JPH08213990A - 無線パケット通信方法および装置 - Google Patents
無線パケット通信方法および装置Info
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- JPH08213990A JPH08213990A JP7016221A JP1622195A JPH08213990A JP H08213990 A JPH08213990 A JP H08213990A JP 7016221 A JP7016221 A JP 7016221A JP 1622195 A JP1622195 A JP 1622195A JP H08213990 A JPH08213990 A JP H08213990A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基地局とその配下の複数の移動局との間で共
通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行う
方法および装置において、無線パケットのランダムアク
セスを効率化するために空線制御アクセスを利用し、衝
突時の制御として分割ツリーアルゴリズムを用いる。 【構成】 空線制御アクセスにおける空線・禁止信号に
対して排他的に送信される衝突解決信号を設定し、信号
の衝突を契機として空線制御と分割ツリーアルゴリズム
とを切り替える。
通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行う
方法および装置において、無線パケットのランダムアク
セスを効率化するために空線制御アクセスを利用し、衝
突時の制御として分割ツリーアルゴリズムを用いる。 【構成】 空線制御アクセスにおける空線・禁止信号に
対して排他的に送信される衝突解決信号を設定し、信号
の衝突を契機として空線制御と分割ツリーアルゴリズム
とを切り替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線によるパケット通信
に利用する。特に、無線パケットのランダムアクセスに
関する。
に利用する。特に、無線パケットのランダムアクセスに
関する。
【0002】
【従来の技術】無線パケットのランダムアクセスを制御
する空線制御アクセス方法として、現行の中小年方式自
動車電話で使用されるICMA(Idle-signal casting
multiple access )やICMA−DR(ICMA with
data slot reservation)が知られている。
する空線制御アクセス方法として、現行の中小年方式自
動車電話で使用されるICMA(Idle-signal casting
multiple access )やICMA−DR(ICMA with
data slot reservation)が知られている。
【0003】ICMAは上り制御チャネルの使用状況を
下り制御チャネルにより報知する方法であり、空き状態
の場合は空線信号を報知して各移動局のアクセスを許可
し、使用中の場合には禁止信号を報知して他の移動局の
アクセスを禁止することによって、移動局から基地局へ
の上り信号どうしの衝突による信号消滅を低減するもの
である。しかし、基地局が上りチャネルの信号を検出し
てから空線信号を禁止信号に変化させる間に遅延がある
ため、完全に衝突をなくすことはできない。
下り制御チャネルにより報知する方法であり、空き状態
の場合は空線信号を報知して各移動局のアクセスを許可
し、使用中の場合には禁止信号を報知して他の移動局の
アクセスを禁止することによって、移動局から基地局へ
の上り信号どうしの衝突による信号消滅を低減するもの
である。しかし、基地局が上りチャネルの信号を検出し
てから空線信号を禁止信号に変化させる間に遅延がある
ため、完全に衝突をなくすことはできない。
【0004】ICMA−DRは、ICMAの効率をさら
に高めるため、ICMA方式に予約制御を取り入れたも
のである。基地局へメッセージを送信する移動局は、メ
ッセージの送信に先立って先ず短い予約信号を上りチャ
ネルで送信する。基地局は予約信号を受信すると、下り
チャネルの空線信号を禁止信号に変える。予約信号を送
信した移動局は、基地局からの信号が空線信号から禁止
信号に変化したのを確認した後に、上り制御チャネルを
介してメッセージ信号を送信する。メッセージの転送が
完了すると基地局は、再び禁止信号を空線信号に変化さ
せる。これにより、衝突が生じた場合でも短い予約信号
のみが消滅するため、チャネルの効率化が図られる。
に高めるため、ICMA方式に予約制御を取り入れたも
のである。基地局へメッセージを送信する移動局は、メ
ッセージの送信に先立って先ず短い予約信号を上りチャ
ネルで送信する。基地局は予約信号を受信すると、下り
チャネルの空線信号を禁止信号に変える。予約信号を送
信した移動局は、基地局からの信号が空線信号から禁止
信号に変化したのを確認した後に、上り制御チャネルを
介してメッセージ信号を送信する。メッセージの転送が
完了すると基地局は、再び禁止信号を空線信号に変化さ
せる。これにより、衝突が生じた場合でも短い予約信号
のみが消滅するため、チャネルの効率化が図られる。
【0005】図12はICMA−DRを3chTDMA
−FDD(3チャネル時分割2波復信方式)無線伝送シ
ステムで利用した場合の動作例を示す。3chTDMA
−FDD無線伝送システムで用いられる場合、ICMA
−DRは特に「間欠スロット空線制御型」と呼ばれる。
この場合に、基地局が報知する空線信号および禁止信号
はそれぞれスロット単位で設定され、メッセージ転送を
行う移動局は空線信号時に対応するスロットで予約信号
を送信することができる。基地局では、予約信号が正確
に受信できた場合、続くスロットから禁止信号(予約信
号を送信した移動局に対しては許可信号)の報知を開始
する。また、移動局は、空線信号が許可信号に変化した
のを受けて、メッセージをスロット単位のデータとして
送信する。図にはデータを三つのスロットで送信する例
を示す。この方式で予約信号のみに着目すると、スロッ
ト付きALOHAと同様のアルゴリズムとなり、複数の
予約信号が衝突した場合には、各移動局はランダムな待
ち時間の後に予約信号を再送する。
−FDD(3チャネル時分割2波復信方式)無線伝送シ
ステムで利用した場合の動作例を示す。3chTDMA
−FDD無線伝送システムで用いられる場合、ICMA
−DRは特に「間欠スロット空線制御型」と呼ばれる。
この場合に、基地局が報知する空線信号および禁止信号
はそれぞれスロット単位で設定され、メッセージ転送を
