JPH08216015A - 数値制御ホーニング装置 - Google Patents

数値制御ホーニング装置

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JPH08216015A
JPH08216015A JP4908095A JP4908095A JPH08216015A JP H08216015 A JPH08216015 A JP H08216015A JP 4908095 A JP4908095 A JP 4908095A JP 4908095 A JP4908095 A JP 4908095A JP H08216015 A JPH08216015 A JP H08216015A
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秀仁 三浦
Shuji Takeda
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Ikegai Corp
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FUJI MACH KOGYO KK
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーニング工具の径方向の制御を可能とする
ことによってホーニング砥石の摩耗等による影響を受け
ることなく高精度の穴加工を行なえるようにした。 【構成】 ホーニングユニットを、先端部にホーニング
ユニットを装着して回転する主軸と、この主軸に貫通し
て設けられた制御軸に、数値制御によって主軸と相対的
な回転を与えるホーニングユニット制御機構とを有し、
前記ホーニングユニットが、前記制御軸と係合し、前記
制御軸とともに回転する連結軸、この連結軸の先端に形
成されたねじとかみ合い連結軸の回転によって軸方向に
移動を行なうナット、このナットと連接し軸方向に移動
を行なう径方向制御軸、この径方向制御軸の周面に配設
され、径方向制御軸の軸方向への移動によってホーニン
グ砥石が径方向に移動するホーニング工具とからなり、
前記主軸の回転中であってもホーニング工具の径方向の
制御を可能としたことを特徴とした数値制御ホーニング
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホーニング加工中に、
砥石の径方向調整を行なえるようにした数値制御ホーニ
ング装置に関し、特に、マシニングセンタや中ぐり盤等
に、交換可能に装着して使用できるようにした数値制御
ホーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種工作物に対する穴あけ加工
は、マシニングセンタあるいは中ぐり盤等を用いて中ぐ
り(穴あけ)を行なった後、ホーニング盤を用いて穴の
円筒内面に対する仕上げ加工を行なっている。この場合
におけるホーニング加工は、加工径に対応してあらかじ
め用意された粗加工用,中仕上加工用及び仕上加工用の
ホーニング工具を順次交換しながら行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、穴
あけ加工を行なうには、中ぐり用の工作機械とホーニン
グ加工用の工作機械を別個に用意し、それぞれの工作機
械において別々に加工を行なっていた。このため、二種
類の工作機械を用意しなければならないとともに、二度
の段取り工程を必要としていた。
【0004】また、ホーニング加工を行なうには、上述
したように、加工する穴径に対応した複数の工具を用意
しなければならないとともに、加工工程が変わるたびに
使用工具を交換する必要があった。
【0005】このように、従来の穴あけ加工には、設備
の効率化及び作業性等の観点からすると大きな改善の余
地があった。さらに、ホーニング時の加工精度は、用意
されたホーニング工具によって決まることから、ホーニ
ング砥石に摩耗等があるとその影響を大きく受けて加工
精度が低下するとともに、ホーニング砥石の摩耗に対し
てはなんら対策も講じることができなかった。
【0006】本発明は上記の事情にかんがみてなされた
ものであり、工具の径方向制御機能を有する工作機械を
利用することによって、一台の工作機械で、しかも一本
の中ぐり工具と、他の一本のホーニング工具のみで穴あ
けに必要な一連の加工を行なえるようにして、設備の効
率化及び作業性の効率化を図ることができるようにした
数値制御ホーニング装置の提供を目的とする。また、本
