JPH08216122A - 補強木質合成板の押出成形方法及び装置 - Google Patents

補強木質合成板の押出成形方法及び装置

Info

Publication number
JPH08216122A
JPH08216122A JP7029821A JP2982195A JPH08216122A JP H08216122 A JPH08216122 A JP H08216122A JP 7029821 A JP7029821 A JP 7029821A JP 2982195 A JP2982195 A JP 2982195A JP H08216122 A JPH08216122 A JP H08216122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
die
extrusion
extruded
wood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7029821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3543021B2 (ja
Inventor
Sadao Nishibori
貞夫 西堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIN Engineering Co Ltd
Original Assignee
EIN Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EIN Engineering Co Ltd filed Critical EIN Engineering Co Ltd
Priority to JP02982195A priority Critical patent/JP3543021B2/ja
Publication of JPH08216122A publication Critical patent/JPH08216122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3543021B2 publication Critical patent/JP3543021B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】木質合成板中に補強材を分散し、強度の向上さ
れた木質合成板を得る。 【構成】含有水分量を15wt%以内とし平均粒径20メ
ッシュ以下のセルロース系破砕物の木粉20〜75wt%
に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%を混合、ゲ
ル化混練し、冷却、粉砕し整粒して成る木質合成粉と、
この木質合成粉にガラス繊維等の補強材45を混合し、
この混合原料を押出機70に投入し、この押出機70よ
り多量の押出し生地79を吐出できる方形の射出口を備
えた押出ダイ19を経て、押出し生地79を成形ダイ1
0へ押出す。成形ダイ10へ押し出された押出し生地7
9は、成形ダイ10中で徐冷され硬化される。成形ダイ
10内に押し出された押出し生地79に対して押出し力
に抗する抑制力を加えることにより、補強材と樹脂との
密着性を高めることができ、また合成板の巣等の発生を
防いで合成板中に補記用材の分散された補強木質合成板
が成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂成形材及
び木粉等のセルロース系の破砕物からなる木質合成粉を
成形素材とした補強木質合成板の押出成形方法及び装置
に関し、より詳しくは、建築素材、自動車、車両の内外
装部品など各種の用途に適用する熱可塑性樹脂成形材及
びセルロース系の破砕物の混合原料あるいは、これらの
混合原料からなる木質合成粉を成形素材として、この成
形素材に補強材をかく拌・混合して押出機で押し出して
所定の肉厚の合成板に成形した補強木質合成板の押出成
形方法及び装置に関する。
【0002】特に、前記セルロース系の破砕物及び熱可
塑性樹脂成形材として、一方又は双方が、建築廃材ある
いは、自動車、家庭電気製品を始め、生活の多様化に伴
い、日用品など広範な用途に向けて多種類、かつ多量に
用いられ、これら多量に廃棄されている木材や新聞、雑
誌等のセルロース系破砕物及び各種熱可塑性合成樹脂製
品の廃材を再利用し、このセルロース系破砕物及び熱可
塑性樹脂成形材を木質合成板としてリサイクルするにあ
たり、この木質合成板の補強を目的として、補強材を樹
脂合成板中に分散するための方法及び装置に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】セルロース系破砕物及び熱可塑性樹脂成
形材は、近年の生活の多様化に伴い、建築材料、紙製
品、自動車、家庭電気製品を始め、種々の日用品に使用
され、多量に廃棄されており、これらの各種熱可塑性樹
脂製品の廃材を再利用することが社会的に要求されてい
る。
【0004】従来から、この種の木粉等のセルロース系
破砕物及び熱可塑性樹脂成形材をベースとした成形樹脂
製品の開発は、かかる成形樹脂製品の耐水性、断熱性等
を向上する目的において種々行われ、特に近年における
地球環境の保全の要請からする森林資源の確保の見地、
及び木材コストの高騰そして、木材製品に対する感覚的
な根強い潜在需要からして、前記廃材等を利用した成形
樹脂製品の開発が要請されている。
【0005】かかる要請を満足させるものとして、前記
熱可塑性樹脂製品の廃材を再利用して合成板を成形する
方法や、この合成板に同じく建築材料や紙製品等の廃材
とされたセルロース系破砕物を分散し、木材の風合を有
する合成板を成形する方法が存在する。
【0006】しかし、かかる熱可塑性樹脂成形材を用い
て成形した合成板、特に熱可塑性樹脂成形材中に木粉等
のセルロース系破砕物を分散させた合成板にあっては、
天然の木材や木材を張り合わせて作られた合板等に比較
してその強度が低く、そのため、この強度を補うために
この木質合成板の板厚を厚いものとすれば、木質合成板
の重量・大きさが増し、かかる木質合成板の用途は極め
て限定されたものとなってしまう。
【0007】なお、木粉等のセルロース系破砕物を分散
させたものではないが、熱可塑性樹脂成形板の強度の向
上を目的として合成板中にガラス繊維等の補強材を埋設
する方法が知られている。
【0008】この補強の方法としては、具体的には、ガ
ラス・ウール、ガラス毛等と通称される短繊維を薄いマ
ット状に積み重ね、これを芯としてポリエステル樹脂等
で塗り固め、屋根板や板ガラス代用の壁材等に使用され
る繊維強化プラスチック(FRP)を製造する方法や、
ポリプロピレン中にポリエステル繊維よりなる補強材を
分散し、このポリプロピレン(PP)とポリエステル繊
維とを押出し機でペレット状に成形し、この補強材入り
のペレットをカレンダー成形法で成形して合成板を成形
する方法が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術として記載し
た繊維強化プラスチック(FRP)の如く、ガラス短繊
維を薄いマット状に積み重ね、これを芯とし、この芯中
にポリエステル樹脂等を含浸させて塗り固める方法によ
る場合、かかる合成板はこれを押出成形により製造する
ことができないばかりか、補強材層に樹脂を含浸させる
工程と、樹脂の含浸により製造された合成板を所定の肉
厚に形成し、かつ合成板表面の歪みをとる成形工程等、
複数の工程が必要となり、一の工程で合成板の成形と補
強材の埋設を同時に行うことはできない。
【0010】また、従来の強化繊維プラスチック(FR
P)の製法と同様の方法でガラス繊維のマット等を補強
材層として木粉等のセルロース系破砕物を混入して溶融
した熱可塑性樹脂成形材を補強材層中に含浸させようと
すれば、熱可塑性樹脂成形材中に混入されたセルロース
系破砕物は、補強材層の表面に引っ掛かって補強材層中
に浸透しにくく、セルロース系破砕物が補強材層の表面
付近に集中し、その分散状態が均一にはならず、木質合
成板としての機能、性質を有しないものとなる。
【0011】一方、木粉等のセルロース系破砕物と補強
材とを熱可塑性樹脂成形材中に分散するにあたって、従
来と同様の方法により熱可塑性樹脂成形材のペレットを
作る際に補強材を熱可塑性樹脂中に溶融・分散すると、
この補強材の分散の際に熱可塑性樹脂はその溶融温度ま
で加熱されているので、この熱可塑性樹脂成形材と同じ
素材の補強材をこの熱可塑性樹脂成形材中に混入した場
合には補強材が完全に熱可塑性樹脂成形材中に溶け込ん
でしまい、補強材としての用をなさない。
【0012】また、合成板中に木粉等のセルロース系破
砕物を分散させる場合には、このセルロース系破砕物を
熱可塑性樹脂成形材中に分散させる際に、熱可塑性樹脂
成形材とセルロース系破砕物を高温・高回転でかく拌す
るが、このかく拌の際に熱可塑性樹脂中に投入されたガ
ラス繊維等の短繊維は熱可塑性樹脂中で凝縮し、あるい
は相互に絡まり、又は一部に集中してしまい補強材とし
ての用をなさなくなってしまう。
【0013】加えて、熱可塑性樹脂成形材に木粉等のセ
ルロース系破砕物やガラス繊維等の補強材を混入した押
出し生地は流動性が悪く、これを通常の押出ダイや成形
ダイに押し出した場合には押出ダイが頻繁に目詰まりを
起こし、現実の量産は不可能となる。
【0014】さらに加えて、本発明の発明者等の実験の
結果、かかる流動性の悪い生地を押出成形する場合、押
出ダイの吐出口と成形ダイの入口高さを同一とすること
により、目詰まりを最小限に抑えられることが明らかと
なったが、従来の押出成形機にあっては、成形される合
成板の板厚を変更する場合等、成形ダイの成形室の高さ
を変更した場合、同時に成形ダイの入口の高さも変わっ
てしまうので、押出ダイの吐出口と成形ダイの入口の高
さを常に同一とするためには、製造される合成板の板厚
を変更する毎に成形ダイと押出ダイの双方を取り替える
必要があり煩雑である。
【0015】本発明の目的は、熱可塑性樹脂成形材とセ
ルロース系破砕物をかく拌・混合してペレット状に成形
した原料(木質合成粉)に補強材を混入してかく拌し、
その後この木質合成粉と補強材の混合物を押出機に投入
して押出成形する方法によって熱可塑性樹脂成形材中に
補強材を分散することにより、セルロース系破砕物の分
散された木質合成板の強度の向上を図ると共に、押出成
形による一回の工程で補強材の埋設された木質合成板を
成形でき、しかも補強材と樹脂との馴染みが良く、か
つ、熱可塑性樹脂成形材と同一の素材よりなる補強材を
用いることができる補強木質合成板の製造方法を提供す
ることにある。
【0016】また、本発明の別の目的は、目詰まりがな
く、かつ製造される合成板の板厚を変更した場合であっ
ても、押出ダイを取り替える必要のない補強樹脂合成板
