JPH08215150A - 眼科診断装置 - Google Patents
眼科診断装置Info
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- JPH08215150A JPH08215150A JP7021740A JP2174095A JPH08215150A JP H08215150 A JPH08215150 A JP H08215150A JP 7021740 A JP7021740 A JP 7021740A JP 2174095 A JP2174095 A JP 2174095A JP H08215150 A JPH08215150 A JP H08215150A
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- Japan
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- measurement
- blood flow
- measuring
- data
- fundus
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- Pending
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B3/00—Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
- A61B3/10—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
- A61B3/12—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes
- A61B3/1241—Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for looking at the eye fundus, e.g. ophthalmoscopes specially adapted for observation of ocular blood flow, e.g. by fluorescein angiography
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 眼底血流の拍動に応じた装置動作を行い、よ
り適切、正確な眼底血流測定を行う装置を提供する。 【構成】 眼底からの散乱反射光を受光するフォトマル
チプライヤー69a、69bからの出力信号を利用して、コン
トローラ73で拍動を検知し、この拍動から得られたト
リガポイントを利用してモニター37の測定結果表示の制
御、拍動ごとのデータ統計処理を行う。
り適切、正確な眼底血流測定を行う装置を提供する。 【構成】 眼底からの散乱反射光を受光するフォトマル
チプライヤー69a、69bからの出力信号を利用して、コン
トローラ73で拍動を検知し、この拍動から得られたト
リガポイントを利用してモニター37の測定結果表示の制
御、拍動ごとのデータ統計処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は眼底における血流速度の
測定を行なう眼科診断装置に関するものである。
測定を行なう眼科診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1は眼科診断装置の一つである眼底血
流計の従来例であり、眼科診療に一般的に行われている
スリットランプを改造したものである。本従来例を用い
て、血流測定の原理を説明する。光路K1上には照明光
学系が配置されており、照明用光源1からの白色光束は
孔あきミラー2で反射され、スリット3、レンズ4、被
検眼Eの角膜の屈折力を相殺して眼底Eaを観察可能と
するコンタクトレンズ5を介して、眼底Ea上の血管E
vを照明する。また、穴あきミラー2の背後の光路上に
は、測定用のHe−Neレーザー光を発する測定用レー
ザー光源6が配置されており、測定用レーザー光源6か
らの測定光は孔あきミラー2の中央の開孔部を通り、照
明用光源1からの光束と同軸にされ、スリット3、レン
ズ4、コンタクトレンズ5を介して眼底Eaを点状に照
明する。
流計の従来例であり、眼科診療に一般的に行われている
スリットランプを改造したものである。本従来例を用い
て、血流測定の原理を説明する。光路K1上には照明光
学系が配置されており、照明用光源1からの白色光束は
孔あきミラー2で反射され、スリット3、レンズ4、被
検眼Eの角膜の屈折力を相殺して眼底Eaを観察可能と
するコンタクトレンズ5を介して、眼底Ea上の血管E
vを照明する。また、穴あきミラー2の背後の光路上に
は、測定用のHe−Neレーザー光を発する測定用レー
ザー光源6が配置されており、測定用レーザー光源6か
らの測定光は孔あきミラー2の中央の開孔部を通り、照
明用光源1からの光束と同軸にされ、スリット3、レン
ズ4、コンタクトレンズ5を介して眼底Eaを点状に照
明する。
【0003】血管Ev内を流れる血球及び血管壁により
散乱反射された光束は、角度α’を為す光路K2、K3
上に配置された立体観察用の受光光学系の対物レンズ7
a、7bを通り、ミラー8a、8b、ミラー9a、9b
で反射され、接眼レンズ10a、10bを介し、検者に
より眼底像として観察され、検者は接眼レンズ10a、
10bを覗いて眼底Eaを観察しながら測定部位を選択
する。
散乱反射された光束は、角度α’を為す光路K2、K3
上に配置された立体観察用の受光光学系の対物レンズ7
a、7bを通り、ミラー8a、8b、ミラー9a、9b
で反射され、接眼レンズ10a、10bを介し、検者に
より眼底像として観察され、検者は接眼レンズ10a、
10bを覗いて眼底Eaを観察しながら測定部位を選択
する。
【0004】図2は検者により観察される眼底像であ
り、照明光により照明されている領域I内で、測定対象
となる血管Evを接眼レンズ10a、10bの焦点面に
あらかじめ用意されているスケールSCと合軸すると、
測定用レーザー光源6による測定光と血管Evが合軸さ
れ、測定用レーザー光源6によるスポット光束PSによ
って測定部位が決定される。この時、測定光による眼底
Eaによる反射光束は、光ファイバ11a、11bを介
してフォトマルチプライヤ12a、12bで受光され
る。
り、照明光により照明されている領域I内で、測定対象
となる血管Evを接眼レンズ10a、10bの焦点面に
あらかじめ用意されているスケールSCと合軸すると、
測定用レーザー光源6による測定光と血管Evが合軸さ
れ、測定用レーザー光源6によるスポット光束PSによ
って測定部位が決定される。この時、測定光による眼底
Eaによる反射光束は、光ファイバ11a、11bを介
してフォトマルチプライヤ12a、12bで受光され
る。
【0005】この受光信号は血管Ev内を流れる血流に
よりドップラシフトした成分と、静止している血管壁で
反射された成分とが、それぞれ干渉することによって生
ずる所定のビート信号成分を含んでおり、このビート信
号を周波数解析して血管Ev内の血流速度を求める。
よりドップラシフトした成分と、静止している血管壁で
反射された成分とが、それぞれ干渉することによって生
ずる所定のビート信号成分を含んでおり、このビート信
号を周波数解析して血管Ev内の血流速度を求める。
【0006】図3はフォトマルチプライヤ12a、12
bで測定された受光信号を周波数解析した結果の一例で
あり、横軸は周波数Δf、縦軸はその出力ΔSを示して
いる。周波数の最大シフトΔfmax と、入射光束の波数
ベクトルκi及び受光光束の波数ベクトルκsと、血流
の速度ベクトルνとの関係は、 Δfmax =(κs−κi)・ν ・・・(1) と表すことができる。
bで測定された受光信号を周波数解析した結果の一例で
あり、横軸は周波数Δf、縦軸はその出力ΔSを示して
いる。周波数の最大シフトΔfmax と、入射光束の波数
ベクトルκi及び受光光束の波数ベクトルκsと、血流
の速度ベクトルνとの関係は、 Δfmax =(κs−κi)・ν ・・・(1) と表すことができる。
【0007】したがって、フォトマルチプライヤ12
a、12bのそれぞれの受光信号から算出された周波数
の最大シフトΔfmax1、Δfmax2と、レーザー光の波長
λと、測定部位の屈折率n、眼内での受光光軸k2、k
3のなす角度αと、眼内での受光光軸k2、k3のなす
角度βを用いて、式(1)を変形すると、血流の最大速
度Vmax は、 Vmax ={λ/(nα)}・|Δfmax1−Δfmax2|/cos β・・・(2) と表すことができる。
a、12bのそれぞれの受光信号から算出された周波数
の最大シフトΔfmax1、Δfmax2と、レーザー光の波長
λと、測定部位の屈折率n、眼内での受光光軸k2、k
3のなす角度αと、眼内での受光光軸k2、k3のなす
角度βを用いて、式(1)を変形すると、血流の最大速
度Vmax は、 Vmax ={λ/(nα)}・|Δfmax1−Δfmax2|/cos β・・・(2) と表すことができる。
【0008】このように、2方向から計測を行うことに
より測定光の入射方向の寄与が相殺され、眼底Ea上の
任意の部位の血流を計測することができる。
より測定光の入射方向の寄与が相殺され、眼底Ea上の
任意の部位の血流を計測することができる。
【0009】また、2本の受光光路k2、k3が作る平
面と眼底Eaとの光線Aと、この光線Aと血流の速度ベ
クトルνとのなす角βとの関係から、真の血流速度を測
定するためには、式(2)においてβ=0°として、光
線Aを速度ベクトルνに一致させる必要がある。このた
め従来例では、受光光学系全体を回転させるか、または
受光光学系中にイメージローテータを配置し、光学的に
一致させるように構成されている。
面と眼底Eaとの光線Aと、この光線Aと血流の速度ベ
クトルνとのなす角βとの関係から、真の血流速度を測
定するためには、式(2)においてβ=0°として、光
線Aを速度ベクトルνに一致させる必要がある。このた
め従来例では、受光光学系全体を回転させるか、または
受光光学系中にイメージローテータを配置し、光学的に
一致させるように構成されている。
【0010】
【発明が解決すべき課題】このような従来の装置で記録
される血流測定データを図4に示す。従来、測定開始T
sと同時に測定データの記録が開始されていたため、デ
ータの先頭の位相はまったくのランダムであり、他のデ
ータとの比較が困難な場合があった。また、データ記録
の終了Teも測定時間Tmによって設定されていたた
め、拍動のどの位相でデータが終了するかも定まらず、
記録データから平均流速、拍動数、拍動毎の最大最小値
などのパラメータを算出する際に拍動の位相によって誤
差を含む可能性があった。
される血流測定データを図4に示す。従来、測定開始T
sと同時に測定データの記録が開始されていたため、デ
ータの先頭の位相はまったくのランダムであり、他のデ
ータとの比較が困難な場合があった。また、データ記録
の終了Teも測定時間Tmによって設定されていたた
め、拍動のどの位相でデータが終了するかも定まらず、
記録データから平均流速、拍動数、拍動毎の最大最小値
などのパラメータを算出する際に拍動の位相によって誤
差を含む可能性があった。
【0011】また、従来においては血流量の経時変化を
適切に測定するための装置がなかった。
適切に測定するための装置がなかった。
【0012】さらに、このような血流状態の測定結果を
検者が総合的に適切な判断ができるように表示する装置
が求められていた。
検者が総合的に適切な判断ができるように表示する装置
が求められていた。
【0013】本発明は上述従来例に鑑み、血流の拍動に
応じた装置動作を行い、より適切、正確な血流測定を行
