JPH08214592A - モータの駆動装置 - Google Patents

モータの駆動装置

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JPH08214592A
JPH08214592A JP7076418A JP7641895A JPH08214592A JP H08214592 A JPH08214592 A JP H08214592A JP 7076418 A JP7076418 A JP 7076418A JP 7641895 A JP7641895 A JP 7641895A JP H08214592 A JPH08214592 A JP H08214592A
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battery
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chopper
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Hideki Shironokuchi
秀樹 城ノ口
Masami Hirata
雅己 平田
Haruhiko Ishihara
治彦 石原
Seiji Kato
征二 加藤
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Kansai Electric Power Co Inc
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Toshiba Corp
Kansai Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの駆動,回生制動及びバッテリの充電
を簡単な構成で実現することができ、そして、バッテリ
のリフレッシュをも行なわせることができるようにす
る。 【構成】 インバータ回路15に並列にチョッパ回路2
6を設け、インダクションモータ11の高出力時には、
チョッパ回路26を昇圧用チョッパとして作用させ、
又、インダクションモータ11の回生時には、チョッパ
回路26を降圧用チョッパとして作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリの直流電力を
駆動回路により交流電力に変換してモータに供給するよ
うにしたモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気自動車のモータを駆動する
駆動装置の従来例を図10に示す。即ち、ニッケル系電
池(ニッケル水素電池,ニッケルカドミ電池)からなる
バッテリ1の正及び負端子には、直流母線2及び3が接
続されているとともに、この直流母線2及び3間には、
6個のトランジスタ4U乃至4W及び5U乃至5Wをブ
リッジ接続してなるインバータ回路6が接続され、その
インバータ回路6の出力端子はモータ7の入力端子に接
続されている。この場合、バッテリ1の直流電圧は、直
接、インバータ回路6に印加されるので、モータ7の出
力(回転数)制御は、インバータ回路6をPWM制御す
ることにより実行される。
【0003】又、バッテリ1が放電して電圧が降下する
と、モータ7を駆動するのに必要な電力が得られなくな
るので、従来より、電気自動車には、バッテリを充電す
るために、外部の交流電源の交流電源電圧を変圧するト
ランス及びこのトランスからの交流電圧を整流して平滑
して直流電圧とする整流平滑回路等から構成された充電
器が搭載されている。
【0004】更に、ニッケル系電池からなるバッテリ1
は、メモリ効果によりバッテリ1内部の充電電力を10
0%放出できなくなるので、従来より、バッテリ1の残
存電力をその電圧が下限電圧になるまで放電用抵抗器に
放電させるリフレッシュ動作を行なわせるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
次のような解決すべき課題があった。 (a)電気自動車においては、走行上、モータ7に必要
とされる最大出力が大きいのであるが、定常出力は小さ
く、当然のことながら、最大出力に応じてモータ7及び
インバータ回路6の容量が設定される。この場合、モー
タ7の低出力時にインバータ回路6のPWM制御により
回転数を低くするためには、モータ7に対する印加電圧
を低くすべくPWMのパルス幅を非常に小にする必要が
あり、従って、モータ7の印加電圧には高調波成分が多
く含まれることになり、この高調波成分によりモータ7
に主として鉄損からなるモータ損失が発生して、定常運
転時の効率が悪くなる。
【0006】(b)モータ7が高出力から低出力に変化
するときには、モータ7からバッテリ1に対して回生電
力が供給されるが、このときのモータ7の回転数により
モータ発電電圧がバッテリ電圧に対して大小異なるの
で、適正な回生制動が行なわれない。
【0007】(c)バッテリ1の充電のためにトランス
等を有する充電器が必要であるので、製造コストが増加
し、特に、トランスを含む充電器は広い設置スペースを
必要とするので、電気自動車にとっては不利である。
【0008】(d)バッテリ1をリフレッシュするため
に残存電力を放電用抵抗器でジュール熱として放散させ
るので、エネルギー効率が悪く、又、大形の放電用抵抗
器を設ける必要があり、特に、大形の放電用抵抗器は広
い設置スペースを必要とするので、電気自動車にとって
は不利である。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その第1の目的は、モータの定常運転時の効率をよ
くすることができるモータの駆動装置を提供するにあ
る。
【0010】本発明の第2の目的は、モータの回生制動
時において、モータ発電電圧の大小にかかわらず円滑な
回生制動を行なうことができるモータの駆動装置を提供
するにある。
【0011】本発明の第3の目的は、バッテリの充電の
ために専用の充電器を必要としないモータの駆動装置を
提供するにある。
【0012】本発明の第4の目的は、バッテリのリフレ
ッシュ時に放電用抵抗器を必要としないモータの駆動装
置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモータの
駆動装置は、フライホイールダイオードを有する2個の
スイッチング素子を直列に接続してなるアームを1つ以
上有し、入力端子がバッテリに接続され、出力端子がモ
ータに接続されて、前記スイッチング素子のオンオフに
より前記モータを通電制御する駆動回路と、この駆動回
路に並列に接続されフライホイールダイオードを有する
2個のスイッチング素子を直列に接続してなるチョッパ
回路と、このチョッパ回路の中性点とバッテリとの間に
接続された直流側リアクトルと、前記駆動回路及びチョ
ッパ回路のスイッチング素子をオンオフ制御するように
設けられ、前記チョッパ回路を、前記バッテリから駆動
回路に電力を供給するときには昇圧用チョッパとして作
用可能とし、前記駆動回路からバッテリへの電力を供給
するときには降圧用チョッパとして作用可能とする制御
手段とを具備してなる構成に特徴を有する。
【0014】請求項2記載のモータの駆動装置は、制御
手段を、モータ出力が低いときには駆動回路にバッテリ
の基準電圧を供給し、モータ出力が高いときにはチョッ
パ回路を昇圧用チョッパとして作用させるように制御す
る構成とするところに特徴を有する。
【0015】請求項3記載のモータの駆動装置は、制御
手段を、モータの回生時において、モータ発電電圧がバ
