JPH08215291A - 手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法 - Google Patents
手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法Info
- Publication number
- JPH08215291A JPH08215291A JP7022854A JP2285495A JPH08215291A JP H08215291 A JPH08215291 A JP H08215291A JP 7022854 A JP7022854 A JP 7022854A JP 2285495 A JP2285495 A JP 2285495A JP H08215291 A JPH08215291 A JP H08215291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hand
- disinfection
- finger
- composition
- bactericide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 消毒効果を長時間に亘って保持し得る手指消
毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法を提供する。 【構成】 水に不溶で、用いられる溶媒たるアルコール
系溶剤には可溶の、フィルム形成能を有する親水性ポリ
マーと、殺菌剤と、50重量%を越える割合のアルコー
ル系溶剤とを含んで、目的とする手指消毒用組成物を構
成する。また、この手指消毒用組成物を用いて、手指を
処理することにより、かかる手指の表面に、殺菌剤を含
んだ前記親水性ポリマーの被膜を形成せしめる。
毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法を提供する。 【構成】 水に不溶で、用いられる溶媒たるアルコール
系溶剤には可溶の、フィルム形成能を有する親水性ポリ
マーと、殺菌剤と、50重量%を越える割合のアルコー
ル系溶剤とを含んで、目的とする手指消毒用組成物を構
成する。また、この手指消毒用組成物を用いて、手指を
処理することにより、かかる手指の表面に、殺菌剤を含
んだ前記親水性ポリマーの被膜を形成せしめる。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、医療機関等における医療従事者
等が手指を消毒する際に、好適に用いられ得る手指消毒
用組成物及びそれを用いた手指消毒方法に係り、特に消
毒効果において優れた持続性を有し、病院内において患
者への感染防止、医療従事者等の感染からの保護に有効
な手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法に関
するものである。
等が手指を消毒する際に、好適に用いられ得る手指消毒
用組成物及びそれを用いた手指消毒方法に係り、特に消
毒効果において優れた持続性を有し、病院内において患
者への感染防止、医療従事者等の感染からの保護に有効
な手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法に関
するものである。
【0002】
【背景技術】従来より、病院等における医療従事者等の
手指の消毒には、ベースン法(浸漬法)、スワブ法(清
拭法)、スクラブ法(洗浄法)、ラビング法(擦式法)
の四種類の消毒方法が採用されてきている。その中で、
ベースン法は、洗面器等に入れた消毒液中に、手指を浸
漬することによって消毒する方法であり、またスワブ法
は、綿球又はガーゼに消毒剤を浸し、それで皮膚面を拭
き取ることによって消毒する方法である。更に、スクラ
ブ法は、洗浄剤入りの消毒剤と水を使って皮膚面をよく
もみ洗いし、ブラシ等を併用し、泡立てながら消毒する
方法である。而して、これら三種類の消毒法は、それぞ
れ問題を抱えている。即ち、ベースン法には、消毒液自
体の汚染や、タオルを使う乾燥時の手指の汚染の問題が
あり、またスワブ法には、短時間に十分には消毒できな
い問題があり、更にスクラブ法には、ベースン法と同様
に、タオルを使う乾燥時の手指の汚染の問題が内在して
いるのである。
手指の消毒には、ベースン法(浸漬法)、スワブ法(清
拭法)、スクラブ法(洗浄法)、ラビング法(擦式法)
の四種類の消毒方法が採用されてきている。その中で、
ベースン法は、洗面器等に入れた消毒液中に、手指を浸
漬することによって消毒する方法であり、またスワブ法
は、綿球又はガーゼに消毒剤を浸し、それで皮膚面を拭
き取ることによって消毒する方法である。更に、スクラ
ブ法は、洗浄剤入りの消毒剤と水を使って皮膚面をよく
もみ洗いし、ブラシ等を併用し、泡立てながら消毒する
方法である。而して、これら三種類の消毒法は、それぞ
れ問題を抱えている。即ち、ベースン法には、消毒液自
体の汚染や、タオルを使う乾燥時の手指の汚染の問題が
あり、またスワブ法には、短時間に十分には消毒できな
い問題があり、更にスクラブ法には、ベースン法と同様
に、タオルを使う乾燥時の手指の汚染の問題が内在して
いるのである。
【0003】このため、近年、消毒用エタノール等の、
速乾性のアルコール系溶剤に殺菌剤を低濃度に添加して
調製した消毒液を用い、それを手掌に取って、強く擦り
合わせることにより、消毒と同時に手指を乾燥させるラ
ビング法が、よく用いられるようになった。これは、速
乾性擦式消毒法とも呼ばれているが、この消毒方法は、
消毒の度に、常に新しい消毒液を使用するため、消毒液
自体の汚染の問題がなく、またタオル等を使用する必要
がないので、交互汚染の可能性もなく、しかも簡便で、
手軽に手指の消毒が可能な方法として、注目を集めてい
る。更に、この方法には、速乾性のアルコール系溶剤が
蒸発して手指表面が乾燥した後も、消毒剤に含まれてい
るグルコン酸クロルヘキシジンや塩化ベンザルコニウム
等の殺菌剤が、手指の皮膚に吸着されて残留するため、
消毒効果がある程度、持続するという新たな利点もある
のである。
速乾性のアルコール系溶剤に殺菌剤を低濃度に添加して
調製した消毒液を用い、それを手掌に取って、強く擦り
合わせることにより、消毒と同時に手指を乾燥させるラ
ビング法が、よく用いられるようになった。これは、速
乾性擦式消毒法とも呼ばれているが、この消毒方法は、
消毒の度に、常に新しい消毒液を使用するため、消毒液
自体の汚染の問題がなく、またタオル等を使用する必要
がないので、交互汚染の可能性もなく、しかも簡便で、
手軽に手指の消毒が可能な方法として、注目を集めてい
る。更に、この方法には、速乾性のアルコール系溶剤が
蒸発して手指表面が乾燥した後も、消毒剤に含まれてい
るグルコン酸クロルヘキシジンや塩化ベンザルコニウム
等の殺菌剤が、手指の皮膚に吸着されて残留するため、
消毒効果がある程度、持続するという新たな利点もある
のである。
【0004】ところが、手指の皮膚に残留している殺菌
剤は、物との接触等により物理的に失われたり、皮膚面
から分泌される有機物等により不活性化されたりするの
で、通常の速乾性擦式消毒剤による消毒効果の持続時間
は、通常、30分から、せいぜい2時間と短いものであ
った。このため、例えば、手術の際の医療従事者等の手
指の消毒にラビング法が用いられた場合、手術途中で殺
菌剤の消毒効果がなくなる事態が、しばしば生じたので
ある。また、手術の際に、医療従事者等は、手指の消毒
の後、手術用手袋を装用するが、この手袋は手術中にピ
ンホールが生成し易く、従って消毒効果の持続時間が経