行う移動局は空線信号時に対応するスロットで予約信号
を送信することができる。基地局では、予約信号が正確
に受信できた場合、続くスロットから禁止信号(予約信
号を送信した移動局に対しては許可信号)の報知を開始
する。また、移動局は、空線信号が許可信号に変化した
のを受けて、メッセージをスロット単位のデータとして
送信する。図にはデータを三つのスロットで送信する例
を示す。この方式で予約信号のみに着目すると、スロッ
ト付きALOHAと同様のアルゴリズムとなり、複数の
予約信号が衝突した場合には、各移動局はランダムな待
ち時間の後に予約信号を再送する。
【0006】ランダムアクセス信号が衝突したときの動
作としては、ALOHAのようなランダムな待ち時間の
後に再送を行う方法の他に、分割ツリーアルゴリズムを
用いる方法がある。分割ツリーアルゴリズムでは、衝突
発生後、一時的に新たなパケットの送信を禁止し、衝突
を起こした移動局のみに再送を許す。この期間を衝突解
決期間といい、この期間内では、衝突した移動局の集合
を部分集合に分割し、そのいずれかの部分集合の移動局
に再送を許可する。それでも衝突が解決されなければ、
さらに分割を行う。
作としては、ALOHAのようなランダムな待ち時間の
後に再送を行う方法の他に、分割ツリーアルゴリズムを
用いる方法がある。分割ツリーアルゴリズムでは、衝突
発生後、一時的に新たなパケットの送信を禁止し、衝突
を起こした移動局のみに再送を許す。この期間を衝突解
決期間といい、この期間内では、衝突した移動局の集合
を部分集合に分割し、そのいずれかの部分集合の移動局
に再送を許可する。それでも衝突が解決されなければ、
さらに分割を行う。
【0007】図13は分割ツリーアルゴリズムの動作概
要を示す。ここでは移動局A、B、Cが衝突を起こした
場合について示す。衝突発生後、衝突移動局は「1」か
「0」かをランダムに選択し、それぞれ集合「1」と集
合「0」とに分離される。ここで、まず集合「1」に対
して再送が許可されるが、この集合には移動局AとCと
の二つが存在するため再び衝突となる。そこで移動局A
とCは、さらに「1」か「0」かをランダムに選択して
分離を繰り返す。これにより集合「11」、「10」に
分離されれば衝突が解決されるが、図に示すように移動
局A、Cの双方が「1」を選択すると、二つとも集合
「11」に存在するため衝突が解決されず、再び分離を
行う。これにより両者がそれぞれ集合「111」と集合
「110」とに分離されると、それぞれの集合に対する
再送が成功する。次に再送許可は集合10に対して与え
られるが、この集合に属する移動局はないので送信がな
く、送信許可は集合0に与えられる。ここで移動局Bの
送信が成功すると、衝突解決期間は終了する。
要を示す。ここでは移動局A、B、Cが衝突を起こした
場合について示す。衝突発生後、衝突移動局は「1」か
「0」かをランダムに選択し、それぞれ集合「1」と集
合「0」とに分離される。ここで、まず集合「1」に対
して再送が許可されるが、この集合には移動局AとCと
の二つが存在するため再び衝突となる。そこで移動局A
とCは、さらに「1」か「0」かをランダムに選択して
分離を繰り返す。これにより集合「11」、「10」に
分離されれば衝突が解決されるが、図に示すように移動
局A、Cの双方が「1」を選択すると、二つとも集合
「11」に存在するため衝突が解決されず、再び分離を
行う。これにより両者がそれぞれ集合「111」と集合
「110」とに分離されると、それぞれの集合に対する
再送が成功する。次に再送許可は集合10に対して与え
られるが、この集合に属する移動局はないので送信がな
く、送信許可は集合0に与えられる。ここで移動局Bの
送信が成功すると、衝突解決期間は終了する。
【0008】ランダムアクセス信号が衝突したときに分
割ツリーアルゴリズムを用いることで、比較的簡単な制
御で安定性の維持と高スループットを実現することが可
能となる。
割ツリーアルゴリズムを用いることで、比較的簡単な制
御で安定性の維持と高スループットを実現することが可
能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】無線パケットのランダ
ムアクセスの効率化には空線制御アクセスが非常に有効
である。一方、衝突時の制御として分割ツリーアルゴリ
ズムを用いることにより、スループットおよび遅延特性
を改善することが可能である。そこで本発明では、無線
パケットのランダムアクセス方法として、両者を組み合
わせたアクセス方法を実現することを目的とする。
ムアクセスの効率化には空線制御アクセスが非常に有効
である。一方、衝突時の制御として分割ツリーアルゴリ
ズムを用いることにより、スループットおよび遅延特性
を改善することが可能である。そこで本発明では、無線
パケットのランダムアクセス方法として、両者を組み合
わせたアクセス方法を実現することを目的とする。
【0010】ところで、空線制御アクセスでは、常時下
り信号で禁止信号または空線信号を報知することによっ
て配下の移動局のアクセスを制御しているのに対し、分
割ツリーアルゴリズムでは、衝突解決期間の設定および
再送制御信号の報知によって移動局のアクセスの制御を
行っている。そこで、両者を組み合わせるためには、空
線制御アクセスと分割ツリーアルゴリズムとが協調的に
動作することが必要となる。
り信号で禁止信号または空線信号を報知することによっ
て配下の移動局のアクセスを制御しているのに対し、分
割ツリーアルゴリズムでは、衝突解決期間の設定および
再送制御信号の報知によって移動局のアクセスの制御を
行っている。そこで、両者を組み合わせるためには、空
線制御アクセスと分割ツリーアルゴリズムとが協調的に
動作することが必要となる。
【0011】すなわち本発明は、空線制御アクセスと分
割ツリーアルゴリズムを協調的に動作させることのでき
る無線パケット通信方法および装置を提供することを目
的とする。
割ツリーアルゴリズムを協調的に動作させることのでき
る無線パケット通信方法および装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の観点は
無線パケット通信方法であり、基地局とその配下の複数
の移動局との間で共通のパケットチャネルを用いて無線
パケット通信を行うため、基地局からパケットチャネル
が使用中であることを示す禁止信号または空き状態であ
ることを示す空線信号を移動局に報知し、移動局はそれ
ぞれ、空線信号が報知されている場合に基地局への上り
パケットの送信を開始する無線パケット通信方法におい