ッテリ電圧より高い場合にはチョッパ回路を降圧用チョ
ッパとして作用させてバッテリへの充電電流を制御し、
モータ発電電圧がバッテリ電圧より低い場合には駆動回
路のアームの負側スイッチング素子をオンオフ制御する
ことにより昇圧用チョッパとして作用させてバッテリへ
の充電電流を制御するように構成するところに特徴を有
する。
【0016】請求項4記載のモータの駆動装置は、外部
の交流電源を全波整流するための全波整流回路を備え
て、その交流入力端子側に交流側リアクトルを接続する
とともに、正側直流出力端子を駆動回路の1つのアーム
の中性点に接続し、及び負側直流出力端子をバッテリの
負端子に接続し、制御手段を、外部の交流電源によるバ
ッテリの充電時には、前記1つのアームの負側スイッチ
ング素子をオンオフ制御することにより昇圧用チョッパ
として作用させるように構成するところに特徴を有す
る。
【0017】請求項5記載のモータの駆動装置は、交流
電源から全波整流回路を介して駆動回路に流れる充電電
流を検出する交流側電流検出手段を備え、その全波整流
回路を2個以上のサイリスタを含んで構成し、制御手段
を、前記交流側電流検出手段の検出電流に基づいて前記
サイリスタの通電位相を略零から徐々に大となるように
制御するように構成するところに特徴を有する。
【0018】請求項6記載のモータの駆動装置は、バッ
テリに流れる充電電流を検出する直流側電流検出手段を
備え、制御手段を、その直流側電流検出手段の検出電流
に基づいて降圧用チョッパとして作用するチョッパ回路
のオンデューティを徐々に上昇させることによってその
充電電流を所定値に制御するように構成するところに特
徴を有する。
【0019】請求項7記載のモータの駆動装置は、制御
手段を、直流側電流検出手段の検出電流が所定値に達し
ない場合には、昇圧チョッパのオンオフデューティを調
整して充電電流を制御する構成とするところに特徴を有
する。
【0020】請求項8記載のモータの駆動装置は、駆動
回路に並列にフライホイールダイオードを有する2個の
スイッチング素子を直列に接続してなるスイッチング回
路を接続し、全波整流回路の代わりに双方向性三端子サ
イリスタが用いる構成に特徴を有する。
【0021】請求項9及び10記載のモータの駆動装置
は、駆動回路に並列にコンデンサを接続し、制御手段
を、外部の交流電源から流れる交流電流を交流電源電圧
に同期した正弦波の基準信号に追従させるように制御す
ることにより、前記コンデンサの端子間電圧が交流電源
電圧のピーク値以上となるようにして力率制御を行なう
ように構成するところに特徴を有する。
【0022】請求項11記載のモータの駆動装置は、制
御手段を、コンデンサの端子間電圧がバッテリの充電電
圧よりも高い場合には、チョッパ回路を降圧用チョッパ
として作用させて電流制限を行なうように構成するとこ
ろに特徴を有する。
【0023】請求項12記載のモータの駆動装置は、モ
ータの最も頻繁に使用される出力において、バッテリの
基準電圧が駆動回路のPWMデューティが100%なる
状態でモータに印加されるように構成したところに特徴
を有する。
【0024】請求項13記載のモータの駆動装置は、制
御手段を、駆動回路の1つのアーム及びスイッチング回
路のスイッチング素子をオンオフ制御することによっ
て、バッテリのリフレッシュ動作時にそのバッテリの残
存エネルギーを外部の交流電源に回生させるように構成
するところに特徴を有する。
【0025】請求項14記載のモータの駆動装置は、チ
ョッパ回路を、フライホイールダイオードを並列に有す
る2個のトランジスタからなるトランジスタモジュール
にて構成するところに特徴を有する。
【0026】請求項15記載のモータの駆動装置は、モ
ータに、鉄を含んでなる永久磁石によって構成されたロ
ータを用いることに特徴を有する。
【0027】
【作用】請求項1及び2記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリから駆動回路を介してモータに電力を供給
するときには、チョッパ回路を昇圧用チョッパとして作
用可能であるので、バッテリ電圧よりも高い電圧をモー
タに印加することが可能になって、モータを定常時より
も高い回転数で駆動させることができる。又、駆動回路
からバッテリに電力を供給するときには、チョッパ回路
を降圧用チョッパとして作用可能であるので、モータを
回生制動する場合若しくはバッテリを外部電源より充電
する場合にモータ発電電圧若しくは外部電源電圧がバッ
テリ電圧よりも高かったとしても、回路素子を破損する
ことなくバッテリに充電することができる。
【0028】請求項3記載のモータの駆動装置によれ
ば、モータの回生制動時にモータ発電電圧がバッテリ電
圧より低い場合には、駆動回路のアームの負側スイッチ
ング素子をオンオフ制御することにより、そのアームが
昇圧用チョッパとして作用するようになる。
【0029】請求項4記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリの充電時に、外部の交流電源は全波整流回
路により全波整流されるとともに、その全波整流電圧は
1つのアームが昇圧用チョッパとして作用して昇圧され
るようになり、従って、交流電源電圧がバッテリ電圧よ
り低い場合でもバッテリの充電が可能になる。
【0030】請求項5記載のモータの駆動装置によれ
ば、制御手段は、交流側電流検出手段の検出電流に基づ
いて全波整流回路のサイリスタの通電位相を略零から徐
々に大となるように制御するので、充電開始時の突入電
流を抑制することができる。
【0031】請求項6記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリの充電時に、制御手段は、直流側電流検出
手段の検出電流に基づいて降圧用チョッパとして作用す
るチョッパ回路のオンデューティを徐々に上昇させるの
で、充電電流を所定値に制御することができ、安定した
充電を行なわせることができる。
【0032】請求項7記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリの充電時に、制御手段は、直流側電流検出
手段の検出電流が所定値に達しない場合には、昇圧用チ
ョッパのオンオフデューティを調整して充電電流を制御
するので、請求項6と同様の効果を奏する。
【0033】請求項8記載のモータの駆動装置によれ
ば、スイッチング回路と双方向三端子サイリスタを設け
るようにしても、請求項5と同様の作用効果が得られ
る。請求項9及び10に記載のモータの駆動装置によれ
ば、基準信号に外部交流電源から流れる電流を追従させ
るので、力率改善を図ることができ、又、コンデンサに
交流電源電圧のピーク値以上の電圧に充電するので、降
圧用チョッパとの作用によりバッテリの充電電流が一定
となるように制御することができる。
【0034】請求項11記載のモータの駆動装置によれ
ば、コンデンサの端子間電圧がバッテリの充電電圧より
も高い場合にもチョッパ回路を降圧用チョッパとして作
用させるので、請求項10と同様の効果が得られる。
【0035】請求項12記載のモータの駆動装置によれ
ば、モータの最も頻繁に使用される出力において、バッ
テリの基準電圧が駆動回路のPWMデューティが100
%となる状態でモータに印加されるので、モータ及び駆
動回路を定常出力に応じて設計することができる。
【0036】請求項13記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリのリフレッシュ動作時にその残存エネルギ