うことを可能にする装置を提供することを第1の目的と
する。
応じた装置動作を行い、より適切、正確な血流測定を行
うことを可能にする装置を提供することを第1の目的と
する。
【0014】本発明は、血流量の経時変化を適切に測定
できる装置を提供することを第2の目的とする。
できる装置を提供することを第2の目的とする。
【0015】本発明は、血流状態の測定結果を検者が総
合的に適切な判断ができるように表示する装置を提供す
ることを第3の目的とする。
合的に適切な判断ができるように表示する装置を提供す
ることを第3の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述目的を達成するため
の本発明は、 被検眼の眼底の血流を少なくとも含む測
定部位上に測定用光を照射する手段と、前記測定用光の
測定部位での反射光束を受光する受光手段と、前記受光
手段と信号から眼底の血流状態を計測する計測手段と、
前記測定部位における血流の拍動を検知する拍動検知手
段と、該拍動検知手段の検知に基づいて所定動作のトリ
ガポイントを検出するトリガポイント検出手段とを有す
ることを特徴とする眼科診断装置である。
の本発明は、 被検眼の眼底の血流を少なくとも含む測
定部位上に測定用光を照射する手段と、前記測定用光の
測定部位での反射光束を受光する受光手段と、前記受光
手段と信号から眼底の血流状態を計測する計測手段と、
前記測定部位における血流の拍動を検知する拍動検知手
段と、該拍動検知手段の検知に基づいて所定動作のトリ
ガポイントを検出するトリガポイント検出手段とを有す
ることを特徴とする眼科診断装置である。
【0017】他に本発明は上述構成に於いて、前記受光
手段は、前記測定用光が血管内粒子により散乱される信
号光と血管壁及び周囲の組織により散乱される参照光と
を少なくとも2方向から受光し、且つまた血流に対し前
記2方向を共に変更可能とし、更に方向変更された前記
受光手段からの信号を用いて求められた複数の血流速度
情報を比較する手段と、該比較手段の比較に基づいて装
置の制御方向を切り替える制御手段を有すること、前記
拍動検知手段は前記計測手段の計測に基づいて血流の拍
動を検知すること、前記拍動検知手段は血管径あるいは
血流量の検知によって血流の拍動を検知すること、前記
計測手段の計測データを記録する記録手段を有し、該記
録手段は前記トリガポイント検出手段の検出を利用して
計測データの記録開始、記録終了の制御を実行するこ
と、前記記録手段は経時的に変化する計測データと共に
前記血流の拍動のトリガポイントの位置の記録を行うこ
と、前記計測手段の計測データを表示する表示手段を有
し、該表示手段は前記トリガポイント検出手段の検出を
利用して計測データの表示の制御を行うこと、前記表示
手段は経時的に変化する計測データのグラフを表示する
と共に、前記血流の拍動のトリガポイントをグラフに表
示すること、更に前記計測手段による計測値を記録する
記録手段を有し、前記表示手段は経時的に変化する計測
データのグラフを表示すると共に、前記記録手段による
計測値の記録期間をグラフに表示すること、前記表示手
段は前記血流の拍動のトリガポイントを起点に拍動ごと
の測定値の経時変化を重ねて表示すること、前記表示手
段は測定値の経時変化とトリガポイントの基準となる条
件を表示すること、更に拍動ごとの測定値の統計データ
を計算する演算手段を有すること、更に前記統計データ
と測定値の経時変化とを表示する表示手段を有するこ
と、更に前記計測手段の計測結果を解析し、前記トリガ
ポイントを自動設定する設定手段を有すること、をそれ
ぞれ特徴とする。
手段は、前記測定用光が血管内粒子により散乱される信
号光と血管壁及び周囲の組織により散乱される参照光と
を少なくとも2方向から受光し、且つまた血流に対し前
記2方向を共に変更可能とし、更に方向変更された前記
受光手段からの信号を用いて求められた複数の血流速度
情報を比較する手段と、該比較手段の比較に基づいて装
置の制御方向を切り替える制御手段を有すること、前記
拍動検知手段は前記計測手段の計測に基づいて血流の拍
動を検知すること、前記拍動検知手段は血管径あるいは
血流量の検知によって血流の拍動を検知すること、前記
計測手段の計測データを記録する記録手段を有し、該記
録手段は前記トリガポイント検出手段の検出を利用して
計測データの記録開始、記録終了の制御を実行するこ
と、前記記録手段は経時的に変化する計測データと共に
前記血流の拍動のトリガポイントの位置の記録を行うこ
と、前記計測手段の計測データを表示する表示手段を有
し、該表示手段は前記トリガポイント検出手段の検出を
利用して計測データの表示の制御を行うこと、前記表示
手段は経時的に変化する計測データのグラフを表示する
と共に、前記血流の拍動のトリガポイントをグラフに表
示すること、更に前記計測手段による計測値を記録する
記録手段を有し、前記表示手段は経時的に変化する計測
データのグラフを表示すると共に、前記記録手段による
計測値の記録期間をグラフに表示すること、前記表示手
段は前記血流の拍動のトリガポイントを起点に拍動ごと
の測定値の経時変化を重ねて表示すること、前記表示手
段は測定値の経時変化とトリガポイントの基準となる条
件を表示すること、更に拍動ごとの測定値の統計データ
を計算する演算手段を有すること、更に前記統計データ
と測定値の経時変化とを表示する表示手段を有するこ
と、更に前記計測手段の計測結果を解析し、前記トリガ
ポイントを自動設定する設定手段を有すること、をそれ
ぞれ特徴とする。
【0018】さらに別の本発明は、被検眼の眼底上の所
定血管の血流速の経時変化を測定する血流速測定手段
と、該所定血管の血管径の経時変化を測定する血管径測
定手段と、前記血流速測定手段と血管径測定手段の測定
結果に基づいて血流量の経時変化データを算出する演算
手段とを有することを特徴とする眼科診断装置である。
定血管の血流速の経時変化を測定する血流速測定手段
と、該所定血管の血管径の経時変化を測定する血管径測
定手段と、前記血流速測定手段と血管径測定手段の測定
結果に基づいて血流量の経時変化データを算出する演算
手段とを有することを特徴とする眼科診断装置である。
【0019】さらに別の本発明は、被検眼の眼底の血流
状態を計測する計測手段と、該計測手段の計測結果に基
づき2種類以上の血流状態に関する測定値の経時変化デ
ータを同一モニター上に表示する表示手段とを有するこ
とを特徴とする眼科診断装置である。
状態を計測する計測手段と、該計測手段の計測結果に基
づき2種類以上の血流状態に関する測定値の経時変化デ
ータを同一モニター上に表示する表示手段とを有するこ
とを特徴とする眼科診断装置である。
【0020】さらに別の本発明は、上述の構成に於い
て、前記血流状態に関する測定値は、血流速度、血管
径、血流速を含むことを特徴とする。
て、前記血流状態に関する測定値は、血流速度、血管
径、血流速を含むことを特徴とする。
【0021】さらに別の本発明は、 被検眼の眼底の血
流状態を計測する計測手段と、該計測手段で計測された
血流状態に関する測定値の経時変化データと被検眼の眼
底像とを同一モニター上に表示する表示手段とを有する
ことを特徴とする眼科診断装置である。
流状態を計測する計測手段と、該計測手段で計測された
血流状態に関する測定値の経時変化データと被検眼の眼
底像とを同一モニター上に表示する表示手段とを有する
ことを特徴とする眼科診断装置である。
【0022】さらに別の本発明は、被検眼の眼底の血流
状態を計測する計測手段と、該計測手段による計測条件
データないし被計測対象としての患者データと被検眼の
眼底像とを同一モニター上に表示する表示手段とを有す
ることを特徴とする眼科診断装置である。
状態を計測する計測手段と、該計測手段による計測条件
データないし被計測対象としての患者データと被検眼の
眼底像とを同一モニター上に表示する表示手段とを有す
ることを特徴とする眼科診断装置である。
【0023】さらに別の本発明は、被検眼の眼底の血流
状態を計測する計測手段と、該計測手段で計測された血
流状態に関する測定値の経時変化データと該計測手段に
よる計測条件データないし被計測対象としての患者デー
タとを同一モニター上に表示する表示手段とを有するこ
とを特徴とする眼科診断装置である。
状態を計測する計測手段と、該計測手段で計測された血
流状態に関する測定値の経時変化データと該計測手段に
よる計測条件データないし被計測対象としての患者デー
タとを同一モニター上に表示する表示手段とを有するこ
とを特徴とする眼科診断装置である。
【0024】さらに別の本発明は、被検眼の眼底の血流
を少なくとも含む測定部位上に測定用光を照射する手段
と、前記測定用光の測定部位での反射光束を受光する受
光手段と、前記受光手段と信号から眼底の血流状態を計
測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を解析して
測定部位における血流の拍動を検知する拍動検知手段
と、該拍動検知手段の検知に基づいて所定動作のトリガ
ポイントを検出するトリガポイント検出手段とを有する
ことを特徴とする眼科診断装置である。
を少なくとも含む測定部位上に測定用光を照射する手段
と、前記測定用光の測定部位での反射光束を受光する受
光手段と、前記受光手段と信号から眼底の血流状態を計
測する計測手段と、前記計測手段の計測結果を解析して
測定部位における血流の拍動を検知する拍動検知手段
と、該拍動検知手段の検知に基づいて所定動作のトリガ
ポイントを検出するトリガポイント検出手段とを有する
ことを特徴とする眼科診断装置である。
【0025】
【実施例】図5は本発明の第1実施例に係る眼底血流計
の構成図である。図中、白色光を発するタングステンラ
ンプ等からなる照明光源11から対物レンズ12に至る
照明光路中には、コンデンサーレンズ13、黄色域の光
束のみを透過するバンドパスフィルター14、被検眼瞳
と略共役な位置に設けられたリングスリット15、被検
眼水晶体部と略共役な位置に設けられた遮光部材16、
リレーレンズ17、被検眼眼底と略共役な位置に設けら
れた固視標表示用素子である透過型LCD18、リレー
レンズ18′、被検眼角膜近傍と共役に設けられた遮光
部材19、穴あきミラー20、例えば黄色域の光束を透
過したの光束のほとんどを反射するバンドパスミラー2
1、が順に配置されている。
の構成図である。図中、白色光を発するタングステンラ
ンプ等からなる照明光源11から対物レンズ12に至る
照明光路中には、コンデンサーレンズ13、黄色域の光
束のみを透過するバンドパスフィルター14、被検眼瞳
と略共役な位置に設けられたリングスリット15、被検
眼水晶体部と略共役な位置に設けられた遮光部材16、
リレーレンズ17、被検眼眼底と略共役な位置に設けら
れた固視標表示用素子である透過型LCD18、リレー
レンズ18′、被検眼角膜近傍と共役に設けられた遮光
部材19、穴あきミラー20、例えば黄色域の光束を透
過したの光束のほとんどを反射するバンドパスミラー2
1、が順に配置されている。
【0026】この照明系により、被検眼前眼部に照明光
が通過しない遮光領域を形成しつつ、被検眼眼底が黄色
域の光束によりほぼ一様に照明される。前記リングスリ
ット及び2つの遮光部材は、本形態に制限されず、必要
な遮光領域を被検眼前眼部に形成できるものであればど
のようなものでも良い。
が通過しない遮光領域を形成しつつ、被検眼眼底が黄色
域の光束によりほぼ一様に照明される。前記リングスリ
ット及び2つの遮光部材は、本形態に制限されず、必要
な遮光領域を被検眼前眼部に形成できるものであればど
のようなものでも良い。
【0027】眼底により散乱反射された照明光は再び対
物レンズ12へ戻り、バンドパスミラー21を透過し、
穴あきミラー20の開口部を通り、以下に述べるような
構成の観察系へと導かれる。穴あきミラー20の図面右