発明は、ホーニング工具の径方向の制御を可能とするこ
とによって、一本のホーニング工具で粗,中仕上及び仕
上の各加工を行えるようにし、かつまた、ホーニング砥
石の摩耗等による寸法誤差を修正しながら高精度の穴加
工を行なえるようにした数値制御ホーニング装置の提供
を目的とする。
【0007】なお、工具の径方向制御機能を有する工作
機械によって回転工具の径方向切込み制御を行なう装置
として、特公昭62−42726号で開示されているも
のがある。この回転工具の径方向の切込み制御を行なう
装置は、主軸に偏心機構を内蔵していないので、主軸の
剛性の低下や、主軸の外径を特に増大することがなく、
しかも、従来の主軸に偏心機構を内蔵した方式に比べて
より大きな径方向の切込みの制御を行なえるといった優
れた特徴を有している。
【0008】しかしながら、上記装置は、主として穴加
工に用いる中ぐり用の回転工具を対象としたものであっ
て、ホーニング工具のように、砥石を保持具の円周上に
複数個取付けてあるような工具の半径方向への制御を行
なうことはできなかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の数値制御ホーニング装置は、ホーニングユ
ニットと、先端部にホーニングユニットを装着して回転
する主軸と、この主軸に貫通して設けられた制御軸に、
数値制御によって主軸と相対的な回転を与えるホーニン
グユニット制御機構とを有し、前記ホーニングユニット
が、前記制御軸と係合し、前記制御軸とともに回転する
連結軸、この連結軸の先端に形成されたねじとかみ合い
連結軸の回転によって軸方向に移動を行なうナット、こ
のナットと連接し軸方向に移動を行なう径方向制御軸、
この径方向制御軸の周面に配設され、径方向制御軸の軸
方向への移動によってホーニング砥石が径方向に移動す
るホーニング工具とからなり、前記主軸の回転中であっ
てもホーニング工具の径方向の制御を可能とした構成と
してある。
【0010】また、請求項2に記載の数値制御ホーニン
グ装置は、前記径方向制御軸がくさび形をしており、前
記ホーニング工具が、複数に分割され、前記くさび形を
した径方向制御軸の斜面に摺接配置された径方向へ移動
可能な砥石ホルダと、これら砥石ホルダの外面に取り付
けられたホーニング砥石と、前記複数に分割された砥石
ホルダを常時中心方向に付勢するよう束ねる弾性リング
からなる構成としてある。
【0011】また、請求項3に記載の数値制御ホーニン
グ装置は、前記主軸及び前記ホーニングユニット制御機
構が、各種工具を主軸に交換可能に装着して回転させる
工作機械に内蔵されており、前記ホーニングユニットが
この工作機械の主軸に装着されたときに数値制御ホーニ
ング装置を構成するとともに、前記工作機械が工具の交
換に先立って前記主軸と制御軸を所定の基準角度位置に
停止させる位置検出手段を有している構成としてある。
【0012】さらに、請求項4に記載の数値制御ホーニ
ング装置は、前記ホーニングユニット制御機構が、前記
制御軸を主軸と同期して回転させる制御歯車群と、この
制御歯車群の中間に介装した差動歯車と、この差動歯車
を介して前記制御軸に所望の回転を付与するサーボモー
タとからなり、前記ホーニングユニットが、上記工作機
械の主軸に装着されたときに前記連結軸の回転を可能と
する錠止手段を具備する構成としてある。
【0013】
【作用】本発明の数値制御ホーニング装置によれば、ホ
ーニングユニット制御機構によって径方向制御軸を軸方
向に移動させるとホーニング工具の砥石が径方向に移動
する。これにより、ホーニング工具における砥石径の連
続的な調整が可能となり、一本のホーニング工具で粗,
中仕上及び仕上の各加工を行なえるとともに、ホーニン
グ砥石の摩耗に起因する加工誤差を容易に修正すること
ができる。
【0014】また、本発明の数値制御ホーニング装置
は、ホーニングユニット制御機構として、工具の径方向
制御機能を備えた工作機械に内蔵してある制御機構を用
いることによって、中ぐり工具等の径方向制御と同様に
してホーニング工具の径方向制御を行なっている。これ
により、一台の工作機械で中ぐり加工からホーニング加
工までを連続して行なうことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の数値制御ホーニング装置を、
マシニングセンタにホーニングユニットを取り付けて構
成した実施例にもとづいて説明する。図1はホーニング
ユニットの断面図を示し、図2及び図3はマシニングセ
ンタ内に組み込まれているホーニングユニットの制御機