ーを交流電源に回生させるので、エネルギー効率がよく
なり、放電用抵抗器は不要となる。請求項14に記載の
モータの駆動装置によれば、チョッパ回路をトランジス
タモジュールにて構成したので、構成が簡単になる。
【0037】請求項15記載のモータの駆動装置によれ
ば、モータに、鉄を含んでなる永久磁石によって構成さ
れたロータを用いても、ロータの鉄損による温度上昇を
抑制することができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を電気自動車に適用した第1の
実施例につき、図1乃至図5を参照しながら説明する。
全体構成を示す図1において、電気自動車には、走行用
のモータとしてインダクションモータ11が搭載されて
おり、これは、複数相例えば3相のステータコイル12
U,12V及び12Wを有するステータ12と、図示し
ないロータとを備えている。又、電気自動車には、ニッ
ケル系電池からなる充電可能なバッテリ13が搭載され
ており、このバッテリ13からの直流電源がバッテリ充
電装置及びバッテリリフレッシュ装置兼用モータ駆動装
置14によって交流電源に変換されて前記インダクショ
ンモータ11に供給されるようになっている。
【0039】さて、バッテリ充電装置及びバッテリリフ
レッシュ装置兼用モータ駆動装置14の具体的構成につ
き、述べる。駆動回路としてのインバータ回路15は、
6個のスイッチング素子たるNPN形のトランジスタ1
6U,16V,16W及び17U,17V,17Wを3
相ブリッジ接続して構成されたもので、夫々のコレク
タ,エミッタ間には、フライホイールダイオード18
U,18V,18W及び19U,19V,19Wが接続
され、以て、3つのアーム20U,20V及び20Wを
有する。そして、このインバータ回路15の入力端子2
1a,21bは、線間にコンデンサ22が接続された直
流母線23,24に接続され、出力端子25U,25V
及び25Wは、インダクションモータ11のステータコ
イル12U,12V及び12Wの各一端子に接続されて
いる。尚、ステータコイル12U,12V及び12Wの
各他端子は共通に接続されている。
【0040】チョッパ回路26は、スイッチング素子と
してのNPN形のトランジスタ27,28及びフライホ
イールダイオード29,30を有するトランジスタモジ
ュールにて構成されたもので、そのトランジスタ27に
おいて、コレクタは直流母線23に接続され、エミッタ
はトランジスタ28のコレクタに接続されており、その
トランジスタ28のエミッタは直流母線24に接続され
ており、トランジスタ27及び28の各コレクタ,エミ
ッタ間にはダイオード29及び30が接続されている。
そして、チョッパ回路26の中性点たる交流電源端子3
1は直流側リアクトル32を介してバッテリ13の正端
子に接続されており、バッテリ13の負端子は直流母線
24に接続されている。
【0041】インバータ回路15の1つのアーム20U
の中性点たる出力端子25Uは、全波整流回路33の正
直流出力端子に接続されており、その全波整流回路33
の負直流出力端子は、直流母線24(バッテリ3の負端
子)に接続されている。この場合、全波整流回路33
は、2個のサイリスタ33a,33bと2個のダイオー
ド33c,33dをブリッジ接続して構成されたもの
で、その交流入力端子は一方側に交流側リアクトル34
を挿入した交流電源ライン35及び36を介して差込み
プラグ37に接続されている。
【0042】直流電圧検出器38は、バッテリ13の
正,負端子間に接続されていて、バッテリ13の端子間
電圧を検出するようになっている。交流側電流検出手段
たる交流電流検出器39は、交流電源ライン36に配設
されていて、交流電源ライン36に流れる電流(後述す
るようにリアクトル34に流れる電流)を検出するよう
になっている。直流側電流検出手段たる充電電流検出器
40は、直流母線24に配設されていて、バッテリ13
に流れる充電電流を検出するようになっている。尚、交
流電流検出器39及び充電電流検出器40は、交流電流
及び直流電流のいずれも検出し得るホール素子形変流器
によって構成されている。フォトカプラからなるゼロク
ロス点センサ41は、直流電源ライン35,36間に設
けられている。
【0043】さて、制御手段たる制御回路42は、マイ
クロコンピュータを主体として構成されたもので、その
各入力ポートに直流電圧検出器38,交流電流検出器3
9,充電電流検出器40及びゼロクロス点センサ41の
各出力端子が接続され、各出力ポートがインバータ回路
15のトランジスタ16U乃至16W,17U乃至17
W及びチョッパ回路26のトランジスタ27,28のベ
ース(ゲート)に夫々接続されている。尚、マイクロコ
ンピュータ42の2つの出力ポートは、図示はしない
が、全波整流回路33のサイリスタ33a,33bのゲ
ートに接続されている。
【0044】次に、本実施例の作用につき、図2乃至図
5をも参照して説明する。 (1)インダクションモータ11の駆動 先ず、電気自動車の走行時の動作を述べる。即ち、制御
回路42は、インバータ回路15のトランジスタ16U
乃至16W及び17U乃至17Wに対する通電タイミン
グ信号を作成し、その通電タイミング信号に応じてトラ
ンジスタ16U乃至16W及び17U乃至17Wにベー
ス信号(ゲート信号)を所定の順序で与えて、そのトラ
ンジスタ16U乃至16W及び17U乃至17Wをオン
オフ制御する。これにより、インバータ回路15は、バ
ッテリ13の直流電圧から交流電圧を作成してインダク
ションモータ11に与えるようになり、インダクション
モータ11が回転し、電気自動車が走行する。
【0045】ここで、モータ定格として、定常時(頻繁
に使用する回転数及びトルク)は160(V),10
(KW)即ち、5000(rpm),20(N・m)と
し、最大出力時は320(V),40(KW)即ち10
000(rpm),40(N・m)が必要であるとした
場合、インダクションモータ11として、図2に示すよ
うに、5000(rpm),20(N・m)のものを準
備し、バッテリ13として160(V)のものを選定す
る。
【0046】インダクションモータ11を定常時たる5
000(rpm)で回転させる場合には、制御回路42
は、チョッパ回路26のトランジスタ27及び28をオ
フさせたままとなる。従って、コンデンサ22は、端子
間電圧がバッテリ電圧160(V)になるように充電さ
れ、これがインバータ回路15に印加される。そして、
制御回路42は、インダクションモータ11が5000
(rpm)で回転するようにインバータ回路15のトラ
ンジスタ16U乃至16W及び17U乃至17Wをオン
オフ制御するようになるが、このときのPWMデューテ
ィは100(%)に設定する。従って、インダクション
モータ11に印加される電圧は160(V)になる。
【0047】インダクションモータ11を5000(r
pm)よりも低い回転数で回転させる場合には、制御回
路42は、インバータ回路15のトランジスタ16U乃
至16W若しくは17U乃至17WをPWM制御するこ
とによって、インダクションモータ11に印加される電
圧がその回転数に応じた低い電圧となるように制御す
る。
【0048】インダクションモータ11を5000(r
pm)よりも高い回転数で回転させる場合には、制御回
路42は、先ず、チョッパ回路26のトランジスタ28
をオンさせる。これにより、バッテリ13の正端子,リ
アクトル32,トランジスタ28及びバッテリ13の負
端子の経路でリアクトル32に電流が流れることにより