過した後は、患者及び医療従事者双方に感染の危険が生
じることとなる。
剤は、物との接触等により物理的に失われたり、皮膚面
から分泌される有機物等により不活性化されたりするの
で、通常の速乾性擦式消毒剤による消毒効果の持続時間
は、通常、30分から、せいぜい2時間と短いものであ
った。このため、例えば、手術の際の医療従事者等の手
指の消毒にラビング法が用いられた場合、手術途中で殺
菌剤の消毒効果がなくなる事態が、しばしば生じたので
ある。また、手術の際に、医療従事者等は、手指の消毒
の後、手術用手袋を装用するが、この手袋は手術中にピ
ンホールが生成し易く、従って消毒効果の持続時間が経
過した後は、患者及び医療従事者双方に感染の危険が生
じることとなる。
【0005】また、特開平4−134036号公報に
は、上記した速乾性擦式消毒法に用いられる消毒剤とし
て、有効ヨウ素として0.01〜0.2%含むヨウ素製
剤と消毒用アルコール50重量%以上と1重量%以下の
手荒れ防止剤とを含む化学的及び製剤的に安定な手指消
毒用医薬品組成物が明らかにされているが、この手指消
毒剤とても、消毒効果の持続性において充分なものでは
なかったのである。
は、上記した速乾性擦式消毒法に用いられる消毒剤とし
て、有効ヨウ素として0.01〜0.2%含むヨウ素製
剤と消毒用アルコール50重量%以上と1重量%以下の
手荒れ防止剤とを含む化学的及び製剤的に安定な手指消
毒用医薬品組成物が明らかにされているが、この手指消
毒剤とても、消毒効果の持続性において充分なものでは
なかったのである。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景として為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、速乾性擦式消毒法において好適に用いられ、そ
の消毒効果、即ち殺菌効果を長時間に亘って保持し得る
手指消毒用組成物及びそれを用いた有効な手指消毒方法
を提供することにある。
景として為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、速乾性擦式消毒法において好適に用いられ、そ
の消毒効果、即ち殺菌効果を長時間に亘って保持し得る
手指消毒用組成物及びそれを用いた有効な手指消毒方法
を提供することにある。
【0007】
【解決手段】そして、上記した課題を解決するために、
本発明にあっては、水に不溶で、用いられる溶媒たるア
ルコール系溶剤には可溶の、フィルム形成能を有する親
水性ポリマーと、殺菌剤と、50重量%を越える割合の
アルコール系溶剤とを含んでなることを特徴とする手指
消毒用組成物を、その要旨とするものである。
本発明にあっては、水に不溶で、用いられる溶媒たるア
ルコール系溶剤には可溶の、フィルム形成能を有する親
水性ポリマーと、殺菌剤と、50重量%を越える割合の
アルコール系溶剤とを含んでなることを特徴とする手指
消毒用組成物を、その要旨とするものである。
【0008】なお、この本発明に従う手指消毒用組成物
の好ましい第一の態様によれば、前記親水性ポリマーと
しては、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの単独重
合体若しくは共重合体、又はけん化度が10〜50モル
%のポリビニルアルコールが、有利に用いられることと
なる。
の好ましい第一の態様によれば、前記親水性ポリマーと
しては、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの単独重
合体若しくは共重合体、又はけん化度が10〜50モル
%のポリビニルアルコールが、有利に用いられることと
なる。
【0009】また、本発明に従う手指消毒用組成物の好
ましい第二の態様によれば、前記親水性ポリマーは、
0.2〜5重量%の濃度において存在せしめられる。
ましい第二の態様によれば、前記親水性ポリマーは、
0.2〜5重量%の濃度において存在せしめられる。
【0010】さらに、本発明に従う手指消毒用組成物の
好ましい第三の態様によれば、前記殺菌剤としては、ポ
ビドンヨードが用いられることとなる。
好ましい第三の態様によれば、前記殺菌剤としては、ポ
ビドンヨードが用いられることとなる。
【0011】更にまた、本発明に従う手指消毒用組成物
の好ましい第四の態様によれば、前記殺菌剤として、
2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニ
ルエーテルを含む殺菌剤が用いられることとなる。
の好ましい第四の態様によれば、前記殺菌剤として、
2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニ
ルエーテルを含む殺菌剤が用いられることとなる。
【0012】そして、本発明にあっては、上述した如き
前記の手指消毒用組成物を用いて、手指を処理すること
により、かかる手指の表面に、殺菌剤を含んだ前記親水
性ポリマーの被膜を形成せしめることを特徴とする手指
消毒方法をも、その要旨としており、これによって消毒
効果の持続性を確保するポリマー被膜が有利に形成され
ることとなるのである。
前記の手指消毒用組成物を用いて、手指を処理すること
により、かかる手指の表面に、殺菌剤を含んだ前記親水
性ポリマーの被膜を形成せしめることを特徴とする手指
消毒方法をも、その要旨としており、これによって消毒
効果の持続性を確保するポリマー被膜が有利に形成され
ることとなるのである。
【0013】
【作用・効果】要するに、このような本発明に従う手指
消毒用組成物にあっては、水不溶性フィルムを形成する
能力を有する、特定の親水性ポリマーを、アルコール系
溶剤に溶解せしめてなる溶液に、所定の殺菌剤が溶解若
しくは分散せしめられているのであり、それ故に、従来
の消毒剤組成物における諸問題が悉く解決され得ること
となるのである。
消毒用組成物にあっては、水不溶性フィルムを形成する
能力を有する、特定の親水性ポリマーを、アルコール系
溶剤に溶解せしめてなる溶液に、所定の殺菌剤が溶解若
しくは分散せしめられているのであり、それ故に、従来
の消毒剤組成物における諸問題が悉く解決され得ること
となるのである。
【0014】すなわち、かかる手指消毒用組成物にて、
手指の消毒処理を行なうと、アルコール系溶剤が蒸発し
た後に、殺菌剤を含有する状態において、水不溶性のポ
リマー被膜が手指の表面に形成されることとなり、以て
持続性に優れた消毒効果(殺菌効果)が得られるのであ
る。
手指の消毒処理を行なうと、アルコール系溶剤が蒸発し
た後に、殺菌剤を含有する状態において、水不溶性のポ
リマー被膜が手指の表面に形成されることとなり、以て
持続性に優れた消毒効果(殺菌効果)が得られるのであ
る。
【0015】より具体的には、本発明における手指消毒
用組成物には、溶剤として、消毒用エタノール等のアル
コール系溶剤が用いられているために、速乾性擦式消毒
法やスプレー法等によって、かかる手指消毒用組成物が
手指に適用されると、先ず、アルコール系溶剤の有する
強力な殺菌効果が発揮されるのである。次いで、このア
ルコール系溶剤が蒸発すると、この手指消毒用組成物中
の親水性ポリマーがフィルム形成能を有するところか
ら、手指表面に、該親水性ポリマーによって、殺菌剤を
含有する水不溶性ポリマー被膜(以下、ポリマー被膜と
いう)が形成されることとなる。
用組成物には、溶剤として、消毒用エタノール等のアル
コール系溶剤が用いられているために、速乾性擦式消毒
法やスプレー法等によって、かかる手指消毒用組成物が
手指に適用されると、先ず、アルコール系溶剤の有する
強力な殺菌効果が発揮されるのである。次いで、このア
