JPH08217224A - 部品移送装置 - Google Patents

部品移送装置

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JPH08217224A
JPH08217224A JP2243795A JP2243795A JPH08217224A JP H08217224 A JPH08217224 A JP H08217224A JP 2243795 A JP2243795 A JP 2243795A JP 2243795 A JP2243795 A JP 2243795A JP H08217224 A JPH08217224 A JP H08217224A
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JP
Japan
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vibrating
component transfer
electromagnetic
parts
power supply
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JP2243795A
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Inventor
Nobuo Yakushiji
信夫 薬師寺
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NISSHIN TECHNOS KK
Original Assignee
NISSHIN TECHNOS KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチを切り替えるだけでレール上の部品
を前進/後退させることのできる共振型のコンパクトな
パーツフィーダーを提供する。 【構成】 ベース1に対して逆L字状に固定された板バ
ネ2、3、6、7と、板バネ2、3、6、7の一端に振
動台8を介して板バネ2、3が撓む方向に向けて固定さ
れ、上面に複数の部品が載置されるレール9と、振動台
8を水平方向に振動させるヨーク12および電磁コイル
15と、振動台8を上下方向に振動させるヨーク10、
11および電磁コイル13、14と、スイッチ18のF
/B切り替えに応じて、パルス電圧21、22の位相を
調整し各電磁コイル13、14、15に印加し、振動台
8の振動方向を制御するコントローラ16とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばボルト、ネジお
よび紙部品等を含む電子部品を移送するための部品移送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化が進む中で、そ
の製造工程で使用される電子部品の移送装置は、さらに
なる小型化および高機能化が望まれている。
【0003】例えば電子機器の自動組み立て工程等で利
用されるボルトおよびネジ等の電子部品は、部品移送ラ
イン上に設けられた部品移送装置により一列に整列され
て各工程に供給されている。
【0004】この部品移送装置としては、例えば円形フ
ィーダー、ボールフィーダーおよびリニアフィーダーな
どと呼ばれるパーツフィーダーがある。この種のパーツ
フィーダーには、コンパクトなものの利用度が高いこと
から、振動伝達によって部品を移動させる共振系の技術
が用いられている。
【0005】例えば円形フィーダーおよびボールフィー
ダーは、ネジなどを入れたケースの中央部にドーム状や
円錐状などの揺動体を設けてなるものであり、この揺動
体の周縁部を複数のコイルで揺動させることにより揺動
体上の部品をその周囲に追いやり整列させるものである
が、このようなパーツフィーダーは大型でありセッティ
ング幅を広く要することから、電子部品、特に小物部品
等の工程間移送にはあまり用いられないのが現状であ
る。
【0006】一方、リニアフィーダーは、図5に示すよ
うに、ベース50底面からの垂線に対して、例えば15゜
±10゜等で固定された平行な板バネ51と、各板バネ5
1によりベース50上に水平に支持され、自身にネジ5
2を載置したレール53と、ベース50に固定され通電