て、移動局の2以上から同時に送信された上りパケット
がパケットチャネルで衝突した場合、基地局は禁止信号
または空線信号に代えて衝突解決信号を報知し、その衝
突の起こったパケットの発生時刻以降に新規に発生した
上りパケットの送信を禁止し、その衝突の起こったパケ
ットのみの再送を許可することを特徴とする。
無線パケット通信方法であり、基地局とその配下の複数
の移動局との間で共通のパケットチャネルを用いて無線
パケット通信を行うため、基地局からパケットチャネル
が使用中であることを示す禁止信号または空き状態であ
ることを示す空線信号を移動局に報知し、移動局はそれ
ぞれ、空線信号が報知されている場合に基地局への上り
パケットの送信を開始する無線パケット通信方法におい
て、移動局の2以上から同時に送信された上りパケット
がパケットチャネルで衝突した場合、基地局は禁止信号
または空線信号に代えて衝突解決信号を報知し、その衝
突の起こったパケットの発生時刻以降に新規に発生した
上りパケットの送信を禁止し、その衝突の起こったパケ
ットのみの再送を許可することを特徴とする。
【0013】上りパケットの衝突が発生したとき、その
パケットを送信した移動局はそれぞれあらかじめ定めら
れた範囲の乱数を発生し、基地局は、乱数の値に対応し
てそれらの移動局を複数の部分集合に分割し、その各々
の部分集合に対し順番に再送許可を与えるための再送制
御信号を衝突解決信号と同時に送信し、再び衝突が発生
した場合はさらに部分集合の細分化を行って各々の細分
化された部分集合に対応する再送制御信号を順次送信
し、それ以上の細分化が不可能な場合にはその部分集合
に属する移動局に対して乱数の再発生を指示して部分集
合を再形成させ、この動作をすべての部分集合に対して
衝突が検出されなくなるまで繰り返すことがよい。
パケットを送信した移動局はそれぞれあらかじめ定めら
れた範囲の乱数を発生し、基地局は、乱数の値に対応し
てそれらの移動局を複数の部分集合に分割し、その各々
の部分集合に対し順番に再送許可を与えるための再送制
御信号を衝突解決信号と同時に送信し、再び衝突が発生
した場合はさらに部分集合の細分化を行って各々の細分
化された部分集合に対応する再送制御信号を順次送信
し、それ以上の細分化が不可能な場合にはその部分集合
に属する移動局に対して乱数の再発生を指示して部分集
合を再形成させ、この動作をすべての部分集合に対して
衝突が検出されなくなるまで繰り返すことがよい。
【0014】基地局からの部分集合に対する再送制御信
号の順次送信を一通り完了し、かつ各々の部分集合から
の再送において衝突が検出されなかった場合に、基地局
は、衝突の発生したパケットを送信した移動局であって
そのパケットの送信が完了していないすべての移動局に
対して再送を許可する再送制御信号を送信し、この再送
制御信号を送信してもいずれの移動局からの信号も受信
されなかった場合には一連の衝突解決制御を終了して空
線信号の報知を再開することがよい。
号の順次送信を一通り完了し、かつ各々の部分集合から
の再送において衝突が検出されなかった場合に、基地局
は、衝突の発生したパケットを送信した移動局であって
そのパケットの送信が完了していないすべての移動局に
対して再送を許可する再送制御信号を送信し、この再送
制御信号を送信してもいずれの移動局からの信号も受信
されなかった場合には一連の衝突解決制御を終了して空
線信号の報知を再開することがよい。
【0015】移動局は、パケットを送信するときそのパ
ケットの送信に先立って予約信号を基地局に送信し、基
地局はその予約信号が正常に受信されたときにその移動
局に対してそのパケットの送信許可を与えることがよ
い。
ケットの送信に先立って予約信号を基地局に送信し、基
地局はその予約信号が正常に受信されたときにその移動
局に対してそのパケットの送信許可を与えることがよ
い。
【0016】本発明の第二の観点は以上の方法を実施す
る装置であり、共通のパケットチャネルを用いて無線パ
ケット通信を行う基地局および複数の移動局を備え、基
地局はパケットチャネルが使用中であることを示す禁止
信号または空き状態であることを示す空線信号を移動局
に報知する手段を含み、移動局はそれぞれ、空線信号が
報知されている場合に基地局への上りパケットの送信を
開始する手段を含む無線パケット通信装置において、基
地局は、移動局の2以上から同時に送信された上りパケ
ットがパケットチャネルで衝突した場合に、禁止信号ま
たは空線信号に代えて衝突解決信号を報知する手段を含
み、移動局はそれぞれ、衝突解決信号が報知された場合
にはその衝突の起こったパケットの発生時刻以降に新規
に発生した上りパケットの送信を禁止して衝突の起こっ
たパケットを再送する手段を含むことを特徴とする。
る装置であり、共通のパケットチャネルを用いて無線パ
ケット通信を行う基地局および複数の移動局を備え、基
地局はパケットチャネルが使用中であることを示す禁止
信号または空き状態であることを示す空線信号を移動局
に報知する手段を含み、移動局はそれぞれ、空線信号が
報知されている場合に基地局への上りパケットの送信を
開始する手段を含む無線パケット通信装置において、基
地局は、移動局の2以上から同時に送信された上りパケ
ットがパケットチャネルで衝突した場合に、禁止信号ま
たは空線信号に代えて衝突解決信号を報知する手段を含
み、移動局はそれぞれ、衝突解決信号が報知された場合
にはその衝突の起こったパケットの発生時刻以降に新規
に発生した上りパケットの送信を禁止して衝突の起こっ
たパケットを再送する手段を含むことを特徴とする。
【0017】移動局はそれぞれ、自分の送信したパケッ
トが衝突を起こした場合にあらかじめ定められた範囲の
乱数を発生させる手段を含み、基地局は、移動局がそれ
ぞれ発生する乱数の値に対応してそれらの移動局を複数
の部分集合に分割し、その各々の部分集合に対して順番
に再送許可を与えるための再送制御信号を衝突解決信号
と同時に送信する手段と、あらかじめ定められた回数の
分割を行っても衝突が解消されない場合にはその部分集
合に属する移動局に対して乱数の再発生を指示する手段
とを含むことがよい。
トが衝突を起こした場合にあらかじめ定められた範囲の
乱数を発生させる手段を含み、基地局は、移動局がそれ
ぞれ発生する乱数の値に対応してそれらの移動局を複数
の部分集合に分割し、その各々の部分集合に対して順番
に再送許可を与えるための再送制御信号を衝突解決信号
と同時に送信する手段と、あらかじめ定められた回数の
分割を行っても衝突が解消されない場合にはその部分集
合に属する移動局に対して乱数の再発生を指示する手段
とを含むことがよい。
