JPH08217996A - 白色容器 - Google Patents

白色容器

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JPH08217996A
JPH08217996A JP2570295A JP2570295A JPH08217996A JP H08217996 A JPH08217996 A JP H08217996A JP 2570295 A JP2570295 A JP 2570295A JP 2570295 A JP2570295 A JP 2570295A JP H08217996 A JPH08217996 A JP H08217996A
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JP
Japan
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white
container
pigment
weight
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP2570295A
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English (en)
Inventor
Fukuji Kitamura
福治 北村
Isamu Amano
勇 天野
Minoru Mita
実 三田
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Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kamaya Kagaku Kogyo Co Ltd
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Priority to JP2570295A priority Critical patent/JPH08217996A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高級感と清潔感とを兼ね備え、かつ光線によ
り劣化しやすい物品の容器として使用可能な白色容器
を、大量かつ安価に提供する 【構成】 光透過性を有する容器本体1の表面には、ア
ルミニウム顔料と白色顔料とが配合された塗膜(ベース
コート2)が形成され、かつベースコート2の表面に
は、白色顔料が配合された塗膜(トップコート3)が形
成されている。そして、これら容器本体1、ベースコー
ト2、及びトップコート3から、白色容器4が構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば化粧品や薬品等
の容器として用いられる白色容器に係り、特に、容器内
への光透過率を低下させるための白色容器の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば化粧品や薬品等のガラスまたはプ
ラスチック製容器には、高級感や清潔感があることか
ら、白色容器が好まれている。この白色容器としては、
従来より、ガラスまたはプラスチックからなる生地内に
白色の着色料を混練し成形したものや、ガラスまたはプ
ラスチックを成形してなる容器本体の表面に白色塗装を
施したもの等が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の白色容器の場合、外部から容器内への光線の透過が
避けられないため、光線により劣化しやすい物品の容器
としては使用できないという問題があった。
【0004】また、敢えてこのような物品の容器として
使用する場合には、容器本体の表面にアルミニウム等を
真空蒸着させて薄膜を形成し、この薄膜の表面に白色塗
装を行うことにより、容器内への光透過を防止してい
た。しかしながら、この方法では、大量の容器本体に対
し短時間で効率良く薄膜を蒸着させることが困難なた
め、容器の数量の確保や、生産効率の点で問題があっ
た。更に、透明な容器本体に薄膜を蒸着する場合が多い
ため、容器の形状等によっては、容器の内側から薄膜の
蒸着面が見えてしまい、高級感が薄れるという問題もあ
った。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、容器本体表面への塗装だけで、特に物品の劣化に及
ぼす影響が懸念される波長700nm以下の光線を、積
分球光透過測定による測定でも遮断可能な白色容器を提
供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の白色容器は、光
透過性を有する容器本体の表面に、アルミニウム顔料と
白色顔料とが配合された塗膜(ベースコート)が形成さ
れ、かつこの塗膜の表面に、白色顔料が配合された塗膜
(トップコート)が形成されていることをその特徴とす
るものである。以下、図面に基づき、本発明の具体的構
成について更に詳しく説明する。
【0007】図1は、本発明に係る白色容器の構造の例
を示すものである。符号1は容器本体で、この容器本体
1はガラスまたはプラスチック等により一体成形され、
かつ容器本体1の表面には、白色をなす塗膜(ベースコ
ート2)が、通常の塗装法により形成されている。
【0008】このベースコート2は、塗料用樹脂に、白
色顔料及びアルミニウム顔料を配合したもので、その配
合比は、塗料用樹脂中100重量部に対し、白色顔料中
10〜90重量部、アルミニウム顔料4〜60重量部と
することが望ましい。また、更に望ましくは、白色顔料
およびアルミニウム顔料の配合比をそれぞれ40重量
部、30重量部とする。白色顔料の配合割合が多すぎる
と、光沢の減少や塗膜強度の低下等が見られる場合があ
るため、白色顔料の配合比が多い場合には、アルミニウ
ム顔料の配合比を少なくする等、適宜選択する。
【0009】ここで、塗料用樹脂としては、例えばアク
リル系、メラミン系、ポリエステル系、エポキシ系、ビ
ニル系、及びウレタン系から選択される、熱硬化性、熱
可塑性の各種樹脂が使用可能で、白色顔料としては、例
えば酸化チタンまたは酸化亜鉛等が使用可能である。一
方、アルミニウム顔料には、市販されているアルミニウ
ム顔料を適宜選択して使用すればよいが、平均粒径5〜
20μmの偏平状金属アルミニウム顔料の使用が望まし
い。また、更に望ましくは、偏平状金属アルミニウム顔
料の平均粒径を10μm程度とする。
【0010】ベースコート2の表面には、白色をなす塗
膜(トップコート3)が、通常の塗装法により形成され
ている。このトップコート3は、塗料用樹脂に白色顔料
を配合したもので、その配合比は、塗料用樹脂100重
量部に対し、白色顔料20〜70重量部とすることが望
ましい。また、更に望ましくは、白色顔料の配合比を4
0重量部とする。
【0011】ここで、塗料用樹脂としては、ベースコー
ト2と同様の各種樹脂が使用可能である。また、白色顔
料としては、耐候性が要求されることから、ルチル型酸
化チタンの使用が望ましい。そして、これら容器本体
1、ベースコート2、及びトップコート3から、白色容
器4が構成されている。
【0012】トップコート3中に、例えばシリカ系、樹
脂系等のつや消し剤を配合することにより、つや消しの
白色容器を得ることも可能である。また、トップコート
3の表面に、透明な塗膜(紫外線硬化性塗膜等も含
む。)を形成して、白色容器4の光沢や表面硬度等を改
良することも可能である。トップコート3の表面に、任
意の印刷により装飾等を施してもよい。
【0013】上記構成を有する白色容器4は、高級感と
清潔感とを兼ね備えた外観を呈している。また、主とし
て容器本体1の表面に形成されたベースコート2中の白
色顔料とアルミニウム顔料の相互作用により、積分球光
透過測定でも波長700nm以下の光線の大部分が遮断
され、その結果、外部から容器4内への光線の透過が殆
どなく、内容物の光線による劣化が確実に防止される。
以下、その理由について説明する。
【0014】すなわち、本発明者らの研究によれば、ベ
ースコート2として、アルミニウム顔料のみを配合した
ものを用いると、容器表面に対しほぼ垂直な光線に対す
る光透過率は殆ど0となるが、積分球光透過測定による
光透過率では良い結果が得られない。これは、図2に示
すように、アルミニウム顔料のみを配合したものでは、
斜め方向からベースコート2に入射した光線がアルミニ
ウム顔料間で反射を繰り返し、やがて、ベースコート2
を通過するためと考えられる。
【0015】一方、ベースコート2に白色顔料とアルミ
ニウム顔料とを配合すると、図3に示すように、斜め方
向からベースコート2に入射した光線がアルミニウム顔
料間で反射を繰り返すためベースコート2中における光
線の通過距離が長くなり、かつこの光線はアルミニウム
顔料間に存在する多数の白色顔料粒子に衝突する。そし
て、この白色顔料粒子との衝突により光量が予想外に著
しく減衰し、容器4内への光線の透過が防止されるので
ある。
【0016】更に、通常の塗装法により容器本体1の表
面に上記2層の塗膜を形成させるだけで白色容器4が製
造可能であるため、生産性に優れ、生産コストが軽減さ
れる。
【0017】しかも、ベースコート2が白色に近い色調
を有するため、白色容器4の内側から塗膜を見ても違和
感がなく、白色容器4の有する高級感が損なわれること
はない。すなわち、本発明によれば、高級感と清潔感と
を兼ね備え、かつ光線により劣化しやすい物品の容器と
して使用可能な白色容器を、大量かつ安価に提供するこ
とが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、具体的な実施例を挙げ、本発明および
その効果について説明する。容器本体としてガラス瓶を
用意し、ブラシを用いて水洗、乾燥させるとともに、表
1に示す組成に基づき、ベースコート用塗料を調整し
た。
【0019】
【0020】このベースコート用塗料を自動エアスプレ
ーにて容器本体表面に吹き付け塗装した後、遠赤外線乾
燥炉にて予備乾燥(100℃、5分間)させた。その結
果、乾燥後の厚みが約20μmであるベースコートが形
成された。
【0021】一方、表2に示す組成に基づきトップコー
ト用塗料を調整し、このトップコート用塗料を自動エア
スプレーにてベースコート上に吹き付け塗装した後、遠
赤外線乾燥炉にて予備乾燥(80℃、2分間)させ、更
に、遠赤外線乾燥炉にて焼付処理(180℃、20分
間)を行った。その結果、乾燥後の厚みが約20μmで
あるトップコートが形成され、容器本体上にベースコー
トとトップコートとからなる2層の塗膜を有する白色容
器が得られた。
【0022】
【0023】この白色容器は純白色で光沢を有し、高級
感と清潔感とを兼ね備えた外観を呈していた。また、そ
の塗膜の波長300〜700nmにおける積分球透過測
定(茨城県工業技術センターにて測定した。)による光
透過率は、図4に示す通り、最大値で0.17%以下で
あった。
【0024】上記手順により得られた塗膜の組成を重量
部に換算し、実施例1として表3中に示した。また、実
施例2〜5は、上記の樹脂および顔料を最終的に表3中
で示すような比率となるようそれぞれ配合し、かつ上記
実施例1と同様の手順でガラス瓶の表面に塗膜を形成さ
せたものである。一方、比較例は、ベースコート中にア
ルミニウム顔料が添加されていないことを除き上記実施
例1と同様の組成である塗膜を、上記実施例1と同様の
手順でガラス瓶の表面に形成させたものである。これら
実施例および比較例にて得られた塗膜の300〜700
nmにおける積分球透過測定による光透過率も表3に併
せて示した。
【0025】 注:各塗膜の組成はいずれも重量部で示す。
【0026】表の結果から、上記各実施例における塗膜
の光透過率は、いずれも比較例を大きく下回っているこ
とがわかる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、高
級感と清潔感とを兼ね備え、かつ光線により劣化しやす
い物品の容器として使用可能な白色容器を、大量かつ安
価に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る白色容器の構造の例を示す半裁断
面図である。
【図2】アルミニウム顔料のみが配合されたベースコー
トにおける光線の通過状況の例を示す模式図である。
【図3】白色顔料とアルミニウム顔料が配合された(本
発明の白色容器に使用される)ベースコートにおける光
線の通過状況の例を示す模式図である。
【図4】本発明に係る白色容器の塗膜に対する、波長3
00〜700nmにおける積分球透過測定による光透過
率の測定結果の例を示す図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 ベースコート 3 トップコート 4 白色容器
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】このベースコート2は、塗料用樹脂に、白
色顔料、及びアルミニウム顔料を配合したもので、その
配合比は、塗料用樹脂100重量部に対し、白色顔料
0〜90重量部、アルミニウム顔料4〜60重量部とす
ることが望ましい。また、更に望ましくは、白色顔料お
よびアルミニウム顔料の配合比をそれぞれ40重量部、
30重量部とする。顔料の配合割合が多すぎると、光沢
の減少や塗膜強度の低下等が見られる場合があるため、
白色顔料の配合比が多い場合には、アルミニウム顔料の
配合比を少なくする等、適宜選択する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】上記手順により得られた塗膜の組成を固形
分の重量部に換算し、実施例1として表3中に示した。
また、実施例2〜5は、上記の樹脂および顔料を最終的
に表3中で示すような比率となるようそれぞれ配合し、
かつ上記実施例1と同様の手順でガラス瓶の表面に塗膜
を形成させたものである。一方、比較例は、ベースコー
ト中にアルミニウム顔料が添加されていないことを除き
上記実施例1と同様の組成である塗膜を、上記実施例1
と同様の手順でガラス瓶の表面に形成させたものであ
る。これら実施例および比較例にて得られた塗膜の30
0〜700nmにおける積分球透過測定による光透過率
も表3に併せて示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65D 23/08 B65D 23/08 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光透過性を有する容器本体の表面に、ア
    ルミニウム顔料と白色顔料とが配合された塗膜(ベース
    コート)が形成され、かつこの塗膜の表面に、白色顔料
    が配合された塗膜(トップコート)が形成されているこ
    とを特徴とする白色容器。
  2. 【請求項2】 前記ベースコートに、塗料用樹脂、白色
    顔料、及びアルミニウム顔料が配合され、かつその配合
    比が、塗料用樹脂100重量部に対し、白色顔料10〜
    90重量部、アルミニウム顔料4〜60重量部であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の白色容器。
  3. 【請求項3】 前記アルミニウム顔料として、平均粒径
    5〜20μmの偏平状金属アルミニウム系顔料が使用さ
    れることを特徴とする請求項2記載の白色容器。
  4. 【請求項4】 前記トップコートに塗料用樹脂及び白色
    顔料が配合され、かつその配合比が、塗料用樹脂100
    重量部に対し、白色顔料20〜70重量部であることを
    特徴とする請求項1,2または3記載の白色容器。
  5. 【請求項5】 前記トップコートに、つや消し剤が配合
    されていることを特徴とする請求項1,2,3または4
    記載の白色容器。
  6. 【請求項6】 前記トップコートの表面に、透明な塗膜
    が形成されていることを特徴とする請求項1,2,3,
    4または5記載の白色容器。
JP2570295A 1995-02-14 1995-02-14 白色容器 Pending JPH08217996A (ja)

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ID=12173128

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Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050927

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20060214

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