構と、ホーニングユニットを制御系に連結する機構の構
成を示す断面図である。
【0016】[ホーニングユニットの制御機構]まず、
図2及び図3によってマシニングセンタの内部に組み込
まれているホーニングユニットの制御機構の構成につい
て説明する。主軸頭1には、主軸2が回転自在に支承さ
れており、この主軸2は、図示しない駆動機構によって
回転駆動される。これにより、主軸2は加工のための高
速回転を行なう。また、主軸2の貫通孔内には、後述す
るドローバー23が挿設してあり、さらに、ドローバー
23の貫通孔内には、上述する制御軸24が挿設してあ
る。
【0017】また、主軸2の後端部には歯車3が取り付
けてあり、この歯車3は制御歯車箱4に回転自在に軸支
されている歯車5をアイドル歯車として歯車6と連接し
ている。歯車6は、差動歯車箱7に回転自在に軸支され
ている軸8に固定されており、差動歯車箱7内の歯車9
と連接している。
【0018】ここで、制御歯車箱4は、主軸頭1に固定
されており、差動歯車箱7は、制御歯車箱4に軸受10
及び11によって回転自在に軸支されている。歯車9
は、差動歯車箱7に回転自在に軸支されている軸12に
取り付けられた歯車13とかみ合っている。また、この
軸12に取り付けられた歯車14は、差動歯車箱7の回
転中心と同心である貫通穴に軸受16及び17によって
軸支されている軸18に固定されている歯車15にかみ
合っている。したがって、歯車14の回転は、軸18を
介して差動歯車箱7の外部においてその軸18の上に固
定された歯車19に伝達される。
【0019】さらに、歯車19の回転は、制御歯車箱4
に回転自在に軸支された軸20に取り付けられた歯車2
1をアイドル歯車として歯車22に伝えられる。この歯
車22は、スリーブ状に形成してあり、その貫通孔には
制御軸24が滑りキー25を介して軸方向にスライド
し、かつ歯車22とともに回転するように支持されてい
る。また、歯車22は、前部が、ドローバー23に固定
されているナットピース26に軸受27,28及び29
によって回転自在に軸支されており、後部が、制御歯車
箱4に、軸受30によって回転自在に軸支されると共に
滑りキー31によって軸方向にスライドするように支持
されている。
【0020】一方、制御歯車箱4に取り付けられている
制御用サーボモータ40の出力軸にキーによって連結さ
れるとともに、制御歯車箱4に軸受41及び42によっ
て回転自在に軸支されている歯車43は、差動歯車箱7
に固定されている歯車44とかみ合っている。したがっ
て、サーボモータ40の回転により差動歯車箱7が回転
する。
【0021】ここで、歯車3,6,9,14,15,1
9及び22の歯数は、回転主軸2と、制御軸24との間
において回転速度比が1:1になっている。これによ
り、サーボモータ40が回転しない場合には、回転主軸
2と制御軸24とは同期回転し、サーボモータ40が回
転する場合には、その回転は歯車43を介して歯車44
に伝達され、差動歯車箱7を回転させ、軸8の回転角に
差動歯車箱7の回転角、すなわち、軸12の公転角と、
歯車9,13,14及び15によって決定される回転角
とが重畳された回転角が軸18に出力され、この出力が
歯車19及び21を経て歯車22に伝達される。その結
果、送りサーボモータ40によって制御された回転角
が、制御軸24と主軸2との間に所望の相対速度で所望
の相対回転を生じさせる。
【0022】[連結機構]次に、ホーニングユニットを
主軸に装着させ、上述したホーニングユニット制御機構
と連結させる機構の構成について説明する。制御軸24
の後部は、工具クランプ用シリンダ50のピストン51
を貫通し、制御軸の係脱用シリンダ54のピストン54
aと連結する軸受53に回転自在に支承されている。し
たがって、係脱用シリンダ54のピストン54aを主軸
2の先端の側に前進させると、図3に示す、制御軸24
の先端に設けた係合用の凹部24aが、主軸2の先端部
テーパ穴2a内に装着されているホーニングユニット1
00(後で詳細に説明する)のプルスタッド101の貫
通孔に設けた連結軸102の係合部102aと連結し、
係脱用シリンダ54のピストン54aが後退すると両軸
24,102の係合部24a,102aの連結が解除さ
れる。このとき、係脱用シリンダ54のピストン54a
の前進及び後退のストロークエンドは、それぞれ、シリ
ンダ54の後部に取り付けられた近接スイッチ55及び
56によってその係合,離脱の位置を検出し、確認をす
るようにしてある。
【0023】また、連結時における制御軸24は、サー