することによってレール53を引き付けるための電磁コ
イル54と、レール53に固定され、電磁コイル54に
よって引き付けられるヨーク55などから構成されてお
り、各工程間のライン上に微調整を行なった上で正確に
セッティングされている。
【0007】このリニアフィーダーの場合、電磁コイル
54への通電制御を行うことにより、ヨーク55矢印A
方向に引き付けられ、レール53全体として矢印B方向
に振動し、レール53上のネジ52が一方向、つまり前
方(矢印C方向)に移送される。 ところで、製造工程
間において部品の移送を行う上では、その流れを変える
ことが多々ある。
【0008】しかし、この種のパーツフィーダーでは、
板バネ51の傾斜方向で部品の移送方向を決めているた
め、部品、つまりネジ52を前方にしか移送することが
できない。
【0009】そこで、板バネ51の傾斜方向を逆にした
ものを2段に積載することが考えられるが、共振系の技
術を利用したものでは、装置全体の重量と各段の板バネ
とのバランスをとりセッティングすることは容易ではな
く、しかも一度セッティングしたものでも直ぐにバラン
スが狂い、そのたびにセッティングの微調整を繰り返え
すことになる。
【0010】このような状況から、通常、部品の移送方
向を変える際には、ライン上のパーツフィーダーを再度
セッティングし直すことが行なわれている。
【0011】しかしながら、この再セッティング作業を
行なうためには前後の工程の作業を停止させる必要があ
り、そこには多大な作業ロスが生じる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の部品移送装置では、大型のものはセッティング幅を
広く要することから、小物部品等の工程間移送にはあま
り用いられず、またリニア型のものは移送方向を変える
ことが容易ではなくその作業のため多大なロスが発生す
るという問題があった本発明はこのような課題を解決す
るためになされたもので、コンパクトな形状で、しかも
部品の移送方向を容易に変えることのできる部品移送装
置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の部品移送
装置は、上記した目的を達成するために、部品が載せら
れた部品移送手段と、前記部品移送手段を直接または振
動台を介して重力方向に振動させる第1の振動手段と、
前記部品移送手段を直接または振動台を介して重力方向
と直交する方向に振動させる第2の振動手段と、前記第
1および第2の振動手段に対して、双方に同じ振動周波
数で、かつ少なくとも一方には位相調整した電気信号を
供給し振動制御を行う制御手段とを具備している。
【0014】また請求項2記載の部品移送装置は、基台
にほぼ逆L字状に固定された弾性部材と、前記基台に固
定された弾性部材の一端に、直接または振動台を介して
支持され、上面に複数の部品が載置される部品移送手段
と、電源供給により前記部品移送手段を直接または振動
台を介して重力方向に変位させる第1の電磁振動手段
と、電源供給により前記部品移送手段を直接または振動
台を介して重力方向と直交する方向に変位させる第2の
電磁振動手段と、前記第1および第2の電磁振動手段に
対して、電源供給タイミングを制御する制御手段とを具
備している。
【0015】さらに請求項3記載の部品移送装置は、基
台にその底面に対して垂直に固定された第1の弾性部材
と、前記基台に垂直に固定された前記第1の弾性部材の
一端に支持された機枠と、前記機枠に前記第1の弾性部
材の固定方向に対して垂直に支持された第2の弾性部材
と、前記第2の弾性部材の一端に支持された振動台と、
前記振動台に前記第1の弾性部材が撓む方向に向けて固
定された部品移送用のレールと、電源供給により前記振
動台を重力方向に変位させる第1の電磁振動手段と、電
源供給により前記振動台を重力方向と直交する方向に変
位させる第2の電磁振動手段と、前記第1および第2の
電磁振動手段に対して電源供給タイミングを制御する制
御手段とを具備している。
【0016】また請求項4記載の部品移送装置は、請求
項3記載の部品移送装置において、前記振動台のほぼ中
心に突出部を設け、この突出部から前記機枠の両縁に対
して第3の弾性部材を渡し固定している。