方には、フォーカシングレンズ31、リレーレンズ3
2、スケール板38、光路切換手段としての光路切換ミ
ラー33、接眼レンズ34が配置されている。光路切換
ミラー33がこの光路中から退避している際には、検者
Oが接眼レンズ34を介して被検眼Eの眼底を目視観察
可能となっている。この際眼底像は、スケール板38と
共役となっている。
物レンズ12へ戻り、バンドパスミラー21を透過し、
穴あきミラー20の開口部を通り、以下に述べるような
構成の観察系へと導かれる。穴あきミラー20の図面右
方には、フォーカシングレンズ31、リレーレンズ3
2、スケール板38、光路切換手段としての光路切換ミ
ラー33、接眼レンズ34が配置されている。光路切換
ミラー33がこの光路中から退避している際には、検者
Oが接眼レンズ34を介して被検眼Eの眼底を目視観察
可能となっている。この際眼底像は、スケール板38と
共役となっている。
【0028】光路切換ミラー33が光路中に挿入されて
いる際には、スケール板38に結像された眼底像が、T
Vリレーレンズ35により撮像手段であるCCDカメラ
36条に再結像され、表示手段であるLCDモニター3
7に表示されて観察できる。LCDモニター等による観
察は、検者の疲労軽減に役立つ。また、CCDカメラ3
6の出力は図示しないVTRやビデオプリンターなどに
つながれており、眼底像の記録が可能になっている。こ
れは測定部位の記録を行う、眼底部位の変化を記録する
という臨床効果を生む。またCCDカメラ36の出力を
後述するコントローラ73へ送ることにより、血流速の
グラフと同一の画面に眼底像を表示することができる。
いる際には、スケール板38に結像された眼底像が、T
Vリレーレンズ35により撮像手段であるCCDカメラ
36条に再結像され、表示手段であるLCDモニター3
7に表示されて観察できる。LCDモニター等による観
察は、検者の疲労軽減に役立つ。また、CCDカメラ3
6の出力は図示しないVTRやビデオプリンターなどに
つながれており、眼底像の記録が可能になっている。こ
れは測定部位の記録を行う、眼底部位の変化を記録する
という臨床効果を生む。またCCDカメラ36の出力を
後述するコントローラ73へ送ることにより、血流速の
グラフと同一の画面に眼底像を表示することができる。
【0029】一方接眼レンズ34による観察は、一般に
LCDモニター等による観察より高解像、高感度であ
り、眼底の細かな変化を読み取り、診断する場合に適す
るものである。この両者を切り換えて使用できることに
より、各々の目的にあった適切な観察方法が取れるとい
う利点を有する。
LCDモニター等による観察より高解像、高感度であ
り、眼底の細かな変化を読み取り、診断する場合に適す
るものである。この両者を切り換えて使用できることに
より、各々の目的にあった適切な観察方法が取れるとい
う利点を有する。
【0030】バンドパスミラー21の反射光路にはイメ
ージローテータ41を介して後述する測定系が結合され
ている。例えば赤色のコヒーレントな測定ビームを発生
するレーザーダイオード42を発した測定ビームは、コ
リメータレンズ43によりコリメートされた後、光路切
換ミラー44、固定ミラー45で反射され、集光レンズ
46で被検眼眼底共役位置にスポットを形成する。その
機能については後述する。
ージローテータ41を介して後述する測定系が結合され
ている。例えば赤色のコヒーレントな測定ビームを発生
するレーザーダイオード42を発した測定ビームは、コ
リメータレンズ43によりコリメートされた後、光路切
換ミラー44、固定ミラー45で反射され、集光レンズ
46で被検眼眼底共役位置にスポットを形成する。その
機能については後述する。
【0031】一方例えば高輝度のグリーンのトラッキン
グビームを発生する光源49から発したトラッキングビ
ームは、シリンドリカルレンズで構成されたビームエク
スパンダー50′により縦横異なる倍率にてビーム拡大
され、ミラー51で反射された後、ダイクロイックミラ
ー47によって測定ビームと合成される。
グビームを発生する光源49から発したトラッキングビ
ームは、シリンドリカルレンズで構成されたビームエク
スパンダー50′により縦横異なる倍率にてビーム拡大
され、ミラー51で反射された後、ダイクロイックミラ
ー47によって測定ビームと合成される。
【0032】48は被検眼眼底と共役な位置に設けられ
たトラッキングビーム整形用マスクであり、トラッキン
グビームを適切な形状に整形し、不要な部分をカットし
ている。前述の測定ビームのスポットは、マスク48の
開口部中央に位置するようになっている。以上のマスク
48、ダイクロイックミラー47、集光レンズ46、ミ
ラー51はフォーカスユニット50を形成し、マスク4
8を被検眼眼底と共役とするようマスクを移動させる際
に一体的に移動される。
たトラッキングビーム整形用マスクであり、トラッキン
グビームを適切な形状に整形し、不要な部分をカットし
ている。前述の測定ビームのスポットは、マスク48の
開口部中央に位置するようになっている。以上のマスク
48、ダイクロイックミラー47、集光レンズ46、ミ
ラー51はフォーカスユニット50を形成し、マスク4
8を被検眼眼底と共役とするようマスクを移動させる際
に一体的に移動される。
【0033】レンズ52はその前側焦点位置が被検眼瞳
と略共役な位置に配置された光路偏向器としてのガルバ
ノメトリックミラー53に合わされている。トラッキン
グビームと測定ビームはレンズ52、ガルバノメトリッ
クミラー53を介してイメージローテータ41へ向か
う。イメージローテータ41を出射した両ビームはダイ
クロイックミラー21により対物レンズ光軸に結合さ
れ、対物レンズ12によって被検眼眼底に導かれる。こ
の際のイメージローテータ41の機能については後述す
る。
と略共役な位置に配置された光路偏向器としてのガルバ
ノメトリックミラー53に合わされている。トラッキン
グビームと測定ビームはレンズ52、ガルバノメトリッ
クミラー53を介してイメージローテータ41へ向か
う。イメージローテータ41を出射した両ビームはダイ
クロイックミラー21により対物レンズ光軸に結合さ
れ、対物レンズ12によって被検眼眼底に導かれる。こ
の際のイメージローテータ41の機能については後述す
る。
【0034】両ビームは被検眼眼底で散乱反射され、再
び対物レンズ12で集光される。その後バンドパスミラ
ー21で再び反射され、後述する血管撮像系及びドップ
ラー受光系へと導かれる。一方、トラッキングビーム散
乱光の一部はバンドパスミラー21を通過し、穴あきミ
ラー20の開口部を通り、前述の観察系へと導かれる。
この散乱光は眼底上ではマスク48の形状に整形されて
おり、眼底の観察画像中で測定部位を示すインジケータ
ーとして作用する。
び対物レンズ12で集光される。その後バンドパスミラ
ー21で再び反射され、後述する血管撮像系及びドップ
ラー受光系へと導かれる。一方、トラッキングビーム散
乱光の一部はバンドパスミラー21を通過し、穴あきミ
ラー20の開口部を通り、前述の観察系へと導かれる。
この散乱光は眼底上ではマスク48の形状に整形されて
おり、眼底の観察画像中で測定部位を示すインジケータ
ーとして作用する。
【0035】バンドパスミラー21で反射された光束は
イメージローテータ41を通り、固定ミラー61で反射
された後、ガルバノメトリックミラー53の裏面で再び
反射される。ガルバノメトリックミラー53は表面で被
検眼へ入射するビームの被検眼眼底上での位置制御を行
い、裏面で受光側光束の受光位置制御を行うため、両光
束が完全に分離された状態でかつ同一の制御信号で位置
制御されることになる。このためビームが照射されてい
る部位を必ず受光/受像でき、位置制御即ち後述するト
ラッキングの制御機構をシンプルに構成することができ
る。また、単一の光路偏向素子(本実施例ではガルバノ
メトリックミラー)で照射、受光位置の制御が可能であ
るため、装置を小型、安価とすることができる。さらに
は照射、受光光束間のクロストークを大幅に軽減できる
ため、測定精度の向上も可能となる。
イメージローテータ41を通り、固定ミラー61で反射
された後、ガルバノメトリックミラー53の裏面で再び
反射される。ガルバノメトリックミラー53は表面で被
検眼へ入射するビームの被検眼眼底上での位置制御を行
い、裏面で受光側光束の受光位置制御を行うため、両光
束が完全に分離された状態でかつ同一の制御信号で位置
制御されることになる。このためビームが照射されてい
る部位を必ず受光/受像でき、位置制御即ち後述するト
ラッキングの制御機構をシンプルに構成することができ
る。また、単一の光路偏向素子(本実施例ではガルバノ
メトリックミラー)で照射、受光位置の制御が可能であ
るため、装置を小型、安価とすることができる。さらに
は照射、受光光束間のクロストークを大幅に軽減できる
ため、測定精度の向上も可能となる。
【0036】ガルバノメトリックミラー53の裏面で反
射されたトラッキングビームの散乱光束はミラー62で
再び偏向され、フォーカシングレンズ63、ダイクロイ
ックミラー64を透過して、レンズ65により観察系よ
りも大きな拡大率でごく一部の像が一次元撮像素子であ
るイメージインテンシファイアー付きの一次元CCD6
6上に結像される。この際照明系からの照明光は、バン
ドパスミラー21の作用により、イメージインテンシフ
ァイアー付一次元CCD66には到達せず、トラッキン
グビームによって照明された限られた領域の眼底像のみ
が撮像されることになる。血中ヘモグロビンと色素上皮
上メラニンの分光反射率が緑色域にて最も異なるので、
緑色のトラッキングビームにより測定対象の血管がコン
トラストよく撮像される。また撮像される範囲が狭い範
囲に限られるため不要なフレアも混入しにくい構成とな
っている。
射されたトラッキングビームの散乱光束はミラー62で
再び偏向され、フォーカシングレンズ63、ダイクロイ
ックミラー64を透過して、レンズ65により観察系よ
りも大きな拡大率でごく一部の像が一次元撮像素子であ
るイメージインテンシファイアー付きの一次元CCD6
6上に結像される。この際照明系からの照明光は、バン
ドパスミラー21の作用により、イメージインテンシフ
ァイアー付一次元CCD66には到達せず、トラッキン
グビームによって照明された限られた領域の眼底像のみ
が撮像されることになる。血中ヘモグロビンと色素上皮
上メラニンの分光反射率が緑色域にて最も異なるので、
緑色のトラッキングビームにより測定対象の血管がコン
トラストよく撮像される。また撮像される範囲が狭い範
囲に限られるため不要なフレアも混入しにくい構成とな
っている。
【0037】一方測定ビームの散乱反射光束はダイクロ
イックミラー64により反射され、眼底と共役な位置に
設けられたコンフォーカル絞り67により受光領域が制
限された状態にされる。コンフォーカル絞り67の作用
については後述する。コンフォーカル絞り67を透過し
た光束は被検眼瞳と略共役に設けられた光束選択手段で
あるミラー対68a、68bにより、定まった方向の散
乱光のみが抽出され、受光手段であるフォトマルチプラ
イヤーチューブ69a、69bによりそれぞれ独立に受
光される。
イックミラー64により反射され、眼底と共役な位置に
設けられたコンフォーカル絞り67により受光領域が制
限された状態にされる。コンフォーカル絞り67の作用
については後述する。コンフォーカル絞り67を透過し
た光束は被検眼瞳と略共役に設けられた光束選択手段で
あるミラー対68a、68bにより、定まった方向の散
乱光のみが抽出され、受光手段であるフォトマルチプラ
イヤーチューブ69a、69bによりそれぞれ独立に受
光される。
【0038】図5では記載の都合上、ミラー対68a、
68b及びフォトマルチプライヤーチューブ69a、6
9bは紙面内に配列されているように記載したが、実際
には紙面に垂直方向に配列されている。また同様に測定