ルコール系溶剤が蒸発すると、この手指消毒用組成物中
の親水性ポリマーがフィルム形成能を有するところか
ら、手指表面に、該親水性ポリマーによって、殺菌剤を
含有する水不溶性ポリマー被膜(以下、ポリマー被膜と
いう)が形成されることとなる。
【0016】そして、このようにして手指表面に形成さ
れたポリマー被膜には、同時に配合された殺菌剤が固定
化されているために、殺菌剤は、物との接触等によって
手指表面から物理的に失われ難くなり、また皮膚面から
の分泌物により殺菌剤が不活性化される速度も遅くなる
のである。このため、消毒効果の持続性は、ポリマーが
含まれていない場合に較べて、大幅に向上すると共に、
ポビドンヨード等の殺菌剤のように、殺菌剤単独ではべ
とつく場合においても、殺菌剤による手指表面のべとつ
きが効果的に防止され得るのである。
れたポリマー被膜には、同時に配合された殺菌剤が固定
化されているために、殺菌剤は、物との接触等によって
手指表面から物理的に失われ難くなり、また皮膚面から
の分泌物により殺菌剤が不活性化される速度も遅くなる
のである。このため、消毒効果の持続性は、ポリマーが
含まれていない場合に較べて、大幅に向上すると共に、
ポビドンヨード等の殺菌剤のように、殺菌剤単独ではべ
とつく場合においても、殺菌剤による手指表面のべとつ
きが効果的に防止され得るのである。
【0017】また、上記親水性ポリマーは水に不溶のた
め、手指が水に濡れても、消毒効果が失われることがな
く、水に触れる機会の多い作業にも十分に適用され得る
特徴を発揮する。その一方で、ポリマー被膜は石鹸をつ
けて洗うことにより除去され得、手指消毒剤としての使
い勝手もよい。更に、親水性ポリマーであることから、
生体適合性が高く、保水性が良い特徴がある。従って、
皮膚に対する影響が少ないと共に、手荒れ防止の効果を
も有するのである。
め、手指が水に濡れても、消毒効果が失われることがな
く、水に触れる機会の多い作業にも十分に適用され得る
特徴を発揮する。その一方で、ポリマー被膜は石鹸をつ
けて洗うことにより除去され得、手指消毒剤としての使
い勝手もよい。更に、親水性ポリマーであることから、
生体適合性が高く、保水性が良い特徴がある。従って、
皮膚に対する影響が少ないと共に、手荒れ防止の効果を
も有するのである。
【0018】さらに、本発明に従う手指消毒方法によれ
ば、前述した手指消毒用組成物を速乾性擦式消毒法やス
プレー法等によって、手指表面を処理するものであると
ころから、最初は、アルコール系溶剤の有している強い
殺菌効果が発揮され、次いでアルコール系溶剤が蒸発し
た後は、手指の表面に形成された、殺菌剤成分を含有し
た水不溶性のポリマー被膜により、優れた殺菌効果が発
揮されることとなるのである。そして、ここで形成され
たポリマー被膜は、水に不溶で、殺菌剤がその中に固定
化されていることから、長時間に亘り、殺菌効果が維持
されるのである。従って、本発明に従う消毒方法によれ
ば、簡単に耐久性のある手指消毒が可能となり、また手
術時における、患者及び医療従事者双方に対する感染の
危険も解消され得るのである。更に、タオル等で手指を
拭く必要もなく、院内感染防止の効果を高めることもで
きるのである。
ば、前述した手指消毒用組成物を速乾性擦式消毒法やス
プレー法等によって、手指表面を処理するものであると
ころから、最初は、アルコール系溶剤の有している強い
殺菌効果が発揮され、次いでアルコール系溶剤が蒸発し
た後は、手指の表面に形成された、殺菌剤成分を含有し
た水不溶性のポリマー被膜により、優れた殺菌効果が発
揮されることとなるのである。そして、ここで形成され
たポリマー被膜は、水に不溶で、殺菌剤がその中に固定
化されていることから、長時間に亘り、殺菌効果が維持
されるのである。従って、本発明に従う消毒方法によれ
ば、簡単に耐久性のある手指消毒が可能となり、また手
術時における、患者及び医療従事者双方に対する感染の
危険も解消され得るのである。更に、タオル等で手指を
拭く必要もなく、院内感染防止の効果を高めることもで
きるのである。
【0019】
【具体的構成】ところで、この本発明に従う手指消毒用
組成物を構成している親水性ポリマーは、消毒処理の後
に、手指消毒用組成物に含まれる殺菌剤を固定化する目
的で用いられるものであるが、このような親水性ポリマ
ーとしては、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのホ
モポリマー、2−ヒドロキシエチルメタクリレートと他
のモノマーとの共重合体、ポリビニルアルコール、ヒド
ロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体で水に
不溶なもの等が、用いられる。そして、かかる親水性ポ
リマーは、エタノール、イソプロパノール、又はそれら
に水を添加せしめたもの等のアルコール系溶剤に可溶な
ものが用いられるのである。なお、前記2−ヒドロキシ
エチルメタクリレートに共重合せしめられる他のモノマ
ーとしては、被膜の柔軟性を増す目的からは、酢酸ビニ
ルが用いられ、また被膜の吸水性を増す目的からは、メ
タクリル酸又はアクリル酸等が用いられる他、アクリル
アミド、N,N′−ジメチルアクリルアミド、アルキル
アクリレート、アルキルメタクリレート、スチレン等を
少量用いることもできる。そして、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレートと酢酸ビニルの共重合体の場合には、
その成分割合は、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト:30〜100重量%、酢酸ビニル:0〜70重量%
が望ましく、2−ヒドロキシエチルメタクリレートとメ
タクリル酸又はアクリル酸の共重合体の場合には、その
成分割合は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート:8
0〜100モル%、メタクリル酸又はアクリル酸:0〜
20モル%が望ましい。
組成物を構成している親水性ポリマーは、消毒処理の後
に、手指消毒用組成物に含まれる殺菌剤を固定化する目
的で用いられるものであるが、このような親水性ポリマ
ーとしては、2−ヒドロキシエチルメタクリレートのホ
モポリマー、2−ヒドロキシエチルメタクリレートと他
のモノマーとの共重合体、ポリビニルアルコール、ヒド
ロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体で水に
不溶なもの等が、用いられる。そして、かかる親水性ポ
リマーは、エタノール、イソプロパノール、又はそれら
に水を添加せしめたもの等のアルコール系溶剤に可溶な
ものが用いられるのである。なお、前記2−ヒドロキシ
エチルメタクリレートに共重合せしめられる他のモノマ
ーとしては、被膜の柔軟性を増す目的からは、酢酸ビニ
ルが用いられ、また被膜の吸水性を増す目的からは、メ
タクリル酸又はアクリル酸等が用いられる他、アクリル
アミド、N,N′−ジメチルアクリルアミド、アルキル
アクリレート、アルキルメタクリレート、スチレン等を
少量用いることもできる。そして、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレートと酢酸ビニルの共重合体の場合には、
その成分割合は、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト:30〜100重量%、酢酸ビニル:0〜70重量%
が望ましく、2−ヒドロキシエチルメタクリレートとメ
タクリル酸又はアクリル酸の共重合体の場合には、その