【0017】さらに請求項5記載の部品移送装置は、請
求項2乃至4記載の部品移送装置において、前記制御手
段が、入力電源に交流電源を用い、この交流電源を前記
第1および第2の電磁振動手段それぞれに供給するにあ
たり、その位相を制御することにより前記部品移送手段
の振動方向を制御することを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明では、第1および第2の振
動手段の双方に同じ振動周波数で、かつ少なくとも一方
に位相調整した電気信号が供給されて振動制御が行わ
れ、部品移送手段が重力方向(垂直方向)および重力方
向と直交する方向、つまり水平方向に振動され、その力
の合成方向である斜め方向に振動する。
【0019】したがって、少なくとも一方の電気信号の
位相を調整することにより、部品移送手段上の複数の部
品は、制御方向、つまり前進または後退のうち、所望の
方向に移送可能になる。
【0020】請求項2記載の発明では、制御手段によ
り、第1および第2の電磁振動手段に対して電源供給タ
イミングが制御されて電源が供給されると、部品移送手
段が垂直方向および水平方向に変位する。このとき基台
にほぼ逆L字状に固定された弾性部材が各変位を戻すよ
うに反発するので、結果的に部品移送手段が、垂直方向
および水平方向の力の合成方向である斜め方向に振動す
る。
【0021】これにより、部品移送手段上の複数の部品
は、制御方向、つまり前進または後退のうち、所望の方
向に移送可能になる。
【0022】請求項3記載の発明では、制御手段によ
り、第1および第2の電磁振動手段に対する電源供給タ
イミングが制御され、第1の電磁振動手段により振動台
が重力方向に変位される。また第2の電磁振動手段によ
り機枠と共に振動台が重力方向と直交する水平方向に変
位される。つまり振動台は垂直方向および水平方向に変
位される。
【0023】このとき、機枠を支持している第1の弾性
部材が水平方向に撓まされ、反発して元へ戻ろうとし、
また振動台を支持している第2の弾性部材は垂直方向に
撓まされ反発して戻ろうとする。
【0024】これにより、結果的に振動台が垂直および
水平方向の力の合成方向である斜め方向に振動する。
【0025】この結果、部品移送手段上の複数の部品
は、制御方向、つまり前進または後退のうち、所望の方
向に移送可能になる。
【0026】請求項4記載の発明では、振動台のほぼ中
心に設けられた突出部から機枠の両縁に対して第3の弾
性部材を渡し、ダンパー構造を構成しているので、浮遊
状態の振動台が平行を維持したまま垂直方向に安定して
振動するようになる。
【0027】請求項5記載の発明では、制御手段の入力
電源には交流電源が用いられており、制御手段は、この
交流電源の位相を制御して第1および第2それぞれの電
磁振動手段に供給し、部品移送手段の振動方向を制御す
る。
【0028】したがって、部品移送手段上の複数の部品
は、その制御方向、つまり前進または後退のうち、所望
の方向に移送可能になる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0030】図1は本発明に係る一実施例のフロント・
バック(以下FBと称す)型パーツフィーダの構成を示
す正面図である。図2は図1のFB型パーツフィーダの
電磁コイルのスイッチング制御動作を示す図である。図
3は本発明の他の実施例のFB型パーツフィーダを示す
正面図である。
【0031】図1において、基台(ベース)1の両端に
は、第1の弾性部材としての板ばね2、3がビス4でベ
ース底面に対して垂直に固定されている。ベース1に垂
直に固定された各板ばね2、3の先端(一端)には、機
枠5が上記同様にビス4で固定され支持されている。こ
の機枠5には、第2の弾性部材としての板ばね6、7が
ビス4で板ばね2、3の固定方向と直交する方向、つま
り水平方向に固定されている。板ばね6と板ばね2(板
ばね7と板ばね3)は、逆L字状に配置されていること
になる。各板ばね6、7の一端には、振動台8を介して
部品移送手段としてのレール9が固定され支持されてい
る。このレール9は板ばね2、3が撓む方向に向けて固
定されている。このレール9には、主としてビスやボル
トなどの小部品(電子部品)が一列に並べられて載置さ
れる。このレール9は振動台8に着脱自在に固定されて
いるので、振動台8にはレール9に変えて孔付きのトレ
ー(パレット)なども載置できるようになっている。
【0032】また振動台8には、各板ばね6、7の一端
に対応する位置にヨーク10、11が固定されている。
またこの振動台8には、下方向に向けて設けられた突出
部8aにヨーク12が固定されている。
【0033】一方、ベース1には、各ヨーク10、11
と所定間隔を空けて対向するように第1の電磁振動手段
としての電磁コイル13、14が設けられている。また
ベース1には、その突出部1aにヨーク12と所定間隔
を空けて対向するように第2の電磁振動手段としての電
磁コイル15が設けられている。
【0034】この電磁コイル15、ヨーク12および板
ばね2、3により第1の振動手段が構成され、電磁コイ
ル13、14、ヨーク10、11および板ばね6、7に
より第2の振動手段が構成されている。
【0035】各電磁コイル13、14、15には、コン
トローラ16が接続されている。
【0036】このコントローラ16は、起動電源をとる
コンセント17と、部品の移送方向をフロント側Fまた
はバック側Bに切り替えるためのスイッチ18と、スイ
ッチ18の切り替え方向に応じて供給電圧の位相を制御
する制御部などからなる。制御部は、電圧制御部、周波
数制御部および位相制御部などが構成されており、出力
電圧を所望の電圧に昇圧/降圧させる調整、出力電圧の
周波数調整および出力電圧の位相調整などを行うことが
できる。
【0037】すなわち、このコントローラ16は、コン
セント17から得られた交流電源、例えば交流電圧(A
C)100V(50Hzまたは60Hz)などをとり、部品移送時
に、フロント側Fまたはバック側Bのうち、一方にスイ
ッチ18が切り替えられたとき、そのスイッチ18方向
に応じて電磁コイル13、14と、電磁コイル15とに
供給する出力電圧の周波数と位相とを制御するものであ
る。なお少なくとも電磁コイル13、14には、同じ周
波数および同じ位相で出力電圧が供給されるが、電磁コ
イル13、14と電磁コイル15とには、同じ周波数で
はあるものの必ずしも同じ位相の電圧が供給されるとは
限らない。また出力電圧は電源電圧そのものにする場合
もあり、異なる場合もある。
【0038】次に、このFB型パーツフィーダの動作に
ついて説明する。
【0039】このFB型パーツフィーダの場合、コント
ローラ16のスイッチ18をF側(前進側)にすると、
コントローラ16からは、電磁コイル13、14、15
それぞれに対して位相制御された交流の出力電圧が供給
され、電磁コイル13、14、15によって振動台8が
左右および上下にほぼ同時に規則的に振動される。この
とき、図2に示すように、コントローラ16からは、所
定周波数のパルス電圧(出力電圧)21が電磁コイル1
5に印加され、また電磁コイル13、14には、電磁コ
イル15に印加されたパルス電圧21と同じ周波数で、
かつ振動台13を下げた瞬間に振動台8が後方に移動す
るようタイミング調整された位相でパルス電圧22が印
加される。つまり電磁コイル13、14に供給する電圧
のタイミング調整が行われる。
【0040】したがって、電磁コイル13、14によっ
てヨーク10、11が引き付けられたとき、電磁コイル
15によってヨーク12が引き付けられ、その後、各板
バネ2、3、6、7の反発力で逆に戻されるので、この
ときの上下方向の振幅力と左右方向の振幅力の和(ベク
トルの和)、つまり合成力で、斜め後方に振動台8が平
行に振動する。これにより、レール9上のビス等の部品
が前方に移送されるようになる。なおこのときの振動台
8の最良の振動角度は、移送する部品の厚み、重量およ
び材質などにより変わるが、重力方向と直交する方向に
対して15゜±10゜の範囲がよい。
【0041】またこのFB型パーツフィーダでは、コン
トローラ16のスイッチ18をB側(後退側)に切り替
えることによって部品の移送方向を前進から後退に変え
ることができる。
【0042】すなわち、スイッチ18をB側に切り替え
ると、コントローラ16は、一方のパルス電圧、例えば
電磁コイル15へのパルス電圧22をその位相を 180°
ずらして出力する。これにより、電磁コイル13、14
と電磁コイル15との各ヨーク引き付けタイミングが変
わり、振動台8が斜め前方に振動するようになり、レー
ル9上のビス等の部品が後方に移送されるようになる。
【0043】次に、本発明の第2実施例のFBパーツフ
ィーダーについて説明する。
【0044】図3は本発明の第2実施例のFBパーツフ
ィーダーを示すものであり、図1と同一部分は同一符号
を符号を付してその説明は省略する。
【0045】同図に示すように、このFBパーツフィー
ダーの基台(ベース)31は、L字状断面をなし、その
直立部31aには電磁コイル15が固定されている。
【0046】またこのベース31の垂直な板バネ3に支
持されている機枠5には、板バネ3の先端と同じ位置
で、電磁コイル15に対向するようにヨーク12が設け
られている。このヨーク12を機枠5に設けたため、ベ
ース31内部や振動台38などは突出部のないシンプル
な形状になっている。
【0047】このFBパーツフィーダーの場合、電磁コ
イル31が水平方向に撓む板バネ3の先端付近を直接引
き付ける構造になっているので、コントローラ16で水
平方向と垂直方向の共振点を調整し易い。
【0048】そして上記同様にスイッチ18をF側にす
ると、各電磁コイル13、14、15に図2に示した位
相調整されたパルス電圧21、22が印加される。
【0049】すると、電磁コイル13、14によってヨ
ーク10、11が引き付けられたときに、電磁コイル1
5によってヨーク12も引き付けられ、その後、各板バ
ネ2、3、6、7の反発力で戻されるので、このときの
上下方向の振幅力と左右方向の振幅力の和(ベクトルの
和)、つまり合成力で、斜め後方に振動台38が平行に
振動する。これにより、レール9上のビス等が前方に移
送されるようになる。
【0050】またスイッチ18をB側に切り替えると、
コントローラ16は、一方のパルス電圧、例えば電磁コ
イル15へのパルス電圧22をその位相を180°ずら
して出力する。これにより、電磁コイル13、14と電
磁コイル15とのヨーク引き付けタイミングが変わり、
振動台8が斜め前方に振動するようになり、レール9上
のビス等が後方に移送されるようになる。
【0051】この第2実施例のFBパーツフィーダーに
よれば、動作原理そのものは上述した第1実施例と同じ
なので、スイッチ18を切り替えることにより部品を前
方および後方に移送することができる。
【0052】また電磁コイル31を板バネ6、7の外側
に配設しているので、ベース30の内部に空間が増え、
電磁コイル13、14を大きなものに変更できる。これ
により、装置がいろいろな部品に対応可能になると共に
装置全体の構造を単純化することができる。さらに振動
台にヨーク12を設けていない分、振動台を軽量化で
き、バネ上重量が軽減され、振動調整がし易くなる。
【0053】なお上記電磁コイル41の取り付け位置
は、ベース40の形状を変更することにより、装置の左
右どちらにも変更可能である。
【0054】次に、本発明の第3実施例のFBパーツフ
ィーダーについて説明する。
【0055】図4は本発明の第3実施例のFBパーツフ
ィーダーを示すものであり、図1と同一部分は同一符号
を符号を付してその説明は省略する。
【0056】同図に示すように、このFBパーツフィー
ダーの場合、第1実施例に比べてベース41の中心に近
い位置に板バネ2、3が固定されている。したがって、
板バネ2、3に支持されている機枠45は、第1実施例
よりもその幅が小さくなっている。この機枠45には、
板バネ6、7がビス4により水平にかつ外方向に向けて
固定されている。板バネ6、7の一端には、振動台48
を介してレール9が固定されている。振動台48には、
第1実施例と同様に、突出部8aおよびヨーク12が設
けられている他、そのほぼ中央部(中心)から下方向に
向けて突出部48aが設けられている。この突出部48
aの先端と両側の機枠45には、第3の弾性部材として
の板バネ49が渡せられスペーサ43、ビス44および
ビス4により固定/結合されている。この板バネ49
は、振動台48が水平を維持したまま平行移動するよう
ダンパーとしての役目をするものである。
【0057】このFBパーツフィーダーの場合、上記同
様にスイッチ18をF側にすると、各電磁コイル13、
14、15にパルス電圧21、22が印加される。
【0058】すると、電磁コイル13、14によってヨ
