
イッチと上記出力点に設けられた上記第2または第4の
半導体スイッチを電界効果型トランジスタ(FET)と
し、かつ上記FETを集中定数で扱える範囲でゲート幅
を広くした半導体移相器。 - 【請求項5】 第1、第2、第3と第4の半導体スイッ
チを電界効果型トランジスタ(FET)としたことを特
徴とする請求項1ないし請求項4記載の半導体移相器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1792195A JPH08213868A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 半導体移相器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1792195A JPH08213868A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 半導体移相器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08213868A true JPH08213868A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11957239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1792195A Pending JPH08213868A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 半導体移相器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08213868A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100652232B1 (ko) * | 2004-06-30 | 2006-12-01 | 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 이상기 |
| US7764142B2 (en) | 2007-02-02 | 2010-07-27 | Nec Electronics Corporation | Series connected bit phase shifter having first and second impedance adjusting circuits |
| US8212632B2 (en) | 2008-11-07 | 2012-07-03 | Renesas Electronics Corporation | FET phase shifter for selectively phase shifting signals between different filtering characteristics |
| WO2020188677A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 三菱電機株式会社 | 移相器、移相器の製造方法 |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP1792195A patent/JPH08213868A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100652232B1 (ko) * | 2004-06-30 | 2006-12-01 | 엔이씨 일렉트로닉스 가부시키가이샤 | 이상기 |
| US7764142B2 (en) | 2007-02-02 | 2010-07-27 | Nec Electronics Corporation | Series connected bit phase shifter having first and second impedance adjusting circuits |
| US8212632B2 (en) | 2008-11-07 | 2012-07-03 | Renesas Electronics Corporation | FET phase shifter for selectively phase shifting signals between different filtering characteristics |
| WO2020188677A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 三菱電機株式会社 | 移相器、移相器の製造方法 |
| JPWO2020188677A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2021-12-09 | 三菱電機株式会社 | 移相器、移相器の製造方法 |
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