成分割合は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート:8
0〜100モル%、メタクリル酸又はアクリル酸:0〜
20モル%が望ましい。
【0020】加えて、本発明組成物を構成する親水性ポ
リマーとして、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの
ホモポリマー又は2−ヒドロキシエチルメタクリレート
と前記他のモノマーとの共重合体を用いる場合には、そ
れら重合体は、5000〜100万程度の重量平均分子
量を有することが好ましく、1万〜30万程度の重量平
均分子量を有することが、更に好ましい。けだし、重量
平均分子量が5000未満の場合には、手指の消毒処理
後に形成されるポリマー被膜にべとつきが出、一方それ
が100万を越える場合には、アルコール系溶剤に対す
る溶解性が悪化するからである。
リマーとして、2−ヒドロキシエチルメタクリレートの
ホモポリマー又は2−ヒドロキシエチルメタクリレート
と前記他のモノマーとの共重合体を用いる場合には、そ
れら重合体は、5000〜100万程度の重量平均分子
量を有することが好ましく、1万〜30万程度の重量平
均分子量を有することが、更に好ましい。けだし、重量
平均分子量が5000未満の場合には、手指の消毒処理
後に形成されるポリマー被膜にべとつきが出、一方それ
が100万を越える場合には、アルコール系溶剤に対す
る溶解性が悪化するからである。
【0021】なお、ポリビニルアルコールが親水性ポリ
マーとして用いられる場合には、そのけん化度は、通
常、10〜50モル%であることが必要であり、特に2
0〜40モル%であることが好ましい。けん化度が10
モル%未満であると、形成されるポリマー被膜の均一性
を高める効果が不充分となるからであり、また50モル
%を越えると、形成されるポリマー被膜の耐水性が著し
く低下する。加えて、重合度は、300〜2000程度
が好ましく、400〜1500が特に好ましい。けだ
し、重合度が300未満では、ポリマー被膜の水溶性が
増加する恐れが有り、また2000を越えると、手指消
毒用組成物の粘度が高くなり、取り扱い難いからであ
る。
マーとして用いられる場合には、そのけん化度は、通
常、10〜50モル%であることが必要であり、特に2
0〜40モル%であることが好ましい。けん化度が10
モル%未満であると、形成されるポリマー被膜の均一性
を高める効果が不充分となるからであり、また50モル
%を越えると、形成されるポリマー被膜の耐水性が著し
く低下する。加えて、重合度は、300〜2000程度
が好ましく、400〜1500が特に好ましい。けだ
し、重合度が300未満では、ポリマー被膜の水溶性が
増加する恐れが有り、また2000を越えると、手指消
毒用組成物の粘度が高くなり、取り扱い難いからであ
る。
【0022】また、本発明に係る手指消毒用組成物を構
成する殺菌剤としては、水溶性殺菌剤、水不溶性殺菌剤
の何れも、単独で使用され得ると共に、両者の併用も可
能である。水溶性殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジ
ン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ポビドンヨ
ード等があり、水不溶性殺菌剤としては、イルガサンD
P300(スイス国:チバガイギー社製、主成分は2,
4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエ
ーテル)、塩酸クロルヘキシジン等がある。これらの中
から1種又は2種以上が組み合わされて用いられるので
あるが、水不溶性殺菌剤は、水に溶け出すことがなく、
消毒効果の耐久性が特に良いため、水不溶性の殺菌剤を
水溶性の殺菌剤と併用すると、消毒効果の持続性が更に
向上するのである。
成する殺菌剤としては、水溶性殺菌剤、水不溶性殺菌剤
の何れも、単独で使用され得ると共に、両者の併用も可
能である。水溶性殺菌剤としては、塩化ベンザルコニウ
ム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジ
ン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ポビドンヨ
ード等があり、水不溶性殺菌剤としては、イルガサンD
P300(スイス国:チバガイギー社製、主成分は2,
4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエ
ーテル)、塩酸クロルヘキシジン等がある。これらの中
から1種又は2種以上が組み合わされて用いられるので
あるが、水不溶性殺菌剤は、水に溶け出すことがなく、
消毒効果の耐久性が特に良いため、水不溶性の殺菌剤を
水溶性の殺菌剤と併用すると、消毒効果の持続性が更に
向上するのである。
【0023】なお、前記殺菌剤として、ポビドンヨード
等、従来において速乾性擦式消毒法に用いられた場合に
手指表面にべとつきを惹起せしめていた殺菌剤が、用い
られた場合においても、本発明に係る手指消毒用組成物
及びそれを用いた手指消毒方法に従えば、他の殺菌剤と
同様に、手指に何等べとつきを生じることがなく、手指
表面に形成される被膜はさらっとした感触を与え、ポビ
ドンヨード等を手指消毒剤として用いたときの使い勝手
のよさが向上することとなる。また、イルガサンDP3
00(2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジ
フェニルエーテル主成分)が殺菌剤として用いられた場
合には、それがエタノール可溶で水不溶であるポリマー
被膜から溶出し難く、消毒効果の持続性に優れる。な
お、塩酸クロルヘキシジンを殺菌剤として用いる場合に
は、それがエタノールと水の両者に対して共に不溶のた
め、アルコール系溶剤に分散させて用いるようにされ
る。
等、従来において速乾性擦式消毒法に用いられた場合に
手指表面にべとつきを惹起せしめていた殺菌剤が、用い
られた場合においても、本発明に係る手指消毒用組成物
及びそれを用いた手指消毒方法に従えば、他の殺菌剤と
同様に、手指に何等べとつきを生じることがなく、手指
表面に形成される被膜はさらっとした感触を与え、ポビ
ドンヨード等を手指消毒剤として用いたときの使い勝手
のよさが向上することとなる。また、イルガサンDP3
00(2,4,4′−トリクロロ−2′−ヒドロキシジ
フェニルエーテル主成分)が殺菌剤として用いられた場
合には、それがエタノール可溶で水不溶であるポリマー
被膜から溶出し難く、消毒効果の持続性に優れる。な
お、塩酸クロルヘキシジンを殺菌剤として用いる場合に
は、それがエタノールと水の両者に対して共に不溶のた
め、アルコール系溶剤に分散させて用いるようにされ
る。
【0024】かかるイルガサンDP300は、シュード
モナス属菌に対して感受性が十分でないので、塩化ベン
ザルコニウム、ポリヘキサメチレンビグアニド、銀系無
機抗菌剤〔例えば、ゼオライトにイオン交換により銀イ
オンを担持させたもの(品川燃料株式会社製)、燐酸ジ
ルコニウムにイオン交換により銀を担持させたもの(東
亜合成株式会社製)、酸化ケイ素(SiO2 )に銀錯体
を吸着させたもの(松下電器産業株式会社製)等〕等と
併用することも、好ましい。また、イルガサンDP30
0に脂肪酸石鹸を併用することにより、シュードモナス
属菌に対する感受性を増加させることも出来る。
モナス属菌に対して感受性が十分でないので、塩化ベン
ザルコニウム、ポリヘキサメチレンビグアニド、銀系無
機抗菌剤〔例えば、ゼオライトにイオン交換により銀イ
