JPH08214894A - ソーセージの皮及びその他のセルロース性物質を酵素溶液を使用して分解する方法 - Google Patents
ソーセージの皮及びその他のセルロース性物質を酵素溶液を使用して分解する方法Info
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- JPH08214894A JPH08214894A JP7331281A JP33128195A JPH08214894A JP H08214894 A JPH08214894 A JP H08214894A JP 7331281 A JP7331281 A JP 7331281A JP 33128195 A JP33128195 A JP 33128195A JP H08214894 A JPH08214894 A JP H08214894A
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- C12P19/14—Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of a carbohydrase (EC 3.2.x), e.g. by alpha-amylase, e.g. by cellulase, hemicellulase
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Abstract
(57)【要約】
【課題解決の手段】 本発明は、ソーセージの皮及びそ
の他の主としてセルロースよりなる物質を分解するため
に酵素溶液で分解する方法に関する。本方法において
は、水溶液を入れた反応器に酵素を添加し、この酵素添
加の前または後でその反応器に分解すべき物質を加え
る。分解すべき物質が部分的または完全に分解された後
に新規量の分解すべき物質を反応器に加える。酵素が新
規分解すべき物質に吸着されてしまった時に、溶液と分
解すべき物質を互に分離することによって分解された物
質を含有する溶液が回収され、分解すべき物質に水を添
加し、所望の場合は、その前の4つの工程が所望回数だ
け繰り返される。 【効果】 酵素を繰り返し使用するため、セルロースを
主体とする物質が低コストで簡便に分解でき、生成する
グルコースを利用することも可能である。
の他の主としてセルロースよりなる物質を分解するため
に酵素溶液で分解する方法に関する。本方法において
は、水溶液を入れた反応器に酵素を添加し、この酵素添
加の前または後でその反応器に分解すべき物質を加え
る。分解すべき物質が部分的または完全に分解された後
に新規量の分解すべき物質を反応器に加える。酵素が新
規分解すべき物質に吸着されてしまった時に、溶液と分
解すべき物質を互に分離することによって分解された物
質を含有する溶液が回収され、分解すべき物質に水を添
加し、所望の場合は、その前の4つの工程が所望回数だ
け繰り返される。 【効果】 酵素を繰り返し使用するため、セルロースを
主体とする物質が低コストで簡便に分解でき、生成する
グルコースを利用することも可能である。
Description
【0001】本発明はソーセージの皮及びその他の主と
してセルロースを含有する物質を酵素溶液の中で分解す
ることによって分解する方法に関する。本明細書で”ソ
ーセージの皮”というのはソーセージを包んでいる繊維
質のケーシングまたはセルロースまたはセロファン(商
品名)のケーシングまたは他のセルロースをベースとし
たケーシングを意味する。ソーセージ工場では、大量の
廃棄物としてでるソーセージの皮を処分する必要があ
る。これまで通常はソーセージの皮はゴミ処分場に運ん
で処分されてきた。湿潤条件の中でそれらを堆肥にする
ことも従来法の1つではあるが、これはいくつかの異な
るファクターたとえば有効酸素や温度を調節しなければ
ならないので困難な方法である。これまで使用されてき
たいま1つの方法は皮を焼却することである。
してセルロースを含有する物質を酵素溶液の中で分解す
ることによって分解する方法に関する。本明細書で”ソ
ーセージの皮”というのはソーセージを包んでいる繊維
質のケーシングまたはセルロースまたはセロファン(商
品名)のケーシングまたは他のセルロースをベースとし
たケーシングを意味する。ソーセージ工場では、大量の
廃棄物としてでるソーセージの皮を処分する必要があ
る。これまで通常はソーセージの皮はゴミ処分場に運ん
で処分されてきた。湿潤条件の中でそれらを堆肥にする
ことも従来法の1つではあるが、これはいくつかの異な
るファクターたとえば有効酸素や温度を調節しなければ
ならないので困難な方法である。これまで使用されてき
たいま1つの方法は皮を焼却することである。
【0002】本発明の目的は経済的な方法で酵素の加水
分解によりソーセージの皮を分解してしまうことであ
る。すなわち、本発明の方法は下記の工程からなること
を特徴とする: (a)水溶液を入れた反応器にセルラーゼ酵素を添加
し、(b)工程(a)の前または後で該反応器に分解す
べき物質を加え、(c)分解すべき物質を部分的または
完全に分解し、(d)ついで新規量の分解すべき物質を
該反応器に加え、(e)酵素が該新規分解すべき物質に
吸収されおわった時に、溶液と分解すべき物質を互に分
離することによって工程(c)で分解された物質を含有
する溶液を回収し、(f)分解すべき物質に水を添加
し、所望の場合は、工程c乃至fを所望回数だけ繰り返
す。すなわち、本発明は酵素を使用してソーセージの皮
を分解する経済的な方法を提供する。酵素は回収される
ので、次の分解のために再使用することができる。しか
し、実際には、酵素のいくらかは通常失われていくの
で、適当な段階で反応器に所定量の酵素を追加するのが
好ましい。この追加分は加水分解に必要な全量に比較す
ればわずかである。
分解によりソーセージの皮を分解してしまうことであ
る。すなわち、本発明の方法は下記の工程からなること
を特徴とする: (a)水溶液を入れた反応器にセルラーゼ酵素を添加