【0018】基地局は、部分集合に対する再送制御信号
の順次送信を一通り完了し、かつ各々の部分集合からの
再送において衝突が検出されなかった場合に、衝突の発
生したパケットを送信した移動局であってそのパケット
の送信が完了していないすべての移動局に対して再送を
許可する再送制御信号を送信する手段と、この再送制御
信号を送信してもいずれの移動局からの信号も受信され
なかった場合には一連の衝突解決制御を終了して空線信
号の報知を再開する手段とを含むことがよい。
の順次送信を一通り完了し、かつ各々の部分集合からの
再送において衝突が検出されなかった場合に、衝突の発
生したパケットを送信した移動局であってそのパケット
の送信が完了していないすべての移動局に対して再送を
許可する再送制御信号を送信する手段と、この再送制御
信号を送信してもいずれの移動局からの信号も受信され
なかった場合には一連の衝突解決制御を終了して空線信
号の報知を再開する手段とを含むことがよい。
【0019】移動局はパケットを送信するときそのパケ
ットの送信に先立って予約信号を基地局に送信する手段
を含み、基地局は予約信号が正常に受信されたときにそ
の予約信号を送信した移動局にそのパケットの送信許可
を与える手段を含むことがよい。
ットの送信に先立って予約信号を基地局に送信する手段
を含み、基地局は予約信号が正常に受信されたときにそ
の予約信号を送信した移動局にそのパケットの送信許可
を与える手段を含むことがよい。
【0020】
【作用】空線制御アクセスにおける空線・禁止信号に対
して排他的に送信される衝突解決信号を設定し、信号の
衝突を契機として空線制御と分割ツリーアルゴリズムと
を切り替える。これにより、衝突が無いときには空線制
御もしくは空線制御と予約制御とを組み合わせた高能率
なランダムアクセスを行い、衝突が発生した場合には分
割ツリーアルゴリズムに基づいて効率よく再送を行うこ
とができる。
して排他的に送信される衝突解決信号を設定し、信号の
衝突を契機として空線制御と分割ツリーアルゴリズムと
を切り替える。これにより、衝突が無いときには空線制
御もしくは空線制御と予約制御とを組み合わせた高能率
なランダムアクセスを行い、衝突が発生した場合には分
割ツリーアルゴリズムに基づいて効率よく再送を行うこ
とができる。
【0021】従来の分割ツリーアルゴリズムでは、衝突
によって集合が分割され、それぞれの集合に対して送信
許可が与えられる。そのため、衝突した移動局が多くな
るにつれて、それらを分離するのに十分な部分集合の数
も多くなり、再送制御信号内でその部分集合を表現する
信号量が大きくなってしまう。具体的には、部分集合の
数をn、それを表すのに必要なビット数をkとすると、
k=log2 nの関係がある。一方、実システムでの制
御信号のビット数は有限であり、しかもできるだけ少な
いビット数で制御が実現されるのが望ましい。
によって集合が分割され、それぞれの集合に対して送信
許可が与えられる。そのため、衝突した移動局が多くな
るにつれて、それらを分離するのに十分な部分集合の数
も多くなり、再送制御信号内でその部分集合を表現する
信号量が大きくなってしまう。具体的には、部分集合の
数をn、それを表すのに必要なビット数をkとすると、
k=log2 nの関係がある。一方、実システムでの制
御信号のビット数は有限であり、しかもできるだけ少な
いビット数で制御が実現されるのが望ましい。
【0022】そこで、衝突パケットを送信した移動局に
あらかじめ定められた範囲で乱数を発生させ、その値に
基づいて移動局を部分集合に分割してそれぞれに再送許
可を与えるが、繰り返し衝突が発生して部分集合のさら
なる細分化が不可能な場合には、その部分集合に属する
移動局に対し乱数の再発生を指示し、部分集合を再形成
して分割ツリーアルゴリズムを繰り返す。これにより、
分割された部分集合に対する再送制御信号を限られた情
報で表現することができ、それでいて従来とほぼ同等の
機能を実現することが可能となる。
あらかじめ定められた範囲で乱数を発生させ、その値に
基づいて移動局を部分集合に分割してそれぞれに再送許
可を与えるが、繰り返し衝突が発生して部分集合のさら
なる細分化が不可能な場合には、その部分集合に属する
移動局に対し乱数の再発生を指示し、部分集合を再形成
して分割ツリーアルゴリズムを繰り返す。これにより、
分割された部分集合に対する再送制御信号を限られた情
報で表現することができ、それでいて従来とほぼ同等の
機能を実現することが可能となる。
【0023】また、移動無線において考慮すべき電波伝
搬の特性として、フェージング、シャドーイング、およ
び自由空間損失がある。これらの要因のため基地局にお
けるそれぞれの移動局からの信号の受信電力はランダム
となり、衝突を起こした信号どうしであっても受信電力
の差が大きいと、強い信号が弱い信号を打ち消してしま
い、基地局ではあたかも衝突が無かったかのように判断
される場合がある。これをキャプチャー効果という。ま
た、衝突していない場合でも、フェージングによる受信
信号の落ち込みのため信号が受信されない場合もある。
一方、分割ツリーアルゴリズムでは、信号の衝突がない
場合にはそれ以上その部分信号に対する送信許可は行わ
れないため、衝突解決期間においてキャプチャー効果や
フェージング等により打ち消された信号は、その衝突解
決期間が終了した後にあらためて再送されることにな
り、分割ツリーアルゴリズムの効果を減少させる一因と
なる。
搬の特性として、フェージング、シャドーイング、およ
び自由空間損失がある。これらの要因のため基地局にお
けるそれぞれの移動局からの信号の受信電力はランダム
となり、衝突を起こした信号どうしであっても受信電力
の差が大きいと、強い信号が弱い信号を打ち消してしま
い、基地局ではあたかも衝突が無かったかのように判断
される場合がある。これをキャプチャー効果という。ま
た、衝突していない場合でも、フェージングによる受信
信号の落ち込みのため信号が受信されない場合もある。
一方、分割ツリーアルゴリズムでは、信号の衝突がない
場合にはそれ以上その部分信号に対する送信許可は行わ
れないため、衝突解決期間においてキャプチャー効果や
フェージング等により打ち消された信号は、その衝突解
決期間が終了した後にあらためて再送されることにな
り、分割ツリーアルゴリズムの効果を減少させる一因と
なる。
【0024】そこで、分割ツリーアルゴリズムにおいて
生成された部分集合に対する再送制御信号の順次送信が
完了した後に、部分集合を指定しない特別な再送許可信
号を送信してキャプチャー効果やフェージングにより打
ち消されたパケットが無いことを確認してから衝突解決
期間を終了する。これにより、キャプチャー効果やフェ
ージングによる信号消滅が発生した場合でも、衝突解決
期間で再送できる確率が高くなる。
生成された部分集合に対する再送制御信号の順次送信が
完了した後に、部分集合を指定しない特別な再送許可信
号を送信してキャプチャー効果やフェージングにより打
ち消されたパケットが無いことを確認してから衝突解決
期間を終了する。これにより、キャプチャー効果やフェ
ージングによる信号消滅が発生した場合でも、衝突解決
期間で再送できる確率が高くなる。
【0025】
【実施例】図1は本発明実施例の無線パケット通信装置
を示すブロック構成図である。この実施例装置は、共通
のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行う基
地局1および複数の移動局2を備え、基地局1はパケッ
トチャネルが使用中であることを示す禁止信号または空
き状態であることを示す空線信号を複数の移動局2に報
知し、複数の移動局2はそれぞれ、空線信号が報知され
ている場合に基地局1への上りパケットの送信を開始す
ることができる。基地局1はまた、移動局2のうちの2
以上から同時に送信された上りパケットがパケットチャ
ネルで衝突した場合に、禁止信号または空線信号に代え
て衝突解決信号を報知し、移動局2はそれぞれ、衝突解
決信号が報知された場合にはその衝突の起こったパケッ
トの発生時刻以降に新規に発生した上りパケットの送信
を禁止して衝突の起こったパケットを再送することがで
きる。
を示すブロック構成図である。この実施例装置は、共通
のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を行う基
地局1および複数の移動局2を備え、基地局1はパケッ
トチャネルが使用中であることを示す禁止信号または空
き状態であることを示す空線信号を複数の移動局2に報
知し、複数の移動局2はそれぞれ、空線信号が報知され
ている場合に基地局1への上りパケットの送信を開始す
ることができる。基地局1はまた、移動局2のうちの2
以上から同時に送信された上りパケットがパケットチャ
ネルで衝突した場合に、禁止信号または空線信号に代え
て衝突解決信号を報知し、移動局2はそれぞれ、衝突解
決信号が報知された場合にはその衝突の起こったパケッ
トの発生時刻以降に新規に発生した上りパケットの送信
を禁止して衝突の起こったパケットを再送することがで
きる。
【0026】図2はこの実施例装置の動作例を基地局か
ら移動局への下りパケットと移動局から基地局への上り
パケットとにより示す。無線チャネルは時分割2波復信
方式とする。
ら移動局への下りパケットと移動局から基地局への上り
パケットとにより示す。無線チャネルは時分割2波復信
方式とする。
【0027】この動作では、まず、パケットを転送しよ
うとする移動局が、直前の下りスロットで空線信号が報
知されているのを確認してから、予約信号を上りチャネ
ルで送信する。基地局は、予約信号を衝突なく正常に受
信した場合、続く下りスロットで禁止信号を報知する。
移動局は空線信号が禁止信号に変換したのを確認した
後、後続のスロットにデータを送信し、予約制御を組み
合わせた空線制御アクセスが行われる。
うとする移動局が、直前の下りスロットで空線信号が報
知されているのを確認してから、予約信号を上りチャネ
ルで送信する。基地局は、予約信号を衝突なく正常に受
信した場合、続く下りスロットで禁止信号を報知する。
移動局は空線信号が禁止信号に変換したのを確認した
後、後続のスロットにデータを送信し、予約制御を組み
合わせた空線制御アクセスが行われる。
【0028】予約信号が衝突した場合には、基地局は再
送制御信号を含む衝突解決信号を報知する。衝突解決信
号によって衝突を検知した移動局は内部で3ビットの乱
数を生成する。再送制御信号は次の上りスロットでの予
約信号の再送を許可する移動局を指定するもので、その
再送許可条件と移動局内部の乱数との関係を表1に示
す。
送制御信号を含む衝突解決信号を報知する。衝突解決信
号によって衝突を検知した移動局は内部で3ビットの乱
数を生成する。再送制御信号は次の上りスロットでの予
約信号の再送を許可する移動局を指定するもので、その
再送許可条件と移動局内部の乱数との関係を表1に示
す。
【0029】
【表1】 ここで、再送制御信号は4ビットで構成され、例えば再
送制御信号が「0101」の場合、再送許可条件は3ビ
ットの乱数のうちの下2桁が「01」となることであ
る。また、再送制御信号が「0010」の場合は、乱数
の値に関わらず予約信号の再送が許可される。また、再
送制御信号が「0011」の場合、移動局は内部の乱数
を再生成する。
送制御信号が「0101」の場合、再送許可条件は3ビ
ットの乱数のうちの下2桁が「01」となることであ
る。また、再送制御信号が「0010」の場合は、乱数
の値に関わらず予約信号の再送が許可される。また、再
送制御信号が「0011」の場合、移動局は内部の乱数
を再生成する。
【0030】ここで、図2に示した例について説明す
る。この例では、二つの予約信号の衝突が発生し、それ
ぞれの移動局がそれぞれ「100」と「110」の乱数
を発生させたとする。基地局では、最初の衝突に対して
「000」の再送制御信号を送信し、乱数の下1桁が
「0」の移動局の再送を許可する。しかし、この条件は
衝突した移動局の双方に当てはまるため、引き続き予約
信号の衝突が発生している。そこで基地局は、集合をさ
らに分割して「0100」の再送制御信号を送信し、そ
の結果、「100」の乱数を発生させた移動局のみが予
約信号を送信でき、空線制御と同様の手順でデータを送
信する。さらに基地局は、「0110」の再送制御信号
を送信し、「110」の乱数を発生させた移動局からの
予約信号とデータとを受け付ける。この時点で基地局
は、衝突を起こした移動局で乱数の下1桁が「0」の移
動局の再送は完了したと判断し、次に下1桁が「1」の
乱数は発生させた移動局に再送許可を与える「000
1」の再送制御信号を送信する。この条件に当てはまる
移動局は存在しないことから、基地局は衝突した移動局
の再送が完了したものと仮判断する。最後に、乱数の値
に関わらず予約信号の再送を許可する「0010」の再
送制御信号を送信し、移動局からの信号が無いことを確
認して通常の空線制御に戻る。
る。この例では、二つの予約信号の衝突が発生し、それ
ぞれの移動局がそれぞれ「100」と「110」の乱数
を発生させたとする。基地局では、最初の衝突に対して
「000」の再送制御信号を送信し、乱数の下1桁が
「0」の移動局の再送を許可する。しかし、この条件は