オンを担持させたもの(品川燃料株式会社製)、燐酸ジ
ルコニウムにイオン交換により銀を担持させたもの(東
亜合成株式会社製)、酸化ケイ素(SiO2 )に銀錯体
を吸着させたもの(松下電器産業株式会社製)等〕等と
併用することも、好ましい。また、イルガサンDP30
0に脂肪酸石鹸を併用することにより、シュードモナス
属菌に対する感受性を増加させることも出来る。
【0025】また、前記親水性ポリマーを溶解するため
のアルコール系溶剤としては、エタノール、イソプロパ
ノール等が用いられ得る。そして、殺菌効果の点から、
エタノールを使用する場合には、エタノール濃度が50
〜90重量%であるエタノールが望ましく、中でもエタ
ノール濃度が70〜85重量%であるエタノールが更に
望ましい。また、イソプロパノールを使用する場合に
は、その濃度が50〜80重量%であるイソプロパノー
ルが望ましく、中でも50〜70重量%であるイソプロ
パノールが更に望ましい。そして、この中で、最も望ま
しいアルコール系溶剤は、エタノール濃度が70〜85
重量%の消毒用エタノールである。
のアルコール系溶剤としては、エタノール、イソプロパ
ノール等が用いられ得る。そして、殺菌効果の点から、
エタノールを使用する場合には、エタノール濃度が50
〜90重量%であるエタノールが望ましく、中でもエタ
ノール濃度が70〜85重量%であるエタノールが更に
望ましい。また、イソプロパノールを使用する場合に
は、その濃度が50〜80重量%であるイソプロパノー
ルが望ましく、中でも50〜70重量%であるイソプロ
パノールが更に望ましい。そして、この中で、最も望ま
しいアルコール系溶剤は、エタノール濃度が70〜85
重量%の消毒用エタノールである。
【0026】ところで、本発明に用いられる親水性ポリ
マーは、手指に保水性を付与し、手荒れを防止する効果
があるが、更に水溶性若しくは水不溶性の皮膚保護剤を
添加してもよい。水溶性の皮膚保護剤としては、2−ピ
ロリドン−5−カルボン酸ナトリウム、ポリアミノ酸縮
合物、尿素、レシチン、乳酸ナトリウム、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン、ソルビット、ポリエチ
レングリコール、コレステロール、アラントイン、ヤシ
油脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、ヒアルロン
酸、キトサン等があり、また水不溶性の皮膚保護剤とし
ては、ステアリン酸ナトリウム、アジピン酸イソブチル
等がある。本発明においては、有利には、これらの皮膚
保護剤が、単独又は混合物として用いられるのである。
なお、水に不溶、消毒用エタノール可溶の油性物質、例
えば、ステアリン酸ナトリウム等を添加すると、手指消
毒の耐久性及び手荒れ防止の点で、特に好ましい。これ
らの皮膚保護剤の濃度としては、0.05〜2重量%が
好ましい。
マーは、手指に保水性を付与し、手荒れを防止する効果
があるが、更に水溶性若しくは水不溶性の皮膚保護剤を
添加してもよい。水溶性の皮膚保護剤としては、2−ピ
ロリドン−5−カルボン酸ナトリウム、ポリアミノ酸縮
合物、尿素、レシチン、乳酸ナトリウム、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン、ソルビット、ポリエチ
レングリコール、コレステロール、アラントイン、ヤシ
油脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、ヒアルロン
酸、キトサン等があり、また水不溶性の皮膚保護剤とし
ては、ステアリン酸ナトリウム、アジピン酸イソブチル
等がある。本発明においては、有利には、これらの皮膚
保護剤が、単独又は混合物として用いられるのである。
なお、水に不溶、消毒用エタノール可溶の油性物質、例
えば、ステアリン酸ナトリウム等を添加すると、手指消
毒の耐久性及び手荒れ防止の点で、特に好ましい。これ
らの皮膚保護剤の濃度としては、0.05〜2重量%が
好ましい。
【0027】さらに、本発明に従う手指消毒用組成物に
対して着色剤を添加すると、消毒剤が均一に手指に付着
したかどうかが判別でき、また後に消毒剤が洗い落とせ
たかどうかが分かる。この着色剤としては、生体に対し
て毒性のない顔料、染料が用いられる。例えば、アルフ
ァズリンFG(青色205号)、アリズリンパープルS
S(紫色201号)、スダンブルーB(青色403
号)、アリズロールパープル(紫色401号)、リソー
ルルビンB(赤色201号)、インジゴ等が用いられ得
るのである。これらの着色剤の濃度としては、0.00
5〜0.5重量%が好ましい。
対して着色剤を添加すると、消毒剤が均一に手指に付着
したかどうかが判別でき、また後に消毒剤が洗い落とせ
たかどうかが分かる。この着色剤としては、生体に対し
て毒性のない顔料、染料が用いられる。例えば、アルフ
ァズリンFG(青色205号)、アリズリンパープルS
S(紫色201号)、スダンブルーB(青色403
号)、アリズロールパープル(紫色401号)、リソー
ルルビンB(赤色201号)、インジゴ等が用いられ得
るのである。これらの着色剤の濃度としては、0.00
5〜0.5重量%が好ましい。
【0028】そして、本発明に従う手指消毒用組成物
は、前記アルコール系溶剤に、前記親水性ポリマーが溶
解せしめられ、更に前記殺菌剤が、また必要に応じて前
記皮膚保護剤及び/又は前記着色剤が混合、分散乃至は
溶解せしめられることによって、調製されることとなる
のである。勿論、親水性ポリマーと殺菌剤と、更に必要
に応じて皮膚保護剤及び/又は着色剤とが、同時にアル
コール系溶剤に加えられ、溶解又は分散せしめられた
り、溶剤中で重合した親水性ポリマー溶液に、殺菌剤と
アルコール系溶剤、更に必要に応じて皮膚保護剤及び/
又は着色剤を加えたりすることによって、目的とする手
指消毒用組成物が調製されても、何等差し支えないこと
は、言うまでもないところである。
は、前記アルコール系溶剤に、前記親水性ポリマーが溶
解せしめられ、更に前記殺菌剤が、また必要に応じて前
記皮膚保護剤及び/又は前記着色剤が混合、分散乃至は
溶解せしめられることによって、調製されることとなる
のである。勿論、親水性ポリマーと殺菌剤と、更に必要
に応じて皮膚保護剤及び/又は着色剤とが、同時にアル
コール系溶剤に加えられ、溶解又は分散せしめられた
り、溶剤中で重合した親水性ポリマー溶液に、殺菌剤と
アルコール系溶剤、更に必要に応じて皮膚保護剤及び/
又は着色剤を加えたりすることによって、目的とする手
指消毒用組成物が調製されても、何等差し支えないこと
は、言うまでもないところである。
【0029】なお、上記の如くして調製される本発明に
従う手指消毒用組成物において、その組成物中の親水性
ポリマー濃度は、通常、0.2〜5重量%とされ、望ま
しくは0.5〜4重量%とされる。そして、特に望まし
くは1〜3重量%とされる。けだし、ポリマー濃度が
0.2重量%未満である場合には、ポリマー被膜による
殺菌剤の固定化効果が不十分となるからであり、一方、
5重量%を越える場合には、ポリマー被膜の剛性が上が
り、手指の動きに伴うごわごわとした不快感を生じさせ
る恐れがあるからである。
従う手指消毒用組成物において、その組成物中の親水性
ポリマー濃度は、通常、0.2〜5重量%とされ、望ま
しくは0.5〜4重量%とされる。そして、特に望まし
くは1〜3重量%とされる。けだし、ポリマー濃度が
0.2重量%未満である場合には、ポリマー被膜による
殺菌剤の固定化効果が不十分となるからであり、一方、
5重量%を越える場合には、ポリマー被膜の剛性が上が
り、手指の動きに伴うごわごわとした不快感を生じさせ