ビーム光路、レーザーダイオード42からマスク48の
光路も紙面に垂直方向となされている。したがって被検
眼瞳上においての各光束の配置は図6に示されるように
なる。
68b及びフォトマルチプライヤーチューブ69a、6
9bは紙面内に配列されているように記載したが、実際
には紙面に垂直方向に配列されている。また同様に測定
ビーム光路、レーザーダイオード42からマスク48の
光路も紙面に垂直方向となされている。したがって被検
眼瞳上においての各光束の配置は図6に示されるように
なる。
【0039】図中、Iは黄色の照明領域となるリングス
リット15の瞳上の像、Oは眼底観察光束領域となる穴
あきミラー20の開口部の像、Vは測定/血管受像用の
光束領域となるミラー61の有効部の像、Da、Dbは
測定用の2光束それぞれの領域となるミラー対68a、
68bの像である。P、P’は赤色の測定ビームの入射
領域であり、それぞれ光束切り換えミラー44の切り換
えによって選択される測定ビームの瞳上の位置を示す。
リット15の瞳上の像、Oは眼底観察光束領域となる穴
あきミラー20の開口部の像、Vは測定/血管受像用の
光束領域となるミラー61の有効部の像、Da、Dbは
測定用の2光束それぞれの領域となるミラー対68a、
68bの像である。P、P’は赤色の測定ビームの入射
領域であり、それぞれ光束切り換えミラー44の切り換
えによって選択される測定ビームの瞳上の位置を示す。
【0040】また破線で示した領域Mはガルバノメトリ
ックミラー53表面の像である。領域Mは図のように、
入射する対物レンズの光軸に対し偏心している。ガルバ
ノメトリックミラー53は図6において紙面上ミラーの
長手方向に平行な回転軸を有し、その回転角を調整する
ことによって被検眼眼底上で測定位置が図6の上下方向
に移動されることになる。
ックミラー53表面の像である。領域Mは図のように、
入射する対物レンズの光軸に対し偏心している。ガルバ
ノメトリックミラー53は図6において紙面上ミラーの
長手方向に平行な回転軸を有し、その回転角を調整する
ことによって被検眼眼底上で測定位置が図6の上下方向
に移動されることになる。
【0041】図5に戻って、イメージインテンシファイ
ア付き一次元CCD66で撮像された血管像は、血管位
置検出回路71にて基準位置からの結果のずれ量を表す
データに加工された後制御回路72に出力され、制御回
路72からその移動量を補償するようにガルバノメトリ
ックミラー53を駆動する制御信号が出力される。
ア付き一次元CCD66で撮像された血管像は、血管位
置検出回路71にて基準位置からの結果のずれ量を表す
データに加工された後制御回路72に出力され、制御回
路72からその移動量を補償するようにガルバノメトリ
ックミラー53を駆動する制御信号が出力される。
【0042】以上のように構成されたトラッキングシス
テムは、その作動中において、測定ビームスポット及び
コンフォーカル絞り67の像を常に測定対象となる血管
の上に保持するトラッキング動作を行ない、結果として
眼球運動にかかわらない安定した測定を可能とするもの
である。従来例と同様の測定原理に基づかせることによ
り、このトラッキングは血管の血流走行方向に対し直交
する方向についてのみ行なえば良い。即ち、血流速度を
血管壁からの散乱反射光(参照光成分)と血液中の血球
からの散乱反射成分(信号光成分)との干渉信号から求
める方式のため、測定中に眼球眼血流の走行方向に平行
方向に移動しても、両者の干渉によりその分の速度成分
は相殺され、測定値は何等の影響も受けない。
テムは、その作動中において、測定ビームスポット及び
コンフォーカル絞り67の像を常に測定対象となる血管
の上に保持するトラッキング動作を行ない、結果として
眼球運動にかかわらない安定した測定を可能とするもの
である。従来例と同様の測定原理に基づかせることによ
り、このトラッキングは血管の血流走行方向に対し直交
する方向についてのみ行なえば良い。即ち、血流速度を
血管壁からの散乱反射光(参照光成分)と血液中の血球
からの散乱反射成分(信号光成分)との干渉信号から求
める方式のため、測定中に眼球眼血流の走行方向に平行
方向に移動しても、両者の干渉によりその分の速度成分
は相殺され、測定値は何等の影響も受けない。
【0043】一方血管中の血流の走行と垂直方向に眼球
が移動した場合、測定ビームスポットとコンフォーカル
絞り67の像が血管からはずれてしまうことになり、測
定値が不安定になってしまう。上述のトラッキングシス
テムはこれを除去するように作動するものである。
が移動した場合、測定ビームスポットとコンフォーカル
絞り67の像が血管からはずれてしまうことになり、測
定値が不安定になってしまう。上述のトラッキングシス
テムはこれを除去するように作動するものである。
【0044】制御回路72には装置全体をコントロール
するコントローラ73を介して検者が実際に操作入力を
行なう入力装置74からの信号が入力され、トラッキン
グシステムのスタート、ストップ、ガルバノメトリック
ミラー53を初期位置に戻す動作、等の動作制御が行な
われる。
するコントローラ73を介して検者が実際に操作入力を
行なう入力装置74からの信号が入力され、トラッキン
グシステムのスタート、ストップ、ガルバノメトリック
ミラー53を初期位置に戻す動作、等の動作制御が行な
われる。
【0045】一方フォトマルチプライヤーチューブ69
a、69bの出力はそれぞれコントローラ73に送信さ
れ、従来例と同様に周波数解析が行なわれる。
a、69bの出力はそれぞれコントローラ73に送信さ
れ、従来例と同様に周波数解析が行なわれる。
【0046】また前述した内部固視標LCD18、フォ
ーカシングレンズ31、フォーカスユニット50、フォ
ーカシングレンズ63は、図示しない単一の連動機構に
よって連動駆動され、これによりCCDカメラ36の撮
像面、内部固視標LCD18、マスク48、イメージイ
ンテンシファイヤ付きCCD66の撮像面、コンフォー
カル絞り67は光学的に常に共役となされている。
ーカシングレンズ31、フォーカスユニット50、フォ
ーカシングレンズ63は、図示しない単一の連動機構に
よって連動駆動され、これによりCCDカメラ36の撮
像面、内部固視標LCD18、マスク48、イメージイ
ンテンシファイヤ付きCCD66の撮像面、コンフォー
カル絞り67は光学的に常に共役となされている。
【0047】以上のように構成された装置において、検
者は測定に先立ってまず装置全体の被検眼Eに対するア
ライメントを行なう。この操作は一般的な眼底カメラと
同様であり、検者は接眼レンズ34を通して、若しくは
LCDモニタ37を用いて被検眼を見ながら操作入力を
行う。
者は測定に先立ってまず装置全体の被検眼Eに対するア
ライメントを行なう。この操作は一般的な眼底カメラと
同様であり、検者は接眼レンズ34を通して、若しくは
LCDモニタ37を用いて被検眼を見ながら操作入力を
行う。
【0048】アライメントが完了するとLCDモニタ3
7上には図7の(a)に示すような眼底像Ea’が映出
される。中心にはバンドパスミラー21をトラッキング
ビームTが測定位置を表すインジケータとして映出され
ている。
7上には図7の(a)に示すような眼底像Ea’が映出
される。中心にはバンドパスミラー21をトラッキング
ビームTが測定位置を表すインジケータとして映出され
ている。
【0049】検者はこの状態でまず被検眼眼底像がクリ
アに観察できるようにフォーカシングの調整を行う。前
述した連動機構の働きにより、この操作で、内部固視標
LCD18、マスク48、イメージインテンシファイヤ
付きCCD66の撮像面、コンフォーカル絞り67は同
時に被検眼眼底と共役にされる。この状態において、イ
ンジケータTはマスク48の像となる。図中Fは内部固
視標LCD18に作られた影で、インジケータTと共に
はっきりと被検眼眼底に結像される。被検者はこの影F
を固視標として固視することにより、その視線を安定さ
せる。この影Fは入力装置74の図示していない、例え
ばジョイスティック等の操作部材により、モニタ上にお
いて被検眼眼底上を2次元的に移動できる。
アに観察できるようにフォーカシングの調整を行う。前
述した連動機構の働きにより、この操作で、内部固視標
LCD18、マスク48、イメージインテンシファイヤ
付きCCD66の撮像面、コンフォーカル絞り67は同
時に被検眼眼底と共役にされる。この状態において、イ
ンジケータTはマスク48の像となる。図中Fは内部固
視標LCD18に作られた影で、インジケータTと共に
はっきりと被検眼眼底に結像される。被検者はこの影F
を固視標として固視することにより、その視線を安定さ
せる。この影Fは入力装置74の図示していない、例え
ばジョイスティック等の操作部材により、モニタ上にお
いて被検眼眼底上を2次元的に移動できる。
【0050】モニタ上の中心のサークルSはスケール板
38に用意されたスケールで、ガルバノメトリックミラ
ー53を駆動することによってトラッキングビームTを
移動できる範囲を示す。また、ガルバノメトリックミラ
ー53の駆動によってトラッキングビームTが移動する
方向は、図面矢印で示された長手方向一方向である。
38に用意されたスケールで、ガルバノメトリックミラ
ー53を駆動することによってトラッキングビームTを
移動できる範囲を示す。また、ガルバノメトリックミラ
ー53の駆動によってトラッキングビームTが移動する
方向は、図面矢印で示された長手方向一方向である。
【0051】この状態において、検者は入力装置74を
操作して固視標Fを移動することによって、今測定した
い血管VをサークルSの内側へ誘導する。そして、測定
対象となる血管Vの血流走行方向にトラッキングビーム
Tが垂直になるようにイメージローテータ41を回転さ
せる。この際イメージローテータ41は観察系には作用
していないため、トラッキングビームTのみが回転す
る。また、当然図6に示した瞳上の光束位置も回転し、
ドップラー検出用光束Da、Dbの中心を結んだ直線は
血管Vの走行方向に一致され、測定光束P、P’の中心
を結んだ直線も同様に一致される。これは前述の式
(2)のβを0°としたことに相当する(図7の(b)
の状態)。
操作して固視標Fを移動することによって、今測定した
い血管VをサークルSの内側へ誘導する。そして、測定
対象となる血管Vの血流走行方向にトラッキングビーム
Tが垂直になるようにイメージローテータ41を回転さ
せる。この際イメージローテータ41は観察系には作用
していないため、トラッキングビームTのみが回転す
る。また、当然図6に示した瞳上の光束位置も回転し、
ドップラー検出用光束Da、Dbの中心を結んだ直線は
血管Vの走行方向に一致され、測定光束P、P’の中心
を結んだ直線も同様に一致される。これは前述の式
(2)のβを0°としたことに相当する(図7の(b)
の状態)。
【0052】このβを0°に調整することの利点を以下
に説明する。
に説明する。
【0053】まず、式(2)からβ=90°即ちcos β
=0となった場合には、最大周波数シフトΔfmax1とΔ
fmax2から最大血流速度Vmax の絶対値を求めることが
できなくなるが、β=0°となるように眼底像Ea’を
回転すれば、測定不能位置を回避することができる。
=0となった場合には、最大周波数シフトΔfmax1とΔ
fmax2から最大血流速度Vmax の絶対値を求めることが
できなくなるが、β=0°となるように眼底像Ea’を
回転すれば、測定不能位置を回避することができる。
【0054】また角度βを測定する必要がなくなるため
に、誤差要因が減り、作業が簡略化される。
に、誤差要因が減り、作業が簡略化される。
【0055】更に前述したように、血流速度は血管壁か
らの散乱反射光と血液中の散乱反射光との干渉信号から
求めるので、測定中に血流方向に眼底が移動しても測定
結果は影響されない。
らの散乱反射光と血液中の散乱反射光との干渉信号から
求めるので、測定中に血流方向に眼底が移動しても測定
結果は影響されない。
【0056】検者は次に、入力装置74の図示しない別
の操作部材を操作し、トラッキングビームTの中央を測
定対象血管Vに合わせ(図7の(c)の状態)、トラッ
キングの開始を入力装置74を操作して指令する。
の操作部材を操作し、トラッキングビームTの中央を測
定対象血管Vに合わせ(図7の(c)の状態)、トラッ
キングの開始を入力装置74を操作して指令する。
【0057】トラッキングビームTの中央部には測定用
ビームが重畳され、その部位が測定点となされているこ
とは前述の通りである。
ビームが重畳され、その部位が測定点となされているこ
とは前述の通りである。
【0058】このトラッキング開始時のトラッキングビ
ームTの位置は入力装置74からコントローラ73を介
し制御回路72へガルバノメトリックミラー53の初期
位置として与えられ、この時イメージインテンシファイ
アー付CCD66のほぼ中央上にはこの血管像が結像さ
れていることになる。制御回路72はトラッキング開始
の指令を受けると、血管位置検出回路71から出される
基準位置からのずれ量を表すデータを基に、常に血管が
基準位置に保持されるよう制御を開始する。
ームTの位置は入力装置74からコントローラ73を介
し制御回路72へガルバノメトリックミラー53の初期
位置として与えられ、この時イメージインテンシファイ
アー付CCD66のほぼ中央上にはこの血管像が結像さ
れていることになる。制御回路72はトラッキング開始
の指令を受けると、血管位置検出回路71から出される
基準位置からのずれ量を表すデータを基に、常に血管が
基準位置に保持されるよう制御を開始する。
【0059】このようにアライメントが完了しトラッキ
ングが開始された状態で、検者が入力装置74の図示し
ない測定スイツチを押して測定を開始すると、フォトマ
ルチプライヤー69a、69bの信号がコントローラ7
3に取り込まれ、まず被検眼Eの瞳上の図6上Pの位置
から入射した信号光による最大周波数シフト|Δfmax1
|、|Δfmax2|が求められる。そして、|Δfmax1|
はフォトマルチプライヤー69aからの出力信号の処理
結果であり、|Δfmax2|はフォトマルチプライヤー6
9bからの出力信号の処理結果である。
ングが開始された状態で、検者が入力装置74の図示し
ない測定スイツチを押して測定を開始すると、フォトマ
ルチプライヤー69a、69bの信号がコントローラ7
3に取り込まれ、まず被検眼Eの瞳上の図6上Pの位置
から入射した信号光による最大周波数シフト|Δfmax1
|、|Δfmax2|が求められる。そして、|Δfmax1|
はフォトマルチプライヤー69aからの出力信号の処理
結果であり、|Δfmax2|はフォトマルチプライヤー6
9bからの出力信号の処理結果である。
【0060】ここで入力される信号光はPに位置し、受
光光束位置Da、Dbに対し十分偏位した位置に設けら
れているため、通常であれば最大速度Vmax は(2)に
おいて、cos β=0とし、Vmax ={λ/(nα)}・
|Δfmax1−Δfmax2|似よって求められるが、眼底血
管Evの位置により、真の流速はVmax ={λ/(n
α)}・|Δfmax1+Δfmax2|としなくてはならない
場合も存在する。本実施例では、初めに仮測定として、
この状態で先の(2)式による最大速度Vmax を算出し
た後に、コントローラ73により光路切換ミラー44を
光路外に退避させ、被検眼瞳上P’の位置から信号光を
入射させて測定を行う。
光光束位置Da、Dbに対し十分偏位した位置に設けら
れているため、通常であれば最大速度Vmax は(2)に
おいて、cos β=0とし、Vmax ={λ/(nα)}・
|Δfmax1−Δfmax2|似よって求められるが、眼底血
管Evの位置により、真の流速はVmax ={λ/(n
α)}・|Δfmax1+Δfmax2|としなくてはならない
場合も存在する。本実施例では、初めに仮測定として、
この状態で先の(2)式による最大速度Vmax を算出し
た後に、コントローラ73により光路切換ミラー44を
光路外に退避させ、被検眼瞳上P’の位置から信号光を
入射させて測定を行う。
【0061】瞳上P’の位置は図6に示したように、他
方の入射位置Pの中心を通り、受光光束Da、Dbの中
心を結んだ直線と平行な直線上に中心を持つように配置
するが、特に本実施例ではその間隔は受光光束Da、D
bの中心間の距離より大きく、かつ2つの直線の中点を
結ぶ直線が、それぞれの中心を結んだ直線と直交するよ
うに選んである。
方の入射位置Pの中心を通り、受光光束Da、Dbの中
心を結んだ直線と平行な直線上に中心を持つように配置
するが、特に本実施例ではその間隔は受光光束Da、D
bの中心間の距離より大きく、かつ2つの直線の中点を
結ぶ直線が、それぞれの中心を結んだ直線と直交するよ
うに選んである。
【0062】入射光束位置をPから、このように配置し
たP’に切り換えた後に、再びコントローラ73が2つ
のフォトマルチプライヤー69a、69bから信号を取
り込み、それぞれの最大周波数シフト|Δfmax1’|、
|Δfmax2’|を算出し、(2)式に従って算出する。
このときの最大速度Vmax をVmax ’とする。
たP’に切り換えた後に、再びコントローラ73が2つ
のフォトマルチプライヤー69a、69bから信号を取
り込み、それぞれの最大周波数シフト|Δfmax1’|、
|Δfmax2’|を算出し、(2)式に従って算出する。
このときの最大速度Vmax をVmax ’とする。
【0063】入射光束を上述のように選択することによ
って最大周波数シフト|Δfmax1|と|Δfmax2|との
符号が切り換わる領域と、|Δfmax1’|と|Δfmax
2’|との符号が切り換わる領域とを分離することがで
きる。即ち、眼底への入射角度をどのように設定して
も、|Δfmax1|と|Δfmax2|の符号と|Δfmax1’
|と|Δfmax2’|の符号が両方とも切り換わることが
ない。
って最大周波数シフト|Δfmax1|と|Δfmax2|との
符号が切り換わる領域と、|Δfmax1’|と|Δfmax
2’|との符号が切り換わる領域とを分離することがで
きる。即ち、眼底への入射角度をどのように設定して
も、|Δfmax1|と|Δfmax2|の符号と|Δfmax1’
|と|Δfmax2’|の符号が両方とも切り換わることが
ない。
【0064】符号が両方とも切り換わらない領域におい
ては、Vmax Vmax ’となる。また、Vmax かVmax
’のいずれかにおいて符号が切り換わる場合において
は、最大速度の測定値において(符号の切り換えがない
側)>(符号の切り換えがある側)という関係を作り出
すことができる。
ては、Vmax Vmax ’となる。また、Vmax かVmax
’のいずれかにおいて符号が切り換わる場合において
は、最大速度の測定値において(符号の切り換えがない
側)>(符号の切り換えがある側)という関係を作り出
すことができる。
【0065】従って、本実施例の装置において、コント
ローラ73は、この2つの最大速度Vmax とVmax ’と
を比較し、真の最大流速を求めるための適切な信号光の
入射方向を決定し、この決定に基づいて光路切り換えミ
ラー44を適切な向きに切り換え、この向きで以後に行
なう本測定を行なうように制御する。例えば、(2)式
を用いて本測定を行なう場合には、Vmax とVmax ’の
内のより大きな測定値が得られた光束入射方向で本測定
が行なわれるように、光路切り換えミラー44の向きを
決定する。
ローラ73は、この2つの最大速度Vmax とVmax ’と
を比較し、真の最大流速を求めるための適切な信号光の
入射方向を決定し、この決定に基づいて光路切り換えミ
ラー44を適切な向きに切り換え、この向きで以後に行
なう本測定を行なうように制御する。例えば、(2)式
を用いて本測定を行なう場合には、Vmax とVmax ’の
内のより大きな測定値が得られた光束入射方向で本測定
が行なわれるように、光路切り換えミラー44の向きを
決定する。
【0066】本測定においては、後述するような間隔で
最大速度Vmax (またはVmax ’)の測定、算出を繰り
返し、継続的な測定が行なわれる。
最大速度Vmax (またはVmax ’)の測定、算出を繰り
返し、継続的な測定が行なわれる。
【0067】本実施例においては、最大速度Vmax とV
max ’のどちらを本測定における真の測定値とするかを
本測定前に判断する方法を示した。しかしこれに代わ
り、本測定前に最大速度Vmax とVmax ’を測定し、算
出してから符号の反転の有無をチェックし、例えばその
有無によって符号の反転した側に光路切り換えミラー4
4を切り換えた場合に(2)式の演算符号を逆転するよ
うなプログラムを設定し、いずれに切り換えて本測定を
行なう場合にも真の測定値が得られるようにするという
ソフトウェアによる対応も可能である。
max ’のどちらを本測定における真の測定値とするかを
本測定前に判断する方法を示した。しかしこれに代わ
り、本測定前に最大速度Vmax とVmax ’を測定し、算
出してから符号の反転の有無をチェックし、例えばその
有無によって符号の反転した側に光路切り換えミラー4
4を切り換えた場合に(2)式の演算符号を逆転するよ
うなプログラムを設定し、いずれに切り換えて本測定を
行なう場合にも真の測定値が得られるようにするという
ソフトウェアによる対応も可能である。
【0068】次に血管径の検出について述べる。
【0069】図8は血管径算出部75のブロック図、図
9はそのタイミングチャート図を示す。図中、血管径算
出部75のコンパレータ111にはCCD66の出力S
Gと基準電圧発生回路112の基準電圧出力Veとが接
続され、コンパレータ111の出力Waは積分器113
に接続され、積分器113は血管径信号を出力するよう
になっている。また、積分器113には初期化信号回路
114の出力ISが接続され、同期信号発生回路87の
同期信号SSは、CCD66、初期化信号回路114に
接続されている。
9はそのタイミングチャート図を示す。図中、血管径算
出部75のコンパレータ111にはCCD66の出力S
Gと基準電圧発生回路112の基準電圧出力Veとが接
続され、コンパレータ111の出力Waは積分器113
に接続され、積分器113は血管径信号を出力するよう
になっている。また、積分器113には初期化信号回路
114の出力ISが接続され、同期信号発生回路87の
同期信号SSは、CCD66、初期化信号回路114に
接続されている。
【0070】同期信号発生回路87からの同期信号SS
に同期して、CCD66から信号SGがコンパレータ1
11に入力される。コンパレータ111は予め定められ
た基準電圧発生回路112からの基準電圧Veと信号S
Gとを比較して、その出力を積分器113へ入力する。
に同期して、CCD66から信号SGがコンパレータ1
11に入力される。コンパレータ111は予め定められ
た基準電圧発生回路112からの基準電圧Veと信号S
Gとを比較して、その出力を積分器113へ入力する。
【0071】積分器113ではコンパレータ111の出
力Waを積分し、電位Vを得る。この電位Vは初期化信
号回路114からの信号ISによって各測定ごとにクリ
アされる。クリアされる直前の積分器113の出力電位
Vdが血管径に対応することになる。
力Waを積分し、電位Vを得る。この電位Vは初期化信
号回路114からの信号ISによって各測定ごとにクリ
アされる。クリアされる直前の積分器113の出力電位
Vdが血管径に対応することになる。
【0072】このようにして求められた血管径も、血流
速度と同様にコントローラ73へ送られる。コントロー
ラ73は、得られた血流速度と血管径より血流量を算出