の押出成形装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかる補強木質合成板の押出成形方法は、
含有水分量を15wt%以内とし平均粒径20メッシュ以
下のセルロース系破砕物20〜75wt%に対して熱可塑
性樹脂成形材25〜80wt%を混合、ゲル化混練し、冷
却、整粒して木質合成粉となし、前記木質合成粉と補強
材45をかく拌・混合し、この補強材45とかく拌・混
合された木質合成粉を加熱、練成して生地となし、この
生地をスクリュー71をもって押出ダイ19より成形ダ
イ10の成形室22へ押出し、この成形室22内で前記
押出し生地79を加熱後徐冷すると共に、この成形室2
2内の押出し生地79に前記押出機70の押出し力に抗
する抑制力を加えて押出し生地の密度を高くし、前記押
出し生地を硬化させることを特徴とする。
【0018】前記スクリュー71は、基部から先端にか
けてその溝の深さの絞り変化を少なくし、押出し生地7
9の流動性を向上させることとすれば好適であり、ま
た、より好適には前記構成とは別に、又は前記構成と共
に押出ダイ19の射出口を成形ダイ10の入口11の高
さと同一若しくは略同一の高さを有する方形に形成し、
且つ、この押出ダイ19内に形成された押出し生地79
の流路を押出ダイ19の射出口に向けて徐々に狭く断面
変化するよう形成した押出ダイ19を介して成形室22
に押出し生地79を押し出すようにすれば好適である。
【0019】前記成形室22の内壁面には、フッ素樹脂
のシートを貼設又はフッ素樹脂をコーティングすること
ができる。
【0020】さらに、前記木質合成粉と補強材45との
混合比は、木質合成粉70〜97wt%に対して補強材3
〜30wt%とすれば好適である。
【0021】前記補強材45としては、ガラス繊維、プ
ラスチック繊維、炭素繊維、金属繊維、パルプ繊維、コ
ットン繊維の内いずれか1又は2以上の種類の単繊維を
混ぜ合わせて使用することができ、又は単繊維を多数収
束し又はこれらの繊維を縒り合わせて糸状に形成したも
のを使用することもできる。
【0022】さらに、殆どの場合木質合成板の押出温度
は、木質合成粉中にゲル化混練されている熱可塑性樹脂
成形材を単独で押出成形する場合の溶融温度以下の温度
で行うことができるので、前記補強材として木質合成粉
を形成する熱可塑性樹脂成形材と同一素材を使用するこ
ともできる。
【0023】加えて、前記補強材45は、長さ10〜3
0mm、単繊維径6〜24μとすれば好適である。
【0024】また、本発明にかかる補強木質合成板の押
出成形装置は、含有水分量を15wt%以内とし平均粒径
20メッシュ以下のセルロース系破砕物20〜75wt%
に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%を混合、ゲ
ル化混練し、冷却、整粒して木質合成粉となし、この木
質合成粉と補強材45とをかく拌・混合し、この混合原
料を加熱、練成し、基部から先端部にかけてその溝の深
さの絞り変化を少なくしたスクリュー71をもって押出
す押出機70の押出ダイ19に、前記押出ダイ19より
押出された押出し生地79を加熱する溶融部22a及び
所定の肉厚に形成して徐冷する徐冷部22bを有する成
形室22を備えた成形ダイ10を連結し、前記成形室2
2の内壁面にフッ素樹脂のシートを貼設又はフッ素樹脂
をコーティングし且つ成形室22を加熱するヒータ14
と、成形室22を冷却する冷却手段25を成形ダイ10
に設けると共に、前記成形ダイ10より押し出された押
出し生地79の押出し力に抗する抑制力を加えるブレー
キ手段30を設けたことを特徴とする。
【0025】また、前記押出ダイ19の射出口を成形ダ
イ10の入口11の高さと同一若しくは略同一の高さを
有する方形に形成し、且つ、押出ダイ19内に形成され
た押出し生地79の流路をこの射出口に向けて徐々に狭
く断面変化するよう形成することとすれば好適であり、
さらに、前記成形ダイ10は、上下2枚の金属板26,
27よりなり、この成形ダイ10を形成する上下2枚の
金属板26,27のいずれか一方若しくは双方の内壁面
であって、成形室22の溶融部21aを形成する内壁面
を成形室22の徐冷部21bに向けて徐々に狭く断面変
化させ、この上下2枚の金属板26,27のいずれか一
方若しくは双方を交換自在とし、この上下2枚の金属板
26,27のいずれか一方若しくは双方を上下2枚の金
属板26,27で形成する内壁面の高さを異にする金属
板に交換することにより成形ダイ20の入口11の高さ
を変更することなく、成形ダイ10の成形室22の高さ
を変更可能に形成したことを特徴とする。
【0026】
【作用】ペレット状に成形された、熱可塑性樹脂成形材
とセルロース系破砕物の混合物から成る木質合成粉とガ
ラス繊維、プラスチック繊維、炭素繊維、木質ファイバ
ー、スチールファイバー等の補強材45を既知のかく拌
機によりかく拌した後、これを押出機70内に投入す
る。このかく拌機としては、低速回転型のものを使用し
ているので、前記ペレットと補強材45をかく拌する際
に補強材45が相互に絡み合い、また、丸まってしまう
ことなく良好な状態でペレットとかく拌される。
【0027】押出機70内に投入された原料は、押出機
70内で加熱、混練されスクリュー71で押出ダイ19
から押出し生地79として成形ダイ10の入口11へ押
し出される。木質合成粉の分散された生地の押出しは、
生地の主原料たる熱可塑性樹脂成形材を単独で溶融する
場合の温度より低い温度で押し出すことができるので、
押出し生地79中に分散される補強材45が生地の主原
料たる熱可塑性樹脂成形材と同じ素材からなる場合であ
っても、この生地内に分散された補強材は完全に溶融し
て生地中に溶け込むことなく、原形を留めたまま生地中
に残って木質合成板の補強材として作用する。 スクリ
ュー71は、その溝の深さを基部から先端への絞りの変
化を少なくしてあり、木粉等のセルロース系破砕物や補
強材45が混入された結果流動性の低下した押出し生地
79を良好に流動させることができ、また、成形ダイ1
0への押出しを成形ダイ10の成形室22の高さと略同
等の高さを有する方形の射出口を有し、この射出口に向
けて徐々に狭く断面変化する押出ダイ19により行うの
で、セルロース系破砕物及び補強材45の混入により流
動性の低下した押出し生地79に良好な流動性を付与
し、補強材45及びセルロース系破砕物が熱可塑性樹脂
中に均一に分散された状態で成形ダイ10に押し出され
る。
【0028】押出機70より成形ダイ10内へ押し出さ
れた押出し生地79はヒータ14により加熱された成形
室22の溶融部21a内に押し出されて加熱され、所定
の肉厚に成形されながら溶融部21aを通過して、成形
室22の徐冷部21bに押し出され、該徐冷部21bに
導入される。成形室22の内壁面には摩擦係数が小さい
フッ素樹脂のシート24を貼設し、又はフッ素樹脂をコ
ーティングすれば、この内壁面を通過する押出し生地7
9内にセルロース系破砕物や補強材45等を含む場合で
あっても大きな抵抗を受けることなく円滑に流動し、均
一で高密度の混練状態を保ちながら押出される。
【0029】この成形室22内の徐冷部21bは、例え
ば、冷却管25により冷却されており、この冷却管25
内を循環している常温ないし60℃から90℃の水また
は油などの冷却媒体により、押出し生地79が徐冷部2
1bを通過する過程で徐冷されて硬化する。
【0030】補強材45は、熱可塑性樹脂成形材及びセ
ルロース系破砕物と一体となって溶融部21aから徐冷
部21bにかけて流動するので、補強材45、熱可塑性
樹脂成形材及び木粉は、略同様に温度変化して徐冷部2
1b内で硬化して、補強材45及び木粉は熱可塑性樹脂
成形材との馴染みが良く、熱可塑性樹脂成形材内に強力
に固着される。
【0031】成形室22の内壁面にフッ素樹脂シート2
4を貼設した場合、又はフッ素樹脂でコーティングした
場合には、フッ素樹脂は金属に比べ熱伝導係数が低いの
で、押出し生地79は徐冷部21bにおいて急速に冷却
されることなく徐冷され、冷却による歪みが少なくな
り、均一で高密度の製品としての合成板29である補強
木質合成板が成形される。
【0032】さらに、押出機70により加えられる合成
板29への押出し力に、ブレーキ手段30により抑制力
を加え、この合成板29を介して成形室22内の押出し
生地79に対して前記押出し力に対する抗力を加える
と、押出し生地79にこの抑制力を加えない場合と比べ
て成形室22内の押出し生地79はより一層密度が均一
で高密度になる。したがって、均一高密度な木質合成板
を得られると共に、補強材45と熱可塑性樹脂成形材と
の圧密および密着性が向上し、強度の高い補強木質合成
板が成形される。
【0033】
【実施例】次に、本発明の実施例につき図面を参照して
説明する。
【0034】1.補強樹脂合成板の製造方法及び装置 1−1.〔押出し工程〕 〔押出機70〕図1において、70は単軸押出機であ
る。一般に押出機は図示のようなスクリュー形であり、
単軸押出機と多軸押出機又はこの変形及びこれらが組み
合わさった構造を持つものがある。本発明の押出機とし
ては、前記いずれの構造のものをも使用することができ
る。
【0035】71はスクリューで、本実施例ではこれを
単軸型としている。一般に押出成形に使用されるスクリ
ューは、基部から先端に向けてスクリュー溝の絞りの変
化を大きくしているが、本発明のスクリューは、スクリ
ュー溝の絞り変化を小さくして木粉等のセルロース系破
砕物及び補強材の混入により流動性の低下した押出し生
地の流動性を向上させている。ちなみに、一般のスクリ
ュー溝の深さは基部で10mm、先端で1〜2mmに形成さ
れているが、本発明のスクリュー71はスクリュー溝の
深さを基部で10mm、先端で7〜8mmに形成している。
【0036】このスクリュー71は図示せざるモータに
よって駆動され、バレル74内で回転する。この回転す
るスクリュー71によりホッパ73から投入された木質
合成粉及びこの木質合成粉と混合された補強材が混練さ
れながらスクリュー71の前方へ押し出される。バレル
74の外面にはバンドヒータ75を設けており、このバ
ンドヒータ75によりバレル74内の熱可塑性樹脂成形
材とセルロース系破砕物、及びこれらと補強材が加熱さ
れてスクリュー71の溝に沿って前方へ移送され、漸次
溶融して熱可塑性樹脂成形材がセルロース系破砕砕物と
補強材45とを均一に分散した状態で混練される。そし
てスクリーン76及びアダプタ17を経てアダプタ17
の押出ダイ19から成形ダイ10へ押出し生地79とし
て押出される。
【0037】なお、熱可塑性樹脂成形材と木粉等のセル
ロース系破砕物をゲル化混練した木質合成粉は、チクソ
トロピー(揺変)を呈するので、これに押出機70内で
強い押出力を加えると、粘度が低下して流動性が向上す
る。従って本発明のように、押出成形法により補強材の