ーク10、11が引き付けられたとき、電磁コイル15
によってヨーク12も引き付けられ、その後、各板バネ
2、3、6、7の反発力で戻される。
【0059】このとき、機枠45は、ベース41から立
ち上げられている板バネ2、3によって支持されている
ので、左右方向にほぼ平行に安定して移動するが、この
機枠45に板バネ6、7を介して支持されている振動台
48は浮遊状態で上下、左右に加振されるため、特に上
下方向の振動タイミングがずれやすく、捻られたように
なることがある。
【0060】そこで、この第3実施例では、機枠45と
振動台48とに板バネ49を渡し固定しているので、こ
れがスピーカでいうダンパーの役目をして、振動台48
が捻られるようになるのを防止し、振動台48が上下方
向に平行に安定して移動するようになる。
【0061】これにより、振動台48が平行に斜め後方
に振動し、レール9上のビス等が前方に移送されるよう
になる。
【0062】またスイッチ18をB側に切り替えると、
上記同様に、パルス電圧22の位相が 180°ずらされる
ので、電磁コイル13、14と電磁コイル15とのヨー
ク引き付けタイミングが変わり、振動台48が斜め前方
に振動するようになり、レール9上のビス等が後方に移
送されるようになる。
【0063】この第3実施例のFBパーツフィーダーに
よれば、振動台48の振動原理そのものは上述した実施
例と同じであり、コントローラ16のスイッチ18をF
側やB側に切り替えることにより部品を前方または後方
に移送することができる。
【0064】しかも構造上、第1実施例と板バネ2、
3、6、7の配置を変えコンパクト化を図り、かつ機枠
45と振動台48とに板バネ49を渡してダンパー構造
を追加し、振動台48に対する上下方向の振動安定化を
図ったので、第1実施例よりもパーツフィーダーをより
コンパクトに、かつ高性能に実現できる。
【0065】なお、このダンパー構造を第1実施例およ
び第2実施例に用いることにより各パーツフィーダの動
作をさらに安定化することができる。
【0066】なお、この発明の部品移送装置は、上記第
1実施例乃至第3実施例のみに限定されるものではな
い。
【0067】上記実施例では、部品移送手段として、レ
ール9を振動台8、38、48などにセッティングした
が、これに代えて例えば孔付きのトレー(パレット)等
をセッティングすることにより、上記実施例のビスやボ
ルト以外にも、小さく、かつ薄い紙部品等も移送するこ
とができる。
【0068】また上記実施例では、第1および第2の振
動手段を、電磁コイル13、14、15、ヨーク10、
11、12、板ばね2、3、6、7で構成したが、これ
以外にも、圧電振動子の両端部(上下)を挟むように板
バネで支持し、各板バネを振動台とベースに固定し、圧
電振動子にコントローラから電圧を制御して印加する構
造のいわゆるピエゾ方式で第1および第2の振動手段を
構成することもできる。
【0069】
【発明の効果】上記したように本発明の部品移送装置に
よれば、第1および第2の振動手段に対する少なくとも
一方の電気信号の位相を調整することにより、部品移送
手段に載せられた部品は、制御方向、つまり前進または
後退のうち、所望の方向に移送可能になる。
【0070】また第1および第2の電磁振動手段に対し
て電源供給タイミングを制御して電源を供給することに
より、部品移送手段に載せられた部品を制御方向、つま
り前進または後退のうち、所望の方向に移送可能にな
る。
【0071】さらに振動台のほぼ中心に設けられた突出
部から機枠の両縁に対して第3の弾性部材を渡し、ダン
パー構造を構成しているので、浮遊状態の振動台を平行
を維持したまま安定して振動させることができる。
【0072】また制御手段の入力電源に交流電源が用い
られており、この交流電源の位相を制御して第1および
第2の電磁振動手段に供給し、部品移送手段の振動方向
を制御するので、部品移送手段に載せられた部品は、そ
の位相制御方向、つまり前進または後退のうち、所望の
方向に移送される。
【0073】この結果、コンパクトな形状で、しかも部
品の移送方向を容易に変えることのできる部品移送装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のFB型パーツフィーダー
の切断正面図。
【図2】図1のFB型パーツフィーダーの電磁コイル制
御電圧の波形を示す図。
【図3】本発明の第2実施例のFB型パーツフィーダー
の切断正面図。
【図4】本発明の第3実施例のFB型パーツフィーダー
の切断正面図。
【図5】従来の部品移送装置の切断正面図。
【符号の説明】
1、31、41…基台(ベース) 2、3、6、7、49…板ばね 4、44…ビス 5、45…機枠 8、38、48…振動台 9…レール 10、11、12…ヨーク 13、14、15…電磁コイル 17…コンセント 18…スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品が載せられた部品移送手段と、 前記部品移送手段を直接または振動台を介して重力方向
    に振動させる第1の振動手段と、 前記部品移送手段を直接または振動台を介して重力方向
    と直交する方向に振動させる第2の振動手段と、 前記第1および第2の振動手段に対して、双方に同じ振
    動周波数で、かつ少なくとも一方には位相調整した電気
    信号を供給し振動制御を行う制御手段とを具備したこと
    を特徴とする部品移送装置。
  2. 【請求項2】 基台にほぼ逆L字状に固定された弾性部
    材と、 前記基台に固定された弾性部材の一端に、直接または振
    動台を介して支持され、上面に複数の部品が載置される
    部品移送手段と、 電源供給により前記部品移送手段を直接または振動台を
    介して重力方向に変位させる第1の電磁振動手段と、 電源供給により前記部品移送手段を直接または振動台を
    介して重力方向と直交する方向に変位させる第2の電磁
    振動手段と、 前記第1および第2の電磁振動手段に対して、電源供給
    タイミングを制御する制御手段とを具備したことを特徴
    とする部品移送装置。
  3. 【請求項3】基台にその底面に対して垂直に固定された
    第1の弾性部材と、 前記基台に垂直に固定された前記第1の弾性部材の一端
    に支持された機枠と、 前記機枠に前記第1の弾性部材の固定方向に対して垂直
    に支持された第2の弾性部材と、 前記第2の弾性部材の一端に支持された振動台と、 前記振動台に前記第1の弾性部材が撓む方向に向けて固
    定された部品移送用のレールと、 電源供給により前記振動台を重力方向に変位させる第1
    の電磁振動手段と、 電源供給により前記振動台を重力方向と直交する方向に
    変位させる第2の電磁振動手段と、 前記第1および第2の電磁振動手段に対して電源供給タ
    イミングを制御する制御手段とを具備したことを特徴と
    する部品移送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の部品移送装置において、 前記振動台のほぼ中心に突出部を設け、この突出部から
    前記機枠の両縁に対して第3の弾性部材を渡し固定した
    ことを特徴とする部品移送装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4記載の部品移送装置にお
    いて、 前記制御手段が、 入力電源に交流電源を用い、この交流電源を前記第1お
    よび第2の電磁振動手段それぞれに供給するにあたり、
    その位相を制御することにより前記部品移送手段の振動
    方向を制御することを特徴とする部品移送装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001180818A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Shinko Electric Co Ltd スライディングコンベア
WO2013069416A1 (ja) * 2011-11-07 2013-05-16 Ntn株式会社 振動式部品搬送装置
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JP2013095597A (ja) * 2011-11-07 2013-05-20 Ntn Corp 振動式部品搬送装置
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