ボモータ40によって所定の角度位置に位置決めされ、
連結部の凹部24aが、ホーニングユニット100の主
軸2への装着時に位置決めされている連結軸102の係
合凸部102aと同じ位相となるようにされている。こ
のときの角度位置は、回転角度位置検出用近接スイッチ
57によって検出される。
【0024】ホーニングユニット100のクランプ及び
アンクランプは、工具クランプ用シリンダ50のピスト
ン51を前進させ、歯車22及びナットピース26を通
じドローバ23を主軸2の先端部方向に移動させたとき
にホーニングユニット100の緊締を解いて押し出す。
一方、ピストン51が後退して歯車22及びナットピー
ス26をフリー状態にすると、ドローバー23が、さら
ばね58によって主軸2の後端部方向に引かれ、ホーニ
ングユニット100を主軸2に緊締する。
【0025】上述したホーニングユニット制御機構と連
結機構は、中ぐり工具等の径方向切込み制御を行なう場
合に用いる径方向制御機構及び連結機構と同様のもので
ある。
【0026】[ホーニングユニット]次に、マシニング
センタの主軸2に、図示しない自動工具交換装置などに
よって着脱自在に装着されるホーニングユニットを、図
1によって説明する。図3に示すように、ホーニングユ
ニット100は、主軸2の回転中心線Sと同心であっ
て、プルスタット101の貫通孔を貫通し、テーパシャ
ンク部103の内部で軸受104に回転自在に支承され
た連結軸102を有している。この連結軸102の後端
には、前記したように主軸2に挿設され制御軸24の先
端係合部24aと係合する係合部102aが形成してあ
り、先部には、キーによって歯車106が固定してあ
る。
【0027】また、制御軸45のさらに先端には、ねじ
105が形成してあり、このねじ105にはナット15
1がかみ合っている。ナット151は、テーパシャンク
部103と結合するナットボディ152の内部に、滑り
キー151aによって連結軸102の軸方向にスライド
のみ可能な状態で設けられている。
【0028】また、ナットボディ152の先端側には、
中空状のホーニングバー154が結合してあり、このホ
ーニングバー154の先端にはホルダガイド160が結
合してある。このホルダガイド160も中空状に形成し
てあり、かつ、その先端には軸線と直交する方向にあり
溝状のガイド部160aが形成してある。
【0029】これらナットボディ152,ホーニングバ
ー154及びホルダガイド160の各貫通孔には、ナッ
ト151に固定された第二連結軸153が移動可能に貫
通している。この第二連結軸153のホルダガイド16
0側の端部にはくさび形をした径方向制御軸155が固
定してある。
【0030】砥石ホルダ156は、ホルダガイド160
のガイド部160aと同方向に二分割された状態で、径
方向制御軸155のくさび面に摺接配置してあり、その
首部156aはあり状に形成してあって、あり溝状のガ
イド部160aにガイドされつつ径方向に移動可能とな
っている。また、二分割された砥石ホルダ156は弾性
リング157及び158によって、常時、中心方向へ付
勢されつつ束ねられており、かつ、それぞれの砥石ホル
ダ156の外周にはホーニング砥石159が取り付けて
ある。
【0031】したがって、径方向制御軸155がその軸
線方向(左右)に移動すると、砥石ホルダ156がホル
ダガイドに沿って径方向に移動し、ホーニング砥石15
9の径を変化させる。なお、砥石ホルダ156、弾性リ
ング157,158及びホーニング砥石159は、全体
でホーニング工具を構成している。
【0032】このホーニングユニット100の主軸2の
着脱時には、回転角度位置検出器301及び302の検
出によって、あらかじめ所定角度位置に割出された(主
軸オリエンテーション)主軸2の先端部係合駆動キー1
30に、ホーニングユニット100のテーパシャンク1
03のグリップ部のキー溝131が自動工具交換時に入
るようになっている。これにより、図5に示すように、
テーパシャンク103に設けられているピン132の先
端部132aが主軸2のキー130の先端部に押し当て
られるので、ピン132はばね133に抗して図中左方
向にスライドする。
【0033】その結果、ピン132に取り付けられてい
る溝カム用ピン134が、図5中左方向にスライドし、
歯車106の所定位置における歯溝内に飛び込んでいる
溝カム付のロックピン135を放射方向に移動させて引
き抜き連結軸102を回転可能な状態とする。すなわ
ち、連結軸102をホーニングユニット100が主軸2
と離脱状態のときの鎖錠状態から、回転可能な状態に解
除する。
【0034】ホーニングユニット100が主軸2から取
り外されたときは、主軸2の先端からホーニングユニッ
ト100が離れるとスライドピン132がフリー状態に
なり、ばね133によって溝カム用ピン134が押し出
され、ロックピン135が溝カムによって歯車106の
所定位置の歯溝に飛び込み、鎖錠状態となる。
【0035】次に、上記した本実施例のホーニング装置
の動作について説明する。 (1)工具交換指令が出されると、主軸2は、検出器3
01及び302の検出信号によって定位置に割出されて
いる(先端キー130が一定位置に位置決めされる)。 (2)サーボモータ40によって制御軸24は、基準角
度位置θ=0に位置決めされる(制御軸24の凹部24
aが、一定位置に位置決めされる工具保持具100の基
準角度位置に対応する位置)。 (3)制御軸24は、係脱用シリンダ54によって係合
の外れた位置にある。すなわち、ピストン54aは図2
において右端に後退している。 (4)ドローバー23は、アンクランプ状態にある(工
具クランプ用シリンダ50のピストン51は、図2にお
いて左端の前進位置にある)。 (5)ばね133により、突出したロックピン135と
歯車106との係合によって、ホーニングユニット10
0の連結軸102が基準角度位置(θ=0)に鎖錠され
ている。
【0036】以上の(1)〜(5)の条件を備えている
ときに、ホーニングユニット100は、図示しない自動
工具交換装置によって、主軸2の先端キー130にホー
ニングユニット100の溝131が入るように位置決め
され、装着される。その後、ドローバー23は、ピスト
ン51の右端への後退と、さらばね58の弾力によりク
ランプ状態になり、ホーニングユニット100をクラン
プする。次いで、シリンダ54のピストン54aが左側
に前進すると、制御軸24と連結軸102の係合凹凸部
24a及び102aが係合し、切込み制御軸24と連結
軸102とは連結される。
【0037】また、このとき、連結軸102のロックピ
ン132は、主軸2の先端に押し当てられ、ホーニング
ユニット100の連結軸102は、鎖錠を解除される。
これにより、ホーニングユニット100におけるホーニ
ング砥石159の径方向への調整が可能となる。すなわ
ち、サーボモータ40を回転させて、制御軸24を主軸
2との間で相対回転させると、この回転は係合部24
a,102aを介して連結軸102に伝達されねじ10
5を回転させる。ねじ105の回転はナット151の軸
方向への移動(この場合、図1における左方向への直線
運動)に変換され、第二連結軸153を左方向へ移動
(前進)させる。
【0038】第二連結軸153の前進は、径方向制御軸
155を前進させることになり、その結果、二分割され
た砥石ホルダ156がくさび状の径方向制御軸155に
よって、ホルダガイド160にガイドされつつ径方向外
方(放射方向)へ押し拡げられ、その外周に取り付けて
あるホーニング砥石159の径を大きくする。
【0039】なお、径方向制御軸155が後退すると、
二分割されている砥石ホルダ156は弾性リング15
7,158の収縮作用によって径方向内方(中心方向)
へ移動し、ホーニング砥石159の径を小さくさせるよ
うに作用する。このホーニング砥石159の径方向への
変化(位置調整)は連続的に行なうことができ、また、
この連続的な径方向への変化(位置調整)は主軸2の回
転中にも行なうことができる。
【0040】上述のように、本実施例の数値制御ホーニ
ング装置は、中ぐり工具等の径方向制御を行なう機能を
備えたマシニングセンタに装着して用いることができる
ので、中ぐり加工の終了後、自動工具交換装置によって
工具を中ぐり工具から上記ホーニングユニットに交換す
るだけで、新たな段取りを必要とすることなく直ちにホ
ーニング加工を行なうことができる。したがって、中ぐ
り加工とホーニング加工を一台の機械によって行なうこ
とができるとともに、中ぐり加工からホーニング加工へ
の移行を、自動的に、しかも短時間のうちに行なうこと
ができる。
【0041】なお、本発明の数値制御ホーニング装置
は、ホーニング装置の専用機とすることもでき、この場
合は、ホーニングユニットとホーニングユニット制御機
構を一体化して構成する。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の数値制御ホーニ
ング装置によれば、一つのホーニングユニットで粗加
工,中加工,仕上加工の三加工を行なうことができ、作