し、(b)工程(a)の前または後で該反応器に分解す
べき物質を加え、(c)分解すべき物質を部分的または
完全に分解し、(d)ついで新規量の分解すべき物質を
該反応器に加え、(e)酵素が該新規分解すべき物質に
吸収されおわった時に、溶液と分解すべき物質を互に分
離することによって工程(c)で分解された物質を含有
する溶液を回収し、(f)分解すべき物質に水を添加
し、所望の場合は、工程c乃至fを所望回数だけ繰り返
す。すなわち、本発明は酵素を使用してソーセージの皮
を分解する経済的な方法を提供する。酵素は回収される
ので、次の分解のために再使用することができる。しか
し、実際には、酵素のいくらかは通常失われていくの
で、適当な段階で反応器に所定量の酵素を追加するのが
好ましい。この追加分は加水分解に必要な全量に比較す
ればわずかである。
【0003】本発明の方法においては、分解すべき物
質、及び恐らくは他のセルロース含有物質も酵素溶液を
含有する反応器の中で分解される。反応器の中で酵素が
ソーセージの皮に結合し、皮を分解する加水分解反応が
開始される。この反応は分解されるべき皮の所望部分、
好ましくは、全部が分解されてしまうまで続けられる。
このあと、分解されるべき皮の新規量が反応器に加えら
れ、これによって酵素は新規分のソーセージの皮に吸着
される。皮の分解生成物すなわち糖類は溶液として反応
器から回収される。分解生成物は単に還元糖として測定
されることが多いが、主としてオリゴ糖と単糖とからな
り、単糖は主としてグルコースである。したがって、本
方法の1つの実施態様として、本発明の方法を、たとえ
ば、グルコースの製造のために使用することができる。
すなわち、グルコースがソーセージの皮が分解される時
の副生成物として得られるのである。
質、及び恐らくは他のセルロース含有物質も酵素溶液を
含有する反応器の中で分解される。反応器の中で酵素が
ソーセージの皮に結合し、皮を分解する加水分解反応が
開始される。この反応は分解されるべき皮の所望部分、
好ましくは、全部が分解されてしまうまで続けられる。
このあと、分解されるべき皮の新規量が反応器に加えら
れ、これによって酵素は新規分のソーセージの皮に吸着
される。皮の分解生成物すなわち糖類は溶液として反応
器から回収される。分解生成物は単に還元糖として測定
されることが多いが、主としてオリゴ糖と単糖とからな
り、単糖は主としてグルコースである。したがって、本
方法の1つの実施態様として、本発明の方法を、たとえ
ば、グルコースの製造のために使用することができる。
すなわち、グルコースがソーセージの皮が分解される時
の副生成物として得られるのである。
【0004】本方法においては、ソーセージの皮の分解
の進行は時間と酵素および/または皮の濃度の関数とし
て追跡することができ、および/またはグルコースと還
元糖類の濃度およびさらに不溶性乾物量を分析すること
によっても追跡することができる。使用される酵素はセ
ルラーゼ製剤、好ましくは市販されていて容易に入手で
きるセルラーゼ製剤である。これがセルロースの分子を
それよりも低分子量の炭水化物まで分解する。最終生成
物の組成や分解している炭水化物中のグルコースの比率
は使用される各セルラーゼ製剤のそれぞれ異なる活性の
割合に依存する。
の進行は時間と酵素および/または皮の濃度の関数とし
て追跡することができ、および/またはグルコースと還
元糖類の濃度およびさらに不溶性乾物量を分析すること
によっても追跡することができる。使用される酵素はセ
ルラーゼ製剤、好ましくは市販されていて容易に入手で
きるセルラーゼ製剤である。これがセルロースの分子を
それよりも低分子量の炭水化物まで分解する。最終生成
物の組成や分解している炭水化物中のグルコースの比率
は使用される各セルラーゼ製剤のそれぞれ異なる活性の
割合に依存する。
【0005】本方法がグルコースの製造のためにも同時
に使用される場合は、反応器にさらにβ−グルコシダー
ゼを添加するのが好ましい。この酵素は二糖のセロビオ
ースやオリゴ糖からグルコースを作るからである。ま
た、β−グルコシダーゼはセロビオースがセルラーゼ酵
素を阻害するのを防ぐ。β−グルコダーゼはソーセージ
の皮に結合しないから、この酵素は固体担体に固定する
のが好ましい。このような固定されたβ−グルコシダー
ゼを使用すると、この酵素も再利用ができる。酵素の濃
度と皮の濃度によるが、ソーセージの皮は2乃至5時間
で分解される。実際には、加水分解の時間は適当な酵素
使用量できまるが、装置のコスト、ソーセージの皮の
量、その添加態様、酵素コストなどを考慮し、その工場
にふさわしいように選択される。
に使用される場合は、反応器にさらにβ−グルコシダー
ゼを添加するのが好ましい。この酵素は二糖のセロビオ
ースやオリゴ糖からグルコースを作るからである。ま
た、β−グルコシダーゼはセロビオースがセルラーゼ酵
素を阻害するのを防ぐ。β−グルコダーゼはソーセージ
の皮に結合しないから、この酵素は固体担体に固定する
のが好ましい。このような固定されたβ−グルコシダー
ゼを使用すると、この酵素も再利用ができる。酵素の濃
度と皮の濃度によるが、ソーセージの皮は2乃至5時間
で分解される。実際には、加水分解の時間は適当な酵素
使用量できまるが、装置のコスト、ソーセージの皮の
量、その添加態様、酵素コストなどを考慮し、その工場
にふさわしいように選択される。
【0006】酵素のコストを低減するためには、セルラ
ーゼを半連続バッチ式加水分解の方式で繰り返し使用す
るのが好ましい。すなわち、加水分解後に酵素を新たな
皮に結合させ、回収された糖溶液を好ましくは次の加水
分解のため緩衝液または水溶液に置き換えるのである。
加水分解はわずかな酵素を補充添加するだけで同一の効
果を保って数週間稼働する。加水分解のレベルを一定に
保持するためβ−グルコシダーゼの添加も必要である。
なぜならば、この酵素はソーセージの皮に結合せず、し
たがって再使用できないからである。しかし、β−グル