る恐れがあるからである。
【0030】また、かかる手指消毒用組成物において、
その組成物中の殺菌剤の濃度は、通常、用いられる殺菌
剤の種類に依存する。例えば、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム、又はグルコン酸クロルヘキシジン
を殺菌剤として用いる場合には、通常、0.01〜1重
量%とされ、望ましくは0.1〜0.3重量%とされ
る。また、ポビドンヨードを殺菌剤として用いる場合に
は、通常、0.1〜4重量%(有効ヨウ素濃度0.01
〜0.4重量%)とされ、望ましくは0.3〜2重量%
(有効ヨウ素濃度0.03〜0.2重量%)とされる。
更に、イルガサンDP300(主成分は2,4,4′−
トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエーテル)を
殺菌剤として用いる場合には、通常、0.3〜3重量%
とされ、塩酸クロルヘキシジンを殺菌剤として用いる場
合には、通常、0.02〜0.5重量%とされ、望まし
くは0.05〜0.3重量%とされる。
その組成物中の殺菌剤の濃度は、通常、用いられる殺菌
剤の種類に依存する。例えば、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム、又はグルコン酸クロルヘキシジン
を殺菌剤として用いる場合には、通常、0.01〜1重
量%とされ、望ましくは0.1〜0.3重量%とされ
る。また、ポビドンヨードを殺菌剤として用いる場合に
は、通常、0.1〜4重量%(有効ヨウ素濃度0.01
〜0.4重量%)とされ、望ましくは0.3〜2重量%
(有効ヨウ素濃度0.03〜0.2重量%)とされる。
更に、イルガサンDP300(主成分は2,4,4′−
トリクロロ−2′−ヒドロキシジフェニルエーテル)を
殺菌剤として用いる場合には、通常、0.3〜3重量%
とされ、塩酸クロルヘキシジンを殺菌剤として用いる場
合には、通常、0.02〜0.5重量%とされ、望まし
くは0.05〜0.3重量%とされる。
【0031】そして、このようにして得られた本発明に
従う手指消毒用組成物を用いて手指を消毒処理するに際
しては、手指の表面に、殺菌剤を含んだポリマーの被膜
を形成させ得る方法であれば、何れの方法をも採用する
ことが出来る。例えば、ラビング法を採用すれば、手掌
に、本発明に従う手指消毒用組成物を約3ml程度取
り、乾燥するまで両手をよく擦り合わせることで、ポリ
マー被膜を形成させ得るのである。また、スプレー法に
よって、手指消毒用組成物を吹き付け、そのまま乾燥さ
せることにより、ポリマー被膜を手指表面に形成させる
ことも、可能である。
従う手指消毒用組成物を用いて手指を消毒処理するに際
しては、手指の表面に、殺菌剤を含んだポリマーの被膜
を形成させ得る方法であれば、何れの方法をも採用する
ことが出来る。例えば、ラビング法を採用すれば、手掌
に、本発明に従う手指消毒用組成物を約3ml程度取
り、乾燥するまで両手をよく擦り合わせることで、ポリ
マー被膜を形成させ得るのである。また、スプレー法に
よって、手指消毒用組成物を吹き付け、そのまま乾燥さ
せることにより、ポリマー被膜を手指表面に形成させる
ことも、可能である。
【0032】
【実施例】以下に、本発明を更に具体的に明らかにする
ために、本発明の幾つかの実施例を示すこととするが、
本発明が、そのような実施例の記載によって何等の制約
をも受けるものでないことは、言うまでもないところで
ある。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更に
は上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変
更、修正、改良等を加え得るものであることが、理解さ
れるべきである。
ために、本発明の幾つかの実施例を示すこととするが、
本発明が、そのような実施例の記載によって何等の制約
をも受けるものでないことは、言うまでもないところで
ある。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更に
は上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しな
い限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変
更、修正、改良等を加え得るものであることが、理解さ
れるべきである。
【0033】実施例 1 先ず、攪拌子を入れ、ジムロート冷却器を装着した30
0mlの丸底フラスコ内を十分に窒素置換した後、蒸留
した2−ヒドロキシエチルメタクリレート(和光純薬工
業株式会社製、試薬一級):10.02g、2,2′−
アゾビスイソブチロニトリル(和光純薬工業株式会社
製、試薬特級):0.10g及び消毒用エタノール(甘
糟化学産業株式会社製、日本薬局方):100mlを加
え、マグネチックスターラーで攪拌して、2,2′−ア
ゾビスイソブチロニトリルを溶解させた後、オイルバス
を使用し、60°Cで6時間、80°Cで6時間、更に
100°Cで3時間加熱攪拌して重合を行なった。放冷
後、粘性のあるポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレー
トの消毒用エタノール溶液が得られた。
0mlの丸底フラスコ内を十分に窒素置換した後、蒸留
した2−ヒドロキシエチルメタクリレート(和光純薬工
業株式会社製、試薬一級):10.02g、2,2′−
アゾビスイソブチロニトリル(和光純薬工業株式会社
製、試薬特級):0.10g及び消毒用エタノール(甘
糟化学産業株式会社製、日本薬局方):100mlを加
え、マグネチックスターラーで攪拌して、2,2′−ア
ゾビスイソブチロニトリルを溶解させた後、オイルバス
を使用し、60°Cで6時間、80°Cで6時間、更に
100°Cで3時間加熱攪拌して重合を行なった。放冷
後、粘性のあるポリ2−ヒドロキシエチルメタクリレー
トの消毒用エタノール溶液が得られた。
【0034】次に、この得られたポリ2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートの消毒用エタノール溶液:15g、
グルコン酸クロルヘキシジン20%溶液(和光純薬工業
株式会社製、試薬一級):1.5g、消毒用エタノール
(甘糟化学産業株式会社製、日本薬局方):83.5g
を混合して、本発明に従う手指消毒剤Aを調製した。一
方、比較例として、上記と同様のグルコン酸クロルヘキ
シジン:1.5g、消毒用エタノール:98.5gを混
合して、手指消毒剤Bを調製した。
チルメタクリレートの消毒用エタノール溶液:15g、
グルコン酸クロルヘキシジン20%溶液(和光純薬工業
株式会社製、試薬一級):1.5g、消毒用エタノール
(甘糟化学産業株式会社製、日本薬局方):83.5g
を混合して、本発明に従う手指消毒剤Aを調製した。一
方、比較例として、上記と同様のグルコン酸クロルヘキ
シジン:1.5g、消毒用エタノール:98.5gを混
合して、手指消毒剤Bを調製した。
【0035】続いて、被験者2名につき、左手の人指し
指及び中指と右手の小指及び薬指に手指消毒剤Aをスプ
レーし、そのまま風乾した。なお、手指表面のべとつき
は全く認められなかった。また、左手の薬指及び小指と
右手の中指及び人指し指に手指消毒剤Bをスプレーし、
同様にして風乾した。そして、手指消毒剤を手指にスプ
レーする前、及びスプレーした5分後のそれぞれに、被
験者2名の左手及び右手の人指し指、中指、薬指、小指
を、左右別々に、平板寒天培地に押し付けた。この後、