業効率を著しく向上させることができるとともに、ホー
ニング加工を高精度に行なうことができる。
【0043】さらに、ホーニング砥石の径方向制御を連
続的に行なうことができるので、砥石の摩耗によって発
生する加工誤差の修正にも簡単かつ迅速に対応でき、よ
り一層高精度な加工が可能となる。
【0044】また、径方向制御機能を有する工作機械に
装着して用いる構成とした場合には、ホーニング加工を
中ぐり加工等を行なう機械によって行なえるので、中ぐ
り加工とホーニング加工を一台の機械で連続的に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の数値制御ホーニング装置に
おけるホーニングユニットを示す断面図。
【図2】本発明の一実施例の数値制御ホーニング装置に
おけるホーニングユニット制御機構を示す断面図(マシ
ニングセンタの主軸系の構成)。
【図3】本発明の一実施例の数値制御ホーニング装置に
おけるホーニングユニットと主軸系の連結機構を示す断
面図。
【図4】本発明の一実施例の数値制御ホーニング装置に
おけるホーニングユニットの一部平面截断図。
【図5】本発明の一実施例の数値制御ホーニング装置に
おけるホーニングユニットの錠止機構を説明する部分断
面図。
【図6】本発明の一実施例の数値制御ホーニング装置に
おけるホーニングユニットの錠止機構の一部平面図。
【符号の説明】
2 主軸 4 制御歯車箱 7 差動歯車箱 22 歯車 23 ドローバー 24 制御軸 40 サーボモータ 50 工具クランプ用シリンダ 54 係脱用シリンダ 100 ホーニングユニット 102 連結軸 103 テーパシャンク部 150 ねじ 151 ナット 153 第二連結軸 154 ホーニングバー 155 径方向制御軸 156 砥石ホルダ 157,158 弾性リング 159 ホーニング砥石 160 ホーニングガイド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホーニングユニットと、 先端部にホーニングユニットを装着して回転する主軸
    と、 この主軸に貫通して設けられた制御軸に、数値制御によ
    って主軸と相対的な回転を与えるホーニングユニット制
    御機構とを有し、 前記ホーニングユニットが、 前記制御軸と係合し、前記制御軸とともに回転する連結
    軸、この連結軸の先端に形成されたねじとかみ合い連結
    軸の回転によって軸方向に移動を行なうナット、このナ
    ットと連接し軸方向に移動を行なう径方向制御軸、この
    径方向制御軸の周面に配設され、径方向制御軸の軸方向
    への移動によってホーニング砥石が径方向に移動するホ
    ーニング工具とからなり、 前記主軸の回転中であってもホーニング工具の径方向の
    制御を可能としたことを特徴とする数値制御ホーニング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記径方向制御軸がくさび形をしてお
    り、 前記ホーニング工具が、複数に分割され、前記くさび形
    をした径方向制御軸の斜面に摺接配置された径方向へ移
    動可能な砥石ホルダと、これら砥石ホルダの外面に取り
    付けられたホーニング砥石と、前記複数に分割された砥
    石ホルダを常時中心方向に付勢するよう束ねる弾性リン
    グからなる請求項1記載の数値制御ホーニング装置。
  3. 【請求項3】 前記主軸及び前記ホーニングユニット制
    御機構が、各種工具を主軸に交換可能に装着して回転さ
    せる工作機械に内蔵されており、前記ホーニングユニッ
    トがこの工作機械の主軸に装着されたときに数値制御ホ
    ーニング装置を構成するとともに、 前記工作機械が工具の交換に先立って前記主軸と制御軸
    を所定の基準角度位置に停止させる位置検出手段を有し
    ている請求項1又は2記載の数値制御ホーニング装置。
  4. 【請求項4】 前記ホーニングユニット制御機構が、前
    記制御軸を主軸と同期して回転させる制御歯車群と、こ
    の制御歯車群の中間に介装した差動歯車と、この差動歯
    車を介して前記制御軸に所望の回転を付与するサーボモ
    ータとからなり、 前記ホーニングユニットが、前記工作機械の主軸に装着
    されたときに前記連結軸の回転を可能とする錠止手段を
    具備する、 請求項3記載の数値制御ホーニング装置。
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