する。血流速度、血管径、血流量は、例えばディスプレ
イ、プロッタ等のような表示部に表示され、実時間で血
管径、血流速度、血流量を観測することが可能となる。
速度と同様にコントローラ73へ送られる。コントロー
ラ73は、得られた血流速度と血管径より血流量を算出
する。血流速度、血管径、血流量は、例えばディスプレ
イ、プロッタ等のような表示部に表示され、実時間で血
管径、血流速度、血流量を観測することが可能となる。
【0073】次にコンフォーカル絞り67の作用につい
て模式図である図10を基に説明する。模式図と、実際
の構成とは若干配置が異なるが、原理は同じである。
て模式図である図10を基に説明する。模式図と、実際
の構成とは若干配置が異なるが、原理は同じである。
【0074】測定対象となる眼底Ea上の血管の位置を
測定部位P1で表し、更にこの血管の後方にある脈絡膜
内の血管の位置を測定部位P2で表す。測定用レーザー
光源67からの光束はミラー81に下方から入射し、左
右方向へ反射されて測定部位P1を照射する。測定部位
P1での反射光は、小ミラー対68a、68bのいずれ
かと同等の機能、即ち受光方向を決定するという機能を
有する開口82を通過し、レンズ83により測定部位P
1と共役とされ、コンフォーカル絞り67と同様の機能
を有する小孔84を通過した後に図示しないフォトマル
チプライヤーヘ受光される。一方この光学系では、点線
で示す測定部位P2での反射光は実践で示す測定部位P
1での反射された光束と同様にレンズ83により結像さ
れるが、小孔84を通ることができないため、フォトマ
ルチプライヤーで受光されることはない。
測定部位P1で表し、更にこの血管の後方にある脈絡膜
内の血管の位置を測定部位P2で表す。測定用レーザー
光源67からの光束はミラー81に下方から入射し、左
右方向へ反射されて測定部位P1を照射する。測定部位
P1での反射光は、小ミラー対68a、68bのいずれ
かと同等の機能、即ち受光方向を決定するという機能を
有する開口82を通過し、レンズ83により測定部位P
1と共役とされ、コンフォーカル絞り67と同様の機能
を有する小孔84を通過した後に図示しないフォトマル
チプライヤーヘ受光される。一方この光学系では、点線
で示す測定部位P2での反射光は実践で示す測定部位P
1での反射された光束と同様にレンズ83により結像さ
れるが、小孔84を通ることができないため、フォトマ
ルチプライヤーで受光されることはない。
【0075】このようなコンフォーカル絞り67の働き
により、本実施例では特定の深さにある血管Vでの反射
光束のみをフォトマルチプライヤー69a、69bに受
光させて、所望の血流のみの速度計測を行うことが可能
となる。実際の検査において、検者は図5に示すテレビ
モニタ37に映出された眼底像Ea’上のフォーカス状
態を見ながら、測定対象となる血管Vの深さの設定を不
図示のフォーカスノブで行い、眼底像Ea’のピント合
わせを行う。ピント合わせの終了後に、測定を行い、血
管VとトラッキングビームTとを合致させ、測定部位を
選択することは前述のごとくである。
により、本実施例では特定の深さにある血管Vでの反射
光束のみをフォトマルチプライヤー69a、69bに受
光させて、所望の血流のみの速度計測を行うことが可能
となる。実際の検査において、検者は図5に示すテレビ
モニタ37に映出された眼底像Ea’上のフォーカス状
態を見ながら、測定対象となる血管Vの深さの設定を不
図示のフォーカスノブで行い、眼底像Ea’のピント合
わせを行う。ピント合わせの終了後に、測定を行い、血
管VとトラッキングビームTとを合致させ、測定部位を
選択することは前述のごとくである。
【0076】次にデータの記録、表示について述べる。
コントローラ73では、毎秒20点の割合でフォトマル
チプライヤー69a、69bの出力信号が読み込まれ、
Vmax の値がデジタル値として算出される。このVmax
を用いてリアルタイムで各拍動中のトリガーとなる点を
見つけ、Vmax のデータの記録の開始、終了のタイミン
グを最適化し、好適な条件でデータの記録をすることが
できる。以下にこれを詳述する。
コントローラ73では、毎秒20点の割合でフォトマル
チプライヤー69a、69bの出力信号が読み込まれ、
Vmax の値がデジタル値として算出される。このVmax
を用いてリアルタイムで各拍動中のトリガーとなる点を
見つけ、Vmax のデータの記録の開始、終了のタイミン
グを最適化し、好適な条件でデータの記録をすることが
できる。以下にこれを詳述する。
【0077】図11にコントローラ73の測定データ記
録のフローチャートを示す。まず、操作者が入力手段7
4の測定開始スイツチを押し、測定開始信号が送られる
と、拍動回数カウンタ値kとデータ記録時間カウンタ値
tがそれぞれ初期値0にセットされる。
録のフローチャートを示す。まず、操作者が入力手段7
4の測定開始スイツチを押し、測定開始信号が送られる
と、拍動回数カウンタ値kとデータ記録時間カウンタ値
tがそれぞれ初期値0にセットされる。
【0078】次にフォトマルチプライヤー69a、69
bの出力信号が読み込まれ、前述した方法で血流速Vma
x(i)が算出される。毎回のフォトマルチプライヤー69
a、69bの出力信号の読み込みは図示せぬクロックに
より1/20秒ごとに行われ、同時にVmax の値はモニ
ター上のグラフ上に破線でリアルタイムでプロットされ
る。
bの出力信号が読み込まれ、前述した方法で血流速Vma
x(i)が算出される。毎回のフォトマルチプライヤー69
a、69bの出力信号の読み込みは図示せぬクロックに
より1/20秒ごとに行われ、同時にVmax の値はモニ
ター上のグラフ上に破線でリアルタイムでプロットされ
る。
【0079】次に、このデータがトリガポイントである
かどうかの判断を行なう。トリガポイントは極小値、極
大値等いろいろな条件で決定できるが、ここでは図12
に示すように、ある一定の閾値Vthを下回る点をトリ
ガポイントとする。
かどうかの判断を行なう。トリガポイントは極小値、極
大値等いろいろな条件で決定できるが、ここでは図12
に示すように、ある一定の閾値Vthを下回る点をトリ
ガポイントとする。
【0080】まず、Vmax(i-2n+1) からVmax(i-n)のn
点の平均をとってこれをV1とし、更にVmax(i-n+1)か
らVmax(i)のn点の平均をとってこれをV2とする。そ
のV1、V2に対して、「V1>VthかつV2<Vt
h」の条件を満たす点Vmax(i-n+1)が、Vmax がVth
を下回る点、即ちトリガポイントとなる。
点の平均をとってこれをV1とし、更にVmax(i-n+1)か
らVmax(i)のn点の平均をとってこれをV2とする。そ
のV1、V2に対して、「V1>VthかつV2<Vt
h」の条件を満たす点Vmax(i-n+1)が、Vmax がVth
を下回る点、即ちトリガポイントとなる。
【0081】V1、V2の計算において、血流速の高周
波の変動やノイズが大きい時には、平均の点数nを大き
くすればより安定してトリガポイントを決定することが
できる。
波の変動やノイズが大きい時には、平均の点数nを大き
くすればより安定してトリガポイントを決定することが
できる。
【0082】測定開始が指示されてから初めてのトリガ
ポイントが検知された時(図12のTtr0 )から、拍動
数のカウンタ値kとデータ記録時間カウンタ値tがカウ
ントアップされ、その後に次の出力信号の読み取りに戻
る。
ポイントが検知された時(図12のTtr0 )から、拍動
数のカウンタ値kとデータ記録時間カウンタ値tがカウ
ントアップされ、その後に次の出力信号の読み取りに戻
る。
【0083】再びフォトマルチプライヤーからの出力信
号が読み取られ、Vmax が算出されると、今度は記録時
間カウンタ値t≠0の状態となったので、データの記録
と記録時間カウンタ値tのカウントアップが行なわれ
る。データの表示も、図12に示すように実線に切り換
わり、データの記録が開始されたことを操作者にわから
せるようになっている。
号が読み取られ、Vmax が算出されると、今度は記録時
間カウンタ値t≠0の状態となったので、データの記録
と記録時間カウンタ値tのカウントアップが行なわれ
る。データの表示も、図12に示すように実線に切り換
わり、データの記録が開始されたことを操作者にわから
せるようになっている。
【0084】その後、この測定点がトリガポイントかど
うかの判断を前述のように行ない、トリガポイントでな
ければ出力信号の読み込みに戻り、次のトリガポイント
が検知されるまでこの動作を繰り返す。
うかの判断を前述のように行ない、トリガポイントでな
ければ出力信号の読み込みに戻り、次のトリガポイント
が検知されるまでこの動作を繰り返す。
【0085】トリガポイントと判断された時は拍動数の
カウンタ値kがカウントアップされ、予め設定した測定
時間を経過したかどうかの判断がデータ記録カウンタ値
tを使って行なわれ、まだ測定時間内であると判断され
た時には再び次の出力信号の読み取りに戻る。
カウンタ値kがカウントアップされ、予め設定した測定
時間を経過したかどうかの判断がデータ記録カウンタ値
tを使って行なわれ、まだ測定時間内であると判断され
た時には再び次の出力信号の読み取りに戻る。
【0086】以上の動作を繰り返し、規定の測定記録点
数を越え、且つ測定点がトリガーポイントとなった時点
で測定と記録を終了する。つまり、図12において、記
録を開始したTtr0 の時点から所定の記録時間Tmを経
過した後の最初のトリガポイントTtrn を検知した時点
で記録、測定を終了する。
数を越え、且つ測定点がトリガーポイントとなった時点
で測定と記録を終了する。つまり、図12において、記
録を開始したTtr0 の時点から所定の記録時間Tmを経
過した後の最初のトリガポイントTtrn を検知した時点
で記録、測定を終了する。
【0087】なお、終了のタイミングは拍動の回数で指
定することも可能である。その場合拍動数のカウンタ値
kが予め設定した所定の回数に達したところで記録終了
とするプログラムにすれば、やはり同様に整数回の拍動
を含むデータを記録することができる。
定することも可能である。その場合拍動数のカウンタ値
kが予め設定した所定の回数に達したところで記録終了
とするプログラムにすれば、やはり同様に整数回の拍動
を含むデータを記録することができる。
【0088】測定中のモニター37の表示の様子を図1
3に示す。図13において、モニター上の測定値プロッ
トグラフ(図面下側)は、操作者が測定介しスイツチを
押した時点T0 の後、第1のトリガポイントTtr0 まで
は点線で表示される。記録が開始されたトリガポイント
Ttr0 以後は実線で表示され、測定データの記録部分と
そうでない部分の区別がつきやすいようになっている。
3に示す。図13において、モニター上の測定値プロッ
トグラフ(図面下側)は、操作者が測定介しスイツチを
押した時点T0 の後、第1のトリガポイントTtr0 まで
は点線で表示される。記録が開始されたトリガポイント
Ttr0 以後は実線で表示され、測定データの記録部分と
そうでない部分の区別がつきやすいようになっている。
【0089】グラフ上にはトリガポイントの閾値Vth
の高さも表示され、トリガポイントは*印で表示され
る。
の高さも表示され、トリガポイントは*印で表示され
る。
【0090】また、モニタ37上には図13に示すよう
に、グラフと共に他のデータも表示する。例えば、患者
の氏名、ID番号、測定日の日付等といった基礎デー
タ、測定時間、閾値Vthの大きさ等の測定の条件デー
タは操作者が測定時に入力設定したものを表示する。現
在までの測定時間、現在までの拍動の回数、拍動毎の平
均値、最大値、最小値等のパラメータも測定と同時にリ
アルタイムで計算を行ない表示している。
に、グラフと共に他のデータも表示する。例えば、患者