衝突した移動局の双方に当てはまるため、引き続き予約
信号の衝突が発生している。そこで基地局は、集合をさ
らに分割して「0100」の再送制御信号を送信し、そ
の結果、「100」の乱数を発生させた移動局のみが予
約信号を送信でき、空線制御と同様の手順でデータを送
信する。さらに基地局は、「0110」の再送制御信号
を送信し、「110」の乱数を発生させた移動局からの
予約信号とデータとを受け付ける。この時点で基地局
は、衝突を起こした移動局で乱数の下1桁が「0」の移
動局の再送は完了したと判断し、次に下1桁が「1」の
乱数は発生させた移動局に再送許可を与える「000
1」の再送制御信号を送信する。この条件に当てはまる
移動局は存在しないことから、基地局は衝突した移動局
の再送が完了したものと仮判断する。最後に、乱数の値
に関わらず予約信号の再送を許可する「0010」の再
送制御信号を送信し、移動局からの信号が無いことを確
認して通常の空線制御に戻る。
【0031】図3にこのときの分割ツリーアルゴリズム
の動作を示す。最初の分割による「0」、2回目の分割
による「00」、「10」、および最初の分割による
「1」がそれぞれに図2の衝突解決信号「000」、
「0100」、「0110」、および「0001」に相
当する。
の動作を示す。最初の分割による「0」、2回目の分割
による「00」、「10」、および最初の分割による
「1」がそれぞれに図2の衝突解決信号「000」、
「0100」、「0110」、および「0001」に相
当する。
【0032】図4は乱数が一致して再設定となる場合の
動作を説明する図であり、図5および図6はそれぞれ乱
数再設定前および乱数再設定後の分離ツリーアルゴリズ
ムの動作を示す。ここでは、二つの移動局からの予約信
号が衝突した後、それぞれの移動局が同一の「101」
の乱数を発生させたとする。基地局は、図5に示す分割
ツリーアルゴリズムにおいて、「0」、「1」、「0
1」、「001」、「101」、「11」の順に再送許
可を与えていく。このときの再送制御信号は、それぞれ
「0000」、「0001」、「0101」、「110
0」、「1110」、「0111」となる。再送制御信
号が「1110」のとき、すなわち「101」の移動局
に再送許可を与えたときにも衝突が発生するが、これ以
上の条件の細分化は不可能なため、基地局はひと通りの
分割、許可を終えた後、再送制御信号「0011」を報
知して乱数の再生成を指示する。衝突した移動局はこれ
を受けてそれぞれ「010」、「011」を発生させ、
続く再送制御信号「0000」、「0001」によって
再送を行う。
動作を説明する図であり、図5および図6はそれぞれ乱
数再設定前および乱数再設定後の分離ツリーアルゴリズ
ムの動作を示す。ここでは、二つの移動局からの予約信
号が衝突した後、それぞれの移動局が同一の「101」
の乱数を発生させたとする。基地局は、図5に示す分割
ツリーアルゴリズムにおいて、「0」、「1」、「0
1」、「001」、「101」、「11」の順に再送許
可を与えていく。このときの再送制御信号は、それぞれ
「0000」、「0001」、「0101」、「110
0」、「1110」、「0111」となる。再送制御信
号が「1110」のとき、すなわち「101」の移動局
に再送許可を与えたときにも衝突が発生するが、これ以
上の条件の細分化は不可能なため、基地局はひと通りの
分割、許可を終えた後、再送制御信号「0011」を報
知して乱数の再生成を指示する。衝突した移動局はこれ
を受けてそれぞれ「010」、「011」を発生させ、
続く再送制御信号「0000」、「0001」によって
再送を行う。
【0033】図7はキャプチャー効果たまはフェージン
グその他により再送制御の分割ツリー上で二つの予約信
号が消滅した場合の動作例を示す。ここでは、「001
0」の再送制御信号が送信された直後に、消滅した二つ
の予約信号が再送されたため衝突が発生した場合の例を
示す。このとき基地局では、再送制御の分割ツリーを初
期状態に戻し、再び下1桁の再送許可条件を報知する。
この動作例では、予約が衝突した移動局の乱数の下1桁
が異なっていたため、それぞれ再送制御信号「000
0」、「0001」によって再送を行っている。最後に
再び再送制御信号「0010」を送信し、移動局からの
信号が無いことを確認して通常の空線制御に戻る。
グその他により再送制御の分割ツリー上で二つの予約信
号が消滅した場合の動作例を示す。ここでは、「001
0」の再送制御信号が送信された直後に、消滅した二つ
の予約信号が再送されたため衝突が発生した場合の例を
示す。このとき基地局では、再送制御の分割ツリーを初
期状態に戻し、再び下1桁の再送許可条件を報知する。
この動作例では、予約が衝突した移動局の乱数の下1桁
が異なっていたため、それぞれ再送制御信号「000
0」、「0001」によって再送を行っている。最後に
再び再送制御信号「0010」を送信し、移動局からの
信号が無いことを確認して通常の空線制御に戻る。
【0034】図8および図9は基地局の制御フローを示
し、図8は空線制御フロー、図9は衝突解決フローを示
す。
し、図8は空線制御フロー、図9は衝突解決フローを示
す。
【0035】起動された基地局は、まず空線制御のため
の空線信号の報知を開始する。移動局からのキャリアを
検出した場合は、信号の受信を行い、受信信号に誤りが
ないかを判断する。この判断は、信号に付与されたCR
Cその他の信号を用いて行われる。誤りがあった場合は
信号衝突とみなし、図9に示した衝突解決フローへ制御
を移す。誤りが無かった場合は、通常の空線制御と同様
に禁止信号を報知し、移動局からのデータ送信終了を示
すEOF(エンド・オブ・ファイル)を検出した場合は
再び空線信号報知へと戻る。
の空線信号の報知を開始する。移動局からのキャリアを
検出した場合は、信号の受信を行い、受信信号に誤りが
ないかを判断する。この判断は、信号に付与されたCR
Cその他の信号を用いて行われる。誤りがあった場合は
信号衝突とみなし、図9に示した衝突解決フローへ制御
を移す。誤りが無かった場合は、通常の空線制御と同様
に禁止信号を報知し、移動局からのデータ送信終了を示
すEOF(エンド・オブ・ファイル)を検出した場合は
再び空線信号報知へと戻る。
【0036】一方、衝突解決フローへ移った場合、基地
局は次に送信すべき再送制御信号を再送制御の分割ツリ
ー(図3参照)にしたがって選択し、再送制御信号を含
む衝突解決信号を報知する。次に、移動局からのキャリ
ア検出を行い、検出されなかった場合はその衝突解決期
間の終了判定、すなわち直前の再送制御信号が「001
0」かどうかを判断し、そうであれば図8に示した空線
制御フローへ戻る。直前の再送制御信号が「0010」
の場合は再送制御信号の選択と衝突解決信号および再送
制御信号の報知とが繰り返される。また、キャリア検出
でキャリアが検出された場合は、受信信号のエラーの有
無から衝突を判定し、衝突であれば新たな再送制御信号
を選択し、そうでなければ禁止信号を報知してデータの
受信を行う。データの受信が完了した場合は再送制御信
号選択へ戻る。
局は次に送信すべき再送制御信号を再送制御の分割ツリ
ー(図3参照)にしたがって選択し、再送制御信号を含
む衝突解決信号を報知する。次に、移動局からのキャリ
ア検出を行い、検出されなかった場合はその衝突解決期
間の終了判定、すなわち直前の再送制御信号が「001
0」かどうかを判断し、そうであれば図8に示した空線
制御フローへ戻る。直前の再送制御信号が「0010」
の場合は再送制御信号の選択と衝突解決信号および再送
制御信号の報知とが繰り返される。また、キャリア検出
でキャリアが検出された場合は、受信信号のエラーの有
無から衝突を判定し、衝突であれば新たな再送制御信号
を選択し、そうでなければ禁止信号を報知してデータの
受信を行う。データの受信が完了した場合は再送制御信
号選択へ戻る。
【0037】図10および図11は移動局の制御フロー
を示し、図10は空線制御フロー、図11は衝突解決フ
ローを示す。
を示し、図10は空線制御フロー、図11は衝突解決フ
ローを示す。
【0038】送信パケットが生じた移動局は、下りチャ
ネルにおいて空線信号が報知されているかを監視し、報
知されている場合は予約信号の送信を行うが、そうでな
い場合は空線信号待ち状態となる。予約信号送信後、下
りチャネルで禁止信号が報知された場合は、データの送
信を行うが、衝突解決信号の場合は図11に示した衝突
解決フローへ移る。
ネルにおいて空線信号が報知されているかを監視し、報
知されている場合は予約信号の送信を行うが、そうでな
い場合は空線信号待ち状態となる。予約信号送信後、下
りチャネルで禁止信号が報知された場合は、データの送
信を行うが、衝突解決信号の場合は図11に示した衝突
解決フローへ移る。
【0039】衝突解決フローに移った移動局は、まず乱
数を発生させる。次に、報知された再送制御信号を受信
し、それが乱数再生成を指示する再送制御信号であれば
乱数を再生成し、そうでなければ対応する再送許可条件
を調べ、一致すれば予約信号を送信した移動局は続く下
りチャネルを受信し、禁止信号が報知されていればデー
タの送信を行って図10に示した空線制御フローに戻
り、衝突解決信号が報知されていれば再送制御信号に従
って再送を繰り返す。ここで空線信号が報知された場合
は何らかの要因によりその移動局の信号が基地局で認識
されなかったために、基地局で衝突解決期間が終了した
ことを意味するため、移動局は空線制御フローに戻って
再送処理を行う。
数を発生させる。次に、報知された再送制御信号を受信
し、それが乱数再生成を指示する再送制御信号であれば
乱数を再生成し、そうでなければ対応する再送許可条件
を調べ、一致すれば予約信号を送信した移動局は続く下
りチャネルを受信し、禁止信号が報知されていればデー
タの送信を行って図10に示した空線制御フローに戻
り、衝突解決信号が報知されていれば再送制御信号に従
って再送を繰り返す。ここで空線信号が報知された場合
は何らかの要因によりその移動局の信号が基地局で認識
されなかったために、基地局で衝突解決期間が終了した
ことを意味するため、移動局は空線制御フローに戻って
再送処理を行う。
【0040】
【発明の効果】本発明による衝突解決型空線制御アクセ
ス方法では、衝突が無いときは空線制御もしくは空線制
御と予約制御とを組み合わせた高能率なランダムアクセ
スを行い、衝突が発生した場合には分割ツリーアルゴリ
ズムに基づいて効率的な再送を行うことによって、高ス
ループットと衝突時のパケットの再送遅延を小さくでき
る。
ス方法では、衝突が無いときは空線制御もしくは空線制
御と予約制御とを組み合わせた高能率なランダムアクセ
スを行い、衝突が発生した場合には分割ツリーアルゴリ
ズムに基づいて効率的な再送を行うことによって、高ス
ループットと衝突時のパケットの再送遅延を小さくでき
る。
【0041】また、分割ツリーアルゴリズムのための再
送制御信号を限られた情報量で表現することができるた
め、制御のためのオーバーヘッドを小さくでき、リソー
スを有効に利用できる。
送制御信号を限られた情報量で表現することができるた
め、制御のためのオーバーヘッドを小さくでき、リソー
スを有効に利用できる。
【0042】さらに、キャプチャー効果やフェージング
その他によって信号消滅が発生した場合でも、再送制御
ツリーに基づいた体操許可信号の順次送信が完了した後
に、条件を指定しない再送許可信号を送信するため、こ
れらの影響によって分割ツリーアルゴリズムの効果が低
下することを防ぐことが可能となる。
その他によって信号消滅が発生した場合でも、再送制御
ツリーに基づいた体操許可信号の順次送信が完了した後
に、条件を指定しない再送許可信号を送信するため、こ
れらの影響によって分割ツリーアルゴリズムの効果が低
下することを防ぐことが可能となる。
【図1】本発明実施例の無線パケット通信装置を示すブ
ロック構成図。
ロック構成図。
【図2】実施例装置の動作例を基地局から移動局への下
りパケットと移動局から基地局への上りパケットとによ
り示す図。
りパケットと移動局から基地局への上りパケットとによ
り示す図。
【図3】分割ツリーアルゴリズムの動作を示す図。
【図4】乱数が一致して再設定となる場合の動作を説明
する図。
する図。
【図5】乱数再設定前の分離ツリーアルゴリズムの動作
を示す図。
を示す図。
【図6】乱数再設定後の分離ツリーアルゴリズムの動作
を示す図。
を示す図。
【図7】再送制御の分割ツリー上で二つの予約信号が消
滅した場合の動作例を示す図。
滅した場合の動作例を示す図。
【図8】基地局の制御フローを示す図であり、空線制御
フローを示す図。
フローを示す図。
【図9】基地局の制御フローを示す図であり、衝突解決
フローを示す図。
フローを示す図。
【図10】移動局の制御フローを示す図であり、空線制
御フローを示す図。
御フローを示す図。
【図11】移動局の制御フローを示す図であり、衝突解
決フローを示す図。
決フローを示す図。
【図12】ICMA−DRの動作例を示す図。
【図13】分割ツリーアルゴリズムの動作例を示す図。
1 基地局 2 移動局
Claims (8)
- 【請求項1】 基地局とその配下の複数の移動局との間
で共通のパケットチャネルを用いて無線パケット通信を
行うため、前記基地局からパケットチャネルが使用中で
あることを示す禁止信号または空き状態であることを示
す空線信号を前記複数の移動局に報知し、前記複数の移
動局はそれぞれ、空線信号が報知されている場合に前記
基地局への上りパケットの送信を開始する無線パケット
通信方法において、 前記複数の移動局の2以上から同時に送信された上りパ
ケットがパケットチャネルで衝突した場合、前記基地局
は禁止信号または空線信号に代えて衝突解決信号を報知
し、その衝突の起こったパケットの発生時刻以降に新規
に発生した上りパケットの送信を禁止し、その衝突の起
こったパケットのみの再送を許可することを特徴とする
無線パケット通信方法。 - 【請求項2】 上りパケットの衝突が発生したとき、そ
のパケットを送信した移動局はそれぞれあらかじめ定め
られた範囲の乱数を発生し、 前記基地局は、前記乱数の値に対応してそれらの移動局
を複数の部分集合に分割し、その各々の部分集合に対し
順番に再送許可を与えるための再送制御信号を衝突解決
信号と同時に送信し、再び衝突が発生した場合はさらに
部分集合の細分化を行って各々の細分化された部分集合
に対応する再送制御信号を順次送信し、それ以上の細分
化が不可能な場合にはその部分集合に属する移動局に対
して乱数の再発生を指示して部分集合を再形成させ、こ
の動作をすべての部分集合に対して衝突が検出されなく
なるまで繰り返す請求項1記載の無線パケット通信方
法。 - 【請求項3】 前記基地局からの部分集合に対する再送
制御信号の順次送信を一通り完了し、かつ各々の部分集
合からの再送において衝突が検出されなかった場合に、
前記基地局は、衝突の発生したパケットを送信した移動
局であってそのパケットの送信が完了していないすべて
の移動局に対して再送を許可する再送制御信号を送信
し、この再送制御信号を送信してもいずれの移動局から
の信号も受信されなかった場合には一連の衝突解決制御
を終了して空線信号の報知を再開する請求項2記載の無
線パケット通信方法。 - 【請求項4】 前記移動局はパケットを送信するときそ
のパケットの送信に先立って予約信号を前記基地局に送
信し、前記基地局はその予約信号が正常に受信されたと
きにその移動局に対してそのパケットの送信許可を与え
る請求項1ないし3のいずれか記載の無線パケット通信
方法。 - 【請求項5】 共通のパケットチャネルを用いて無線パ
ケット通信を行う基地局および複数の移動局を備え、 前記基地局はパケットチャネルが使用中であることを示
す禁止信号または空き状態であることを示す空線信号を
前記複数の移動局に報知する手段を含み、 前記複数の移動局はそれぞれ、空線信号が報知されてい
る場合に前記基地局への上りパケットの送信を開始する
手段を含む無線パケット通信装置において、 前記基地局は、前記複数の移動局の2以上から同時に送
信された上りパケットがパケットチャネルで衝突した場
合に、禁止信号または空線信号に代えて衝突解決信号を
報知する手段を含み、 前記複数の移動局はそれぞれ、衝突解決信号が報知され
た場合にはその衝突の起こったパケットの発生時刻以降
に新規に発生した上りパケットの送信を禁止して衝突の
起こったパケットを再送する手段を含むことを特徴とす
る無線パケット通信装置。 - 【請求項6】 前記複数の移動局はそれぞれ、自分の送
信したパケットが衝突を起こした場合にあらかじめ定め
られた範囲の乱数を発生させる手段を含み、 前記基地局は、前記複数の移動局がそれぞれ発生する乱
数の値に対応してそれらの移動局を複数の部分集合に分
割し、その各々の部分集合に対して順番に再送許可を与
えるための再送制御信号を衝突解決信号と同時に送信す
る手段と、あらかじめ定められた回数の分割を行っても
衝突が解消されない場合にはその部分集合に属する移動
局に対して乱数の再発生を指示する手段とを含む請求項
1記載の無線パケット通信装置。 - 【請求項7】 前記基地局は、部分集合に対する再送制
御信号の順次送信を一通り完了し、かつ各々の部分集合
からの再送において衝突が検出されなかった場合に、衝
突の発生したパケットを送信した移動局であってそのパ
ケットの送信が完了していないすべての移動局に対して
再送を許可する再送制御信号を送信する手段と、この再
送制御信号を送信してもいずれの移動局からの信号も受
信されなかった場合には一連の衝突解決制御を終了して
空線信号の報知を再開する手段とを含む請求項6記載の
無線パケット通信方法。 - 【請求項8】 前記移動局はパケットを送信するときそ
のパケットの送信に先立って予約信号を前記基地局に送
信する手段を含み、前記基地局は予約信号が正常に受信
されたときにその予約信号を送信した移動局にそのパケ
ットの送信許可を与える手段を含む請求項5ないし7の
いずれか記載の無線パケット通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7016221A JPH08213990A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 無線パケット通信方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7016221A JPH08213990A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 無線パケット通信方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08213990A true JPH08213990A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11910483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7016221A Pending JPH08213990A (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 無線パケット通信方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08213990A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-02-02 JP JP7016221A patent/JPH08213990A/ja active Pending
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