コシダーゼを固体担体に固定した場合には、同一酵素バ
ッチを、糖収量を低下させることなく半連続式加水分解
系内で数週間繰り返し使用することができる。150日
目ごとに新規酵素の添加(皮1gあたりEconase 30F
PUとβ−グルコシダーゼ100nkat)を行った場合、
半連続式加水分解試験から下記酵素消費量が推計でき
る。
ーゼを半連続バッチ式加水分解の方式で繰り返し使用す
るのが好ましい。すなわち、加水分解後に酵素を新たな
皮に結合させ、回収された糖溶液を好ましくは次の加水
分解のため緩衝液または水溶液に置き換えるのである。
加水分解はわずかな酵素を補充添加するだけで同一の効
果を保って数週間稼働する。加水分解のレベルを一定に
保持するためβ−グルコシダーゼの添加も必要である。
なぜならば、この酵素はソーセージの皮に結合せず、し
たがって再使用できないからである。しかし、β−グル
コシダーゼを固体担体に固定した場合には、同一酵素バ
ッチを、糖収量を低下させることなく半連続式加水分解
系内で数週間繰り返し使用することができる。150日
目ごとに新規酵素の添加(皮1gあたりEconase 30F
PUとβ−グルコシダーゼ100nkat)を行った場合、
半連続式加水分解試験から下記酵素消費量が推計でき
る。
【0007】 Econase : 0.7FPU/皮1g 固定化β−グルコシダーゼ 6.7 nkat /皮1g (nkat = nanokatal (酵素活性単位)、1nanokatalは
この分析法で使用される条件で1秒間で1ナノモルの反
応生成物を生産する、すなわち、1秒間で出発物質1ナ
ノモルを崩壊または変化させる活性を表す)
この分析法で使用される条件で1秒間で1ナノモルの反
応生成物を生産する、すなわち、1秒間で出発物質1ナ
ノモルを崩壊または変化させる活性を表す)
【0008】完全に新規に酵素交換する必要の有無の判
断はその工場の多くの実際的ファクターできまる。それ
らファクターの例としては酵素の不活性化および損失
量、皮の蓄積、加水分解時間、装置の汚れなどがあげら
れる。反応生成物は飼料としても使用することができ
る。
断はその工場の多くの実際的ファクターできまる。それ
らファクターの例としては酵素の不活性化および損失
量、皮の蓄積、加水分解時間、装置の汚れなどがあげら
れる。反応生成物は飼料としても使用することができ
る。
【0009】以下、本発明を図面を参照しながらさらに
説明する。なお、以下の記載は本発明を限定するもので
はない。図1において、1は反応器であり、実際には2
個または数個のバッチ反応器が使用できる(たとえば、
5m3/ 500Kgの皮/ 日)。この場合、加水分解時間
は、たとえば、24時間またはそれ以上である。加水分
解時間は工場の実際の作動条件で変えることができる。
反応器1は好ましくは攪拌機2と外套3(温度調節)を
具備している容器である。攪拌機の上方にはふるい型底
板4が配置されている。反応器には導管6を介して別個
の皮集積/供給容器5からソーセージの皮が供給され
る。所定の1つの反応器1で加水分解が進むと、ソーセ
ージの皮の新規バッチが水解物に添加される、この新規
分にセルラーゼが吸着される。吸着が完了すると、攪拌
が止められ溶液はふるい型底板4を通過して、導管7を
通り生産物容器5に導かれる。反応器には導管8を通じ
て水が添加されて混合と加水分解が続けられる。固定化
β−グルコシダーゼはふるい型底板4によって容器内に
保留される。
説明する。なお、以下の記載は本発明を限定するもので
はない。図1において、1は反応器であり、実際には2
個または数個のバッチ反応器が使用できる(たとえば、
5m3/ 500Kgの皮/ 日)。この場合、加水分解時間
は、たとえば、24時間またはそれ以上である。加水分
解時間は工場の実際の作動条件で変えることができる。
反応器1は好ましくは攪拌機2と外套3(温度調節)を
具備している容器である。攪拌機の上方にはふるい型底
板4が配置されている。反応器には導管6を介して別個
の皮集積/供給容器5からソーセージの皮が供給され
る。所定の1つの反応器1で加水分解が進むと、ソーセ
ージの皮の新規バッチが水解物に添加される、この新規
分にセルラーゼが吸着される。吸着が完了すると、攪拌
が止められ溶液はふるい型底板4を通過して、導管7を
通り生産物容器5に導かれる。反応器には導管8を通じ
て水が添加されて混合と加水分解が続けられる。固定化
β−グルコシダーゼはふるい型底板4によって容器内に
保留される。
【0010】別の実施態様として、不溶物、酵素が結合
している皮およびβ−グルコシダーゼを遠心分離、濾過
または他の固形物の公知分離法によって水解物から分離
することができる。分離された固形物は反応器に戻され
る。この場合の反応器は中間底板のない、外套を具備し
た任意の混合容器でもよい。不溶物は適当な工程段階で
所望の時間間隔をおいて反応器から排出される。以下、
本発明を具体的実施例によってさらに詳細に説明する。
している皮およびβ−グルコシダーゼを遠心分離、濾過
または他の固形物の公知分離法によって水解物から分離
することができる。分離された固形物は反応器に戻され
る。この場合の反応器は中間底板のない、外套を具備し
た任意の混合容器でもよい。不溶物は適当な工程段階で
所望の時間間隔をおいて反応器から排出される。以下、
本発明を具体的実施例によってさらに詳細に説明する。
【0011】
【実施例】3種類の市販セルラーゼ製剤、すなわちAlko
社のEconase、Genencor 社のSpezyme CEセルラーゼとSp
ezyme CPセルラーゼを使用して未使用ソーセージの皮と
使用ずみソーセージの皮とを酵素作用により分解した。
皮の加水分解は時間および酵素濃度と皮濃度の関数とし
て、グルコース濃度と還元糖類濃度および不溶乾物量と
可溶乾物量を測定することによって観察された。加水分
解を効果的に実施するため、β−グルコシダーゼ酵素
(Novozym 188, Novo社) は固体担体に固定した。
