JPH08217263A - 紙葉取出装置 - Google Patents
紙葉取出装置Info
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- JPH08217263A JPH08217263A JP2798895A JP2798895A JPH08217263A JP H08217263 A JPH08217263 A JP H08217263A JP 2798895 A JP2798895 A JP 2798895A JP 2798895 A JP2798895 A JP 2798895A JP H08217263 A JPH08217263 A JP H08217263A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 小規模な装置で紙幣を正確に取り出すことが
できる紙幣取出装置を提供する。 【構成】 千円札収納部34に収納された紙幣2のうち
最下段の紙幣が送り込みローラ19によって経路Aに沿
って送り出される。このとき、プレス板18には、バネ
16によって紙幣2の厚さlに比例した大きさの弾性力
fが上向きに働く。これによって、千円札収納部34に
収納される紙幣2の数が変動しても、最下段の紙幣と送
り込みローラ19との間の押圧力を一定にすることがで
き、最下段の紙幣を安定して正確に送り出すことができ
る。
できる紙幣取出装置を提供する。 【構成】 千円札収納部34に収納された紙幣2のうち
最下段の紙幣が送り込みローラ19によって経路Aに沿
って送り出される。このとき、プレス板18には、バネ
16によって紙幣2の厚さlに比例した大きさの弾性力
fが上向きに働く。これによって、千円札収納部34に
収納される紙幣2の数が変動しても、最下段の紙幣と送
り込みローラ19との間の押圧力を一定にすることがで
き、最下段の紙幣を安定して正確に送り出すことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば発券機などに用
いられる紙幣処理装置の紙幣収納部(スタッカ)に収納
された紙幣などの紙葉を取り出す際などに用いられる紙
葉取出装置に関する。
いられる紙幣処理装置の紙幣収納部(スタッカ)に収納
された紙幣などの紙葉を取り出す際などに用いられる紙
葉取出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、発券機などに用いられる紙幣処
理装置には、紙幣を釣り札として出す際に紙幣を収納し
たスタッカから紙幣を取り出す紙幣取出装置が組み込ま
れている。
理装置には、紙幣を釣り札として出す際に紙幣を収納し
たスタッカから紙幣を取り出す紙幣取出装置が組み込ま
れている。
【0003】このような紙幣取出装置としては、例え
ば、スタッカの下方に設けられたローラをスタッカの最
下段に位置する紙幣の表面に当接させ、ローラの回転力
によって最下段に位置する紙幣をスタッカから取り出す
ものがある。このような紙幣取出装置においては、紙幣
の取り出しを確実に行うために、最下段の紙幣とローラ
との間に生じる押圧力が一定であることが望ましい。
ば、スタッカの下方に設けられたローラをスタッカの最
下段に位置する紙幣の表面に当接させ、ローラの回転力
によって最下段に位置する紙幣をスタッカから取り出す
ものがある。このような紙幣取出装置においては、紙幣
の取り出しを確実に行うために、最下段の紙幣とローラ
との間に生じる押圧力が一定であることが望ましい。
【0004】ところが、従来の紙幣取出装置では、スタ
ッカに収納された紙幣の枚数によって、最下段に位置す
る紙幣とローラとの間に生じる押圧力が変動し、紙幣を
正確に取り出せない事態が生じるという問題がある。
ッカに収納された紙幣の枚数によって、最下段に位置す
る紙幣とローラとの間に生じる押圧力が変動し、紙幣を
正確に取り出せない事態が生じるという問題がある。
【0005】このような問題を解決する紙幣取出装置と
して例えば図9に示す紙幣取出装置1がある。図9に示
す紙幣取出装置1では、垂直方向から所定の角度だけ傾
斜した状態で紙幣2が収納されるようにプレス板8とフ
ロアガイド9とを配置している。このようにすること
で、収納された紙幣2の増減による最下段に位置する紙
幣と送り込みローラ3との間の押圧力の変動を軽減して
いる。プレス板8には、フロアガイド9に向かってバネ
