JPH08215037A - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH08215037A
JPH08215037A JP2423695A JP2423695A JPH08215037A JP H08215037 A JPH08215037 A JP H08215037A JP 2423695 A JP2423695 A JP 2423695A JP 2423695 A JP2423695 A JP 2423695A JP H08215037 A JPH08215037 A JP H08215037A
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frame
cooker
heating means
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Hajime Yamanaka
肇 山中
Kuniharu Yamamoto
國治 山本
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 鍋の深さに応じた調理器本体ケース上の枠体
の高さを簡単に調節できるようにするとともに調理器本
体ケースの外周面に汚れが付かないようにカバーし得る
ようにした調理器の提供。 【構成】 本体ケース1と、この上部に設けられた加熱
手段と、加熱手段の上部に載置される深さの異なる複数
の調理容器と、これと上記本体ケースとの隙間を覆う枠
体とを備えてなる調理器において、枠体を、その外周縁
部が本体ケースの外周縁部を覆う状態でこれに上下スラ
イド可能に嵌合させるとともに昇降支持手段により昇降
可能に支持して構成される調理器。昇降支持手段を操作
すると、枠体を上下に昇降調節せしめることができ、下
降させた時には、その高さが低くなって底の浅い調理容
器を載置するのに適した状態に、また上昇させた時に
は、その高さが高くなって底の浅い調理容器を載置する
のに適した状態に、各々枠体位置を変更調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、調理の種類に応じて
底の深い鍋と底の浅い鍋とを任意に交換して使えるよう
にした調理器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、調理の種類に応じて底の深い鍋と
底の浅い鍋とを任意に掛けかえて使えるようにした調理
器として、例えば実開平6−313号公報に示されるも
のがある。
【0003】この調理器は、皿状の調理器本体ケース
と、該調理器本体ケースに着脱自在に載置される深さの
異なる2種の調理鍋と、上記調理器本体ケースの外周縁
部上に着脱自在に嵌合される所定高さのリング状の枠体
(ガイドリング)とからなり、上記調理器本体ケース上に
載置される調理鍋の深さが深い時は上記枠体を上記調理
器本体ケースの上縁部に嵌合させることにより、調理器
本体ケースと調理鍋との間の隙間をカバーするように構
成されている。
【0004】したがって、該構成によれば上記枠体によ
って実質的に調理器本体の調理鍋載置部の深さを載置さ
れる調理鍋の深さに応じて可変ならしめたのと同様の構
造を実現することができ、また吹きこぼれた煮汁等がヒ
ータ部等調理器本体内に流れ込むのを防止することもで
きる。
【0005】ところが、該調理器の構造では、底の浅い
鍋から底の深い鍋に掛けかえる時には枠体を入れ、その
逆の時には枠体を取り外す必要があり、非常に不便であ
り、また使用しない枠体の保管や置き場所に困る問題が
ある。
【0006】そこで、最近では例えば上記のようなリン
グ状の枠体を上記調理器本体ケースの上縁部内側に形成
した段部に対して上下スライド可能に嵌合するとともに
上記枠体の下面と上記段部の上面との各々に相対的にス
ライド移動することによって上記枠体側を上下動させ得
る傾斜係合面を形成し、上記枠体を円周方向に回動させ
ることによって上記枠体の高さを変え、上記枠体の取外
しを不要としたものも提供されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、同構成の調
理器の場合、枠体は単なるリング状のものであり、調理
器本体ケースの外周縁部上端に載置状態で嵌合されてい
るだけなので、調理器本体ケースの外周面は煮汁や油が
飛散して汚れるが、該調理器本体ケースにはコントロー
ルマスター等の給電部嵌挿口およびヒータ等の加熱装置
が一体化されているために丸洗いすることができず、手
入れが大変であり、汚れが取れにくい等の問題が残され
ている。
【0008】本願発明は、鍋の深さに応じた調理器本体
ケース上の枠体の高さを簡単に調節できるようにすると
ともに調理器本体ケースの外周面に汚れが付かないよう
にカバーし得るようにし、また加熱手段および給電部嵌
挿口を昇降可能にするとともに本体ケースから分離し得
るようにして、それぞれ上記のような問題を解決した調
理器を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記の目的
を達成するために、次のような課題解決手段を備えて構
成されている。
【0010】すなわち、先ず本願発明の調理器は、本体
ケースと、該本体ケースの上部に設けられた加熱手段
と、該加熱手段の上部に載置される深さの異なる複数の
調理容器と、該調理容器と上記本体ケースとの隙間を覆
う枠体とを備えてなる調理器において、上記枠体を上記
本体ケースに対して、当該本体ケースの外周縁部を覆う
状態で、かつ昇降支持手段を介して上下方向に昇降でき
るように嵌合して構成されている。
【0011】また、本願発明の調理器は、上記構成の調
理器において、上記昇降支持手段が、上記枠体を上下動
できるように支持するスプリングと上記枠体を上昇又は
下降位置に保持するストッパとから構成されている。
【0012】また本願発明の調理器は、上記枠体が本体
ケースに対して着脱できるように嵌合されて構成されて
いる。
【0013】さらに、また本願発明の調理器は、本体ケ
ースと、該本体ケースの上部に設けられた加熱手段と、
該加熱手段に対して給電する給電部嵌挿口と、上記加熱
手段の上部に載置される異なる複数の調理容器とを備え
てなる調理器において、上記加熱手段を上記本体ケース
に対して外部操作できる昇降支持手段を介して昇降自在
に支持するとともに本体ケースから分離できるようにし
て構成されている。
【0014】また、本願発明の調理器は、同構成の調理
器において、上記加熱手段の下部には遮熱板が固定さ
れ、上記昇降支持手段は、上記遮熱板を介して加熱手段
を昇降自在に支持する上下スライド機構と上記遮熱板を
昇降作動させるスライドリングおよび外部操作レバーと
から構成されている。
【0015】また、本願発明の調理器は、同上下スライ
ド機構を備えた構成の調理器において、当該上下スライ
ド機構は、加熱手段を常時上方に付勢する付勢手段を備
えて構成されている。
【0016】
【作用】本願発明の調理器は、上記各構成に対応して各
々次のような作用を奏する。
【0017】すなわち、先ず本願発明の調理器は、上述
のように、本体ケースと、該本体ケースの上部に設けら
れた加熱手段と、該加熱手段の上部に載置される深さの
異なる複数の調理容器と、該調理容器と上記本体ケース
との隙間を覆う枠体とを備えてなる調理器において、上
記枠体を上記本体ケースに対して、当該本体ケースの外
周縁部を覆う状態で、かつ昇降支持手段を介して上下方
向に昇降できるように嵌合して構成されている。
【0018】したがって、先ず本体ケース外部からの操
作によって昇降支持手段を操作すると、枠体を上下に昇
降調節せしめることができ、下降させた時には、その高
さが低くなって底の浅い調理容器を載置するのに適した
状態に、また上昇させた時には、その高さが高くなって
底の浅い調理容器を載置するのに適した状態に、各々枠
体位置を変更調整することができる。
【0019】しかも、該調整は外部操作による簡単な操
作で実現することができ、従来のような枠体の介装、取
外し、保管等を全く必要としない。
【0020】また、枠体は、本体ケースの外周縁部を覆
った状態で本体ケースに対して上下方向に昇降できるよ
うに嵌合されているので、上記のように高さが変わって
も本体ケース外周面部は枠体でカバーされ、油や煮汁等
が付着して汚れる恐れは生じない。
【0021】そして、該場合において、上述のように、
上記昇降支持手段が、上記枠体を上下動できるように支
持するスプリングと上記枠体を上昇又は下降位置に保持
するストッパとから構成されていると、外部操作によっ
て上記枠体を押し下げ又は引き上げると、当該昇降支持
手段のスプリングの作用によって上記枠体が自由に下降
又は上昇するとともに、ストッパによってそれら下降又
は上昇位置に任意に位置規制され、ワンタッチでの高さ
調節が可能となる。
【0022】さらに、上記各構成において、上記枠体が
本体ケースに対して着脱できるようになっていると、枠
体が本体ケースから分離可能となるので、同枠体を本体
ケースから取り外せば調理中の吹きこぼれや油の飛び散
りによりその縁部外周面が汚れても自由に丸洗いするこ
とができるようになり、清掃がきわめて容易になる。
【0023】さらに、また本願発明の調理器は、上述の
ように、本体ケースと、該本体ケースの上部に設けられ
る加熱手段と、該加熱手段の上部に載置される深さの異
なる複数の調理容器と、該調理容器と上記本体ケースと
の隙間を覆う枠体とを備えてなる調理器において、上記
加熱手段を上記本体ケースに対して外部操作できる昇降
支持手段を介して昇降自在に支持するとともに本体ケー
スから分離できるようにして構成されている。
【0024】したがって、先ず外部操作手段によって昇
降支持手段を操作すると、調理容器を載置する加熱手段
が上下に昇降せしめられ、下降時には底の深い調理容器
を載置するのに適した状態に、また上昇時には底の浅い
調理容器を載置するのに適した状態に各々変更調整され
る。
【0025】しかも、該調整は外部操作手段を操作する
だけの簡単な操作で実現され、ガイドリング等の枠体の
介装、取外し、保管等を全く必要としない。
【0026】さらに、加熱手段が本体ケースから分離で
きるようになっているので、加熱手段を本体ケースから
取り外せば調理中の吹きこぼれや油の飛び散りにより本
体ケース外周面が汚れても本体ケース自体を丸洗いする
ことができ、清掃がきわめて容易になる。
【0027】また、該場合において、上記構成の加熱手
段の下部に遮熱板が固定され、昇降支持手段が上記遮熱
板を介して加熱手段を昇降自在に支持する上下スライド
機構と上記遮熱板を昇降作動させるスライドリングおよ
び外部操作レバーとから構成されている場合には、外部
操作手段としての外部操作レバーを例えば左右方向に回
動操作することによってスライドリングを回動させる
と、上記遮熱板を介して上記加熱手段がスライド機構に
より上下方向に自由かつスムーズにスライド移動せしめ
られて上記のように調理容器の深さに適切に対応した調
理容器収納状態を実現することができる。
【0028】さらに、該場合において、上記スライド機
構部に、上記加熱手段を常時上方に付勢するコイルスプ
リング等の付勢手段が設けられていると、それだけ上記
調理容器を載置する加熱手段部分の重量が軽減されて、
上記操作レバーのスライドリングを介した加熱手段昇降
操作がスムーズになる。
【0029】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の調理器による
と、従来のような取付け、取外し作業を伴うガイドリン
グ等の付属品を必要とすることなく、簡単に底の深さを
異にする複数種の調理容器の使用を可能にすることがで
きる。また、吹きこぼれや油の飛び散り等により、ヒー
タ等の加熱手段を備えていて丸洗いすることができない
本体ケースを汚すようなことがなくなる。さらに、枠体
自体が汚れたような場合には、該枠体を取外して単独で
丸洗いできるので、非常に便利になる。
【0030】また本体ケースと加熱手段とが別体となっ
ていて相互に分離可能になっている場合には、吹きこぼ
れや油の飛び散り等により本体ケースが汚れたような場
合にも本体ケース自体を単独で丸洗いできるので、非常
に便利になる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)図1〜図7は、本願発明の実施例1に係る調
理器の構成を示している。
【0032】本実施例のものは、調理用容器の底の深さ
に応じて本体ケース1と調理用容器との間に着脱可能に
介装される枠体に対して、上記本体ケース1の外周面を
覆うカバー部を設けて、従来のような本体ケース1の外
周面への吹きこぼれ、油の飛び散りによる汚れの付着を
防止するようにしたことを特徴とするものである。
【0033】該調理器は、例えば合成樹脂材により形成
された受け皿状の本体ケース1と、該本体ケース1の上
方に設けられた遮熱板3と、該遮熱板3の上部に設けら
れたヒータプレート4と、該ヒータプレート4および上
記本体ケース1の上部に枠体9を介して着脱自由に載置
される底の深さが異なる第1、第2の調理用容器(グリ
ル鍋)5,6とから構成されている。
【0034】上記本体ケース1は、その周縁部11が断
面逆U字状に形成され、その半径方向外側の縁部(外縁
部)11aには同一面をなして上方に所定高さ上下方向に
延びた樹脂バネ構造の係合縁部12,12,12が円周方
向に120°間隔で3ケ所立設されており(図1、図
3、図5参照)、該係合縁部12,12,12の外周面側
には後述するようにして上記枠体9を着脱可能かつ高さ
調節可能に係合支持する第1、第2の係合凸部12a,1
2bが各々上下に位置して設けられている。
【0035】そして、同第1、第2の係合凸部12a,1
2bの下方側本体ケース縁部11の上記係合縁部12,1
2,12と位置を異にする2ケ所には、係合解除用の指
挿入用の凹溝部19,19が形成されている(図1、図6
参照)。
【0036】また上記ヒータプレート4は、その正面側
一側部に例えば図7に示すようなマグネットキャッチタ
イプの筒状のコントロールマスター受け(給電部嵌挿口)
7を一体化しているとともに連結部材8を介して下部側
の上記遮熱板3と一体に連結されている。そして、該コ
ントロールマスター受け7のコントロールマスター嵌挿
口7a内に給電ジャック、サーモプラグTP、温度コン
トロール装置Tc等を備えたコントロールマスターCM
が嵌挿されて、上記ヒータプレート4のヒータへの通電
がなされるようになっている。
【0037】また、上記コントロールマスター受け7の
後端側上部には、図7に示すように所定高さと幅のフラ
ンジ部7bが設けられており、図3のごとく枠体9上昇
時の上部側の隙間Sを隠すようになっている。
【0038】また遮熱板3は、ステム部10,10・・
を介して上記本体ケース1の底部11b上面に連結固定
されて支持されている。
【0039】さらに、上記枠体9は、その周縁部14
を、半径方向外側に位置して上下方向の長さが長い第1
縁部14aと半径方向内側に位置して上下方向の長さが
短い第2縁部14bとを断面逆U字形に連続させて2重
筒体状に一体成形することにより形成されている。そし
て、その第1縁部14aの裏面側(内周面側)上部には、
上記本体ケース1の半径方向外周側縁部11aの上部に
立設された上記係合縁部12外周面の上記第1、第2の
係合凸部12a,12bのバネ弾性により着脱可能に凹凸
係合する第1、第2の2組の係合凹部15a,15b,16
a,16bが上下に位置して設けられている。
【0040】そして、該枠体9は、常時上記本体ケース
1の周縁部11に対して上方から嵌合されて使用される
が、上記本体ケース1周縁部11の外周側縁部11a上
の第1、第2の係合凸部12a,12bの第1、第2の2
組の係合凹部15a,15b,16a,16bとの係合状態を
図4又は図5に示すように上下方向に変えると、それに
よって当該枠体9の上端9aから上記ヒータプレート4
の上面までの高さが高から低に任意に変更され、上記底
の深い第1の調理用容器5の載置に適した状態(図2お
よび図3)から底の浅い第2の調理用容器6の載置に適
した状態(図4および図5)となる。
【0041】しかも、上記何れの状態においても、上記
本体ケース1の周縁部11外周面は、上記枠体9の第1
縁部14aによって全体にカバーされるから、例えば上
記調理用容器5,6からの吹きこぼれや油の飛び散りな
どがあっても、ヒータプレート4等の加熱手段やコント
ロールマスター受け7等の給電部嵌挿口があって洗浄不
可能な本体ケース1自体には全く汚れが生じることはな
い。
【0042】一方、枠体9自体は、図6に示すように上
記本体ケース1側に形成された凹溝部19,19部分の
隙間に指を入れて当該枠体9の第1縁部14a下部を外
側に拡げることにより、上記係合状態を外して簡単に高
さの調節を行なうことができるとともに、また完全に取
り外すことができ、丸洗いすることができるので、汚れ
が付着しても何ら問題がない。
【0043】(実施例2)図8〜図13は、本願発明の
実施例2に係る調理器の構成を示している。
【0044】上記実施例1の構成では、枠体9の外周側
第1縁部14aを外方に拡げることによって枠体9を取
外すとともに本体ケース1側係合縁部12の係合凸部1
2a,12bと枠体側係合凹部15a,15b,16a,16bと
の係合位置を変えて高さ位置を変えるようになってお
り、取外しおよび高さ調節の方法が同一であり、ユーザ
によっては操作を間違う可能性もあり、持ち運び時に本
体ケース1側を取り落す問題、又同操作に若干の不便を
伴う問題がある。
【0045】そこで、本実施例は、そのような誤操作や
不便を解消し、取外しおよび高さ調節を正確かつ容易に
したことを特徴としている。
【0046】該調理器は、合成樹脂材により形成された
受け皿状の本体ケース1と、該本体ケース1の上方に設
けられた遮熱板3と、該遮熱板3の上部に設けられたヒ
ータプレート4と、該ヒータプレート4および上記本体
ケース1の上部に枠体9を介して着脱自由に載置される
底の深さが異なる第1、第2の調理用容器(グリル鍋)
5,6とから構成されている。
【0047】上記本体ケース1は、その周縁部11が断
面逆U字状に形成され、その上面部11cの外周寄り部
分には所定高さ上方に起立し、先端側凸部20aが若干
半径方向外方に延びた第1の係合バネ(樹脂バネ)20,
20と同じく所定高さ上方に起立し、その先端側凸部2
3a,23aが半径方向外方に延びた第2の係合バネ23,
23とが、それぞれ円周方向に180°間隔で2ケ所に
設けられている。上記第1の係合バネ20,20は、比
較的緩い所定の押圧弾性を有して一体形成されている。
そして、その先端側凸部20a,20aが上記実施例1の
係合縁部12の係合凸部12a,12bと同様に枠体9側
上部の第1の係合凹部21a,21bに着脱可能に係合し
て支持する係合凸部としての機能を果たすようになって
いる。また、上記第2の係合バネ23,23は、所定の
板厚を有した比較的剛性の高い金属板部材よりなり、そ
の下端23a,23b側を上記本体ケース1の外周縁部1
1の上面部11c上にビス25,25で固定され、その先
端側凸部23a,23aが上記第1の係合凹部21a,21b
とは円周方向の位置を90°異にして設けられた枠体9
側の第2の係合凹部24a,24bに着脱可能に係合する
ようになっている。
【0048】また上記ヒータプレート4は、その正面側
一側部に上記実施例1のものと同様のコントロールマス
ター受け7を有するとともに連結部材8を介して下部側
の上記遮熱板3と一体に連結されている。
【0049】また遮熱板3は、ステム部10,10・・
を介して上記本体ケース1の底部11b上面に連結固定
されている。
【0050】また、上記枠体9は、その周縁部14を、
上記実施例1の場合同様に半径方向外側に位置して上下
方向の長さが長い第1縁部14aと半径方向内側に位置
して上下方向の長さが短い第2縁部14bとを断面逆U
字形に連続させて2重筒体状に一体成形することにより
形成されている。そして、その第1縁部14aの裏面側
(内周面側)上部には、上記本体ケース1周縁部11の上
面部11cに設けられた上記第1、第2の係合バネ20,
20、23,23の先端側凸部20a,20a、23a,23
aと凹凸係合する上下方向に位置を異にした第1、第2
の係合凹部21a,21b,24a,24bが形成されてい
る。そして、該第1、第2の係合凹部21a,21b、2
4a,24bの内、第2の係合凹部24a,24bは、図12
および図13に示すように上下方向にクランク状に曲げ
て形成されたガイドリブ26a,26b間の上部側縦方向
のガイド溝27の間に位置して設けられている。
【0051】そして、該枠体9は、常時上記本体ケース
1の周縁部11に対して上方から嵌合されて使用される
が、当該枠体9を下方に押し下げるか、又は引き上げる
ことにより上記本体ケース1周縁部11上の第1、第2
の係合バネ20,20、23,23の第1、第2の係合凹
部21a,21b、24a,24bに対する係合状態を図10
又は図11に示すように上下方向に変えると、それによ
って当該枠体9の上端9aから上記ヒータプレート4の
上面までの高さが高から低、又はその逆に任意に変更さ
れ、上記底の深い第1の調理用容器5の載置に適した状
態から底の浅い第2の調理用容器6の載置に適した状
態、又はその逆の状態となる。
【0052】しかも、上記何れの状態においても、上記
本体ケース1の周縁部11外周面は、上記枠体9の第1
縁部14aによって全体がカバーされるから、例えば上
記調理用容器5,6からの吹きこぼれや油の飛び散りな
どがあっても、ヒータプレート4等の加熱手段やコント
ロールマスター受け7等の給電部があって洗浄不可能な
本体ケース1自体に汚れが生じることはない。
【0053】また、枠体9の高さ調節は、本体ケース側
第1の係合バネ20,20の係合弾性が緩く形成される
一方、第2の係合バネ23,23が板バネにより形成さ
れているので、枠体9を押し下げ又は引き上げるのみで
容易に調節することができる。
【0054】一方、枠体9自体の取付け、取外しは、上
記本体ケース1側の比較的剛性の高い第2の係合バネ2
3,23の先端側凸部23a,23aを上記ガイドリブ26
a,26b間の下部側縦方向のガイド溝29に係合させた
後、右側に回し、横方向のガイド溝28を介して上部側
縦方向ガイド溝27に導入することによって取付けられ
る一方、これとは逆の左側に回すことにより、上記上部
側縦方向の各ガイド溝27から横方向のガイド溝28を
介して下部側縦方向のガイド溝29に導出することによ
り、ガイド溝27〜29との係合状態を外して簡単に取
り外すことができ、丸洗いすることができるので、汚れ
が付着しても問題がない。さらに上記係合状態におい
て、枠体9のみを把んで持ち上げたような時にも、上記
第2の係合バネ23,23が上記横方向のガイド溝28
を形成するリブ26aに係合するので、本体ケース1が
分離落下する恐れがなくなる。
【0055】(実施例3)図14〜図16は、本願発明の
実施例3に係る調理器の構成を示している。
【0056】上記実施例2の構成によると、実施例1の
構成に比べると取外しおよび高さ調節が或る程度正確か
つ容易になる。また、安全性も向上する。
【0057】しかし、高さ調節そのものは必ずしも容易
であるとは言えず、また樹脂バネおよび板バネによる支
持であるために支持状態が安定しない問題がある。
【0058】そこで、本実施例のものでは、本体ケース
1に対して枠体9側を同軸状態で水平回転可能に嵌合さ
せるとともに、それらの相互間に当該回転により枠体が
上下移動し得るような係合関係を形成して、例えば手で
枠体9を直接水平方向に正逆回転させるだけで枠体9の
高さを簡単に変えられるようにしたことを特徴としてい
る。
【0059】該調理器は、上記各実施例同様、合成樹脂
材により形成された受け皿状の本体ケース1と、該本体
ケース1の上方に設けられた遮熱板3と、該遮熱板3の
上部に設けられたヒータ4Aと、該ヒータ4Aおよび上
記本体ケース1の上部に枠体9を介して着脱自由に載置
される底の深さが異なる第1、第2の調理用容器(グリ
ル鍋)5,6とから構成されている。
【0060】上記本体ケース1は、その周縁部11が断
面逆U字状に形成され、その半径方向内周側の縁部11
cには、図16に詳細に示すように、リブにより上下方
向に緩かなクランク状をなして枠体ガイド溝30が形成
されており、該枠体ガイド溝30には後述する上記枠体
9側のピン状の係合凸部31が摺動可能に係合されるよ
うになっている。
【0061】一方、上記枠体9は、その周縁部14を、
半径方向外側に位置して上下方向の長さが長い第1縁部
14aと半径方向内側に位置して上下方向の長さが短い
第2縁部14bとを断面逆U字形に連続させて2重筒体
状に一体成形することにより形成されている。そして、
上記半径方向内側第2縁部14bの表面側(外周面側)に
は、上記のように上記本体ケース1周縁部11の半径方
向内周側縁部11cに形成された上記枠体ガイド溝30
内に係合するピン状の係合凸部31が設けられている。
【0062】そして、該枠体9は、常時上記本体ケース
1の周縁部11に対して内外両側に嵌合されて使用され
るが、該枠体9を水平方向に回転させることによって、
上記ガイド溝30に対する上記係合凸部31の係合位置
を図14又は図15に示すように上下方向に変えると、
それによって当該枠体9の上端9aから上記ヒータ4A
の上面までの高さが高から低に任意に変更され、上記底
の深い第1の調理用容器5の載置に適した図14の状態
から底の浅い第2の調理用容器6の載置に適した図15
の状態となる。
【0063】しかも、上記何れの状態においても、上記
本体ケース1の周縁部11外周側縁部11aの外面は、
上記枠体9の第1縁部14aによってその全面がカバー
されるから、例えば上記調理容器5,6からの吹きこぼ
れや油の飛び散りなどがあっても、洗浄不可能な本体ケ
ース1自体に汚れが生じることはない。
【0064】一方、上記枠体ガイド溝30は、例えば最
下端側位置30aでは深さが深くなるように形成されて
おり(図14と図15とを対比)、該位置では枠体9自体
は上記係合状態を外して簡単に取り外すことができ、丸
洗いすることができるので、汚れが付着しても問題がな
い。
【0065】(実施例4)図17〜図21は、本願発明の
実施例4に係る調理器の構成を示している。
【0066】上記実施例3の構成によると、枠体9を回
転させるだけで高さの変更ができるので実施例1および
2の構成に比べると高さ調節が相当に容易になる。
【0067】しかし、高さ調節時に枠体9そのものを直
接握って操作するのは、未だ若干の不便さと調整のしに
くさを伴う。
【0068】そこで、本実施例のものでは、上記同様本
体ケース1に対して枠体9側を同軸状態で上下方向に昇
降可能に嵌合させるとともに、当該枠体9の下部に外部
からの回動操作が可能なスライドリング40を設け、そ
の回転により枠体9が任意に上下移動せしめられるよう
な係合関係を形成して、例えば操作レバー46を操作し
て上記スライドリング40を水平方向に正逆回転させる
だけで枠体9の高さを自由に変えられるようにしたこと
を特徴としている。
【0069】該調理器は、合成樹脂材により形成された
受け皿状の本体ケース1と、該本体ケース1の底部側方
に設けられた遮熱板3と、該遮熱板3の上部に設けられ
たヒータ4Aと、該ヒータ4Aの上部に枠体9を介して
着脱自由に載置される底の深さが異なる第1、第2の調
理用容器(鍋)5,6とから構成されている。
【0070】上記枠体9は、その周縁部14を、上記各
実施例の場合と同様に半径方向外側に位置して上下方向
の長さが長い第1縁部14aと半径方向内側に位置して
上下方向の長さが短い第2縁部14bとを断面逆U字形
に連続させて2重筒体状に一体成形することにより形成
されている。
【0071】また上記本体ケース1は、その外周縁部1
1が断面鉤形に形成され、その半径方向内側の水平縁部
11dには、上記枠体9の断面コ字形の第2縁部14bが
上下動可能に係合されており、また同枠体9の下部には
当該枠体9を上下に昇降させるスライドリング40が水
平回転可能に設けられている。
【0072】一方、上記本体ケース1の上記水平縁部1
1dには、その円周方向に所定の間隔で係合凸部41,4
1・・が設けられているとともに、それに対応する枠体
9の第2縁部14b外周面部には同係合凸部41,41・
・が摺動可能に係合する上下垂直軸方向のガイド溝4
2,42・・が形成されている。また、同枠体9の第2
縁部14b下面には、上記スライドリング40側上部の
斜面凸部44,44・・が任意に摺動係合される斜面溝
45,45・・が形成されている。そして、該スライド
リング40の回転により上記斜面凸部44,44・・が
図17に示すように上記斜面溝45,45・・から離脱
して上記枠体9を上昇させ、又図19に示すように同斜
面溝45,45・・に係合して同枠体9を下降させ、相
互の斜面部同士が相互にスライド移動することによって
上記枠体9が任意に昇降せしめられる。そして、上記ス
ライドリング40には、この枠体回動操作用の操作レバ
ー46がその操作端46aを図21に示すように本体ケ
ース1の外方に突出させて設けられており、該操作レバ
ー46を使用して本体ケース1の外部より枠体9が水平
方向に回動操作されるようになっている。
【0073】上記枠体9は、図17〜図20に示すよう
に、その第2縁部14bが常時上記本体ケース1の上記
水平縁部11dに対して嵌合されて使用されるが、上記
本体ケース1外部に突出した上記操作レバー46の操作
端46aを左右に回動操作して上記スライドリング40
を水平方向に回転させることによって、上記斜面凸部4
4,44・・と斜面溝45,45・・との係合状態を図1
7および図18又は図19および図20に示すように上
下方向に変えると、それによって当該枠体9の上端9a
からヒータプレート4の上面までの高さが高から低に任
意に変更され、上記底の深い第1の調理用容器5の載置
に適した図17および図18状態から底の浅い第2の調
理用容器6の載置に適した図19および図20の状態と
なる。
【0074】したがって、該構成では、本体ケース1の
外部から操作レバー46を使用してスライドリング40
を回動操作するだけで、正確且つ簡単に使用する調理用
容器5,6に対応して枠体9の高さを調節することがで
きる。
【0075】しかも、上記何れの状態においても、上記
本体ケース1の周縁部11a外周面は、上記枠体9の上
下に長い第1縁部14aによって全体にカバーされるか
ら、例えば上記調理容器5,6からの吹きこぼれや油の
飛び散りなどがあっても、ヒータ4A等の加熱手段やコ
ントロールマスター受け等の給電部嵌挿口があって洗浄
不可能な本体ケース1自体には汚れが生じることはな
い。
【0076】なお、上記スライドリング40の上面には
所定の間隔で突起49,49・・・が形成されており、
上記枠体9の第2縁部14b下面との摩擦係数を小さく
して、スライドしやすいようにしている。
【0077】(実施例5)図22〜図24は、本願発明の
実施例5に係る調理器の構成を示している。
【0078】上記実施例4の構成によると、実施例1〜
3の構成に比べると高さ調節が非常に容易になる。
【0079】しかし、それでも操作レバーを左右方向に
回動操作する操作が必要である。
【0080】そこで、本実施例のものでは、本体ケース
1に対して上記枠体9側を同軸状態で上下方向に昇降自
在にコイルスプリングを介してスライド可能に嵌合支持
させるとともに、それら相互間に当該昇降動作を最下降
位置と最上昇位置との2つの位置を取り得るように規制
する係止手段を設け、該係止手段の係止状態を枠体の押
し下げ又は引き上げのみによりロック、アンロック操作
し得るようにすることにより、ワンタッチで枠体の高さ
を変えられるようにしたことを特徴としている。
【0081】該調理器は、合成樹脂材により形成された
受け皿状の本体ケース1と、該本体ケース1の上方に設
けられた遮熱板3と、該遮熱板3の上部に設けられたヒ
ータプレート4と、該ヒータプレート4および上記本体
ケース1の上部に枠体9を介して着脱自由に載置される
底の深さが異なる第1、第2の調理用容器(鍋)5,6と
から構成されている。
【0082】上記本体ケース1は、その周縁部11が断
面逆U字状に形成され、その上面部には円周方向に所定
の間隔を置いてコイルスプリング支持筒50が立設され
ており、該コイルスプリング支持筒50にはコイルスプ
リング51の下端側が嵌装支持され、該コイルスプリン
グ51を介して枠体9が昇降自在に支持されている。
【0083】上記枠体9は、その周縁部14を、上記各
実施例の場合と同様に半径方向外側に位置して上下方向
の長さが長い第1縁部14aと半径方向内側に位置して
上下方向の長さが短い第2縁部14bとを断面逆U字形
に連続させて2重筒体状に一体成形することにより形成
されている。そして、その第1縁部14aの裏面側上部
の第2縁部14bとの間には上記コイルスプリング51
の上端側が嵌挿係止されている。また、同第1縁部14
aの裏面側には上下方向に所定の間隔を置いて、上記本
体ケース1の周縁部11外周面側に設けられた係合凸部
52と係合して下降位置と上昇位置との2つの位置での
ストッパー機能を果たす第1、第2の係合凹部53a,5
3bが設けられている。
【0084】したがって、上記枠体9は、上記下部側第
2の係合凹部53bと上記本体ケース1側係合凸部52
とが係合しない状態では、上記コイルスプリング51の
作用で上方に押し上げられてその高さが高くなり、同第
2の係合凹部53bと係合凸部52とが係合しかかるよ
うになった状態で上記枠体9を少し上方に引き上げてや
ると、同第2の係合凹部53bと係合凸部52とが確実
に係合して図22に示すように底の深い第1の調理用容
器5を載置するのに適した上昇位置での係止状態とな
る。
【0085】一方、該状態から底の浅い第2の調理用容
器6に掛け替えられ、上記枠体9が押し下げられて上記
係合凸部52と上記第2の係合凹部53bとの係合が解
除されると、上記枠体9が下降して今度は上部側第1の
係合凹部53aと係合凸部52とが係合され、図23に
示すような底の浅い第2の調理用容器6の載置に適した
状態となる。そして、この場合、上記枠体9の第1の縁
部14aの第1、第2の係合凹部53a,53b部分は、外
方に拡げ得る低剛性のバネ部60に形成されている。従
って、該バネ部60を外方に拡げると、上記各係合状態
は容易に解除される。特に上記下降状態からの場合に
は、当該バネ部60を外方に拡げるだけで、第1の係合
凹部53aと係合凸部52との係合が外れて上記枠体9
がコイルスプリング51の作用により最上昇位置に上昇
して図22に示す底の深い第1の調理用容器5の載置に
適した状態に復帰するので便利である。
【0086】また枠体9の周縁部14上面にはシリコン
ゴムよりなる耐熱性のフアスナー状スペーサ61,61
・・が設けられている。
【0087】以上のように本実施例では上記枠体9を下
方に押下げると、図23に示すように上記本体ケース1
側係合凸部52が上記枠体9のロックレバー機能を有し
たバネ部60側第1の係合凹部53aと係合して下降位
置に係止され、それによって当該枠体9の上端からヒー
タプレート4の上面までの高さが高から低に任意に変更
され、また同ロックレバー機能を有したバネ部60を外
方に拡げて上記係合凸部52と第1の係合凹部53aと
の係合を解除すると、枠体9が図22のように上昇し、
第2の係合凹部53bと係合凸部52とが係合して上昇
位置に係止され、上記底の浅い第2の調理用容器5の載
置に適した図23の状態から底の深い第1の調理用容器
6の載置に適した状態となる。
【0088】従って、枠体9を押し下げるか、又は引き
上げるだけの極めて簡単なワンタッチ操作での高さ調整
が可能となり、非常に便利となる。
【0089】なお、以上の構成において、上記本体ケー
ス1側係合凸部52と係合する枠体9側第1、第2の係
合凹部53a,53bは、何れか一方のみとすることもで
き、またそれら係合構造を全く設けることなく、各調理
用容器5,6のあるなしで高さを変えるようにすること
も可能である。
【0090】(実施例6)次に図25〜図27は、ヒータ
プレートの高さ自体を可変ならしめることによって使用
する調理容器を変更できるようにした本願発明の実施例
6に係る調理器(グリル鍋)の構成を示している。
【0091】該調理器は、例えば合成樹脂製の材料によ
り形成された受け皿状の本体ケース1と、該本体ケース
1の上方に昇降支持機構を介して昇降自在に設けられた
遮熱板3と、該遮熱板3の上部に設けられたヒータプレ
ート4と、該ヒータプレート4の上部に着脱自由に載置
される底の深さが異なる第1、第2の調理用容器(調理
鍋)5,6とから構成されている。
【0092】上記ヒータプレート4は、その一側部に例
えば図25、図26に示すような状態でコントロールマ
スターCMが挿入されるマグネットキャツチタイプのコ
ントロールマスター受け7を有するとともに連結部材8
を介して下部側の上記遮熱板3と一体に連結されてい
る。コントロールマスター受け7は上面側垂直方向に所
定高さのフランジ7bを有しており、該フランジ7bによ
って、後述するようにヒータプレート4が下降した時の
隙間S(図25参照)を小さくするようになっている。
【0093】遮熱板3には、図27に示すように後述す
る昇降支持機構のスライドリング69の昇降リブ70,
70・・の嵌合口71,71・・と同昇降支持機構のス
ライドガイド72取付用のビス穴73,73・・が各々
半径方向に位置を変えて円周方向に複数個形成されてい
る。
【0094】さらに上記昇降支持機構は、上記スライド
リング69とスライドガイド機構74とから構成されて
いる。
【0095】スライドリング69は、図27に示すよう
に、リング部69aと、該リング部69aの内周縁部に位
置して所定間隔で上方に切り起こされた昇降リブ70,
70・・と、上記リング部69aの外周縁部の一部を半
径方向外方に所定長さ延出して一体に形成した操作レバ
ー75とから構成されている。そして、該スライドリン
グ69の上記リング部69aは、上記本体ケース1底部
上面の中央部に設けられたリング状の第1のリブ76に
嵌合され、操作レバー75の水平方向左右への回動操作
によって回転される。
【0096】上記昇降リブ70,70・・は、その両端
側一側面がテーパー面70a,70a・・に形成されてお
り、上記遮熱板3の昇降リブ嵌合口71,71・・に嵌
合された状態において、操作レバー75によってリング
部69aが上述のように水平方向左右に回転された時に
当該テーパー面70a,70a・・を利用して上記遮熱板
3を上下に昇降作動せしめ、それにより上記ヒータプレ
ート4を上下させて上記第1、第2の調理容器5,6の
深さに対応したヒータプレート高さに調整設定するよう
になっている。
【0097】上記操作レバー75は、外部からの回動操
作が可能なように、上記本体ケース1の底部側壁部の一
部に形成された所定回動角幅のスリット78を通して外
部に所定長さ深さ突出して操作部75aを有していると
ともに、その内端部75bの下部は本体ケース1の底部
上面に形成された操作レバーガイド用の円弧状の第2の
リブ79によって摺動可能に支持されている。
【0098】また、スライドガイド機構74は、上記本
体ケース1の底部11bに上下に延びて形成されたガイ
ド筒79と、該ガイド筒79内に位置して上下方向にス
ライド移動可能に嵌合されたスライドガイド82と、該
スライドガイド82を常時上方に所定の復帰弾性力で押
圧付勢しているコイルバネ90と、上記スライドガイド
82の上昇位置を規制しているストッパ部材91と、上
記スライドガイド82をスリーブ92を介して上記遮熱
板3の下面に連結固定しているビス93とから構成され
ている。上記ストッパ部材91は、上記ガイド筒79の
底壁部79aの下方から上記スライドガイド82の上方
までビス91aを遊貫し、その上端に大径の係止用フラ
ンジ91bを螺合固定することによって形成されてい
る。上記ビス91aは、また上記ヒータプレート4およ
び遮熱板3を本体ケース1側に着脱可能に連結する機能
をも果している。
【0099】そして、該スライドガイド機構74は、上
記コイルバネ90の付勢力により上記遮熱板3を介して
上記ヒータプレート4を上方に付勢して、ヒータプレー
ト4上に載置される上記第1、第2の調理容器5,6の
重量を軽減するようにアシストすることによって、上記
スライドリング69の操作レバー75の回動操作によ
り、そのリング部69aが水平方向に回転して昇降リブ
70,70・・のテーパー面70a,70a・・により上記
遮熱板3を介してヒータプレート4を昇降させる時の昇
降作動が軽くスムーズになるようにしている。
【0100】以上のように本実施例の構成では、本体ケ
ース1と、該本体ケース1の上部に設けられるヒータプ
レート4と、該ヒータプレート4に対して給電するコン
トロールマスター受け7と、上記ヒータプレート4の上
部に載置される深さの異なる第1、第2の複数の調理容
器5,6とを備えてなる調理器において、上記ヒータプ
レート4およびコントロールマスター受け7を一体化
し、かつ上記本体ケース1に対して操作レバー75を備
えたスライドリング69およびスライドガイド機構74
よりなる外部操作可能な昇降支持機構を介して昇降自在
に支持せしめるとともに本体ケース1から分離可能に構
成されている。
【0101】したがって、先ず外部操作可能な操作レバ
ー75によって昇降支持機構のスライドリング69を回
動操作すると、遮熱板3を介して調理容器5,6を載置
するヒータプレート4が上下垂直方向に昇降せしめら
れ、下降時には図25に示すように底の深い第1の調理
容器5を載置するのに適した深さ状態に、また上昇時に
は図26に示すように底の浅い第2の調理容器6を載置
するのに適した深さ状態に各々適切に変更調整される。
【0102】しかも、該調整は外部操作レバー75を操
作するだけの簡単な操作で実現され、従来のようなガイ
ドリング等の枠体の介装、取外し、保管等を全く必要と
しない。
【0103】さらに、ヒータプレート4が給電部嵌挿口
であるコントロールマスター受け7と一体にユニット化
され、上記スライドガイド機構74のスットパ部材91
を形成するビス91aを抜くことにより、本体ケース1
から簡単に分離可能となっているので、ヒータプレート
4側ユニットを本体ケース1から取り外せば調理中の吹
きこぼれや油の飛び散りにより本体ケース外周面が汚れ
ても本体ケース1自体を丸洗いすることができ、清掃が
きわめて容易になる。
【0104】以上の結果、本実施例の調理器によると、
従来のような取付け、取外し作業を伴うガイドリング等
の付属品を必要とすることなく、操作レバー75を操作
するだけで簡単に底の深さを異にする複数種の調理容器
5,6の使用を可能にすることができ、また本体ケース
1とヒータプレート4およびコントロールマスター7と
は別体となっていて相互に分離可能になっているので、
吹きこぼれや油の飛び散り等により本体ケース1が汚れ
たような場合にも本体ケース1自体を単独で丸洗いでき
るので、非常に便利になる。
【0105】(実施例7)なお、上記実施例2のような係
合バネ(樹脂バネ)20を使用した場合、該係合バネ20
の係合対象は、例えば実施例7として図28に示すよう
に枠体9の半径方向内側の第2縁部14bに形成した係
合凹部21a,21bとすることもできる。
【0106】(実施例8)さらに、また上記実施例2のよ
うな係合バネ(樹脂バネ)20を使用した場合、該係合バ
ネ20の係合対象は、例えば実施例8として図29に示
すように枠体9の半径方向中間に第3の縁部14dを垂
設し、該第3の縁部14dに形成した係合凹部21a,2
1bとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の実施例1に係る調理器の平
面図である。
【図2】図2は、同調理器の深鍋状態の正面図である。
【図3】図3は、同調理器の深鍋状態の中央縦断面図
(図1のA−A線断面図)である。
【図4】図4は、同調理器の浅鍋状態の正面図である。
【図5】図5は、同調理器の浅鍋状態の中央縦断面図
(図1のA−A線断面図)である。
【図6】図6は、同調理器の図1のB−B線断面図であ
る。
【図7】図7は、同調理器の要部の部品の斜視図であ
る。
【図8】図8は、本願発明の実施例2に係る調理器の平
面図である。
【図9】図9は、同調理器の深鍋状態の正面図である。
【図10】図10は、同調理器の底の深い調理容器を使
用した時の中央縦断面図(図8のC−C線断面図)であ
る。
【図11】図11は、同調理器の底の浅い調理容器を使
用した時の断面図(図8のC−C線断面図)である。
【図12】図12は、同調理器の要部の断面図(図8の
D−D線断面図)である。
【図13】図13は、同調理器の要部の一部切欠斜視図
である。
【図14】図14は、本願発明の実施例3に係る調理器
の底の深い調理容器使用時の要部の構成を示す断面図で
ある。
【図15】図15は、同調理器の底の浅い調理容器使用
時の要部の構成を示す断面図である。
【図16】図16は、同調理器の本体ケースと枠体要部
の一部切欠斜視図である。
【図17】図17は、本願発明の実施例4に係る調理器
の底の深い調理容器使用時の要部の構成を示す一部切欠
斜視図である。
【図18】図18は、図17の状態の調理器の要部の断
面図である。
【図19】図19は、同調理器の底の浅い調理容器使用
時の要部の構成を示す一部切欠斜視図である。
【図20】図20は、図19の状態の調理器の要部の断
面図である。
【図21】図21は、同調理器の外部操作部の斜視図で
ある。
【図22】図22は、本願発明の実施例5に係る調理器
の構成を示す底の深い調理容器を使用した時の中央縦断
面図である。
【図23】図23は、同調理器の構成を示す底の浅い調
理容器を使用した時の中央縦断面図である。
【図24】図24は、同調理器の概略平面図である。
【図25】図25は、本願発明の実施例6に係る調理器
の底の深い調理容器を使用した時の中央縦断面図であ
る。
【図26】図26は、図25に示す底の深い調理容器か
ら底の浅い調理容器に掛け替えて使用した時の同調理容
器の構成を示す中央縦断面図である。
【図27】図27は、同調理器の要部の分解斜視図であ
る。
【図28】図28は、本願発明の実施例7に係る調理器
の要部の構成を示す断面図である。
【図29】図29は、本願発明の実施例8に係る調理器
の要部の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1は本体ケース、3は遮熱板、4はヒータプレート、4
Aはヒータ、5は第1の調理容器、6は第2調理容器、
7はコントロールマスター受け、9は枠体、11は本体
ケース周縁部、50はコイルスプリング支持筒、51は
コイルスプリング、52は係合凸部、53は係合凹部で
ある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースと、該本体ケースの上部に設
    けられた加熱手段と、該加熱手段の上部に載置される深
    さの異なる複数の調理容器と、該調理容器と上記本体ケ
    ースとの隙間を覆う枠体とを備えてなる調理器におい
    て、上記枠体を上記本体ケースに対して、当該本体ケー
    スの外周縁部を覆う状態で、かつ昇降支持手段を介して
    上下方向に昇降できるように嵌合したことを特徴とする
    調理器。
  2. 【請求項2】 昇降支持手段が、上記枠体を上下動でき
    るように支持するスプリングと上記枠体を上昇又は下降
    位置に保持するストッパとから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の調理器。
  3. 【請求項3】 枠体が本体ケースに対して分離できるよ
    うになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    調理器。
  4. 【請求項4】 本体ケースと、該本体ケースの上部に設
    けられた加熱手段と、該加熱手段の上部に載置される深
    さの異なる複数の調理容器と、該調理容器と上記本体ケ
    ースとの隙間を覆う枠体とを備えてなる調理器におい
    て、上記加熱手段を上記本体ケースに対して外部操作で
    きる昇降支持手段を介して昇降自在に支持するとともに
    本体ケースから分離できるように構成したことを特徴と
    する調理器。
  5. 【請求項5】 加熱手段の下部には遮熱板が固定され、
    昇降支持手段は、上記遮熱板を介して加熱手段を昇降自
    在に支持する上下スライド機構と上記遮熱板を昇降作動
    させるスライドリングおよび外部操作レバーとから構成
    されていることを特徴とする請求項4記載の調理器。
  6. 【請求項6】 上下スライド機構は、加熱手段を常時上
    方に付勢する付勢手段を備えていることを特徴とする請
    求項5記載の調理器。
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