2名の被験者は、通常の軽作業を実施した。この間、1
時間後、2時間後、3時間後に、上と同様にして、各指
を平板寒天培地に押し付けた。指を押し付けた寒天培地
は、30°Cで三日間培養し、コロニー数を調べた。結
果を、下記表1に示す。更に、別の日に、手指消毒剤
A、Bをスプレーする指を入れ替えて、同様の実験を行
った。その結果を、下記表2に示す。
指及び中指と右手の小指及び薬指に手指消毒剤Aをスプ
レーし、そのまま風乾した。なお、手指表面のべとつき
は全く認められなかった。また、左手の薬指及び小指と
右手の中指及び人指し指に手指消毒剤Bをスプレーし、
同様にして風乾した。そして、手指消毒剤を手指にスプ
レーする前、及びスプレーした5分後のそれぞれに、被
験者2名の左手及び右手の人指し指、中指、薬指、小指
を、左右別々に、平板寒天培地に押し付けた。この後、
2名の被験者は、通常の軽作業を実施した。この間、1
時間後、2時間後、3時間後に、上と同様にして、各指
を平板寒天培地に押し付けた。指を押し付けた寒天培地
は、30°Cで三日間培養し、コロニー数を調べた。結
果を、下記表1に示す。更に、別の日に、手指消毒剤
A、Bをスプレーする指を入れ替えて、同様の実験を行
った。その結果を、下記表2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】かかる表1及び表2の結果より、消毒後、
時間の経過につれて、比較例のコロニー数が増加するの
に対して、本発明例のコロニー数は、消毒直後と殆ど変
わらず、本発明に従う手指消毒用組成物及び本発明に従
う手指消毒方法による消毒効果が、長時間に亘って保持
され得ることが、明らかである。
時間の経過につれて、比較例のコロニー数が増加するの
に対して、本発明例のコロニー数は、消毒直後と殆ど変
わらず、本発明に従う手指消毒用組成物及び本発明に従
う手指消毒方法による消毒効果が、長時間に亘って保持
され得ることが、明らかである。
【0039】実施例 2 本発明例として、イソジン液(明治製菓株式会社製、1
ml中にポビドンヨード100mg含有):5g、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート:90モル%とメタク
リル酸:10モル%の共重合体の10%消毒用エタノー
ル溶液:5g及び消毒用エタノール:40gを混合し、
手指消毒剤Cを調製した。また、イソジン液:5gと消
毒用エタノール(甘糟化学産業株式会社製):45gを
混合して、手指消毒剤Dを調製し、比較例とした。
ml中にポビドンヨード100mg含有):5g、2−
ヒドロキシエチルメタクリレート:90モル%とメタク
リル酸:10モル%の共重合体の10%消毒用エタノー
ル溶液:5g及び消毒用エタノール:40gを混合し、
手指消毒剤Cを調製した。また、イソジン液:5gと消
毒用エタノール(甘糟化学産業株式会社製):45gを
混合して、手指消毒剤Dを調製し、比較例とした。
【0040】そして、この得られた手指消毒剤Dを速乾
性擦式手指消毒剤として、ラビング法により、手指消毒
を実施したところ、乾燥後にべとつきが有り、実用上難
点があった。一方、手指消毒剤Cについて、同様の試験
を行ったところ、べとつきは全くなく、殺菌剤としてポ
ビドンヨードを含む速乾性擦式手指消毒剤として用いて
も有用であることが判明した。
性擦式手指消毒剤として、ラビング法により、手指消毒
を実施したところ、乾燥後にべとつきが有り、実用上難
点があった。一方、手指消毒剤Cについて、同様の試験
を行ったところ、べとつきは全くなく、殺菌剤としてポ
ビドンヨードを含む速乾性擦式手指消毒剤として用いて
も有用であることが判明した。
【0041】実施例 3 消毒用エタノール(甘糟化学産業株式会社製、日本薬局
方):48.5g、グルコン酸クロルヘキシジン20%
液(和光純薬工業株式会社製、試薬一級):0.75
g、低けん化度ポリビニルアルコールLM10H(株式
会社クラレ製、けん化度43.6モル%):0.75g
を混合溶解し、手指消毒剤を調製した。これに、着色料
として、インジゴ(和光純薬工業株式会社製、試薬特
級)を超音波処理により分散させた。そして、この得ら
れた手指消毒剤を用い、ラビング法により手指消毒を行
った。乾燥後、べとつきは何等認められず、手指表面に
被膜が形成されているのが認められた。また、ポリビニ
ルアルコールLM10Hの代わりに、LM15(株式会
社クラレ製、けん化度32.4モル%)を用いた場合に
も、同様な結果が得られた。
方):48.5g、グルコン酸クロルヘキシジン20%
液(和光純薬工業株式会社製、試薬一級):0.75
g、低けん化度ポリビニルアルコールLM10H(株式
会社クラレ製、けん化度43.6モル%):0.75g
を混合溶解し、手指消毒剤を調製した。これに、着色料
として、インジゴ(和光純薬工業株式会社製、試薬特
級)を超音波処理により分散させた。そして、この得ら
れた手指消毒剤を用い、ラビング法により手指消毒を行
った。乾燥後、べとつきは何等認められず、手指表面に
被膜が形成されているのが認められた。また、ポリビニ
ルアルコールLM10Hの代わりに、LM15(株式会
社クラレ製、けん化度32.4モル%)を用いた場合に
も、同様な結果が得られた。
【0042】実施例 4 市販の速乾性擦式消毒剤ウエルパス(丸石製薬株式会社
製、100ml中エタノール:80ml、塩化ベンザル
コニウム:0.2g及び添加物として香料含有):70
gをとり、これに実施例1で製造したポリ2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートの消毒用エタノール溶液:30
gを混合することにより、本発明に従う手指消毒用組成
物を調製した。
製、100ml中エタノール:80ml、塩化ベンザル
コニウム:0.2g及び添加物として香料含有):70
gをとり、これに実施例1で製造したポリ2−ヒドロキ
シエチルメタクリレートの消毒用エタノール溶液:30
gを混合することにより、本発明に従う手指消毒用組成
物を調製した。
【0043】この得られた手指消毒用組成物を用い、ラ
ビング法により手指消毒を行った結果、手指の表面に
は、ポリマーの被膜が形成されたのが認められたが、べ
とつき等不都合な点は、全く認められなかった。この被
膜は手を水に漬けただけでは除去されず、石鹸を用いて
手指を擦り洗いすることにより除去された。また、ラビ
ング法によらず、上記消毒剤を手指にスプレーし、その
まま乾燥させることによっても、強固な被膜が形成され
た。
ビング法により手指消毒を行った結果、手指の表面に
は、ポリマーの被膜が形成されたのが認められたが、べ
とつき等不都合な点は、全く認められなかった。この被
膜は手を水に漬けただけでは除去されず、石鹸を用いて
手指を擦り洗いすることにより除去された。また、ラビ
ング法によらず、上記消毒剤を手指にスプレーし、その
まま乾燥させることによっても、強固な被膜が形成され
た。
【0044】このように、本発明に従う手指消毒用組成
物及びそれを用いた手指消毒方法は、市販の速乾性擦式
消毒剤にも適用され得、その消毒効果の持続性を向上し
得る効果をも有するのである。
物及びそれを用いた手指消毒方法は、市販の速乾性擦式
消毒剤にも適用され得、その消毒効果の持続性を向上し
得る効果をも有するのである。
【0045】実施例 5 実施例1で得られたポリ2−ヒドロキシエチルメタクリ
レートの消毒用エタノール溶液:10g、イルガサンD
P300:0.3g、消毒用エタノール(甘糟化学産業
株式会社製、日本薬局方):89.7gを混合溶解し
て、本発明に従う手指消毒用組成物を調製した。
レートの消毒用エタノール溶液:10g、イルガサンD