社のEconase、Genencor 社のSpezyme CEセルラーゼとSp
ezyme CPセルラーゼを使用して未使用ソーセージの皮と
使用ずみソーセージの皮とを酵素作用により分解した。
皮の加水分解は時間および酵素濃度と皮濃度の関数とし
て、グルコース濃度と還元糖類濃度および不溶乾物量と
可溶乾物量を測定することによって観察された。加水分
解を効果的に実施するため、β−グルコシダーゼ酵素
(Novozym 188, Novo社) は固体担体に固定した。
【0012】ソーセージの皮の組成 使用ずみソーセージの皮にはきわめて多量の脂肪(乾物
量の14.9%)とタンパク質(乾物量の10.9%)
が存在していた。未使用のソーセージの皮に比較して不
溶性乾物の含有率は低くそして可溶性乾物の含有率は高
かった(表1)。
量の14.9%)とタンパク質(乾物量の10.9%)
が存在していた。未使用のソーセージの皮に比較して不
溶性乾物の含有率は低くそして可溶性乾物の含有率は高
かった(表1)。
【表1】
【0013】使用酵素 ソーセージの皮の分解試験においては酵素活性が互いに
多少相違する(表2)3種類の市販セルラーゼ製剤が使
用された。セルラーゼ製剤 : Econase CE(Alko) Spezyme CE(Genencor International) Spezyme CP(Genencor International)β−グルコシダーゼ Novozym 188(Novo) セルラーゼ製剤のFPU活性(濾紙に対する加水分解活
性)とHEC活性(ヒドロキシエチルセルロース加水分
解活性)はそれぞれセルロースをexoに分解する活性
およびendoに分解する活性を表す。エンドグルカナ
ーゼはセルロース鎖の中の結合を開裂することによって
異なる分子サイズのオリゴ糖を産生し、エキソグルカナ
ーゼは鎖の末端からセロビオース単位を切り出す。β−
グルコシダーゼは二糖とオリゴ糖をグルコースに分解す
る。
多少相違する(表2)3種類の市販セルラーゼ製剤が使
用された。セルラーゼ製剤 : Econase CE(Alko) Spezyme CE(Genencor International) Spezyme CP(Genencor International)β−グルコシダーゼ Novozym 188(Novo) セルラーゼ製剤のFPU活性(濾紙に対する加水分解活
性)とHEC活性(ヒドロキシエチルセルロース加水分
解活性)はそれぞれセルロースをexoに分解する活性
およびendoに分解する活性を表す。エンドグルカナ
ーゼはセルロース鎖の中の結合を開裂することによって
異なる分子サイズのオリゴ糖を産生し、エキソグルカナ
ーゼは鎖の末端からセロビオース単位を切り出す。β−
グルコシダーゼは二糖とオリゴ糖をグルコースに分解す
る。
【表2】
【0014】バッチ式加水分解 反応条件 ソーセージの皮のバッチ式加水分解を円錐形びんを水浴
中で振とうして(150rpm.)行った。びんの全内容物
をサンプルとして採取し、このサンプルの糖含量と乾燥
物含量とを測定した。反応混合物の組成はつぎのとおり
であった: ソーセージの皮(乾物量) 1.3 g
(50−150g/l ) 50ミリモル酢酸塩緩衝液、pH5. 0 19 ml 酵素希釈物 1 ml 酵素は製剤のFPU活性に応じて加水分解混合物中に添
加された(2乃至30FPU/皮1g)。セルラーゼは
弱酸性で最も良く働くので、反応はpH5の希釈緩衝液
中で実施された。しかしながら、ソーセージの皮の水溶
液のpH価がなんら調整をしなくとも5でありそして加水
分解の間このpH価は変化しないので、緩衝液を使用する
必要はない。反応温度は50℃であった。この温度はセ
ルラーゼ活性に最適である。それよりも低い温度、たと
えば、30乃至50℃の範囲の温度を使用することも可
能である。
中で振とうして(150rpm.)行った。びんの全内容物
をサンプルとして採取し、このサンプルの糖含量と乾燥
物含量とを測定した。反応混合物の組成はつぎのとおり
であった: ソーセージの皮(乾物量) 1.3 g
(50−150g/l ) 50ミリモル酢酸塩緩衝液、pH5. 0 19 ml 酵素希釈物 1 ml 酵素は製剤のFPU活性に応じて加水分解混合物中に添
加された(2乃至30FPU/皮1g)。セルラーゼは
弱酸性で最も良く働くので、反応はpH5の希釈緩衝液
中で実施された。しかしながら、ソーセージの皮の水溶
液のpH価がなんら調整をしなくとも5でありそして加水
分解の間このpH価は変化しないので、緩衝液を使用する
必要はない。反応温度は50℃であった。この温度はセ
ルラーゼ活性に最適である。それよりも低い温度、たと
えば、30乃至50℃の範囲の温度を使用することも可
能である。
【0015】使用ずみの皮も未使用の皮と同じく加水分
解された。皮の中の脂肪は反応器の壁および液体表面に
残った。脂肪は脂肪を分解するリパーゼ酵素(Candida
cylindracea リパーゼ、Biocatalysts LTD, 英国) によ
って脂肪酸とグリセロールに分解することができた。た
だし、脂肪酸は水に不溶性であるので、反応混合物中に
懸濁されて残った。ソーセージの皮の洗浄は加水分解の
結果に影響を与えなかった。完全なソーセージの皮(約
6x30cm,15g/枚)も小さい断片(0.5x0.
5cm;1x1cm;3x3cm)もEconase によって分解さ
れた.
解された。皮の中の脂肪は反応器の壁および液体表面に
残った。脂肪は脂肪を分解するリパーゼ酵素(Candida
cylindracea リパーゼ、Biocatalysts LTD, 英国) によ
って脂肪酸とグリセロールに分解することができた。た
だし、脂肪酸は水に不溶性であるので、反応混合物中に
懸濁されて残った。ソーセージの皮の洗浄は加水分解の
結果に影響を与えなかった。完全なソーセージの皮(約
6x30cm,15g/枚)も小さい断片(0.5x0.
5cm;1x1cm;3x3cm)もEconase によって分解さ
れた.
【0016】皮の濃度と酵素濃度の影響 Econase セルラーゼ酵素によるソーセージの皮の加水分
解ならびに酵素投与の効果が時間の関数として図4に示
されている。ソーセージの皮(3.0×3.0cm、5
0g/l)の加水分解において、酵素投与(10、20
および30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコース、
不溶性乾物、可溶性乾物の濃度に及ぼす影響を時間の関
数として示す。反応条件:50℃、pH5、攪拌150
rpm。
解ならびに酵素投与の効果が時間の関数として図4に示
されている。ソーセージの皮(3.0×3.0cm、5
0g/l)の加水分解において、酵素投与(10、20
および30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコース、
不溶性乾物、可溶性乾物の濃度に及ぼす影響を時間の関
数として示す。反応条件:50℃、pH5、攪拌150
rpm。
【0017】これらの結果は本発明の方法を使用すると
ソーセージの皮が約2乃至5時間で非常によく分解され
ることを示している。不溶性乾物とは分解されない部分
のことであり、グラフ図の解釈に関しては、ソーセージ
の皮の初期組成が示されている表1を参照されたい。
ソーセージの皮が約2乃至5時間で非常によく分解され
ることを示している。不溶性乾物とは分解されない部分
のことであり、グラフ図の解釈に関しては、ソーセージ
の皮の初期組成が示されている表1を参照されたい。
【0018】図5には加水分解中の不溶性乾物の濃度が
示されている。ソーセージの皮(使用ずみ、3.0×
3.0cm)の含量はa)50g/l、b)100g/l、
c)150g/l 、そしてセルラーゼ酵素(Econase)の濃
度は皮1gあたり2FPU、5FPU、10FPUであ
った。低い酵素投与レベル(2乃至5FPU/皮1g)
が使用された場合あるいはソーセージ皮の含量が高かっ
た(100乃至150g/l)場合には最高の加水分解を
得るためにより長い反応時間が必要であった。糖分析の
結果が加水分解が完全ではないことを示した場合でも、
明らかにまだ皮が認められたのは皮濃度が150g/l で
酵素濃度が2FPU/gの5時間サンプルと24時間サ
ンプルの場合だけであった。
示されている。ソーセージの皮(使用ずみ、3.0×
3.0cm)の含量はa)50g/l、b)100g/l、
c)150g/l 、そしてセルラーゼ酵素(Econase)の濃
度は皮1gあたり2FPU、5FPU、10FPUであ
った。低い酵素投与レベル(2乃至5FPU/皮1g)
が使用された場合あるいはソーセージ皮の含量が高かっ
た(100乃至150g/l)場合には最高の加水分解を
得るためにより長い反応時間が必要であった。糖分析の
結果が加水分解が完全ではないことを示した場合でも、
明らかにまだ皮が認められたのは皮濃度が150g/l で
酵素濃度が2FPU/gの5時間サンプルと24時間サ
ンプルの場合だけであった。
【0019】酵素濃度を30PUF/皮1gまで上げた
場合には、加水分解時間は5時間まで短縮された(図
6、反応条件:50℃、pH5、攪拌150rpm、皮
の大きさ3.0×3.0cm)。3時間後にはすでに皮
は見えなくなった。残留不溶乾物の量は0.3g/l であ
った。
場合には、加水分解時間は5時間まで短縮された(図
6、反応条件:50℃、pH5、攪拌150rpm、皮
の大きさ3.0×3.0cm)。3時間後にはすでに皮
は見えなくなった。残留不溶乾物の量は0.3g/l であ
った。
【0020】Spezyme 酵素をFPU活性に見合う酵素量
使用して行った場合では、HEC活性と残留β−グルコ
シダーゼの割合はEconase を使用した場合よりも低かっ
た。ソーセージの皮は Spezyme酵素を使用した場合にも
Econase 酵素を使用した場合と同様良好に分解された。
図7(反応条件:50℃、pH5、攪拌150rpm、
皮の大きさ3.0×3.0cm、SpezymeCEセ
ルラーゼ(Genencor)の各濃度における酵素濃
度10、20、30FPU/g皮における還元糖、グル
コース、不溶性および可溶性乾物の生成を経時的に測
定)、図8(反応条件:50℃、pH5、攪拌150r
pm、皮の大きさ3.0×3.0cm、Spezyme
CPセルラーゼ(Genencor)の各酵素濃度1
0、20、30FPU/g皮における還元糖、グルコー
ス、不溶性および可溶性乾物の生成を経時的に測定)。
使用して行った場合では、HEC活性と残留β−グルコ
シダーゼの割合はEconase を使用した場合よりも低かっ
た。ソーセージの皮は Spezyme酵素を使用した場合にも
Econase 酵素を使用した場合と同様良好に分解された。
図7(反応条件:50℃、pH5、攪拌150rpm、
皮の大きさ3.0×3.0cm、SpezymeCEセ
ルラーゼ(Genencor)の各濃度における酵素濃
度10、20、30FPU/g皮における還元糖、グル
コース、不溶性および可溶性乾物の生成を経時的に測
定)、図8(反応条件:50℃、pH5、攪拌150r
pm、皮の大きさ3.0×3.0cm、Spezyme
CPセルラーゼ(Genencor)の各酵素濃度1
0、20、30FPU/g皮における還元糖、グルコー
ス、不溶性および可溶性乾物の生成を経時的に測定)。
【0021】半連続式加水分解 糖溶液中の酵素がそれぞれのバッチの加水分解の後に回
収される半連続式加水分解では、酵素の消費を減らすこ
とができる。使用ずみの皮の半連続式加水分解において
(反応条件:皮50g/l ,Econase 30FPU/g、
50℃、pH5、攪拌150rpm、皮の大きさ3.0
×3.0cm)24時間の加水分解後に同じ反応混合物
に新規に皮(50g/l)を添加し、20分間放置して
セルラーゼをその新規分の皮に結合させた。結合時間は
最適化されなかった。糖溶液を遠心分離(1500rp
m.、10分間)によって皮混合物から回収してβ−グル
コシダーゼを含む酢酸塩緩衝液に置換した。皮を濾過に
よって回収することも可能である。新規投入された皮は
同じく24時間加水分解された。β−グルコシダーゼは
セルロースに付着しないので、この酵素は緩衝液交換の
都度、最初のβ−グルコシダーゼの量(1000 nkat/
皮1g)に相当する量添加された。同じ操作が24時間
ごとに繰り返された。糖の収量は第2番目のバッチの加
水分解後に徐々に低下した。これはセルラーゼが少しず
つ失われるためである(図9)。β−グルコシダーゼを
添加しないと、この収量低下はより速くなる(図1
0)。セルラーゼの補充添加を行わないと半連続式加水
分解は同一効果を保つことは出来ない。
収される半連続式加水分解では、酵素の消費を減らすこ
とができる。使用ずみの皮の半連続式加水分解において
(反応条件:皮50g/l ,Econase 30FPU/g、
50℃、pH5、攪拌150rpm、皮の大きさ3.0
×3.0cm)24時間の加水分解後に同じ反応混合物
に新規に皮(50g/l)を添加し、20分間放置して
セルラーゼをその新規分の皮に結合させた。結合時間は
最適化されなかった。糖溶液を遠心分離(1500rp
m.、10分間)によって皮混合物から回収してβ−グル
コシダーゼを含む酢酸塩緩衝液に置換した。皮を濾過に
よって回収することも可能である。新規投入された皮は
同じく24時間加水分解された。β−グルコシダーゼは
セルロースに付着しないので、この酵素は緩衝液交換の
都度、最初のβ−グルコシダーゼの量(1000 nkat/
皮1g)に相当する量添加された。同じ操作が24時間
ごとに繰り返された。糖の収量は第2番目のバッチの加
水分解後に徐々に低下した。これはセルラーゼが少しず
つ失われるためである(図9)。β−グルコシダーゼを
添加しないと、この収量低下はより速くなる(図1
0)。セルラーゼの補充添加を行わないと半連続式加水
分解は同一効果を保つことは出来ない。
【0022】適切な皮添加時点と適当な加水分解時間
(皮50g/l 、Econase 10FPU/gにおける)を見出
すために、皮の残りを皮混合物から2時間、4時間、6
時間および24時間の加水分解後に分離して新規に皮を
溶液に添加した。24時間加水分解後に各溶液を分析し
た。加水分解が反応混合物中で最も良く進行したのは加
水分解開始後24時間経過するまでは新規に皮を添加し
なかった場合であった(表3)。
(皮50g/l 、Econase 10FPU/gにおける)を見出
すために、皮の残りを皮混合物から2時間、4時間、6
時間および24時間の加水分解後に分離して新規に皮を
溶液に添加した。24時間加水分解後に各溶液を分析し
た。加水分解が反応混合物中で最も良く進行したのは加
水分解開始後24時間経過するまでは新規に皮を添加し
なかった場合であった(表3)。
【0023】加水分解については、古い皮が完全に分解
されそしてセルラーゼが溶液に遊離されてくるまで新規
に皮を添加しないのが最も好ましい。
されそしてセルラーゼが溶液に遊離されてくるまで新規
に皮を添加しないのが最も好ましい。
【表3】
【0024】セルラーゼ添加の効果 半連続式加水分解に適当なセルラーゼ添加量を見出すた
めに、24時間ごとの溶液交換においてβ−グルコシダ
ーゼ(1000 nkat /皮1g)に加えてEconase(Alk
o) を皮1gあたり0.1FPU、0.5FPUおよび
1.0FPUの量で添加した(出発時の皮の量は50g
/l、Econase量30FPU/g皮、反応条件は50
℃、pH5、攪拌150rpm。24時間ごとに新たな
皮を50g/l添加し、β−グルコシダーゼとセルラー
ゼを添加)。セルラーゼ添加量が0.5または1.0F
PU/gであった場合には、加水分解は糖収量の減少を
ともなわず数週間持続された。グルコース濃度は平均2
2g/l (乾物の63%)、全還元糖類の濃度は25g/l
(乾物の71%)そして可溶性乾物は33g/l であっ
た。加水分解は78日後に止めた(図11と12)。こ
の期間中、加水分解容器内での微生物の生育または脂肪
の沈着は全くなかった。
めに、24時間ごとの溶液交換においてβ−グルコシダ
ーゼ(1000 nkat /皮1g)に加えてEconase(Alk
o) を皮1gあたり0.1FPU、0.5FPUおよび
1.0FPUの量で添加した(出発時の皮の量は50g
/l、Econase量30FPU/g皮、反応条件は50
℃、pH5、攪拌150rpm。24時間ごとに新たな
皮を50g/l添加し、β−グルコシダーゼとセルラー
ゼを添加)。セルラーゼ添加量が0.5または1.0F
PU/gであった場合には、加水分解は糖収量の減少を
ともなわず数週間持続された。グルコース濃度は平均2
2g/l (乾物の63%)、全還元糖類の濃度は25g/l
(乾物の71%)そして可溶性乾物は33g/l であっ
た。加水分解は78日後に止めた(図11と12)。こ
の期間中、加水分解容器内での微生物の生育または脂肪
の沈着は全くなかった。
【0025】酵素が繰り返し使用される加水分解1回
(24時間)当たりの酵素の実消費は下記結果から計算
することができる:150日を1バッチとするセルラー
ゼの初期添加量30FPU/皮1g(1日当たり0.2
FPU/皮1g)。各バッチに対する1回当たりのセル
ラーゼの添加量0.5FPU/皮1gおよび各バッチに
対するβ−グルコシダーゼの添加量1000nkat/皮1
g。合計:Econase 0.7FPU/皮1gおよびβ−グ
ルコシダーゼ1000nkat/皮1g。
(24時間)当たりの酵素の実消費は下記結果から計算
することができる:150日を1バッチとするセルラー
ゼの初期添加量30FPU/皮1g(1日当たり0.2
FPU/皮1g)。各バッチに対する1回当たりのセル
ラーゼの添加量0.5FPU/皮1gおよび各バッチに
対するβ−グルコシダーゼの添加量1000nkat/皮1
g。合計:Econase 0.7FPU/皮1gおよびβ−グ
ルコシダーゼ1000nkat/皮1g。
【0026】β−グルコシダーゼの固体担体への固定化 加水分解混合物へ連続的に可溶性β−グルコシダーゼを
添加すると酵素コストは相当に上昇する。連続使用に適
当な固体担体に結合された市販のβ−グルコシダーゼは
存在しないので、固定化酵素製剤の製造を行った。No
voβ−グルコシダーゼの結合性を5種類の異なる担体
について調べた。固定化用混合物は水で洗った担体5
g、50ミリモル酢酸塩緩衝液(pH5)49ml、酵素
1.35mlを含有していた(2000nkat/担体1
g)。この反応混合物を低温条件(+4℃)で24時間
軽く撹拌した。酵素の結合状態を溶液の側とと担体の側
から追跡した。β−グルコシダーゼは弱陽イオン交換体
に最も良く結合した。酵素は担体の安定性を向上させる
ためグルタールアルデヒドを使用して架橋結合によって
固定化された。
添加すると酵素コストは相当に上昇する。連続使用に適
当な固体担体に結合された市販のβ−グルコシダーゼは
存在しないので、固定化酵素製剤の製造を行った。No
voβ−グルコシダーゼの結合性を5種類の異なる担体
について調べた。固定化用混合物は水で洗った担体5
g、50ミリモル酢酸塩緩衝液(pH5)49ml、酵素
1.35mlを含有していた(2000nkat/担体1
g)。この反応混合物を低温条件(+4℃)で24時間
軽く撹拌した。酵素の結合状態を溶液の側とと担体の側
から追跡した。β−グルコシダーゼは弱陽イオン交換体
に最も良く結合した。酵素は担体の安定性を向上させる
ためグルタールアルデヒドを使用して架橋結合によって
固定化された。
【0027】固定化β−グルコシダーゼ(100nkat/
皮1g)を3週間ソーセージの皮の半連続式加水分解で
繰り返し使用した。酵素は可溶性酵素と同様に働いた。
グルタールアルデヒドで処理しないと、酵素はすぐさま
担体から遊離してしまった。さらに、グルタールアルデ
ヒド処理された固定化β−グルコシダーゼの3種類の量
(皮1gあたり1000nkat,2000nkat,3000
nkat)を1カ月間加水分解に繰り返し使用したが糖収量
の低下は全くなかった。
皮1g)を3週間ソーセージの皮の半連続式加水分解で
繰り返し使用した。酵素は可溶性酵素と同様に働いた。
グルタールアルデヒドで処理しないと、酵素はすぐさま
担体から遊離してしまった。さらに、グルタールアルデ
ヒド処理された固定化β−グルコシダーゼの3種類の量
(皮1gあたり1000nkat,2000nkat,3000
nkat)を1カ月間加水分解に繰り返し使用したが糖収量
の低下は全くなかった。
【0028】図13には使用ずみソーセージの皮をEcon
ase セルラーゼを使用して半連続式に加水分解する場合
において固定化β−グルコシダーゼの繰り返し使用が可
溶性乾燥物の形成に及ぼす効果が示されている。開始時
に皮50g/lを投入しEconaseセルラーゼ30FPU
/皮1gを入れた。24時間ごとに反応混合物に新規に
皮(50g/l)を添加し、糖溶液を回収してセルラー
ゼ(0.5FPU/g)を含む緩衝液に置き換えた。グ
ルタールアルデヒドで処理された固定化β−グルコシダ
ーゼは反応の開始時にだけ添加された(1000−30
00nkat/皮1g)。反応条件:50℃、pH5、混合速
度150rpm.固定化β−グルコシダーゼを使用すること
によって酵素コストが低減できる。連続加水分解におい
て同じ酵素バッチを数週間または数カ月間繰り返し使用
することができる。
ase セルラーゼを使用して半連続式に加水分解する場合
において固定化β−グルコシダーゼの繰り返し使用が可
溶性乾燥物の形成に及ぼす効果が示されている。開始時
に皮50g/lを投入しEconaseセルラーゼ30FPU
/皮1gを入れた。24時間ごとに反応混合物に新規に
皮(50g/l)を添加し、糖溶液を回収してセルラー
ゼ(0.5FPU/g)を含む緩衝液に置き換えた。グ
ルタールアルデヒドで処理された固定化β−グルコシダ
ーゼは反応の開始時にだけ添加された(1000−30
00nkat/皮1g)。反応条件:50℃、pH5、混合速
度150rpm.固定化β−グルコシダーゼを使用すること
によって酵素コストが低減できる。連続加水分解におい
て同じ酵素バッチを数週間または数カ月間繰り返し使用
することができる。
【図1】本発明の方法を示す模式図である。
【図2】酵素が繰り返し使用される本発明の方法の工程
の流れ図である。
の流れ図である。
【図3】酵素の繰り返し使用なしにあるいは加水分解が
一回だけ実施される本発明の方法の工程の流れ図であ
る。
一回だけ実施される本発明の方法の工程の流れ図であ
る。
【図4】Econase セルラーゼ製剤を使用したソーセージ
の皮の加水分解において、酵素投与量(10、20およ
び30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコース、不溶
性乾物、可溶性乾物の濃度に及ぼす影響を時間の関数と
して示すグラフである。
の皮の加水分解において、酵素投与量(10、20およ
び30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコース、不溶
性乾物、可溶性乾物の濃度に及ぼす影響を時間の関数と
して示すグラフである。
【図5】Econase セルラーゼ酵素を使用した使用ずみソ
ーセージの皮の加水分解において酵素濃度と基質濃度が
不溶性乾物量に及ぼす影響を時間の関数として示すグラ
フである。
ーセージの皮の加水分解において酵素濃度と基質濃度が
不溶性乾物量に及ぼす影響を時間の関数として示すグラ
フである。
【図6】Econase セルラーゼ製剤を使用した使用ずみソ
ーセージの皮の加水分解において、酵素投与量(10、
20および30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコー
ス、不溶性乾物、可溶性乾物の生成に及ぼす影響を時間
の関数として示すグラフである。
ーセージの皮の加水分解において、酵素投与量(10、
20および30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコー
ス、不溶性乾物、可溶性乾物の生成に及ぼす影響を時間
の関数として示すグラフである。
【図7】Spezyme CEセルラーゼ製剤(Genencor) を使用
した未使用ソーセージの皮の加水分解において、酵素投
与量(10、20および30FPU/皮1g)が還元糖
類、グルコース、不溶性乾物、可溶性乾物の生成に及ぼ
す影響を時間の関数として示すグラフである。
した未使用ソーセージの皮の加水分解において、酵素投
与量(10、20および30FPU/皮1g)が還元糖
類、グルコース、不溶性乾物、可溶性乾物の生成に及ぼ
す影響を時間の関数として示すグラフである。
【図8】Spezyme CPセルラーゼ製剤を使用した未使用ソ
ーセージの皮の加水分解において、酵素投与量(10、
20および30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコー
ス、不溶性乾物、可溶性乾物の濃度に及ぼす影響を時間
の関数として示すグラフである。
ーセージの皮の加水分解において、酵素投与量(10、
20および30FPU/皮1g)が還元糖類、グルコー
ス、不溶性乾物、可溶性乾物の濃度に及ぼす影響を時間
の関数として示すグラフである。
【図9】Econase セルラーゼ製剤を使用した使用ずみソ
ーセージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FP
U/皮1g)における反応時間の関数としての還元糖
類、グルコースおよび可溶性乾物の生成を示すグラフで
あり、β−グルコシダーゼを含む緩衝液を添加した場合
を示す。
ーセージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FP
U/皮1g)における反応時間の関数としての還元糖
類、グルコースおよび可溶性乾物の生成を示すグラフで
あり、β−グルコシダーゼを含む緩衝液を添加した場合
を示す。
【図10】Econase セルラーゼ製剤を使用した使用ずみ
ソーセージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30F
PU/皮1g)における反応時間の関数としての還元糖
類、グルコースおよび可溶性乾物の生成を示すグラフで
あり、β−グルコシダーゼを添加しない場合を示す。
ソーセージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30F
PU/皮1g)における反応時間の関数としての還元糖
類、グルコースおよび可溶性乾物の生成を示すグラフで
あり、β−グルコシダーゼを添加しない場合を示す。
【図11】Econase セルラーゼを使用した使用ずみソー
セージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FPU
/皮1g)におけるセルラーゼ添加量がグルコースの生
成に及ぼす影響を時間の関数として示すグラフである。
セージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FPU
/皮1g)におけるセルラーゼ添加量がグルコースの生
成に及ぼす影響を時間の関数として示すグラフである。
【図12】Econase セルラーゼを使用した使用ずみソー
セージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FPU
/皮1g)におけるセルラーゼ添加量が可溶性乾物の生
成に及ぼす影響を時間の関数として示すグラフである。
セージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FPU
/皮1g)におけるセルラーゼ添加量が可溶性乾物の生
成に及ぼす影響を時間の関数として示すグラフである。
【図13】Econase セルラーゼを使用した使用ずみソー
セージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FPU
/皮1g)における固定化β−グルコシダーゼの繰り返
し使用が可溶性乾物の生成に及ぼす影響を時間の関数と
して示すグラフである。
セージの皮の半連続式加水分解(酵素投与量30FPU
/皮1g)における固定化β−グルコシダーゼの繰り返
し使用が可溶性乾物の生成に及ぼす影響を時間の関数と
して示すグラフである。
1 反応器 2 ミキサー 3 温度調節外套 4 ふるい型底板 5 皮集積/供給容器 6、7、8 導管 9 生産物容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘイッキ オヤモ フィンランド国.08150 ローヤ,ヴェイ ヨランティエ 15 (72)発明者 メルヤ イテヴァアラ フィンランド国.02400 キルッコヌンミ, オラヴァティエ 11 (72)発明者 トル ヨハンソン フィンランド国.10650 タンミサアリ, コイヴニエメンカトゥ 37 デー 30
Claims (12)
- 【請求項1】 ソーセージの皮及びその他の主としてセ
ルロースよりなる物質を酵素溶液で分解することによっ
て分解する方法において、下記の工程を包含することを
特徴とする方法 (a)水溶液を入れた反応器にセルラーゼ酵素を添加
し、(b)工程(a)の前または後で該反応器に分解す
べき物質を加え、(c)分解すべき物質を部分的または
完全に分解し、その後、(d)新規量の分解すべき物質
を該反応器に加え、(e)酵素が該新規分解すべき物質
に吸着されおわった時に、溶液と分解すべき物質を互に
分離することによって工程(c)で分解された物質を含
有する溶液を回収し、そして(f)分解すべき物質に水
を添加し、所望の場合は、工程c乃至fを所望回数だけ
繰り返す。 - 【請求項2】 酵素がセルラーゼであるであることを特
徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 セルラーゼ製剤がEconase CE、 Spezyme
CE および/またはSpezyme CPであることを特徴とする
請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 加水分解時間が皮の濃度と酵素の濃度と
によって調節されることを特徴とする請求項1乃至3の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 加水分解時間が、皮濃度が約100g/l
以上でかつ酵素濃度が1乃至50FPU/皮1gである
場合に、2乃至5時間であることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 溶液中のセルラーゼ酵素の量が皮1gあ
たり1乃至50FPUであることを特徴とする請求項1
乃至5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 より大量のグルコースが所望される場
合、加水分解を実施する工程にさらにβ−グルコシダー
ゼを添加することを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項8】 繰り返し使用のためにβ−グルコシダー
ゼが固定化されることを特徴とする請求項7記載の方
法。 - 【請求項9】 固定化β−グルコシダーゼの量が皮1g
あたり1000nkatであることを特徴とする請求項1乃
至8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 皮の添加と添加の間または添加と共に
必要量のセルラーゼ酵素とβ−グルコシダーゼを添加す
ることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項11】 皮の濃度が10乃至200g/l である
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の
方法。 - 【請求項12】 その方法が1個、2個または数個の反
応器を使用して半連続的バッチプロセスとして実施され
ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載
の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FI946053A FI96323C (fi) | 1994-12-23 | 1994-12-23 | Menetelmä makkarankuorien ja muiden selluloosapitoisten aineiden liuottamiseksi entsyymiliuoksen avulla |
| FI946053 | 1994-12-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08214894A true JPH08214894A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=8542046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331281A Pending JPH08214894A (ja) | 1994-12-23 | 1995-12-20 | ソーセージの皮及びその他のセルロース性物質を酵素溶液を使用して分解する方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5814515A (ja) |
| EP (1) | EP0718406B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08214894A (ja) |
| AT (1) | ATE199744T1 (ja) |
| DE (1) | DE69520335T2 (ja) |
| DK (1) | DK0718406T3 (ja) |
| ES (1) | ES2155121T3 (ja) |
| FI (1) | FI96323C (ja) |
| NO (1) | NO955052L (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FI96323C (fi) * | 1994-12-23 | 1996-06-10 | Eriksson Capital Ab | Menetelmä makkarankuorien ja muiden selluloosapitoisten aineiden liuottamiseksi entsyymiliuoksen avulla |
| DE19628232A1 (de) * | 1996-07-15 | 1998-01-22 | Kalle Nalo Gmbh | Cellulosehydrat-Formkörper mit enzymatisch modifizierter Oberfläche |
| US6042853A (en) * | 1998-08-28 | 2000-03-28 | Viskase Corporation | Method for removing cellulosic casings from sausages |
| US6132779A (en) * | 1998-08-28 | 2000-10-17 | Viskase Corporation | Method for removing cellulosic casings from sausages |
| DE10352657A1 (de) * | 2003-11-11 | 2005-06-02 | Huckfeldt & Thorlichen Gmbh & Co. Kg | Verpackungshülle, insbesondere Wursthülle, die Wirkware enthält und Verfahren zum Öffnen derselben |
| CN102861757B (zh) * | 2012-09-13 | 2015-04-01 | 南京林业大学 | 一种香肠制造业肠衣废弃物的销毁方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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