電磁エネルギーが蓄積される。その後、制御回路42
は、チョッパ回路26のトランジスタ28をオフするよ
うになり、リアクトル32に蓄積された電磁エネルギー
はフライホイールダイオード29を介してコンデンサ2
2に蓄積され、コンデンサ22の端子間電圧は160
(V)よりも高い電圧になる。
【0049】例えば、インダクションモータ11の回転
数を7500(rpm)にさせる場合には、チョッパ回
路26のトランジスタ28のオンオフデューティを制御
することにより、コンデンサ22の端子間電圧が240
(V)となるように昇圧する。又、インダクションモー
タ11の回転数を最大出力たる10000(rpm)に
させる場合には、同じく、チョッパ回路26のトランジ
スタ28のオンオフデューティを制御することにより,
コンデンサ22の端子間電圧が320(V)となるよう
に昇圧する。
【0050】即ち、チョッパ回路26は昇圧用チョッパ
として作用するもので、このチョッパ回路26が昇圧用
チョッパとして作用しているときには、制御回路42
は、インバータ回路15のトランジスタ16U乃至16
W若しくは17U乃至17WのPWMデューティを10
0(%)とするように制御するようになっている。従っ
て、インダクションモータ11には、チョッパ回路26
により昇圧されたコンデンサ22の端子間電圧がインバ
ータ回路15を介して印加されるようになる。
【0051】(2)インダクションモータ11の回生制
動 インダクションモータ11が高出力(高回転数)から低
出力(低回転数)に移行する場合には、インダクション
モータ11は回生制動となる。即ち、制御回路42は、
チョッパ回路26のトランジスタ27をオンさせるよう
になり、従って、インダクションモータ11からの回生
電流は、インバータ回路15のフライホイールダイオー
ド18U乃至18W及び19U乃至19W並びにチョッ
パ回路26のトランジスタ27を介してバッテリ13に
流れるようになる。
【0052】この場合、インダクションモータ11の発
電電圧は、このときの回転数に比例するようになるの
で、モータ発電電圧がバッテリ電圧の160(V)より
も高くなる。そこで、制御回路42は、この回生制動時
には、充電電流検出器40によりバッテリ13に対する
充電電流(回生電流)Ibを検出して、これが所定値を
超えるときには、チョッパ回路26のトランジスタ27
をオフさせ、逆に、充電電流Ibが所定値以下のときに
はトランジスタ27をオンさせるように制御する。従っ
て、この場合には、チョッパ回路26は降圧用チョッパ
として作用するようになる。
【0053】尚、インダクションモータ11の回生制動
時において、インダクションモータ11の発電電圧がバ
ッテリ13の充電電圧たる160(V)よりも低い場合
には、制御回路42は、インバータ回路15のアーム2
0U乃至20Wのいずれかの負側のトランジスタ17U
乃至17Wをオンさせ、その後、そのトランジスタ17
U乃至17Wをオフさせることを繰返してインバータ回
路15からバッテリ13へ供給される電圧を昇圧する。
従って、インバータ回路15は、昇圧用チョッパとして
作用するようになる。
【0054】(3)バッテリ13の充電 バッテリ13が放電して電圧が降下すると、インダクシ
ョンモータ11を駆動するのに必要な電力が得られなく
なるので、この場合には、バッテリ13に外部の交流電
源から充電する。即ち、差込みプラグ37を外部の交流
電源としての100(V)の商用電源たる電源コンセン
ト(図示せず)に差込み接続すると、制御回路42は、
自動的に充電モードに切換わり、この充電モードでは、
インバータ回路15の1つのアーム20U,チョッパ回
路26及び全波整流回路33を用いる。
【0055】即ち、差込みプラグ37が電源コンセント
に差込み接続されると、ゼロクロス点センサ41は、図
4(a)及び図5(a)で示すように、交流電源電圧V
acが供給されて、図5(b)で示すように、正(+)
半波でロウレベル及び負(−)半波でハイレベルとなる
矩形波の出力信号Sを出力し、これを制御回路42に与
える。制御回路42は、ゼロクロス点センサ41からの
出力信号Sがロウレベル,ハイレベルを繰返すことを検
出すると、充電開始であると判断し、インバータ回路1
5の1つのアーム20Uのトランジスタ17U及びチョ
ッパ回路26のトランジスタ27以外のトランジスタ1
6U乃至16W及び17V,17Wをオフさせる。更
に、制御回路42は、図5(b)に示すように、ゼロク
ロス点センサ41からの出力信号Sの立上り及び立下が
りから交流電源電圧Vacのゼロクロス点を検出する。
【0056】制御回路42は、交流電源電圧Vacのゼ
ロクロス点を検出すると、これに基づきPLL制御によ
り、図5(c)に示すように、交流電源電圧Vacに同
期した正弦波の基準(電圧)信号VRを作成する。制御
回路42は、基準信号VRから交流電源電圧Vacの極
性を判断するようになっており、これに基づいて以下の
ような制御を行なう。
【0057】制御回路42は、外部の交流電源による充
電と判断した場合には、初期充電動作を開始する。即
ち、制御回路42は、交流電源電圧Vacの正(+)半
波及び負(−)半波の双方において、チョッパ回路26
のトランジスタ27をオンさせ、1つのアーム20Uの
トランジスタ17Uをオンさせる。制御回路42は、先
ず、交流電源電圧Vac(図4(a)参照)が負半波か
ら正半波へのゼロクロス点近傍で全波整流回路33のサ
イリスタ33bにゲート信号を与えるようになり、従っ
て、サイリスタ33bの通電位相は、図4(b)に示す
ように、略零となる。その後、制御回路42は、図4
(b)に示すように、サイリスタ33a及び33bの通
電位相が徐々に大になるようにそのサイリスタ33a及
び33bに与えるゲート信号を制御するようになる。
【0058】而して、サイリスタ33a若しくは33b
がオンしている期間においては、リアクトル34に電流
が流れてリアクトル34に電磁エネルギーが蓄積され、
サイリスタ33a若しくは33bにゲート信号が与えら
れなくなり且つそのゲート信号に同期してトランジスタ
17Uがオフすると、その電磁エネルギーがコンデンサ
22を介してバッテリ13に与えられるようになって、
バッテリ13が昇圧された電圧で充電されるようにな
り、従って、外部の交流電源の交流電源電流Iacは、
図4(c)に示すように、徐々に増加する。尚、バッテ
リ13に対する充電の原理は、後に詳述する。バッテリ
13に対する充電電流Ibは充電電流検出器40によっ
て検出されて制御回路42に与えられるようになってお
り、制御回路42は、充電電流Ibが所定値に達する
と、次の通常充電動作に移行する。
【0059】即ち、制御回路42は、交流電源電圧Va
cが正(+)半波の場合には、先ず、インバータ回路1
5の1つのアーム20Uのトランジスタ17Uをオンさ
せ、且つ、全波整流回路33のサイリスタ33bをオン
させる。これにより、サイリスタ33b,トランジスタ
17U,ダイオード33c及びリアクトル34の経路で
リアクトル34に交流電源電流Iacが流れ、リアクト
ル34に電磁エネルギーが蓄積される。このリアクトル
34に流れる交流電源電流Iacは交流電流検出器39
により検出されて検出電流Idとして制御回路42に与
えられる。尚、検出電流Idは、実際には電圧に変換さ
れて制御回路42に与えられるものであるが、ここで
は、説明の便宜上、検出電流Idとして述べる。
【0060】トランジスタ17Uのオン状態の継続によ
り検出電流Idが増加してこれが基準信号VRより大に
なると、制御回路42は、トランジスタ17Uをオフさ
せ、トランジスタ27をオンさせる。これにより、リア
クトル34に蓄積された電磁エネルギーはサイリスタ3
3b及びフライホイールダイオード18Uを介してコン
デンサ22に与えられ、更に、トランジスタ27を介し
てバッテリ13に与えられるようになり、バッテリ13
が昇圧された電圧で充電される。
【0061】その後、交流電流検出器39の検出電流I
dが減少して基準信号VRより小になると、制御回路4
2は再びトランジスタ17Uをオンさせるようになる。
以下、同様の動作を繰返すようになる。従って、トラン
ジスタ17Uに与えられるゲート信号Syは図5(d)
に示すようになる。
【0062】交流電源電圧Vacが負(−)半波の場合
には、制御回路42は、1つのアーム20Uのトランジ
スタ17Uをオンさせ、且つ、サイリスタ33aをオン
させる。この場合のトランジスタ17U及び27のオン
オフ動作は、前述と同様である。従って、トランジスタ
17Uに与えられるゲート信号Szは図5(e)に示す
ようになる。
【0063】即ち、制御回路42は、図5(f)に示す
ように、検出電流Idが基準信号VRに追従するように
トランジスタ17Uをオンオフ制御するものであり、こ
れにより、検出電流Idは交流電源電圧Vacと同相の
正弦波状の波形に制御され、交流電源電流Iacは図5
(g)に示すようになる。
【0064】而して、バッテリ13の端子間電圧は直流
電圧検出器38によって検出されて制御回路42に与え
られるようになっており、制御回路42は、バッテリ1
3の端子間電圧が規定値に達すると、充電完了と判断し
てトランジスタ17U,27及びサイリスタ33a,3
3bをオフさせ、図示しない報知器を動作させて充電完
了を報知する。
【0065】このように、本実施例によれば、インダク
ションモータ11を駆動する場合には、チョッパ回路2
6を昇圧用チョッパとして作用させ、且つ、インバータ
回路15をPWM制御するようにしたので、インダクシ
ョンモータ11としては、定常運転時の定格にすること
ができて、効率をよくすることができる。又、インダク
ションモータ11の回生制動時には、インダクションモ
ータ11の発電電圧に応じてチョッパ回路26を降圧用
チョッパとして作用させ、若しくは、インバータ回路1
5を昇圧用チョッパとして作用させるようにしたので、
インダクションモータ11の回生制動を円滑に行なうこ
とができる。
【0066】更に、バッテリ13の充電時には、駆動回
路たるインバータ回路15の1つのアーム20Uの出力
端子25Uとバッテリ13の負端子との間にリアクトル
34を介して外部の交流電源を接続し、トランジスタ1
7U及び27の双方をオンオフ制御するようにしたの
で、リアクトル34に外部の交流電源から断続的に電流
が流れて電磁エネルギーが蓄積され、その電磁エネルギ
ーが1つのアーム20U及びチョッパ回路26を介して
バッテリ13に与えられてこれが充電されるようにな
る。
【0067】従って、従来とは異なり、重量及び体積の
大なるトランスを有する専用の充電器を用いなくても、
チョッパ回路26を追設して制御回路42の制御だけで
バッテリ13の充電を行なうことができ、その分だけ、
製造コストの低減を図り得、又、電気自動車の機械室に
おける搭載物の小型軽量化を図り得て、一充電走行距離
を長くすることがてき、逆に、小型軽量化を図った分だ
けバッテリ13の個数を多く搭載することができるの
で、一充電走行距離を長くすることができる。又、16
0(V)定格のバッテリ13に対してこれよりも低い電
圧若しくは高い電圧の外部電源であっても、そのバッテ
リ13に容易に充電することができるものであり、使用
者にとって極めて有利である。
【0068】更に、バッテリ13の充電時において、外
部電源が交流電源の場合には、制御回路42は、ゼロク
ロス点センサ41の出力信号に基づいて交流電源電圧V
acのゼロクロス点を検出して、これに基づいて交流電
源電圧Vacに同期した基準信号VRを得、この基準電
圧VRに交流電源電流Iacを検出する交流電流検出器
39の検出電流Idを追従させるようにした。
【0069】従って、昇圧用リアクトル34を用いても
交流電源の力率改善の制御を行なうことができ、電源高
調波の低減を図ることができ、又、同時にバッテリ13
に対する充電電流の制御も行なうことができる。
【0070】又、制御回路42は、バッテリ13の充電
時においては、バッテリ13の充電路に設けられた全波
整流回路33のサイリスタ33a若しくは33bの通電
位相を略零から徐々に大になるように制御する初期充電
動作をおこなわせるようにしたので、バッテリ13に対
する急激な充電を防止することができて、バッテリ13
に悪影響を及ぼすことがない。
【0071】尚、上記実施例において、バッテリ13の
充電時に、コンデンサ22にバッテリ電圧たる160
(V)以上の電圧(例えば300(V))に充電し、チ
ョッパ回路26のトランジスタ27を、交流電流検出器
39若しくは充電電流検出器40の検出電流に基づくオ
ンオフデューティにて調整してバッテリ13の充電電流
を一定にするようにしてもよい。
【0072】図6及び図7は本発明の第2の実施例であ
り、図1と同一部分には同一符号を付して示し、以下、
異なる部分のみを説明する。即ち、直流母線23,24
間には、スイッチング回路43が接続されており、この
スイッチング回路43は、フライホイールダイオード4
6,47を並列に有するスイッチング素子たるNPN形
のトランジスタ44,45を直列に接続して構成されて
いる。そして、インバータ回路15の1つのアーム20
Uの中性点たる出力端子25Uは、双方向性三端子サイ
リスタ(以下、トライアックと称す)48を介して交流
電源ライン35に接続され、スイッチング素子43の中
性点たる交流電源端子48は、交流電源ライン36に接
続されている。
【0073】図7において、直流モータ49の回転軸4
9aには、ウォーム49bが形成され、可動接点板50
には、そのウォーム49bと噛合するウォームギア50
aが設けられ、可動接点板50の接点部50b及び50
cは、固定接点板51及び52の接点部51a及び52
aにその上下動により接離するようになっており、以上
により、コンタクタ53が構成されている。
【0074】そして、直流電源たる電池54の正端子
は、切換スイッチ55の固定接片a及び切換スイッチ5
6の固定接片bに接続され、電池54の負端子は、切換
スイッチ55の固定接片b及び切換スイッチ56の固定
接片aに接続されており、切換スイッチ55及び56の
可動接片c,cは直流モータ49の入力端子に接続され
ている。
【0075】再び、図6において、コンタクタ53の固
定接点板51はバッテリ13の正端子に接続され、固定
接点板52は直流側リアクトル32のバッテリ側端子に
接続されている。
【0076】而して、インダクションモータ11の駆動
及びインダクションモータ11の回生制動並びにバッテ
リ22の充電の動作については、全波整流回路33のサ
イリスタ33a,33bの代わりにトライアック48が
行なうようになる以外は、第1の実施例と同様である。
【0077】(4)バッテリ13のリフレッシュ さて、バッテリ13のリフレッシュ動作について述べる
に、このときには差込みプラグ37を例えば単相100
ボルトの交流電源たる電源コンセントに差込み接続し、
図示しないリフレッシュスイッチを操作してオンさせ
る。これにより、制御回路42は、インダクションモー
タ11の駆動モードからバッテリ13のリフレッシュモ
ードへと切換わる。
【0078】差込みプラグ37が電源コンセントに接続
されると、ゼロクロス点センサ41は、前述したよう
に、出力信号Sを出力し、これにより、制御回路42
は、PLL制御により、図5(c)に示すように、交流
電源電圧Vacに同期した正弦波の基準(電圧)信号V
Rを作成し、制御回路42は、基準信号VRから交流電
源電圧Vacの極性を判断するようになっており、これ
に基づいて以下のような制御を行なう。
【0079】制御回路42は、リフレッシュモードで
は、インバータ回路15の1つのアーム20U,スイッ
チング回路43及びトライアック48を用いる。即ち、
制御回路42は、トライアック48をオンさせるととも
に、交流電源電圧Vacが正(+)半波の場合には、先
ず、1つのアーム20Uのトランジスタ16U及びスイ
ッチング回路43のトランジスタ45をオンさせる。こ
れにより、バッテリ13の正端子,コンタクタ53,ダ
イオード29,トランジスタ16U,トライアック4
8,コンセント37(交流電源),リアクトル34,ト
ランジスタ45及びバッテリ13の負端子の経路で交流
電流(バッテリ13の放電電流,交流電源への回生電
流)が流れ、これは交流電流検出器39により検出され
て検出電流として制御回路42に与えられる。
【0080】トランジスタ16U及び45のオン状態の
継続により検出電流が増加してこれが基準信号VRより
も大となると、制御回路42は、トランジスタ16Uを
オフさせる。その後、交流電流検出器39の検出電流が
減少して基準信号VRより小になると、制御回路42は
再びトランジスタ16Uをオンさせるようになる。以
下、同様の動作を繰返すようになる。
【0081】交流電源電圧Vacが負(−)半波の場合
には、制御回路42は、1つのアーム20Uのトランジ
スタ17Uをオンさせるとともに、スイッチング回路4
3のトランジスタ44をオンさせる。この場合のトラン
ジスタ44のオンオフ動作は、前述のトランジスタ16
Uと同様である。
【0082】このように第2の実施例によれば、バッテ
リ13のリフレッシュ動作時には、インバータ回路15
の1つのアーム20Uとスイッチング回路43とによっ
て形成される降圧用チョッパにより、バッテリ13の残
存電力(残存エネルギー)を外部の交流電源に回生する
ようにしたので、従来とは異なり、放電用抵抗器を用い
てジュール熱として放散させる必要はなくなり、それだ
け、エネルギー効率の改善を図ることができ、又、放電
用抵抗器が不要であるので、電気自動車内にその設置ス
ペースを確保する必要がなく、設置スペースの狭い電気
自動車には最適である。
【0083】尚、バッテリ13を電気自動車から取外す
場合には、例えば、切換スイッチ55及び56の接片
(c−a)間をオンさせて直流モータ49を一方向に回
転させることにより、可動接点板50を上昇させて、図
7に示すように、コンタクタ53をオフさせ、逆に、バ
ッテリ13を電気自動車に設置する場合には、切換スイ
ッチ55及び56の接点(c−b)間をオンさせて直流
モータ49を逆方向に回転させることにより、可動接点
板50を下降させて、コンタクタ53をオンさせる。こ
れにより、コンタクタ53を、振動等によりチャタリン
グのない安定したスイッチ手段となし得る。
【0084】図8及び図9は本発明の第3実施例であ
り、図1と同一部分には同一符号を付して示し、以下、
異なる部分について説明する。即ち、この第3実施例で
は、モータとしてブラシレスモータ57を用いたもの
で、ブラシレスモータ57は、複数相例えば3相のステ
ータコイル58U,58V及び58Wを有するステータ
58と、鉄を含んだ磁性体、例えば、ネオジウム−鉄−
ホウ素(Nd−Fe−B)からなる磁性体を用いた永久
磁石形のロータ(図示せず)とから構成されている。そ
して、ステータコイル58U,58V及び58Wは、ス
ター結線され、その各一端子はインバータ回路15の出
力端子25U,25V及び25Wに接続されている。
【0085】而して、ブラシレスモータ57には、周知
のように、ロータの回転位置を検出するホール素子等か
らなる3個の位置検出素子が設けられており、制御回路
42は、これらの位置検出素子からの位置検出信号を論
理演算することによりインバータ回路15のトランジス
タ16U乃至16W及び17U乃至17Wに対する通電
タイミング信号を作成するようになっている。制御回路
42のその他の動作は第1実施例と同様であり、従っ
て、電気自動車の走行用モータとしてブラシレスモータ
57を用いた場合でも、前記第1実施例同様の効果を得
ることができる。ところで、ブラシレスモータ57のロ
ータを、Nd−Fe−Bからなる磁性体を用いた永久磁
石で構成すると、この種の永久磁石は保磁力が高いの
で、効率が良く且つ長寿命とし得る利点がある。
【0086】この場合、従来(図10)のモータ7とし
てブラシレスモータを用い、且つ、そのロータとして第
3実施例のブラシレスモータ57のロータと同様のもの
を用いると、従来例では、モータ7への印加電圧はPW
M制御のみによって変化させるようにしていることか
ら、印加電圧に含まれる高調波成分によりロータの永久
磁石に含まれる鉄分による鉄損が大になって、ロータが
著しく温度上昇する問題が生じる。
【0087】これに対して、この第3実施例によれば、
ブラシレスモータ57を定常時の回転数以上で回転させ
るべくチョッパ回路26が昇圧用チョッパとして作用す
るときには、制御回路42は、インバータ回路15のト
ランジスタ16U乃至16W若しくは17U乃至17W
をPWMデューティ100(%)とするように制御する
ので、PWM制御に基づく印加電圧の高調波成分による
ロータの鉄損は著しく小さくなり、ロータの発熱を極力
防止することができる。そして、ブラシレスモータ57
を定常時の回転数未満で回転させる場合でも、従来のP
WMデューティよりも高くすることができるので、ロー
タの高調波成分による鉄損を小さくすることができる。
【0088】図9は、本発明者らの実験により得られた
ロータ温度特性を示すものである。尚、バッテリ1及び
13の電圧は共に330Vである。図9中に△でプロッ
トされた温度特性Aは、従来のモータの駆動装置により
モータ7を駆動して、電気自動車を80km/hで走行
させた場合のモータ7のロータ温度特性である。モータ
7の定格は、330(V),10000(rpm),1
0(N・m)であり、駆動時におけるモータの駆動装置
の主回路電圧は330(V)、PWMデューティは30
(%)である。尚、図9の横軸は時間(分),縦軸は温
度(deg)である。
【0089】また、図9中に×でプロットされた温度特
性Bは、図8に示すようなモータ駆動装置14によりブ
ラシレスモータ57を駆動して、電気自動車を80km
/hで走行させた場合のブラシレスモータ57のロータ
温度特性である。ブラシレスモータ57の定格は、66
0(V),10000(rpm),10(N・m)であ
り、駆動時におけるモータ駆動装置14の主回路電圧は
330(V)、PWMデューティは60(%)である。
【0090】図9から明らかなように、温度特性Bは、
温度特性Aに比して時間経過に対する温度上昇が低く良
好な特性を示している。これは、モータ駆動装置14
は、チョッパ回路26を昇圧用チョッパとして作用させ
てインバータ回路15の主回路電圧を昇圧できるので、
バッテリ13の電圧よりも高い定格電圧660(V)の
ブラシレスモータ57を使用でき、これによって、従来
と同一速度を得るのでPWMデューティを高くすること
ができるからである。
【0091】即ち、バッテリ1及び13の電圧が同じで
ある場合、定格電圧がブラシレスモータ7の2倍である
ブラシレスモータ57によって前者と同じ回転速度を得
るには、PWMデューティを2倍にすれば良い。従っ
て、PWMデューティが大きくなった分だけPWM信号
に含まれる高調波成分は減少し、それに伴って、ブラシ
レスモータ57のロータの永久磁石に鉄損によって生じ
る発熱は減少することになる。
【0092】この鉄損による温度上昇の問題により、従
来の駆動装置によってモータを駆動する場合、そのモー
タのロータには、例えばフェライトなどからなる永久磁
石を用いるしか無かったが、以上のように第3実施例に
よれば、ブラシレスモータ57のロータに鉄を含むNd
−Fe−Bからなる永久磁石を用いても、その永久磁石
の鉄損による発熱を抑制することができる。従って、ロ
ータの永久磁石に従来より保磁力の高い磁性材料を使用
することが可能となり、ブラシレスモータ57の効率を
高めることができ、長寿命とすることができる。尚、上
記実施例では、永久磁石の磁性体としてNd−Fe−B
を用いたが、これに限ることなく、鉄を含む磁性体であ
れば何でも良い。
【0093】また、上記実施例では、モータとしてイン
ダクションモータ11もしくはブラシレスモータ57を
用いるようにしたが、代わりに、2相モータ,ブラシ付
直流モータ,或いはリラクタンスモータを用いてもよ
く、この場合には、駆動回路としてはフライホイールダ
イオードを有するスイッチング素子たるトランジスタを
2個直列に接続してなる1つのアームしか有しないもの
(例えばブラシ付直流モータ)もあり、従って、駆動回
路としては1つ以上のアームを有するものが対象とな
る。
【0094】更に、上記実施例では、電流制限用スイッ
チング素子としてトライアック48を設けるようにした
が、代わりに、逆並列接続した2個のサイリスタを設け
てもよく、或いは、逆並列接続した2個のフォトサイリ
スタ若しくはフォトトライアックを設けるようにしても
よい。
【0095】その他、本発明は上記した実施例にのみ限
定されるものではなく、例えば、電気自動車に限らずバ
ッテリを電源としてモータを駆動するモータ駆動装置を
必要とする装置全般に適用することができる等、要旨を
逸脱しない範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論
である。
【0096】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであるの
で、次のような効果を奏する。請求項1及び2記載のモ
ータの駆動装置によれば、バッテリから駆動回路を介し
てモータに電力を供給するときには、チョッパ回路を昇
圧用チョッパとして作用可能であるので、バッテリ電圧
よりも高い電圧をモータに印加することが可能になっ
て、モータを定常時よりも高い回転数で駆動させること
ができ、定常運転時の効率をよくすることができる。
又、駆動回路からバッテリに電力を供給するときには、
チョッパ回路を降圧用チョッパとして作用可能であるの
で、モータを回生制動する場合若しくはバッテリを外部
電源より充電する場合にモータ発電電圧若しくは外部電
源電圧がバッテリ電圧よりも高かったとても、回路素子
を破損することなくバッテリに円滑に充電することがで
きる。
【0097】請求項3記載のモータの駆動装置によれ
ば、モータの回生制動時に、モータ発電電圧がバッテリ
電圧より低い場合には、駆動回路のアームの負側スイッ
チング素子をオンオフ制御することにより、そのアーム
が昇圧用チョッパとして作用するようになる。
【0098】請求項4記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリの充電時に、外部の交流電源は全波整流回
路により全波整流されるとともに、その全波整流電圧は
1つのアームが昇圧用チョッパとして作用して昇圧され
るようになり、従って、バッテリの充電のために専用の
充電器を設ける必要がなく、又、交流電源電圧がバッテ
リ電圧より低い場合でもバッテリの充電が可能になる。
【0099】請求項5記載のモータの駆動装置によれ
ば、制御手段は、交流側電流検出手段の検出電流に基づ
いて全波整流回路のサイリスタの通電位相を略零から徐
々に大となるように制御するので、充電開始時の突入電
流を抑制することができる。
【0100】請求項6記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリの充電時に、制御手段は、直流側電流検出
手段の検出電流に基づいて降圧用チョッパとして作用す
るチョッパ回路のオンオフデューティを徐々に上昇させ
るので、充電電流を所定値に制御することができ、安定
した充電を行なわせることができる。
【0101】請求項7記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリの充電時に、制御手段は、直流側電流検出
手段の検出電流が所定値に達しない場合には、昇圧用チ
ョッパのオンオフデューティを調整して充電電流を制御
するので、請求項6と同様の効果を奏する。
【0102】請求項8記載のモータの駆動装置によれ
ば、スイッチング回路と双方向三端子サイリスタを設け
るようにしても、請求項5と同様の作用効果が得られ
る。請求項9及び10に記載のモータの駆動装置によれ
ば、基準信号に外部交流電源から流れる電流を追従させ
るので、力率改善を図ることができ、又、コンデンサに
交流電源電圧のピーク値以上の電圧に充電するので、降
圧用チョッパとの作用によりバッテリの充電電流が一定
となるように制御することができる。
【0103】請求項11記載のモータの駆動装置によれ
ば、コンデンサの端子間電圧がバッテリの充電電圧より
も高い場合にもチョッパ回路を降圧用チョッパとして作
用させるので、請求項10と同様の効果が得られる。
【0104】請求項12記載のモータの駆動装置によれ
ば、モータの最も頻繁に使用される出力において、バッ
テリの基準電圧が駆動回路のPWMデューティが100
%と成る状態でモータに印加されるので、モータ及び駆
動回路を定常出力に応じて設計することができる。
【0105】請求項13記載のモータの駆動装置によれ
ば、バッテリのリフレッシュ動作時にその残存エネルギ
ーを交流電源に回生させるので、エネルギー効率がよく
なり、放電用抵抗器は不要となる。請求項14に記載の
モータの駆動装置によれば、チョッパ回路をトランジス
タモジュールにて構成したので、構成が簡単になる。
【0106】請求項15記載のモータの駆動装置によれ
ば、モータに、鉄を含んでなる永久磁石によって構成さ
れたロータを用いたので、モータの効率を高めることが
でき、且つ、長寿命とすることができつつ、ロータの温
度上昇を極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気的構成図
【図2】モータの特性図(その1)
【図3】モータの特性図(その2)
【図4】バッテリの充電時の各部の波形図(その1)
【図5】バッテリの充電時の各部の波形図(その2)
【図6】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図7】コンタクタの構成図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図9】ロータの温度特性を示す図
【図10】従来例を示す電気的構成図
【符号の説明】
図面中、11はインダクションモータ(モータ)、13
はバッテリ、15はインバータ回路(駆動回路)、16
U乃至16W及び17U乃至17Wはトランジスタ(ス
イッチング素子)、18U乃至18W及び19U乃至1
9Wはフライホイールダイオード、20U乃至20Wは
アーム、22はコンデンサ、26はチョッパ回路、32
は直流側リアクトル、33は全波整流回路、33a及び
33bはサイリスタ、34は交流側リアクトル、38は
直流電圧検出器、39は交流電流検出器(交流側電流検
出手段)、40は充電電流検出器(直流側電流検出手
段)、41はゼロクロス点センサ、42は制御回路(制
御手段)、43はスイッチング回路、48は双方向性三
端子サイリスタ、57はブラシレスモータ(モータ)を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 3/155 F 7/538 A 9181−5H 7/797 9181−5H (72)発明者 石原 治彦 愛知県瀬戸市穴田町991番地 株式会社東 芝愛知工場内 (72)発明者 加藤 征二 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フライホイールダイオードを有する2個
    のスイッチング素子を直列に接続してなるアームを1つ
    以上有し、入力端子がバッテリに接続され、出力端子が
    モータに接続されて、前記スイッチング素子のオンオフ
    により前記モータを通電制御する駆動回路と、 この駆動回路に並列に接続されフライホイールダイオー
    ドを有する2個のスイッチング素子を直列に接続してな
    るチョッパ回路と、 このチョッパ回路の中性点とバッテリとの間に接続され
    た直流側リアクトルと、 前記駆動回路及びチョッパ回
    路のスイッチング素子をオンオフ制御するように設けら
    れ、前記チョッパ回路を、前記バッテリから駆動回路に
    電力を供給するときには昇圧用チョッパとして作用可能
    とし、前記駆動回路からバッテリに電力を供給するとき
    には降圧用チョッパとして作用可能とする制御手段とを
    具備してなるモータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、モータ出力が低いときには
    駆動回路にバッテリの基準電圧を供給し、モータ出力が
    高いときにはチョッパ回路を昇圧用チョッパとして作用
    させるように制御することを特徴とする請求項1記載の
    モータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、モータの回生時において、
    モータ発電電圧がバッテリ電圧より高い場合にはチョッ
    パ回路を降圧用チョッパとして作用させてバッテリへの
    充電電流を制御し、モータ発電電圧がバッテリ電圧より
    低い場合には駆動回路のアームの負側スイッチング素子
    をオンオフ制御することにより昇圧用チョッパとして作
    用させてバッテリへの充電電流を制御するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 外部の交流電源を全波整流するための全
    波整流回路を備えて、その交流入力端子側に交流側リア
    クトルが接続されているとともに、正側直流出力端子が
    駆動回路の1つのアームの中性点に及び負側直流出力端
    子がバッテリの負端子に接続され、制御手段は、外部の
    交流電源によるバッテリの充電時には、前記1つのアー
    ムの負側スイッチング素子をオンオフ制御することによ
    り昇圧用チョッパとして作用させるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のモータの駆動装置。
  5. 【請求項5】 交流電源から全波整流回路を介して駆動
    回路に流れる充電電流を検出する交流側電流検出手段を
    備え、その全波整流回路は2個以上のサイリスタを含ん
    で構成され、制御手段は、前記交流側電流検出手段の検
    出電流に基づいて前記サイリスタの通電位相を略零から
    徐々に大となるように制御するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項4記載のモータの駆動装置。
  6. 【請求項6】 バッテリに流れる充電電流を検出する直
    流側電流検出手段を備え、制御手段は、その直流側電流
    検出手段の検出電流に基づいて降圧用チョッパのオンオ
    フデューティを徐々に上昇させてその充電電流を所定値
    に制御するように構成されていることを特徴とする請求
    項4記載のモータの駆動装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は、直流側電流検出手段の検出
    電流が所定値に達しない場合には、昇圧用チョッパのオ
    ンオフデューティを調整して充電電流を制御するように
    構成されていることを特徴とする請求項6記載のモータ
    の駆動装置。
  8. 【請求項8】 駆動回路に並列にフライホイールダイオ
    ードを有する2個のスイッチング素子を直列に接続して
    なるスイッチング回路が接続され、全波整流回路の代わ
    りに双方向性三端子サイリスタが用いられていることを
    特徴とする請求項5記載のモータの駆動装置。
  9. 【請求項9】 制御手段は、外部の交流電源から流れる
    交流電流を交流電源電圧に同期した正弦波の基準信号に
    追従させるように制御するように構成されていることを
    特徴とする請求項4記載のモータの駆動装置。
  10. 【請求項10】 駆動回路に並列にコンデンサが接続さ
    れ、制御手段は、コンデンサの端子間電圧が外部の交流
    電源電圧のピーク値以上となるように制御するように構
    成されていることを特徴とする請求項9記載のモータの
    駆動装置。
  11. 【請求項11】 制御手段は、コンデンサの端子間電圧
    がバッテリの充電電圧よりも高い場合には、チョッパ回
    路を降圧用チョッパとして作用させて電流制限を行なう
    ように構成されていることを特徴とする請求項9又は1
    0記載のモータの駆動装置。
  12. 【請求項12】 モータの最も頻繁に使用される出力に
    おいて、バッテリの基準電圧が駆動回路のPWMデュー
    ティが100%なる状態でモータに印加されるように構
    成されていることを特徴とする請求項2記載のモータの
    駆動装置。
  13. 【請求項13】 制御手段は、駆動回路の1つのアーム
    及びスイッチング回路のスイッチング素子をオンオフ制
    御することによって、バッテリのリフレッシュ動作時に
    そのバッテリの残存エネルギーを外部の交流電源に回生
    させるように構成されていることを特徴とする請求項8
    記載のモータの駆動装置。
  14. 【請求項14】 チョッパ回路は、フライホイールダイ
    オードを並列に有する2個のトランジスタからなるトラ
    ンジスタモジュールにて構成されていることを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれかに記載のモータの駆動装
    置。
  15. 【請求項15】 モータは、鉄を含んでなる永久磁石に
    よって構成されたロータを用いることを特徴とする請求
    項1乃至14のいずれかに記載のモータの駆動装置。
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