P300:0.3g、消毒用エタノール(甘糟化学産業
株式会社製、日本薬局方):89.7gを混合溶解し
て、本発明に従う手指消毒用組成物を調製した。
【0046】この得られた手指消毒用組成物を用い、ラ
ビング法により手指消毒を行った結果、手指の表面に
は、ポリマーの被膜が形成されたのが認められた。この
後、手指を擦り合わせても、イルガサンDP300の粉
末の脱落は認められず、イルガサンDP300が固定さ
れていることが確かめられた。
ビング法により手指消毒を行った結果、手指の表面に
は、ポリマーの被膜が形成されたのが認められた。この
後、手指を擦り合わせても、イルガサンDP300の粉
末の脱落は認められず、イルガサンDP300が固定さ
れていることが確かめられた。
Claims (6)
- 【請求項1】 水に不溶で、用いられる溶媒たるアルコ
ール系溶剤には可溶の、フィルム形成能を有する親水性
ポリマーと、殺菌剤と、50重量%を越える割合のアル
コール系溶剤とを含んでなる手指消毒用組成物。 - 【請求項2】 前記親水性ポリマーが、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレートの単独重合体若しくは共重合体、
又はけん化度が10〜50モル%のポリビニルアルコー
ルである請求項1に記載の手指消毒用組成物。 - 【請求項3】 前記親水性ポリマーが、0.2〜5重量
%の濃度において存在せしめられる請求項1又は請求項
2に記載の手指消毒用組成物。 - 【請求項4】 前記殺菌剤が、ポビドンヨードである請
求項1乃至請求項3の何れかに記載の手指消毒用組成
物。 - 【請求項5】 前記殺菌剤が、2,4,4′−トリクロ
ロ−2′−ヒドロキシジフェニルエーテルを含む請求項
1乃至請求項4の何れかに記載の手指消毒用組成物。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の
手指消毒用組成物を用いて、手指を処理することによ
り、かかる手指の表面に、殺菌剤を含んだ前記親水性ポ
リマーの被膜を形成せしめることを特徴とする手指消毒
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022854A JPH08215291A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022854A JPH08215291A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215291A true JPH08215291A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12094311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7022854A Pending JPH08215291A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08215291A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009515569A (ja) * | 2005-10-18 | 2009-04-16 | オーガノジェネシス・インコーポレイテッド | 抗菌性コラーゲン構築物 |
| JP2022055266A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | サンスター株式会社 | 消毒用液体組成物 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7022854A patent/JPH08215291A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009515569A (ja) * | 2005-10-18 | 2009-04-16 | オーガノジェネシス・インコーポレイテッド | 抗菌性コラーゲン構築物 |
| JP2022055266A (ja) * | 2020-09-28 | 2022-04-07 | サンスター株式会社 | 消毒用液体組成物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1136014C (zh) | 用于皮肤表面的外科手术部位用制剂组合物 | |
| JP2533723B2 (ja) | 速乾性ゲルタイプ手指消毒剤 | |
| EP3224300B1 (en) | Surface disinfectant with residual biocidal property | |
| EP3064065B1 (en) | Antiseptic compositions and methods | |
| EP1769824B1 (en) | Quick-drying disinfectant gel for hands | |
| US20120141396A1 (en) | Skin disinfectant with quaternary ammonium polymers | |
| US20090117164A1 (en) | Disinfectant with Durable Activity Based on Alcohol-Soluble Quaternary Ammonium Polymers and Copolymers | |
| JP2011511103A (ja) | 殺菌性アルコール可溶性第四級アンモニウムポリマー | |
| AU2002367455A1 (en) | Antiseptic compositions and methods | |
| WO2001001994A1 (en) | Water resistant film-forming antimicrobial skin-preparation | |
| AU2002357790A1 (en) | Film-forming compositions and methods | |
| WO2003061721A1 (en) | Film-forming compositions and methods | |
| JP3592080B2 (ja) | 粘稠な速乾性殺菌消毒剤 | |
| JP2005508876A (ja) | 感染制御システム | |
| JP3499882B2 (ja) | 粘性すり込み用消毒剤 | |
| JPH08215291A (ja) | 手指消毒用組成物及びそれを用いた手指消毒方法 | |
| JPH072615A (ja) | 抗菌性消毒剤含浸布 | |
| JP2661783B2 (ja) | 擦式手指消毒用医薬品組成物 | |
| JP5359059B2 (ja) | 外皮用防菌皮膜形成剤 | |
| JPH07324012A (ja) | 消毒剤組成物及びそれを用いた消毒方法 | |
| Paulson | Topical antimicrobials: classification and performance | |
| CN101291580A (zh) | 季铵聚合物和共聚物的消毒剂 | |
| Paulson | Antimicrobials: Topical Performance | |
| JPH07324005A (ja) | 消毒剤組成物及びそれを用いた消毒方法 | |
| MX2008002346A (en) | Disinfectant with quaternary ammonium polymers and copolymers |