などによる弾性力Pが付与してある。
して例えば図9に示す紙幣取出装置1がある。図9に示
す紙幣取出装置1では、垂直方向から所定の角度だけ傾
斜した状態で紙幣2が収納されるようにプレス板8とフ
ロアガイド9とを配置している。このようにすること
で、収納された紙幣2の増減による最下段に位置する紙
幣と送り込みローラ3との間の押圧力の変動を軽減して
いる。プレス板8には、フロアガイド9に向かってバネ
などによる弾性力Pが付与してある。
【0006】送り込みローラ3に対して紙幣の出力側に
は、取り込みローラ4およびゲートローラ7が設けてあ
り、そのさらに出力側には搬送ピンチローラ5,6が設
けてある。送り込みローラ3および取り込みローラ4
は、外周の一部に高摩擦性の溝付ゴムチップ3a,4a
を組み込んで構成しており、最下段に位置する紙幣を非
連続的に搬送ピンチローラ5,6に向かって送り出す。
は、取り込みローラ4およびゲートローラ7が設けてあ
り、そのさらに出力側には搬送ピンチローラ5,6が設
けてある。送り込みローラ3および取り込みローラ4
は、外周の一部に高摩擦性の溝付ゴムチップ3a,4a
を組み込んで構成しており、最下段に位置する紙幣を非
連続的に搬送ピンチローラ5,6に向かって送り出す。
【0007】ゲートローラ7は、例えばバネなどによる
弾性力pを送り出される紙幣に加えることで、複数枚の
紙幣が重なり合って同時に送り出されることを防止して
いる。
弾性力pを送り出される紙幣に加えることで、複数枚の
紙幣が重なり合って同時に送り出されることを防止して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た図9に示す紙幣取出装置1では、バネなどによる弾性
力Pは、収納される紙幣2の枚数が少ないときに小さく
働き、多いときに大きく働く。そのため、紙幣2の収納
スペースを傾けて、収納された紙幣2の増減による紙幣
2の自重の影響を軽減したとしても、最下段の紙幣に一
定の押圧力を与えることはできず、紙幣を正確に取り出
せない場合があった。
た図9に示す紙幣取出装置1では、バネなどによる弾性
力Pは、収納される紙幣2の枚数が少ないときに小さく
働き、多いときに大きく働く。そのため、紙幣2の収納
スペースを傾けて、収納された紙幣2の増減による紙幣
2の自重の影響を軽減したとしても、最下段の紙幣に一
定の押圧力を与えることはできず、紙幣を正確に取り出
せない場合があった。
【0009】また、図9に示す紙幣取出装置1では、紙
幣2の収納スペースを傾けるために、装置が大規模化し
てしまうという問題があった。
幣2の収納スペースを傾けるために、装置が大規模化し
てしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされ、小規模な装置で、紙幣などの紙葉を正確に
取り出すことができる紙葉取出装置を提供することを目
的とする。
みてなされ、小規模な装置で、紙幣などの紙葉を正確に
取り出すことができる紙葉取出装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
紙葉取出装置は、収納された複数の紙葉の最上段に載置
され、その自重によって収納された紙葉を前記押し出し
ローラに向かって押圧する押圧手段と、前記押圧手段に
対して前記押圧手段を上昇させる向きに、前記押圧手段
の上昇に比例して増大する弾性力を、前記最下段の紙葉
と前記送り出しローラとの間の押圧力が略一定となるよ
うに加える押圧力調整手段とを有する。
点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の
紙葉取出装置は、収納された複数の紙葉の最上段に載置
され、その自重によって収納された紙葉を前記押し出し
ローラに向かって押圧する押圧手段と、前記押圧手段に
対して前記押圧手段を上昇させる向きに、前記押圧手段
の上昇に比例して増大する弾性力を、前記最下段の紙葉
と前記送り出しローラとの間の押圧力が略一定となるよ
うに加える押圧力調整手段とを有する。
【0012】また、本発明の紙葉取出装置は、好ましく
は、前記押圧力調整手段は、一端を前記押圧手段に固定
した線状体の他端側を巻き付ける第1のプーリと、前記
第1のプーリと連動して同一方向に回転する第1の歯車
と、前記第1の歯車と噛み合いながら、前記第1の歯車
とは逆の方向に回転する第2の歯車と、前記押圧手段を
上昇させる向きに弾性力を生じる弾性部材を介して一端
を固定した線状体の他端側を巻き付け、前記第2の歯車
と連動して同一方向に回転する第2のプーリとを有す
る。
は、前記押圧力調整手段は、一端を前記押圧手段に固定
した線状体の他端側を巻き付ける第1のプーリと、前記
第1のプーリと連動して同一方向に回転する第1の歯車
と、前記第1の歯車と噛み合いながら、前記第1の歯車
とは逆の方向に回転する第2の歯車と、前記押圧手段を
上昇させる向きに弾性力を生じる弾性部材を介して一端
を固定した線状体の他端側を巻き付け、前記第2の歯車
と連動して同一方向に回転する第2のプーリとを有す
る。
【0013】
【作用】本発明の紙葉取出装置では、最下段に位置する
紙葉とローラとの間の押圧力は、紙葉収納部に収納され
た紙幣の総重量と押圧手段の自重との総和から押圧力調
整手段によって加えられる弾性力を差し引いた値にな
る。
紙葉とローラとの間の押圧力は、紙葉収納部に収納され
た紙幣の総重量と押圧手段の自重との総和から押圧力調
整手段によって加えられる弾性力を差し引いた値にな
る。
【0014】紙葉収納部に収納される紙幣の数が減少す
ると押圧手段は下降し、この下降に応じて押圧力調整手
段によって加えられる弾性力は減少する。このとき、押
圧手段の移動量に対する弾性力の変化量を適切に設定す
れば、紙葉収納部に収納される紙幣の数の減少による紙
幣の総重量の減少量と、押圧手段の下降による押圧手段
によって加えられる弾性力の減少量とを一致させること
ができる。その結果、最下段に位置する紙葉とローラと
の間の押圧力を一定に保持することができる。
ると押圧手段は下降し、この下降に応じて押圧力調整手
段によって加えられる弾性力は減少する。このとき、押
圧手段の移動量に対する弾性力の変化量を適切に設定す
れば、紙葉収納部に収納される紙幣の数の減少による紙
幣の総重量の減少量と、押圧手段の下降による押圧手段
によって加えられる弾性力の減少量とを一致させること
ができる。その結果、最下段に位置する紙葉とローラと
の間の押圧力を一定に保持することができる。
【0015】一方、このように、押圧手段の移動量に対
する弾性力の変化量を適切に設定すれば、紙葉収納部に
収納される紙幣の数が増加した場合にも、同様に、最下
段に位置する紙葉とローラとの間の押圧力を一定に保持
することができる。
する弾性力の変化量を適切に設定すれば、紙葉収納部に
収納される紙幣の数が増加した場合にも、同様に、最下
段に位置する紙葉とローラとの間の押圧力を一定に保持
することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の紙葉取出装置の実施例に係わ
る紙幣取出装置について説明する。図1,2は、本実施
例に係わる紙幣取出装置10の構成図であり、図1は少
量の紙幣2が千円札収納部34に収納された場合の図、
図2は大量の紙幣2が千円札収納部34に収納された場
合の図である。
る紙幣取出装置について説明する。図1,2は、本実施
例に係わる紙幣取出装置10の構成図であり、図1は少
量の紙幣2が千円札収納部34に収納された場合の図、
図2は大量の紙幣2が千円札収納部34に収納された場
合の図である。
【0017】図3は、図1,2に示す歯車12,14お
よびプーリ13,15の外観斜視図である。図4は、図
1,2に示す紙幣取出装置10が組み込まれている紙幣
処理装置30の概略構成図である。
よびプーリ13,15の外観斜視図である。図4は、図
1,2に示す紙幣取出装置10が組み込まれている紙幣
処理装置30の概略構成図である。
【0018】図5は、図4に示す紙幣処理装置30の詳
細な構成図である。
細な構成図である。
【0019】先ず、図4,5を参照しながら本実施例に
係わる紙幣処理装置30について説明する。図4,5に
示すように、紙幣処理装置30は、上部から下部に向か
って、識別部31、リジェクト部32、一時保留・排出
部33、千円札収納部34、千円札・5千円札払出し部
35、5千円札収納部36および1万円札収納部37が
設けてある。
係わる紙幣処理装置30について説明する。図4,5に
示すように、紙幣処理装置30は、上部から下部に向か
って、識別部31、リジェクト部32、一時保留・排出
部33、千円札収納部34、千円札・5千円札払出し部
35、5千円札収納部36および1万円札収納部37が
設けてある。
【0020】識別部31は、札挿入口38を介して挿入
された紙幣の真偽判定および金種の判定を行う。リジェ
クト部32は、切換部40による切り換えによって、2
枚重ね判定などでエラーとなった紙幣を入力し、これを
収納する。
された紙幣の真偽判定および金種の判定を行う。リジェ
クト部32は、切換部40による切り換えによって、2
枚重ね判定などでエラーとなった紙幣を入力し、これを
収納する。
【0021】一時保留・排出部33は、釣り銭としての
紙幣を千円札・5千円札払出し部35から入力し、この
紙幣を保留する。そして、釣り銭としての紙幣が全てそ
ろった後に、保留した紙幣を全て同時に釣り札出口39
から出力する。
紙幣を千円札・5千円札払出し部35から入力し、この
紙幣を保留する。そして、釣り銭としての紙幣が全てそ
ろった後に、保留した紙幣を全て同時に釣り札出口39
から出力する。
【0022】千円札収納部34は、千円札を収納する。
5千円札収納部36は5千円札を収納する。1万円札収
納部37は、1万千札を収納する。尚、5千円札収納部
36および1万円札収納部37には、収納された紙幣を
上方に押し上げるように弾性力を付与するバネなどが設
けてある。
5千円札収納部36は5千円札を収納する。1万円札収
納部37は、1万千札を収納する。尚、5千円札収納部
36および1万円札収納部37には、収納された紙幣を
上方に押し上げるように弾性力を付与するバネなどが設
けてある。
【0023】図4,5に示すように、千円札・5千円札
払出し部35は、切換部42の切り換え操作によって入
力した千円札を千円札収納部34に収納させると共に、
切換部43の切り換え操作によって入力した5千円札を
5千円札収納部36に収納させる。また、千円札・5千
円札払出し部35は、千円札収納部34および5千円札
収納部36に収納してある千円札および5千円札を切換
部42,43を介して選択的に一時保留・排出部33に
出力する。
払出し部35は、切換部42の切り換え操作によって入
力した千円札を千円札収納部34に収納させると共に、
切換部43の切り換え操作によって入力した5千円札を
5千円札収納部36に収納させる。また、千円札・5千
円札払出し部35は、千円札収納部34および5千円札
収納部36に収納してある千円札および5千円札を切換
部42,43を介して選択的に一時保留・排出部33に
出力する。
【0024】尚、図5において、「19」は送り込みロ
ーラを示し、「29」は戻しローラを示す。
ーラを示し、「29」は戻しローラを示す。
【0025】以下、千円札収納部34および千円札・5
千円札払出し部35で主に構成される本実施例に係わる
図1〜3に示す紙幣取出装置10について詳細に説明す
る。図1に示すように、千円札収納部34の下方に位置
する千円札・5千円札払出し部35は、送り込みローラ
19、取り込みローラ20、ゲートローラ21および搬
送ピンチローラ22を備え、千円札収納部34に収納さ
れた紙幣(千円札)2のうち最下段に位置する紙幣を送
り込みローラ19に組み込まれた高摩擦性の溝付ゴムチ
ップ19aの回転力に応じて図中矢印Aの経路に沿っ
て、図4,5に示す一時保留・排出部33に向かって送
り出す。このとき、図5に示すアーム50は実線の位置
にあり、千円札収納部34に収納された最下段の紙幣が
送り込みローラ19に当接する。一方、図5に示すアー
ム51は点線の位置にあり、5千円札収納部36に収納
された紙幣は下方に位置し、5千円札収納部36に収納
された最上段の紙幣は送り込みローラ19に当接しな
い。
千円札払出し部35で主に構成される本実施例に係わる
図1〜3に示す紙幣取出装置10について詳細に説明す
る。図1に示すように、千円札収納部34の下方に位置
する千円札・5千円札払出し部35は、送り込みローラ
19、取り込みローラ20、ゲートローラ21および搬
送ピンチローラ22を備え、千円札収納部34に収納さ
れた紙幣(千円札)2のうち最下段に位置する紙幣を送
り込みローラ19に組み込まれた高摩擦性の溝付ゴムチ
ップ19aの回転力に応じて図中矢印Aの経路に沿っ
て、図4,5に示す一時保留・排出部33に向かって送
り出す。このとき、図5に示すアーム50は実線の位置
にあり、千円札収納部34に収納された最下段の紙幣が
送り込みローラ19に当接する。一方、図5に示すアー
ム51は点線の位置にあり、5千円札収納部36に収納
された紙幣は下方に位置し、5千円札収納部36に収納
された最上段の紙幣は送り込みローラ19に当接しな
い。
【0026】また、千円札・5千円札払出し部35は、
図5に示す5千円札収納部36に収納された紙幣(5千
円札)のうち最上段に位置する紙幣を送り込みローラ1
9の溝付ゴムチップ19aの回転力に応じて、取り込み
ローラ25、ゲートローラ26および搬送ピンチローラ
27に応じた経路に沿って、図4,5に示す一時保留・
排出部33に向かって送り出す。このとき、図5に示す
アーム51は実線の位置にあり、5千円札収納部36に
収納された最上段の紙幣が送り込みローラ19に当接す
る。一方、図5に示すアーム50は点線の位置にあり、
千円札収納部34に収納された紙幣は上方に位置し、千
円札収納部34に収納された最下段の紙幣は送り込みロ
ーラ19に当接しない。
図5に示す5千円札収納部36に収納された紙幣(5千
円札)のうち最上段に位置する紙幣を送り込みローラ1
9の溝付ゴムチップ19aの回転力に応じて、取り込み
ローラ25、ゲートローラ26および搬送ピンチローラ
27に応じた経路に沿って、図4,5に示す一時保留・
排出部33に向かって送り出す。このとき、図5に示す
アーム51は実線の位置にあり、5千円札収納部36に
収納された最上段の紙幣が送り込みローラ19に当接す
る。一方、図5に示すアーム50は点線の位置にあり、
千円札収納部34に収納された紙幣は上方に位置し、千
円札収納部34に収納された最下段の紙幣は送り込みロ
ーラ19に当接しない。
【0027】図1〜3に示すように、千円札収納部34
の上方には、プーリ13と一体的に形成される歯車12
と、プーリ15と一体的に形成され歯車12と噛み合う
歯車14とが設けてある。プーリ13には、線状体(ひ
も)11が巻き付けてあり、線状体11の一端はバネ1
6を介して固定してある。バネ16は、線状体11を下
方に引っ張る向き、すなわち図1に示す歯車12,14
およびプーリ13,15を矢印の向きに回転させるよう
に弾性力fを持つ。
の上方には、プーリ13と一体的に形成される歯車12
と、プーリ15と一体的に形成され歯車12と噛み合う
歯車14とが設けてある。プーリ13には、線状体(ひ
も)11が巻き付けてあり、線状体11の一端はバネ1
6を介して固定してある。バネ16は、線状体11を下
方に引っ張る向き、すなわち図1に示す歯車12,14
およびプーリ13,15を矢印の向きに回転させるよう
に弾性力fを持つ。
【0028】プーリ15には、線状体(ひも)17が巻
き付けてあり、線状体17の一端は千円札収納部34の
内部にあるプレス板18に固定してある。紙幣2は、千
円札収納部34において、プレス板18と送り込みロー
ラ19および後述するアームとの間に収納してある。図
1において、収納された紙幣2の総厚みを「l」とす
る。
き付けてあり、線状体17の一端は千円札収納部34の
内部にあるプレス板18に固定してある。紙幣2は、千
円札収納部34において、プレス板18と送り込みロー
ラ19および後述するアームとの間に収納してある。図
1において、収納された紙幣2の総厚みを「l」とす
る。
【0029】図1に示す紙幣取出装置1では、千円札収
納部34に収納された紙幣2のうち最下段に位置する紙
幣に加わる押圧力Fは、簡単化したモデルを用いて考え
ると、下記式(1)で示される。下記式(1)におい
て、W1は収納された紙幣2の重量を示し、W2はプレ
ス板18の重量を示す。fはバネ16の弾性力を示し、
下記式(2)で定義される。下記式(2)においてkは
バネ定数を示し、xはバネ16の自然長さからの伸びを
示す。
納部34に収納された紙幣2のうち最下段に位置する紙
幣に加わる押圧力Fは、簡単化したモデルを用いて考え
ると、下記式(1)で示される。下記式(1)におい
て、W1は収納された紙幣2の重量を示し、W2はプレ
ス板18の重量を示す。fはバネ16の弾性力を示し、
下記式(2)で定義される。下記式(2)においてkは
バネ定数を示し、xはバネ16の自然長さからの伸びを
示す。
【0030】F=W1+W2−f (1) f=k×x (2)
【0031】次に、図2に示すように、千円札収納部3
4に大量の紙幣2が収納された場合について説明する。
図2に示す例では、千円札収納部34に収納された紙幣
2の総厚みは「l’」である。ここで、l’>lであ
る。
4に大量の紙幣2が収納された場合について説明する。
図2に示す例では、千円札収納部34に収納された紙幣
2の総厚みは「l’」である。ここで、l’>lであ
る。
【0032】図2に示す例では、千円札収納部34に収
納された紙幣2のうち最下段に位置する紙幣に加わる押
圧力Fは、簡単化したモデルを用いて考えると、下記式
(3)で示される。下記式(3)において、W1’は収
納された紙幣2の重量を示す。W1’W1は紙幣2の総
厚みl,l’にそれぞれ比例し、W1’とW1との間に
は下記式(4)の関係が成り立つ。また、下記式(3)
において、f’はバネ16の弾性力を示し、下記式
(5)で定義される。下記式(5)においてx’はバネ
16の自然長からの伸びを示す。
納された紙幣2のうち最下段に位置する紙幣に加わる押
圧力Fは、簡単化したモデルを用いて考えると、下記式
(3)で示される。下記式(3)において、W1’は収
納された紙幣2の重量を示す。W1’W1は紙幣2の総
厚みl,l’にそれぞれ比例し、W1’とW1との間に
は下記式(4)の関係が成り立つ。また、下記式(3)
において、f’はバネ16の弾性力を示し、下記式
(5)で定義される。下記式(5)においてx’はバネ
16の自然長からの伸びを示す。
【0033】F’=W1’+W2−f’ (3) W1’>W1 (4) f’=k×x’ (5)
【0034】ここで、上記式(2)におけるxおよび上
記式(5)におけるx’は、千円札収納部34に収納さ
れた紙幣2の総厚みl,l’にそれぞれ比例する。従っ
て、f,f’も紙幣2の総厚みl,l’にそれぞれ比例
する。すなわち、fとf’との関係は下記式(6)のよ
うになる。
記式(5)におけるx’は、千円札収納部34に収納さ
れた紙幣2の総厚みl,l’にそれぞれ比例する。従っ
て、f,f’も紙幣2の総厚みl,l’にそれぞれ比例
する。すなわち、fとf’との関係は下記式(6)のよ
うになる。
【0035】f’>f (6)
【0036】このように、図1,2に示す紙幣取出装置
1は、千円札収納部34に収納された紙幣2の枚数が増
えると、紙幣2の総重量の増加に比例して、線状体17
を上方に引っ張り上げる力として働くバネ16の弾性力
を増加させる機構になっている。そのため、バネ16の
バネ定数を紙幣の重量との関係で適切に選択すれば、紙
幣2に収納された紙幣2のうち最下段に位置する紙幣に
働く押圧力を一定に保持することが可能になる。その結
果、紙幣取出装置1によれば、千円札収納部34に収納
された紙幣を正確に取り出し、切換部42を介して一時
保留・排出部33に送り出すことができる。また、紙幣
取出装置1によれば、前述した図9に示す従来の紙幣取
出装置のようにスタッカを傾けて設ける必要がなくな
り、装置の縮小化を図ることができる。
1は、千円札収納部34に収納された紙幣2の枚数が増
えると、紙幣2の総重量の増加に比例して、線状体17
を上方に引っ張り上げる力として働くバネ16の弾性力
を増加させる機構になっている。そのため、バネ16の
バネ定数を紙幣の重量との関係で適切に選択すれば、紙
幣2に収納された紙幣2のうち最下段に位置する紙幣に
働く押圧力を一定に保持することが可能になる。その結
果、紙幣取出装置1によれば、千円札収納部34に収納
された紙幣を正確に取り出し、切換部42を介して一時
保留・排出部33に送り出すことができる。また、紙幣
取出装置1によれば、前述した図9に示す従来の紙幣取
出装置のようにスタッカを傾けて設ける必要がなくな
り、装置の縮小化を図ることができる。
【0037】次に、図5に示したアーム50,51の機
能について詳細に説明する。アーム50,51は、それ
ぞれ独自の駆動系を有し、相互に独立して動作する。ア
ーム50は、千円札収納部34に収納された紙幣全体を
昇降させる。
能について詳細に説明する。アーム50,51は、それ
ぞれ独自の駆動系を有し、相互に独立して動作する。ア
ーム50は、千円札収納部34に収納された紙幣全体を
昇降させる。
【0038】アーム51は、5千円札収納部36および
1万円札収納部37に収納された紙幣を連動して昇降さ
せる。1万円札収納部37では、図7(A)に示すよう
にガイド54の下方に紙幣(1万円)2が収納してあ
り、紙幣を収納前には、アーム51がガイド54の上方
に位置している。次に、図7(B)に示すようにガイド
54に紙幣2aが送られた後、図7(C)に示すように
アーム51が下降し、紙幣2aを1万円札収納部37の
最上段に押し込んで収納させる。
1万円札収納部37に収納された紙幣を連動して昇降さ
せる。1万円札収納部37では、図7(A)に示すよう
にガイド54の下方に紙幣(1万円)2が収納してあ
り、紙幣を収納前には、アーム51がガイド54の上方
に位置している。次に、図7(B)に示すようにガイド
54に紙幣2aが送られた後、図7(C)に示すように
アーム51が下降し、紙幣2aを1万円札収納部37の
最上段に押し込んで収納させる。
【0039】千円札収納部34に紙幣を収納するときの
アーム50の動作について図8を参照しながら説明す
る。例えば、識別部31において、千円札が投入された
判定されると、アーム50が図8(A)に示す位置から
図8(B)に示す位置に上昇し、千円札収納部34に収
納された紙幣2を持ち上げ、紙幣2の最下段の紙幣と保
持台52との間に所定の隙間53をつくる。次に、図5
に示す切換部42の切り換え操作に応じて、搬送ピンチ
ローラ22、取り込みローラ20およびゲートローラ2
1を介して送り込まれた紙幣2aを図8(C)に示すよ
うに保持台52上に保持する。次に、図8(A)に示す
ように、アーム50を下降させ、保持台52上に保持し
た紙幣2aを既に収納された紙幣2の最下段に取り込
む。
アーム50の動作について図8を参照しながら説明す
る。例えば、識別部31において、千円札が投入された
判定されると、アーム50が図8(A)に示す位置から
図8(B)に示す位置に上昇し、千円札収納部34に収
納された紙幣2を持ち上げ、紙幣2の最下段の紙幣と保
持台52との間に所定の隙間53をつくる。次に、図5
に示す切換部42の切り換え操作に応じて、搬送ピンチ
ローラ22、取り込みローラ20およびゲートローラ2
1を介して送り込まれた紙幣2aを図8(C)に示すよ
うに保持台52上に保持する。次に、図8(A)に示す
ように、アーム50を下降させ、保持台52上に保持し
た紙幣2aを既に収納された紙幣2の最下段に取り込
む。
【0040】本発明は、上述した実施例には限定されな
い。例えば、プレス板18に弾性力fを加える機構は、
プレス板18に対してプレス板18を上昇させる向き
に、プレス板18の上昇に比例して増大する弾性力を加
える機構であれば、図1に示す歯車12,14およびプ
ーリ13,15の機構に限定されない。
い。例えば、プレス板18に弾性力fを加える機構は、
プレス板18に対してプレス板18を上昇させる向き
に、プレス板18の上昇に比例して増大する弾性力を加
える機構であれば、図1に示す歯車12,14およびプ
ーリ13,15の機構に限定されない。
【0041】
【発明の効果】本発明の紙葉取出装置によれば、紙葉収
納部の最下段に位置する紙葉に働く押圧力を一定に保持
することが可能になる。そのため、本発明の紙葉取出装
置によれば、紙葉収納部に収納された紙葉を正確に取り
出すことが可能になる。
納部の最下段に位置する紙葉に働く押圧力を一定に保持
することが可能になる。そのため、本発明の紙葉取出装
置によれば、紙葉収納部に収納された紙葉を正確に取り
出すことが可能になる。
【0042】また、本発明の紙葉取出装置によれば、従
来の紙葉取出装置のようにスタッカを傾けて設ける必要
がなくなり、装置の縮小化を図ることができる。
来の紙葉取出装置のようにスタッカを傾けて設ける必要
がなくなり、装置の縮小化を図ることができる。
【図1】本発明の実施例に係わる紙幣取出装置の構成図
であり、千円札収納部に収納された紙幣が少量である場
合を示す。
であり、千円札収納部に収納された紙幣が少量である場
合を示す。
【図2】本発明の実施例に係わる紙幣取出装置の構成図
であり、千円札収納部に収納された紙幣が大量である場
合を示す。
であり、千円札収納部に収納された紙幣が大量である場
合を示す。
【図3】図1,2に示す歯車およびプーリの外観斜視図
である。
である。
【図4】図1,2に示す紙幣取出装置が用いられる紙幣
処理装置の概略構成図である。
処理装置の概略構成図である。
【図5】図4に示す紙幣処理装置の詳細な構成図であ
る。
る。
【図6】図5に示すアームの概略外観図である。
【図7】図4,5に示す1万円札収納部に紙幣(1万
円)を収納させる機構を説明するための図である。
円)を収納させる機構を説明するための図である。
【図8】図6に示すアームを用いて千円札収納部に紙幣
を取り込む場合を動作を説明するための図である。
を取り込む場合を動作を説明するための図である。
【図9】従来の紙幣取出装置を説明するための図であ
る。
る。
2… 紙幣 10… 紙幣取出装置 11,17… 線状体 12,14… 歯車 13,15… プーリ 16… バネ 18… プレス板 19… 送り込みローラ 19a…高摩擦性の溝付ゴムチップ 20… 取り込みローラ 21… ゲートローラ 22… 搬送ピンチローラ 38… 札挿入口 39… 釣り札出口 40,41,42,43… 切換部 50,51… アーム
Claims (2)
- 【請求項1】紙葉収納部内に堆積して収納された複数の
紙葉のうち最下段に位置する紙葉の下面に送り出しロー
ラを当接させて回転することで前記最下段の紙葉を前記
紙葉収納部の外側に送り出す紙葉取出装置において、 前記収納された複数の紙葉の最上段に載置され、その自
重によって収納された紙葉を前記押し出しローラに向か
って押圧する押圧手段と、 前記押圧手段に対して前記押圧手段を上昇させる向き
に、前記押圧手段の上昇に比例して増大する弾性力を、
前記最下段の紙葉と前記送り出しローラとの間の押圧力
が略一定となるように加える押圧力調整手段とを有する
紙葉取出装置。 - 【請求項2】前記押圧力調整手段は、 一端を前記押圧手段に固定した線状体の他端側を巻き付
ける第1のプーリと、 前記第1のプーリと連動して同一方向に回転する第1の
歯車と、 前記第1の歯車と噛み合いながら、前記第1の歯車とは
逆の方向に回転する第2の歯車と、 前記押圧手段を上昇させる向きに弾性力を生じる弾性部
材を介して一端を固定した線状体の他端側を巻き付け、
前記第2の歯車と連動して同一方向に回転する第2のプ
ーリとを有する請求項1に記載の紙葉取出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2798895A JPH08217263A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 紙葉取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2798895A JPH08217263A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 紙葉取出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217263A true JPH08217263A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12236223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2798895A Pending JPH08217263A (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 紙葉取出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217263A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100969189B1 (ko) * | 2007-03-19 | 2010-07-09 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 매체 조출 장치 |
| CN114633570A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-06-17 | 南通卓越数码科技有限公司 | 一种数字印刷设备送纸机构 |
-
1995
- 1995-02-16 JP JP2798895A patent/JPH08217263A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100969189B1 (ko) * | 2007-03-19 | 2010-07-09 | 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 | 매체 조출 장치 |
| CN114633570A (zh) * | 2022-03-31 | 2022-06-17 | 南通卓越数码科技有限公司 | 一种数字印刷设备送纸机构 |
| CN114633570B (zh) * | 2022-03-31 | 2023-08-29 | 广东法斯邦智能科技实业有限公司 | 一种数字印刷设备送纸机构 |
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