分散された押出し生地79を押し出す場合には、この押
出し生地79を低温で押し出すことができ、従って、こ
の木質合成粉を形成する熱可塑性樹脂成形材と同一素材
よりなるプラスチック繊維等を分散した場合であって
も、このプラスチック繊維は押出成形時に熱可塑性樹脂
成形材中で完全に溶融することなく原形を留めたままで
残るので、かかるプラスチック繊維を補強材として使用
することができる。
【0038】また、このように木粉等のセルロース系破
砕物とこのセルロース系破砕物を分散した熱可塑性樹脂
成形材、すなわち木質合成粉は、前述のように熱可塑性
樹脂成形材を単独で押出成形する場合に比較して、低温
で押出成形を行うことができるので、熱可塑性樹脂成形
材中に分散される補強材45や押出機70が、押出成形
の際に熱可塑性樹脂成形材に加えられる熱により劣化す
ることを防止でき、かつ、成形された木質合成板自体温
度が低いものとなるので、この木質合成板の冷却を容易
に行うことができる。
【0039】なお、本実施例に使用した各熱可塑性樹脂
成形材につき、 A:熱可塑性樹脂成形材単独でペレット成形を試みた時
の溶融温度 B:熱可塑性樹脂成形材に木粉を分散させた木質合成粉
から成るペレットの成形における両者のゲル化混練温度 C:押出成形時の押出機内の樹脂温度 を測定した結果を表1に示す。
【0040】
【表1】
【0041】バレル74内に投入する原材料は、木粉や
新聞、雑誌等の故紙等のセルロース系破砕物と熱可塑性
樹脂成形材の混合物をゲル化混練し、これをペレット状
に成形した木質合成粉と補強材との混合物であり、この
木質合成粉は好適には木粉の粒径を熱可塑性樹脂成形材
とのなじみを良好とし、押出成形時における木粉の摩擦
抵抗を減じ成形機の損耗、毀損の防止を図るために、5
0〜300メッシュ、好ましくは、60(篩下)〜15
0メッシュ(篩上)とする微細な粉末状とし、成形時に
おける木酸ガスを揮散し、水蒸気あるいは気泡発生のお
それをなくし、表面の肌荒れを防止する意図からその含
有水分量を8wt%以内、好ましくは5wt%以内、理想的
には0.3wt%以内のとしたものを熱可塑性樹脂成形材
と共に攪拌衝撃翼により混合し、摩擦熱によりゲル化混
練後冷却・粉砕して10mm以下の顆粒状のペレットに整
粒成形したものを使用する。そして、このペレット状に
成形された木質合成粉と、ガラス繊維、プラスチック繊
維、炭素繊維、スチールファイバー、木質ファイバー、
パルプ繊維、コットン繊維等からなる補強材45を20
rpmで低速回転するかく拌機で約3分間程度かく拌し、
木質合成粉と前記補強材とを混合して前記押出機70の
ホッパ73内に投入する。このように、木質合成粉と補
強材のかく拌を低速回転のかく拌機によりかく拌するこ
とで、かく拌される補強材45の繊維が相互に絡まり、
又は縒れて丸まってしまうことなどがないので、押出機
70内で軟化された熱可塑性樹脂成形材中に、補強材4
5は木粉等のセルロース系破砕物と共に良好な状態で分
散される。尚、使用目的に応じて、ゲル化混練による木
質合成粉成形時に顔料を添加し、もしくは原料木粉とし
て着色した木粉を使用することにより、製品に着色する
こともできる。
【0042】1−2.〔押出ダイ〕 図1において、17はアダプタで、押出機70で練成さ
れた押出し生地79を流入する流入口18と押出し生地
79を後述する成形ダイ10へ吐出する押出ダイ19と
を備えている。さらに、アダプタ17の先端に断面矩形
状を成す突部を設けている。前記押出ダイ19は前記突
部の先端に約8mmの肉厚を形成するように幅50mm、高
さ12mmの細長の矩形状を成し(図7及び図8)、前記
流入口18はアダプタ17の後端面に直径50mmの円形
を成し、この流入口18から前記押出ダイ19に向けて
徐々に断面変形する流路を形成している。なお、流入口
18は押出機70の断面円形の吐出口と同じ大きさに形
成し、一方、押出ダイ19の吐出口の矩形の幅は流入口
18の直径と同じ寸法に形成し、高さは後述する成形ダ
イ10の入口11の高さと同じ寸法に形成することが好
ましい。
【0043】なお、アダプタ17の後端は該アダプタ1
7の外周に嵌着した取付具を介して押出機70のスクリ
ーン76を備えたスクリーン部16の先端面にボルトな
どの取付具で連結してアダプタ17の流入口18と押出
機70のスクリーン部16の出口とを連通し、一方、成
形ダイ10の後端面の略中央位置に断面矩形状の凹部を
形成し、この凹部にアダプタ17の先端の断面矩形状の
突部を装着して押出ダイ19と成形ダイ10の入口11
を連通する。
【0044】なお、前記アダプタ17の連通孔の周壁内
には加熱手段たるヒータを埋設することもできる。
【0045】押出機70のスクリーン部16の出口より
押し出された押出し生地79は、アダプタ17の流入口
18から流入し、ヒータで加熱保温されながら押出し生
地79の流路を経て押出ダイ19から成形ダイ10の入
口11から成形ダイ10内へ流動する。流入口18から
押出ダイ19への連通孔の断面変化は比較的急激に狭く
なつているが、この断面変化は高さ方向の変化のみであ
るので、押出し生地79の流動状態は複雑ではなく良好
である。しかも、前記押出ダイ19は通常の一般的なダ
イとは異なり、射出口が大きいため多量の押出し生地7
9を吐出し、且つ密度を促進可能な形状に形成されてい
るので、木粉等のセルロース系破砕物やガラス繊維等の
補強材45を混入したために流動性の低下した押出し生
地79を吐出した場合であっても通常のダイで生じてい
たような目詰まりが生じることはない。
【0046】1−3.〔成形ダイ10〕 図1〜4において、10は成形ダイで、いわゆるTダイ
式の成形ダイに類似の形状を成しており、押出機70と
前記アダプタ17を介して接続され、押出機70の押出
ダイ19に連結された入口11と、この入口11から導
入された押出し生地79を幅広で所定の肉厚の板状に成
形する成形室22を有する。この成形室22内は、成形
室22の入口付近から押出し生地79の押出方向に向か
って、成形室22の長さの約3分の1まで、その外周に
ヒータ14が配設された溶融部21aを形成しており、
また、他の部分は、冷却管25がその外周に配設されて
徐冷部21bが形成されている。
【0047】前記成形室22は、一方若しくは双方が加
熱及び冷却手段をそれぞれ備える上下2枚の金属板2
6,27を両側縁に配置した金属製のスペーサ28を介
して断面方形に形成したもので、上下2枚の金属板2
6,27のいずれか一方若しくは双方を交換することに
より、成形室22の高さを変更可能に構成されている。
【0048】一例として、上側金属板26の交換によ
り、成形ダイ10の成形室22の高さを成形ダイ10の
入口11の高さと同一の状態〔図2(A)〕から、成形
ダイ10の入口11より低い状態とした場合の例を図2
(B)に示す。このように、上側金属板26の交換によ
り、成形ダイ10の成形室12を成形ダイ10の徐冷部
21bに向かって徐々に狭く断面変化する形状にするこ
とで、成形ダイ10の入口11の高さを変更することな
く成形室22の高さ、従って、製品の厚みを変更するこ
とができるので、押出ダイ19の吐出口の高さと成形ダ
イの入口11の高さが常に略同一高さとなるように構成
することができる。
【0049】このように、押出ダイ19の吐出口の高さ
を成形ダイ10の入口11の高さと常に同一にすること
で、成形される合成板の交換毎に押出ダイ19を交換す
ることなく、ガラス繊維やプラスチック繊維等の補強材
45と木粉等のセルロース系破砕物が分散されて流動性
の低下した押出し生地79を容易に成形室22内に吐出
することができ、押出ダイ19の吐出口や成形ダイ10
の入口11付近がこの押出し生地によって目詰まりを起
こすことを防止することができる。さらには、成形ダイ
10の溶融部21aが成形ダイ10の徐冷部21bに向
かって、押出し生地79を徐々に圧縮するような形状と
なるので、押出し生地79の流動性が向上すると共に、
均一、高密度の木質合成板が成形され、かつ補強材45
及び木粉等のセルロース系破砕物と熱可塑性樹脂成形材
との圧密、密着性が向上し、強度の高い合成板を得るこ
とができる。
【0050】成形ダイ10の成形室22は、本実施例で
は、幅550mm、高さ13mmの細長の矩形状の断面を成
す〔図2(A)〕。
【0051】成型室22の溶融部21aは、その横断面
の形状を成形ダイ10の幅方向に湾曲して延長する両端
が成形室22の長手方向の両端に及んで、いわゆるコー
ト・ハンガー型に形成されている(図3)。
【0052】なお、前記溶融部21aはコート・ハンガ
ー型の他、ストレイト・マニホールド型に形成してもよ
いが、溶融部21a内を流動する押出し生地79の流動
性が優れているという点で、前述した湾曲形状のコート
・ハンガー型が好ましい。成形ダイ10は、一例とし
て、幅550mm、高さ13mmの細長の矩形状の断面を成
し、成形室22の入口からダイ出口23までの距離(押
出し方向の距離)は1,000mmである。
【0053】次に成形ダイ内の構造について説明する。
前記成形室22の上下左右の四方の内壁面は厚さ0.2
5mmのフッ素樹脂でなるシート24を貼設している。こ
の他に、成形室22の上下左右の四方の内壁面にフッ素
樹脂を直接表面コーティングすることもできるが、交換
が容易でありフッ素樹脂のコーティング加工が容易で耐
久性に富むという点で、フッ素樹脂のシート24を貼設
することが特に好ましい。
【0054】前記シート24は特に好ましくは、ガラス
織布の表面にフッ素樹脂をコーティングしたものであ
り、フッ素樹脂には上述のように、テフロンTFE、テ
フロンFEP、テフロンCTFE、テフロンVdF等が
ある。なお、前記ガラス織布はガラス繊維の不織布でも
よい。
【0055】なお、前述のフッ素樹脂のコーティング加
工は、成形室22の上下の内壁面、すなわち補強樹脂合
成板の表裏面を形成する面に相当する内壁面に施すこと
もできるが、前述したように成形室22の上下左右の内
壁面全体に施すことが望ましい。
【0056】図2及び図3において、14はヒータで、
電熱ヒータ等の加熱手段から成り、押出し生地79を加
熱保温し、押出し生地79の流動性を維持するため、成
形ダイ10を形成する上下2枚の金属板26,27に、
溶融部21aから徐冷部21b迄の長手方向の3分の1
にわたって配設されている。なお、前記ヒータ14は前
記上下2枚の金属板26,27のいずれか一方にのみ配
設することもでき、また、成形ダイ10の外壁に配設す
ることもできる。
【0057】また、図2において、25は冷却管で、成
形ダイ10の成形室22を冷却する冷却手段の一例を示
すもので、成形室22の押出し方向に適当な間隔毎に、
この冷却管25に常温の水又は70〜80℃程度までの
水あるいは油等の冷却媒体たる冷却液を供給して成形室
22内の押出し生地79を冷却する。この冷却管の配管
は成形室22内の押出し生地79の徐冷効果を向上する
