JPH08217933A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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JPH08217933A
JPH08217933A JP2558695A JP2558695A JPH08217933A JP H08217933 A JPH08217933 A JP H08217933A JP 2558695 A JP2558695 A JP 2558695A JP 2558695 A JP2558695 A JP 2558695A JP H08217933 A JPH08217933 A JP H08217933A
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JP
Japan
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resin composition
powder
weight
copolymer
modified polyolefin
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JP2558695A
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Hitoshi Uda
仁 宇田
Tetsuya Takahashi
哲也 高橋
Shigenori Terasono
重則 寺園
Masaru Kamikura
賢 上倉
Mina Saitou
美奈 斉藤
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Showa Denko KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然物有機粉末が良好に分散した表面吸放出
性、吸水性、結露防止性、染色性の優れ、特に繊維物に
好適な樹脂組成物の提供。 【構成】 (A)変性ポリオレフィンが97〜1重量
%、(B)熱可塑性樹脂0〜96重量%と(C)天然物
有機粉末3〜50重量%とからなる樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面吸放出性、吸水
性、結露防止性、染色性に優れた成形物を製造するの好
適な樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、塩化ビニル、人工皮革等のシー
ト、不織布や、家具、自動車用ハンドル等の部品等に使
用されるポリ塩化ビニルやそれを代替するポリオレフィ
ン系柔軟樹脂は、近年の高級志向によって染色性、吸放
湿性を向上させて良好な手触りを出す等、今までにない
性質を付与することが求められている。特に近年環境衛
生の問題からポリ塩化ビニルに変わる柔軟材料の開発が
求められており、柔軟性とともに染色性、高級感のある
手触りなどもまた同時に求められている。
【0003】このような要求をみたすための手法とし
て、ポリ塩化ビニルやポリオレフィン系の熱可塑性樹脂
に皮革粉を混練して樹脂表面の改善をはかる方法(例え
ば、特開平1−197599号公報、特開昭62−24
0400号公報)、合成ゴムやエチレン−酢酸ビニル共
重合体等の合成樹脂にゼラチンやコラーゲンを混練して
吸放湿性を改善する方法(特開昭62−252459号
公報)等が知られている。しかし、皮革粉やコラーゲン
粉末等の天然物有機粉末のみと熱可塑性樹脂との樹脂組
成物は吸放湿性が充分でないため、天然物有機粉末を多
量に添加する必要があった。そのため安定した品質の成
形品が得られず、特に繊維物に成形するのは困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱可塑性樹
脂に天然物有機粉末を均一に分散することによって、吸
放湿性を向上させ、さらりとした温もり感のある良好な
性質を持ち、かつ染色性に優れ、特に繊維物に好適な樹
脂組成物を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
の解決のため種々検討した結果、変性ポリオレフィンと
天然物有機粉末とからなる樹脂組成物は、表面吸放出
性、吸水性、結露防止性、染色性に優れており、特に繊
維用に好適であることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0006】すなわち上記課題は、(A)変性ポリオレ
フィン97〜1重量%、(B)熱可塑性樹脂0〜96重
量%と(C)天然物有機粉末3〜50重量%とからなる
樹脂組成物により、解決することができる。以下、本発
明を詳細に説明する。
【0007】(A)変性ポリオレフィンとしてはグラフ
ト重合体と共重合体とがある。グラフト重合体とは、カ
ルボン酸基、カルボン酸金属塩基、カルボン酸エステル
基、酸無水物基等をポリオレフィンにグラフト重合した
ものである。カルボン酸基としては酢酸基、アクリル酸
基、メタアクリル酸基、フマル酸基、イタコン酸基な
ど、カルボン酸金属塩基としてはナトリウム塩、カルシ
ウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩など、カルボン酸エス
テル基としてはメチルエステル基、エチルエステル基、
プロピルエステル基、ブチルエステル基、ビニルエステ
ル基など、酸無水物基としては無水マレイン酸基などを
例示することができる。こでポリオレフィンとはエチレ
ンや炭素数が1〜20のα−オレフィンの単独重合体ま
たは共重合体であり、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ4−メチルペンテン−1などを例示することができ
る。
【0008】共重合体とは、エチレンとラジカル重合性
酸無水物との共重合体やさらにラジカル重合性コモノマ
ーを共重合させた共重合体である。
【0009】ここでラジカル重合性酸無水物とは、分子
中にラジカル重合可能な不飽和結合と酸無水物基を各々
1個以上有し、重合により酸無水物基を高分子鎖内に導
入できるような化合物をいう。そのような化合物として
は例えば、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水エン
ディック酸、無水シトラコン酸、1−ブテン−3、4−
ジカルボン酸無水物、炭素数が18以下でかつ末端に二
重結合を有するアルケニル基で置換された無水コハク
酸、炭素数が18以下でかつ末端に二重結合を有するア
ルケジエニル基で置換された無水コハク酸等を挙げるこ
とができ、特に好ましいのは、無水マレイン酸、無水イ
タコン酸である。ラジカル重合性酸無水物は、2種類以
上を同時に用いても差し支えない。
【0010】ラジカル重合性コモノマーとは、エチレン
系の不飽和化合物であり、例えばエチレン系不飽和エス
テル、エチレン系不飽和アミド、エチレン系不飽和カル
ボン酸、エチレン系不飽和エーテル化合物等を挙げるこ
とができる。
【0011】エチレン系不飽和エステル化合物として
は、酢酸ビニル、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メ
タ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチ
ル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸
ベンジル等を例示することができる。エチレン系不飽和
アミド化合物としては、(メタ)アクリルアミド、N−
メチル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)ア
クリルアミド、N−プロピル(メタ)アクリルアミド、
N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−ヘキシル(メ
タ)アクリルアミド、N−オクチル(メタ)アクリルア
ミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジエチル(メタ)アクリルアミド等を例示すること
ができる。エチレン系不飽和化合物としては(メタ)ア
クリル酸、フマル酸、マレイン酸、クロトン酸、イタコ
ン酸等を例示することができる。エチレン系不飽和エー
テル化合物としては、メチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニル
エーテル、オクタデシルビニルエーテル、フェニルビニ
ルエーテル等を例示することができる。また、スチレ
ン、α−メチルスチレン、アクリロニトリル、メタアク
リロニトリル、アクロレイン、トリメトキシビニルシラ
ン、トリエトキシビニルシラン、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等も含まれる。
【0012】このうち好ましいものは、(メタ)アクリ
ル酸エステル類、酢酸ビニルであり、特に好ましいの
は、(メタ)アクリル酸エステルである。ラジカル重合
性コモノマーは2種類以上を同時に用いても差し支えな
い。
【0013】(B)熱可塑性樹脂は、一般に、融点が2
30℃以下であり、200℃以下が好ましく、60〜1
60℃が特に好ましい。この条件を満たす熱可塑性樹脂
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン、エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/ヘキセ
ン共重合体さらにはこれに少量のジエンを含む共重合
体、さらに1,4−ブタンジオール/コハク酸共重合
体、1,4−ブタンジオール/アジピン酸共重合体、エ
チレングリコール/コハク酸共重合体、1,4−シクロ
ヘキサンジメタノール/アジピン酸共重合体などのポリ
エステルをあげることができる。熱可塑性樹脂は2種類
以上を用いてもよい。
【0014】(C)天然物有機粉末としては、豚、牛等
の皮のようなコラーゲンを多量にふくむ動物組織を粉砕
処理して一般に得られる皮革粉(屑)、さらにこれを精
製したコラーゲン粉末、絹糸を粉砕して得られるシルク
パウダー、もみがら、カニ、エビ等の甲殻類の殻を精製
粉砕したキチン、キトサン粉末などが挙げられるが、特
にコラーゲン粉末が好適である。
【0015】繊維表面を平滑にし、風合いを出し、かつ
斑のない染色性を得るために天然物有機粉末の粒子径4
0μm以下である粒子の含量が85重量%以上であるこ
とが好ましい。85重量%未満では得られた樹脂組成物
を繊維状物に成形する際に紡糸性、延伸性が低下し、ま
た染色の均一性が失われることがある。
【0016】吸水度は、吸放質性を高める上で高いほど
良いが300重量%を越えると吸水により粉末の体積が
必要以上に増大して繊維の強度を低下させるので、実用
的ではない。
【0017】見かけの嵩密度は吸放湿速度を高くする上
では小さいほど良いが、0.03〜0.3g/ccが好
ましい。0.03g/cc未満では粉塵がたちやすくな
り、樹脂中に均一に分散させることが困難となる。ま
た、0.3g/ccを越えると吸放湿速度が著しく低下
して好ましくない。
【0018】樹脂組成物中の(A)成分は97〜1重量
%であり、70〜5重量%が好ましく、50〜10重量
%が特に好ましい。1重量%未満の場合、天然物有機粉
末の粒子が十分に分散せず、良好な紡糸性を有する樹脂
組成物が得られない。
【0019】樹脂組成物中の熱可塑性樹脂は0〜96重
量%である。すなわち、熱可塑性樹脂はなくてもよく、
変性ポリオレフィンと天然物有機粉末とを希釈する作用
を有する。樹脂組成物中の天然物有機粉末は3〜50重
量%であり、好ましくは7〜30重量%であり、さらに
好ましくは10〜20重量%である。天然物有機粉末が
3重量%未満では、得られる繊維に十分な吸放湿性、染
色性が得られず、また50重量%を越えると樹脂組成物
に均一に分散しないため、紡糸性が低下するだけでな
く、得られる繊維の強度が十分でない。
【0020】本発明の樹脂組成物は、上記の(A)、
(B)及び(C)の三成分を主成分とするものである
が、必要により他の添加剤を上記成分の特性を阻害しな
い程度で添加してもよい。添加剤としては、染料、顔
料、充填剤、核剤、繊維状物、可塑剤、滑剤、離型剤、
カップリング剤、発泡剤、耐熱剤、耐熱候剤、難燃剤、
帯電防止剤等が挙げられる。
【0021】本発明の樹脂組成物は、各成分を混合のの
ち混練することによって調製するが、その方法として
は、従来知られている溶融混練法を使用することができ
る。混合はリボンミキサーやヘンシェルミキサー等を用
いて行い、混練機としては一般に単軸または二軸の押出
機やバンバリーミキサーが用いられる。成形機、たとえ
ば繊維成形機の混練能力が十分な場合はドライブレンド
でも良い。配合の順序についてはとくに制限はなく、各
成分を順次あるいは同時に配合しても良い。
【0022】溶融混練する際の温度は、成分、配合等に
より(A)、(B)の各成分の溶融が十分進行し、かつ
各成分が分解しない温度を選定すればよく、通常は12
0〜250℃であり、150〜200℃が好ましく、1
60〜190℃が特に好ましい。120℃未満では天然
物有機粉末が十分に分散せず、繊維用に用いた場合、紡
糸性が著しく低下する。250℃を越えると天然物有機
粉末が熱劣化し、得られる繊維用樹脂組成物が着色する
ばかりでなく、吸放湿性や染色性が大幅に低下すること
がある。
【0023】本発明の樹脂組成物は射出成形、押出成
形、中空成形等により各種成形品に製造することができ
る。なかでもマルチフィラメント、モノフィラメント等
の押出成形に好適に用いることができる。マルチフィラ
メントまたはモノフィラメントは鞄用の基布、ベルト、
衣料品に加工されたり、ステープルとして紡績糸にも利
用できる。本発明の樹脂組成物は、従来のポリオレフィ
ンにない素材として、家屋、自動車、車両等の内装材料
を始め、スポ−ツ用品等のファッション性や高吸放湿性
を要求される繊維材料等に使用される。
【0024】マルチフィラメント成形の場合、樹脂組成
物は、押出機により、マルチフィラメント用ノズルから
吐出され、冷却ダクトで冷却固化された後、オイリング
ローラーにより集束剤が付与され、ロールに巻き取られ
る。押出温度は樹脂組成物が劣化せず、フィラメントの
集合体が成形加工できる範囲でできるだけ高い方が望ま
しく、例えば(C)成分としてポリプロピレンを用いた
場合は200〜230℃が好ましい。巻き取られた未延
伸糸は、延伸され、高強度化される。この際、一旦、ボ
ビンに巻き取られた後に別の工程で延伸を行う方法と、
巻き取られた後に直接延伸を行う方法がある
【0025】モノフィラメント成形の場合、樹脂組成物
は、押出機により、モノフィラメント用ノズルから押出
され、冷却水槽により冷却固化される。押出温度は樹脂
組成物が劣化せず、フィラメントの集合体が成形加工で
きる範囲でできるだけ高い方が望ましい。例えば(C)
成分として高密度ポリエチレンを用いた場合は190〜
230℃が好ましい。冷却された未延伸モノフィラメン
トは延伸され高強度化される。延伸は、湿式延伸、スチ
ーム延伸、熱板延伸、加熱ロール等による方法が用いら
れ、これらの任意の組み合わせにより、多段延伸も行う
こともできる。
【0026】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに詳細に説明する。なお、実施例および比較例の各物
性値は、下記の方法により測定した。
【0027】(1)コラーゲンと樹脂との分散度合い 所定の温度で押出機により溶融混練し、押出されたスト
ランドを目視によってその分散状態を以下に示す4段階
に評価した。 A:非常に均一分散している。 B:均一に分散している。 C:ある程度分散している。 D:全く混ざらず分離している。
【0028】(2)溶融紡糸時の紡糸成形性 所定の温度で溶融紡糸を行い、長時間安定して巻き取れ
る最大速度を求めた。そして、そのときにおけるノズル
から押し出される溶融物の線速度と巻き取り速度の比で
ある”最大ドラフト比”により紡糸成形性を評価した。
【数1】
【0029】(3)吸放湿性 試料(約10cm×15cmに編み上げたもの)を予め
80℃で1晩乾燥させた後、35℃ 90%RH環境下
に移し、経時による重量増加量を2時間まで測定した
(吸湿性試験)。その後、すぐに35℃ 35%RH環
境下に移して1時間まで経時による重量減少量を測定し
た(放湿性試験)。そして、以下に示す式により、2時
間後の吸湿率と1時間後の放湿率を算出し、評価した。
【数2】
【数3】
【0030】(4)染色性試験 染料として日本化薬(株)製KNH Red RS12
5を用い、染料濃度1%に水で希釈し、沸騰させた染料
液に試料を2時間浸漬した後引上げ、目視により染色性
レベルを4段階で評価した。 A:非常によく染まっている。 B:良く染まっている。 C:染まっている。 D:全く染まっていない。
【0031】(実施例1)(A)成分としてメルトフロ
ーレート(JIS K6760により測定)が10g/
10分であるエチレンとエチレン−エチルアクリレート
−無水マレイン酸3元共重合体(エチレン系共重合体)
を4.5kg、(B)成分としてメルトフローレート
(JIS K6758により測定)が28g/10分、
エチレン含有率が6.8重量%であるエチレン共重合ポ
リプロピレンを85.5kg、および(C)成分として
平均粒子径8μm、40μm以下である粒子の含量が9
0%以上であるコラーゲン粉末(昭和電工(株)製 商
品名:トリアゼット CX260−1)10kgをタン
ブラーに入れ、10分間混合後、30mmφ異方向2軸
押出機により、170℃で溶融混練しペレタイズして樹
脂組成物を得た。
【0032】この樹脂組成物を0.6mmφのノズルを
68個ダイスを備えた40mmφマルチフィラメント製
造装置により170℃にて押出し、ノズルから吐出され
たストランドを10℃の冷風にて冷却後、巻き取りロー
ルにより巻き取りを行った。そして別工程で80℃の熱
ロールに導き、次の熱ロールとの間で5倍の延伸を行っ
た。その結果、紡糸成形性に優れ、得られた繊維は表1
に示すように有機粉末と樹脂との分散性が非常に良く、
吸湿性、放湿性、染色性に優れ、手ざわりも皮調の高級
感のあるものであった。
【0033】(実施例2)(A)変性ポリオレフィン、
(B)熱可塑性樹脂、(C)天然有機粉末であるコラー
ゲンの重量を変更した以外は、実施例1と同様の方法で
樹脂組成物を製造し、繊維を得た。結果を表1に示す。
【0034】(実施例3)(C)成分として、平均粒径
20μm、40μm以下である粒子の含量が85%以上
であるコラーゲン粒子(昭和電工(株)製 商品名:ト
リアゼット CX280−1)を用い、(B)熱可塑性
樹脂、(C)天然有機粉末であるコラーゲンの重量を変
更した以外は、実施例1と同様の方法で樹脂組成物を製
造し、繊維を得た。結果を表1に示す。
【0035】(実施例4)(B)成分としてメルトフロ
ーレート(JIS K6760により測定)が20g/
10分、密度が0.96g/cm3 である高密度ポリエ
チレンを用いた以外は、実施例1と同様の方法で樹脂組
成物を製造し、繊維を得た。結果を表1に示す。
【0036】(実施例5)(B)成分としてメルトフロ
ーレート(JIS K6758により測定)が800g
/10分である低粘度ポリプロピレンを用いた以外は、
実施例1と同様の方法で樹脂組成物を製造し、繊維を得
た。結果を表1に示す。
【0037】(実施例6)(B)成分として、メルトフ
ローレート(JIS K7210により測定)が10g
/10分である1−4−ブタンジオール/コハク酸共重
合体脂肪族ポリエステルを用いた以外は、実施例1と同
様の方法で樹脂組成物を製造し、繊維を得た。結果を表
1に示す。
【0038】(実施例7)(A)成分として、無水マレ
イン酸を0.30重量%付加した変性ポリエチレン(エ
チレングラフト共重合体)を用いた以外は、実施例1と
同様の方法で樹脂組成物を製造し、繊維を得た。結果を
表1に示す。
【0039】(比較例1)(A)、(B)、(C)成分
の重量を変更した以外は、実施例1と同様の方法で樹脂
組成物を製造し、繊維の成形を試みたが、コラーゲンと
樹脂との分散性が悪く紡糸が不可能であった。
【0040】(比較例2)(B)成分として、メルトフ
ローレート(JIS K6758により測定)が14g
/10分であるプロピレン単独重合体を用いた以外は、
実施例1で(A)成分を用いない方法で樹脂組成物を製
造し、繊維の成形を試みたが、コラーゲンと樹脂との分
散性が悪く紡糸が不可能であった。
【0041】(比較例3)(C)成分として、コラーゲ
ン粉末を添加しなかった以外は実施例1と同様の方法で
樹脂組成物を製造し、繊維を得たが、吸湿性、放湿性、
染色性ともに悪かった。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の樹脂組成物は、
天然物有機粉末の分散が良いため、紡糸後得られる繊維
に表面吸放出性、吸水性、結露防止性、染色性の優れた
機能を付与することができる。従来のポリオレフィンに
ない素材として、家屋、自動車、車両等の内装材料を始
め、スポーツ用品等のファッション性や高吸放湿性を要
求される繊維材料に使用される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上倉 賢 神奈川県川崎市川崎区千鳥町3番2号 昭 和電工株式会社川崎樹脂研究所内 (72)発明者 斉藤 美奈 神奈川県川崎市川崎区扇町5番1号 昭和 電工株式会社化学品研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)変性ポリオレフィン97〜1重量
    %、(B)熱可塑性樹脂0〜96重量%と(C)天然物
    有機粉末3〜50重量%とからなる樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 天然物有機粉末が粒子径40μm以下で
    ある粒子の含量が85重量%以上であることを特徴とす
    る請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 天然物有機粉末がコラーゲン粉末または
    皮革粉であることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 繊維成形用であることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
JP2558695A 1995-02-14 1995-02-14 樹脂組成物 Pending JPH08217933A (ja)

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Cited By (2)

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