の氏名、ID番号、測定日の日付等といった基礎デー
タ、測定時間、閾値Vthの大きさ等の測定の条件デー
タは操作者が測定時に入力設定したものを表示する。現
在までの測定時間、現在までの拍動の回数、拍動毎の平
均値、最大値、最小値等のパラメータも測定と同時にリ
アルタイムで計算を行ない表示している。
【0091】また、CCD36で撮像した眼底像もグラ
フと共に表示する。眼底像にはトラッキングビームが写
し込まれるため、どの部位の網膜血流を測定したかが表
示されることになる。
フと共に表示する。眼底像にはトラッキングビームが写
し込まれるため、どの部位の網膜血流を測定したかが表
示されることになる。
【0092】変形例として、グラフの表示の際は図14
に示すようにトリガポイントを起点として拍動毎に重ね
合わせて表示することも可能である。このような表示方
法をとれば、拍動毎の血流速の変化のばらつきがどの程
度であるか、被検者の典型的な拍動がどのようなものか
を視覚的、直感的に理解させることができる。
に示すようにトリガポイントを起点として拍動毎に重ね
合わせて表示することも可能である。このような表示方
法をとれば、拍動毎の血流速の変化のばらつきがどの程
度であるか、被検者の典型的な拍動がどのようなものか
を視覚的、直感的に理解させることができる。
【0093】またグラフ表示の別の変形例として、図1
5に示すように、記録開始してから現時点時至るまでの
血流速を、拍動毎にトリガポイントを起点として積算し
て平均を取ったものを表示することも可能である。この
場合、表示の更新は1回の拍動毎になるが、平均の拍動
がどういったものかが理解しやすい。
5に示すように、記録開始してから現時点時至るまでの
血流速を、拍動毎にトリガポイントを起点として積算し
て平均を取ったものを表示することも可能である。この
場合、表示の更新は1回の拍動毎になるが、平均の拍動
がどういったものかが理解しやすい。
【0094】またグラフ表示の更に別の変形例として、
図16に示すように、リアルタイムで測定された血管径
d、血流量QをVmax と共に表示する形にしても良い。
図16に示すように、リアルタイムで測定された血管径
d、血流量QをVmax と共に表示する形にしても良い。
【0095】上述実施例では、Vmax の値がある閾値V
thを下回ったところをトリガポイントとしたが、これ
に限らず、極小値、極大値、半値等拍動に対して特徴的
な値ならば同様の手段で同じ効果を得ることができる。
thを下回ったところをトリガポイントとしたが、これ
に限らず、極小値、極大値、半値等拍動に対して特徴的
な値ならば同様の手段で同じ効果を得ることができる。
【0096】図17に、記録、表示の制御を行なうため
のトリガポイントとして、Vmax が極小値となるところ
をとるようにした他の実施例における、コントローラ7
3の測定データ記録のフローチャートを示す。図11と
同様の制御に関しては説明を省略する。
のトリガポイントとして、Vmax が極小値となるところ
をとるようにした他の実施例における、コントローラ7
3の測定データ記録のフローチャートを示す。図11と
同様の制御に関しては説明を省略する。
【0097】本実施例においては、Vmax(i-3n+1) から
Vmax(i-2n) のn点の平均をとってこれをV1とし、V
max(i-2n+1) からVmax(i-n)のn点の平均をとってこれ
をV2とし、更にVmax(i-n+1)からVmax(i)のn点の平
均をとってこれをV3として、得られたV1、V2、V
3に対して、「V1>V2、V3>V2」の条件を満た
す点Vmax(i-3n/2) またはVmax(i-(3n-1)/2) が極小値
となり、この条件を満たす測定値より記録を開始するこ
とができ、記録されたデータは先頭が必ず極小値でそろ
っている。このため、複数の記録されたデータを読み出
して表示する際に比較が容易となる。
Vmax(i-2n) のn点の平均をとってこれをV1とし、V
max(i-2n+1) からVmax(i-n)のn点の平均をとってこれ
をV2とし、更にVmax(i-n+1)からVmax(i)のn点の平
均をとってこれをV3として、得られたV1、V2、V
3に対して、「V1>V2、V3>V2」の条件を満た
す点Vmax(i-3n/2) またはVmax(i-(3n-1)/2) が極小値
となり、この条件を満たす測定値より記録を開始するこ
とができ、記録されたデータは先頭が必ず極小値でそろ
っている。このため、複数の記録されたデータを読み出
して表示する際に比較が容易となる。
【0098】以上述べた実施例では、トリガポイントの
検知をVmax の測定値の変化より行なったが、これに限
らず、血管径、血流量等の測定値を解析し、同様に極小
値、極大値、半値等の検知を行なってトリガポイントを
決定しても同じ効果を得ることができる。即ち測定され
た血管径d、血流量QをVmax と共に表示したグラフで
ある図16より理解されるように、これらの位相はすべ
て一致する。よって、どれを基準にトリガポイントを決
定しても同様の効果が得られるものである。
検知をVmax の測定値の変化より行なったが、これに限
らず、血管径、血流量等の測定値を解析し、同様に極小
値、極大値、半値等の検知を行なってトリガポイントを
決定しても同じ効果を得ることができる。即ち測定され
た血管径d、血流量QをVmax と共に表示したグラフで
ある図16より理解されるように、これらの位相はすべ
て一致する。よって、どれを基準にトリガポイントを決
定しても同様の効果が得られるものである。
【0099】図18は、血管径を用いたトリガポイント
検出回路のブロック図である。前述したように血管径を
表す血管径信号Vdは血管径算出部75による算出され
る。トリガーポイントの閾値を表す基準電圧Vthは予
め定められた基準電圧発生回路121から出力される。
コンパレータ122により、VdとVthが比較され、
トリガポイントを表す信号Vtrとして生成される。こ
のVtrはコントローラ73に入力され、血流速等のデ
ータの記録の開始、終了の制御、表示の制御、拍動毎の
統計計算に用いられる。このVthは例えば所定時間内
の血管径の最大値、最小値等から自動設定することも可
能である。
検出回路のブロック図である。前述したように血管径を
表す血管径信号Vdは血管径算出部75による算出され
る。トリガーポイントの閾値を表す基準電圧Vthは予
め定められた基準電圧発生回路121から出力される。
コンパレータ122により、VdとVthが比較され、
トリガポイントを表す信号Vtrとして生成される。こ
のVtrはコントローラ73に入力され、血流速等のデ
ータの記録の開始、終了の制御、表示の制御、拍動毎の
統計計算に用いられる。このVthは例えば所定時間内
の血管径の最大値、最小値等から自動設定することも可
能である。
【0100】図14、15、16に示したような表示
は、単独で表示することもできるが、図13のように他
の表示と同時に行うこともできる。その表示の組合せを
操作者が自由に設定できる構成にすることも可能であ
る。
は、単独で表示することもできるが、図13のように他
の表示と同時に行うこともできる。その表示の組合せを
操作者が自由に設定できる構成にすることも可能であ
る。
【0101】上述した実施例においては、表示方法、パ
ラメータの算出方法はリアルタイムで行なっているが、
記録されたデータをパソコン等に読み込んでソフトウェ
アにより同様のことを行なうようにしても良い。この場
合、測定データの読み込みのタイミングの制限がないの
で、演算時間のかかるより高度な計算、表示を行なうこ
とができる。
ラメータの算出方法はリアルタイムで行なっているが、
記録されたデータをパソコン等に読み込んでソフトウェ
アにより同様のことを行なうようにしても良い。この場
合、測定データの読み込みのタイミングの制限がないの
で、演算時間のかかるより高度な計算、表示を行なうこ
とができる。
【0102】例えば従来の眼底血流計で記録された血流
速の経時変化のデータは、拍動の位相と無関係に記録さ
れているため、先頭のデータの位相はランダムである。
そこで記録データをパソコン等で読み込み、図11で説
明した例と同様にV1とV2を求め、閾値Vthを下回
るトリガポイントを検知する。最初のトリガポイントか
ら表示の開始を行うことで、他のデータとの比較が容易
になる。又、最初と最後のトリガポイント間で平均流速
等の統計データをとることで位相の誤差の少ない診断デ
ータを得ることができる。又、拍動ごとの平均、最大、
最小血流速などのデータを供給することができる。そし
て、最初と最後のトリガポイント間のデータのみを改め
て記録することにより、拍動の位相のそろった血流速の
データを記録することが可能である。その際、他に記録
されていた眼底像、心電図などのデータも併せて血流速
と同じ電子ファイル内に記録しておくと、診断の情報が
集約化され、診断のよりいっそうの効率化が達成され
る。
速の経時変化のデータは、拍動の位相と無関係に記録さ
れているため、先頭のデータの位相はランダムである。
そこで記録データをパソコン等で読み込み、図11で説
明した例と同様にV1とV2を求め、閾値Vthを下回
るトリガポイントを検知する。最初のトリガポイントか
ら表示の開始を行うことで、他のデータとの比較が容易
になる。又、最初と最後のトリガポイント間で平均流速
等の統計データをとることで位相の誤差の少ない診断デ
ータを得ることができる。又、拍動ごとの平均、最大、
最小血流速などのデータを供給することができる。そし
て、最初と最後のトリガポイント間のデータのみを改め
て記録することにより、拍動の位相のそろった血流速の
データを記録することが可能である。その際、他に記録
されていた眼底像、心電図などのデータも併せて血流速
と同じ電子ファイル内に記録しておくと、診断の情報が
集約化され、診断のよりいっそうの効率化が達成され
る。
【0103】
【発明の効果】以上述べたように、測定部位における血
流の拍動の検知に基づいて所定動作のトリガポイントを
検出する構成によって、より適切、正確な血流測定を行
うことが可能になった。特に、トリガポイント検出を利
用して計測データの記録開始及び/または記録終了の制
御を実行する構成により、他のデータとの比較、平均流
速、拍動数、拍動毎の最大最小値などのパラメータの算
出等が性格、適切に行えるようになった。また、眼底の
血流状態の計測結果を解析して測定部位における血流の
拍動を検知して所定動作のトリガポイントを検出する構
成により、正確且つ簡易構成でトリガポイント検出が行
えるようになった。
流の拍動の検知に基づいて所定動作のトリガポイントを
検出する構成によって、より適切、正確な血流測定を行
うことが可能になった。特に、トリガポイント検出を利
用して計測データの記録開始及び/または記録終了の制
御を実行する構成により、他のデータとの比較、平均流
速、拍動数、拍動毎の最大最小値などのパラメータの算
出等が性格、適切に行えるようになった。また、眼底の
血流状態の計測結果を解析して測定部位における血流の
拍動を検知して所定動作のトリガポイントを検出する構
成により、正確且つ簡易構成でトリガポイント検出が行
えるようになった。
【0104】又、これとは別に血流速の経時変化と、該
所定血管の血管径の経時変化の測定結果に基づいて血流
量の経時変化データを算出する構成により、血流量の経
時変化を適切に測定できる様になった。
所定血管の血管径の経時変化の測定結果に基づいて血流
量の経時変化データを算出する構成により、血流量の経
時変化を適切に測定できる様になった。
【0105】又これとは別に、2種類以上の血流状態に
関する測定値の経時変化データを同一モニター上に表示
する構成、血流状態に関する測定値の経時変化データと
被検眼の眼底像とを同一モニター上に表示する構成、計
測手段による計測条件データないし被計測対象としての