ために成形ダイ10のダイ出口23の方向に向けて3分
の2にかけて、成形室22の上下2枚の金属板26,2
7の各々に8本等間隔で挿通して配管設置されている。
なお、冷却管25は、上下2枚の金属板26,27のい
ずれか一方にのみ配置することもでき、またその設置間
隔を次第に狭くするように設けることもでき、あるいは
冷却管25を成形ダイ10の外壁に配設することもでき
るが、成形室22内の押出し生地79を冷却できればよ
いので、この実施例の構造に限定されない。
【0058】1−4.〔成形ダイ10内の作用〕 押出機70に連結されたアダプタ17の押出ダイ19よ
り押出された押出し生地79は、成形ダイ10の入口1
1より導入され、成形ダイ10の成形室22の幅方向へ
流動する。なお、成形ダイ10内が空の状態時には成形
室22の溶融部21aと徐冷部21bの境界付近を後述
するブレーキ手段30に迄達する後述の木質合成板等で
閉塞しておくことにより、流入した押出し生地79が溶
融部21a内で成形室22の高さ方向に早期に積層さ
れ、ブレーキ手段30により押出し生地79に押出し力
に抗する抑制力が加わって、押出し生地79の密度を高
めることができる。
【0059】押出し生地79が成形室22の溶融部21
aに押し出される際、成形室22の溶融部21aはその
幅が急に拡がっているので、溶融部21a内を流れる押
出し生地79は良好な混練状態を保ち、セルロース系破
砕物及び補強材45を均一に分散した状態で押出され
る。
【0060】その後、押出し生地79は、成形室22の
徐冷部21b内に導入されて、該徐冷部21b内で冷却
管25内を流れる冷却水により冷却されて硬化する。
【0061】このように、徐冷部21b内に導入され、
硬化の開始した押出し生地中には、前述の補強材45が
分散されており、従って、硬化を開始した押出し生地7
9は、前記補強材45を分散したまま硬化して木質合成
板となり、押出し生地79によって押し出される。この
ようにして、順次成形室22の徐冷部21b内に押し出
された押出し生地79は、補強材45を均一に分散した
状態で硬化して12mmの肉厚を有する補強木質合成板が
成形される。この補強木質合成板は、補強材45を分散
しないものと比較して、強度の高いものとなっている。
特に本発明の押出成形方法及び装置により成形された補
強木質合成板は、押出機70による加熱、混練の段階で
既に樹脂中に補強材45が分散され、この補強材45は
熱可塑性樹脂と同様に温度変化するので、熱可塑性樹脂
成形材と補強材45との馴染みが極めて良好であり、そ
の後の徐冷により硬化した樹脂中の補強材45は樹脂中
に強力に溶着されて極めて高い強度を得ることができ
る。
【0062】なお、押出し生地79が成形室22を流動
する過程において、成形室22の上下左右の四方の内壁
面には、フッ素樹脂で成るシート24を貼設しているの
で、押出し生地79は徐冷されながら円滑に押出され
る。
【0063】フッ素樹脂は、約300℃の耐熱性を有
し、表面が平滑であり摩擦係数が小さく、金属に比べて
熱伝導係数が低いという性質を有しているので、押出し
生地79に対して以下に示すような作用をする。
【0064】フッ素樹脂は表面が平滑であり摩擦係数は
小さいので、成形室22内を通過する押出し生地79内
の木粉等のセルロース系破砕物やガラス繊維等の補強材
45は大きな抵抗を受けずに流動する。そのため押出し
生地79の混練状態は良好な状態を維持して、セルロー
ス系破砕物及び補強材が分散した状態となり、結果とし
て密度が均一で巣ができずしかも表面が平滑な高品質の
補強樹脂合成板が生成される。
【0065】成形室22内の徐冷部21bでは押出し生
地79が冷却されるので押出し生地79の流動性が悪く
なる上、押出し生地79内の木粉及び補強材45は樹脂
に比べて摩擦抵抗が大きく、従来のTダイ式の成形ダイ
10においては、成形ダイ10の内壁面も摩擦抵抗が大
きいので、木質合成板の場合、成形ダイ10の内壁面を
接触して流動する木粉は大きな抵抗を受けることになり
円滑に流動しないため押出し生地79の混練状態を粗密
にし巣を形成するなどの悪影響を及ぼすものであった
が、本発明の成形ダイ10においては成形室22の内壁
面に表面が平滑で摩擦係数の小さいフッ素樹脂のシート
24を貼設したことにより、押出し生地79の木粉及び
補強材45は成形室22の内壁面との接触によっても大
きな抵抗を受けることなく円滑に流動し、押出し生地7
9に前述したような悪影響を及ぼすことなく押出し生地
79は均一・高密度の良好な混練状態で成形室22内か
ら押出される。
【0066】また、上述したように、木質合成板の製造
に際しては、押出し生地79内の木粉及び補強材45に
対する抵抗力が小さくなり押出し生地79は均一な密度
で成形されるので、製品としての合成板29である補強
木質合成板の表面にはいわゆる肌荒れが生じることなく
平滑な面に仕上がる。また、従来は、押出し生地79内
の木粉が成形ダイ10内で円滑に流動しないために成形
ダイのヒータの熱で木粉が焼けてこげ茶色に変色した
が、本発明は上述したように押出し生地79の木粉が円
滑に流動するので、木粉が焼けることなく耐衝撃性など
品質特性の低下が生じない。
【0067】さらに、フッ素樹脂は金属に比べて熱伝導
係数が低いので、押出し生地79を急速に冷却すること
なく徐冷する効果があり、押出し生地79の急速な冷却
による歪みを抑える作用を有する。
【0068】さらに加えて、成形室22の徐冷部21b
に冷却管25などの冷却手段を設けたので、従来の押出
成形法やカレンダー成形法のように成形後、合成板を冷
却ロール等で冷却したり補正ロール等で歪みを取る必要
がなく、押出し生地79が成形ダイ10のダイ出口23
から押出されたときに内部残留応力の少ない木質合成板
の完成品が成形される。したがって、本発明の補強樹脂
合成板の押出成形方法は、従来の押出成形法やカレンダ
ー成形法で成形された樹脂合成板のような経年的な反り
やねじれ等の歪みが生じない。
【0069】なお、いわゆるTダイ式の成形ダイによる
押出成形法においては、押出機70で混練された押出し
生地79が比較的小径の押出ダイ19から幅狭で細長な
矩形状を成す成形部へと急激な断面変化をする導入室1
2内を流動し次いで幅狭な成形室22内を比較的長い距
離を流動するので、従来のいわゆるTダイ式の成形ダイ
による押出成形法では、木粉や補強材45を多量に混入
した樹脂の成形は不可能であったが、本発明は、上述し
たようにフッ素樹脂の優れた性質を充分に活かしていわ
ゆるTダイ式の成形ダイによる多量の木粉及び補強材を
含有した木質合成板の押出成形を行うことができる。
【0070】1−5.〔合成板の押出しの抑制〕 前述した成形ダイ10のダイ出口23より押出された合
成板29に対してブレーキ手段30により押出し方向と
反対方向へ抵抗力を加えて、合成板29の押出し力を抑
制する。以下に、ブレーキ手段30の実施例を図を参照
して説明する。
【0071】図5及び図6において、3本の自在ピンチ
ローラ31bの軸の両端を軸承する軸受34aをそれぞ
れ、軸受固定フレーム36に固定し、固定ピンチローラ
31aを各軸に設けた歯車116と、この歯車116に
噛合する歯車117で連動し、3本の固定ピンチローラ
31aのうち1本の固定ピンチローラ31aの軸にパウ
ダブレーキ115の入力軸を連結する。パウダブレーキ
115は、いわゆる電磁ブレーキであり、摩擦トルクを
電気的に微妙に調整できるものである。
【0072】さらに、軸受固定フレーム36にフレーム
114を立設し、このフレーム114の壁面にガイド溝
を備えたブロック状のガイド体119を2本をそれぞ
れ、該ガイド体119の軸線方向を上下方向に向けて略
平行に設け、各3本の自在ピンチローラ31bの軸の両
端を軸承する軸受34bを前記ガイド体119のガイド
溝に沿って上下動自在に設け、前記軸受34bをそれぞ
れ、フレーム114の上面に設けた3本のエアシリンダ
118のロッドの先端に連結する。
【0073】したがって、シリンダ118の作動によ
り、3本の自在ピンチローラ31bでそれぞれ補強木質
合成板29を介して固定ピンチローラ31aを加圧し、
3本の固定ピンチローラ31aの内1本の固定ピンチロ
ーラ31aの軸をパウダブレーキ115により回転を抑
制し、この固定ピンチローラ31aの軸に設けた歯車1
16が他の2本の固定ピンチローラ31a,31aの軸
に設けた歯車116,116に歯車117,117を介
して噛合しているので、3本の固定ピンチローラ31a
にはパウダブレーキ115の摩擦トルクによる同一の回
転抑制力が作用する。
【0074】ちなみに、パウダブレーキ115により固
定ピンチローラ31aの回転を抑制する摩擦トルクは、
成形する補強木質合成板29の板厚により調整する。
【0075】したがって、パウダブレーキ115の摩擦
トルクは補強木質合成板29の押出し力に対する抑制力
となり、成形ダイ10の導入室12内の押出し生地79
をより一層高密度で均一な状態にし、この均一で高密度
の押出し生地79は押出機70による押出し生地79の
押出し力により前記ブレーキ手段30の抑制力に抗して
前進し、成形室22内で冷却され補強木質合成板29が
成形される。この補強木質合成板29はパウダブレーキ
115の抑制力に抗して前記固定ピンチローラ31a及
び自在ピンチローラ31bを回転させながら前進する。
【0076】前記抑制力は補強木質合成板29を介して
成形室22及び導入室12内の押出し生地79に、押出
機により加えられる成形室22内の押出し生地79の押
出し力に対して抗力を与えることにより、成形室22内
の押出し生地79の全体がより一層密度が均一で高密度
になる。補強木質合成板29に抑制力を加えていること
により押出し生地79の密度が高くなるので、補強材4
5と押出し生地79との密着性を高めると共に、合成板
中に気泡、巣等を生じることを防止する。したがって、
一層均一高密度な補強木質合成板が成形される。
【0077】2.補強木質合成板の製造例 次に、本発明の補強木質合成板の製造例、特に原材料に
ついて説明する。なお、本発明の補強木質合成板の押出
成形方法及び装置は、以下の製造例に限定されるもので
はなく、特に、押出機70に投入される原料は、以下の
方法及び装置により製造されたものに限定されない。
【0078】本願の補強木質合成板に使用される原材料
は、熱可塑性樹脂成形材とセルロース系破砕物との混合
物(後述の「木質合成粉」)及び補強材の他、尿素、炭
酸カルシウム、酸化チタン、顔料等の添加物で成る。
【0079】以下、それぞれについて説明する。
【0080】2−1〔添加物〕 前述のように、本願の補強木質合成板は、熱可塑性樹脂
成形材とセルロース系破砕物との混合物(後述の「木質
合成粉」)及び補強材の他、添加物を添加することがで
きる。
【0081】このうち、前記炭酸カルシウムは、本製造
例の補強木質合成形板に良好な寸法安定をもたらし、温
度変化に伴う膨張・収縮を著しく少なくすることに寄与
するもので、押出加工における成形品の変形を防止し、
且つそれ自体安価であるため増量材としての意義をも有
する。また、前記酸化チタンは、流動性、溶液中におけ
る分散性が良好であり、本発明の木質合成板に対して温
度変化に伴う膨張収縮を著しく少なくすることに寄与す
る。
【0082】2−2〔熱可塑性樹脂成形材〕 熱可塑性樹脂成形材は、廃棄された各種の樹脂成形品を
回収して使用することができる。回収された熱可塑性樹
脂成形材は、これをそのまま使用することもできるが、
回収された樹脂成形品の表面に樹脂塗膜の施されたもの
にあってはこれを複数の各小片に破砕し、前記破砕され
た個々の各小片に対して、圧縮研削作用を付加して樹脂
塗膜を研削・剥離して前記研削された個々の各小片に対
して、微振動に基づいた圧縮衝撃力を付加して圧潰粉砕
させ、かつ圧潰粉砕によって剥離された樹脂塗膜を随時
に除去し熱可塑性樹脂成形材として素材化し、PVC
(ポリ塩化ビニル)、PET(ポリエステル)、PP
(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)、ナイ
ロン、ABS樹脂等の熱可塑性樹脂成形材を得る。
【0083】そして、このようにして得られた熱可塑性
樹脂成形材の一種類又はこれらの複数を混合したものを
原材料として使用する。
【0084】なお、前記熱可塑性樹脂成形材は、前記熱
可塑性樹脂製品の廃材から得られた回収熱可塑性樹脂成
形材を再利用したもの、あるいはバージンの熱可塑性樹
脂成形材を単独で使用し、あるいはバージンの熱可塑性
樹脂成形材と前記回収熱可塑性樹脂成形材をそれぞれ、
例えば50%ずつ混合して使用することもできる。
【0085】2−3〔熱可塑性樹脂成形材とセルロース
系破砕物の混合〕 このようにして得られた熱可塑性樹脂成形材は、これに
セルロース系破砕物(本実施例では木粉を使用)と混合
して、後述の木質合成粉となす。
【0086】2−3−1〔熱可塑性樹脂成形材と木粉の
混合比〕 以下、各熱可塑性樹脂成形材におけるゲル化可能な木粉
量の範囲を以下に示す。
【0087】熱可塑性樹脂成形材がPPの場合、木粉は
35〜75wt%、PPの量は25〜65wt%で、好まし
くは、木粉は60〜75wt%、PPの量は25〜40wt
%であり、熱可塑性樹脂成形材がPETの場合、上記の
PPの場合と同じであり、熱可塑性樹脂成形材がPCの
場合、木粉は40〜70wt%で、PCの量は30〜60
wt%で、好ましくは、木粉は60〜65wt%、PCの量
は35〜40wt%であり、木粉が64wt%で、PCが3
6wt%のときが、特に好ましい。熱可塑性樹脂成形材が
PVCの場合、木粉は30〜65%で、PVCの量は3
5〜70wt%で、好ましくは、木粉は45〜55wt%、
PVCの量は45〜55wt%であり、熱可塑性樹脂成形
材がナイロンの場合、上記PCの場合と同じである。
【0088】2−3−2〔熱可塑性樹脂成形材とセルロ
ース系破砕物との混合方法〕 (1)流動混合混練処理 前記の如く配合された原材料は、これを図9に示すミキ
サー80内に投入すると、このミキサー80内で前記原
材料は混練され「混練材料」となる。
【0089】81はミキサー本体で、上面開口を有する
円筒形を成し容量が300リットルのケーシングであ
り、前記開口はミキサー本体81内に原材料を投入する
投入口94で、この投入口94を開閉自在な上蓋82で
被蓋する。上蓋82には、ミキサー本体81内で木粉か
ら発生した多量の水蒸気ないしは木酸ガスを排出するガ
ス排出管95を連通している。さらに、ミキサー本体8
1の底面付近の外周面に1ヶ所の排出口88を設け、こ
の排出口88を被蓋する蓋89をシリンダ91のロッド
先端に設け、シリンダ91の作動により前記排出口88
を開閉自在に設けている。93は排出ダクトで、前記排
出口88に連通している。
【0090】さらに、ミキサー本体81の底面の中心に
は図示せざるモータ37KW(DC)の回転駆動手段によ
り820rpm/max で高速回転する軸83をミキサー本体
81内の上方に向けて軸承し、この軸83に下から上方
へ順にスクレイパー84、撹拌衝撃翼85,86,87
を装着し、軸83の先端から締付ナット92で締め付け
ている。なお、前記各撹拌衝撃翼85,86,87の形
状は特に限定されないが、本実施例では軸83を中心に
対称を成す2枚羽根である。図9のように3個の撹拌衝
撃翼を重ねた場合は全部で6枚の羽根で成り、これら6
枚の羽根は平面で360度を6等分した等分角(60
度)を成すように互いに交叉した状態で重ねている。な
お、複数個の撹拌衝撃翼を設けた場合、撹拌衝撃翼の合
計の羽根数で360度を等分した角度で互いに交叉して
重ねることは原材料を効率良く混練する点で好ましい。
【0091】なお、前記スクレイパー84はミキサー本
体81の底面を僅かに摺接して回転し、ミキサー本体8
1内で混練された原材料をミキサー本体81の底面に残
留しないよう掻き出すものである。
【0092】(2)冷却・造粒処理 図10において、100は前述した混練材料を混合し撹
拌して「造粒木粉」を形成する冷却造粒手段であり、本
実施例では「クーリングミキサー」という。
【0093】101はミキサー本体で、逆円錐形状を成
すケーシングであり上面を被蓋し、一方、下端に排出口
107を設け、この排出口107をバルブ106で開閉
自在に設けている。ミキサー本体101の外周壁内にジ
ャケット102を形成し、このジャケット102内に給
水管108から排水管109へ常時、冷却水を供給し、
クーリングミキサー100内の原材料の温度を熱可塑性
樹脂成形材の融点近傍まで冷却するよう保持される。な
お、ミキサー本体101の上壁面にはクーリングミキサ
ー100内で発生した水蒸気ないしは木酸ガスの図示せ
ざる排出ダクトを連通している。
【0094】前記ミキサー本体101の上壁内の略中心
にはアーム103が略水平方向に回動可能に軸支され、
このアーム103は減速装置112を介してモータ11
1により約3rpm の速度で回転駆動される。さらに、前
記アーム103の回転軸は中空軸であり、この中空軸内
に独立して回転する他の回転軸を設け、この回転軸にモ
ータ105の出力軸を連結している。一方、前記アーム
103の先端には撹拌破砕翼104を軸承し、この撹拌
破砕翼104は本実施例ではスクリュー型を成すもので
あり、該撹拌破砕翼104の回転軸線方向をミキサー本
体101の内周壁面に沿って略平行に下方へミキサー本
体101の下端付近まで延長している。撹拌破砕翼10
4はアーム103内に設けた歯車等による回転伝達手段
を介して前記モータ105の出力軸に連結する回転軸に
連結され90rpm の速度で回転駆動される。
【0095】なお、ミキサー本体101の上壁には投入
口113を設け、この投入口113に前述した高速流動
式ミキサー80の排出ダクト93を連通する。
【0096】前述した高速流動式ミキサー80で形成さ
れた混練材料は排出ダクト93を経てクーリングミキサ
ー100の投入口113からミキサー本体101内へ投
入される。撹拌破砕翼104はモータ105により90
rpm の速度で回転し、しかも、アーム103が減速装置
112を介して減速されたモータ111の回転力により
3rpm の速度で水平方向に回転するので、前記撹拌破砕
翼104はミキサー本体101の内周壁面に沿って円錐
を描くように回転し、アーム103内の混練材料を撹拌
する。混練材料はジャケット102内の冷却水により冷
却されたミキサー本体101の内周壁面で冷却され、直
径約25mm以下に造粒された「造粒木粉」が形成され、
この造粒木粉はバルブ106を開放して排出口107よ
り排出される。
【0097】なお、クーリングミキサー100で冷却さ
れる混練材料は、原材料中の熱可塑性樹脂成形材の凝固
点すなわち融点以下に冷却されることが望ましいが、木
粉を混合しているので熱可塑性樹脂成形材の融点以下に
まで下げる必要はなく、実際には造粒木粉が排出口10
7より排出可能な温度まで冷却されれば良く、混練材料
内の熱可塑性樹脂成形材の融点より約10℃高い温度ま
で冷却すれば良い。
【0098】ちなみに、熱可塑性樹脂成形材として、本
実施例により使用したPPの溶融温度は約200℃であ
り、本実施例では前述した高速流動式ミキサー80内で
205〜215℃でゲル化した混練材料をクーリングミ
キサー100へ投入してから10〜15分程度で、90
〜100℃まで冷却した。このクーリングミキサーによ
る冷却造粒は効率の良いものである。このときのジャケ
ット102内の冷却水については、給水管108から供
給する冷却水の温度は30℃であったが、排水管109
より排水される冷却水の温度は40℃であった。
【0099】なお、冷却造粒工程は上記のクーリングミ
キサーのような装置によるものに限定されるものではな
く、ミキサー本体内の混練材料を撹拌する撹拌羽根を設
け且つミキサー本体の外周壁面に前述したようなジャケ
ットを設け、このジャケット内を流れる冷却水でミキサ
ー本体内の混練材料を冷却するものであっても良く高速
流動式ミキサー80で形成された混練材料を前記ジャケ
ット102を備えてない一般的なミキサーを用いて撹拌
のみを行なって冷却することも可能であり、冷却・造粒
が行われればいかなる手段をも用いることができる。
【0100】(3)整粒処理 前記冷却造粒工程で形成された造粒木粉は、さらに整粒
手段を使用して粒径10mm以下のペレット状に整粒し、
「木質合成粉」を形成する。
【0101】図11において、120は前述した造粒木
粉を整粒する整粒手段であり、本実施例では「カッタミ
ル」という。
【0102】121はカッタミル本体で、上面開口を有
する円筒形を成すケーシングであり、前記開口を開閉自
在な蓋122で被蓋する。前記蓋122はカッタミル本
体121内に造粒木粉を投入する投入口123を備えて
いる。
【0103】また、前記カッタミル本体121内にはカ
ッタミル本体121の底面に軸承されて図示せざる回転
駆動手段で水平方向に回転するカッタ支持体124を設
け、このカッタ支持体124の外周に上下方向に長い回
転刃125を3枚を設け、これらの3枚の回転刃125
はカッタ支持体124の回転方向で120度の等角度を
成すように配設し、3枚の回転刃125の刃先は同一の
回転軌跡上に位置している。さらに、前記3枚の回転刃
125の刃先の回転軌跡に対して僅かな隙間を介して二
の固定刃126を回転刃125の刃先の回転軌跡の略対
称位置にカッタミル本体121に固定し、二の固定刃1
26とカッタ支持体124と回転刃125とでカッタミ
ル本体121内を二分し、投入室127と整粒室128
を形成する。前記蓋122の投入口123は前記投入室
127に連通する。なお、二の固定刃126と回転刃1
25との隙間は造粒木粉を所望の大きさに整粒できるよ
う自在に調整できる。また、整粒室128は前記二の固
定刃126間を回転刃125の回転軌跡の周囲を囲むよ
うにスクリーン129で仕切っている。なお、スクリー
ン129は、本実施例では8mm程度の大きさの整粒され
た「木質合成粉」である整粒物が通過できるメッシュで
形成している。また、整粒室128のカッタミル本体1
21の下端にはカッタミル120で前記整粒物を排出す
る排出口131を設けている。
【0104】以上のカッタミル120において、蓋12
2の投入口123から前述したクーリングミキサー10
0で形成した造粒木粉を投入し、図示せざる回転駆動手
段でカッタ支持体124を回転すると、造粒木粉はカッ
タ支持体124の回転刃125と固定刃126間で約
0.1〜8mmの木質合成粉に切断され、整粒室128の
スクリーン129のメッシュを通過して排出口131よ
り排出され、ペレット状の「木質合成粉」が製造され
る。
【0105】2−4〔補強材と木質合成粉との混合〕 このようにして製造されたペレット状の木質合成粉は、
この木質合成粉70〜97wt%に対して3〜30wt%の
10〜30mmの長さを有するガラス繊維、ポリエステ
ル、ナイロン、ケブラー等のフプラスチック繊維、炭素
繊維、スチールファイバー、木質ファイバー、パルプ繊
維、コットン繊維等からなる補強材45とかく拌機にて
かく拌した後、次工程の押出機70へ送られる。このか
く拌機としては、20rpmの低速回転のかく拌機を使用
し、このかく拌機にて約3分かく拌を行うことにより、
前述のような繊維状の補強材45が相互に絡み合い、又
は縒れて丸まってしまうことを防止でき、良好な状態で
木質合成粉と混合される。
【0106】この補強材45が木質合成板中に良好な状
態で分散し、かつ、合成板の補強に十分な混合比の一例
を示せば以下の通りである。
【0107】
【表2】
【0108】このようにして補強材と混合された木質合
成粉は、押出機70内に投入され、前述の押出成形方法
及び装置により成形され、補強樹脂合成板が製造され
る。
【0109】3.比較例 前述の本発明の補強樹脂合成板の押出成形方法及び装置
により得られた本願の補強木質合成板(以下、本願とい
う)の曲げ弾性率及び曲げ強度試験の結果を表3に示
す。
【0110】なお、表3に示す比較結果は、比較例1と
してポリプロピレン(PP)樹脂49wt%、木粉44wt
%、長さ20mm〜30mm、太さ20μm のポリエステル
単繊維7wt%の混合比の木質合成粉と補強材を50mm押
出機(7.5kwモータ使用、回転数15rpm、押出
量30kg/h)を使用して得られた厚さ12mm×幅91
0mm×長さ1820mmの補強木質合成板である。
【0111】一方、比較試料として、それぞれ補強材を
分散していない木質合成板(他の条件は前記比較例1と
同一である。) 3層の木板を貼合わせた合板A(板厚11.2mm) 5層の木板を貼合わせた合板B(板厚11.6mm) 7層の木板を貼合わせた合板C(板厚15.3mm) に対して以下の試験を行った。
【0112】(1)曲げ弾性率及び曲げ強度試験 試験条件 支点間隔;100mm, 試験速度;5
mm/min
【0113】
【表3】
【0114】以上の比較結果から、比較例1の補強木質
合成板は、縦方向の曲げ強度で合板Aに僅かに劣るもの
の、その他の試験結果については他の合板の試験結果に
突出した高い数値を測定することができた。
【0115】なお、表1からも明らかな通り、比較例1
の補強木質合成板は縦方向、横方向のいずれにおいても
曲げ弾性率及び曲げ強度においても補強材の分散されて
いない木質合成板に比較して、高い数値を示しているこ
とがわかる。
【0116】(2)面衝撃試験 試験条件; 10m/sec
【0117】
【表3】
【0118】以上のことから、比較例1の補強木質合成
板の面衝撃値は、合板A、合板B、合板Cのいずれより
高い値を示し、また補強材の分散されていない木質合成
板に比較しても面衝撃値が向上していることが判る。
【0119】(3)硬度試験 試験条件 ロックウェル硬度の圧子;径12.700mmの
鋼球 試験荷重;60kgf
【0120】
【表6】
【0121】以上のことから、比較例1の補強木質合成
板のロックウェル硬度は、合板A、合板B、合板Cのい
ずれより高い値を示した。比較例1の補強木質合成板は
合板Aに対して約1.42倍、合板Bに対して約1.9
6倍、合板Cに対して約3.39倍という優れた硬さを
有する。
【0122】(4)含水性試験 試験条件 各試験片を純水に浸漬し、25℃で24時間
放置後の質量変化率(=含水率)を測定した。
【0123】
【表7】
【0124】以上のことから、比較例1の補強木質合成
板の含水率は、合板A、合板B、合板Cのいずれより極
めて低い値を示した。含水率が大きい場合には、板の膨
張、収縮の変化率が大きくなり、つまり湿度などの環境
変化により板の寸法変化が大きくなり、板の割れや寸法
の狂いが生じやすくなる要因になる。
【0125】比較例1の補強木質合成板は、上記3種の
合板のうちでも含水率が最も低い合板Aに対してでさ
え、1/153という極めて低い含水率を示しているこ
とから、湿度等の環境変化に左右されず寸法の安定性が
極めて高いものである。
【0126】(5)釘引き抜き強度試験 試験条件 試験速度;5mm/min
【0127】
【表8】
【0128】以上のことから、比較例1の補強木質合成
板の釘引き抜き強度は、合板A、合板Cのいずれより高
い値を示した。一般に木質合成粉の釘引き抜き強度が低
いことは木質合成板の特有の弱点ある。釘の引き抜き強
度は釘の周囲への板の組織の摩擦力が釘を引き抜くとき
の引き抜き強度となって表れると考えられ、木質合成板
の場合は釘の引き抜き強度を弱める作用をする摩擦抵抗
の小さい樹脂が含まれているので、摩擦抵抗の大きい木
材板でなる合板の釘の引き抜き強度より低い値を示すこ
とは当然考えられることである。しかし、比較例1の繊
維強化木質合成板は合板Cの釘引き抜き強度の約1.4
4倍の強度を有するという、良好な結果を得た。
【0129】木質合成板の場合は個々の木粉間の密度を
高くすることにより釘の引き抜き強度を高くすることに
なり、比較例1の補強木質合成板は高密度であり、かつ
合成板内に補強材が均一に分散されているので、釘と木
質合成板との摩擦抵抗が増大して上記のように良好な結
果を得たと考えられる。
【0130】(6)木ネジ試験 試験条件 試験速度;5mm/min
【0131】
【表9】
【0132】以上のことから、比較例1に示す本願の補
強木質合成板の木ネジの引き抜き強度は、合板A、合板
B、合板Cのいずれより高い値を示した。また、比較例
1の補強木質合成板の木ネジの引っかけ強度は、縦方向
および横方向のいずれにおいても合板A、合板B、合板
Cより高い値を示した。
【0133】木ネジの引き抜き強度の場合は釘の引き抜
き強度の場合のように釘の周囲への板の組織の摩擦力と
異なり、板の組織の剪断力と関係があると考えられる。
つまり、木質合成板の場合は、ネジ内に食い込んだ部分
の板の組織と他の組織との密着性が木ネジの引く抜き強
度の強さに反映すると考えられる。
【0134】本発明の補強木質合成板は木粉が均一で高
密度であるため個々の木粉間の密着性が強く、しかも合
成板中に補強材が分散されているので、ネジ山がこの補
強材に引っ掛かって引き抜き強度及び木ネジの引っかけ
強度において各合板より高いという優れた結果を得られ
たものと考えられる。
【0135】以上の各試験の結果で示すように、比較例
1の補強木質合成板は曲げ弾性率、曲げ強度、面衝撃
値、含水性、釘の引き抜き強度、木ネジの引き抜き強度
及び木ネジの引っかけ強度において、優れた特性を示す
良好なものである。
【0136】
【発明の効果】本発明の方法及び装置により補強材を分
散して所定の肉厚に成形することにより、また、押出し
生地を成形室内で徐冷する際に、この押出し生地に押出
し力に抗する抑制力を加えて押出し生地の密度を高くす
ることにより、補強材と樹脂との密着性を高くすること
ができ、強度の高い補強樹脂合成板を提供でき、しかも
押出し生地に押出し力に抗する抑制力を加えているの
で、気泡、巣等の発生を防ぐことができ、均一で高密度
の補強樹脂合成板を提供することかできた。
【0137】木質合成粉と補強材を低速回転のかく拌機
でかく拌・混合した後、押出機に投入しているので、押
出成形という一の工程で補強材が良好な状態で均一に分
散された補強木質合成板を成形することができた。
【0138】成形ダイの成形室の内壁にフッ素系樹脂の
シートを貼設し、又はフッ素樹脂をコーティングするこ
とにより、フッ素樹脂は摩擦係数が小さいので、セルロ
ース系破砕物及び補強材の混入によって流動性の低下し
た押出し生地であっても円滑に流動させることができ、
また、セルロース系破砕物、補強材及び熱可塑性樹脂成
形材との混練状態が良好な状態で流動するので、製品と
しての合成板である補強樹脂合成板の表面に肌あれが生
ずることがなく、平滑な表面を有する補強脂合成板を成
形できた。また、押出し生地内のセルロース系破砕物及
び補強材が円滑に流動することにより、均一、高密度の
補強樹脂合成板を提供することができた。
【0139】押出機のスクリューを基部から先端にかけ
てその溝の深さの絞りを少なくしたので、木粉等のセル
ロース系破砕物や補強材の混入により流動性の低下した
押出し生地を良好に押し出すことができ、また、押出ダ
イの射出口を成形ダイの入口の高さと略同一の高さとす
ることで、セルロース系破砕物や補強材を混入した押出
し生地であっても良好な流動性を付与することができ、
押出ダイの目詰まりを防止することができた。
【0140】木質合成粉は、セルロース系破砕物と、熱
可塑性樹脂成形材との馴染みが良好で、熱可塑性樹脂成
形材がセルロース系破砕物の表面全体に付着して熱的、
化学的に安定した木粉粒に固定化された状態を定常的に
維持しうるように分散された木質合成粉が形成されるの
で、押出し成形時、押出し生地内のセルロース系破砕物
の摩擦抵抗を減じることになり、熱可塑性樹脂成形材と
セルロース系破砕物及び補強材とが良く分散した状態で
混練され、良好な混練状態を保ちながら、押し出される
ので、均一で高密度の木質合成板を得ることができた。
【0141】押出し生地の押出し温度を熱可塑性樹脂成
形材単体の溶融温度より低い温度としているので、分散
する補強材として熱可塑性樹脂成形材と同一素材のプラ
スチック繊維を使用することができ、補強材と熱可塑性
樹脂成形材との馴染みが極めて良好である。
【0142】また、押出し生地の押出し温度を低く設定
できることから、押出し生地内に分散された補強材が熱
により劣化し難く、また、成形された成形室の徐冷部に
吐出される押出し生地の温度も低いので、その冷却が容
易である。
【0143】成形ダイの成形室の高さを成形ダイの入口
の高さを変更することなく変更可能なので、製造される
木質合成板の板厚を変更した場合であっても押出ダイの
吐出口の高さと成形ダイの入口高さを常に同一とするこ
とができ、押出し生地の目詰まりを防止できると共に、
押出ダイの吐出口と成形ダイの入口の高さを同一とする
ための押出ダイの交換は不要である。
【0144】本発明の補強樹脂合成板は、押出成形によ
り所望の板厚の合成板を得ることができるので、コンク
リートパネルや各種建材、自動車の内・外装品等、多種
多様な目的、方法で使用することができる合成板を提供
することができた。
【0145】本発明の押出成形方法及び押出成形装置に
より成形される木質合成板は高密度であり、しかも補強
材による補強がなされているので、強度を損なうことな
く多量の木粉を混入でき、木粉は熱可塑性樹脂成形材よ
り半値以下で遥かに安価であるため安価な木質合成板が
成形でき、また、多量の木粉を混入される木質合成板は
天然の木材パネルに近い性質を有する優れた合成板を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の押出機の一部縦断面を示す正
面図である。
【図2】本発明の実施例の成形ダイの断面図であり、
(A)は厚板成形用、(B)は薄板成形用の金属板(2
6)を交換した状態を示す。
【図3】本発明の実施例の成形ダイの横断面図である。
【図4】本発明の実施例の成形ダイの金属板(上側)を
省略した斜視図である。
【図5】本発明の実施例のブレーキ手段の要部断面を示
す平面図である。
【図6】図5の矢視N−N線の縦断面図である。
【図7】図1の矢視J−J線の縦断面図である。
【図8】図1の矢視K−K線の縦断面図である。
【図9】本発明の実施例に使用するミキサー(流動混合
混練手段)の要部断面を示す全体正面図である。
【図10】本発明の実施例に使用するクーリングミキサ
ー(冷却造粒手段)の要部断面を示す全体正面図であ
る。
【図11】本発明の実施例に使用するカッタミル(整粒
手段)の要部断面を示す全体正面図である。
【符号の説明】
10 成形ダイ 11 入口(成形ダイの) 14 ヒータ 16 スクリーン部 17 アダプタ 18 流入口 19 押出ダイ 21a 溶融部 21b 徐冷部 22 成形室 23 ダイ出口 24 シート(フッ素樹脂の) 25 冷却管 26 金属板(上側) 27 金属板(下側) 28 スペーサ 29 合成板 30 ブレーキ手段 31 ピンチローラ 31a 固定ピンチローラ 31b 自在ピンチローラ 34a,34b 軸受 36 軸受固定フレーム 45 補強材 70 押出機 71 スクリュー 74 バレル 75 バンドヒータ 76 スクリーン 79 押出し生地 80 ミキサー(流動混合混練手段) 81 ミキサー本体 82 上蓋 83 軸 84 スクレイパー 85,86,87 撹拌衝撃翼 88 排出口 89 蓋 91 シリンダ 92 締付ナット 93 排出ダクト 94 投入口 95 ガス排出管 100 クーリングミキサー(冷却造粒手段) 101 ミキサー本体 102 ジャケット 103 アーム 104 撹拌破砕翼 105 モータ 106 バルブ 107 排出口 108 給水管 109 排水管 111 モータ 112 減速装置 113 投入口 114 フレーム 115 パウダブレーキ 116,117 歯車 118 シリンダ 119 ガイド体 120 カッタミル(整粒手段) 121 カッタミル本体 122 蓋 123 投入口 124 カッタ支持体 125 回転刃 126 固定刃 127 投入室 128 整粒室 129 スクリーン 131 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29C 47/86 9349−4F B29C 47/86 // B29K 105:06 511:14 B29L 7:00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含有水分量を15wt%以内とし平均粒径
    20メッシュ以下のセルロース系破砕物20〜75wt%
    に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%を混合、ゲ
    ル化混練し、冷却、整粒して木質合成粉となし、この木
    質合成粉と補強材をかく拌・混合し、この補強材とかく
    拌・混合された木質合成粉を加熱、練成して生地とな
    し、この生地をスクリューをもって押出ダイより成形ダ
    イの成形室へ押出し、この成形室内で前記押出し生地を
    加熱後徐冷すると共に、この成形室内の押出し生地に前
    記押出機の押出し力に抗する抑制力を加えて押出し生地
    の密度を高くし、前記押出し生地を硬化させることを特
    徴とする補強木質合成板の押出成形方法。
  2. 【請求項2】 前記スクリューは、基部から先端にかけ
    てその溝の深さの絞り変化を少なくし、押出し生地の流
    動性を向上させた請求項1記載の補強木質合成板の押出
    成形方法。
  3. 【請求項3】 前記押出ダイの射出口を成形ダイの入口
    の高さと同一若しくは略同一の高さを有する方形に形成
    し、且つ、この押出ダイ内に形成された押出し生地の流
    路を押出ダイの射出口に向けて徐々に狭く断面変化する
    よう形成した押出ダイを介して成形室に押出し生地を押
    し出す請求項1,2記載の補強木質合成板の押出成形方
    法。
  4. 【請求項4】 前記成形室の内壁面にフッ素樹脂のシー
    トを貼設又はフッ素樹脂をコーティングした請求項1〜
    3いずれか1項記載の補強木質合成板の押出成形方法。
  5. 【請求項5】 前記木質合成粉70〜97wt%に対して
    補強材3〜30wt%を混合したことを特徴とする請求項
    1〜4いずれか1項記載の補強木質合成板の押出成形方
    法。
  6. 【請求項6】 前記補強材は、ガラス繊維、プラスチッ
    ク繊維、炭素繊維、金属繊維、パルプ繊維、コットン繊
    維のいずれか1又は2以上の単繊維、又は前記1又は2
    以上の種類の単繊維を多数収束し又は縒り合わせたもの
    であることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載
    の補強木質合成板の押出成形方法。
  7. 【請求項7】 前記補強材は、木質合成粉を形成する熱
    可塑性樹脂成形材と同一素材を使用し、かつ、前記補強
    材の溶融温度よりも低い温度で加熱して押し出すことを
    特徴とする請求項6記載の補強木質合成板の押出成形方
    法。
  8. 【請求項8】 前記補強材は、長さ10〜30mm、単繊
    維径6〜24μである請求項6,7記載の補強木質合成
    板の押出成形方法。
  9. 【請求項9】 含有水分量を15wt%以内とし平均粒径
    20メッシュ以下のセルロース系破砕物20〜75wt%
    に対して熱可塑性樹脂成形材25〜80wt%を混合、ゲ
    ル化混練し、冷却、整粒して木質合成粉となし、この木
    質合成粉と補強材をかく拌・混合し、この混合原料を加
    熱、練成し、基部から先端部にかけてその溝の深さの絞
    り変化を少なくしたスクリューをもって押出す押出機の
    押出ダイに、前記押出ダイより押し出された押出し生地
    を加熱する溶融部及び所定の肉厚に形成して徐冷する徐
    冷部を有する成形室を備えた成形ダイを連結し、前記成
    形室の内壁面にフッ素樹脂のシートを貼設又はフッ素樹
    脂をコーティングし且つ成形室を加熱するヒータと、成
    形室を冷却する冷却手段を成形ダイに設けると共に、前
    記成形ダイより押し出された押出し生地の押出し力に抗
    する抑制力を加えるブレーキ手段を設けたことを特徴と
    する補強樹脂合成板の押出成形装置。
  10. 【請求項10】 前記押出ダイの射出口を成形ダイの入
    口の高さと同一若しくは略同一の高さを有する方形に形
    成し、且つ、押出ダイ内に形成された押出し生地の流路
    をこの射出口に向けて徐々に狭く断面変化するよう形成
    した請求項9記載の補強木質合成板の押出成形装置。
  11. 【請求項11】 前記成形ダイは、上下2枚の金属板よ
    りなり、この成形ダイを形成する上下2枚の金属板のい
    ずれか一方若しくは双方の内壁面であって、成形室の溶
    融部を形成する内壁面を成形室の徐冷部に向けて徐々に
    狭く断面変化させ、 この上下2枚の金属板のいずれか一方若しくは双方を内
    壁面の断面形状の異なる金属板に交換可能に形成したこ
    とを特徴とする請求項9又は10記載の補強木質合成板
    の押出成形装置。
JP02982195A 1995-02-17 1995-02-17 補強木質合成板の押出成形方法及び装置 Expired - Fee Related JP3543021B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02982195A JP3543021B2 (ja) 1995-02-17 1995-02-17 補強木質合成板の押出成形方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02982195A JP3543021B2 (ja) 1995-02-17 1995-02-17 補強木質合成板の押出成形方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08216122A true JPH08216122A (ja) 1996-08-27
JP3543021B2 JP3543021B2 (ja) 2004-07-14

Family

ID=12286697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02982195A Expired - Fee Related JP3543021B2 (ja) 1995-02-17 1995-02-17 補強木質合成板の押出成形方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3543021B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054884A1 (fr) * 2000-01-26 2001-08-02 Sekisui Chemical Co., Ltd. Article moule a partir d'une matiere composite thermoplastique et procede de production dudit article
WO2002078931A1 (en) * 2001-03-29 2002-10-10 Suzuki Kogyo Co. Ltd. Apparatus for producing foamed moldings, and method for producing laminated foamed moldings and foamed moldings produced thereby
JP2002316352A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Ain Eng Kk 木質合成板の押出成形装置
JP2003291116A (ja) * 2002-04-01 2003-10-14 Koshii Mokuzai Kogyo Kk 木質系複合樹脂成形体及びその製造方法
JP2007154573A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Iida Sangyo:Kk 建築物用補強体
JP2011104948A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Wpc Corporation Kk 合成木材用の添加材及びその製造方法,前記添加材を含む合成木材用の成形材並びに合成木材
JP2011524266A (ja) * 2008-05-26 2011-09-01 パネル・ボード・ホールディング・ビーブイ 粒子材料を結合させることによる物品の製造方法
JP2017144616A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 ミサワホーム株式会社 木質様成形品の製造方法および木質様成形品
CN109049617A (zh) * 2018-08-24 2018-12-21 宁德市华昊新材料有限公司 一种尼龙挤出机用出料头
CN110065131A (zh) * 2019-04-02 2019-07-30 李珂 一种防霉防水刨花板的生产方法
CN110171051A (zh) * 2019-05-28 2019-08-27 中合新农业科技(合肥)高新技术产业研究院有限公司 一种秸秆纤维有序混合装置及方法
CN110405897A (zh) * 2019-06-21 2019-11-05 李珂 高强度刨花板的生产方法
CN111037868A (zh) * 2019-12-27 2020-04-21 宜宾天亿新材料科技有限公司 一种高分子板材加工制备装置
CN114986837A (zh) * 2022-07-02 2022-09-02 广东顺德博舍环保家具股份有限公司 一种仿木家具热塑挤出设备
JP2023148935A (ja) * 2022-03-30 2023-10-13 株式会社コーヨー化成 木粉を基材とする射出成形可能な粉体混合材料、並びにその製造方法、並びに木粉を基材とする射出成形可能な粉体混合材料を用いた射出成形方法、並びにこの方法により製造された木粉成形品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4578561B1 (ja) 2009-10-15 2010-11-10 Wpcコーポレーション株式会社 床板固定具

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001054884A1 (fr) * 2000-01-26 2001-08-02 Sekisui Chemical Co., Ltd. Article moule a partir d'une matiere composite thermoplastique et procede de production dudit article
US6716522B2 (en) 2000-01-26 2004-04-06 Sekisui Chemical Co., Ltd. Molded article from thermoplastic composite material and method for producing the same
WO2002078931A1 (en) * 2001-03-29 2002-10-10 Suzuki Kogyo Co. Ltd. Apparatus for producing foamed moldings, and method for producing laminated foamed moldings and foamed moldings produced thereby
CN100400267C (zh) * 2001-03-29 2008-07-09 铃木工业株式会社 发泡成型体的制造装置及制造方法和所获得的发泡成型体
JP2002316352A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Ain Eng Kk 木質合成板の押出成形装置
JP2003291116A (ja) * 2002-04-01 2003-10-14 Koshii Mokuzai Kogyo Kk 木質系複合樹脂成形体及びその製造方法
JP2007154573A (ja) * 2005-12-07 2007-06-21 Iida Sangyo:Kk 建築物用補強体
JP2011524266A (ja) * 2008-05-26 2011-09-01 パネル・ボード・ホールディング・ビーブイ 粒子材料を結合させることによる物品の製造方法
JP2011104948A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Wpc Corporation Kk 合成木材用の添加材及びその製造方法,前記添加材を含む合成木材用の成形材並びに合成木材
JP2017144616A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 ミサワホーム株式会社 木質様成形品の製造方法および木質様成形品
CN109049617A (zh) * 2018-08-24 2018-12-21 宁德市华昊新材料有限公司 一种尼龙挤出机用出料头
CN110065131A (zh) * 2019-04-02 2019-07-30 李珂 一种防霉防水刨花板的生产方法
CN110171051A (zh) * 2019-05-28 2019-08-27 中合新农业科技(合肥)高新技术产业研究院有限公司 一种秸秆纤维有序混合装置及方法
CN110171051B (zh) * 2019-05-28 2024-01-30 徐海林 一种秸秆纤维有序混合装置及方法
CN110405897A (zh) * 2019-06-21 2019-11-05 李珂 高强度刨花板的生产方法
CN111037868A (zh) * 2019-12-27 2020-04-21 宜宾天亿新材料科技有限公司 一种高分子板材加工制备装置
JP2023148935A (ja) * 2022-03-30 2023-10-13 株式会社コーヨー化成 木粉を基材とする射出成形可能な粉体混合材料、並びにその製造方法、並びに木粉を基材とする射出成形可能な粉体混合材料を用いた射出成形方法、並びにこの方法により製造された木粉成形品
CN114986837A (zh) * 2022-07-02 2022-09-02 广东顺德博舍环保家具股份有限公司 一种仿木家具热塑挤出设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3543021B2 (ja) 2004-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100340475B1 (ko) 목질합성분및그의제조방법과제조장치,전기목질합성분을사용한목질합성판및그의압출성형방법과성형장치
JP3543021B2 (ja) 補強木質合成板の押出成形方法及び装置
JP3768559B2 (ja) 故紙合成粉及びその製造方法並びに装置、前記故紙合成粉を用いた故紙合成板の押出成形方法並びに装置
CN101657308B (zh) 使用再利用毯废料的木材-塑料复合材料及其生产系统和方法
CN101578173B (zh) 合成材料与木材碎粒的混合
WO2011135745A1 (ja) 押出成形用複合ペレットの製造方法,及び前記方法で製造された押出成形用の複合ペレット
JPH07266313A (ja) 木質合成粉及びその製造方法並びに装置、前記木質合成粉を用いた木質合成板及び木質合成板の押出成形方法及び装置
JP4371373B2 (ja) 木質系成形体の製造方法および木質系成形体
EP3386703B1 (en) Process for manufacturing a precursor material
Park et al. A comparison of compounding processes for wood‐fiber/thermoplastic composites
JPH09123169A (ja) ペットボトルを原料とする熱可塑性樹脂合成体及びその製造方法、並びに前記熱可塑性樹脂合成体を用いた熱可塑性樹脂成形品及びその製造方法
JP4108876B2 (ja) 中空樹脂成形板の押出成形方法及び装置
JP2872590B2 (ja) 中空樹脂成形板の押出成形方法及び装置
JP3439267B2 (ja) 無機質中空球状体を用いた軽量樹脂成形板及びその製造方法、並びに無機質中空球状体を用いた軽量木質合成粉及びその製造方法、並びに前記軽量木質合成粉を用いた軽量木質合成板及びその製造方法
JP3672616B2 (ja) 補強形材を有する中空樹脂成形板、並びに前記中空樹脂成形板の成形方法及び装置
JPH09141656A (ja) 廃棄ポリエステル繊維を原料とする木質合成粉及びその製造方法、並びに前記木質合成粉を用いた木質合成成形品及びその製造方法
JP3581180B2 (ja) 補強樹脂合成板の押出成形方法及び装置
JP4695119B2 (ja) 木質系コンパウンドの製造方法及び木質系コンパウンド
JP2004216910A (ja) 木質合成粉の製造装置、及び木質合成板の押出成形装置
CN109176945B (zh) 木塑复合材料及其制备方法
JP4741101B2 (ja) 木質合成板の押出成形装置
JP3602605B2 (ja) 木質合成板における木目形成方法及び装置
JPH11277509A (ja) 木質系材料入り熱可塑性樹脂製ボードの製造方法
JP2004231755A (ja) 高充填フィラーコンパウンドの製造方法
NZ286584A (en) Thermoplastics-wood particle composite meal

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040405

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees