JPH08217405A - 燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器 - Google Patents
燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器Info
- Publication number
- JPH08217405A JPH08217405A JP7022458A JP2245895A JPH08217405A JP H08217405 A JPH08217405 A JP H08217405A JP 7022458 A JP7022458 A JP 7022458A JP 2245895 A JP2245895 A JP 2245895A JP H08217405 A JPH08217405 A JP H08217405A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- catalyst
- reforming system
- heater
- fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/06—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
- H01M8/0606—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants
- H01M8/0612—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material
- H01M8/0625—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material in a modular combined reactor/fuel cell structure
- H01M8/0631—Reactor construction specially adapted for combination reactor/fuel cell
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】燃料電池発電プラントにおける燃料改質系の脱
硫器,CO変成器を実施対象に、反応器の起動時には短
時間で触媒を効率よく所定の反応温度に均温加熱できる
ようにした反応器を提供する。 【構成】触媒7を満たした反応容器4の中に触媒昇温用
の棒状電熱ヒータ9を分散配置した反応器において、前
記電熱ヒータに対し、その外周に嵌め合わせた伝熱筒1
0aと、該伝熱筒の周面から放射状に突出したプレート
フィン10bからなる伝熱用フィン10を装着し、その
プレートフィンを周辺の触媒層内へ張り出して伝熱面積
の大きなヒータ/触媒間の熱伝達経路を形成する。
硫器,CO変成器を実施対象に、反応器の起動時には短
時間で触媒を効率よく所定の反応温度に均温加熱できる
ようにした反応器を提供する。 【構成】触媒7を満たした反応容器4の中に触媒昇温用
の棒状電熱ヒータ9を分散配置した反応器において、前
記電熱ヒータに対し、その外周に嵌め合わせた伝熱筒1
0aと、該伝熱筒の周面から放射状に突出したプレート
フィン10bからなる伝熱用フィン10を装着し、その
プレートフィンを周辺の触媒層内へ張り出して伝熱面積
の大きなヒータ/触媒間の熱伝達経路を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池発電プラント
の燃料改質系に用いる脱硫器,CO変成器を対象とした
反応器に関する。
の燃料改質系に用いる脱硫器,CO変成器を対象とした
反応器に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように燃料電池発電プラントで
は、炭化水素系の天然ガス,LPG,ナフサ,都市ガス
などを原燃料として、この原燃料を水素リッチなガスに
改質した上で燃料電池の燃料極に供給して発電を行うよ
うにしており、この燃料改質には一般に水蒸気改質法が
採用されている。この場合に、硫黄分(例えば都市ガス
では付臭剤として有機硫黄化合物を添加している)を含
む燃料の水蒸気改質法では、Ni 系の改質触媒を硫黄に
よる被毒から守るための前処理として脱硫工程が必要で
ある。また、水蒸気改質法により得られた改質ガスには
高濃度(12〜20%)のCOが含まれており、特にリ
ン酸型燃料電池のように電極に白金触媒を用いている場
合には白金触媒をCOによる被毒から防ぐために、後処
理として改質ガスのCO濃度を1%以下に下げるCO変
成工程が必要となる。
は、炭化水素系の天然ガス,LPG,ナフサ,都市ガス
などを原燃料として、この原燃料を水素リッチなガスに
改質した上で燃料電池の燃料極に供給して発電を行うよ
うにしており、この燃料改質には一般に水蒸気改質法が
採用されている。この場合に、硫黄分(例えば都市ガス
では付臭剤として有機硫黄化合物を添加している)を含
む燃料の水蒸気改質法では、Ni 系の改質触媒を硫黄に
よる被毒から守るための前処理として脱硫工程が必要で
ある。また、水蒸気改質法により得られた改質ガスには
高濃度(12〜20%)のCOが含まれており、特にリ
ン酸型燃料電池のように電極に白金触媒を用いている場
合には白金触媒をCOによる被毒から防ぐために、後処
理として改質ガスのCO濃度を1%以下に下げるCO変
成工程が必要となる。
【0003】図3はかかる水蒸気改質法に基づいた燃料
改質装置の系統図であり、原燃料は脱硫器1,改質器
2,CO変成器3を経て燃料電池の燃料極に供給され
る。ここで、脱硫器1の脱硫工程では、水添触媒(Co
−Mo,Ni−Mo系など)の下で原燃料に水素を添加
し、原燃料に含まれている硫黄分を硫化水素ガスに変え
た後、脱硫触媒(ZnO)との反応により硫化亜鉛に変
えて固定除去するようにしており、その反応温度は20
0〜300℃である。
改質装置の系統図であり、原燃料は脱硫器1,改質器
2,CO変成器3を経て燃料電池の燃料極に供給され
る。ここで、脱硫器1の脱硫工程では、水添触媒(Co
−Mo,Ni−Mo系など)の下で原燃料に水素を添加
し、原燃料に含まれている硫黄分を硫化水素ガスに変え
た後、脱硫触媒(ZnO)との反応により硫化亜鉛に変
えて固定除去するようにしており、その反応温度は20
0〜300℃である。
【0004】また、改質器2から出た改質ガス中のCO
成分は、次段の低温用のCO変成器3のおいて、CO変
成触媒(Cu−Zn系)により反応温度200〜300
℃でC02にシフトされる。なお、このシフト反応は発熱
反応である。ところで、オンサイト用の燃料電池発電プ
ラントでは、起動時間をできるだけ早めるために、前記
した燃料改質系の脱硫器1,CO変成器3などを対象と
する反応器に対しては、触媒層の中に伝熱ヒータを分散
配置し、短時間で触媒が活性化する反応温度200〜3
00℃まで昇温させるような方法が一般に採用されてい
る。
成分は、次段の低温用のCO変成器3のおいて、CO変
成触媒(Cu−Zn系)により反応温度200〜300
℃でC02にシフトされる。なお、このシフト反応は発熱
反応である。ところで、オンサイト用の燃料電池発電プ
ラントでは、起動時間をできるだけ早めるために、前記
した燃料改質系の脱硫器1,CO変成器3などを対象と
する反応器に対しては、触媒層の中に伝熱ヒータを分散
配置し、短時間で触媒が活性化する反応温度200〜3
00℃まで昇温させるような方法が一般に採用されてい
る。
【0005】次に、前記した燃料改質系の反応器のう
ち、CO変成器3を例にその従来構造を図4に示す。図
において、4は反応容器、5は改質ガスのガス導入管,
6はガス出口管、7は触媒、8はCO変成反応に伴う発
熱分を除熱して触媒7を適正な反応温度に維持するため
の冷却用熱交換器、9は起動時に通電して触媒7を常温
から所定の反応温度まで昇温させる電熱ヒータである。
ここで、前記電熱ヒータ9は棒状のヒータ(ヒーズヒー
タ)を用い、該ヒータを裸のまま触媒層の中に突き立て
るようにして複数本のヒータが反応容器1の中に分散配
備されている。
ち、CO変成器3を例にその従来構造を図4に示す。図
において、4は反応容器、5は改質ガスのガス導入管,
6はガス出口管、7は触媒、8はCO変成反応に伴う発
熱分を除熱して触媒7を適正な反応温度に維持するため
の冷却用熱交換器、9は起動時に通電して触媒7を常温
から所定の反応温度まで昇温させる電熱ヒータである。
ここで、前記電熱ヒータ9は棒状のヒータ(ヒーズヒー
タ)を用い、該ヒータを裸のまま触媒層の中に突き立て
るようにして複数本のヒータが反応容器1の中に分散配
備されている。
【0006】また、脱硫器1についても、脱硫触媒を満
たした反応容器の中に前記のCO変成器3と同様な昇温
用の電熱ヒータを装備しており、起動時にはヒータ加熱
により触媒を所定の反応温度(200〜300℃)まで
昇温させ、定常運転時には反応温度を保つように触媒の
温度を検出して電熱ヒータをON/OFF制御するよう
にしている。なお、脱硫器には冷却用の熱交換器が装備
されてない。
たした反応容器の中に前記のCO変成器3と同様な昇温
用の電熱ヒータを装備しており、起動時にはヒータ加熱
により触媒を所定の反応温度(200〜300℃)まで
昇温させ、定常運転時には反応温度を保つように触媒の
温度を検出して電熱ヒータをON/OFF制御するよう
にしている。なお、脱硫器には冷却用の熱交換器が装備
されてない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、燃料電池発
電プラント用の燃料改質系における脱硫器,CO変成器
の反応器を対象に、前記のように触媒層の中に棒状の電
熱ヒータを直接突き立てて分散配置した従来構造では次
記のような問題点がある。すなわち、電熱ヒータの通電
に伴う発生熱は、まずヒータの表面に直接接する触媒粒
子に伝熱した後、触媒粒子間に次々に伝熱して触媒層全
体を昇温させる。この場合に、電熱ヒータの通電に伴う
表面温度は約500℃になるのに対して、触媒の最高使
用温度は350℃程度である。このために、電熱ヒータ
の表面に直接接している触媒粒子は電熱ヒータから離れ
た位置の触媒粒子に比べて高い温度に加熱される,つま
り高い熱ストレスを受けるために、触媒粒子にシンタリ
ングが生じて寿命が短くなるとともに、触媒粒子が粉化
し易くなって改質ガスを通流させる際の圧損を増加させ
る。また、触媒層内には電熱ヒータを熱源とする大きな
温度勾配が生じて電熱ヒータから離れた位置の触媒粒子
は所定温度まで昇温するのまでに時間的な遅れが生じ、
このために反応器の定常運転が確立するまでの起動時間
が長く掛かる。
電プラント用の燃料改質系における脱硫器,CO変成器
の反応器を対象に、前記のように触媒層の中に棒状の電
熱ヒータを直接突き立てて分散配置した従来構造では次
記のような問題点がある。すなわち、電熱ヒータの通電
に伴う発生熱は、まずヒータの表面に直接接する触媒粒
子に伝熱した後、触媒粒子間に次々に伝熱して触媒層全
体を昇温させる。この場合に、電熱ヒータの通電に伴う
表面温度は約500℃になるのに対して、触媒の最高使
用温度は350℃程度である。このために、電熱ヒータ
の表面に直接接している触媒粒子は電熱ヒータから離れ
た位置の触媒粒子に比べて高い温度に加熱される,つま
り高い熱ストレスを受けるために、触媒粒子にシンタリ
ングが生じて寿命が短くなるとともに、触媒粒子が粉化
し易くなって改質ガスを通流させる際の圧損を増加させ
る。また、触媒層内には電熱ヒータを熱源とする大きな
温度勾配が生じて電熱ヒータから離れた位置の触媒粒子
は所定温度まで昇温するのまでに時間的な遅れが生じ、
このために反応器の定常運転が確立するまでの起動時間
が長く掛かる。
【0008】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、燃料電池発電プラントに用いる先記の燃料改質
系の脱硫器,CO変成器を実施対象に、起動時には短時
間で触媒を効率よく所定の反応温度に均温加熱できるよ
う改良した燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器
を提供することを目的とする。
であり、燃料電池発電プラントに用いる先記の燃料改質
系の脱硫器,CO変成器を実施対象に、起動時には短時
間で触媒を効率よく所定の反応温度に均温加熱できるよ
う改良した燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、触媒を満たした反応容器内に触媒
昇温用の棒状電熱ヒータを分散配置したものにおいて、
前記電熱ヒータの外周に周辺の触媒層内に張り出す伝熱
用フィンを設けて構成するものとする。また、前記構成
における伝熱用フィンは、具体的に次記のような態様で
実施するのがよい。
に、本発明によれば、触媒を満たした反応容器内に触媒
昇温用の棒状電熱ヒータを分散配置したものにおいて、
前記電熱ヒータの外周に周辺の触媒層内に張り出す伝熱
用フィンを設けて構成するものとする。また、前記構成
における伝熱用フィンは、具体的に次記のような態様で
実施するのがよい。
【0010】1)伝熱用フィンを、棒状電熱ヒータの外
周に嵌め合わせた伝熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状
に張り出したプレート状フィンとから構成する。 2)前項1)の伝熱筒は、その内径が棒状ヒータの直径
よりも一回り小さく、かつその周上に長手方向のスリッ
トが切欠かれているスリット付き管とする。
周に嵌め合わせた伝熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状
に張り出したプレート状フィンとから構成する。 2)前項1)の伝熱筒は、その内径が棒状ヒータの直径
よりも一回り小さく、かつその周上に長手方向のスリッ
トが切欠かれているスリット付き管とする。
【0011】
【作用】前記のように棒状電熱ヒータの外周に伝熱性の
高い金属で作られたフィンを付設することにより、ヒー
タの熱伝達面積が裸のヒータに比べて遥かに大となり、
かつフィンを伝熱媒体として電熱ヒータから離れた位置
の触媒粒子へ熱を直接付与することかできる。したがっ
て、ヒータ加熱時における触媒層内での温度勾配が緩や
かになるので、反応器の起動の際には短時間で効率よく
触媒層全域を所定の反応温度に加熱昇温させることがで
きる。
高い金属で作られたフィンを付設することにより、ヒー
タの熱伝達面積が裸のヒータに比べて遥かに大となり、
かつフィンを伝熱媒体として電熱ヒータから離れた位置
の触媒粒子へ熱を直接付与することかできる。したがっ
て、ヒータ加熱時における触媒層内での温度勾配が緩や
かになるので、反応器の起動の際には短時間で効率よく
触媒層全域を所定の反応温度に加熱昇温させることがで
きる。
【0012】また、棒状電熱ヒータの外周に嵌め合わせ
た伝熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状に張り出したプ
レート状フィンとからなる伝熱用フィンについて、その
伝熱筒を棒状ヒータの直径よりも一回り小さい内径に選
定したスリット付き管とすることにより、組立ての際に
フィンを電熱ヒータの周面に密着した状態で被着させる
ことができ、これによりヒータ/フィン間の伝熱抵抗を
低く抑えて触媒層との間に高い伝熱性が確保できる。
た伝熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状に張り出したプ
レート状フィンとからなる伝熱用フィンについて、その
伝熱筒を棒状ヒータの直径よりも一回り小さい内径に選
定したスリット付き管とすることにより、組立ての際に
フィンを電熱ヒータの周面に密着した状態で被着させる
ことができ、これによりヒータ/フィン間の伝熱抵抗を
低く抑えて触媒層との間に高い伝熱性が確保できる。
【0013】
【実施例】以下、燃料改質系のCO変成器を例に、本発
明の実施例による反応器の構成を図1,図2に基づいて
説明する。なお、実施例の図中で図4に対応する同一部
材には同じ符号が付してある。すなわち、図示実施例に
おいては、触媒7の中に突き立てて反応容器4の中に分
散配備した棒状の電熱ヒータ9に対して、ヒータ9の外
周に伝熱用フィン10が新たに追加装備されている。こ
の伝熱用フィン10の構造は、図2で示すようにヒータ
9の外周に嵌め合わせた伝熱筒10aと、該伝熱筒10
aの周面から放射方向に張り出した複数枚のプレートフ
ィン10bとからなる。ここで、前記伝熱筒10aは、
その内径がヒータ9の外径よりも一回り小さく、かつそ
の周上一部に長手方向に沿ってスリット10cを切欠い
たスリット付き管であり、該伝熱筒10aを広げた状態
で電熱ヒータ9の外周へ嵌め合わせて密着状態に装着す
る。そして、伝熱用フィン10と組合わせた電熱ヒータ
9を反応容器4に組み込んだ後に容器内に触媒7を充填
する。
明の実施例による反応器の構成を図1,図2に基づいて
説明する。なお、実施例の図中で図4に対応する同一部
材には同じ符号が付してある。すなわち、図示実施例に
おいては、触媒7の中に突き立てて反応容器4の中に分
散配備した棒状の電熱ヒータ9に対して、ヒータ9の外
周に伝熱用フィン10が新たに追加装備されている。こ
の伝熱用フィン10の構造は、図2で示すようにヒータ
9の外周に嵌め合わせた伝熱筒10aと、該伝熱筒10
aの周面から放射方向に張り出した複数枚のプレートフ
ィン10bとからなる。ここで、前記伝熱筒10aは、
その内径がヒータ9の外径よりも一回り小さく、かつそ
の周上一部に長手方向に沿ってスリット10cを切欠い
たスリット付き管であり、該伝熱筒10aを広げた状態
で電熱ヒータ9の外周へ嵌め合わせて密着状態に装着す
る。そして、伝熱用フィン10と組合わせた電熱ヒータ
9を反応容器4に組み込んだ後に容器内に触媒7を充填
する。
【0014】かかる構成により、図1(b)から判るよ
うに、電熱ヒータ9の周囲から放射状に突出したプレー
トフィン10が触媒層の中に張り出してヒータ9と触媒
7との間に伝熱面積の大きな熱伝達経路が確保されるこ
とになる。なお、図示実施例にはCO変成器を示した
が、脱硫器に装備した電熱ヒータについても同様に伝熱
用フィン10を付設して実施するものとする。
うに、電熱ヒータ9の周囲から放射状に突出したプレー
トフィン10が触媒層の中に張り出してヒータ9と触媒
7との間に伝熱面積の大きな熱伝達経路が確保されるこ
とになる。なお、図示実施例にはCO変成器を示した
が、脱硫器に装備した電熱ヒータについても同様に伝熱
用フィン10を付設して実施するものとする。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、触媒を満たした反応容器内に配置した触媒昇温用の
電熱ヒータに伝熱用フィンを付設したことにより、棒状
の電熱ヒータを裸のまま組み込んだ従来構造と比べて、
次記の効果を奏する。 1)ヒータの伝熱面積が遥かに増大し、伝熱用フィンを
介して電熱ヒータから離れた位置の触媒粒子へ熱を直接
付与することかできる。したがって、ヒータ加熱時にお
ける触媒層内での温度勾配が緩やかになり、反応器の起
動の際には短時間で効率よく触媒層全域を所定の反応温
度に加熱昇温させることができる。
ば、触媒を満たした反応容器内に配置した触媒昇温用の
電熱ヒータに伝熱用フィンを付設したことにより、棒状
の電熱ヒータを裸のまま組み込んだ従来構造と比べて、
次記の効果を奏する。 1)ヒータの伝熱面積が遥かに増大し、伝熱用フィンを
介して電熱ヒータから離れた位置の触媒粒子へ熱を直接
付与することかできる。したがって、ヒータ加熱時にお
ける触媒層内での温度勾配が緩やかになり、反応器の起
動の際には短時間で効率よく触媒層全域を所定の反応温
度に加熱昇温させることができる。
【0016】2)電熱ヒータの発生熱が分散して触媒に
伝熱するので、その分だけヒータ近傍の触媒粒子に加わ
る熱ストレスが小さくなり、これにより触媒粒子のシン
タリング,粉化などの触媒劣化を防ぐことができる。 3)また、伝熱用フィンを、棒状電熱ヒータの外周に嵌
め合わせた伝熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状に張り
出したプレート状フィンとから構成した上で、その伝熱
筒を棒状ヒータの直径よりも一回り小さい内径に選定し
たスリット付き管とすることにより、組立ての際にフィ
ンを電熱ヒータの周面に密着した状態で被着させること
ができ、これによりヒータ/フィン間の伝熱抵抗を低く
抑えて触媒層との間に高い伝熱性が確保できる。
伝熱するので、その分だけヒータ近傍の触媒粒子に加わ
る熱ストレスが小さくなり、これにより触媒粒子のシン
タリング,粉化などの触媒劣化を防ぐことができる。 3)また、伝熱用フィンを、棒状電熱ヒータの外周に嵌
め合わせた伝熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状に張り
出したプレート状フィンとから構成した上で、その伝熱
筒を棒状ヒータの直径よりも一回り小さい内径に選定し
たスリット付き管とすることにより、組立ての際にフィ
ンを電熱ヒータの周面に密着した状態で被着させること
ができ、これによりヒータ/フィン間の伝熱抵抗を低く
抑えて触媒層との間に高い伝熱性が確保できる。
【図1】燃料改質系のCO変成器を対象とした本発明の
実施例による反応器の構成図であり、(a)は反応器の
縦断面図、(b)は横断面図
実施例による反応器の構成図であり、(a)は反応器の
縦断面図、(b)は横断面図
【図2】図1におけるフィン付き電熱ヒータの組立構造
を示す斜視図
を示す斜視図
【図3】燃料電池発電プラントにおける燃料改質系の構
成図
成図
【図4】燃料改質系のCO変成器を対象とした従来にお
ける反応器の構成図であり、(a)は反応器の縦断面
図、(b)は横断面図
ける反応器の構成図であり、(a)は反応器の縦断面
図、(b)は横断面図
4 反応容器 7 触媒 9 電熱ヒータ 10 伝熱用フィン 10a 伝熱筒 10b プレートフィン 10c スリット
Claims (3)
- 【請求項1】燃料電池発電プラントの燃料改質系に用い
る脱硫器,CO変成器を対象とした反応器であり、触媒
を満たした反応容器内に触媒昇温用の棒状電熱ヒータを
分散配置したものにおいて、前記電熱ヒータの外周に周
辺の触媒層内に張り出す伝熱用フィンを設けたことを特
徴とする燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器。 - 【請求項2】請求項1記載の燃料改質系反応器におい
て、伝熱用フィンが棒状ヒータの外周に嵌め合わせた伝
熱筒と、該伝熱筒の周面から放射状に張り出したプレー
ト状フィンとからなることを特徴とする燃料電池発電プ
ラント用の燃料改質系反応器。 - 【請求項3】請求項2記載の燃料改質系反応器におい
て、伝熱筒はその内径が棒状ヒータの直径よりも一回り
小さく、かつその周上に長手方向のスリットが切欠かれ
ているスリット付き管としてなることを特徴とする燃料
電池発電プラント用の燃料改質系反応器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022458A JPH08217405A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7022458A JPH08217405A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08217405A true JPH08217405A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12083274
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7022458A Pending JPH08217405A (ja) | 1995-02-10 | 1995-02-10 | 燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08217405A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000048261A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Carbon monoxide converting apparatus for fuel cell and generating system of fuel cell |
| US6582667B1 (en) | 1998-09-18 | 2003-06-24 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Shell-and-tube reactor |
| JP2004525484A (ja) * | 2000-12-05 | 2004-08-19 | テキサコ ディベラップメント コーポレイション | コンパクト燃料プロセッサーの起動のために触媒を加熱する装置及び方法 |
| JP2010235406A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Toyota Industries Corp | 改質器 |
| WO2012132997A1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-04 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 脱硫器 |
-
1995
- 1995-02-10 JP JP7022458A patent/JPH08217405A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6582667B1 (en) | 1998-09-18 | 2003-06-24 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Shell-and-tube reactor |
| WO2000048261A1 (en) * | 1999-02-10 | 2000-08-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Carbon monoxide converting apparatus for fuel cell and generating system of fuel cell |
| JP2004525484A (ja) * | 2000-12-05 | 2004-08-19 | テキサコ ディベラップメント コーポレイション | コンパクト燃料プロセッサーの起動のために触媒を加熱する装置及び方法 |
| JP2010235406A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Toyota Industries Corp | 改質器 |
| WO2012132997A1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-04 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 脱硫器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPWO2001047801A1 (ja) | 変成装置 | |
| JP4937076B2 (ja) | 反応容器および反応装置 | |
| JP2009079155A (ja) | 液体燃料脱硫装置及び液体燃料脱硫システム | |
| JPH08217405A (ja) | 燃料電池発電プラント用の燃料改質系反応器 | |
| JP4990045B2 (ja) | 水素製造装置及び燃料電池システム | |
| JP2008524817A (ja) | 燃料電池改質器 | |
| JPH07183043A (ja) | 燃料電池発電設備 | |
| JPH11149931A (ja) | 燃料電池用改質装置の起動方法 | |
| WO2005077820A1 (ja) | 燃料改質装置 | |
| JP6893308B2 (ja) | 燃料電池装置 | |
| JP4193257B2 (ja) | Co変成器及び水素発生装置 | |
| KR102453923B1 (ko) | 연료전지 시스템용 개질기 | |
| JP2000095506A (ja) | 燃料改質装置 | |
| JPH03102776A (ja) | 燃料電池発電プラント | |
| JP2000026104A (ja) | Co選択酸化器 | |
| JP2004119298A (ja) | 燃料電池発電システム | |
| JPH1121103A (ja) | 改質装置 | |
| JPH10106592A (ja) | 固体電解質燃料電池モジュール | |
| WO2005077822A1 (ja) | 燃料改質装置及び該燃料改質装置の起動方法 | |
| JPH04298228A (ja) | 脱硫反応器 | |
| JP5618451B2 (ja) | 燃料電池発電システムの液体燃料処理装置 | |
| JP2005089255A (ja) | 水素発生装置および方法 | |
| JP2018104232A (ja) | 水素生成装置 | |
| JP2001068137A (ja) | Co除去装置及び燃料電池発電システム | |
| JP2000034104A (ja) | 燃料改質装置 |