患者データと被検眼の眼底像とを同一モニター上に表示
する構成、血流状態に関する測定値の経時変化データと
該計測手段による計測条件データないし被計測対象とし
ての患者データとを同一モニター上に表示する構成、そ
れぞれによって、血流状態の測定結果を検者が総合的に
適切な判断ができるようになった。
関する測定値の経時変化データを同一モニター上に表示
する構成、血流状態に関する測定値の経時変化データと
被検眼の眼底像とを同一モニター上に表示する構成、計
測手段による計測条件データないし被計測対象としての
患者データと被検眼の眼底像とを同一モニター上に表示
する構成、血流状態に関する測定値の経時変化データと
該計測手段による計測条件データないし被計測対象とし
ての患者データとを同一モニター上に表示する構成、そ
れぞれによって、血流状態の測定結果を検者が総合的に
適切な判断ができるようになった。
【図1】従来の眼底血流計の構成図。
【図2】観察眼底像の説明図。
【図3】受光信号の周波数分布の説明図。
【図4】従来の眼底血流計の測定データ記録の説明図。
【図5】本発明の第1実施例の構成図。
【図6】被検眼瞳孔上の各光束配置の説明図。
【図7】モニタ上で観察される眼底像の説明図。
【図8】血管径算出用の回路のブロック図。
【図9】血管径算出のタイミングチャート図。
【図10】コンフォーカル絞りの説明図。
【図11】測定データ記録のフローチャート。
【図12】血流速記録の説明図。
【図13】モニター表示の説明図。
【図14】モニター表示の変形例の説明図。
【図15】モニター表示の変形例の説明図。
【図16】モニター表示の変形例の説明図。
【図17】本発明の他の実施例における測定データ記録
のフローチャート。
のフローチャート。
【図18】トリガポイント検出用の回路の他の例のブロ
ック図。
ック図。
11 照明光源 31 フォーカシングレンズ 33 光路切換ミラー 34 接眼レンズ 36 CCDカメラ 37 LCDモニター 41 イメージローテータ 42 レーザーダイオード 44 光路切換ミラー 49 光源 53 ガルバノメトリックミラー 66 イメージインテンシファイアー付きの一次元CC
D 67 コンフォーカル絞り 68a、68b ミラー対 69a、69b フォトマルチプライヤーチューブ 72 制御回路 73 コントローラ 74 入力手段 75 血管径算出部
D 67 コンフォーカル絞り 68a、68b ミラー対 69a、69b フォトマルチプライヤーチューブ 72 制御回路 73 コントローラ 74 入力手段 75 血管径算出部
Claims (21)
- 【請求項1】 被検眼の眼底の血流を少なくとも含む測
定部位上に測定用光を照射する手段と、前記測定用光の
測定部位での反射光束を受光する受光手段と、前記受光
手段と信号から眼底の血流状態を計測する計測手段と、
前記測定部位における血流の拍動を検知する拍動検知手
段と、該拍動検知手段の検知に基づいて所定動作のトリ
ガポイントを検出するトリガポイント検出手段とを有す
ることを特徴とする眼科診断装置。 - 【請求項2】 前記受光手段は、前記測定用光が血管内
粒子により散乱される信号光と血管壁及び周囲の組織に
より散乱される参照光とを少なくとも2方向から受光
し、且つまた血流に対し前記2方向を共に変更可能と
し、更に方向変更された前記受光手段からの信号を用い
て求められた複数の血流速度情報を比較する手段と、該
比較手段の比較に基づいて装置の制御方向を切り替える
制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の眼
科診断装置。 - 【請求項3】 前記拍動検知手段は前記計測手段の計測
に基づいて血流の拍動を検知することを特徴とする請求
項1ないし2に記載の眼科診断装置。 - 【請求項4】 前記拍動検知手段は血管径あるいは血流
量の検知によって血流の拍動を検知することを特徴とす
る請求項1ないし2に記載の眼科診断装置。 - 【請求項5】 前記計測手段の計測データを記録する記
録手段を有し、該記録手段は前記トリガポイント検出手
段の検出を利用して計測データの記録開始、記録終了の
制御を実行することを特徴とする請求項1ないし2に記
載の眼科診断装置。 - 【請求項6】 前記記録手段は経時的に変化する計測デ
ータと共に前記血流の拍動のトリガポイントの位置の記
録を行うことを特徴とする請求項5に記載の眼科診断装
置。 - 【請求項7】 前記計測手段の計測データを表示する表
示手段を有し、該表示手段は前記トリガポイント検出手
段の検出を利用して計測データの表示の制御を行うこと
を特徴とする請求項1ないし2に記載の眼科診断装置。 - 【請求項8】 前記表示手段は経時的に変化する計測デ
ータのグラフを表示すると共に、前記血流の拍動のトリ
ガポイントをグラフに表示することを特徴とする請求項
7に記載の眼科診断装置。 - 【請求項9】 更に前記計測手段による計測値を記録す
る記録手段を有し、前記表示手段は経時的に変化する計
測データのグラフを表示すると共に、前記記録手段によ
る計測値の記録期間をグラフに表示することを特徴とす
る請求項7に記載の眼科診断装置。 - 【請求項10】 前記表示手段は前記血流の拍動のトリ
ガポイントを起点に拍動ごとの測定値の経時変化を重ね
て表示することを特徴とする請求項7に記載の眼科診断
装置。 - 【請求項11】 前記表示手段は測定値の経時変化とト
リガポイントの基準となる条件を表示することを特徴と
する請求項7に記載の眼科診断装置。 - 【請求項12】 更に拍動ごとの測定値の統計データを
計算する演算手段を有することを特徴とする請求項1な
いし2に記載の眼科診断装置。 - 【請求項13】 更に前記統計データと測定値の経時変
化とを表示する表示手段を有することを特徴とする請求
項12に記載の眼科診断装置。 - 【請求項14】 更に前記計測手段の計測結果を解析
し、前記トリガポイントを自動設定する設定手段を有す
ることを特徴とする請求項1ないし2に記載の眼科診断
装置。 - 【請求項15】 被検眼の眼底上の所定血管の血流速の
経時変化を測定する血流速測定手段と、該所定血管の血
管径の経時変化を測定する血管径測定手段と、前記血流
速測定手段と血管径測定手段の測定結果に基づいて血流
量の経時変化データを算出する演算手段とを有すること
を特徴とする眼科診断装置。 - 【請求項16】 被検眼の眼底の血流状態を計測する計
測手段と、該計測手段の計測結果に基づき2種類以上の
血流状態に関する測定値の経時変化データを同一モニタ
ー上に表示する表示手段とを有することを特徴とする眼
科診断装置。 - 【請求項17】 前記血流状態に関する測定値は、血流
速度、血管径、血流速を含むことを特徴とする請求項1
6に記載の眼科診断装置。 - 【請求項18】 被検眼の眼底の血流状態を計測する計
測手段と、該計測手段で計測された血流状態に関する測
定値の経時変化データと被検眼の眼底像とを同一モニタ
ー上に表示する表示手段とを有することを特徴とする眼
科診断装置。 - 【請求項19】 被検眼の眼底の血流状態を計測する計
測手段と、該計測手段による計測条件データないし被計
測対象としての患者データと被検眼の眼底像とを同一モ
ニター上に表示する表示手段とを有することを特徴とす
る眼科診断装置。 - 【請求項20】 被検眼の眼底の血流状態を計測する計
測手段と、該計測手段で計測された血流状態に関する測
定値の経時変化データと該計測手段による計測条件デー
タないし被計測対象としての患者データとを同一モニタ
ー上に表示する表示手段とを有することを特徴とする眼
科診断装置。 - 【請求項21】 被検眼の眼底の血流を少なくとも含む
測定部位上に測定用光を照射する手段と、前記測定用光
の測定部位での反射光束を受光する受光手段と、前記受
光手段と信号から眼底の血流状態を計測する計測手段
と、前記計測手段の計測結果を解析して測定部位におけ
る血流の拍動を検知する拍動検知手段と、該拍動検知手
段の検知に基づいて所定動作のトリガポイントを検出す
るトリガポイント検出手段とを有することを特徴とする
眼科診断装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7021740A JPH08215150A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 眼科診断装置 |
| US08/598,010 US5976096A (en) | 1995-02-09 | 1996-02-07 | Apparatus for ophthalmologic examination |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7021740A JPH08215150A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 眼科診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215150A true JPH08215150A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12063479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7021740A Pending JPH08215150A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 眼科診断装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5976096A (ja) |
| JP (1) | JPH08215150A (ja) |
Cited By (4)
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| JPH1071126A (ja) * | 1996-08-30 | 1998-03-17 | Canon Inc | 眼底検査装置 |
| WO2007132868A1 (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | National University Corporation Chiba University | 頭蓋内圧診断装置 |
| JP2008200111A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Fukuda Denshi Co Ltd | 生体情報モニタ装置、警報表示方法および警報表示プログラム |
| JP2021194146A (ja) * | 2020-06-11 | 2021-12-27 | 国立大学法人旭川医科大学 | 血流解析装置、血流解析方法、及びプログラム |
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1995
- 1995-02-09 JP JP7021740A patent/JPH08215150A/ja active Pending
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1996
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Also Published As
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|---|---|
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040209 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |