JPH08214517A - 交流発電機 - Google Patents

交流発電機

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JPH08214517A
JPH08214517A JP32277795A JP32277795A JPH08214517A JP H08214517 A JPH08214517 A JP H08214517A JP 32277795 A JP32277795 A JP 32277795A JP 32277795 A JP32277795 A JP 32277795A JP H08214517 A JPH08214517 A JP H08214517A
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rotor
fan
rotor core
terminal wire
terminal
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JP32277795A
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Koichi Ibata
井畑  幸一
Shinichi Matsubara
慎一 松原
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータコイルの端末線の浮き上がりを既存の
部品を用いて簡単な構造で有効に防止できる交流発電機
を提供する。 【解決手段】 オルタネータ1のロータ3は、ロータコ
ア4を有し、このロータコアの壁面にはロータコイルの
端末線71,72を被覆する絶縁管81、82を収納す
る溝44が形成されている。ロータコアに固定されるフ
ァン5は、複数の羽54を保持する壁面部55、及び前
記絶縁管に接近する方向に壁面部を一部変形させた突起
部58,59有し、前記絶縁管に被覆された端末線の一
部をロータコア壁面の溝44とファンの突起部58,5
9との間で軸方向に保持する。これにより、簡単な構造
で、ロータの回転時に発生する振動や遠心力により端末
線が浮き上がろうとしても、絶縁管はファンの変形部に
より実質的に動きを阻止されて浮き上がらない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、交流発電機に関
し、特にロ−タコイルの端末線を被覆する可撓性絶縁管
の保持構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より自動車用交流発電機のロ−タ
は、回転軸の一端に設けられブラシに対して摺動自在に
回転するスリップリングと、回転軸に固着されたロ−タ
コアと、該ロ−タコアに装着されたロ−タコイルとから
なり、ブラシより供給された励磁電流が、スリップリン
グを介してロ−タコイルに流れている。そして、この交
流発電機のロ−タが回転する際、振動や遠心力によるロ
−タコイルの断線等を防ぐためにロ−タコイルの端末線
がロ−タコアから浮き上がるのを防止する必要があり、
従来、ファンによりロ−タコイルの端末線を被覆する絶
縁管をロ−タコアの溝に保持するものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の保持構造は、ロ−タコア側を加工して絶縁管を保持
するのみであり、十分な浮き上がりの防止は望めないと
いう不具合がある。また、実開昭54−110705号
公報には、樹脂の環状体により端末線を保持し遠心力に
より端末線が浮き上がるのを防ぐものが記載されている
が、樹脂の環状体等の構造が複雑となる問題がある。 【0004】そこで本発明は、ロ−タコイルの端末線の
浮き上がりを既存の部品を用いて簡単な構造で有効に防
止できる交流発電機の提供を目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ファン(5)が、端末線の絶縁管(81,
82)に接近する方向に壁面部を一部変形させた変形部
(58,59)を有し、絶縁管に被覆された端末線の一
部をロ−タコア壁面の溝とファンの変形部との間で軸方
向に保持するようにした。それにより、ロ−タの回転時
に発生する振動や遠心力により端末線が浮き上がろうと
しても、絶縁管はファンの変形部により実質的に動きを
阻止されて浮き上がらない。しかも、ファンの変形とい
う既存の部品を利用しているので、きわめて構造が簡単
となる。 【0006】従って、交流発電機のロ−タコイルの端末
線の浮き上がりや断線を簡単な構造で有効に防止でき
る。 【0007】 【発明の実施の形態】本発明の交流発電機のロータを図
に示す一実施例に基づき説明する。図1は本発明の一実
施例を適用した自動車用オルタネータを示す。本実施例
のオルタネータ1は、アルミニウム合金鋳物製のブラケ
ット2内に配されている。ブラケット2は、フロントブ
ラケット21およびリアブラケット22からなり、ベア
リング23、24を介して回転軸25を回転自在に支持
している。回転軸25の端部には、プーリ26が取付け
られている。リアブラケット22には、ブラシ27を保
持するブラシホルダ28が取付けられ、3相整流器であ
るダイオード29が保持されている。回転軸25の中央
部の外周には、発電機のロータ3が固着されている。 【0008】発電機のロータ3は、ランドル形状のロー
タコア4、スリップリング6、およびロータコイル7か
らなる。ロータコア4は、低炭素鋼製で、ステータ9の
内周面91に対向する6つの爪部31を有するフロント
側のコア30、スタータ9の内周面91に対向し、フロ
ント側のコア30の隣接する爪部31間に配置される6
つの爪部41を有するリア側のコア40からなる。この
フロント側のコア30の爪部31には、フロント側冷却
用内蔵ファン32を固着している。リア側のコア40の
爪部41は、管状の爪底部42より突設されている。ま
たリア側のコア40の爪部41壁面には、リア側冷却用
内蔵ファン(以下ファンと略す)5が固着され、ロータ
コイル7を案内する案内溝44が形成されている。さら
にフロント側のコア30とリア側のコア40との円筒状
部35、45の外周から爪部31、41の内周にかけ
て、樹脂製の絶縁ボビン46が設けられている。 【0009】ファン5は、図2にも示すごとく、内周部
51に回転軸25を挿通する開口部52が形成され、外
周部53に所定形状の複数の羽54が形成されている。
またファン5の壁面55には、対称的な位置に固着剤で
ある耐熱性、電気絶縁性に優れたワニスを含浸するワニ
ス含浸用穴56,57を設けた突起部58,59が形成
されている。 【0010】スリップリング6は、図3に示すごとく、
銅またはステンレス製で、回転軸25の端部に設けら
れ、ブラシ27との摺動部61,62が回転軸25の径
より大径に形成されている。このスリップリング6の棒
状突起部63,64には、端子であるコネクションバー
65,66が固定されている。コネクションバー65,
66には、平板をまるめた鉤状部67,68が設けられ
ている。 【0011】ロータコイル7は、ロータコア4に絶縁ボ
ビン46を介して同心状に巻回された巻線部70、該巻
線部70の巻始めの端末線71および巻終りの端末線7
2からなる。端末線71,72は、ロータコア4のコイ
ル巻付部47(端末線72のコイル巻付部は図示せず)
に一旦巻付けられ、そして案内溝44(端末線72の案
内溝は図示せず)を経てロータコイル7の両端に設けら
れた折曲げ部73、74がコネクションバー65、66
を経てスリップリング6に接続されている。 【0012】また端末線71,72は、それぞれ可撓性
絶縁チューブ81,82により被覆されている。このス
リップリング6に固着したコネクションバー65,66
と端末線71,72の折曲げ部73,74とは、コネク
ションバー65,66の鉤状部67,68内に端末線7
1,72の先端を差し込み、その折曲げ部73,74を
コネクションバー65,66より突出させた状態で、折
曲げ部73,74と鉤状部67,68とをフュージング
溶接により接続している。75,76は折曲げ部73,
74と鉤状部67、68との溶接部を示す。絶縁チュー
ブ81,82には、図2にも示すごとく、絶縁チューブ
81,82の端部83,84が溶接部75,76の側部
である折曲げ部73,74を包込む凹状の保持部85,
86が形成されている。この保持部85,86の長さ
は、絶縁チューブ81,82の径の1/2以上あれば良
い。 【0013】さらに絶縁チューブ81,82により被覆
された端末線71,72の一部77は、ロータコア4の
爪部41壁面に形成された爪底部42とファン5の突起
部58、59との間に挟持され、この挟持部87にワニ
スを含浸することにより固定する。フロントブラケット
22の内周壁には、ステータ9が取付けられている。ス
テータ9は、スロットを打抜いた硅素鋼板を積層してな
るステータコア92および一極あたり3相が巻かれた3
相交流発電方式のステータコイル93からなり、ロータ
コア4に対向して設けられている。 【0014】発電機のロータ3とステータ9とから3相
交流発電機が構成されている。本実施例のオルタネータ
1の作用を図に基づき説明する。本実施例のオルタネー
タ1は、回転軸25にエンジン(図示せず)の回転が伝
達され、発電機のロータ3が回転する。ここで、フロン
ト側のブラシ27よりスリップリング6の摺動部61に
供給された励磁電流をスリップリング6の摺動部61→
スリップリング6の棒状突起部63→コネクションバー
65→ロータコイル7の端末線71→ロータコイル7の
巻線部70→ロータコイル7の端末線72→コネクショ
ンバー66→スリップリング6の棒状突起部64→スリ
ップリング6の摺動部61→リア側のブラシ27に流
れ、ロータコア4が磁化されてN極とS極とが形成され
る。この磁化されたロータコア4が回転すると、電流が
ステータコイル93に流れる。そしてN極とS極とが交
互に回ってくるため、ステータコイル93に交流電圧が
発生する。 【0015】ここで、スリップリング6に固着したコネ
クションバー65,66と端末線71,72の折曲げ部
73,74とは、コネクションバー65,66の鉤状部
67,68内に端末線71,72の先端を差し込み,折
曲げ部73,74と鉤状部67,68との溶接部75,
76をフュージング溶接により接続している。また溶接
部75,76では、絶縁チューブ81,82の保持部8
5,86により、ロータコイル7の端末線71,72の
折曲げ部73,74を絶縁チューブ81,82の端部8
3,84に絶縁チューブ81,82の径の1/2以上押
圧して、絶縁チューブ81,82の端部83、84が端
末線71,72の折曲げ部73,74を包込むように保
持している。 【0016】そして溶接部75,76にワニスを含浸す
ることにより、端末線71,72の保持強度が低下する
溶接部75,76をワニスにより固着された絶縁チュー
ブ81,82の端部83,84で補強することができ
る。さらに絶縁チューブ81,82により被覆された端
末線71,72の一部77をロータコア4の爪部41壁
面に形成された爪底部42とファン5の突起部58,5
9との間に挟持して固着することにより、端末線71,
72の溶接部75,76に付与される遠心荷重を緩和す
ることができる。 【0017】またファン5の突起部58,59のワニス
含浸用穴56,57よりワニスを含浸することにより、
ファン5と絶縁チューブ81,82とは一体的に固着さ
れ、端末線71,72の溶接部75,76に付与される
遠心荷重をさらに低減することができる。本実施例で
は、本発明の発電機のロータを自動車用オルタネータの
ロータに適用したが、その他の交流発電機のロータに適
用しても良い。 【0018】本実施例では、スリップリングの端子とロ
ータコイルの端末線との溶接にフュージング溶接を用い
たが、スポット溶接等の抵抗溶接や電子ビーム溶接等他
の溶接方法を用いても良い。本実施例では、ロータコイ
ルの両端に折曲げ状の端末線を設けたが、ロータコイル
の両端に略直線状またはその他形状の端末線を設けても
良い。 【0019】本実施例では、ファンにワニス含浸用穴を
設けて、ロータコアの壁面とファンの突起部との間の挟
持部にワニスを含浸させるようにしたが、パイプ等を利
用したり、ファンに開口部を設けたりしてロータコアの
壁面とファンの突起部との間の挟持部にワニスを含浸さ
せるようにしても良い。本実施例では、固着剤にワニス
を用いたが、その他の耐熱性、電気絶縁性に優れた固着
剤を用いても良い。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の交流発電機の一実施例を適用した自動
車用オルタネータを示す断面図である。 【図2】本発明の交流発電機の一実施例にかかるリア側
冷却用内蔵ファンを示す正面図である。 【図3】本発明の交流発電機の一実施例にかかるスリッ
プリングを示す斜視図である。 【符号の説明】 1 オルタネータ 2 ブラケット 3 発電機のロータ 4 ロータコア 5 リア側冷却用内蔵ファン 6 スリップリング 7 ロータコイル 25 回転軸 27 ブラシ 42 爪底部 44 案内溝 56,57 ワニス含浸用穴 58,59 変形部をなす突起部 71,72 端末線 75,76 溶接部 81,82 絶縁チューブ 85,86 保持部 87 挟持部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転軸(25)の端部に設けられ、発電機(1)のブラ
    シ(2)に摺動回転するスリップリング(6)と、 前記回転軸に固着されたロ−タコア(4)と、 該ロ−タコアの壁面に固着されると共に複数の羽(5
    4)を有するファン(5)と、 前記ロ−タコアに装着されると共に、両端に端末線(7
    1,72)を有するロ−タコイル(7)と、 該ロ−タコイルの端末線を被覆する可撓性絶縁管(8
    1,82)と、 一端が前記スリップリングに電気的に接続され、他端が
    前記ロ−タコイルの端末線に固着され、前記回転軸に対
    して固定された端子(58,59)とを、有するロ−タ
    を備えた交流発電機において、 前記ロ−タコアの壁面には前記絶縁管(81,82)を
    収納する溝(44)を有し、 前記ファン(5)は、前記複数の羽(54)を保持する
    壁面部(55)、及び前記絶縁管に接近する方向に前記
    壁面部を一部変形させた変形部(58,59)を有し、
    前記絶縁管に被覆された前記端末線の一部を前記ロ−タ
    コア壁面の溝と前記ファンの変形部との間で軸方向に保
    持するようにしたことを特徴とする交流発電機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009171812A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Denso Corp 車両用交流発電機の回転子

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